THE SLICKS BBS

☆次回ライブ☆
10月14日(土)MODERN PLOT vol.12
浜松キルヒヘア
O/S 18:30/19:00 A/D \2000/\2500(1d別)
出演:BEATSEEKER,The lostnumbers(福山),
THE ZIP(大阪),The SUE,
Swerve,THE SLICKS
DJ:F山(PHONOSICS),MIYAKEN






お気に入りの話 / 淳吉郎
☆1年に1回だけの行事、が世の中には多くあります。クリスマスやお正月や誕生日とか。
クリスマスやお正月や誕生日が1年に2回あったらちびっこはうれしい。おもちゃ屋もケーキ屋も神社仏閣もうれしい。そしてお父さんとお母さんは大変。

☆どーゆーわけか、自分個人的にはそんな1年に1回だけな行事の重要度が歳を重ねるごとに薄れてきてる気がします。障子紙みたいに薄くなってる。日々の職務を離れ、プライベートな時間だけがあればいい、みたいな。そんな感じ。きっと、毎日、飼い猫のしぐさを見てるせいも少しはあるかもだ。

☆1年に1回、アルバムを発表するバンドがある。1年に1回、そのアルバムを買う人がいる。バンドは1年に1回、全国ツアーをする。それを観たい人が1回もしくは2回以上、足を運ぶ。
1枚12曲入りLPレコードがいろんなものを全国に流通させるんだ。素晴らしい。

☆ザ・クロマニヨンズが10月に9枚目のアルバムを発表した。友人のお店、浜松市浜北区のフェイバリット・ブックスでアナログ盤を購入した。12月19日、20日の2日間、浜松ライブが決まった。チケット発売日、幸運にも19日のチケットを獲得できた。地元で2デイズ、それは最高だけどボクは1回行ければそれでうれしい。ライブを観る事に欲張りではないんじゃない。自分のスタイルに対して欲張りなんだ。

☆12月19日。ライブが定刻に始まった。ザ・クロマニヨンズはツアー毎に新作の収録曲を全部演奏する。あいまに今までのシングル曲等をはさみながら。今回もそうだった。演奏を観ながら「今回はホントに素晴らしいライブだ」と思った。ヒマラヤ級の高いテンションと赤道直下級の熱いテンションがステージ上で渦(うず)を巻いていた。

☆観ながらいろいろと思いをめぐらした。俺はノリノリなんだけど、もしかすると冷静だったのかもしんない。右隣りのお姉ちゃんがじっとステージを見てる姿とか左1メートル50センチに立ってる中年おじさんの姿とか前方1メートルで子供を右手で抱えながら左腕を振り上げてるお父さんとか。そこでは日常と非日常がごった煮になってた。
このように1枚12曲入りLPレコードとそのレコ発ツアーがいろんなものを俺の脳内に流通させるんだ。素晴らしすぎる。

B.G.M.「LONDON CALLING / THE CLASH」
今日、12月22日は世界中のボクらみたいな人々がおんなじ事をしてると思う。

写真は先日購入の帽子。今まで手持ちの帽子はひとつだけ。お気に入りだったんでかぶり続けてた。そして20年ぶりに帽子を買った。お気に入りがふたつに増えたのさ。

No.1231 - 2015/12/23(Wed) 00:01:05
シーソーゲーム / 淳吉郎
☆先日の投稿で記したように「ぐぉほん ぐぉほん」せきが鳴りやまぬ日々。
カレンダーが12枚目に変わってもコンコンコン。
12月5日(土)は主治医のもとへ定期受診。ついでにせきの事も話したら薬を処方してくれた。飲み薬と胸部に貼るテープと咽喉部に粉末噴射する装置。その日の夕方から使用したけど効果抜群。翌日の朝には治ってた。

☆せきが治った日曜日。午前10時に高塚駅北口集合で静岡までライブに出掛けた。
ゴールデン・エスビス&ウラジミールwithピスタチオが午後2時開演のイベントに出演。そこにサイド・ギターとして参加しました。
その日の共演は3つのグループ。キャロルや矢沢永吉さんやピンクレディーのカヴァーを演ってた。
ぼくらもオリジナルは1曲だけで他はカバー曲だった。でも一番おもしろかったのは俺たちだったんじゃないかな。そう思う。レシピ通りに作る料理は美味しい。かもしんない。けど、自分の味付けで作って、んで喰ったらうまかった。その方がうれしいじゃんね。そんな感じ。

