THE SLICKS BBS

ザ・スリックスの次のライブです。

■7月5日(日) 浜松キルヒヘア
Stripper レコ発 
詳細後報
■出演:
Stripper
THE SLICKS



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某日日記 / 淳吉郎
1980年代に一世を風靡したフランスの某バンドにまつわるエピソードを聞いたことがある。
メジャーデビュー前の1970年代後半、そのグループはヨーロッパの各地を巡業していたらしく、スイスのとあるレストランで演奏した際に客席にいた老人がその演奏に感極まって泣いていたのだそうだ。
後日、その老人は世界に名だたる喜劇王だったことが判明したらしく。
バンドのリーダーは、その話を聞いて「かつて世界中を泣かせたひとを俺たちが泣かせたことがうれしかった」とコメントした。
そんなエピソードでした。

三月某日、何十年もの間、日本中に笑いを届け続けていた著名なタレントの方の急逝ニュースが国内を駆け巡った。
一般の人々が、そして芸能界を始めとする各界のあらゆる人々が哀悼の意をささげた。
ネット上では悲報の当日から、映像投稿サイト内で確認できる映像・・・・・・彼がこれまで披露してきたお笑いシーンを再生して、その死を追悼する人々の投稿であふれかえった。
テレビでも三日後に早々と、おそらく前述したのとおなじと思われる、お笑いシーンを放映する追悼番組が組まれた。
哀悼の意というのは人それぞれだと思うから、人それぞれでいいと思います。

番組の視聴率は20%を越えたそうだ。
五人のうち一人は観たということか。
ぼくにとっても彼の死はとても悲しい出来事でした。
しかし、ぼくは投稿サイトも見なかったし追悼番組も見なかった。
だって「急逝した方の生前の演技を見て、笑ってご冥福をお祈りする」なんて、うーん、ぼくはそんなメンタリティーを持ち合わせていないな。

日々の生活の中、いろんなお店に行くがマスクが見当たらない。
そんな中、布製のマスクが二枚支給されるというニュースが国内を駆け巡った。
ぼくはホッとしました、だって我が家のマスク在庫はもう薄少だから。
この知らせを受けてネット上やマスコミでは、さっそくいろんな議論が飛び交った。
あ、参考までに申し上げますが、「この知らせ」は中村家のマスク薄少案件ではありませんので、あしからず。

「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ということわざがある。
ボーズニクケリャケサマデニクイ。
ビートが効いたロック・ミュージックで連呼しても大丈夫、と思います。
このことわざ、ロック言葉で言い換えると「チャックベリー憎けりゃジョニー・B・グッドのイントロまで憎い」ってことだら。
もし、ジョニー・B・グッドのイントロがイマイチなひとがいたら、俺はこう言う「チャックベリーの1stに収録されてる『ハバナ・ムーン』って曲、これも聴いてみてよ」って。

同様に某国の某宰相を坊主に例えたとする。
ぶっちゃけた話、彼がしてきたこれまでの数々の言動が現在の「坊主憎けりゃ」な様相の引き金になってる気もする。
バチが当たったな、と言ってもよかろう。
だがしかし、彼の動向案件でなくとも、ネット上のいろんな話をそのまま信じるのはどうだろう? と思います。
だって、ネコやイヌのうんこを「新味覚のチョコレート、ついに発売!」って宣伝してるやつらと同類かもしんないぜ。

冒頭の話だが、喜劇王を泣かせたバンドリーダーはあえてそこで「世界中を泣かせたひと」と簡潔に表現したのだと思う。
だって、どんな人だって知っているのさ、その喜劇王は自分が演じるパフォーマンスの中に「笑い、涙、人間が持つ滑稽な性質、そして体制への批判」すべてを内包させていたことを。
そんなスゴいひとでも、偶然見たレストランでのアマチュアの演奏に泣いてしまうのです。
新ウイルスはぼくらに「笑い、涙、人間が持つ滑稽な性質、そして体制への批判」のセンスを問いかけてる気がするんだ。

