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suzeこれ、雑談室。

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鉄道のことだけでなく、写真のことや旅のことなど、
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最近残念なことに、「荒し行為」と見られる書き込みが発生しています。
鉄道情報や写真関連などの情報リンクは歓迎ですが、弊サイトの趣旨と無関係な宣伝リンクは「荒し行為」とみなし、削除対象とします。

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当管理人はこのような書き込みに対し、発見次第削除などしていますが、
くれぐれも、そのリンクをクリックせぬよう、ご注意ください。
(ワンクリック詐欺の可能性あり。)
バレンシアに・・・ / 中尾 [関東] [ Home ] [ Mail ]
suze様、皆様こんばんは。

新作のアップを楽しみにしておりますが、9日からスペインのバレンシア(バレンシア市、アリカンテ)とマジョルカ島に行っきますので、戻ってきてからゆっくり拝見させていただければと思います(新しいトップ写真のDC、塗装こそ派手ですが中々落ち着いた良い雰囲気の車両ですね)。

アリカンテでは前にここでsuze様と話題になったFGVの非電化メーターゲージ線に行くつもりですが、DLが客車を牽引するスペインの元祖観光列車「レモン・エクスプレス」は残念ながら運休中です。
この路線、アリカンテ市内側からLRT化が順次進められており、現在はEl Campelloまでが電化されて低床LRVが走っています。レモン・エクスプレスの運休は同列車の基点であるBenidorm駅構内でのLRT化施設工事(電化や低床ホーム設置等)のためで、昨年末時点の予定では今年早々に運転再開することになっていました。しかし、ここに来てDL(1954年製)の大規模なメンテナンスが必要になったとかで夏まで運転再開が延びた様です(スペインのニュースによる)。しかも、FGVとしては夏の再開も暫定的な目標に過ぎず、2007年初頭まで延びることも有り得るとか・・・。
そんな訳で、今回は(再び訪問できるかは未定ですが)下見という気持ちで行って参ります。

また、マジョルカは2年振りの訪問になりますが、現在はマジョルカ鉄道(非電化、メーターゲージ)のパルマ市内地下化と郊外のバレアレス大学までの新線建設(現地では「メトロ」建設と呼んでいる様です)の真っ最中なので、ソーリェル鉄道の古典電車共々こちらの様子も見てこようかと思っています。
No.946 - 2006/02/07(Tue) 23:56:09
よい旅を! / suze@管理人
中尾様
最近ご無沙汰していまして、すいません…
更新後の弊サイトのTOP写真、早速ご覧頂きありがとうございます。
私も中尾様のTOPの更新のたび拝見しておりますが、なかなかメッセージをお送りできず、失礼しております…

スペインの旅、気をつけて行ってらっしゃいませ。

レモンエクスプレス運休は残念です。しかし、スペインの鉄道も大変なスピードで近代化が進んでいるのですね。
お聞きした通りマジョルカ鉄道(SFM)も変わりつつあるようで、Railfan Europeのサイトを見ると私の訪ねた頃の雰囲気とは、すっかり変わっていますね。
http://www.railfaneurope.net/pix/es/private/SFM/pix.html
完成した暁の「島の地下鉄」というのも、ちょっと興味深いものがあります。
変わりゆくスペインのローカル線、ご帰国後にレポいただければ幸いです。

なお弊サイトの新作は、今回も2回に分けてのアップとする予定です。
第1回はトラム篇、第2回が保存鉄道篇の予定です。

では、よい旅を!
No.947 - 2006/02/08(Wed) 20:31:21
帰国報告 / 中尾 [関東] [ Home ] [ Mail ]
suze様、こんばんは。
 既に帰国して1週間が経ってしまいましたが、簡単に現地見たままのご報告を。
 訪問した鉄道はFGV(バレンシア州公営鉄道)のFGVバレンシア(バレンシア市と郊外)とFGVアリカンテ(アリカンテ市と郊外)、そしてマジョルカのFS(ソーリェル鉄道)、SFM(マジョルカ鉄道)です。お天気は大まかに言えばバレンシア市では曇り、アリカンテでは春霞の掛かったような晴れ、マジョルカではモコモコ雲の湧く不安定な空模様でした。

