53645
ウルトラマンメビウス・ファン感想掲示板

ウルトラマンメビウス・ファン感想掲示板

HOME | お知らせ(3/8) | 記事検索 | 携帯用URL | フィード | ヘルプ | 環境設定 | ロケットBBS

名前
メール
URL
件名
地域
文字色
/ 編集パス
2024年新作ウルトラマン ウルトラマンアーク発表 NEW / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。神戸は暖かい模様ですがいかがでしょうか。
 昨日、7月からの新作ウルトラマン発表、名前はウルトラマンアーク、昨日円谷プロHPで発表(https://m-78.jp/news/post-7050 )、スポーツ新聞にも載りました(https://www.sanspo.com/article/20240405-2DODJL4JIFMGTEKK7TJR2JTVKY/ )。
 ウルトラマンアーク、主人公飛世ユウマと一体化して活躍、主役は戸塚有輝さん、特捜チームSKIPに入所のもの、おそらく、SKIPはゼット以来の怪獣系のロボット出ると思われて、ブレーザーでは隊長が変身というパターンで成功、アークはオーソドックスな設定、アークのデザインは、銀と赤、SNSでは帰マン(ジャック)的、ミラーマンを思わせるとの指摘もありました。
 メイン監督はここ数年のサブメインで活躍された辻本貴則さん、R/B以来サブメインで、特にミニチュアワーク、昭和怪獣の扱いで定評あり、脚本メインは継田淳さん、辻本監督とよくタッグを組んで、これは楽しみです。さらに、何とアークは英語吹き替えだけでなく、アジア圏の言葉吹き替えもほぼ同時放映、トータル11か国語の字幕付きで放映、今のウルトラマンの人気を支えているのはアジア、特に中国での人気、今や土曜日朝の番組として完全に定着、仮面ライダー、スーパー戦隊とともに特撮は日本の文化、さらに、ゴジラも昨年の作品もヒット、今月はゴジラ対コングの新作も公開、世界で、特撮が熱い、です。
 本日は兵庫県宝塚市の阪神競馬場にウルトラマンのイベントに行き、大変な人出でビックリ!3、4歳の位の男の子にゴジラの話をすると何と伊福部昭さんのメロディを口ずさみビックリ!おそらく親御さんがゴジラ見せているのでしょうが、特撮の人気、10年15年前とは比較にならないものでした。CDの、ウルトラマンTHE和楽器も買い、素晴らしいものでした。7月からまた楽しめそうです、皆さんお元気で。
No.12278 - 2024/04/06(Sat) 18:30:32
明けましておめでとうございます。 / レイゴ管理人 [地球外]
明けましておめでとうございます。

棺桶のジョーさん、藤子さん、みなさん、旧年中は大変お世話になりました。

今年はどんな年になるのでしょうか。世界が平和になる、そして日本もいくかの抱える困難な課題を解決出来ることが叶うのでしょうか。

みなさんがこうして変わらず集ってくださることに本当に感謝しております。

これからも変わらず何卒よろしくお願いします。
今年もどうぞ、お身体にお気をつけて、健やかお過ごし下さることをお祈りします。

本年もよろしくお願いします。
No.12262 - 2024/01/01(Mon) 00:16:41

Re: 明けましておめでとうございます。 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さん明けましておめでとうございます。
 2023年は、ウルトラマンブレーザーが大変に話題になり、毎週放映後ツイッターで話題、名俳優佐野史郎さんも毎回感想ツイート、また初代マンのヒロインをされた桜井浩子さんとフェイスブックで知り合いになり、大活躍されて、昨年はグリッドマンユニバースもヒット、円谷プロ創立60年を祝うにふさわしい年でした。
 しかし、世界はウクライナ戦争、ガザ戦争と大変、日本でも様々な事件があり、他方コロナ禍は落ち着いたものの、僕は昨年夏にコロナ感染で大変でした。ユニクロのウルトラマンコスモスのTシャツ、PEACE FOR ALLも買いました。
 2024年はウルトラマンブレーザーのラスト、そしてどうやら夏から新作の模様で、今後も期待しています。インフルエンザ流行っています、皆さんお元気で。
No.12263 - 2024/01/01(Mon) 07:45:14

Re: 明けましておめでとうございます。 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
こちらにお世話になりましてからはや18年目、途中休眠しながらも我ながら長続きしているなと嬉しく思います。その間に、様々なタイプのウルトラマンに出会い、それぞれのドラマがあり、色々と思うことがありました。これからも新しい世界が見られることと思います。とても楽しみです。
それでは今日はこれにて失礼致します。今年も皆さんに良いことがありますように。
No.12264 - 2024/01/01(Mon) 15:35:03

能登半島大地震!皆さん大丈夫ですか! / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。
 2024年の元日に緊急地震速報、能登半島大地震、現地で震度7、大津波警報も出て大変なことになり、兵庫県にも津波警報、テレビでは緊急地震速報も続いてとんでもないこと、神戸はそれほど揺れなかったものの、京都、大阪はかなり揺れて、皆さんは大丈夫でしたか、昨年は戦争で大変、そしてこの国も大変です、ともかくお大事に。
No.12265 - 2024/01/01(Mon) 19:02:45

ウルトラマンブレーザー 特別総集編 パグのウルトラ談義 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
構成:足木淳一郎 演出:清川昇吾

(1) ブレーザーはどこから来た?
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。元旦の能登半島大地震、翌日は羽田空港で大事故とムチャクチャな年揚げですがいかがでしょうか。
 今回は特別総集編3つ目、2つ目と同じくアニメメイン、AIのパグが解説、怪獣?のげーどすくん、もぐーじょんちゃんとアニメで、特別総集編1作目だと怪獣の特番の予定がアニメに変更のもの、こういうアニメは異例ですが、正月なのでげーどすくん、もぐーじょんちゃんともにコタツに入り正月太り、ゲードスもモグージョンもよく食べる怪獣のネタ、これ昭和のネタ、ラストの喧嘩?も昭和的ですが、パグはブレーザーがどこから来たか、昭和ウルトラは基本的にM78星雲のみ(それでも、レオのL77星、ジョーニアスのU40とある)でしたが、今やウルトラマンの出身地は多様化して、メビウスのような初代マン〜80世界の方が例外、そしてM78世界でも、マックスはメビウスと異なり、またタイガ、ゼットも異なる(どちらも初代マン〜メビウス世界の記録なし)、どうやらラスト2話ではこのブレーザーの出身地と、バザンガ、ファースト・ウェイブ、ゲバルガ、セカンド・ウェイブの後が描かれるもの、謎ときも楽しみで、こういう展開は楽しいものになっています。
(2) スパイラルバレードのバリエーション紹介
 今回は、パグがブレーザーの必殺技、スパイラルバレードは様々なバリエーションがあり、それをまとめて紹介、ウルトラヒーローの必殺技は様々なバリエーションがあり、セブンのエメリウム光線もそうですが、ブレーザーの場合は結構仕込みでネタとしてバリエーションをしていて興味深いです。また、ファードランアーマーの紹介、これは半分おもちゃの宣伝の面もありますが、それで売れているから今のシリーズがあり、おもちゃ宣伝は悪いとしたら何もできないのです。
 そして、ゲント隊長がブレーザーだとげーどすくん、もぐーじょんちゃんが知り、それらのワームホールというSF用語のもの、ラスト2話で謎解きできるか、某アニメのようにラスト2話でぶち壊れることはないと思いますが、この半年、本当に盛り上がりました。
(3) アースガロンはスーパーロボット
 今回のブレーザー、SKaRDの装備アースガロンはスーパーロボット、ゼット以来、ロボットが特捜チームのメイン装備で、ロボットにはスーパーロボット(マジンガーZの系列)とリアルロボット(ガンダムが元祖、ボトムズで頂点)があり、ゼットに出てきたセブンガーはリアルロボット的な位置でしたが、同じゼットでもキングジョー・ストレイジカスタムはスーパーロボット、トリガー、デッカーの母艦、ナースデッセイ号はスーパーロボットの仲間、テラフェイザーも同様、アースガロンは次回で宇宙に行く模様ですが、しかしガンダムも最近はスーパーロボット的な位置もあり、まあ、これらは曖昧で問題なし、アースガロンはおもちゃも良くできていて、ロボットは、スーパー戦隊シリーズ、ジャッカー電撃隊で一時途絶えても、巨大ロボットを設定してバトルフィーバーJ以降45年全く途絶えず続いているのだから、ロボットを売るためという批判もあり、僕も当時したものの、しかし戦隊シリーズの巨大ロボット特撮はウルトラマン、ライダーの空白期間にテレビ特撮を続けた意味はあり、ロボットによる意味は大きいです。
(4) ゲント隊長、ウルトラヒーローEXPOで子供たちに震災を解説
 そして、東京ドームシティで開催の、ウルトラヒーローEXPO、ブレーザーの出演者が挨拶、その中で蕨野友也さん、来ていた子供たちに地震のことを、まさにゲント隊長として解説、過去に、阪神淡路大震災と東日本大震災はウルトラマンのテレビシリーズのない時期の大災害、中越地震はネクサス放映時(地震発生日、夕方のガンダム放送中止は忘れられない)、熊本地震はオーブの前、北海道地震はR/Bの最中でしたが、円谷プロではウルトラマン基金もしていて、こんなチャリティー活動をしているキャラクターはウルトラマンのみ、僕らウルトラマンファンの誇りです。
(5) 最後、怪獣?とパグの喧嘩
 ラスト、結局ブレーザーの正体は判明せず、そしてラスト2話のラスボス怪獣(ヴァラロン)のことが取り上げられて、かなりヤバイ怪獣、そして地球の怪獣の出現、ひょっとしてガイアの最終回みたいに、地球怪獣が味方になる展開か…が、パグとげーどすくん、もぐーじょんちゃんの電脳世界のケンカのアニメは昭和そのもの、昭和だと、この手のどさくさ紛れに扉開いて逃げるとかあり、昭和の空気はライダー、戦隊ではないのでウルトラマンで昭和テイストに満喫のものです。
 次回のサブタイトルは、78年の名作、未知との遭遇の、第3種接近遭遇が元ネタと思われて、あと2話で終わりですが、今年も7月から新作はあり、ともかく、ウルトラマンは海外で大人気、見逃し配信のコメント欄は外国語の方が多く、今後も楽しみです。
 能登半島では今日も震度4、5の余震、阪神淡路大震災の体験者として他人事でなく、そしてブレーザーのこと、今後も注目しています。インフルエンザ流行っています、皆さんお元気で。
No.12266 - 2024/01/06(Sat) 13:43:15

Re: 特別総集編 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
被災地の皆様にお見舞い申し上げます。能登といえば朝ドラでエメラナ姫こと土屋太鳳さんが主役を演じた場所、地元の方々はどうなさっていることか。一日も早く復興出来ますように。
さて、最後の総集編は、一回目のテレビスタッフ再び、と思っていたらハズレてしまいました。まあ、いつものことですが。スパイラルバレードの多様性の説明、面白かったです。クレーンゲーム風にガヴァトンを吊ろうとして落としてしまい、絶叫するテルアキ達。親子怪獣は助けたのに、自分は扱いが酷かったと愚痴るげーどすくん。そうこうしているうちに時間が無くなり、手伝えと言い出すパグと大喧嘩、しれっと締めようとしてキレられる太陽。そして次の回は何が起こるのか?エミはどうするのか、心配です。それと、映画予告でアンリが「我らの相棒」と言っている当たり、正体バレはテレビ本編では無しということでしょうか。
それでは今夜はこれにて失礼致します。
No.12267 - 2024/01/12(Fri) 23:31:50

ウルトラマンブレーザー 第24話 第3波接近襲来 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:小柳啓伍 監督:田口清隆

(1) 月の軌道を変える!
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。昨日イベントで今日書き込みます。能登半島地震、羽田空港事故など大変ですがいかがでしょうか。
 ラスボス怪獣、ヴァラロンは爆弾を月面に設置して爆発させて月の軌道を変えるもの、こういう作品は久しぶり、昭和には月の軌道を変えて地球を破壊しようとするものが多数あり、他にはガンダム・逆襲のシャアで小惑星を地球にぶつけるなどのものがあり、しかし平成以降それは少なくなり、そして第3波はサード・ウェイブ、バザンガ、ゲバルガに続くもの、これを阻止するために、SKaRDはアースガロンにMod.4システムを搭載して月面に出撃を命じられて、さらに、ハルノ・レツ参謀長はタガヌラー作戦の失敗でまたまた謹慎、エースの北斗はよく謹慎と言われていましたが、今回は防衛隊に何か大変な謎があり、ラスト1話でそれら解明されるか、某アニメのようなこと、あるいは〇ィケイドみたいに映画で完結編はないでしょうが、昭和的なネタのラッシュに圧倒されました。
(2) ゲント隊長、ブレーザーの限界
 前回も見られた、ゲント隊長の不調、冒頭の作戦時も痛みに苦しみ、これはセブン最終回などの要素のもの、実際、今回は変身して即カラータイマーは赤で、セブンの場合は太陽光をエネルギーにする機能に支障のため、ブレーザーも同様、セブン最終回のものを知っているものには大丈夫か、ですが、ゲント隊長のやつれた様子に驚き、それでも戦うものに圧倒されました。ブレーザーストーンに、限界でも戦う姿が描かれて、テレビで応援したくなります。
(3) ドバシ・ユウの謎
 寺田農さん演じるキーパーソン、ドバシ・ユウが最初に出て、ヴァラロンの作戦のものを問われて、エミから奪ったエミの父の日記を結局火に入れてしまう、が、それを持ち出したものがいて、後でハルノ・レツ参謀長のところにあり、一体何が起きているのか、で、寺田農さんはウルトラシリーズに、特に実相寺作品の常連ですが、実相寺アングルも使われる田口清隆さんの作品に出て、ジードの12話ではリクの名付け親、もう80歳を超えられてさすがの存在感、今回もV99の謎に迫ろうとしたエミを捕らえた模様、そして最終作戦の本部に来て、特捜チームの上層部に問題のあるのは昭和からたくさんあったものの、こんな組織は異例、ビックリです。


(4) 月への作戦で、生きて帰れ
 SKaRDはアースガロンを宇宙仕様にして出撃を命じられて、これは生還の可能性の少ない作戦、そして太平洋戦争での特攻隊は一部で英雄視されていますが無意味の極み、帰マン最終回で、ゼットン、バット星人との最終決戦、燃料なく10分しか飛べないマットアロー1号に郷秀樹は乗るもの、これは太平洋戦争批判のもの、そしてブレーザーでは24時間後に出撃、そして18時間は自由時間、しかし、ゲント隊長は全員、無事に帰還せよ、これは第1話も同じ、そして一部ネタバレになりますが、ゴジラマイナスワンも同様で、ウルトラシリーズは戦争を否定してきたもの、もちろん大きな意味があります。
 そして、テルアキ副隊長は家族に電話、ヤスノブはクルルに会話、アンリの走るシーンに東儀秀樹さんが第9話で演奏したBGM、そしてゲント隊長は家族と食事、息子のジュンに恐竜展に連れて行って、そして、朝早く出撃、サトコは夫がウルトラマンと気づいている模様もあり、もちろん、みんな生きて帰るのはわかっていても、サトコの、行ってらっしゃいはダイナ最終回で最終決戦にいくアスカにリョウが行ってらっしゃいと言ったものへのオマージュ、こういう絶望的な戦いのものは昭和の特撮・アニメには多数ありましたが、見ていて僕ら第1次ウルトラシリーズの世代にも痛切でした。
No.12268 - 2024/01/14(Sun) 16:40:53

Rウルトラマンブレーザー 第24話 第3波接近襲来 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) アースガロンのパワーアップ
 司令部は、アースガロンの最強形態への改修を命じて、決死の作戦、そしてどうやらアースガロンの建設にはV99の要素が使われていて、これはSNSでもアースガロンの制作に宇宙の技術が使われていると指摘もありましたが、その通りの模様です。そしてMod.4システムに二人乗って、本体に二人、アースガロンはブレーザーのMVPの一人です。
(6) ゲント隊長とハルノ・レツ参謀長の対話
 ゲント隊長はハルノ・レツ参謀長の自宅、和風の家に行き、謹慎→解任されたもの、ハルノ・レツ参謀長は和服で、ゲントと呼び捨て、エミの首根っこ掴んでおけというもの、そしてドバシ・ユウが火にくべて誰かが拾ったエミの父親の日記を持っていたもの、このような一筋縄ではいかないメンバーの濃さに圧倒されました。
(7) エミとあーくんの対話
 最終決戦を前に、エミはあーくんと、V99は侵略か、報復かと対話、そしてエミはあーくんのことをAIでなく仲間と思い、そしてあーくんにV99の謎を教えてほしいというと、SDカードにして出して、あーくんの口?から言えないというもの、AIはデッカーのハネジローもそうでしたが、人間味のあるもので大変なものでした。ラスト1話で謎の解明は、ネクサスみたいなものはできるか、楽しみもあります。
(8) アースガロン、宇宙に出撃
 アースガロン、第2宇宙速度突破(地球の引力離脱)と司令部、が、な何とそこにドバシ・ユウ出現、一体この防衛隊は何者か、ひょっとしたらドバシ・ユウがラスボスかと思われて、このラスト2話、もっと長期間の放送だと3,4話くらいのもので描くのを駆け足でやり、デッカーも同様に最終回は駆け足で消化不良も一部ありましたが、大変なものでした。
 そして、月面での死闘、ラスボス、ヴァラロンはもちろん強敵、ドバシ・ユウはアースガロンを月に着陸させて戦えと高みの見物、こんな光景は久しぶり、そしてアースガロンとヴァラロンの対決、田口清隆さんの、着ぐるみとミニチュアセット(そしてCGも多用)のもの、さすがの特撮、ゴジラマイナスワン、さらにはシン・ゴジラ以来のCGメインと異なる魅力に魅せられました。
(9) ゲント隊長、覚悟の変身
 そして、アースガロンは追い詰められて、しかしブレーザーともに限界、それでも、ゲント隊長は俺とお前で戦わないと未来はないとハッパをかけて変身、しかしカラータイマーはすでに赤、ゲント隊長の変身時に、仲間が都合よく気絶なのはお約束ですが、しかし超強敵相手に苦戦を強いられるのを見てこちらも、この手のシーンは何度も様々な特撮やアニメで見たものの、痛々しいもの、そしてブレーザーは月の軌道を変えさせないために奮闘…しかし、限界でブレーザーはゲント隊長と分離、ブレーザーはカラータイマーは消えて宇宙を漂い、過去にはウルトラマンと人間の分離は、パワードでゼットンとの決戦前に分離の例がありましたが、壮大なもの、そしてドバシ・ユウはヴァラロンを地球にいれるなの命令、この手の軍隊は非情だと知りつつ、最終回、どうなるか楽しみです。V99はひょっしてガイアの根源破滅将来体のようなものか、予告編見たら当然ながら最終回、ブレーザーは復活、どうやってか、ひょっとしてガイアみたいに地球怪獣が助太刀か、あと1話で全部回収はなかなか困難な模様ですが、ニュージェネレーションシリーズ最高の盛り上がりを見せたブレーザーは今後も楽しみです。
(10) 兵庫県姫路市の住宅展示場のブレーザー撮影会に行きました。
 先週、兵庫県姫路市の住宅展示場でウルトラマンブレーザー撮影会があり、例により参加しました。この手の撮影会だと毎回お馴染みの方もいて、そして来ていた親子連れに聞いてみると、30歳前後のお母さんと3〜4歳くらいの息子さんがいて、お母さんは男兄弟なく子供時代にウルトラマン見ておらず、息子さん生まれて一緒にブレーザーを見てはまったと言われて、伊達に11年も続けて、毎年後半でもテレビシリーズを続けた意味は大きく、動画配信で海外のファンもウルトラマンの新作を見て、ウルトラシリーズは一時円谷プロ買収など大変でしたが、今や特撮をリードする存在になりましたインフルエンザも流行っています、皆さんお元気で。
No.12269 - 2024/01/14(Sun) 16:41:47

Re: 第24話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
始めから宇宙での決戦の為に造られていたアースガロン、そのためにあらゆるデータが入力されていたからこそ、エミに託したんですね。「やっと開いた」と思ったら、いきなり来たのは誰でしょう。ハルノ参謀長だといいのですが。「で、いつ帰って来るんですか?」に応えてきてほしいです。それと、家族と過ごし、息子が寝ている間に出て行くゲントはミサンガをつけていました。それをつけるなら、結婚指輪も外さないでほしいです。指の動きが悪くなるとか、精密機器が誤作動を起こすかもとか理由はあるでしょう。でも、アクセサリーには御守りの意味があるのですから。子はかすがいだからミサンガに妻との絆も入っていますけどね。
それでは今夜はこれにて失礼致します。
No.12270 - 2024/01/17(Wed) 23:16:44

ウルトラマンブレーザー 第25話 地球を抱くものたち 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:小柳啓伍 監督:田口清隆

(1) 最高の最終回 テレビの前で拍手!
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。気温の変化激しいですがいかがでしょうか。
 ウルトラマンブレーザー最終回、様々な謎を1話で解決は無理かと思いきや、ふりまいた謎はほぼ8割解明、まさかV99の実態が地球と親交を持ちに来た宇宙人であったとは、それを敵として攻撃をドバシ・ユウはしてしまい、そこから間違いになった、これは僕にとって永遠のアニメ、宇宙の騎士テッカマンの名作、失われた宇宙船の要素、その前にはシルバー仮面最終回、いずれも友好的な宇宙人が来ているのに侵略者と間違えて攻撃してしまうもの、その要素、そして、この作品のテーマのコミュニケーションは、あーくんを通してアースガロンでV99と会話を「未来」として取り、最悪の激突は免れて、そして地球・東京の絶体絶命のピンチを救ったのは、地球怪獣たちがヴァラロンの爆弾を食べて無害化、これはガイアの最終回の要素、そして、ラストシーンはただ感動、30分で全要素の解明は、ネクサスでふりまいた謎はほとんど解明されて、それに次ぐもの、素晴らしいもので、最終回の主役はエミとハルノ・レツ参謀長、予想通り、エミの父の残した日記がキーポイント、ハルノ・レツ参謀長はウルトラマンブレーザーを得体の知れない巨人と罵倒して、しかし最後は、ドバシ・ユウに囚われたエミを救出、これはゼットの最後から2回目、ユカが身柄拘束されそうになり、ヘビクラ隊長=ジャグラーが救出と同様、本当に監督の田口清隆さんも脚本の小柳啓伍さんも素晴らしい、一部、駆け足でやったので消化不良もあったものの、大団円は文句なし!でした。終わって、テレビの前で拍手しました。
 ヴァラロンは地球に来て第2形態、アースガロンは満身創痍で闘い、アースガロン単独で倒した怪獣は少ないものの、アースガロンなしでブレーザーも勝てなかった闘いばかり、納得です。
(2) SKaRDがブレーザーを地球につれて帰る
 前回のラスト、ブレーザーは限界を超えて、ゲント隊長と分離して死んだ?ようなもの、しかし、ヴァラロンは地球に進撃、そしてSKaRDはアースガロンで地球に帰還するのにブレーザーもつれて帰る、これはジャンボーグAの最終回、月面から東京全滅を図るデモンゴーネに対して、ジャンボーグAは敗退、残ったジャンボーグ9は空を飛べず、しかしPATの観測ロケットで月に行き、地球に帰れないのに最終決戦、ジャンボーグ9はデモンゴーネを倒すも地球に帰れない、と思ったらPATがジャンボーグ9を地球に連れて帰ったものを思わせて、最後も、SKaRDのメンバーにとってブレーザーは仲間、もちろん今までのウルトラシリーズでウルトラヒーローは仲間、メビウスのように最初から認められたもの、最後に仲間と認められたものもありましたが、最後、ゲント隊長は満身創痍で、ありがとう、ブレーザーと言うと、ブレーザーは立ち上がり、俺も戦うというもの、ブレーザーとゲント隊長、そしてSKaRDメンバー、さらには全人類は信頼関係にあり、それで、ゲント隊長は医師に診てもらうとして、絶対安静で、テルアキ副隊長に任せて、この辺りは昭和的なもの、他の作品では昭和の要素の出ることはないものの、ブレーザーは昭和頼りでなく、新しいものをやってくれました。
(3) ブレーザーとゲント隊長のコミュニケーション
 地球につれて帰ってもらえたブレーザー、カラータイマーは消えて死んだかと思い、ゲント隊長は俺たちSKaRDでこれから戦うというと、ブレーザーは最後の力を振り絞って俺も戦うといい、それまで自分の言葉でしゃべらなかったブレーザーは立ち上がり、これはビックリ、このバックに主題歌スローアレンジBGM流れて、もちろんゲント隊長との友情のため、ウルトラシリーズでは人類とウルトラヒーローの友情が全シリーズでありますが、これほど強い絆で結ばれた人類とウルトラヒーローも稀、他方、今回は主人公の正体バレはなかったものの、テルアキはおそらくゲント隊長がブレーザーと気づいている(昭和ウルトラで、帰マンだと伊吹隊長が郷がウルトラマンと感づいていたように)、あるいは妻のサトコも、第10話で変身して飛ぶもので感づいたと思われて、これらは劇場版で活かされると思います。友情、他人を思いやる心がウルトラマンの力の源、それでブレーザーもカラータイマー青で行けたと信じます。ゲント隊長とブレーザーが再び手を取るのは感動でした。そして、ファードランアーマーになり、活躍、燃えました。ミニチュアセットと着ぐるみによる特撮の極地、素晴らしいものでした。
(4) アースガロン、あーくんも仲間
 月面でヴァラロンにボコボコにされて、命からがら地球に帰還したアースガロン、それの修理に1時間、ヤスノブにとって友達、そして、ヴァラロンの猛攻に、かつてのゲント隊長の部下たちが助太刀、ゲント隊長は忘れていたというものの、最終回は第1話同様全面バトルシーン、田口清隆さんの演出でバトルシーンが、単なる戦闘賛美にならず、今特撮の中で光っているウルトラマン、見事な脚本と演出、そして特撮、あーくんも仲間で、そのV99にメッセージを送り、見事でした。防衛隊はSKaRDに宇宙船団を攻撃しろと命令てですが、テルアキはヴァラロンと戦うと決断、もちろん正しいです。ヴァラロンの爆弾が全部炸裂だと地球の軌道が変わる、これは昭和のヒーローにあり、意味ありました。
No.12271 - 2024/01/20(Sat) 14:30:10

ウルトラマンブレーザー 第25話 地球を抱くものたち 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) エミはもう一人の主人公
 そして、V99の謎に迫ろうとしたエミは前回ドバシ・ユウに拘束されて監禁、しかし、ハルノ・レツ参謀長が救い、そして前回、ハルノ・レツ参謀長の家に、ドバシ・ユウにより火にくべられようとしたエミの父の日誌を回収して、それが全てのキーポイントになり、そしてあーくんがエミに明かしてくれたV99の真実も加わり、最後は怒涛の謎解き、某アニメのように謎を振りまいて解明せず終わることはなく、もちろんウルトラシリーズでは、ネクサスで最終回にてすべての謎を解明した、もっと前には、戦え!マイティジャックで第1作からのテーマを貫徹したように、円谷作品はその点しっかりとファンを裏切らず、怒涛の30分、素晴らしいものでした。ハルノ・レツ参謀長は悪役ではなく、奥深いキャラクター、劇場版に加藤直也さんの名前なく、死ぬかと思ったら異なっていました。
(6) ドバシ・ユウにあなたは間違っていない
 そして、1999年にやってきたV99は、侵略者や隕石ではなく、地球と親交を結ぼうとしていた、しかしそれをドバシ・ユウは攻撃、その技術でワームホール、アースガロンを開発、それであーくんはV99とコミュニケーションできるとなり、ドバシ・ユウのために地球は危機、しかし、相手は恐怖と発信、V99は地球を怖がっているとエミは私的、これもコミュニケーションのもの、こちらが武器を持つと相手もおろさない、双方、武器を捨てて平和は来る、あーくんは、私たちは戦いを望んでないとして、これはコスモス最終回へのオマージュ、ブレーザーもファードランアーマーを捨てて、これもコスモス最終回の延長線上にあり、それなら、ドバシ・ユウは責任を、それも重いものになるものですが、しかし、エミはあなたはあの時やるべきことをして、今回はエミたちがやるべきことをする、実際、テッカマンの南城二は殺した宇宙人の生き残りに俺を殺せとするものの、相手の宇宙人は城二を許すものと同じ、憎しみは結局、何も生まない、この点、昨年亡くなられたゴジラ1作目の主役、宝田明さんは、戦争で大陸から命からがら引き上げた経験を6年前にラジオでお話されて、戦争は所詮殺し合いと語られて、しかし、このSKaRDとブレーザーの闘いは戦争ではない、もちろん、これは20年前のイラク戦争のように、イラクに大量破壊兵器があるとして攻撃、しかし大量破壊兵器はなかったもの、それへの批判、ウルトラシリーズにとどまらず、月光仮面に始まり、仮面ライダー、戦隊ヒーロー、そしてロボットアニメでも、全部太平洋戦争の反省から作られたもの、それを思わせるもの、ゴジラマイナスワンとともに、天国の宝田明さん、円谷英二さんや金城哲夫さん、上原正三さんととも拍手でしょう。そして、ドバシ・ユウはエミ、ハルノ・レツ参謀長に任せて、フェース・ウエイブはなし、これもコスモス最終回へのオマージュ、戦いを拒否したウルトラマンコスモスは当時お花畑と批判されたものの、今は高く評価されて(全ウルトラマン投票でもサンスポでもコスモスはベストテン入り)、過去のウルトラシリーズのテーマをなぞったものでした。
(7) 赦すことが平和を作る
 そして、V99の意味を知り、防衛隊はV99への攻撃をやめて、そしてV99も矛を収める、これは、ウルトラシリーズの名脚本家、故・市川森一さん、ウルトラシリーズの40年に赤旗日曜版で語られたもの、エース最終回のやさしさを失わないでくれの意味は、武力で平和は得られない、平和のためには何度裏切られようとも信じて赦すしかないと語られて、これは決してお花畑ではない、戦争はダメ、それを体現、そしてアースガロンも武装を外して、ブレーザーもファーラドンアーマーを捨てて、軍事力で平和は守れない、もちろん初代ウルトラマンからのテーマを貫徹は感動的でした。
(8) 最後、ヴァラロンを倒す
 最後、ヴァラロンはラスボス、アースガロンとブレーザーの闘い、ハルノ・レツ参謀長もアースガロンとウルトラマンブレーザーを援護せよとして、すると東京の爆弾が危機、それを地球怪獣が食べて地球を守り、前述の通りガイア、またコスモス最終回へのオマージュ、そしてブレーザーはスパイラルバレードを久しぶりに使用、そしてテレビの向こうでジュンががんばれブレーザーと言うと、ゲント隊長のブレスレットに力、そして、ブレーザーは最終回でウルトラヒーロー伝統の、手を十字に組んで放つ光線でヴァラロンを倒して、大団円、実は、僕もこの前、姫路リバーシティ会場でウルトラマンブレーザーとスペシウム光線ポーズで写真を撮り、偶然ですが素晴らしいことでした。
(9) 未来に
 そして、V99と和解、これもコスモス最終回、カオスダークネスと和解と同じ、アースガロン、ブレーザーは無事帰還、ヤスノブはあーくんにちゃんと修理というもの、これは、日本の宇宙SFのルーツ、地球防衛軍で、ミステリアンが地球侵略をやめる展開も思わせるものでした。
 最後は、ゲント隊長、家に帰り、ジュン、サトコに歓迎されるのは予想できたものの、感動的でした。ブレーザーの出自、その他少しは謎は残ったものの、文句なしです。
(10) ウルトラマンは特撮の焦点になった
 この半年、ウルトラマンブレーザーは大きな話題を呼んで、ツイッター、今のXでは発信も相次いで、特撮の焦点はこの20年仮面ライダーメインで、もちろん仮面ライダーのおかげで特撮ヒーローブームになり、ウルトラシリーズの休止の後、比較的早く再開できたのは仮面ライダーとスーパー戦隊が特撮を守ってくれたためですが、作品のクオリティは極めて高く、そしてYouTubeで世界に動画配信、中国や台湾、タイではウルトラマンは大人気、そして昨年のゴジラマイナスワンは大ヒット、その特撮の焦点、台風の目にウルトラシリーズはなり、このようなハイクオリティの作品が支えたもの、今テレビは大変で、SNSでは最近のテレビシリーズ、例によりおもちゃを売るために作っている、TBSキー局でないとウルトラマンでないと批判もあるものの、それらを吹き飛ばす作品の完成度、来月の劇場版も楽しみ、何より、ウルトラシリーズ、年の後半のみと言え、11年も新作が続くのは初めて、円谷プロの業績も快調で、こんなうれしいことはないです、ウルトラシリーズは不滅です、気温の変化激しいです、皆さんお元気で。
No.12272 - 2024/01/20(Sat) 14:31:07

Re: 第25話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
意識を取り戻し、ブレーザーを連れて帰還するゲント達。分離した状態ではブレーザーは死んでしまうのではないかと思いましたが、仮死状態なら大丈夫なのは昭和ウルトラマンと同じでホッとし…いえ、危険なことには変わりない。それでも「俺も行く」と言ってくれたブレーザーに、ゲントは泣きそうになりながらテルアキに委任、変身しました。互いに手を伸ばし、融合する二人。一方エミは閉じ込められてしまいますが、やっぱり来てくれました、参謀長!彼は研究日誌の中身がドバシの過去であることを勘づいていたのかも知れません。それを知れば消されるかも知れない、だから「下がれ!」と怒鳴ったのではと。親友の娘を護れるのは自分だけだと。その後二人でドバシに発言許可を求めるとドバシは拒否しましたが、「現」司令官が
許可。表向きはドバシも「辞めた人」ですからね。そして真実を語り出すエミ、V99は恐怖の大王では無かったこと、撃ち落としてしまったから仲間が復讐に来たこと。地球側が戦意が無いことを示さなければ終わりだと。エミはあーくんに対話を試みるように頼むと返って来たのは「光の星」「恐怖、恐怖、恐怖…」やらねばやられる。負の連鎖を止めるためにエミが選んだ言葉は「未来」。相手は理解してくれました。後はヴァラロンを倒すのみ。「待ってました」と立ち上がるアンリ達、ブレーザー。何度でも立ち上がり、闘い続けるゲントの腕にミサンガ、そして指輪が光りました!指輪してくれてたのね、ゲント!ブレーザーの腕にもミサンガと指輪の光が!そこから放たれたのは左右逆のスペシウム光線、最高です!遂に撃破!満身創痍のあーくんは目が🌀、それでも手を振ってからダウン。ブレーザーが基地まで運んでくれるかと思いきや、飛んで行ってしまいました。バレるかも知れないし、それ以前に、彼も限界だったのでしょう。
その後、修理にかけられるあーくんを見上げながら、V99とブレーザーの世界に想いを馳せるゲント達。宇宙は広い。地球人の宇宙進出はまだまだこれから。違う星の生命体と無益な殺生をすることがないように、どのように対話するか。永遠のテーマですね。
さて、来週からは「クロニクル」期ですね。ユカが「解剖〜!」とか言ってマルゥルを追い回すのが観れたりして。
では、今夜はこれにて失礼致します。皆様、お元気で。
No.12273 - 2024/01/20(Sat) 22:30:50

ウルトラマンブレーザー劇場版 大怪獣首都激突見てきました / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。気温の変化激しく、2月に夏日かと思ったら気温急降下ですがいかがでしょうか。
 ウルトラマンブレーザー劇場版、大怪獣首都激突、昨日神戸三宮のキノシネマ神戸国際で観ました。トリガー、デッカーの劇場版は、円谷イマジネーション配信メインで、劇場公開はそのついで?でしたが、ブレーザーでは4年ぶりに劇場版のサブタイトルついて、脚本はテレビシリーズのメインライターの小柳啓伍さんではなく、監督の田口清隆さんと幾多の名作を書かれた中野貴雄さん、オーブではメイン脚本。メイン監督でコンビ組まれて、ギンガSのガンQの涙、エックスのXIO24時とユニークな作品を作ってきたコンビ、もちろんネタバレはしませんが、例年通り最終回とともに劇場版を制作、まさに「特撮怪獣」映画、昨年秋のゴジラマイナスワンはほぼオールCGでしたが、ウルトラマンでは着ぐるみとミニチュア特撮、話題の国会議事堂のミニチュアセットも1/25の本格的なものを制作、まさに円谷英二監督以来のアナログ特撮とCGをうまく使い、さすがに、2024年現在CG否定のファンは少ないと思います(そもそも、98年のあのエメリッヒ版のゴジラの結果が日本の特撮ファンにCGへの拒否反応を抱かせた)が、パンフレットでの田口清隆さんのお話だと、テレビのウルトラマンはミニチュアと着ぐるみにこだわるもの、そして話はオーソドックス、パンフレットは劇場により売り切れ、かなりのヒットの模様でうれしいです。
 本日は兵庫県加古川市の住宅展示場で、ブレーザーとトリガーのイベントがあり、雨の中行ってきました。今月は兵庫県姫路市の住宅展示場2つでブレーザーのイベントもあり、月に3度もウルトラマンのイベントに行くのは初めて、僕みたいな昭和リアタイ世代から、小さいお子さんまで熱狂、特にウルトラマンの人気は中国で高く、アジア圏では特撮ヒーロー人気のトップ、今年もどうやら7月から新作シリーズの模様で楽しみです。

 また、名指揮者、小澤征爾さん亡くなられました、88歳で、長年闘病生活で、いずれこの日が来ると感じていましたがショックでした。ウルトラQ、ウルトラマンのヒロインをされた桜井浩子さんのお話で、小澤征爾さん、実相寺昭雄さんの葬儀で号泣されたとのこと、実相寺さん、小澤征爾さんの指揮するオペラの演出もされて、2002年のウィーン・フィルのニューイヤーコンサートを指揮して日本でCD大ヒット、僕も小澤征爾さんのCDたくさん買い、阪神淡路大震災のチャリティーコンサートにも行きました。小澤征爾さん、ありがとうございました。
 そして、ウルトラマンゼロ15周年で、イベント、グッズもあり、今年でウルトラマンレオ50年、ネクサス20年などアニバーサリーラッシュ、ブレーザーはSHフィギュアーツも大人気、今後も楽しみです。今年も猛暑になりそうで、さらにコロナも再燃の模様です、皆さんお元気で。
No.12274 - 2024/02/25(Sun) 16:20:15

私のウルトラの奇跡! / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
映画、観に行けましたー!春に行けるなんて、ゼロ以来です!平日の朝イチだったので客は私を入れてたったの三人、席は前から四列目のど真ん中、貸し切り状態、こんなに贅沢な環境は初めてでした。面白かった…(感涙)。すいません、誰かに聞いて欲しかったので。
それでは今夜はこれにて失礼致します。春の嵐はまだまだこれから。皆さんお身体をお大事にして下さいね。
No.12275 - 2024/02/29(Thu) 23:09:32

鳥山明さん死去 ゴジラ-1.0がアカデミー視覚効果賞受賞 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。2月に夏日と思ったら3月寒いですがいかがでしょうか。
 漫画家の鳥山明さん、3月1日に亡くなられて、3月8日に訃報報じられて、まだ68歳、大ショックでした。鳥山明さんは今やドラゴンボールが代名詞ですが、僕ら特撮ファンにはDrスランプ、作品にウルトラマンのパロディ満載で、そして81年のアニメ1作目には冒頭からウルトラマンのパロディ出て、当時は著作権が今ほどうるさくなく、パロディはコミックでもアニメでも出来て、Drスランプアニメ1作目の81年はまさに特撮冬の時代で、Drスランプにてウルトラマンのパロディによりウルトラマンの知名度を上げて、そして何と、Drスランプと円谷プロのコラボグッズも発売、特撮冬の時代に、ウルトラマンの人気をつないだことは今も感謝しています。そして、ドラゴンボールは世界で大人気、声優の野沢雅子さんは世界で有名になられて、昨年の松本零士さんに続いて、昭和からマンガ、アニメ文化を支えた功労者なくなり、さらにちびまる子ちゃんの声優のTARAKOさんも亡くなられて、ちびまる子ちゃんはしばらく再放送になり、国民的アニメの名手の訃報はつらいです、鳥山明さん、TARAKOさんのご冥福をお祈りいたします。

 そして、本場ハリウッドのアカデミー賞、視覚効果賞を何と昨年のゴジラ-1.0が受賞!名手、山崎貴さん監督で、山崎さんと白組のVFX(CG)が世界で評価されたもの、40年以上前、そのDrスランプアニメ1作目の頃は日本の特撮は冬の時代、ルーカスもスピルバーグも円谷英二さんの大きな影響を受けたのに、日本の映画評論家は日本の特撮を評価せず、そして平成になり、ウルトラマンの復活で日本の特撮は評価されたものの、今回のゴジラ-1.0のアカデミー賞受賞は、ハリウッドより低予算でいいものを作れる日本の特撮のすごさ、すでにゴジラ-1.0は世界で大ヒット、5月1日にDVD、ブルーレイ発売も決定、ゴジラはハリウッド版も4月に公開のもの、日本の特撮キャラクターは世界的な存在になり、特撮ファンとして頼もしいです。
 ウルトラマンはどうやらまた7月から新作の予定、ブレーザーの大ヒットで今後も期待できます、皆さんお元気で。
No.12276 - 2024/03/12(Tue) 18:47:48

ウルトラシリーズを支えた寺田農さん死去 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんおはようございます。桜開花の季節ですがいかがでしょうか。
 先週、悲しいお知らせ、ウルトラマンブレーザーでドバシ・ユウを好演された名俳優さん、寺田農さん肺がんで81歳で亡くなられました。
 寺田農さん、実相寺昭雄さんとの関係深く、ウルトラシリーズ最初は初代ウルトラマンの真珠貝防衛司令、実相寺さんのウルトラ初演出時に、トラックの運転手役、この際に、実相寺さんに細かい注文出たほどでした。意外にも寺田農さんの昭和ウルトラはこれのみでしたが、平成ウルトラではウルトラマンティガのゼルダポイントの攻防で名演、そして実相寺さんと、ティガの夢、実相寺さんのコダイの作品、ダイナのユメノカタマリに出られて、ウルトラQダークファンタジー、マックスと実相寺さんのものに出て、特にマックスのメトロン星人平成版の人間態は話題になりました。ニュージェネレーションシリーズでは、田口清隆さんの作品で、ジードの朝倉錘、リクの名付け親を見事に演じられて、そして遺作のウルトラマンブレーザー、ドバシ・ユウの見事な存在感で活躍。その他、テレビドラマ、映画に無数出られて、また、声優・ナレーションでも大活躍、天空の城ラピュタのムスカ大佐は有名、まさに、昭和・平成・令和とテレビ、映画を支えられて、ウルトラシリーズのゲスト出演は堀内正美さんとともに多く、仮面ライダーWでも名演、その他、無数の時代劇、刑事ドラマなどで活躍、60年以上テレビ、演劇を支えられて、本当に感謝です。
 今年も、様々な方の訃報に接して、寂しい日々です。しかし、ウルトラシリーズは続きます、硬派雑誌、週刊金曜日に、ウルトラマンの中国ビジネスの好調のものもありましたhttps://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2024/02/29/news-152/ まもなく、7月からの新作ウルトラマンの発表もあると思います、花粉の季節になります、皆さんお元気で。
No.12277 - 2024/03/30(Sat) 09:58:32
ウルトラマンブレーザー 第22話 ソンポヒーロー 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:足木淳一郎 監督:中川和博

(1) 怪獣損害保険!
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。暑くなったり寒くなったりですがいかがでしょうか。
 今回のポイントは怪獣損害保険、今回の主役のテツオはその保険会社のセールスマンで、営業成績は良くなく、というサラリーマンものはギャグものの定番、70年代のドリフターズや吉本新喜劇、松竹新喜劇などのネタですが、オープニングの後で怪獣現れて、ところがそれはCM、怪獣は今や日本の常識と、怪獣損害保険のものが出て、こんなネタはまさにセンス・オブ・ワンダー、昭和だと、怪獣の被害にあった人の話は、タロウの、ウルトラのクリスマスツリーで、以前に怪獣が出て親を亡くした子供の話ありましたが、現実だと地震保険などあり、しかし、まさか怪獣損害保険とはビックリ!ツイッターではまるでエックスのXio24時を思わせるものもあったと反応があり、そして、テツオを演じた金井勇太さんはダイナの怪獣ゲームに子役で出たことがあり、この前のガヴァドンでは何と昭和の、実相寺さんの作品に子役で出た人が57年後に再登場、それもオリジナルと同じバットとグローブを持ってのもの、こういうかつての作品へのリスペクトはウルトラシリーズならでは、そして、ミチコの家は昭和のそのまま、ライダーや戦隊シリーズには昭和のネタはほとんどないのに、ウルトラシリーズだと昭和のネタも出て、最後は心温まるもの、SKaRD以外のメインのもの、楽しかったです。今回の舞台は、長野県松本市、知人がいて、大阪から移住して夏も涼しくて快適と言っていたのが今年は猛暑で大変、そのようなネタも楽しかったです。また、このCMに出た謎の怪獣はガンキリュウという自主製作の怪獣作品に出たものだとツイッターで発信、そしてガンキリュウの鳴き声は怪彗星ツイフォンに出たのに今回出番?のなかったドラコのもの、オリジナルへのリスペクトに脱帽です。また、CMに出てきたサラリーマンの一人は越知靖監督のカメオ出演とのことです。カタカナを多用するリュウジとの比較も面白いものでした。
 また、本日12月16日は昭和の特撮大俳優平田昭彦さんの誕生日、初代ゴジラの芹沢博士に始まり、幾多の特撮に出られて、84年に若くして亡くなられたものの、90年代までご存命なら特撮を盛り立てたはず、ゴジラマイナスワンのヒットを、円谷英二さんや宝田明さんと喜んでおられることでしょう。
(2) 令和のウルトラファイト!
 冒頭、レッドキング(2代目)とギガスがバトル、そのバックに流れる愉快なBGMは、宮内國郎さんによる初代ウルトラマンのBGMで、ウルトラファイトの、新作の、怪獣たちが野外でプロレス?をするシーンでよく使われた曲、音楽のところに宮内さんの名前もあり、まさに令和のウルトラファイトでした。これもセットとCGをうまく使っていました。
(3) 怪獣の生態
 そして、レッドキングは2代目、初代は多々羅島に出たとテルアキの指摘があり、しかし、レッドキング2代目は怪彗星ツイフォンだと水爆を飲み込んで喉元が膨れているもの、今回はそれはなし、そしてギガスは今回初登場、しかし多々羅島のこと、初代ウルトラマンと別世界のブレーザーでなぜ、ですが、ギガスと相対してのもの、ちょっとこれは突っ込むものでしたが、まあ、その点はアバウトでいいでしょう。そして冒頭、ギガスはレッドキングに圧倒された結果主従関係になるもの、こういう主従関係の怪獣は昭和のものでは新鮮でした。
 なお、今回は長野県が舞台、ただ撮影は東京で大半したもようですが、昭和の特撮同人誌に、第1次ウルトラシリーズでは怪獣が大阪や神戸にも出たが第2次シリーズは怪獣の出るのは関東方面のみで、関西のファンは安心して見ていられるというギャグ投稿ありました。これは地方ロケ、最近は予算もなく大変ですが、昭和の西部警察では地方ロケを活発に行い、現地の企業とタイアップして、そして製作費ももらえたもの、今はそんな時代ではないですが、東京だけでなく舞台は色々あるのが楽しいです。
No.12256 - 2023/12/16(Sat) 15:29:29