B.G.M.「GIPSY KINGS/(same)」
アマチュア時代に、世界に名だたる喜劇王、チャップリンさんを泣かせたグループはこのバンドなんですって。

No.1533 - 2020/04/06(Mon) 01:07:39
にゃん義なき戦い 浜松死闘篇 / 淳吉郎
ある日、ぼくが休んでいると声がした。
見ると初めて見る野良のヤツだ。
ぼくは突っ走った。
しかし、くやしいぐらいにヤツはクールだった。

https://youtu.be/jGFKoIFzLVw

No.1532 - 2020/04/01(Wed) 17:35:57
風を味方に進もう / 淳吉郎
三月二十八日(土)は浜松ズートホーン・ロロでライブ観戦した。
山部善次郎×佐々木モトアキ ダブルネーム弾き語りツアー「ちょっと長い関係の歌旅2020」である。

ダブルネームとツアータイトルに名打ってある。
ストーンズとビートルズ、大鵬と柏戸、南極と北極、サニーとカローラ、ブルーバードとコロ……おっと、この名前は出しちゃあいけねえ。
どんな形のライブになるのかと思っていたら、いきなりお二方が一緒に登場し演奏が始まった。

数曲後に山善さんは控え室に戻り、モトアキさん単独で、アコギ弾き語りやピアノ弾き語りにてライブをした。
背が高く、ハンサムで、おまけにいい声で、ピアノも弾いてライブをしている。
天は二物を与えずというが、そんなことわざが無意味なことを思い知らされたライブだった。
オリジナルといろんなカバー曲を演奏された。
カバー曲演奏時は、その曲にまつわる丁寧な時代背景等の説明もあっておもしろかった。

続いて山善さんが登場。
山善さんがアコギで弾き語りをするとき、ぶっちゃけた話、彼はポロンポロンとギターを弾くだけのことが多い。
アルペジオだとかツーフィンガー、スリーフィンガーという右指を駆使するギターテクニックを見せつけながらの弾き語りではありません。
ところが毎回、山善ワールドに引き込まれる。
なぜなら彼の声、曲の良さ、そして歌詞の世界、つまり唄がいいからだと思う。
今回は特にそれを感じた。
ホントにすばらしい。

再びモトアキさんが登場し、ふたりの演奏となった。
途中でステージ右側にある小さなギターアンプみたいな箱からシャボン玉がすごい勢いで噴射された。
「なんだ? これは?」そう思った。
泡々攻撃(あわあわこーげき)でアワワワなんていうギャグを言う暇もなく次から次へとシャボン玉が出てくる。
するとピタリと止まった「あれ?」と思ってたら、20秒後に再び泡々攻撃が再開された。
アワワワなんていう暇もないと思ったら、またピタリと止まった。
「あれ?」と思ってたら再々度の攻撃開始である。

こうやって文章で戦況を実況中継してますが、この間も山善さんとモトアキさんは普通にライブを演ってるんだ。
泡々攻撃は曲調とまーったく無関係に繰り広げられるのです「えっ? このタイミングで泡?」って。
この曲調とのアンバランスなタイミングがぼく的に大受けだったのだ。
ふと、後ろを見たらイベントの主催でもある友人のハセくんが一生懸命スイッチをいじっていたのだ!
マシンはモトアキさんが持参したものだそうで、その演出力に感服しました。

楽しい土曜日だった。
山善さん、モトアキさん、そして主催のハセくん、おつかれさまでした。ありがとう。

B.G.M.「山善&鬼平BAND/TRUMP」
2018年暮れに発売された5曲入りミニアルバム。
ようやく手に入れることができた。
一曲目収録の『風を味方に進もう』という曲が個人的に超やばい。
「日本語ロックのあるべき姿」を感じてしまうのです。
ん〜〜〜こういう曲を作りたい……。

No.1531 - 2020/03/30(Mon) 19:45:07
某日日記 / 淳吉郎
三月某日。金曜日。彼岸の中日と呼ばれるこの日、お父ちゃんのお墓参りをした。
献花購入のため、お寺に向かう道すがらにあるスーパーマーケット内の花屋に寄った。
黄色い金魚草(きんぎょそう)という花を二本買った。
「なぜ、ふたつだけなのか」と思われるでしょう。
前々日のお母ちゃんとの定期電話通信にて「うちの庭で咲いた杏(あんず)を昨日の彼岸の入りで使ったんで、あんたは左右一本ずつぐらいの追加でいいよ」と彼女が言ったからだ。
果たして、お墓の両手前にある献花壺に差された榊の葉の濃緑色、杏の花びらの白ピンク色、そして持参した金魚草の黄色く実った花穂の色合いは絶妙なアンサンブルを奏でていた。