 先ずFGVバレンシアですが、”メトロ”と呼ばれています。バレンシア市の北側に2方面、南側に1方面あったメーターゲージの電化私鉄路線を地下鉄で結び(第1系統)、さらに地下鉄新線(第3,5系統)やLRT新線(第4系統)を加えた路線網を持っています。
 郊外も走る第1系統では車内クロスシートの電車が使われており、主力は2体連接車で通常はこれを2本繋げて4連で運行されています。また、メトロになる前から走っていた釣掛駆動の3連の電車(バスク鉄道でも同型が冷房化等の小規模な更新を受けて活躍しています)も少ないながら走っています(ボディを乗せ代えた更新車もあり)。対してメトロ区間のみの3,5系統ではロングシートの4連の電車が使われています。LRT路線ではリスボンのシーメンス製の3体連接低床車と同型のものが主に使われていますが、suze様の写真にあるリンツの新車と同じものも見かけました。
 ここではバレンシア南駅(かつての南側のターミナルでFGVバレンシア本社や車庫施設ある。因みにRENFEのターミナルは北駅)のホームで、来る電車を撮影していたら駅常駐の警察官から撮影禁止を言い渡され、パスポートの提示まで求められました(^_^;)。RENFEの駅では撮影禁止は毎度のことですが、私鉄では初めてですしパスポートを要求されたのも初めてです。撮影した場所が悪かったんでしょうか・・・。

 次にFGVアリカンテですが、元々はFEVEの支線だった非電化のメーターゲージ路線ですが、LRT化してアリカンテ中心部とダイレクトに結ぶ工事が順次進められており、こちらは”トラム”と呼ばれています。現在のLRT区間である、市内中心部からエル・カンペリョまではやはりリスボンと同型のLRVが使われています。車両は片運転台タイプなんですが、アリカンテ中心部のLRT延伸区間の終点にはループ線が無いので、到着した電車は一駅手前のかつてのターミナル駅ラ・マリナ(車庫施設あり)まで車両後部のシートの下にある簡易運転台を使って戻り、構内のループ線で方向転換して再び簡易運転台で終点まで戻っきて客扱いをするというややこしいことをしていました。
 LRTと鉄道区間と乗換駅になっているエル・カンペリョはLRV用の低床ホームが並ぶ路面電車のターミナルの風情ですが、一部のホームが簡易嵩上げされており、そこにちょっと古めかしい気動車がやってきます。LRT化工事はさらにこの先のビラ・ジョイオサ辺りまで進んでおり、既に架線が張られていました。
 それにしても気動車はどれも落書きが酷くて辟易しました。中にはオリジナルの塗装が何だか分からなくなってしまうほど全面に落書きがしてあるのも有ります(LRVは落書き無いんですけどね)。訪問中、アリカンテのラ・マリナ駅でまだ運用に就いていない新型の気動車(ビルバオのFEVEの電車と同じボディ)2連1編成をみました。LRT区間の延伸による運用減と新型車両への置き換えを控えて、在来気動車は余り大切にされていない様です。
 運休中のレモンエクスプレスの車両は、同列車の基点のベニドロムのほか、アリカンテのラ・マリナに留置されていました。

 長くなりましたのでマジョルカの話は後ほど書かせていただきます。長文失礼致しました。
No.972 - 2006/03/01(Wed) 23:50:42
Re: バレンシアに・・・ / suze@管理人
中尾さま
弊BBSには勿体無いほど、内容が濃いスペイン鉄道レポート、ありがとうございます。

鉄道撮影禁止の件、鉄道の運営者を問わず、国内全域なのですね・・・
これはテロ対策なのでしょうね。2004年3月の列車テロが、依然尾を引いていると思われます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/spain/kankei.html
特に駅構内ということで、神経質になっているのでしょう。
これが人の少ないローカル線や田舎の駅なら、対応は違っているかも知れませんが。。。

簡易運転台によるスイッチバックとは、変わった方式ですね。
日本であれば間違いなく、両運転台の電車なのでしょうけど。
不思議な中途半端さが面白いです。気になります。

列車の落書き・・・これは最近のヨーロッパでは全域的に酷くなっていますね。
イタリアでは以前からしばしば見かけた落書き列車ですが、かつてのドイツでは落書きがされた車両など見当たりませんでした。
しかし前回のドイツ訪問時は、列車や鉄道施設への落書きが多くなったのを見て、その変わり様に軽くショックを受けたものです。
スペインでも以前なら、地方ではあまり見かけませんでしたが・・・
そのような風景から、ヨーロッパの現実が垣間見えるような気がします・・・。

詳細なご報告、ありがとうございました。
マジョルカの話も、お待ちしています。
No.974 - 2006/03/02(Thu) 21:21:13
Re: バレンシアに・・・ / 中尾 [関東] [ Home ] [ Mail ]
suze様、こんばんは。