☆静岡に行く車中。それからお店にいるあいだ。そして帰宅する車中。足がツッていた。
どうしてだろうと思ったがライブの日はテンションあがってるし、無視してたんだ。
午後8時に帰宅。晩飯喰って「明日も早いし」つって睡眠。だがしかし、ベッドに寝て両足を伸ばすと“ぴくっ”“ぴくぴくっ”なんて。釣竿から伸びた釣り糸の先に浮かぶ浮きが海面すれすれで動く感じ。
そして「キターっ!」「痛ぇーーーっ!」。足がツッたのか、逆に釣られたのか。そんな激痛。
まじめな話でまったく一睡もできない夜でした。
おまけにライブ後なんで頭ん中でバンドの音がまだ鳴ってるんだ。
エスビスのシャウト、りょんちゃんの妖艶な声、おぐちゃんの鋭敏ギターワーク、ナベっちの唸りベース、おさむちゃんの無駄がないベースライン、スカの踊るドラミング。
寝れるわけないら。

☆いろいろ考えた。思いあたる事がひとつ。
せき止めに処方された薬の服用と足釣りのタイミングが一致してたの。カンケー無いっぽいが今の世の中、ナニが起こるかわかりません。風が吹けばオケヤが儲かるんだ。飼い猫が鳴けば仕事のうっぷんが晴れるのさ。
月曜日の仕事中、薬局に電話。事情を話すと薬剤師のお姉ちゃんが調べてくれた。
カリウムが減ると足がツリやすくなるんだそうだ。そして処方された薬のうち飲み薬と胸部テープにはカリウムを減らす作用があると明記されてるらしい。ビンゴ。ビンビンビン。
「せきが止まってるようでしたら服用を止めてみてください」
「そうしてみます」

☆服用を止めた。
足のツリが無くなった。
ぐぉほん ぐぉほん。
やっぱり、せきが鳴り止まないんだ。
まるで《シーソー・ゲーム:人体実験編》じゃないか。

B.G.M.「アトランティック・リズム・アンド・ブルース・デラックス / V.A.」

写真はおなじくアトランティック・レーベルから「シーソー/ドン・コヴェイ」

No.1230 - 2015/12/09(Wed) 23:21:53
真昼間ライブ / 淳吉郎
今日は真昼間から静岡でライブ。バンドリーダーから「黒シャツ・黒タイ着用」のお達しあり。おそらく自身初となるライブ衣装。ちょっとは俺感を出したいんで10年前にフクちゃんから頂いたサンハウス・バッチ取り付け。
No.1229 - 2015/12/06(Sun) 08:37:06
某日日記 / 淳吉郎
☆11月某日。ぐぉほん。急に冬らしくなって。寒さ到来。
ぐぉほん。せきがコンコンと止まらない日々が続いてる。薬局でせき止め薬を調達するも効果なし。ぐぉほん。使い終わって別の薬にしても効果なし。ゴホンじゃなくてぐぉほんなのだ。豪快なメジャー・コードじゃなくてマイナーセブンス・コードなせきなんだ。ぐぉほん。

☆ゴホンといえば龍角散
ゴッホの絵の具は盛りだくさん
モネの絵を見て揉(も)めている
マネの絵なら真似できる

☆11月某日。浜松ビスケットタイムにて本間章浩さんのライブ観戦。
平日だったり悪天候だったりの諸事情にもかかわらずホントに本間さんの演奏を求めてるお客さんが集まった日だった。本間さんはいつも通りの全力全身全霊の演奏。終演後、明日も仕事と言うことを忘れて彼といろんな事をおしゃべりした。いい夜。

☆11月某日。急遽、ヘルプ・ギター参加となったバンドの初練習。
まったく知らないメンバーと合わせるバンド練習なんて久しぶり。黄金のロックンロール名曲をそのバンドの風味で演奏。刺激的。

☆12月6日(日) 静岡ケントス 《駿府ROCK JAM 2015》
開場 13:30 開演 14:00 前売り:3000円 当日:3500円 (1d別)
出演;オレンジレディ、ドライマティーニ、CAROL’sキャロルス、ゴールデンエスビス&ウラジミールwithピスタチオ
わたしはゴールデンエスビス〜にサイド・ギターで参加。

☆11月某日。会社で使ってる自分専用のパソコンが故障。
同僚のパソコンを借りながら10日間作業。他人のパソコンは使いづらい。他人のギターを弾くのは慣れてなくて弾きづらいように。ストレス蓄積の日々。

