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57 - [ 長い夜 ]
成功者と言われる人を見ていると、自分がとても小さく見える。
見劣りする自分に「生まれてきて良かった」と思える瞬間が
生きている間に訪れることは果たして・・・あるのだろうか・・・

望みを失うということが・・・
空しく笑顔で振舞うことが・・・
これほどに辛くて悲しいことだと学んだ。
この世界はあと何年続くのだろう・・・
canon
20091122-Sun-22:31:06


56 - [ 待ちましょう ]
どうしていいのか分からない程に追い詰められたら・・・
できることを精一杯やってから、「風」が動くのを待ちましょう。
空気を操るのは私以外に誰も知らない貴方だけの特技。
canon
20091105-Thu-23:33:45


55 - [ 交わる糸 ]
何か大きな変化に巻き込まれて自分の力が及ばない季節に
手を伸べてくれる人が必ず門口に立ってくれている。
私は彼らのことを総称して「キーマン」(鍵になる人)と呼んできた。
過去に道標となった人たちは彼らの意志によらず、備えられた者として
そのポジションに立たされているのである。

私にも同じ様な「召し」があるのかもしれない。
知らず知らずのうちに誰かの人生に深い影響を与えているのだろうか?
人を結ぶ糸のように少し交わって、また離れていく・・・
繰り返されてゆく営みに身を任せ、次は何処へ導かれるのだろう・・・
canon
20090812-Wed-01:59:53


54 - [ 真実の実 ]
無条件で何かを得るなんて聞いたことがない。
幸せの「カタチ」を得るために交換するカタチを示す必要がある。
自分の中から何かを支払うことで次の進化を手に入れるのだ。
楽して得たカタチは自分のもののようで自分のものにはならない。
それは、中身の無い「うわさ話」で人の気を引くのに似ている。
結局、自分の手元には何のカタチも残らない・・・

他人の経験を自分の経験のように振舞うのも同じだ。
自分で実際に体験した事でしか「真実の実」を結ばない。
canon
20090705-Sun-07:47:57


52 - [ 桜は散るもの ]
桃色の花が千切れるように飛び散る中を駆け抜けた・・・
人と人がすれ違い、出会い、別々の道をゆくこの季節

何度、この季節を積み重ねても色褪せぬ貴方の「志」
朧月夜に取り囲むように私をいつも暖かく抱いてくれる・・・
感じるよ・・・弱くて、脆くて、今にも折れそうな心に
いつも手を伸べてくれる貴方に私は甘えているのかしら・・・

貴方の力に私だってなりたい。
だけど、弱さを見せない貴方に何かをできるはずもない
教えて欲しいの・・・私は貴方にとって必要なの?
canon
20090412-Sun-22:18:25


51 - [ 虚無を思う ]
この頃、問題山積
行き詰った心の逃げ道が見えない。

若かりし頃
感情をコントロールしていた。
痒みを忘れ、痛みを葬る。
無心の先には…
虚無が見え隠れする。

痒みの先に痛みがあり
痛みの先に心がある。
心があることが人間の証
心を葬るさることはそれの放棄につながる。

何年か前の岐路にたち、こちらの世界に戻ったきた。
山の木々にはなれなかった。
石ころにさえなれなかった。

自分で選んだ道なれど、そこには虚無が見え隠れする。
無心ではないはずなのに「俗世」の中にも存在する。
そこには人間らしい自分が居る。
うめさん
20090219-Thu-23:12:26


50 - [ 次の世界への夢 ]
人にあふれる交差点 慌しく過ぎゆく背景
何度も滅んだ世界を知るアナタの憂いに手を触れる・・・
願っても叶わぬ次の世界でアナタに会えるかしら?

楽しいこと 悲しいこと・・・
周りで踊る数多の感情はワタシとアナタにとって意味を成す。
悲しいキモチから逃げるために人の知恵はあるのではなくて
向き合うためにあるのだと、はじめて知った。
ごめんなさい・・・今まで逃げてばかりで・・・
もう、ワタシ、逃げないから・・・

だから、しばらくオヤスミなさい・・・
次に目が覚める朝にはアナタを見つけられるといいな。
canon
20090208-Sun-21:58:50


49 - [ 険しく細い道と種蒔き ]
周囲の状況から仕方なく生活スタイルを変える必要に迫られる時、
自分以外を引き合いに出して逃げる様は男らしくない・・・

正しい動機を守り通す過程で生じる変化や寂しさには目的があるのだ。
進むべき道が示され、備えが必ずやそこにあるとされる・・・
我々が道を歩くに相応しくなるためには時間がかかるかもしれない。
謙遜さと「打ち砕かれし心」を持って険しく細い道を歩め。

目先の損得でしか物事を決められない人は姿勢や言葉に一貫性がなく「重さ」が無い。
自分の可能性に蓋をして他人を羨んでも何かが変わるはずも無し・・・

心に種を蒔き、養いを与え、自分だけの実を刈り取らなければならない。
多く蒔けば多くを刈り取る。種を選べばひとつの種から多くの実が得られよう。
「心」という名の土壌は肥えているか? 痩せているか?
canon
20090126-Mon-05:17:51


48 - [ 月の砂漠と祈ること ]
あなたが遠くで苦難に耐えてる時に 私にできることは何?

手の届かぬ遥かな距離にたたずむ私たちは孤独な住人・・・
落ちてきそうな大きな月が青白く照らす砂漠に影を伸ばしている。
私はここにいて、あなたのために祈りましょう。

「どうか、苦難があなたの良き友となり、伴侶となりますように・・・
 与えられる苦難はあなたを必ず強くしてくれるだろうから、
 せめて、楽しく耐え忍べますように・・・

 与えられる苦難や試練はあなたに益をもたらしてくれる。
 どうか、周囲の人々もあなたを見て勇気を得られますように・・・
 そして私たちの永遠の糸が、より強くあるように・・・」

夜明けの来ない、この広い砂漠に立ってあなたを慕うことに何の躊躇もない。
少しでも高い場所に導かれて欲しいから、振り向かないで。
canon
20080907-Sun-21:09:12


47 - [ イッペン死ンデミル? ]
身に降りかかる問題から逃げてばかりでは何の益もない
自分が傷ついたり気分を害しても、向き合う姿勢は自分を強くする
あらゆる問題には目的があるに違いない・・・
問題の答えは見えないかもしれないけれど、答えは結果に過ぎず、
むしろ、答えを得るための過程は何にも増して尊い

死ぬことと生まれること、抗うことと受け入れること・・・
愛されることと愛すること・・・
言葉は違えども根源には同じ思想が根付いている
canon
20080826-Tue-16:00:11


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