 ダラダラした読み辛い文章にレスを下さいまして有難う御座います。

> 鉄道撮影禁止の件、鉄道の運営者を問わず、国内全域なのですね・・・
 私もはじめは撮影禁止はRENFEだけかと思っていました。しかし、実際は鉄道関係は全て原則駅での撮影は禁止で、撮影が出来たり出来なかったりは、駅の担当警備員の裁量なんでしょう。今回もバレンシア市では撮影禁止を食らいましたが、アリカンテやマジョルカでは全く自由に撮影できました。警備員も都市の中心のターミナルなど、列車本数や乗降客の多い主要駅を除けば常駐していない様なので、RENFEでもローカル駅では殆ど無問題です。
 元々スペインは鉄道の撮影に付いては厳しいところがあったと聞いていますが、やはりマドリードでのテロが撮影を厳しく取り締まる方向に働いているのは間違いないでしょうね。

> 簡易運転台によるスイッチバックとは、変わった方式ですね。
> 日本であれば間違いなく、両運転台の電車なのでしょうけど。
> 不思議な中途半端さが面白いです。気になります。

 これには私も首を傾げました。アリカンテの様な鉄道からのLRT転用(+新設)の場合は、わざわざ折り返し駅にループ又はデルタ線の様な施設を作ったり、方向別のホーム(乗降ドアは進行方向右側にしかない)を整備したりするのは結構大変ですよね。
 恐らくバレンシア市(こちらは完全新規路線)で使っている車両と統一したかったんでしょうけど・・・。ちなみにアンダルシアのマラガ近郊で建設中のLRTは、昨年バスの車窓から建設中の軌道や停留所を見た感じでは完全新規ながら両運転台・両側ドアの車両を使う様でした(そろそろ営業開始の筈ですが)。

> 列車の落書き・・・これは最近のヨーロッパでは全域的に酷くなっていますね。
 ポルトガルでもCPの大都市近郊路線やリスボンの路面ケーブルカーはここ数年来悲惨な状況です。この年末年始にスイスに行った知人も普通列車を中心に落書きを見かけると話しておりました。困ったものです。

 さて、マジョルカの状況も簡単に。
 FS(ソーリェル鉄道)は毎年結構大幅な運賃の値上げが続いておりますが車両や鉄道施設等には目だった変化はありません。2006年はパルマ〜ソーリェル間片道9Euro(往復14Euro)、トラムは街から港まで3Euroです。地元住民はそれぞれ3Euro/1Euroで乗車出来る様ですが、パルマ〜ソーリェル間は並行するバスに便数や料金で完全に負けており、途中駅からの乗降客は皆無になってしまいました。
 今までアーモンドの花と絡められる手頃な撮影地としてパルマの次の駅、ソン・サルディーニャ付近(パルマの市内バスでも行ける)を良く利用していたんですが、現在は後述するメトロ新線工事のため、写真が撮れる様な状況ではなくなっていました(>_<)。
 SFM(マジョルカ鉄道)の方はパルマ市街地での地下化とメトロ新線(パルマ〜ソン・サルディーニャ〜バレアレス大学)の建設が土木工事の最盛期でした。地下化区間と元のパルマ駅は敷地全体が掘り返されていますが、工事区間のバス代行は一旦終了し、現在は鉄道が工事現場の脇に引かれた単線の仮線を走っています。ただ、パルマの仮駅は元の駅から500mほどインカ寄りとなっています。地下化されるパルマの新駅は鉄道と郊外バス両方が乗り入れる様です。
 それにしてもメトロ新線の方は地下化区間がかなり長い様なんですが、既存の路線と同様非電化なんでしょうか?これについては私が理解できる資料が見つからなくて謎です・・・。
 車両は白に青・緑のラインの旧塗装は完全に見なくなり、全て赤白黄色の新塗装(郊外バスと共通)ばかりになりました。
No.976 - 2006/03/04(Sat) 02:33:04
Re: バレンシアに・・・ / suze@管理人
中尾さま
マジョルカ島の鉄道最新情報、ありがとうございました。
FS運賃、かなり大幅な値上げですね。。。
この鉄道、島の交通体系的にどのような位置づけなのか、気になるところです。観光目的なのか、地元の足なのか。
どうも様子から察するに、観光目的に特化していく方針のように思われますね。

最近、SFMの公式サイトにアクセスしたところ、見慣れぬ派手な色彩の車両が載っていましたが、塗色が全く変わってしまったのですね。
また、いつの間にかIncaから先に延伸されていますし。
メトロ新線、延伸などの流れから察するに、従来通りディーゼルカーを走らせそうに思えるのですが、ひょっとしたら地下区間のみ、新型LRTを導入することもありえますね(乗り換えが面倒そうですが)。
いずれにしても、ラジカルに島の鉄道が変わっていく様子がわかりました。
しかし・・・今後、アーモンドの花と木造電車を絡めて撮影できない可能性があり、加えて木造電車が路面を行く風景も見られなくなるかもしれないと思うと、残念の一言です。

