藤原道山さんの舞台での演奏も,テレビやCDでの演奏も何回か聴いたことがありますが,どうもいまいち物足りなく感じます。音は確かに美しく,テクニックも素晴らしいのですが,演奏や音自体に「尺八で演奏する必要性」を感じないのです。尺八という楽器がもっている,強烈な個性を感じないのです(若いから,と一言で片付ける人もいますが…)。「必要性」でいうのなら,邦山先生の演奏にも同様の印象をもつことがあります。音楽集団の演奏を始めて聴いた時に感じた尺八のロの乙の物足りなさや,尺八でポピュラーを演奏して受けた時に感じるむなしさ,に似たものがあります。 ようやく,また尺八を勉強しようかという気になってきました。5月の杉山合宿をきっかけにしたいと思っています。刺激を楽しみに,合宿に参加したいと思います。 (林様) 石垣さんの曲で,いくつか楽譜が公刊されました。楽譜の販促もかねて,そのような曲はどうでしょうか。 |
No.398 - 2004/03/10(Wed) 09:04:18
| ☆ Re: 尺八の音色 / 林 秀明 | | | 畑さんへ 最近の公刊譜という意味だと思いますが,何曲か選曲をお願いします。 藤原道山の演奏についてですが,他の洋楽器との合奏や,広く可能性を求めるということでは,ひとつの奏法だと思います。「これが尺八だ。」のような吹き方ばかりだと受け入れられない面もあるのではないでしょうか。 |
No.399 - 2004/03/11(Thu) 08:36:31 |
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