第8章を拝見しましたので、感想を書きます。 今回、印象に残ったのはリチャードとギガが、心を通わせ会話をしていたところです。もともと、ゾイドは生物であり自我を持っていますが、身体を人工物に換えたりコンピューターなどを組み込んだりして、人間の制御下においています。しかし、自我を完全に無くすことはできません。そこでパイロットがどのようにゾイドと向き合い、操縦するのかが、ゾイドという世界の醍醐味の1つだと思っています。 公式作品でもいくらか表現されていましたが、今回のリチャードとギガの交流は、端的にパイロットとゾイドの関係性が表されていると思います。パイロットはゾイドを大切にし信頼する、ゾイドもパイロットを信頼し応えようとする。現実では軍馬との関係に近いのでしょう。ゾイドパイロットに求められる資質について、想像を掻き立てられる描写は素晴らしいです。 |
No.374 - 2012/12/18(Tue) 00:18:49
|