ウルトラマンブレーザー 第22話 ソンポヒーロー 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) ソンポヒーローの意味
 サラリーマンをメインにしたものは、ジードでレイトがサラリーマン、そして、ギンガSのガンQの涙は怪獣にされたサラリーマンが主役、今回はしがないサラリーマン、弁当安売り買っても箸なし、テツオは家を回るものの片っ端から断られて、この描写も昭和のもの、他の就職先がなく、アパート住まい、夕食はスーパーマーケットの割引き弁当のもの、そのアパートも昭和そのもの、しかし、各地を営業で歩いて町には詳しく、それが最後、避難する時に役に立つもの、ミチコを演じた山口果林さんは大ベテラン女優さん、テツオは夫に先立たれたミツコのために家の掃除などして、そのミツコの、鍋に火を入れたままという展開は昭和のもの、今でもサザエさんなどにはたまにあるものの、特撮ヒーローでは21世紀になり初、そして焦げたものをテツオは弁償、そして、怪獣保険に加入も昭和の定番、しかしそれが役に立つとは、これは昭和的なもの、ウルトラシリーズではこういう昭和のいいものをやってくれて、今回はテツオとミツコが主役、ラスト3話は謎解きなどの怒涛の展開、その前の息抜きは良かったです。最近のテレビは殺伐としたものも多く、昭和の雰囲気は、今の小さい子供さん(メインの視聴者は令和生まれのお子さん)には新鮮かも知れません。テツオのようなコツコツとするものが結局社会を支えている、これも昭和の世界、その描写に主題歌のスローアレンジBGM流れて楽しかったです。
(5) 司令車を運ぶアースガロン
 そして、長野県が舞台で、アースガロン出動、と、司令車を何とアースガロンがもって現地に飛ぶもの、こんなシーンは初めて、司令車は今まで遠路はるばる…と思っていたものの、このようなロボットによる司令車移動はロボットアニメにもなく、この手のものは、ティガ以降の作品だと移動指令室が戦闘機にあり現地から指令(そのルーツはサンダーバードの移動指令室)でしたが、これまたセンス・オブ・ワンダーでした。
(6) SKaRDもつらいよ
 最初、SKaRD基地で、ヤスノブとエミ、パソコン関係で大分奮闘して、やっとできて休憩と思ったら怪獣出現で大変、現実の舞台だと、こういう基地でパソコンなど担当するものと、現地に赴くメンバーは別、そもそも科学特捜隊以来特捜チームは数人が定番で、刑事ドラマの例えば太陽にほえろの捜査第1課も数人ですが、現実にはメンバーは数十名、多いと100名、これは隊員の数の多いガイアのXIGでも現実と異なり、もちろん、こういうものも「ネタ」にするのがヒーローものです。
(7) 怪獣出現で保険会社は…
 テツオの上司は、怪獣出現で忙しくなるとハッパをかけて、しかしテツオはミツコの場所だと助けるために駆けつけるもの、この展開は昭和の特撮・アニメにはたくさんありましたが、90年代以降この手の描写は激減したもの、そして、ギガスは冷凍光線を使用、これは昭和の怪彗星ツイフォンにはなかったもの、そして地下から熱源、怪獣、熱源という表現はエヴァンゲリオンでポピュラーになったもの、さらに、アースガロンと怪獣のバトルがテレビで生中継、これは昭和にはないもの、そして、テツオは、ミツコの、主人のところに行くという描写、これは初代ゴジラの、もうすぐ、戦争で死んだお父さんのところに行くものへのオマージュ、そして、リュウジは、家が壊れたら会社が補償なのでSKaRDは何をしていると、おそらく本当に怪獣や保険会社あったらこうなるもの、現実に、自然災害でこのような例はあり、阪神淡路大震災、東日本大震災を経ての2011年以降の展開はなるほどです。
 そして、テツオはミツコを背負って逃げて、これで唐草模様の風呂敷なら昭和のもの、ミツコを守ろうとするテツオのもの、暖かいご飯に感謝、生き延びてミチコのハンバーグを食べたいになり、そこにゲント隊長通りかかり、避難できていない民間人がいると、ブレーザーに変身、テツオ、ミツコの前でウルトラマンの戦い、新鮮なカット、今回はブレーザーで、昭和怪獣の、既存の着ぐるみを使用したもの、それが新鮮、そしてギガスは冷凍光線でアースガロンを攻撃、さらにブレーザーも危機、ウルトラヒーローの弱点の冷凍のもの、しかし、ファーラドンを召喚して逆転、アースガロンの凍結を解除、これはダイナの移動要塞浮上せず後編のダイナ救出がルーツ、そしてブレーザーとアースガロンの共闘で、平成以降の定番、ダブル光線で撃破、このルーツはティガの南の果てに、ティガの光線とアートデッセイ号のデラック砲の共闘、燃えました。
(8) ハッピーエンド
 ミツコは死に損ねた、家はボロボロというものの、保険が役に立ち、そしてミツコが新しい顧客を紹介されてテツオはうまく行き、リュウジとの逆転、こういうほのぼのとしたハッピーエンドは昭和では特撮ヒーローはもちろん、刑事ドラマでも定番ですが久し振りに見たもの、ハートフルないいものでした。しかし、次回からどうやら最終回3部作、謎ときはありますが、ウルトラではネクサスで、最終回1話で全部の謎を解明した実績あり、期待です。
(9) DXアースガロン買いました
 神戸三宮のフィギュア店で、DXアースガロン、安くなっていたものを買いました。関節など可動箇所多く、そしてボタン電池で音声・光と出て、最近のホビーはスゴイもの、満足でした。今月は住宅展示場でウルトラマンのイベントはなかったですが(来週は阪神競馬場でイベントあるものの、他の仕事あり行けない)、来年はあると思い、ブレーザー劇場版もあり、楽しみです。寒くなります、皆さんお元気で。
No.12257 - 2023/12/16(Sat) 15:30:13

Re: ウルトラマンブレーザー 第22話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
保険の外交って、大変ですよね。こんな世の中だからこそ必要なのに、「結構です」とフラれることの多いこと。詐欺かもと身構えてしまうんですよね。上手くいかないテツオを横文字攻撃するリュウジ、やな奴ー!テツオがハンカチで拭くのは汗か涙か…。それでも真面目に働く彼が出会った道子さんは優しい人でした。色々してくれた彼に手料理を振る舞い、愚痴を聞いてやり、励ましてくれました。そして怪獣出現、道子さんが逃げずにいたのは、テツオを待っていたのかも知れません。彼女を背負って逃げ道を選んで助かったテツオ達。ネットワークよりフットワークという言葉がありますが、見事生かされました。
さて、戦闘のほうは二対二の大バトル。凍らされてもファーラドンで溶かして復活、二頭まとめて退治。共闘もすっかり定着しましたね。
ところで、テレビ本編終了前から映画予告、しかも二月に封切り、春休み前の平日から観れるのなら混雑を避けて行ける!後は仕事の段取り次第なのですが。うわー、今年こそは行かせてくれー!(絶叫)
それでは今夜はこれにて失礼致します。
No.12258 - 2023/12/21(Thu) 23:26:00

ウルトラマンブレーザー 第23話 ヴィジター99 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:小柳啓伍 監督:中川和博

(1) 追悼、薩摩剣八郎さん
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。今年は暖冬と言われていたのに10年に一度の強い寒気で神戸も凍えましたがいかがでしょうか。
 今回はまず訃報、平成ゴジラのスーツアクター、薩摩剣八郎さんが76歳で亡くなられてました。薩摩さんは84年の、いわゆる84ゴジラから95年のゴジラvsデストロイアまでゴジラのスーツアクターをされて、まさにレジェンド、今年はたくさんの方の訃報に接して寂しいものでした。20年ほど前に初代ゴジラのスーツアクター、中島春雄さんと対談されたのがテレビ放映もありました、薩摩剣八郎さん、本当にありがとうございました。
(2) ヒーロー、主人公の肉体的な限界
 そして、デルタンダルが何匹も現れて、冒頭、SKaRDがアースガロンで出動して、ウルトラマンブレーザーと共闘して倒すものの、ゲント隊長、ブレーザーは肉体的限界、倒れて医務室行きはヒーローものでいくつも例があり、もちろんルーツはセブンの最終回、その後グレート、コスモス、マックスにあったものの、ゲント隊長は病院を抜け出して前線復帰、しかし、ブレーザーストーンがゲント隊長を殴って休めのものはユニーク、おそらく、激闘はかなりキツイ模様、ウルトラヒーローが地球での戦いで消耗するのはたくさん例はありましたが、診察中に出て、骨量減少と筋萎縮、医師にこのままだと命に関わると言われて、予想されたもののこの展開にはビックリです。この、ブレーザーストーンが殴るもの、新鮮な世界でした。そしてブレーザーストーン、落としてなくならないか心配して見つかったものの、脚本の巧みさに脱帽です。そして、隊長が変身する展開、隊長はかなりの高負荷のもの、ただ劇場版もあるのでセブンのように最終回で地球を去るのではない模様ですが、テルアキに軽いめまいというものの、展開は大変なものでした。また、脚本の小柳啓伍さんはツイッターで、クリスマス時期の話という案も出たものの、この展開になり、ブレーザーは小さいお子さんにも人気、また来年住宅展示場のウルトラマンのイベントあり、様子見てきます。
(3) 地球怪獣と宇宙怪獣
 今回、タガヌラーが何匹も出現して、同一怪獣複数体の出現は初代マンのバルタン星人2代目、科学特捜隊を宇宙におびき出して、もう一方が地球で暴れて、ウルトラマンはテレポートで双方に対処したものの、しかし、今回はどうやら地球の怪獣は人類の敵ではなく、味方の面もあった模様、地球の怪獣が味方であったのはガイアの最終回であったもの、それとも異なり、タガヌラーは宇宙怪獣に対して攻撃を行っていた模様、その点がどうやら謎もある模様で、そしてハルノ・レツ参謀長が第19話以来の登場、ハルノ・レツ参謀長はSKaRDの行為を否定、これはひょっとしたら、防衛隊の上層部は侵略者とつながっていたかも、ドバシ・ユウの存在もあるし、ラスト2話でどうなるか、見ものです。
No.12259 - 2023/12/23(Sat) 19:19:42

ウルトラマンブレーザー 第23話 ヴィジター99 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) アマチュア天文家の活躍
 今回、エミにコンタクトをとったアマチュア天文家、ミッチーは天文学の専門家も気づかなかった、バザンガ、ゲバルガの飛行経路と、タガヌラーが宇宙に撃ったものを同じと見抜いて、その前に宇宙の歪みを確認、火星付近を通過してのもの、アマチュア天文家がプロより優れていたのはセブンの、円盤が来た、でフクシンくんがペロリンガ星人の円盤を見破った例があり、アマチュアは場合によりプロを超えるものがあるのは現実にも例はありますが、この、1999年の隕石、バザンガ、ゲバルガの航路と、謎が様々な形であり、1999年というとノストラダムスの大予言、99年に地球滅亡という予言が昭和に盛り上がり、しかし実際の予言は他の要素もあったのですが、こういう昭和からのネタを突っ込んでくるのはスゴイです。そして、ミッチーは隕石をミッチー27と名付けさせて、27が年齢だと容易に想像できたものの、愉快な展開でした。
 そして、エミはこの件、上層部のみ知り、サードウエイブ、この点はエヴァンゲリオンを思わせて、面白いものでした。
(5) 怪獣、複数個所に出現
 世界各地にタガヌラーが現れて、それらは身長15〜20mのもの、現地の防衛隊で対処できて、が、茨城に身長60mのタガヌラー出現、アースガロンはMod.2で出撃、前回同様司令車モッピーを抱えてのもの、タガヌラーと戦闘経験のあるゲント隊長とアンリで行くというものの、仲間たちは体長は司令部で、これは定番の展開、が、防衛隊の舞台はSKaRDは邪魔と言い、ウルトラシリーズで防衛隊の上層部と仲の悪いのは多かったものの、このSKaRDは異例、茨城でアースガロンはタガヌラーと対決、が、アメリカ、ネバダにもタガヌラー現れて、現地からアースガロンの出動を要請されて、SNSではアースガロン、量産されていないのかと指摘もありますが、アースガロンはかなり特殊なメカで量産不能の模様、セブンガー以来、人型ロボット以外のものがウルトラシリーズのロボットの定番、とは言え、茨城でアースガロンがタガヌラーを倒して、そしてMod.3にしてアメリカに向かうもの、それは無理、通信もできなくなり、そして、ゲント隊長は肉体の限界でもブレーザーに変身、そしてマッハ20でアメリカに、大気圏離脱して北米に行くもの、このような展開は初めて、過去にはこういう場合の移動はテレポートでしたが、もちろんこちらの方がリアル、そしてネバダでのブレーザーとタガヌラーの対決は夜、異色です。
(6) ミッチー27の正体
 そして、エミにミッチーから緊急連絡、タガヌラーの放った光線が問題の隕石に当たっていたもの、つまり、タガヌラーは宇宙怪獣から守っていたもの、これはガイアの最終回、敵だと思っていた地球怪獣が味方のもの、アメリカでブレーザーはタガヌラーをチルソナイトソードで斬ったものの、止めには至らず、そして、源川司令官はタガヌラーがビームを撃つ前に撃破しろと、要するに防衛隊の上層部はタガヌラー、地球の怪獣と敵対、そしてタガヌラーはエネルギーの液体を摂取しようとして、それは縄張りに近づく宇宙怪獣を倒すため、それをエミはブレーザーにも伝えて、しかしブレーザーはすでにカラータイマーが赤、ファードランアーマーをまとい、が。エミはタガヌラーを倒してはダメ、地球に来る強力な宇宙怪獣撃退かも知れず、タガヌラーに撃たせてと、エミはウルトラマンブレーザーさんと言い、こんな展開は前代未聞、そして、タガヌラーも、ブレーザー、アースガロンもミッチー27に向けて攻撃、それは突如検出の未確認物体に命中、しかしそこから反撃されて、タガヌラーは破壊されて、と、ハルノ・レツ参謀長出現、全ての責任は自分にあるといい、そして宇宙ではラスボス怪獣出現、このラスボス怪獣はSNSで名前も出ていますが、次回はまた特別総集編、デッカー同様、クライマックス2話の前に総集編のもの、果たして、謎は解明されるか、期待です。今回のサブタイトル、ヴィジターは来訪者の意味、80年代にアメリカで宇宙からの侵略者との戦いを描いたドラマシリーズVが放映されて、日本でもヒットして、それらの流れのものです、
(7) ウルトラマン ニュージェネレーションスターズ2024開始
 ブレーザーは1月20日で最終回、その後のクロニクルはウルトラマン ニュージェネレーションスターズ、ゼットでユカを演じた黒木ひかりさん、トリガーでイグニスを好演の細貝圭さん、さらに、ダイナに登場したロボット、マウンテンガリバーの仲間も出て、ということは7月から新作、つまり12年連続新作シリーズ制作、今年はゴジラマイナスワン、日本だけでなくアメリカなどでも大ヒット、ガメラはアニメ版で話題になり、これほど特撮の話題になったことはなかったものです、厳寒は落ち着く模様ですがなかなか寒いです、皆さんお元気で。
No.12260 - 2023/12/23(Sat) 19:20:34

Re: ウルトラマンブレーザー 第23話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
冒頭から複数の敵を相手に共闘、疲れが溜まり医師に叱られるゲント、副隊長に心底心配されました。頼れる人に倒れてほしくないですものね。次の出撃で隊員達はゲントに基地にいてくれるようにしましたが、なんとアメリカからアースガロンの要請が!えっ、日本のほうが軍事力が上?しかしアースガロンは戦闘中、ゲントはブレーザーに頼んで飛んで行きました!ちょっと待て、これもミッチーに計算されたらバレるかも!それは置いといて、ブレーザーは早くカタをつけようとしますがタガヌラーは斬られてもたいしてダメージなし、ファーラドンで撃とうとしたらエミが「撃たせてあげて!」と。撃たせた結果、隕石上の怪獣は月に落ちましたが、やはり生きていました。餌場を巡って縄張り争い…。
それでは今夜はこれにて失礼致します。皆さん、よいお年を。
No.12261 - 2023/12/29(Fri) 23:44:11
ウルトラマンブレーザー 第16話 恐怖は地底より 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:継田淳 監督:辻本貴則

(1) 特殊な能力を持った地底怪獣とのバトル
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。関西は日本シリーズが阪神とオリックスで大騒ぎですがいかがでしょうか。
 今回は、幻視怪獣モグージョン、その光を見たものにそのものが苦手なものの幻想を見せるもの、そして目的は相手の捕食、ブレーザーの新怪獣はどれも恐竜型(ゴジラのタイプ)の延長上ですが異色のキャラクターばかり、生物を食べる怪獣の設定は久しぶり、さすがに実際に食べるシーンはなかった(これは、今は表現規制が厳しいためにできない)ものの、かなりエグイ展開、そして、地底を活動して、光を見たものの印象からその怪獣のイラストは爆笑もの、今回はギャグもあり、病院からテルアキたち何とか参加して、看護師に止められるなどの様子は新鮮でとても楽しかったです。地底探査レーダー、怪獣の生態の専門家のテルアキの解析(目撃者の証言からできたイラスト、いてもおかしくないというのは面白い)と、SF交渉は見事で、ブレーザーはSF志向ですが比較的わかりやすい展開で、今の子供たちにも人気です。
 そして、意外な展開は、テルアキはこの幻視の原因は毒ガスと見てガス中毒を疑いガスマスクを使用する展開、ヒーローものに、特撮でもアニメでもガスマスクの出るのは95年以来初めて、これは地下鉄サリン事件のためにフィクションで毒ガスの使用が規制されたため、実際にはガスではなかったものの、こういう今の厳しい表現規制をうまくクリアして、昭和的なものを再現してくれて脱帽ものです。
(2) 巨大ロボットをAIアシストで操縦
 そして、アースガロン、今まで機長と操縦士で稼働していたもの、巨大ロボットでは、合体ロボはもちろん複数のパイロットで操縦ですが、アースガロンのように合体なしで複数パイロットはロボットアニメでもあまりない(グロイザーXやダンガードAくらい)、そしてヤスノブたちがモグージョンの攻撃にやられて、エミ一人でアースガロンを操縦、女性一人で巨大ロボット操縦はマジンガーZのアフロダイA以来たくさんあり、ガンダムシリーズだと副主人公ガンダムをヒロインが操縦、ウルトラマンゼットではヨウコがキングジョーを操縦などありましたが、AIアシストで操縦は面白いもの、AI、EGIOSSヤスノブの名付けたアーくんの声は石田彰さん、エヴァンゲリオンの渚カヲル、ガンダムシードのアスランなどの人気声優さんによるものですが、コミカルな要素もあり、楽しいものでした。
(3) モグージョンのユニークなスタイル
 新怪獣モグージョン、SNSでは80に出て来そうな怪獣の指摘もあり、これは地底怪獣の生態、見た目はモグラですがそれ以外の要素もたくさんあり、怪獣の考証は大変な優れていて、腕が伸縮する、頭部に回転カッターと新鮮な要素、ブレーザーの怪獣は優れていて、ソフビの売り上げも好調、前回のガヴァドンAは一時売り切れで合ったそうです。
No.12235 - 2023/10/28(Sat) 13:41:22

ウルトラマンブレーザー 第16話 恐怖は地底より 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) テルアキの苦手はおはぎ!
 モグージョンの幻影光線にやられて、テルアキの見たのはおはぎ!これは大爆笑!劇場版ギンガSで苦手はトマトというネタありましたが、笑えました。アンリは虫、ヤスノブはカナン星人、しかしゲント隊長は炎上するアースガロン、これは作戦の失敗と仲間の死を意味するものとSNSで解析ありました。そして、エミの苦手は・・・は想像もしなかったものでした。
(5) 病院ギャグ
 ヤスノブが、ゲント隊長に連絡、苦手なものを幻視させる理由を説明、この点はテルアキの面目躍如、司令部が怪獣をモグージョンと名付けて…で、テルアキの連絡は病院からコッソリ、看護師に見つかり、スマホとタブレットで入院しながら、これはギャグ、ブレーザーの隊員は、今までのシリーズと比べて年齢層の高いキャラクターで面白い展開でした。
(6) エミとアーくんの漫才
 エミは一人でアースガロン操縦、AIアシストで、ヤスノブがアーくんと名付けたいEGOISS、AIは前作のデッカーで、ハネジローが実質漫才でしたが、アーくんも同様、今はロボットアニメは少なくなったものの、今後応用されるかも知れません。
 そして、ゲント隊長は特殊光線を見ても無事、この点はウルトラマンだから、でしょうが、隊長の説明で納得させられる、昭和ウルトラからの流れです。
 そして、ビルに逃げ遅れた人がいて、エミは体当たりで激突、これは巨大ロボットの定番ですが、昭和以来見慣れたシーンが新鮮です!
(7) 巨大エミ隊員!
 今回のネタは、エミがモグージョンの幻視光線を浴びて、モグージョンが自分=エミに見えたもの、ツイッター、Xでは巨大エミ隊員とトレンド入り、もちろんメフィラス星人関係、巨大フジ隊員、巨大浅見弘子のネタ、他方、モグージョンはレインボー光輪を跳ね返してビル切断と強い、さらに、頭のカッターでブレーザーを苦しめて、そして幻視ととはいえ、巨大エミ隊員がブレーザーと闘うのは新鮮、こんなシーン、過去のヒーローものになく、辻本さんの特撮は素晴らしいもの、他方テルアキたちは病院からエミを応援して何とかなるもの(病室に引き戻そうとする看護師を押しとどめるのはドリフギャグの応用)、昭和ヒーローの力業、これはこれで正解、克服してアースガロンで攻撃、ウルトラマンはこうでなくちゃ、です。
(8) 目を閉じての攻撃
 そして、ブレーザーは幻視光線を防ぐために目を閉じて、これはレオのフリップ星人の話や、ゼット第2話のネロンガとの戦いであったもの、エミの援護で対応、最後はチルソナイトソードで一刀両断、それも主題歌アレンジBGMに乗ってのもの、エミはアーくんに感謝すると急降下は適切といい、楽しいものでした。
(9) 怪獣を倒して
 ゲント隊長の怖いのは作戦の失敗というもの、さらに、ヤスノブはアーくんと最初に話したかったというもの、見事なクライマックス、ブレーザーの隊員は、過去の作品にあったパターンと異なり、この編成をうまく利用してのものは最高でした。
次回はまた特別総集編、これだとおそらく総集編もう一度いれて来週1月がラスト、楽しみです。
(10) モノマガジン、次号は円谷プロ60周年特集
 モノマガジンの次号は円谷プロ60周年特集、ブレーザーの特集もあり、1年前はセブン55周年特集で、近年、ウルトラマン、特撮関係の本は多数出て、話題、特撮の話題の中心は最近ウルトラマン、そして来月はゴジラマイナスワンも公開、そして僕はこの前兵庫県姫路の住宅展示場にウルトラマンブレーザーの撮影会に行き、往路は駅から3.0分歩いて行き、ブレーザーとグータッチもできました。来月は神戸の住宅展示場でもブレーザーのイベントあり、行きます。
 気候の変化も激しいです、皆さんお元気で。
No.12236 - 2023/10/28(Sat) 13:41:54

Re: ウルトラマンブレーザー 第16話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
あーくんが喋ったー!予想とは違うけど、かすっただけでも嬉しい!穏やかで丁寧、ハネちゃんとは違った魅力❤
さて、エミは操縦は苦手らしいですが、巨大AIと天才ハッカーなら何をどうしてこうすればああなるかは早く掌握出来るのでは?実際「ぶつけるのー!」と体当たりしましたから。しかし捕食の邪魔は出来たものの光を浴びてしまい、見えたのは自分が襲いかかる姿。「自分が恐い」というのはよく聞きますが、それを視覚で…。危険を承知で調べることを止められないから?一方ブレーザーは目を覆ったりするから攻撃どころではなく、敢えて「目を閉じる」けれど、ミツクニのように心眼が使える訳でもない。しかし正気に返ったエミがサポート、遂に撃破!ゾフィーの言う「肩を並べる日」がまた一歩近づきました。
ところで、テルアキさんの「最恐」は、あの看護師さんに変わるかも知れませんね。
それでは今夜はこれにて失礼致します。また夏日が戻って来てしまいました。皆さんお大事にして下さいね。
No.12237 - 2023/11/03(Fri) 22:47:45

ウルトラマンブレーザー 特別総集編 ブレーザー電脳絵巻 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
構成:足木淳一郎、演出:清州昇吾

(1) 前代未聞!アニメナビゲートによる総集編
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。気温の変化が激しいですがいかがでしょうか。
 今回は特別総集編ですが、アニメを使用すると聞いていたものの、パグというアニメロボットが現れてナビゲート、そして途中からげ〜どすくん、もぐ〜じょんちゃんとアニメになった登場怪獣による漫才?中身は今まで出てきた怪獣のおさらい、過去の作品でラストに怪獣紹介をするものの総集編版ですが、出てきた怪獣の身長、体重と出て、30年前のミニ番組、ウルトラ怪獣大百科を思わせるものもあり、前回の特別総集編はテレビ局スタッフによるネタでしたが、これはテレビシリーズのなかった時の5分のミニ番組を思わせて、楽しめました。この総集編、トリガーではデバンが出てきてやりましたが、思い切ってアニメでのもの、愉快でした。漫才も、まるで昭和のネタ、ウルトラシリーズでは昭和オマージュが多い(というより、ライダー、戦隊、プリキュアで昭和ネタはほぼ皆無)ものの楽しかったです。
 また、今回アニメで出たパグは、ガイアに出てきたPAL(主人公我夢の乗る戦闘機のナビゲーションをする今でいうAI)を思わせるとツイッター(X)で指摘あり、前回の特別総集編にはガイアの放送局KCBを思わせる3人組出てきて、これらがガイアオマージュとの指摘ありました。
 パグのチルソナイトソードの紹介は、おそらくおもちゃの宣伝も兼ねていて、これは商業主義と批判されるものではなく、ブレーザーは人気でこのようなアニメによる紹介も意味あります。こういう凝った総集編も意味あります。
(2) モノマガジン 最新号は円谷プロダクション60年大特集
 モノマガジン、11月2日発売のものは円谷60周年大特集(https://m-78.jp/news/post-6907 )、もちろんウルトラマンメイン、ウルトラマンブレーザーは田口清隆さんと佐野史郎さんの対談、そして、石坂浩二さんのナレーション秘話、石坂さん、学業の傍ら初期のウルトラシリーズのナレーションをされて、ウルトラQでは怖がらせてと、円谷一さんの依頼があり、一転してウルトラマンでは明るくしと言われていて、しかし、僕は石坂浩二さんの、ウルトラマンのカラータイマー点滅のナレーションで、本当に消えたらとハラハラしたので、どちらも怖いのです。ウルトラQで西條康彦さんと桜井浩子さんの対談と、たくさんの中身があり、これで750円は見事、ムック本並の内容で本当に良かったです。
(3) 祖師ヶ谷大蔵にウルトラセブンの立像設立
 昨日、ウルトラマン商店街、ウルトラセブンの立像設置https://m-78.jp/news/post-6909 式典にはもちろん森次晃嗣さん、そして高峰圭二さんも来られて、監督の市野龍一、辻本貴則さんも来られて、セブンは56年前の作品がノスタルジーで受けているのではなく、一昨年のBS再放送は子どもにも人気、今やウルトラマンは日本はおろか国際的文化作品、神戸にあるM78ショップには外国人観光客も来て、ウルトラマンは僕らの誇りです!
(4) ゴジラ-1.0 超ヒット
 昨日、山崎貴監督によるゴジラ-1.0が公開、友人のゴジラ研究家は映画館に予約していき、スゴイ人出、初日の興行収入は何とシン・ゴジラの2.6倍というもの、これはシン・ゴジラの時は土曜日公開、ゴジラ-1.0は3連休の初日のためですが、テレビでウルトラマンブレーザー大人気でゴジラはどうかと思ったら、大ヒット(これは鬼滅の刃以来、大ヒットの映画はシネコンで複数のもので運用するので大変なヒットになる、シン・ウルトラマンも同じ)、僕はまだ見ていませんが近々行きます。
(5) 円谷コンベンション、円谷映画祭開催
 この秋は過去にない円谷作品のイベントラッシュ、円谷映画祭2023、庵野秀明さんのセレクションのセブンとタロウを劇場でhttps://m-78.jp/news/post-6897 また11 月25,26日に円谷コンベンション開催、おそらくファンも来るでしょう、僕は東京には行けませんが応援しています。この他、最近のウルトラシリーズのデザイナー、後藤正行さんのデザイン集も出ます。今年の出版・イベントラッシュはスゴイです、インフルエンザも流行っています、皆さんお元気で。
No.12238 - 2023/11/04(Sat) 13:33:15

Re: ウルトラマンブレーザー 特別総集編 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
総集編の度に語り手が変わる、面白いです。しかし来週は倒した筈の怪獣が復活、総集編というよりは予告のための、正に「おさらい」。パグも何かの形で出たりして。
それでは短いですが、今夜はこれにて失礼致します。
No.12239 - 2023/11/10(Fri) 23:26:55

ウルトラマンブレーザー 第17話 さすらいのザンギル 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:継田淳 監督:辻本貴則

(1) 令和のザムシャー、ザンギル登場
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。日本シリーズで阪神タイガース38年ぶりの日本一、神戸は大賑わいですが、いかがでしょうか。
 今回は、宇宙侍ザンギルの登場、ドラマの半分は喫茶店でのゲントとのやり取り、倒した怪獣の亡霊が現れて、それを108斬るといい、そのことを教えた達人は、メビウスの名キャラクターのザムシャー、回想シーンで、ザムシャーの顔は出なかったものの、ザムシャーはメビウス、宇宙の剣豪と、絶望の暗雲に出て、最後でエンペラ星人の猛威に駆けつけて、自己犠牲の姿はファンに強い印象を残したもの、おそらく、メビウスに出たザムシャーの同族が、同じように侍としての精神をザンギルに与えたもの、メビウスとヒカリに会い、守るものの意味を知った後のザムシャー、今年夏のウルトラマンフェスティバルにザムシャー新造スーツも出てそれを使用した模様、ザムシャーの精神は、トリガーのダーゴン、デッカーのアガムスと継がれて、大変に素晴らしいものでした。ザンギル人間態を演じ唐橋充さんは大怪獣バトルにも出られて、仮面ライダー555、ゴースト、セイバー、侍戦隊シンケンジャーに出て、シンケンジャーでも侍を演じて、これで3大特撮で全部侍キャラクターを演じたもの、監督の辻本さんは唐橋さんと仕事したく、スケジュールで今回ようやく実現したもの、令和のザムシャー、ザンギルの素晴らしいキャラクターが印象的、そしてゲント隊長との喫茶店でのやり取りも素晴らしいもの、ブレーザーは毎回放映後、ツイッター、今のXで話題になり、特撮の賑わい、うれしいものでした。
(2) ザンギルのデザインは辻本監督
 ツイッターによると、ザンギルのデザインは辻本監督によるもの、今回のブレーザーはほぼ毎回新規造形の怪獣出て、ユニークなものばかり、ギンガ以降、デザインはバンダイも同席で作られて、それを商業主義と批判する声もありますが、そうして売れているので10年以上新作シリーズの続いているのは忘れてはなりません。
(3) 倒した怪獣が集団で現れる!
 今回は、ブレーザーとSKaRdの倒した怪獣が現れて、それも実態ではないもの、捕食、破壊行動はなくすり抜けるのみ、幻覚でもない、プロジェクターによるものでもない、それらをザンギルが斬り、撃退時の場所に現れて、これはユニーク。倒された怪獣・怪人が復活して集団で現れるのは東映のパターン、キャプテンウルトラ末期の怪獣軍団が最初、直後の赤影の後半でもあり、仮面ライダー第13話のトカゲロンと怪人軍団で東映ヒーローの定番になり、今回は実態を持って現れたのはニジカガチのみでしたが、東映的な展開も平成以降ウルトラシリーズではあり、ダイナの怪獣ゲームのような展開もあり、しかし、主人公が宇宙人の人間態と、喫茶店で対峙は、ウルトラシリーズならでは、楽しめたものでした。そして、ザンギルの斬る108は、おそらく除夜の鐘のものでしょうが、ゲント隊長が仮面ライダードライブで演じたハートのロイミュードのナンバーが108でそれにかけたものとの指摘もXでありました。ザンギルは、ザムシャー?から与えられた石の力を見せて、最後の一匹は怨霊、ゲゲゲの鬼太郎にもなかなかない表現、面白いものでした。
No.12240 - 2023/11/11(Sat) 14:36:40

ウルトラマンブレーザー 第17話 さすらいのザンギル 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 喫茶店でのダイアログ
 今回、ユニークだったのが、喫茶店でのゲント隊長とザンギル人間態の対峙、ゲント隊長、第3話のものに行くとザンギルから名乗り、ザンギル、拙者といいうもの、話し方が江戸時代の武士そのもの、会話を聞くとザンギルがよく行く店、ザンギルはコーヒーが好き、僕もコーヒーのファンですが、ゲント隊長にはザンギルの宇宙人態も見えて、これはゲント隊長、ブレーザーの力のあるため、これはセブンの、狙われた町の、ダンとメトロン星人のちゃぶ台のものの延長線上にあり、こういう喫茶店、昭和テイスト、神戸の新開地には昭和から変わらない喫茶店もあるのですが、今回も昭和の喫茶店、実在の喫茶店をロケに使用、サービスもあり、蕨野友也さんのXだと老舗の喫茶店を使用とのこと、そして、ニジカガチ出現に、ゲント隊長、コーヒー代二人で1000円札出して(いや、こんなたくさんだから1万円札か?)、店員さんに多いと言われる展開は昭和そのもの、昭和の刑事ドラマなどによくあったもの、ウルトラシリーズはニュージェネレーションになり、昭和テイストをうまく取り入れて面白いものをやっています。ゲント隊長は名乗れず、ザンギルにこの星に来た理由を問い、ザンギルは成仏できないものを斬って、地球の侍文化を気に入ったというもの、こんなダイアログ、テレビで見るのは何年振りか、最近のテレビ作品は昭和と異なり、その点でウルトラシリーズは昭和の良さを見せてくれて素晴らしいです。
 そして、ザンギルともに闘いたい、ゲント隊長はうちの職場に宇宙人連れて行けないというものの、過去には防衛チームの基地にレオの、ウルトラ兄弟永遠の誓いだと郷秀樹をMAC基地に招いたこともあり、いわゆる昭和の力業ですが、こんな展開も愉快でした。
(5) 108匹目にニジカガチ
 そして、倒された怪獣の亡霊、108匹目はブレーザーの強敵ニジカガチ、出現のパターンはゼットのエース客演界のバラバを思わせて、強敵怪獣が怨霊態とテロップ、怪獣の亡霊はシーボーズであったものの、怨霊はむしろゲゲゲの鬼太郎の妖怪のもの、ニジカガチはザンギルのみで倒せず、ブレーザーの助太刀を求めて、スポーツ新聞にウルトラマンの記事、ザンギルは土下座して以来、こういう仰々しいネタは10年以上テレビで見ていないもの、ブレーザーは前回とどめを刺したレインボー光輪を放つも跳ね返して、これは2代目バルタン星人がスペシウム光線を跳ね返したものへのオマージュ、そして、チルソナイトソードで真っ二つにしても、それがザンギルを取り込んでブレーザーに攻撃、怪獣や、宇宙人が別の個体にの乗り移る例は多々あったものの、このような形は楽しいものでした。これ、ウルトラマンが、巨大宇宙人と共闘はいくつかあり、昨年のデッカーだとグレゴール人グレースがそう、今回のザンギルは、準ウルトラマン的な存在、ヤスノブもそう認識、こういう展開、楽しめました。
 また、ブレーザー変身が、トラックの危機を救うため、このトラック、辻本組と書いてあり、ブレーザーにも出たし、さらにタイガ以来何度か出て、こういうミニチュア小道具のネタは、ミニチュアと着ぐるみ特撮ならでは、作りてが楽しんでやっているのがわかり、愉快でした。
(6) ヒーローの決め手、峰打ち
 そして、ニジカガチに操られた?ザンギルがブレーザーに襲い掛かり、それでブレーザーが斬ったと思いきや、それは峰うち、それでニジカガチを分離させて二人で倒したもの、この、峰うちをあーくんが解説、アーカイブから、時代劇ものを引用、ゼット最終回、ジャグラーが丸腰になのに撃ったユウキ・マイをジャグラーは峰うち、力はこうして使うものという正義のヒーローの伝統を見せつけて、これはよかったです。こういう高度な特撮、年の後半だけでも毎週見られるのは素晴らしいものです。なお、ツイッターでは、あーくんの声が石田彰さんで、そのうちエ〇ァのことを言わないかという書き込みありました。
(7) ザンギル、そして
 ラストシーン、108体の成仏をさせて、ザンギルは石のために実態を保ち、それも限界、ザンギルもさまよう魂、長く一人、最後にゲント隊長、SKaRdと闘えて誇りと語り、ザンギルはコーヒーを飲めず消えたものの、こういう素晴らしいキャラクター、また何かの形で再登場しないか期待させてくれました。素晴らしい余韻のラストシーン、感動ものでした。劇場版あったら出てほしい(グレゴール人みたいに)です。
 次回はどうやら前後編作品、そして、汚染怪獣、毒ガスは95年の地下鉄サリン事件以来テレビではタブーになり、その展開やるのは意欲的、仮面ライダーは、意味は異なるもののバイクにヘルメットなしで公道走れないため、バイクシーンはほとんどないのですが、その点ウルトラマンは限界に挑戦、もちろんライダーも頑張っていて、ライダー、戦隊、ウルトラマン、そして今年はゴジラ、友人のゴジラ研究家も新作は1作目に最も近いと評価、ガメラもアニメで登場、先週は神戸の住宅展示場にブレーザーのイベントに行き良かったです。関西には木枯らし1号吹きました、インフルエンザも流行っています、皆さんお元気で。
No.12241 - 2023/11/11(Sat) 14:38:02

Re: ウルトラマンブレーザー 第17話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
メビウスからはまった私には感涙物でした。ザムシャー、怨霊態(ヤプールを連想)、コーヒー、ニジカガチに取り込まれたのはアーマードダークネスを思わせ、そして最後に名乗るゲント。名を挙げる為だけに斬ってきた侍が、煩悩の数だけ成仏させて、自分も成仏して行きました。最後のコーヒーを飲めなかったことだけが心残りだと言いながら。ゲントが彼の分まで「いただきます」と言ったのはせめてもの供養。
ところであーくん、ますます人間くさくなってきましたね。質問されて「んー、」ですもんね。それに、時代劇を自主的に勉強して「峰打ち」なんて。その勤勉かつ賢さに得意げなヤスノブ。ただ、悪用されたら大変ですが。
それでは今夜はこれにて失礼致します。
No.12242 - 2023/11/17(Fri) 22:32:32

ウルトラマンブレーザー 第18話 そびえたつ恐怖 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:継田淳 監督:越知靖

(1) 複雑なストーリーの展開、表現規制に限界まで挑戦!
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。寒い日本列島ですがいかがでしょうか。
 今回は汚染獣イルーゴ、それも複数現れて、ところが防衛隊本部はSKaRDには調査中止を命じて、この防衛隊上層部、謎があり、過去にはネクサスのTLTにもありましたが、ラストに寺田農さんのドバシ・ユウの再登場と、これからのストーリーの伏線展開、さらにエミの父の同級生、西崎の登場、そして、レツ参謀長からサード・ウェイブの発言、これは明らかにエヴァンゲリオンのセカンドインパクトなどの延長線上にあり、30分間濃密な話、イルーゴはアナゴのような怪獣ですが、ラストにまさかのバザンガ再登場、そしてどうやらゲント隊長が施設課ではなく戦闘隊員だと家族にバレ、まさに息もつけない30分間でした。
 そして、イルーゴは汚染獣、劇中では毒ガスの用語は使われなかったものの、昭和の特撮・アニメでは怪獣や怪人が毒ガスを吐いて人々が苦しむ展開は無数あり、初代マンのケムラー、帰マンのモグネズン、怪奇大作戦の光る通り魔、今回は硫黄酸化物の設定、市民はコロナでのマスクで対応ですが、光化学スモッグと言われるものの(光化学スモッグは帰マンのテロチルスを想起させる)、要するに亜硫酸ガスでSKaRdメンバーの付けていたようなガスマスクが必要、これは95年の地下鉄サリン事件以来、特撮・アニメで毒ガスの使用はタブーになり、どころかダイナの、滅びの微笑だと、脚本家の長谷川圭一さんが切通理作さんのインタビューで、ゴモラのような大阪城破壊もダメと、表現規制はきつく、僕ら昭和世代にはそんなアホな、なのですが、他に水源地に毒を入れる、幼稚園のバスジャックもダメ、そんな中で、表現規制の限界に挑戦、中でも、アースガロンを空気清浄機にして、さらにブレーザーの剣も…とは、予想だにしなかった展開でした。また、冒頭ゲント隊長、身分を隠して調査してテレビ局に追われる展開は愉快でした。
(2) 防衛隊は謎だらけ
 そして、イルーゴの登場だと、即SKaRD出動、アースガロン出撃のはずが、何とレツ参謀長、調査は中止、後は司令部がやるといい、理由は説明されず、他方エミは独自調査、この防衛隊の謎、エヴァンゲリオンのネルフとその上層部も謎だらけでしたが、一時はお前たちだけで怪獣を倒したことはあるのかと罵倒、他方今回は調査するなと、複雑なもの、ブレーザーでは宇宙怪獣は意味があり、今回もテルアキが地球にはいない生物と分析、尤も、現実の様々な組織は矛盾もあり、こういう展開はよくあるのですが、ウルトラシリーズでは高圧的な上層部は帰マンのMAT以来たくさんあったものの、今回の展開は目から鱗でした。もちろん、SKaRDは調査続行、エミも活躍、脚本は素晴らしいもので、越監督の演出も特撮・本篇共に素晴らしいものでした。
(3) ゲント隊長と家族
 ゲント隊長、マンション住まい、息子ジュンは父が好きで、しかし不在気味の父親に不満、これは昭和の家庭のものですが、今や令和にこういう展開は新鮮、ジュンが学校で作ったブレスレットをつけてのもの、ゲント隊長は施設課にいると嘘を言い、こういう特殊部隊で身分を偽るのはヒーローものではいくつかあるものの、今回の件でサトコも夫が戦闘隊員だと気づいた、それもテレビ局の取材によるもの、この、テレビ局スタッフが活躍するのはガイアであり、トリガーがティガ、デッカーでダイナのものを踏襲して、それで次回はガイアの延長線上かと思われて、しかし雑誌の田口清隆さんのお話だと、ガイアは多額の予算を使ってそれに匹敵するものを限られた予算でやるのは困難、しかし、ガイアの要素は入り、過去にもメビウスの、デスレムのたくらみでGUYSを応援するテレビ局がガイアのKCBであり、こういうシリーズを超えたクロスオーバーは歓迎です。
No.12243 - 2023/11/18(Sat) 15:30:25

ウルトラマンブレーザー 第18話 そびえたつ恐怖 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 防衛隊の別装備
 そして、SKaRDでなく、防衛隊の別組織により、イルーゴの討伐、戦闘機(これはCGによる描写)でガスを吐く口を封じて、これは帰マンのモグネズンの時と同じ、しかしこの手の口を塞ぐものは結局外されてガスを吐く…と思っていたら案の定、そして、イルーゴを切断する特別装備の車、これはどうやらミニチュア、それもガイアのXIGの戦闘車の改造?こんなもの防衛隊にあったのか、防衛隊はSKaRD以外の戦力もある模様、しかし案の定やられて、どうやらサード・ウェイブに関するもののためにSKaRDを使わなかった模様、その後の展開にはビックリでした。しかし、戦闘車、上空に放り投げられて落ちて無事、まあヒーローものにはよくあるものの、なるほどでした。
(5) アースガロンを巨大空気清浄機!
 イルーゴのガスを分析して、硫黄酸化物であり、周囲を汚染させてイルーゴは活性化、それの対策に、アースガロンで吸い込んで空気清浄機にするもの、過去に昭和の特撮・アニメで毒ガス対策は中和剤を使用するものがあったものの、まさか巨大ロボットを空気清浄機にするとはビックリ、そして、AIのあーくんが最後に存在感を見せてくれて、ビックリでした。
(6) エミの父の背景
 エミは3年前の爆発事故で父親が行方不明になり、父と同期の西崎に接触、しかし最初は西崎はエミを避けて、問題のV99の関係、どうやら宇宙怪獣と防衛隊上層部は関係ある模様、エミはメガネかけて探索、特撮・アニメキャラで、メガネの例は70年代のロボットアニメの博士にたくさんいたものの、若い女性のメガネは、メビウスのコノミなど少なく、一種のセンス・オブ・ワンダーでした。
(7) 結局、SKaRDとブレーザー登場
 そして、アースガロンを空気清浄機として、しかしイルーゴは複数現れて、ゲバルガも出現、イルーゴはゲバルガの幼体の模様、防衛隊のレーザー車落とされて、避難したテレビ局クルーが地下に閉じ込められて、それを救出の展開、特撮ヒーローもので定番、ゲント隊長は瓦礫を破壊して被災したクルーを救出、しかし、アースガロンの危機に、ゲント隊長は逃げ遅れた人がいる、気がするとして離れて変身、毎回お馴染みの展開ですが、こういうウルトラシリーズ57年の歴史で見慣れた展開、貴重でした。
(8) サプライズ!ブレーザーの剣はプラズマクラスター?
 そして、アースガロンは危機、が、あーくんはヤスノブに、ブレーザーの剣は電気をあやつて、それにより真空放電にて空気清浄できるとアドバイス、そしてヤスノブはブレーザーに剣を使ってくれと頼み、つまりプラズマクラスターにするもの、こういう特捜チームのメカとウルトラヒーローの共闘はたくさんありましたが、ブレーザーでは、レツ参謀長も得体の知れないというもので、しかし過去の闘いで、ヤスノブたちもブレーザーを信頼、チルソナイトソードで毒ガスを浄化、挿入歌も素晴らしい、イルーゴとゲバルガを撃退、アースガロンもイルーゴ1体を倒して、しかし、イルーゴは次回も登場、今回はシリーズ構成、深みがあり、様々なネタ、ネクサスで全ての謎を解明したウルトラシリーズに今後も期待です。
(9) ゲント隊長、家族に正体ばれ
 そして、テレビクルーが救出のシーンを撮影、それが特ダネ映像としてテレビ放映、それを見てサトコとジュンはゲントの活躍を知り、ジュンは誇り、ゲント隊長は施設課もこういう活動すると言い訳ですが、これは正体バレ、謎の円盤UFOのストレイカー司令官のようなものはなく、ホッとしました。サトコもゲント隊長に無理しないで、ゲント隊長はシチュー作るという昭和のネタ、そして西崎はエミに接触…と、オープニングに寺田農さんのドバシ・ユウのクレジット、今後どうなるか、次回はブレーザーのパワーアップ編、最後に、昭和のネタで、あっと驚く為五郎!を期待しています。
(10) ゴジラマイナスワン見ました
 最後に、今月公開のゴジラマイナスワン見ました。僕の友人のゴジラ研究家も、1作目に最も近いと評価していたので期待して観に行き、大満足。ゴジラマイナスワンは大ヒット、さらにアメリカでもヒット、今年はウルトラマンがテレビシリーズ、ブレーザーの大ヒット、ゴジラ映画のヒット、シン・仮面ライダー公開と特撮の興隆に満足です。そして来週は円谷コンベンション、円谷プロの業績は絶好調http://animationbusiness.info/archives/15196?fbclid=IwAR3vhB9DhQ3M1nXuv1dq6dn-bdAD8gpEwH374LOegbKvIZqEk-afCA-7aFA 寒い日が続きます、皆さんお元気で。
No.12244 - 2023/11/18(Sat) 15:31:06

