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記事No.1412に関するスレッドです

ジュンキッチーのレコード紹介H / 淳吉郎
9枚目のアルバムは1983年発表「JOAN JETT AND THE BLACKHEARTS/ALBUM」です。
高校生の頃、レコード・レンタル・ショップでいろんな音源を借りてはカセット・テープにダビングして聴くということをしていた。多くのひとたちがそうだったのでは、と思います。ある日、いつもの店に行ったら50音順に並んでる中の【し行】の一番前にこのレコードがあった。
黄色のバックに黒髪、黒シャツ黒革パン「阪神タイガースみたいだ」
赤い唇に赤のバンダナと赤いケッズ・シューズ(当時はコンバースと思ってた)「広島カープみたいだ」
白いギブソン・メロディ・メイカー「フィールドにある4つのベースみたいだ」
色合いがカッコいい。
先日も甲子園球場では真夏のいちページが刻まれてました。
このレコードを借りることにした。“ジャケ買い”ではなく“ジャケ借り”です。もしジョーンがジャンプしてなく、笑いながらギターを持って立ってるだけの写真だったら借りてなかったかもしんない。
部屋でレコードが回り始めた。1曲目、いきなり音がフィードバックして入ってきた、♪うぅぅぅうをわぁ〜おっ!♪ジョーンが叫んでバンドの演奏が始まった。わおっ!秒殺?違います。一発でノックアウト?違います。先頭打者は初球をフルスイング。カキーンって音とともに白い硬球は三遊間を抜けて左翼選手と中堅選手のグラブのあいだも抜けて、そのうしろでちゃっかり守備をしていたぼくのロックンロール・ミットにキャッチされました。でも、キャッチされてもアウトじゃないんだ。あざやかなクリーン・ヒットさ。
このレコードに10代後半で出会った。ぼくはほんの少しだけ【ロックンロール】に近づくことができた。そんな気がしてます。そして、ジョーンは今もブラックハーツで活動中。バッドの代わりにメロディ・メイカーを弾きながらロックンロール・フィールドを駈けずりまわってます。もう大好きなの。

No.1412 - 2018/08/22(Wed) 19:18:01