魔界転生、約1か月振りに見てまいりました。 まさに舞台は生もの、細かいところが変化していました。 第二幕のお馬のシーン、十兵衛の弟の又十郎の歌が、「見上げてごらん夜の星を」から「ランナウェイ」に変わっていました。ここのシーン、又十郎役の木村さんがアドリブでいろいろ変化させてるそうですよ。(MAKAI MAGIC TVリターンズより)
あと博多座では、お腹がすいた淀君が「○○が食べたい!」というご当地グルメコーナーがあったのですが、東京は美味しいものが多すぎるためでしょうか、残念ながらカットされていました。ちなみに博多座で「フルフルの明太子フランス」と「西新の蜂楽饅頭」の存在を知った私は、両方ともコンプリートしました(^^♪ 人形町も美味しいものがいっぱいですが、今回は、今半のすきやきコロッケと志乃多寿司のおいなりさん、ドイツパンのタンネでシュトーレンをゲットしました。どんだけ〜(^^;)
松平さんの宗矩さまは、魔界衆ライフをよりエンジョイされているように感じました。転生後のNEW宗矩さまの登場シーン、以前は見栄を切っていただけでしたが、今回は「変身!!」と掛け声しながら見栄を切られるので、観客も「うぉ〜」と盛り上がって、おのずと拍手が巻き起こります。さらに宗矩さまに続いて淀君が登場、四郎を中心とした魔界衆7人のそろい踏みで客席のボルテージが高まり一幕は終了となります。
魔界衆はある意味、自分の欲望に素直な方達ですので、基本「自己チュー」なんですよね。それで、みんなが好き勝手に動き回って、第二幕の天草四郎くんからは、部下が全く言うことを聞かない中間管理職的な悲哀さえ漂ってきます。 対する柳生衆は、チームワークが更に強化されたように感じます。又十郎が息を止めるシーン、今回見たら、柳生衆全員で息を止めてました。
クライマックスの親子対決、親子の柳生新陰流の構えが見事にシンクロしていて、見てるこちらも胸の奥がヒリヒリする感じ。今回は十兵衛さまのお顔がよく見えるお席だったからでしょうか、父上と対決しなければならない十兵衛の哀しみがゴンゴン伝わってきました。 溝端さんの四郎、転生後のクールで酷薄な表情に更に磨きがかかっていました。上川さんの変幻自在振りも素晴らしかった。TVでの印象よりも格段に素敵でした!
どうやら私は、舞台「魔界転生」のファンになってしまったようです。YouTubeでMAKAI MAGIC TVリターンズまでチェックしちゃってます。若手の俳優さん(みなさんすごいイケメンばかり)が福岡の屋台で語るという趣向なのですが、知らないエピソード満載でとても面白かったです。 次回の観劇は大阪公演の予定ですが、それまで我慢できるのか、ちょっと自信がありません・・・ |
No.10653 - 2018/11/17(Sat) 15:32:59
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