Re: ウルトラマンブレーザー 第18話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
スギナの芽かアスパラガスのようなイルーゴ、地下茎で繋がっているのではと思ってしまいました。生えてきて毒ガス排出、ナウシカの腐海の原理かもとか。それをあーくんのフィルターで浄化することで敵を弱体化、なるほど!色々な戦い方がありますね。しかし二頭目出現、苦戦中に「あのー、ちょっといいですか?」とあーくんが!目の付けどころがシャー○でしょ♪プラズマクラスターはシャ○プでしょ♪なんて可愛くて賢くてかっこいいの、きゃーヽ(≧▽≦)/!はっとして尾ビレミサイルで敵を引き剥がしてブレーザーに呼びかけるヤスノブ達、これまた新鮮!ブレーザー、チルソナイトソードで一気に浄化、そして敵を粉砕!しかしまた生えてきたイルーゴ、もしや本当に地下茎…または種が無数に蒔かれているとか。それにバザンガに変異したということは、秒で遺伝子組み換えできる?
それにしても、火事場でもカメラを止めない取材陣のプロ意識で正体バレするのもあるあるですね。おかげでジュンはご機嫌ですが。でも、防衛隊は「何やってんだ!」と責められることもありますから、ジュンも周りに言わないほうがいい。
それでは今日はこれにて失礼致します。寒暖の差が激しいので、皆さんお大事にして下さいね。
No.12245 - 2023/11/23(Thu) 14:03:41

ウルトラマンブレーザー 第19話 光と炎 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:継田淳 監督:越知靖

(1) 息もつかせぬ30分、最後にどんでん返し!
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。神戸では阪神とオリックスの優勝パレード、神戸に45万人も来て大盛況でしたがいかがでしょうか。
 今回は前回の続編、エミは父の謎を探り、他方ゲント隊長たちはブルードゲバルガと対決、今回登場したブルードゲバルガは超獣、平成になり、オリジナルの超獣は初めて、そして大きさはブレーザー、アースガロンの倍、3年前の事故は、1999年にやってきた隕石から、宇宙と地球を結ぶワームホールを再現して暴走だと、西崎がエミに語り、そしてエミの父、アオベ・タツキから託されたペンダントを渡して、問題のV99、また第66研究施設のことなど盛りだくさん、アオベ・タツキはどうやら行方不明のまま、今回は何らかの形で実体化してエミの前に現れて、この研究施設の火の鳥、ファードランのことも予想しないものでビックリでした。
(2) エミとゲント隊長の対話
 最初、別行動のエミ、西崎から第66実験施設のことを聞いたとゲント隊長に喫茶店(第2話に出たものか)に報告、ワームホールは暴走、爆心地にいたエミの父は飲み込まれて、西崎は外部にいて助かり、エミの父に預けた形見、ペンダント、誕生日の記載は異なり、石堂恭之助、昭和の物理学者で父のヒーローの生誕記念日、それと間違えるなど、面白い展開でした。
 すると、イルーゴの再発性、V99案件、しかし、バザンガ、ゲバルガの宇宙怪獣を他の地球の怪獣と区別する意味は、というもの、今までのシリーズ、ガイアでは根源破滅将来体の操る怪獣と、地球怪獣は異なるものですが、これはラストに大変なことになるかと察せられます。
(3) 特捜チームは要らないか?
 ゲント隊長、エミと連絡を取っていたらハルノ・レツ参謀長、まあ座れと、今まで部下?に立ったままで訓示でしたが、単刀直入にいい、SKaRDは存続の危機、今まで怪獣を倒したのは全てブレーザー、SKaRD単独で倒していない、このままだとSKaRd解散と恫喝、レツ参謀長は何を考えているかわからない宇宙人と罵倒、しかし、隊員たちはブレーザーとともに戦い、ヤスノブは、ブレーザーは仲間というほど、もちろん、過去の戦いでとどめを刺したものはブレーザーでも、チルソナイトスピアなどSKaRD、アースガロンの援護なしではブレーザーは負けていたものばかり、ウルトラマンがいたら特捜チーム要らないは間違いだと、初代マンの小さな英雄で明示されていますが、こういうハードSF志向のもの、意味はありました。そして、ブレーザーは感情が高まるとブレーザーストーンが熱くなり、ゲント隊長熱いとなるもの、こういう新規の工夫は新鮮でした。 
 そして、レツ参謀長は毎度おなじみSKaRDに謹慎?を命じて、今後の処遇が決まるまで出撃禁止、しかしゲント隊長たちは独自に活動、これは過去の特捜チームの動きを見たら当然、この、SKaRDの上層部、かなり謎あるみたいで、謎のあるウルトラマンはネクサス、今は再評価されているものの、ネクサスは2004年の放映時はあんなもの作ったからウルトラマン打ち切りと批判されて、しかしブレーザー、住宅展示場でのイベントでも小さい子供たちに人気、ストーリーだけでなく、特撮もうまくやっています。
No.12246 - 2023/11/25(Sat) 14:10:54

ウルトラマンブレーザー 第19話 光と炎 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) イルーゴの暗躍
 前回登場したイルーゴ、蛇のようなスタイル、越監督のツイッターだと、腕を入れてのパペット的な着ぐるみをスーツアクターさんがされて、体をビルに隠してのもの、そしてイルーゴはゲバルガの幼体、前回の11,12話の展開で、ゲバルガは倒されても種子、卵を産み付けたもの、これはテルアキが解析、怪獣の生態に詳しい隊員のいるのは意味あり、そして、ゲバルガであり、しかし、アースガロンは電磁波の体制も整い12話で使ったチルソナイトスピアはスペア、正面から戦えるもの、そしてブルードゲバルガは身長150m、ウルトラヒーローの3倍、ただ体重は55000トンと、この手のツッコミはよくあるものの、ブルードゲバルガは着ぐるみ使用、そしてCGょ使い素晴らしい映像にしてくれていました。
(5) 参謀長の命令無視で出撃
 レツ参謀長はSKaRdに謹慎を実質命じて、謹慎というととエースの北斗がよくやられて、今回は、もちろん防衛隊で怪獣と対峙できるのはSKaRDのみ、過去の作品でもこういう例なら出動していたでしょう。今回のブレーザーの隊員たちは、過去数作と比べて少し年齢が高くベテラン揃いの意味がここにあります。アースガロンはテルアキとアンリが操縦、しかし、電磁パルスは強く、ゲント隊長は変身してブレーザーで対抗、お馴染みの展開も燃えるものがありました。が、いきなり切り札のチルソナイトソードを折られて、これはビックリ、過去に、帰マンがウルトラマン夕陽に死すで、ブレスレットが通じない展開に絶句した、あれと意味は異なるものの似た衝撃でした。
(6) エミ、研修施設に入る
 そして、エミは研究施設に入り、ゲント隊長に電話だと相手に出たのはあーくん、そして、ピンチに実体化するアオベ・タツキ、おそらく次元のかなたにいると思われて、そしてファードラン、ブレーザーの仲間の模様でブレーザーのところに行きたい、エミとタツキが鍵を開けてファードランが駆けつけて、新たな怪獣、しかしブルードゲバルガに体当たりしてブレーザーを救出、この、ファードランの力で新しいストーンを得てブレーザーはファードランになり、今までタイプチェンジしなかったブレーザー、初めて形態変化、最近のライダー、戦隊の流れを見ても異例、カラータイマーも青になり、イルーゴたちを倒し、するとアースガロンからブレーザー、これを使えとチルソナイトスピアを渡されて新しい剣にして、ブルードゲバルガを撃退、大変に燃える展開、150mの怪獣相手のバトル、特撮はスゴイ、監督の越さん、前作のデッカーでも活躍でしたが、今回も大満足でした。
 そして、ブレーザーとSKaRDの勝利を見届けて、アオベ・タツキはエミに誕生日おめでとうと語り消滅、この手の展開は特撮・アニメのヒーローものにいくつかありましたが、感動的でした。
(7) ファードランの意味
 エミはゲント隊長と合流、ファードランはワームホールを抜けてきたもの、それら、主人公が個性的なものが生きています。ワームホールというSF用語出ても違和感なし、SFの極致、やはりウルトラマンはSFの真骨頂です。
(8) サプライズ!ドバシ・ユウ出現
 そして、父の残した鍵を開けて、父の日記を見つけて、父の字だとエミは確認、ワームホールを発生実験、1999年に来た地球外生命体、V99判明、宇宙人の科学力は地球人と比べられない…となったところで、父の日記はドバシ・ユウに奪われて、ゲント隊長はドバシ長官と驚き、さらに、ゲント隊長はハルノ・レツ参謀長に呼び出し、しかし、レツ参謀長は謹慎!処分、ドバシ・ユウは、返してというエミをはねのけて、地球の平和を守るためと言い残して去り、こんなサプライズ、オープニングクレジットに寺田農さんの名前会ったものの、驚天動地の展開、どうやら、ハルノ・レツ参謀長やドバシ・ユウの背後にとんでもないものがあるみたい、ラストはどういう゜謎解きになるか、楽しみです。
(9) ブレーザー、劇場版公開、円谷コンベンション開催
 本日、円谷HP、ウルトラマンブレーザー劇場版https://m-78.jp/news/post-6937 大怪獣首都激突、来年2月23日公開、トリガー、デッカーの劇場版は円谷イマジネーションメインのものでしたが、今回は劇場公開メイン、田口清隆さんオーブ以来の劇場版、今や着ぐるみとミニチュア特撮をさせたら世界一の田口さんの作品、楽しみです。
 先週はウルトラセブンLegend観ました。55年前のウルトラセブンの俳優さん、スタッフさんの証言に泣きました。
 また、円谷コンベンション本日と明日開催、桜井浩子さんは、本日イベントに参加されて森次晃嗣さんや塚越CEO、その他たくさんの皆さんと写真を撮られてSNSに発表されて、大変な盛り上がり、来月も住宅展示場などのイベントあると思うので行きます。来週はテルアキの家族の話、季節はブレーザー始まった頃は暑く、今は秋を飛ばして冬、インフルエンザも流行っています、皆さんお元気で。
No.12247 - 2023/11/25(Sat) 14:11:53

Re: ウルトラマンブレーザー 第19話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
パンドラの箱には希望が残っていたから、それだけは逃がすまいと蓋を閉めたというのが元の神話ですが、この場合は地球側についたということですね。籠の鳥を放つために共にレバーを押す父娘。駆けつけた火の鳥を鎧に纏い、新しい武器で敵を地下茎ごと焼き尽くしたブレーザー。そしてペンダントからは鍵。今度の箱からは研究日誌が出てきましたが、ドバシに取り上げられてしまいました。「私にもよく分からないんだよ」は本当だった。だからエミに、好きに調べさせて横取りした。娘に何か託していることを予想していたのでしょう。しかし本当の、最後の鍵はブレーザーが握っているはず。彼がゲントの中にいることを、上層部は知っているのかいないのか、知ったらどうするのか、心配です。
それでは今日はこれにて失礼致します。明日はゴジラ観に行ってきます!
No.12248 - 2023/11/30(Thu) 14:12:21

Re: ウルトラマンブレーザー 第19話 / 藤子
すいません、ちょっと補足です。日誌も保管場所も職場なので、ドバシが手にするのはタツキ氏も予測済みかも知れませんね。ということは、まだ何か仕掛けがあるのかもと思いました。以上です。
No.12249 - 2023/12/02(Sat) 11:14:31

ウルトラマンブレーザー 第20話 虫の音の夜 考察は地底より 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根元歳三 監督:武居正能

(1) テルアキ主役のほのぼの+シリアス話
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。こちらではJリーグでヴィッセル神戸優勝で神戸は大変な賑わいですがいかがでしょうか。
 今回は、テルアキ主役で、田園地帯を舞台にした、ギャグもあるもの、テルアキに、父親ショウゴが倒れたとして兄マサアキに呼び戻されるのはセブンの北に還れを思わせて、そして出てきたテルアキの実家は昭和そのものの田園地帯の一軒家と農家、掛け時計は昭和チック、こんな昭和の風景、ウルトラマンでしか見られないもの、そして、こういうヒーローものでメンバーにお見合いを進めるなど、仮面ライダーや戦隊シリーズではないものですが、昭和ではヒーローものだけでなく、刑事ドラマでも定番のもの、ショウゴは、いつになったら怪獣でなくなると、怪獣のことで忙しいテルアキに問い、そしてテルアキは母の墓前にチ〜ン、こういうシーンも令和になって見られるか、おそらく、今でも地方にはこういう雰囲気はあると思われて、さらに、ストーリーで、テルアキが怪獣の生態のスペシャリストというのが生かされて、ブレーザーもテルアキがいなかったら勝てていなかったもの、ちょっとアースガロンの出番少なかったものの、楽しめました。監督の武居さん、脚本の根元さんとデッカーのメインコンビでいいもの見られました。
(2) SkaRDの宣伝を寸劇で
 冒頭、SKaRD隊員たちが、防衛隊の宣伝をする寸劇を練習、これも昭和の雰囲気、ただ、現実にはこの手の活動の理解を得る仕事は、対怪獣のものは、例えば警察だといわゆる警察官・刑事ではなく広報課がするものですが、その点はヒーローものはいい意味でアバウト、上層部に締め付けは、現実の社会だとリアル、まあ、怪獣と戦う隊員たちがこういうものをやるのは、昭和のドリフターズや新喜劇の要素もあり、そしてテルアキが外れて、その後も怪獣ズグガン現れて、ゲント隊長たちは出動、そして寸劇?するのを置いてのもの、それで、ゲント隊長は必殺技があるとして、事後承認、これは現実の部隊だと現実には困難ですが、ウルトラマンはリアル志向でもその手の融通は効いて、愉快でした。さらに、寸劇の練習で、隊長たちは棒読みでエミは何とかやり、これは人気アニメ、涼宮ハルヒの憂鬱で自主制作映画を作り、役者さんは町の人を起用なのでセリフ棒読みをわざとやったものを想起させました。
(3) 精巧な怪獣考証
 テルアキの実家、怪獣の出現、さらに畑で作物枯れて、土の質が変わったため、理由はズグガンたちが畑の窒素を取ったため、僕は化学も良く知っていて、窒素は作物の生育に必須の成分、それがアンモニアになり、アンモニアは有毒でもこうして地中に固定されると肥料として有意義、それを接種する怪獣、こういうSF考証はなかなか、そしてショウゴは心労で倒れて、柵の壊れ方はイノシシではない、神戸にはイノシシよく出るのでわかり、そして、怪獣の巣をテルアキ発見して、そこに洞窟はなかった、この、虫の音が意味あり、スマホも意味を持たせて、幼体(等身大の)ズグガン3体(成獣と少し異なる)にテルアキと父が襲われて、これは着ぐるみ3つではなく一つ、1つのものを撮影してCGでデジタル合成と思われて、これは平成で、ティガのGUTSよ宙へ、で等身大ロボット一体をCGで何百体に見せたもの以来(ティガのレーザーディスクの解説書による)、ショウゴは、テルアキが危険な任務なのを危惧、これはヒーローものと、刑事ドラマであり、そしてテルアキとショウゴが襲われてピンチ…で仲間が助けるのは昭和以来のお約束、ヒーローもの、刑事ドラマなどでよく見たものですが、虫の音は、仲間に危機を知らせるもの、帰マンで、怪獣時限爆弾、ゴーストロンは音に反応だと郷が気づくものの、他の隊員は気づかないものに通じるネタでした。
No.12250 - 2023/12/02(Sat) 15:23:55

ウルトラマンブレーザー 第20話 虫の音の夜 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 危険な任務の親族を気遣う
 これはセブンの北に還れと同じ、防衛隊にいるテルアキを父、兄は気遣うもの、この手の展開、昭和にはヒーローものだけでなく、刑事ドラマでも田舎で刑事やめて家業継いでというものは多数あり、しかし90年代以降珍しいもの、しかし、ショウゴもマサアキもテルアキの存在を認めるもの、このような昭和的な展開は2023年には新鮮でした。おそらく、今もこのような田園地帯は地域にあり、神戸も都会だけではなく、西区、北区は水田も多く兵庫県で米の生産最大は神戸、また野菜、果物も多く生産、身近にあります。
(5) 粘液を使用する怪獣
 ズグガンは緑色の粘液を吐いて相手を威嚇、これはこの前の毒ガス同様平成になり表現規制もありますが、ウルトラマンは最近はテレビ東京系で、またネット配信のために表現規制は緩いのかも知れません。逆に仮面ライダー、戦隊シリーズは全国ネットで、仮面ライダーだと、道路交通法でヘルメットなしでバイクを公道で走らせられないためにバイクに乗るシーンは激減、その点ウルトラマンは自由度あり、昭和的な展開も可能なのか、最近、昭和の特撮・アニメや刑事ドラマ、時代劇の再放送は全国的にいわゆるUHFローカル局メインですが、これは昭和のものをキー局や準キー局ではその手の表現規制で再放送困難なのかと思います。その、ズグガンの考証、粘液が固まると核シェルターなみ、それで巣に穴をあけてアースガロンで破壊、これはアースガロンの設定をうまく生かしています。
(6) ズグガンのユニークな生態
 当初、ズグガンは等身大のものばかりと見て、しかし地下に地底甲獣として巨大なもの現れて、今回も音が意味を持ち、アースガロン苦戦、アースガロンは弱いのではなく、相手の怪獣が強いものばかり、この、昆虫怪獣の意味、よく使われています。
 そして、ゲント隊長変身、ブレーザーになるも、この問題の粘液がズグガンの武器、ブレーザーは苦戦、今回も夕陽をバックのバトル、なかなか意味あり、素晴らしいものです。
 すると、テルアキがズグガンのこと、音で仲間に危険を知らせていると感づいたもの、こういう怪獣の生態のスペシャリストはウルトラシリーズの場合珍しいもの、幼体は銃で倒せるものの、数が多い、そして成体は強く、が、テルアキは卵を発見、中に無数の幼虫、そして、虫の音をポイントにして、それでズグガンの成体は仲間の危機を知りブレーザーから離れて、ビンゴ、テルアキ大当たり、ブレーザーはファーラドンを召喚して反撃、このぐんぐんカットは右手を前面に出すユニークなもの、他方、テルアキは卵に爆弾を投げるのに、すまないと語り、相手と共存できず「駆除」の大変さを見せるもの、怪獣も好き勝手に暴れているのではないのは、初代マンから知られていて、このテルアキの苦悩の意味は、生命の大切を伝えるものでした。
(7) 大団円
 そして、怪獣の時の対処法講座は、47都道府県回れ、こういうオチは昭和からのもの、そしてショウゴも息子を認めて、親と子が今回のテーマ、土は元に戻り、ショウゴはテルアキの守った土だと感激、本当に素晴らしい結末でした。
 あと5話ですが゜次回はアースガロンのパワーアップ編、そしててれびくんなどにラスボスの情報も乗った模様、まだ来年前半のクロニクルの情報はないですが、今後も楽しみです。
(8) ウルトラマンコスモス ユニクロのTシャツに登場
 先週報じられて、円谷プロ・ウルトラマンとユニクロのコラボ、慈愛の勇者、ウルトラマンコスモス、PEACE FOR ALLの企画に登場、9日に発売ですhttps://m-78.jp/news/post-6922 これは僕も買います。このところ、円谷プロのホームページで毎日新情報、そして出版ラッシュ、そしてゴジラマイナスワンはアメリカでも公開開始、ゴジラ研究家の友人は、ゴジラ第1作はアメリカで改竄(戦争・核兵器批判の部分は全部カット)と怒っていて、しかし今回の作品は戦争・核兵器批判は大変なもの、それがアメリカでヒットは意味あります。寒さ増します、皆さんお元気で。
No.12251 - 2023/12/02(Sat) 15:24:37

Re: ウルトラマンブレーザー 第20話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
実家に駆けつけたテルアキさん、元気そうな父に怒りと不信。「前はこんなことしなかった」。何があったのかと思ったら、謎の生物に、土を荒らされた、と。心労で倒れたのは事実でした。その生物というのが、鈴虫とオケラとハエトリグモを合わせたような怪獣!そんなのがウジャウジャと、ヒー!テルアキさんのSOSに、これ幸いとヒーローショーすっぽかして駆けつけるゲント達。その後、実家を対策本部にして計画を練るSkard、戦いに臨む息子を間近で見ているしかない父。
さて、作戦開始、あーくん巣窟内で戦いますが山を「破る」ような勢いで押し出されてしまいました。ブレーザーは粘液で地面に貼り付けられて大ピンチ、しかし「虫の音」に騙された敵の気がそれた隙にゲントがファーラドンを呼びタイプチェンジ、融合型だからこそできることですね。炎の矢でとどめを刺しました。一方テルアキさんは虫の音を出し続けるスマホに爆弾をセットして投げつけ卵を一掃。「すまない」…初代マンにも怪獣供養の話がありました。
戦い済んで敬礼して去って行く息子を見送る父と兄。欠かせない人材ですから、帰ってこいとは、もう言えません。その後畑の再生に努める父と兄、この土でまた旨い野菜を作って送るのが親の愛です。
それにしても、事後承諾のツケが47都道府県巡り、第2、第4土日に各一県づつすれば4×12ヶ月でギリギリ1年間で済みますが、まあ無理でしょうね。
それでは今日はこれにて失礼致します。尚、無事ゴジラ観てきました。面白くて恐くて泣けました。
No.12252 - 2023/12/06(Wed) 14:20:28

ウルトラマンブレーザー 第21話 天空の激戦 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根元歳三 監督:武居正能

(1) 超音速での激戦
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。インフルエンザも流行っていますがいかがでしょうか。
 今回はアースガロンのパワーアップ、mod.3の試験と、14話に登場したデルタンダルの別個体、それも身長300mのものとの、オール空中戦、mod.3はこの14話のデルタンダルに対処するために、超音速飛行が可能になるもの、装備としてマジンガーZのジェットスクランダーのようなものでマッハ9を出すもの、劇中ではマッハ10まで出て、しかしこの超音速の飛行機はSFの特撮・アニメにはつきものですが現実には大変に困難、古い話ですが、50年ほど前にイギリスとフランスが超音速旅客機コンコルドを開発してもコスト合わず大変、そしてこの前も日本でオスプレイも墜落など、大変なもの、今回はマッハ9の試験飛行でヤスノブが意識を失い、これはSFもので重力加速度、Gは大変なもので、ガンダム以降のリアル志向のSFだとそれでパイロットの気絶もあり、ウルトラシリーズではティガのもっと高くで、超古代尖兵怪獣ゾイガーが超音速で飛ぶのに、GUTSが超音速戦闘機スノーホワイト(白雪姫)を開発して対抗、それに類して、そして、マッハ10は、昨年の映画、トップガン・マーヴェリックに出てきた無人機で出たもので、本来有人戦闘機でやったらダメ…というものの、特撮・アニメにはマッハ20くらいで飛ぶものはいくらでもあり、それらはリアル志向をいい意味で無視でしたが、今回はハードSF志向で、超音速で戦うもの、そしてヤスノブの葛藤など見どころたくさんありました。X(ツイッター)ではマッハ9がトレンド入り、SFではマッハは日常茶飯事なのにスゴイです。また、高度6万フィートというのは18000メートル、日本だとメートル法ですが、アメリカとイギリスだとフィートポンド法でこの点は面白い点でした。
(2) デルタンダルB
 14話に出たデルタンダルは身長50m程度、今回は300m、これはCG技術があればこそ、そして14話のものをF、今回のものをBと称したのは、米軍ではF〇〇は戦闘機、B〇〇は爆撃機の意味、太平洋戦争の際に米軍のB29があり、今では米軍のF15などあり、爆撃機は戦闘機より大きく、現実には核兵器の搭載は(もちろん核兵器は使用は絶対にダメですが)戦闘機には困難で爆撃機になるもの、その意味で爆撃機のデルタンダルB、最後には地上近くで爆発したら地上も被害のもの、こういうリアルなSF考証はなかなか、最後はアースガロンとブレーザーの共闘で倒して、デルタンダルも、もちろんアースガロン、ブレーザーは着ぐるみ特撮、最近の特撮はCGメインですが、ウルトラシリーズでは着ぐるみにこだわり、つまりスーツアクターの意味はあり、こういう超巨大怪獣にアナログとデジタルのハイブリッドの特撮はスゴイもの、監督の武居さん、最近のシリーズで活躍されて、今回も素晴らしいものでした。
(3) 防衛隊上層部のお役所仕事
 アースガロンmod.3の試験飛行に防衛隊の上層部出て、しかしレツ参謀長のような具体的な名前なし、エミは今まで来なかったのにと言い、後半に幹部カンダが電話で出ても、いわゆるお役所仕事、これは日本のやり方を皮肉ったぜんざい公社の落語もあり、そのネタを思わせるもの、そして、ゲント隊長の回答は前回に続いて見事、こういうハードSFと、ギャグ的な要素をうまくやってくれて、70年代のドリフターズ的なもので、前作のデッカーで、カナタとハネジローのやり取りは漫才として見事でしたが、ゲント隊長、シリアスとギャグのハイブリッドで魅せてくれました。
No.12253 - 2023/12/09(Sat) 15:19:56

ウルトラマンブレーザー 第21話 天空の激戦 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) ヤスノブの葛藤
 ヤスノブはアースガロンを開発したエンジニア、しかし耐G試験は苛烈で、マッハ9で気絶、こういう展開はSF特撮・アニメでもシリアス志向のもので、ガンダムなどであり、ヤスノブはそれでパイロットをおろされて、防衛隊の上層部は結構高圧的、しかし、現実にはそういうものはあり、ましてやこのSKaRDの上層部は謎があり、そして、デルタンダルB出現にアンリ一人で出撃してもダメ、それでヤスノブは自分が行くとして、上層部は許可しないものの、ゲント隊長、アースガロン出動ではなく移動としてやるもの、こういう融通の利く隊長はスゴイ。
 そして、気絶したヤスノブはトレーニング、それをアンリがサポート、ヤスノブを演じる梶原颯さんは第6話に出たように筋肉質、過去のウルトラシリーズでは、科学者、エンジニアは巨漢系(ティガのホリイ、ダイナのナカジマなど)などを見たら設定は面白いものです。今回、ブレーザーの隊員は20歳前後の若手より、少しベテランの個性的なキャラクターを揃えて、その意味はありました。これはヤスノブ、一種の特訓で、ウルトラシリーズでは特訓はウルトラマンになる主人公のみ、ただ、レオのような特訓は今は無意味とわかっていて、その点で平成作品は巨人の星のような特訓はなし、意味は見ました。そして、アンリがヤスノブにアイスキャンディーを差し入れ、ゴリゴリ君、カレー味とこれはもちろんガリガリ君のネタ、アンリは上層部の無理解を批判してヤスノブをサポート、このシーンに主題歌のスローアレンジのBGMも意味ありました。ヤスノブはmod.3にまた乗ると、こういうやり取りは意味ありました。
(5) 海からの出現
 そして、ゲバルガの電磁波兵器を応用したものを防衛隊は作り、それを海に飛行、この点は、アンリの父が残した日記に、1999年の宇宙からの生命体との接触があり、これはラスト3話で解明できるか、しかし、海からデルタンダルB出現、実験海域のもの、新作のゴジラマイナスワンも思わせるもの、そして、デルタンダルBに、アースガロンmod.3で出撃、しかし耐G訓練を受けていないものは出られない、アンリがあーくんのサポートで出撃、このリアルな戦闘志向、ブレーザーはバトルシーンメインの話が多く、CGと着ぐるみ特撮の意味、デルタンダルBは皮膚が強化されて、同じ怪獣がシリーズに二度出て、パワーアップはよくあるものの、こんな巨大なものとは意欲的です。特撮は大変に素晴らしい、こんな高水準の特撮、年の後半だけでも毎週見られるのは奇跡に近いです、そして、アンリの乗ったアースガロンmod.3敗退、上層部は例により冷淡、これは面白い展開でした。
(6) リターンマッチ
 デルタンダルBは海中に消えて、海の幸で腹ごしらえ、アースガロンmod.3は何とか出撃し出来てもパイロットに問題、そしてデルタンダルBはまた出て、SKaRDの基地を攻撃、アースガロンの航路を記録、このようなSF展開は見事、しかし、上層部は手続きに時間!そして、ゲント隊長は直接電話、カンダ司令官がお役所仕事、ウルトラシリーズではこのような問題のある上層部が第2次シリーズ以降たくさん出ましたが、ゲント隊長、操縦はアンリ、機長にヤスノブ、それをゲント隊長は決断、出撃ではなく移動、このゲント隊長、機転が利いてなかなかいい、そしてワンダバBGMにのりアースガロンの出撃、デルタンダルBは翼の球体が推進部、ヤスノブ、アンリのコンビで超音速で対決、マッハ10になり、壮絶な戦いでした。
(7) そして、ブレーザー登場
 ヤスノブたちの危機に、ゲント隊長はウルトラマンブレーザーに変身、そしてファーラドンアーマーと、ソードを持ち空中戦、ウルトラマンのオール空中戦は14話に続くもの、これはブレーザーに任せっぱなしでなく、SKaRDとブレーザーの共闘で初めて勝てたもの、しかし、デルタンダルBは温度上昇、爆発だと地上に被害、それでブレーザーはデルタンダルBをさらに上空に運び、これ、ゴジラマイナスワンのようなオールCGでなく、着ぐるみとCGのハイブリッドはスゴイ、アースファイヤーでデルタンダルBを射抜き、しかしデルタンダルBは逆襲、それをブレーザーがとどめ、ヤスノブはありがとう、ブレーザーと語り、これはアースガロン、SKaRDとブレーザーの双方の勝利、特捜チームとウルトラヒーローの共闘は燃えました。
(8) 怪獣対策の芝居が待っている!
 デルタンダルBを倒して、しかしまだ各地で怪獣対策の芝居をするもの、前回書いたように、これは警察では刑事部門ではなく、広報の仕事ですが、芝居がセリフ棒読み、ネタとしてなかなか楽しめました。
 次回は初代マン25話の、怪彗星ツイフォンのネタを使ったコミカル系の模様、どうやら2024年はまた特別総集編を入れてのものでしょう、ツイッター(X)ではウルトラマンブレーザーは毎回トレンド入り、円谷プロ創立60年にふさわしいものです、気温の変化激しいです、皆さんお元気で。




No.12254 - 2023/12/09(Sat) 15:21:04

Re: ウルトラマンブレーザー 第21話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
あーくんに翼がついた!あの巨体で超音速飛行しつつ戦闘なんて、パイロットの身が持つか?と思ったら、ヤスノブがダウン。うーん、生身だから当然です。こういうのを見る度に、コクピットに重力をどうにかする装置が出来ないかとか、パイロットはサイボーグにするしかないかとか思いますが、それでは修羅場の時に困りますね。サイボーグ手術も心身共に危険ですしね。パイロットを降ろされ落ち込みながらも自分を鍛え直すヤスノブを励ますアンリ、フラつきながら戻ってきたら、寸劇の準備って、真面目にコツコツ、ツケを払ってたんですか!しかし今度は出撃命令でドタキャン、アンリ一人で出撃するも敗退、でもあーくんのおかげで生還。黙って落ち込むアンリ、ノーコン・コンプレックスでしょうか。しかし敵は待ってくれない、再びの出撃命令に、屁理屈と言われそうな手で最強コンビを行かせるゲント!きゃー、素敵!だから部下に慕われるんですね。
敵の弱点は分かっていても命中させるのは至難の業、しかしスナイパーのプライドを掛けてキメるヤスノブ、お見事!トドメはブレーザーでしたが、共闘あっての勝利です。
それにしても、ツケはまだまだ残っているので、完済はいつになるやら。
それでは今日はこれにて失礼致します。
No.12255 - 2023/12/11(Mon) 14:08:10
ウルトラマンブレーザー 第11話 エスケープ 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:足木淳一郎 監督:武居正能

(1) ウルトラマンと一体化した人間の対立
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。神戸はかなり涼しくなりましたがいかがでしょうか。
 今回は前半クライマックス、宇宙電磁怪獣ゲバルガの猛威で、そして、全編バトルシーンのもの、監督の武居さんは、タイガ、ゼット、トリガーと前半クライマックスを演出、最近のウルトラマンの監督さんは本当にスゴイ、そして、問題になった、ウルトラマンと一体化した人間の対立、これは歴史は古く、帰マン第2話で、郷秀樹が慢心して変身できないのがルーツ、その後ダイナ第3話は同じ様式、コスモス第3話、マックス第3話、ゼット第2話にもありましたが、これらは全て人間の側に問題があり、前回で、ブレーザーはデマーガ親子を逃がして、これはゲント隊長の意思か、ブレーザーの意思か、SNSでもディスカッションがあり、今回も異なる意味で両者の対立があり、これは、タイガやゼットだと、ウルトラマンが饒舌なのでコミュニケーションが容易に取れていずれ解決ですが、ブレーザーは言葉を使わず、この前のイベント、ブレーザーとデッカーが出て、言葉をしゃべる設定のデッカーと、しゃべらないブレーザーの対比があり、前回は、怪獣を倒すべきか、逃がすべきかの対立、そして、ゼットだと同じ11話で、レッドキング、子供がいて、倒すことへのためらいがありましたが、ゲバルガは破壊系の怪獣、次回は新兵器登場の模様ですが、ブレーザーの世界は、50年前に宇宙飛行士にウルトラマンの伝説はあったものの、メビウスのように明確に過去にウルトラマンが来ていた世界ではなく(と言うか、明確にウルトラマンが過去にいた設定はメビウスのみ)、僕らウルトラマンをたくさん見たファンと、ブレーザーの世界の人間は意識は違い当然ですが、これは新鮮な展開でした。
(2) ウルトラマンは味方か?
 そして、テルアキ副隊長、ウルトラマンブレーザーは作戦を妨害、ブレーザーを味方と見ていいかとゲント隊長に問うのは、これはウルトラヒーロー初登場の際に敵と見なされた例は、グレート、パワード、ネオスであったものの、10回の話を経てこのような疑問の出るのは意味があり、オーブだとサンダープレスターがビートル隊のビートルを攻撃して、敵と認識される展開はありましたが、あれはガイがサンダープレスターを制御できていなかった時期、今回も、ゲント隊長とブレーザーの意識の違いに、制御不能のものがあったものの、こういう、過去にない展開はスゴイものでした。
 チャーリーなどの専門用語もあり、組織としての、SFとしてのリアリティがあり、その中で、ウルトラマンを信頼できる味方として把握していた特捜チームはメビウスのGUYSくらい、後は問題視も差はあれど見せていて、新鮮な切り口でした。
(3) 新鮮なデザインのゲバルガ
 今回の新怪獣のゲバルガ、どうやらヒトデがベース、隕石になり地球襲来の怪獣はたくさんいましたが、大抵隕石の中から出てくるもの、ガラモンがルーツですが、ゲバルガは隕石を擬態して地球に来て、どうやら、第1話のバザンガ同様、ブレーザーの世界のラスボスの意向でやってきた模様ですが、腹部に電磁のシステムを持ち、バリアを張ってミサイル攻撃など防ぎ、これはエヴァンゲリオンの使徒のATフィールドを思わせて、しかし、そのエヴァンゲリオンも1作目は28年前、余談ですが、知り合いのジャーナリストの方ウクライナに行き、現地でも日本のアニメは大人気ですが、ガンダム1作目に出てくるオデッサ(オデーサ)もあるので現地ではガンダムも知られているものの、古典アニメで、最新の人気作品は鬼滅の刃、ウクライナも平和になり、ウルトラマンを放映してほしいと願います。
No.12221 - 2023/09/23(Sat) 15:33:48

ウルトラマンブレーザー 第11話 エスケープ 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) アースガロン 発信シーンはウルトラセブンとロボットアニメのハイブリッド
 前回もあった、アースガロン発信シークエンス、フォース・ゲート・オープンと、ウルトラセブンのウルトラホークの発信へのオマージュ、これはゼットにもあり、そして下部からアースガロンを地上に出す展開は、前回のあとSNSで、エヴァンゲリオンの発信シーンのオマージュとの指摘あり、なるほどです。これらはCGメインで、CGに批判的な意見もまだあるものの、しかしCGの活用で製作費削減できて、その結果シリーズが10年も続いているのは忘れてはなりません。
(5) 防衛隊の上層部登場
 今回は、ハルノ・レツ参謀長の上にいる日本支部の司令官の源川稔という人物登場、防衛チームの上部組織がテレビシリーズの途中から出てくるのは、帰マンでは5話で岸田長官など登場、エースだと第14話で高倉司令官登場など昭和からいくつも例ありますが、このような軍服を着た上官はすでにハルノ参謀長いて、その上の人物の登場は異例、これは軍隊だけでなく、会社組織でも似たようなものもあり、ハードSFのミリタリー志向にしびれました。
 そして、中央指令所、これは平成ゴジラにあったもの、怪獣SFに、リアリティをうまくやってくれて、SFとしてうまく機能、そして、先週イベントで、3歳くらいのお子さんもブレーザー大好き、決して子供を置き去りではない作品に拍手です。
(6) 自分の中に別のもの
 ゲント隊長は、アンリに、自分の中に別のものがいたらと語り、もちろんブレーザーの世界では、過去にウルトラマンが怪獣と具体的に戦った例はない(都市伝説のみ、メビウスとは異なる)、ウルトラマンと一体化というのは、現実だと大変なことであり、むしろ、タイガやゼットみたいに友達の立場は、リアリティでは別、この点はよく描いています。
(7) アースガロンvsゲバルガ
 ゲバルガは明確に侵略目的の怪獣、宇宙にいるときからミサイル攻撃しても無効、そして、アースガロン出撃、ゲント隊長とアンリ搭乗、標的をロックオンしても逃げる様子、攻守ともに揃った強敵、アースガロンは格闘戦になるもかなりの強敵、ブレーザーの怪獣はどれも強く、ブレーザーの新怪獣は、どれも恐竜型の、つまりゴジラにルーツのオーソドックスなものではなく、円盤生物的な位置もあり、そして、アースガロンは第3次攻撃までの時間稼ぎというのはビックリ、誘導弾は、ヒーローものだと脇役、ロボットが主役のはず、リアルロボットのガンダムでもこんな発言はなく、新境地を描くのは素晴らしいことです。
 アースガロンは、着弾まで30秒戦い、40秒で誘導弾が来て、恐竜型ロボットのアースガロンと、奇怪なゲバルガ、そして、エヴァンゲリオンの使徒の、ATフィールドを思わせるもの、源川司令官は、SKaRDは何をしているといい、この手の上層部は帰マン以来の定番、そして、バトル、脱出という単語、ウルトラシリーズでは久しぶりに聞いて、TAC、ZATは毎回やっていたものの、平成以降のリアル志向では異例。ハードなSFアニメ的な展開、凄いです。
(8) ブレーザーvsゲバルガ
 アースガロンは退却して、ゲント隊長は変身するもの、前回のことがありためらい、今は、これしかないというもの、もちろんウルトラシリーズでは問題なし。今回は、俺が行くの決まり文句なし、しかしゲバルガは、中間ボスにふさわしい強さ、CGではない、着ぐるみとミニチュアによる円谷英二以来の伝統によるもの、これは素晴らしいし、ゲバルガ、光線を防御、ともかく、特撮は着ぐるみアクションが第一と思わせてくれて、しかし、カラータイマー点滅で、ゲバルガはブレーザーのスパイラルバレード発射しようとして、前回同様ブレーザーはゲント隊長との意思の相違になり、これでインナースペースがあったら、ゲント隊長とブレーザーの意見対立の描写になる、現にタイガ、ゼットでは同様の例はあり、しかし、ゼット11話のように保護すべき怪獣ではなく、相手は明確に侵略怪獣、これは戦いたいブレーザーと、撤退をゲント隊長は意図するものの差異かもしれません。源川司令官は何もせず、作戦終了、直ちに次の作戦を立案しろになり、ハルノ参謀長は机をたたいて、サブタイトルのエスケープは、結局ウルトラマンが逃げたという描写、ブレーザー、ゲント隊長とも傷ついて、後編はどうなるか、ブレーザーは脚本、シリーズ構成、演出、特撮も素晴らしいもの、毎回SNSは盛り上がり、次回は新しい武器の登場になり、ブレーザーは今までタイプチェンジせず、これはマックス以来の展開、これからも楽しみです。
(9) 地元の住宅展示場のブレーザーイベントに行きました
 この前の三連休、神戸駅前住宅公園に仮面ライダーガッチャード、明石・大蔵海岸住宅公園にブレーザーショーがあり行きました。明石・大蔵海岸の方が大きく、ウルトラマンのイベントの参加者は仮面ライダーの3倍くらい、これでウルトラマンは仮面ライダーより人気ありとは言わないですが、3,4歳くらいのお子さんが親御さんと来て熱狂、そして、この人気は海外も同様かもっと上、YouTubeのウルトラマン、最新作のコメントは外国語の方が多く、本当にウルトラマンは黄金時代になったと感じます。少し涼しくなりました、皆さんお元気で。
No.12222 - 2023/09/23(Sat) 15:34:22

Re: ウルトラマンブレーザー 第11話 エスケープ / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
うーん、上手く行きませんね。そもそもブレーザーは何故来たのかも明かされていません。一匹狼なのか、野獣の縄張り争いではないと思いたいのですが。とにかく一致しない二人。最も逃げなくても勝てなかったでしょうが。アルマジロかダンゴムシのように丸くなって降下、突撃、何か撃てばバリアで跳ね返す。配電盤のようなあの腹に弱点はないのか?ヤスノブなら何か思いつかないか、と。しかし勝っても全員何らかの厳罰が処されるかもと心配です。
それでは今日はこれにて失礼致します。
No.12223 - 2023/09/28(Thu) 11:40:24

ウルトラマンブレーザー 第12話 いくぞブレーザー 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:足木淳一郎 監督:武居正能

(1) 敵前逃亡をとがめられる!
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。史上最も暑い8月に続いて9月も暑かったですがいかがでしょうか。
 今回は前半クライマックス、前編に続いて全面バトルシーン、冒頭、作戦失敗のSKaRDメンバーにハルノ参謀長、敵前逃亡と罵倒!ゲント隊長はEMP攻撃をかわすというものの、罵倒、こういう、防衛チーム上層部がチームに高圧的なのは帰マン第5話から定番で、現実の戦闘だと理由は説明できず、結果のみ求められて、そして、ゲント隊長以下死力を尽くしての戦い、さらにウルトラマンブレーザーも敵わず、この点、ゲント隊長がハルノ参謀長にウルトラマンのことを言うと、ハルノ参謀長、あんな得体の知れないものに、というのは、平成以降のウルトラシリーズの防衛隊上層部としかし、ハルノ参謀長は、チルソナイトの武器の作成にも根回しして、この点は単に高圧的だけの、帰マンの岸田長官やエースの高倉司令官と全く異なり、ハルノ参謀長を演じる加藤雅也さん、ゼットの橋爪淳さんとならんでの大ベテラン、さらに、その上役の源川司令官もいて、ミリタリー的に、こういう組織はリアル、ウルトラシリーズではこういう防衛チームは架空のもので、シン・ゴジラだと政府組織はかなりリアル志向でしたが、シン・ウルトラマンでは、フィクション的になりそれはそれでOKですが、防衛チームにそれまでにない存在感を見せて、最近のゼット、トリガー、デッカーの特捜チームは昭和の科学特捜隊、平成のティガ、ダイナのものの流れですが、SKaRDはそれまでにない個性的なものです。他方、ハルノ参謀長は、SKaRDの運用を疑問視とも言い、これは帰マン第14話、シーモンス、シーゴラス後編で、岸田長官、東京都民からはMAT不要論も出ているといったものの延長線上にあり、この時の岸田長官は本放送を見て無責任と感じましたが、しかし、阪神淡路大震災を体験して、僕がシーモンス、シーゴラスの時の東京都民ならMAT不要論を言うかと感じ、ウルトラシリーズはファンタジーでも、リアリティを描いたものもあるのです。そして、ハルノ参謀長は、SKaRDはウルトラマンなしで怪獣を倒せたかと罵倒するものの、しかしこれまでの展開で、ウルトラマンブレーザーだけでは勝てず、SKaRDの援護があり勝利の例ばかり、これは以前のウルトラシリーズも同じ、前作のデッカーは新生GUTS-SELECTの援護なしに勝てなかった例も多いのですが、防衛チームの上層部もなかなか大変だと思いました。
(2) ゲバルガによるネットワーク汚染
 再起動したゲバルガ、ネットワーク汚染でインターネット使えなくなり、エミが天然のンピューターウイルスというもの、世界のネットワークの危機、このタイプ、エヴァンゲリオンでコンピューターウイルスの形の使徒もいて、ガイアではコンピューターウイルスが基地を攻撃、XIG隊員がテレビゲームの要領で撃退の例もあり、しかし、SKaRDは独自の作戦で対応、前回の戦いでEMP発信のものを攻撃しないとならない、ヤスノブはアースガロン修理に12時間、チルソナイトスピアで攻撃、高温のもので、これでやれる、全長12mの槍、メガショットで攻撃と、開発部もやり、ゲント隊長もアンリも負傷してのもの、これは素晴らしい展開でした。
(3) 第1話の防衛隊メンバー再登場
 強敵、ゲバルガに対して総力戦、この件はウルトラシリーズでもダイナのあしなが隊長のゴルザ?U戦などの例あり、第1話の、ゲント隊長の部下再登場、これはダイナ第2話で、アスカの訓練生の仲間がリョウを助けに来るシーンなどあり、ゲバルガの進行に合わせて仕掛けた爆弾を炸裂、ウルトラシリーズだと、映画のウルトラマンサーガであったもの、このゲント隊長は人望があり、前作のムラホシ隊長のような人格者と異なる魅力でした。
No.12224 - 2023/09/30(Sat) 14:40:08