でもわたし達は、マジョルカ島の鉄道の面白い時期を実際に見ることができ、また撮影もできて幸運だったと思います。

ご報告、ありがとうございました。
No.979 - 2006/03/05(Sun) 09:45:01
オーストリア篇(1)アップしました / suze@管理人
ただいま、オーストリア篇(1)「トラムと古典電車」をアップしました。
ウイーン、リンツ、グムンデンのトラム、リンツ郊外のペストリンクベルグに登るクラッシックな電車などの写真です。

ぜひ、ご覧ください。
http://suzecoll.hp.infoseek.co.jp/index.html
No.958 - 2006/02/26(Sun) 20:33:47
Re: オーストリア篇(1)アップしました / ogawa [近畿]
なつかしいウィーンの路面電車など拝見させていただきました。
グムンデンでのトラムも良いですけど、ペストリンクベルグ鉄道
の写真も良いですよね。
しばし、見入ってしまいました。
No.959 - 2006/02/26(Sun) 21:15:59
Re: オーストリア篇(1)アップしました / おちびたぁや [九州]
SUZE様 ogawa様

 私もしばし、見入ってしまいました。

 私は、オーストリアは一度しか行ったことがありません。
 ユーレイルパスを使っての、学生時代のバックパッカー旅行でした。
 宿の高いイメージがあって、殆ど素通り状態でした。
 ちょうどドイツ統一の頃です。
 しかし、なぜか郷愁を感じるのは何故でしょうか?
 
 写真の上手さもさることながら、画面に残る記憶(記録)にはなぜか凝視させるものがありますね。


 さて、今日、私は嫁さんと博多の福岡城址の回りにある「大濠公園」にて、梅を撮りまくってきました。
 昨夜の雨で、かなり花びらが散っており、ちょうどこれで最後!という感じでした。

 本日の機材。
 レンズ:?@バリオゾナー70〜210/F3.5ズーム
     ?Aディスタゴン28/F2.0広角
     ?Bプラナー85/1.4中望遠
 ボディ:コンタックスRTS?V型
 フォルム:コダクローム64

 嫁さんには、ニコンFMに、24ミリ広角を渡し、好きなように撮らせました。広角レンズの楽しさを少し理解してくれたようです、ウシシ。

 しかぁし、もはや、こんな銀塩で撮っている人なんて、皆無でしたよ!皆無!
 
No.960 - 2006/02/26(Sun) 21:33:00
Re: オーストリア篇(1)アップしました / suze@管理人
ogawaさま、おちびたぁやさま

早速ご覧頂き、ありがとうございます。
今回はあまり効率の良くない方法で、展示作品を選びました。
はっきりとした失敗、ブレ・ボケ・露出ミスのコマ以外は、すべて生かす方法です。
落とさなかった写真すべてに補正をかけ候補としたため、出さなかった写真にも思い入れがあります。
逆に、あまり出来が良くなくても、資料として出す必要がある写真もありました。

そんなこんなで、何とか第1弾ができました。
第2弾は、4月頃になるかも知れませんが、次回もお楽しみに。
No.961 - 2006/02/27(Mon) 06:57:23
Re: オーストリア篇(1)アップしました / 三谷眞紀 [ Home ]
待ってました!
ん〜〜〜〜〜ステキだあっ!!!
suzeさんてほんと、いいとこねらってきますね……どれも愛がたっぷり。
ほんとにきれいです。
No.962 - 2006/02/27(Mon) 21:25:38
Re: オーストリア篇(1)アップしました / suze@管理人
三谷さま
ご覧頂き、ありがとうございます。
最近思ったのですが、「写真の表面から、そのカメラ周りの諸雑事を鑑賞者に感じさせてはいけない、そこは舞台裏だから。」と。

でも、ここは雑談場なので言ってしまいますと・・・
2日目に足を怪我し、旅行中はそれを引きずりながらの撮影でした。
普通なら、ホテルの部屋が撮影対象になっている状況でした。
それをみなさんに感じさせない「愛を感じていただける」写真を撮れたことに、満足しています。
No.963 - 2006/02/27(Mon) 22:58:26
感想が遅くなり申し訳ありません / 中尾 [関東] [ Home ] [ Mail ]
suze様こんばんは。

