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ウルトラマンメビウス・ファン感想掲示板

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ウルトラマンアーク 第16話 恐れの光 考察 NEW / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根本歳三 監督:越知靖

(1) ブレーザー客演の出だし
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。11月になりいきなり寒くなり、衣替えせず寒い人もいて、他方11月なのに警報級の大雨ですがいかがでしょうか。
 今回はザディーメ対しても、どうやら異世界とつながる尻尾残り(ここでの怪獣の鳴き声はモグージョン)、オニキス案件は終わっていないもの、オーブで、マガオロチをサンダープレスター倒しても、尻尾からゼッパンドン現れたようなものを想起、今回はブレーザーに出たモグージョン、そしてブレーザーの人気キャラクター、ザンギルの再登場、どうやら、マルチバースで、それもどうやら今月の4話はブレーザー関係の話続くもの、ウルトラシリーズで過去の作品のキャラクターが出るものは、怪獣再登場はたくさんあってもせいぜい2話、今回はブレーザー関係を4話やり、さらに怪獣ヘルナラクもどうやら18話に登場、今回はザンギル、オープニングに名前あっても唐突な登場、さらにラストシーンにまさかのもの、各シリーズごとの有機的結びつきうまくやって、今回はSNSで、ザンギル、コーヒー好きでシュウの淹れたコーヒー、SKIP分所で飲むのか、それらも注目、ともかく、うまくシリーズやってくれて素晴らしいです。
(2) シュウ(石堂)離任
 そして、オニキス案件解決で、シュウは宇宙科学局に戻ることになり、しかしこういう展開だと、新たな事件起きて元のところに居続ける展開は昭和から、ヒーロー作品、刑事ドラマなどで無数あったもの、しかし、事件起きて、シュウは宇宙科学局に戻らずSKIP星元分所にいることになり、予想通り、こちらではサンテレビで太陽にほえろを日曜日に再放送して、テキサス殉職編などその典型、こういう刑事ドラマ、ヒーローものは70〜80年代にはたくさんやっていて、昭和的な展開、僕ら昭和世代には懐かしいですが、最近の、70〜80年代のテレビを知らない世代にはどう写っているのか、気になります。そして、全て終わったか不明、それまではSKIPにいるもの、シュウ、16話にして初めてシュウと呼んでくれになり、SKIPのチームワークは素晴らしいです。
(3) 最初と最後にユウマ、シュウの通勤のやり取り
 そして、最初と最後に、ユウマ、シュウのやり取り、離任、しかしコーヒーメーカーは置いて、宇宙科学局に戻り、しかし情報漏洩防ぐためにあまり仲間と関わらない、反面、SKIP星元分所はチームワークの見事さ、ユウマ、防衛隊でなくSKIPは、怪獣を調べてたくさん守れるというのはなるほどです。そしてこれまた鉄板、すぐに来てくれ、昭和のヒーロー、刑事ドラマ的です。
(4) 予想通り?事件発生
 …で、この手の鉄板の展開、事件発生、サブタイトルの恐れの光はモグージョンの発したもの、ブレーザーで一度倒されたもの、それがどうやらオニキス関係、ブレーザー世界とつながりモグージョン、ザンギルとアーク世界に来た模様、つくづくマルチバース設定はよくできて、そしてモグージョンの光を見た男が湯豆腐怖い!この手の、突拍子もない展開はユニーク、SFとしても面白いもの、そこで、ユウマが、モグージョンの光を見たらダメだと気づいて、で、ユウマはサングラス、シュウはバイクのヘルメット!ヒロシは何と溶接に使うもの!こういうネタ的なものは歓迎、最後にはユウマ、サングラスなくした、あれは高かったのに!ザ・昭和ネタ、さらにブレーザーの設定を生かした展開、脚本の根本さんも監督の越さんもブレーザーのスタッフ、なかなか見事な展開でした。
No.12332 - 2024/11/02(Sat) 15:38:56

ウルトラマンアーク 第16話 恐れの光 考察(その2) NEW / 棺桶のジョー [近畿]

(5) 怪獣また出る
 ユピー、現場に行き、毒ガス、細菌はないというもの、これらはテレビでは表現規制にかかるもので、仮面ライダーはバイクに、道路交通法のためになかなか最近は乗れず、他方ウルトラマンは表現規制ギリギリやってくれて、昨年のイルードもオウム事件以来の毒ガス(実質)をやってくれていいものです。
(6) ユウマ、シュウの最高タッグ
 そして、ユウマ、シュウは実に素晴らしいコンビ、シュウはモグージョンの光を見て幻想にとらわれてなかなか大変、しかし、冷静さ取り戻して、ユウマに逃げて、もちろんユウマ、シュウを置いて逃げられるわけなく、モグージョンの登場、しかし攻撃をすり抜けて、と、ザンギル人間態により変化、こういう展開、ウルトラシリーズで何度もあったもの、意味のある展開でした。
(7) SKIP本部で仕切り直し
 被害者、視神経に異常、モグージョンは相手の怖れるものを見せて、ネロンガみたいに半透明でなく、実体ない、怪獣探知機にかからず、視覚と聴覚ある、実体ない、リンは幽霊みたい、シュウは宇宙の生命体と言い、ヒロシ、対抗策考える時間はというと、電話かかり毎度おなじみ展開、モグージョンとユピー命名、そしてSKIP活躍、シュウは目を守らないと…と、ザ・昭和ネタで対抗です。
(8) SKIP、アークvsモグージョン
 モグージョン、ユーの探査で質量ゼロとわかり、こちらの攻撃すり抜けて、モグージョンは実態なし、意を決したユウマはアークに変身、これ、回りにバレないかと思う、これまたザ・昭和ネタ、アークとモグージョンは光線で応戦、防衛隊は間に合わない、シュウたちでやる→やれる、リンもやるっきゃない、これまたザ・昭和ネタ、そして、アークの意図をシュウは理解、SKIPとウルトラマンの完璧な意思疎通、これはどのシリーズでもあり、アークは苦戦、カラータイマー赤に、と…
(9) サプライズ、ザンギル助太刀!
 鬼には鬼、ザンギル、唐橋充さんの声で現れたもの、オープニングにあったものの、サプライズ、ザムシャーの弟子ザンギル、剣で相対するものをアークに伝授、ザンギルは本当にいいキャラクター、アークとザンギルのコラボで、攻撃効いて、今回のザンギルはデッカーに出たグレゴール人グレースみたいに準ウルトラマン、しかし、ザンギルは古傷痛む模様、これは次回に解明でしょうが、アークはバリアでモグージョンの光線攻撃を避けて、アークファイナライズで剣に続いて撃退、いや、カッコいいの一言、そしてアークとシュウの意思疎通、おそらく、前回の様子でシュウはアークが・・・なのでしょう。
(10) 素晴らしいユウマとシュウのコンビ
 ユウマ、サングラスなくしたというザ・昭和ネタ、そして、翌日も通勤にユウマ、シュウのやり取り、シュウは、SKIP星元分所に残り、謎の怪獣、宇宙人で星元市離れられない。シュウは宇宙人は危険だと思い、これは昭和の、宇宙の騎士テッカマンの城二、シルバー仮面の光三にあり、理解するのもそれらと同じ、そして、シュウはみんなが名前で呼び合うのにいいと思い、ウルトラシリーズではファーストネームメイン、トリガー、デッカーみたいに隊長が苗字で呼ぶのは異例、前作ブレーザーでは、ゲント隊長、ファーストネームで呼ぼう、ロボットアニメでも、アムロなどファーストネーム呼ぶのがメイン、日本のヒーローものの定番…と、等身大ザンギル現れて、今後楽しみです。
(11) モノマガジン、またもやウルトラマン特集
 昨日発売のモノマガジン、ウルトラマン特集、昨年来4回目ですが何とアマゾンでは売り切れ、このところのウルトラマン人気はスゴイ、そしてウルトラマンカードゲーム始動、これはウルトラマンのメイン市場は中国で、日本にいると実感ないものの、中国ではウルトラマンのカード人気大変なもの、何と売上高630億円!…ただ、兵庫の住宅展示場などでのウルトラマンのイベントは今月もなし、アーク撮影会は小学生以下の子連れのみ、しかしいずれやってくれるはず、また、昨日ゴジラ-1.0地上波放映、山崎貴さんによる新作ゴジラも発表、80年代に特撮暗黒時代、ゴジラ、ウルトラマン、仮面ライダーの定期的なシリーズのない時代は過去、今や特撮黄金時代です。マイコプラズマ肺炎も流行り、気候変動大変です、皆さんお元気で。


No.12333 - 2024/11/02(Sat) 15:39:41
ウルトラマンアーク 第11話 メッセージ 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:本田雅也 監督:武居正能

(1) アーク初の本格的な怪獣SF
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。大変な残暑もようやく一段落の模様ですが、能登半島に大雨特別警報と大変な自然災害ですがいかがでしょうか。
 今回は前半クライマックスの前後編、脚本の本田雅也さんは特撮初執筆、監督の武居さんはオーブ以来のニュージェネレーションシリーズ演出の大黒柱、メイン監督作以外にもタイガ、ゼット、トリガー、ブレーザーで11,12話を担当されて、そして、話は怪獣SF、オカグビラ登場、SKIPのメンバーは謎の振動を調べて、住民から苦情、怪獣出現、避難所開設と、最近のウルトラシリーズの定番ですが、メインのロボット、ギヴァスの登場は、オーブなどに出たギャラクトロンの登場を思わせるもので、11話内容ではギヴァスを防衛隊は「敵」と見なしたものの、そんな容易な展開ではなく、アークはハードSF展開のブレーザーと対照的ハートフルストーリーでやって来たものの、今回は過去のウルトラシリーズのSF展開と異なる要素もあり、そして、シュウが離脱→まさかのクロコ星人と会う!後半への伏線の展開、ウルトラシリーズは最近脚本、シリーズ構成凝っていて、シリーズ全体への伏線を展開、最後に回収のものは平成以降のウルトラシリーズで定番、そして、シュウの行動から防衛隊とSKIPの溝もあるものの、それが容易なものでなく、30分見事なドラマ性に見せられました。工事現場の音がオカグビラを呼び寄せた、SF設定は冴えています。
(2) 怪獣の苦情聞き
 冒頭、リンが住民に調査、さらにユウマとシュウは個別訪問で怪獣のことを調べて、騒音に住民の苦情出てそれを聞いて、怪獣探知機に反応なしとユウマの言ったとたんにオカグビラ出て、この点、SKIPは戦闘部隊でなく、調査組織の意味が活きていて、そしてSKIPに怪獣のことで苦情来て、現実に怪獣災害だと、このような組織に苦情の来るのは必須、帰マンのシーモンス・シーゴラス後編では、長官がMATは何をしていた、都民にはMAT不要論出ていると激高、あれは本放送で激怒したものの、しかし阪神淡路大震災を経験して、自分がシーモンス、シーゴラスの場にいたらMAT不要論を言うかと思い、しかしその後、怪獣の苦情はウルトラシリーズでは具体化はなかったものの、現実には意味の深いものをものを見ました。
(3) オカグビラ、今回は敵か?
 今回登場のオカグビラ、グビラはオーブ以降最後は逃がされるものが多かった、要するに共存できる怪獣でしたが、む今回はかなり凶暴なもの、ツイッター(X)では、特別総集編に一瞬出てきたオカグビラ、今回が本格的登場のものと指摘もあり、その詳細は不明ですが、どうやらギヴァスの発する振動などに誘われた模様、怪獣のもの、9,10話と切ない内容のもの、今回はSF志向、もちろんこういうバラエティーに富んだ内容がウルトラシリーズの真骨頂です。
(4) 突然、ギヴァス登場
 オカグビラ暴れて、姉弟を助けるためにユウマはアークに変身、そしてオカグビラと対峙、この世界では、オカグビラは星元市に初登場、地底に逃げてまた後ろから攻撃と、初代ウルトラマンのアントラー以来の定番、すると、突然メロディとともに空からロボット出現、武居さんはロボット好き、そしてウルトラシリーズのロボットはキングジョー以来強いものが多く、クレージーゴンにもセブンは苦戦、帰マンはビルガモに(人質取られていたためもあるが)苦戦、平成以降でもティガのゴブニュは強敵、ロボットでもキングジョーのような昭和テイストでなく、ガンダムのモビルスーツのような雰囲気、しかし今回、ギヴァスはどうやらギャラクトロンのような敵対ではなく、ギヴァスは敵を見つけたと発して、これだけ見ると侵略ロボットと思うものの、特異な音を出して人々を苦しめて、オープニングにギヴァスは一瞬出て、ギヴァスはオカグビラにも攻撃、そして、アークは敵だと思い攻撃、すると、ギヴァスは表と裏を変えての攻撃、二面怪獣はレオのアシュランなどいたものの、このギミックにはビックリ!背面のものを飛ばしてアークを制圧、八つ裂き光輪も跳ね返して、この点はマックスのイフを思わせるもの、少女ユミの危機にルーナアーマーで守るなど、今までにない展開でした。
No.12315 - 2024/09/21(Sat) 15:36:01

ウルトラマンアーク 第11話 メッセージ 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) 敗北、変身解除
 そして、アークはギヴァス、オカグビラの攻勢に押されて敗北、変身解除、ウルトラシリーズでは変身解除は、デッカー23話であったものの珍しい、仮面ライダー、スーパー戦隊ではヒーローが攻撃を受けて変身解除は、特に平成以降たくさんありますがウルトラシリーズでは異例、そして、今回は30分の中盤にウルトラマン出て、途中で変身解除、その後はウルトラマンのバトルはなく、これはもちろん前後編構成だからできるもの、新鮮な展開を求める脚本に脱帽です。
(6) ユミを守ったギヴァス?
 ギヴァスはアークを退けて闊歩、しかしユミとダイちゃんを踏みつけず、これは当然の展開ですが、単なる悪役ロボットでなく、ユミはギヴァスにありがとうと言うもの、これは日本の怪獣SFの伝統、意味のある展開でした。
(7) 太陽のない星
 夜になり、停止したギヴァスの分析をリンがして、直立不動で6時間、ヒロシ、ギヴァスは自立型ロボット、そしてメロディの意味は把握されず、SKIPはワンストップセンター、苦情係、ユウマは、ギヴァスはユミを守り、対話可能といい、どんな宇宙から来たか、ユウマはギヴァスのメロディを解析、ギヴァの星には太陽はいくつあるかとリンは問い、ユピーは太陽のない惑星、宇宙には太陽を持たず月のみの惑星あるというもの、怪獣考証はなかなかスゴイ、ウルトラシリーズは基本的にSF志向強く、一時タロウ、レオはお子様ランチと批判されたものの、それは作品が知られなかった時代のこと、今はウルトラシリーズのSF志向、セブン、ブレーザーほど徹底されずともに各シリーズ意味あり、雰囲気は素晴らしいです。
(8) ユウマとシュウの確執
 ユウマとシュウ、今まで見事なコンビネーションを見せて、しかしユウマはギヴァスのこと、仲間になれると見て、シュウは当初、敵の証拠なし、しかし敵対行為を見るもの、防衛隊の存在、ウルトラシリーズでは第2次シリーズで特捜チームと上層部の対立がよく描かれて、平成以降も引き継がれて、ユウマは基本的に民間人、シュウは軍人というより警察の存在、そしてシュウはいつも丁寧語で語り、二人はコンビネーションはいいものの、齟齬を経て変わるものを見ました。
(9) ギヴァスの意味!
 そして、ギヴァスの意味は町を妨げるもの、「敵」として、侵略目的、そしてシュウ戻り、ギヴァスは光線を発して、人体に悪影響か、しかし、防衛隊はギヴァスを敵と見て、客観的証拠では、ギヴァスは侵略平気とシュウは見なしてそれでもユウマはギヴァスと対話できると主張、ヒロシは、ちょっと一息入れようと、そして朝になり、ユウマはギヴァスを見るもの、こういう展開のウルトラシリーズの話は前例なく、メッセージの意味は、ギヴァスの意味、そして、後編でクロコ星人助太刀、ユウマはギヴァス内部に進入、ギヴァスはテラフェイザーみたいにアーク後半のキーキャラクターになると思われて、今後も目が離せない、今までのウルトラシリーズの伝統を踏まえつつ、新しいものも模索するアーク、これからも期待です。今朝のラジオの川柳番組、熱帯に生まれた覚えはないけれどいうものもありましたが、やっと秋きます、皆さんお元気で。
No.12316 - 2024/09/21(Sat) 15:37:01

Re: ウルトラマンアーク 第11話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
ギャラクトロンとは違い、耳障りな音をたてて降りてきたギヴァス、しかし彼の出てきた場所は「天の瞼」ではなく、しかも手を差し伸べるような仕草をしました。撃たれたから撃ち返した感じなので、敵と認定出来かねるのも当然ですが、現時点でのギヴァスの訳は「敵」。共闘する戦士を求めているのかもと思いましたがどうでしょう。
ところで、「アーク」にはメビウスの要素もかなり入っていると思います。所長の名前、シュウさんのコーヒー好き、「ユピーにお任せ」=「僕に任せて下さい」、仮想空間での共闘、「防衛隊の人だ」=「ミライ君はウルトラマンだからね」。
それでは今日はこれにて失礼致します。
No.12317 - 2024/09/26(Thu) 16:08:18

ウルトラマンアーク 第12話 お前はギヴァス 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:本田雅也 監督:武居正能

(1) 前代未聞 中ボスとの和解
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。ムチャクチャな残暑は一段落したものの、能登半島では震災に続いて大変な豪雨災害、世界も激変ですがいかがでしょうか。
 今回のクライマックス、前回に出たギヴァスは、大半のファンがてっきりギャラクトロンみたいな侵略ロボットで後半はアークに倒されると見ていたら、ギヴァスは滅んだ惑星の生き残り、そして、月を見て、自分にとってユウマは味方とわかり、防衛隊の攻撃の前に地球を去る展開にはビックリ、さらに、最後ギヴァスを、アークでなくユウマが変身解除してするもの、このような展開はウルトラシリーズ初めて、今回はハードSFより、アーク本筋のハートフルストーリーで、もちろんウルトラシリーズには怪獣を倒さず逃がす展開は無数にあるものの、意外な展開、ニュージェネレーションシリーズは、メビウス以前の作品とは異なる要素で、そしてウルトラシリーズの真髄、ヒューマニズムこそ最大の力という展開をうまくやってくれました。アークのテーマはイマジネーションですが、敵対・攻撃を否定して、もちろんこれはウルトラシリーズ58年変わらない哲学、素晴らしいものでした。
(2) クロコ星人、ヌマタ助太刀
 冒頭、ユウマは銭湯(それもザ・昭和)に入り、前回の展開に悩んで、と、背中流そうとクロコ星人ヌマタ、アキラ100%さん演じる名キャラクター再登場!何と言っても唐草模様の風呂敷はこれまたザ・昭和(初代ウルトラマンの故郷は地球で゛避難する人使っていた)ヌマタはまたあけぼの荘で働き、それはシュウの配慮によるもの、ウルトラシリーズではこういう善良な宇宙人、昭和では悲劇的結末(メイツ星人、ミラクル星人など)になるものの、今回は人間社会に溶け込んで、ユウマ、SKIPの味方になり、SNSでは、アキラ100%さんは仮面ライダーゼロワンでも上半身裸のシーンあり、銭湯は今や絶滅危惧種ですが、オーブでは主人公たちが銭湯に行く展開もあり、今回はユウマとヌマタ、銭湯に漬かり解決策を模索、仮面ライダーリバイスでは、主人公たちの実家が銭湯という設定もありましたが、今回出てきた銭湯はまさにザ・昭和、友好的キャラクターとの共存は意味ありました。ヌマタは本当に素晴らしいキャラクター、また出そうですし、ユウマはギヴァス守れるという、こういうサブキャラの魅力は最高です。そして、シュウはユウマをしっかり配慮、素晴らしいドラマです。
(3) ギヴァスは敵か?
 このように、地球に突然現れたロボット、戦闘能力を持つものは大半敵キャラ、ギャラクトロンがその典型、そして防衛隊は攻撃に入り、そしてアーク世界の防衛隊の戦力はかなり高く、戦闘機でギヴァス殲滅できそうなもの、過去にも、防衛隊に怪獣倒せるが時間かかるというヒロシのセリフあり、この件、初代ウルトラマンのまぼろしの雪山、雪ん子が科特隊を、怪獣と見たら攻撃する恐ろしい人たちというシーンあり、こういう葛藤は58年の歴史で続いているもの、そして、ユウマもアークになりギヴァスと闘い、その時は敵だと思っていたものの、少女ユミを助けた展開に、敵でないと直感、このような展開は、レオでギロ星獣は敵でないと感じたゲンなど前例あり、そして、ユウマの、ギヴァスは敵でないのにSKIPのメンバー、ヒロシ、リン、さらに防衛隊出身のシュウも賛同、これはSKIPが戦闘部隊でない意味が出て(もちろん、戦闘部隊でも似た展開はあったものの、今回はSKIPが武器を常時携行しない意味が活きている)、そしてヌマタの助太刀もあり、これは信じることが力、レインボーマンでも、登場人物が、我々弱いものの力は信じることだけというセリフあり、この意味は令和でも通じます。
No.12318 - 2024/09/28(Sat) 13:42:47

ウルトラマンアーク 第12話 お前はギヴァス 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) ギヴァスの母星、惑星メグマの背景
 惑星メグマ、クロコ星人と同じ銀河系にあるというもの、これは最終回の伏線になるか、そして翻訳機、リンが完成、ギヴァスは新たな月必要、それら、メンバーの仲がいいもの(さすがに、MAT、TACのようなものは今はない)感激です。メグマ星人乗っていたら話す、女の子を助けて、意思はあるとユウマは語り、ユウマが熱血系キャラクターでない設定生きて、ヌマタは、ギヴァスは助けを求めていると助言、キャラクター、昭和以来のものに奥行、いいものです。
(5) ユウマ、ギヴァスに潜入
 そして、ユピーがギヴァスの神経の集まるところ、コクピットを指摘、そこに行くと対話できるとして、ユウマがギヴァスに潜入、その際に、防衛隊のメンバーを、シュウが撹乱する展開は、ウルトラシリーズだけでなく、特撮ヒーロー、アニメでも昭和からたくさんあった展開、しかし最近はあまり見ず、そして、ユウマは山登りの要領で行き(こういう展開も平成以降久しぶり)、コクピットに入ると前のパイロットは死んでいた、これは84年の、安彦良和さんの名作ロボットアニメ、巨神ゴーグにあった展開、そしてユウマはギヴァスとコミュニケーションを取り、母星滅んだもの、ギヴァスと話すもの、昨年のブレーザーもそうですが、戦争が世界各地に起きている2020年代、ウルトラシリーズが続けてきた、武力だけでは何も解決しない展開が活きて、そして、ユウマはシュウを前回、防衛隊の人間と言ったものの、シュウはもちろん話わかるもの、惑星メグマは高い文明をムジャーリで作り、しかし滅んで、どんな過酷な旅にも耐えられる乗り物に乗り旅立ち、しかし惑星メグマは滅び、ギヴァスと、パイロットはメグマの生き残り、パイロットは死を恐れず、しかしギヴァスに死を隠して、私は、お前のギヴァスになりにきた、ギヴァスは友の意味、しかしギヴァスは今後も出て、おそらくクライマックスにはウルトラシリーズ定番のタカ派軍人出ると(ニュージェネレーションスターズの展開で予想)思われて、そして様々な伏線貼られて、ウルトラシリーズは脚本素晴らしい、そして子供たちにも理解できるもの、意味あります。
(6) アークになるものの…
 すると、オカグビラ現れて、ギヴァスと戦闘になり、ユウマはアークに変身、その中で夕陽をバックに、アークがギヴァス、オカグビラに挟まれるシーンは、帰マン5、6話で、グドン、ツインテールに挟まれるシーンを思わせて(辻本さんだけでなく、作りてに帰マンファン多い模様)、ウルトラマンには本当に夕陽が似合う、ギヴァスは強いものの、ユウマは分かり合えると信じての闘い、コスモスで、カオスヘッダーに取りつかれたクレバーゴンを救う展開などあり、オカグビラは野良の、そして本質的に悪の怪獣でなく、ウルトラシリーズで、怪獣を倒さない話は無数にあるものの、昭和の要素と、最新の知見も入れてのものは意味ありました。
 さらに、メグマの言葉は複雑で、ギヴァスの意味は敵、しかし月出ていたら友になるもの、リンの解析、これはウルトラシリーズの真骨頂、こういう、生命の尊厳は58年、ヒューマニズムが最大の力というウルトラシリーズの証です。
(7) 前代未聞 変身前でロボットと対峙
 そして、アークは、ギヴァスと対峙するのに、何と変身解除してユウマの姿で解決!ウルトラシリーズでは、ウルトラマンにより説得はたくさんあったものの、最終解決を人間としてするのは前代未聞、ユウマはギヴァスには意思があり、僕は君の友だ、友になりに来た、僕は君のギヴァスだ、これらは信じることが解決になり、それも夕陽、夜のもの、月があるとギヴァスは敵ではなく友、特撮ヒーロー、アニメでも、友好的と思わせたものが敵の展開はよくあったものの、今回は逆、そしてユウマの説得はもちろん成功、月を見てギヴァスは変わり、そして、ギヴァスは攻撃機の゜前に地球を去り、ギヴァスの本当の旅はここから始まる、素晴らしいストーリー、脚本に感激でした。
 しかし、ヒロシは、ギヴァスの探していた新たな月は何か、まだ謎残り、そして10月の展開公開されてhttps://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1727321470&utm_source=twitter&utm_medium=social 佐藤江梨子さん出る、特別総集編にはやはり中村イチロウ出るなど、楽しみです。
 今年は大変な猛暑で大変でした、文化、スポーツの秋です、皆さんお元気で。
No.12319 - 2024/09/28(Sat) 13:43:31

Re: ウルトラマンアーク 第12話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
今回は「最後の一人」にしてしまう側の悲しみ、申し訳なさが描かれていました。ギヴァスに新しい友が現れることを願ってヘルメットに遺言を託したパイロット。いかに彼を愛していたかが解ります。そしてユウマが来てくれた。…いずれ彼は「マスター」が亡くなったことを理解するでしょう。でも、自分を棺にせずに、新しい友を守るために生きていくことが供養になることも理解してほしいです。しかし「新しい月」とは何か?太陽のない惑星は、自転、公転、季節はどうなっているのか、地球の月に飛んでいって彼は何を思うのか?
それでは今日はこれにて失礼致します。
No.12320 - 2024/09/30(Mon) 15:54:08

ウルトラマンアーク 第13話 シュウのレポート 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:足木淳一郎 監督:鈴木農史

(1) 恒例の第13話総集編
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。ムチャクチャな残暑収まり、涼しくなりましたがいかがでしょうか。
 今回は、オーブ以来恒例の第13話の総集編、シュウの視点で描かれて、アークのことを調査、様々な謎ふりまかれて、ウルトラシリーズはネクサスみたいにちゃんと謎の解明をしていてその点は意味あり、来週はアークの正体もわかるなど、予告編込みのもの、そして、SKIPは、戦闘部隊でなく、調査・避難担当の位置付けに意味あり、ニュージェネレーションシリーズ、試行錯誤しながらいいものをやってくれて、そして忘れてならないのは、今はウルトラマンは国際的なキャラクター、特に中国でカード人気、これは、メビウス以前、予算使い過ぎで一度行き詰まり、その後製作体制立て直して12年新作を続けて、工夫は認めるべきです。監督の鈴木農史さんはウルトラシリーズ初監督、武居さんも総集編監督からシリーズの大黒柱になり、今後も期待です。
(2) ギヴァス 今後も出てくる
 今回は、シュウがギヴァスについてレポート、新たな月、ムジャーリ、何より「オニキス」という単語最初と最後に出てきて、どうやら防衛隊に秘密ありそう、シュウはギヴァスにこだわり、ニュージェネレーションスターズ見たらギヴァスをデッカーのテラフェイザーみたいにする計画あるかと見て、最近のウルトラシリーズ、予期せぬ展開が面白く、シリーズ構成の妙はスゴイです。
(3) シュウのモデルは沖雅也さん?
 僕は、石堂シュウのモデルは、太陽にほえろのスコッチ刑事、僕も大ファンの沖雅也さんと見て、そしてサンテレビの太陽にほえろ再放送スコッチ編に入り、シュウ、スーツ着こなし、スタイリッシュな点はスコッチ刑事、そしてコミカルな点は、同じ沖雅也さんの演じた俺たちは天使だ、の麻生探偵を思わせて、沖雅也さんは41年前に亡くなられた方ですが、必殺シリーズなど時代劇、刑事ドラマと短期間でも大きな影響の役者さん、アークは辻本監督始め昭和ファンが多く、その点はこういう昭和キャラクターを参照だと思います。
No.12321 - 2024/10/05(Sat) 14:31:29

ウルトラマンアーク 第13話 シュウのレポート 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) アーク世界の雰囲気
 ゼット以来、特捜チームがロボットを持ち怪獣と対決のSF志向をして、特に田口清隆さんのゼット、ブレーザーはSFの要素強く、アークは主人公がバトル志向でない設定生きていて、そしてシュウは防衛隊からSKIPに出向のもの、このような設定は初めて、ウルトラシリーズは、前作のブレーザーのSKaRDのようなバトルチームと異なり、ユウマのキャラクターは民間人の仲間であるから意味あり、また、SKIP所長のヒロシのルーツは太陽にほえろの石原裕次郎さんのボスを想起させるもの、昭和の香り満載です。
(5) コーヒーにこだわる
 そして、シュウはコーヒー好きで、コーヒーの好きなキャラクターは特撮ヒーローにもいた(怪奇大作戦の岸田森さんのキャラクターは設定ではコーヒー好き)ですが、豆などこだわるのはユニーク、僕もコーヒー好きで夏は水出しコーヒー何倍も飲んで、冬はインスタントコーヒー飲み、挽いたものは最近はあまり飲まず、そしてコーヒー豆なくなりシュウパニック、するとヒロシ、コピ・ルアクという、ジャコウネコの排泄物からのコーヒー豆に狂喜、牧野博士の贈りもの、僕なぞ安いコーヒーならいいもの、シュウのシリアス、ギャグの面も面白かったです。そして、牧野博士の本のゲラチェック、これはSKIP、事務系、文科系の組織の意味活きています。
(6) 過去の話による伏線
 12話までの話の回想、10話の、フィオと通信て来た理由もシュウは知っている模様、また9話のバトルシーンのBGMにワーグナーの作品をかけるなど、ウルトラセブン以来の伝統です。さらに、ユウマ、非番なのにおばあちゃんがどら焼きたくさん→SKIPに届けたもの、どら焼きがウルトラシリーズに平成以降出るのは初めてか、昭和アイテム、ホムガーの回想にはシューマンのライン交響曲、そしてユピーはアークは何か、リンはロボットでない、ヒロシはどうしてアークは人間を守るか、シュウ、防衛隊でアークは未知のもので警戒というもの、これは過去にもウルトラマンを初期に敵視するものあり、しかし13話でアークの力、人類に向けられたらというのは意味ある言葉でした。
(7) ユウマの回想、ウルトラマンは仲間
 そして、主役のユウマ、第3話でのアークとの邂逅のものの回想、父の、走れユウマの意味、モノホーンの意味など、初期に散りばめた伏線出して、次回と15話でそれは生きる模様、ユウマの子供時代の絵のままのアーク、そして必死で戦い、しかしユウマはアークのことをすべて理解ではない、さらに、シュウがウルトラマンアークと名付けた意味もある模様、想像力など、今後楽しみ、リンは、アークは味方、アークに救われたというもの、ユピーはアーク大好き、ヒロシは、ウルトラマンアークはSKIPの仲間といい、シュウはそれに同意、これは多くのウルトラシリーズに共通のもの、そして、シュウのレポート、スマホ鳴り、丹生谷班長からのもの、書いていたレポートはオニキスのもの、どうやら次回以降劇的展開、これは楽しみです。
(8) 神戸の商業施設のウルトラマンゼットのイベントに行きました
 先週は神戸の、近くの商業施設でウルトラマンゼット、アルファエッジ撮影会、クイズ大会あり、性懲りもなく行きました。クイズ大会はイントロクイズ、隣の小さいお子さんにゼロだと教えてあげてその子当たり、アークのステッカーもらっていて、年季入ったファン感激、たくさんの親子連れ来て賑わい、ここ2年ほどウルトラマンのイベントは大変な人出、ただ今月は兵庫の住宅展示場でウルトラマンのイベントはないものの、今後に期待です、そして、11月1日、日本テレビの金曜ロードショーでゴジラ-1.0、地上波初放映、この枠でゴジラの放送は20数年ぶりだということです、マイコプラズマ肺炎など流行っている模様です、皆さんお元気で。
No.12322 - 2024/10/05(Sat) 14:32:19

Re: ウルトラマンアーク 第13話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
オニキス?宝石?変身アイテムの形と何か関係が?アークの額にも同じく菱形の物がありますが、それが何かに記されているとか。…そんなシリアスな気分を吹き飛ばす、コーヒー豆が切れてることにショックのシュウさん、しかし激レア豆の匂いを嗅ぎつけ勝手に所長のバッグから取り出し、ちゃっかりいただくんですね。ジョージア様、彼のためにも「いい大人のエスプレッソ」を185g缶で復刻して下さいませ。ブラックでエスプレッソと明記されているものは少ないんです。
それはともかく、防衛隊には警戒されていると知り、ショックを受けるユウマも、アークの全てを理解している訳ではない。ルティオンが完全にユウマの想像の産物なら、あの日、ユウマの中からではなく、半透明で空から降ってくる筈がない。彼は地球で戦うために、自分に「実体」を与えてくれる者を探していた?タイガはヒロユキを救いつつ、自分の命を繋ぐために融合しました。それと似たようなものでしょうか。
それでは今日はこれにて失礼致します。少しは日中も涼しくなってきましたが、まだ油断はできないので、皆さんお大事に。
No.12323 - 2024/10/06(Sun) 11:42:17

ウルトラマンアーク 第14話 過去の瞬き 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:継田淳 監督:辻本貴則

(1) 偉大なる声優 大山のぶ代さん亡くなる
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。ようやく本格的な秋になり、しかしマイコプラズマ肺炎も流行りますが皆さんいかがでしょうか。
 今回は訃報、ドラえもんなどの声を出されたレジェンド声優さんの大山のぶ代さん、先月90歳で亡くなられて、テレビでも大きく報じられました。大山のぶ代さんはNHKのぬいぐるみ劇、ブーフーウーの声、ハリスの風など60年代に担当、富野由悠季さんの本格的なロボットアニメ、ザンボット3の勝平をやり、79〜2005年ドラえもん(日本テレビ版を入れて3代目)をされて、おそらく、今のアニメのファンで大山のぶ代さんの声を知らない人はいないでしょう。2005年にドラえもん、水田わさびさんにバトンタッチですが、多くのファンにとってドラえもんは不滅のキャラクター、のび太を同時期にされた小原乃梨子さんも7月に亡くなられて、今年は昭和のアニメの立役者さんがたくさん亡くなられて、寂しいです。大山のぶ代さん、本当にありがとうございました。
(2) 物語中盤での謎解き
 今回のサブタイトル、過去の瞬きは、アーク=ルティオンの過去の説明、従来、こういう謎解きは終盤にやり、ネクサスでは最終回、振りまいた謎を全部解明!エヴァンゲリオン、平成ライダーなど振りまいた謎を未解明で終わった例多い中で、ネクサスは立派、それ故に全ウルトラマン投票でベストテン入り、そして、アークでは中盤に謎解き、ただまだ解明されていないネタもいくつかあり、アーク、ルティオンは、故郷の銀河で太陽(恒星ソニア)の暴走、それを別の銀河に発散するものをゼ・ズーは考えて、しかしそれだとユウマの地球が犠牲になり、それを救うためにルティオン派遣されて、しかしゼ・ズーは計画完遂のためにルティオンに追手、それがモノゲロス、その脅威からユウマたちを守るためにルティオンは戦い、モノゲロスは倒したものの、ユウマの両親を救えず、その際にルティオンはユウマと一体化、この点はタイガ、ヒロユキの幼少期に一体化して、そして時間経ち変身できるようになったのと同じ、これらメイン監督の辻本さんの担当の話で中盤の事情を解説は、前々作デッカーにてアガムスの正体発覚、アスミ・デッカー登場に似て、近年のウルトラシリーズはシリーズ構成素晴らしい、シリーズの流れを大切にして最後に集約、ウルトラシリーズ以外にも、円谷作品は戦え!マイティジャック、路線ふらついたものの、最終回でテーマを集約以来の円谷作品の真骨頂。今回は息もつかせぬ30分でした。
 また、オープニングは2番になり、これはニュージェネレーションシリーズ恒例、しかしブレーザーはそうでなく、メリハリつけています。
(3) モノホーンの異変
 今回、モノホーン異変をSKIP察知、当初、ユウマとユピー行く予定が、シュウ帰還してやり、しかし、さっきの外出はコーヒー豆買いに行ったというもの、丹生谷班長はモノホーンとオニキスの関係を示唆、上手く伏線張り、さらに、シュウは、ユウマが16年前にここで大変な目に合い、それを案じて、そしてユウマにのみ聞こえるスイードの声、ウルトラシリーズで定番のもの、するとアーク(ルティオン)はユウマ、シュウをバリアで守り、それをスイード追跡、スイードは、ルティオン、上手い隠れ場所探したと言い、これはうまい設定でした。
(4) 佐藤江梨子さん、ウルトラシリーズ初登場
 今回、謎の宇宙人スイードを演じたのは佐藤江梨子さん、2004年に庵野秀明監督作品のキューティーハニーの主役、それ以来の特撮出演、ウルトラシリーズ、円谷作品には初出演、僕には2001年のABCテレビでの吉本新喜劇でマドンナ役されたのを覚えていて、この間息子さんがウルトラマンゼットでウルトラマンにはまったと言われて、今回は大変にユニークな役どころ、上手く演じられて、どうやら人間、知的生命体の記憶をスキャンするもの、ゼ・ズーの仲間、ルティオンの母星では内戦の模様、それら、奥行きのある展開は意味深い点がありました。また、今回出てきた立方体は正八面体といい、四次元のもの、X発信で知り、意味ありました。
No.12324 - 2024/10/12(Sat) 15:17:55

ウルトラマンアーク 第14話 過去の瞬き 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) 謎の丹生谷班長
 前後しますが、冒頭のシーン、サッカーのスタジアムで、シュウの上司、丹生谷班長、前回のラストでシュウを呼び出して、ギヴァスの光線、狐が森にあると示唆、コードネーム、オニキスは星元市にある。アークに出てくる防衛隊、GDFは、SKIPと溝があり、そして、SKIP星元分所のヒロシ所長はシュウに年下なのに石堂さんと呼ぶほど、これはウルトラシリーズでは前例なし、このような謎のある組織は、エヴァンゲリオンのゼーレなどあり、そして、問題のオニキス、ラストシーン、丹生谷班長、シュウに動画を送るもの、このようにスマホが活用されるのは初めて、今まで謎はクライマックスで解明のものもありましたが、中盤で一部解明、最終回に突っ込むのも意味あります。
(6) アーク(ルティオン)、ユウマに真相を語る
 そして、ユウマ、シュウがスイードに襲われて、アーク(ルティオン)は二人を保護して、異空間、まるで仮面ライダー龍騎のミラーワールドのようなものに誘い、アーク(ルティオン)は映画館のような場所でユウマに語り、このような展開は初めて、しかし、この語りでエネルギーを消耗、ゼットだと、しょっちゅうハルキをインナースペースに招いて会話していたものの、アークにはそのようなことをするとエネルギーを減らして、実際変身・巨大化でカラータイマー最初から赤、ルティオンの声、萩原聖人さん、ユウマの父と同じ役、それらの意味の分かる展開、映画館には、様々なポスター、ジードに出たドンシャインのものもあり(他にコセイドン、アイゼンボーグなどあるとXで指摘あり)、面白い展開でした。
 アーク(ルティオン)は等身大でユウマと話して、アーク(ルティオン)を地球に追ってきたものがいて、今こそ全てを話そうとアーク(ルティオン)はいい、しかしこのコミュニケーションはアーク、ユウマを消耗させるもの、ミラーワールドで龍騎はタイムリミットあり、それを想起。そして、アーク(ルティオン)の故郷、星々は調和、しかし恒星ソニア膨張、星々の指導者は知恵を出して、ゼ・ズーはゼ・ズーゲート、ワームホールのもので恒星ソニアのエネルギーを別の銀河系、しかし地球犠牲になり、指導者はルティオンを地球に派遣、それを知ったゼ・ズーは追っ手を放ち…というもの、ユニークな展開です。
(7) スイードの脅威
 気絶していたシュウにスイード迫り、オニキスをスイードも探して、。狐が森、ここから9km、そしてシュウに使えないと突き放すもの、さらに、ユウマとルティオンの会話の映画館?にスイードも入り、それをユウマ、ルティオンは気づかず(別次元かも)、ルティオンはゼ・ズーのゲート封印を全エネルギーでやり、しかしモノゲロス、地球に現れてしまい、ユウマの両親を犠牲、ユウマにとってしんどい展開、ルティオンはユウマを守り、モノゲロスを倒して、しかしモノホーン突き刺さったもの、その際にルティオンはユウマと一体化、ルティオンの力回復に時間かかり、これは昭和〜メビウスまでなかった設定、ユウマの両親犠牲を、ルティオンは16年1日も忘れていない、そして、ゼ・ズーゲート封印で、ルティオンの故郷はどうなるかと聞くと、スイードはゼ・ズーの腹心、しかし、スイードは、ゼ・ズーゲートのみが道とルティオンと対立、スイードは、ルティオンの封印を解く、このあたり、後半に伏線残り、グイグイ引き込まれました。
(8) ザディーメの脅威
 現実世界に戻ったユウマ、ルティオンに迫るスイード、ルティオンの、封印のものを突き止めて、これで終わりだというもの、スイード役のサトエリさん、なかなかの貫禄、アーク(ルティオン)を守るユウマ、そして宇宙獣、ザディーメ出現、ユウマはアークに変身するものの、すでにユウマ、アークともに消耗、カラータイマー赤(この展開は平成以降よくある)、スイードは、アーク、力を使い果たしたと蔑み、アークはルーナアーマーで対決、CGを駆使した光線技対決、ザディーメは中ボスその2に相応しい力、アークは、アークファイナライズを放ち、ザディーメはバリアでそれを防いで、時空の裂け目に逃げて、他方、アークは力使い果たして変身解除、そこにシュウ駆けつけて、ユウマと叫び、これでユウマがアークだと、シュウは気づいたか、すると、丹生谷班長、動画送った、至急確認しろというもの、いや、意表をついてどんでん返しの連続、一昨年のデッカーの中盤クライマックスに似た展開はスゴイ、さらに、オープニングには、ガイア劇場版に出たキングオブモンス、また、ブレーザーの怪獣に似たもの(ゲードス、タガヌラーを合わせたようなもの)も現れて、次回、スイードのたくらみでユウマは変身できず、そして謎解き続いて、ゼット以降のウルトラシリーズ、例によりおもちゃ売るためと批判あるものの、ストーリーはスゴイ、今後も応援しています。
(9) ウルトラマンアーク SHフィギュアーツ買いました
 この前、ウルトラマンアークのSHフィギュアーツ、定価4400円、神戸三宮のフィギュア店で3000円であり、即買いました。最近のウルトラシリーズのフィギュアはスゴイ、また、年末年始、東京ドームでウルトラマンヒーローズEXPOやり、今月は兵庫の住宅展示場でウルトラマンのイベントはないものですが、来月はあると思い、今後も楽しみです。今年は夏長く、8月が2カ月あったようなもの、10月に入り、やっと例年の9月になったようなものです、皆さんお元気で。
No.12325 - 2024/10/12(Sat) 15:18:54

Re: ウルトラマンアーク 第14話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
そもそも「オニキス」とはどんなパワーストーンなのか調べたところ、「邪気払いの石」でした。しかしパワーが強いので、初心者には難しいとのこと。防衛隊がその名を付けたのは、既に何か影響が出ているから?宇宙からの飛来物の中身は危険物かもと警戒するのは当然でもありますし。スイードに引きずり出されたルティオンを今度はユウマが抱きしめて守ったシーンは感動しました。その後変身して戦うも既にカラータイマーは赤、敵は空を破って逃げてしまいました。ヤプールとは違いますね。
それでは今夜はこれにて失礼致します。
No.12326 - 2024/10/17(Thu) 23:20:27

ウルトラマンアーク 第15話 さまよえる未来 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
 脚本:継田淳 監督:辻本貴則

(1) 中盤謎解き後編、驚愕の展開
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。神戸は10月下旬と思えない暑さですが、皆さんはいかがでしょうか。
 今回は、前編に続いての中盤謎解き、前編はルティオン(アーク)から、ゼ・ズーの宇宙が助かるために地球にエネルギー解放の経緯、そして、宇宙獣、スイードはゼ・ズーの仲間というもの、そして、シュウの属する防衛隊はオニキスの事態を把握、スイードはオニキスを破壊して、ゼ・ズーゲートからエネルギー解放=地球壊滅、シュウは機密事項でも、SKIPメンバーを信頼して事態を話したもの、これは信頼関係のある仲間の力が、正義・ヒューマニズムなのだという58年ウルトラシリーズの続けているテーマ、謎を振りまいて、それらを収束させるのはウルトラシリーズでよくあり、デッカーでは中盤謎解き14,15話で進めて、さらに最終強化形態登場も同じ、見応えのある30分でした。
 最初は病院に運ばれたユウマ、セブン最終回、メビウスの48話など同様の例はたくさんあったものの、懇々と眠り続ける、横たわるユウマで終わりはなかなか衝撃的でした。
(2) ユウマの意識体?をスイードが利用
 前回で打撃を受けて病院で昏睡状態のユウマ、そこにスイード現れて、これはスイード演じる佐藤江梨子さんの怪演?スゴイ、スイードは悪人ではなく、このような敵側のエージェントは過去にもウルトラシリーズでポイントではいたものの、そして、ユウマの意識体?をSKIP本部に連れて行き、ルティオンが引き留めるのを阻止、しかしヒロシたちにはユウマの意識体は見えない、これはゲゲゲの鬼太郎の第2期のアニメにあったと思い、それでスイードは彼らには見えない、聞いておけというもの、そして、オニキス爆発したら地球は破壊されて、そしてユウマはスイードに君も死ぬと問うと、スイードはそれも使命だというもの、これはセブンの、盗まれたウルトラアイで、マゼラン星人マヤ、恒星間弾道弾を阻止するセブンを変身不可能にするためにダンからウルトラアイを奪い、そして迎えはまだかと母星に問うものの、見捨てられたと知りダンにウルトラアイを返して、最後は自ら消える展開の正反対、セブンから56年経ち、変化もありました。
(3) シュウからの真実語り
 そして、シュウからオニキス、ゼ・ズーゲートのエネルギー解放地点のこと、SKIPメンバーに語り、防衛隊に問い合わせても答えず、ヒロシはシュウに説明を求めて、シュウは黙っていてすいません、これは機密事項でも、シュウはSKIPの仲間たちを信じての行為、地球から1000kmにブラックホール、コードネームオニキスと名付けて、地球に落下、しかしオニキスの在り方は不明、狐ガ丘に発見、防衛隊はこれをオニキスと断定、こういう展開はウルトラシリーズだけでなく、仮面ライダーなどにたくさんあった展開、内容は前編でルティオン(アーク)がユウマに語ったものと類似、そして、星元市にオニキスがあり、そのために怪獣がたくさん出る(特別総集編の富士山のところには年に2度と対照的、また予告編に出てきたタッコングはこの回想シーンのもの)理由も明示されて、こういう展開は新鮮、僕みたいにたくさんの特撮・アニメ番組見たものには容易に予想できたものの、見事でした。
 そして、この件が発覚だとパニックで情報を隠蔽、これまた特撮・アニメにたくさんあった展開、オニキスのために各地で怪獣出現、オニキスには今もエネルギー続いている。ルビー、ギヴァスの探していた新しい月はオニキス、そして、オニキスの蓄積エネルギー限界→爆発、みんな絶句、スイードは、ルティオンは川の流れ堰き止めだけとユウマをなじるもの、様々なもので似た展開あり、なるほどです。
No.12327 - 2024/10/19(Sat) 14:51:04