ウルトラマンブレーザー 第12話 いくぞブレーザー 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) アースガロン=エヴァンゲリオン?
 そして、ゲバルガの弱点である電磁核、EMP電磁波発生器をチルソナイトアローで攻撃、アースガロンがその銃を構えるシーンはエヴァンゲリオン第6話の決戦、第3新東京市へのオマージュ、前作デッカーでも、スフィアオベリスクを破壊するのにナースデッセイ号で攻撃するシーンも類似、監督の武居さんも共通、もちろんこれはエヴァンゲリオンのパクリではなく、独自のアレンジ、そして、エヴァンゲリオンは、巨大ロボットの広義の仲間ですが、ガンダムのような人間型ではなく、怪獣を想起させるデザイン、エヴァンゲリオンの猫背は初代ウルトラマンのオマージュですが、それ以外にもゴジラなどの要素もあると、エヴァンゲリオン、気が付くと28年も前の作品の意味を、未だにオマージュされる(もちろん、ウルトラシリーズ自体50年以上前の歴史と、様々なSFのハイブリッド)のにビックリです。
(5) 作戦は素晴らしい
 まず、チルトナイトスピアという弾丸、これはチルソナイトで作られたガラモンが、アースガロンの装甲を貫いた点が生きているもの、こういうシリーズ構成の妙にビックリ、そして、ヤスノブは技術者として、チルソナイトスピアを開発、こういう存在は初代マンのイデ以来たくさんの存在があり、そして、ゲント隊長が司令車を運転するとして、しかしエミ、アンリがするもの、SKaRDは大変に優れたチーム、過去の作品と比べて年齢の高めのメンバーで、大人の存在、そして子供にも受けています。
(6) ストーンをロッカーに置くゲント隊長
 今回のミソは、ブレーザーとの相性?に疑問のゲント隊長、ブレーザーストーンをロッカーに置いての戦い、このストーン、その後どうなるか、僕みたいに特撮、アニメのヒーローものをたくさん見たものには想像つきましたが、これはゲント隊長とブレーザーの意思の違い、エックス、タイガ、ゼットと異なり、ブレーザーは自らあまり喋らないもので、さらにインナースペースがなく、ゼットだとハルキとインナースペースで対話するシーンがたくさんありましたが、これは作品ごとに個性をうまくやってくれて、新作を11年連続続けている意味は大きいです。この、変身せずに戦うもの、仮面ライダー電王では、イマジンの憑依なしに主人公、野上良太郎が戦おうとするものもありましたが、ゲント隊長の意味、分かります。
(7) ゲバルガ撃滅作戦!
 アースガロンは機長にテルアキ、操縦士はヤスノブ、そして特殊部隊とともに、バザンガの時と逆、また、3年前の理化学研究所の爆発事故のこと、この時にゲント隊長とブレーザー・・・は確実、戦闘シーンの連続、大変なミニチュア特撮、田口さんだけでなく、最近のウルトラの監督は皆さん特技監督としても超一流、平成ゴジラのいい要素をうまく配置したものです。
 そして、チルソナイトスピアは命中、しかし不十分、アースガロンとゲバルガの死闘は凄まじい迫力、これこそ怪獣映画、アースガロンは敗退、そしてゲント隊長は迷い、ゲバルガに攻撃してはねのけられて、ヘルメットも外れて、すると、ブレーザー?が行こうといい、ウルトラマンブレーザーはコミュニケーションがテーマと田口監督も宇宙船のインタビューで語り、第1話の、みんな生きて帰れのリフレイン、3年前の記憶、大変に燃える展開、ゲント隊長の見たのはブレーザーの記憶、ブレーザーは命を救おうとしていた、俺と同じと気づいて、ブレーザーブレス出現、さらに、ロッカーからブレーザーストーン飛んできて、これは予想通り、ブレーザーに変身、ゲバルガとの最終決戦、特撮、ミニチュアは細部にもこだわり、これほどの特撮を、年の後半毎週見られるのはスゴイことです。
(8) チルソナイトソード
 強敵バザンガ、まさにエヴァンゲリオンの使徒の特撮怪獣版、それとの死闘、そして、チルソナイトスピアを握ると、ガラモンのストーンになり、チルソナイトスピアがチルソナイトソードになり、剣を使うヒーローは、77年のロボットアニメ、ボルテスV以来多く(巨大ヒーローでは円谷作品のジャンボーグAが最初)、ウルトラマンでもオーブ、タイガ、ゼットなどたくさんいて、バザンガを一刀両断、倒したのはスゴイです。このチルソナイト、ガラモンを作るもの、またセブンの緑の恐怖にも出て、ダンの透視のできないもの、昭和の特撮同人誌には、セブンの世界では女性はチルソナイトの下着がいるとネタにされたもの、57年のウルトラシリーズの長さは伊達ではありません。
 勝利、そしてハルノ参謀長は、セカンド・ウェイブを退けたとスマホに語り、ハルノ参謀長は、何かありそう…です。
(9) お互いを知ろう
 最後、ゲント隊長は、お互いを知ろうというもの、ロッカールームはストーンが飛び出して、さらに壁にも穴、従来、この手の展開は、変身アイテムがテレポートのようなもので施設を壊すことはなく、これは新鮮なもの、そして、互いを知ったゲント隊長とブレーザーの戦いは続く、と言うもの、30分の怪獣のもの、素晴らしいものでした。
(10) ネクサス、円谷イマジネーション配信開始
 そして、最近、円谷プロのHPのニュースは毎日更新、最近の話題は、ウルトラマンネクサス、円谷イマジネーションで配信開始、ネクサス、一時ウルトラシリーズ打ち切りの元凶と批判されたこともありますが、熱心なファンもあり、1年前の全ウルトラマン投票、2月のサンケイスポーツの投票でもベストテン入り、さらに、11月に円谷コンベンションも開催、10年前、SNSでウルトラマンはオワコンと誹謗中傷されたのが嘘みたいです。10月は、兵庫の住宅展示場でウルトラマンのイベントあり、行きます。暑かった2023年の夏も何とかなり、しかしコロナ、インフルエンザは大変です、皆さんお元気で。
No.12225 - 2023/09/30(Sat) 14:40:43

Re: ウルトラマンブレーザー 第12話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
やはり叱責されるゲント達、「得体の知れないもの」と言われるのも仕方ないとは思います。しかしハルノさんは威張り散らすだけでなく、色々根回ししてくれていました。ヤスノブも転んでもただでは起きず、ガラモンの刺を利用してスピア開発、ゲントの元部下たちもまた一緒に戦えることを喜びました。そこで、あの時の新人君に先輩が「びびった」のなんのといじりつつ、俺もびびったと言う会話。それでもやっぱり楽しそう。
そしていよいよ作戦開始、囮でおびき出しスピア発射、見事命中しますが止まらない。アースガロン絶体絶命!しかしストーンを置いてきたので変身出来ず、単身突撃するも吹き飛ばされるゲント。ここで再びゲントの記憶を見せるブレーザー。記憶を「例え」として見せるのが彼なりの会話だった。テレパシーでスラスラとは行かないものだったのですね。ようやく共に戦う為に変身!スピアを引き抜くと共に新しいストーンでブレードに変え、神に拝礼するような仕草をした後、敵を一刀両断!真っ向唐竹割りは久々に見た気がしますね。…ところで、これ返さなくていいんですかね。また作らなくては。
それでは今夜はこれにて失礼致します。急に涼しくなってきましたので、皆さんお大事に。
No.12226 - 2023/10/05(Thu) 23:42:08

ウルトラマンブレーザー 第13話 スカードノクターン 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:足木淳一郎 監督宮崎龍太

(1) 宮崎さん監督デビュー、二人はなしのもの
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。先週まで暑い暑いと言っていたのに、いきなり冬のリハーサル?でしたがいかがでしょうか。
 今回はオーブ以来定番の第13話の総集編、宮崎さんが監督デビュー、今回はアンリとヤスノブ、アンリとエミ、ゲント隊長とヤスノブ、ゲント隊長とアンリと、二人のみのシーンを新撮影、そして、バザンガとゲバルガが全く同じ軌道で地球にやってきたこと、ヤスノブの知り合いのアマチュア天文家の確認、それが、同じ星から来た、どうやらラスボスのいる星からの模様で、さらに1999年に隕石が落下、地球防衛隊が撃破、それも同じ軌道というもの、他方ガラモンの隕石は別起動、それをネットに書き込むと速攻で消される、様々な展開、バザンガとゲバルガは同じ星の生き物なら生態は異なる、しかし地球にも違う生体の生き物いるなど、総集編にしては豪華な展開、宮崎監督、顔のアップなど多用、SNSでは、バザンガがファースト・ウェイブ、ゲバルガがセカンド・ウェイブとハルノ参謀長がいい、なら、1999年の隕石はゼロ・ウェイブかと指摘もあり、このところのウルトラシリーズは伏線をうまく張って、ラストで見事に回収のものをやってくれて、SKaRDの基地は千葉にあり、防衛チームの基地は大抵東京にあるのに千葉は異例、面白いものでした。
(2) スカードノクターン
 今回のサブタイトル、ノクターンは夜想曲のこと、ショパンのものが有名で、今回のものは既存の録音ではなく、スタッフの助監督さんがわざと拙く弾いたものらしく、ウルトラシリーズでBGMにクラシック音楽はセブンの最終回のシューマンのピアノ協奏曲以来いろいろありますが、凝ったやり方に脱帽です。
 エミとアンリのやり取り、恋愛のことなどあり、こういう会話、ダイアログによる進行は、ティガのイーヴィルティガ編でもありましたが、宮崎監督、うまくやっています。
(3) アンリによる戦闘記録
 アンリが、パソコンに今までの戦闘記録を入れてトラブルがあり、これ、キャラクターのカメラワーク、エヴァンゲリオンやパトレイバーのようなものとネットに指摘ありました。宮崎監督、助監督などで縁の下の力持ちをされて、いずれ本格的な監督になってほしいです。
(4) 総集編で伏線
 このように、謎を振りまいて、最後に解明というパターンは多いのですが、様々な作品で謎を全部解明したのはウルトラマンネクサスのみ、これら、風呂敷包みを広げて畳まず終わったと他の作品で言われて、ネクサスで全部解明は、一部ネットでの発表もあったものの、ビックリ、ウルトラシリーズの作り手の底力はスゴイです。
(5) ウルトラマンブレーザーは味方か
 そして、ゲント隊長とヤスノブのやり取り、デマーガのことでブレーザーは防衛隊を妨害して怪獣を助けた、ゲバルガとの初戦で逃亡でヤスノブはブレーザーに疑問、もちろん、こういう展開は57年のウルトラマンの歴史で同様の例がありますが、ブレーザー世界の人間にはそのような体験なし、疑問に思って不思議ではなく、しかし、ヤスノブはブレーザーに命を助けられて、この点、ゲント隊長、知ろうとするから相手を考えるという視点は貴重です。また、ブレーザーとゲント隊長による命名の意味、ブラックホールから発射されるジェット、これは、過去のウルトラシリーズだと、ウルトラマンは人類の仲間の意識が徹底されて、そしてゲバルガとの闘いのシーン、主題歌アレンジBGMにして意味ありました。実際、ゲント隊長とブレーザーのコミュニケーションは、ゼット、あるいはエックス、タイガのように自由自在に会話できるものと異なり、今後に、新たな展開もあると思われます。
(6) 最後のオチ
 ラストはゲント隊長とアンリ、しかし戦闘記録消えていて、これはアンリの失敗ではなく、「何者か」がやったとも思われます。これ、後半の話でどうやら怒涛の展開になりそう、ウルトラマンブレーザーはネットで話題、昨年のシン・ウルトラマンに続いて社会の話題になっています。
(7) ウルトラマン関係のイベント、大盛況
 今年に入り、ウルトラマンのイベント、僕も住宅展示場に何度も行きましたが、映画評論家、白石雅彦さんの新著、ウルトラマンタロウの青春の刊行を記念して、白石さん、タロウのメイン監督、山際永三さん、メイン脚本の田口成光さん、映画評論家の切通理作さんがトークイベントされて、たくさんのファンが参加された模様、さらに、ウルトラマンネクサスの円谷イマジネーション配信イベントも、川久保拓司さんがナビゲート、さらに、ネクサスの変身アイテム発売、と
大変な盛り上がり、僕もウルトラシリーズを見てきて、しんどい時期の方が長かったものの、今はウルトラマンの黄金時代、今後も楽しみです。インフルエンザも流行っています、皆さんお元気で。
No.12227 - 2023/10/07(Sat) 14:40:01

Re: ウルトラマンブレーザー 第13話  / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
「安息の日々なんてない。」…うわー、たまりませんね。宇宙は広い、いつ何が降ってくるか分かりませんからね。それでも雑談位はするアンリ達。それぞれの得意分野を褒めたり。しかしエミ、何があったのかと思ったら、頭良すぎて横道に逸れて、それならと諜報部員として育てられたと。テロリストに拾われなくて良かった。一方、ゲントに鋭い質問をするテルアキ。さすが副隊長。更に、何やらきな臭い動きがあることを伝えます。速攻で書き込みが消されるということは、常に監視されているということ。ゲントもバレているかも。ロッカールームの壁の穴、どう説明したのでしょうか。
それでは今夜はこれにて失礼致します。
No.12228 - 2023/10/12(Thu) 23:21:49

ウルトラマンブレーザー 第14話 月下の記憶 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:小柳啓伍 監督:田口清隆

(1) 防衛隊上層部の秘密とデルタンダルとの空中戦
 レイゴさん、藤子さん、皆さんおはようございます。今度は中東で大変な戦争になり、日本だとカメムシ大量発生、気温が下がって過ごしやすいもののなかなか大変ですがいかがでしょうか。
 今回は後半の開始、主題歌、オープニングは2番になるのが恒例でしかしブレーザーでは変更なし、エンディングテーマは変更、今回の内容は、エミによる防衛隊GGFの秘密の探索と、新怪獣デルタンダルとの戦い、怪獣とオール空中戦は初めてですが、防衛隊は、ハルノ参謀長だけでなく、今回問題の研修施設の責任者・ドバシ・ユウ(これを演じるのが特撮大御所の寺田農さん)、過去のウルトラシリーズの場合、特捜チームの上層部に秘密があったのはナイトレイダーの上のTLT、そしてハルノ参謀長は、前作のデッカーのアガムスのような位置かとSNSで論議されましたが、この、3年前の爆発事故は、エミの父親も関与して、そして問題のコード、V99のこと、このような上層部の秘密はエヴァンゲリオンにあり、エミは3年前の事故で父親が行方不明、その中で父のことを探ろうとして、防衛隊の秘密を探り、前回の総集編も含めて最後への伏線になっている模様で、脚本とシリーズ構成の妙に脱帽です。
(2) 空中戦!
 今回のデルタンダルは飛行形態で活動する月光怪獣、月光怪獣の肩書はタロウの改造エレキングがあったものの、月の光が出ていて活動、そして高速で飛びまくり全世界に被害、これはティガの末期に出た超古代尖兵怪獣ゾイガーの例があり、そしてマッハ9で飛行、これに対してSKaRDはアースガロンで対抗するものの、アースガロンの飛行能力は戦闘する場所に移動するための二次的なものでマッハ4が限度、初回の戦いは速度で負けて(燃料のなくなったのもある)、これはティガ50話、もっと高く!のゾイガーと同じ、デルタンダルは着ぐるみ怪獣で、一見オールCGの模様ですが、空中戦をここまで見事にやるのはビックリです。
(3) このままだとSKaRDは解散だ!
 そして、初回の戦いはSKaRDではデルタンダルを逃してしまい、ハルノ参謀長に怒鳴られて、そしてこのままだとSKaRD解体だというもの、これは帰マン6話で、岸田長官が、グドン、ツインテールとの決戦、MATの上層部はスパイナー=核兵器を使用する方針が、それだと避難できない都民(郷秀樹にとって、坂田兄妹がそれ)を犠牲にしてしまい、MATジープで接近戦で麻酔弾を使用する作戦をして、失敗したら岸田長官はMATは解散と言い、これは放映当時からMATを解散したら誰が戦うのだとツッコミありましたが、その後ゼットではストレイジ、上層部に逆らったために解散!になり、これは長官が侵略者(セレブロ)に支配されていたためですが、このブレーザーの世界だとSKaRDを解体して新しい組織を作ることを意味して、このSKaRDはハルノ参謀長が結成したものですが、今回の話だと、どうやらハルノ参謀長の意図は地球防衛だけでなく、かなり「下心?」もあったと思われて、そしてハルノ参謀長はエミの叔父の模様、今まで引いた伏線が生きてきて、こういう伏線を引いて回収はネクサスにあり、ネクサスはかつてウルトラシリーズ打ち切りの元凶として批判されて、しかし今は再評価されて、ネクサスのいいところをここで取り入れたものだと思います。
 ハルノ参謀長の喝にヤスノブは絞られたとへたり、この点中間管理職のゲント隊長はなかなか大変、他方、ヤスノブはアースガロンをあーくんと呼び、それは第6話で助けられたようにタダのロボットではない、それらの意味が生きています。
No.12229 - 2023/10/15(Sun) 07:11:54

ウルトラマンブレーザー 第14話 月下の記憶 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) エミのハッキング
 そして、エミは他のメンバーと今回は別行動、地球防衛隊日本支部の情報管理棟でハッキング、これは、ヒーローもののだと敵のシステムにハッキング(逆に、ゲバルガは地球のネットワークへのハッキング)は多いものの、味方?にハッキングは超異例、バザンガはファースト・ウェイブ、ゲバルガはセカンド・ウェイブと記されて、デルタンダルではサード・ウェイブの可能性に気づき、多くの方、これはエヴァンゲリオンでセカンドインパクトがあり、それを想起されたと思いますが、しかし警備隊に入られてエミは脱出、このような展開はウルトラシリーズでは異例、防衛隊GGFは、敵組織を思わせる、少なくとも過去のウルトラシリーズの上層部のようなものではない、昭和の第2次ウルトラシリーズの特捜チームの上層部はMAT、TAC、ZATと高圧的でもこのような秘密はなく、ネクサスでナイトレイダーとTLTの関係とも異なり、問題のV99、そしてドバシ・ユウの存在、ハルノ参謀長はエミの問いに答えず、秘密に迫るとSKaRDは解体、と、エミはSKaRDはハルノ参謀長の出世の駒と指摘、ドバシ・ユウは今後も出て来そうで、こういう謎が謎を呼ぶ展開はエヴァンゲリオン以来、しかしエヴァンゲリオンは謎をちゃんと解明せず終わり解明は25年後の劇場版、他方ウルトラはネクサスで謎を全て解明、ただ次回は今回の続きではなくファンタジーもの、クライマックスが楽しみです。
(5) SKaRDのチューンアップ
 そして、デルタンダル対策に、アースガロンを改装、その前に、アースガロンでデルタンダルの脱皮したものを調査、怪獣の脱皮は、過去に帰マン32羽のキングマイマイであったものの、単なる、昆虫や甲殻類のような脱皮はウルトラ怪獣では初、その結果、バザンガ、ゲバルガのような宇宙怪獣ではなく、地球の生物だと確定、そして、アンリは積乱雲からデルタンダル出現と気づいて、それで、ヤスノブはSKaRDの司令車をモッピー(MOPY)と呼んでいたもの、その前にアースガロンをあーくんと呼んで、この手の面白い展開もなかなか、そして高速の敵に対抗するために、射撃はアンリがやり、これもティガのもっと高くと同じ、過去作へのオマージュと、新規展開のものは素晴らしいものです。
(6) 特撮レジェンド俳優、寺田農さん登場!
 そして、エミはGGFのシステムにハッキングして、3年前の爆発現場に父がいて、そして救出にゲント隊長が当たっていたことを知ると黒服のものに捕まるもの、連れていかれて、ドバシ・ユウのところ、トレーニングしていて、ドバシ・ユウを演じるのはウルトラシリーズの常連の寺田農さん、初代マンのガマクジラに襲われるトラック運転手をして、平成ウルトラは何度も出て、ジードではリクの名付け親、しかし今回は如何にも腹黒い様子の黒幕?3年前の爆発時に助けられて、その施設の責任者、が、ドバシ・ユウはエミに好きにしろといい、するとハルノ参謀長はゲント隊長にエミを見張れと命令、謎と謎、なかなか面白いものです。寺田さんは田口監督のジード12話以来の登場、調べたら80歳、特に平成以降のウルトラシリーズによく出て、盛り立てて下さり、感謝しています。エミは、V99はバザンガ、ゲバルガを送り込んだ敵対勢力と指摘、ドバシ・ユウはとぼけて、そしてエミの父親とのものなど、面白い世界でした。そして、ハルノ参謀長はゲント隊長にエミを監視しろと命令、GGF上層部の秘密は過去にない面白さです。
(7) デルタンダルとの決戦
 そして、デルタンダルは飛行怪獣、アースガロンと空中戦、これはネクサスなどの板野サーカスよりスゴイ、しかしアースガロンはピンチ、それでアンリにノーコンでも撃てとゲント隊長いい、アンリ戸惑い、と、ヤスノブは「こんなこともあろうかと」装備を持たせて、「こんなこともあろうかと」はヤマト1作目の最終回、真田技師長のセリフ(実際には違う)として有名、ゲント隊長はアンテナを直すとして外に出て変身、そしてブレーザー、アースガロンとともに空中戦、ウルトラシリーズの空中戦は、初代マンの製作第1回の初代バルタン星人以来たくさんありますが、今回は地上で格闘戦はなく、全部空中戦、これは初めて(セブンとベロリンガ星人は意味が異なる)、ブレーザーはチルソナイトソードで撃破、田口清隆さんの特撮はスゴイ、シン・ゴジラもシン・ウルトラマンも超えています。
(8) エミとゲント隊長、ハルノ参謀長
 ラストシーン、エミはゲント隊長のところに来て、ドバシ・ユウのこと、ゲント隊長はドバシ・ユウを警護したと問い、3年前の事故、あそこで何が起こったか不明、爆発で研究員の何人か行方不明、助け語ったというのに、エミはゲント隊長が父を助けようとしたと安堵、これは大変な謎があり、あと10話ほど、この謎解明は楽しみで、エミにゲント隊長は謎の解明を許可、と、エミの前にハルノ参謀長、それもコート姿で現れて、本来ならSKaRD解体、エミは懲罰と言い、このハルノ参謀長の姿、イナズマンフラッシュのガイゼル総統を思わせて、今後も楽しみです。
(9) 兵庫県加古川市の住宅展示場にブレーザーのイベントに行きました。
 この前の三連休、兵庫県加古川市の住宅展示場にブレーザーとギンガ、ビクトリーのイベントがあり行きました、僕みたいな大人だけの参加も多く、顔なじみの方もいて、ペロリンガ星人、レッドキング、ギガスとのバトル、そして写真撮れてよかったです。インフルエンザも流行っています、皆さんお元気で。
No.12230 - 2023/10/15(Sun) 07:12:48

Re: ウルトラマンブレーザー 第14話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
1999年に「恐怖の大王」は撃墜されたことになっていますが、「中身」は到達成功、潜伏、暗躍しているということでしょうか。それとセミ人間はどうつながっているのでしょうか。
そして、上層部は何を考えてエミを止めないのか?入隊した理由が理由で、更に腕を上げるよう育て、父親が誰か分かっていてSkardに入れれば、ここまでするのは想定内の筈。ドバシの「私もよく分からないんだよ」はまるきり嘘でもないかもと思いました。(99を引っくり返してこの数字?)第66研究所で起こった「爆発」は、ブラックホールと関係が?だからブレーザーが現れた?そして行方不明者達は?もし父親が生きているなら、知識と技術を駆使してエミと更新して脱出するという父娘鷹の共闘がみたいです。
今回は中身が重かったけれど、その分笑いもありましたね。最後の一個の粉ふき芋は即答で「俺が食う」、ヤスノブがアースガロンをあーくん、特殊車輌をモッピーって、わざわざ字幕で呼称変更表示。廃車になったらモッピー引き取ってキャンピングカーにしてくるるも載せたりして。もちろん内外装はアースガロンの操縦席の払い下げ!無理か…。
それでは今日はこれにて失礼致します。
No.12231 - 2023/10/20(Fri) 16:43:23

ウルトラマンブレーザー 第15話 朝と夜の間に 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:中野貴雄 監督:田口清隆

(1) 令和の、恐怖の宇宙線、実相寺テイスト満載!
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。中東で大変な戦争、日本は気温低下と大変ですがいかがでしょうか。
 今回は初代ウルトラマンの、実相寺さんの名作、脚本の佐々木守さんとの恐怖の宇宙線の令和版、もちろんリメイクではなく、田口監督と脚本の中野さんの初コラボ、ギンガSのガンQの涙の延長線上にあり、昭和のムシバがこちらでアラタ、昭和だと、第1次シリーズでは、正統派のバトルものは円谷一監督や満田監督が専門、異色作は実相寺監督のものでしたが、平成以降、メイン監督された村石さんは遥かなるバオーンや怪獣漂流のようなギャグものもして、今回は初代マンの路線をやっても、終始笑いっぱなし、そしてハートフル、ウルトラマンは殺伐としたものではなく、人間の血が通ったものだと実感、ラストシーンは納得、。ゲントが家族を持っている意味が分かり、特撮も悪乗りがいい意味でやり、今回の主役は子どもたち、ギャグは昭和テイスト、ライダー、戦隊、あるいはガンダムでは昭和的な要素は全くないのに、これほど面白いものを2023年に見られるのは素晴らしいことでした。サブタイトルの朝と夜の間にの意味も絶妙、おそらく、天国で実相寺さんも佐々木守さんも、大後輩の大ホームランに拍手でしょう。
(2) 昭和のネタをうまくアレンジ
 そして、ジュンの友達、アラタの秘密基地があり、令和に秘密基地とは!ジュンもそこでガヴァドンの絵をかいて、すると工事場のオッサン、ヒゲ(これが昭和へのオマージュ)現れてのもの、こういうドタバタネタは平成以降の作品では見たことなく、今の子供さんはスマホや習い事で放課後にこんな光景は何十年ぶりに見たか、田口さん、昭和テイストの作品も多数演出されて、今回は初代マンのガヴァドンAタイプのみ、恐怖の宇宙線では子供たちがより凶暴なガヴァドンBに変えるのですが、このガヴァドンAの、まるで人を食ったように描写は面白いもの、僕みたいに初代マンから見ているものには展開は大体予想されて、ギャグの中にハートフルなもの、とても楽しかったです。そして、アラタの妹のツムギも出て、ガヴァドンは絵なので絵の食べ物を食べる、そして、陽が沈むと絵に戻り、さらに大きく描く、僕ら昭和世代には結末は予想できて、楽しかったです。
 なお、令和のガヴァドンの第一発見者を演じられた内野惣次郎さん、57年前の恐怖の宇宙線でガヴァドンを描いた子供を演じられた一人と、タカハシヒョウリさんのSNSで知り、それも57年前と同じバットとグローブを持ってのもの、ウルトラシリーズの深さに脱帽です。また、昭和のように土管に落書きは、今はコンプライアンスでダメとの指摘もSNSで見ました。最近は窮屈ですが、それでもいいものを作るウルトラマンの作り手に拍手です。
(3) ギャグが濃ゆい!
 ゲント隊長、ジュンに遊びに行こうといい、運動会は済んだなど、これまた昭和のモーレツサラリーマンのネタ、ここ30年ほどあまり見ていないネタのラッシュに拍手です。そして、サトコは、ジュンが自分から何をしたいと言わなかったという展開、これは現代的でした。
 今回は、SKaRDのメンバーはそれほど出ず、他方テルアキとヤスノブが右往左往、休暇中のゲント隊長にビデオで通信、が、映像を切るのを忘れて、パンツ姿のゲント隊長を見てエミとアンリビックリ、これも昭和のネタ、とても楽しかったです。これも昭和ネタ、こういういい意味で笑えるネタは令和の特撮ではなく、今や昭和からのネタの楽しさを味わえるのはウルトラマンだけかも知れません。サンテレビでは日曜日に太陽にほえろと必殺仕事人の再放送をして、昭和にはこんなスゴイものあったのかと、いずれも再放送などで見たものの、昭和の良さがウルトラマンだと味わえます。
No.12232 - 2023/10/21(Sat) 14:30:09

ウルトラマンブレーザー 第15話 朝と夜の間に 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) ガヴァドン、絵の大きさで変わる!
 今回ビックリは、ガヴァドン、最初に小さい絵だとそれの大きさ、テレビのインタビューで目撃者はぎょうざが歩いていたといい、そして大きく描くと大きくなり、なら展開は予想できて、ヒゲがガヴァドンを見つけてバケツで頭をふさぐなど、ドリフターズネタ、ツムギは誰にも話していないのにネットでバレると近代的、広場に大きく描くと巨大怪獣として実体化、人間の大きさのものを隠すのに子供たちがおしくらまんじゅう、こんなもの見るのは何十年ぶり(おしくらまんじゅう、平成のジャブナイルものに初めてか)、ヒゲがガヴァドンをつかむと消える、デジタル技術のなせる業、アラタたちは広場にガヴァドンを大きく描いて、そして決戦時のブレーザーのアクションも、まるで70年代のドリフターズのネタ、僕ら昭和世代には、70〜80年代の土日はテレビで楽しんで、土曜日は夕方にゴレンジャー(関西だとゴレンジャーは夕方6時から)、7時からアニメ、8時から全員集合か刑事ドラマ…とテレビ楽しかったのを思い出したものです。
(5) 寝ているだけでライフライン止まる
 そして、ガヴァドンは宇宙線(これが降り注いだのがゲント隊長の自宅近く)を受けて実体化、大きくなり、昭和同様寝ているだけですが、それでライフラインが止まる点は昭和と異なり、阪神淡路大震災、東日本大震災を経てのもの、SKaRD上層部の指示でガヴァドンを倒せになり、もちろん防衛隊は宇宙線で絵が実体化と思わず、コスモスのような怪獣との共存は大変、この点はコスモスで描かれていて、そして防衛隊はガヴァドンにミサイルを撃っても、ガヴァドンはフワフワで飛び散るもの、これはギャグ!笑えるネタの連続、こういうネタ、怪獣を倒さない話は初代マンからたくさんあり、そして子供メインのもの、子供メインは第2次シリーズでお子様ランチと批判されたこともありましたがそれは間違い、他方ダイナの少年宇宙人、ガイアの遠い町、ウクバール、コスモスの雪の扉と、怪獣は出てもウルトラマンと全く戦わない話(いずれも太田愛さんの脚本、原田昌樹さんの演出)のようにはいかないものの、ファンタジーのもの、それに通じて、本当に楽しかったです。今回はアースガロン出ず、その意味もよく分かりました。
(6) ウルトラヒーローには夕日が似合う
 そして、ジュンたちのところにビルが倒れ掛かり、ゲント隊長変身して助ける、この展開は昭和からたくさんあり、そして、チルソナイトソードを使って反応なし、そして格闘戦?はギャグ、何か、50年前の、体力の限界に挑戦する爆笑寄席の世界?ドリフターズと、関西のお笑いネタのハイブリッド、スパイラルバレードで、まるでUFOキャッチャーみたいにガヴァドンを釣り上げて、スパイラルバレードは、第2話で釣り竿になるのが判明ですが、万能の武器、それでも掴んでも落ちてしまい、これはガヴァドンよりスカイドン的なネタ…で、突然夕陽になり、ウルトラヒーローには夕日が似合う、言うまでもないウルトラセブンとメトロン星人、エース最終回、タロウとピッコロなどあり、これはSNSでブレーザーにはタイムリミットないのかとツッコミあり、しかし、子供たちのガヴァドンを殺さないでを受けてブレーザーはガヴァドンを連れて飛び去り、ガヴァドンは子どもたちと一緒にいられないと納得、これも初代マン以来たくさんの前例のあるもの、最後、一番星のシーン、ガヴァドンは星になった、ジュンの絵が星になった、は素晴らしいものでした。アラタ、ツムギは外国に行き、それでもジュンに忘れないでの結末は、ダイナの名作、少年宇宙人を思わせました。
(7) ジュンの思い
 ガヴァドンを思い走り出し、ジュン、それを思うゲント隊長とサトコ、最後、ジュンを迎える際に、ゲント隊長、いつの間に制服から普段着に、というツッコミは野暮(仮面ライダーの死神カメレオン後編でナチスの宝の箱から仮面ライダー出てきた、あれと同じ理屈はどうでもいい、仮面の忍者赤影で戦国時代に巨大ロボット、UFOが出ても違和感なしと同じ)、まさに昭和の良さ、ゲント隊長、ジュンとたまには遊んで、キャンプ、カレー作り、焼肉と、これまた昭和テイスト、感動的な作品でした。今、世界各地で戦争、日本国内も殺伐とした雰囲気で、その中で、希望を信じさせてくれるウルトラマンは素晴らしいです。
(8) ウルトラマンの可能性は無限にある
 僕は、SNSで、ウルトラマンの関係者とつながり、初代マン、Qのヒロインをされた桜井浩子さん、各地で活躍されて、11月には東京でウルトラコンベンション、また、名俳優の佐野史郎さん、毎回ブレーザーを見てSNSで発信、11/2に発売のモノマガジン、佐野さんと田口さんの対談、コーディネートしてくださったのは桜井浩子さん、円谷コンベンションには庵野秀明さんもゲスト出演されて、ブレーザーの新展開、おそらくこれは来年春の劇場版と思われて、あるいはスピンオフ作品か、これほどウルトラマンが特撮の中心にあるのは異例、また住宅展示場など行きます。
No.12233 - 2023/10/21(Sat) 14:31:13

Re: ウルトラマンブレーザー 第15話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
遂にテレビ本編で「ギョウザ」と言われる日が来ましたね!これは「新マン兄さん、帰りマン兄さん」に匹敵すると思います。しかしこの話、裏に重いものを感じたのは私だけでしょうか。アラタの怪獣の「破壊する」の三連呼は、何かストレスを溜め込んでいるような気がして、帰りマンの「じゃみっこ」の、いじめられっ子を思い出すのです。盗んだ銃を乱射して、「もうやめろ!」と止められていたあの子。案の定、引っ越しへの不満と不安を抱えていました。
そして、結局ガヴァドンを宇宙に放すしかなかったのは、「ごめんよ。僕たちが君を大きくしすぎちゃったんだ。」…「飼うのなら責任持って最後まで」とペット問題に繋がるような気もします。ガヴァドンがBタイプにならなかったのは救いでした。街を破壊していたら、ジュン達は罪悪感でどうなっていたか。
それでは今夜はこれにて失礼致します。急に晩秋に突入したような今日この頃、皆さんお大事にして下さいね。
No.12234 - 2023/10/27(Fri) 22:50:42
ウルトラマンブレーザー 第6話 侵略のオーロラ 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:継田淳 監督:辻本貴則

(1) ヤスノブ主役編、ギャグもあり
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。台風7号、各地で大被害、幸いに神戸の被害はそれほどひどくなかったものの、各地で大雨、どころか翌日も新幹線遅れると大変でしたがいかがでしょうか。
 今回は、メカニック担当のヤスノブ主役編、そしてセブンに登場したカナン星人の55年ぶりの再登場、これ、カナン星人はかつて、昭和のムック本で仮面ライダーに似ていると指摘されて、もちろんカナン星人が先ですが、何とSNSで、これはどういう仮面ライダーかという書き込みもあり、しかしギャグも多数、そして昭和のテイストもあり、本当に楽しかったです。ヤスノブはアースガロンを開発、ヤスノブにとってはアースガロンはわが子、あるいは友、その点が途中に現れて、そしてヤスノブは関西弁、時計のバージョンアップも頼まれて、パソコンのチェックなど大変な活躍、私人になり、コインランドリーを使用して、洗濯機にくるると名前を付けてかわいがるもの、実は僕も、家の洗濯機が一時不調になり、悪戦苦闘して直りましたが、今回のヤスノブの位置、僕も理科系で、電子工作などしたもので、よくわかり、ブレーザーは各隊員の描写も見事、そして、ギャグ、テルアキがみんなにトマト、というものが専用車まで出てくるもの、これはオーブでシリアスとギャグをうまく両立、さらに、悪ふざけではなく、往年のドリフターズのギャグを思わせるものもあり、そのヤスノブ、過労で、早退、そしてゲント隊長、このキャラはシリアスとギャグをうまくやり、移動司令車は、第2話に続いてギャグ的なものもあり、本当に楽しかったです。今回のメインテーマは、最期転落するテルアキを助けたのが、カナン星人に操られたアースガロンの点、これはアースガロン、ロボットでも人間の心がわかるため、古くは、ジャイアントロボで、妖怪ゲルマ博士の話、ニセ大作に操られて破壊するジャイアントロボが本物の大作の言葉を理解して破壊を止めるシーンがあり、アースガロンは内部で人間の操縦する、ガンダムタイプのロボットですが、それでも人間の心はわかる、昭和以来のSFの流れで、とても素晴らしいものでした。
(2) 第6話で侵略宇宙人登場
 カナン星人はセブンの北に還れに登場、オーロラ光線でメカを操り破壊活動をするもの、が、今回の個体ハービーは何と白昼堂々コインランドリーでヤスノブの前に現れて(そもそもヒーローものでコインランドリーが舞台は前代未聞)、機械には負の感情があり、それを悪用して侵略、オーロラ光線は各地に照射して様々なメカを操れるもの、セブンの時よりスケールは大きく、が、コインランドリーでヤスノブと接触、一緒に侵略しようというもの、もちろんヤスノブは拒否、と、自分の服を出して、一緒に来なよ、これを着なよとダジャレ、セブンには生活感あふれる宇宙人がいろいろ出て(典型は初代メトロン星人)、それを思わせるもの、そして、コインランドリーのお気に入りのくるるも絡み、上半身裸にされて、ヤスノブ役の梶原颯さんは、こういうエンジニア役としては珍しいマッチョ体型、それをうまく使い、そしてヤスノブがコインランドリーから逃げたカナン星人を追うと、コインランドリーに何と田口清隆監督がカメオ出演(昭和で言うチョイ役)、サプライズで楽しかったです。カナン星人は女性声優によるものの、自分のことを僕というもの、もちろん女性で自分を僕と言う人もいるし、プリキュアでもありますが、不思議な魅力でした。
 その、ヤスノブに接触するゲント隊長、テルアキから託されたトマトを持参してのもの、これは演じる蕨野さんのユニークさもあり、が、直後にカナン星人ハービー出現、機械の、負の感情、高い能力があるのに他人にこき使われてストレスというもの、オーロラ光線はその負の感情を操るもの、カナン星人はアースガロンの悪用を意図、もちろんヤスノブは協力せず、そしてくるるに、カナン星人の居場所を尋ねて、ヤスノブはくるるを友達と思い、その感情がくるるを動かして、ヤスノブは風力発電の、カナン星人のアジト付近に移動、さあ、決戦だ!です。で、ゲント隊長にもくるるはヤスノブのところを教えるもの、これは令和になっても人間と機械の信頼のものを示して楽しかったです。
No.12206 - 2023/08/19(Sat) 14:20:19

ウルトラマンブレーザー 第6話 侵略のオーロラ 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(3) 人類の武器が侵略者に悪用される
 このように、アースガロンはオーロラ光線を受けて、カナン星人に操られて、人類の武器が敵に悪用されるのは昭和以来多数あるものの、人間搭乗型のロボットがこのような遠隔操作(鉄人28号みたい)はあまり記憶になく、大抵はロボットに敵側のパイロットが乗り込むもの、SKaRDによる緊急の遠隔操作も無効、そしてカナン星人の故郷は戦争を繰り返して荒廃して、地球侵略になるもの、これも昭和以来特撮・アニメでたくさん使用された設定ですが、今はロシアのウクライナ侵攻があり、自然破壊が無数されて、我々も無縁ではない、ものです。
(4) カナン星人に対抗するSKaRD
 そして、専用車で対抗するゲント隊長たちSKaRD、しかし車を操られたアースガロンに捕捉されて、しかし最終的に攻撃はされず、落下、ゲント隊長、撃つなら俺を撃てとしてアースガロンを誘導、他の隊員(トマトがキーアイテム)は混乱、そして狙われたゲント隊長、ついにウルトラマンブレーザーになり、ただ、アースガロンは破壊できず、もちろんこれは原点のウインダムとのバトルがあり、セブンの、北に還れでは、セブンとカナン星人に操られたウィンダムのバトルは何かお遊び的なものでしたが、真剣なものがこちらにありました。
(5) 水上でのバトル!
 操られたアースガロンと、ブレーザーのバトル、ブレーザーは破壊するわけにいかず、カナン星人ハービーはこれに満足、が、ヤスノブはアースガロンにやめてと叫んで、君の敵はウルトラマンではない、この水上のバトル(CGもうまく使ってのものらしい)は短いながら迫力でした
 そして、落下したヤスノブを、ブレーザーが助けたのではなく、アースガロンが助けて、これはアースガロンとヤスノブは友達のため、日本のSFだと、鉄人28号みたいに正義の感情の全くないものの方が異例、アースガロンは負の感情ではなく、ヤスノブと友情があり、そのため、これは感動的。そして風力発電システムのロケットで逃げようとしたカナン星人をブレーザーはスパイラルバレードで撃破(それもグルグル回っての凝ったもの)、見事な展開でした。ちなみに、桑田次郎さんのセブンのコミカライズ版だと、カナン星人はセブンのアイ・スラッガーで切っても再生するのに、熱に弱くエメリウム光線で撃破でした。
(6) いい結末
 ヤスノブ、能力を超えて抱え込んでしまい、ゲント隊長に注意、しかし、アースガロンは友達、もちろん誤動作ではなく、ヤスノブの声が届いたため、この、アースガロンが人間の感情を理解する展開は、いずれさらに設定として生かされると思います。
 次回は、ゲント隊長の恩師を巡る前後編、ブレーザーは大変に好評、今後も楽しみです。
(7) 友人が円谷英二さんの記念館で講演
 友人の特撮、ゴジラ研究家が、福島県須賀川市の円谷英二さんの記念館に招かれて、戦争と平和を講演、須賀川市にはウルトラマンと怪獣のモニュメントがたくさんあり、他方ゴジラは記念館の中、須賀川市の市長さんがウルトラマンのファンのため、大変に充実したものであったとのことです。ウルトラマンはこの10年で人気・知名度は激増、今や日本の特撮を代表する文化です。
 まだ大変な残暑厳しいです、皆さんお元気で。
No.12207 - 2023/08/19(Sat) 14:20:57

Re: ウルトラマンブレーザー 第6話 侵略のオーロラ / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
高い能力があるのにこき使われて、似たもの同士のヤスノブとくるる。嫌と言えないんですよね。二人(?)の違いは愚痴を言えるか言えないか。くるるの愚痴を言わせるカナン星人、これには私も言い返せません。何度具合の悪い家電にブチ切れたことか。言うだけ言って消えるカナン星人を追うためくるるに頼むヤスノブを行かせてくれたくるる、友達と思ってくれたんですね。ゲントに居場所を教えてくれたのは、自分に頭を下げてくれたから、ヤスノブを一人で行かせて心配だったから。ありがとう、くるる。
さて、隊員達は車でアースガロンの後を追いますが、トマト持ったまま!買い物帰りみたいと思ってしまいました。当然跳びはねるトマト。もったいない!アースガロン、口から火を吐くかと思いきや、ポイ捨て。ちょっとだけ我に返ったか?その後、囮になって引きつけるゲント、変身しますが、やっぱり強いアースガロン。ウインダムカスタムみたいに壊すしかない?が、ヤスノブの呼びかけは届いていた!巻き込まれて落ちる彼をキャッチ、活動停止したのを見届け、ギャグ漫画風に体を捻ってバーレルを飛ばし、竹トンボ型の脱出艇を破壊しました。
その後、ゲントとヤスノブはお礼にくるるの掃除をしながら、一人で抱え込まないように、でも早くアースガロンと友達になりたい、もうバッチリじゃないか、と会話。ほっこりしますね。アースガロンはそのうち「喋る」と思いますが…。
ところで副隊長、「よく出来た女房」役だと思いません?
それでは、今夜はこれにて失礼致します。早く天気が落ち着きますように。
No.12208 - 2023/08/25(Fri) 22:51:27

ウルトラマンブレーザー 第7話 虹が出た・前編 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:山崎太基 監督:中川和博

(1) 怪獣は自然、マッドサイエンティストもの
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。札幌でも猛暑日と大変な暑さですがいかがでしょうか。
 今回は前後編作品、ニジガカチという自然を体現した怪獣、横峯万象という怪獣学のスペシャリストでゲント隊長の恩師という設定、そして、怪獣は自然だという展開は、例えば帰マンのウルトラ特攻大作戦で、台風怪獣バリケーンの際に使用されたもの、横峯教授はマッドサイエンティスト、これら昭和のウルトラシリーズの初期からの展開をうまくやっていて、ウルトラシリーズは、ストーリーでギンガ以降奇抜な展開はなく、初代マン以来のオーソドックスなものに、最近のテイストを入れてうまくやっていて、それ故にファンに受けているもので、ニジカガチ、天弓怪獣の別名を持つもの、これら昭和以来の展開で、横峯教授は登場時から怪しい雰囲気、ゲント隊長との展開も予想されて、かなりの強敵、鎧を外して変形というのはサプライズ、デッカーでもマッドサイエンティストは出たものの、横峯教授の言う、自然を破壊したのは人間というのは、今の、気候変動ではなく国連事務総長も気候沸騰というもの、今は世界で異常気象、異様な猛暑、場所に寄り大変な山火事、他方豪雨災害、日本でも台風で被害続出の今、自然を破壊したのは人類で責任ありという展開は昭和からのものですが、平成だとガイアで、アグルの藤宮は人類が問題と指摘、また大鉄人17では、敵のブレーンは、人類こそむ地球のがん細胞というもの、これら、今から30〜50年前の設定は2023年になり深刻、もちろん横峯教授のやり方はダメですが、しかし一理はあり、これもウルトラシリーズでは何度も取り組まれた設定と展開、それを新鮮にやってくれて、それだからシリーズは支持されるのだと再認識です。横峯教授の怪獣の目の本の意味も、後で出てきます。逆さまの虹もあり、そして、ヤスノブ、アースガロンの強化アイテムのネタも最初に出て、脚本のうまさに脱帽です。
(2) 前編、後編の表記
 今回、前編・後編の表記がウルトラマンマックス以来のサブタイトル表記、昭和では、初代マン、セブン、80では続くストーリーはこの表記、しかし第2次シリーズはそれはなく、帰マンの第5話前編の表記なしに続く、になったのにビックリしたこともありました。平成では、ティガ、コスモスでは前後編の表記あり、なしの続きもののストーリーもあり、仮面ライダー、戦隊シリーズでは前後編の表記は基本なし、ただ、集団ヒーローのルーツ、忍者部隊月光では前後編展開で全部表記ありで、令和の特撮ヒーローで前後編の表記はおそらく初めて、これは面白いものでした。
(3) 精密な怪獣考証
 今回の強敵、ニジカガチ、気圧を下げて雨を降らせる、台風発生、これは自然現象と一致、前述の帰マンのバリケーンもその設定ですが、昭和のために描写はアバウト、攻撃をものともせず、自然をコントロール、ある意味、マックスの、第3惑星の奇跡でのイフを思わせるものもあり、そして今回はブレーザー、新怪獣がたくさん作られて綿密な考証、素晴らしいものでした。
(4) ゲント隊長と横峯教授の釣りのシーン
 ゲント隊長は学生時代、横峯教授の講義を聞いて、怪獣学のスペシャリスト、横峯教授、釣りをして、ゲント隊長も並ぶもの、これも昭和の展開、そもそも特撮ヒーローで釣りのシーンは、最近は珍しく、ライダー、戦隊では昭和的な描写は少なく、他方ウルトラマンだと昭和テイストをうまく取り入れて、見事な描写に圧倒されました。恩師との対立は、前作のデッカーの第10話でもあり、横峯教授のルーツ、ニジカガチのもの、怪獣は怖れ、敬うもの、神という姿、納得です。
No.12209 - 2023/08/26(Sat) 15:29:12