三月某日。土曜日。静岡のライブハウス騒弦へライブ観戦。
当初は最終の新幹線で浜松へ帰宅する予定だった。
だがしかし、イベントの内容や出演するみなさんモロモロの状況でのライブを感じるにつけ「最後まで観よう」と思い至った次第。
イベント終了後もセッション・タイムが繰り広げられた。
それは、現時点での静岡騒弦界隈のミュージシャン気質を俺に対して見せつけていたような気がする。
浜松在住の俺に向かって確実にナニかを問いかけていた気がする。
主催の南シナ会ハルくん、出演したみなさん、おつかれさまでした。ありがとう。

騒弦の三代目店長である、もよぽん嬢に近場で朝を越せるような場所をお聞きし、地下店舗に別れを告げた。
地表に昇り、たたずみ、キョロキョロしてたら声がする。
「あっ! ジュンキチローさんじゃないすか」
見ると静岡在住の筋金入りパンク・バンドマンK氏と筋金入りバンド・フリークS女史だった。
「飲みましょー飲みましょー」
おふたりのお誘いに対し断る理由があろうか、あるはずはない。
なんやかんやの話題を話しながら飲み処で過ごし、いつのまにか朝になっていた。

寝ぼけた顔をした太陽が東から昇ってきた静岡の朝、ぼくは浜松への帰路についた。
まぶたを開けたら浜松だった。
まばたき一回でぼくはどこへでも飛んでゆけるのかもしれない。
そんな気がした。

B.G.M.「JOAN JETT & THE BLACKHEARTS/UNVARNISHED」
ここ二ヶ月の間、ジョーンを繰り返し繰り返し聴いてる。
特に写真右側のこのアルバム。
彼女は永遠のロックスターのうちのひとりなのです。

No.1530 - 2020/03/23(Mon) 23:20:12
魚とねこにまつわる話 / 淳吉郎
国民的アニメと称されるいくつかの名作アニメーションがある。
そのうちのひとつに『サザエさん』は絶対に選ばれるであろう。
主題歌の唄いだしはみなさんご存じのとおり♪お魚くわえたドラ猫♪だ。
この部分から「ねこは魚が大好きなんだ」ということが容易にうかがい知れようというものだ。

ところがどうだい、我が家のねこ:ミックは魚にはまったく興味がないもよう。
焼き魚はおろか、生魚であるお刺身でさえもシカトする。
我が家に舞い降りてから、ずーっとそう。
ペットフード・メーカーが販売する通称:カリカリしか食べないのだ。
♪カリカリくわえたミックを追っかけて、マーチンで駆けてく陽気なジュンキチローさん♪
そんなイメージか。

近所の大手資本スーパーマーケットでは毎週火曜日になると「火曜市」と称して食品の大特売になる。
低収入にあえぐわれわれ小市民はこの日に集結する。
火曜市の存在を知らない時代、偶然お店に行った日が火曜日だった。
鮮魚コーナーにて、あまりのその安さに腰を抜かした。
腰を抜かす、と言っても胴体の腰の部分を喪失したわけではありません。
だって、ほんとにそんな状況だったら、わたしはおそらく命を落としているはず。
つまり、この投稿文さえも執筆できていなかったわけです。
なので今回、「腰を抜かした」というのは「驚愕した」という意味で使用したことをご理解いただけたかと思います。
その日、一匹九十八円のイシモチを二匹購入した。

白米を炊く。
だいこんをゴシゴシ擦ってだいこんおろしにする。
ほうれん草を茹でる。
味噌汁を作る。
ガスコンロの魚コーナーでイシモチを焼く。
さあ、今夜は焼き魚だ。

にゃあという声と共に御大が登場した。
匂いを察知したのかテーブルに飛び上がってきた。
めずらしい光景だ。
イシモチに近づき鼻先で匂いをかぐ。
「なに? ついにその時が来たか」と中村家に緊張が走った。
緊張が走った,と言っても好記録続出の某社厚底シューズを装着していたわけではありません。
だって、緊張することをじっくり楽しめることこそ、本当の余裕だと思うんだけど。
現場でのミスを「緊張で頭ん中がまっしろになっちゃったもんで」なんて、まったくもって都合のいい言い訳だぜ。