先週半ばに無事にスペインから戻りましたが、直ぐに週末に福井に撮影に出掛けたりして、帰国報告もままならずに申し訳御座いません。

オーストリア編拝見いたしました。
大都市らしいウィーンやリンツのトラム、地方都市の可愛らしい電車たちなど、何処の写真もバラエティ豊かでその鉄道の走っている場所の雰囲気が感じられて良いですね。足をお怪我なさっての撮影とは、伺うまで全く思いもしませんでした。
ペストリンクベルグ鉄道はオーストリアの中でも是非訪問してみたい鉄道の上位に入ります。緑の中を走る短い路線故に撮影には苦労なさったんでは無いでしょうか。そんな中でも駅や車内の様子や夕暮れ時など変化のある写真を拝見できて、作品を通してこの鉄道の姿をしっかり感じられました。
グムンデンにも行ってみたいですね。
No.964 - 2006/02/27(Mon) 23:47:54
Re: オーストリア篇(1)アップしました / suze@管理人
中尾さま
お忙しい中ご覧頂き、ありがとうございます。
旅から無事お帰りになったとのこと、貴サイトトップの写真を拝見しました。道中、天気に恵まれましたでしょうか。

足の怪我・・・情けない話ですが、、雨のウイーンのUバーン駅で足を滑らせまして・・・軽いものと思っていたのですが、徐々に歩くのに支障があるほどに悪化したので、撮影は駅から近い場所に限られてしまいました。
ペストリングベルグ鉄道ですが、私有地にはさまれるような線路敷が多いため(ちょうどトリエステの登山区間に似ています)、撮影は大体が停留所や駅の部分に限られるようです。
しかし、少ないのですが道路沿いなどでは、ゆっくり走行する古典電車の撮影が楽しめます。
逆にグムンデンはすべて道路沿いを走っているので、撮影ポイントは多くあります。
これは短い距離ながら、比較的変化がある沿線風景です。

しかしそんな理由で、歩ける距離にもかかわらず、歩きながらの撮影を充分できなかったことが心残りではありますが・・・
No.965 - 2006/02/28(Tue) 07:17:52
Re: オーストリア篇(1)アップしました / おちびたぁや [九州]
ちょっと、突っ込んでいいですか?

なぜに足を怪我なされたのか?

グムンデンでグデングデンとか。。。げっ!
No.967 - 2006/02/28(Tue) 21:52:43
Re: オーストリア篇(1)アップしました / suze@管理人
>なぜに足を怪我なされたのか?

前のレスに書いたとおり。。情けない話です。
>雨のウイーンのUバーン駅で足を滑らせまして・・・
白状すると、旅で足を怪我するのは2回目。しかし初日に怪我したのは初めてです。
左足親指の先、骨にヒビが入ってるのを知ったのは、帰国後レントゲン撮ってからでした・・・
よく1週間も動けたなぁ。。我ながら無茶しました。
No.969 - 2006/02/28(Tue) 22:29:24
Re: オーストリア篇(1)アップしました / おちびたぁや [九州]
> >なぜに足を怪我なされたのか?
>
> 前のレスに書いたとおり。。情けない話です。
> >雨のウイーンのUバーン駅で足を滑らせまして・・・


 ううむ。なるほど。
 シラフ状態での「事故」だったのですね!
 欧州の石畳には気を付けましょう。
 というか、石畳だったのでしょうか?
 ごめんなさい。ちょっとしつこいですね。

> 白状すると、旅で足を怪我するのは2回目。しかし初日に怪我したのは初めてです。
> 左足親指の先、骨にヒビが入ってるのを知ったのは、帰国後レントゲン撮ってからでした・・・
> よく1週間も動けたなぁ。。我ながら無茶しました。


 再び、ウーム。
 決して鈍いわけではなく、モチベーションの高さが、痛みさえも吹き飛ばしていた!と積極的に理解します!

 私も楽しい撮影の後、体のあちらこちらに「あざ」が出来ているのを発見することが多いです。
 何を撮りながら、こんなところを打ったのだろうと、いくら考えても分かりませんが(笑)
No.973 - 2006/03/02(Thu) 10:46:12
Re: オーストリア篇(1)アップしました / suze@管理人
どうもです。
>  シラフ状態での「事故」だったのですね!
>  欧州の石畳には気を付けましょう。
>  というか、石畳だったのでしょうか?


石畳で捻挫したのは、以前行ったバルセロナの話です。
今回は階段でした。登っている時、滑って足を踏み外してしまったのです。
つま先を変にひねり、普通に転べばよかったのですが・・・
無理したところが、骨折です。

>  決して鈍いわけではなく、モチベーションの高さが、痛みさえも吹き飛ばしていた!と積極的に理解します!