ウルトラマンアーク 第15話 さまよえる未来 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) ユピーはだませない!
 そして、スイード、ユウマ意識体?がSKIP本部に来て、みんなには見えないものの、ユピーは誰かあると感づいて、従来、このような展開は、例えば飼っている犬がおかしいと気づくものもあり、そして、ユピーの、誰かいるという時、目の形変わり、まるで実写版、忍者ハットリくん、表情を仮面でやっていたものにヒントを得たもの(目の動きはCGでしょうが)、ユピーはロボットでも意識あり、様々な活躍、デッカーのハネジローはカナタと愉快な漫才コンビでしたが、ユピーは人間以上に人間的なキャラクター、そしてスイード、ユウマ意識体を感じた能力がザディーメ攻略で役に立ち、最近のウルトラシリーズには様々なロボット出てくるものの、いずれも個性的で愉快なキャラクターでした。
(5) 防衛隊はオニキス回収
 そして、防衛隊はオニキスに接近して回収とシュウは語り、しかしスイードは、人類に成す術ないと、ザディーメ出現、シュウはあの怪獣と言い、スイードは、ザディーメによりオニキス破壊、川の流れを元に戻し上流の岸を救うのが役目というもの、こういう死ぬこと想定のキャラクターは珍しい。そして、防衛隊戦闘機来ても落とされて、よくあった展開でした。
(6) ユウマ、変身不能
 前回のダメージで、どうやらユウマとアークは一時的に一体化不可能になったようなもの、ウルトラシリーズでは、変身不能は、セブンの、怪しい隣人や散歩する惑星のように外部環境で変身不能はありましたが、このようなウルトラマンと人間の関係で変身不能は異例。そして、スイードは、ルティオン(アーク)は地球の運命をユウマに語らなかったと嘲笑、スイード、とてもユニークなキャラクター。そしてスイードはユウマ、アーク(ルティオン)を熟知して、これでアークには止められないと確信して、ユウマ意識体をSKIP本部につれていく展開、設定、シリーズ構成の妙、最近のウルトラシリーズはこれらうまく伏線を張って回収はさすがです。
(7) ユウマ、アークを信じる
 そしてスイードは、アークは活動できないと見ての挑発、スイードに変身して見ろと挑発されて、前述のように変身不能はたくさんあったものの、その条件を作った敵側キャラクターの挑発は異例、そしてアーク(ルティオン)は、仮面ライダー龍騎のミラーワールドのようなもので、地球滅亡の結末を前回語れず、もちろんユウマにショック与えたくないため、しかし、ウルトラシリーズでは、このような運命を超えていく展開、ジードなど主題歌にあり、意味あるものでした。
(8) SKIPは黙っていない
 そして、防衛隊は地上からオニキス回収、シュウはSKIPメンバーを連れていけないというものの、SKIPメンバーはシュウの仲間、そして、アーク(ルティオン)はユウマに許してくれ、地球の運命を語ると、ユウマが絶望して戦えなくなるのを危惧、ウルトラマンが人類に謝罪は異例、人類の様々なもの、ユウマと一体の16年、ルティオン(アーク)は地球を愛おしく思い、ユウマの想像力がアークの姿を作り、ユウマが幼少期に描いた絵が地球でのアークの姿、アークは、ユウマとともに地球の未来をというもの、この手の展開もヒーローものには多数あり、ゼット、タイガなど、人類とウルトラマンの一体化、君は僕で、僕は君だ、納得です。
(9) 地球の未来をかけた闘い
 ザディーメはオニキス爆発を意図、そこにアーク登場、ザディーメは、中ボス的な怪獣で見た目は怖くないものの、バリア能力には長けて、そしてスイードは何と等身大のままアークを止めて、しかし、先の、ルビーの指摘で、サイードの存在わかり、ルビーの指示でシュウが発射、アークは自由になってもカラータイマーは赤、ソリスアーマーにより攻めるものの、なかなか大変、すると、ユウマが、アークに想像力を解き放てと語り、そしてギャラクシーアーマーにてザディーメのバリアを破り、必殺技の光線(ギャラクシーファイナライズ)、スイードはバリアになるものの、共に倒して、そしてオニキスは消えて地球は救われたもの、最後は駆け足でしたが、感動的。しかし、シュウは反応ないと語り、他方、オニキスの破片(ザディーメの尻尾の破片)のようなもの残り、どうやらこれが後半の禍根になるか、前回は過去の瞬き、今回はさまよえる未来、ウルトラマンに限らず、未来と過去のテーマは素晴らしいものでした。
(10)  名俳優 西田敏行さん、造形の村瀬継蔵さん死去
 過去50年以上、テレビ、映画に活躍された西田敏行さん76歳で亡くなられました。円谷作品では、全部円谷プロ製作ではないものの、西田敏行さん、西遊記(78年)で猪八戒されて、これは円谷プロの特撮担当、77年の特捜最前線の時は、テレビに西田敏行さん出ない曜日はなかった、2000年以降は探偵ナイトスクープで局長、熱烈な阪神タイガースファン、偉大なタレントさんでした。今年は名俳優さん、声優さんたくさん亡くなられて、そして昭和のウルトラマン怪獣の造形もされた村瀬継蔵さんも89歳で死去、業績に感謝しています。これから気温の変化激しいです、皆さんお元気で。
No.12328 - 2024/10/19(Sat) 14:52:06

Re: ウルトラマンアーク 第15話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
16年間ユウマの中にいて、ユウマだけでなく地球そのものを愛しく思うようになったルティオン。罪悪感にさいなまれながらも戦い続けた彼を恨むどころか、改めて共に戦う決意をしたユウマ。前回に引き続き、ユウマがルティオンを救った回でした。
新しい鎧の能力は神出鬼没の万華鏡(?)。戦い済んで帰る時にもそれを潜って消えました。これを使えばどこまで行けるのでしょうか?
それにしても、ユピーの鋭いこと!霊能者のようにスイードを探知、シュウに狙撃指示、おかげでアークの危機が救われました。民間使用でありながら、ドブネズミの回ではハイパーレスキューのように活躍しましたし、他にも偵察、囮等、特殊部隊並みの能力!これからも活躍を楽しみにしています。
それでは今夜はこれにて失礼致します。極端な悪天候による大規模な被害が各地で出ています。皆さんもお気をつけ下さい。
No.12329 - 2024/10/24(Thu) 23:00:16

ウルトラマンアーク 特別総集編2 SKIPミヤコ分所にて / 棺桶のジョー [近畿]
構成:足木淳一郎 演出:秦敏樹

(1) ウルトラマン版昭和吉本新喜劇、ドリフターズギャグ
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。10月になりようやくムチャクチャな残暑は収まったものの、異例な高温の秋ですがいかがでしょうか。
 今回は特別総集編その2、その1で登場した中村イチロウ、富士山分所→東北→九州を経てミヤコ分所、どうやら関西で、Aiロボットはまいコッピー、扇子持って、京都弁で話すものの、これはネイティブ?の京都弁でなくかなりうさんくさいもの、要するに、関西テイストをうさんくさく面白く、まるで昭和の吉本新喜劇、最近の新喜劇はイマイチですが、昭和ではドリフターズと双璧のギャグ、イチロウとまいコッピーのやりとりは吉本新喜劇、どつき漫才、Aiロボットは、その地域に合わせたキャラクター設計というものの、ずいぶん関西人から見てもうさんくさいもの、もちろんこれは意図したもの、まいコッピーにはつけまつげ付いている模様、そして、アークの必殺技、アーマーの紹介、ゼット以来、この手の特別総集編恒例になり、ナレーション入れてのユニークな構成に笑えました。前任の所長はギックリ腰で交代、イチロウ、まいコッピーの怪しい京都弁に突っ込み、こんな昭和のギャグ、テレビで2024年に観られるとビックリです。
(2) 地球の危機
 今回、イチロウ、第14、15話のオニキス編のことの詳細を知らず、オニキス、ゼ・ズーゲートによる危機、それらをまとめて、そしてオニキス対策でSKIPの優秀なメンバー星元市に集められて、ならイチロウはどうして呼ばれなかった、これは言うまでもないネタ、そしてイチロウはペットのピーターの写真を飾ろうとして、まいコッピーはアークの大ファンで、その写真でネタをやるもの、定番のネタですが、楽しめました。
(3) ロボットもお化け怖がる
 そして、何か、幽霊のようなもので写真倒れて、イチロウ、まいコッピーにロボットもお化け怖いのかと突っ込み、しかし、その後また写真倒れて、イチロウも一緒に怖がるもの、これもドリフターズ、吉本新喜劇にあったネタ、つくづく、アークは特別総集編でも昭和のテイストです。
(4) ウルトラマンも他にいる
 そして、イチロウ、怪獣たくさんいるなら、ウルトラマンも他にいるという発言は、ウルトラシリーズでは異例になかったもの、そして次回以降ブレーザーコラボの伏線として貴重です。また、防衛隊の゜秘密主義、イチロウは防衛隊にいて、それでも知らない、また宇宙人のことなどユニークでした。
(5) アーク11月、何とウルトラマンブレーザーとのコラボ
 11月のウルトラマンアーク、第16話〜19話は、前作ブレーザーとのコラボと、ネットに情報http://movie-core.jp/blog-entry-11565.html ブレーザーは過去のキャラクターの客演は、テレビシリーズ、劇場版ともになく、しかしアークに客演、次回は越監督のもの、楽しみです。
 そして、ウルトラマン80の主題歌歌われた木村昇さん、今月72歳で亡くなられました。他に宇宙刑事ギャバンの挿入歌、未来警察ウラシマンの主題歌などされて、80年代後半以降は活動休止、最近、昭和から活躍の声優さん、俳優さんと訃報続いて寂しいです。マイコプラズマ肺炎も流行っています、皆さんお元気で。
No.12330 - 2024/10/26(Sat) 20:02:42

Re: ウルトラマンアーク 第11話 メッセージ 考察 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さん、こんにちは。
職場を趣味の部屋にするなんて、公私混同ぶりが人間くさいまいコッピー。推しのためなら辞職するとか、推し活は只ではできないのに(笑)。一方、各地をたらい回しにされてきた中村さん、富士山分所より暇な処がいくつもあったということでもある?コメディタッチな一話ではありましたが、未解明の謎についても触れられていましたね。反応が消えたオニキスはどこに?とか。ゼ・ズーは始めから地球を狙っていて、潰す口実が欲しさかったのでは、と私は思っていますが。
さて、来週からのブレーザー客演回が楽しみでたまらない私。客演無しで見事完走した彼が来るとは驚きましたが、納得しました。だってゲントは「父親」ですから。それに鏡は光があればこその物、掌の闇、ブラックホールから光を放つ彼との共闘は見応えがあると思うのです。だから戦闘シーンは敵が作った闇の中であって欲しい。「知性」のアークと「野性」のブレーザーという見方も出来ますし。
それでは今日はこれにて失礼致します。早く「晴れて寒い日」が来ますように。蒸し暑い曇天と雨はウンザリです。
No.12331 - 2024/10/29(Tue) 11:43:03
ウルトラマンアーク 第6話 あけぼり荘へようこそ 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本 継田淳 監督:武居正能

(1) ほのぼの路線とシリアスな要素
 レイゴさん、藤子さん、皆さんおはようございます。ムチャクチャな猛暑に加えて、日向灘地震により南海トラフ地震注意情報出て、また東北に台風接近と自然災害ラッシュですがいかがでしょうか。
 第6話は、アキラ100%さん演じる番頭さんのいるあけぼの荘が舞台、そして、演じるクロコ星人は、何と茸狩宇宙人、ウルトラシリーズ58年の歴史で初めての肩書、かつて仲間と共に地球に来て取り残されて、そして地球で健気に生きて侵略者ではない、しかし、シュウはクロコ星人を侵略者と最初見るもの、侵略宇宙人により仲間を失った模様、この背景の詳細は描写されなかったものの、かつて宇宙人により仲間を奪われた過去がある模様、これはウルトラシリーズより、シルバー仮面の春日光三、篠田三郎さん演じるキャラクターは父親を宇宙人に殺されて宇宙人=悪と思い、また僕にとっての永遠の名作アニメ、宇宙の騎士テッカマンの主人公、南城二は父親を宇宙人に殺されて敵意、それらの昭和の要素、そしてウルトラシリーズではこの手のテーマは何より帰マンの怪獣使いと少年のメイツ星人、この前のサンドウィッチマンと芦田愛奈さんの博士ちゃんで、12歳の少年が、ジャミラ、宇宙猿人ゴリとともに哀しい怪獣と紹介したものを思われるもの、しかし結末は正反対、この手の、宇宙人と地球人のもの、タイガでは宇宙人を排除するものが描かれて、他方デッカーではグレゴール人グレース、ウルトラマンの仲間とみられるなど、ウルトラシリーズ58年の歴史で様々なものがあり、今回はアキラ100%さんのユニークな演技もあり、楽しめたものでした。
(2) 郊外が舞台、
 今回は、怪獣の調査にSKIPが来て、あけぼの荘という旅館が舞台、こういう郊外ロケは初代ウルトラマンのまぼろしの雪山からたくさんあり、メインはシュウ、モノホーンがあり、K-DAYにUFOのもの、これは実際に伏線になって、、しかし旅館が舞台はウルトラシリーズでは異例、それもザ・昭和の旅館、愉快な設定でした。
(3) キノコ御膳
 そして、シュウが、クロコ星人と女将さんの手を回す仕草を見て宇宙人と察し、で、シュウアップ→キノコ御膳はランチもあるか、しかし旅館のメンバーを取り調べ、昭和の刑事ドラマにあったもの、シュウは、まさに昭和の刑事ドラマ的なキャラクター、ユニークです。
 そして、シュウがヌマタを追い、ユウマ倒れて、鏡にアークが示唆、ヌマタの行く先を示唆、この、ユウマとアーク(ルティオン)の関係はネタありそうで、今後の展開は楽しみです。
(4) 宇宙人を憎むシュウ、そしてヌマタ=クロコ星人
 ヌマタを追い、クロコ星人の実態を見せて、しかしクロコ星人は無害な宇宙人、茸狩宇宙人なんて肩書の宇宙人はもちろん初めて、そして緊急に仲間は地球脱出、一人地球に取り残されて、ヌマタの人間の姿になり、あけぼの荘で番頭になり、そして故郷に帰る宇宙船を、粗大ゴミ!により作りエネルギーはキノコの胞子、クロコ星人はウルトラシリーズにたくさんいた無害な宇宙人、しかしシュウは侵略者と見なして、シュウの口調は感情的、侵略宇宙人に騙されて、命を落とした同僚もいるというもの、シュウの詳しい背景は描かれなかったものの、しかし最終的にクロコ星人を理解、もちろんウルトラシリーズの主人公は虐殺などしないもの、当たり前のものでした。
No.12298 - 2024/08/11(Sun) 08:23:43

ウルトラマンアーク 第6話 あけぼり荘へようこそ 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) 宇宙人をかくまうと罪になる
 アークの世界では、宇宙人をかくまうと罪になり、しかし女将さんはヌマタ、クロコ星人の正体を知り一緒に暮らしていた、宇宙人が人間と自然と暮らす環境は、ウルトラシリーズにたくさんあり、この、宇宙人をかくまうと罪は、戦争中、敵性外国人にあり、もちろんそれはウルトラシリーズの批判の対象、結末は納得です。
(6) シャゴン、3体出る
 第1話に出たシャゴン、再登場、それも最終的に3体、これは着ぐるみは1つで(スーツアクターは一人のみ表示)、複数のものをデジタル処理して3体に見せたもの、中では、旅館をシャゴンが破壊して、上から覗き込む描写は秀逸、昭和の怪獣作品と異なる視点、監督の武居さんもニュージェネレーションの重鎮、こういう怪獣作品のスペシャリスト、ともかく、半年のみとは言えこういう高水準の怪獣特撮をテレビで観られるのは本当にすごいです。
(7) クロコ星人の自己犠牲
 あけぼの荘の危機に、ヌマタ、ヌマさんは故郷に帰るための宇宙船でシャゴンに特攻、侵略宇宙人の疑いをかけられた善良な宇宙人の自己犠牲は、マックスの名作、遥かなる友人にあり、他のSF特撮・アニメにもあるもの、そしてシャゴンの最後の1匹は戦意喪失で、アークは見逃したもの、これは無駄な殺傷はしない、ウルトラシリーズの真骨頂です。
(8) クロコ星人の生還
 クロコ星人は特攻して、死んだと思っていたら、生還、これは昭和なら、死んでいた結果でしたが、ややご都合主義的なものもあるものの、ピグモン、初代ウルトラマンの場合と2度とも死んでいたものの、平成以降の場合は死ぬ展開はなく、これは表現規制でキャラクターの死はなかなか描けないためですが、まあ、これは納得、仮面ライダーV3で、核兵器の脅威から人類を守った1号、2号、そしてライダーマンが生還したのと同じ、これは、広島・長崎に原爆を落とされた日本にとって核兵器は絶対の悪で、ヒーローは核兵器の脅威から人類を守りそして生還すべきという意味と僕は解釈、結末はハッピーエンドでした。
(9) ロボットがおみやげねだる!
 最後、ヒロシがクロコ星人の処遇はシュウに任せるとして、一件落着、するとユピーがおみやげ買ってきてね!日本の特撮・アニメの歴史でロボットがおみやげをねだるのは前例なし、まあ、ネタとして十分でしょう。
 そして、シュウはクロコ星人、取り調べの後無罪放免の模様、手によるメッセージはありがとうの意味、この結末、見なかったことにしようと無罪放免もあり得たのにこの結果は納得、無害な宇宙人が悲劇になるのは怪獣使いと少年のメイツ星人以来あり、他方悪魔と天使の間に、のように無垢な子供を装った侵略宇宙人もいて、ウルトラシリーズのテーマを感じさせてくれました。
(10) ひし美ゆり子さんの本も買いました
 ウルトラセブンのヒロイン、アンヌを演じられたひし美ゆり子さん、アンヌからゆり子へ、復刻新装版出て買いました。すでに57年前の名作ですが、ウルトラセブンの人気は今も高く、ムック本では新発見写真も載るもの、様々な記事に圧倒させられました。ウルサマ、梅田のものも明後日開幕です、熱中症に気を付けて、お元気で。
No.12299 - 2024/08/11(Sun) 08:24:24

Re: ウルトラマンアーク 第6話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
「怪獣使いと少年」は勿論、「アンデレス・ホリゾント」まで思い出さずにはいられない、宇宙人=侵略者と見なしがち、というテーマ。シュウは実際、仲間を殺されたらしいですね。ジードのAIBやタイガのイージスのような、遭難宇宙人や怪獣を保護、送還する制度はまだ先の世界、宇宙レベルの国交にこぎ着けるまで、どれだけの危機を乗り越えなければならないか。ブレーザーのV99もそうでした。一方的に撃たれたから報復した、というのが 向こうの言い分でしたから。
しかし、こういう状況でも手を差し伸べてくれる人がいる。女将さんと仲居さんに良くしてもらい、真面目に働いて、旅館の苦境を支え続けた16年。しかし、もう少しで帰れるという時にシャゴンが。それでも逃げてと言ってくれる恩人を見殺しに出来るわけもなく、特攻、この隙にアーク反撃、一体は倒しますが、背を向けてトボトボと去っていく方は追いませんでした。無益な殺生はしない、それがウルトラマンです。
しかしクロコ星人の優秀なこと、現地調達で宇宙船を建造、しかもコクピットはシェルター並みの強度、この技術をもって、友好関係を築ければと思います。最終決戦のためにも、彼には再登場して欲しいです。
それでは今夜はこれにて失礼致します。台風も地震も早く鎮まりますように。
No.12300 - 2024/08/14(Wed) 22:46:39

ウルトラマンアーク 特別総集編 SKIPフジヤマ分所にて / 棺桶のジョー [近畿]
構成:足木淳一郎 演出:秦敏樹

(1) 異例の、日本各地に特捜チーム分署
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。台風7号で関東は大変、幸い大きな被害はなく、また南海トラフ地震情報も幸い大地震は今のところなかったものの、いかがでしょうか。
 今回は、特別総集編、SKIPフジヤマ分所に、中村イチロウという所長と、所員はAIロボットのチャッピーのみ、怪獣は星元市に集中なものの、日本各地に怪獣出現、しかし各地に出ているのはライバッサー、グエバッサー、ホオリンガ、デマーガとニュージェネレーション怪獣に加えて、グドン、アントラーと昭和以来の怪獣も出て、特捜チーム、初代ウルトラマンの科学特捜隊以来、世界各地に支部はあったものの、日本各地に支部は異例、大抵日本は東京に本部のものが対応するのに、しかし、SKIPは怪獣の調査がメイン、このような設定は愉快でした。
(2) ラーメン出前の間違い電話
 その、SKIPフジヤマ分所、電話は黒電話、それもダイヤル式、イチロウが、怪獣ホットラインが鳴り取ると、ラーメン出前して、こんなシーン、ザ・昭和、1960〜70年代のギャグものにたくさんあり、しかし、ラーメン出前の間違い電話など、テレビのドラマで見るのはひょっとして平成以降初めてか、あまりのあまりに爆笑でした。そして、チャッピーは、星元分所のユビーと異なり態度大きい?イチロウとデコボココンビ、愉快でした。そして、ツイッターで、イチロウとチャッピーは、のび太とドラえもんとの指摘ありました。
(3) フジヤマ分所には怪獣、10年に2度
 イチロウ、怪獣は星元市にたくさん出ているのに、フジヤマ分所には10年で2度、オリンピックより少ないと嘆き、1匹目はグビラ、これはドリルで分かったものの(地上に出たのでオカグビラ)、もう一匹は飛行怪獣、ツイッター(X)を見たらバレバドンというもの(80に出て来たもの、それも超マイナー!)、いずれ本篇に出そうです。イチロウはかって地球防衛隊にいて、そして、写真にあるのはウルトラQに出たピーター(劇中ではアリゲトータスと呼ばれる)、イチロウが捕獲して、家で飼育しているもの、オリジナルのピーターは、自ら出すと大きくなり、炎を受けて巨大化、今回はイチロウが捕獲したもの、それが唯一の手柄、イチロウとチャッピーのやり取り、昭和のドリフターズや吉本新喜劇みたいなもので楽しかったです。そして、フジヤマ分所にある黒電話、ウルトラQの1/8計画に出て来たものとの指摘、Xで見ました。
(4) どこの誰かは…
 そして、ウルトラマンアークの活躍描かれて、イチロウ、どこの誰かは知らないけれど 誰もがみんな知っている、日本初のヒーロー、月光仮面の主題歌出だし、そしてポーズを取りスペシウム光線のポーズ、月光仮面は僕もさすがにリアタイ視聴はしていないものの、70年代前半まで頻繫に再放送されて見て、もちろん仮面ライダーのルーツですが、まさか月光仮面の主題歌の出だし、令和に聞くとはビックリでした。そして、チャッピーはウルトラマンアークを全面的に信用していないもの、さらに、イチロウは、ウルトラマンアーク、食べる量多い、住める家ないと、こんなネタ、ウルトラシリーズでは初めての(柳田理科雄さんの空想科学読本のネタ)、もちろんギャグですが、愉快でした。
 そして、クロコ星人のこと、解剖されるのかとイチロウの言い分、ゼットのユカみたいな視点、そして、星元市文書は地球防衛隊から出向、フジヤマは人員削減のもの、ギャグのネタ、富士山は日本の名所で怪獣でないか→怪獣は観光客じゃない、過去には地球に観光に来た宇宙人いましたが、愉快なものでした。
(5) オチは転勤!
 そして、ザ・昭和の黒電話鳴り、SKIP本部から人事のこと、イチロウに異動の知らせ、北の方にというもの、このイチロウ、愉快なキャラクターで、特別総集編に今後も出てきそうな気がします。しかし、こうしてアークのバトルの総集編を見ると、光線技の巧みさにビックリ、エース並み、確かに、アークファイナライズのアクションはエースのメタリウム光線を思わせるし、アークは結構評判、何よりザ・昭和の雰囲気は若い人にも新鮮な模様です。
 明日は梅田のウルサマに行く予定です。評判いいので楽しみです。残暑、というか猛烈な残暑です、皆さんお元気で。
No.12301 - 2024/08/17(Sat) 14:52:35

ウルトラマンアーク 特別総集編 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
分署の向こうに富士山、どこかのコンビニのような…いえ、何でもありません。それにしても、ユピー型ロボットが各分署に一体ずつとは、凄いですね。しかし名前がチャッピー、確か昭和の魔女っ子ものにいたような。名前の可愛さとは逆に上からな態度、所員の性格にもよるのかも。
捕獲した怪獣を飼っているそうですが、よく許可がおりましたね。写真のみの出演でしたが、実は後に絡んでくるとか。十年間に出現二回、私は充分多いと思います。富士山は活火山、その地下や上空ですよ、何か怪獣にとってのチェックポイントがあるかも。北に異動?そこは他にも人がいるのでしょうか。チャッピーは?これっきりの出演ではありませんように。
それでは今夜はこれにて失礼致します。早く涼しくて落ち着いた気候になりますように。
No.12302 - 2024/08/23(Fri) 22:15:10

ウルトラマンアーク 第7話 満月の応え 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:勝部京子 監督:越知靖


(1) 灼熱のホムガーの実態
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。猛暑は続いて、そして台風10号接近と大変ですがいかがでしょうか。
 今回は冒頭の灼熱の世界、最高気温48度、現実にもヨーロッパでそれくらいの猛暑はあり、こちらは38度でえげつないのに大変、SKIPメンバーグロッキーこれはダイナの、灼熱怪獣3000度に出て来たソドムを思わせて(ダイナでは36度、しかし今の日本はそれ以上)、出て来た怪獣ホムガーは敵ではなく、母なる存在、こういう展開はウルトラシリーズにはよくあり、怪獣は悪の手先でなく、自然の一部という解釈も、帰マンのウルトラ特攻大作戦のバリケーンのものなどあり、そして、今回も展開から怪獣を倒さないと予想、その通り、しかしこんな史上最悪の猛暑にこんなものとはビックリでした。
 監督の越知靖さんはニュージェネレーションシリーズ、タイガ以来の常連で、最近は仮面ライダーガッチャードでも助監督をされて、田口清隆さんがガッチャードを監督された際の助監督、またガッチャード劇場版も助監督されて、円谷、東映で活躍、エンドタイトルに東映関係の会社名もあり、その田口さんは今年アニメの監督を初めてされて、ブレーザーの脚本の小柳啓伍さんとコンビ、アークは田口さん、坂本浩一さんとニュージェネレーション常連は不参加でも、辻本さんをはじめ優れた監督さんで名作を作っています。
(2) 暑い時はアイスコーヒーに限る!
 そして、SKIPメンバーグロッキーの中で、ユピーがアイスコーヒーを煎れて、それも豆を挽いた本格的なもの、僕も大分前に、夏の京都で作業して、それもエアコン壊れた部屋でやり大変、作業終了後、喫茶店でアイスコーヒーにありついて助かったのは忘れられず、今回はシュウがコーヒー好きの設定生きて、ダイナの灼熱怪獣の時も冷たいジュース出て来て、僕も家では水出しアイスコーヒー作って夏はしのいで、しかしロボットがコーヒーを入れるのはまさにセンス・オブ・ワンダーでした。そして、リンは経費無駄遣いというと、シュウは意味あると言い、コーヒーとなるとシュウのクールなものが激変は毎回面白いです。
(3) 火山地帯の前兆
 そして、怪獣ホットライン鳴り、熱水吹き出して、卵の腐ったにおいというもの、硫化水素で、怪奇大作戦の光る通り魔では、火山で失恋した人間が燐光人間になり、その際も硫化水素で襲うもの、この時は硫化水素と亜硫酸ガスを間違えていましたが、現実にも下水道に硫化水素発生して事故もあり、また火山地帯で硫化水素は発生して、修学旅行で信州に行った際に火山のところでこういうにおいしたのを想起、こういう現実にあり得るSFの要素はウルトラシリーズの真骨頂です。間欠泉、現実に火山地帯にはあり、現実とSFの融合は意味あります。
(4) アーク、初の敗退
 そして、ホムガー出現、ガスタンクを襲いエネルギーを補給はベムスターに似て(現実には、ガスタンク1つ爆発で神戸なら半分破壊される、阪神淡路大震災で体験あり)、そしてユウマは、謎の女性(杏樹)を見るものの、他のSKIPメンバーには見えない、初代ウルトラマンのヒドラの話で、交通事故のあった少年、フジ・アキコ隊員のみに見えたもの以来の定番、杏樹はユウマにメッセージを送る、早く離れて、おそらくホムガーの使者、マックスの、龍の恋人にもあり、そして怪獣ホムガー出現、ユウマはアークに変身するものの、ホムガーはアークのエネルギーを吸収、これもベムスターと似ていて(あるいはドラキュラスが帰マン、キュラノスがティガのエネルギーを吸ったのと同じ)、反撃しようとすると杏樹はやめて、ホムガーをそっとしてほしい。アークはエネルギーを失い敗退、こういう、怪獣を倒さない場合でも一度敗退は、帰マンのシーモンス、シーゴラスがルーツ、そしてマックスの、第三番惑星の奇跡のようなもの、ホムガーは基本的に悪ではないものの、子孫を残すのに大災害になり、現実に台風、地震など自然災害を思わせて、意味のある展開でした。
No.12303 - 2024/08/24(Sat) 14:51:14

ウルトラマンアーク 第7話 満月の応え 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) 夜行性の怪獣、避難
 ホムガーは眠りに入り、夜行性とわかり、SKIPは星元市の住民の避難、ここ30年近く、阪神淡路大震災、東日本大震災など災害で避難はたくさんあり、この夏も南海トラフ地震臨時情報で、和歌山では海水浴場閉鎖もあり、こういう展開はリアル、夜行性の怪獣は、動物では夜行性のもの多く、怪獣の考証は意味ありました。そしてユーが調べるものの、冷却装置は10分しか持たない、自然災害と怪獣の意味など、深いものありました。ユウマの怪獣探知機通じず、地下の電波の届かないところにいるなど、考証は緻密。寝る怪獣はガヴァドン、スカイドンと実相寺さんのネタでも意味ありました。そして、ホムガーの体内に複数の心臓、ホムガーは子供を身ごもり、しかし爆発すると星元市全滅、しかし、ユウマはホムガー伝説を思い出して、火山地帯でなく噴火と思い出すもの、こういうファンタジー要素、満月の時な火山活動、SFの世界もよくできています。
(6) ウルトラマンは戦うためだけではない
 そして、防衛隊がホムガーに攻撃、ユウマは、ホムガーは精霊とともに現れるというもの、あいまいでみんなに言わずしかし杏樹はユウマに、みんなといたいウルトラマンの力は戦うためだけにあるのかと問い、もちろんウルトラシリーズ58年の歴史でNO、コスモスはもちろん、他のシリーズでも怪獣を倒さない話は無数あり、しかし先のシーモンス、シーゴラス、あるいはタロウのキングトータス、クイントータスと、繫殖目的の怪獣との共存はなかなか大変、この件、コスモスの名作、時の娘を思わせて、怪獣保護はある意味、倒すより大変、ユウマは町を守るというと、杏樹は何もわかっていない、母親から命を受け継いだというものにユウマは続き、杏樹はホムガー、自らの爆発エネルギーを子供に与えているという展開、怪獣を倒さないのでも大変なものを感じました。
(7) ユウマと母と月と
 冒頭、子供時代のユウマと母の思い出、母はみんな守れる、ここ3年、サブタイトルに月の入る話ウルトラマンにあり、月と、怪獣の意味、そしてユウマは再びアークに変身、ホムガーを移動させようとして、このホムガー、マックスのイフに似た位置付けもあり、カラータイマー赤のアーク、母の声で悲しい時は月を見る、月のようにみんなを守れる人になって、そそしてルーナアーマー装着、これは明らかにコスモスの位置付けにあり、さらにダイナ、デッカーのミラクルタイプ的なもの、ホムガーを囲い、爆発するものの、アークはそれをバリアのように囲んで人々を守り、杏樹はホムガーの子供にに寄り添い、子供ホムガーはアーク見逃して、シュウ、全てをアークに頼れない、我々も調べてとなり、ホムガーはまた出て、そのために記録を残すとユウマは語り、このホムガーの子供、最終回付近に、危機のアーク助太刀もあるかも知れないと思いました。ウルトラマンの怪獣ファンタジーとして秀逸でした。
 次回はカネゴンのコメディもの、カネゴン、次回巨大化する模様、カネゴンは何度かウルトラシリーズに出てきても全部等身大、シリアス系の後にコメディはウルトラシリーズではよくあり、期待です。
(8) ウルトラマンサマーフェスティバルうめだに行きました
 そして、大阪梅田の阪神百貨店のところの、梅田サウスホールでウルトラマンサマーフェスティバルうめだ開催、ウルトラマンフェスティバル、東京と大阪(関西)で同時開催は20年ぶり(2017〜19年は夏に東京でやり、年末年始大阪でやった)、場所はひらかたパークでなく、各駅の梅田のすぐそばで大変交通アクセスよく、僕は朝一番に行き、行きの電車でタロウとゼロのソフビ人形もった親子連れ見てテンション上がり、朝一番から大変な人出、目玉のステージは大迫力、かつてのひらかたパークでのステージよりレベルアップ、今月初めに神戸でステージは昭和のウルトラ6兄弟でしたが、今回は令和・平成メイン、素晴らしい舞台、たくさん写真撮れて、参加者は親子連れと僕みたいな大人のみと6:4くらい、ウルトラショットも大人気、そして年末、ウルトラマンフェスティバル東京でやり、大阪でもやってくれるかと期待しています。
(9) ウルトラマンブレーザー劇場版DVD買いました
 先月発売の、ウルトラマンブレーザー劇場版、大怪獣首都激突のDVD買いました、2月に劇場公開のもの、田口清隆さん演出の怪獣映画、国会議事堂破壊など、初代ゴジラ以来の、円谷英二さん直系の着ぐるみとミニチュアセット特撮の極地、最高のものでした。そしてウルトラマン、特撮関係の書籍は毎月たくさん出て、桜井浩子さんの本、感動もので、今やウルトラマン、特撮の黄金時代です。今年も残暑厳しいです、熱中症に気を付けて皆さんお元気で。
No.12304 - 2024/08/24(Sat) 14:52:10

Re: ウルトラマンアーク 第7話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
ホムガーは食事の邪魔をされたくないだけで余計な攻撃はしていないのですが、「生ける火薬庫」は星元市の滅亡、駆除しない訳にはいきません。無事出産させるためにどこか遠くへと手を差し出すアークの姿は、子亀を憐れむタロウを思い出します。が、同様に拒否され悩んだ結果、月の鎧を装着、バリヤーを張って出産させました。ホムガーに対する慈愛溢れる仕草は、母性を感じます。やはりアークの中には母親もいると思います。
それでは今夜はこれにて失礼致します。皆さん、台風対策して下さいね。私も色々買い溜めしました。
No.12305 - 2024/08/27(Tue) 22:05:09

ウルトラマンアーク 第8話 インターネット・カネゴン 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

脚本:吉上亮 監督:越知靖

(1) 全面ギャグ、ネタのウルトラマン
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。台風10号は遅く九州、四国に大被害でしたがいかがでしょうか。
 今回はインターネット・カネゴン、昭和のウルトラQではお金食べる怪獣、今回は仮想通貨を食べるもの、カネゴンもウルトラシリーズに何度も出たものの、ウルトラヒーローと闘う…というよりウルトラヒーローと絡むシーンは初めて、全編ネタ、そして物価高などの世相をうまく取り入れて、最後までネタで通して、他方仮想空間でのバトルはグリッドマンのもの、最近グリッドマン、アニメになり昨年は映画も公開、声優さんはグリッドマンのアニメと共通のもの、カネゴンは昭和・平成・令和とギャグ怪獣、ウルトラシリーズの奥の深さを見たものでした。脚本の吉上亮さんは特撮ヒーローの脚本初執筆、実に決まっていました。
(2) 仮想通貨ホシペイ
 星元市で、デジタル通過ホシペイを流通、現実にペイペイなどあり、僕は現金派、人間、財布からお金出して払うの面倒になったらオシマイと思いアナログ人間で、キャッシュレス拒否、しかし現実にはスマホでお金払い、財布持たないもの、もちろんスマホ決済の方も多く、地域の仮想通貨もあり、そういう傾向を取り入れたもの、オープニング、仮想空間でインターネット・カネゴンのパフォーマンス?あり、LINE画面の応用、仮面ライダーリバイスでは、LINE出てきたものでしたが、こういう令和の最新テクノロジーを見せるのは意味ありました。
(3) 物価高で節約、節約
 そして、物価高で自転車のお店休み、SKIP分所で、電気落とす、どころかユピーは節約のために起動スイッチ押してなど、星元市物価高、それで経費削減、僕もサラリーマン時代、90年代の不況になり、トイレの電灯を消せ、このような節約のものもあり、そして現実世界は物価高、インフレ、皆さんも物価高で困っていると思われて、こういう現実の社会世相を取り入れるのはもちろん1作目のウルトラQから、それにしても、パソコン画面などに節約の貼り紙はアナログ、昭和のネタ、そして、カネゴンが投げ銭取り込んで出さないので不況になった、ネタとして面白いもの、これ、全編ギャグなのに、登場人物で笑う人はいない、筋金入りのコメディのもの、今やこういうネタ、バラエティ番組でも稀、ウルトラシリーズの作り手の意欲に圧倒されました。
 ユウマは携帯代、おばあちゃんに仕送り、しかしシュウ、コーヒーは3倍のみ、節約は適度にお金使う、シュウの、スタイルと正反対のギャグぶりは面白い、そして、シュウは、ホシペイ、アプリで動画配信すると、投げ銭もらえて、配信人気ならお金入るので、ユウマと一緒にUSブラザース、現実には子供たちの人気職業はユーチューバー、しかしなかなかうまく行かない、シュウの焦りは面白いもの、SKIPの怪獣情報の公開などを提案など、ギャグとして秀逸、コーヒー絡むとシュウは人変わり、ヒロシは気長にやろうというもの、郷に入っては郷に従え、これはシン・ウルトラマンのメフィラス星人のセリフ、そしてトップ配信者は怪獣、インターネット・カネゴン、ユピーは誰かのCG合成というものの、実際はデジタル怪獣、愉快な設定でした。
No.12306 - 2024/08/31(Sat) 14:42:50

ウルトラマンアーク 第8話 インターネット・カネゴン 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 令和の金田金男?銅金カナオ登場
 そして、星元市の仮想通貨を作ったホシペイCEOの銅金カナオ登場、それが女性、実際に経済の仕組みを解説、そこに一種のインターネットウイルスでインターネット・カネゴン現れて、カナオがカネゴンを作り、ホシペイとともに、星元市のために、次世代都市構想で、自立型AI、それカネゴン、カネゴンはAI、カネゴンは人の欲望を解析、お金第一、このカナオ、ウルトラQの金田金雄令和版、しかしカネゴンは暴走、投げ銭、そしてカナオ、経済システムを語り、多くの人の投げ銭でホシペイはカネゴンに集中、暴走。ユウマ、ホシペイは生活費、祖母への仕送り、カナオの悪乗り、AIのカネゴンはお金貯めて出さない、怪獣災害で疲弊の星元市、大変なことになり、カネゴンにお金使うことを学ばせると、大真面目にやり、ユウマ、シュウはカネゴン捕獲、お金使わせる、これについて、カネゴンは銅金CEOと話して、ホシペイ飛行船でカネゴンを捕獲、ともかく、ギャグが機関銃のように出てひっくり返るものでした。そして、説明に出てくるカネゴンの影絵は初代ウルトラマンのオープニングのものそのもの、あまりの芸の細かさに脱帽です。
(5) 令和の春風コンビ、ユウマとシュウ
 そして、カネゴン配信終了、飛行船を着陸させて、カネゴン捕獲作戦、そしてユウマ、シュウは飛行船を着陸させるもの、二人はユニークなコンビ、古いとコスモスの春風コンビに近い、しかし、カネゴン、お腹空いたと駄々こねて、そしてユウマはウルトラマンアークに変身、飛行船を支えて、しかし飛行船にアーク、取り込まれるもの、これはグリッドマンの要素、実際、アニメのグリッドマンの声優さん出て、面白いものでした。
(6) ウルトラシリーズ初、ウルトラヒーローとカネゴンのバトル?
 そして、電脳空間に引き込まれたアーク、カネゴンと対峙、カネゴンは何度もウルトラシリーズに出て、しかしウルトラヒーローと対峙?は初めて、アークをお金と思い食べようとする、こういうコミカルバトルは、ダイナの遥かなるバオーンなどあったものの、悪乗りで見事なギャグでした。
(7) アークとユピーの共闘!
 そして、ユピーも電脳空間に入り、学習データをカネゴンに食べさせようとして、しかしお金でないので激怒、星元市の準備金を食べてしまい!超巨大化、これはウルトラシリーズでは珍しい、そしてアークとユピー、逃げられない?と、ルーナアーマーで学習データをカネゴンに、それも主題歌流れるもの(ギャグバトルで主題歌使用はウルトラシリーズ初めてか)、投げ銭でデータ食べて、カネゴンお金吐き出して(第1次ウルトラシリーズの効果音)作戦成功、カネゴン飛ぶのはオリジナルのウルトラQのネタのまま、アークは帰って行き、カネゴンは市民の前に等身大で現れてアイドル、まさにケッサクでした。
(8) オリジナルに準じるオチ
 そして、ユウマとシュウの動画、後ろにカネゴンの繭、シュウのもの、カネゴンになってしまい、オリジナルの、カネゴンの繭のラストシーン、両親もカネゴンになったオチの再現、これほど笑えて、そして社会風刺、文明風刺、まさにウルトラシリーズの真骨頂を見た全編ギャグ話でした。
 次回はリンと恩師のもの、前回のホムガーのものがシリアス系、そして次回は昭和怪獣の再登場もあり、楽しみです。
(9) バンドー神戸青少年科学館のウルトラマンイベントに行きました
 先週25日、神戸ポートアイランドのバンドー神戸青少年科学館、ウルトラマンのイベントあり、朝一番に行くと、ものすごい人出!まさに神戸中のウルトラマンファンの親子連れ来たかと思うほど、展示は極めて充実、アークの手のひらに乗り写真撮れるものなどあり、アースガロンの着ぐるみ展示、ウルトラマンゼロのハイタッチ会もあり、大変な盛況、その前の、ウルサマ梅田もすごかったし、さらに来年もウルサマ梅田するそうで、今月は神戸・大阪にて8月として最大のウルトラマンイベントあり本当に楽しかったです。
 台風10号まだ大変、その後はまた猛暑です、皆さんお元気で。
No.12307 - 2024/08/31(Sat) 14:43:58

Re: ウルトラマンアーク 第8話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
シュウさん、しっかりしてー!コーヒーが絡むと別人、「あけぼの莊へようこそ」のあなたはどこに行ったの…💧所長、まくしたてる彼や投げ銭等、専門用語について行けない気持ち、よーく解ります。(泣)
さて、作戦決行、アークがどうやって戦うのかと思ったら、なんと取り込まれてしまうとは。仮想空間で人間と共闘とはメビウスを思い出します。最後にカネゴンは実体化(?)してしまいましたが、大丈夫でしょうか。
それでは今夜はこれにて失礼致します。朝晩は涼しくなってきましたが、季節の変わり目、風邪等にお気をつけ下さいね。
No.12308 - 2024/09/06(Fri) 22:25:28

ウルトラマンアーク 第9話 さようなら、リン 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根本歳三 監督:湯浅弘章  特技監督:内田直之

(1) ウルトラQのプロデューサー 栫井巍さん98歳で死去
 レイゴさん、藤子さん、皆さんおはようございます。大変な残暑ですがいかがでしょうか。
 まずは訃報、ウルトラQのTBSのプロデューサーをされた栫井巍さん、98歳で亡くなられました。Q。初代ウルトラマンのヒロイン、桜井浩子さんのSNSで知りました。栫井さんはウルトラQの際にTBSのプロデューサーとして、初期のアンバランスの路線から、怪獣の出る形を提案された、まさにウルトラQの生みの親、作品としてはウルトラシリーズ初期のみ参加ですが、おかげでこの58年、無数の怪獣(ウルトラシリーズだけで優に1000を数える)の出る日本を怪獣大国にされた大功労者、栫井さん、ありがとうございました。
(2) 広義のマッドサイエンティストもの
 今回はリン主役、リンの恩師、山神サトル、実は怪獣の細胞を海外に売却、それは怪獣の研究の資金を得るため、もちろん違法行為ですが、しかしもちろん、山神は単なる悪人ではなく、マッドサイエンティストはSFものによく出て、むしろアーク5話の牧野教授のような良識的な方が例外、デッカーの人と怪獣に出たものも同様のマッドサイエンティスト、恩師を裏切るのか、こういうネタは昭和以来無数に展開されて、結論は昭和以来のパターンですが、これはウルトラシリーズが単なる勧善懲悪でなく、毒のある内容でテーマを描いたもの、意味のある結果でした。
 今回は湯浅監督、ウルトラシリーズ監督デビュー、特技監督は内田直之さん、昭和では本篇、特技監督分業のものが大半、平成では本編。特技監督兼任増えて、ニュージェネレーションシリーズではタイガ、ゼットに何回かあるものみ、見事なものでした。なお、特技監督の肩書は、ウルトラQでは特技監督と表記、78年に出たウルトラマン大百科のLPレコードセットの、満田かずほさんの文書だと、特技監督は円谷英二さんがむ好み、他のものが使うのは恐れ多いと特殊技術、特撮監督になったものの、ティガ以降は特技監督に統一、やはり、ウルトラマンとゴジラの特撮は特技監督がやるものです。
(3) 怪獣の細胞の売買
 今回のネタは、怪獣の細胞が海外で売買されているというもの、この展開はウルトラシリーズでは初めてか、しかし怪獣のデータ、資源横流しはウルトラシリーズでもあり、そして、怪獣の細胞を利用したものは、ダイナのネオザルスの話あり、それは欲望のものですが、今回は山神、怪獣のエネルギーを利用する研究をしたい、しかし研究資金ない、それで怪獣の細胞を売り研究資金得たい、確かに、研究の目的としては意味はあるものの、もちろん許されるものでなく、しかし、現実にはこういう不正行為に走る例は少なからずあり、そういうリアルな志向が意味のあるものでした。
(4) 怪獣使い回しを逆手に
 ネロンガ出て、そしてパゴスも出て、ガボラ、マグラーと同系統と山神はいい、これらは元々東宝特撮のパラゴンを改造して作ったもの、これはネタですが、シン・ウルトラマンではCG予算削減のためにガボラ、ネロンガ、パゴスと出して、これはオリジナルを知るものにはニヤリです。
(5) ヒロインの初恋
 リンは、学生時代、山神の授業に出て、そして明らかに恋心抱いていたもの、しかし、今回の件で再開して、すでに結婚して子供もいると知り失恋、これは女性にとっては大変なショック、そして、山神は、嘘をつくときは唇に指を当てる行為をして、かつて中条きよしさんのうそ、折れたタバコの吸殻で、嘘わかる、それを思わせる70年代の昭和ネタ、意味ありました。
No.12309 - 2024/09/08(Sun) 06:40:36