あれ? 緊張について必死に執筆してたら、肝心のミックがイシモチを食べたのかどうかを見逃してしまった。
もうあいつはあっちに行って毛づくろいを始めてる。
残念、実に残念だ。
わたしが所有する国語辞典の【ねこ】項目には「犬が忠実だとされるのに対し、魔性のものともいわれウンヌンカンヌン」と記されている。
魔性であり忠実でもある我が家のミックについて、またいつか報告できる日がくることを祈りながら今日は筆をおきます。

B.G.M.「EDDIE& THE HOT RODS/FISH‘N’CHIPS」
イギリスの名物料理、フィッシュ&チップスをタイトルにしているホットロッズのアルバム。
日本国内のお店でこの料理を見かけると必ず注文してしまうぼくがいます。
出てきた料理を見て、チップスがポテトチップスだったら、もうアウトですね(笑)。
ニッポンで言うところのフライドポテトのことをイギリス本国ではチップスって言うみたい。

No.1529 - 2020/03/18(Wed) 00:58:51
老ペンキ屋にまつわる話 / 淳吉郎
大人ともなると「今日行くところはご無沙汰してるで、手ぶらじゃいけないら」とか「引越ししたし、昔から『向こう三軒両隣』って言うから挨拶兼ねてなんか渡そう」なんつって、手土産持参で訪問することがあったりする。

先日、「なにやらガタガタ物音がするな」と思ったら、隣家に足場が組まれていた。
「はて、工事? それとも壁の塗り替え?」と思っていたところ、ピンポンと呼び鈴。
玄関を開けると70歳越えと思われる老女が立っている。
「こんにちは」
「こんにちは」
「あの今度、おとなりの壁を塗り替えますのでご挨拶に伺いました」
「そうなんですね。足場が組まれてたので何かなと思ってました」
「はい。これご挨拶代わりですが」
「あ、それはどうもご丁寧に」
老女はペンキ屋の奥様なのだろう、と想像する。

名刺と洗剤を頂戴した。
玄関を閉め名刺を見る、なるほど〇〇〇ペンキとレタリングされた文字で印字されている。
だがしかし、見てて「あれ?」と思った。
浜松市は西暦2005年に政令指定都市となりました。
それに伴い、町や村という呼び名のひとつ上に〇〇区という呼び名ができた。
世田谷区代沢とか博多区堅粕という感じといえば伝わりやすいか。
なんと、その名刺は区表記がない旧住所時代の名刺にボールペンで「浜松市〇区」と書き加えてあったのだ。
名刺を作り変えずに15年間、使い続けているのか、すばらしい、と思った。
ちいさい名刺の紙だって貴重な資源として無駄にしていない。
わたしたちは日頃の生活において、利益性を優先させたり、体裁を気にすることがなんと多いのでしょう。
地元の老ペンキ屋から、まさかこんなことを教えられるとは。

やがて家内が「ジュンちゃん!!!」と世界中に存する!マークを我が家に集めたかのような声でぼくの名を呼んだ。
「はい、ジュンです」ぼくは冷静だ。
「ペンキ屋さんがくれたこの洗剤、詰め替え用だに!!!」
「なぬ? つまり、それは旅先でレンタカー・ショップへ行ったのに自動車じゃなくって、ハンドルだけくれたってことだね」やはりぼくは冷静だ。
なるほど、確認すると本体をくれずに詰め替え用をくれている。
答えは簡単さ。
この世はすべてが出会いという縁で成り立っている。
だから、本体を買いにゆけばいいだけの話さ。
金は天下の回り物、という言い伝えもあるし。
でも、金がある奴ほど金を回さないんだよな、ったく。
地元の老ペンキ屋から、まさかこんなことまで教えられるとは。

洗剤名を紙に記し、探す。
しかし、スーパーマーケット、ドラッグ・ストアー、ホームセンターのどこにも見当たらない。
発見できないたびに「この世はすべてが出会いという縁で成り立っているのですよ、ジュンくん」わたしの脳裏で老ペンキ屋が乾いたクチビルでそう語る。
「そういえばストーンズが初めてチェス・レコードのスタジオに行った時、マディ・ウォーターズが壁のペンキを塗っていたという逸話があったな。もしかして彼は俺のマディかもしんない」そんなことを考えていると、探していること自体が苦でもなんでもなく、むしろ喜びに感じてきたのはどうしてだろう。