気力でしたね。足の指が血マメで腫上っても、一足駆動状態で動いていました。

>  私も楽しい撮影の後、体のあちらこちらに「あざ」が出来ているのを発見することが多いです。
普段はないのですが、海外では特に何でも見てやろうという気持ちが強く出るせいで、足元が不注意になってしまうのでしょうか。
でも、カメラがいつの間にか傷だらけ、ということはよくあることで・・・
だから、未だ高いカメラ(舶来品)は持つことができません・・・
No.975 - 2006/03/02(Thu) 23:42:00
(No Subject) / 那由他
suzeさん
いつも見せていただいています。
掲示板に投稿するのは初めてですが、ウィーンの写真が懐かしく、ご挨拶にお邪魔しました。
Suzeさんには、眞紀さんのところでご挨拶したと思いますが、眞紀さんのところにお邪魔する前から、こちらは、見せていただいていました。
掲示板は見てなかったので、眞紀さんのところで、suzeさんのお名前をお見かけした時は、お二人がつながっていると初めて知り、不思議な気がしました。
ウイーンは随分、前に行ったことがあり、トラムにも乗りましたので、懐かしく見せていただきました。
結婚式用特別電車という車両があるなんて、初めて知りました。
私は、建物が好きなので、(多分、suzeさんのところにたどり着いたのも、建物つながりか、駅舎つながりだと思います。) フンデルト・ヴァッサー・ハウスなど、背景の建物や町並みも興味深く見せていただきました。(日本の駅舎のコンテンツなども見せていただいています。)
オーストリアの他の町のトラムは乗ったことがないので、機会が与えられれば実際に乗ってその町を走ってみたいなと思いました。
No.966 - 2006/02/28(Tue) 16:42:29
こちらでは、はじめまして / suze@管理人
那由他さま
弊BBSへ、ようこそいらっしゃいました。
かなり以前から、弊サイトをご覧いただいていたとのこと、また、今回の新作もご覧いただき、ありがとうございます。

眞紀さんとは同じ沿線住民というローカルな関係でもあり、たまにお会いすることがあります。web上では、旅つながり関係です。

ウイーンは大好きな街で、3回目でした。
このまちに寄った際、グリンツィングのホイリゲは必ず訪ね、美味しいワインを飲むことにしています。

結婚式電車は歩いていたら思いがけずやって来まして、メインカメラでは間に合いませんでした。しかしサブカメラでの撮影でも、サイトに載せられてよかったです。
今回はトラムや鉄道を撮影する目的の他、ウイーンの駅舎建築を多く手がけたオットー・ワグナー作品を撮影することも目的にありました。
これについては現在資料を物色中ですが、有名な建築家であるにも関わらず、日本語のものが見つからないのです。。
調査に時間がかかっていますが・・・いずれAnnexにて発表する予定です。
今後もよろしくお願いします。
No.968 - 2006/02/28(Tue) 22:25:04
Re: (No Subject) / 那由他

suzeさんの投稿に返信するつもりが、間違ってしまってすみませんでした。
ウイーンの駅舎も楽しみです。
No.970 - 2006/03/01(Wed) 12:26:23
次回作について / suze@管理人
那由他さま、みなさま
オーストリア篇(2)、内容は「オーストリアの保存SLと登山鉄道」の予定です。

ワグナー作のウイーンの駅舎については、現在資料収集中です。
日本語の文献はほとんど絶版となってしまい、英語の参考文献を紐解いているところです。
では、では。。
No.971 - 2006/03/01(Wed) 23:07:34
情報求む! / おちびたぁや [九州]
愛機 リコーフレックスモデル?Z 

 上のレンズ(ピント合わせ用)を回すと、ギヤが連動して、下のレズ(撮影レンズ)が回ります。

 ところが! 
 ヘリコイドを回しすぎて、レンズが外れてしまいました。

 元通りに組み直す方法をどなたかご存知ありませんか?
No.943 - 2006/02/04(Sat) 23:32:55
Re: 情報求む! / 三谷眞紀 [ Home ]
沈みつつあるのが気になるので上げてみる……
むろん、ご存知なことなどひとつもないけれど
No.950 - 2006/02/14(Tue) 18:18:40
Re: 情報求む! / suze@管理人
おちびたぁやさま
すまない。。
レスは、あえて付けていませんでした。
その知識がない管理人が口を挟むことで、答えることができる人が書きにくくなることもあるので。。

mixiなどのSNSに、この手のスレッドがあるかもしれませんね。
No.951 - 2006/02/14(Tue) 21:08:52
Re: 情報求む! / おちびたぁや [九州]
各位
えらい、ご無沙汰で申し訳ございません。
生業のイベント業務が昨日やっと終わりまして、とりあえず一息つかせていただきました。

三谷様 救いの手、すんません。
SUZE様 正直なご意見ありがとうございます(笑)

現在、愛機はバラバラの状態で待機中です…。

なお、先週、我が家にニューフェイスが2台到着しました。
ひとつは、ミノルタV2(1958年製)。
レンズシャッター機のコンパクトカメラです。
世界初の1/2000秒シャッターを搭載しました。

もうひとつは、コニカ三型(1957年製)。
これはご存知の方も多いでしょう。
先述と同じレンズシャッター機のコンパクトカメラです。
レンズ部横のレバーをガシャガシャと二回押し込んでシャッターチャージとフィルム巻上げを行うカメラです。

くしくも、本年はコニカ、ミノルタのカメラ事業終焉の年。

いずれも半世紀前のモノですが、立派に動きます。

合掌。

私のデジタル以降化計画がまた遅れてしまいました。。。
No.955 - 2006/02/19(Sun) 00:55:55
お疲れ様 / かなぶん [関東]
週末はお世話様でした。

あの後は栃木市めぐりをされたのですか?