ウルトラマンアーク 第9話 さようなら、リン 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]
 また、ヒロインの制服姿出て、これはティガ・ファイナルオデッセイで山田まりやさん、中学生の設定で制服姿で出て以来、特撮は制服姿の女性は少なく、アニメだとたくさんありますが意味のあるものでした。
(6) 山神との確執
 これは、ネロンガの標本手に入り、怪獣の標本は初めての設定、山神は、ウルトラマンが光線で破壊なのでいい標本得られないといい、そしてこの一連の行為、ユーを囮にネロンガを電線に近づけて電撃ショックで仕留めるものの、この行為自体、山神の裏切りを確認するためのもの、この作戦はリンの発案、ネズドロンのことから、ダイモードを使用するものを想起、おそらく、作戦の前に山神の疑惑問題になり、SKIPで対応する、これは、ユウマ、山神の取り調べをしたらというと、シュウは証拠少ないと語り、リンの位置は複雑、これは70年代の刑事ドラマ的なもの、山神にとってリンは単なる学生、リンは山神に恋心、複雑なものを感じました。
(7) 山神の更生を信じてのリンの行為
 そして、リンは山神の力になりたいと語り、やはり山神は細胞横流しの行為、それを知り、リンは山神に二度裏切られたもの、初恋の人、他の女性と結婚、子供もできて、悪事をしていた、リンの行為は大変なもの、そしてリンは空の細胞容器を山神に渡して、山神は裏切ったか、そしてシュウたちが身柄拘束を示唆、山神はマッドサイエンティスト、しかしそれでもリンは山神を信じて、更生を信じてのもの、これは太陽にほえろなどの70年代の刑事ドラマにあったもの、SKIPが、辻本監督は怪奇大作戦のSRIの怪獣版と語り、その設定生きています。
(8) ネロンガ、パゴス出現
 すると、ネロンガは死んだのではなく、仮死状態、そして、パゴスに追われていた、パゴスの出現で金色の虹出る、これはウルトラQのオリジナルでの設定、それユウマ語り、ユウマは怪獣の生態のスペシャリスト、2大怪獣の出撃で、リンは山神を追い、ヒロシとユウマは人々の避難をする、SKIPは戦闘部隊でない設定が活きています。
(9) 未来のために過去を犠牲は許されない
 山神は、怪獣の研究をして、そのエネルギーを生かす研究をしたいが誰も研究費出してくれず、そのために細胞横流し、リンは現に目の前に被害出ていると叫び、しかし山神は、未来のために今の犠牲は仕方ないというもの、もちろん間違い、これはウルトラシリーズだけでなく、ありとあらゆるヒーローもので目の前の苦しんでいる人を犠牲はダメ、しかし、山神もアークの戦いに、限界を知ったもの、意味のある展開でした。
(10) アークvsネロンガ、パゴス
 ユウマはアークに変身して2大怪獣と戦い、ウルトラシリーズ定番の夕陽の戦い、ネロンガは透明になり、オリジナルの初代ウルトラマンでは透明化はうまく描写できず、CG進化してうまくやっているもの、そして2大怪獣の電撃、光線でアークは苦戦、しかしソリスアーマーで攻撃を跳ね返して、最後はアークアイソードで一刀両断、ソリスアーマーは空飛べず、その設定うまく生きていました。
(11) さよなら、過去の私
 怪獣倒されて、山神は身柄拘束、山神は、忘れた、そんな昔のこと、というものの、唇に指を当てるもの、初恋終わり泣くリン、そして、主題歌スローテンポアレンジBGM流れて、ティガ以来、抒情的シーンに主題歌スローテンポアレンジBGM、リンはさよなら、あの頃の私というものの、ユピーはリン大好きといい、今回は大人のドラマ、ウルトラシリーズで意味ありました。
 次回は80のノイズラー登場、楽しみです。
(12) ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟配信、ザ・ウルトラマンMXテレビで地上波放送
 そして、円谷イマジネーションで、メビウス&ウルトラ兄弟配信、僕はDVD持っているものの、過去のヒーローとの共演のお手本となった名作、神戸で撮影して、ぜひたくさんの方に見てほしい。また東京MXテレビではザ・ウルトラマンのリマスター版再放送、MXテレビは昭和ウルトラを過去によく再放送、今は昭和ライダーやり、関西でも再放送してほしいです、大変な残暑です、熱中症に気を付けて皆さんお元気で。
No.12310 - 2024/09/08(Sun) 06:41:32

Re: ウルトラマンアーク 第9話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
話が合う人に恋心、私にもありましたよ。でも、相手にはその気なし、本当にあるあるです(泣)。告白も何も無しに終わったから、相手を責める権利も無しで、悲しかったリンの気持ち、よく解ります。
それはさておき、「目の前の大惨事」をおろそかにすることに正当性はありません。誰も犠牲にされる筋合いはありません。家族と暮らせなくなることで、償いきれない罪を犯したことを思い知り、彼はこの先どうなるのでしょう。テロリストに脱獄をそそのかされたら、乗ってしまうのではと気がかりです。
それでは今日はこれにて失礼致します。早く昼間も涼しくなってほしいです。
No.12311 - 2024/09/11(Wed) 14:21:03

ウルトラマンアーク 第10話 遠くの君へ 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:足木淳一郎 監督:湯浅弘章  特技監督:内田直之

(1) 孤独な青年と宇宙からのメッセージ
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。9月とは思えない猛暑で大変ですがいかがでしょうか。
 アーク第10話は、孤独な青年カズオ、ユウマの中学校の同級生、アマチュア無線をして、すると数光年離れた宇宙からの電波を受信、フィオと名乗る相手との対話が唯一のコミュニケーション、しかし、フィオの母星は環境破壊で滅亡の危機、昭和以来の展開、アークは、ハードSF展開のブレーザーと対照的にハートフルな話多く、今回も孤独な青年の位置、カズオは引きこもりでなく、友人を作れず、ユウマとは顔見知り程度ですが、そしてその対話の電波がノイズラーを呼んだもの、ウルトラシリーズ定番のジュブナイル展開、最後はユウマがカズオの友人になるものの、フィオの運命は重いもの、もちろんウルトラシリーズではよくあるもの、単なる勧善懲悪でなく、必ず考えさせるのがウルトラシリーズの真骨頂です。カズオを演じた佐久間悠さんは仮面ライダージオウで敵キャラを演じた方、近年ウルトラマンとライダーともに出た役者さん激増です。
(2) アマチュア無線
 今回のキーアイテムはアマチュア無線、カズオはそれが趣味、おそらく中学生からラジオ工作マニアだと思われて、しかし、テレビの特撮ヒーローにアマチュア無線の出るのは平成以降は初めてか、昭和だと、円谷プロの緊急司令10-4-10-40はアマチュア無線ではなく市民無線(市民ラジオ)、今やスマホ・携帯電話の普及でアマチュア無線は影薄くなったものの、もちろんこれをやっているファンはたくさんいて、今もラジオ・無線雑誌はあり、昭和の特撮だけでなく、刑事ドラマでもアマチュア無線が出てくるシーンはありましたが、2024年には新鮮なものでした。また、カズオがフィオの声を宇宙からのメッセージと言い、これは78年に東映がスターウォーズブームで作ったSF映画、さらにテレビシリーズも作られたもの、年配の特撮ファンはなるほど、でしょう。この、宇宙からのメッセージは当時日本のSFファンに酷評されたものの、しかし特撮では後のスターウォーズに影響のものもあり、ともかく78年当時、日本の特撮は評価低く、評価していたのは僕ら第1次ウルトラシリーズリアタイ世代、アニメファンには日本の特撮はバカにされていた、さらに、東宝・円谷に比べて東映の特撮の評価は特撮ファンの間でもさらに低かったため、日本の特撮をSFファン、アニメファンが評価したのは90年代後半以降の平成ウルトラマン、平成仮面ライダー以降です。
(3) 行進電波に寄せられてノイズラー来た
 他方、SKIPでは、防衛隊とともにノイズラーの地球接近を確認、シュウは防衛隊の立場で危険な怪獣だと警告、オリジナルの80のノイズラーは、騒音に反応する怪獣、サブタイトルは東京サイレント作戦、これが戦争中の灯火管制を思わせると批判されたもの(今でいうコンプライアンスの走り)、ノイズラーはアーク初の宇宙怪獣、クロコ星人いたものの、宇宙からのものは初めて今回は最後、宇宙に逃がす展開は納得でした。
(4) 滅びる惑星の住民
 これ、カズオと、何光年も離れたフィオの電波通信は、もちろんフィクションのために成り立つもの、孤独であったカズオにとって、アマチュア無線の向こうのフィオが唯一の友人、しかしフィオの惑星は環境破壊でみんな死んで残ったのはフィオ一人、こういう破滅SFは昭和・平成初期にはよくあったもの、何より、宇宙戦艦ヤマト自体、滅亡の危機のガミラスから地球侵略というもの、もちろんフィオに地球侵略の意図はないものの、こういう描写はSFならではのもの、フィオの惑星のことを知り、カズオの絶望は厳しいもの、こういう展開は、ティガの拝啓ウルトラマン様、マックスの遥かなる友人の流れ、ウルトラシリーズの悲哀のSF真骨頂です。
No.12312 - 2024/09/14(Sat) 14:33:25

ウルトラマンアーク 第10話 遠くの君へ 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) 雨の降らない星のフィオ
 カズオとフィオの会話、雨の降る惑星、翻訳機で日本語も話せて、しかし、備えあればうれしい→憂いなし、これはシン・ウルトラマンを思わせて、カズオは孤独志向、中学でもユウマは話しかけたもの、電波とのもの、冒頭ではカズオはユウマを排除、しかし怪しいと見て、ここにもコーヒー出てきたもの、アークのスタッフ、よほどコーヒー好きか、しかし、カズオにとってフィオが最初の友達というのは切ないです。
(6) SKIPの対応
  電波発信源はユウマの知り合い、ヒロシは世間も狭いと言い、しかし、まだ探りたいユウマ、しかし、シュウはノイズラー降臨で悠長なこと言えない、こういうシビアな様子はウルトラシリーズのSFものです。
 そして、カズオとフィオの会話、コスモスの「ともだち」を思わせるとの指摘もあり、フィオ、カズオと話せるのは長くないというもの、そしてノイズラー現れて、防衛隊からノイズラー星元市に来たと入電、ユウマ、ヒロシは現地で避難誘導、この点、SKIPがバトルチームでなく、捜査隊の意味あり、他方ノイズラーに防衛隊のミサイル攻撃とシリアスです。
(7) ユウマ、カズオとフィオ
 ユウマは、この電波が怪獣を呼んでいるとして、そして、フィオの星はもうすぐ゛滅びる、環境汚染で外を歩けず、一人、また一人人口減り、今生きているのはフィオ一人、最後に、誰かと話しをしたく、電波を飛ばして、カズオ応じてくれて、しかし交信に使えるエネルギーもない、何か切ないドラマに泣きました。
(8) ノイズラーは音を食べる?
 そして、防衛隊の攻撃、しかし音を吸収、そしてユウマはモニターのアークの指示でアークに変身、アークはカズオを守るために戦い、そしてフィオの返事はない…音を食べる怪獣の特撮描写は秀逸、そして、ノイズラーは音、振動を取り込むとリンとシュウたちの会話を何とアークが聞いてヒントにして!こんなシーンはウルトラシリーズでは初めて、そして空中でのバトル、内田特技監督冴えて、アークアイソードの点もユニークでした。
(9) 昭和と同じ、カラータイマーの音苦手
 そして、アークのカラータイマー点滅だと、その音がノイズラーは苦手、これは80に出たノイズラーも80のカラータイマーの音で大人しくなり、リンはカラータイマーと言わずアークの胸のピコピコと言い、考えたらニュージェネレーションシリーズでカラータイマーの単語は出ていない。そしてノイズラーを宇宙に逃がして、これは80のオリジナルと同じでした。
(10) カズオとフィオ、最後の会話
 そして、ノイズラー去り、カズオとフィオの会話できるようになり、しかしこれが最後の会話、フィオの電波拾ったのがカズオで良かった、フィオ最後の友達、カズオ号泣、フィオはウルトラマンでも救えず、あまりに切ないものでした。
 後日、ユウマは、定時になりカズオの元を訪れて、主題歌スローアレンジBGMをバックに、フィオはカズオにとって大切な人であった、距離は関係ないというと、カズオはユウマにありがとうと言い、明日は明日の風が吹く、この有名なセリフの意味見事で、先週に続いて、湯浅さんウルトラシリーズ初本篇演出、叙情的なドラマ、セブンのSF性(盗まれたウルトラ・アイの要素もある)と帰マンの人間ドラマの理想的な融合でした。
 次回と次々回は前半クライマックス前後編の模様、どうやら次回出てくるロボットを防衛隊が使用して前々作の〇ラフェイザーみたいに、かと思います。まだ暑いです、熱中症に気を付けて皆さんお元気で。


No.12313 - 2024/09/14(Sat) 14:34:29

Re: ウルトラマンアーク 第10話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
フィオの運命は他人事ではありません。滅亡の原因はさまざまですが、こういう話に出会う度、悲しくも恐ろしくなります。リアルタイムで聞こえるのに、会いに行けない、助けに行けない。エンディングテーマの「未来はこの手にあるわ 手を取り合って」が悲しすぎます。最後のひとときを守ろうと、カズオのいるアパートを庇い、被害を最小限に抑える為にも、アークは怪獣を逃がしたのでしょう。明日は明日の風が吹く、奇跡の風がフィオに吹くことを祈ります。竹宮恵子先生の漫画「私を月まで連れてって」の中に「誰モイナイ 誰モ来ナイ 愛シテマス 答エテ」と言いながら星と共に消えていったコンピューターの話がありました。フィオがそうなりませんように。
それでは今日はこれにて失礼致します。
No.12314 - 2024/09/17(Tue) 15:44:46
ウルトラマンアーク 直前スペシャル 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
構成:足木淳一郎 演出:秦敏樹

(1) 歴代のウルトラヒーローの紹介
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。猛暑、豪雨ですがいかがでしょうか。
 今回のウルトラマンアーク直前スペシャル、前半は歴代のウルトラヒーロー紹介、大半がウルトラギャラクシーファイトの再編集、しかしウルトラマンは休止期間あるとしても58年続いて、直近のニュージェネレーションシリーズだけで12年連続、僕は一応、主役ヒーローはわかるものの、仮面ライダーは1作当たり数人、多いと10人以上出てそしてタイプチェンジはウルトラマンの比ではなく複雑ですが、ウルトラシリーズは休止期間も長いものもありましたが、本当にあと2年で60年と言う大変なものであるのにビックリです。
(2) 星元市の設定
 今回のウルトラマンアークは、星元市という設定で、16年前に世界各地に怪獣がたくさん出て、そして主人公ユウマは子供時代にウルトラマンアークの絵を描いていたもの、これは伏線として意味ありそうです。ニュージェネレーションシリーズは様々な制約の中でいいものをやってくれていて、CG技術の発展で、セット製作コストも少なくて済み、そしてその高水準の作品が国際社会で受けているのは意味あります。
(3) SKIPは戦闘部隊ではない
 今回、主人公ユウマの属する怪獣防災研究所SKIPは調査研究をするもので、他に戦力を持つ防衛隊がいて、この点は、オーブに似たもの、そして何より面白いのは怪獣ホットライン!怪獣出たと一般市民の通報でSKIP出動、戦闘は防衛隊に任せて、これはオーブだけでなく、ミラーマン前半のSGMにも似て、神戸では有害動物のホットライン、神戸ではもちろん怪獣ではなく、イノシシ、アライグマですが、ちょっとお役所の要素を持った組織、メンバーは個性的なもの、隊長(所長)は元アバレッド、ゼット以降、スーパーロボットを持つ特捜チームが存在、セブンガーが一昨年のウルトラマン全投票でメカ部門1位、何と不動のウルトラホー1号を差し置いてももののように、今回もロボット活躍かと思ったら…
(4) Aiロボット ユピー
 今回のSKIPのメンバーの一人はAiロボットのユピー、これはマスコットキャラで、ジードに出たベガのようなキャラクター、頭部外れて飛ぶなどユニーク、掃除とかして、これはウルトラシリーズではトリガーのマルウル、デッカーのハネジロー的な存在、ひょっとしてハネジローみたいに主人公の正体を知っているか、など興味湧きます。
(5) ウルトラマンアークの武器
 ウルトラマンアークの必殺技は、定番の光線技だけでなく、剣なども使用、最近のウルトラマンは武器を使い過ぎとSNSで批判もあるものの、しかし昭和初期の帰マンですでにウルトラブレスレットの武器を使っていて、そして剣は、ロボットアニメ、ボルテスVで留めを剣によるのは物凄いインパクト、それ以降のスーパーロボットの大半は剣で留めになったほど、そして宇宙刑事ギャバンのレーザーブレードなど、ヒーローの必殺武器としてはおそらく最多のもの、近年のウルトラマンの武器使用は、おもちゃマーチャンダイジングもあるものの、それで面白いものになっているのは評価すべきです。
(6) 帰ってきたウルトラマンオマージュ
 メイン監督の辻本貴則さんは、帰マンのファンで、タイガではタッコングを出して、帰マンのメインBGM、夕陽に立つウルトラマンを使い、ウルトラマンアークのメインタイトルは帰マンのオマージュ、この手のものも、ネットでは過去に頼っていると批判もあるものの、ユニークな作品をうまくやってくれて意味あります。
(7) 怪獣はどうやら新規作成メイン
 前作、ブレーザーでは怪獣は初期、新制作のもの、それ以前、怪獣は着ぐるみ、過去に作ったものの流用で、それも批判されたものの、しかし怪獣着ぐるみは製作費かかり、再利用で経費削減は意味あり、ブレーザーではCG予算より新怪獣に注力、やはり受けた模様で、ニュージェネレーションシリーズは新作ごとにいいものになっていて、期待です。暑くなり、熱中症に気を付けて、皆さんお元気で。
No.12282 - 2024/06/29(Sat) 14:43:46

Rウルトラマンアーク 第1話 未来に駆ける円弧(アーク) 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:継田淳、監督:辻本貴則

(1) 何から何まで型破りの第1話
 レイゴさん、藤子さん皆さんこんにちは。全国的に大変な猛暑ですが皆さんいかがでしょうか。
 期待のウルトラマンアーク第1話開始ですが、冒頭から型破り、まず、第1話の時点で主人公ユウマがウルトラマンアークとすでに一体化していて、実際怪獣災害に、それもレッドキング、ゴモラと戦うアークの様子出て、これは作品の設定が凝っているので、第1話は設定紹介で、ユウマとアークの出会いはその後になる模様、主人公ユウマは久しぶりに一人称は僕、これは、メビウス以前のウルトラシリーズの主人公は大半一人称は僕、俺は郷、北斗、アスカ程度ですが、大怪獣バトルのレイ、そして何よりウルトラマンゼロが俺を一人称にして、そしてユウマは熱血漢ではなく、ちょっとナイーブなものもあるもの、この点では昭和のミラーマンを思わせる要素あり、最後、ユウマのピンチ→アークが助けて一体化と思ったのに、型破りな展開にビックリでした。
(2) 自転車で通勤の主人公
 その第1話の冒頭は、ユウマの出勤シーンですが、何と自転車に乗り職場に行くのにはビックリ!それもちゃんとヘルメット着用、ウルトラシリーズでは第1話で主人公が自転車通勤は前代未聞、もちろん、その後SKIPの専用車の運転はユウマするものの、まさか、令和の世の中に自転車通勤のウルトラマンの主人公とは!全体に、インターネット時代のものも目立つとともに、昭和的な要素もあり、そしてドタバタもあり(ニュース中継に割り込むのは何とも!)、最近の仮面ライダーはその名に反して主人公がバイクに乗るシーンはほとんどない、道路交通法のため、バイクに乗るのにはヘルメット必須で、平成ライダー初期はライダーがバイクに乗っていたものの、最近は乗るとしてもバイクはCG、そんな中、ユウマが自転車という昭和アイテムで通勤はビックリでした。
(3) SKIPは怪獣退治の組織ではない!
 その、SKIPの事務所はAIロボットのユピーが留守番で、問題の怪獣ホットラインがかかり、ユピーはSKIPでは怪獣退治はしないというもの、怪獣攻撃は防衛隊の役目、現実には、例えば初代マンの科学特捜隊みたいに数人の組織でSKIPみたいなことと、怪獣攻撃をやることはなく、実際の警察でも情報の部門、犯人と格闘の部門などたくさんあり、そしてSKIPは防衛隊と摩擦もあるものの、ウルトラシリーズでは、特捜チームと上層部に亀裂は帰マン以来無数ありましたが、異例の設定です。 他方、ユピーは頭部分離して飛んでユウマとタッグ、ひょっとして防衛隊の巨大ロボットも出るかも知れませんが、ユニークです。
(4) アイキャッチ!
 ビックリは、CM前にアイキャッチ入り!このCM前のアイキャッチ、第2次シリーズ、昭和ライダーで定番ですが、ティガ以降の作品でアイキャッチなく、それも見るからに帰マン風のものが出てビックリ!円谷作品ではアイキャッチの元祖は怪奇大作戦、そして帰ってきたウルトラマンで定着、だからレオ以来49年ぶりのアイキャッチ、今のファンは、どの世代も昭和ウルトラマン、平成作品と知っていると思うものの、最新作にアイキャッチはビックリではなかったでしょうか。
No.12283 - 2024/07/06(Sat) 15:18:46

ウルトラマンアーク 第1話 未来に駆ける円弧(アーク) 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) ユニークなシュウのキャラクター
 その、シュウ、眼鏡かけたイケメンで、僕は昭和からの定番、主人公=熱血漢、副主人公=クールガイを想起(ガッチャマン、ゴレンジャーで定着)が、シュウはまず、丁寧語で会話!これはデッカーのムラホシ隊長の前例(眼鏡かけているのも同じ!)あるもの、メンバーで唯一銃を使えて、そして行き詰まるとコーヒー飲みたい!シュウがコーヒー好きなのは知っていたものの、まずは挽いたコーヒー→ないならインスタント、何か昭和ギャグ、太陽にほえろで、僕か大ファンの沖雅也さん演じるスコッチ刑事は紅茶をいつも飲んでいたものの、こういう昭和のネタは今やウルトラマンしか見られないもの、外に缶コーヒー自販機ないのかと映像の前で突っ込めて、面白い展開でした。ユウマとシュウはタイガのヒロユキとホマレのようなコンビになるかと察します。
(6) モノホーンの謎
 そして、16年前のK-DAY、怪獣出現、そしてモノホーン残り、それを調べるユウマたち、所長のヒロシに肩車して、肩車など特撮ヒーロー番組で一体何年振りか、昭和にはよくあったものですが、ひょっとしたら表現規制のためか、はたまた単に面白くないためか不明ですが、ユウマが調べるとサーマル反応→宇宙生物現れて、これは映画のエイリアンの描写を思わせて、そして宇宙生物は怪獣シャゴンにとりついてのもの、ここで、ユウマが怪獣生物学の専門家の設定が生きていて、主人公がバトル志向ではなく、科学面に長けたキャラクターはエックスの大地など例はあるものの、主人公=運動神経抜群のバトル志向と異なるのはユニークでした。
 そして、宇宙寄生生物はウース、宿主と仮死状態などシュウの解説もあり、炭酸カルシウムを食べるもの、怪獣考証はなかなか、SF性もうまくつけています。シャゴンは、首が伸びて攻撃など、昭和怪獣とは異なる意味合いあり面白いです。
(7) 防衛隊の装備は昭和!
 そして、怪獣シャゴン出現、すると防衛隊は戦車、戦闘機で対応、この戦車はどうやらミニチュアによるアナログ特撮!昨年のゴジラ-1.0はオールCGで、戦車もCGでしたが、それだけにアナログ特撮登場はビックリ!他方戦闘機は出番少なくこちらはCG、昨年のゴジラ-1.0、アカデミー賞取り、一部にCGはハイテク、アナログ特撮はローテクという見解も出て、確かにゴジラ-1.0のCG(VFX)はスゴイ、シン・ゴジラ、シン・ウルトラマン以上と思いますが、しかし円谷英二監督の発案のミニチュア特撮は、今作には不参加でも田口清隆さんはそれを評価、辻本監督もアナログ特撮重視の志向、もちろん、98年のあのゴジラ映画みたいにCGがギャグになるものではありませんが、ウルトラマンは今や、世界で唯一アナログ特撮を見られるもの、凄いの一言です。
(8) 第1話の初変身!
 そして、シャゴンの脅威、ウースも暴れまくり、するとシュウがユウマをかばって破片に当たり失神、今までの作品だと、ここはユウマが負傷して、そしてウルトラマンと一体化のものが、シュウの危機に、何とアークが声をかけて、ユウマはまた力を貸してくれるのかというもの、ここで、すでに第1話以前にユウマとアークが一体化と知り、それ以前に、アークの活躍があったものの、意表を突く展開にビックリです。そしてユウマは変身アイテムを出しての変身、ここも帰マンチック(変身アイテムはウルトラブレスレットの菱形をシンボライズ)、昭和ウルトラマンファンにはたまらないものでした。そして、登場時にシュワッチ!これがないとウルトラマンは始まらない、です。
 バトルは、ビルの中からアークを見るものもあり、ニュージェネレーションシリーズ恒例のもの、愉快でした。
(9) スマホ画面で時間表示あり!
 第1話の、アークとシャゴンの戦いは、シュウがスマホ画面で撮ったもの、シャゴンは光線を多用、これはCGの魅力、そして案の定、2分経ったあたりでカラータイマーは赤になり、するとアークはユウマ、想像力を解き放てと語り、でたバリアはゼットのエース客演時の使ったものそのもの、最後は必殺光線のアークファイナライズで、これは腕を振る動作はエースのメタリウム光線を思わせて、そしてツイッターでは、この十字光線、スペシウム光線でも初代マンでなく帰マンの構えに近い、スペシウム光線、初代マンと帰マンのポーズは微妙に違うもの、そこまでこだわるか、さらに、でてきたウースを剣で一刀両断、やや3分を越して戦っていたものの、まあ、いいでしょう。
(10)  インナースペース 今回もなし
 ニュージェネレーションシリーズ定番のインナースペース、変身前の主人公が操縦するように変身アイテム、必殺武器を使うシーンはブレーザーで大分少なくなり、今回も、クライマックスで、アーク(ルティオン)の、想像力を働かせるのだの言葉で目が光り、怪獣を倒す展開は見事でした。ユウマ、少しは慣れたかの言葉も意味ありました。
(11) 最後まで意表をついたもの
 そして、ラストシーンは、シュウがSKIPの一員になること、セブンの1話のように、主人公が正式入隊で終わり、それに似た展開はたくさんあったものの、副主人公が正式入隊(入所)は異例、そしてコーヒーメーカーを持参は予想されたもので、ニヤリとさせてくれて、アイキャッチのように昭和テイストと、このような新鮮な要素で見事にやってくれています。そして、シュウが円弧でウルトラマンアークと名付けて、謎の巨人では失礼、美しいアーク(円弧)、副主人公が命名の例は、ダイナの名前をマイがつけたものの、大半は主人公が名乗る例が多く、新機軸ラッシュに楽しめました。
 今後、おそらく来年1月まで、新作ウルトラマン楽しめそうです、熱中症に気を付けてお元気で。
No.12284 - 2024/07/06(Sat) 15:19:37

Re: ウルトラマンアーク 直前スペシャル / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
帰りマンとミラーマンの要素が盛り込まれていると知り、鏡がどのように使われるのかと観ていたら、瓦礫の中のガラス片にルティオンが!これ、他人には見えないんでしょうね。変身アイテムはルービックキューブを思わせます。本人の目が光るのは珍しいような。そして出現する時に後ろから抱きしめるような仕草といい、体型といい、半陰陽ではないか、それとも中に両親がいるのか、と考えた私。早く次が観たい!
さて、ユピーを見て、ふと思ったことは、私が生きている内に、このレベルのロボットが実用化される可能性があるのでは?ということです。数十年前まではあり得ないと思っていた「スマホでテレビ電話」が実現したのですから。問題は悪用されたり、暴走したりしないか。それは永遠のテーマですね。
最後に、今回の一番の疑問点は、怪獣の異物を野ざらしにしているのは何故か?運べないなら周りにフェンスを張って警備しないと、マッドサイエンティストが何するか分からないと思うのですが。
それでは今日はこれにて失礼致します。皆さん、熱中症対策して下さいね。
No.12285 - 2024/07/11(Thu) 14:30:27

ウルトラマンアーク 第2話 伝説は森の中に 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:継田淳 監督:辻本貴則

(1) 昭和テイスト 土地開発で怪獣出現
 
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。大雨、猛暑と大変ですがいかがでしょうか。
 今回は、土地開発で怪獣の出てくる昭和からの王道パターン、ユウマが怪獣ホットラインを取ると、それが何とコード式電話!そして効果音が科特隊やウルトラ警備隊の電話音!他はみんなスマホで電話なので一種のネタ、ブレーザーでも第2話で特捜チームの作戦室にコード式電話あり、昭和のレトロものもあり、そして子供の通報は第2次ウルトラシリーズによくあったもの、エレドータスなどのもの、ただ、昭和だと土地開発で悪徳業者がやるパターン多かったものの、今回の重要ゲスト、大田原ハヤト少年、父親のヒトシとのやり取りもあり、さらに古代に怪獣を封印したネタなど、これらは第1次、第2次ウルトラシリーズにあったもの、何より、サブタイトルがモロ帰マンテイスト、僕ら第1次リアタイ世代には涙ものですが、皆さんはいかがでしょうか。また、オープニングで本篇の一部挿入、これは昭和のアニメ、蒼き流星レイズナーにあったものの、ここでも昭和テイストありビックリです。
(2) 怪獣災害の被害者のために土地開発
 そして、ハヤトが父親を責めるものの、父親は怪獣災害で家をなくした人のために建設しているというもの、こんな展開はウルトラシリーズでは初めて、ですが、現実に大災害ラッシュで仮設住宅、復興住宅建設は急務、今年も元旦の能登半島地震で大変な被害、水道もまだ来ず、昭和だと建設業者が単にお金のために開発して怪獣が怒り出てくるパターンのメイン、その点でいわゆる勧善懲悪スタイル(などウルトラシリーズには基本的にない)を排して、親子のドラマは見事、そして遺跡出てきて建設中止も昭和からのパターン、平成ウルトラの初期、ティガ、ダイナ、ガイアでは未来を描いて昭和テイストは排除でしたが、ニュージェネレーションシリーズではオーブあたりから昭和テイストたくさん出て、仮面ライダー、スーパー戦隊、あるいはプリキュアでは昭和はあまりなく、今見ると新鮮です。
(3) ユウマとシュウのユニークなバディ
 今回は、シュウのキャラクターがユニーク、クールな二枚目と思いきやギャグ的なものもあり、そしてユウマは石堂さんと苗字で読んで、シュウはユウマ君と呼ぶもの、ウルトラシリーズの主人公は名前で呼ばれる例が多い(特に平成以降)
ですが、3つ前のトリガー、2つ前のデッカーでは隊長は主人公を苗字で呼び、そしてラストシーズンからもシュウは一筋縄ではいかぬキャラ、シリーズ構成はかなり凝っていて、これはニュージェネレーションシリーズ、半年なのでその点緻密なシリーズ構成できて、意味のあるものでした。シュウは防衛隊所属、一筋縄ではいかぬ背景、意味のあるものでしたシュウは、確たる証拠ないと調査できない、しかしユウマは子供を信じよう、過去には、エースでヤプールが子供悪用の話ありましたが、ユウマの判断は正しいです。
(4) 古道具店にて
 そして、怪獣リオド攻略のために、ユウマは古道具店を訪れて、古文書関係を調べるものの、怪獣リオド、黒いものを吐いて暴れて、村人は88種の丸薬をまとめて飲ませて沈めて、そしてその上に土をかぶせたもの、ユウマは遺跡、偶然でないと直感、しかし88種のものを使った丸薬の場所を店主も知らない、と、アークが鏡に現れて、キーアイテムの壺のものを指すシーン、鏡がポイントはミラーマン的なもの、SKIPは怪獣調査のスペシャリストで、戦闘部隊でなく、そのためにメンバーは科学的な視点を持ち、この点は怪奇大作戦のSRIに似た世界です。また、店主は、かつては伝説、UMA扱いの怪獣出てユウマたち大変だと語り、こういう凝った展開は素敵です。
No.12286 - 2024/07/13(Sat) 14:50:36

ウルトラマンアーク 第2話 伝説は森の中に 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) ハヤトと父の対話
 ハヤトは、工事再開したい父に反発、この手の展開も昭和ウルトラテイスト、昭和だと、悪徳業者のはずのものが、怪獣災害の被災者のため、阪神淡路大震災の被災者として意味感じました。
(6) 防衛隊の配慮でレーダー設置
 そして、問題の怪獣のところを衛星軌道から撮影・解析するシステム、これは現実にGPSでやるものに似て、シュウは防衛隊を説得して、ユウマを信じて設置、しかし怪獣の姿は横向きで、SKIP4人は顔を倒して、これは画面を縦にしたらいいではなく、ネタ、そして怪獣だと分かるもの、ドリフターズギャグの要素、しかし遺跡でなく、リオドの足の一部とわかり、SKIP出動、ここで、SKIPは戦闘チームでない意味が生きています。
(7) 怪獣リオド出現
 遺跡と思われたものから怪獣出現も、昭和ウルトラからあり、このリオドの着ぐるみはSNSだとブラックキングの改造(腹部がそう)、しかし防衛隊は20分かかり、ハヤトが吸い込まれそうになり、ユウマは変身、これも昭和ウルトラからの定番、走れ!ユウマのもの、前作の、俺が行くと同じ意味、そしてユウマはウルトラマンアークになりハヤト救出、確かに、アークのアクションは帰マンを思わせるものあり、怪獣とウルトラマンのバトル、着ぐるみ特撮の極地、CG、VFXではできないアクションアークの目線、怪獣の目線からの立ち回りなどスゴイカメラワーク、そしてリオドの攻撃に剣を持ち反撃、まさにアナログアクションの最高峰、アークも反撃を受けて剣消えて、カラータイマー赤でピンチ、と、ユーが丸薬をリオドに飲ませて、ユーも飲ませて、すると木でくすぐって吐き出させるもの、(タロウ3話でライヴキングに飲まれた主人公を助けた前例あり)、そして八つ裂き光輪で大地を割いてリオド封印かと思いきや、引きずり込まれて、しかしアークファイナライズで留め、見事な展開。
(8) 大団円、しかし…
 ハヤトは無事、入院も不要、そして父親も開発を再検討のもの、さらハヤトはSKIPの絵を描いてくれたもの…ですが、しかしシュウ、防衛隊と隠密の電話、衛星のことは配慮、しかしSKIPに秘密にしておく…過去に、主人公チームと上層部の対立は、帰マンのMAT以来たくさんあったものの・伏線引かれて、こういう設定はユニーク、今後も楽しみです。
(9) 兵庫県姫路市の住宅展示場にアークのイベントに行きました
 この前、兵庫県姫路市の住宅展示場にウルトラマンの撮影会あり、今年3度目で行きました。猛暑の中行った意味あり、アーク、ブレーザー、ゼロと、セブン、レオ、アストラ、ネクサス、マックス、メビウスと撮れるもの、僕ら第1次リアタイ世代から令和生まれのお子さんまで熱狂、中でもレオ、アストラ、ネクサスは最近の住宅展示場イベントに初登場ウルトラマンの人気はものすごいものです。
(10) ウルトラマンカードゲームなど新展開!
 この1週間は、円谷プロHPの新発表続出、中でも話題はウルトラマンカードゲーム、それも4言語のトレーディングカードを10月に15か国!で発売、これは、中国でのウルトラマンの人気はカードメインでそれを目標にしたもの、それにしても、たくさんの国で展開は10年前は考えられなかったもの、さらに、ザ・ウルトラマン、80もブルーレイになり、たくさんのグッズ発売、ウルトラマンの人気は燃えています。これからまた猛暑です、熱中症に気を付けて、皆さんお元気で。
No.12287 - 2024/07/13(Sat) 14:51:34

Re: ウルトラマンアーク 第2話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
「走れユウマ」は、自分にスイッチを入れる為の言葉。誰かを救い、自分も生き延びる決意の為の言葉だと思います。災害時、「皆で生還」が最大の目標ですから。
民間企業とはいえ、SKIPは怪獣災害対策のプロ、コツコツと情報収集、伝説は事実に基づく場合は少なくないですから。デッカーの「らごんさま」では語り部のお婆さんがいましたが、今回は古物商店主が古文書を見せてくれました。オーブ以降、古文書は時々出てきますね。丸薬もルティオンが鏡の中から教えてくれましたが、店主も気づかなかったということは、ルティオンが蔵の中から見つけて出してきた?その丸薬を作り出した当時の人も凄いですよね、効果てきめんでしたから!
あと、ユーが飛んでいる時のピーの腹にピンクの舌らしき物がありましたが、頭が無い時は腹で喋るということでしょうか。
それでは今夜はこれにて失礼致します。各地で梅雨明けが発表されましたね。本格的な暑さはこれからなので、私も気をつけなければ。
No.12288 - 2024/07/18(Thu) 23:30:54

ウルトラマンアーク 第3話 想像力を解き放て! 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:継田淳 監督:辻本貴則

(1) 本来の第1話での展開を第3話で
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。猛暑になりましたがいかがでしょうか。
 今回は、ユウマのSKIP入所、そしてウルトラマンアークとの出会い、16年前の出来事、怪獣災害でもモノゲロスにユウマの両親殺されて、その後は祖母に育てられたもの、一部夢オチもあったものの、通常は第1話でやる主人公のウルトラマンとの出会いを第3話でやるのは異例、初代マン、セブンはクランクインが第1話ではなく、これは作品の前に時間的余裕があったためですが、今回のウルトラマアークに近いのは昭和の子連れ狼、萬屋錦之介さんの第1作(73年)は物語の発端を第4話で描いたことがあるものの、平成以降では異例中の異例、しかし第1,2話で設定を紹介して、その後プロローグをやり、この展開は納得。もちろん12年も新作を続けているためにできること、毎年新しい挑戦をしているニュージェネレーションウルトラマンに脱帽です。
(2) ユウマのトラウマ、両親を怪獣災害で亡くす
 そして、ユウマは幼少期、ウルトラマンアークの絵を描いていて、それは16年前、父、母とキャンプに行き、するとモノゲロス現れて、さらにルティオン登場、苦戦しつつモノゲロスを撃破、しかし父と母は犠牲になり、ユウマの口癖、走れ!ユウマは父が逃げろという意味、これはジードでライハが怪獣に両親襲われていた件など、昭和の特撮・アニメから無数の前例があり、ユウマの腕時計は父の形見、その悪夢に、SKIP入所前にうなされて、すると祖母が世話、祖母役の根岸季衣さんは偶然か、仮面ライダーガッチャードで登場人物の女の子の祖母役、それも登場作品は何と田口清隆さんの監督、辻本貴則さんのツイートだと撮影はウルトラマンアークが先とのことですが、それほどウルトラマン、仮面ライダーがテレビに定着しているわけです。…脱線したものの、ユウマはトラウマを抱えてのもの、この手のトラウマシーンは細菌、表現規制で難しい(仮面ライダーではそのためバイクに乗れない)ものの、ウルトラマンでは昨年のブレーザー、久しぶりに毒ガス展開をして、昭和の良さを示しています。また、怪獣災害で親を亡くす展開はすでに昭和の、タロウの、ウルトラマンのクリスマスツリーであり、昭和・平成・令和とつながるものがあります。
(3) ユウマ SKIPに入る
 そして、ユウマは新人としてSKIPに入り、リンはユウマを新人君と呼ぶもの、ユピーはユーモアあり、すると怪獣ホットライン鳴り、電話の音が科特隊的、さらに今回の電話は黒電話+ダイヤル式!SKIPは武装組織でなく、過去4作、主人公は戦闘チームにいてロボット操縦のものでしたが、ゼット以降の展開はなかなかいいものです。
 そして、怪獣災害の現地に行き、すると昼になりお腹鳴る!なんてこれまた平成特撮では珍しい、昭和の、それも60〜70年代の展開、そして怪獣出現、主人公たちは住民の避難誘導、昭和だと何でもないものですが、29年前の阪神淡路大震災、13年前の東日本大震災、今年の能登半島地震と怪獣真っ青の大災害ラッシュ、リアルに見えます。K-DAYから16年、ブラックな職場…2024年のものを痛感、ただ、ブラックな職場とはT〇Cやナ〇トレ〇ダーか…そして、SKIPでは怪獣を調べる装置あり、昭和だと大きな機械、今は小さなもの、こちらはテクノロジーの進化を見ます。
(4) ユウマ、鏡の世界に
 そして、ユウマは祖母が心配と走ると、ルティオンにより鏡の世界に引き込まれて、そこでは鏡に映った反対の世界、これはミラーマンより仮面ライダー龍騎のミラーワールドのもの、実際、主人公がミラーワールドに誘われるのは、仮面ライダー龍騎の神崎士郎のまま、ルティオン=神崎士郎説もツイッターで出るほど(ミラーマンと仮面ライダー龍騎は、どちらも主題歌が偶然か、朝焼けから始まるのです)、そしてルティオンから私は君で君は私、と言われて変身アイテム託されて、現実世界に戻り変身、すでに2度、定番のウルトラマンの展開を見てから、主人公とウルトラマンの出会いを見るのは新鮮です。
No.12289 - 2024/07/20(Sat) 13:23:29

ウルトラマンアーク 第3話 想像力を解き放て! 考察(その2) / 棺桶のジョー

(5) ウルトラマンアーク、初変身
 そして、16年前は、ルティオンは透明な姿で怪獣と戦い、今回ユウマと一体化して、色がつく展開は、多くの方はシン・ウルトラマン、登場時は銀のみ、神永と一体化して、お馴染み銀と赤になるのを想起されたでしょうし、古くは帰マン、そして平成ではコスモスが登場時透明なことがあり、それらを踏襲のものです。
 さらに、変身したユウマが、ビルを鏡にして自分の変身を見てビックリのもの、これはエックスで、変身して巨大化したら、主人公が高所恐怖症!というネタがあり、ニュージェネレーションウルトラマンは毎回、新しいものをやってくれています。しかし、変身、即撃墜された戦闘機を救うのは昭和から何度も見た光景で、見事なものでした。
(6) ディゲロス、ゼットンを思わせる姿
 そして、第3話のメイン怪獣のディゲロス、黒と黄色はゼットンを思わせて、実際八つ裂き光輪をバリアで防ぐのはゼットンの初代、パワードのものと同じ、破壊力はラスボス級のもの、エックス最終回のグリーザはゼットンをオマージュした怪獣で、しかし第1話(に当たる話)からゼットン的な怪獣出現は異例、怪獣のデザインは秀逸、初期のウルトラシリーズのデザイナー、成田亨さんのお話では、怪獣は既存の生物の巨大化もダメ、化け物もだめと、大変に狭い範囲しかダメなのですが、ゴジラ以来70年、その魅力的な怪獣が様々な作品でおそらく1000を超えるものが映画・テレビに出て、日本は怪獣天国?日本でユニークなゆるキャラの多いのもそのためです。そして、ディゲロスを見てトラウマにとらわれるユウマ、こんな展開、昭和ではたくさんありましたが、ティガ以降では珍しいです。
(7) 辻本さんのユニークなアナログ特撮
 そして、SKIPの依頼で防衛隊出動、第1話同様にアナログ特撮の、ミニチュア戦車!さらにミニチュアセットも充実、今やゴジラ-1.0などCG全盛時代にスゴイ!ちなみに、ゴジラ-1.0がアカデミー賞を取り、一部の評論でCGはハイテク、着ぐるみとミニチュアはローテクと書かれましたが、しかし円谷英二さんの70年前のゴジラ1作目は当時のハイテクノロジー、そして、特にハリウッド映画でCG使うのは、日本みたいに着ぐるみ、ミニチュアセットを安く器用に作れないため、むしろ2024年現在、アナログ特撮を作れるのは世界広しと言えど円谷のみ、これは特撮ファンの誇りです。光線などはCG使い、意味のある特撮です。
(8) ウルトラマンアーク、ディゲロス撃破
 ウルトラマンアークは、いきなりゼットン級の強敵と戦い、ディゲロスは突然、そんなところに目!というもの、またもや市民がアークの戦いをスマホ画面で記録、光線の応酬、想像力を解き放て、光線をバリア回避で命中させて、ディゲロスは大爆発、これは本当に人形を爆発させてのもの、スゴイ特撮です。
(9) 夢落ち?
 ユウマは祖母のところに行くと、マイクを持ち、テレビレポーター?と思うとユウマは目覚めて、第2話の後のもの、この回は半分夢落ち、ダイナの怪作、うたかたの空夢と似たものあり、ユニーク。さらに、ユウマは出勤時にシュウと出会い、3か月前のディゲロスの話になり、あれは夢でない展開、そしてコーヒーの話になり、が、シュウは挽きたてコーヒーにこだわり、ユウマがコーヒー牛乳というととんでもない!テレビでコーヒー牛乳という単語を聞いたのは何年振りか、僕もコーヒー大好きですが、夏はボトルコーヒー、水出しコーヒーでやり、シュウの第1話、コーヒーないなら缶コーヒー、自販機ではダメとわかりました。次回はネズミの怪獣、楽しみです。来月は大阪梅田でウルトラマンサマーフェスティバルあり、行きます。熱中症に気を付けて、皆さんお元気で。
No.12290 - 2024/07/20(Sat) 13:24:33

Re: ウルトラマンアーク 第3話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さん、おはようございます。
ゼットンにもグリーザにも見える強敵が、空の瞼の中から出現、破壊の限りを尽くす様は本当に恐ろしいものでした。逃げる暇も無かった犠牲者がどれだけいたことか。避難所とはいっても、地下シェルターでも簡単に吹き飛びそうです。
祖母が心配で、仕事を放り出してしまうユウマ、防衛隊なら許されないこと、SKIPが民間企業でよかった。その途中、瓦礫の下敷きになりそうになり、水溜まりの淵に倒れると、水鏡の中に白い巨人が。そのまま中に引き込まれると、反転した世界。背後の声に振り返れば、人間大の「彼」からアイテムを渡されました。すぐに合点がいき変身、戦闘機をキャッチして、ビルの窓に映る自分に驚きますが、これは珍しいような。自分の手を見て驚くのはよくありますが。
あまりにも強い敵に苦戦するも「想像力を解き放て」で、首を傾げて考えるアーク、すぐに閃くとは凄い!自分が敵の背後に回れなくても鞭にして巻き付ければいい!発想の転換ですね。戦い済んで限界がきて消える様は初代マンのテレポートを思い出しました。最もアークの場合は「命を削る」技ではないでしょう。
それでは今日はこれにて失礼致します。私は小さい保冷剤をクールタオルでくるんで首に巻いていますが、結構いいですよ。手ぬぐいでは冷たすぎますが。是非お試し下さい。
No.12291 - 2024/07/21(Sun) 10:03:00

ウルトラマンアーク 第4話 ただいま怪獣追跡チュウ 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:足木淳一郎 監督:武居正能

(1) 電気ネズミ怪獣!ピ〇チュウ?
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。大変な猛暑、他方東北、山形県に大雨特別警報でしたがいかがでしょうか。
 今回はリン主役編で、冒頭、ユウマとともに商店街に弁当のおかず買いに来るもの、この商店街、ザ・昭和のもの、そして、ネズミ怪獣の暗躍で停電!停電なんて言葉、ウルトラマンで聞いたのは久しぶりのもの、この総菜店のおばさんはこれまたザ・昭和、ただサザエさんでは最近もこの手のキャラクター設定ですが、今回も昭和ネタ満載、今の仮面ライダーガッチャードは主人公の実家は洋食屋さんですが、こんなザ・昭和ではないもの、そして、ネズミ怪獣は意外と少なく(帰マンのロボネズくらい)、しかしネズミ+電気はあの国民的キャラクター、ピ〇チュウを想起させて、そして、電気エネルギーを吸って巨大化は昭和からの定番、他方新鮮な要素もあり、監督の武居さんはオーブ以来ニュージェネレーションシリーズを支える名監督さん、見事でした。また、アークの世界ではウルトラマンは歓迎されている模様、これはウルトラシリーズでは最初から歓迎は細菌だと異例(ジードなど、疑われた例あり)です。
 そして、話は逸れるものの、レジェンド声優、小原乃梨子さんが亡くなられました。テレビニュースでも取り上げて、小原乃梨子さんの歴史はテレビアニメの歴史そのもの、演じられたキャラクターは主役・準主役だけでドラえもん(テレビ朝日版)の初代のび太を79〜2005年までされて、海底少年マリン、アルプスの少女ハイジのペーター、未来少年コナン、何より、ヤッターマンのドロンジョなどタイムボカンシリーズの女ボスは今も鮮明、その他、小原乃梨子さんの担当されたキャラクターはギネスブックもの、円谷・ウルトラシリーズは出られなかったものの、偉大な声優さんでした。ご冥福をお祈りいたします。
(2) 所長ヒロシ、シュウに敬語
 今回はヒロシ、シュウは基地、というか本部で待機、しかし、ヒロシは部下のはずのシュウに敬語を使い、これは防衛隊がSKIPの上部組織のため、さらにシュウはSKIPで唯一武器使えるもの、第2話ラストでも、SKIPと防衛隊の間に隙間もあるのはわかっていたものの、そしてシュウはいつもネクタイ姿、この点は僕の大ファンの沖雅也さんの、スコッチ刑事を想起させて、この点でもザ・昭和の要素ありました。ヒロシは大山鳴動して鼠一匹というものの、信じることと言い、SKIPはチームワークいいものです。
(3) ネズミをほうきで追いかける!
 商店街の皆さんは、ネズミ怪獣に悩まされて、電気をかじり、停電のもの、商店街のおばさん、ネズミ出た→ほうきをもって追い回すもの、まさか令和に怪獣をほうきで追いかけるとは!(このおばさん、昭和の60〜70年代の雰囲気!)サザエさん、お魚加えたどら猫、追いかけての主題歌あるものの、ウルトラシリーズは、平成の初期、ティガ〜メビウスでは昭和の要素はあまりなかったものの、オーブ以降は昭和の味わい感じられて、これも仮面ライダー、戦隊シリーズ、プリキュアでは劇中に昭和のネタはないもので、最近のウルトラマンは海外展開を想定、それはウルトラシリーズ初期からのもの、その点、ウルトラセブンの狙われた街で、あの有名な日本アパート、メトロン星人のちゃぶ台は今も伝説ですが、しかし実相寺さんは海外展開に支障と批判されたもの、もちろん57年前と今の状況は全く異なるのですが、海外の皆さん、ウルトラマンアークの昭和のネタを見てどう思われるか、と感じます。
No.12292 - 2024/07/27(Sat) 14:50:44