☆その後、新しいパソコンが支給された。
が、ウィンドウズ8だか9だか10だかの最新鋭機なのに、これがすこぶる使いづらい。新型なのに使いづらいんだ。余計なお世話が多すぎる、コンピューターのくせして。
たとえばメールを打つのに「よろしくお願いします」って一回使ったら次回から「よろしく」って打っただけで以降の「お願いします」が選択される。これは便利。だけど、あわてんぼうなボクが「お願いしします」とか「お願いしSしるこ」とか「お願いシドヴィシャス」とかって間違えて打っちゃうと「よろしく」の後に続く選択肢としてそれらすべてが羅列されちゃうんだ。
獅子鍋、とか正月のおしるこ、とかシルバー・リングがぶら下がってる革ベルトとかを思い出しちゃって仕事にならないんだよう。

☆11月某日。金土日と浜松キルヒヘア三昧。
金曜日はビートシーカー企画でDJ参加。グレープフルーツフルフラット、柳茶屋、ビートシーカー、デンジャーサインズ。全バンド、おもしろかった。それゆえに飲み過ぎた。打上げ後半から代行呼んで帰宅までの記憶がゼロ。近年まれに見る泥酔でーす。
土曜日はザ・フーのカバーバンド、ザ・スーのライブ。ほぼ年一回しかライブを演らない彼ら。だからよけいに楽しみなんだ。今回は『無法の世界』も演奏。その姿勢に感動。
日曜日は自分がヘルプ参加してたファンブラーズの企画ライブ。来てくれたみなさん、ありがとうでした。出演は820光線☆、スーサイド・クライ・ベイビーズ、トミー来風、ファンブラーズ66。共演のみなさん、本当に素晴らしかった。
このライブで自分のヘルプ参加は終了。いい経験をしたと思う。自分のギターに足らない部分もわかったしね。でも、知るべきことを知ったのか。知らなくてもいいことを知ったのか。それは不明だ。

B.G.M.「BOB DYLAN the bootleg series vol.3」
1991年発売。聴いてると、この音源を買った当時の風景が脳内を巡ります。音楽の力と言うべきか音楽ディスクの力と言うべきか。この先もダウンロードはしたくないなあ。

写真は本間さんのバンド;King Biscuit Timeの新音源『Y』。
素晴らしいです、この音源。

No.1228 - 2015/12/03(Thu) 23:45:03
晩秋の話 / 淳吉郎
☆晩秋って言葉がホントに似合う時期なのにあったかい日々が続いてます。
22日(日)午前中、庭の水やりをした。
すると、あら不思議、我が家に拡がる約0.5平方メートルの芝桜とよばれる緑地帯に一輪の花が咲いていた。両目をズームイン。わおっ!やっぱ桜だ!
“狂(くる)い咲き”なんて言葉が脳裏をよぎったけど簡単に発しちゃいけないかもな。なんてね。そうなのはもしかして俺かもしんないし。なーんちゃって。
でも、きっと彼は純粋に反応してしまっただけなんだ。たったひとりだけで。

☆11月の最終週は用事がいっぱい。

我が女房が参加してるバンド、ビートシーカーの7インチ・アナログ盤レコ発イベントにDJにて参加します。よろしく〜。
ここ2〜3週、部屋でやってたレコード選び。やっぱり楽しかったー。
◎“MODERN PLOT vol.10”
〜DANGER SiGNS JAPAN TOUR 2015〜
《BEATSEEKER 1st EP "LOVE SONG" Release Party》
11月27日(金) 浜松キルヒヘア
19:30/20:00 2000円(+1d 500円)
DANGER SiGNS (from U.S.A.)
柳茶屋
グレープフルーツフルフラット
BEATSEEKER
◇DJs◇
PUJARI, 淳吉郎(THE SLICKS)

昨年8月からサイド・ギターでヘルプ参加中のバンド、ファンブラーズの企画がキルヒヘアで行われます。よろしく〜。
このライブでボクのこのバンドでの活動は終わりでーす。
◎“Foolish Heart vol.3”
11月29日(日) 浜松キルヒヘア
18:00/18:30 \1500(+1d \500)
820光線☆
SUICIDE CRY BABYS
TOMMY 来風
FUMBLERS’66

☆11月中旬の初め頃、携帯電話に『留守電あり』のメッセージあり。バンドをやってるその人に連絡をする。
「12月6日に静岡でライブ決まってるんですけどリード・ギターが出れなくなっちゃって。ジュンさん、お願いできますか」
「え〜〜〜ちょっと待って・・・だってすぐじゃん」
「はい、2回練習やって、できれば3回やりたいんですけど・・・」
一回だけライブを見た事があって。いい意味でライブ命のクセのあるバンド。
演奏曲を教えてもらう。往年のロックンロール代表曲を中心とした選曲。
熟考かつ即決。演る事にしました。
ぱちん!って火花が飛んだんだ。