ウルトラマンブレーザー 第7話 虹が出た・前編 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) 半年後を予言?の節水節電
 今回は劇中でも猛暑の設定、節電・節水と張り紙で、どうやらエアコンは止めていて、アイスクリームで対応、撮影は半年くらい前ですが、今年の猛暑を予想していたようなもの、もちろん自然現象、気候変動がテーマののためでしょうが、SFものではこういう例は稀にあります。
(6) マッドサイエンティスト、天才の横峯教授
 今回の横峯教授のルーツは初代マンのジラースを育てたモンスター博士、中村博士、しかし、過去にウルトラシリーズだけでなく、SFものに出てきたマッドサイエンティストは天才と紙一重、これは科学技術、使うものの意思により正義にも悪魔にもなるという設定の延長線上にありますが、この手のマッドサイエンティストものは様々な展開があったものの、前編ラストの展開は想像もつかなかったです。
(7) ニジカガチ、第一形態
 そして怪獣出現、ゲント隊長、SKaRd出撃、誘導弾効果なし、やはり、マックスのイフを思わせるものもあり、ニジカガチは空気を吸い取り、低気圧にするもの、実際台風で頭痛になる例もあり、ゲント隊長はニジカガチの文献を知り、これは太平風土記など、オーブにも前例ありましたが、精密な設定に脱帽です。
 そして、エミが文献を調べて、雨の怪獣、ニジカガチを呼び出すのに聖なる儀式が必要、古墳に記録、7つの色など、SF設定の見事さにビックリです。
(8) ゲント隊長と横峯教授の対立
 再び、ゲント隊長は横峯教授と対峙、人類が脅かされるなら怪獣は排除、しかし、横峯教授は、人類が自然を破壊、怪獣を排除、好きに暴れているのは人類という、昭和の、70年代の発想、平成・令和であまり見なかった人類への批判、ニジカガチによる国のリセット、雨で文明を破壊、ゲント隊長、先生の講義が面白くなかったといい、同行を求めて、横峯教授は眼鏡を捨てて変化、マッドサイエンティストもので眼鏡を捨てるのは前例も昭和にあり、70年代の、昭和SFの再来にビックリでした。
(9) ニジカガチと対峙、しかし形態変化
 ニジカガチは地球破壊を意図、最初の決戦の場は雨なし、台風の目、アースガロンで対峙するものの、ニジカガチは鎧を開いて、解析不能の、未知のエネルギー新怪獣、素晴らしいものでした。中川監督、本篇も特撮も素晴らしい演出、ギンガから10年、これほど特撮技術むの進化はビックリ、これなら放映期間半年でも文句なし、今や日本の特撮の主役はウルトラマンです!
(10) 敗れたり!スパイラルバレード
 ゲント隊長はブレーザーに変身、しかしニジカガチは圧倒的に強く、こういう新怪獣による強敵の展開は久しぶりのもの、そして、ブレーザーは伝家の宝刀、スパイラルバレードを放つものの跳ね返されて、カラータイマー赤に、そしてニジカガチの高エネルギー光線を受けて敗退、今回は全体にシン・ウルトラマンの要素も感じて、強敵との対決、ウルトラシリーズの真骨頂を見ました。
 次回はアースガロンのパワーアップ、こうい、ヒーローの基本必殺技の敗退だと、ヒーローに新しい必殺技の登場(帰マンがベムスターに敗退して、セブンにウルトラブレスレットにもらう)でしたが、次回も楽しみです。なお、今NHKのFMの、アニソン・アカデミーでウルトラマンの特集、主題歌・挿入歌だけでなく、BGMも流れて、初めて聴く曲(グレートのイメージソング)もありよかったです。猛残暑続きます、皆さんお元気で。
No.12210 - 2023/08/26(Sat) 15:29:52

Re: ウルトラマンブレーザー 第7話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
実際に起こっている地球規模の異常気象。好き勝手した人類はニジカガチに全て流させてリセットとは、ノアの方舟のようです。それが現実に起こるのでは?と思わずにはいられません。教授の言うことにも一理あるけど、今は止めなければ、とアースガロンで出撃するもダウン、ならばと変身しますが歯が立たず、消えて砲撃を避けるしかありませんでした。今回はドルゴのように眠ってもらうことは出来るのか?
それでは、今日はこれにて失礼致します。
No.12211 - 2023/08/31(Thu) 14:44:39

ウルトラマンブレーザー 第8話 虹が出た・後編 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:山崎太基 監督:中川和博

(1) マッドサイエンティストSFに見事な結末
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。残暑は厳しく、しかし地元ではセミの鳴き声はツクツクボウシのみになり、夜はコオロギが賑やかですがいかがでしょうか。
 今回はブレーザー初の前後編、怪獣SFとして大変に面白いもの、マッドサイエンティストもの、横峯教授のやったことはもちろん肯定できませんが、ウルトラシリーズで、ウルトラマングレートは、最終回前後編、地球環境を破壊する人類に地球そのものが業を煮やして怪獣を派遣して滅ぼす展開があり、それも想起させるもの、そして、地球環境問題は、広く公害と見ると、スペクトルマンの、宇宙猿人ゴリは、美しい地球を公害で破壊する人類を許せない設定、帰マンの、怪獣使いと少年、メイツ星人は公害にやられて弱体化、新造人間キャシャーンは、公害処理のためのロボットが人類に反旗、そして宇宙の騎士テッカマンは、その公害のために人類は3年で滅亡という、この半世紀、公害、環境破壊で人類の責任を問うSFはたくさんあり、ウルトラシリーズだと、マックスは環境問題が怪獣を産む展開も多く、マッドサイエンティスト、横峯教授に、テルアキが説得、解決をするもの、そして最後の落ちは半分予想できて、アースガロンの強化もあり、僕ら長年SF特撮、アニメを見ているものには新鮮な展開です。
(2) ゲント隊長、正体?
 前編でブレーザー敗北、そして、アースガロン修復に出たはずのゲント隊長、離れたところで倒れていて、そしてこの手の定番、負傷して病院に収容、その前に、俺は死んだのかと問うもの、この手のシーンは昭和から無数あり、正体ばれている?過去の平成以降の作品だと、仲間が気づく例もありましたが、ゲント隊長、危機に、点滴を外して前線復帰、これまた昭和以来の展開で、そしてニジカガチは台風を発生させて、航空部隊は接近できず、これは偶然、台風被害の連続する2023年夏に合っていて、納得の展開でした。
(3) テルアキ副隊長の活躍
 横峯教授の対策に、ゲント隊長ではなく、テルアキ副隊長、横峯教授の著書を読んで、それで対策、そのサポートをエミ、アンリがして、ヤスノブはアースガロン強化アイテム、Mod.2を装備、しかしテストもせずいきなり実戦に、これも昭和以来の展開、ニジカガチの弱点、光線発射口攻略のため、これは脚本がうまくできていて、ウルトラシリーズ、ギンガ以降2クールが定番ですが、しかし年の前半は再放送、総集編で冷却期間を置いて、年の後半に密度の濃いものを放映、これは、様々な制約で1年の放映が困難なものを、うまく使って、この点、仮面ライダーや戦隊シリーズは1年なのにと不満もあるものの、半年の制約をブレーザーではうまく使い、その点は見事です。
 ゲント隊長は、横峯教授を倒すと解決、人類を救うために一人を犠牲にと言及して、これは日本のヒーローものでは禁句、そしてテルアキ副隊長が反対、最悪の場合、教授の命を奪うというハードな展開、人命、生命を大切に、という観点、見事な脚本でした。
No.12212 - 2023/09/02(Sat) 15:26:58

ウルトラマンブレーザー 第8話 虹が出た・後編 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 生きようとする気持ちを否定してはいけない
 今回は、テルアキ副隊長、横峯教授と対峙、問題の腕輪を破壊する点は定番で、そして横峯教授、それでも毅然と対峙は新鮮、横峯教授、ニジカガチで人類の環境破壊を糾弾、しかし、人類を滅亡させるのではなく、文明を破壊して、その後新しい文明を人類が作るという展開は、昭和のこの手の環境問題だと、人類は悪、全滅させろとなる点と異なり見事なものでした。
 その中で、テルアキ副隊長、怪獣の目を通して人類を見た横峯教授のことを指摘、生き物の、生きたい気持ちこそすべての生物が奪ってはいけないいちばん大切なものというセリフは、日本のSFものの根幹ですが、横峯教授、最後は死ぬと見ていたのに、意外な展開で、生命の尊厳は日本のヒーローものの根幹ですが、それをこれほど見事に描いたセリフは稀!戦争しているどこかの国の大統領は知るべきとすら言えて、素晴らしいもの、このセリフでこの回は名作になったと言えます。
(5) アースガロン、パワーアップ
 ニジカガチと、Mod.2を装備したアースガロンの対決、これは、アースガロンが怪獣型ロボットの設定が生きて、特撮のロボットだと、戦隊シリーズに出てくる巨大ロボットは、大半ガンダム型の人型ロボットですが、ウルトラシリーズでゼット以降、セブンガー、ナースデッセイ号、テラフェイザーと、怪獣にルーツのあるロボット、この点は戦隊シリーズやロボットアニメと見事に差別化、新兵器を、テストなしでやり、ニジカガチの切り札の光線発射口を破壊したのはアースガロン、ヤスノブの功績、アースガロンの援護なしでブレーザーは勝てず、この手の展開もウルトラシリーズ定番ですが、魅せてくれました。
(6) ブレーザーもパワーアップ!
 そして、ニジカガチの発する虹をブレーザーがつかむと主題歌が流れて、それが新しいブレーザーストーンになり、そしてギンガ以降定番のインナースペース描写が部分的に使用されて、変身アイテムにブレーザーストーンをセットして、新必殺技、レインボー光輪を発動、そしてニジカガチの弱点をアースガロンの攻撃で攻略、これは前作、デッカーのラスボス攻略にも似て、最後は新必殺技で一刀両断、この手の切断の描写は平成以降制限されているものの、見事な描写で、中川監督も若くして素晴らしい特撮、本篇を見せてくれて、大変に素晴らしい描写でした。
(7) サイン下さい!
 横峯教授は、ティガ「影を継ぐもの」でイーヴィルティガになったマサキ・ケイゴみたいに逮捕だと思っていたら、テルアキ副隊長、サインくださいは大爆笑!いや、これはある程度予想されて、この手の展開、昭和では、仮面ライダー初期の、死神カメレオン後編、万博広場からナチスの宝の箱を開けたら仮面ライダーがいた、あの展開、最近のファンは笑えたという人も多いものの、本放送見た時には箱の中から仮面ライダー出ると予想したのに類似、ハードSFの中で楽しめたものでした。この展開はさすがでした。
(8) 横峯教授は無罪放免
 そして、ゲント隊長、テルアキ副隊長は農作業でラストシーン、で、横峯教授、嫌疑不十分で無罪放免(あれだけ強力な怪獣を一人で使えない)は若干無理もありますが、しかし、最後釣りをするシーンを見て、それもメガネをしてのもの、最終回付近で横峯教授、ザムシャーやカコのように主人公を助けに来る(前作のグレゴール人グレースは劇場版でその展開)と予想します。
 今月は、神戸の住宅展示場で、ブレーザーのイベント、撮影会あるので参加予定、たぶん小さいお子さんもたくさん来るので人気リサーチします。次回はガラモンがウルトラQ以来の登場、ブレーザーは放映後ツイッター(現X)でも話題、今後も期待です。皆さんお元気で。
No.12213 - 2023/09/02(Sat) 15:31:11

Re: ウルトラマンブレーザー 第8話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
敵の体内から武器を手に入れるというのは、神話にもよくありますね。しかし「虹を掴む」とは思いませんでした。野性的なブレーザーには森羅万象を多少なりとも操る力があるのかも。…結局ニジカガチは倒すことになってしまいましたが、そもそも人間が元凶だということを忘れてはいけません。私も色々我慢するべきなのですが、大変難しい問題です。
それにしても、テルアキさん、新米持って手伝いに行きますから、トマト分けて欲しいです!今こちらでは高値なんですよ。たまには他県の米もいいものですよ。
それでは今夜はこれにて失礼致します。早く涼しくなりますように。
No.12214 - 2023/09/08(Fri) 21:24:45

ウルトラマンブレーザー 第9話 オトノホシ 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:植竹須美男 監督:越知靖

(1) ガラモンが57年ぶり登場、そしてキーワードはQ
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。朝晩は涼しくなりましたがいかがでしょうか。
 今回はガラモン、ウルトラQ以来の57年ぶりの登場、親戚?のピグモンは、ザ・ウルトラマンでピグというロボットで出て、平成はパワードに出て、テレビシリーズではマックス以来よく出ていますが、ガラモンは珍しいもの、これはマックスで作ったピグモンの改造ではなく、新規造形の模様、そしてウルトラQでは隕石怪獣でしたが、今回はロボット怪獣と表記、ガラモンをロボット怪獣と表記するのは、昭和の特撮同人誌にありましたが、マニアックでした。
 さらに、アンリの元に、コンサートの招待、ツクシのおじさん、10年前に知り合ったもの、それも演奏するのはアンサンブル「Q」、ウルトラシリーズで「Q」は様々な意味があり、エースでは超必殺技、スペースQ、ベロクロン2世のものに歯科医院Qなどあり、後でサプライズもあり、脚本の植竹さんは今年2月に亡くなられたというもの、いい台本を書いてくださり、ありがとうございました。
(2) 日刊ゲンダイに、ブレーザー絶賛コラム載りました!
 日刊ゲンダイに、コラムニスト海原かみなさんが、ウルトラマンブレーザーを絶賛するコラムを書かれて、https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/328519 日刊ゲンダイは辛口批判が多く、10数年前、円谷プロ買収の際にかなり厳しい記事書かれたと記憶しますが、もちろん今の円谷プロ、ウルトラマンは全く異なり、田口清隆さん、ブレーザーは、半沢直樹の銀行を防衛隊にしたと語り、なるほど、ブレーザーは、第1話、ハードな展開でも子供たちに好評、今や世界市場を得て、こういう絶賛、2018年に脚本家の三谷幸喜さんが朝日新聞のコラムでジード、R/Bを絶賛してくださったのはありがたいものでしたが、最近のウルトラマンは特撮をリードするものでした。
(3) 参謀長、24時間でアースガロン修理せよ!
 今回も参謀長は名前のみ、24時間以内にアースガロンを修理せよ、しかし、前回のニジカガチとの戦いでダメージ、ヤスノブ大変、現実には、アースガロンは1機ではなく、緊急用のスペアの機種を用意するもの、実際、昭和の作品だと、特にTAC、ZATはしょっちゅう戦闘機墜落なので必須、この点は、ガンダムなどのリアルロボットで展開はありますが、ゼット以降のロボットは1機のみ、参謀長は、怪獣は待ってくれるのかといい、整備班長大変、ゲント隊長も説得、ゼットだと、バコさんたちの苦労描かれて、作品により面白いものでした。
(4) ゲント隊長、新アイテムGET
 これ、ブレーザーはゲント隊長と合体、これは初代マン以来の展開ですが、しかしブレーザーの意思と、ゲント隊長の意思のどちらが優先か、そして、ゲント隊長、ブレーザーと対話、人間とウルトラマンの合体は、初代マンのようにハヤタの意思はないもの、帰マン、エースのように逆にウルトラマンの側の意思なし、平成だと、グレート以来、人間とウルトラマンの対話のあるもの、ニュージェネレーションだとエックス、タイガ、ゼットにあり、今回はそれらと異なるもの、そして、ゲント隊長がヤスノブの野菜ジュースを少し飲んでむせて、ブレーザーと対話して、新ストーンをGET、これは、隊長が変身という設定をうまく利用、素晴らしいものです。そして、ブレーザーというのは、ゲント隊長の勝手な命名、そして、喋れないブレーザーに、拍子で応答する展開は愉快なものでした。おそらく、こういう展開で最後、正体ばれになるかと予想されます。
No.12215 - 2023/09/09(Sat) 15:37:34

ウルトラマンブレーザー 第9話 オトノホシ 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) 音楽家、東儀秀樹さんゲスト出演
 今回は、アンサンブルQのリーダー、セミ人間ツクシに音楽家の東儀秀樹さんゲスト出演、東儀秀樹さんのCDも聴いたことあり、今回は、クラシック音楽でピアノ四重奏(ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)というものの変形(ヴィオラの代わりにコントラバス)、そして、ウルトラQのテーマ曲を東儀秀樹さんの編曲によるこの編成、ウルトラQのテーマとともにガラモン活動開始、実に凝った展開、どうやらセミ人間、ガラモンは侵略のものでしたが、アンリに止めてほしい、彼らは人間として、地球で生きることを意図など、この手の展開はウルトラシリーズにたくさんありましたが、音楽とドラマ、ウルトラQのテーマは、昨年のシン・ウルトラマンの冒頭で使用(これは宮内國郎さんのオリジナル)、ウルトラファンにはよく知られたものを。まさかこの編成で、さらに演奏と共に映像と、素晴らしい演出でした。
東儀秀樹さんの、役名はツクシ ホウイチ、まさか秋に放映を想定してのものか、素晴らしい設定でした。ピアノは息子さん、そして、アンリは父が音楽好き、家でずっと音楽で、気が付くと楽しみ、ツクシはまさか、宇宙人とは思わないもの、この手の設定、素晴らしい展開でした。
(6) ユニークな侵略形態
 そして、ツクシたちセミ人間は、演奏でガラモンを呼ぶもの、侵略宇宙人の悲劇は、昭和からたくさんありましたが、今回はアンリに送られてきた招待状の演奏会場で演奏して、ガラモンを操縦するもの、こういう展開はシリーズ初めて、ブレーザー、初代マン以来の伝統に、新しい要素を入れて(これはニュージェネレーションシリーズの多くでやり、そのために11年も新作が続く)、そしてウルトラQのテーマの室内楽版、そしてガラモン暴れて、こんな展開、演出はスゴイ!昭和と令和のハイブリッド、見事な展開にビックリでした。
 エミはロボットと感づいて、ゲント隊長は怪獣をガラモンと呼称、古臭い名前と、要するに、57年前の作品にひっかけてのセルフパロディで、楽しかったです。
(7) 令和のガラモン、強い!
 この、ブレーザー版のガラモン、なかなか強く、アースガロンの攻撃をうまくよけて、そして、その間に音波による操縦とSKaRDメンバーは知り、アンリの勘を、ゲント隊長信じるという展開ですが、ガラモンは神出鬼没、砲撃だめ、格闘戦も圧倒、アースガロンの装甲を破り、ヤスノブピンチ、その間もアンサンブルQの演奏は続いて、ゲント隊長変身になり、計算された展開に拍手です。
 そして、ブレーザーとの戦いも、ガラモンは圧倒、何とスパイラルバレードを退け、ウルトラQの際には、攻撃は通じず、コントロール隕石の電波を遮断しないと勝てない、ガラモンはウルトラQの時から強かったのかと思われました。
(8) 音楽が平和を作る!
 セミ人間が60年前に地球に来て、そのセミ人間円盤はウルトラQのオリジナルと同じ、おそらくCGでしょうが、あまりに凝った演出にビックリ、彼らは地球侵略を意図、そういうことを宇宙各地でして、その、60年前の映像が白黒なのはビックリ、初期のウルトラシリーズ、白黒で見た人は今は少なく(僕は帰マンの途中からカラーテレビ)しかし、人間になったセミ人間、音楽に魅せられて侵略をやめ、音楽家になるもの、劇中に出てきたのは、蓄音機というもの、これは僕がギリギリ実物を見たことのあるもので、クラシック音楽ファンは、SPレコードというモノラル録音の、戦前からあるものを聴くもの、それに魅せられて侵略停止、しかし、60年後に、時が来て、ガラダマが来てのもの、今回は先のピアノ四重奏(クラシック音楽では室内楽という)でBGM、ウルトラQのテーマや東儀秀樹さんの新曲を演奏、録音、あまりに凝ったものに拍手でした。
 しかし、アンリはツクシに説得、チケットを贈ったのは、侵略をアンリに止めてもらうためといい、最後は銃で撃ち、それはツクシの右手に当たり(これは銃声だけで、当たるシーンなしもすごい)、と、ツクシの右手はセミ人間のものになり、演奏遮断で、ガラモンは口から嘔吐、これはウルトラQのオリジナルと全く同じ、そして、レインボー光輪で撃破、一部インナースペースを使用し、さすがのドラマ、演出でした。
(9) ラストは、ファンの想像に
 最後、ツクシは楽団解散として、みんな好きに生きて、この宇宙に、音を出す生物はたくさんいるが、人類は、音楽を純粋に楽しむもの、人類を滅ぼさなくてよかった、ありがとうと語り、幕が下りて、この後どうなったか、見たファンの数だけ、結末があると思われます。
(10) サプライズ!エンディングでウルトラQのテーマ室内楽版!
 エンディングは、いつもの副主題歌ではなく、ウルトラQのテーマの、東儀秀樹さんの編曲による室内楽版、これはビックリ、それもあの余韻の残ったラストシーンの後、これも素晴らしいものでした。
 来週はゲント隊長のお連れ合いさんと息子さん登場、今までにない展開、今後も期待です。まだ暑さ続きます、皆さんお元気で。
No.12216 - 2023/09/09(Sat) 15:38:47

Re: ウルトラマンブレーザー 第9話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
異文化に魅せられて、というのはいいですよね。これは何か、どこで手に入るのか、自分で使ったり作ったり出来ないか?とても楽しくて幸せだった、「音を楽しむ」日々。「もっと演奏したかったなあ。」だからアンリだけを招待した。彼女を取り押さえようとした三人も、それほど暴力的ではなかった。止めて欲しかったのは皆同じ。鳴きやんだ蝉は静かに幕を降ろして行きました。切ないです…。
それでは今夜はこれにて失礼致します。季節の変わり目ですので、皆さんお大事に。
No.12217 - 2023/09/13(Wed) 23:48:42

ウルトラマンブレーザー 第10話 親と子 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:植竹須美男 監督:越知靖

(1)  隊長の家族との絆
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。大変な猛残暑は続いて、他方阪神タイガース優勝、僕はトラファンで岡田監督の胴上げにウハウハでしたが、いかがでしょうか。
 今回はゲント隊長の家族の休暇、息子ジュンとのもの、そして、展開を見たら、ゲント隊長は防衛隊の所属と、家族には伝えていても、SKaRD隊長の地位は伝えていない、電話の来た時に、施設課のヒルマと言い、これは、謎の円盤UFOで、主役ストレイカー司令官は、地球防衛のために妻子と別れて、そして秘密組織のことを話していないことに通じて、あのストレイカー司令官はエヴァンゲリオンの碇ゲンドウ司令のルーツで、性格はゲント隊長と正反対ですが、位置には意味的に共通するものもありました。
(2) 妻子持ちのヒーロー
 ゲント隊長は妻、サトコと、息子、ジュンがいて、日本のヒーローだと、既婚者で子供もいる展開は異例、しかし、ウルトラマンだと、ULTRAMAN(2004)は主人公は妻子があり、またジードの伊賀栗レイトも妻子ありでゼロと一体化、これらは主役ヒーローではないですが、海外に目を向けると、ロボコップのマーフィーは妻子があるし、また先の、謎の円盤UFOのストレイカー司令官もそのタイプ、そしてゲント隊長は30代の設定も異例、しかし、ヒーローは、黎明期の月光仮面は主題歌に「おじさん」と呼ばれたように、設定として30代以上のものでしたが、しかし実際は当時演じられた大瀬康一さんは20代の独身であり、それ以降、ウルトラマン、仮面ライダー、あるいはアニメの主人公は20代以下の独身男性というのがデファクトスタンダードになったものの、もちろん例外もたくさんあり、それら、例外に敢えて挑戦した意味は大きいです。
 ちなみに、ウルトラシリーズで、子供のいる隊長はいくつか例があり、最初に帰マンのMATの伊吹隊長は娘と妻が出て、平成だとティガのイルマ隊長は息子がいて、ダイナのヒビキ隊長は娘がいて、そして主役ではないものの、ジードの伊賀栗レイト、こういう例は、仮面ライダー、戦隊シリーズでは、戦隊は昨年のドンブラザーズのピンクは、男性ピンク、30代、家族ありという設定もあり、ヒーローは進化しているのです。
(3) 隊長が休暇のうちに怪獣出現
 今回、ゲント隊長は久しぶりの休暇で、特捜チームの隊長の休暇は、上記の帰マンの伊吹隊長、魔神月にほえるで昭和に前例あり、しかしその間に怪獣でたらどうする、ましてやゲント隊長はウルトラマンというものですが、しかし、防衛隊の施設課にいると家族に話している展開は、場合によりシャレにならない(謎の円盤UFOのストレイカー司令官は、ある話で、息子が大けがして、元妻から助けてくれという依頼を受けても、地球防衛のために無視、しかし息子は死亡、元妻から、あなたの顔は二度と見たくないとという今では信じられない展開があった)のですが、今回はいい意味でコミカル、そして、ゲント隊長、施設課のテルアキ、ヤスノブでうまくやってくれと、これはドリフターズギャグで、家族に嘘をついている父親のドタバタネタがあり、昭和の吉本新喜劇にもありましたが、それら、いい意味で笑えて、そして、ラストが意味を持つものでした。
No.12218 - 2023/09/16(Sat) 15:18:38

ウルトラマンブレーザー 第10話 親と子 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 今回の主役は、サトコとジュン
 ジュンは、ゲント隊長の休暇に怪獣の卵を見たいといい、そして卵を破ってベビーデマーガ登場、卵から出てくる展開に、ジュンは大喜び、実際には、ネクサスまでは行かなくても、怪獣の出たところに一般人の接近はできず、ですが、まあ、これはいいでしょう。そして、ジュンが、親のデマーガをパパ怪獣、ママ怪獣というのはいい、怪獣にも親子はあり、そして、地球に生きる生物、ジュンの視点は新鮮でした。
(5) ブレーザー初の再登場怪獣
 今回のデマーガは、第9話まで新規造形怪獣を登場させて、久しぶりに着ぐるみ再利用のもの、もちろん問題ではなく、ギンガ第1期は大半着ぐるみ再利用でしたが、しかしそうして10年コストと闘い、ゼットは高い評価を得て、そして今のブレーザーに至ることを忘れてはなりません。
 そして、デマーガは、エックスなどでは凶悪怪獣でしたが、今回は子どもを守りたいだけ、このタイプはタロウのキングトータスとクイーントータス夫妻とミニトータス、80のザンドリアスとマザーザンドリアス親子などあり(シーモンスとシーゴラスは大被害を出したものの、結局帰マンは逃がして、広い意味でこの中に入る)、しかし、ハルノ・レツ司令官にとって怪獣=倒せ、この点はタロウの、そのキングトータスの回に出た鮫島参謀を思わせて、上層部は次回、別の人材も出る模様で、ハルノ・レツ参謀は正義感と、住民を守るという点ですが、しかし、怪獣も生き物、その点を活かしたのはもちろんコスモスで、そして、ジュンは命の大切さを知り、防衛隊は怪獣=悪と見て、この点は初代マンの、まぼろしの雪山、雪ん子が、科学特捜隊を、怪獣を悪と見るものとして批判する流れ、今回もウルトラマンは怪獣を倒さず逃がすと分かり、最後、ジュンが怪獣を逃がしたブレーザーを評価したのは、おそらく大半のファンもそうでしょう。
(6) ガンダム要素、ゴジラ対メカゴジラ
 今回の監督の越知靖さんは、SNSだとガンダムなどのロボットアニメファンの模様で、アースガロン出撃シーンは、まるでガンダムが移動基地から発信するようなもの、そして、ウルトラセブンのメカ発信の様子もあり、そして越監督は、アースガロンとデマーガの肉弾戦を、まるでゴジラ対メカゴジラと発信、ゼット以来、特捜チームにロボットが定番でも、セブンガーのように、怪獣としても異色、というか、ゴジラタイプの恐竜型ではなく、意外にもアースガロンのように恐竜型のロボットと、恐竜型怪獣の肉弾戦は初めて、こういう特撮は素晴らしい、越さんもニュージェネレーションのローテーション監督としてしっかりして、大変に充実したものをやってくれました。
(7) ブレーザーとゲント隊長の意識の違い
 今回は、自宅で、ゲント隊長、テレビの赤ちゃんを見て、ブレーザー関心、として、皿を洗っているのが止まり、サトコに注意、そして、クライマックスで、ブレーザーブレス現れて、そして変身なのに妻子にどう言い訳するかの点、これはギャグ、そして、逃げ遅れた人を助けると走り、変身、しかし、巨大なブレーザー登場、それを見たサトコ、夫がウルトラマンだと気づくチャンスになった、これはジードのレイトにもありましたが、このような伏線を張って、うまくやっています。
 そして、ブレーザーは、デマーガを倒すために変身?するも、ゲント隊長は、デマーガは無害な怪獣と見て、内部で葛藤は、ウルトラマンと一体化した人間の対立は過去にもあったものの、ウルトラマンが苦しむような展開で、これは異例、そして、スパイラルバレードでとどめとして、迷うもの、ティガの怪獣動物園では、無害な怪獣にティガが必殺光線を放とうとして、レナがやめてといい、ティガは怪獣を縮小して解決(この展開はジョーニアスにもあった)を思わせて、そして、ハルノ・レツ参謀は第3次攻撃を命じて、しかしブレーザーはバリアを張りデマーガを助けて、こういう、ウルトラマンが怪獣を守る展開は過去にもたくさんあり、特に、コスモスでは言うまでもないですが、今回は無害な怪獣をそっと逃がす、初代マンからいくらでもあったもの、SKaRDも最初は不審に思い、そしてブレーザーはデマーガ親子を逃がす、僕ら、初代マンからよく知っているものには自然と受け入れられました。
(8) 人間の家族、怪獣の絆
 そして、最後、ジュンは、今回のブレーザーが一番良かったと語り、ブレーザーはジュンのパッドにも動画の表示されるこの世界のヒーローですが、これはコスモスなどを経て、ウルトラシリーズの神髄(東映ヒーローでは、敵を逃がす展開はウルトラシリーズほどない、もちろん勧善懲悪の中に毒を入れる東映と、社会派を金城哲夫さん、上原正三さんからやっているウルトラシリーズとの違いでどちらもあり)、さすがでした。素晴らしい脚本を書かれた植竹さん、今年2月に亡くなられて、今、感謝しています。
 しかし、次回も隕石が来て、かなりシリアスな展開、おそらく武居監督のもの、脚本は足木淳一郎さん、この分だと田口清隆さんは14,15話、楽しみです。まだ暑いです、皆さんお元気で。


No.12219 - 2023/09/16(Sat) 15:19:44

Re: ウルトラマンブレーザー 第10話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
ジュースの時といい、勝手に動くブレーザー。まだ、ちゃんとした会話は出来ていないのですね。今回、それが顕著に表れたのがトドメを刺そうとしてせめぎ合う姿。やっとゲントが振り切ったと思ったら第三次ミサイル攻撃 !
途端顔のクリスタルが燃えるように輝き次に口まで光った?なんと雄叫びでミサイル粉砕!これは新しい!その後、金色の繭のようなもので怪獣親子を包むブレーザー。でもいつかは出てくるんですよね。どこかに転送したのかも。
さて、アースガロンの出撃シーン、ロケット打ち上げのようでした。色々改良してからの出撃が嬉しそうなヤスノブ、一方、命令するのが隊長でないことが不満で不安そうなテルアキ。片や、バレないように妻子と離れ、「わかったよ」とぼやきながら変身するゲント。今回の登場は逞しい背中のアップ、まるで背骨のような背ビレが凄かった…。
それでは今夜はこれにて失礼致します。
No.12220 - 2023/09/21(Thu) 23:30:49
ウルトラマンブレーザー 直前スペシャル 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
構成:足木淳一郎 演出:村上裕介

(1) メイン監督:田口清隆さん
 レイゴさん、藤子さん、皆さんおはようございます。今日は各地で大雨ですがいかがでしょうか。
 特撮ファンの期待を一身に背負ったウルトラマンブレーザー開始、毎回お馴染み直前スペシャル、やはり特撮ファン、ウルトラマンファンに注目はメイン監督の田口清隆さんでしょう。ウルトラマンシリーズはギンガSから参加されて、その後全シリーズに参加、その前はウルトラゾーンなども監督されて、参加作12作は57年のウルトラシリーズの歴史で最多、この前も、住宅展示場のウルトラマンのイベントでファンの方とお話して、この10年のことは田口清隆さんなしにあり得ず、特撮ファンにとって、一時どん底にあったウルトラマンの人気を日本はおろか世界にも広げた大功労者。田口さんは、円谷英二監督以来の日本の円谷・東宝特撮の伝統を受け継いで、また平成ゴジラの川北紘一さんの流れや、平成ガメラの樋口真嗣さんの流れを汲んで、今や着ぐるみ怪獣特撮をさせたら日本一、そして田口さんはセブンにルーツのハードSF志向をやって、それで古来のウルトラマンのファンも、最近もファンも魅了、今やウルトラマンのファンは、僕ら第1次シリーズリアタイ世代とその子、孫、あるいは第1次世代の親と4世代のもの、10年前、ネットではウルトラマンはオワコンと言われたものが、田口さん他たくさんの皆さんの努力で特撮では仮面ライダーと並ぶ日本を代表するキャラクターになり、この前、円谷プロの親会社、円谷フィールズの株主総会に出られたファンも、中国でのウルトラマンの業績が大変なものであったとSNSは発信されて、ブレーザーは日本だけでなく、中国を筆頭にアジア各地で同時放映、そして中国にはウルトラマンのテーマパークも完成、トリガーの主役、寺坂頼我さん、デッカーの主役松本大輝さんも、デッカー劇場版のアジアツアーで大歓迎、神戸にあるM78ショップも10年前に1年限定で開始が、ニュージェネレーションシリーズ大好評で今も人気。そして今年は住宅展示場などのウルトラマンのイベントも大盛況、こんなすごい人になるとは第1次リアタイ世代にも予想できなかったです。田口さんはハードSF志向で、ウルトラの国を描くことに興味なし、こういうハードSFだと、昭和だと小さい子供が理解できないと批判もあったものの、しかし今の子供たちはハードSFの頂点セブンも大好き、この前、住宅展示場で3歳くらいの男の子を連れた親子連れに聞くと、その子はセブンのBSプレミアム4K再放送でファンになったというもの、もちろん、子供向けの要素も必要ですが、全ウルトラマン投票でもサンスポ投票でもハードSF志向のセブン、ティガ、ゼットが上位で、その点を踏まえたものと思われます。今回はブレーザーの紹介は少なかったものの、来週から半年、ウルトラファンの目はウルトラファンの目を離れて、ウルトラマンブレーザーの世界に入っていく、というものでしょう。
(2) 新規怪獣、続々と登場
 そして、今回ファンを驚かせたのは、怪獣が新規デザイン、造形のものが多く、またカナン星人や、ガラモンと50数年ぶりの再登場のもので、これはメビウス以前は毎回新しい怪獣の出るのは当たり前でしたが、しかし怪獣着ぐるみはコストもかかり、そのためウルトラシリーズは一時行き詰まり、ニュージェネレーションシリーズは過去の着ぐるみ再使用がメイン、10年前のギンガ第1期の時、もっとお金を賭けろとネットに批判が氾濫したのもありましたが、しかしコストオーバーでウルトラシリーズは一時行き詰まり、そしてシリーズ再開、その上に海外展開もできて、そのために新規怪獣もたくさんできたもの、これは、ウルトラシリーズのラッキーなのは、怪獣が全部ソフビ人形で発売可能なこと、仮面ライダー、スーパー戦隊の怪人は最近ソフビ人形は少なく、売れ行き好調+海外展開で新規怪獣をたくさん作れるようになったのはスゴイものです。
(3) ロボットがウルトラシリーズの歴史を変えた
 ウルトラシリーズで、一時防衛(特捜)チームがなかったのは、昭和のような戦闘機などのマーチャンダイジングの苦しいもので゛、他方、ゼットで、セブンガーを出したら大ヒット、それ以降巨大ロボットをメインに特捜チームを展開して大ヒット、これは、スーパー戦隊も、実は2作目のジャッカー電撃隊で一時打ち切りが、その後同じスタッフによる東映スパイダーマンで巨大ロボットを出してマーチャンダイジング成功してバトルフィーバーJ以降のヒットになったのと似て、巨大ロボットは、ガンダム以来ヒーローもののメインアイテム、今回もアースガロンが出て、雰囲気は、平成ゴジラ、平成ガメラを思わせますが、期待も膨らみます。
(4) ウルトラマンルネサンスは新時代に
 昨年の今頃、シン・ウルトラマンの大ヒットでウルトラマンは社会現象になり、そして円谷イマジネーションで過去作を見たファンが増加、今年は11月にゴジラ新作、またアニメですがガメラも新作、そして円谷作品で、グリッドマンユニバースは映画もヒット、来週の第1話が楽しみです。熱中症には気を付けて、お元気で。
No.12191 - 2023/07/01(Sat) 10:18:26

ウルトラマンブレーザー 第1話 ファースト・ウェイブ 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:小柳啓伍 監督:田口清隆

(1) This is Kaiju映画!
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。猛暑や線状降水帯と大変ですがいかがでしょうか。
 期待のウルトラマンブレーザー開始、SNSでは期待の声もたくさんありましたが、予想を超えるもの、まるで平成ガメラやシン・ゴジラの要素を30分に凝縮、それも着ぐるみとミニチュア特撮であり、改めて、田口清隆さんの特撮怪獣映画監督としての非凡さにビックリ!かなりお金もかかっている模様で、これこそ怪獣(Kaiju)映画、昨日は円谷英二さんの誕生日でしたが、今、円谷英二さんから見たら曾孫弟子にあたる田口清隆さんの、特撮の極限を見て、いや、こんなものスゴイ怪獣映画、テレビでタダで見られていいのかというもの、そして、今までのギンガ〜デッカーと異なる要素もあり、SNSでは当然ながら称賛で(ツイッターでトレンド世界一、https://www.cinematoday.jp/news/N0137896 )、リアル志向、SF志向の素晴らしいものでした。円谷英二さん、きっと曾孫弟子の皆さんの大活躍に喜んでおられると思います。先週は兵庫県西宮市の住宅展示場でデッカー。ブレイザーとの写真撮影会あり性懲りもなく行きましたが、マニアから3歳くらいのお子さんまで殺到、今やウルトラマンは日本はおろか、世界を代表するヒーローに返り咲いたと実感です。2013年のパシフィックリムで怪獣はKaijuになり、まさに世界に通じるKaiju映画です。
(2) 異例、第1話から全面バトルシーン!
 ブレーザー第1話では、冒頭から怪獣バザンガ登場、第1話の冒頭から怪獣の出るのはエースの1話、超獣ベロクロンが出たことはあるものの、こちらは地球防衛軍全滅、TAC創設でしたが、今回はバザンガ登場から、戦闘部隊の登場、そして最後までバトルシーンの続くもの、ウルトラシリーズでは全編バトルシーンのものは、例えば帰マンのウルトラセブン参上などありましたが、第1話からそれは異例、舞台は、SNSを見たら池袋サンシャインシティらしく、ここはウルトラマンフェスティバルの行われるものですが、全編バトルでも第1話が全部夜は初めて、そして特撮のすごさ!これぞ田口流着ぐるみとミニチュアの特撮、あまりにスゴイもの、見終わって絶句でした。そして、ゲント隊長、最初の出撃で、全員無事に帰ると語り、これはゼットの最終回、ヘビクラ隊長がみんな生還してバコさんのマグロで乾杯と言ったものの次です。また、戦闘機はスカイハンター、ユリシーズというものは、前者はウルトラマンパワードの特捜チームWINRの母艦の名前、過去のウルトラマンを知るものにはにやりです。そして、都会が舞台で武器使用に限度あり、これは帰マンの第6話、グドン、ツインテールを倒すのにスパイナー(=核兵器)使用の逆、僕のように57年の歴史を知るものにはにやりです。
(3) 第1話では特捜チーム不在
 そして、第1話では、怪獣専門の特捜(防衛)チームはなく、登場したのは地球防衛隊、これは1966年に結成=初代ウルトラマン、ウルトラQの開始年のもの、そして通常の戦闘機、バズーカ砲などを使ってのバトル、第1話で特捜チームの不在の作品は、前述のエースで、地球防衛軍の全滅でTAC創設、前作のデッカーでは、無人組織になっていたGUTS-SELECTを3話かけて新メンバーを招いて結成などありましたが、サブタイトルを見たら第2話で特捜チームSKaRD設立、第3話で主力武器のアースガロン登場というもの、このような展開は初めて、ギンガ以降、過去の遺産に頼っているとネットでは罵詈雑言も今もありますが、しかし各シリーズ、新要素を取り入れていいものをやってくれて、ギンガから10年、こんなものスゴイものを2023年に見られるとはビックリでした。
No.12192 - 2023/07/08(Sat) 16:01:24

ウルトラマンブレーザー 第1話 ファースト・ウェイブ 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) ユニークなゲント隊長のキャラクター
 ここで、ヒルマ・ゲント隊長が主役、かなりユニークなもの、特捜チームのことなど次回書くことにして、噂のゲント隊長と言われるもの、このところのシリーズの主人公はルーブで兄弟、タイガで熱血漢、ゼットは体育会系、トリガーは文科系、デッカーは面白キャラクター…といずれも魅力的なものです。演じる蕨野友也さんは仮面ライダーハートを仮面ライダードライブで演じられて、オーブ以降、東映特撮で活躍された方もウルトラマンによく出るのは、何と言っても坂本浩一さんが円谷、東映を股にかけておられて、田口清隆さんも仮面ライダーBLACK SUNの特撮監督をされての縁でしょう。そして、ここ3年でウルトラマンの隊長は4人続けて仮面ライダーです。ゲント隊長は、3年前、爆発に巻き込まれて仲間を救出して生還…は伏線でしょう。そのゲント隊長の腕に変身アイテム、変身して倒壊するビルを支える、ウルトラシリーズでは何度も見た光景、見事です。
(5) ウルトラマンの存在は伝説
 そして、ゲント隊長がウルトラマンブレーザーになり、登場シーン(ビルの後ろから片目のみ見せるシーンなどシュール)で、過去にウルトラマンのことが怪獣の仲間と見なされた例(グレート、パワード、ネオス)もあったものの、防衛隊員が、あれはウルトラマン、数十年前から宇宙飛行士の間で伝説として語られていた未確認大型宇宙人というのはビックリ!平成ウルトラマンで、マルチバース設定があり、ウルトラマンのことを知らない(タイガの第1話など)もあったものの、こういう展開で、まさにSF志向を見せてくれて、過去の作品、特に昭和のものは今見るとツッコミ満載(も魅力の一つ)ですが、ともかくSF設定の凄まじいものにビックリです。
(6) まるで野生児!ワイルドなウルトラマン!
 第1話の、ウルトラマンブレーザーとバザンガのバトル、まるでウルトラマンが怪獣のように、SNSでは野生児との指摘もあったもの、そしてシュワッチのような掛け声はなく、それでも放つ音はスゴイもの、まるで平成ゴジラのように吠えるもの、さらに、第1話のみかも知れませんが、インナースペース(変身前の主人公が変身アイテム、必殺技を駆使する描写)描写なし、新鮮でした。SNSでは、今までのウルトラマンは仮面ライダーだと1号2号V3、Xと来て昭和のアマゾンだという書き込みもありました。もちろん、スーツアクターの岩田栄慶さんのアクションはさすが、唸るヒーローは珍しい、サンダーマスクは、いろいろわめくシーンもありましたが、ブレーザー、スゴイです。
 そして、カラータイマーが赤になりブレーザー危機、だと女性隊員エミがバズーカで援護、これも57年の歴史で何度も見た光景、特撮アクションは、シン・ゴジラ、シン・ウルトラマンをはるかに超えていて、2023年にKaiju映画でここまで見せてくれているのはありがたいです。怪獣を引きちぎるなどスゴイ、放送コードで厳しい今も頑張っていて、そして、必殺技はスパイラルバレード、光の剣の一種ですが、ガンダムのビームサーベルや宇宙刑事のレーザーブレードと異なり、光線技的なもの、ともかく、圧倒されました。そして、怪獣を倒し飛び去るもの、カッコいいの一言です。
(7) リアルなミリタリー描写
 そして、第1話ではゲント隊長率いるチーム、戦闘機から地上に落下、てっきりパラシュートで落下かと思いきや、ジェット噴射のもの、この展開は昭和からあるものの、今回の装備は、ジェットパックという、現実の部隊でも研究されているものとのこと、何ともリアル、さらに戦闘部隊のハード、シリアスな要素、過去にはネクサスのナイトレイダーはかなりリアル、ミリタリー志向のもの(そのルーツ、2004年の映画ULTRAMANは自衛隊を舞台にした)でしたが、リアル怪獣映画を見せてくれて、昨年のシン・ウルトラマンでファンの目は肥えて、生半可なものでは満足しないものもありましたが、オールCGのシン・ウルトラマンと比べて、田口特撮、ニュージェネレーション特撮の、着ぐるみ、ミニチュアメインの特撮はやはり伊達ではないものでした。これ、お子様向きの要素排除で、その点はネクサスにも通じますが、SNSで子供さんがはまったとの書き込みもあり、基本的に初代ウルトラマンの要素から外さず、見事なものでした。
(8) ハードSF志向
 ブレーザーは今までのウルトラシリーズでもかなりのハードSF志向、もちろん昭和からセブンもハードSF志向でしたが、昭和では、ハードSFは子どもには見られないという指摘もあり、ウルトラシリーズではないものの、ガンダムの1作目は、あれだと子供は無視だという指摘が、同人誌だけでなく、商業誌にも投稿があり、しかし81年にガンダム映画1作目の公開で、当時小学生まで魅了、ガンダムは、子供無視のものではなく、もちろん勧善懲悪ではないものの、伝統のSFヒーローものの要素を持っていて、そしてウルトラシリーズではティガ、ゼットとそういうリアル、ハードSFのものが評価されて、そしてネクサスも当時はネクサスのためにウルトラシリーズ打ち切りと批判されたものの、今では評価されて、ネクサスは全ウルトラマン投票でもサンスポ投票でもベストテンに入り、前作のデッカーが、主人公が能天気タイプの、どちらかというとタロウに通じるもの(タロウは当初お子様ランチと批判されたものの、今では評価は高い)に対して、ハードSF、今度また住宅展示場のウルトラマンのイベントに行くので、子供たちの反応を見るのが楽しみです。最後にサブタイトル、おそらく第2話以降は冒頭に表示でしょう、次回も楽しみです。
(9) 兵庫県西宮北口の住宅展示場にブレーザーのイベントに行きました
 先週、兵庫県西宮北口の住宅展示場にブレーザーとデッカーの写真撮影会があり、性懲りもなく朝一番から行きました。ここは加古川、西神中央と比べて意外と行かず゜3度目、それも第1話の前にイベントは異例、しかし大変な人出、大人だけの参加から、3歳くらいのお子さんまでたくさん来て、楽しかったです。ゼットはコロナでイベントできず、トリガーもイベントに出たのは2022年の最初、デッカーは2022年9月に姫路だから随分と早く、この分だとこれからもたくさんイベントに行けそうです、熱中症に気を付けて、皆さんお元気で。


