それぞれの選手にはそれぞれに乗り越えなければならない壁というものがある。技術的なもの、精神的なもの、体力的なものなど様々であるが、それを自らが自覚しているかいないかが強くなれるかなれないかの大きなポイントである。そこに気づかせることに時間がかかっているのが苦しいところである。

No.1581 - 2016/07/27(Wed) 06:15:49

大事なインターハイ予選で誰しもが予想しなかった大健闘により、優勝まで「あと一点」という状況。相手に何度追いつかれても、その後「あと一点」を繰り返す。しかし、遠いまま逆転負け。自分の中で勝たせるアドバイスができなかったことが悔しかった。三年生を全国に行かせたかった。その気持ちにつきる。

No.1580 - 2016/06/16(Thu) 22:02:11

新たな挑戦での健闘は次への手応えとなるが、同時に周囲からのプレッシャーが強くなることへの不安にもつながる。どこまで強い気持ちでやれるかがポイントである。

No.1579 - 2016/05/18(Wed) 06:39:47

今回の業界だけでなく、日本全国に大きな騒動を巻き起こしたあの事件は、勝利至上主義の世界で育ってきた人間が落ちるべくして落ちた典型的な例である。彼の素の姿を色々な場所で何回も見てきたが、人間として尊敬できる場面はゼロ。昨年、業界の幹部のお話を聞く機会があったが、そんな人間的に尊敬できない彼であるにも関わらず、どんどんメディアに取り上げられる状況に手応えと期待感に溢れた内容の話ばかりしていた。幹部の立場からすれば少しでもメジャースポーツになりたいと考えているのだから、ある程度のことは目を瞑るしかないのもわかる。マイナースポーツが這い上がるというのはそう簡単ではない。しかし、いつかはこうなる。そして、これを防ぐことはかなり難しい。こういう痛い目にあわないとわからない。ただ、当の本人は「運が悪かった」と反省はしていないのが記者会見でもよくわかる。でも、これからのスポーツ強化の在り方を考えていくにはとても良い教訓となった。正直、他のスポーツでも勝利至上主義すぎて人間性を育ててないと感じさせることが多々ある。これからが問われている。

No.1578 - 2016/04/11(Mon) 20:10:21

「やる」は自分の意志に基づくもの。「やらされる」は他人の強い意志に基づくもの。強くなる選手は他人の強く意志がはたらいた練習でも自分で「やる」ことができる。強くならない人は自分では絶対に追い込まないし、他人の強い意志にも耐えきれない。そこをどうクリアーするかが重要である。

No.1577 - 2016/03/17(Thu) 06:23:45

長い期間の蓄積は様々な点で飛躍のための糧となるが、高い緊張感の中で過ごしていれば当然、蝕まれてしまう面も多くある。ここが大事なところなので、どうやって気持ちを高めていくかが課題だ。

No.1576 - 2016/02/15(Mon) 05:33:32

大事な戦いが１つ終わった。しかし、終わり方は挑戦できないままに終わった。明らかに管理責任。一番は本人にあるが、本人に自覚がないことに気づけなかった指導者の責任も否定できない。反省しても終わったことをどうすることもできない。今年度は自分の甘さとの戦いに終始している。

No.1575 - 2016/01/16(Sat) 22:22:20

全体を統括する者には公平な条件を整える立場が存在する。しかし、競争に勝利するものには、周囲に気を使う姿勢は命取りとなる。個人の感情バランスがとれない。

No.1574 - 2015/12/28(Mon) 19:17:07