ウルトラマンアーク 第4話 ただいま怪獣追跡チュウ 考察(その2) / 棺桶のジョー

(4) バクテリアを持ち怪獣化
 出てきた怪獣ネズドロンは、一般のネズミがバクテリアをもって怪獣になったもの、未来に食糧の代わりに電気を生体エネルギーにのもの、このネタは昭和以来無数にあるものに2024年の知見、そして、カワミ重工、発電機を作るところでダイモード鉱石を扱い、これはウルトラセブンのセブン暗殺計画でセブンを救出するマグネリウムエネルギー合成に必要なもの、アフリカの鉱石にベータ線は、セブンにマグネリウムエネルギーのものと同じ理屈、僕ら昭和の第1次シリーズから知っているものにはニヤリのネタ、メビウスで昭和ウルトラマンのネタを活用はあったものの、こういうユニークなところで使用とはビックリでした。そして、こういう工事は中で怪獣作っていた(ブレーザー4話みたいなもの)でなく、中に入れてくれるもの、これは昭和と異なり意味のあるものでした。工場の長谷川は話の分かるものです
 そして、怪獣は電気に近づけたらダメ→リンは早く言って→もう電気に接触は、これまた昭和の時からのネタ、その前に、怪獣捕獲のために銃?をリンは持ち、あれ、武器の使用できるのはシュウだけでは→捕獲の網をかけるもの、これまた昭和的ネタ、それが無効なのも昭和、そして発電機、ダイモード鉱石に接触して巨大化、ネズドロンは等身大と巨大化で少し姿異なり、巨大化で姿変わるのはレオの宇宙人に多かったものの、レオの場合は着ぐるみ自体別のもの、今回はネズドロンの着ぐるみに細工のもの、SNSではネズドロンはテレスドンの改造との指摘もありました。ともかく、巨大化して建物破壊、昭和からの定番で、ダイモード鉱石は爆発したら大変なことになる、昭和からよくあるネタが2024年に新鮮なものでした。
(5) リン、発電機を止める!
 そして、ネズドロンはこのままだと電気エネルギーを吸収してさらに凶暴化するので、発電機を止めるのをリンがユピーとともにやり、火の手に阻まれる展開は昭和からの定番、しかし今回は火炎はCGの模様、ユピーが消火剤を使って火を消す、ユピーは武器持たないものの、様々な道具持っている万能ロボット、そして爆発のタイムリミット直前に止めるのも昭和からの定番、こういう昭和の描写はウルトラマンならではです。ユピーはユニークなAIロボット、デッカーのハネジローみたいなコミカルなキャラでなく真面目?リンとユピーのコンビ、なかなかいいです。
(6) 電気をエネルギーにした怪獣
 ネズドロンは電気エネルギーで駆動して、電気のケーブルのついているもの、これはエヴァンゲリオンの、膨大な電気エネルギーを必要として電気ケーブルをつないでの稼働と同じ、そして、ユウマはウルトラマンアークに変身して、するとネズドロンは硬く、叩く、蹴るで痛い!これで有名なのは、初代ウルトラマンのザラブ星人によるニセウルトラマン、本物のウルトラマンがチョップだとスーツアクターの古谷敏さん痛いというアクションがそのまま映像になり、どころかシン・ウルトラマンでCGにて同じもの再現のものを思わせて、ネズドロンはかなり強い、前回のディゲロスも強かったものの、初期から強敵とのバトル、エキサイトです。そして、ネズドロンは電気ケーブルの長さでズッコケ、まさに昭和的ギャグ!アークは帰マン的光線放ち、バリア多用は第1話とともに新鮮、昭和ウルトラマンファンにはたまらないです。
(7) ソリスアーマー
 そして、カラータイマー赤になり、すると商店街の皆さん、頑張れの応援、これはティガの悪魔の審判、最終回以来の平成以降の展開ユウマ、想像力を解き放てのルティオンの声で、アークキューブが出て来てソリスアーマー発動、これは、デッカーまではインナースペースで主人公が操作する形でしたが、アークではウルトラマンがその役を担い、ソリスアーマーでパワーアップ、ティガのパワータイプ、ダイナのストロングタイプの流れでネズドロンを圧倒、最後は空に飛ばして、アーマーを外してアークファイナライズで止め、ただ、こういう高エネルギーの怪獣は地上で爆発だと危険だから、というのがウルトラシリーズの定番ですが、ネズドロンは地上に落ちて爆発、まあ、いいでしょう。商店街の皆さん、工場の皆さんも大喜び、定番のネタです。
 ヒロシは、またアークに助けられた、何者か、シュウは貴重なデータと言い、今後が楽しみ、商店街の皆さんなどの歓迎、昭和的テイストは素晴らしいもの、来週は水中戦の模様、そして東京ではウルサマ人気、来月に大阪梅田でも阪神百貨店の上であるので行きます。来月のアークはカネゴンなど出る模様、また特別総集編もあります。熱中症に気を付けて、皆さんお元気で。
No.12293 - 2024/07/27(Sat) 14:51:49

Re: ウルトラマンアーク 第4話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
ひー、ドブネズミー!とでもいうように身をよじったら、尻尾が繋がってるからガクーン。笑いました。しかしネズミは危険生物、あの牙で噛まれたら病気になってしまうとか?と思ったらそういう展開はなし、郷秀樹がニセ医師に毒を打たれたシーンを被せるかなと思いましたが外しました(苦笑)。それはともかく、今回も「想像力を解き放て」で太陽の鎧を装着、カラータイマーを被うのは正に日輪。見事撃破しました。ある漫画に「想像は創造の始まりだ」という言葉がありました。次は何を創造するのか楽しみです。
それでは今夜はこれにて失礼致します。ああ、汲めど尽きせぬ麦茶の泉が欲しい!特大薬缶で作っても作っても、すぐになくなる暑さの中、お互い気をつけましょう。
No.12294 - 2024/07/31(Wed) 23:49:27

ウルトラマンアーク 第5話 峠の海 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根本歳三 監督:武居正能

(1) 怪獣の化石
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。記録的、災害級の猛暑ですがいかがでしょうか。昨日は神戸でウルトラ6兄弟ライヴに行き、本日書きます。
 今回は、ヒロシの恩師、牧野博士、恐竜の化石の専門家がゲスト、主人公の師匠が出るのは、仮面ライダークウガであったものの、隊長(この場合は所長)の恩師が出るのは異例、さらに、ヒロシは隊長として科学者、少年時代は恐竜博士、隊長が理系なのは、ウルトラシリーズでは例なく、しかしファイヤーマンでSAFの海野隊長が科学者の例、さらに怪奇大作戦のSRIの的矢所長も実質科学者、非ウルトラシリーズの円谷作品にあり、そして、怪獣の化石という表現はビックリ、化石怪獣は、帰マンのステゴンなどあったもの、そして恐竜の化石は、兵庫県丹波市でよく出て、しかし怪獣の化石という言葉出たのは初めて、今回は怪獣と恐竜のクロスあり、そしてヒロシ役の西興一郎さんはアバレンジャーの主役、恐竜つながり、それらのネタを考察すると面白いものです。さらに、怪獣の化石に岩塩というのがあとでキーワードになり、今回は怪獣のSF考証が見事、脚本の根本さん、監督の武居さんはデッカーコンビ、さすがでした。
 そして、怪獣のために峠が海になる、これはアナログ特撮の模様、後半のアークと怪獣の水中戦はCG(あるいはLEDウォール)なのでアナログ特撮は新鮮です。
(2) 峠が一瞬で海に
 その大光峠、湖になってしまい、防衛隊から住民に避難命令、SKIPに調査依頼、この点、SKIPは調査組織で戦闘組織ないのが生きていて、ヒロシは昔、恐竜少年で牧野博士の弟子、牧野博士はいわゆるマッドサイエンティストではなく、誠実な科学者、初代ウルトラマンの岩本博士のようなもの、そして、湖でなく海水、ユウマは水を舐めてしょっぱい、リンが危ないといい、もろちんこれはアウト、有害物質あったら大変なため、昔の刑事ドラマで、麻薬を舐めてそれとわかるシーンたくさんありますが、あれもアウトですが、牧野博士のフォローもあるもの、これらも昭和的な展開で、毎度ザ・昭和にニヤリです。
(3) 避難生活は深刻
 周辺の住民は避難生活1週間で大変、もちろん阪神淡路大震災、東日本大震災、今年の能登半島地震でも、ここ数年の豪雨災害でも同様、こういう点を特撮ヒーローで描くのは意味あります。
 そして、怪獣の存在は確認されず、避難解除、しかし、ヒロシは何かあったらと言い、これは初代ウルトラマン、科特隊宇宙へ、にて、岩本博士の宇宙船、100%の安全のために毛利博士のものに負けたものの、もちろん岩本博士の姿勢が、キャツプのいうように正しい、こういう科学に対する謙虚な姿勢は、ウルトラマン58年の歴史で変わっていません。
(4) ヒロシと牧野博士
 かつての恩師と活動、10年前、SKIP設立の際にヒロシは職員になり、誰かのためになりたい、昨年のブレーザーで横峯教授のようなマッドサイエンティスト出て来て、牧野博士のような存在は意味あります。
 そして、朝食、シュウは卵に塩をかけて、ヒロシと牧野博士、怪獣の化石の岩塩に気づいて、塩化ナトリウムのもの、それまで海水と怪獣を別のものと考えて、しかし怪獣の化石に岩塩は、かつてそこが海、そして怪獣が海水を生み出したもの、そして水中の塩分濃度を調べて、奥深いところは濃度高い、ここで、ユピーのユーが水中の活動もできて、万能解析ロボット、設定が生きていて、すると怪獣の目が開いて、それもウルトラQのタイトル効果音とともに、ザ・昭和、そして怪獣のリヴィジラ出現、昭和以来の展開にビックリでした。
No.12295 - 2024/08/04(Sun) 13:45:03

ウルトラマンアーク 第5話 峠の海 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) リヴィジラは鯨の怪獣
 リヴィジラは鯨モチーフの怪獣、過去にガマクジラなどあったものの、まさに鯨そのもの、結構狂暴なデザイン、海の怪獣は様々なものいましたが、目の位置はシュモクザメのような要素あり、もちろん生理的悪寒はない愉快なデザイン、昨年のブレーザー以来、新造形怪獣たくさん出て、これはシリーズ続いて着ぐるみたくさん作れる余裕できたため、毎回怪獣デザイナーさんの手腕に脱帽です
(6) 前代未聞、ウルトラマンと怪獣のオール水中戦
 そして、ヒロシと牧野博士の危機に、ユウマは湖に飛び込んで変身、このやり方は帰マンの宇宙戦その名はMATで前例あり、そしてウルトラマンアークとリヴィジラのバトルは全て水中戦、それまでのウルトラマンの水中戦は最初地上でやり、その後水中になる(初代ウルトラマンのゲスラなど)これはおそらくグリーンバックで撮影して、水の中を描写、昭和だと水中戦はアナログ特撮で、初代ウルトラマンの古谷敏さんは溺れかけたと言われて、もちろん今はダメですが、こういうCG技術の進化、しかし着ぐるみ特撮はやはりオールCGと異なり、リヴィジラは超音波でアークの位置を知る、怪獣考証の巧みさにビックリです。
(7) バリアを切断して!
 さらにビックリは、アークはバリアを八つ裂き光輪で切断して、水車のようにして、水流の濁りを排除濡れたそしてリヴィジラの超音波探知能力を拡散、バリアを切断など前代未聞、アーク優勢になり、リヴィジラに対して笑うシーン!初代ウルトラマンがジラースとの戦いで笑うものもありましたが、こういう昭和ネタラッシュはファンにはニヤリとさせてくれるものでした。最後はアークファイナライズで止め、素晴らしい展開、しかしバリアを切断、イマジネーションにビックリです。そして、これもCGだけでなく、ウルトラシリーズのアナログ特撮の積み重ねあるからできることです。
(8) ヒロシと牧野博士、大団円
 ユウマは湖に飛び込んで、帰マンの宇宙戦士その名はMATだとその後濡れた描写はなく、これはリアル、そしてラストにお馴染みのくしゃみ、ヒロシと牧野博士は怪獣談義、牧野博士、という誠実なキャラクターの存在に魅せられた30分でした。
 次回はお笑い芸人のアキラ100%さん出て、ウルトラマン、前作のブレーザーがハードSF志向であったので、アークはファンタジー志向にSF性も取り入れて意味のある展開で、そして次々回は特別総集編、最終回は来年1月、それまで楽しみです。
(9) ウルトラマンに限界はない!次々とイベント発表
 まず、先週書きそびれたもの、ウルトラマンとアベンジャーズ、スパイダーマンのコラボ(https://m-78.jp/news/post-7170 )ウルトラマンとスパイダーマン、どちらも日米で歴史あるヒーロー、コラボは大歓迎です。東映阪スパイダーマンにして、巨大ロボットと共闘などだと燃えます。
 さらに、円谷プロ、新コミュニケーションロゴマーク誕生(https://m-78.jp/news/post-7173 )、秋には円谷映画祭2024(https://m-78.jp/news/post-7175 )、そしてザ・ウルトラマンと8045周年イベント(https://m-78.jp/news/post-7180 )大盛況でした。
(10) 初代ウルトラヒロイン、桜井浩子さんの著書買いました、ウルトラ6兄弟ライヴに行きました
 僕は、ウルトラQの江戸川由利子役、初代ウルトラマンのフジ・アキコ役の桜井浩子さんとFacebookで知り合い、桜井浩子さんのSNS発信でウルトラQの28話、初代ウルトラマンの39話を解説の本が出て、早速GETしてものすごい濃密な内容に大満足。最近はウルトラマン、円谷特撮の本が毎月のように出て、凄いです。
 さらに、昨日神戸朝日ホールでウルトラ6兄弟ライヴ開催、僕も行きました。570人入る神戸朝日ホールは8割方満席、大半は親子連れでしたが、大人のみもチラホラ、しかし、来ているお子さんは大半令和生まれの小さい子供たち、ニュージェネレーションシリーズ12年続いて、新作続くたびに新しいファン激増、以前からのファンだけでなく、最近のシリーズで初めてウルトラマンに触れた人も多いもの、そして海外展開はスゴイ勢いです。酷暑まだ続きます、熱中症に気を付けてお元気で。
No.12296 - 2024/08/04(Sun) 13:46:00

Re: ウルトラマンアーク 第5話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
何やら複雑な表情の所長、何があったのかと思ったら、怪獣出現前の謎の化石発見についてでした。弟子の考えを否定したことを悔い、詫びる師。なんていい人なんでしょう。だから人に慕われるんですね。その後徹夜で調査して、朝食に「コーヒーに合うのはこれだけ」とゆで卵に塩を振る石堂さん、何という偏食かと私が呆れていたら、ハタと閃く師弟。ツーカーですね。塩分濃度が濃い所にユーを行かせたら怪獣の目が開き、ビンゴ!と思ったら正に鯨のジャンプで弾き飛ばされるユー、しかしその後も実況中継したのは偉い!
暗い海底で煙にまかれる状態のアーク、しかしバリヤーを切断してスクリューを作って海上まで一気に出るのかと思ったら濁りを払うとは!臨機応変に新種の武器を手作りとはなんて面白いのでしょう。本当にユウマは頭の良く回る賢い青年です。羨ましい。
ところで、海になったのは、ダム湖にする予定の谷だったのでしょうか。沈んでいたのは重機でしたから。塩害が心配です。
それでは今夜はこれにて失礼致します。夏風邪をひかないように、クーラーと上手く付き合いましょう。
No.12297 - 2024/08/07(Wed) 23:41:57
2024年新作ウルトラマン ウルトラマンアーク発表 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。神戸は暖かい模様ですがいかがでしょうか。
 昨日、7月からの新作ウルトラマン発表、名前はウルトラマンアーク、昨日円谷プロHPで発表(https://m-78.jp/news/post-7050 )、スポーツ新聞にも載りました(https://www.sanspo.com/article/20240405-2DODJL4JIFMGTEKK7TJR2JTVKY/ )。
 ウルトラマンアーク、主人公飛世ユウマと一体化して活躍、主役は戸塚有輝さん、特捜チームSKIPに入所のもの、おそらく、SKIPはゼット以来の怪獣系のロボット出ると思われて、ブレーザーでは隊長が変身というパターンで成功、アークはオーソドックスな設定、アークのデザインは、銀と赤、SNSでは帰マン(ジャック)的、ミラーマンを思わせるとの指摘もありました。
 メイン監督はここ数年のサブメインで活躍された辻本貴則さん、R/B以来サブメインで、特にミニチュアワーク、昭和怪獣の扱いで定評あり、脚本メインは継田淳さん、辻本監督とよくタッグを組んで、これは楽しみです。さらに、何とアークは英語吹き替えだけでなく、アジア圏の言葉吹き替えもほぼ同時放映、トータル11か国語の字幕付きで放映、今のウルトラマンの人気を支えているのはアジア、特に中国での人気、今や土曜日朝の番組として完全に定着、仮面ライダー、スーパー戦隊とともに特撮は日本の文化、さらに、ゴジラも昨年の作品もヒット、今月はゴジラ対コングの新作も公開、世界で、特撮が熱い、です。
 本日は兵庫県宝塚市の阪神競馬場にウルトラマンのイベントに行き、大変な人出でビックリ!3、4歳の位の男の子にゴジラの話をすると何と伊福部昭さんのメロディを口ずさみビックリ!おそらく親御さんがゴジラ見せているのでしょうが、特撮の人気、10年15年前とは比較にならないものでした。CDの、ウルトラマンTHE和楽器も買い、素晴らしいものでした。7月からまた楽しめそうです、皆さんお元気で。
No.12278 - 2024/04/06(Sat) 18:30:32

ウルトラマンアーク続報、ウルトラヒーローEXPO2024は大阪でも開催! / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。史上最も暑いゴールデンウィークとのことですが、いかがでしょうか。
 7月からの新作、ウルトラマンアーク、円谷プロホームページで毎週金曜日に情報発表、AIロボットに、ユピーというもの出て(https://m-78.jp/news/post-7064 )、声は広瀬裕也さん、これは、ゼットでロボットを特捜チームのアイテムにして大成功して、その流れで、そしてSKIPのキャストは今後発表ですが、特捜チームの隊長は、トリガーの劇場版から4人続けて元仮面ライダー(トリガー劇場版のトキオカ隊長の中村優一さんは仮面ライダー響鬼、電王でライダー、シン・ウルトラマンの田村班長の西島秀俊さんは仮面ライダーBLACK SUN、デッカーのムラホシ隊長の黄川田雅也さんは元仮面ライダーTHE FIRST1号、そしてブレーザーのゲント隊長の蕨野友也さんは元仮面ライダーハート)で、今回はキャストに仮面ライダー、あるいは戦隊ヒーロー関係者予想、ここ7,8年、円谷プロと東映はどうやら水面下で共闘体制の模様で、この前仮面ライダーガッチャードを田口清隆さん監督、長期テレビシリーズを作るのは今東映と円谷プロのみ、期待です。
 そして、夏にはウルトラヒーローEXPO2024開催、これは東京だけでなく、大阪のそれも梅田の会場で開催(https://m-78.jp/news/post-7068 )、そして新ヒーロー、アークは関西サイクルスポーツセンター(大阪)のイベントにサプライズ登場とツイッターで知り、ひょっとして兵庫県の住宅展示場にもアーク来ないか、ともかく、大阪のウルトラヒーローEXPOは交通の便もよく、行きます。
 昨日は、兵庫県の西宮北口ハウジングギャラリーにウルトラマンエックス来て写真撮り、そして大阪梅田ではゴジラ・フェスがあり、友人のゴジラ研究家も参加、ものすごい人出で、そして昭和世代だけでなく、若い人、子供たちもたくさん参加、これほど特撮が人気の時代はなかったです。ゴジラは、vsコングも大ヒット、ウルトラマン人気は中国で高く、今や国際的な゜人気の日本の特撮ヒーロー、僕らファンの誇りです。気温の変化激しいです、皆さんお元気で。
No.12279 - 2024/04/29(Mon) 14:36:32

ウルトラマンアーク続報 キャスト発表など / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。気温の変化激しいですがいかがでしょうか。
 7月からのウルトラマンアーク、毎週金曜日に情報発信、キャストは、特捜チームSKIPの所長ヒロシ役は西興一郎さん、2003年の爆竜戦隊アバレンジャーの主役アバレッドをされて、その他仮面ライダーWにもゲスト出演、宇宙刑事のオリジナルビデオにも出られて、これで実に4大特撮制覇、さらにトリガーの隊長以来東映特撮レギュラーが隊長で、これは円谷プロと東映特撮はここ数年実質協力関係にあり、その成果です。またシュウ役の金田昇さん、メンバーで唯一銃を使える、そしてウルトラシリーズに珍しい眼鏡キャラ、リンは水谷果穂さん、紅一点、おそらく他に防衛組織も出ると思われます。
 主題歌はaccses、エンディングテーマはARCANA PROJECT担当、ここ数年のウルトラシリーズの充実ぶりを見たら期待大です。さらに、ネットフリックス配信の、世界配信のアニメ、ウルトラマンRISINGを発信、これはいわば、東映特撮のスーパー戦隊シリーズのパワーレンジャーのウルトラマンでのアニメ版と思われて、そして8月にウルトラヒーローエキスポ、うめだサマーフェスティバル開催、会場は阪神梅田本店の上で、今までひらかたパークなどと異なり大阪のキタの中心、交通アクセス最高で行きます。
 ともかく、一昨年のシン・ウルトラマン以降のウルトラマンの快進撃は目を見張るもので、国際展開もスゴイものです。また、特撮全体でも、ゴジラ-1.0はアカデミー賞効果賞を得て、DVD買いました。そしてゴジラvsコングも世界的にヒットです。夏には仮面ライダーの映画もあり、今やヒーローは特撮メイン、僕らみたいに80年代の特撮冬の時代を経験したものには素晴らしいです。ニュージェネレーションスターズも終わり、6月最終週は直前スペシャル、楽しみです、皆さんお元気で。
No.12280 - 2024/06/01(Sat) 14:48:46

ウルトラマンアーク 続報 脚本・監督 プレミア発表会の模様 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんおはようございます。6月なのに大変な暑さですがいかがでしょうか。
 7月からのウルトラマンアーク、監督・脚本家発表https://m-78.jp/news/post-7108  メイン監督は辻本貴則さん、その他、武居正能さん、越知靖さんと最近のシリーズ常連、ただ、意外なのは田口清隆さん不参加、また坂本浩一さんも不参加、しかし新人の監督さんも参加して、楽しみです。メイン脚本は継田淳さん、その他、足木淳一郎さん、根元歳三さんとやはり最近のシリーズ常連、ここ数年のニュージェネレーションウルトラマンの水準の高さを思うと期待大です。何より、何か国語も配信・字幕で、今やウルトラマンは国際的なヒーロー、見逃し配信のユーチューブには外国語コメントラッシュ、ウルトラマンはまさに、世界をつなぐものです。
 21日は制作発表会https://m-78.jp/news/post-7120  萩原聖人さんが主人公ユウマの父親役、アークの声を担当、そしてアークもブレーザー同様に新怪獣たくさん出る模様で、ニュージェネレーションシリーズは製作費を押さえるために怪獣着ぐるみは再利用多かったものの、どうも大ヒットで製作費に余裕もできた模様、またプレミア発表会では西興一郎さん、アバレンジャーネタをされて、もちろん東映特撮とのコラボ、東映のものでもウルトラマンネタあったし、楽しかったです。辻本さんは帰ってきたウルトラマンのファンで、過去にも帰マンオマージュよくあったし、期待しています。
 この前、イオンモール茨木にウルトラマンアーク撮影会に行きました。この歳で行きましたが、大人だけの参加も毎度おなじみチラホラ、しかし小さいお子さんが熱狂、期待です。
 そして、ネットフリックス配信のウルトラマンライジングはスタジオジブリの鈴木敏夫さんも評価、アメリカでもウルトラマンは人気、特撮ヒーローで国際的人気は戦隊シリーズのパワーレンジャーでしたが、ウルトラマンも負けていないです。
 7月早々に、兵庫県姫路市の住宅展示場にアーク、さらにセブン、レオ、メビウスなど昭和・平成・令和のウルトラマンのイベントあるので行きます。熱中症対策すべき季節です、皆さんお元気で。
No.12281 - 2024/06/22(Sat) 09:37:31
明けましておめでとうございます。 / レイゴ管理人 [地球外]
明けましておめでとうございます。

棺桶のジョーさん、藤子さん、みなさん、旧年中は大変お世話になりました。

今年はどんな年になるのでしょうか。世界が平和になる、そして日本もいくかの抱える困難な課題を解決出来ることが叶うのでしょうか。

みなさんがこうして変わらず集ってくださることに本当に感謝しております。

これからも変わらず何卒よろしくお願いします。
今年もどうぞ、お身体にお気をつけて、健やかお過ごし下さることをお祈りします。

本年もよろしくお願いします。
No.12262 - 2024/01/01(Mon) 00:16:41

Re: 明けましておめでとうございます。 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さん明けましておめでとうございます。
 2023年は、ウルトラマンブレーザーが大変に話題になり、毎週放映後ツイッターで話題、名俳優佐野史郎さんも毎回感想ツイート、また初代マンのヒロインをされた桜井浩子さんとフェイスブックで知り合いになり、大活躍されて、昨年はグリッドマンユニバースもヒット、円谷プロ創立60年を祝うにふさわしい年でした。
 しかし、世界はウクライナ戦争、ガザ戦争と大変、日本でも様々な事件があり、他方コロナ禍は落ち着いたものの、僕は昨年夏にコロナ感染で大変でした。ユニクロのウルトラマンコスモスのTシャツ、PEACE FOR ALLも買いました。
 2024年はウルトラマンブレーザーのラスト、そしてどうやら夏から新作の模様で、今後も期待しています。インフルエンザ流行っています、皆さんお元気で。
No.12263 - 2024/01/01(Mon) 07:45:14

Re: 明けましておめでとうございます。 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
こちらにお世話になりましてからはや18年目、途中休眠しながらも我ながら長続きしているなと嬉しく思います。その間に、様々なタイプのウルトラマンに出会い、それぞれのドラマがあり、色々と思うことがありました。これからも新しい世界が見られることと思います。とても楽しみです。
それでは今日はこれにて失礼致します。今年も皆さんに良いことがありますように。
No.12264 - 2024/01/01(Mon) 15:35:03

能登半島大地震!皆さん大丈夫ですか! / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。
 2024年の元日に緊急地震速報、能登半島大地震、現地で震度7、大津波警報も出て大変なことになり、兵庫県にも津波警報、テレビでは緊急地震速報も続いてとんでもないこと、神戸はそれほど揺れなかったものの、京都、大阪はかなり揺れて、皆さんは大丈夫でしたか、昨年は戦争で大変、そしてこの国も大変です、ともかくお大事に。
No.12265 - 2024/01/01(Mon) 19:02:45

ウルトラマンブレーザー 特別総集編 パグのウルトラ談義 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
構成:足木淳一郎 演出:清川昇吾

(1) ブレーザーはどこから来た?
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。元旦の能登半島大地震、翌日は羽田空港で大事故とムチャクチャな年揚げですがいかがでしょうか。
 今回は特別総集編3つ目、2つ目と同じくアニメメイン、AIのパグが解説、怪獣?のげーどすくん、もぐーじょんちゃんとアニメで、特別総集編1作目だと怪獣の特番の予定がアニメに変更のもの、こういうアニメは異例ですが、正月なのでげーどすくん、もぐーじょんちゃんともにコタツに入り正月太り、ゲードスもモグージョンもよく食べる怪獣のネタ、これ昭和のネタ、ラストの喧嘩?も昭和的ですが、パグはブレーザーがどこから来たか、昭和ウルトラは基本的にM78星雲のみ(それでも、レオのL77星、ジョーニアスのU40とある)でしたが、今やウルトラマンの出身地は多様化して、メビウスのような初代マン〜80世界の方が例外、そしてM78世界でも、マックスはメビウスと異なり、またタイガ、ゼットも異なる(どちらも初代マン〜メビウス世界の記録なし)、どうやらラスト2話ではこのブレーザーの出身地と、バザンガ、ファースト・ウェイブ、ゲバルガ、セカンド・ウェイブの後が描かれるもの、謎ときも楽しみで、こういう展開は楽しいものになっています。
(2) スパイラルバレードのバリエーション紹介
 今回は、パグがブレーザーの必殺技、スパイラルバレードは様々なバリエーションがあり、それをまとめて紹介、ウルトラヒーローの必殺技は様々なバリエーションがあり、セブンのエメリウム光線もそうですが、ブレーザーの場合は結構仕込みでネタとしてバリエーションをしていて興味深いです。また、ファードランアーマーの紹介、これは半分おもちゃの宣伝の面もありますが、それで売れているから今のシリーズがあり、おもちゃ宣伝は悪いとしたら何もできないのです。
 そして、ゲント隊長がブレーザーだとげーどすくん、もぐーじょんちゃんが知り、それらのワームホールというSF用語のもの、ラスト2話で謎解きできるか、某アニメのようにラスト2話でぶち壊れることはないと思いますが、この半年、本当に盛り上がりました。
(3) アースガロンはスーパーロボット
 今回のブレーザー、SKaRDの装備アースガロンはスーパーロボット、ゼット以来、ロボットが特捜チームのメイン装備で、ロボットにはスーパーロボット(マジンガーZの系列)とリアルロボット(ガンダムが元祖、ボトムズで頂点)があり、ゼットに出てきたセブンガーはリアルロボット的な位置でしたが、同じゼットでもキングジョー・ストレイジカスタムはスーパーロボット、トリガー、デッカーの母艦、ナースデッセイ号はスーパーロボットの仲間、テラフェイザーも同様、アースガロンは次回で宇宙に行く模様ですが、しかしガンダムも最近はスーパーロボット的な位置もあり、まあ、これらは曖昧で問題なし、アースガロンはおもちゃも良くできていて、ロボットは、スーパー戦隊シリーズ、ジャッカー電撃隊で一時途絶えても、巨大ロボットを設定してバトルフィーバーJ以降45年全く途絶えず続いているのだから、ロボットを売るためという批判もあり、僕も当時したものの、しかし戦隊シリーズの巨大ロボット特撮はウルトラマン、ライダーの空白期間にテレビ特撮を続けた意味はあり、ロボットによる意味は大きいです。
(4) ゲント隊長、ウルトラヒーローEXPOで子供たちに震災を解説
 そして、東京ドームシティで開催の、ウルトラヒーローEXPO、ブレーザーの出演者が挨拶、その中で蕨野友也さん、来ていた子供たちに地震のことを、まさにゲント隊長として解説、過去に、阪神淡路大震災と東日本大震災はウルトラマンのテレビシリーズのない時期の大災害、中越地震はネクサス放映時(地震発生日、夕方のガンダム放送中止は忘れられない)、熊本地震はオーブの前、北海道地震はR/Bの最中でしたが、円谷プロではウルトラマン基金もしていて、こんなチャリティー活動をしているキャラクターはウルトラマンのみ、僕らウルトラマンファンの誇りです。
(5) 最後、怪獣?とパグの喧嘩
 ラスト、結局ブレーザーの正体は判明せず、そしてラスト2話のラスボス怪獣(ヴァラロン)のことが取り上げられて、かなりヤバイ怪獣、そして地球の怪獣の出現、ひょっとしてガイアの最終回みたいに、地球怪獣が味方になる展開か…が、パグとげーどすくん、もぐーじょんちゃんの電脳世界のケンカのアニメは昭和そのもの、昭和だと、この手のどさくさ紛れに扉開いて逃げるとかあり、昭和の空気はライダー、戦隊ではないのでウルトラマンで昭和テイストに満喫のものです。
 次回のサブタイトルは、78年の名作、未知との遭遇の、第3種接近遭遇が元ネタと思われて、あと2話で終わりですが、今年も7月から新作はあり、ともかく、ウルトラマンは海外で大人気、見逃し配信のコメント欄は外国語の方が多く、今後も楽しみです。
 能登半島では今日も震度4、5の余震、阪神淡路大震災の体験者として他人事でなく、そしてブレーザーのこと、今後も注目しています。インフルエンザ流行っています、皆さんお元気で。
No.12266 - 2024/01/06(Sat) 13:43:15

Re: 特別総集編 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
被災地の皆様にお見舞い申し上げます。能登といえば朝ドラでエメラナ姫こと土屋太鳳さんが主役を演じた場所、地元の方々はどうなさっていることか。一日も早く復興出来ますように。
さて、最後の総集編は、一回目のテレビスタッフ再び、と思っていたらハズレてしまいました。まあ、いつものことですが。スパイラルバレードの多様性の説明、面白かったです。クレーンゲーム風にガヴァトンを吊ろうとして落としてしまい、絶叫するテルアキ達。親子怪獣は助けたのに、自分は扱いが酷かったと愚痴るげーどすくん。そうこうしているうちに時間が無くなり、手伝えと言い出すパグと大喧嘩、しれっと締めようとしてキレられる太陽。そして次の回は何が起こるのか?エミはどうするのか、心配です。それと、映画予告でアンリが「我らの相棒」と言っている当たり、正体バレはテレビ本編では無しということでしょうか。
それでは今夜はこれにて失礼致します。
No.12267 - 2024/01/12(Fri) 23:31:50

ウルトラマンブレーザー 第24話 第3波接近襲来 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:小柳啓伍 監督:田口清隆

(1) 月の軌道を変える!
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。昨日イベントで今日書き込みます。能登半島地震、羽田空港事故など大変ですがいかがでしょうか。
 ラスボス怪獣、ヴァラロンは爆弾を月面に設置して爆発させて月の軌道を変えるもの、こういう作品は久しぶり、昭和には月の軌道を変えて地球を破壊しようとするものが多数あり、他にはガンダム・逆襲のシャアで小惑星を地球にぶつけるなどのものがあり、しかし平成以降それは少なくなり、そして第3波はサード・ウェイブ、バザンガ、ゲバルガに続くもの、これを阻止するために、SKaRDはアースガロンにMod.4システムを搭載して月面に出撃を命じられて、さらに、ハルノ・レツ参謀長はタガヌラー作戦の失敗でまたまた謹慎、エースの北斗はよく謹慎と言われていましたが、今回は防衛隊に何か大変な謎があり、ラスト1話でそれら解明されるか、某アニメのようなこと、あるいは〇ィケイドみたいに映画で完結編はないでしょうが、昭和的なネタのラッシュに圧倒されました。
(2) ゲント隊長、ブレーザーの限界
 前回も見られた、ゲント隊長の不調、冒頭の作戦時も痛みに苦しみ、これはセブン最終回などの要素のもの、実際、今回は変身して即カラータイマーは赤で、セブンの場合は太陽光をエネルギーにする機能に支障のため、ブレーザーも同様、セブン最終回のものを知っているものには大丈夫か、ですが、ゲント隊長のやつれた様子に驚き、それでも戦うものに圧倒されました。ブレーザーストーンに、限界でも戦う姿が描かれて、テレビで応援したくなります。
(3) ドバシ・ユウの謎
 寺田農さん演じるキーパーソン、ドバシ・ユウが最初に出て、ヴァラロンの作戦のものを問われて、エミから奪ったエミの父の日記を結局火に入れてしまう、が、それを持ち出したものがいて、後でハルノ・レツ参謀長のところにあり、一体何が起きているのか、で、寺田農さんはウルトラシリーズに、特に実相寺作品の常連ですが、実相寺アングルも使われる田口清隆さんの作品に出て、ジードの12話ではリクの名付け親、もう80歳を超えられてさすがの存在感、今回もV99の謎に迫ろうとしたエミを捕らえた模様、そして最終作戦の本部に来て、特捜チームの上層部に問題のあるのは昭和からたくさんあったものの、こんな組織は異例、ビックリです。


(4) 月への作戦で、生きて帰れ
 SKaRDはアースガロンを宇宙仕様にして出撃を命じられて、これは生還の可能性の少ない作戦、そして太平洋戦争での特攻隊は一部で英雄視されていますが無意味の極み、帰マン最終回で、ゼットン、バット星人との最終決戦、燃料なく10分しか飛べないマットアロー1号に郷秀樹は乗るもの、これは太平洋戦争批判のもの、そしてブレーザーでは24時間後に出撃、そして18時間は自由時間、しかし、ゲント隊長は全員、無事に帰還せよ、これは第1話も同じ、そして一部ネタバレになりますが、ゴジラマイナスワンも同様で、ウルトラシリーズは戦争を否定してきたもの、もちろん大きな意味があります。
 そして、テルアキ副隊長は家族に電話、ヤスノブはクルルに会話、アンリの走るシーンに東儀秀樹さんが第9話で演奏したBGM、そしてゲント隊長は家族と食事、息子のジュンに恐竜展に連れて行って、そして、朝早く出撃、サトコは夫がウルトラマンと気づいている模様もあり、もちろん、みんな生きて帰るのはわかっていても、サトコの、行ってらっしゃいはダイナ最終回で最終決戦にいくアスカにリョウが行ってらっしゃいと言ったものへのオマージュ、こういう絶望的な戦いのものは昭和の特撮・アニメには多数ありましたが、見ていて僕ら第1次ウルトラシリーズの世代にも痛切でした。
No.12268 - 2024/01/14(Sun) 16:40:53

Rウルトラマンブレーザー 第24話 第3波接近襲来 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) アースガロンのパワーアップ
 司令部は、アースガロンの最強形態への改修を命じて、決死の作戦、そしてどうやらアースガロンの建設にはV99の要素が使われていて、これはSNSでもアースガロンの制作に宇宙の技術が使われていると指摘もありましたが、その通りの模様です。そしてMod.4システムに二人乗って、本体に二人、アースガロンはブレーザーのMVPの一人です。
(6) ゲント隊長とハルノ・レツ参謀長の対話
 ゲント隊長はハルノ・レツ参謀長の自宅、和風の家に行き、謹慎→解任されたもの、ハルノ・レツ参謀長は和服で、ゲントと呼び捨て、エミの首根っこ掴んでおけというもの、そしてドバシ・ユウが火にくべて誰かが拾ったエミの父親の日記を持っていたもの、このような一筋縄ではいかないメンバーの濃さに圧倒されました。
(7) エミとあーくんの対話
 最終決戦を前に、エミはあーくんと、V99は侵略か、報復かと対話、そしてエミはあーくんのことをAIでなく仲間と思い、そしてあーくんにV99の謎を教えてほしいというと、SDカードにして出して、あーくんの口?から言えないというもの、AIはデッカーのハネジローもそうでしたが、人間味のあるもので大変なものでした。ラスト1話で謎の解明は、ネクサスみたいなものはできるか、楽しみもあります。
(8) アースガロン、宇宙に出撃
 アースガロン、第2宇宙速度突破(地球の引力離脱)と司令部、が、な何とそこにドバシ・ユウ出現、一体この防衛隊は何者か、ひょっとしたらドバシ・ユウがラスボスかと思われて、このラスト2話、もっと長期間の放送だと3,4話くらいのもので描くのを駆け足でやり、デッカーも同様に最終回は駆け足で消化不良も一部ありましたが、大変なものでした。
 そして、月面での死闘、ラスボス、ヴァラロンはもちろん強敵、ドバシ・ユウはアースガロンを月に着陸させて戦えと高みの見物、こんな光景は久しぶり、そしてアースガロンとヴァラロンの対決、田口清隆さんの、着ぐるみとミニチュアセット(そしてCGも多用)のもの、さすがの特撮、ゴジラマイナスワン、さらにはシン・ゴジラ以来のCGメインと異なる魅力に魅せられました。
(9) ゲント隊長、覚悟の変身
 そして、アースガロンは追い詰められて、しかしブレーザーともに限界、それでも、ゲント隊長は俺とお前で戦わないと未来はないとハッパをかけて変身、しかしカラータイマーはすでに赤、ゲント隊長の変身時に、仲間が都合よく気絶なのはお約束ですが、しかし超強敵相手に苦戦を強いられるのを見てこちらも、この手のシーンは何度も様々な特撮やアニメで見たものの、痛々しいもの、そしてブレーザーは月の軌道を変えさせないために奮闘…しかし、限界でブレーザーはゲント隊長と分離、ブレーザーはカラータイマーは消えて宇宙を漂い、過去にはウルトラマンと人間の分離は、パワードでゼットンとの決戦前に分離の例がありましたが、壮大なもの、そしてドバシ・ユウはヴァラロンを地球にいれるなの命令、この手の軍隊は非情だと知りつつ、最終回、どうなるか楽しみです。V99はひょっしてガイアの根源破滅将来体のようなものか、予告編見たら当然ながら最終回、ブレーザーは復活、どうやってか、ひょっとしてガイアみたいに地球怪獣が助太刀か、あと1話で全部回収はなかなか困難な模様ですが、ニュージェネレーションシリーズ最高の盛り上がりを見せたブレーザーは今後も楽しみです。
(10) 兵庫県姫路市の住宅展示場のブレーザー撮影会に行きました。
 先週、兵庫県姫路市の住宅展示場でウルトラマンブレーザー撮影会があり、例により参加しました。この手の撮影会だと毎回お馴染みの方もいて、そして来ていた親子連れに聞いてみると、30歳前後のお母さんと3〜4歳くらいの息子さんがいて、お母さんは男兄弟なく子供時代にウルトラマン見ておらず、息子さん生まれて一緒にブレーザーを見てはまったと言われて、伊達に11年も続けて、毎年後半でもテレビシリーズを続けた意味は大きく、動画配信で海外のファンもウルトラマンの新作を見て、ウルトラシリーズは一時円谷プロ買収など大変でしたが、今や特撮をリードする存在になりましたインフルエンザも流行っています、皆さんお元気で。
No.12269 - 2024/01/14(Sun) 16:41:47

Re: 第24話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
始めから宇宙での決戦の為に造られていたアースガロン、そのためにあらゆるデータが入力されていたからこそ、エミに託したんですね。「やっと開いた」と思ったら、いきなり来たのは誰でしょう。ハルノ参謀長だといいのですが。「で、いつ帰って来るんですか?」に応えてきてほしいです。それと、家族と過ごし、息子が寝ている間に出て行くゲントはミサンガをつけていました。それをつけるなら、結婚指輪も外さないでほしいです。指の動きが悪くなるとか、精密機器が誤作動を起こすかもとか理由はあるでしょう。でも、アクセサリーには御守りの意味があるのですから。子はかすがいだからミサンガに妻との絆も入っていますけどね。
それでは今夜はこれにて失礼致します。
No.12270 - 2024/01/17(Wed) 23:16:44

ウルトラマンブレーザー 第25話 地球を抱くものたち 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:小柳啓伍 監督:田口清隆

(1) 最高の最終回 テレビの前で拍手!
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。気温の変化激しいですがいかがでしょうか。
 ウルトラマンブレーザー最終回、様々な謎を1話で解決は無理かと思いきや、ふりまいた謎はほぼ8割解明、まさかV99の実態が地球と親交を持ちに来た宇宙人であったとは、それを敵として攻撃をドバシ・ユウはしてしまい、そこから間違いになった、これは僕にとって永遠のアニメ、宇宙の騎士テッカマンの名作、失われた宇宙船の要素、その前にはシルバー仮面最終回、いずれも友好的な宇宙人が来ているのに侵略者と間違えて攻撃してしまうもの、その要素、そして、この作品のテーマのコミュニケーションは、あーくんを通してアースガロンでV99と会話を「未来」として取り、最悪の激突は免れて、そして地球・東京の絶体絶命のピンチを救ったのは、地球怪獣たちがヴァラロンの爆弾を食べて無害化、これはガイアの最終回の要素、そして、ラストシーンはただ感動、30分で全要素の解明は、ネクサスでふりまいた謎はほとんど解明されて、それに次ぐもの、素晴らしいもので、最終回の主役はエミとハルノ・レツ参謀長、予想通り、エミの父の残した日記がキーポイント、ハルノ・レツ参謀長はウルトラマンブレーザーを得体の知れない巨人と罵倒して、しかし最後は、ドバシ・ユウに囚われたエミを救出、これはゼットの最後から2回目、ユカが身柄拘束されそうになり、ヘビクラ隊長=ジャグラーが救出と同様、本当に監督の田口清隆さんも脚本の小柳啓伍さんも素晴らしい、一部、駆け足でやったので消化不良もあったものの、大団円は文句なし!でした。終わって、テレビの前で拍手しました。
 ヴァラロンは地球に来て第2形態、アースガロンは満身創痍で闘い、アースガロン単独で倒した怪獣は少ないものの、アースガロンなしでブレーザーも勝てなかった闘いばかり、納得です。
(2) SKaRDがブレーザーを地球につれて帰る
 前回のラスト、ブレーザーは限界を超えて、ゲント隊長と分離して死んだ?ようなもの、しかし、ヴァラロンは地球に進撃、そしてSKaRDはアースガロンで地球に帰還するのにブレーザーもつれて帰る、これはジャンボーグAの最終回、月面から東京全滅を図るデモンゴーネに対して、ジャンボーグAは敗退、残ったジャンボーグ9は空を飛べず、しかしPATの観測ロケットで月に行き、地球に帰れないのに最終決戦、ジャンボーグ9はデモンゴーネを倒すも地球に帰れない、と思ったらPATがジャンボーグ9を地球に連れて帰ったものを思わせて、最後も、SKaRDのメンバーにとってブレーザーは仲間、もちろん今までのウルトラシリーズでウルトラヒーローは仲間、メビウスのように最初から認められたもの、最後に仲間と認められたものもありましたが、最後、ゲント隊長は満身創痍で、ありがとう、ブレーザーと言うと、ブレーザーは立ち上がり、俺も戦うというもの、ブレーザーとゲント隊長、そしてSKaRDメンバー、さらには全人類は信頼関係にあり、それで、ゲント隊長は医師に診てもらうとして、絶対安静で、テルアキ副隊長に任せて、この辺りは昭和的なもの、他の作品では昭和の要素の出ることはないものの、ブレーザーは昭和頼りでなく、新しいものをやってくれました。
(3) ブレーザーとゲント隊長のコミュニケーション
 地球につれて帰ってもらえたブレーザー、カラータイマーは消えて死んだかと思い、ゲント隊長は俺たちSKaRDでこれから戦うというと、ブレーザーは最後の力を振り絞って俺も戦うといい、それまで自分の言葉でしゃべらなかったブレーザーは立ち上がり、これはビックリ、このバックに主題歌スローアレンジBGM流れて、もちろんゲント隊長との友情のため、ウルトラシリーズでは人類とウルトラヒーローの友情が全シリーズでありますが、これほど強い絆で結ばれた人類とウルトラヒーローも稀、他方、今回は主人公の正体バレはなかったものの、テルアキはおそらくゲント隊長がブレーザーと気づいている(昭和ウルトラで、帰マンだと伊吹隊長が郷がウルトラマンと感づいていたように)、あるいは妻のサトコも、第10話で変身して飛ぶもので感づいたと思われて、これらは劇場版で活かされると思います。友情、他人を思いやる心がウルトラマンの力の源、それでブレーザーもカラータイマー青で行けたと信じます。ゲント隊長とブレーザーが再び手を取るのは感動でした。そして、ファードランアーマーになり、活躍、燃えました。ミニチュアセットと着ぐるみによる特撮の極地、素晴らしいものでした。
(4) アースガロン、あーくんも仲間
 月面でヴァラロンにボコボコにされて、命からがら地球に帰還したアースガロン、それの修理に1時間、ヤスノブにとって友達、そして、ヴァラロンの猛攻に、かつてのゲント隊長の部下たちが助太刀、ゲント隊長は忘れていたというものの、最終回は第1話同様全面バトルシーン、田口清隆さんの演出でバトルシーンが、単なる戦闘賛美にならず、今特撮の中で光っているウルトラマン、見事な脚本と演出、そして特撮、あーくんも仲間で、そのV99にメッセージを送り、見事でした。防衛隊はSKaRDに宇宙船団を攻撃しろと命令てですが、テルアキはヴァラロンと戦うと決断、もちろん正しいです。ヴァラロンの爆弾が全部炸裂だと地球の軌道が変わる、これは昭和のヒーローにあり、意味ありました。
No.12271 - 2024/01/20(Sat) 14:30:10

