こんにちは。 本日、市内の書店に足を運んでいたところ、こんな本を見つけました。
加藤嶺夫著 「東京懐かしの街角」河出書房新社 2,500円(税別)
この本は「30年間撮り続けた貴重な街角記録」という言葉が添えられて いますが、言葉通り、東京23区の嘗ての街並みなどが掲載されています。 昭和40年代〜現代(平成10年頃迄)の写真です。 今は無き建物も現役で頑張っていた頃の写真を見る度何故かノスタルジイな気持ちに襲われます。 ちょっと値が張りますが、資料としての価値は十分あります。 イシ様、如何でしょうか? |
No.96 - 2001/08/12(Sun) 16:00:38
Re: 本の紹介 / 管理人・イシ [地球外] [ Mail ] | | こんばんは! なかなかお返事できなくてすみません! メールもあとしばらくお待ちください!
さて、貴重な情報、ありがとうございます。確かこの本、私も店頭で手にしました。今ではビルしかない辺りでも、ごく普通の民家が写っていたり、道が砂利だったり、隔世の感がありますね。実は最近、この手の写真集がゾクゾクと出版されています。いつかまとめて紹介しようと思っていたら、成瀬さんに先を越されてしまった…。そこで対抗して(笑)、三冊紹介しましょう。全て河出書房新社の「らんぷの本」シリーズです。
『再現・昭和30年代 団地2DKの暮らし』 青木俊也 1500円(税別)
『昭和のくらし博物館』 小泉和子 1500円(税別)
『失われた日本の風景 「都市懐旧」』 薗部 澄・神崎宣武 1300円(税別)
このシリーズの「懐かしいだろ攻撃」に負けて、こんなに買っちゃいました。編集者の思惑通りだ(笑)。価格設定も単行本写真集に比べれば安いし、資料的価値もかなり高いし…(←と合理化)。その時代に生まれてなかったとしても、なかなかノスタルジックな気分に浸れます。考えてみれば妙なもんですね。見たこと無いのに懐かしいと感じるとは。
さて、『団地2DKの暮らし』では、松戸市立博物館に再現された2DKの生活場面と、団地居住者が昔撮った写真を素材に、当時の団地生活について詳しく紹介しています。 『昭和のくらし博物館』は、著者の実家が舞台です。今や貴重となった昭和20年代の木造家屋であり、亡父の遺作でもある実家を、著者は昭和のくらし博物館として公開されています。本書ではこの家の資料を中心に、戦前戦中戦後の生活の移り変わりを丹念に紹介しています。 『失われた日本の風景』は、写真家薗部 澄の作品集です。全国各地の昭和20年代から30年代にかけての、ありとあらゆる都市風景がこの一冊に!(←宣伝文句みたい) どの本も150頁ほどのボリュームがあり、読み応え抜群。ほとんどのページに写真が載っています。シリーズものですから、大都市の書店ならどこにでもあるでしょう。よく美術書コーナーで見かけますが。どうぞご覧になってくださいね。それではまた! |
No.100 - 2001/08/13(Mon) 23:48:01
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