No.12193 - 2023/07/08(Sat) 16:01:58

Re: ウルトラマンブレーザー 直前スペシャル 考察 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。お久しぶりです。
現場へ向かう機内から始まるにも関わらず、新人を除いて何となく楽しそうにさえ見える隊員達。修羅場を楽しめる人がいるのは知っていますが、その輪に入りたいけど入れない私、こういう時、心だけでも男になれたらなと思ってたら隊長が「全員生きて帰ることだ。」と、一番言って欲しいことを言ってくれて泣けました。
さて、降下して駆けつけたものの劣勢、撤退を命じられ、しかし上空の味方に軽い感じで頼み事、攻撃を続けるゲント隊。勿論ついて行く部下たち。そして万策尽きたかと思った時にブレス出現、気がつくと右手にメダル、引き寄せられて装填、変身!…なんと野性的な姿!筋肉質な肉体に動脈、静脈のようなラインは人体模型を思わせます。しかも絶えず吠えながら跳びはねる様は戦闘民族のようです。格闘シーンも凄い、凄いと言うばかりの私。最後の光線技も撃ち方が今までと違うのも新鮮でした。ところで、エミはどう見ても私服でしたが、本当に急遽駆けつけたのでしょうね。
では、今夜はこれにて失礼致します。皆さんもお体に気をつけて下さいね。


No.12194 - 2023/07/14(Fri) 23:22:34

ウルトラマンブレーザー 第2話 SKaRDを作った男 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:小柳啓伍 監督:田口清隆

(1) 第1話と一転してギャグ?
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。大変な猛暑と豪雨災害の日本列島ですがいかがでしょうか。
 第2話は、試写会で見た人もいて少しネタバレがSNSでありましたが、第1話のハードSF一本やりと一転してのギャグの連続、ただ、違和感はなく、田口清隆さんがメイン監督のオーブはシリアスとギャグを両立、その前のエックスでは、戦士の背中というシリアス系の話の後にXio24時というネタものをやってくれて、15日は西宮北口の住宅展示場にウルトラセブンの撮影会に行き、16日は加古川市の住宅展示場にブレーザーのイベントにも行き、お子さんにブレーザー難しくないかと聞くと大丈夫とのこと、これはウルトラシリーズ、シリアス一本鎗は珍しく、セブンやネクサスはギャグ要素がほとんどないものの、これはいい意味でウルトラマンタロウのような能天気な要素もあり、そして、第1話で特捜チーム未結成、第2話でハルノ・レツ長官の命令でゲントが隊長になり、メンバーの承諾を得るあたり愉快、そしてネタの落ちは僕みたいに長年ヒーローものを見ているものには予想できて、船頭さんのネタも最高、何か、70年代のドリフターズのギャグを思わせるものもあり、小柳さんの脚本は巧み、ブレーザー、ギャグSFとしての要素もあるみたいで楽しかったです。
(2) ハルノ・レツ長官はウルトラマンを敵視?
 これ、SKaRD結成で、ハルノ・レツ長官がゲントに隊長を命じて、隊長が主役ウルトラマンなのはもちろん初めて、しかし、集団ヒーローだと、例えばゴレンジャーはアカレンジャーが主役とリーダー、そしてその上に長官のいる組織ですが、他の等身大ヒーローでも、隊長の変身は異例、これは、ウルトラシリーズ、ギンガ以降、過去の要素に頼っているとよく批判されるものの、しかしエックス以降、メビウスまでになかった要素を必ず入れて、バリエーションのある作品を作り、そしてそのために海外でも人気なのは注目すべきです。
 そして、第2話、ハルノ・レツ長官はどうやらウルトラマンを信じていないもの、このように、防衛チームのトップがウルトラマンを信じない例は、グレートのブリューワー将軍などありましたが、それよりよく似ているのはティガの第3話「悪魔の予言」、イルマ隊長が、ウルトラマンティガは味方とテレビで発言して、ヨシオカ長官に軽率と批判されるものがあり、ウルトラシリーズでは、ウルトラマンに助けられるだけでなく、初代ウルトラマンの、小さな英雄で、ハヤタはイデに、ウルトラマンと科特隊は持ちつ持たれつと言った通り、しかし、ラストで、長官はウルトラマンブレーザーよりアースガロンで怪獣を倒せと命じて、この長官、前作の・・・のような、とSNSでは認識、しかし、いずれにせよ利最近のウルトラシリーズはファンの期待を裏切らず、これは後々楽しめそうです。
(3) 低予算!
 そして、SKaRDの専用車が用意されているものの、いきなりゲント隊長、「低予算」というのはツイッターでもトレンド入り、もちろん、ニュージェネレーションシリーズは低予算との闘い、それを自虐?ギャグにしたものですが、この専用車、バンドウ・ヤスノブ隊員によりあっという間にチューンアップ…ですが、特捜チームで「低予算」というギャグは、ウルトラマンエースのTAC、タロウのZATは、しょっちゅう戦闘機を墜落させるので、昭和の特撮ファンからエースやタロウの世界の日本政府は防衛予算で財政破綻するとギャグにされたものの裏返し、これらは楽しかったです。
(4) ウルトラシリーズ初のKaiju
 SKaRDのKはKaiju、これは、2013年のパシフィックリムで命名されたもので、それ以前は怪獣はモンスターと英語圏て゜表記されて、帰マンのMATのMはモンスター、そしてゴジラも初期に海外で公開された時に、1作目がキング・オブ・モンスターと表記されたように怪獣の英語はモンスターでしたが、しかしパシフィックリムでKaijuと、定義、翌年のハリウッド映画のゴジラでもKaijuと表記されて、アメリカのファンが素晴らしいKaiju映画と語り、しかし日本のテレビ特撮で怪獣をKaijuと表記した例は初めて、これはミニチュアと着ぐるみ特撮では異例です。
No.12195 - 2023/07/16(Sun) 20:01:56

ウルトラマンブレーザー 第2話 SKaRDを作った男 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) 第2話でメンバー集め
 そして、SKaRDのメンバーはハルノ・レツ長官が選定して、ゲント隊長が一人一人当たるもの、こういう展開はウルトラシリーズで初めて、戦隊シリーズだとメンバーを集める展開(ジェットマンなど)はありましたが、まずエミに打診して、喫茶店の支払いをどちらがするかのバタバタ、こういうドリフッぽいギャグは、昭和テイスト、続いて空手をしているアンリに行くと、サインを、ゲント隊長の背中で書くというギャグ、そして最後の一人はラストに登場ですが、展開の妙は面白く、愉快なものでした。
(6) ウルトラシリーズ史上初、レギュラー30代の主人公
 そして、ゲント隊長を演じる蕨野友人さんは87年生まれ、実年齢35歳は、初代ウルトラマンの科特隊のムラマツ隊長と同い年ですが、しかしこの56年で、人間は若くなり、今や30代も若者の仲間で、ウルトラシリーズでは、もちろんテレビシリーズではこの展開は初ですが、映画では、ULTRAMAN2004では主役の別所哲也さん、シン・ウルトラマンの斎藤工さんも当時30代、ウルトラシリーズでは初めてでも、仮面ライダーでは響鬼で細川茂樹さんが30代、すでに18年前で、繰り返すものの、最近のシリーズではメビウス以前とは違う要素をうまく入れて、新しいものを模索しています。しかし、蕨野友也さんをオジサンと言うと、僕は・・・です(笑)。
(7) 作戦室にコード式黒電話!
 そして、作戦室にゲント隊長たち来て、真ん中に電話はコード式、さすがにダイヤルものではないものですが、今やみんなスマホ時代にこれは新鮮、まさに昭和、そしてナグラ・テルアキ副隊長は実質電話番!平成ウルトラでは副隊長がいるものの、ティガ、ダイナ、ガイアでは隊長は基地にいて、副隊長が現場の指揮を執るのですがSKaRDの場合は逆、新鮮です。そして、長官の言い分とSKaRDのやり取りはマンガチック、これもいい意味でのギャグ、楽しかったです。そして、専用車に行くとチューンアップされている、さらに手書きのマニュアルもあるという濃いギャグ、これは本当に楽しめました。
(8) マンガチックな漁師さん
 今回、怪獣ゲードスに、船頭さんが何と銛を磨いて対抗するというもの、これまた昭和テイスト、そして、ゲントとのやり取りは漫才、第1話が超ハードであったので、第2話でこの展開はビックリ、こういう幅広いものはウルトラシリーズの楽しみです。それにしてもブレーザーは何から何までうまくいっていて、10年前、ウルトラマンのことをオワコンとネットで陰口叩かれたことが嘘のようです。スタッフの皆さんも、今回のブレーザーは世界で現地の言葉に吹き替えて発信なので燃えているのがわかります。
(9) 精密な怪獣考証
 深海怪獣ゲードス、ニュージェネレーションシリーズになり、第2話で新造怪獣の登場は初(エックス〜デッカーは既存の着ぐるみがまたはその改造)、これは、怪獣の着ぐるみはコストも高く、20年ほど前の文献で怪獣着ぐるみは1体100万円程度、ニュージェネレーションシリーズはともかくコスト削減がテーマ、メビウス以前、コスト高でウルトラシリーズは行き詰り、しかし最近の新規の増加、さらに、海外での大人気で新怪獣をたくさん作れた模様、これは、昨年夏にTBSのがっちりマンデーで、ウルトラシリーズのことがあり、バンダイと、どの日の作品にどういうキャラクターが出るか会議して放映日にソフビ人形発売、ゲードスは伝説の怪獣で、海を汚染したので暴れたもの、これは70年代の公害問題の深刻な時期の、ゴジラ対ヘドラ、また帰マンにも同様のものがあり、そして魚を食べて、かまぼこ工場を襲撃とは愉快、何か、98年のあのエメリッヒ版のゴジラ(あれは、僕は後日テレビで見てギャグ映画と思いましたが)の当てつけ的なものもありました。
(10) そしてあれは夢ではなかった
 で、船頭さん、ゲードスににらまれて失神、するとブレーザーブレス出現、ゲント隊長、あれは夢ではなかったと、ウルトラマンブレーザーに変身、このバトル、最近のウルトラマンは喋る例が多かったものの、唸り声はあるものの無言、そして、すでに第2話でSKaRDの援護射撃で舌にまかれたのから脱出、さらに、必殺技、スパイラルバレードを使用すると、ゲードスは海に逃げて、と、何とスパイラルバレードがまるで釣り竿のようになり、海に逃げたゲードスを釣り上げて、空中で必殺の投擲、撃破、第2話の時点で、カラータイマーは青のままは、初代ウルトラマン、帰マンでありましたが、納得です。
 さらに、船頭さん、エミに船乗りにならないかと誘い当然断られて、しかし、海を汚すとまたゲードスが現れる、これは公害問題をテーマにした70年代のヒーローもの定番、こういうネタはウルトラシリーズでも昭和から続いているものににやりでした。
(11) 次回 アースガロン登場
 ゼット以来、防衛チームはロボットを武装とする例で商業的にも成功、また、インナースペースは今回もなし、タイプチェンジもなしで、怪獣も新規造形ばかり、円谷フィールズの業績は絶好調、次回も楽しみです。猛暑や豪雨災害大変です、皆さんお元気で。
No.12196 - 2023/07/16(Sun) 20:02:45

Re: ウルトラマンブレーザー 第二話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
「厳選し過ぎでしょ」はい、少数精鋭とは正にこのことですね。修羅場慣れしている人ばかり。元・ゲント隊の部下たちの中には「隊長を取られた!自分も入りたかった!」と泣いた人もいたかも知れません。さて、五人目と連絡が着かない内に出動命令、先に現場の漁師さんに混じっていたエミ、報告したり重火器構えたり、サラッとこなすんですね。一方何やら作っていた漁師さん、なんと怪獣を突き刺す為の銛だった!慌てて止めるゲント、怪獣が迫る!そこで失神してくれたおかげで変身!いや―、本当に惚れ惚れしてしまいます格闘シーン!中の人はどんな訓練してるのか?その成果を発揮できるスーツも凄いです。それは置いといて、海に逃げるゲードス、逃がすものかとバレードをしごいてカジキマグロの一本釣り、上空に放り上げてバレードで下からとどめというのは漁師さんの代わりに、ということでしょう。
戦い済んで基地に戻ったゲント達を待っていたのは、実は先に来て大仕事していた五人目。その合間に車両もちゃちゃっと改造するなんてさすがです。その大仕事というのが、機龍…じゃなくてアースガロン。操縦シーンが
楽しみです。
では、今夜はこれにて失礼致します。皆さん、熱中症対策して下さいね。
No.12197 - 2023/07/19(Wed) 23:31:17

ウルトラマンブレーザー 第3話 その名はアーガスロン 考察 / 棺桶のジョー
脚本:小柳啓悟 監督:田口清隆

(1) 満を持してのアースガロン初陣
 レイゴさん、藤子さん、皆さんみこんにちは。実は僕はコロナウイルスに感染してしまい、幸いに市販薬でなんかと直ったものの大変でした。 
 それで、期待のウルトラマンブレーザー第3話の、SKaRDの主力戦力、アースガロン初陣、その前に、甲虫怪獣タガヌラーの脅威があり、タガヌラーは各国のエネルギープラントを襲撃して、体温も1万度を超えるもの、要するにやっかいな相手、最終的な、エネルギーを宇宙に放出させて、撃破したものの、ゲント隊長はアースガロンの機長もかねて、どうやって変身するのかと思いきや、なるほど、でした。
 アースガロンは、帰マンに登場したアーストロンがモデルと見られますが、しかし、ティガのイーヴィルティガ編に出てきた正義の怪獣ガーディーの要素もあり、それよりネットではメカゴジラを思わせるとの指摘もあり(それもゴジラ×メカゴジラの3式機龍)、正式名称は23(にさん)式特殊戦闘機甲獣ただ、アースガロンを使ってウルトラマンブレーザーより先に怪獣を倒せと命じたハルノ・レツ長官は出ず、その分SKaRDの隊員の濃厚なドラマもありました。ゼットの特空機、トリガー。デッカーのナースデッセイ号、デッカーのテラフェイザーと怪獣がモデルのロボットがメイン、巨大ロボットというと、戦隊ロボはガンダムの流れのものですが、それとは異なるいいものもありました。
(2) 楽しくてしんどい訓練!
 そして、アースガロン出撃を前に、ゲント隊長たちが訓練、防衛チームの訓練は昭和のセブンの、空間X脱出から描かれていたもの、これはいわゆる特訓ではなく、トレーニング、特殊部隊特訓はレオ、あるいはその前の巨人の星のようなスポコンものの世界はもう50年以上前で科学的にも否定されて、現実の特殊部隊はこのようなトレーニングをするもので、2020年代には妥当なものでしょう。
(3) ゲント隊長の記憶
 ゲント隊長、妻子の写真を前に、3年前爆発に巻き込まれて生還…は伏線でしょう。おそらくその際にブレーザーと一体化でしょう、これは、タイガでヒロユキが12年前か一体化ものの延長線上にあると見ます。
(4) 怪獣タガヌラーの精密な交渉
 そして、タガヌラーはエネルギー施設を襲撃、ティーテリウム貯蔵施設を襲撃、今回、ブレーザーに新規登場の怪獣は、ネクサスのスペースビーストのようだとの指摘もありましたが、オーソドックスな怪獣、最初の10話は新規造形の怪獣で、どれもユニーク、田口清隆さん、またこの怪獣かよと言われたこともありましたが、近年のウルトラシリーズはアジア圏、国際展開、特に中国での人気が絶大なのでこのような展開も可能になり、10年前のウルトラシリーズはオワコンと陰口叩かれた時期とは激変のものでした。このタガヌラーは怪獣の存在をうまくやって、エネルギープラントで攻撃したら爆発の危ないもの、よく見たいものですが、なかなかいいものになっています。
(5) 特撮声優 関智一さんゲスト出演
 そして、日本のエネルギープラントの責任者役で、声優の関智一さんゲスト出演、実は関さん、平成セブンに出て以来ウルトラシリーズ常連、グレンファイヤーの声は見事、何とウルトラシリーズだけで10作以上に登場、さらに仮面ライダーでも活躍、亡くなられた納谷悟朗さんの声色でショッカー首領をされた際には絶賛、戦隊シリーズも出られて、おそらく特撮に最もたくさん出ておられる声優さん、関さんは特撮に造詣も深く、数年前のピープロ・特撮秘宝というピープロ作品のブルーレイ発売の特番もされて、今回は出番は少なかったものの、見事な存在感でした。
(6) アースガロン 発信シークエンス
 そして、ロボット、アースガロンの発信は、例によりワンダバBGMに乗り、シークエンスはミニチュアではなくCGだと思われますが、ロボットアニメの出撃シーンでもこういうものは最近なく(と言うか、巨大ロボットの活躍するアニメ自体か激減)、タガヌラーは爆発したら半径10km破壊、そしてSKaRDと航空部隊の相克、そしてSKaRDのアースガロンに優先させたもの、田口特撮の真骨頂、逆光演出(ルーツは平成ゴジラの川北紘一さんのもの)、ロボットと怪獣のバトル、アースファイヤーでエネルギーを得る鎌を破壊して、これがブレーザー勝利のキーになるものの、アースガロンのメインシステムダウン、毎度おなじみ展開、そして、再起動のためにゲント隊長の俺が行く、そしてウルトラマンブレーザーに変身、今回は力を貸してくれるんだな、になり、野生児ブレーザー降臨、これは人類が死力を尽くして闘った結果の変身で納得です。
 スーツアクターの岩田栄慶さんも10年のシリーズの蓄積で、アクションはさすがのもの、そして起動停止したアースガロンからミサイル発射、これがブレーザー援護になり、このブレーザーの野性味の声は岩田さんのもの、タガヌラーは頭部の温度が100万度を超えて、エネルギーを宇宙に向けて放出させてから、必殺のスパイラルバレードを使用、これはSKaRDとウルトラマンの共同産業の賜物、納得できる結果でした。
 そして、ゲント隊長ともにメンバーは訓練、実に素晴らしい30分でした。
 次回は軟体怪獣レヴィーラと、ケミカルを武器に闘うもの、楽しみです。
 猛暑です、皆さんお大事に。
No.12198 - 2023/07/22(Sat) 14:41:57

Re: ウルトラマンブレーザー 第三話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
アースガロンのマニュアル分厚いですね。それが全て頭に入っているように立て板に水の説明を聞きながらページをめくるシーンを見て、やはり「紙」のマニュアルは廃れないで欲しいと思いました。電源が落ちるなんてありませんから。
さて、ロッカーの前で帰り支度をするゲント、家族写真に結婚指輪。そして謎の光の回想。出会いから覚醒まで間があったのは何故なのか、その時何か交渉したのか。
そうこうしているうちにエミの目の前でタガヌラー出現、アースガロン出撃!しかし倒れて機能停止、それでも指示を受けつつ回復に努めるアンリ達。正にコミュニケーションの勝負、機外で作業するためにゲントが出てきたところで「力を貸してくれるんだな。」ブレーザー出現!しかし「アチ、アチ、」…マックスでも相手の重さに手がしびれたような仕草があったような。苦戦してたらアースガロンの尾びれからミサイルの援護射撃!飾りじゃないのよ尾びれは🎵…失礼しました。こうして勝利出来ましたが、「ウルトラマンに持って行かれた」と不服そうなエミ達。しかしアースガロンの功績は認められました。副隊長の「いいチームです。」にジーン…。
それでは今夜はこれにて失礼致します。
No.12199 - 2023/07/27(Thu) 22:54:30

ウルトラマンブレーザー 第4話 エミ、かく戦えり 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:継田淳 監督:辻本貴則

(1) 謎の化学企業とエミのスパイ
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナは治ったものの、パソコン打眼鏡が合わなくなり悪戦苦闘ですがいかがでしょうか。簡略でやります・
 第4話は謎の軟体怪獣レヴィーラと謎の化学起業のいかにも怪しそうな社長のもの、このレヴィーラ、出現したらドローンで殺菌剤?を巻くと一旦消えて、しかしこれは伏線のあるものだと感じ出ました。
 この正体は、宇宙の隕石についていた微生物を地球の生命体にキメラ合成させたもの、社長はこの怪獣を出現4させて、殺菌剤を売るためのマッチポンプ、これは現実にありそうで、怖い化学ホラー要素もありました。社長の野望はSKaRDにより阻止されるものの、ファイヤーマンの、恐怖の宇宙最近を思わせるものもありました。
(2) トンデモ社長 曾根崎
 今回はエミがスパイした曾根崎社長が実質主役、20年前の防衛隊時代のデータを悪用、レヴィーラを生み出して退治するFK1を製造、防衛隊に売りつけてのマッチポンプ、その上目当ては金儲けよりらわが子、マッドサイエンティストでした。
(3) ブレーザーをアースガロン援護
 レヴィーラは液体怪獣の神出鬼没をCGでやりさすが、91年のターミネータービックリ、ピンチのエミをゲント隊長救援、そして変身アイテム出てきてドタバタ→変身、しかしレヴィーラに苦戦、するとエミの発案で液体窒素攻撃、これもターミネーターがネタ、そしてスパイラルバレードて゜とどめ、今回はSKaRD、アースガロンなしでぷーざーは勝てず、良かったです。
(4) エミ かく戦えり
 エミの活躍、ゲント隊長の活躍と、なかなかのものでした。猛暑収まりません、皆さんお元気で。 
No.12200 - 2023/07/29(Sat) 19:37:56

Re: ウルトラマンブレーザー 第四話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
「私、17歳からこの世界にいるんで。」…何があったんでしょう。スパイになるには知識も技術も度胸も必要ですが、エミには執念も感じます。彼女の教官とか出てくるかな?
さて、敵にシッポを出させる芝居が成功、エミの合図より早く「話は全て聞いた」とゲント登場、エミが心配なのか、さっさと変身してカタをつけたかったのか。二人で鮮やかに敵を〆ました。エミ、奪った銃を捨てたと思ったら、その場にあるロープを使うなんてかっこいい!手にする物は全て武器ですね。しかし、ナルシスト社長が後先考えずに銃を撃ちまくったことでレヴィーラ覚醒、変身するためエミ達を逃がしてブレスに装填。今までの主人公に比べて、メダルをそっと装填するんですよね。こちらも何かある?
それで変身するも敵は自分から溶けてテレポート、するとそれを液体窒素で凍らせることを思いつくエミ、さすが!そして勝利、ブレーザーに「やったね」というように歩み寄るアースガロン。
戦いすんで花を渡すエミ、彼女がさってから「花言葉は感謝だろ。こちらこそ。」素敵な上司ですね。
では、今夜はこれにて失礼致します。
No.12201 - 2023/08/04(Fri) 23:54:42

ウルトラマンブレーザー 第5話 山が吠える 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:継田淳 監督:辻本貴則

(1) 定番、人類の自然破壊警告のために怪獣出現
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。猛暑ですがいかがでしょうか。
 今回はアンリ主役編、秋田県で防衛隊の新兵器テストをしようとしたら、自然破壊で怪獣ドルゴが怒って出てくるパターン、ウルトラシリーズの歴史では人類の環境破壊に自然が抗議、そのシンボルとして怪獣の出てくる様式であり、そしてこの手の怪獣は結局とどめを刺さず自然破壊を否定して自然界に返して大団円のパターン、アンリの幼なじみも出てきて、自然破壊はダメというもの、他方、防衛隊の開発した武器をドルゴがつけてしまう展開、ですが、ドルゴは悪意なく、最初ちょっと暴れて、すると水を飲んでお昼寝、鼻提灯(これはCGでしょう)、まさに実相寺テイストも感じられるもの、脚本は継田さん、監督は辻本さんと前回と同じですが、第4話がサスペンスSFタッチであったのに、今回は自然を舞台に、ウルトラマンタロウで後期によくあったパターン、特撮も話も良かったし、ブレーザーは住宅展示場のイベントで子供さんの反応を聞いても上々、ブレーザーはハードSFですが、1話完結で怪獣とバトルメインのものはマニアだけに受けたものではなく、理想的なもの、前回サスペンス、今回はほのぼの、こういう幅の広いものはウルトラシリーズの魅力です。エックスの、怪獣は動かないにも通じるものもありました。
(2) 新兵器メガショット
 ウルトラシリーズ、SFもので定番の新兵器のテスト、今回はメガショット、それが、ドルゴに一体化、それの解決策がブレーザーの出番というのはなかなかでした。発明王のヤスノブのやるもの、そしてアンリは中学生までここにいて、日本酒がいい、テルアキの地元はブドウ…というネタものは楽しかったです。
(3) ドルゴのことを警告するミズホ
 そして、地元の神様としての怪獣、それを警告するミズホ、アンリの幼なじみ、ミズホの警告、しかし地質調査では問題なしでも、この手の山の上の祠を破壊して怪獣、この手のネタはウルトラシリーズにたくさんあり、ドルゴのデザイン、一峰大二さんのコミック版の怪獣ヤマトンを思わせるものもあり、そして出てきて、寝るシーンで、ガヴァドンのタイプだと分かりました。なお、SKaRDは了解の意味にウィルコという略称を使いますが、これは日本のSFでも初めてかもしれません。
(4) そして、メガショットのテスト〜言わんこっちゃない
 新兵器テストは上出来、が、ドルゴが目覚めて、しかしこのドルゴ、4話までのブレーザーの怪獣がネクサスのスペースビースト的な要素から、愛嬌のある、いかにもウルトラマンの怪獣、実際昼寝するのは初代マン、タロウ的な(もちろんコスモスも)で、SKaRDはドルゴを倒すのを意図すると、ミズホはご神体で鎮められるというもの、そしてエミが参考情報を出して、ゲント隊長、毎度おなじみ目を閉じて手を頭に当てる仕草、コミカルな要素もあるものの、みんな真剣、往年のドリフターズ的な展開に拍手です。
(5) ご神体を復元にアンリ、ゲント隊長で
 そして、ドルゴのところに行くのにアンリとゲント隊長がいくものの、ゲント隊長吹き飛ばされて、毎度おなじみの変身、そして明らかに相手を傷つけないための戦い、コスモス的なもの、さらにアースガロンも復帰、すると、ブレーザーはスパイラルバレードを分割してメガショットを除去、アンリのご神体復元をブレーザーはアシスト、ドルゴは動きを止めて、ブレーザーはそれを土に帰すのをする、ウルトラシリーズ、定番の怪獣を倒さないパターン、さらにアースガロンのアシストもさすがでした。ドルゴは冬眠になり、自然と共存共栄すべき、ウルトラシリーズの真骨頂でした。また、秋田県の設定で、方言の設定もよく、ラストシーン、主題歌アレンジBGMも良かったです。
(6) 次回は特別総集編
 次回は第1話〜第5話の、テレビ映像などによる総集編、これはトリガー以来、7月開始、総集編を3つ入れて翌年1月に最終回が、クリスマスや正月の商戦にいいのかも知れません。ムチャクチャな暑さです、皆さんお元気で。
No.12202 - 2023/08/05(Sat) 14:23:50

Re: ウルトラマンブレーザー 第五話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんおはようございます。
神社仏閣は封印、それを壊してバチが当たる話でしたね。無許可でやったのでしょう。よりによって背ビレに取り付けてしまったメガショット、高性能なのが徒になり、苦戦するブレーザー。あんなに素早く小回り出来るなんて。が、アースガロンも凄かった!横っ飛びで回転しながら二丁拳銃で応戦、なんという機動力!コクピットの衝撃吸収能力が高いからパイロットが無事なんですよね。
これは環境破壊をテーマにした話ですが、過去作で私が好きなのはタイガの「カレースプーン代わりのフォークを捨てずにポケットにしまう」話です。伝統芸を披露しつつ社会問題を取り上げる。また何かして欲しいです。
では、今日はこれにて失礼致します。台風が来ますが、皆さんもお気をつけて下さいね。
No.12203 - 2023/08/09(Wed) 09:43:16

ウルトラマンブレーザー 特別総集編 巨大生物の正体を追え 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
構成:足木純一郎 演出:村上裕介

(1) 前代未聞 テレビディレクターによる特別総集編
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。日本列島は猛暑、そして台風と大変ですがいかがでしょうか。
 今回はゼット以来定番の特別総集編、トリガーではデバンが担当、デッカーではマルゥルとホッタ・ヨシミチが担当とウルトラマン関係者?の案内でしたが、今回はテレビ局TKBのディレクター、サブロウタ、タクマ、レイコの三人が、巨大生物、怪獣の特番を作るのでそれの構成を考えるという前代未聞のもの、中でも、レイコは第1話でレポーターのチョイ役でしたが、第1話のブレーザー初登場を目撃したものが再登場、と言うより、こういう総集編を作るために出てきたもので、シリーズ構成の妙にビックリ、そして、防衛隊や内部の目ではなく、取材するもの視点でウルトラマンと怪獣を特番、それも3時間でやるものの構成を考えて、第1話から5話までの振り返り、あまりに見事な構成に拍手でした。今回はSKaRDの面々は過去のドキュメンタリー?映像で出るのみ、テレビシリーズは革新的ですが、総集編まで凝るとは、今のウルトラシリーズの作り手さんに脱帽です。
(2) テレビディレクターから見たウルトラマンと怪獣
 そして、三人がこれまでの怪獣とブレーザーの戦いを見て、ブレーザーのことを正義の味方と語り、今まで、テレビ関係者によるウルトラマンを見るものは、ガイアでテレビ局のスタッフが準レギュラーでしたが、特番を作る観点で見るのは新鮮、また第4話の悪徳社長(怪獣を退治する薬品を防衛隊に売りつけるために怪獣を出した)はやはり逮捕、そして第5話の東北のもの、タクマはミリオタ(ミリタリーオタク)の仲間の情報というもの、今までに見たことのない展開にビックリでした。
(3) 休憩室でのもの
 アイデアを出すのに、休憩室でコーヒー、休憩室には寝泊り厳禁と手書きの張り紙があり、実際のテレビ局は友人にジャーナリストもいて聞きますが、こういうリアルなテレビ局の雰囲気を見せてくれて、これは総集編にとどまらず、ネタものとして面白いものでした。
(4) そして、オチは…
 最後に、サブロウタ、頑張ろうと、防衛隊の取材、とすると局長から電話、スポンサーの意向でアニメに差し替え!これは、テレビ局ではよくあるもの、新作の予算がなく既存のもので、となり、タクマ、レイコガッカリ、しかしこの三人、この後の総集編にも出て来そうです。
 次回はカナン星人、セブン以来の55年ぶりの登場、今後も楽しみです。台風7号、僕のいる関西直撃かも知れず、猛暑も続きますしコロナも拡大の模様です、皆さんお元気で。
No.12204 - 2023/08/12(Sat) 14:17:38

Re: ウルトラマンブレーザー 特別総集編 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
テレビ業界の苦労を垣間見る話でしたね。もう他局でもさんざんしているから何か突出した物を、それなら防衛隊に突撃取材と思ったら、局長の意向で変更に。防衛隊からの圧力もあるのでしょう。4話、5話は青っ恥でもありましたから、これ以上ほじくり返されたくないでしょう。しかし、彼らがこのまま引き下がるとは思いません。ペンは剣よりも強しを、いい方向に持って行ってくれますように。
それでは、今夜はこれにて失礼致します。残暑はこれからですので、気をつけて下さいね。
No.12205 - 2023/08/18(Fri) 23:19:51
明けましておめでとうございます。 / レイゴ管理人 [地球外]
みなさん、明けましておめでとうございます。
棺桶のジョーさん、いつも考察をありがとうございます。

昨年も大変お世話になりました。
時が経つのが早く、ウルトラマンコスモスこと、杉浦太陽さんのところの一番下のお子様が4歳になり、ウルトラマンコスチュームを着られていらっしゃるとか。

彼がそのうちウルトラマンになるやもしれません。

光陰矢のごとしとはよく言ったものです。
コスモスもメビウスもつい、先日見ていたような気がするのに、です。

ここに集うみなさんが、毎日つつがなく、お変わりなく、お過ごしいただくことが本当に私の願いになってきました。

みなさん、変わらず、ここに集って下さいませ。
心からお願い致します。

本年もどうぞよろしくお願いします。
No.12176 - 2023/01/01(Sun) 00:09:52

Re: 明けましておめでとうございます。 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さん明けましておめでとうございます。
 昨年はロシアのウクライナ侵攻、元総理銃撃、統一協会問題など日本、世界は激動でしたが、ウルトラマン、円谷プロにとって誕生以来最良の時で、シン・ウルトラマンの大ヒット、それも国際的なもの、ウルトラシリーズの売り上げも大変良くて、円谷プロの業績も過去最高、ウルトラマンデッカーも好評、本当に素晴らしい1年でした。
 杉浦太陽さん、こちら関西ではワイドショーなどにたまに出られて、お子さんがウルトラマンコスチュームとは素晴らしいことです。そして、昨年は住宅展示場などのウルトラマンのイベントに10回ほど行き、いずれも小さいお子さんが変身アイテムなどを持ってこられて大人気。やってくるヒーローも、昨年は最新作のデッカーも4度も来たし、さらに昭和ヒーローも久しぶりに来ました。また、東京ではウルトラマンエキスポも人気です。
 今年も、7月以降新作ウルトラシリーズが登場の予定で、何よりニュージェネレーションシリーズが軌道に乗って以来、新作が途絶える危惧をしなくていいというのはウルトラマンの歴史で初めて。ネットでは例によりおもちゃを売るために作っているなどの陰口はありますが、10年以上続いて仮面ライダー、スーパー戦隊と並んで特撮がヒーローを独占(今はガンダムも水星の魔女が人気で、プリキュアを含めて5大シリーズがそろい踏み)。デッカーもラストスパート、そして劇場版も2月にあり、グリッドマンの劇場版も予定、こんなウルトラシリーズ関係が好調なことはありません。
 今年は、ゴジラも予定、さらにガメラも特撮かどうかは不明ですが予定されて、もちろんライダーと戦隊は定番、特撮にとって最高の年です。しかし、戦争でエネルギー危機、ウクライナ侵攻に、森次晃嗣さん、ひし美ゆり子さんもセブンの超兵器R1号を引き合いに言及されました。
 コロナも、兵庫県では人口の2割が感染、またインフルエンザも大変です、今年も皆さんよろしくお願いします。、お元気で。
No.12177 - 2023/01/01(Sun) 13:50:16

Re: 明けましておめでとうございます。 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さん、明けましておめでとうございます。昨年は何度も欠席してしまい、失礼致しました。本年も危ういですが、何卒お許しください。
さて、欠席分の感想を少しでもと思います。「愛って何なんだ、正義って何なんだ」を繰り返さずにはいられない展開ですね。カナタは未来の惨劇を話だけでしか知らず、それなのに救わなければならない、どうすればいいのか、でも「やるしかねえんだー!!」幸せな未来のために。リュウモンにも完全にバレたことですし、皆にも話すときが来たと思います。「ハネジローにはすぐばらして、自分たちは後まわし?」なんて言われそう。でも、当初は何故自分が選ばれたのか判ってなかったし、未熟者の自分に全ての期待に応える自信は無かったろうし。秘密を抱えるのはつらいですね。支えてくれますよね。
では、今日はこれにて失礼致します。今年も皆さんにウルトラの奇跡が起きますように。
No.12178 - 2023/01/03(Tue) 11:33:46

ウルトラマンデッカー 特別総集編3 立ち上がれデッカー 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
構成:足木淳一郎 演出:村上裕介

(1) 地球滅亡のピンチ
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナウイルスまた大変ですがいかがでしょうか。
 今回はラスト2話を前に特別総集編、今の時期に入れるのはどうかと思われて、例によりホッタのオッサンとマルゥル登場、またもや掛け合い漫才、ホッタのオッサンは、ウルトラマンが何とかしてくれるというものの、これは帰マン5話の岸田長官の、困ったらウルトラマンが来てくれるとは異なり、今までの戦いは全てデッカーとGUTS-SELECTの共闘で勝ち抜いたもの、ラスト2話直前に入れた意味もよくわかるものでした。
 ラスト2話は、スフィアのバリア収縮が始まるもの、このように地球滅亡のピンチになるというものはヒーローものの、円谷作品やロボットアニメの定番、ウルトラシリーズでは昭和だとセブンの最終回に人類皆殺し計画があり、それをウルトラ警備隊とセブンが阻止、ミラーマンだとインベーダーの星を地球にぶつけるなどあり、平成以降は巨大なラスボス怪獣が、ティガのガタノゾーアを筆頭に、ダイナではグランスフィアが地球はおろか太陽系を破壊しようとする、ガイアだとゾクにより地球破滅、マックスはギガバーサーク、メビウスではエンペラ星人による地球の危機になり、地球滅亡のピンチはSFアニメ全体に広げると、宇宙戦艦ヤマトで滅亡まで1年、宇宙の騎士テッカマンは公害で3年で滅亡などあるもの、この背景に、日本沈没などの滅亡SFがあり、おそらく平成以降の展開はそれらを意識したもの、困難を人類とウルトラマンのコラボで乗り切る、定番の展開は毎回燃えるものでした。
(2) マルゥルとホッタのオッサンの漫才
 今回はトリガーと、デッカーの戦いを振り返り、うまい編集で(クロニクルシリーズの編集はどれも見事)、トリガー最終回、みんなの光がトリガーの力になったものを紹介、トリガーの最終回はトリガーと人類のコラボでメガロゾーアにとどめ、これはティガの最終回、子供たちの光だけで復活は問題という批判に答えたもので、マルゥル、トリガーの最終回、大危機を乗り切ったと、せんべいを食べながらの対話、これは昭和の漫才のようなもので楽しかったです。
 そして、デッカーでは(ウルトラシリーズ全体に言えるものの)、ウルトラマンと人類の共闘、初代マンの小さな英雄で,ハヤタは自信を無くしかけたイデに、ウルトラマンと科特隊は持ちつ持たれつだと言った通り、そしてウルトラマンが活路を開いて防衛チームがとどめという展開も多数あり、今回の特別総集編は、ウルトラマンと人類の絆を描いたものでした。ホッタのオッサン、特別総集編のみの登場は残念、しかし漫才的な意味は楽しいです。
(3) 別世界のウルトラマンのこと
 そして、デッカー、トリガー以外のウルトラマンとしてダイナも言及されて、ワームホールから出たダイナ、それも主題歌(ただ、カバーバージョンの模様でしたが)、そしてウルトラマンサーガでのゼロ、コスモスのこと、マルゥルはデバンから聞いたもの、これはマルチバースの設定をうまく使い、ご都合主義ではなく、過去の映像をうまく使いやってくれました。そしてホッタのオッサンはコスモスはともかく、ゼロも知らないもの、そして3人のウルトラマンの合体のウルトマランサーガのこと、ホッタのオッサンは、情報が滝のようでオジサンついていけないというもの、二人のやり取りは楽しいものでした。さらに、色々な時空や、光の国とホッタのオッサンは、黒幕的なものとか言及、痛快なネタでした。君は知り過ぎたと黒幕が消しに来るとか、昭和の刑事ドラマや時代劇のネタ、ヒットマンという単語をテレビで聞いたのは何十年ぶりか、そして地球の最期ならヒットマンもオッサンを狙えないとネタ、マルゥルはデッカーとGUTS-SELECTの底力を信じているという結末、なるほど、でした。
(4) 最後のオチ、経理から
 で、ホッタのオッサン、人類とウルトラマンの協力で未来は…と言ったところで経理の女性ヤザキ・テルミが来て、精算書がこれだと落ちないというもの、ホッタのオッサンは即直すものの、最初にテルミちゃんと、というようなものが最後のオチにうまく結びついて、僕も勤め人時代にこの手のことはたくさんあり、ホッタのオッサン、ギャグ的なキャラクターで、デッカーはカナタも芸人的な位置付けがあり、特務3課の話、楽しめました。
 最終2話は、スフィアのバリア収縮まで3時間、そして来月は劇場版もあるし、楽しみです。寒いです、皆さんお元気で。
No.12179 - 2023/01/07(Sat) 14:28:08

ウルトラマンデッカー 第24話 夢の果て 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根元歳三 監督:武居正能

(1) スフィアに取りつかれたカナタ
 レイゴさん、藤子さん、皆さんおはようございます、昨日と一昨日、イベントなどで書き込み遅れてすいません。
 ラスト2話、この展開はメビウスの第49話を思わせるものがあり、リュウモンはカナタがデッカーであったと知り、そしてハネジローがゴモラとの闘いから知っていた、そしてハネジローは言わなくて申し訳ないというものの、しかしレギュラーメンバーは知っているか、勘づいているもの、現にリュウモンも2話前、デッカーの変身解除を見てカナタが変身だと知っても、意外ではなくやはりか、の模様、そして何よりビックリはカナタがスフィアに侵食されたもの、これはサプライズ、ダイナのスフィアは不定形の得体の知れないものでしたが、デッカーではスフィアソルジャーがレギュラーで出て、それがソフビで出る模様、アガムスはスフィアの力を利用していたものの、ウルトラマンの主人公がこのような敵のものに侵食されるのは初めて、そしてそのため変身してもすぐにカラータイマーが赤くなり、しかしそれでも必死に戦うカナタたち、ウルトラシリーズは最終回で絶望的な流れになるものも、これは重いもの、最近のシリーズは半年ものなので、1年ものなら3,4話かけてやるものを2話でやったものもありましたが、充実したもの、脚本の根本さんも、監督の武居さんもウルトラシリーズの重鎮、見事なドラマでした。
(2) 恐怖のスフィアオベリスク
 前回から、テラフェイザーとスフィアの共同で、巨大な光の柱、スフィアオベリスクが出現、メインのアルファと、それを守るベータ、ガンマ、これによりスフィアのバリア収縮になり、そうすると地球が潰されるもの、今回は、地球がスフィアのバリアに包囲されて、宇宙と断絶させられた設定、そのメインのアルファをナースキャノンで破壊する、その邪魔になるガンマをまず地上からメガアースを使用した爆弾を仕掛けて破壊して、最後のナースキャノンでアルファを破壊するもの、しかしナースデッセイ号は飛行不能、GUTSファルコンもホークも使用不能、これらメインのメカがやられていても、何とか戦うのはウルトラシリーズでは多数あり、帰マンでは最終回、基地が破壊されて、不時着したMATアローを何とか修理するものの、燃料を少ししか運べない絶望的展開などあり、残された武器はわずか、その中で、カナタもイチカ、リュウモンも小隊を率いて爆弾設定のもの、こういう追い詰められての展開は見ているものも重くなり、そして気合の入るもの、絶望的展開の中で、わずかな希望を模索しての闘いは劇的でした。
(3) この時期でもマイペースのカナタ
 この絶望的展開で、カナタは隊長たちに作戦を任せてマイペース、これはカナタが芸人的な位置が効いて、そして第2話の、学生時代の仲間が最終決戦に参加、カナタは最近のウルトラシリーズのキャラクターでも芸人的な位置と、シリアスなものをやってくれて、素晴らしいものがありました。しかし、スフィアに侵食されて大変、これはセブンが最後、体力を消耗して太陽エネルギー補給不能になることや、メビウス、コスモスの末期の模様もあり素晴らしい展開でした。
No.12180 - 2023/01/16(Mon) 06:45:12

ウルトラマンデッカー 第24話 夢の果て 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 最後の作戦
 そして、カナタたちは爆弾を仕掛けてガンマを破壊、そしてナースキャノンで発射になるものの、テラフェイザーの反撃でナースデッセイ号指令室被弾、ムラホシ隊長が負傷、さらに攻撃を受けてカイザキ副隊長も負傷、隊員がこのようなダメージを受けるのは、メビウスの、不死身のグローザムで男性隊員が全員負傷して、女性のみで戦ったことがあり、そしてモロボシ・ダン、ウルトラセブンの助太刀もあり、グローザムは最後コノミがとどめをさしたこともあるものの、カナタは負傷しながらにデッカーに変身、しかしスフィアの浸食と、今までのダメージでカラータイマーは最初から赤、かなりきつい状態、そして、妨害するテラフェイザー、アガムスと対峙、リュウモン、イチカたちの援護もあり、一時はテラフェイザーを退けて、そしてスフィアオベリスクのアルファを破壊して、これでようやく、地球を覆っていたバリアは破壊されて、火星との通信再開、それを満身創痍のムラホシ隊長も確認、このバリアで、地球は孤立させられて、このように地球が孤立するSFものも珍しいものですが、見事な展開でした。
(5) アガムスの位置
 今回、テラフェイザーを操縦するアガムスは、言葉少なめ、かつてのようにカナタ、デッカーに敵意むき出しのようなものではなく、前半はテラフェイザーとデッカー・ダイナミックの戦い、しかし、アガムスにレリアが語りかけて、これは回想シーンではなく、新撮影。カナタは、大切な人を守れなかったことで、地球に復讐はいいのか、そしてレリアは様々な星の人たちと友達になりたいということを語り、これら、ギンガ以降の、インナースペース、変身前の主人公が語るシーンを、最近うまく使うようになり、人間ととしてのカナタとアガムスの対峙、素晴らしいものでした。
 アガムスの言っていた花、太陽などはレリアの言葉、最後はアガムスの、テラフェイザーによるTRメガバスター発射でスフィアオベリスクアルファは破壊されて、バリア解除のシーンのカタルシスは素晴らしいもの、カナタとアガムスが支え合い、カナタがありがとうというのは感動的でした。
(6) ところが、マザースフィアザウルス降臨
 これで、一件落着かと思いきや、ウルトラマントリガーが落下、それも満身創痍、そして、皮肉にもバリアがなくなり、マザースフィアザウルスが降臨、これはメビウス49話でエンペラ星人の降臨を思わせて、そしてトリガーがウルトラマンヒカリの位置、トリガーは宇宙で、このえげつない強敵、マザースフィアザウルスと一人戦っていたわけで、マザースフィアザウルスは着ぐるみ怪獣としてえげつない規模、最近の着ぐるみ技術の向上にビックリ、そして、カナタくん、ケンゴさんと、これは変身前のインナースペースの設定を生かして、マザースフィアザウルスはトリガー、デッカーを圧倒。するとテラフェイザー、アガムスはマザースフィアザウルスに立ち向かい(マザースフィアザウルスの惑星降臨はないというもの)、トリガーは変身解除、それもイチカ、リュウモンの前、イチカはその実態を知り驚愕、そしてデッカーも敗退、ゼットの24話でも、デストルドスの脅威は大変なものでしたが、アガムスはマザースフィアザウルスの攻撃をテラフェイザーで受けてデッカー、カナタを守り消滅、この展開はメビウス49羽のザムシャーを思わせて、圧倒されました。
(7) サプライズ、変身アイテム破損
 変身解除したカナタ、そしてディーフラッシャーが消えてなくなり、変身アイテム盗難はシリーズではたくさんあったものの、壊れるのはガイアの50話でエスプレンダーが使用不能になって以来、さらに、トリガーのエタニティコア出現、これはデッカーがトリガーの続編である設定を生かしして素晴らしいもの、しかし絶望的展開に圧倒させられたもの、そして、来月には劇場版も予定されて、テレビの最終回はどうなるか、戦々恐々です。果たして、ディーフラッシャーは最終回でどうなるか、楽しみとともに怖いものもありました。
(8) 兵庫県姫路の住宅展示場にウルトラ6兄弟のイベントに行きました
 8日には兵庫県姫路市の住宅展示場にウルトラ6兄弟のイベントがあり、行きました。同日に加古川市の住宅展示場ではデッカー、ゼットほかのイベントもありましたが、昭和を選びました。ゾフィー、初代マン、セブン、帰マン、エース、タロウ、しかし一番新しいタロウすら50年前、ですが、小さいお子さんを連れた親子連れのラッシュ、昭和ウルトラを動画配信やDVDで見ている様子、素晴らしいものでした。今年もウルトラマンの住宅展示場のイベント、またありそうで行きます。コロナ、インフルエンザもなかなか大変です、皆さんお元気で。
No.12181 - 2023/01/16(Mon) 06:45:50