ウルトラマンブレーザー 第25話 地球を抱くものたち 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) エミはもう一人の主人公
 そして、V99の謎に迫ろうとしたエミは前回ドバシ・ユウに拘束されて監禁、しかし、ハルノ・レツ参謀長が救い、そして前回、ハルノ・レツ参謀長の家に、ドバシ・ユウにより火にくべられようとしたエミの父の日誌を回収して、それが全てのキーポイントになり、そしてあーくんがエミに明かしてくれたV99の真実も加わり、最後は怒涛の謎解き、某アニメのように謎を振りまいて解明せず終わることはなく、もちろんウルトラシリーズでは、ネクサスで最終回にてすべての謎を解明した、もっと前には、戦え!マイティジャックで第1作からのテーマを貫徹したように、円谷作品はその点しっかりとファンを裏切らず、怒涛の30分、素晴らしいものでした。ハルノ・レツ参謀長は悪役ではなく、奥深いキャラクター、劇場版に加藤直也さんの名前なく、死ぬかと思ったら異なっていました。
(6) ドバシ・ユウにあなたは間違っていない
 そして、1999年にやってきたV99は、侵略者や隕石ではなく、地球と親交を結ぼうとしていた、しかしそれをドバシ・ユウは攻撃、その技術でワームホール、アースガロンを開発、それであーくんはV99とコミュニケーションできるとなり、ドバシ・ユウのために地球は危機、しかし、相手は恐怖と発信、V99は地球を怖がっているとエミは私的、これもコミュニケーションのもの、こちらが武器を持つと相手もおろさない、双方、武器を捨てて平和は来る、あーくんは、私たちは戦いを望んでないとして、これはコスモス最終回へのオマージュ、ブレーザーもファードランアーマーを捨てて、これもコスモス最終回の延長線上にあり、それなら、ドバシ・ユウは責任を、それも重いものになるものですが、しかし、エミはあなたはあの時やるべきことをして、今回はエミたちがやるべきことをする、実際、テッカマンの南城二は殺した宇宙人の生き残りに俺を殺せとするものの、相手の宇宙人は城二を許すものと同じ、憎しみは結局、何も生まない、この点、昨年亡くなられたゴジラ1作目の主役、宝田明さんは、戦争で大陸から命からがら引き上げた経験を6年前にラジオでお話されて、戦争は所詮殺し合いと語られて、しかし、このSKaRDとブレーザーの闘いは戦争ではない、もちろん、これは20年前のイラク戦争のように、イラクに大量破壊兵器があるとして攻撃、しかし大量破壊兵器はなかったもの、それへの批判、ウルトラシリーズにとどまらず、月光仮面に始まり、仮面ライダー、戦隊ヒーロー、そしてロボットアニメでも、全部太平洋戦争の反省から作られたもの、それを思わせるもの、ゴジラマイナスワンとともに、天国の宝田明さん、円谷英二さんや金城哲夫さん、上原正三さんととも拍手でしょう。そして、ドバシ・ユウはエミ、ハルノ・レツ参謀長に任せて、フェース・ウエイブはなし、これもコスモス最終回へのオマージュ、戦いを拒否したウルトラマンコスモスは当時お花畑と批判されたものの、今は高く評価されて(全ウルトラマン投票でもサンスポでもコスモスはベストテン入り)、過去のウルトラシリーズのテーマをなぞったものでした。
(7) 赦すことが平和を作る
 そして、V99の意味を知り、防衛隊はV99への攻撃をやめて、そしてV99も矛を収める、これは、ウルトラシリーズの名脚本家、故・市川森一さん、ウルトラシリーズの40年に赤旗日曜版で語られたもの、エース最終回のやさしさを失わないでくれの意味は、武力で平和は得られない、平和のためには何度裏切られようとも信じて赦すしかないと語られて、これは決してお花畑ではない、戦争はダメ、それを体現、そしてアースガロンも武装を外して、ブレーザーもファーラドンアーマーを捨てて、軍事力で平和は守れない、もちろん初代ウルトラマンからのテーマを貫徹は感動的でした。
(8) 最後、ヴァラロンを倒す
 最後、ヴァラロンはラスボス、アースガロンとブレーザーの闘い、ハルノ・レツ参謀長もアースガロンとウルトラマンブレーザーを援護せよとして、すると東京の爆弾が危機、それを地球怪獣が食べて地球を守り、前述の通りガイア、またコスモス最終回へのオマージュ、そしてブレーザーはスパイラルバレードを久しぶりに使用、そしてテレビの向こうでジュンががんばれブレーザーと言うと、ゲント隊長のブレスレットに力、そして、ブレーザーは最終回でウルトラヒーロー伝統の、手を十字に組んで放つ光線でヴァラロンを倒して、大団円、実は、僕もこの前、姫路リバーシティ会場でウルトラマンブレーザーとスペシウム光線ポーズで写真を撮り、偶然ですが素晴らしいことでした。
(9) 未来に
 そして、V99と和解、これもコスモス最終回、カオスダークネスと和解と同じ、アースガロン、ブレーザーは無事帰還、ヤスノブはあーくんにちゃんと修理というもの、これは、日本の宇宙SFのルーツ、地球防衛軍で、ミステリアンが地球侵略をやめる展開も思わせるものでした。
 最後は、ゲント隊長、家に帰り、ジュン、サトコに歓迎されるのは予想できたものの、感動的でした。ブレーザーの出自、その他少しは謎は残ったものの、文句なしです。
(10) ウルトラマンは特撮の焦点になった
 この半年、ウルトラマンブレーザーは大きな話題を呼んで、ツイッター、今のXでは発信も相次いで、特撮の焦点はこの20年仮面ライダーメインで、もちろん仮面ライダーのおかげで特撮ヒーローブームになり、ウルトラシリーズの休止の後、比較的早く再開できたのは仮面ライダーとスーパー戦隊が特撮を守ってくれたためですが、作品のクオリティは極めて高く、そしてYouTubeで世界に動画配信、中国や台湾、タイではウルトラマンは大人気、そして昨年のゴジラマイナスワンは大ヒット、その特撮の焦点、台風の目にウルトラシリーズはなり、このようなハイクオリティの作品が支えたもの、今テレビは大変で、SNSでは最近のテレビシリーズ、例によりおもちゃを売るために作っている、TBSキー局でないとウルトラマンでないと批判もあるものの、それらを吹き飛ばす作品の完成度、来月の劇場版も楽しみ、何より、ウルトラシリーズ、年の後半のみと言え、11年も新作が続くのは初めて、円谷プロの業績も快調で、こんなうれしいことはないです、ウルトラシリーズは不滅です、気温の変化激しいです、皆さんお元気で。
No.12272 - 2024/01/20(Sat) 14:31:07

Re: 第25話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
意識を取り戻し、ブレーザーを連れて帰還するゲント達。分離した状態ではブレーザーは死んでしまうのではないかと思いましたが、仮死状態なら大丈夫なのは昭和ウルトラマンと同じでホッとし…いえ、危険なことには変わりない。それでも「俺も行く」と言ってくれたブレーザーに、ゲントは泣きそうになりながらテルアキに委任、変身しました。互いに手を伸ばし、融合する二人。一方エミは閉じ込められてしまいますが、やっぱり来てくれました、参謀長!彼は研究日誌の中身がドバシの過去であることを勘づいていたのかも知れません。それを知れば消されるかも知れない、だから「下がれ!」と怒鳴ったのではと。親友の娘を護れるのは自分だけだと。その後二人でドバシに発言許可を求めるとドバシは拒否しましたが、「現」司令官が
許可。表向きはドバシも「辞めた人」ですからね。そして真実を語り出すエミ、V99は恐怖の大王では無かったこと、撃ち落としてしまったから仲間が復讐に来たこと。地球側が戦意が無いことを示さなければ終わりだと。エミはあーくんに対話を試みるように頼むと返って来たのは「光の星」「恐怖、恐怖、恐怖…」やらねばやられる。負の連鎖を止めるためにエミが選んだ言葉は「未来」。相手は理解してくれました。後はヴァラロンを倒すのみ。「待ってました」と立ち上がるアンリ達、ブレーザー。何度でも立ち上がり、闘い続けるゲントの腕にミサンガ、そして指輪が光りました!指輪してくれてたのね、ゲント!ブレーザーの腕にもミサンガと指輪の光が!そこから放たれたのは左右逆のスペシウム光線、最高です!遂に撃破!満身創痍のあーくんは目が🌀、それでも手を振ってからダウン。ブレーザーが基地まで運んでくれるかと思いきや、飛んで行ってしまいました。バレるかも知れないし、それ以前に、彼も限界だったのでしょう。
その後、修理にかけられるあーくんを見上げながら、V99とブレーザーの世界に想いを馳せるゲント達。宇宙は広い。地球人の宇宙進出はまだまだこれから。違う星の生命体と無益な殺生をすることがないように、どのように対話するか。永遠のテーマですね。
さて、来週からは「クロニクル」期ですね。ユカが「解剖〜!」とか言ってマルゥルを追い回すのが観れたりして。
では、今夜はこれにて失礼致します。皆様、お元気で。
No.12273 - 2024/01/20(Sat) 22:30:50

ウルトラマンブレーザー劇場版 大怪獣首都激突見てきました / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。気温の変化激しく、2月に夏日かと思ったら気温急降下ですがいかがでしょうか。
 ウルトラマンブレーザー劇場版、大怪獣首都激突、昨日神戸三宮のキノシネマ神戸国際で観ました。トリガー、デッカーの劇場版は、円谷イマジネーション配信メインで、劇場公開はそのついで?でしたが、ブレーザーでは4年ぶりに劇場版のサブタイトルついて、脚本はテレビシリーズのメインライターの小柳啓伍さんではなく、監督の田口清隆さんと幾多の名作を書かれた中野貴雄さん、オーブではメイン脚本。メイン監督でコンビ組まれて、ギンガSのガンQの涙、エックスのXIO24時とユニークな作品を作ってきたコンビ、もちろんネタバレはしませんが、例年通り最終回とともに劇場版を制作、まさに「特撮怪獣」映画、昨年秋のゴジラマイナスワンはほぼオールCGでしたが、ウルトラマンでは着ぐるみとミニチュア特撮、話題の国会議事堂のミニチュアセットも1/25の本格的なものを制作、まさに円谷英二監督以来のアナログ特撮とCGをうまく使い、さすがに、2024年現在CG否定のファンは少ないと思います(そもそも、98年のあのエメリッヒ版のゴジラの結果が日本の特撮ファンにCGへの拒否反応を抱かせた)が、パンフレットでの田口清隆さんのお話だと、テレビのウルトラマンはミニチュアと着ぐるみにこだわるもの、そして話はオーソドックス、パンフレットは劇場により売り切れ、かなりのヒットの模様でうれしいです。
 本日は兵庫県加古川市の住宅展示場で、ブレーザーとトリガーのイベントがあり、雨の中行ってきました。今月は兵庫県姫路市の住宅展示場2つでブレーザーのイベントもあり、月に3度もウルトラマンのイベントに行くのは初めて、僕みたいな昭和リアタイ世代から、小さいお子さんまで熱狂、特にウルトラマンの人気は中国で高く、アジア圏では特撮ヒーロー人気のトップ、今年もどうやら7月から新作シリーズの模様で楽しみです。

 また、名指揮者、小澤征爾さん亡くなられました、88歳で、長年闘病生活で、いずれこの日が来ると感じていましたがショックでした。ウルトラQ、ウルトラマンのヒロインをされた桜井浩子さんのお話で、小澤征爾さん、実相寺昭雄さんの葬儀で号泣されたとのこと、実相寺さん、小澤征爾さんの指揮するオペラの演出もされて、2002年のウィーン・フィルのニューイヤーコンサートを指揮して日本でCD大ヒット、僕も小澤征爾さんのCDたくさん買い、阪神淡路大震災のチャリティーコンサートにも行きました。小澤征爾さん、ありがとうございました。
 そして、ウルトラマンゼロ15周年で、イベント、グッズもあり、今年でウルトラマンレオ50年、ネクサス20年などアニバーサリーラッシュ、ブレーザーはSHフィギュアーツも大人気、今後も楽しみです。今年も猛暑になりそうで、さらにコロナも再燃の模様です、皆さんお元気で。
No.12274 - 2024/02/25(Sun) 16:20:15

私のウルトラの奇跡! / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
映画、観に行けましたー!春に行けるなんて、ゼロ以来です!平日の朝イチだったので客は私を入れてたったの三人、席は前から四列目のど真ん中、貸し切り状態、こんなに贅沢な環境は初めてでした。面白かった…(感涙)。すいません、誰かに聞いて欲しかったので。
それでは今夜はこれにて失礼致します。春の嵐はまだまだこれから。皆さんお身体をお大事にして下さいね。
No.12275 - 2024/02/29(Thu) 23:09:32

鳥山明さん死去 ゴジラ-1.0がアカデミー視覚効果賞受賞 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。2月に夏日と思ったら3月寒いですがいかがでしょうか。
 漫画家の鳥山明さん、3月1日に亡くなられて、3月8日に訃報報じられて、まだ68歳、大ショックでした。鳥山明さんは今やドラゴンボールが代名詞ですが、僕ら特撮ファンにはDrスランプ、作品にウルトラマンのパロディ満載で、そして81年のアニメ1作目には冒頭からウルトラマンのパロディ出て、当時は著作権が今ほどうるさくなく、パロディはコミックでもアニメでも出来て、Drスランプアニメ1作目の81年はまさに特撮冬の時代で、Drスランプにてウルトラマンのパロディによりウルトラマンの知名度を上げて、そして何と、Drスランプと円谷プロのコラボグッズも発売、特撮冬の時代に、ウルトラマンの人気をつないだことは今も感謝しています。そして、ドラゴンボールは世界で大人気、声優の野沢雅子さんは世界で有名になられて、昨年の松本零士さんに続いて、昭和からマンガ、アニメ文化を支えた功労者なくなり、さらにちびまる子ちゃんの声優のTARAKOさんも亡くなられて、ちびまる子ちゃんはしばらく再放送になり、国民的アニメの名手の訃報はつらいです、鳥山明さん、TARAKOさんのご冥福をお祈りいたします。

 そして、本場ハリウッドのアカデミー賞、視覚効果賞を何と昨年のゴジラ-1.0が受賞!名手、山崎貴さん監督で、山崎さんと白組のVFX(CG)が世界で評価されたもの、40年以上前、そのDrスランプアニメ1作目の頃は日本の特撮は冬の時代、ルーカスもスピルバーグも円谷英二さんの大きな影響を受けたのに、日本の映画評論家は日本の特撮を評価せず、そして平成になり、ウルトラマンの復活で日本の特撮は評価されたものの、今回のゴジラ-1.0のアカデミー賞受賞は、ハリウッドより低予算でいいものを作れる日本の特撮のすごさ、すでにゴジラ-1.0は世界で大ヒット、5月1日にDVD、ブルーレイ発売も決定、ゴジラはハリウッド版も4月に公開のもの、日本の特撮キャラクターは世界的な存在になり、特撮ファンとして頼もしいです。
 ウルトラマンはどうやらまた7月から新作の予定、ブレーザーの大ヒットで今後も期待できます、皆さんお元気で。
No.12276 - 2024/03/12(Tue) 18:47:48

ウルトラシリーズを支えた寺田農さん死去 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんおはようございます。桜開花の季節ですがいかがでしょうか。
 先週、悲しいお知らせ、ウルトラマンブレーザーでドバシ・ユウを好演された名俳優さん、寺田農さん肺がんで81歳で亡くなられました。
 寺田農さん、実相寺昭雄さんとの関係深く、ウルトラシリーズ最初は初代ウルトラマンの真珠貝防衛司令、実相寺さんのウルトラ初演出時に、トラックの運転手役、この際に、実相寺さんに細かい注文出たほどでした。意外にも寺田農さんの昭和ウルトラはこれのみでしたが、平成ウルトラではウルトラマンティガのゼルダポイントの攻防で名演、そして実相寺さんと、ティガの夢、実相寺さんのコダイの作品、ダイナのユメノカタマリに出られて、ウルトラQダークファンタジー、マックスと実相寺さんのものに出て、特にマックスのメトロン星人平成版の人間態は話題になりました。ニュージェネレーションシリーズでは、田口清隆さんの作品で、ジードの朝倉錘、リクの名付け親を見事に演じられて、そして遺作のウルトラマンブレーザー、ドバシ・ユウの見事な存在感で活躍。その他、テレビドラマ、映画に無数出られて、また、声優・ナレーションでも大活躍、天空の城ラピュタのムスカ大佐は有名、まさに、昭和・平成・令和とテレビ、映画を支えられて、ウルトラシリーズのゲスト出演は堀内正美さんとともに多く、仮面ライダーWでも名演、その他、無数の時代劇、刑事ドラマなどで活躍、60年以上テレビ、演劇を支えられて、本当に感謝です。
 今年も、様々な方の訃報に接して、寂しい日々です。しかし、ウルトラシリーズは続きます、硬派雑誌、週刊金曜日に、ウルトラマンの中国ビジネスの好調のものもありましたhttps://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2024/02/29/news-152/ まもなく、7月からの新作ウルトラマンの発表もあると思います、花粉の季節になります、皆さんお元気で。
No.12277 - 2024/03/30(Sat) 09:58:32
ウルトラマンブレーザー 第22話 ソンポヒーロー 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:足木淳一郎 監督:中川和博

(1) 怪獣損害保険!
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。暑くなったり寒くなったりですがいかがでしょうか。
 今回のポイントは怪獣損害保険、今回の主役のテツオはその保険会社のセールスマンで、営業成績は良くなく、というサラリーマンものはギャグものの定番、70年代のドリフターズや吉本新喜劇、松竹新喜劇などのネタですが、オープニングの後で怪獣現れて、ところがそれはCM、怪獣は今や日本の常識と、怪獣損害保険のものが出て、こんなネタはまさにセンス・オブ・ワンダー、昭和だと、怪獣の被害にあった人の話は、タロウの、ウルトラのクリスマスツリーで、以前に怪獣が出て親を亡くした子供の話ありましたが、現実だと地震保険などあり、しかし、まさか怪獣損害保険とはビックリ!ツイッターではまるでエックスのXio24時を思わせるものもあったと反応があり、そして、テツオを演じた金井勇太さんはダイナの怪獣ゲームに子役で出たことがあり、この前のガヴァドンでは何と昭和の、実相寺さんの作品に子役で出た人が57年後に再登場、それもオリジナルと同じバットとグローブを持ってのもの、こういうかつての作品へのリスペクトはウルトラシリーズならでは、そして、ミチコの家は昭和のそのまま、ライダーや戦隊シリーズには昭和のネタはほとんどないのに、ウルトラシリーズだと昭和のネタも出て、最後は心温まるもの、SKaRD以外のメインのもの、楽しかったです。今回の舞台は、長野県松本市、知人がいて、大阪から移住して夏も涼しくて快適と言っていたのが今年は猛暑で大変、そのようなネタも楽しかったです。また、このCMに出た謎の怪獣はガンキリュウという自主製作の怪獣作品に出たものだとツイッターで発信、そしてガンキリュウの鳴き声は怪彗星ツイフォンに出たのに今回出番?のなかったドラコのもの、オリジナルへのリスペクトに脱帽です。また、CMに出てきたサラリーマンの一人は越知靖監督のカメオ出演とのことです。カタカナを多用するリュウジとの比較も面白いものでした。
 また、本日12月16日は昭和の特撮大俳優平田昭彦さんの誕生日、初代ゴジラの芹沢博士に始まり、幾多の特撮に出られて、84年に若くして亡くなられたものの、90年代までご存命なら特撮を盛り立てたはず、ゴジラマイナスワンのヒットを、円谷英二さんや宝田明さんと喜んでおられることでしょう。
(2) 令和のウルトラファイト!
 冒頭、レッドキング(2代目)とギガスがバトル、そのバックに流れる愉快なBGMは、宮内國郎さんによる初代ウルトラマンのBGMで、ウルトラファイトの、新作の、怪獣たちが野外でプロレス?をするシーンでよく使われた曲、音楽のところに宮内さんの名前もあり、まさに令和のウルトラファイトでした。これもセットとCGをうまく使っていました。
(3) 怪獣の生態
 そして、レッドキングは2代目、初代は多々羅島に出たとテルアキの指摘があり、しかし、レッドキング2代目は怪彗星ツイフォンだと水爆を飲み込んで喉元が膨れているもの、今回はそれはなし、そしてギガスは今回初登場、しかし多々羅島のこと、初代ウルトラマンと別世界のブレーザーでなぜ、ですが、ギガスと相対してのもの、ちょっとこれは突っ込むものでしたが、まあ、その点はアバウトでいいでしょう。そして冒頭、ギガスはレッドキングに圧倒された結果主従関係になるもの、こういう主従関係の怪獣は昭和のものでは新鮮でした。
 なお、今回は長野県が舞台、ただ撮影は東京で大半したもようですが、昭和の特撮同人誌に、第1次ウルトラシリーズでは怪獣が大阪や神戸にも出たが第2次シリーズは怪獣の出るのは関東方面のみで、関西のファンは安心して見ていられるというギャグ投稿ありました。これは地方ロケ、最近は予算もなく大変ですが、昭和の西部警察では地方ロケを活発に行い、現地の企業とタイアップして、そして製作費ももらえたもの、今はそんな時代ではないですが、東京だけでなく舞台は色々あるのが楽しいです。
No.12256 - 2023/12/16(Sat) 15:29:29

ウルトラマンブレーザー 第22話 ソンポヒーロー 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) ソンポヒーローの意味
 サラリーマンをメインにしたものは、ジードでレイトがサラリーマン、そして、ギンガSのガンQの涙は怪獣にされたサラリーマンが主役、今回はしがないサラリーマン、弁当安売り買っても箸なし、テツオは家を回るものの片っ端から断られて、この描写も昭和のもの、他の就職先がなく、アパート住まい、夕食はスーパーマーケットの割引き弁当のもの、そのアパートも昭和そのもの、しかし、各地を営業で歩いて町には詳しく、それが最後、避難する時に役に立つもの、ミチコを演じた山口果林さんは大ベテラン女優さん、テツオは夫に先立たれたミツコのために家の掃除などして、そのミツコの、鍋に火を入れたままという展開は昭和のもの、今でもサザエさんなどにはたまにあるものの、特撮ヒーローでは21世紀になり初、そして焦げたものをテツオは弁償、そして、怪獣保険に加入も昭和の定番、しかしそれが役に立つとは、これは昭和的なもの、ウルトラシリーズではこういう昭和のいいものをやってくれて、今回はテツオとミツコが主役、ラスト3話は謎解きなどの怒涛の展開、その前の息抜きは良かったです。最近のテレビは殺伐としたものも多く、昭和の雰囲気は、今の小さい子供さん(メインの視聴者は令和生まれのお子さん)には新鮮かも知れません。テツオのようなコツコツとするものが結局社会を支えている、これも昭和の世界、その描写に主題歌のスローアレンジBGM流れて楽しかったです。
(5) 司令車を運ぶアースガロン
 そして、長野県が舞台で、アースガロン出動、と、司令車を何とアースガロンがもって現地に飛ぶもの、こんなシーンは初めて、司令車は今まで遠路はるばる…と思っていたものの、このようなロボットによる司令車移動はロボットアニメにもなく、この手のものは、ティガ以降の作品だと移動指令室が戦闘機にあり現地から指令(そのルーツはサンダーバードの移動指令室)でしたが、これまたセンス・オブ・ワンダーでした。
(6) SKaRDもつらいよ
 最初、SKaRD基地で、ヤスノブとエミ、パソコン関係で大分奮闘して、やっとできて休憩と思ったら怪獣出現で大変、現実の舞台だと、こういう基地でパソコンなど担当するものと、現地に赴くメンバーは別、そもそも科学特捜隊以来特捜チームは数人が定番で、刑事ドラマの例えば太陽にほえろの捜査第1課も数人ですが、現実にはメンバーは数十名、多いと100名、これは隊員の数の多いガイアのXIGでも現実と異なり、もちろん、こういうものも「ネタ」にするのがヒーローものです。
(7) 怪獣出現で保険会社は…
 テツオの上司は、怪獣出現で忙しくなるとハッパをかけて、しかしテツオはミツコの場所だと助けるために駆けつけるもの、この展開は昭和の特撮・アニメにはたくさんありましたが、90年代以降この手の描写は激減したもの、そして、ギガスは冷凍光線を使用、これは昭和の怪彗星ツイフォンにはなかったもの、そして地下から熱源、怪獣、熱源という表現はエヴァンゲリオンでポピュラーになったもの、さらに、アースガロンと怪獣のバトルがテレビで生中継、これは昭和にはないもの、そして、テツオは、ミツコの、主人のところに行くという描写、これは初代ゴジラの、もうすぐ、戦争で死んだお父さんのところに行くものへのオマージュ、そして、リュウジは、家が壊れたら会社が補償なのでSKaRDは何をしていると、おそらく本当に怪獣や保険会社あったらこうなるもの、現実に、自然災害でこのような例はあり、阪神淡路大震災、東日本大震災を経ての2011年以降の展開はなるほどです。
 そして、テツオはミツコを背負って逃げて、これで唐草模様の風呂敷なら昭和のもの、ミツコを守ろうとするテツオのもの、暖かいご飯に感謝、生き延びてミチコのハンバーグを食べたいになり、そこにゲント隊長通りかかり、避難できていない民間人がいると、ブレーザーに変身、テツオ、ミツコの前でウルトラマンの戦い、新鮮なカット、今回はブレーザーで、昭和怪獣の、既存の着ぐるみを使用したもの、それが新鮮、そしてギガスは冷凍光線でアースガロンを攻撃、さらにブレーザーも危機、ウルトラヒーローの弱点の冷凍のもの、しかし、ファーラドンを召喚して逆転、アースガロンの凍結を解除、これはダイナの移動要塞浮上せず後編のダイナ救出がルーツ、そしてブレーザーとアースガロンの共闘で、平成以降の定番、ダブル光線で撃破、このルーツはティガの南の果てに、ティガの光線とアートデッセイ号のデラック砲の共闘、燃えました。
(8) ハッピーエンド
 ミツコは死に損ねた、家はボロボロというものの、保険が役に立ち、そしてミツコが新しい顧客を紹介されてテツオはうまく行き、リュウジとの逆転、こういうほのぼのとしたハッピーエンドは昭和では特撮ヒーローはもちろん、刑事ドラマでも定番ですが久し振りに見たもの、ハートフルないいものでした。しかし、次回からどうやら最終回3部作、謎ときはありますが、ウルトラではネクサスで、最終回1話で全部の謎を解明した実績あり、期待です。
(9) DXアースガロン買いました
 神戸三宮のフィギュア店で、DXアースガロン、安くなっていたものを買いました。関節など可動箇所多く、そしてボタン電池で音声・光と出て、最近のホビーはスゴイもの、満足でした。今月は住宅展示場でウルトラマンのイベントはなかったですが(来週は阪神競馬場でイベントあるものの、他の仕事あり行けない)、来年はあると思い、ブレーザー劇場版もあり、楽しみです。寒くなります、皆さんお元気で。
No.12257 - 2023/12/16(Sat) 15:30:13

Re: ウルトラマンブレーザー 第22話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
保険の外交って、大変ですよね。こんな世の中だからこそ必要なのに、「結構です」とフラれることの多いこと。詐欺かもと身構えてしまうんですよね。上手くいかないテツオを横文字攻撃するリュウジ、やな奴ー!テツオがハンカチで拭くのは汗か涙か…。それでも真面目に働く彼が出会った道子さんは優しい人でした。色々してくれた彼に手料理を振る舞い、愚痴を聞いてやり、励ましてくれました。そして怪獣出現、道子さんが逃げずにいたのは、テツオを待っていたのかも知れません。彼女を背負って逃げ道を選んで助かったテツオ達。ネットワークよりフットワークという言葉がありますが、見事生かされました。
さて、戦闘のほうは二対二の大バトル。凍らされてもファーラドンで溶かして復活、二頭まとめて退治。共闘もすっかり定着しましたね。
ところで、テレビ本編終了前から映画予告、しかも二月に封切り、春休み前の平日から観れるのなら混雑を避けて行ける!後は仕事の段取り次第なのですが。うわー、今年こそは行かせてくれー!(絶叫)
それでは今夜はこれにて失礼致します。
No.12258 - 2023/12/21(Thu) 23:26:00

ウルトラマンブレーザー 第23話 ヴィジター99 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:小柳啓伍 監督:中川和博

(1) 追悼、薩摩剣八郎さん
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。今年は暖冬と言われていたのに10年に一度の強い寒気で神戸も凍えましたがいかがでしょうか。
 今回はまず訃報、平成ゴジラのスーツアクター、薩摩剣八郎さんが76歳で亡くなられてました。薩摩さんは84年の、いわゆる84ゴジラから95年のゴジラvsデストロイアまでゴジラのスーツアクターをされて、まさにレジェンド、今年はたくさんの方の訃報に接して寂しいものでした。20年ほど前に初代ゴジラのスーツアクター、中島春雄さんと対談されたのがテレビ放映もありました、薩摩剣八郎さん、本当にありがとうございました。
(2) ヒーロー、主人公の肉体的な限界
 そして、デルタンダルが何匹も現れて、冒頭、SKaRDがアースガロンで出動して、ウルトラマンブレーザーと共闘して倒すものの、ゲント隊長、ブレーザーは肉体的限界、倒れて医務室行きはヒーローものでいくつも例があり、もちろんルーツはセブンの最終回、その後グレート、コスモス、マックスにあったものの、ゲント隊長は病院を抜け出して前線復帰、しかし、ブレーザーストーンがゲント隊長を殴って休めのものはユニーク、おそらく、激闘はかなりキツイ模様、ウルトラヒーローが地球での戦いで消耗するのはたくさん例はありましたが、診察中に出て、骨量減少と筋萎縮、医師にこのままだと命に関わると言われて、予想されたもののこの展開にはビックリです。この、ブレーザーストーンが殴るもの、新鮮な世界でした。そしてブレーザーストーン、落としてなくならないか心配して見つかったものの、脚本の巧みさに脱帽です。そして、隊長が変身する展開、隊長はかなりの高負荷のもの、ただ劇場版もあるのでセブンのように最終回で地球を去るのではない模様ですが、テルアキに軽いめまいというものの、展開は大変なものでした。また、脚本の小柳啓伍さんはツイッターで、クリスマス時期の話という案も出たものの、この展開になり、ブレーザーは小さいお子さんにも人気、また来年住宅展示場のウルトラマンのイベントあり、様子見てきます。
(3) 地球怪獣と宇宙怪獣
 今回、タガヌラーが何匹も出現して、同一怪獣複数体の出現は初代マンのバルタン星人2代目、科学特捜隊を宇宙におびき出して、もう一方が地球で暴れて、ウルトラマンはテレポートで双方に対処したものの、しかし、今回はどうやら地球の怪獣は人類の敵ではなく、味方の面もあった模様、地球の怪獣が味方であったのはガイアの最終回であったもの、それとも異なり、タガヌラーは宇宙怪獣に対して攻撃を行っていた模様、その点がどうやら謎もある模様で、そしてハルノ・レツ参謀長が第19話以来の登場、ハルノ・レツ参謀長はSKaRDの行為を否定、これはひょっとしたら、防衛隊の上層部は侵略者とつながっていたかも、ドバシ・ユウの存在もあるし、ラスト2話でどうなるか、見ものです。
No.12259 - 2023/12/23(Sat) 19:19:42

ウルトラマンブレーザー 第23話 ヴィジター99 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) アマチュア天文家の活躍
 今回、エミにコンタクトをとったアマチュア天文家、ミッチーは天文学の専門家も気づかなかった、バザンガ、ゲバルガの飛行経路と、タガヌラーが宇宙に撃ったものを同じと見抜いて、その前に宇宙の歪みを確認、火星付近を通過してのもの、アマチュア天文家がプロより優れていたのはセブンの、円盤が来た、でフクシンくんがペロリンガ星人の円盤を見破った例があり、アマチュアは場合によりプロを超えるものがあるのは現実にも例はありますが、この、1999年の隕石、バザンガ、ゲバルガの航路と、謎が様々な形であり、1999年というとノストラダムスの大予言、99年に地球滅亡という予言が昭和に盛り上がり、しかし実際の予言は他の要素もあったのですが、こういう昭和からのネタを突っ込んでくるのはスゴイです。そして、ミッチーは隕石をミッチー27と名付けさせて、27が年齢だと容易に想像できたものの、愉快な展開でした。
 そして、エミはこの件、上層部のみ知り、サードウエイブ、この点はエヴァンゲリオンを思わせて、面白いものでした。
(5) 怪獣、複数個所に出現
 世界各地にタガヌラーが現れて、それらは身長15〜20mのもの、現地の防衛隊で対処できて、が、茨城に身長60mのタガヌラー出現、アースガロンはMod.2で出撃、前回同様司令車モッピーを抱えてのもの、タガヌラーと戦闘経験のあるゲント隊長とアンリで行くというものの、仲間たちは体長は司令部で、これは定番の展開、が、防衛隊の舞台はSKaRDは邪魔と言い、ウルトラシリーズで防衛隊の上層部と仲の悪いのは多かったものの、このSKaRDは異例、茨城でアースガロンはタガヌラーと対決、が、アメリカ、ネバダにもタガヌラー現れて、現地からアースガロンの出動を要請されて、SNSではアースガロン、量産されていないのかと指摘もありますが、アースガロンはかなり特殊なメカで量産不能の模様、セブンガー以来、人型ロボット以外のものがウルトラシリーズのロボットの定番、とは言え、茨城でアースガロンがタガヌラーを倒して、そしてMod.3にしてアメリカに向かうもの、それは無理、通信もできなくなり、そして、ゲント隊長は肉体の限界でもブレーザーに変身、そしてマッハ20でアメリカに、大気圏離脱して北米に行くもの、このような展開は初めて、過去にはこういう場合の移動はテレポートでしたが、もちろんこちらの方がリアル、そしてネバダでのブレーザーとタガヌラーの対決は夜、異色です。
(6) ミッチー27の正体
 そして、エミにミッチーから緊急連絡、タガヌラーの放った光線が問題の隕石に当たっていたもの、つまり、タガヌラーは宇宙怪獣から守っていたもの、これはガイアの最終回、敵だと思っていた地球怪獣が味方のもの、アメリカでブレーザーはタガヌラーをチルソナイトソードで斬ったものの、止めには至らず、そして、源川司令官はタガヌラーがビームを撃つ前に撃破しろと、要するに防衛隊の上層部はタガヌラー、地球の怪獣と敵対、そしてタガヌラーはエネルギーの液体を摂取しようとして、それは縄張りに近づく宇宙怪獣を倒すため、それをエミはブレーザーにも伝えて、しかしブレーザーはすでにカラータイマーが赤、ファードランアーマーをまとい、が。エミはタガヌラーを倒してはダメ、地球に来る強力な宇宙怪獣撃退かも知れず、タガヌラーに撃たせてと、エミはウルトラマンブレーザーさんと言い、こんな展開は前代未聞、そして、タガヌラーも、ブレーザー、アースガロンもミッチー27に向けて攻撃、それは突如検出の未確認物体に命中、しかしそこから反撃されて、タガヌラーは破壊されて、と、ハルノ・レツ参謀長出現、全ての責任は自分にあるといい、そして宇宙ではラスボス怪獣出現、このラスボス怪獣はSNSで名前も出ていますが、次回はまた特別総集編、デッカー同様、クライマックス2話の前に総集編のもの、果たして、謎は解明されるか、期待です。今回のサブタイトル、ヴィジターは来訪者の意味、80年代にアメリカで宇宙からの侵略者との戦いを描いたドラマシリーズVが放映されて、日本でもヒットして、それらの流れのものです、
(7) ウルトラマン ニュージェネレーションスターズ2024開始
 ブレーザーは1月20日で最終回、その後のクロニクルはウルトラマン ニュージェネレーションスターズ、ゼットでユカを演じた黒木ひかりさん、トリガーでイグニスを好演の細貝圭さん、さらに、ダイナに登場したロボット、マウンテンガリバーの仲間も出て、ということは7月から新作、つまり12年連続新作シリーズ制作、今年はゴジラマイナスワン、日本だけでなくアメリカなどでも大ヒット、ガメラはアニメ版で話題になり、これほど特撮の話題になったことはなかったものです、厳寒は落ち着く模様ですがなかなか寒いです、皆さんお元気で。
No.12260 - 2023/12/23(Sat) 19:20:34

Re: ウルトラマンブレーザー 第23話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
冒頭から複数の敵を相手に共闘、疲れが溜まり医師に叱られるゲント、副隊長に心底心配されました。頼れる人に倒れてほしくないですものね。次の出撃で隊員達はゲントに基地にいてくれるようにしましたが、なんとアメリカからアースガロンの要請が!えっ、日本のほうが軍事力が上?しかしアースガロンは戦闘中、ゲントはブレーザーに頼んで飛んで行きました!ちょっと待て、これもミッチーに計算されたらバレるかも!それは置いといて、ブレーザーは早くカタをつけようとしますがタガヌラーは斬られてもたいしてダメージなし、ファーラドンで撃とうとしたらエミが「撃たせてあげて!」と。撃たせた結果、隕石上の怪獣は月に落ちましたが、やはり生きていました。餌場を巡って縄張り争い…。
それでは今夜はこれにて失礼致します。皆さん、よいお年を。
No.12261 - 2023/12/29(Fri) 23:44:11
ウルトラマンブレーザー 第16話 恐怖は地底より 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:継田淳 監督:辻本貴則

(1) 特殊な能力を持った地底怪獣とのバトル
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。関西は日本シリーズが阪神とオリックスで大騒ぎですがいかがでしょうか。
 今回は、幻視怪獣モグージョン、その光を見たものにそのものが苦手なものの幻想を見せるもの、そして目的は相手の捕食、ブレーザーの新怪獣はどれも恐竜型(ゴジラのタイプ)の延長上ですが異色のキャラクターばかり、生物を食べる怪獣の設定は久しぶり、さすがに実際に食べるシーンはなかった(これは、今は表現規制が厳しいためにできない)ものの、かなりエグイ展開、そして、地底を活動して、光を見たものの印象からその怪獣のイラストは爆笑もの、今回はギャグもあり、病院からテルアキたち何とか参加して、看護師に止められるなどの様子は新鮮でとても楽しかったです。地底探査レーダー、怪獣の生態の専門家のテルアキの解析(目撃者の証言からできたイラスト、いてもおかしくないというのは面白い)と、SF交渉は見事で、ブレーザーはSF志向ですが比較的わかりやすい展開で、今の子供たちにも人気です。
 そして、意外な展開は、テルアキはこの幻視の原因は毒ガスと見てガス中毒を疑いガスマスクを使用する展開、ヒーローものに、特撮でもアニメでもガスマスクの出るのは95年以来初めて、これは地下鉄サリン事件のためにフィクションで毒ガスの使用が規制されたため、実際にはガスではなかったものの、こういう今の厳しい表現規制をうまくクリアして、昭和的なものを再現してくれて脱帽ものです。
(2) 巨大ロボットをAIアシストで操縦
 そして、アースガロン、今まで機長と操縦士で稼働していたもの、巨大ロボットでは、合体ロボはもちろん複数のパイロットで操縦ですが、アースガロンのように合体なしで複数パイロットはロボットアニメでもあまりない(グロイザーXやダンガードAくらい)、そしてヤスノブたちがモグージョンの攻撃にやられて、エミ一人でアースガロンを操縦、女性一人で巨大ロボット操縦はマジンガーZのアフロダイA以来たくさんあり、ガンダムシリーズだと副主人公ガンダムをヒロインが操縦、ウルトラマンゼットではヨウコがキングジョーを操縦などありましたが、AIアシストで操縦は面白いもの、AI、EGIOSSヤスノブの名付けたアーくんの声は石田彰さん、エヴァンゲリオンの渚カヲル、ガンダムシードのアスランなどの人気声優さんによるものですが、コミカルな要素もあり、楽しいものでした。
(3) モグージョンのユニークなスタイル
 新怪獣モグージョン、SNSでは80に出て来そうな怪獣の指摘もあり、これは地底怪獣の生態、見た目はモグラですがそれ以外の要素もたくさんあり、怪獣の考証は大変な優れていて、腕が伸縮する、頭部に回転カッターと新鮮な要素、ブレーザーの怪獣は優れていて、ソフビの売り上げも好調、前回のガヴァドンAは一時売り切れで合ったそうです。
No.12235 - 2023/10/28(Sat) 13:41:22

ウルトラマンブレーザー 第16話 恐怖は地底より 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) テルアキの苦手はおはぎ!
 モグージョンの幻影光線にやられて、テルアキの見たのはおはぎ!これは大爆笑!劇場版ギンガSで苦手はトマトというネタありましたが、笑えました。アンリは虫、ヤスノブはカナン星人、しかしゲント隊長は炎上するアースガロン、これは作戦の失敗と仲間の死を意味するものとSNSで解析ありました。そして、エミの苦手は・・・は想像もしなかったものでした。
(5) 病院ギャグ
 ヤスノブが、ゲント隊長に連絡、苦手なものを幻視させる理由を説明、この点はテルアキの面目躍如、司令部が怪獣をモグージョンと名付けて…で、テルアキの連絡は病院からコッソリ、看護師に見つかり、スマホとタブレットで入院しながら、これはギャグ、ブレーザーの隊員は、今までのシリーズと比べて年齢層の高いキャラクターで面白い展開でした。
(6) エミとアーくんの漫才
 エミは一人でアースガロン操縦、AIアシストで、ヤスノブがアーくんと名付けたいEGOISS、AIは前作のデッカーで、ハネジローが実質漫才でしたが、アーくんも同様、今はロボットアニメは少なくなったものの、今後応用されるかも知れません。
 そして、ゲント隊長は特殊光線を見ても無事、この点はウルトラマンだから、でしょうが、隊長の説明で納得させられる、昭和ウルトラからの流れです。
 そして、ビルに逃げ遅れた人がいて、エミは体当たりで激突、これは巨大ロボットの定番ですが、昭和以来見慣れたシーンが新鮮です!
(7) 巨大エミ隊員!
 今回のネタは、エミがモグージョンの幻視光線を浴びて、モグージョンが自分=エミに見えたもの、ツイッター、Xでは巨大エミ隊員とトレンド入り、もちろんメフィラス星人関係、巨大フジ隊員、巨大浅見弘子のネタ、他方、モグージョンはレインボー光輪を跳ね返してビル切断と強い、さらに、頭のカッターでブレーザーを苦しめて、そして幻視ととはいえ、巨大エミ隊員がブレーザーと闘うのは新鮮、こんなシーン、過去のヒーローものになく、辻本さんの特撮は素晴らしいもの、他方テルアキたちは病院からエミを応援して何とかなるもの(病室に引き戻そうとする看護師を押しとどめるのはドリフギャグの応用)、昭和ヒーローの力業、これはこれで正解、克服してアースガロンで攻撃、ウルトラマンはこうでなくちゃ、です。
(8) 目を閉じての攻撃
 そして、ブレーザーは幻視光線を防ぐために目を閉じて、これはレオのフリップ星人の話や、ゼット第2話のネロンガとの戦いであったもの、エミの援護で対応、最後はチルソナイトソードで一刀両断、それも主題歌アレンジBGMに乗ってのもの、エミはアーくんに感謝すると急降下は適切といい、楽しいものでした。
(9) 怪獣を倒して
 ゲント隊長の怖いのは作戦の失敗というもの、さらに、ヤスノブはアーくんと最初に話したかったというもの、見事なクライマックス、ブレーザーの隊員は、過去の作品にあったパターンと異なり、この編成をうまく利用してのものは最高でした。
次回はまた特別総集編、これだとおそらく総集編もう一度いれて来週1月がラスト、楽しみです。
(10) モノマガジン、次号は円谷プロ60周年特集
 モノマガジンの次号は円谷プロ60周年特集、ブレーザーの特集もあり、1年前はセブン55周年特集で、近年、ウルトラマン、特撮関係の本は多数出て、話題、特撮の話題の中心は最近ウルトラマン、そして来月はゴジラマイナスワンも公開、そして僕はこの前兵庫県姫路の住宅展示場にウルトラマンブレーザーの撮影会に行き、往路は駅から3.0分歩いて行き、ブレーザーとグータッチもできました。来月は神戸の住宅展示場でもブレーザーのイベントあり、行きます。
 気候の変化も激しいです、皆さんお元気で。
No.12236 - 2023/10/28(Sat) 13:41:54

Re: ウルトラマンブレーザー 第16話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
あーくんが喋ったー!予想とは違うけど、かすっただけでも嬉しい!穏やかで丁寧、ハネちゃんとは違った魅力❤
さて、エミは操縦は苦手らしいですが、巨大AIと天才ハッカーなら何をどうしてこうすればああなるかは早く掌握出来るのでは?実際「ぶつけるのー!」と体当たりしましたから。しかし捕食の邪魔は出来たものの光を浴びてしまい、見えたのは自分が襲いかかる姿。「自分が恐い」というのはよく聞きますが、それを視覚で…。危険を承知で調べることを止められないから?一方ブレーザーは目を覆ったりするから攻撃どころではなく、敢えて「目を閉じる」けれど、ミツクニのように心眼が使える訳でもない。しかし正気に返ったエミがサポート、遂に撃破!ゾフィーの言う「肩を並べる日」がまた一歩近づきました。
ところで、テルアキさんの「最恐」は、あの看護師さんに変わるかも知れませんね。
それでは今夜はこれにて失礼致します。また夏日が戻って来てしまいました。皆さんお大事にして下さいね。
No.12237 - 2023/11/03(Fri) 22:47:45

ウルトラマンブレーザー 特別総集編 ブレーザー電脳絵巻 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
構成:足木淳一郎、演出:清州昇吾

(1) 前代未聞!アニメナビゲートによる総集編
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。気温の変化が激しいですがいかがでしょうか。
 今回は特別総集編ですが、アニメを使用すると聞いていたものの、パグというアニメロボットが現れてナビゲート、そして途中からげ〜どすくん、もぐ〜じょんちゃんとアニメになった登場怪獣による漫才?中身は今まで出てきた怪獣のおさらい、過去の作品でラストに怪獣紹介をするものの総集編版ですが、出てきた怪獣の身長、体重と出て、30年前のミニ番組、ウルトラ怪獣大百科を思わせるものもあり、前回の特別総集編はテレビ局スタッフによるネタでしたが、これはテレビシリーズのなかった時の5分のミニ番組を思わせて、楽しめました。この総集編、トリガーではデバンが出てきてやりましたが、思い切ってアニメでのもの、愉快でした。漫才も、まるで昭和のネタ、ウルトラシリーズでは昭和オマージュが多い(というより、ライダー、戦隊、プリキュアで昭和ネタはほぼ皆無)ものの楽しかったです。
 また、今回アニメで出たパグは、ガイアに出てきたPAL(主人公我夢の乗る戦闘機のナビゲーションをする今でいうAI)を思わせるとツイッター(X)で指摘あり、前回の特別総集編にはガイアの放送局KCBを思わせる3人組出てきて、これらがガイアオマージュとの指摘ありました。
 パグのチルソナイトソードの紹介は、おそらくおもちゃの宣伝も兼ねていて、これは商業主義と批判されるものではなく、ブレーザーは人気でこのようなアニメによる紹介も意味あります。こういう凝った総集編も意味あります。
(2) モノマガジン 最新号は円谷プロダクション60年大特集
 モノマガジン、11月2日発売のものは円谷60周年大特集(https://m-78.jp/news/post-6907 )、もちろんウルトラマンメイン、ウルトラマンブレーザーは田口清隆さんと佐野史郎さんの対談、そして、石坂浩二さんのナレーション秘話、石坂さん、学業の傍ら初期のウルトラシリーズのナレーションをされて、ウルトラQでは怖がらせてと、円谷一さんの依頼があり、一転してウルトラマンでは明るくしと言われていて、しかし、僕は石坂浩二さんの、ウルトラマンのカラータイマー点滅のナレーションで、本当に消えたらとハラハラしたので、どちらも怖いのです。ウルトラQで西條康彦さんと桜井浩子さんの対談と、たくさんの中身があり、これで750円は見事、ムック本並の内容で本当に良かったです。
(3) 祖師ヶ谷大蔵にウルトラセブンの立像設立
 昨日、ウルトラマン商店街、ウルトラセブンの立像設置https://m-78.jp/news/post-6909 式典にはもちろん森次晃嗣さん、そして高峰圭二さんも来られて、監督の市野龍一、辻本貴則さんも来られて、セブンは56年前の作品がノスタルジーで受けているのではなく、一昨年のBS再放送は子どもにも人気、今やウルトラマンは日本はおろか国際的文化作品、神戸にあるM78ショップには外国人観光客も来て、ウルトラマンは僕らの誇りです!
(4) ゴジラ-1.0 超ヒット
 昨日、山崎貴監督によるゴジラ-1.0が公開、友人のゴジラ研究家は映画館に予約していき、スゴイ人出、初日の興行収入は何とシン・ゴジラの2.6倍というもの、これはシン・ゴジラの時は土曜日公開、ゴジラ-1.0は3連休の初日のためですが、テレビでウルトラマンブレーザー大人気でゴジラはどうかと思ったら、大ヒット(これは鬼滅の刃以来、大ヒットの映画はシネコンで複数のもので運用するので大変なヒットになる、シン・ウルトラマンも同じ)、僕はまだ見ていませんが近々行きます。
(5) 円谷コンベンション、円谷映画祭開催
 この秋は過去にない円谷作品のイベントラッシュ、円谷映画祭2023、庵野秀明さんのセレクションのセブンとタロウを劇場でhttps://m-78.jp/news/post-6897 また11 月25,26日に円谷コンベンション開催、おそらくファンも来るでしょう、僕は東京には行けませんが応援しています。この他、最近のウルトラシリーズのデザイナー、後藤正行さんのデザイン集も出ます。今年の出版・イベントラッシュはスゴイです、インフルエンザも流行っています、皆さんお元気で。
No.12238 - 2023/11/04(Sat) 13:33:15