僕らは湯西川温泉の共同浴場入って、周りの雪景色に写欲が湧いてプチ撮影オフしてましたよ。

では、また。
No.948 - 2006/02/13(Mon) 19:23:06
Re: お疲れ様 / suze@管理人
かなぶん様
こちらこそ、お世話になりました。
はい。栃木の市街を歩いて、デジカメで気軽にパチパチと写真撮りながら歩いていました。
でも…早めに帰りたかったので、博物館や美術館、資料館には入らなかったのです。次回は、よく調べてから、じっくり歩こうと思います。

湯西川ですか…あの辺の温泉もいいですね。
自分も温泉好きですので、次回はご一緒できたらと思います。
No.949 - 2006/02/13(Mon) 20:40:45
遅くなりました / Takema [関東] [ Home ]
Suzeさん、先日はありがとうございました。
夜遅くまでゆっくりお話が出来、さらに二人して
あたふたと某氏のお世話まで出来ちゃって楽しかったですね(笑)。

これを機会に、また何かの機会にお会いできたらと思います。
あ、いきなり切り出した鉄Jの話ですが、あれは本当ですよ。
もしよろしければ‥。実家の掃除をするのが2-3ヶ月あとだと
思いますが、そのころに??

ちなみに拙サイトにも多少鉄道が絡むコンテンツがあります。
(メインではないですが)。国内だとせいぜい只見線くらい、
http://achikochi.takema.net/choito_tadamiline1.htm

海外だと、ミャンマーの鉄道旅行編などがそれにあたるかと‥。
http://achikochi.takema.net/kaigai2/myan04/myan04_02yangon_4.htm
http://achikochi.takema.net/kaigai2/myan04/myan04_04thibaw_1.htm
もしよろしければご覧下さいませませ。

かなぶんさん>

湯西川の共同浴場といえば、知っている人は大体温泉街の中の風呂
(男女混浴)を思いだすのではないかと思います。
あそこは意外と知られていないんですよ。
自分も存在は知っていながらいつも素通りで(地元の人専用と
思ってました)、今回あそこに入れて結果的にはラッキーでした。

そうそう、最初に目指した湯は今や「旧道沿い」になって
しまっていたことを帰り道に発見しました。
となればますます外来客に走られることも少なくなると思うので、
これからは時々行こうっと。
No.952 - 2006/02/16(Thu) 22:32:26
Re: お疲れ様 / suze@管理人
Takemaさま
先日は、夜おそくまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
最後の温泉には今回ご一緒できませんでしたが、機会ありましたらぜひご一緒したく思います。
東北の秘湯、米沢周辺も好きなエリアですが、これまでで一番インパクトがあった温泉は、福島県の土湯温泉・不動湯でした。

只見線の旅、拝見しました。
雪を見ながら日本酒・・・最高ですね♪
このような状況では、わたしの鉄分が少々薄目となります(笑)。

鉄Jですが、もし処分されるのでしたら、わたしの方でお預かりさせていただければと思います。

今後とも、よろしくお願いします。
No.954 - 2006/02/18(Sat) 11:39:25
今日の「タモリ倶楽部」(関東) / suze@管理人
関東以外の放送日の方にはネタばれになるため、あまり詳しく書けませんが、、
今日のタモリ倶楽部、なかなかの鉄道ネタで、
「タモリ電車倶楽部」。
いつもの向谷さん、ほんこんさんといった、鉄道系ゲストです。

久々、夜中なのに大声をあげて、笑ってしまいました。
見た人は、いますか?
No.953 - 2006/02/18(Sat) 00:59:24
趣味カメラ誌 その2 / suze@管理人
今日は「PHat PHOTO」1-2月号を買ってみました。
前回の「カメラ日和」よりも、従前のカメラ雑誌に近い雰囲気です。
ぼちぼち、目を通してみます。
http://www.terauchi.com/phatphoto/newrelease.html
No.941 - 2006/02/02(Thu) 22:48:56
Re: 趣味カメラ誌 その2 / おちびたぁや [九州]
おススメの「カメラ日和」第5号を購入しました。