☆「ゆるキャラ?あ〜ん?そんなの興味ないね〜」なんて思ってる。
「そんなヤツらよりうちの猫、ミックのほうが69万倍ゆるいし、おもろいし、しかも天然だぜ」ってね。
どーゆー因果か《ゆるキャラ・グランプリ》とか言う全国区のイベント本年度決戦大会が我が街:浜松で今年は開催との事。
んで、どーゆー因果か、そのイベントのパフォーマンス・コーナーで前述の12月6日ヘルプ参加のバンドが出演との事。
んで、どーゆー因果か、そーんな因果で22日(日)の決戦大会に足を運んだ次第。この俺が。

☆満員の東海道本線。満員の歩道。満員の交差点。満員のチケット売り場。すごい人。
ニッポン各地からゆるキャラ・フリークな老若男女総集結な感じ。でもボクの目的はひとつだけだし。
13時半ぴったりにそのバンドの演奏が始まった。持参したソニー・ウォークマンの録音ボタンをぱちっ。
ゴールデン・エスビス&ズリターズ、素晴らしいライブだった。

B.G.M.「THE GREATEST/SHEENA&THE ROKKETS」
11月23日はシーナの誕生日。そしてシーナ&ロケッツのデビュー日。誕生日。38年目。
鮎川さんにお伝えしたいこと、いっぱいある。もし、またお会いできるならばその時にお話ができればうれしいです。
シーナにはピーン!って空に向かって飛ばします。
お誕生日おめでとうございます。

写真はひとりぼっちの芝桜。カッコいい!

No.1227 - 2015/11/23(Mon) 00:58:13
デビューの話 / 淳吉郎
☆先日の投稿で記したように我が家の垣根にはスズメバチの巣が存在しており、大家さんが毎年恒例の秋の垣根伐採に訪れた際、ホントに運悪く伐採中にハチに刺されてしまい、即わたしはハチの巣の駆除屋にTELをして、後日無事に巣は取り除かれ、ました。
駆除後、彼がこう言った
「ここから旅立ったハチが場所を覚えてるんで来年も気を付けてください」
そしてこうも言った
「残ってる部分の伐採は10日後ぐらいにしてください。旅立ったハチが実家に戻ってくる可能性もありますんで」。

☆土曜日はその垣根の残った部分の伐採をした。
大家さんは残った部分のカットをやりにまた来るって言ってくれたけど、いや残りはボクが自分でやりますよってお伝えしたんだ。スズメバチは2回目に刺される方が要注意って言うし。
チャキっ チャキっ、シャキっ シャキって切ってくと段々コツがつかめてきた。すると、どうしたことか楽しくなってくる。もっと俺に切らせろ、なんてね。ジャム・セッションでのソロ回しでいい気になっていつまでも弾き続けてる奴みたいだな。

☆伐採後は路上や地面に落下した枝葉を収集。
拾い始めて30秒後、ふっと左下の葉っぱを見るとこんもりふくらんだ胴体に黒と黄色のしま模様の羽虫。
「ん?ん?きやあ〜〜〜」
「あ、あ、あの・・・あなたの実家を取り外したのはボ、ボ、ボクじゃありません。駆除屋さんです。いやや、ボクはね、やめろよって止めたんですよ。スズメバチのみなさんが住んでるんだから、この冬も越さなきゃいけないんだから・・・って忠告してるのにあの駆除屋はボクの言葉に耳も貸さないんですよ、ったくあの野郎」。

☆昼飯作成中の女房がいる台所にあわてて回り込みガラス戸を叩く。
「ハ、ハ、ハ、はっくしょ~んじゃなかった、ハチがいるだよ!スズメバチが戻ってきた!スプレー持ってきて!」
運よく数年前に『ハチ・アブ駆除スプレー』を購入済みだった。未使用のまんま。まさかここで使う時がくるとは。
開封したスプレー片手に現場に戻るとまだいる。でも肌寒い気候のせいか元気がないっぽい。ちょっとだけ、ごめんねって気持ちでプシュウ〜って駆除デビュ〜。