Re: ウルトラマンブレーザー 特別総集編 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
総集編の度に語り手が変わる、面白いです。しかし来週は倒した筈の怪獣が復活、総集編というよりは予告のための、正に「おさらい」。パグも何かの形で出たりして。
それでは短いですが、今夜はこれにて失礼致します。
No.12239 - 2023/11/10(Fri) 23:26:55

ウルトラマンブレーザー 第17話 さすらいのザンギル 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:継田淳 監督:辻本貴則

(1) 令和のザムシャー、ザンギル登場
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。日本シリーズで阪神タイガース38年ぶりの日本一、神戸は大賑わいですが、いかがでしょうか。
 今回は、宇宙侍ザンギルの登場、ドラマの半分は喫茶店でのゲントとのやり取り、倒した怪獣の亡霊が現れて、それを108斬るといい、そのことを教えた達人は、メビウスの名キャラクターのザムシャー、回想シーンで、ザムシャーの顔は出なかったものの、ザムシャーはメビウス、宇宙の剣豪と、絶望の暗雲に出て、最後でエンペラ星人の猛威に駆けつけて、自己犠牲の姿はファンに強い印象を残したもの、おそらく、メビウスに出たザムシャーの同族が、同じように侍としての精神をザンギルに与えたもの、メビウスとヒカリに会い、守るものの意味を知った後のザムシャー、今年夏のウルトラマンフェスティバルにザムシャー新造スーツも出てそれを使用した模様、ザムシャーの精神は、トリガーのダーゴン、デッカーのアガムスと継がれて、大変に素晴らしいものでした。ザンギル人間態を演じ唐橋充さんは大怪獣バトルにも出られて、仮面ライダー555、ゴースト、セイバー、侍戦隊シンケンジャーに出て、シンケンジャーでも侍を演じて、これで3大特撮で全部侍キャラクターを演じたもの、監督の辻本さんは唐橋さんと仕事したく、スケジュールで今回ようやく実現したもの、令和のザムシャー、ザンギルの素晴らしいキャラクターが印象的、そしてゲント隊長との喫茶店でのやり取りも素晴らしいもの、ブレーザーは毎回放映後、ツイッター、今のXで話題になり、特撮の賑わい、うれしいものでした。
(2) ザンギルのデザインは辻本監督
 ツイッターによると、ザンギルのデザインは辻本監督によるもの、今回のブレーザーはほぼ毎回新規造形の怪獣出て、ユニークなものばかり、ギンガ以降、デザインはバンダイも同席で作られて、それを商業主義と批判する声もありますが、そうして売れているので10年以上新作シリーズの続いているのは忘れてはなりません。
(3) 倒した怪獣が集団で現れる!
 今回は、ブレーザーとSKaRdの倒した怪獣が現れて、それも実態ではないもの、捕食、破壊行動はなくすり抜けるのみ、幻覚でもない、プロジェクターによるものでもない、それらをザンギルが斬り、撃退時の場所に現れて、これはユニーク。倒された怪獣・怪人が復活して集団で現れるのは東映のパターン、キャプテンウルトラ末期の怪獣軍団が最初、直後の赤影の後半でもあり、仮面ライダー第13話のトカゲロンと怪人軍団で東映ヒーローの定番になり、今回は実態を持って現れたのはニジカガチのみでしたが、東映的な展開も平成以降ウルトラシリーズではあり、ダイナの怪獣ゲームのような展開もあり、しかし、主人公が宇宙人の人間態と、喫茶店で対峙は、ウルトラシリーズならでは、楽しめたものでした。そして、ザンギルの斬る108は、おそらく除夜の鐘のものでしょうが、ゲント隊長が仮面ライダードライブで演じたハートのロイミュードのナンバーが108でそれにかけたものとの指摘もXでありました。ザンギルは、ザムシャー?から与えられた石の力を見せて、最後の一匹は怨霊、ゲゲゲの鬼太郎にもなかなかない表現、面白いものでした。
No.12240 - 2023/11/11(Sat) 14:36:40

ウルトラマンブレーザー 第17話 さすらいのザンギル 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 喫茶店でのダイアログ
 今回、ユニークだったのが、喫茶店でのゲント隊長とザンギル人間態の対峙、ゲント隊長、第3話のものに行くとザンギルから名乗り、ザンギル、拙者といいうもの、話し方が江戸時代の武士そのもの、会話を聞くとザンギルがよく行く店、ザンギルはコーヒーが好き、僕もコーヒーのファンですが、ゲント隊長にはザンギルの宇宙人態も見えて、これはゲント隊長、ブレーザーの力のあるため、これはセブンの、狙われた町の、ダンとメトロン星人のちゃぶ台のものの延長線上にあり、こういう喫茶店、昭和テイスト、神戸の新開地には昭和から変わらない喫茶店もあるのですが、今回も昭和の喫茶店、実在の喫茶店をロケに使用、サービスもあり、蕨野友也さんのXだと老舗の喫茶店を使用とのこと、そして、ニジカガチ出現に、ゲント隊長、コーヒー代二人で1000円札出して(いや、こんなたくさんだから1万円札か?)、店員さんに多いと言われる展開は昭和そのもの、昭和の刑事ドラマなどによくあったもの、ウルトラシリーズはニュージェネレーションになり、昭和テイストをうまく取り入れて面白いものをやっています。ゲント隊長は名乗れず、ザンギルにこの星に来た理由を問い、ザンギルは成仏できないものを斬って、地球の侍文化を気に入ったというもの、こんなダイアログ、テレビで見るのは何年振りか、最近のテレビ作品は昭和と異なり、その点でウルトラシリーズは昭和の良さを見せてくれて素晴らしいです。
 そして、ザンギルともに闘いたい、ゲント隊長はうちの職場に宇宙人連れて行けないというものの、過去には防衛チームの基地にレオの、ウルトラ兄弟永遠の誓いだと郷秀樹をMAC基地に招いたこともあり、いわゆる昭和の力業ですが、こんな展開も愉快でした。
(5) 108匹目にニジカガチ
 そして、倒された怪獣の亡霊、108匹目はブレーザーの強敵ニジカガチ、出現のパターンはゼットのエース客演界のバラバを思わせて、強敵怪獣が怨霊態とテロップ、怪獣の亡霊はシーボーズであったものの、怨霊はむしろゲゲゲの鬼太郎の妖怪のもの、ニジカガチはザンギルのみで倒せず、ブレーザーの助太刀を求めて、スポーツ新聞にウルトラマンの記事、ザンギルは土下座して以来、こういう仰々しいネタは10年以上テレビで見ていないもの、ブレーザーは前回とどめを刺したレインボー光輪を放つも跳ね返して、これは2代目バルタン星人がスペシウム光線を跳ね返したものへのオマージュ、そして、チルソナイトソードで真っ二つにしても、それがザンギルを取り込んでブレーザーに攻撃、怪獣や、宇宙人が別の個体にの乗り移る例は多々あったものの、このような形は楽しいものでした。これ、ウルトラマンが、巨大宇宙人と共闘はいくつかあり、昨年のデッカーだとグレゴール人グレースがそう、今回のザンギルは、準ウルトラマン的な存在、ヤスノブもそう認識、こういう展開、楽しめました。
 また、ブレーザー変身が、トラックの危機を救うため、このトラック、辻本組と書いてあり、ブレーザーにも出たし、さらにタイガ以来何度か出て、こういうミニチュア小道具のネタは、ミニチュアと着ぐるみ特撮ならでは、作りてが楽しんでやっているのがわかり、愉快でした。
(6) ヒーローの決め手、峰打ち
 そして、ニジカガチに操られた?ザンギルがブレーザーに襲い掛かり、それでブレーザーが斬ったと思いきや、それは峰うち、それでニジカガチを分離させて二人で倒したもの、この、峰うちをあーくんが解説、アーカイブから、時代劇ものを引用、ゼット最終回、ジャグラーが丸腰になのに撃ったユウキ・マイをジャグラーは峰うち、力はこうして使うものという正義のヒーローの伝統を見せつけて、これはよかったです。こういう高度な特撮、年の後半だけでも毎週見られるのは素晴らしいものです。なお、ツイッターでは、あーくんの声が石田彰さんで、そのうちエ〇ァのことを言わないかという書き込みありました。
(7) ザンギル、そして
 ラストシーン、108体の成仏をさせて、ザンギルは石のために実態を保ち、それも限界、ザンギルもさまよう魂、長く一人、最後にゲント隊長、SKaRdと闘えて誇りと語り、ザンギルはコーヒーを飲めず消えたものの、こういう素晴らしいキャラクター、また何かの形で再登場しないか期待させてくれました。素晴らしい余韻のラストシーン、感動ものでした。劇場版あったら出てほしい(グレゴール人みたいに)です。
 次回はどうやら前後編作品、そして、汚染怪獣、毒ガスは95年の地下鉄サリン事件以来テレビではタブーになり、その展開やるのは意欲的、仮面ライダーは、意味は異なるもののバイクにヘルメットなしで公道走れないため、バイクシーンはほとんどないのですが、その点ウルトラマンは限界に挑戦、もちろんライダーも頑張っていて、ライダー、戦隊、ウルトラマン、そして今年はゴジラ、友人のゴジラ研究家も新作は1作目に最も近いと評価、ガメラもアニメで登場、先週は神戸の住宅展示場にブレーザーのイベントに行き良かったです。関西には木枯らし1号吹きました、インフルエンザも流行っています、皆さんお元気で。
No.12241 - 2023/11/11(Sat) 14:38:02

Re: ウルトラマンブレーザー 第17話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
メビウスからはまった私には感涙物でした。ザムシャー、怨霊態(ヤプールを連想)、コーヒー、ニジカガチに取り込まれたのはアーマードダークネスを思わせ、そして最後に名乗るゲント。名を挙げる為だけに斬ってきた侍が、煩悩の数だけ成仏させて、自分も成仏して行きました。最後のコーヒーを飲めなかったことだけが心残りだと言いながら。ゲントが彼の分まで「いただきます」と言ったのはせめてもの供養。
ところであーくん、ますます人間くさくなってきましたね。質問されて「んー、」ですもんね。それに、時代劇を自主的に勉強して「峰打ち」なんて。その勤勉かつ賢さに得意げなヤスノブ。ただ、悪用されたら大変ですが。
それでは今夜はこれにて失礼致します。
No.12242 - 2023/11/17(Fri) 22:32:32

ウルトラマンブレーザー 第18話 そびえたつ恐怖 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:継田淳 監督:越知靖

(1) 複雑なストーリーの展開、表現規制に限界まで挑戦!
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。寒い日本列島ですがいかがでしょうか。
 今回は汚染獣イルーゴ、それも複数現れて、ところが防衛隊本部はSKaRDには調査中止を命じて、この防衛隊上層部、謎があり、過去にはネクサスのTLTにもありましたが、ラストに寺田農さんのドバシ・ユウの再登場と、これからのストーリーの伏線展開、さらにエミの父の同級生、西崎の登場、そして、レツ参謀長からサード・ウェイブの発言、これは明らかにエヴァンゲリオンのセカンドインパクトなどの延長線上にあり、30分間濃密な話、イルーゴはアナゴのような怪獣ですが、ラストにまさかのバザンガ再登場、そしてどうやらゲント隊長が施設課ではなく戦闘隊員だと家族にバレ、まさに息もつけない30分間でした。
 そして、イルーゴは汚染獣、劇中では毒ガスの用語は使われなかったものの、昭和の特撮・アニメでは怪獣や怪人が毒ガスを吐いて人々が苦しむ展開は無数あり、初代マンのケムラー、帰マンのモグネズン、怪奇大作戦の光る通り魔、今回は硫黄酸化物の設定、市民はコロナでのマスクで対応ですが、光化学スモッグと言われるものの(光化学スモッグは帰マンのテロチルスを想起させる)、要するに亜硫酸ガスでSKaRdメンバーの付けていたようなガスマスクが必要、これは95年の地下鉄サリン事件以来、特撮・アニメで毒ガスの使用はタブーになり、どころかダイナの、滅びの微笑だと、脚本家の長谷川圭一さんが切通理作さんのインタビューで、ゴモラのような大阪城破壊もダメと、表現規制はきつく、僕ら昭和世代にはそんなアホな、なのですが、他に水源地に毒を入れる、幼稚園のバスジャックもダメ、そんな中で、表現規制の限界に挑戦、中でも、アースガロンを空気清浄機にして、さらにブレーザーの剣も…とは、予想だにしなかった展開でした。また、冒頭ゲント隊長、身分を隠して調査してテレビ局に追われる展開は愉快でした。
(2) 防衛隊は謎だらけ
 そして、イルーゴの登場だと、即SKaRD出動、アースガロン出撃のはずが、何とレツ参謀長、調査は中止、後は司令部がやるといい、理由は説明されず、他方エミは独自調査、この防衛隊の謎、エヴァンゲリオンのネルフとその上層部も謎だらけでしたが、一時はお前たちだけで怪獣を倒したことはあるのかと罵倒、他方今回は調査するなと、複雑なもの、ブレーザーでは宇宙怪獣は意味があり、今回もテルアキが地球にはいない生物と分析、尤も、現実の様々な組織は矛盾もあり、こういう展開はよくあるのですが、ウルトラシリーズでは高圧的な上層部は帰マンのMAT以来たくさんあったものの、今回の展開は目から鱗でした。もちろん、SKaRDは調査続行、エミも活躍、脚本は素晴らしいもので、越監督の演出も特撮・本篇共に素晴らしいものでした。
(3) ゲント隊長と家族
 ゲント隊長、マンション住まい、息子ジュンは父が好きで、しかし不在気味の父親に不満、これは昭和の家庭のものですが、今や令和にこういう展開は新鮮、ジュンが学校で作ったブレスレットをつけてのもの、ゲント隊長は施設課にいると嘘を言い、こういう特殊部隊で身分を偽るのはヒーローものではいくつかあるものの、今回の件でサトコも夫が戦闘隊員だと気づいた、それもテレビ局の取材によるもの、この、テレビ局スタッフが活躍するのはガイアであり、トリガーがティガ、デッカーでダイナのものを踏襲して、それで次回はガイアの延長線上かと思われて、しかし雑誌の田口清隆さんのお話だと、ガイアは多額の予算を使ってそれに匹敵するものを限られた予算でやるのは困難、しかし、ガイアの要素は入り、過去にもメビウスの、デスレムのたくらみでGUYSを応援するテレビ局がガイアのKCBであり、こういうシリーズを超えたクロスオーバーは歓迎です。
No.12243 - 2023/11/18(Sat) 15:30:25

ウルトラマンブレーザー 第18話 そびえたつ恐怖 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 防衛隊の別装備
 そして、SKaRDでなく、防衛隊の別組織により、イルーゴの討伐、戦闘機(これはCGによる描写)でガスを吐く口を封じて、これは帰マンのモグネズンの時と同じ、しかしこの手の口を塞ぐものは結局外されてガスを吐く…と思っていたら案の定、そして、イルーゴを切断する特別装備の車、これはどうやらミニチュア、それもガイアのXIGの戦闘車の改造?こんなもの防衛隊にあったのか、防衛隊はSKaRD以外の戦力もある模様、しかし案の定やられて、どうやらサード・ウェイブに関するもののためにSKaRDを使わなかった模様、その後の展開にはビックリでした。しかし、戦闘車、上空に放り投げられて落ちて無事、まあヒーローものにはよくあるものの、なるほどでした。
(5) アースガロンを巨大空気清浄機!
 イルーゴのガスを分析して、硫黄酸化物であり、周囲を汚染させてイルーゴは活性化、それの対策に、アースガロンで吸い込んで空気清浄機にするもの、過去に昭和の特撮・アニメで毒ガス対策は中和剤を使用するものがあったものの、まさか巨大ロボットを空気清浄機にするとはビックリ、そして、AIのあーくんが最後に存在感を見せてくれて、ビックリでした。
(6) エミの父の背景
 エミは3年前の爆発事故で父親が行方不明になり、父と同期の西崎に接触、しかし最初は西崎はエミを避けて、問題のV99の関係、どうやら宇宙怪獣と防衛隊上層部は関係ある模様、エミはメガネかけて探索、特撮・アニメキャラで、メガネの例は70年代のロボットアニメの博士にたくさんいたものの、若い女性のメガネは、メビウスのコノミなど少なく、一種のセンス・オブ・ワンダーでした。
(7) 結局、SKaRDとブレーザー登場
 そして、アースガロンを空気清浄機として、しかしイルーゴは複数現れて、ゲバルガも出現、イルーゴはゲバルガの幼体の模様、防衛隊のレーザー車落とされて、避難したテレビ局クルーが地下に閉じ込められて、それを救出の展開、特撮ヒーローもので定番、ゲント隊長は瓦礫を破壊して被災したクルーを救出、しかし、アースガロンの危機に、ゲント隊長は逃げ遅れた人がいる、気がするとして離れて変身、毎回お馴染みの展開ですが、こういうウルトラシリーズ57年の歴史で見慣れた展開、貴重でした。
(8) サプライズ!ブレーザーの剣はプラズマクラスター?
 そして、アースガロンは危機、が、あーくんはヤスノブに、ブレーザーの剣は電気をあやつて、それにより真空放電にて空気清浄できるとアドバイス、そしてヤスノブはブレーザーに剣を使ってくれと頼み、つまりプラズマクラスターにするもの、こういう特捜チームのメカとウルトラヒーローの共闘はたくさんありましたが、ブレーザーでは、レツ参謀長も得体の知れないというもので、しかし過去の闘いで、ヤスノブたちもブレーザーを信頼、チルソナイトソードで毒ガスを浄化、挿入歌も素晴らしい、イルーゴとゲバルガを撃退、アースガロンもイルーゴ1体を倒して、しかし、イルーゴは次回も登場、今回はシリーズ構成、深みがあり、様々なネタ、ネクサスで全ての謎を解明したウルトラシリーズに今後も期待です。
(9) ゲント隊長、家族に正体ばれ
 そして、テレビクルーが救出のシーンを撮影、それが特ダネ映像としてテレビ放映、それを見てサトコとジュンはゲントの活躍を知り、ジュンは誇り、ゲント隊長は施設課もこういう活動すると言い訳ですが、これは正体バレ、謎の円盤UFOのストレイカー司令官のようなものはなく、ホッとしました。サトコもゲント隊長に無理しないで、ゲント隊長はシチュー作るという昭和のネタ、そして西崎はエミに接触…と、オープニングに寺田農さんのドバシ・ユウのクレジット、今後どうなるか、次回はブレーザーのパワーアップ編、最後に、昭和のネタで、あっと驚く為五郎!を期待しています。
(10) ゴジラマイナスワン見ました
 最後に、今月公開のゴジラマイナスワン見ました。僕の友人のゴジラ研究家も、1作目に最も近いと評価していたので期待して観に行き、大満足。ゴジラマイナスワンは大ヒット、さらにアメリカでもヒット、今年はウルトラマンがテレビシリーズ、ブレーザーの大ヒット、ゴジラ映画のヒット、シン・仮面ライダー公開と特撮の興隆に満足です。そして来週は円谷コンベンション、円谷プロの業績は絶好調http://animationbusiness.info/archives/15196?fbclid=IwAR3vhB9DhQ3M1nXuv1dq6dn-bdAD8gpEwH374LOegbKvIZqEk-afCA-7aFA 寒い日が続きます、皆さんお元気で。
No.12244 - 2023/11/18(Sat) 15:31:06

Re: ウルトラマンブレーザー 第18話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
スギナの芽かアスパラガスのようなイルーゴ、地下茎で繋がっているのではと思ってしまいました。生えてきて毒ガス排出、ナウシカの腐海の原理かもとか。それをあーくんのフィルターで浄化することで敵を弱体化、なるほど!色々な戦い方がありますね。しかし二頭目出現、苦戦中に「あのー、ちょっといいですか?」とあーくんが!目の付けどころがシャー○でしょ♪プラズマクラスターはシャ○プでしょ♪なんて可愛くて賢くてかっこいいの、きゃーヽ(≧▽≦)/!はっとして尾ビレミサイルで敵を引き剥がしてブレーザーに呼びかけるヤスノブ達、これまた新鮮!ブレーザー、チルソナイトソードで一気に浄化、そして敵を粉砕!しかしまた生えてきたイルーゴ、もしや本当に地下茎…または種が無数に蒔かれているとか。それにバザンガに変異したということは、秒で遺伝子組み換えできる?
それにしても、火事場でもカメラを止めない取材陣のプロ意識で正体バレするのもあるあるですね。おかげでジュンはご機嫌ですが。でも、防衛隊は「何やってんだ!」と責められることもありますから、ジュンも周りに言わないほうがいい。
それでは今日はこれにて失礼致します。寒暖の差が激しいので、皆さんお大事にして下さいね。
No.12245 - 2023/11/23(Thu) 14:03:41

ウルトラマンブレーザー 第19話 光と炎 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:継田淳 監督:越知靖

(1) 息もつかせぬ30分、最後にどんでん返し!
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。神戸では阪神とオリックスの優勝パレード、神戸に45万人も来て大盛況でしたがいかがでしょうか。
 今回は前回の続編、エミは父の謎を探り、他方ゲント隊長たちはブルードゲバルガと対決、今回登場したブルードゲバルガは超獣、平成になり、オリジナルの超獣は初めて、そして大きさはブレーザー、アースガロンの倍、3年前の事故は、1999年にやってきた隕石から、宇宙と地球を結ぶワームホールを再現して暴走だと、西崎がエミに語り、そしてエミの父、アオベ・タツキから託されたペンダントを渡して、問題のV99、また第66研究施設のことなど盛りだくさん、アオベ・タツキはどうやら行方不明のまま、今回は何らかの形で実体化してエミの前に現れて、この研究施設の火の鳥、ファードランのことも予想しないものでビックリでした。
(2) エミとゲント隊長の対話
 最初、別行動のエミ、西崎から第66実験施設のことを聞いたとゲント隊長に喫茶店(第2話に出たものか)に報告、ワームホールは暴走、爆心地にいたエミの父は飲み込まれて、西崎は外部にいて助かり、エミの父に預けた形見、ペンダント、誕生日の記載は異なり、石堂恭之助、昭和の物理学者で父のヒーローの生誕記念日、それと間違えるなど、面白い展開でした。
 すると、イルーゴの再発性、V99案件、しかし、バザンガ、ゲバルガの宇宙怪獣を他の地球の怪獣と区別する意味は、というもの、今までのシリーズ、ガイアでは根源破滅将来体の操る怪獣と、地球怪獣は異なるものですが、これはラストに大変なことになるかと察せられます。
(3) 特捜チームは要らないか?
 ゲント隊長、エミと連絡を取っていたらハルノ・レツ参謀長、まあ座れと、今まで部下?に立ったままで訓示でしたが、単刀直入にいい、SKaRDは存続の危機、今まで怪獣を倒したのは全てブレーザー、SKaRD単独で倒していない、このままだとSKaRd解散と恫喝、レツ参謀長は何を考えているかわからない宇宙人と罵倒、しかし、隊員たちはブレーザーとともに戦い、ヤスノブは、ブレーザーは仲間というほど、もちろん、過去の戦いでとどめを刺したものはブレーザーでも、チルソナイトスピアなどSKaRD、アースガロンの援護なしではブレーザーは負けていたものばかり、ウルトラマンがいたら特捜チーム要らないは間違いだと、初代マンの小さな英雄で明示されていますが、こういうハードSF志向のもの、意味はありました。そして、ブレーザーは感情が高まるとブレーザーストーンが熱くなり、ゲント隊長熱いとなるもの、こういう新規の工夫は新鮮でした。 
 そして、レツ参謀長は毎度おなじみSKaRDに謹慎?を命じて、今後の処遇が決まるまで出撃禁止、しかしゲント隊長たちは独自に活動、これは過去の特捜チームの動きを見たら当然、この、SKaRDの上層部、かなり謎あるみたいで、謎のあるウルトラマンはネクサス、今は再評価されているものの、ネクサスは2004年の放映時はあんなもの作ったからウルトラマン打ち切りと批判されて、しかしブレーザー、住宅展示場でのイベントでも小さい子供たちに人気、ストーリーだけでなく、特撮もうまくやっています。
No.12246 - 2023/11/25(Sat) 14:10:54

ウルトラマンブレーザー 第19話 光と炎 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) イルーゴの暗躍
 前回登場したイルーゴ、蛇のようなスタイル、越監督のツイッターだと、腕を入れてのパペット的な着ぐるみをスーツアクターさんがされて、体をビルに隠してのもの、そしてイルーゴはゲバルガの幼体、前回の11,12話の展開で、ゲバルガは倒されても種子、卵を産み付けたもの、これはテルアキが解析、怪獣の生態に詳しい隊員のいるのは意味あり、そして、ゲバルガであり、しかし、アースガロンは電磁波の体制も整い12話で使ったチルソナイトスピアはスペア、正面から戦えるもの、そしてブルードゲバルガは身長150m、ウルトラヒーローの3倍、ただ体重は55000トンと、この手のツッコミはよくあるものの、ブルードゲバルガは着ぐるみ使用、そしてCGょ使い素晴らしい映像にしてくれていました。
(5) 参謀長の命令無視で出撃
 レツ参謀長はSKaRdに謹慎を実質命じて、謹慎というととエースの北斗がよくやられて、今回は、もちろん防衛隊で怪獣と対峙できるのはSKaRDのみ、過去の作品でもこういう例なら出動していたでしょう。今回のブレーザーの隊員たちは、過去数作と比べて少し年齢が高くベテラン揃いの意味がここにあります。アースガロンはテルアキとアンリが操縦、しかし、電磁パルスは強く、ゲント隊長は変身してブレーザーで対抗、お馴染みの展開も燃えるものがありました。が、いきなり切り札のチルソナイトソードを折られて、これはビックリ、過去に、帰マンがウルトラマン夕陽に死すで、ブレスレットが通じない展開に絶句した、あれと意味は異なるものの似た衝撃でした。
(6) エミ、研修施設に入る
 そして、エミは研究施設に入り、ゲント隊長に電話だと相手に出たのはあーくん、そして、ピンチに実体化するアオベ・タツキ、おそらく次元のかなたにいると思われて、そしてファードラン、ブレーザーの仲間の模様でブレーザーのところに行きたい、エミとタツキが鍵を開けてファードランが駆けつけて、新たな怪獣、しかしブルードゲバルガに体当たりしてブレーザーを救出、この、ファードランの力で新しいストーンを得てブレーザーはファードランになり、今までタイプチェンジしなかったブレーザー、初めて形態変化、最近のライダー、戦隊の流れを見ても異例、カラータイマーも青になり、イルーゴたちを倒し、するとアースガロンからブレーザー、これを使えとチルソナイトスピアを渡されて新しい剣にして、ブルードゲバルガを撃退、大変に燃える展開、150mの怪獣相手のバトル、特撮はスゴイ、監督の越さん、前作のデッカーでも活躍でしたが、今回も大満足でした。
 そして、ブレーザーとSKaRDの勝利を見届けて、アオベ・タツキはエミに誕生日おめでとうと語り消滅、この手の展開は特撮・アニメのヒーローものにいくつかありましたが、感動的でした。
(7) ファードランの意味
 エミはゲント隊長と合流、ファードランはワームホールを抜けてきたもの、それら、主人公が個性的なものが生きています。ワームホールというSF用語出ても違和感なし、SFの極致、やはりウルトラマンはSFの真骨頂です。
(8) サプライズ!ドバシ・ユウ出現
 そして、父の残した鍵を開けて、父の日記を見つけて、父の字だとエミは確認、ワームホールを発生実験、1999年に来た地球外生命体、V99判明、宇宙人の科学力は地球人と比べられない…となったところで、父の日記はドバシ・ユウに奪われて、ゲント隊長はドバシ長官と驚き、さらに、ゲント隊長はハルノ・レツ参謀長に呼び出し、しかし、レツ参謀長は謹慎!処分、ドバシ・ユウは、返してというエミをはねのけて、地球の平和を守るためと言い残して去り、こんなサプライズ、オープニングクレジットに寺田農さんの名前会ったものの、驚天動地の展開、どうやら、ハルノ・レツ参謀長やドバシ・ユウの背後にとんでもないものがあるみたい、ラストはどういう゜謎解きになるか、楽しみです。
(9) ブレーザー、劇場版公開、円谷コンベンション開催
 本日、円谷HP、ウルトラマンブレーザー劇場版https://m-78.jp/news/post-6937 大怪獣首都激突、来年2月23日公開、トリガー、デッカーの劇場版は円谷イマジネーションメインのものでしたが、今回は劇場公開メイン、田口清隆さんオーブ以来の劇場版、今や着ぐるみとミニチュア特撮をさせたら世界一の田口さんの作品、楽しみです。
 先週はウルトラセブンLegend観ました。55年前のウルトラセブンの俳優さん、スタッフさんの証言に泣きました。
 また、円谷コンベンション本日と明日開催、桜井浩子さんは、本日イベントに参加されて森次晃嗣さんや塚越CEO、その他たくさんの皆さんと写真を撮られてSNSに発表されて、大変な盛り上がり、来月も住宅展示場などのイベントあると思うので行きます。来週はテルアキの家族の話、季節はブレーザー始まった頃は暑く、今は秋を飛ばして冬、インフルエンザも流行っています、皆さんお元気で。
No.12247 - 2023/11/25(Sat) 14:11:53

Re: ウルトラマンブレーザー 第19話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
パンドラの箱には希望が残っていたから、それだけは逃がすまいと蓋を閉めたというのが元の神話ですが、この場合は地球側についたということですね。籠の鳥を放つために共にレバーを押す父娘。駆けつけた火の鳥を鎧に纏い、新しい武器で敵を地下茎ごと焼き尽くしたブレーザー。そしてペンダントからは鍵。今度の箱からは研究日誌が出てきましたが、ドバシに取り上げられてしまいました。「私にもよく分からないんだよ」は本当だった。だからエミに、好きに調べさせて横取りした。娘に何か託していることを予想していたのでしょう。しかし本当の、最後の鍵はブレーザーが握っているはず。彼がゲントの中にいることを、上層部は知っているのかいないのか、知ったらどうするのか、心配です。
それでは今日はこれにて失礼致します。明日はゴジラ観に行ってきます!
No.12248 - 2023/11/30(Thu) 14:12:21

Re: ウルトラマンブレーザー 第19話 / 藤子
すいません、ちょっと補足です。日誌も保管場所も職場なので、ドバシが手にするのはタツキ氏も予測済みかも知れませんね。ということは、まだ何か仕掛けがあるのかもと思いました。以上です。
No.12249 - 2023/12/02(Sat) 11:14:31

ウルトラマンブレーザー 第20話 虫の音の夜 考察は地底より 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根元歳三 監督:武居正能

(1) テルアキ主役のほのぼの+シリアス話
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。こちらではJリーグでヴィッセル神戸優勝で神戸は大変な賑わいですがいかがでしょうか。
 今回は、テルアキ主役で、田園地帯を舞台にした、ギャグもあるもの、テルアキに、父親ショウゴが倒れたとして兄マサアキに呼び戻されるのはセブンの北に還れを思わせて、そして出てきたテルアキの実家は昭和そのものの田園地帯の一軒家と農家、掛け時計は昭和チック、こんな昭和の風景、ウルトラマンでしか見られないもの、そして、こういうヒーローものでメンバーにお見合いを進めるなど、仮面ライダーや戦隊シリーズではないものですが、昭和ではヒーローものだけでなく、刑事ドラマでも定番のもの、ショウゴは、いつになったら怪獣でなくなると、怪獣のことで忙しいテルアキに問い、そしてテルアキは母の墓前にチ〜ン、こういうシーンも令和になって見られるか、おそらく、今でも地方にはこういう雰囲気はあると思われて、さらに、ストーリーで、テルアキが怪獣の生態のスペシャリストというのが生かされて、ブレーザーもテルアキがいなかったら勝てていなかったもの、ちょっとアースガロンの出番少なかったものの、楽しめました。監督の武居さん、脚本の根元さんとデッカーのメインコンビでいいもの見られました。
(2) SkaRDの宣伝を寸劇で
 冒頭、SKaRD隊員たちが、防衛隊の宣伝をする寸劇を練習、これも昭和の雰囲気、ただ、現実にはこの手の活動の理解を得る仕事は、対怪獣のものは、例えば警察だといわゆる警察官・刑事ではなく広報課がするものですが、その点はヒーローものはいい意味でアバウト、上層部に締め付けは、現実の社会だとリアル、まあ、怪獣と戦う隊員たちがこういうものをやるのは、昭和のドリフターズや新喜劇の要素もあり、そしてテルアキが外れて、その後も怪獣ズグガン現れて、ゲント隊長たちは出動、そして寸劇?するのを置いてのもの、それで、ゲント隊長は必殺技があるとして、事後承認、これは現実の部隊だと現実には困難ですが、ウルトラマンはリアル志向でもその手の融通は効いて、愉快でした。さらに、寸劇の練習で、隊長たちは棒読みでエミは何とかやり、これは人気アニメ、涼宮ハルヒの憂鬱で自主制作映画を作り、役者さんは町の人を起用なのでセリフ棒読みをわざとやったものを想起させました。
(3) 精巧な怪獣考証
 テルアキの実家、怪獣の出現、さらに畑で作物枯れて、土の質が変わったため、理由はズグガンたちが畑の窒素を取ったため、僕は化学も良く知っていて、窒素は作物の生育に必須の成分、それがアンモニアになり、アンモニアは有毒でもこうして地中に固定されると肥料として有意義、それを接種する怪獣、こういうSF考証はなかなか、そしてショウゴは心労で倒れて、柵の壊れ方はイノシシではない、神戸にはイノシシよく出るのでわかり、そして、怪獣の巣をテルアキ発見して、そこに洞窟はなかった、この、虫の音が意味あり、スマホも意味を持たせて、幼体(等身大の)ズグガン3体(成獣と少し異なる)にテルアキと父が襲われて、これは着ぐるみ3つではなく一つ、1つのものを撮影してCGでデジタル合成と思われて、これは平成で、ティガのGUTSよ宙へ、で等身大ロボット一体をCGで何百体に見せたもの以来(ティガのレーザーディスクの解説書による)、ショウゴは、テルアキが危険な任務なのを危惧、これはヒーローものと、刑事ドラマであり、そしてテルアキとショウゴが襲われてピンチ…で仲間が助けるのは昭和以来のお約束、ヒーローもの、刑事ドラマなどでよく見たものですが、虫の音は、仲間に危機を知らせるもの、帰マンで、怪獣時限爆弾、ゴーストロンは音に反応だと郷が気づくものの、他の隊員は気づかないものに通じるネタでした。
No.12250 - 2023/12/02(Sat) 15:23:55

ウルトラマンブレーザー 第20話 虫の音の夜 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 危険な任務の親族を気遣う
 これはセブンの北に還れと同じ、防衛隊にいるテルアキを父、兄は気遣うもの、この手の展開、昭和にはヒーローものだけでなく、刑事ドラマでも田舎で刑事やめて家業継いでというものは多数あり、しかし90年代以降珍しいもの、しかし、ショウゴもマサアキもテルアキの存在を認めるもの、このような昭和的な展開は2023年には新鮮でした。おそらく、今もこのような田園地帯は地域にあり、神戸も都会だけではなく、西区、北区は水田も多く兵庫県で米の生産最大は神戸、また野菜、果物も多く生産、身近にあります。
(5) 粘液を使用する怪獣
 ズグガンは緑色の粘液を吐いて相手を威嚇、これはこの前の毒ガス同様平成になり表現規制もありますが、ウルトラマンは最近はテレビ東京系で、またネット配信のために表現規制は緩いのかも知れません。逆に仮面ライダー、戦隊シリーズは全国ネットで、仮面ライダーだと、道路交通法でヘルメットなしでバイクを公道で走らせられないためにバイクに乗るシーンは激減、その点ウルトラマンは自由度あり、昭和的な展開も可能なのか、最近、昭和の特撮・アニメや刑事ドラマ、時代劇の再放送は全国的にいわゆるUHFローカル局メインですが、これは昭和のものをキー局や準キー局ではその手の表現規制で再放送困難なのかと思います。その、ズグガンの考証、粘液が固まると核シェルターなみ、それで巣に穴をあけてアースガロンで破壊、これはアースガロンの設定をうまく生かしています。
(6) ズグガンのユニークな生態
 当初、ズグガンは等身大のものばかりと見て、しかし地下に地底甲獣として巨大なもの現れて、今回も音が意味を持ち、アースガロン苦戦、アースガロンは弱いのではなく、相手の怪獣が強いものばかり、この、昆虫怪獣の意味、よく使われています。
 そして、ゲント隊長変身、ブレーザーになるも、この問題の粘液がズグガンの武器、ブレーザーは苦戦、今回も夕陽をバックのバトル、なかなか意味あり、素晴らしいものです。
 すると、テルアキがズグガンのこと、音で仲間に危険を知らせていると感づいたもの、こういう怪獣の生態のスペシャリストはウルトラシリーズの場合珍しいもの、幼体は銃で倒せるものの、数が多い、そして成体は強く、が、テルアキは卵を発見、中に無数の幼虫、そして、虫の音をポイントにして、それでズグガンの成体は仲間の危機を知りブレーザーから離れて、ビンゴ、テルアキ大当たり、ブレーザーはファーラドンを召喚して反撃、このぐんぐんカットは右手を前面に出すユニークなもの、他方、テルアキは卵に爆弾を投げるのに、すまないと語り、相手と共存できず「駆除」の大変さを見せるもの、怪獣も好き勝手に暴れているのではないのは、初代マンから知られていて、このテルアキの苦悩の意味は、生命の大切を伝えるものでした。
(7) 大団円
 そして、怪獣の時の対処法講座は、47都道府県回れ、こういうオチは昭和からのもの、そしてショウゴも息子を認めて、親と子が今回のテーマ、土は元に戻り、ショウゴはテルアキの守った土だと感激、本当に素晴らしい結末でした。
 あと5話ですが゜次回はアースガロンのパワーアップ編、そしててれびくんなどにラスボスの情報も乗った模様、まだ来年前半のクロニクルの情報はないですが、今後も楽しみです。
(8) ウルトラマンコスモス ユニクロのTシャツに登場
 先週報じられて、円谷プロ・ウルトラマンとユニクロのコラボ、慈愛の勇者、ウルトラマンコスモス、PEACE FOR ALLの企画に登場、9日に発売ですhttps://m-78.jp/news/post-6922 これは僕も買います。このところ、円谷プロのホームページで毎日新情報、そして出版ラッシュ、そしてゴジラマイナスワンはアメリカでも公開開始、ゴジラ研究家の友人は、ゴジラ第1作はアメリカで改竄(戦争・核兵器批判の部分は全部カット)と怒っていて、しかし今回の作品は戦争・核兵器批判は大変なもの、それがアメリカでヒットは意味あります。寒さ増します、皆さんお元気で。
No.12251 - 2023/12/02(Sat) 15:24:37

Re: ウルトラマンブレーザー 第20話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
実家に駆けつけたテルアキさん、元気そうな父に怒りと不信。「前はこんなことしなかった」。何があったのかと思ったら、謎の生物に、土を荒らされた、と。心労で倒れたのは事実でした。その生物というのが、鈴虫とオケラとハエトリグモを合わせたような怪獣!そんなのがウジャウジャと、ヒー!テルアキさんのSOSに、これ幸いとヒーローショーすっぽかして駆けつけるゲント達。その後、実家を対策本部にして計画を練るSkard、戦いに臨む息子を間近で見ているしかない父。
さて、作戦開始、あーくん巣窟内で戦いますが山を「破る」ような勢いで押し出されてしまいました。ブレーザーは粘液で地面に貼り付けられて大ピンチ、しかし「虫の音」に騙された敵の気がそれた隙にゲントがファーラドンを呼びタイプチェンジ、融合型だからこそできることですね。炎の矢でとどめを刺しました。一方テルアキさんは虫の音を出し続けるスマホに爆弾をセットして投げつけ卵を一掃。「すまない」…初代マンにも怪獣供養の話がありました。
戦い済んで敬礼して去って行く息子を見送る父と兄。欠かせない人材ですから、帰ってこいとは、もう言えません。その後畑の再生に努める父と兄、この土でまた旨い野菜を作って送るのが親の愛です。
それにしても、事後承諾のツケが47都道府県巡り、第2、第4土日に各一県づつすれば4×12ヶ月でギリギリ1年間で済みますが、まあ無理でしょうね。
それでは今日はこれにて失礼致します。尚、無事ゴジラ観てきました。面白くて恐くて泣けました。
No.12252 - 2023/12/06(Wed) 14:20:28

ウルトラマンブレーザー 第21話 天空の激戦 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根元歳三 監督:武居正能

(1) 超音速での激戦
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。インフルエンザも流行っていますがいかがでしょうか。
 今回はアースガロンのパワーアップ、mod.3の試験と、14話に登場したデルタンダルの別個体、それも身長300mのものとの、オール空中戦、mod.3はこの14話のデルタンダルに対処するために、超音速飛行が可能になるもの、装備としてマジンガーZのジェットスクランダーのようなものでマッハ9を出すもの、劇中ではマッハ10まで出て、しかしこの超音速の飛行機はSFの特撮・アニメにはつきものですが現実には大変に困難、古い話ですが、50年ほど前にイギリスとフランスが超音速旅客機コンコルドを開発してもコスト合わず大変、そしてこの前も日本でオスプレイも墜落など、大変なもの、今回はマッハ9の試験飛行でヤスノブが意識を失い、これはSFもので重力加速度、Gは大変なもので、ガンダム以降のリアル志向のSFだとそれでパイロットの気絶もあり、ウルトラシリーズではティガのもっと高くで、超古代尖兵怪獣ゾイガーが超音速で飛ぶのに、GUTSが超音速戦闘機スノーホワイト(白雪姫)を開発して対抗、それに類して、そして、マッハ10は、昨年の映画、トップガン・マーヴェリックに出てきた無人機で出たもので、本来有人戦闘機でやったらダメ…というものの、特撮・アニメにはマッハ20くらいで飛ぶものはいくらでもあり、それらはリアル志向をいい意味で無視でしたが、今回はハードSF志向で、超音速で戦うもの、そしてヤスノブの葛藤など見どころたくさんありました。X(ツイッター)ではマッハ9がトレンド入り、SFではマッハは日常茶飯事なのにスゴイです。また、高度6万フィートというのは18000メートル、日本だとメートル法ですが、アメリカとイギリスだとフィートポンド法でこの点は面白い点でした。
(2) デルタンダルB
 14話に出たデルタンダルは身長50m程度、今回は300m、これはCG技術があればこそ、そして14話のものをF、今回のものをBと称したのは、米軍ではF〇〇は戦闘機、B〇〇は爆撃機の意味、太平洋戦争の際に米軍のB29があり、今では米軍のF15などあり、爆撃機は戦闘機より大きく、現実には核兵器の搭載は(もちろん核兵器は使用は絶対にダメですが)戦闘機には困難で爆撃機になるもの、その意味で爆撃機のデルタンダルB、最後には地上近くで爆発したら地上も被害のもの、こういうリアルなSF考証はなかなか、最後はアースガロンとブレーザーの共闘で倒して、デルタンダルも、もちろんアースガロン、ブレーザーは着ぐるみ特撮、最近の特撮はCGメインですが、ウルトラシリーズでは着ぐるみにこだわり、つまりスーツアクターの意味はあり、こういう超巨大怪獣にアナログとデジタルのハイブリッドの特撮はスゴイもの、監督の武居さん、最近のシリーズで活躍されて、今回も素晴らしいものでした。
(3) 防衛隊上層部のお役所仕事
 アースガロンmod.3の試験飛行に防衛隊の上層部出て、しかしレツ参謀長のような具体的な名前なし、エミは今まで来なかったのにと言い、後半に幹部カンダが電話で出ても、いわゆるお役所仕事、これは日本のやり方を皮肉ったぜんざい公社の落語もあり、そのネタを思わせるもの、そして、ゲント隊長の回答は前回に続いて見事、こういうハードSFと、ギャグ的な要素をうまくやってくれて、70年代のドリフターズ的なもので、前作のデッカーで、カナタとハネジローのやり取りは漫才として見事でしたが、ゲント隊長、シリアスとギャグのハイブリッドで魅せてくれました。
No.12253 - 2023/12/09(Sat) 15:19:56

ウルトラマンブレーザー 第21話 天空の激戦 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) ヤスノブの葛藤
 ヤスノブはアースガロンを開発したエンジニア、しかし耐G試験は苛烈で、マッハ9で気絶、こういう展開はSF特撮・アニメでもシリアス志向のもので、ガンダムなどであり、ヤスノブはそれでパイロットをおろされて、防衛隊の上層部は結構高圧的、しかし、現実にはそういうものはあり、ましてやこのSKaRDの上層部は謎があり、そして、デルタンダルB出現にアンリ一人で出撃してもダメ、それでヤスノブは自分が行くとして、上層部は許可しないものの、ゲント隊長、アースガロン出動ではなく移動としてやるもの、こういう融通の利く隊長はスゴイ。
 そして、気絶したヤスノブはトレーニング、それをアンリがサポート、ヤスノブを演じる梶原颯さんは第6話に出たように筋肉質、過去のウルトラシリーズでは、科学者、エンジニアは巨漢系(ティガのホリイ、ダイナのナカジマなど)などを見たら設定は面白いものです。今回、ブレーザーの隊員は20歳前後の若手より、少しベテランの個性的なキャラクターを揃えて、その意味はありました。これはヤスノブ、一種の特訓で、ウルトラシリーズでは特訓はウルトラマンになる主人公のみ、ただ、レオのような特訓は今は無意味とわかっていて、その点で平成作品は巨人の星のような特訓はなし、意味は見ました。そして、アンリがヤスノブにアイスキャンディーを差し入れ、ゴリゴリ君、カレー味とこれはもちろんガリガリ君のネタ、アンリは上層部の無理解を批判してヤスノブをサポート、このシーンに主題歌のスローアレンジのBGMも意味ありました。ヤスノブはmod.3にまた乗ると、こういうやり取りは意味ありました。
(5) 海からの出現
 そして、ゲバルガの電磁波兵器を応用したものを防衛隊は作り、それを海に飛行、この点は、アンリの父が残した日記に、1999年の宇宙からの生命体との接触があり、これはラスト3話で解明できるか、しかし、海からデルタンダルB出現、実験海域のもの、新作のゴジラマイナスワンも思わせるもの、そして、デルタンダルBに、アースガロンmod.3で出撃、しかし耐G訓練を受けていないものは出られない、アンリがあーくんのサポートで出撃、このリアルな戦闘志向、ブレーザーはバトルシーンメインの話が多く、CGと着ぐるみ特撮の意味、デルタンダルBは皮膚が強化されて、同じ怪獣がシリーズに二度出て、パワーアップはよくあるものの、こんな巨大なものとは意欲的です。特撮は大変に素晴らしい、こんな高水準の特撮、年の後半だけでも毎週見られるのは奇跡に近いです、そして、アンリの乗ったアースガロンmod.3敗退、上層部は例により冷淡、これは面白い展開でした。
(6) リターンマッチ
 デルタンダルBは海中に消えて、海の幸で腹ごしらえ、アースガロンmod.3は何とか出撃し出来てもパイロットに問題、そしてデルタンダルBはまた出て、SKaRDの基地を攻撃、アースガロンの航路を記録、このようなSF展開は見事、しかし、上層部は手続きに時間!そして、ゲント隊長は直接電話、カンダ司令官がお役所仕事、ウルトラシリーズではこのような問題のある上層部が第2次シリーズ以降たくさん出ましたが、ゲント隊長、操縦はアンリ、機長にヤスノブ、それをゲント隊長は決断、出撃ではなく移動、このゲント隊長、機転が利いてなかなかいい、そしてワンダバBGMにのりアースガロンの出撃、デルタンダルBは翼の球体が推進部、ヤスノブ、アンリのコンビで超音速で対決、マッハ10になり、壮絶な戦いでした。
(7) そして、ブレーザー登場
 ヤスノブたちの危機に、ゲント隊長はウルトラマンブレーザーに変身、そしてファーラドンアーマーと、ソードを持ち空中戦、ウルトラマンのオール空中戦は14話に続くもの、これはブレーザーに任せっぱなしでなく、SKaRDとブレーザーの共闘で初めて勝てたもの、しかし、デルタンダルBは温度上昇、爆発だと地上に被害、それでブレーザーはデルタンダルBをさらに上空に運び、これ、ゴジラマイナスワンのようなオールCGでなく、着ぐるみとCGのハイブリッドはスゴイ、アースファイヤーでデルタンダルBを射抜き、しかしデルタンダルBは逆襲、それをブレーザーがとどめ、ヤスノブはありがとう、ブレーザーと語り、これはアースガロン、SKaRDとブレーザーの双方の勝利、特捜チームとウルトラヒーローの共闘は燃えました。
(8) 怪獣対策の芝居が待っている!
 デルタンダルBを倒して、しかしまだ各地で怪獣対策の芝居をするもの、前回書いたように、これは警察では刑事部門ではなく、広報の仕事ですが、芝居がセリフ棒読み、ネタとしてなかなか楽しめました。
 次回は初代マン25話の、怪彗星ツイフォンのネタを使ったコミカル系の模様、どうやら2024年はまた特別総集編を入れてのものでしょう、ツイッター(X)ではウルトラマンブレーザーは毎回トレンド入り、円谷プロ創立60年にふさわしいものです、気温の変化激しいです、皆さんお元気で。




