脚本:本田雅也 監督:武居正能
(1) アーク初の本格的な怪獣SF レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。大変な残暑もようやく一段落の模様ですが、能登半島に大雨特別警報と大変な自然災害ですがいかがでしょうか。 今回は前半クライマックスの前後編、脚本の本田雅也さんは特撮初執筆、監督の武居さんはオーブ以来のニュージェネレーションシリーズ演出の大黒柱、メイン監督作以外にもタイガ、ゼット、トリガー、ブレーザーで11,12話を担当されて、そして、話は怪獣SF、オカグビラ登場、SKIPのメンバーは謎の振動を調べて、住民から苦情、怪獣出現、避難所開設と、最近のウルトラシリーズの定番ですが、メインのロボット、ギヴァスの登場は、オーブなどに出たギャラクトロンの登場を思わせるもので、11話内容ではギヴァスを防衛隊は「敵」と見なしたものの、そんな容易な展開ではなく、アークはハードSF展開のブレーザーと対照的ハートフルストーリーでやって来たものの、今回は過去のウルトラシリーズのSF展開と異なる要素もあり、そして、シュウが離脱→まさかのクロコ星人と会う!後半への伏線の展開、ウルトラシリーズは最近脚本、シリーズ構成凝っていて、シリーズ全体への伏線を展開、最後に回収のものは平成以降のウルトラシリーズで定番、そして、シュウの行動から防衛隊とSKIPの溝もあるものの、それが容易なものでなく、30分見事なドラマ性に見せられました。工事現場の音がオカグビラを呼び寄せた、SF設定は冴えています。 (2) 怪獣の苦情聞き 冒頭、リンが住民に調査、さらにユウマとシュウは個別訪問で怪獣のことを調べて、騒音に住民の苦情出てそれを聞いて、怪獣探知機に反応なしとユウマの言ったとたんにオカグビラ出て、この点、SKIPは戦闘部隊でなく、調査組織の意味が活きていて、そしてSKIPに怪獣のことで苦情来て、現実に怪獣災害だと、このような組織に苦情の来るのは必須、帰マンのシーモンス・シーゴラス後編では、長官がMATは何をしていた、都民にはMAT不要論出ていると激高、あれは本放送で激怒したものの、しかし阪神淡路大震災を経験して、自分がシーモンス、シーゴラスの場にいたらMAT不要論を言うかと思い、しかしその後、怪獣の苦情はウルトラシリーズでは具体化はなかったものの、現実には意味の深いものをものを見ました。 (3) オカグビラ、今回は敵か? 今回登場のオカグビラ、グビラはオーブ以降最後は逃がされるものが多かった、要するに共存できる怪獣でしたが、む今回はかなり凶暴なもの、ツイッター(X)では、特別総集編に一瞬出てきたオカグビラ、今回が本格的登場のものと指摘もあり、その詳細は不明ですが、どうやらギヴァスの発する振動などに誘われた模様、怪獣のもの、9,10話と切ない内容のもの、今回はSF志向、もちろんこういうバラエティーに富んだ内容がウルトラシリーズの真骨頂です。 (4) 突然、ギヴァス登場 オカグビラ暴れて、姉弟を助けるためにユウマはアークに変身、そしてオカグビラと対峙、この世界では、オカグビラは星元市に初登場、地底に逃げてまた後ろから攻撃と、初代ウルトラマンのアントラー以来の定番、すると、突然メロディとともに空からロボット出現、武居さんはロボット好き、そしてウルトラシリーズのロボットはキングジョー以来強いものが多く、クレージーゴンにもセブンは苦戦、帰マンはビルガモに(人質取られていたためもあるが)苦戦、平成以降でもティガのゴブニュは強敵、ロボットでもキングジョーのような昭和テイストでなく、ガンダムのモビルスーツのような雰囲気、しかし今回、ギヴァスはどうやらギャラクトロンのような敵対ではなく、ギヴァスは敵を見つけたと発して、これだけ見ると侵略ロボットと思うものの、特異な音を出して人々を苦しめて、オープニングにギヴァスは一瞬出て、ギヴァスはオカグビラにも攻撃、そして、アークは敵だと思い攻撃、すると、ギヴァスは表と裏を変えての攻撃、二面怪獣はレオのアシュランなどいたものの、このギミックにはビックリ!背面のものを飛ばしてアークを制圧、八つ裂き光輪も跳ね返して、この点はマックスのイフを思わせるもの、少女ユミの危機にルーナアーマーで守るなど、今までにない展開でした。 |
No.12315 - 2024/09/21(Sat) 15:36:01
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