☆こりゃ来年初夏はおそらく垣根に戻ってくるでしょう。
巣を作る前にスプレー散布で近づけないようにしようか。
あ、できました。

安全なスズメバチ とかけて 中年男女の肌 と解く その心は ハリがない

でも、針のないハチってのもダブル・チョーキングのないロックンロール・ギターみたいで刺激がないな。

☆“Foolish Heart vol.3”
11月29日(日) 浜松キルヒヘア
18:00/18:30 1500円(+1d 500円)
出演;
FUMBLERS’66
820光線☆
TOMMY 来風
SUICIDE CRY BABYS

写真は今月初めに発売になったTHE GROOVERSの7インチEP盤。やっと彼らの音源をアナログで聴ける日がやってきた。感無量。そして今週末13日には下北沢でツアー・ファイナルがあるんだ。

No.1226 - 2015/11/09(Mon) 23:24:28
ハチコロリアンの話 / 淳吉郎
☆一軒家を借りて住んでる。
大家さんとの関係は良好といってもよかろう。
というか、いい人なんで。彼は。権力をいっさいちらつかせないし。ぼくはそういう人が好きだ。
そんな彼は毎年、10月になると南側と北側に植わってる垣根の刈り込みに来てくれる。
今年も来てくれた。平日の昼間にご夫婦での作業。
その日、帰宅すると北側の垣根が途中まで刈られたままの状態だった。
「なんだろう。キツネの嫁入りがあったかな」とか思いながら家の中に入った。黒ラベルを飲みだしたら電話がプるるる。
「はい、中村でーす」
「あ、中村さん?」
「あ、大家さん、今日は刈り込みありがとうございました」
「うん、だけどね・・・」
「あ、ちょっと残ってますよね」
「いやあ、垣根の中にスズメバチの巣があってね。俺、刺されちゃったんだよ」
「えーーーっ!」

☆インターネットで『浜松 スズメバチ駆除』にて検索。
家から1kmのご近所に業者の存在を発見。ど近い。すげえ。連絡したら4日後に来てくれる事になった。まずは依頼者立会いのもと現場確認をするらしい。状況次第ではその場で巣の除去作業も始めちゃうとの事。
秋が深まり午後6時半にはすでに夜のカーテンが辺りをおおう昨今であります。当日、そんな時刻に業者がやってきた。
巣の場所を教えるとそこへ行き
「ああ、ここですね〜うん、はい、それではやりましょう。少々お待ちください」。

☆3分後に低予算の近未来映画みたいな衣装に着替えた彼が登場した。
たぶん彼の役名はハチコロリアンだな、とぼくは思った。ハチコロリアンは右手にスプレー、左手に収納袋を持つと
「すみません、玄関の明かりは消してくれますか」
「はい、わかりました」
ハチコローがんばれ、そう思った。
真剣な彼の姿勢になんか尊敬と親近感が混ざったようなものが芽生えちゃってね。だからぼくはもう彼の事をハチコロリアンなんて堅っくるしい本名で呼ばない。ハチコローってあだ名で呼ぶのさ。

☆100円ショップで買ったような簡易スタンド・ライトを設置するとハチコローは子供の頭ぐらいな大きさの巣にあるハチの出入り口からスプレーをプシュぅ〜〜〜。
10分で作業は終了した。料金は8000円(税別)。
「ハチだけに8000円なんですね」
と言おうと思ったがある意味、彼は命を賭した作業をしていたと思う。だから言わなかった。

☆帰り際にハチコローは名刺をくれた。
そこには事務所の所在地と電話番号とメール・アドレスが記載されてた。よく見ると普通電話と携帯電話とアドレスすべてに“8”という数字が多用されてた。やっぱりか。そしてこう言った
「中村さん、この時期はもうハチの子供が飛び立ってますんで来年、気を付けてください。場所を覚えていて戻ってくる可能性大です」
「えっ〜〜〜っ!」
来年の初夏、俺がハチコロリアンか?

☆サイド・ギターとしてヘルプ参加中のバンド、ファンブラーズの
ライブが決まった。
そしてこのライブでわたしのヘルプ参加は終わりとなります。
ご都合つく方、よろしくお願いします。

“Foolish Heart vol.3”
11月29日(日) 浜松キルヒヘア
18:00/18:30 1500円(+1d 500円)
出演;
FUMBLERS’66
820光線☆
TOMMY 来風
SUICIDE CRY BABYS

写真は「BARRETT/SYD BARRETT」
大家さんからの電話を受けた後に「ハチ」って思って聴いたのがこのレコード。
シド・バレットの2枚のレコードって聴いてると彼の声のトーンに刺されたような気分になっちゃう。

No.1225 - 2015/11/03(Tue) 23:06:34
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