通信販売で買うとか、検索するとか、それをしたくはなかった。
だって、発見したい、その場で俺だけのガッツポーズを決めたい、そんな気持ちだったんだ。
「でも……」と思った。
15年モノの手書き変更名刺を思い出したのさ。
「実はメーカー廃番になっていたりして。15年前に廃番になった時に在庫一斉処分でお店が叩き売りしてて、それをまとめ買いしちゃってて、しかも老夫婦だから詰め替え用なんつー平成の概念はないのかもしれんし。そうさ、きっとマディは悪気もなく、今もそれを挨拶代わりの手土産で各戸に配布してるに違いない。うん」

さきほど、検索をしました。
メーカー廃番には幸運にもなっていない模様。ふぅ。
探し続けるけど、いざとなったら、現在使用中の洗剤容器が空になったら、それを洗って補充すればいいだけの話なのだ。
だって俺はみんなと違って、マディから詰め替え用洗剤をもらった男なのさ。

B.G.M.「THE BEST OF MUDDY WATERS/MUDDY WATERS」
執筆中に聴きたくなってしまった。ちなみにその前はボ・ガンボスを4枚続けて聴いていました。

No.1528 - 2020/03/10(Tue) 00:13:05
絵にまつわる話 / 淳吉郎
初めて自分の顔を写真で見たときは、はずかしかった「これ、ぼく?」みたいな。
初めて自分の声をラジカセ録音のカセットから聞いたときは、はずかしかった「これ、ぼく?」みたいな。
写真はとても不思議な存在だ。
自分の顔ってのは日常生活において、イヤになるくらい鏡で見てるから、どんな形状なのかなんてわかってる。
だがしかし、写真で確認する自分の顔になると上述のとおり「これ、ぼく?」みたいな別物になってしまうのです。
「こんな自分」が「あんな自分」になってしまってるといえばわかりやすいか、化粧もしてないのにね。

写真はマジカルだが、絵というのも別の意味でマジカルだ。
とってもマジカル。
ミステリーなツアーに誘(いざな)ってくれるんだ、絵っつーのは。
それこそ写真のような超写実的な絵を見ると「なんじゃこりゃ」と思う。
それもすごいけど、ぼく個人的にはいわゆる【絵】っていう描き方の方が好きだ。
似てる似てないの尺度ではない、画家の体温や画材の匂いが漂ってくる、そんな絵が好きです。
そっくりに演奏するカバーバンドより、演奏がイマイチでも気合い入れて自作曲を演ってるバンドが好きなように。

2月17日の投稿文《アンサンブルにまつわる話》にて音楽仲間である飯田くんの油絵について記した。
先日、それとは別の飯田作品が展示されている作品展を観に行った。
飯田くんが現在通っている絵画教室が催す年一回の生徒作品展です。
幼稚園児から大人に至るまでの生徒の方々の作品が多数展示されていた。
教室の先生の方針はおそらく、描きたいものを描くっていう「自主性」を大切にしたうえで教えてゆく、なのではなかろうか。
こどもの絵を見て、特にそれを感じた。
飯田くんは3点の出品だった。
そのうちのひとつの作品タイトルが『The Slicks From London』という絵だった。
そうです! 飯田くんが俺のバンドの絵を描いてくれました。

初めて自分のバンドの絵を見たら、はずかしかった「これ、俺ら?」みたいな。
言い換えれば、飯田くんも俺たちザ・スリックスもまだまだマジカルでミステリーなツアーを続けていくんだろうな、そんな感じかな。
飯田くん、ありがとう。

B.G.M.「山口冨士夫/ひまつぶし」
定期的にこのアルバムにぼくは戻ってきます。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★
作品展はこちらです。

絵画教室 アトリエ・オリーブの木 第12回生徒作品展
「みんなオリーブの仲間たち」
期間:3月3日(火)〜3月8日(日)
場所:クリエイト浜松3階ギャラリー35
時間:10時〜17時(最終日は16時まで)
料金:入場無料

No.1527 - 2020/03/04(Wed) 23:58:24
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