こんばんは〜! お久しぶりでした! お忙しそうで何よりです。横浜市郊外、いいですね〜。もしかすると洋館の多い地域でしょうか。60年代にできた団地…これもすごく良さそうです。いよいよ首都圏で活動される山ヤギさんに、素晴らしい仕事がいっぱい来ますように!
「千と千尋」、私も夏休みに見ました。近所の中一少年と(笑)。そして9月末に、もう一度ひとりで見に行きました。全編これ中古建築テイストに満ちあふれていて、もう、うれしくて! マヤカンに似てる部分とか、看板建築や古い仲見世のような商店街の描写がたまりませんでしたρ(ゝ_< )q。従業員の部屋や裏通路(マーパなんて書いてある^^)など、木造の古びた感じも満喫。さすがに宮崎監督の仕事はきっちりしてますね〜! パンフによれば、監督は擬洋風建築が好きだとか。イシもそうなんです。西洋そのままの明治洋館より、大正・昭和の「洋館風」が好きです。「まがい」の部分が。だからとても楽しめました。作画では、小金井の「江戸東京たてもの園」を参考にしたそうですね。やはりねー。もちろんどなたでも楽しめる作品ですが、中古建築好きにとっては、また格別の映画です。来年まで上映するそうですから、何回か見に行こうと思います。
「もののけ姫の秘密」! この本、私も読みました。「もののけ姫」は様々な問題を孕んだ作品ですが、中世における農民以外の職業集団とか、越境者と免許状が描かれていたり、いわゆる倭人でないアシタカが主人公だったりと、いろんな意味でスリリングな、考えさせられる内容でした。ですから、「もののけ姫の秘密」も大変面白く読みました。オススメの一冊です☆ 実は、私、90年頃から金属生産の民俗学に興味を持ち、以来ずっと資料を集めています。ドイツに行ったのも、鉱山博物館を見るためでした。そのため「もののけ姫」を見たときには、「やった〜!」という気持ちと、「やられた〜!」という気持ちの両方を味わいました(笑)。ああ、でも、これ以上書くと止まらなくなりそうです(^-^)。鉱山民俗の話は、いつか、ドイツの中古建築といっしょに紹介したいと思います。なんて、いつも約束ばかりでぜんぜんできないのですが(^-T)。 では、どうぞまた、お気軽においでください。横浜の団地のお話なども、是非! それでは(^-^)/ |
No.259 - 2001/10/24(Wed) 01:42:58
|