Re: 第24話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
あの「花」「太陽」とかいうのは、覚え立ての地球の言葉だったのですね。よその星の人類と友達になりたい…。メビウスのヒロトに通じると思いました。叶わずして散った願いはどうすればいいのでしょうか。同じ願いを持つ人を応援するしかないのは切ないですね。しかし泣くヒマも泣くボロボロになっていくカナタ達、トリガーまで叩き落とされてきた時にはガーンと来ました。そしてアイテム消滅?なくす、壊れるよりハードです。はたしてどのように最後の戦いに挑むのか?来週をひたすら待つしかありません。
それでは今夜はこれにて失礼致します。寒さが厳しくなってきました、皆さんどうぞお大事に。
No.12182 - 2023/01/20(Fri) 23:18:52

ウルトラマンデッカー 第25話 彼方の光 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根元歳三 監督:武居正能

(1) 感動の最終回
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。来週は10年に一度の厳寒になりますが、いかがでしょうか。
 デッカーの最終回、感動的でした。これは、1年のシリーズならもう少し長く描けたものを半年でやるので2話分くらいで行くものを30分に詰め込んだので、少しご都合主義的なものもありましたが、ラストシーンはそんなものを吹き飛ばす展開でした。全開でディーフラッシャー損失、どうやって変身するのか、SNSではアキトが変身アイテムを修理という声もありましたが、結果としてガイアの最終回の要領でやり、さらに限定された戦力でやるもの、そして総力戦の末に勝利、カナタも両親と再会、素晴らしいものでした。
 冒頭、避難者の中にカナタの祖父もいて、そしてケンゴがスフィアと接触して、エタニティコアのことを知り、さらにカナタはスフィア浸食で命の危険、それでも戦うもの、セブン最終回などの展開があり、昭和から続くシリーズの真骨頂でした。
(2) 俺がウルトラマンですとカミングアウト
ムラホシ隊長はかなり負傷、そして、以前アガムスの示唆していたマザースフィアザウルスの弱点、これはアガムスがテラフェイザーを操縦するアイテムにあり、マザーのコアが弱点、それを残された戦力で撃破。ムラホシ隊長は、人類の力では困難というと、ウルトラマンと共闘するもので、カナタが、俺がウルトラマンだとカミングアウト、これにムラホシ隊長は愕然、カイザキ副隊長も松葉杖でビックリ、しかし第1話の段階でムラホシ隊長は気づいていたものもあり、なるほどになり、結末のもウルトラマンと人類が力を合わせたからここまで来れた、そして未来も拓ける、ウルトラシリーズではこのように人類とウルトラマンの共闘で勝ってきたもの、決してウルトラマンだけでは勝てない、この点はシン・ウルトラマンも同じ、定番ですが燃えました。ムラホシ隊長は、カナタがウルトラマンであり体を酷使、それなら命じられないというもので、イチカはカナタが死ぬかもしれないとして、決められないというもの、そしてどうして行ってくれなかったというもの、イチカは第2話の時点で気づいていたものもあり、カナタは一人で戦い、しかしカナタは一人で戦ったのではなく、GUTS-SELECT、いや訓練校の時からみんなと闘っていた、仲間だから、これはウルトラシリーズの真骨頂、どのシリーズも、ウルトラマンと人類の連携で未来を作り、そしてムラホシ隊長は、カナタは訓練校で最低でも特訓して、リュウモンは見つめる天才、イチカ、カナタを評価、カナタを努力の天才と評したのは見事でした。
 また、過去のシリーズでは、自分がウルトラマンだとカミングアウトした場合、その主人公は仲間のもとを去る例が多く(セブン、エース、レオ、ダイナ)、今回はカナタは仲間の元に帰還、素晴らしいものでした。他方、最終決戦にケンゴがウルトラマントリガーというのをカイザキ副隊長が知りビックリ、この点は新機軸、素晴らしいものでした。
(3) ケンゴもカミングアウト
 最後の作戦は、ケンゴがウルトラマントリガーであるとカミングアウト、それにムラホシ隊長、カイザキ副隊長もビックリ、しかしリュウモン、イチカは第7,8話の時点でカナタのもの同様に勘づいていたもの、こういう設定の利用、さらにケンゴのスマイルスマイルは見事、前作のウルトラマンとの共闘が最終回でやるのは初めて(メビウスでは、ゾフィーが最終決戦に助太刀)、素晴らしい展開でした。
No.12183 - 2023/01/21(Sat) 16:03:13

ウルトラマンデッカー 第25話 彼方の光 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 戦闘機、テラフェイザーで戦い
 そして、不十分なGUTSファルコンとホークを、パイロットの操縦でやるもの、リュウモンが、イチカに、ファルコンは元々無人機なので乗り心地は最悪と、第4話での隊長の言葉を再現、最終決戦、ワンダバBGMに乗り開始、リュウモンとイチカはスフィアソルジャーと戦い、そしてケンゴがウルトラマントリガーのグリッターエタニティになり、マザースフィアザウルスのコアをつかんでエネルギーを得て、それを光に変換してケンゴに与えてデッカーになるもの、前回壊れたディーフラッシャーが容易に復元はちょっと安易ですが、これは尺の関係でこういう展開になり、しかし内容は素晴らしいものでした(この最終回、1年ものならラスト2話を3,4回でやっていたと推察されて、しかし結末はそれら疑問を吹き飛ばす素晴らしいものでした)。このパターンはガイアの最終回、ラスボスに一旦敗れたガイアとアグルに、地球怪獣のエネルギーを与えて復活させたパターンと同じ、過去作のオマージュをうまくやってくれています。何より、ケンゴからカナタへのタッチは最高、航行不能のナースデッセイ号が復活はちょっとご都合主義的なものもありましたが、これはまあ、いいでしょう。
 デッカーはダイナミックタイプになり、そしてハネジローがテラフェイザーを起動、最後の最後で味方になり、ハネジローは任せろカナタというもの、素晴らしい相棒、カナタはスフィアに侵食されながら必死に戦い、この特撮、武居監督のものも素晴らしいもの、これほど高い水準の特撮を見せてもらえるなら、年の半分でも文句ないです(今は映像業界は人手不足で、これができるのは奇跡)
(5) マザースフィアザウルスの言葉
 決戦で、GUTSグリフォンになり、マザーのコアに集中攻撃、ケンゴも銃で戦い、すると、デッカーにスフィアソルジャーが取り付いて、メンバー全員に、スフィアが宇宙を支配するものを語るシーン、これはダイナでも、スフィアがまるでエヴァンゲリオンの人類補完計画を思わせるものを宇宙に強要して(あるいは、ウルトラマングレートの中ボス、ゴーデスの考えと同じ)、しかしそれをヒビキ隊長が一蹴でしたが、全宇宙の一つの生命を融合して、完全な生命体になら未来は一つというもの、もちろんこれは間違い、今回はカナタが一蹴、未来を勝ってに決めるな、失敗も間違いもあるが、何度でもやり直せばいい、まったくその通り、悲しみを乗り越えて前へ、未来へ進むというもの、命の数だけ未来がある、全くその通り、そして主題歌も流れて最終決戦、デッカーはフラッシュタイプ、カラータイマーは青になり、これはスフィアの侵食を吹き飛ばしたためと推察、GUTS-SELECTもテラフェイザーも援護、ラスト、セルジェンド光線でマザースフィアザウルスのコアを破壊して倒すのは、前々作ゼットの最終回を思わせて感動的でした。最終決戦で基本の必殺技にてラスボスを撃破、この辺はゼットの最終回を想起させる展開、監督、脚本家の皆さんの努力で2022年にこんな高水準のウルトラマンを見られて本当に素晴らしいものです。
(6) アガムスとレリア復活?
 マザースフィアザウルスはデッカーと人類の前に敗北、スフィアのバリアは消えて、そしてカナタの変身アイテムは消えて、これはティガのテレビの最終回の形、最後、カナタがアガムスとレリアの姿を見るもの、これで未来は変わり、二人は生きていた未来になったと推察されました。カナタ、闘いの先に何があるかわからず、しかし目の前にあるものを一つ一つ、それが未来につながるというもの、これは昭和からのウルトラシリーズの定番です。
(7) 大団円
 火星のスフィアも消滅、カナタは、ディーフラッシャー消失、どうやら未来のアスミ・デッカーの元に戻った模様、これはダイナだとラスボスを倒して異次元に吹き飛ばされてアスカが行方不明になったダイナと対照的、そしてあなたたちと戦えて誇りだとムラホシ隊長は語り、すると火星からみんな帰ってくるもの。ティガは変身アイテム喪失、そしてみんなの元に戻り、ティガとダイナの結末が、トリガーとデッカーで正反対になり、面白いものでした。ディメンションカード怪獣(カプセル怪獣)の設定が途中からなくなったのは残念でしたが、ラストシーンは素晴らしいものでした。
(8) 来月は劇場版
 そして、2月に劇場版、最終章、旅立ちの彼方へ、ウルトラマンディナス、キングジョー登場などあり、楽しみです。
 また、シン・ウルトラマンは北米で劇場公開、話題になっている模様で、今のウルトラマンの人気を支えているのは動画配信、昨年11月に出たセブンのモノマガジンでもDVD、ブルーレイではなくサブスクで見ようになっていて、ユーチューブで動画配信を世界で見られて、世界でウルトラマンは人気、そして今年も7月から新作が予想されて、どうやらウルトラマン版の仮面ライダージオウ的な模様です。
 コロナもまだまだ大変です、また今年は住宅展示場でのウルトラマンのイベントも続くと思い、行きます。皆さんお大事に。
No.12184 - 2023/01/21(Sat) 16:04:10

Re: 第25話感想 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。何とか観れました。
イチカ、「決められない」とか「死んじゃうかも知れないんだよ」ってよく言ってくれたわー!!これでいうこと聞くようじゃ地球は守れないって判っちゃいるけど、言う権利ぐらいあるわ!ルーブの澪が「駄目ーーっ!!」と言うのを思い出しました。でも、「やるしかねえんだー!!」なのよね…。
それでエネルギーコアを利用するとは。そうよね、あれは皆の物でもあるわよね。先にトリガーにとって貰って、カナタにわたす。復活するアイテム、変身!テラフェイザーも再起動、総力戦です!しかし敵は洗脳作戦に出ます。全てを一つに…って、自分達の総意が纏まればの話、無理に決まってます。これを全力で拒否、遂に撃破!私、これでカナタが力尽きて、何処かへ飛ばされてしまうんじゃないかと心配しましたが、この世に帰ってきてくれてよかった。アイテムも消え、ああ、終わったなあ…。子孫の時代に帰るんだ。子孫がまた出て来てくれるといいのですが。本当の戦いはこれからですものね。
今回は感想掲示板の書き込みは途中欠席してしまい、ちょっと残念でしたが、観賞は全部しました。次回作は出来ますように。では、皆さんも私もデッカー、劇場に観に行く事が出来ますように。
No.12185 - 2023/01/23(Mon) 11:53:54

ウルトラマンデッカー 劇場版 旅立ちの彼方に見ました / 棺桶のジョー [近畿]

(1) ウルトラマンデッカーの旅立ちの彼方へ
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。ようやく厳寒も収まってきましたがいかがでしょうか。
 2月に、ウルトラマンデッカーの劇場版、旅立ちの彼方へ、劇場公開されて、神戸ではキノシネマ神戸国際(旧神戸国際松竹)で見ました。まず、パンフレット売り切れにはビックリ、他の劇場でも同様の模様で、これは昨年のウルトラマントリガー、エピソードZ同様円谷イマジネーションでの動画配信がメインで劇場公開はサブでも、公開当日にデッカーのイベントもあり、予想外にヒットしている模様です。作品は、もちろんネタバレは避けますが、テレビシリーズのメイン監督、脚本によるもので、どうやらテレビシリーズの後日談を劇場版でやる模様で作られたもので、ニュージェネレーション映画はギンガS以来、ゼットは作られなかったものの、作品として名作、テレビシリーズ同様に素晴らしいもので、感激でした。
(2) サンケイスポーツのウルトラマン投票、セブンが1位
 そして、サンケイスポーツが円谷プロ60年を記念して、歴代ウルトラマンの投票を行い、2月22日に公開、https://www.sanspo.com/article/20230222-J3LMIAOWMFJ43C2KCBWN7NLYGQ/ 結果は、セブンが1位、ゼット2位、初代ウルトラマンとティガ同率3位、昨年9月のNHKによる全ウルトラマン投票と類似の結果ですが、今回はネット投票とハガキ投票があり、またゼロは主役シリーズがないために除外でしたが、セブンはネットでは2位なものの、はがきで圧勝、今回はハガキ投票というアナログ投票もあり、その上位がセブン、初代ウルトラマン、タロウ、帰マンと全部昭和、面白い結果で、森次晃嗣さんも1位に感激、またゼットはネットでは1位、昨年の全ウルトラマン投票でも上位でしたが、星雲賞を取るほどの名作で、これはシン・ウルトラマンを、ウルトラシリーズにあまり詳しくない人が見てウルトラシリーズに関心を持ち、そしてテレビシリーズを動画配信で見るのに、最近の名作としてゼットを見たためかも知れません(さらに、それでジャグラス・ジャグラーも注目、オーブも見たもの、全ウルトラマン投票ではオーブもベストテン入り、ジャグラーは何と2位、セブンガーは1位とゼット勢が強かった)。そして、ネクサスも全ウルトラマン投票に続いてベストテン入り、当時はウルトラシリーズ打ち切りの元凶とも言われたものの、これもシン・ウルトラマンを見た人がULTRAMAN2004を関連で見て、ネクサスを見たのかも知れません。ともかく、昨年のウルトラマンのルネサンスは凄いものでした。
(3) 円谷フィールズHD、何と中国ではディズニー以上
 さらに、話題になったのが、円谷プロの経営、親会社フィールズが円谷フィールズホールディングスとなり、その決算が報告されてウルトラファン仰天!https://news.yahoo.co.jp/articles/3a99b6b89bbaac1bbb79d375be6f2be4c113afe3 株価が1年で10倍、信じられない上昇で、中でも中国でのライセンス収入が前年比プラス300%、その結果、中国のキャラクターのシェアではウルトラマンは何とディズニーを抜いて1位!ディズニーは、現CEOの塚越隆行さんの出身母体ですが、しかしディズニーは世界最大のエンタテインメント企業、それを中国でウルトラマンが抜いたとは信じられないもの、すでに、中国では上海にウルトラマンのテーマパークができるほど、以前から中国の人気がウルトラマンの生命線でしたが、2007年の円谷プロ買収の際にどん底であったウルトラマンの人気、今や世界市場を得て、仮面ライダーやガンダムと並ぶキャラクターになったのは素晴らしいことです。
(4) 追悼、松本零士さん
 そして、ウルトラマンとは直接関係ないものの、偉大な漫画家の松本零士さん、85歳で亡くなられました、もう高齢であったとは言え、僕ら宇宙戦艦ヤマトリアタイ世代にはショックでした。松本零士さん、幼少期を兵庫県明石市で過ごされたと今回神戸新聞の記事で初めて知りました、https://www.kobe-np.co.jp/news/akashi/202302/0016085271.shtml 明石は子午線の町、そこから宇宙を描かれて、松本零士さんのSFアニメは、ヤマト、キャプテンハーロック、銀河鉄道999など、全て宇宙を舞台にしたもの、その宇宙のルーツが明石市とはビックリ、地元は、横山光輝さんは神戸出身、そして今鉄人28号実物大モニュメントが新長田にあり、水木しげるさんは神戸に住まわれて、居城地の兵庫区水木通からペンネームを取られて、手塚治虫さんは宝塚に住まわれて、70年代のアニメブームは関西の夕方の再放送が起爆剤、関西の漫画・アニメ文化はこのような巨匠の皆さんの出身地であったためなのです。松本零士さん、ありがとうございました。
(5) 神戸と加古川の住宅展示場にウルトラマンのイベントに行きました
 そして、今月は神戸と加古川の住宅展示場でウルトラマンのイベントがあり、行きました。どちらも昨年までの住宅展示場のイベントでは考えられないたくさんの集客、神戸最大の住宅展示場、西神中央というところにあり、昨年もイベントありましたが、今回は3月の、大阪でのウルトラマンの有料イベントのチケットプレゼントがあったためか大変な人出、オーブ、ジード、ルーブ、タイガ、ゼット、トリガーの最強形態のものでしたが、素晴らしいものでした。
 さらに、昨年4回行った加古川の住宅展示場、住宅展示場として兵庫県最大のもので、セブンとゼロのイベントがあり、そちらは神戸以上の集客、セブンとゼロのショーの後、タロウ、タイガも出て、さらに何とサプライズゲストとしてデッカーも来てこれはビックリ!この日はデッカー劇場版公開の日で各地にデッカー出てきたもので、キャラクターイベントでのサプライズゲストは初めて(ウルトラマンフェスティバルなどではあった模様)、カメラを持ってもらった30代くらいの父親と3歳くらいの男の子、男の子は何と昭和ウルトラマンのファン、どうやら動画配信で様々なウルトラマンが見られて、世代を超えてのファンを獲得している模様です。3月は姫路の住宅展示場にゼロ、ジードが来るので行こうかと思っています。
(6) そして、今年も新作ウルトラマンが登場の予定
 昨年のトリガー、エピソードZは配信のものだとデッカーのことが予告されたものでしたが、今年は2月公開のためかまだなし、ただ雑誌には一部情報も出て、今年も夏から新作は決定的、これはウルトラマンが仮面ライダー、スーパー戦隊シリーズ同様おもちゃなどの売れ行きが好調、さらに出演した役者さんがブレイクする(70年代は太陽にほえろなど刑事ドラマが若手役者の登竜門でしたが、最近は1年半年続くドラマが特撮以外は大河ドラマのみで、若手育成は特撮の独壇場のため)、思えば、今のニュージェネレーションスターズの2回目に、ギンガ第1期の第1話放送、当時は予算もっと使え、おもちゃ売るためだけ、ディケイドとゴーカイジャーの真似とSNSが批判のラッシュでしたが、しかし少ない予算と制作時間で何とかウルトラマンを作るノウハウを確立して今の栄光があり、さらにギンガ第1期の形態は、後にアニメ版グリッドマンを産み、それがブレイク、さらに劇場版も制作されるほど、この10年は円谷プロとウルトラシリーズの復活と栄光の時でした。皆さんお元気で。
No.12186 - 2023/02/26(Sun) 20:34:04

帰ってきたウルトラマン 団時朗さん死去 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんおはようございます。
 昨日、大ショックのニュース、帰ってきたウルトラマンの主役、郷秀樹を演じられた俳優の団時朗さんが肺がんで亡くなられたと報じられました、また74歳、震度られません!
 毎日新聞余禄には、帰ってきたウルトラマンの怪獣使いと少年のことが載り、https://mainichi.jp/articles/20230325/ddm/001/070/136000c 
 団時朗さんは、モデルとしてデビュー、帰ってきたウルトラマンの前に資生堂の男性化粧品MG5のものに抜擢されてもそして71年に帰ってきたウルトラマンの主役、今のように、イケメン俳優がヒーローに抜擢された最初の例、その後も、スーパーロボット・マッマバロンの博士、少年探偵団の怪人20面相、ロボット8ちゃんでは何と榊原るみさんと共演、平成になっても戦隊シリーズ、ハリケンジャー、リュウソウジャーに準レギュラー、リュウソウジャーでは、脚本の荒川稔久さんが帰マンのファンで帰マンオマージュをして、活躍されていました。
 実は、ウルトラシリーズで主役俳優の訃報は、アニメ版を除くと初めてのことで、SNSは衝撃を受けたたくさんのファン、関係者の発信で溢れました。帰マンが初のリアタイ世代のウルトラマンの方も多いのです。円谷プロは、帰マン最終回をYouTube発信するそうです。日刊スポーツには榊原るみさんのコメントも載りました、https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202303240000462.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp 奇しくも本日のウルトラマン、ニュージェネレーションスターズは帰マン37,38羽のオマージュ話、ツイッターで団時朗さん追悼の発信もありました。
 そして、7月からの新作ウルトラマンは4月21日に正式発表とのこと、動画も一部配信されています。
 この他、円谷プロとTBSの提携の発表、グリッドマンユニバース公開、最近のウルトラマン、円谷プロは破竹の勢い、今月も姫路の住宅展示場にイベントに行き、毎月こういうイベントがあり楽しいです。寒暖の差が激しいです、皆さんお元気で。
No.12187 - 2023/03/25(Sat) 09:39:30

Re:ウルトラマンの星 / レイゴ管理人 [地球外]
棺桶のジョーさん、藤子さん、みなさんこんにちは。

私も、帰ってきたウルトラマンの団さんの悲報を聞き、大変ショックです。

メビウスの五十嵐さんがダイエットに成功されたニュース、コスモスの杉浦さんのお子様のご卒業のニュースに、ほのぼのとしておりましたところにこの悲報でした。

確かに順当に年は取ってきますが、まだまだこれからの方でした。
とても残念ですが、ウルトラの星で人類の平和を祈って頂ければと思います。

帰って来たウルトラマン、本当に夢と希望をありがとうございました。
また、会いましょう。
No.12188 - 2023/03/25(Sat) 15:21:04

2023年新作ウルトラマン ウルトラマンブレーザー登場 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんおはようございます。すでにご存じの方も多いと思いますが、昨日円谷プロから7月からの新作ウルトラマン、ウルトラマンブレーザーが発表されました。
https://m-78.jp/news/post-6706 
 この、ウルトラマンブレーザーという名前は登録商標で今年初めくらいからSNSで上がっていたもので、さらにウルトラマンデッカー劇場版のネット配信のラストにプロフィールはありましたが、昨日正式発表、そして異例なのは、主人公が防衛チームの隊長であること、過去にはすでに昭和で、レオではモロボシ・ダンが隊長、またメビウスの最終回ではサコミズ体調がゾフィーという例がありましたが、いずれも主役ではなく、そのヒルマ・ゲント隊長を演じられるのは蕨野友也さん、1987年生まれ、ウルトラシリーズのテレビシリーズでは主役が30代なのは初めて(ULTRAMAN2004では別所哲也さんが30代で主役、またシン・ウルトラマンでは斎藤工さんが当時30代で主役であったものの、テレビシリーズでは初、仮面ライダーだと響鬼にて細川茂樹さんが30代で主役になり話題でしたが、ウルトラマンでは初)、これ、SNSでは最近のウルトラマン、特にトリガーとデッカーはティガとダイナの焼き直しとか陰口もありましたが、ニュージェネレーションシリーズは過去の作品にないものをやれて、これは11年も新作を続けているため、素晴らしいです。また、トリガー、デッカーがニュージェネレーションティガ、ダイナのために、新作はニュージェネレーションガイアと見られていたのが異なり、さらに仮面ライダージオウみたいなイベント作でもなかったのは意外でした。
 メイン監督は田口清隆さん、ギンガS以降ウルトラマン監督の首位打者、2020年のゼットの大成功は記憶に新しく、さらにトリガーで脚本書かれた小柳啓伍さんがメイン脚本、そしてビックリは海外展開、中国、香港、台湾、タイ、マレーシア、インドネシアでほぼ同時に現地の言語で放映!これは、パワーレンジャーなど少し遅れて、また仮面ライダーやガンダムも1年程度遅れてアジアで放映ですが、今回は同時に放映、今、アジア圏、特に中国でのウルトラマンの人気が高いため、ウルトラマンは国民的なヒーローどころか、国際的なキャラクターになりました。
 また、ゴールデンウィークには、兵庫の住宅展示場でウルトラマンの集中イベントがあり、ただ地元神戸だと小学生以下の子連れ限定のため、加古川や姫路のものに行きます。すでに、先週阪神競馬場でセブンとデッカーのイベントがあり、大雨のためショーは中止、写真撮影会のみでしたが満足でした。こういうイベントはウルトラマンのものは昨年後半から激増、おそらくシン・ウルトラマンの大ヒットと、デッカーの好調のためでしょうが、ウルトラマンは国民的、国際的ヒーローになりました。
 寒暖の差が激しいです、神戸は夏を思わせる高温から気温低下、なかなか大変です、皆さんお元気で。
No.12189 - 2023/04/22(Sat) 08:17:38

ウルトラマンブレーザー詳報 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんおはようございます、夏になり、豪雨災害もありましたがいかがでしょうか。
 7月からのウルトラマンブレーザー、円谷プロ動画配信で概要発表になり(https://m-78.jp/news/post-6767  https://m-78.jp/news/post-6763 )、注目は、タイプチェンジが今想定されていないもの、これは平成以降では異例、ただまだ確定ではないものの、最近、特に仮面ライダーがほとんど毎週新しいタイプの出てくる今、これは異例、これはタイプチェンジは、商業主義とよく批判されるものの、それ故にうまく財政面でうまくいっている(ここ10年、円谷プロは赤字なし)は大事です。
 さらに、発表で、新規造形の怪獣が多いこと、ともかくコストの点で、過去に使った着ぐるみの再利用は(これは初期から、ペギラ→チャンドラー、ましてやゴジラ→ジラースなどあり)必須で、これもSNSで批判のものもありましたが、どうやら近年のウルトラシリーズの売れ行きは快調、さらに、ウルトラシリーズの人気は日本国内よりアジア圏とアメリカで爆発物、中でも中国は最重要市場なので、それらを想定してのものだと思われます。
 ともかく、この1,2年のウルトラマンの人気の拡大は、昨年のシン・ウルトラマンの大ヒットで加速、今年は1月以来、住宅展示場でのウルトラマンのイベントに何度も行き、いずれも長蛇の列、僕みたいな大人だけの参加、3,4歳のお子さんを連れた親子連れももちろん多く、中では、3歳のお子さんの親御さんと会話、何とウルトラシリーズ、ウルトラセブンのBSプレミアム再放送でファンになり、昭和ウルトラのファンだという方もいてビックリ、神戸三宮センタープラザのフィギュア店でのウルトラマンのグッズのスペースも拡大、そして新作ブレーザーは、何と第1話の放映前に兵庫県の住宅展示場のイベント、写真撮影会もあり行きます。
 ブレーザーは第3話に人気声優の関智一さんもゲスト出演、ともかくネットでこれほどウルトラマンの話題が炸裂するのは異例、昨年のデッカーは大人気で、イベント用の着ぐるみをたくさん作れて、デッカーの出るイベント、昨年9月以来8回ほど行き、イベントでウルトラマンの人気はスゴイです。これからまた猛暑です、皆さんお元気で。
No.12190 - 2023/06/17(Sat) 09:20:40
ウルトラマンデッカー 第21話 繁栄の代償 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:足木淳一郎、監督:田口清隆

(1) 2年連続、田口監督の回で過去ヒーロー登場
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。実は本日、阪神競馬場にウルトラマンのイベントがあり、行ってきたところです。
 今回はウルトラマンダイナ客演、それも未来から来た設定で、ダイナのジオモス登場の回に客演、ダイナのオリジナルBGMを使用、昨年はティガがトリガー世界に登場、これも田口さんの監督の回で、田口さん、らごんさまは実相寺テイストでしたが、今回は正統派怪獣映画の構図、防衛チームとウルトラヒーローのコラボ、エネルギー充填120%というのはヤマトへのオマージュ、様々な特撮やアニメのネタが詰まった名作、地上戦や様々なバトルの要素、全編戦闘シーンのもの、素晴らしいものでした。
(2) ウルトラ名物?科学技術の暴走
 今回はSプラズマ増殖炉、民間企業のヒヤマ会長が、スフィアの死骸を利用して、光速に近いものを出すものの、これは2年前のゼットでのD4、敵の要素を利用して兵器にするもの、そしてこのシステムはアンダーコントロールなど、スフィアの力を利用するのは危険なことはウルトラシリーズや様々なヒーローものを知っていたらよくわかるもの、このように敵側の力を利用するのは、コスモスの末期でコスモスも苦戦したヘルズキングをロボット平兵器として使用して失敗など大変なことになり、今回も成功せず、失敗、そして結局敵側を利すると想像したらその通り、武力では平和は得られないテーマの展開、今のロシアによるウクライナ侵攻を見たら、これらはまだテーマとして現実のものを見ました。そして、今回はプラズマ炉は民間企業の開発、過去のこの手のものは地球防衛軍などの手によるもので、しかし現実にはこのような民間企業の開発は現実だとあり得て、そしてヒヤマ会長は、人類はスフィア打倒か共生か、GUTS-SELECTは確実にスフィアを倒す確証なし、ヒヤマ会長は毎度おなじみ科学技術に絶対の自信を持つというもの、もちろん、現実にも福島原発事故など絶対はなく、ただ、リュウモンもスフィアの利用はあり得るというもの、このような展開はSFの定番、いいものでした。
 そして、ヒヤマ会長は86%に増加させて、しかしスフィアは死んでいなかったというもの、これもウルトラシリーズやSFの定番、だから言わんこっちゃない、もちろん科学技術万能へのアンチテーゼ、見事でした。
(3) スフィアジオモス出現
 今回は、ダイナに登場したジオモスがスフィアジオモスとして登場、オリジナルのジオモスはダイナ35,36話の滅びの微笑に登場、冥王星探査の宇宙船をスーパーGUTSのクラーコフという移動要塞が救出したら、そこから地球にスフィアの襲来、クラーコフのマキシマエネルギーを持ち、亜空間バリアを展開、ダイナの必殺光線をことごとく跳ね返して一度はダイナを敗退させて、しかしその後マキシマのマイナスのエネルギーを注入するとバリアを敗れるとGUTS、スーパーGUTSが解析、両者がバリアを破壊。ジオモスはその後、今回のモデルであるネオジオモスに進化してダイナを苦しめたものの、GUTSとスーパーGUTSの援護でバリアが破壊されて、ダイナはそれで倒すものですが、今回もバリアを展開、さらにスフィアザウルスがまた登場、それもいくらでも出てくる!ようなタチの悪いもの、そして、スフィア地球を覆い、このままだと押しつぶされるもの、この手の展開は特撮・アニメでもいろいろありましたが、かなりおぞましい敵怪獣、スゴイデザインです。
 ヒヤマ会長は、この施設を守ってくれとリュウモンやカナタに懇願、この手の無責任人間もウルトラシリーズの定番、そして、ナースデッセイ号は一時撃墜させるのもショックでした。
No.12170 - 2022/12/10(Sat) 19:27:42

ウルトラマンデッカー 第21話 繁栄の代償 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) エヴァンゲリオンのヤシマ作戦を想起させるもの
 このままだと、スフィアのバリアが収縮、地球がやられるので早く倒さないといけない、しかし相手はスフィアジオモスとスフィアザウルス、これらを、Sプラズマはもう一度使用できて、196倍のナースキャノンで攻撃、それをスフィアザウルスとスフィアジオモスともに撃破、これはエヴァンゲリオンの第6話の、使途を日本全体の電力による砲撃で倒すものへのオマージュ(これに出てくる使途ラミエルのモデルは帰マン第35話「残酷!光怪獣プリズ魔」のプリズ魔)。作戦開始は明日の15時、これらもエヴァンゲリオンやSFものによくありました。
(5) アガムスの意向
 そして、カナタが弾切れで、それをアガムスが差し出すもの、これは70年代のドリフターズのギャグに通じるものですが、しかしアガムスは未来のバズド星に地球人がスフィアを連れてきて、と恨むもの。アガムスはヴィランとしてユニーク、ナースキャノンはスフィアザウルスを撃破したものの、スフィアジオモスは新たなスフィアザウルスを召喚!そして、カナタは変身しようとしても、ディーフラッシャーは光らず、アガムスはカナタが未来に絶望だから変身できないと嗤うもの、変身アイテムを持ちながら、変身できないパターンもあったものの、これは新鮮な展開でした。サブタイトルの、繁栄の代償、なるほどのもの、脚本が素晴らしい展開で満足です。
(6) ダイナ、未来から助太刀!
 カナタ、絶体絶命の時に、ダイナのオリジナルBGMに乗ってフラッシュタイプ登場、変身できないカナタの代わりにバトル、そしてストロングタイプになり、これはダイナがデスフェイサーとネオジオモスをストロングタイプで倒したものへのオマージュ、さらにダイナの登場のCGはダイナ初期のオリジナルへのオマージュ、ダイナ変身のCGは問題もあり、村石監督は採用しなかったものの、この25年でCGは大変な進化、驚きました。
(7) 何もしないで拓ける未来はない
 そして、カイザキ副隊長らはテラフェイザーの関節部分を攻撃、必死に援護して、カナタは何もしないで拓ける未来はないとして、ようやく変身できて、デッカーとダイナの共闘、デッカーはダイナミックタイプになり、ダイナと共闘、するとテラフェイザーにスフィアが取り付いたという展開、ダイナはウルトラフォーク(ダイナ第5話、ウイニングショットでシルドロンを倒した光線技)を使用してテラフェイザーの砲撃を封じて、撃退、そしてダイナとデッカーの共闘でスフィアジオモスを撃破、これは映画「ウルトラマンティガ&ダイナ」へのオマージュと思われて、カナタは、未来は誰にも分らないと悟り、ダイナと、デッカーのサムアップは燃えました。
 次回は、アガムスの過去のわかるもの、楽しみです。さらに、今回はミニチュアセットに凝った特撮、田口さんの特撮は素晴らしいもの、ゴジラの劇場版に匹敵する特撮は圧倒的でした。
(8) 追悼、池田憲章さん
 特撮ライター、SF映像評論家の草分け、池田憲章さんが亡くなられました。まだ60代のはずです。池田さんは、79年の朝日ソノラマのウルトラセブンのムック本の解説をはじめとして、特撮の解説に活躍、アニメックというアニメ雑誌(86年に休刊)で特撮ヒーロー列伝という連載をされて、当時80年代の特撮のしんどかった時代、特撮の啓蒙に尽力されて、そして平成ウルトラなどの登場後も活躍されて、数年前はSNSで交流もありました。今年も、特撮の立役者の皆さんが亡くなられるのは寂しいです、ご冥福をお祈りいたします。
(9) 阪神競馬場にウルトラマンのイベントに行きました
 そして、円谷プロのHPにて、阪神競馬場にウルトラマンデッカーのイベントがあると知り、生まれて初めて競馬場に行きました。兵庫県の宝塚市にあり、住宅展示場とは比較にならない大きさ、飲食ブースなどたくさんあり、親子連れがたくさん来ていて、僕みたいな大人のみもわずかにいて、子供たちを見ていたら、今のウルトラマンは大人気、おもちゃなどの売れ行きのいいのも納得できます。
 寒くなり、コロナ、インフルエンザもなかなか大変です、皆さんお元気で。
No.12171 - 2022/12/10(Sat) 19:28:19

ウルトラマンデッカー 第22話 衰亡のバズド  考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:足木淳一郎、監督:辻本貴則

(1) 追悼、水木一郎さん
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。エライ寒くなりましたがいかがでしょうか。
 今回は大ショックのニュース、アニメソングの帝王、水木一郎アニキが肺がんで74才にて亡くなられたと報じられて、未だに信じられません。ウルトラマンだとオーブ主題歌、その他多数の歌を担当、特撮では仮面ライダーの主題歌、X、ストロンガー、スカイと3作担当、そしてアニメは言うに及ばず無数の名曲、その数1200曲!中でも僕の永遠のアニメ、宇宙の騎士テッカマンの主題歌は最高、アニキもこの曲を気に入っていた模様、そしてアニキの歴史はアニメ・特撮の歴史そのもの、僕は両親ともにがんで亡くなり、二人ともがんと分かったときは手遅れだったので、がんと闘ったアニキ、本当に大変であったと思います。最後は先月、堀江美都子さんとのステージ、車いすで参加、今月の渡辺宙明さん追悼コンサートはドクターストップで出られず、しかしまだ信じられない、今週はラジオでマジンガーZを何度も聴きました。アニキの歌は、僕らファンの中で永遠に生きています。
 この他、漫画家の聖悠紀さん(超人ロックの作者)も亡くなられました。今年は特撮・アニメ界の功労者の皆さんがたくさん亡くなり(宝田明さん、村石監督、渡辺宙明さん、大森監督など)、寂しいです。
(2) アガムスの背景
 冒頭、アガムスが妻レリアと犬を散歩させて(この犬は足木さんのツイッター発信だと、足木さんの飼い犬だそうです)、バズド星は平和な星、スフィアに襲われても、この未来のデッカーとともに守り抜いたもの、しかしある時地球の宇宙船が来て、そしてスフィアに滅ぼされて、それで地球を恨み復讐にやってきたもの、その悪夢にアガムスは襲われて、このように、故郷の星を滅ぼされた宇宙人が地球に復讐にくる話は特撮・アニメに多数ありましたが、そして今回はムラホシ隊長とコンタクト(起動試験で怪獣に襲われたのは、これもエヴァンゲリオン3号機の形へのオマージュ)、それをカナタたちが援護、リュウモンはアガムスに照準を合わせて、アガムスはスフィアにとりつかれて、花、風などアガムスはつぶやき、ムラホシ隊長と再会、地球人に復讐のために敵であるスフィアの力を借りるもの、アガムスは各隊員のことを言及して、しかしカナタには言葉を濁して、地球人を憎む意味をムラホシ隊長は問い、アガムスはバズド星のことを語り、地球人は宇宙で遭遇したスフィアと闘い、そこにデッカー、ダイナも参加。そしてバズド星の科学力で地球も救えると思ったが、スフィアは標的をバズド星に変えて滅亡、地球人が来なければ、というもの、そして牽制のためにチャンドラーを召喚、チャンドラーは、初代マンの怪獣無法地帯に登場、レッドキングに一方的に敗退したもので、その後パワードにも同様の登場をして、テレビシリーズには56年ぶりの登場、そしてウルトラヒーローと初のバトル、のはずが、後半は出ず、メインはデッカーとテラフェイザーの闘いで、辻本さんはチャンドラー、またウルトラヒーローと闘わなかったと発信されています。このチャンドラー、おそらくゼットに出てきたペギラの改造、こういう着ぐるみ改造を見るのも特撮ファンの醍醐味です。
(3) 未来のバズド星ではデッカーとダイナが闘う
 そして、オープニングにダイナの名前もあったものの、未来のバズド星ではデッカーとともにスフィアと闘っていたもの、トリガーはティガの並行世界で、ティガの客演もあり、デッカーではダイナを意識というより、新たな展開を見せている模様で、素晴らしいものでした。しかし、アガムスはシゲナガ博士の怪獣操縦アイテムを使用、アガムスはGUTS-SELECTをおびき寄せてのもの、チャンドラーはカナタが誘導、ハネジローが防衛システムで撃退。ムラホシ隊長はアガムスに投降を求めて、しかしスフィアに手を出したアガムス、ムラホシ隊長はバカなことを、というものの、デッカーを倒すため、復讐は愚かなもの、これは無数の特撮・アニメのヒーローもので描かれたものですが、ズバットは表向き復讐のためでも、結局は正義のために戦ったわけで、本当に復讐しか考えないアガムスの虚しさを知りました。
No.12172 - 2022/12/17(Sat) 14:36:10

ウルトラマンデッカー 第22話 衰亡のバズド  考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) カナタの迷い
 イチカは、幸福と不幸の数は変わらない、地球人が幸せの分、バズド星は不幸だというものの、リュウモンはアガムスの逆恨みと指摘、しかし地球人が宇宙に進出で、バズド星が滅んだのではなく、カナタは、未来人デッカーが今も闘い、カナタも目の前のことを頑張り、立ち止まらないというのは納得、熱血ヒーローとしての成長は素晴らしいものでした。
(5) テラフェイザーとデッカーのガチンコバトル、カナタ対アガムスの死闘
 そして、アガムスはテラフェイザーを、マザーの力で、として、テラフェイザーは町に現れても、しばらく停止、するとスフィアに取り込まれて、一種のスフィア合成獣になり、アガムスはリリアに力をくれと語り、そしてカナタはデッカーに変身、今回は、シリーズで初めてテラフェイザーとデッカーの1対1のガチンコバトル、しかしテラフェイザーはスフィアの力を取り入れてパワーアップ、主役防衛チームにロボットは、ゼットでもあったものの、敵になり(ゼットのキングジョーは鹵獲したものをストレイジ仕様にしたもの)、ウルトラヒーローとロボットの闘いは、セブンとキングジョーの闘い以来かなり劇的なものになり、これはカナタとアガムスの決戦、デッカーはダイナミックタイプになり、地球を破壊するためにこんなことをしていいのかとカナタは問い、アガムスは復讐、インナースペースで変身前の主人公の意識の出る、ギンガ以降の形式をうまく生かして、アガムスはデッカーを倒すとその後のバズド星は生き残るとつぶやき、゜そして地下に落ちての死闘、まさに力を尽くした大変な闘い、スゴイものでした。そしてテラフェイザーはTRメガバスターを使用、デッカーはそれを跳ね返して、地下の廃墟での激戦、これはグリーンバックでCG合成の模様ですが、最後はカナタとアガムスの殴り合い、仮面ライダークウガの最終決戦、主人公五大雄介は泣きながら殴るものを想起させて、つらい闘いでした。
(6) 素晴らしい辻本特撮
 今回は第4〜6話以来の辻本さん演出、辻本さん、R/B以来凝った特撮をされて、今回もミニチュアセットにこだわり、これほどのクオリティの着ぐるみとミニチュアの特撮、シン・ウルトラマンのオールCGとは違う魅力があり、ミニチュアセットは、メビウスまでのものより小さめのもので背景をCGでやり、他方ミニチュアの車など使用しての特撮は見事、ニュージェネレーション初期、特撮はかなり苦戦していましたが、オーブあたりから特撮は本格化、田口監督が先鞭をつけて、そのほかの監督さんも見事なものをやってくれて、これほど素晴らしい特撮なら毎年半年だけでも不満はないです(ウルトラマンに限らず、映像業界は人手不足で、1年やるのは困難ですが、しかしこれほどのクオリティ、半年でも文句はないです)
(7) そして、アガムスは記憶喪失?
 デッカーが変身解除して、それをリュウモンが確認、しかし、リュウモンならカナタの正体は薄々勘づいていたはず、そして拘束されたアガムスは記憶喪失、この手の展開も特撮ヒーローものに多数ありましたが、あの復讐に燃えたアガムスの末路、何か悲しいものでした。
 そして、次回にラスボス登場の模様、ゼット以来、ウルトラシリーズはさらに発展、素晴らしいものでした。
(8) デッカー劇場版、神戸でも上映
 そして、デッカー最終章、旅立ちの彼方へ、は円谷イマジネーション配信だけでなく、劇場公開もして、トリガーのエピソードZは大阪のイオンシネマに見に行ったものの、デッカーは神戸のミニシネコンでもやってくれて、やはり映画は大画面で一度見てナンボのもの、期待しています。
 また、来年早々、兵庫県姫路市の住宅展示場にウルトラ6兄弟の写真撮影会があり、これは行きます。昨年は住宅展示場のイベント4回程度、今年は倍以上、ウルトラシリーズの進展は素晴らしいものです。寒い日が続きます、皆さんお元気で。
No.12173 - 2022/12/17(Sat) 14:37:03

ウルトラマンデッカー 第23話 絶望の空 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根元歳三 監督:辻本貴則

(1) カナタとアガムスの対話で続けるドラマ
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。大変な寒気で各地で大雪ですがいかがでしょうか。
 今回はラスト3部作、ラストの展開(ラスボス出現)は想像もつかないもので、しかし前半は、カナタが記憶喪失になったアガムスとの対話をするもの、これは昭和の刑事ドラマではお馴染みの、刑務所にいるものとのアクリル板越しの面会、前回の展開で、アガムスは記憶喪失を装っていたのではないかとの指摘がSNSにありましたが、どうやら本当に記憶喪失、しかしスフィアソルジャーを見て記憶を取り戻す展開、これは予想できず、拘束されたアガムス、それも点滴治療を受けながらのもの、どうやら、アガムスは本質には悪人ではなく、スフィアに侵略されて復讐に燃えたもの、その悪ではない本心を見ることになりました。
 カナタはアガムスと最も多く接して、その本心、悪ではなく、カナタを理解するものとしての意味を問うもの、アガムスからは反応せず、傷ついたものにいたわり、スフィアの意味を語り、ラスボスのマザーのこと、弱点は判明しているというので、これは最終回で生きる伏線。そして地球人は仲間だというもの、宇宙人と地球人の交流は、セブンの時から55年続いているもの、その延長線上に意味があり、レリアの死も忘れたもの、痛々しい、カナタとアガムスの対話に時間を取り、今回も辻本監督、見事な演出。特撮はもちろん、本篇もゼット以降素晴らしい仕上がり、まさにテレビによる怪獣映画のスケール。そして、カナタはアサカゲから言われた、善意は人を傷つけるを出して、カナタの話すときは、アガムスの顔がアクリル板に映り、しかし逆はそうではない、このシーンの見事さ、そして誰かを救いたい、守りたいは、ウルトラシリーズ、ヒーローものの真骨頂を見ました。
(2) サブタイトル 絶望の空
 ウルトラシリーズのサブタイトルで絶望が入るのはメビウスの第49話以来、しかし今回は重いものより、将来の展開に不安のもの、最終回に向けて見事なものを感じられました。
(3) カナタの正体を知ったリュウモンの判断
 前回で、デッカーの変身解除を見てカナタがデッカーだと知ったリュウモン、冒頭はリュウモンの描写、しかしそれまでの展開で薄々気づいていたもの、その他のメンバーも、ムラホシ隊長は月面の戦士で、カナタの正体を隠すハネジローにウインクで知っていたはずだし、イチカも第2話の段階で気づいていたもの、カナタは傷ついて、絆創膏を顔に貼っての、これは昭和のお馴染みの展開、そしてアガムスに話を聞くのはカナタが適任だと推薦、もちろん他のメンバーも了承、カイザキ副隊長は懸念するものの、これはみんなで生きようとするカナタの姿勢は評価されて、そしてリュウモンはカナタを心の底から信頼しているからのもの、後半の、要するにお前はウルトラマンになり戦えのものも素晴らしいものでした。
No.12174 - 2022/12/24(Sat) 15:40:27