No.12254 - 2023/12/09(Sat) 15:21:04

Re: ウルトラマンブレーザー 第21話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
あーくんに翼がついた!あの巨体で超音速飛行しつつ戦闘なんて、パイロットの身が持つか?と思ったら、ヤスノブがダウン。うーん、生身だから当然です。こういうのを見る度に、コクピットに重力をどうにかする装置が出来ないかとか、パイロットはサイボーグにするしかないかとか思いますが、それでは修羅場の時に困りますね。サイボーグ手術も心身共に危険ですしね。パイロットを降ろされ落ち込みながらも自分を鍛え直すヤスノブを励ますアンリ、フラつきながら戻ってきたら、寸劇の準備って、真面目にコツコツ、ツケを払ってたんですか!しかし今度は出撃命令でドタキャン、アンリ一人で出撃するも敗退、でもあーくんのおかげで生還。黙って落ち込むアンリ、ノーコン・コンプレックスでしょうか。しかし敵は待ってくれない、再びの出撃命令に、屁理屈と言われそうな手で最強コンビを行かせるゲント!きゃー、素敵!だから部下に慕われるんですね。
敵の弱点は分かっていても命中させるのは至難の業、しかしスナイパーのプライドを掛けてキメるヤスノブ、お見事!トドメはブレーザーでしたが、共闘あっての勝利です。
それにしても、ツケはまだまだ残っているので、完済はいつになるやら。
それでは今日はこれにて失礼致します。
No.12255 - 2023/12/11(Mon) 14:08:10
ウルトラマンブレーザー 第11話 エスケープ 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:足木淳一郎 監督:武居正能

(1) ウルトラマンと一体化した人間の対立
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。神戸はかなり涼しくなりましたがいかがでしょうか。
 今回は前半クライマックス、宇宙電磁怪獣ゲバルガの猛威で、そして、全編バトルシーンのもの、監督の武居さんは、タイガ、ゼット、トリガーと前半クライマックスを演出、最近のウルトラマンの監督さんは本当にスゴイ、そして、問題になった、ウルトラマンと一体化した人間の対立、これは歴史は古く、帰マン第2話で、郷秀樹が慢心して変身できないのがルーツ、その後ダイナ第3話は同じ様式、コスモス第3話、マックス第3話、ゼット第2話にもありましたが、これらは全て人間の側に問題があり、前回で、ブレーザーはデマーガ親子を逃がして、これはゲント隊長の意思か、ブレーザーの意思か、SNSでもディスカッションがあり、今回も異なる意味で両者の対立があり、これは、タイガやゼットだと、ウルトラマンが饒舌なのでコミュニケーションが容易に取れていずれ解決ですが、ブレーザーは言葉を使わず、この前のイベント、ブレーザーとデッカーが出て、言葉をしゃべる設定のデッカーと、しゃべらないブレーザーの対比があり、前回は、怪獣を倒すべきか、逃がすべきかの対立、そして、ゼットだと同じ11話で、レッドキング、子供がいて、倒すことへのためらいがありましたが、ゲバルガは破壊系の怪獣、次回は新兵器登場の模様ですが、ブレーザーの世界は、50年前に宇宙飛行士にウルトラマンの伝説はあったものの、メビウスのように明確に過去にウルトラマンが来ていた世界ではなく(と言うか、明確にウルトラマンが過去にいた設定はメビウスのみ)、僕らウルトラマンをたくさん見たファンと、ブレーザーの世界の人間は意識は違い当然ですが、これは新鮮な展開でした。
(2) ウルトラマンは味方か?
 そして、テルアキ副隊長、ウルトラマンブレーザーは作戦を妨害、ブレーザーを味方と見ていいかとゲント隊長に問うのは、これはウルトラヒーロー初登場の際に敵と見なされた例は、グレート、パワード、ネオスであったものの、10回の話を経てこのような疑問の出るのは意味があり、オーブだとサンダープレスターがビートル隊のビートルを攻撃して、敵と認識される展開はありましたが、あれはガイがサンダープレスターを制御できていなかった時期、今回も、ゲント隊長とブレーザーの意識の違いに、制御不能のものがあったものの、こういう、過去にない展開はスゴイものでした。
 チャーリーなどの専門用語もあり、組織としての、SFとしてのリアリティがあり、その中で、ウルトラマンを信頼できる味方として把握していた特捜チームはメビウスのGUYSくらい、後は問題視も差はあれど見せていて、新鮮な切り口でした。
(3) 新鮮なデザインのゲバルガ
 今回の新怪獣のゲバルガ、どうやらヒトデがベース、隕石になり地球襲来の怪獣はたくさんいましたが、大抵隕石の中から出てくるもの、ガラモンがルーツですが、ゲバルガは隕石を擬態して地球に来て、どうやら、第1話のバザンガ同様、ブレーザーの世界のラスボスの意向でやってきた模様ですが、腹部に電磁のシステムを持ち、バリアを張ってミサイル攻撃など防ぎ、これはエヴァンゲリオンの使徒のATフィールドを思わせて、しかし、そのエヴァンゲリオンも1作目は28年前、余談ですが、知り合いのジャーナリストの方ウクライナに行き、現地でも日本のアニメは大人気ですが、ガンダム1作目に出てくるオデッサ(オデーサ)もあるので現地ではガンダムも知られているものの、古典アニメで、最新の人気作品は鬼滅の刃、ウクライナも平和になり、ウルトラマンを放映してほしいと願います。
No.12221 - 2023/09/23(Sat) 15:33:48

ウルトラマンブレーザー 第11話 エスケープ 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) アースガロン 発信シーンはウルトラセブンとロボットアニメのハイブリッド
 前回もあった、アースガロン発信シークエンス、フォース・ゲート・オープンと、ウルトラセブンのウルトラホークの発信へのオマージュ、これはゼットにもあり、そして下部からアースガロンを地上に出す展開は、前回のあとSNSで、エヴァンゲリオンの発信シーンのオマージュとの指摘あり、なるほどです。これらはCGメインで、CGに批判的な意見もまだあるものの、しかしCGの活用で製作費削減できて、その結果シリーズが10年も続いているのは忘れてはなりません。
(5) 防衛隊の上層部登場
 今回は、ハルノ・レツ参謀長の上にいる日本支部の司令官の源川稔という人物登場、防衛チームの上部組織がテレビシリーズの途中から出てくるのは、帰マンでは5話で岸田長官など登場、エースだと第14話で高倉司令官登場など昭和からいくつも例ありますが、このような軍服を着た上官はすでにハルノ参謀長いて、その上の人物の登場は異例、これは軍隊だけでなく、会社組織でも似たようなものもあり、ハードSFのミリタリー志向にしびれました。
 そして、中央指令所、これは平成ゴジラにあったもの、怪獣SFに、リアリティをうまくやってくれて、SFとしてうまく機能、そして、先週イベントで、3歳くらいのお子さんもブレーザー大好き、決して子供を置き去りではない作品に拍手です。
(6) 自分の中に別のもの
 ゲント隊長は、アンリに、自分の中に別のものがいたらと語り、もちろんブレーザーの世界では、過去にウルトラマンが怪獣と具体的に戦った例はない(都市伝説のみ、メビウスとは異なる)、ウルトラマンと一体化というのは、現実だと大変なことであり、むしろ、タイガやゼットみたいに友達の立場は、リアリティでは別、この点はよく描いています。
(7) アースガロンvsゲバルガ
 ゲバルガは明確に侵略目的の怪獣、宇宙にいるときからミサイル攻撃しても無効、そして、アースガロン出撃、ゲント隊長とアンリ搭乗、標的をロックオンしても逃げる様子、攻守ともに揃った強敵、アースガロンは格闘戦になるもかなりの強敵、ブレーザーの怪獣はどれも強く、ブレーザーの新怪獣は、どれも恐竜型の、つまりゴジラにルーツのオーソドックスなものではなく、円盤生物的な位置もあり、そして、アースガロンは第3次攻撃までの時間稼ぎというのはビックリ、誘導弾は、ヒーローものだと脇役、ロボットが主役のはず、リアルロボットのガンダムでもこんな発言はなく、新境地を描くのは素晴らしいことです。
 アースガロンは、着弾まで30秒戦い、40秒で誘導弾が来て、恐竜型ロボットのアースガロンと、奇怪なゲバルガ、そして、エヴァンゲリオンの使徒の、ATフィールドを思わせるもの、源川司令官は、SKaRDは何をしているといい、この手の上層部は帰マン以来の定番、そして、バトル、脱出という単語、ウルトラシリーズでは久しぶりに聞いて、TAC、ZATは毎回やっていたものの、平成以降のリアル志向では異例。ハードなSFアニメ的な展開、凄いです。
(8) ブレーザーvsゲバルガ
 アースガロンは退却して、ゲント隊長は変身するもの、前回のことがありためらい、今は、これしかないというもの、もちろんウルトラシリーズでは問題なし。今回は、俺が行くの決まり文句なし、しかしゲバルガは、中間ボスにふさわしい強さ、CGではない、着ぐるみとミニチュアによる円谷英二以来の伝統によるもの、これは素晴らしいし、ゲバルガ、光線を防御、ともかく、特撮は着ぐるみアクションが第一と思わせてくれて、しかし、カラータイマー点滅で、ゲバルガはブレーザーのスパイラルバレード発射しようとして、前回同様ブレーザーはゲント隊長との意思の相違になり、これでインナースペースがあったら、ゲント隊長とブレーザーの意見対立の描写になる、現にタイガ、ゼットでは同様の例はあり、しかし、ゼット11話のように保護すべき怪獣ではなく、相手は明確に侵略怪獣、これは戦いたいブレーザーと、撤退をゲント隊長は意図するものの差異かもしれません。源川司令官は何もせず、作戦終了、直ちに次の作戦を立案しろになり、ハルノ参謀長は机をたたいて、サブタイトルのエスケープは、結局ウルトラマンが逃げたという描写、ブレーザー、ゲント隊長とも傷ついて、後編はどうなるか、ブレーザーは脚本、シリーズ構成、演出、特撮も素晴らしいもの、毎回SNSは盛り上がり、次回は新しい武器の登場になり、ブレーザーは今までタイプチェンジせず、これはマックス以来の展開、これからも楽しみです。
(9) 地元の住宅展示場のブレーザーイベントに行きました
 この前の三連休、神戸駅前住宅公園に仮面ライダーガッチャード、明石・大蔵海岸住宅公園にブレーザーショーがあり行きました。明石・大蔵海岸の方が大きく、ウルトラマンのイベントの参加者は仮面ライダーの3倍くらい、これでウルトラマンは仮面ライダーより人気ありとは言わないですが、3,4歳くらいのお子さんが親御さんと来て熱狂、そして、この人気は海外も同様かもっと上、YouTubeのウルトラマン、最新作のコメントは外国語の方が多く、本当にウルトラマンは黄金時代になったと感じます。少し涼しくなりました、皆さんお元気で。
No.12222 - 2023/09/23(Sat) 15:34:22

Re: ウルトラマンブレーザー 第11話 エスケープ / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
うーん、上手く行きませんね。そもそもブレーザーは何故来たのかも明かされていません。一匹狼なのか、野獣の縄張り争いではないと思いたいのですが。とにかく一致しない二人。最も逃げなくても勝てなかったでしょうが。アルマジロかダンゴムシのように丸くなって降下、突撃、何か撃てばバリアで跳ね返す。配電盤のようなあの腹に弱点はないのか?ヤスノブなら何か思いつかないか、と。しかし勝っても全員何らかの厳罰が処されるかもと心配です。
それでは今日はこれにて失礼致します。
No.12223 - 2023/09/28(Thu) 11:40:24

ウルトラマンブレーザー 第12話 いくぞブレーザー 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:足木淳一郎 監督:武居正能

(1) 敵前逃亡をとがめられる!
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。史上最も暑い8月に続いて9月も暑かったですがいかがでしょうか。
 今回は前半クライマックス、前編に続いて全面バトルシーン、冒頭、作戦失敗のSKaRDメンバーにハルノ参謀長、敵前逃亡と罵倒!ゲント隊長はEMP攻撃をかわすというものの、罵倒、こういう、防衛チーム上層部がチームに高圧的なのは帰マン第5話から定番で、現実の戦闘だと理由は説明できず、結果のみ求められて、そして、ゲント隊長以下死力を尽くしての戦い、さらにウルトラマンブレーザーも敵わず、この点、ゲント隊長がハルノ参謀長にウルトラマンのことを言うと、ハルノ参謀長、あんな得体の知れないものに、というのは、平成以降のウルトラシリーズの防衛隊上層部としかし、ハルノ参謀長は、チルソナイトの武器の作成にも根回しして、この点は単に高圧的だけの、帰マンの岸田長官やエースの高倉司令官と全く異なり、ハルノ参謀長を演じる加藤雅也さん、ゼットの橋爪淳さんとならんでの大ベテラン、さらに、その上役の源川司令官もいて、ミリタリー的に、こういう組織はリアル、ウルトラシリーズではこういう防衛チームは架空のもので、シン・ゴジラだと政府組織はかなりリアル志向でしたが、シン・ウルトラマンでは、フィクション的になりそれはそれでOKですが、防衛チームにそれまでにない存在感を見せて、最近のゼット、トリガー、デッカーの特捜チームは昭和の科学特捜隊、平成のティガ、ダイナのものの流れですが、SKaRDはそれまでにない個性的なものです。他方、ハルノ参謀長は、SKaRDの運用を疑問視とも言い、これは帰マン第14話、シーモンス、シーゴラス後編で、岸田長官、東京都民からはMAT不要論も出ているといったものの延長線上にあり、この時の岸田長官は本放送を見て無責任と感じましたが、しかし、阪神淡路大震災を体験して、僕がシーモンス、シーゴラスの時の東京都民ならMAT不要論を言うかと感じ、ウルトラシリーズはファンタジーでも、リアリティを描いたものもあるのです。そして、ハルノ参謀長は、SKaRDはウルトラマンなしで怪獣を倒せたかと罵倒するものの、しかしこれまでの展開で、ウルトラマンブレーザーだけでは勝てず、SKaRDの援護があり勝利の例ばかり、これは以前のウルトラシリーズも同じ、前作のデッカーは新生GUTS-SELECTの援護なしに勝てなかった例も多いのですが、防衛チームの上層部もなかなか大変だと思いました。
(2) ゲバルガによるネットワーク汚染
 再起動したゲバルガ、ネットワーク汚染でインターネット使えなくなり、エミが天然のンピューターウイルスというもの、世界のネットワークの危機、このタイプ、エヴァンゲリオンでコンピューターウイルスの形の使徒もいて、ガイアではコンピューターウイルスが基地を攻撃、XIG隊員がテレビゲームの要領で撃退の例もあり、しかし、SKaRDは独自の作戦で対応、前回の戦いでEMP発信のものを攻撃しないとならない、ヤスノブはアースガロン修理に12時間、チルソナイトスピアで攻撃、高温のもので、これでやれる、全長12mの槍、メガショットで攻撃と、開発部もやり、ゲント隊長もアンリも負傷してのもの、これは素晴らしい展開でした。
(3) 第1話の防衛隊メンバー再登場
 強敵、ゲバルガに対して総力戦、この件はウルトラシリーズでもダイナのあしなが隊長のゴルザ?U戦などの例あり、第1話の、ゲント隊長の部下再登場、これはダイナ第2話で、アスカの訓練生の仲間がリョウを助けに来るシーンなどあり、ゲバルガの進行に合わせて仕掛けた爆弾を炸裂、ウルトラシリーズだと、映画のウルトラマンサーガであったもの、このゲント隊長は人望があり、前作のムラホシ隊長のような人格者と異なる魅力でした。
No.12224 - 2023/09/30(Sat) 14:40:08

ウルトラマンブレーザー 第12話 いくぞブレーザー 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) アースガロン=エヴァンゲリオン?
 そして、ゲバルガの弱点である電磁核、EMP電磁波発生器をチルソナイトアローで攻撃、アースガロンがその銃を構えるシーンはエヴァンゲリオン第6話の決戦、第3新東京市へのオマージュ、前作デッカーでも、スフィアオベリスクを破壊するのにナースデッセイ号で攻撃するシーンも類似、監督の武居さんも共通、もちろんこれはエヴァンゲリオンのパクリではなく、独自のアレンジ、そして、エヴァンゲリオンは、巨大ロボットの広義の仲間ですが、ガンダムのような人間型ではなく、怪獣を想起させるデザイン、エヴァンゲリオンの猫背は初代ウルトラマンのオマージュですが、それ以外にもゴジラなどの要素もあると、エヴァンゲリオン、気が付くと28年も前の作品の意味を、未だにオマージュされる(もちろん、ウルトラシリーズ自体50年以上前の歴史と、様々なSFのハイブリッド)のにビックリです。
(5) 作戦は素晴らしい
 まず、チルトナイトスピアという弾丸、これはチルソナイトで作られたガラモンが、アースガロンの装甲を貫いた点が生きているもの、こういうシリーズ構成の妙にビックリ、そして、ヤスノブは技術者として、チルソナイトスピアを開発、こういう存在は初代マンのイデ以来たくさんの存在があり、そして、ゲント隊長が司令車を運転するとして、しかしエミ、アンリがするもの、SKaRDは大変に優れたチーム、過去の作品と比べて年齢の高めのメンバーで、大人の存在、そして子供にも受けています。
(6) ストーンをロッカーに置くゲント隊長
 今回のミソは、ブレーザーとの相性?に疑問のゲント隊長、ブレーザーストーンをロッカーに置いての戦い、このストーン、その後どうなるか、僕みたいに特撮、アニメのヒーローものをたくさん見たものには想像つきましたが、これはゲント隊長とブレーザーの意思の違い、エックス、タイガ、ゼットと異なり、ブレーザーは自らあまり喋らないもので、さらにインナースペースがなく、ゼットだとハルキとインナースペースで対話するシーンがたくさんありましたが、これは作品ごとに個性をうまくやってくれて、新作を11年連続続けている意味は大きいです。この、変身せずに戦うもの、仮面ライダー電王では、イマジンの憑依なしに主人公、野上良太郎が戦おうとするものもありましたが、ゲント隊長の意味、分かります。
(7) ゲバルガ撃滅作戦!
 アースガロンは機長にテルアキ、操縦士はヤスノブ、そして特殊部隊とともに、バザンガの時と逆、また、3年前の理化学研究所の爆発事故のこと、この時にゲント隊長とブレーザー・・・は確実、戦闘シーンの連続、大変なミニチュア特撮、田口さんだけでなく、最近のウルトラの監督は皆さん特技監督としても超一流、平成ゴジラのいい要素をうまく配置したものです。
 そして、チルソナイトスピアは命中、しかし不十分、アースガロンとゲバルガの死闘は凄まじい迫力、これこそ怪獣映画、アースガロンは敗退、そしてゲント隊長は迷い、ゲバルガに攻撃してはねのけられて、ヘルメットも外れて、すると、ブレーザー?が行こうといい、ウルトラマンブレーザーはコミュニケーションがテーマと田口監督も宇宙船のインタビューで語り、第1話の、みんな生きて帰れのリフレイン、3年前の記憶、大変に燃える展開、ゲント隊長の見たのはブレーザーの記憶、ブレーザーは命を救おうとしていた、俺と同じと気づいて、ブレーザーブレス出現、さらに、ロッカーからブレーザーストーン飛んできて、これは予想通り、ブレーザーに変身、ゲバルガとの最終決戦、特撮、ミニチュアは細部にもこだわり、これほどの特撮を、年の後半毎週見られるのはスゴイことです。
(8) チルソナイトソード
 強敵バザンガ、まさにエヴァンゲリオンの使徒の特撮怪獣版、それとの死闘、そして、チルソナイトスピアを握ると、ガラモンのストーンになり、チルソナイトスピアがチルソナイトソードになり、剣を使うヒーローは、77年のロボットアニメ、ボルテスV以来多く(巨大ヒーローでは円谷作品のジャンボーグAが最初)、ウルトラマンでもオーブ、タイガ、ゼットなどたくさんいて、バザンガを一刀両断、倒したのはスゴイです。このチルソナイト、ガラモンを作るもの、またセブンの緑の恐怖にも出て、ダンの透視のできないもの、昭和の特撮同人誌には、セブンの世界では女性はチルソナイトの下着がいるとネタにされたもの、57年のウルトラシリーズの長さは伊達ではありません。
 勝利、そしてハルノ参謀長は、セカンド・ウェイブを退けたとスマホに語り、ハルノ参謀長は、何かありそう…です。
(9) お互いを知ろう
 最後、ゲント隊長は、お互いを知ろうというもの、ロッカールームはストーンが飛び出して、さらに壁にも穴、従来、この手の展開は、変身アイテムがテレポートのようなもので施設を壊すことはなく、これは新鮮なもの、そして、互いを知ったゲント隊長とブレーザーの戦いは続く、と言うもの、30分の怪獣のもの、素晴らしいものでした。
(10) ネクサス、円谷イマジネーション配信開始
 そして、最近、円谷プロのHPのニュースは毎日更新、最近の話題は、ウルトラマンネクサス、円谷イマジネーションで配信開始、ネクサス、一時ウルトラシリーズ打ち切りの元凶と批判されたこともありますが、熱心なファンもあり、1年前の全ウルトラマン投票、2月のサンケイスポーツの投票でもベストテン入り、さらに、11月に円谷コンベンションも開催、10年前、SNSでウルトラマンはオワコンと誹謗中傷されたのが嘘みたいです。10月は、兵庫の住宅展示場でウルトラマンのイベントあり、行きます。暑かった2023年の夏も何とかなり、しかしコロナ、インフルエンザは大変です、皆さんお元気で。
No.12225 - 2023/09/30(Sat) 14:40:43

Re: ウルトラマンブレーザー 第12話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
やはり叱責されるゲント達、「得体の知れないもの」と言われるのも仕方ないとは思います。しかしハルノさんは威張り散らすだけでなく、色々根回ししてくれていました。ヤスノブも転んでもただでは起きず、ガラモンの刺を利用してスピア開発、ゲントの元部下たちもまた一緒に戦えることを喜びました。そこで、あの時の新人君に先輩が「びびった」のなんのといじりつつ、俺もびびったと言う会話。それでもやっぱり楽しそう。
そしていよいよ作戦開始、囮でおびき出しスピア発射、見事命中しますが止まらない。アースガロン絶体絶命!しかしストーンを置いてきたので変身出来ず、単身突撃するも吹き飛ばされるゲント。ここで再びゲントの記憶を見せるブレーザー。記憶を「例え」として見せるのが彼なりの会話だった。テレパシーでスラスラとは行かないものだったのですね。ようやく共に戦う為に変身!スピアを引き抜くと共に新しいストーンでブレードに変え、神に拝礼するような仕草をした後、敵を一刀両断!真っ向唐竹割りは久々に見た気がしますね。…ところで、これ返さなくていいんですかね。また作らなくては。
それでは今夜はこれにて失礼致します。急に涼しくなってきましたので、皆さんお大事に。
No.12226 - 2023/10/05(Thu) 23:42:08

ウルトラマンブレーザー 第13話 スカードノクターン 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:足木淳一郎 監督宮崎龍太

(1) 宮崎さん監督デビュー、二人はなしのもの
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。先週まで暑い暑いと言っていたのに、いきなり冬のリハーサル?でしたがいかがでしょうか。
 今回はオーブ以来定番の第13話の総集編、宮崎さんが監督デビュー、今回はアンリとヤスノブ、アンリとエミ、ゲント隊長とヤスノブ、ゲント隊長とアンリと、二人のみのシーンを新撮影、そして、バザンガとゲバルガが全く同じ軌道で地球にやってきたこと、ヤスノブの知り合いのアマチュア天文家の確認、それが、同じ星から来た、どうやらラスボスのいる星からの模様で、さらに1999年に隕石が落下、地球防衛隊が撃破、それも同じ軌道というもの、他方ガラモンの隕石は別起動、それをネットに書き込むと速攻で消される、様々な展開、バザンガとゲバルガは同じ星の生き物なら生態は異なる、しかし地球にも違う生体の生き物いるなど、総集編にしては豪華な展開、宮崎監督、顔のアップなど多用、SNSでは、バザンガがファースト・ウェイブ、ゲバルガがセカンド・ウェイブとハルノ参謀長がいい、なら、1999年の隕石はゼロ・ウェイブかと指摘もあり、このところのウルトラシリーズは伏線をうまく張って、ラストで見事に回収のものをやってくれて、SKaRDの基地は千葉にあり、防衛チームの基地は大抵東京にあるのに千葉は異例、面白いものでした。
(2) スカードノクターン
 今回のサブタイトル、ノクターンは夜想曲のこと、ショパンのものが有名で、今回のものは既存の録音ではなく、スタッフの助監督さんがわざと拙く弾いたものらしく、ウルトラシリーズでBGMにクラシック音楽はセブンの最終回のシューマンのピアノ協奏曲以来いろいろありますが、凝ったやり方に脱帽です。
 エミとアンリのやり取り、恋愛のことなどあり、こういう会話、ダイアログによる進行は、ティガのイーヴィルティガ編でもありましたが、宮崎監督、うまくやっています。
(3) アンリによる戦闘記録
 アンリが、パソコンに今までの戦闘記録を入れてトラブルがあり、これ、キャラクターのカメラワーク、エヴァンゲリオンやパトレイバーのようなものとネットに指摘ありました。宮崎監督、助監督などで縁の下の力持ちをされて、いずれ本格的な監督になってほしいです。
(4) 総集編で伏線
 このように、謎を振りまいて、最後に解明というパターンは多いのですが、様々な作品で謎を全部解明したのはウルトラマンネクサスのみ、これら、風呂敷包みを広げて畳まず終わったと他の作品で言われて、ネクサスで全部解明は、一部ネットでの発表もあったものの、ビックリ、ウルトラシリーズの作り手の底力はスゴイです。
(5) ウルトラマンブレーザーは味方か
 そして、ゲント隊長とヤスノブのやり取り、デマーガのことでブレーザーは防衛隊を妨害して怪獣を助けた、ゲバルガとの初戦で逃亡でヤスノブはブレーザーに疑問、もちろん、こういう展開は57年のウルトラマンの歴史で同様の例がありますが、ブレーザー世界の人間にはそのような体験なし、疑問に思って不思議ではなく、しかし、ヤスノブはブレーザーに命を助けられて、この点、ゲント隊長、知ろうとするから相手を考えるという視点は貴重です。また、ブレーザーとゲント隊長による命名の意味、ブラックホールから発射されるジェット、これは、過去のウルトラシリーズだと、ウルトラマンは人類の仲間の意識が徹底されて、そしてゲバルガとの闘いのシーン、主題歌アレンジBGMにして意味ありました。実際、ゲント隊長とブレーザーのコミュニケーションは、ゼット、あるいはエックス、タイガのように自由自在に会話できるものと異なり、今後に、新たな展開もあると思われます。
(6) 最後のオチ
 ラストはゲント隊長とアンリ、しかし戦闘記録消えていて、これはアンリの失敗ではなく、「何者か」がやったとも思われます。これ、後半の話でどうやら怒涛の展開になりそう、ウルトラマンブレーザーはネットで話題、昨年のシン・ウルトラマンに続いて社会の話題になっています。
(7) ウルトラマン関係のイベント、大盛況
 今年に入り、ウルトラマンのイベント、僕も住宅展示場に何度も行きましたが、映画評論家、白石雅彦さんの新著、ウルトラマンタロウの青春の刊行を記念して、白石さん、タロウのメイン監督、山際永三さん、メイン脚本の田口成光さん、映画評論家の切通理作さんがトークイベントされて、たくさんのファンが参加された模様、さらに、ウルトラマンネクサスの円谷イマジネーション配信イベントも、川久保拓司さんがナビゲート、さらに、ネクサスの変身アイテム発売、と
大変な盛り上がり、僕もウルトラシリーズを見てきて、しんどい時期の方が長かったものの、今はウルトラマンの黄金時代、今後も楽しみです。インフルエンザも流行っています、皆さんお元気で。
No.12227 - 2023/10/07(Sat) 14:40:01

Re: ウルトラマンブレーザー 第13話  / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
「安息の日々なんてない。」…うわー、たまりませんね。宇宙は広い、いつ何が降ってくるか分かりませんからね。それでも雑談位はするアンリ達。それぞれの得意分野を褒めたり。しかしエミ、何があったのかと思ったら、頭良すぎて横道に逸れて、それならと諜報部員として育てられたと。テロリストに拾われなくて良かった。一方、ゲントに鋭い質問をするテルアキ。さすが副隊長。更に、何やらきな臭い動きがあることを伝えます。速攻で書き込みが消されるということは、常に監視されているということ。ゲントもバレているかも。ロッカールームの壁の穴、どう説明したのでしょうか。
それでは今夜はこれにて失礼致します。
No.12228 - 2023/10/12(Thu) 23:21:49

ウルトラマンブレーザー 第14話 月下の記憶 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:小柳啓伍 監督:田口清隆

(1) 防衛隊上層部の秘密とデルタンダルとの空中戦
 レイゴさん、藤子さん、皆さんおはようございます。今度は中東で大変な戦争になり、日本だとカメムシ大量発生、気温が下がって過ごしやすいもののなかなか大変ですがいかがでしょうか。
 今回は後半の開始、主題歌、オープニングは2番になるのが恒例でしかしブレーザーでは変更なし、エンディングテーマは変更、今回の内容は、エミによる防衛隊GGFの秘密の探索と、新怪獣デルタンダルとの戦い、怪獣とオール空中戦は初めてですが、防衛隊は、ハルノ参謀長だけでなく、今回問題の研修施設の責任者・ドバシ・ユウ(これを演じるのが特撮大御所の寺田農さん)、過去のウルトラシリーズの場合、特捜チームの上層部に秘密があったのはナイトレイダーの上のTLT、そしてハルノ参謀長は、前作のデッカーのアガムスのような位置かとSNSで論議されましたが、この、3年前の爆発事故は、エミの父親も関与して、そして問題のコード、V99のこと、このような上層部の秘密はエヴァンゲリオンにあり、エミは3年前の事故で父親が行方不明、その中で父のことを探ろうとして、防衛隊の秘密を探り、前回の総集編も含めて最後への伏線になっている模様で、脚本とシリーズ構成の妙に脱帽です。
(2) 空中戦!
 今回のデルタンダルは飛行形態で活動する月光怪獣、月光怪獣の肩書はタロウの改造エレキングがあったものの、月の光が出ていて活動、そして高速で飛びまくり全世界に被害、これはティガの末期に出た超古代尖兵怪獣ゾイガーの例があり、そしてマッハ9で飛行、これに対してSKaRDはアースガロンで対抗するものの、アースガロンの飛行能力は戦闘する場所に移動するための二次的なものでマッハ4が限度、初回の戦いは速度で負けて(燃料のなくなったのもある)、これはティガ50話、もっと高く!のゾイガーと同じ、デルタンダルは着ぐるみ怪獣で、一見オールCGの模様ですが、空中戦をここまで見事にやるのはビックリです。
(3) このままだとSKaRDは解散だ!
 そして、初回の戦いはSKaRDではデルタンダルを逃してしまい、ハルノ参謀長に怒鳴られて、そしてこのままだとSKaRD解体だというもの、これは帰マン6話で、岸田長官が、グドン、ツインテールとの決戦、MATの上層部はスパイナー=核兵器を使用する方針が、それだと避難できない都民(郷秀樹にとって、坂田兄妹がそれ)を犠牲にしてしまい、MATジープで接近戦で麻酔弾を使用する作戦をして、失敗したら岸田長官はMATは解散と言い、これは放映当時からMATを解散したら誰が戦うのだとツッコミありましたが、その後ゼットではストレイジ、上層部に逆らったために解散!になり、これは長官が侵略者(セレブロ)に支配されていたためですが、このブレーザーの世界だとSKaRDを解体して新しい組織を作ることを意味して、このSKaRDはハルノ参謀長が結成したものですが、今回の話だと、どうやらハルノ参謀長の意図は地球防衛だけでなく、かなり「下心?」もあったと思われて、そしてハルノ参謀長はエミの叔父の模様、今まで引いた伏線が生きてきて、こういう伏線を引いて回収はネクサスにあり、ネクサスはかつてウルトラシリーズ打ち切りの元凶として批判されて、しかし今は再評価されて、ネクサスのいいところをここで取り入れたものだと思います。
 ハルノ参謀長の喝にヤスノブは絞られたとへたり、この点中間管理職のゲント隊長はなかなか大変、他方、ヤスノブはアースガロンをあーくんと呼び、それは第6話で助けられたようにタダのロボットではない、それらの意味が生きています。
No.12229 - 2023/10/15(Sun) 07:11:54

ウルトラマンブレーザー 第14話 月下の記憶 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) エミのハッキング
 そして、エミは他のメンバーと今回は別行動、地球防衛隊日本支部の情報管理棟でハッキング、これは、ヒーローもののだと敵のシステムにハッキング(逆に、ゲバルガは地球のネットワークへのハッキング)は多いものの、味方?にハッキングは超異例、バザンガはファースト・ウェイブ、ゲバルガはセカンド・ウェイブと記されて、デルタンダルではサード・ウェイブの可能性に気づき、多くの方、これはエヴァンゲリオンでセカンドインパクトがあり、それを想起されたと思いますが、しかし警備隊に入られてエミは脱出、このような展開はウルトラシリーズでは異例、防衛隊GGFは、敵組織を思わせる、少なくとも過去のウルトラシリーズの上層部のようなものではない、昭和の第2次ウルトラシリーズの特捜チームの上層部はMAT、TAC、ZATと高圧的でもこのような秘密はなく、ネクサスでナイトレイダーとTLTの関係とも異なり、問題のV99、そしてドバシ・ユウの存在、ハルノ参謀長はエミの問いに答えず、秘密に迫るとSKaRDは解体、と、エミはSKaRDはハルノ参謀長の出世の駒と指摘、ドバシ・ユウは今後も出て来そうで、こういう謎が謎を呼ぶ展開はエヴァンゲリオン以来、しかしエヴァンゲリオンは謎をちゃんと解明せず終わり解明は25年後の劇場版、他方ウルトラはネクサスで謎を全て解明、ただ次回は今回の続きではなくファンタジーもの、クライマックスが楽しみです。
(5) SKaRDのチューンアップ
 そして、デルタンダル対策に、アースガロンを改装、その前に、アースガロンでデルタンダルの脱皮したものを調査、怪獣の脱皮は、過去に帰マン32羽のキングマイマイであったものの、単なる、昆虫や甲殻類のような脱皮はウルトラ怪獣では初、その結果、バザンガ、ゲバルガのような宇宙怪獣ではなく、地球の生物だと確定、そして、アンリは積乱雲からデルタンダル出現と気づいて、それで、ヤスノブはSKaRDの司令車をモッピー(MOPY)と呼んでいたもの、その前にアースガロンをあーくんと呼んで、この手の面白い展開もなかなか、そして高速の敵に対抗するために、射撃はアンリがやり、これもティガのもっと高くと同じ、過去作へのオマージュと、新規展開のものは素晴らしいものです。
(6) 特撮レジェンド俳優、寺田農さん登場!
 そして、エミはGGFのシステムにハッキングして、3年前の爆発現場に父がいて、そして救出にゲント隊長が当たっていたことを知ると黒服のものに捕まるもの、連れていかれて、ドバシ・ユウのところ、トレーニングしていて、ドバシ・ユウを演じるのはウルトラシリーズの常連の寺田農さん、初代マンのガマクジラに襲われるトラック運転手をして、平成ウルトラは何度も出て、ジードではリクの名付け親、しかし今回は如何にも腹黒い様子の黒幕?3年前の爆発時に助けられて、その施設の責任者、が、ドバシ・ユウはエミに好きにしろといい、するとハルノ参謀長はゲント隊長にエミを見張れと命令、謎と謎、なかなか面白いものです。寺田さんは田口監督のジード12話以来の登場、調べたら80歳、特に平成以降のウルトラシリーズによく出て、盛り立てて下さり、感謝しています。エミは、V99はバザンガ、ゲバルガを送り込んだ敵対勢力と指摘、ドバシ・ユウはとぼけて、そしてエミの父親とのものなど、面白い世界でした。そして、ハルノ参謀長はゲント隊長にエミを監視しろと命令、GGF上層部の秘密は過去にない面白さです。
(7) デルタンダルとの決戦
 そして、デルタンダルは飛行怪獣、アースガロンと空中戦、これはネクサスなどの板野サーカスよりスゴイ、しかしアースガロンはピンチ、それでアンリにノーコンでも撃てとゲント隊長いい、アンリ戸惑い、と、ヤスノブは「こんなこともあろうかと」装備を持たせて、「こんなこともあろうかと」はヤマト1作目の最終回、真田技師長のセリフ(実際には違う)として有名、ゲント隊長はアンテナを直すとして外に出て変身、そしてブレーザー、アースガロンとともに空中戦、ウルトラシリーズの空中戦は、初代マンの製作第1回の初代バルタン星人以来たくさんありますが、今回は地上で格闘戦はなく、全部空中戦、これは初めて(セブンとベロリンガ星人は意味が異なる)、ブレーザーはチルソナイトソードで撃破、田口清隆さんの特撮はスゴイ、シン・ゴジラもシン・ウルトラマンも超えています。
(8) エミとゲント隊長、ハルノ参謀長
 ラストシーン、エミはゲント隊長のところに来て、ドバシ・ユウのこと、ゲント隊長はドバシ・ユウを警護したと問い、3年前の事故、あそこで何が起こったか不明、爆発で研究員の何人か行方不明、助け語ったというのに、エミはゲント隊長が父を助けようとしたと安堵、これは大変な謎があり、あと10話ほど、この謎解明は楽しみで、エミにゲント隊長は謎の解明を許可、と、エミの前にハルノ参謀長、それもコート姿で現れて、本来ならSKaRD解体、エミは懲罰と言い、このハルノ参謀長の姿、イナズマンフラッシュのガイゼル総統を思わせて、今後も楽しみです。
(9) 兵庫県加古川市の住宅展示場にブレーザーのイベントに行きました。
 この前の三連休、兵庫県加古川市の住宅展示場にブレーザーとギンガ、ビクトリーのイベントがあり行きました、僕みたいな大人だけの参加も多く、顔なじみの方もいて、ペロリンガ星人、レッドキング、ギガスとのバトル、そして写真撮れてよかったです。インフルエンザも流行っています、皆さんお元気で。
No.12230 - 2023/10/15(Sun) 07:12:48

Re: ウルトラマンブレーザー 第14話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
1999年に「恐怖の大王」は撃墜されたことになっていますが、「中身」は到達成功、潜伏、暗躍しているということでしょうか。それとセミ人間はどうつながっているのでしょうか。
そして、上層部は何を考えてエミを止めないのか?入隊した理由が理由で、更に腕を上げるよう育て、父親が誰か分かっていてSkardに入れれば、ここまでするのは想定内の筈。ドバシの「私もよく分からないんだよ」はまるきり嘘でもないかもと思いました。(99を引っくり返してこの数字?)第66研究所で起こった「爆発」は、ブラックホールと関係が?だからブレーザーが現れた?そして行方不明者達は?もし父親が生きているなら、知識と技術を駆使してエミと更新して脱出するという父娘鷹の共闘がみたいです。
今回は中身が重かったけれど、その分笑いもありましたね。最後の一個の粉ふき芋は即答で「俺が食う」、ヤスノブがアースガロンをあーくん、特殊車輌をモッピーって、わざわざ字幕で呼称変更表示。廃車になったらモッピー引き取ってキャンピングカーにしてくるるも載せたりして。もちろん内外装はアースガロンの操縦席の払い下げ!無理か…。
それでは今日はこれにて失礼致します。
No.12231 - 2023/10/20(Fri) 16:43:23

ウルトラマンブレーザー 第15話 朝と夜の間に 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:中野貴雄 監督:田口清隆

(1) 令和の、恐怖の宇宙線、実相寺テイスト満載!
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。中東で大変な戦争、日本は気温低下と大変ですがいかがでしょうか。
 今回は初代ウルトラマンの、実相寺さんの名作、脚本の佐々木守さんとの恐怖の宇宙線の令和版、もちろんリメイクではなく、田口監督と脚本の中野さんの初コラボ、ギンガSのガンQの涙の延長線上にあり、昭和のムシバがこちらでアラタ、昭和だと、第1次シリーズでは、正統派のバトルものは円谷一監督や満田監督が専門、異色作は実相寺監督のものでしたが、平成以降、メイン監督された村石さんは遥かなるバオーンや怪獣漂流のようなギャグものもして、今回は初代マンの路線をやっても、終始笑いっぱなし、そしてハートフル、ウルトラマンは殺伐としたものではなく、人間の血が通ったものだと実感、ラストシーンは納得、。ゲントが家族を持っている意味が分かり、特撮も悪乗りがいい意味でやり、今回の主役は子どもたち、ギャグは昭和テイスト、ライダー、戦隊、あるいはガンダムでは昭和的な要素は全くないのに、これほど面白いものを2023年に見られるのは素晴らしいことでした。サブタイトルの朝と夜の間にの意味も絶妙、おそらく、天国で実相寺さんも佐々木守さんも、大後輩の大ホームランに拍手でしょう。
(2) 昭和のネタをうまくアレンジ
 そして、ジュンの友達、アラタの秘密基地があり、令和に秘密基地とは!ジュンもそこでガヴァドンの絵をかいて、すると工事場のオッサン、ヒゲ(これが昭和へのオマージュ)現れてのもの、こういうドタバタネタは平成以降の作品では見たことなく、今の子供さんはスマホや習い事で放課後にこんな光景は何十年ぶりに見たか、田口さん、昭和テイストの作品も多数演出されて、今回は初代マンのガヴァドンAタイプのみ、恐怖の宇宙線では子供たちがより凶暴なガヴァドンBに変えるのですが、このガヴァドンAの、まるで人を食ったように描写は面白いもの、僕みたいに初代マンから見ているものには展開は大体予想されて、ギャグの中にハートフルなもの、とても楽しかったです。そして、アラタの妹のツムギも出て、ガヴァドンは絵なので絵の食べ物を食べる、そして、陽が沈むと絵に戻り、さらに大きく描く、僕ら昭和世代には結末は予想できて、楽しかったです。
 なお、令和のガヴァドンの第一発見者を演じられた内野惣次郎さん、57年前の恐怖の宇宙線でガヴァドンを描いた子供を演じられた一人と、タカハシヒョウリさんのSNSで知り、それも57年前と同じバットとグローブを持ってのもの、ウルトラシリーズの深さに脱帽です。また、昭和のように土管に落書きは、今はコンプライアンスでダメとの指摘もSNSで見ました。最近は窮屈ですが、それでもいいものを作るウルトラマンの作り手に拍手です。
(3) ギャグが濃ゆい!
 ゲント隊長、ジュンに遊びに行こうといい、運動会は済んだなど、これまた昭和のモーレツサラリーマンのネタ、ここ30年ほどあまり見ていないネタのラッシュに拍手です。そして、サトコは、ジュンが自分から何をしたいと言わなかったという展開、これは現代的でした。
 今回は、SKaRDのメンバーはそれほど出ず、他方テルアキとヤスノブが右往左往、休暇中のゲント隊長にビデオで通信、が、映像を切るのを忘れて、パンツ姿のゲント隊長を見てエミとアンリビックリ、これも昭和のネタ、とても楽しかったです。これも昭和ネタ、こういういい意味で笑えるネタは令和の特撮ではなく、今や昭和からのネタの楽しさを味わえるのはウルトラマンだけかも知れません。サンテレビでは日曜日に太陽にほえろと必殺仕事人の再放送をして、昭和にはこんなスゴイものあったのかと、いずれも再放送などで見たものの、昭和の良さがウルトラマンだと味わえます。
No.12232 - 2023/10/21(Sat) 14:30:09

ウルトラマンブレーザー 第15話 朝と夜の間に 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) ガヴァドン、絵の大きさで変わる!
 今回ビックリは、ガヴァドン、最初に小さい絵だとそれの大きさ、テレビのインタビューで目撃者はぎょうざが歩いていたといい、そして大きく描くと大きくなり、なら展開は予想できて、ヒゲがガヴァドンを見つけてバケツで頭をふさぐなど、ドリフターズネタ、ツムギは誰にも話していないのにネットでバレると近代的、広場に大きく描くと巨大怪獣として実体化、人間の大きさのものを隠すのに子供たちがおしくらまんじゅう、こんなもの見るのは何十年ぶり(おしくらまんじゅう、平成のジャブナイルものに初めてか)、ヒゲがガヴァドンをつかむと消える、デジタル技術のなせる業、アラタたちは広場にガヴァドンを大きく描いて、そして決戦時のブレーザーのアクションも、まるで70年代のドリフターズのネタ、僕ら昭和世代には、70〜80年代の土日はテレビで楽しんで、土曜日は夕方にゴレンジャー(関西だとゴレンジャーは夕方6時から)、7時からアニメ、8時から全員集合か刑事ドラマ…とテレビ楽しかったのを思い出したものです。
(5) 寝ているだけでライフライン止まる
 そして、ガヴァドンは宇宙線(これが降り注いだのがゲント隊長の自宅近く)を受けて実体化、大きくなり、昭和同様寝ているだけですが、それでライフラインが止まる点は昭和と異なり、阪神淡路大震災、東日本大震災を経てのもの、SKaRD上層部の指示でガヴァドンを倒せになり、もちろん防衛隊は宇宙線で絵が実体化と思わず、コスモスのような怪獣との共存は大変、この点はコスモスで描かれていて、そして防衛隊はガヴァドンにミサイルを撃っても、ガヴァドンはフワフワで飛び散るもの、これはギャグ!笑えるネタの連続、こういうネタ、怪獣を倒さない話は初代マンからたくさんあり、そして子供メインのもの、子供メインは第2次シリーズでお子様ランチと批判されたこともありましたがそれは間違い、他方ダイナの少年宇宙人、ガイアの遠い町、ウクバール、コスモスの雪の扉と、怪獣は出てもウルトラマンと全く戦わない話(いずれも太田愛さんの脚本、原田昌樹さんの演出)のようにはいかないものの、ファンタジーのもの、それに通じて、本当に楽しかったです。今回はアースガロン出ず、その意味もよく分かりました。
(6) ウルトラヒーローには夕日が似合う
 そして、ジュンたちのところにビルが倒れ掛かり、ゲント隊長変身して助ける、この展開は昭和からたくさんあり、そして、チルソナイトソードを使って反応なし、そして格闘戦?はギャグ、何か、50年前の、体力の限界に挑戦する爆笑寄席の世界?ドリフターズと、関西のお笑いネタのハイブリッド、スパイラルバレードで、まるでUFOキャッチャーみたいにガヴァドンを釣り上げて、スパイラルバレードは、第2話で釣り竿になるのが判明ですが、万能の武器、それでも掴んでも落ちてしまい、これはガヴァドンよりスカイドン的なネタ…で、突然夕陽になり、ウルトラヒーローには夕日が似合う、言うまでもないウルトラセブンとメトロン星人、エース最終回、タロウとピッコロなどあり、これはSNSでブレーザーにはタイムリミットないのかとツッコミあり、しかし、子供たちのガヴァドンを殺さないでを受けてブレーザーはガヴァドンを連れて飛び去り、ガヴァドンは子どもたちと一緒にいられないと納得、これも初代マン以来たくさんの前例のあるもの、最後、一番星のシーン、ガヴァドンは星になった、ジュンの絵が星になった、は素晴らしいものでした。アラタ、ツムギは外国に行き、それでもジュンに忘れないでの結末は、ダイナの名作、少年宇宙人を思わせました。
(7) ジュンの思い
 ガヴァドンを思い走り出し、ジュン、それを思うゲント隊長とサトコ、最後、ジュンを迎える際に、ゲント隊長、いつの間に制服から普段着に、というツッコミは野暮(仮面ライダーの死神カメレオン後編でナチスの宝の箱から仮面ライダー出てきた、あれと同じ理屈はどうでもいい、仮面の忍者赤影で戦国時代に巨大ロボット、UFOが出ても違和感なしと同じ)、まさに昭和の良さ、ゲント隊長、ジュンとたまには遊んで、キャンプ、カレー作り、焼肉と、これまた昭和テイスト、感動的な作品でした。今、世界各地で戦争、日本国内も殺伐とした雰囲気で、その中で、希望を信じさせてくれるウルトラマンは素晴らしいです。
(8) ウルトラマンの可能性は無限にある
 僕は、SNSで、ウルトラマンの関係者とつながり、初代マン、Qのヒロインをされた桜井浩子さん、各地で活躍されて、11月には東京でウルトラコンベンション、また、名俳優の佐野史郎さん、毎回ブレーザーを見てSNSで発信、11/2に発売のモノマガジン、佐野さんと田口さんの対談、コーディネートしてくださったのは桜井浩子さん、円谷コンベンションには庵野秀明さんもゲスト出演されて、ブレーザーの新展開、おそらくこれは来年春の劇場版と思われて、あるいはスピンオフ作品か、これほどウルトラマンが特撮の中心にあるのは異例、また住宅展示場など行きます。
No.12233 - 2023/10/21(Sat) 14:31:13