ウルトラマンデッカー 第23話 絶望の空 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) アガムスの位置
 今回、昭和の刑事ドラマではお馴染みの拘置施設での面会、これはカナタ、本心、素顔のもので、そしてそれによりアガムスの方も本心になり、しかしアガムスはもちろん悪役ではなく、敵の存在でも、理解できる余地のあるもの、今回はそのアガムスとカナタの対話、異例なほど二人の対話に描写を集中、何か70年代の刑事ドラマを思わせるもの、サンテレビでは2年前から太陽にほえろの再放送をしていて、それによく出てくるシーン、カナタはまるで七曲署の刑事的な位置、スタッフは刑事ドラマファンの方もおられると思い、しかし後半の展開は想像もつかなかったものでした。
(5) スフィアソルジャー襲来
 しかし、二人の面会中にスフィアソルジャー襲来、アガムスの目に映るスフィアソルジャー(これはCG技術の進化でできたものもある)により、記憶を取り戻して、そして脱走、カナタが追い、こういうセキュリティはどうなっているというツッコミはよくあるものの、そんなものを吹き飛ばす昭和的な熱血ドラマは熱いです。そして、アガムスは守ることを否定、テラフェイザーを召喚、今回はテラフェイザーとのバトルはなく、スフィアのエネルギーを召喚、アガムスはスフィアと一体化、これ、ラスボスはテラフェイザーにスフィアソルジャーが取り付いてのものと予想して外れ、しかしこういち理由のある敵(悪役ではない)は、事情が分かるとなかなかつらいものもありました。
(6) デッカーとスフィア合成獣のバトル
 スフィアはエネルギーを吸収、バリアの拡大、GUTS-SELECTも窮地(GUTSホークの分離・合体も見事)、カナタは逃げ遅れた人を救おうとして、するとリュウモンはそれは俺がやる、お前はやるべきことがある、行けというもの、正体を知って、しかしそれを具体的に口にすることになく、互いの信頼のもとでコラボ、まさにこれこそウルトラマンシリーズの醍醐味、カナタとリュウモンは心底信じあっているからのもの、今回、1年ものだと2話くらいかけてやるものを駆け足のものもありましたが、納得でした。
 そして、カナタはテラフェイザーに対抗しようとして変身すると、スフィアレッドキング、スフィアゴモラ、スフィアネオメガスが一気に出現、これらはスフィアの手先、さらに電磁波でハネジローの操縦するGUTSファルコンも苦戦、ナースデッセイ号も墜落、デッカーはダイナミックタイプになり激戦、しかし3つの怪獣相手に大苦戦でも必死に戦い、3大怪獣の光線を盾で必死にはねのけて反撃、クライマックス、主題歌スフィアネオメガスは一刀両断、テレビシリーズで切断描写は(昭和のセブンのような描写ではないですが)久しぶり、辻本さんの特撮も素晴らしいもの、作り手さんは今の表現規制に必死で抵抗していいものを作ってくれています。
(7) サプライズ!宇宙からマザースフィアザウルス
 しかし、テラフェイザーはデッカーを攻撃、ダメージのデッカーは変身解除、カナタをリュウモンが支えて、ラストシーン、今回、ラスボスのマザースフィアザウルス出現は知っていたものの、前述のようにテラフェイザーが変形(ゼットのデストルドスみたいに)と思いきや、宇宙で前作のトリガーが戦い、アキトのことに言及、そこにマザースフィアザウルス出現、最近の作品のラスボスはかなりえげつない強敵、来年に結末は持ち越し(新年1回目は特別総集編)ですが、楽しみです。
(8) 来年前半のクロニクル
 来年前半のクロニクルは、ウルトラマンニュージェネレーションスターズに決定、来年はギンガから10年、ゼロから13年、これは、トリガー、デッカーとティガ、ダイナのニュージェネレーション版で、次作はニュージェネレーションガイアと多くのファンが予想したものの、少し異なり、しかしティガとダイナは続編で同一世界であったのに対して、ガイアは異なるので、どうやらニュージェネレーション10年の要素、ひょっしして仮面ライダージオウみたいなものかと思います。
 また、大ヒットしたシン・ウルトラマンのDVDは来年4月、円谷プロ創立60年の日に発売です。2022年はシン・ウルトラマンの大ヒット、それも国際的(アジア、アメリカでは早く見たいというファンが多い)なもの、デッカーの売り上げも好調ではあり、ウルトラシリーズにとって最良の1年でした。世界的にはロシアのウクライナ侵攻で大変、国内も大変で、コロナも収束せずですが、皆さんお元気で。


No.12175 - 2022/12/24(Sat) 15:41:34
ウルトラマンデッカー 第16話 君は君のままで 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:皐月彩 監督:中川和博

(1) 最初はギャグ、そしてシリアス
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。一気に寒くなりましたがいかがでしょうか。
 前回の怒涛の展開に続いて、今回は前半、怪獣スピニーをめぐる捕獲作戦、虫取り網を持ってTPUのメンバーが悪戦苦闘、女性が鍋で捕まえようとして失敗(昭和のギャグアニメ的なもの)、おばあさんが昭和的な家の軒先にいて、その前で帽子が外れて禿げ頭とか、そしてカナタ、イチカ、リュウモンが3人で虫取り網をもってスピニー捕獲と思って相手の頭に…というのは昭和ギャグ、70年代のドリフターズみたいなもの、ウルトラシリーズだと空からの贈り物的なネタがあり、最近の若手スタッフも実相寺さんの様式を意識したものもあり、しかしスピニーはバンドンの幼体(CGとミニチュアがうまく使われている)、後半のシリアス、そしてラストシーンのまさかの展開と、ともかく脚本が巧みで面白いものでした。
 そして、アサカゲ博士の正体や、未来人デッカーのことはカナタからムラホシ隊長ら聞いていて、連続ドラマとしの意味もあり、いいものでした。
(2) 人類が宇宙に進出しなければ…
 今回のテーマは、人類の宇宙進出を問うもの、人類が宇宙に出なかったらバズド星は滅びなかったのがカナタの気になり、これは昭和SFの定番、ウルトラシリーズではすでにQの、宇宙からの贈り物、火星に観測ロケットを送り込んだらナメゴンを送り返してきたもの、そして何よりウルトラ警備隊西へ、こちらもペダン星に観測ロケットを送ったら怒って報復、その後の闇に光る眼など無数あり、またガンダムは人類の宇宙進出と宇宙戦争のテーマ、アガムスは人類が宇宙に進出しなかったらというもので、カナタがトラウマ、ゼットで、ハルキが闘う理由を求められたものにも似て、こういうことはウルトラシリーズの定番で納得でした。
(3) カナタとリュウモンのすれ違いと連携
 今回も、カナタはウルトラシリーズの主人公として異例な芸人?的なキャラクターを持ち、シリアス系のリュウモンといい意味で衝突するものがあり、スピニーは途中から火を吐き、捕獲から駆除になる展開、カナタとリュウモンの関係はトリガーのケンゴとアキトに通じるものもあり、いい仲間、いいチームで、発砲をためらうカナタの意味(スピニーの目と、アガムスのものが同一というもの)や、リュウモン、イチカのいうことも理解できて、一人でダメなら仲間がいる、当たり前のもの、ヒーローものでは昭和から無数にあった展開で、この10年のシリーズの進化は素晴らしいものがありました。
 そして、スピニーの目指すのは新種の鉱石によるもの、地層から鉱石を発掘して、鉱石に到達すると大変なことになるというもの、そしてカナタも立ち上がり、こういう挫折を経て立ち上がる主人公はウルトラシリーズだけでなく、ガンダムのアムロら多数の例があり、SFの定番で見事なものでした。
No.12156 - 2022/10/29(Sat) 14:20:09

ウルトラマンデッカー 第16話 君は君のままで 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) お待たせ、ハネジロー
 そして、スピニーが巨大化、バンドンになり、着ぐるみはセブンに出たものの系統、バンドンも様々なものがあり、スピニーが一つ頭から双頭になる展開はサプライズ、しかし火炎攻撃はえげつなく、しかしカナタたちのピンチにGUTSホーク登場、ハネジローの修理が終わり、ヒーローものの定番ですが、これは見事でした。火炎攻撃で戦闘機が撃墜ではなくカナタたちを守るもの、カナタとハネジローは漫才コンビ的なものと、バディヒーロー的なものがあり、もちろんハネジローもGUTS-SELECTメンバーの一人、伝統的なものと、新鮮な展開を併せ持ったいいものでした。
(5) 初代バンドンを意識した演出、そしてバトル
バンドンは巨大な石をもってカナタを押しつぶそうとして、これはセブンの最終回前編、バンドンが弱ったセブンを石で押しつぶすシーンへのオマージュ、そして押しつぶされたと思ったらカナタは変身して対抗、これもヒーローものの定番、昭和からの流れですが、この展開なら正体バレバレ(もうみんな知っている模様もあるものの)、バンドンは鉱石からエネルギーを得ている模様、かなりの強敵、そしてダイナミックタイプになり、監督の中川さんは若手ですが、新鮮なものをやってくれて、若いスタッフ(昭和ウルトラをリアタイ視聴で知らない世代が大半)がいいものをやってくれて満足です。
 こうして、仲間の力で敵を倒す、オーソドックスなヒーローものの展開は素晴らしいものでした。
(6) サプライズ!ムラホシ隊長に事情聴取
 そして、バンドンを倒して帰還すると、何とTPU上層部がムラホシ隊長に事情聴取というもの、隊長が眼鏡を外して拭いている、こんなシーンはヒーローものでは異例、予告を見たらメトロン星人(それもマルゥルとは異なる上官)が現れる、前回の展開も前代未聞&サプライズ、何が起きてもおかしくない展開、過去には80でオオヤマ体長が殺人の容疑をかけられたものがあり(必殺!フォーメーションヤマト)、どういう展開になるか、これは楽しみです。
 11月は再びケンゴ、トリガー登場、さらにあのヤプール人も何度目かの登場(https://www.cinematoday.jp/news/N0133274 )、デッカーも売れ行き好調な模様で、今後も楽しみです。
(7) 神戸の住宅展示場でのウルトラマンデッカーのイベントに行きました
 そして、今年は住宅展示場などでのウルトラシリーズのイベントラッシュ、地元の西神中央にある神戸最大の住宅展示場に、初代マンとデッカー、セブン、ゼロが来ると言うので行きました。神戸の住宅展示場でのウルトラマンのイベントは2019年夏以来で、たくさんの親子連れと、大人だけの参加もあり、住宅展示場のスタッフの方もビックリ、写真を撮りまくり、本当に良かったです。来月は今年3度行った加古川の住宅展示場にオーブが来るので行きます。コロナも収まり、こういう住宅展示場のイベントは8月以来毎月あり、場合によっては参加した子供たちにおもちゃのプレゼントもあり、イベントで人気を盛り立てる様式確立、見事です。
 この冬は寒いみたいです、皆さんお元気で。
No.12157 - 2022/10/29(Sat) 14:20:49

Re: ウルトラマンデッカー 第16話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
ホヤが飛んでる〜!と思ったらパンドン!!コメディ気分が一気に吹き飛ぶ展開、吹っ切れないカナタ、しかし答えは「仲間と共に闘う」しかありません。修理が終わったハネちゃんも飛んできて、フォーメーションデルタ引き継いでもらい、デッカーとして参戦、撃破。しかし帰還すると重い空気。ムラホシ隊長が事情聴取されるとのこと。それはそうでしょうが…。彼はどこまで語るのか。ミツクニからのトップシークレットを預かっているとか。それと、ハネちゃんのことも心配です。人間臭くなるということは、トラウマを持つこともあり得ると思ってしまいました。ある漫画に心を病んだコンピュータが出た事があるのですが、診断することになった女性が一言、「ある程度パーなのが優秀ですよ」。ハネちゃん、アガムスに利用されたことは気にせず、あなたも「君は君のままで」いて…。
それでは今日はこれにて失礼致します。皆さんも風邪を引かないように気をつけてくださいね。
No.12158 - 2022/11/01(Tue) 16:40:43

ウルトラマンデッカー 第17話 過去からの調べ 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:継田淳 監督:中川和博

(1) 前代未聞の隊長の疑惑追及
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。寒くなりましたがいかがでしょうか。
 前回ラストで、ムラホシ隊長が宇宙人のスパイと嫌疑をかけられるもの、過去に隊員が疑惑(セブンの、消された時間でダンが疑われた、あるいは帰マンの地獄からの誘いで上野が殺人犯と疑われたなど)ことはあるものの、今回はアガムスのことで、ムラホシ隊長が宇宙人に好意的(ピット星人やグレゴール人)で嫌疑、で、局長というのが何とメトロン星人!カナタが、マルゥルの大きくなったものと間違えるギャグは、これは吉本新喜劇というよりドリフ的なもの、そしてナイゲル局長は声が女性!そして、ゴメス(S)が出ても防衛都市なので大丈夫というもの、これは日本のお役所仕事(悪い意味で)や、また戦前の日本軍のやり方、しかしナイゲル局長は最後は非を認めて、ムラホシ隊長の部下に敬意、今回はオチはわかっていても、面白いものでした。デッカーはダイナへのオマージュだけでなく、最近のウルトラシリーズのドラマ性重視のものをやってくれて、面白い展開でした。
(2) デッカー世界では宇宙人が多数いるものの…
 デッカーの世界だと、ピット星人や、何より前作よりマルゥルのメトロン星人がいて、他方今回は1年ぶりにヒュドラムがクローズアップされて、宇宙人がいても、タイガのような敵視ではなく、仲間の展開(グレースがレッドキング相手に立ち向かい、ウルトラマンと思われる点など)、しかしやはり、アサカゲ博士が敵であったのはTPUには重大事項、そしてムラホシ隊長がアガムスの仲間と疑われるもの、これも戦前、スパイと疑われて、沖縄だと沖縄の方はそれで日本軍に殺された例もあり、ナイゲル局長はこの点、歴代のウルトラシリーズの問題軍人(帰マンの岸田長官、エースの高倉司令官、グレートのブリューワー将軍、ダイナのゴンドウ・キハチ参謀など)に類似、途中でハネジローに音楽を流してくれというのは、シューベルトの未完成交響曲の出だしですが、まさかメトロン星人がこのような査問組織の局長とはビックリ、そして取り調べ、ムラホシ隊長の眼鏡にナイゲル局長の映るのは定番ですが、実相寺的な映像を若手監督さんもやってくれて、見事なものでした。ナイゲル局長は感情に流されないというのは初代のあのナレーションへの皮肉でしょう、面白いものでした。
 メトロン星人の初代は、人間の信頼につけこんで地球侵略のものでしたが、今回は隊員同士の信頼があり、そしてナイゲル局長は信頼よりデータを信じるというのは何とも愉快でした。さらに取り調べの部屋は夕日を意図した演出、ウルトラシリーズはつくづく夕陽が合う、です。
No.12159 - 2022/11/05(Sat) 14:14:03

ウルトラマンデッカー 第17話 過去からの調べ 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(3) ゴメスの巨大化、実質ゴジラvsウルトラヒーロー
 今回、ゴメスが出現、しかしナイゲル局長は既存の設備で対応できるとして、カイザキ副隊長は巨大でGUTS-SELECTの力が必要だと指摘、ムラホシ隊長は指揮権なし、アガムスの協力者だと疑い、これはお役所仕事、今のコロナ禍でもたくさん見た、前例がないと何もできない、戦前の硬直した組織に対する皮肉、もちろんこれは太平洋戦争の反省から生まれたゴジラ、ウルトラマンの定番(80で、オオヤマ隊長が殺人容疑で同様の例あり)ですが、そして既存設備で対処できず慌てる展開は、コロナ禍、あるいは今のウクライナ侵攻で想定外のことになり、何もできないお役所仕事への皮肉でしょう。
 ゴメスはニュージェネレーション常連ですが、ゼットだと身長15mの小さいもの、しかしエックスの15話だとゴジラを思わせる強敵(あの時はどさくさ紛れにゴジラの声で鳴いた)、今回もゴメスをゴジラに見立てての、ゴジラとウルトラヒーローのバトルを想定したもの、ウルトラシリーズは怪獣をCGではなく着ぐるみとミニチュアでやっていて、シン・ウルトラマンだとオールCGでしたが、やはり着ぐるみとミニチュアの怪獣映画は円谷英二監督以来の伝統のもの、怪獣映画は今や大ヒットコンテンツ(来年ゴジラ実写国内新作7年ぶり)でも、テレビ特撮は着ぐるみ主体、その中でウルトラマンはミニチュアとのものは不滅です。また、監督の中川さんはゴジラフェスティバルの演出もされて、ゴジラ=円谷英二さん以来の怪獣特撮の真骨頂、素晴らしいものでした。
(4) リュウモンの記憶で大逆転
 ムラホシ隊長が嫌疑をかけられたのは10年前、ヒュドラム、メツオロチ襲来時に少年を助けたというものの、しかしそれで謹慎処分、その少年は行方不明、そしてそこでリュウモンがTPUのメンバーに助けられてGUTS-SELECTに入ったという設定が生きてくるもの、これはヒーローものだけでなく、刑事ドラマでも、主人公の潔白を周囲が晴らすのは70年代の展開、リュウモンがムラホシ隊長から託されたTPUのワッペンを持っていた、70年代のドラマの定番ですが、僕ら70年代の特撮ヒーローや刑事ドラマを見たものには最高の展開でした。
(5) そして、GUTS-SELECT再起動
 ゴメスの蹂躙(おそらくスフィアが黒幕、根拠はないものの、ダイナのゴルザ2と同様)に対して、GUTSホーク、ファルコンでカナタら出撃、そしてカナタは変身するものの、夜空の月をバックにいわゆるぐんぐんカット(巨大化の効果)があり、これはCGでも実にカッコいいもの、監督の中川さんは若手でも、大活躍、特撮は一時低迷していたものの、今やヒーローと言えば特撮、そして着ぐるみバトル。カナタは前回のバンドンとの戦いで左腕負傷でも、気合いだというもの、これも70年代のヒーローものの定番、しかし、最初にリュウモンは、カナタがデッカーだと1000%あり得ないというものの、内心は気づいている模様(デッカーの腕の傷、バンドンのものと認識)でも共闘。そしてムラホシ隊長復帰、ナースデッセイ号バトルモードで、デッカーと共闘してのゴメス撃破、最後はムラホシ隊長に花を持たせるなど、素晴らしいものでした。
(6) 大団円
 最後、ナイゲル局長はムラホシ隊長にいい部下をもったなぁというもの、これも70年代の特撮ヒーローや刑事ドラマの定番、またナイゲル局長はカナタの正体に気づいたのかもしれません。そしてハネジローは音楽を流していて、最後にエルガーの威風堂々(一時、アニメ「あたしンち」の主題歌)でオーバーでしたかというと何とエンディングテーマ、そうなるかとビックリ、今回もデッカー、素晴らしいものでした。
 次回は特別総集編、テラフェイザーのことで特務3課も疑われるもの、この分だと最終回は来年1月、これはひょっとしたら正月にグッズを出すのかもしれませんが、楽しみです。
(7) ゴジラ、2023年に国内実写新作公開
 そして、一昨日11月3日はゴジラの1作目の公開の日で、来年の11月3日に山崎貴監督による新作ゴジラ公開、ゴジラは2016年にシン・ゴジラの大ヒット、その後アニメ版もあり、また2019年と2021年にはハリウッド映画阪もありましたが、国内で映画は久しぶり。今年のシン・ウルトラマンもアジア圏で大ヒット、楽しみです。
(8) モノマガジンにウルトラセブンの特集
 さらに、11月2日発売の雑誌、モノマガジンはウルトラセブンの特集、それも大変なもの、昭和のムック本を超えるものすごい内容、さらに日経トレンディにもウルトラマンと仮面ライダーの特集、今年のウルトラマンや特撮の出版の勢いは記憶にないほどスゴイもの、セブン55周年もあり、セブンというと、神戸三宮のフィギュア店で、昭和のセブンの貯金箱ビンテージものを3000円ほどでGET、今年はウルトラマンルネサンス、特撮ルネサンスです。コロナ再燃とインフルエンザも危惧されます、皆さんお元気で。
No.12160 - 2022/11/05(Sat) 14:15:07

Re: ウルトラマンデッカー 第17話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
独房の中、電気もつけずに立っていた隊長。あのときの少年は行方不明。つまり生死不明。ちゃんと保護されるまで見届ければよかった、どうか生きていてくれと、10年間祈り続けていたのでしょう。リュウモンが名乗り出てくれたとき、全てが報われた気分だったのではないでしょうか。嫌疑が晴れるかどうかは二の次で。その後、ナースデッセイ号で鮮やかに敵を倒す姿には惚れ惚れしました。ゾフィーが言っていた「肩を並べる日」も遠くないかも知れません。
では、今夜はこれにて失礼致します。
No.12161 - 2022/11/11(Fri) 23:29:26

ウルトラマンデッカー 特別総集編2 テラフェイザーの脅威 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
構成:足木淳一郎、演出:村木祐介

(1) いい意味での漫才総集編
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ感染者微増なかなか大変ですがいかがでしょうか。
 今回は特別総集編その2、テラフェイザーのもの、前回に続いてホッタ・マサミチとマルゥルが出て、テラフェイザー、そしてアガムスの件でホッタもあのナイゲル局長に取り調べ、しかしあなたはただのオッサンだというもの、このホッタ、技術者ですが、しかしマルゥルと組むといい漫才コンビ、過去の作品、ゼット、トリガーだけでなく、映画「ティガ&ダイナ」も網羅、マルゥルは面白いキャラクターで、ジードのベガ以来、このようなマスコット宇宙人が定番になり、そしてクロニクルDでデバンと組んだ意味があり、このホッタ、まじめな技術者ですが、総集編だと漫才的なものも見せてくれてよかったです。デッカーでは、カナタとハネジローが漫才コンビ、そしてマルゥルは前回、トリガーがケンゴの変身だと口を滑らせて、今回はミツクニが別次元から来たと口を滑らせて、これはカナタがマルゥルに正体をしゃべってしまった、70年代のドリフターズネタ、あるいは昭和の吉本新喜劇的なもの、そしてテラフェイザーの脅威という観点を、防衛チームとロボットから描いて楽しいものでした。
 DG001の意味、マルゥルはDがデッカー、Gはジェノサイド、つまりデッカー破壊のためのメカという指摘、対立するキャラクターが主人公側にいて敵対する武器を作る展開はSFアニメではいくつかありましたが、今回は味方だと思っていたアサカゲ博士が敵対勢力、それが特務3課にも波及というのは納得です。
(2) メカは操縦者で正義にも悪にもなる
 そして、テラフェイザーが悪用されたもので、ホッタが、ロボットに意思がないのでは使うもので正義にも悪にもなると発言、これは巨大ロボットのルーツ、鉄人28号、主題歌にもリモコンが敵にわたると悪魔になるというものに通じて、ウルトラマンではトリガー8話の展開があり、ティガのGUTSよ宙へ、にてホリイが、マキシマ砲、科学は使うものの位置で決まるという通り。この原則は、鉄人だとリモコンが敵にわたる展開は、鉄人は5つのテレビシリーズで共通している(鉄人28号はテレビアニメが5作あるものの、全然異なる設定、ストーリーでリブート以上のもの)ものの、80年の太陽の使者だと、リモコンが敵にわたる展開は、当時ガンダムのブームで、マジンガーZ以降のものが敵にわたる展開は少なく、当時のアニメファンは驚き、しかし、テラフェイザーは正義の用途のものが悪用されたもの、デッカーの世界ではショックなものであった模様ですが、現実社会でも、科学技術は悪用されたら大変なことになるとたくさんの例があり、ウルトラシリーズは社会風刺、そして文明風刺の観点は56年の歴史で貫かれて、貴重な観点でした。
(3) トリガー、ゼット、ダイナ次元の紹介
 そして、ロボットを使う防衛チームとして、ゼットの特空機、ナースデッセイ号と紹介、さらにティガ&ダイナ、マルゥルの愉快な会話、何せホッタとマルゥルは最高の漫才コンビ、トリガーのサタンデロスのこと、24年前のデスフェイサーの特撮は今見てもスゴイもの、つまり今は24年前の映画並みの特撮をテレビで定常的にみられて、そしてダイナが肉弾戦でデスフェイサーを倒したのは今見てもスゴイもの、ウルトラシリーズの歴史を見ました。さらに、テラフェイザーとデスフェイサーの関係もいずれテレビシリーズで明かされるのかも知れません。マルゥルはムラホシ隊長をムラちゃんという結果、今後も楽しみです。
 来週は超獣出現、ひょっとしたらヤプール出現かも、面白そうです。
(4) シネマトゥディに森次晃嗣さんインタビュー
 ウルトラシリーズ56年で、様々なメディアに取り上げられて、シネマトゥディに森次晃嗣さんのインタビューがありました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6fa12a93c12fb60107c0ccd1978684c969d8048?fbclid=IwAR003o6B_xwthf9yWplgl_6lVfdt6tcVuk7wbjr7rOQCz7WwA9wPmbUzLMU セブンは先月加古川と神戸の住宅展示場に来たものですが、僕らオールドファンだけでなく、小さいお子さんにも大人気、素晴らしいものです。
(5) 円谷プロの業績絶好調
 ウルトラシリーズを制作する円谷プロの業績、事業収入が67%増加など大変な勢いです。
https://gamebiz.jp/news/359544?fbclid=IwAR2nX4_XlMcefuBsPZnFG9dGePRGcd0fVI134g8vt_UFJppjyEc39Vps8Mk 
https://gamebiz.jp/news/359515 
 これは、中国でのウルトラマン人気が大変なことがあり、そしてシン・ウルトラマン大ヒット、何より親会社がフィールズから円谷フィールズホールディングスという名前、つまり親会社に「円谷」の名前が復活!ほとんどの日本人が「円谷」をちゃんとつぶらやと読めるのはもちろんウルトラマンのため、円谷プロのHPにも毎日新グッズ登場、本当に頼もしいことです。
 先週はまた加古川の住宅展示場にオーブのイベントに行きました。寒暖の差が激しいです、皆さんお元気で。
No.12162 - 2022/11/12(Sat) 14:40:14

Re: ウルトラマンデッカー 特別総集編その2 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。すいません、また忙しくなりましたので欠席致します。皆さんもお身体に気をつけてくださいね。
No.12163 - 2022/11/18(Fri) 15:27:38

ウルトラマンデッカー 第18話 異次元からのいざない 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:ハヤシナオキ、監督:坂本浩一

(1) オリジナルヤプール人、50年ぶりに登場
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ感染拡大、インフルエンザも流行ですがいかがでしょうか。
 今回もサプライズの連続で、悪役はヤプール人、エースのレギュラー悪役で、しかしエース本篇では全滅せず、タロウのベムスター編に再登場し、平成以降ではメビウスに再登場して頻繁に出ているものの、しかしタロウ以降の出現はいわゆる巨大ヤプール、ヤプール人の全合体の姿ではあり、エースに出てきたオリジナルの姿で出てくるのはエース本篇以来50年ぶり、これは着ぐるみにCG処理をしたものですが、相変わらずやることが汚く、カナタに化けての暗躍、そしてラストの展開は想像もつかないもの、ヤプール人、悪役の中の悪役です。
 冒頭、アガムス(アサカゲ博士)をTPU隊員が確保しようとして、ヤプール人が助けて共闘、ヤプール人は本当に卑劣なやり方をやり、自ら悪魔と呼ばれていると、まるで卑怯なことが誇りのようなもの、しかしこのようにかつてはカナタたちの仲間であったアガムスと共闘をするのは汚いもの、えげつない悪役で、そして超獣を操るもの、ただ今回登場したアリブンタは、エースの第5話で初登場、その際にはヤプール人の仲間のギロン人に操られたもの、オリジナルのヤプール人に操られるのは初めて。アリブンタは以降、ニュージェネレーションシリーズではビクトリーファイトやオーブ、R/Bに出て、今回は強力な蟻酸を使用するなど、オリジナルの設定を生かしたもの、監督は坂本さん、次回でまたトリガーとの共闘があるからでしょうが、見事なハヤシナオキさんの脚本に感服です。
(2) アガムスの位置
 冒頭で、アガムスがさまよい、人類が宇宙に進出しないと自分の星は滅びなかったというもの、ウルトラシリーズではヤプール人のような極悪のものと、わけのある怪獣、敵側のキャラクターがいてアガムスはもちろん後者、そして復讐のためにカナタ、デッカーを手にかけようとするもの、しかしカナタはアスミ・デッカーからアガムスを助けてやってくれと言われて、アガムスは理由のあるものと理解、それはGUTS-SELECTのメンバーも同じ、しかし、アガムスはどうやらヤプール人が超極悪とは知らない(この地球にはそれまでヤプール人は現れていない)模様、興味深い展開でした。そして、アガムスをカナタが配慮するものの、隊長は捕まえるのはカナタの任務ではないというのはなるほどでした。そして、アガムスのこと、リュウモンはそれがひっかかるのかと問うものの、未来人デッカーはアガムスを救ってやってくれ、自分たちを憎むものを救うのは大変、しかしケンゴはそれをやったという意味は、ウルトラシリーズ56年の伝統を感じさせました。
(3) 偽主役、久しぶりに登場
 そして、カナタたち3人は地盤陥没の場所の調査に来て、しかしカナタは異次元空間に引き込まれて、代わりにヤプール人の化けた偽物出現。偽のウルトラマン(あるいはそれに準じるもの)は多数いたものの、悪役が主人公に化けたのはセブンのゴドラ星人がダンに化けたことがあるくらい、そしてリュウモン、イチカたちを陥れようとするもの、悪役のやり方に、悪もここまで来たら立派、です。そして、本物のカナタを、イチカがぶって判別というもの、これは昭和のロボットアニメにあったと思い、昭和テイストの展開はなるほどです。
No.12164 - 2022/11/19(Sat) 14:22:24

ウルトラマンデッカー 第18話 異次元からのいざない 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) カナタとアガムスの対峙
 カナタは異次元空間でアガムスに対峙、アガムスはカナタ個人を恨んでいないというものの、しかしカナタは目障りというもの、デッカーのダイナミックは未来にないもの、母星を滅ぼされて、しかしそれでカナタ一人を恨むのは問題、そしてアガムスを理解しようとするカナタ、これは歴代のウルトラシリーズの主役はみんなこういうもの(復讐は何も生み出さない)ですが、改めてカナタは立派、それを悪用するヤプール人の卑劣さにはビックリです。
(5) 怪獣より強い超獣
 そして、アリブンタは、オリジナルの蟻酸攻撃でGUTSグリフォンを撃墜させるほど、さらにかなり強力、坂本さんが超獣を演出させるのは初めてですが、圧倒的に強い超獣の描写はすごいし、今年のエース50周年の記念に素晴らしいものでした。ミニチュアセットを多用しての特撮は素晴らしい、やはりオールCGだけでなく、アナログ特撮をCGで補強する今のウルトラシリーズの特撮は最高です。
(6) オリジナルのリスペクトバトル
 そして、テラフェイザーも出現、デッカーをアリブンタが押さえ込んで、それでリュウモンたちは攻撃できず、そこにテラフェイザーがTRメガバスター使用になり、しかしデッカーはミラクルタイプになり逃れて、さらに分身してアリブンタ、テラフェイザーと対決、この分身は、ダイナの、ミジー星人の怪獣ガラオンの場合はその分着ぐるみを複数用意してのものでしたが、今回は着ぐるみは一つのみで、どうやらデジタル合成でやっている模様、CGと着ぐるみをうまく使った特撮、そしてミニチュアセットによる地盤崩壊など大迫力、さらに、分身したデッカーがアリブンタとテラフェイザーを激突させるのは、エース5話でゾフィーとエースがアリブンタとギロン人を激突させて倒した展開へのオマージュ、オリジナルのものを知っているものにはにやり、でした。
(7) サプライズ!アガムスは偽物!
 そして、アスミ・デッカーからアガムスを助けてやってくれと頼まれたカナタは、アリブンタの爆発からアガムスを守るために盾になり、これはよくある展開、が、それはヤプール人の化けた偽物で、正体を現して異次元空間にデッカーを罠にかけて飛ばしてしまう、あまりに卑劣なやり方にビックリ、本物のアガムスはデッカーのいない地球は簡単に滅ぼせると嘯き、他方カナタを案じるハネジロー、そして次回は月が舞台、ケンゴたちも登場、またトリガーとの共闘もあり、楽しみです。
(8) 追悼、大森一樹監督
 ゴジラなどたくさんの名作映画を撮られた大森一樹さんが70歳で亡くなられました。大森さんはその後大阪芸術大学で映画監督の講座も教えて、特撮では何と言っても89年のゴジラvsビオランテを成功させた意味はあまりに大きく、80年代は、特撮は低迷、スーパー戦隊シリーズとメタルヒーローシリーズ、さらに不思議コメディシリーズはあったものの、ゴジラ、ウルトラマン、仮面ライダーの継続はなく、東宝は特撮映画を作るたびに特撮マニアから批判されて、しかしこのゴジラvsビオランテは、大森さん、特技監督の川北紘一さんと組んで、円谷英二さん存命時の黄金時代の東宝特撮を思わせる名作を作られて、そして90年代はゴジラのシリーズは、ヒットのためにやや子供向けになったものの、配給収入ではゴジラは毎年年間成績の1位か2位になり、80年代の特撮は売れないという風評を払拭、そして95年に平成ガメラ、96年からの平成ウルトラマン、2000年からの平成ライダーになり、さらに、ゴジラvsビオランテはアニメのエヴァンゲリオンにも影響(設定や場所)、つまり大森さん、川北さんの尽力なしに今の特撮黄金時代はなかったわけで、本当に感謝しています。今年は宝田明さん、村石監督と特撮を支えた名手がなくなられて寂しいです。
(9) アマゾンプライムでシン・ウルトラマンやDAICON帰ってきたウルトラマン配信
 昨日から、アマゾンプライムビデオで、シン・ウルトラマン配信、さらに、83年公開の、庵野秀明さんたちのDAICONフィルム版の帰ってきたウルトラマンも配信、40年前の、学生さんの自主制作特撮とは信じられないもの、今は作品のものは、DVDより動画配信で楽しむ時代、ウルトラシリーズの最新作も無料YouTube配信で国際的に見られて、この人気は頼もしいものです。皆さんお元気で。
No.12165 - 2022/11/19(Sat) 14:23:15

ウルトラマンデッカー 第19話 月面の戦士たち 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:ハヤシナオキ 監督:坂本浩一

(1) トリガー、デッカー共闘再び
 レイゴさん、藤子さん、みなさんこんにちは。コロナ再燃ですがいかがでしょうか。
 今回は前回の続き、卑劣なヤプールの罠にはまり異次元に飛ばされたデッカー、セルジェンド光線で異次元を打破したら、宇宙空間に飛ばされて、そしてスフィアに襲われたら、予想通りトリガーに助けられる展開、今回はヒーローの等身大タッグなど、シリーズ初の要素、そしてカナタの両親のメッセージというのはヒーローものの定番、しかし、ハネジローが不在のカナタのことをいろいろとやるもの、シリアス要素と、ギャグもあり、楽しめました。
 今回の展開で、ヤプールとスフィアは、共闘しながら、結局は最後、スフィアがヤプールを利用するもの、スフィアは今回まで言葉を発したことはなく、ダイナだと、後半でスフィアは言葉を発して、最終回ではエヴァンゲリオンの人類補完計画のようなことを口走り、しかし卑怯なヤプールを利用するスフィア、悪役としてなかなか面白いものでした。
 そして、GUTS-SELECTではヤプールとスフィアをアガムスが悪用のこと、ムラホシ隊長はそれほど地球はアガムスから恨まれているという意味はありました。そして、今回のサブタイトル、月面の戦士たちは、ティガ&ダイナ 光の星の戦士たちへのオマージュの模様、素晴らしいものです。
(2) 月面での対決
 トリガー、ケンゴに救われたデッカー、カナタ、第7,8話に続いての共闘、今回は月面、ニュージェネレーションシリーズになり、宇宙が舞台の話は異例、宇宙だとかなり特撮に手間がかかり、しかし今はCGもうまく使い、そして着ぐるみとミニチュアセットも多用。さらに、ゾンボーグ兵、ロボット、これはダイナの、青春の光と影に出てきたロボット、今回はTPUの使用していたものをスフィアとヤプールが悪用。前作のキャラクターとの共演は、このようにデッカーが、トリガーの続編だから成立したもの、見事なバトルでした。
(3) ハネジローのギャグ
 そして、カナタが行方不明になり、ハネジローはカナタのこと案じて、そして正体のバレないようにギャグ的なもの、これは昭和の吉本新喜劇やドリフターズのギャグ、今回ハネジローがAIというものの、芸人的な位置にあるのは話に面白い展開、しかし、これを見たら、GUTS-SELECTのメンバーはみんなカナタがウルトラマンだと勘づいている、特に隊長はうまく話をさえぎってハネジローにウインク、こういう新鮮なネタは素晴らしいです。
No.12166 - 2022/11/26(Sat) 15:47:05

ウルトラマンデッカー 第19話 月面の戦士たち 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 史上初、等身大ウルトラマンの共闘
 今回は、TPU月面基地で、ヤプールはゾンボーグ兵を使用してカナタとケンゴを攻撃、するとカナタが等身大デッカーになり、ケンゴを救出して、ケンゴも等身大トリガーになり、等身大ウルトラマンの闘いは間々あったものの、等身大ウルトラマンが複数のものは、ガイアのアグル対ガイアで1度あったのみ、その際には両者は敵対していたので共闘ではなくバトル、このように等身大ウルトラマンが二人で敵と戦うシーンはウルトラシリーズ56年の歴史で初。ゾンボーグ兵は、着ぐるみ2つのみで、それを監督の坂本さん、うまい具合に何体もいるように見せて、これはCGで一つのものを複数に見せるのではなく、着ぐるみアクション、今や特撮ヒーロー演出になくてはならない坂本浩一さんの演出、アクションはさえていました。
(5) カナタの両親のメッセージ
 そして、ケンゴが火星にいるカナタの両親のメッセージを伝えて、信じた道を行というものは昭和からヒーローものだけでなく、ドラマ・特撮の定番、魅せてくれる展開でした。こういう展開、昭和の特撮・アニメにはよくあったもののの、最近はご無沙汰、しかし昭和はさすがのものでした。そして、どんな時でもあきらめないという定番のもの、燃えました。
(6) ギャラクトロンマーク2、強い、それと闘うヒーローのカッコよさ
 そして、ヤプールはとうとうスフィアに取り込まれてしまい、あの卑劣なヤプールりワルのスフィアそのスフィアは月面にあったギャラクトロンを再起動させたもの(他にキングジョーとかいろいろある、おそらくCGのもの)、シビルジャッジメンターではなく、スフィアジャッジメンターとしてのギャラクトロンマーク2、オーブ以降何度も出ているものも、今回はかなり強く、追い詰められたトリガーとデッカーは最強形態になり、両者の剣を合わせての勝利、ヒーロー同士の共闘は、ダイナだとティガにダイゴが変身しての共闘はなく、今回は燃えるものでした。ケンゴが先輩(カナタ君と呼ぶのはヒーローものでは異例)ケンゴのスマイルスマイル、カナタも未来人デッカーとの約束もあり、主題歌のよる熱演は素晴らしいものでした。
(6) しかし、カナタは帰還して・・・
 カナタは、ケンゴからカードを託されて地球に帰還、が、基地ではカナタが行方不明、それを何とかするハネジローの愉快さ、ハネジローはAI、ロボットながら見事な芸人?ぶりで、みんなをごまかし続けるのは大変、カナタはハネジローを親友というもの、カナタはこういうヒーローとしては異例の、いい意味での芸人的な位置があり、楽しめました。
 来週は田口清隆さんの監督、中野貴雄によるもの、どうやらクライマックスの少し前の番外編の模様で、またトリガー以来、7月開始、半年ながら総集編を入れて1月に最終回は妥当、今後も楽しみです。
(7) デッカー、劇場版来年2月に公開
そして、今年のトリガー同様に、デッカー劇場版製作、来年2月に円谷イマジネーションと、一部劇場で公開(https://m-78.jp/news/post-6559 )。2月公開なのは、円谷作品としてグリッドマンの劇場版が3月にあるためと思われて、さらに交響詩ウルトラセブンの吹奏楽版も出て(https://m-78.jp/news/post-6555 )、今年はシン・ウルトラマンの記録的なヒット、それも日本だけでなく世界でヒット、2022年は戦争など大変な年でしたが、ウルトラマンにとっては飛躍のものになりました。寒くなり、コロナ、インフルエンザと大変です、皆さんお大事に。
No.12167 - 2022/11/26(Sat) 15:48:06

ウルトラマンデッカー 第20話 らごんさま 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:中野貴雄 監督:田口清隆

(1) 令和の実相寺テイスト、さすがの田口演出
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。12月になり大変に寒くなりましたがいかがでしょうか。
 今回はニュージェネレーション演出エースの田口清隆さんが登板、名コンビの中野貴雄さんの脚本で、話は怪奇大作戦の霧の童話を思わせる設定と展開(怪奇大作戦はテーマ的にウルトラシリーズと通じるものがある)、そしてラゴンは、町の伝説的な存在、イチカが主役でカイザキ副隊長がサポート、主役のカナタの出番は少なく、こういう異色作、田口さんは東映のアマゾンプライムの仮面ライダーブラックサンの特撮監督をされて、そのためにデッカーでは20話での登板でしたが、まさに実相寺テイストを令和の世に感じさせてくれるものでした。
 昭和だと、実相寺さんは異色作を手掛けられて、正攻法のパイロットや最終回の例はなく(シルバー仮面ではありましたが)、そして正攻法のものは、第1次シリーズだと円谷一さん、満田さんがされてこの手の話はされなかったものの、平成では、ダイナ以降はメインを演出された村石さんも異色作を多数演出されて、これはダイナの少年宇宙人のような名作を思わせる、太田愛さんの脚本と、原田昌樹監督の名コンビを思わせて、そしてラゴンが出て、ウルトラQの音楽、宮内國郎さんのBGM、使用されたのはウルトラゾーンでのステレオ再録音のものでしたが、昭和テイストの怪奇要素(障子を開けたらラゴン)、これはQでのラゴンを演出された野長瀬監督の要素もあり、田口さんは昭和ウルトラの研究をされて大変に感動的なものでした。中野さんの脚本、田口さんの演出はその第一弾のガンQの涙を思わせるもの、日本の土着文化のものを特撮ヒーローで見るのは何年振りか、素晴らしいものでした。また、ラスト、ラゴンは倒されないと思ってその通り、この点はマックスの、龍の恋人も思わせる要素でした。タカハシヒョウリさんは、クトゥルフ神話や諸星大二郎さんの要素もあるとツイッターで発信されています。まさに、ウルトラシリーズのSFテイストの真骨頂です。そしてワダツミシティのという舞台、名前からしてSFテイスト、僕ら全シリーズを知っているものにはにやりでした。
(2) 開発される地方、そして取り残される老人
 今回は令和の今にあるのかというようなのんきな農村、しかし200年前に干拓された土地、そこでらごんさまという信仰があり、こういう神様を想定するのはウルトラシリーズの定番、浦澤ナギという高齢の女性がメイン、イチカはラゴンを見ることができて、そしてナギは若くて心の美しい娘にしか見えないというもの、それにカイザキ副隊長立腹(坂道の、若いものでも大変、カイザキ副隊長は30だと大変とか)、しかしこの手のネタは、昭和ウルトラにはいろいろあり、ナギは阻害されて、そして絵葉書にはお金をとる模様も細かいもの(レジが昭和のもの)、田口さんはオーブだと昭和テイスト満喫のものを多数されて、そしてラゴンの様々なイラスト、素晴らしいものでした。この手の郷土史家という設定、日本の古典を利用したSF設定、面白い展開でした。
 イチカはスフィアのために旅に出られず、そしてナギとの交流、さらに重力波などの要素と、未知の生物の世界など、SFに凝る田口ワールドの妙を見ました。
No.12168 - 2022/12/03(Sat) 14:10:56

ウルトラマンデッカー 第20話 らごんさま 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(3) ラゴンに襲撃されたのは工事関係者
 そして、ラゴンが襲ったのは、岩戸撤去をする工事関係者というもの、これは怪奇大作戦の霧の童話や、マックスの龍の恋人と同じ、開発をするものと、古いものを残そうとするものの対立、50年以上前のテーマが2022年の今も通じるのは見事です。
 さらに、ラゴンのお面をつけたナギ、70年前の記憶、少女時代にラゴンと出会い、一緒に遊んだもの、その際に託された桜貝、こういうネタもウルトラシリーズでは昭和からあり、しかしラゴンは岩戸に封印されてしまい、撤去工事をやめさせたい、ナギはまたラゴンに会いたい、定番のもの、日本の古来のものにルーツを持つSFです。
(4) そして、ラゴン出現
 ラゴンは怒り、巨大化して暴れて、巨大怪獣映画のもの、ラゴンは今回、無害なものですが、しかしデッカーを圧倒するもの、そしてカナタは攻撃を受けて即変身、バトルの形態では初代マンと巨大ラゴンへのオマージュもあり、怪獣映画の大規模な世界、CGも使うものの、基本は着ぐるみとミニチュアセットで圧倒です。
(5) 田口特撮の真骨頂
 田口さんの特撮は素晴らしいもの、中でもサイドミラーを出して、そこに映るバトルを描写は素晴らしいもの、田口さんは本篇、特技監督としてウルトラシリーズ最高級の手腕を持ち、そしてセルジェンド光線をラゴンに放つと、ラゴンは口からの光線で威嚇してデッカーを異世界に飛ばして、これは初代マンでは、ラゴンの口からの光線を浴びた後、スペシウム光線でとどめの逆、しかしこれは結末を見たら納得するものでした。
(6) 孤独なナギ、それを救うイチカ
 最後、ナギは、ラゴンを鎮める踊りをして、ラゴンと一緒に行く、親しいものはもういない、絶望的なものを語り、若いものに置いて行かれたものの気持ちはわからないというもの、これは前述の霧の童話など、ウルトラシリーズの定番、しかしイチカはナギを助けようとして、スフィアにより仲間と離れ離れになり、しかし心を閉ざしてはいけないと叫び、異次元空間?に飛び込み、そしてナギを救出、それをデッカーのミラクルタイプがサポート、もちろんラゴンは異世界に行き、ナギは生還、今回はデッカーの活躍場面は少なく、これは実相寺監督の円盤が来たを思わせて、しかし最後、ミラクルタイプの意味の出てくるものでした。また、カイザキ副隊長はイチカと叫んで、女性隊員の位置がよくわかるものでした。ラゴンのとナギの別れ、これは泣けました。
 リュウモンは、量子物理学での特異点だと語り、これはファンタジー世界として素晴らしい結果でした。
 そして、最後、ナギは桜貝をイチカに渡して、それで500円と冗談、これも昭和テイスト、最後は一応ハッピーエンド、怪奇大作戦でハッピーエンドの話がほとんどないのと対照的、まさに神回でした。僕も高齢の母の介護をして、理解できました。さすが田口さんの演出、この9年、ウルトラシリーズをしんどいところから立て直して、放映期間は半年でも仮面ライダー、戦隊シリーズと並ぶ名作シリーズにした(ネットではまだおもちゃのために、という批判があるものの、そのおもちゃが売れているから10年続いているのです)。
 どうやら次回から5部作のクライマックス、そしてウルトラシリーズの定番の超技術の暴走の模様です。
(7) 映画「スーパーマリオ」はゼットの映画化?
 スーパーマリオの映画公開で、主役のマリオは宮野真守さん、ルイージが畠中さんと、まるでウルトラマンゼットと同じ、その上に関智一さんも声優参加、ツイッターではついにウルトラマンZの劇場版公開との反応もありました。
 ウルトラシリーズ関係のフィギュアもたくさん出て、ただネットでの抽選がメインで、SNSには抽選に当たらなかったファンの嘆きも多数、おそらく在庫を持てないためでしょう、40年前のガンダムのプラモデルのような需要過多ではない模様ですが、より多くのファンの手に、とも思います。
 今月は地元の住宅展示場でウルトラマンのイベントなし、ただ来年はまたやってくれると願っています。コロナも寒くなり大変です、サッカーは燃えています、皆さんお元気で。
No.12169 - 2022/12/03(Sat) 14:15:16
以下のフォームに記事No.と投稿時のパスワードを入力すれば
投稿後に記事の編集や削除が行えます。
200/200件 [ ページ : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 ... 20 >> ]

- HOME - お知らせ(3/8) - 記事検索 - 携帯用URL - フィード - ヘルプ - メール - 環境設定 -

Rocket Board Type-LS (Free) Rocket BBS