Re: ウルトラマンブレーザー 第15話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
遂にテレビ本編で「ギョウザ」と言われる日が来ましたね!これは「新マン兄さん、帰りマン兄さん」に匹敵すると思います。しかしこの話、裏に重いものを感じたのは私だけでしょうか。アラタの怪獣の「破壊する」の三連呼は、何かストレスを溜め込んでいるような気がして、帰りマンの「じゃみっこ」の、いじめられっ子を思い出すのです。盗んだ銃を乱射して、「もうやめろ!」と止められていたあの子。案の定、引っ越しへの不満と不安を抱えていました。
そして、結局ガヴァドンを宇宙に放すしかなかったのは、「ごめんよ。僕たちが君を大きくしすぎちゃったんだ。」…「飼うのなら責任持って最後まで」とペット問題に繋がるような気もします。ガヴァドンがBタイプにならなかったのは救いでした。街を破壊していたら、ジュン達は罪悪感でどうなっていたか。
それでは今夜はこれにて失礼致します。急に晩秋に突入したような今日この頃、皆さんお大事にして下さいね。
No.12234 - 2023/10/27(Fri) 22:50:42
ウルトラマンブレーザー 第6話 侵略のオーロラ 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:継田淳 監督:辻本貴則

(1) ヤスノブ主役編、ギャグもあり
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。台風7号、各地で大被害、幸いに神戸の被害はそれほどひどくなかったものの、各地で大雨、どころか翌日も新幹線遅れると大変でしたがいかがでしょうか。
 今回は、メカニック担当のヤスノブ主役編、そしてセブンに登場したカナン星人の55年ぶりの再登場、これ、カナン星人はかつて、昭和のムック本で仮面ライダーに似ていると指摘されて、もちろんカナン星人が先ですが、何とSNSで、これはどういう仮面ライダーかという書き込みもあり、しかしギャグも多数、そして昭和のテイストもあり、本当に楽しかったです。ヤスノブはアースガロンを開発、ヤスノブにとってはアースガロンはわが子、あるいは友、その点が途中に現れて、そしてヤスノブは関西弁、時計のバージョンアップも頼まれて、パソコンのチェックなど大変な活躍、私人になり、コインランドリーを使用して、洗濯機にくるると名前を付けてかわいがるもの、実は僕も、家の洗濯機が一時不調になり、悪戦苦闘して直りましたが、今回のヤスノブの位置、僕も理科系で、電子工作などしたもので、よくわかり、ブレーザーは各隊員の描写も見事、そして、ギャグ、テルアキがみんなにトマト、というものが専用車まで出てくるもの、これはオーブでシリアスとギャグをうまく両立、さらに、悪ふざけではなく、往年のドリフターズのギャグを思わせるものもあり、そのヤスノブ、過労で、早退、そしてゲント隊長、このキャラはシリアスとギャグをうまくやり、移動司令車は、第2話に続いてギャグ的なものもあり、本当に楽しかったです。今回のメインテーマは、最期転落するテルアキを助けたのが、カナン星人に操られたアースガロンの点、これはアースガロン、ロボットでも人間の心がわかるため、古くは、ジャイアントロボで、妖怪ゲルマ博士の話、ニセ大作に操られて破壊するジャイアントロボが本物の大作の言葉を理解して破壊を止めるシーンがあり、アースガロンは内部で人間の操縦する、ガンダムタイプのロボットですが、それでも人間の心はわかる、昭和以来のSFの流れで、とても素晴らしいものでした。
(2) 第6話で侵略宇宙人登場
 カナン星人はセブンの北に還れに登場、オーロラ光線でメカを操り破壊活動をするもの、が、今回の個体ハービーは何と白昼堂々コインランドリーでヤスノブの前に現れて(そもそもヒーローものでコインランドリーが舞台は前代未聞)、機械には負の感情があり、それを悪用して侵略、オーロラ光線は各地に照射して様々なメカを操れるもの、セブンの時よりスケールは大きく、が、コインランドリーでヤスノブと接触、一緒に侵略しようというもの、もちろんヤスノブは拒否、と、自分の服を出して、一緒に来なよ、これを着なよとダジャレ、セブンには生活感あふれる宇宙人がいろいろ出て(典型は初代メトロン星人)、それを思わせるもの、そして、コインランドリーのお気に入りのくるるも絡み、上半身裸にされて、ヤスノブ役の梶原颯さんは、こういうエンジニア役としては珍しいマッチョ体型、それをうまく使い、そしてヤスノブがコインランドリーから逃げたカナン星人を追うと、コインランドリーに何と田口清隆監督がカメオ出演(昭和で言うチョイ役)、サプライズで楽しかったです。カナン星人は女性声優によるものの、自分のことを僕というもの、もちろん女性で自分を僕と言う人もいるし、プリキュアでもありますが、不思議な魅力でした。
 その、ヤスノブに接触するゲント隊長、テルアキから託されたトマトを持参してのもの、これは演じる蕨野さんのユニークさもあり、が、直後にカナン星人ハービー出現、機械の、負の感情、高い能力があるのに他人にこき使われてストレスというもの、オーロラ光線はその負の感情を操るもの、カナン星人はアースガロンの悪用を意図、もちろんヤスノブは協力せず、そしてくるるに、カナン星人の居場所を尋ねて、ヤスノブはくるるを友達と思い、その感情がくるるを動かして、ヤスノブは風力発電の、カナン星人のアジト付近に移動、さあ、決戦だ!です。で、ゲント隊長にもくるるはヤスノブのところを教えるもの、これは令和になっても人間と機械の信頼のものを示して楽しかったです。
No.12206 - 2023/08/19(Sat) 14:20:19

ウルトラマンブレーザー 第6話 侵略のオーロラ 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(3) 人類の武器が侵略者に悪用される
 このように、アースガロンはオーロラ光線を受けて、カナン星人に操られて、人類の武器が敵に悪用されるのは昭和以来多数あるものの、人間搭乗型のロボットがこのような遠隔操作(鉄人28号みたい)はあまり記憶になく、大抵はロボットに敵側のパイロットが乗り込むもの、SKaRDによる緊急の遠隔操作も無効、そしてカナン星人の故郷は戦争を繰り返して荒廃して、地球侵略になるもの、これも昭和以来特撮・アニメでたくさん使用された設定ですが、今はロシアのウクライナ侵攻があり、自然破壊が無数されて、我々も無縁ではない、ものです。
(4) カナン星人に対抗するSKaRD
 そして、専用車で対抗するゲント隊長たちSKaRD、しかし車を操られたアースガロンに捕捉されて、しかし最終的に攻撃はされず、落下、ゲント隊長、撃つなら俺を撃てとしてアースガロンを誘導、他の隊員(トマトがキーアイテム)は混乱、そして狙われたゲント隊長、ついにウルトラマンブレーザーになり、ただ、アースガロンは破壊できず、もちろんこれは原点のウインダムとのバトルがあり、セブンの、北に還れでは、セブンとカナン星人に操られたウィンダムのバトルは何かお遊び的なものでしたが、真剣なものがこちらにありました。
(5) 水上でのバトル!
 操られたアースガロンと、ブレーザーのバトル、ブレーザーは破壊するわけにいかず、カナン星人ハービーはこれに満足、が、ヤスノブはアースガロンにやめてと叫んで、君の敵はウルトラマンではない、この水上のバトル(CGもうまく使ってのものらしい)は短いながら迫力でした
 そして、落下したヤスノブを、ブレーザーが助けたのではなく、アースガロンが助けて、これはアースガロンとヤスノブは友達のため、日本のSFだと、鉄人28号みたいに正義の感情の全くないものの方が異例、アースガロンは負の感情ではなく、ヤスノブと友情があり、そのため、これは感動的。そして風力発電システムのロケットで逃げようとしたカナン星人をブレーザーはスパイラルバレードで撃破(それもグルグル回っての凝ったもの)、見事な展開でした。ちなみに、桑田次郎さんのセブンのコミカライズ版だと、カナン星人はセブンのアイ・スラッガーで切っても再生するのに、熱に弱くエメリウム光線で撃破でした。
(6) いい結末
 ヤスノブ、能力を超えて抱え込んでしまい、ゲント隊長に注意、しかし、アースガロンは友達、もちろん誤動作ではなく、ヤスノブの声が届いたため、この、アースガロンが人間の感情を理解する展開は、いずれさらに設定として生かされると思います。
 次回は、ゲント隊長の恩師を巡る前後編、ブレーザーは大変に好評、今後も楽しみです。
(7) 友人が円谷英二さんの記念館で講演
 友人の特撮、ゴジラ研究家が、福島県須賀川市の円谷英二さんの記念館に招かれて、戦争と平和を講演、須賀川市にはウルトラマンと怪獣のモニュメントがたくさんあり、他方ゴジラは記念館の中、須賀川市の市長さんがウルトラマンのファンのため、大変に充実したものであったとのことです。ウルトラマンはこの10年で人気・知名度は激増、今や日本の特撮を代表する文化です。
 まだ大変な残暑厳しいです、皆さんお元気で。
No.12207 - 2023/08/19(Sat) 14:20:57

Re: ウルトラマンブレーザー 第6話 侵略のオーロラ / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
高い能力があるのにこき使われて、似たもの同士のヤスノブとくるる。嫌と言えないんですよね。二人(?)の違いは愚痴を言えるか言えないか。くるるの愚痴を言わせるカナン星人、これには私も言い返せません。何度具合の悪い家電にブチ切れたことか。言うだけ言って消えるカナン星人を追うためくるるに頼むヤスノブを行かせてくれたくるる、友達と思ってくれたんですね。ゲントに居場所を教えてくれたのは、自分に頭を下げてくれたから、ヤスノブを一人で行かせて心配だったから。ありがとう、くるる。
さて、隊員達は車でアースガロンの後を追いますが、トマト持ったまま!買い物帰りみたいと思ってしまいました。当然跳びはねるトマト。もったいない!アースガロン、口から火を吐くかと思いきや、ポイ捨て。ちょっとだけ我に返ったか?その後、囮になって引きつけるゲント、変身しますが、やっぱり強いアースガロン。ウインダムカスタムみたいに壊すしかない?が、ヤスノブの呼びかけは届いていた!巻き込まれて落ちる彼をキャッチ、活動停止したのを見届け、ギャグ漫画風に体を捻ってバーレルを飛ばし、竹トンボ型の脱出艇を破壊しました。
その後、ゲントとヤスノブはお礼にくるるの掃除をしながら、一人で抱え込まないように、でも早くアースガロンと友達になりたい、もうバッチリじゃないか、と会話。ほっこりしますね。アースガロンはそのうち「喋る」と思いますが…。
ところで副隊長、「よく出来た女房」役だと思いません?
それでは、今夜はこれにて失礼致します。早く天気が落ち着きますように。
No.12208 - 2023/08/25(Fri) 22:51:27

ウルトラマンブレーザー 第7話 虹が出た・前編 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:山崎太基 監督:中川和博

(1) 怪獣は自然、マッドサイエンティストもの
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。札幌でも猛暑日と大変な暑さですがいかがでしょうか。
 今回は前後編作品、ニジガカチという自然を体現した怪獣、横峯万象という怪獣学のスペシャリストでゲント隊長の恩師という設定、そして、怪獣は自然だという展開は、例えば帰マンのウルトラ特攻大作戦で、台風怪獣バリケーンの際に使用されたもの、横峯教授はマッドサイエンティスト、これら昭和のウルトラシリーズの初期からの展開をうまくやっていて、ウルトラシリーズは、ストーリーでギンガ以降奇抜な展開はなく、初代マン以来のオーソドックスなものに、最近のテイストを入れてうまくやっていて、それ故にファンに受けているもので、ニジカガチ、天弓怪獣の別名を持つもの、これら昭和以来の展開で、横峯教授は登場時から怪しい雰囲気、ゲント隊長との展開も予想されて、かなりの強敵、鎧を外して変形というのはサプライズ、デッカーでもマッドサイエンティストは出たものの、横峯教授の言う、自然を破壊したのは人間というのは、今の、気候変動ではなく国連事務総長も気候沸騰というもの、今は世界で異常気象、異様な猛暑、場所に寄り大変な山火事、他方豪雨災害、日本でも台風で被害続出の今、自然を破壊したのは人類で責任ありという展開は昭和からのものですが、平成だとガイアで、アグルの藤宮は人類が問題と指摘、また大鉄人17では、敵のブレーンは、人類こそむ地球のがん細胞というもの、これら、今から30〜50年前の設定は2023年になり深刻、もちろん横峯教授のやり方はダメですが、しかし一理はあり、これもウルトラシリーズでは何度も取り組まれた設定と展開、それを新鮮にやってくれて、それだからシリーズは支持されるのだと再認識です。横峯教授の怪獣の目の本の意味も、後で出てきます。逆さまの虹もあり、そして、ヤスノブ、アースガロンの強化アイテムのネタも最初に出て、脚本のうまさに脱帽です。
(2) 前編、後編の表記
 今回、前編・後編の表記がウルトラマンマックス以来のサブタイトル表記、昭和では、初代マン、セブン、80では続くストーリーはこの表記、しかし第2次シリーズはそれはなく、帰マンの第5話前編の表記なしに続く、になったのにビックリしたこともありました。平成では、ティガ、コスモスでは前後編の表記あり、なしの続きもののストーリーもあり、仮面ライダー、戦隊シリーズでは前後編の表記は基本なし、ただ、集団ヒーローのルーツ、忍者部隊月光では前後編展開で全部表記ありで、令和の特撮ヒーローで前後編の表記はおそらく初めて、これは面白いものでした。
(3) 精密な怪獣考証
 今回の強敵、ニジカガチ、気圧を下げて雨を降らせる、台風発生、これは自然現象と一致、前述の帰マンのバリケーンもその設定ですが、昭和のために描写はアバウト、攻撃をものともせず、自然をコントロール、ある意味、マックスの、第3惑星の奇跡でのイフを思わせるものもあり、そして今回はブレーザー、新怪獣がたくさん作られて綿密な考証、素晴らしいものでした。
(4) ゲント隊長と横峯教授の釣りのシーン
 ゲント隊長は学生時代、横峯教授の講義を聞いて、怪獣学のスペシャリスト、横峯教授、釣りをして、ゲント隊長も並ぶもの、これも昭和の展開、そもそも特撮ヒーローで釣りのシーンは、最近は珍しく、ライダー、戦隊では昭和的な描写は少なく、他方ウルトラマンだと昭和テイストをうまく取り入れて、見事な描写に圧倒されました。恩師との対立は、前作のデッカーの第10話でもあり、横峯教授のルーツ、ニジカガチのもの、怪獣は怖れ、敬うもの、神という姿、納得です。
No.12209 - 2023/08/26(Sat) 15:29:12

ウルトラマンブレーザー 第7話 虹が出た・前編 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) 半年後を予言?の節水節電
 今回は劇中でも猛暑の設定、節電・節水と張り紙で、どうやらエアコンは止めていて、アイスクリームで対応、撮影は半年くらい前ですが、今年の猛暑を予想していたようなもの、もちろん自然現象、気候変動がテーマののためでしょうが、SFものではこういう例は稀にあります。
(6) マッドサイエンティスト、天才の横峯教授
 今回の横峯教授のルーツは初代マンのジラースを育てたモンスター博士、中村博士、しかし、過去にウルトラシリーズだけでなく、SFものに出てきたマッドサイエンティストは天才と紙一重、これは科学技術、使うものの意思により正義にも悪魔にもなるという設定の延長線上にありますが、この手のマッドサイエンティストものは様々な展開があったものの、前編ラストの展開は想像もつかなかったです。
(7) ニジカガチ、第一形態
 そして怪獣出現、ゲント隊長、SKaRd出撃、誘導弾効果なし、やはり、マックスのイフを思わせるものもあり、ニジカガチは空気を吸い取り、低気圧にするもの、実際台風で頭痛になる例もあり、ゲント隊長はニジカガチの文献を知り、これは太平風土記など、オーブにも前例ありましたが、精密な設定に脱帽です。
 そして、エミが文献を調べて、雨の怪獣、ニジカガチを呼び出すのに聖なる儀式が必要、古墳に記録、7つの色など、SF設定の見事さにビックリです。
(8) ゲント隊長と横峯教授の対立
 再び、ゲント隊長は横峯教授と対峙、人類が脅かされるなら怪獣は排除、しかし、横峯教授は、人類が自然を破壊、怪獣を排除、好きに暴れているのは人類という、昭和の、70年代の発想、平成・令和であまり見なかった人類への批判、ニジカガチによる国のリセット、雨で文明を破壊、ゲント隊長、先生の講義が面白くなかったといい、同行を求めて、横峯教授は眼鏡を捨てて変化、マッドサイエンティストもので眼鏡を捨てるのは前例も昭和にあり、70年代の、昭和SFの再来にビックリでした。
(9) ニジカガチと対峙、しかし形態変化
 ニジカガチは地球破壊を意図、最初の決戦の場は雨なし、台風の目、アースガロンで対峙するものの、ニジカガチは鎧を開いて、解析不能の、未知のエネルギー新怪獣、素晴らしいものでした。中川監督、本篇も特撮も素晴らしい演出、ギンガから10年、これほど特撮技術むの進化はビックリ、これなら放映期間半年でも文句なし、今や日本の特撮の主役はウルトラマンです!
(10) 敗れたり!スパイラルバレード
 ゲント隊長はブレーザーに変身、しかしニジカガチは圧倒的に強く、こういう新怪獣による強敵の展開は久しぶりのもの、そして、ブレーザーは伝家の宝刀、スパイラルバレードを放つものの跳ね返されて、カラータイマー赤に、そしてニジカガチの高エネルギー光線を受けて敗退、今回は全体にシン・ウルトラマンの要素も感じて、強敵との対決、ウルトラシリーズの真骨頂を見ました。
 次回はアースガロンのパワーアップ、こうい、ヒーローの基本必殺技の敗退だと、ヒーローに新しい必殺技の登場(帰マンがベムスターに敗退して、セブンにウルトラブレスレットにもらう)でしたが、次回も楽しみです。なお、今NHKのFMの、アニソン・アカデミーでウルトラマンの特集、主題歌・挿入歌だけでなく、BGMも流れて、初めて聴く曲(グレートのイメージソング)もありよかったです。猛残暑続きます、皆さんお元気で。
No.12210 - 2023/08/26(Sat) 15:29:52

Re: ウルトラマンブレーザー 第7話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
実際に起こっている地球規模の異常気象。好き勝手した人類はニジカガチに全て流させてリセットとは、ノアの方舟のようです。それが現実に起こるのでは?と思わずにはいられません。教授の言うことにも一理あるけど、今は止めなければ、とアースガロンで出撃するもダウン、ならばと変身しますが歯が立たず、消えて砲撃を避けるしかありませんでした。今回はドルゴのように眠ってもらうことは出来るのか?
それでは、今日はこれにて失礼致します。
No.12211 - 2023/08/31(Thu) 14:44:39

ウルトラマンブレーザー 第8話 虹が出た・後編 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:山崎太基 監督:中川和博

(1) マッドサイエンティストSFに見事な結末
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。残暑は厳しく、しかし地元ではセミの鳴き声はツクツクボウシのみになり、夜はコオロギが賑やかですがいかがでしょうか。
 今回はブレーザー初の前後編、怪獣SFとして大変に面白いもの、マッドサイエンティストもの、横峯教授のやったことはもちろん肯定できませんが、ウルトラシリーズで、ウルトラマングレートは、最終回前後編、地球環境を破壊する人類に地球そのものが業を煮やして怪獣を派遣して滅ぼす展開があり、それも想起させるもの、そして、地球環境問題は、広く公害と見ると、スペクトルマンの、宇宙猿人ゴリは、美しい地球を公害で破壊する人類を許せない設定、帰マンの、怪獣使いと少年、メイツ星人は公害にやられて弱体化、新造人間キャシャーンは、公害処理のためのロボットが人類に反旗、そして宇宙の騎士テッカマンは、その公害のために人類は3年で滅亡という、この半世紀、公害、環境破壊で人類の責任を問うSFはたくさんあり、ウルトラシリーズだと、マックスは環境問題が怪獣を産む展開も多く、マッドサイエンティスト、横峯教授に、テルアキが説得、解決をするもの、そして最後の落ちは半分予想できて、アースガロンの強化もあり、僕ら長年SF特撮、アニメを見ているものには新鮮な展開です。
(2) ゲント隊長、正体?
 前編でブレーザー敗北、そして、アースガロン修復に出たはずのゲント隊長、離れたところで倒れていて、そしてこの手の定番、負傷して病院に収容、その前に、俺は死んだのかと問うもの、この手のシーンは昭和から無数あり、正体ばれている?過去の平成以降の作品だと、仲間が気づく例もありましたが、ゲント隊長、危機に、点滴を外して前線復帰、これまた昭和以来の展開で、そしてニジカガチは台風を発生させて、航空部隊は接近できず、これは偶然、台風被害の連続する2023年夏に合っていて、納得の展開でした。
(3) テルアキ副隊長の活躍
 横峯教授の対策に、ゲント隊長ではなく、テルアキ副隊長、横峯教授の著書を読んで、それで対策、そのサポートをエミ、アンリがして、ヤスノブはアースガロン強化アイテム、Mod.2を装備、しかしテストもせずいきなり実戦に、これも昭和以来の展開、ニジカガチの弱点、光線発射口攻略のため、これは脚本がうまくできていて、ウルトラシリーズ、ギンガ以降2クールが定番ですが、しかし年の前半は再放送、総集編で冷却期間を置いて、年の後半に密度の濃いものを放映、これは、様々な制約で1年の放映が困難なものを、うまく使って、この点、仮面ライダーや戦隊シリーズは1年なのにと不満もあるものの、半年の制約をブレーザーではうまく使い、その点は見事です。
 ゲント隊長は、横峯教授を倒すと解決、人類を救うために一人を犠牲にと言及して、これは日本のヒーローものでは禁句、そしてテルアキ副隊長が反対、最悪の場合、教授の命を奪うというハードな展開、人命、生命を大切に、という観点、見事な脚本でした。
No.12212 - 2023/09/02(Sat) 15:26:58

ウルトラマンブレーザー 第8話 虹が出た・後編 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 生きようとする気持ちを否定してはいけない
 今回は、テルアキ副隊長、横峯教授と対峙、問題の腕輪を破壊する点は定番で、そして横峯教授、それでも毅然と対峙は新鮮、横峯教授、ニジカガチで人類の環境破壊を糾弾、しかし、人類を滅亡させるのではなく、文明を破壊して、その後新しい文明を人類が作るという展開は、昭和のこの手の環境問題だと、人類は悪、全滅させろとなる点と異なり見事なものでした。
 その中で、テルアキ副隊長、怪獣の目を通して人類を見た横峯教授のことを指摘、生き物の、生きたい気持ちこそすべての生物が奪ってはいけないいちばん大切なものというセリフは、日本のSFものの根幹ですが、横峯教授、最後は死ぬと見ていたのに、意外な展開で、生命の尊厳は日本のヒーローものの根幹ですが、それをこれほど見事に描いたセリフは稀!戦争しているどこかの国の大統領は知るべきとすら言えて、素晴らしいもの、このセリフでこの回は名作になったと言えます。
(5) アースガロン、パワーアップ
 ニジカガチと、Mod.2を装備したアースガロンの対決、これは、アースガロンが怪獣型ロボットの設定が生きて、特撮のロボットだと、戦隊シリーズに出てくる巨大ロボットは、大半ガンダム型の人型ロボットですが、ウルトラシリーズでゼット以降、セブンガー、ナースデッセイ号、テラフェイザーと、怪獣にルーツのあるロボット、この点は戦隊シリーズやロボットアニメと見事に差別化、新兵器を、テストなしでやり、ニジカガチの切り札の光線発射口を破壊したのはアースガロン、ヤスノブの功績、アースガロンの援護なしでブレーザーは勝てず、この手の展開もウルトラシリーズ定番ですが、魅せてくれました。
(6) ブレーザーもパワーアップ!
 そして、ニジカガチの発する虹をブレーザーがつかむと主題歌が流れて、それが新しいブレーザーストーンになり、そしてギンガ以降定番のインナースペース描写が部分的に使用されて、変身アイテムにブレーザーストーンをセットして、新必殺技、レインボー光輪を発動、そしてニジカガチの弱点をアースガロンの攻撃で攻略、これは前作、デッカーのラスボス攻略にも似て、最後は新必殺技で一刀両断、この手の切断の描写は平成以降制限されているものの、見事な描写で、中川監督も若くして素晴らしい特撮、本篇を見せてくれて、大変に素晴らしい描写でした。
(7) サイン下さい!
 横峯教授は、ティガ「影を継ぐもの」でイーヴィルティガになったマサキ・ケイゴみたいに逮捕だと思っていたら、テルアキ副隊長、サインくださいは大爆笑!いや、これはある程度予想されて、この手の展開、昭和では、仮面ライダー初期の、死神カメレオン後編、万博広場からナチスの宝の箱を開けたら仮面ライダーがいた、あの展開、最近のファンは笑えたという人も多いものの、本放送見た時には箱の中から仮面ライダー出ると予想したのに類似、ハードSFの中で楽しめたものでした。この展開はさすがでした。
(8) 横峯教授は無罪放免
 そして、ゲント隊長、テルアキ副隊長は農作業でラストシーン、で、横峯教授、嫌疑不十分で無罪放免(あれだけ強力な怪獣を一人で使えない)は若干無理もありますが、しかし、最後釣りをするシーンを見て、それもメガネをしてのもの、最終回付近で横峯教授、ザムシャーやカコのように主人公を助けに来る(前作のグレゴール人グレースは劇場版でその展開)と予想します。
 今月は、神戸の住宅展示場で、ブレーザーのイベント、撮影会あるので参加予定、たぶん小さいお子さんもたくさん来るので人気リサーチします。次回はガラモンがウルトラQ以来の登場、ブレーザーは放映後ツイッター(現X)でも話題、今後も期待です。皆さんお元気で。
No.12213 - 2023/09/02(Sat) 15:31:11

Re: ウルトラマンブレーザー 第8話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
敵の体内から武器を手に入れるというのは、神話にもよくありますね。しかし「虹を掴む」とは思いませんでした。野性的なブレーザーには森羅万象を多少なりとも操る力があるのかも。…結局ニジカガチは倒すことになってしまいましたが、そもそも人間が元凶だということを忘れてはいけません。私も色々我慢するべきなのですが、大変難しい問題です。
それにしても、テルアキさん、新米持って手伝いに行きますから、トマト分けて欲しいです!今こちらでは高値なんですよ。たまには他県の米もいいものですよ。
それでは今夜はこれにて失礼致します。早く涼しくなりますように。
No.12214 - 2023/09/08(Fri) 21:24:45

ウルトラマンブレーザー 第9話 オトノホシ 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:植竹須美男 監督:越知靖

(1) ガラモンが57年ぶり登場、そしてキーワードはQ
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。朝晩は涼しくなりましたがいかがでしょうか。
 今回はガラモン、ウルトラQ以来の57年ぶりの登場、親戚?のピグモンは、ザ・ウルトラマンでピグというロボットで出て、平成はパワードに出て、テレビシリーズではマックス以来よく出ていますが、ガラモンは珍しいもの、これはマックスで作ったピグモンの改造ではなく、新規造形の模様、そしてウルトラQでは隕石怪獣でしたが、今回はロボット怪獣と表記、ガラモンをロボット怪獣と表記するのは、昭和の特撮同人誌にありましたが、マニアックでした。
 さらに、アンリの元に、コンサートの招待、ツクシのおじさん、10年前に知り合ったもの、それも演奏するのはアンサンブル「Q」、ウルトラシリーズで「Q」は様々な意味があり、エースでは超必殺技、スペースQ、ベロクロン2世のものに歯科医院Qなどあり、後でサプライズもあり、脚本の植竹さんは今年2月に亡くなられたというもの、いい台本を書いてくださり、ありがとうございました。
(2) 日刊ゲンダイに、ブレーザー絶賛コラム載りました!
 日刊ゲンダイに、コラムニスト海原かみなさんが、ウルトラマンブレーザーを絶賛するコラムを書かれて、https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/328519 日刊ゲンダイは辛口批判が多く、10数年前、円谷プロ買収の際にかなり厳しい記事書かれたと記憶しますが、もちろん今の円谷プロ、ウルトラマンは全く異なり、田口清隆さん、ブレーザーは、半沢直樹の銀行を防衛隊にしたと語り、なるほど、ブレーザーは、第1話、ハードな展開でも子供たちに好評、今や世界市場を得て、こういう絶賛、2018年に脚本家の三谷幸喜さんが朝日新聞のコラムでジード、R/Bを絶賛してくださったのはありがたいものでしたが、最近のウルトラマンは特撮をリードするものでした。
(3) 参謀長、24時間でアースガロン修理せよ!
 今回も参謀長は名前のみ、24時間以内にアースガロンを修理せよ、しかし、前回のニジカガチとの戦いでダメージ、ヤスノブ大変、現実には、アースガロンは1機ではなく、緊急用のスペアの機種を用意するもの、実際、昭和の作品だと、特にTAC、ZATはしょっちゅう戦闘機墜落なので必須、この点は、ガンダムなどのリアルロボットで展開はありますが、ゼット以降のロボットは1機のみ、参謀長は、怪獣は待ってくれるのかといい、整備班長大変、ゲント隊長も説得、ゼットだと、バコさんたちの苦労描かれて、作品により面白いものでした。
(4) ゲント隊長、新アイテムGET
 これ、ブレーザーはゲント隊長と合体、これは初代マン以来の展開ですが、しかしブレーザーの意思と、ゲント隊長の意思のどちらが優先か、そして、ゲント隊長、ブレーザーと対話、人間とウルトラマンの合体は、初代マンのようにハヤタの意思はないもの、帰マン、エースのように逆にウルトラマンの側の意思なし、平成だと、グレート以来、人間とウルトラマンの対話のあるもの、ニュージェネレーションだとエックス、タイガ、ゼットにあり、今回はそれらと異なるもの、そして、ゲント隊長がヤスノブの野菜ジュースを少し飲んでむせて、ブレーザーと対話して、新ストーンをGET、これは、隊長が変身という設定をうまく利用、素晴らしいものです。そして、ブレーザーというのは、ゲント隊長の勝手な命名、そして、喋れないブレーザーに、拍子で応答する展開は愉快なものでした。おそらく、こういう展開で最後、正体ばれになるかと予想されます。
No.12215 - 2023/09/09(Sat) 15:37:34

ウルトラマンブレーザー 第9話 オトノホシ 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) 音楽家、東儀秀樹さんゲスト出演
 今回は、アンサンブルQのリーダー、セミ人間ツクシに音楽家の東儀秀樹さんゲスト出演、東儀秀樹さんのCDも聴いたことあり、今回は、クラシック音楽でピアノ四重奏(ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)というものの変形(ヴィオラの代わりにコントラバス)、そして、ウルトラQのテーマ曲を東儀秀樹さんの編曲によるこの編成、ウルトラQのテーマとともにガラモン活動開始、実に凝った展開、どうやらセミ人間、ガラモンは侵略のものでしたが、アンリに止めてほしい、彼らは人間として、地球で生きることを意図など、この手の展開はウルトラシリーズにたくさんありましたが、音楽とドラマ、ウルトラQのテーマは、昨年のシン・ウルトラマンの冒頭で使用(これは宮内國郎さんのオリジナル)、ウルトラファンにはよく知られたものを。まさかこの編成で、さらに演奏と共に映像と、素晴らしい演出でした。
東儀秀樹さんの、役名はツクシ ホウイチ、まさか秋に放映を想定してのものか、素晴らしい設定でした。ピアノは息子さん、そして、アンリは父が音楽好き、家でずっと音楽で、気が付くと楽しみ、ツクシはまさか、宇宙人とは思わないもの、この手の設定、素晴らしい展開でした。
(6) ユニークな侵略形態
 そして、ツクシたちセミ人間は、演奏でガラモンを呼ぶもの、侵略宇宙人の悲劇は、昭和からたくさんありましたが、今回はアンリに送られてきた招待状の演奏会場で演奏して、ガラモンを操縦するもの、こういう展開はシリーズ初めて、ブレーザー、初代マン以来の伝統に、新しい要素を入れて(これはニュージェネレーションシリーズの多くでやり、そのために11年も新作が続く)、そしてウルトラQのテーマの室内楽版、そしてガラモン暴れて、こんな展開、演出はスゴイ!昭和と令和のハイブリッド、見事な展開にビックリでした。
 エミはロボットと感づいて、ゲント隊長は怪獣をガラモンと呼称、古臭い名前と、要するに、57年前の作品にひっかけてのセルフパロディで、楽しかったです。
(7) 令和のガラモン、強い!
 この、ブレーザー版のガラモン、なかなか強く、アースガロンの攻撃をうまくよけて、そして、その間に音波による操縦とSKaRDメンバーは知り、アンリの勘を、ゲント隊長信じるという展開ですが、ガラモンは神出鬼没、砲撃だめ、格闘戦も圧倒、アースガロンの装甲を破り、ヤスノブピンチ、その間もアンサンブルQの演奏は続いて、ゲント隊長変身になり、計算された展開に拍手です。
 そして、ブレーザーとの戦いも、ガラモンは圧倒、何とスパイラルバレードを退け、ウルトラQの際には、攻撃は通じず、コントロール隕石の電波を遮断しないと勝てない、ガラモンはウルトラQの時から強かったのかと思われました。
(8) 音楽が平和を作る!
 セミ人間が60年前に地球に来て、そのセミ人間円盤はウルトラQのオリジナルと同じ、おそらくCGでしょうが、あまりに凝った演出にビックリ、彼らは地球侵略を意図、そういうことを宇宙各地でして、その、60年前の映像が白黒なのはビックリ、初期のウルトラシリーズ、白黒で見た人は今は少なく(僕は帰マンの途中からカラーテレビ)しかし、人間になったセミ人間、音楽に魅せられて侵略をやめ、音楽家になるもの、劇中に出てきたのは、蓄音機というもの、これは僕がギリギリ実物を見たことのあるもので、クラシック音楽ファンは、SPレコードというモノラル録音の、戦前からあるものを聴くもの、それに魅せられて侵略停止、しかし、60年後に、時が来て、ガラダマが来てのもの、今回は先のピアノ四重奏(クラシック音楽では室内楽という)でBGM、ウルトラQのテーマや東儀秀樹さんの新曲を演奏、録音、あまりに凝ったものに拍手でした。
 しかし、アンリはツクシに説得、チケットを贈ったのは、侵略をアンリに止めてもらうためといい、最後は銃で撃ち、それはツクシの右手に当たり(これは銃声だけで、当たるシーンなしもすごい)、と、ツクシの右手はセミ人間のものになり、演奏遮断で、ガラモンは口から嘔吐、これはウルトラQのオリジナルと全く同じ、そして、レインボー光輪で撃破、一部インナースペースを使用し、さすがのドラマ、演出でした。
(9) ラストは、ファンの想像に
 最後、ツクシは楽団解散として、みんな好きに生きて、この宇宙に、音を出す生物はたくさんいるが、人類は、音楽を純粋に楽しむもの、人類を滅ぼさなくてよかった、ありがとうと語り、幕が下りて、この後どうなったか、見たファンの数だけ、結末があると思われます。
(10) サプライズ!エンディングでウルトラQのテーマ室内楽版!
 エンディングは、いつもの副主題歌ではなく、ウルトラQのテーマの、東儀秀樹さんの編曲による室内楽版、これはビックリ、それもあの余韻の残ったラストシーンの後、これも素晴らしいものでした。
 来週はゲント隊長のお連れ合いさんと息子さん登場、今までにない展開、今後も期待です。まだ暑さ続きます、皆さんお元気で。
No.12216 - 2023/09/09(Sat) 15:38:47

Re: ウルトラマンブレーザー 第9話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
異文化に魅せられて、というのはいいですよね。これは何か、どこで手に入るのか、自分で使ったり作ったり出来ないか?とても楽しくて幸せだった、「音を楽しむ」日々。「もっと演奏したかったなあ。」だからアンリだけを招待した。彼女を取り押さえようとした三人も、それほど暴力的ではなかった。止めて欲しかったのは皆同じ。鳴きやんだ蝉は静かに幕を降ろして行きました。切ないです…。
それでは今夜はこれにて失礼致します。季節の変わり目ですので、皆さんお大事に。
No.12217 - 2023/09/13(Wed) 23:48:42

ウルトラマンブレーザー 第10話 親と子 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:植竹須美男 監督:越知靖

(1)  隊長の家族との絆
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。大変な猛残暑は続いて、他方阪神タイガース優勝、僕はトラファンで岡田監督の胴上げにウハウハでしたが、いかがでしょうか。
 今回はゲント隊長の家族の休暇、息子ジュンとのもの、そして、展開を見たら、ゲント隊長は防衛隊の所属と、家族には伝えていても、SKaRD隊長の地位は伝えていない、電話の来た時に、施設課のヒルマと言い、これは、謎の円盤UFOで、主役ストレイカー司令官は、地球防衛のために妻子と別れて、そして秘密組織のことを話していないことに通じて、あのストレイカー司令官はエヴァンゲリオンの碇ゲンドウ司令のルーツで、性格はゲント隊長と正反対ですが、位置には意味的に共通するものもありました。
(2) 妻子持ちのヒーロー
 ゲント隊長は妻、サトコと、息子、ジュンがいて、日本のヒーローだと、既婚者で子供もいる展開は異例、しかし、ウルトラマンだと、ULTRAMAN(2004)は主人公は妻子があり、またジードの伊賀栗レイトも妻子ありでゼロと一体化、これらは主役ヒーローではないですが、海外に目を向けると、ロボコップのマーフィーは妻子があるし、また先の、謎の円盤UFOのストレイカー司令官もそのタイプ、そしてゲント隊長は30代の設定も異例、しかし、ヒーローは、黎明期の月光仮面は主題歌に「おじさん」と呼ばれたように、設定として30代以上のものでしたが、しかし実際は当時演じられた大瀬康一さんは20代の独身であり、それ以降、ウルトラマン、仮面ライダー、あるいはアニメの主人公は20代以下の独身男性というのがデファクトスタンダードになったものの、もちろん例外もたくさんあり、それら、例外に敢えて挑戦した意味は大きいです。
 ちなみに、ウルトラシリーズで、子供のいる隊長はいくつか例があり、最初に帰マンのMATの伊吹隊長は娘と妻が出て、平成だとティガのイルマ隊長は息子がいて、ダイナのヒビキ隊長は娘がいて、そして主役ではないものの、ジードの伊賀栗レイト、こういう例は、仮面ライダー、戦隊シリーズでは、戦隊は昨年のドンブラザーズのピンクは、男性ピンク、30代、家族ありという設定もあり、ヒーローは進化しているのです。
(3) 隊長が休暇のうちに怪獣出現
 今回、ゲント隊長は久しぶりの休暇で、特捜チームの隊長の休暇は、上記の帰マンの伊吹隊長、魔神月にほえるで昭和に前例あり、しかしその間に怪獣でたらどうする、ましてやゲント隊長はウルトラマンというものですが、しかし、防衛隊の施設課にいると家族に話している展開は、場合によりシャレにならない(謎の円盤UFOのストレイカー司令官は、ある話で、息子が大けがして、元妻から助けてくれという依頼を受けても、地球防衛のために無視、しかし息子は死亡、元妻から、あなたの顔は二度と見たくないとという今では信じられない展開があった)のですが、今回はいい意味でコミカル、そして、ゲント隊長、施設課のテルアキ、ヤスノブでうまくやってくれと、これはドリフターズギャグで、家族に嘘をついている父親のドタバタネタがあり、昭和の吉本新喜劇にもありましたが、それら、いい意味で笑えて、そして、ラストが意味を持つものでした。
No.12218 - 2023/09/16(Sat) 15:18:38

ウルトラマンブレーザー 第10話 親と子 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 今回の主役は、サトコとジュン
 ジュンは、ゲント隊長の休暇に怪獣の卵を見たいといい、そして卵を破ってベビーデマーガ登場、卵から出てくる展開に、ジュンは大喜び、実際には、ネクサスまでは行かなくても、怪獣の出たところに一般人の接近はできず、ですが、まあ、これはいいでしょう。そして、ジュンが、親のデマーガをパパ怪獣、ママ怪獣というのはいい、怪獣にも親子はあり、そして、地球に生きる生物、ジュンの視点は新鮮でした。
(5) ブレーザー初の再登場怪獣
 今回のデマーガは、第9話まで新規造形怪獣を登場させて、久しぶりに着ぐるみ再利用のもの、もちろん問題ではなく、ギンガ第1期は大半着ぐるみ再利用でしたが、しかしそうして10年コストと闘い、ゼットは高い評価を得て、そして今のブレーザーに至ることを忘れてはなりません。
 そして、デマーガは、エックスなどでは凶悪怪獣でしたが、今回は子どもを守りたいだけ、このタイプはタロウのキングトータスとクイーントータス夫妻とミニトータス、80のザンドリアスとマザーザンドリアス親子などあり(シーモンスとシーゴラスは大被害を出したものの、結局帰マンは逃がして、広い意味でこの中に入る)、しかし、ハルノ・レツ司令官にとって怪獣=倒せ、この点はタロウの、そのキングトータスの回に出た鮫島参謀を思わせて、上層部は次回、別の人材も出る模様で、ハルノ・レツ参謀は正義感と、住民を守るという点ですが、しかし、怪獣も生き物、その点を活かしたのはもちろんコスモスで、そして、ジュンは命の大切さを知り、防衛隊は怪獣=悪と見て、この点は初代マンの、まぼろしの雪山、雪ん子が、科学特捜隊を、怪獣を悪と見るものとして批判する流れ、今回もウルトラマンは怪獣を倒さず逃がすと分かり、最後、ジュンが怪獣を逃がしたブレーザーを評価したのは、おそらく大半のファンもそうでしょう。
(6) ガンダム要素、ゴジラ対メカゴジラ
 今回の監督の越知靖さんは、SNSだとガンダムなどのロボットアニメファンの模様で、アースガロン出撃シーンは、まるでガンダムが移動基地から発信するようなもの、そして、ウルトラセブンのメカ発信の様子もあり、そして越監督は、アースガロンとデマーガの肉弾戦を、まるでゴジラ対メカゴジラと発信、ゼット以来、特捜チームにロボットが定番でも、セブンガーのように、怪獣としても異色、というか、ゴジラタイプの恐竜型ではなく、意外にもアースガロンのように恐竜型のロボットと、恐竜型怪獣の肉弾戦は初めて、こういう特撮は素晴らしい、越さんもニュージェネレーションのローテーション監督としてしっかりして、大変に充実したものをやってくれました。
(7) ブレーザーとゲント隊長の意識の違い
 今回は、自宅で、ゲント隊長、テレビの赤ちゃんを見て、ブレーザー関心、として、皿を洗っているのが止まり、サトコに注意、そして、クライマックスで、ブレーザーブレス現れて、そして変身なのに妻子にどう言い訳するかの点、これはギャグ、そして、逃げ遅れた人を助けると走り、変身、しかし、巨大なブレーザー登場、それを見たサトコ、夫がウルトラマンだと気づくチャンスになった、これはジードのレイトにもありましたが、このような伏線を張って、うまくやっています。
 そして、ブレーザーは、デマーガを倒すために変身?するも、ゲント隊長は、デマーガは無害な怪獣と見て、内部で葛藤は、ウルトラマンと一体化した人間の対立は過去にもあったものの、ウルトラマンが苦しむような展開で、これは異例、そして、スパイラルバレードでとどめとして、迷うもの、ティガの怪獣動物園では、無害な怪獣にティガが必殺光線を放とうとして、レナがやめてといい、ティガは怪獣を縮小して解決(この展開はジョーニアスにもあった)を思わせて、そして、ハルノ・レツ参謀は第3次攻撃を命じて、しかしブレーザーはバリアを張りデマーガを助けて、こういう、ウルトラマンが怪獣を守る展開は過去にもたくさんあり、特に、コスモスでは言うまでもないですが、今回は無害な怪獣をそっと逃がす、初代マンからいくらでもあったもの、SKaRDも最初は不審に思い、そしてブレーザーはデマーガ親子を逃がす、僕ら、初代マンからよく知っているものには自然と受け入れられました。
(8) 人間の家族、怪獣の絆
 そして、最後、ジュンは、今回のブレーザーが一番良かったと語り、ブレーザーはジュンのパッドにも動画の表示されるこの世界のヒーローですが、これはコスモスなどを経て、ウルトラシリーズの神髄(東映ヒーローでは、敵を逃がす展開はウルトラシリーズほどない、もちろん勧善懲悪の中に毒を入れる東映と、社会派を金城哲夫さん、上原正三さんからやっているウルトラシリーズとの違いでどちらもあり)、さすがでした。素晴らしい脚本を書かれた植竹さん、今年2月に亡くなられて、今、感謝しています。
 しかし、次回も隕石が来て、かなりシリアスな展開、おそらく武居監督のもの、脚本は足木淳一郎さん、この分だと田口清隆さんは14,15話、楽しみです。まだ暑いです、皆さんお元気で。


No.12219 - 2023/09/16(Sat) 15:19:44

Re: ウルトラマンブレーザー 第10話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
ジュースの時といい、勝手に動くブレーザー。まだ、ちゃんとした会話は出来ていないのですね。今回、それが顕著に表れたのがトドメを刺そうとしてせめぎ合う姿。やっとゲントが振り切ったと思ったら第三次ミサイル攻撃 !
途端顔のクリスタルが燃えるように輝き次に口まで光った?なんと雄叫びでミサイル粉砕!これは新しい!その後、金色の繭のようなもので怪獣親子を包むブレーザー。でもいつかは出てくるんですよね。どこかに転送したのかも。
さて、アースガロンの出撃シーン、ロケット打ち上げのようでした。色々改良してからの出撃が嬉しそうなヤスノブ、一方、命令するのが隊長でないことが不満で不安そうなテルアキ。片や、バレないように妻子と離れ、「わかったよ」とぼやきながら変身するゲント。今回の登場は逞しい背中のアップ、まるで背骨のような背ビレが凄かった…。
それでは今夜はこれにて失礼致します。
No.12220 - 2023/09/21(Thu) 23:30:49
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