じっくりと時間をかけて読んでみました。

 先日、提示させていただいた「違和感」が少し見えたような気がします。

 テーマ、メッセージの無さ、何を伝えたいか分からないといったことのようです。

「ライフ」写真集で写真に関心を深めていった私としては、写真=報道=記録・メッセージという無意識の公式が脳を支配していたようです。

 それに対して、「カメラ日和」誌にちりばめられているのは、見ていて気持ちの良い写真。
 故・植田正治氏が戦前より提唱されていた「写真する楽しみ」が感じられました。

 私の頭が固かったようです。
 というか、私と同じようなスタイルが展開されていたので、近親憎悪を感じたのかもしれないことを告白いたします。
No.942 - 2006/02/02(Thu) 23:11:49
Re: 趣味カメラ誌 その2 / suze@管理人
新作アップなどで、こちらに書き込むのが遅れてしまいました。
申し訳ありません。

さて、早速読んでいただいたとのこと。
> 「ライフ」写真集で写真に関心を深めていった私としては、写真=報道=記録・メッセージという無意識の公式が脳を支配していたようです。
>  それに対して、「カメラ日和」誌にちりばめられているのは、見ていて気持ちの良い写真。
>  故・植田正治氏が戦前より提唱されていた「写真する楽しみ」が感じられました。


そこが「趣味」たるところですね。
こうあるべき、とか、あらぬべき、といったことに縛られない。

>  というか、私と同じようなスタイルが展開されていたので、近親憎悪を感じたのかもしれないことを告白いたします。

おちびたぁやさんも、つまりは趣味として写真を撮り続けていらっしゃるわけで。
趣味としての写真鑑賞と写真撮影、この両輪を如何にバランスよく回すかも、趣味としての楽しみでしょう。
No.945 - 2006/02/07(Tue) 20:57:04
新作進行状況 / suze@管理人
現在、新作UP準備中です。
実は今日にでもUPする予定で頑張っていましたが、予想以上に使いたい写真が多い…嬉しい悩みですが、迷いと手間で時間が予想以上にかかっています。。

もう少し時間を頂ければ・・・
遅延について、お詫び申し上げます。
No.944 - 2006/02/05(Sun) 22:54:23
あきらめの悪さ / おちびたぁや [九州]
SUZE様、中尾様、ogawa様、三谷様(注)ぁぁぁぁ、

福音か、それとも最後の灯火か?

http://www.camera-info.net/cic_report/news060118.html

写真ファンが心より待ち望んだ組み合わせが、今、実現する!

(注)三谷様はコンタックスT3ユーザということで、ご登場いただきました。
No.919 - 2006/01/19(Thu) 01:41:27
Re: あきらめの悪さ / 中尾 [関東] [ Home ] [ Mail ]
おちびたぁや様、こんばんは。

今日神保町の書店でカメラ雑誌の最新号の記事を立ち読みして、
早速欲しくなりましたよ〜。特に85mmは渋い。
(直ぐには買えないと思いますが)

しかし、ニコンのフィルムカメラはF6とFM10のみか・・・
改めてFM3Aの生産中止が悔やまれます。
No.921 - 2006/01/19(Thu) 21:16:05
Re: あきらめの悪さ / suze@管理人
このレンズの情報は、先週聞きました。聞いた時点では確認できなかったのですが、やっぱりコシナのOEMですか。
でも、この夢のコンビネーションは、以前からニコンのファンだった私たちにとっては、実に楽しい選択肢が増えたものと嬉しく思います。個人的には、28ミリが出たらぜひ欲しいです。

ただ一つ心配なことは、同じMFレンズのニッコール45ミリf2.8Pとは異なりCPUは持たないとみられ、だとしたら、例えばD70sから入った比較的新しいデジタルニコンファンにとっては使い勝手が悪いものとなり、果たして広く人気がでるか…?
最初から狙ってはいないのでしょうかね。

その意味では、マニアックな製品かと思います。
No.922 - 2006/01/19(Thu) 21:32:23
Re: あきらめの悪さ / おちびたぁや [九州]
SUZE様 18999踏みましたぜ!

老婆心ながら、20000達成記念イベントは何かお考えがあるかと存じますので、楽しみにしております。

さて、ニコンF6と、コシナツァイス85ミリF1.4という夢の競演。

「追い詰められた二人」との印象を持ちますが。。。

さる、京セラ筋の人の話に寄れば、現在のツァイスの現状については、ヤシカが京セラに買収された時に始まったのだと。
以下、風説の流布。

 ツァイスと提携当時のヤシカ社長は、莫大な開発資金を何とか回収して、借金ゼロにした時点で、身を引くことを考えていたそうです。またその当時のヤシカ技術陣は根っからの写真好き、メカ好きが多く、ツァイスの難題を頑張ってこなしていたのです。

 しかし、社長代替わりの時に、その意思までは相続されず、目の前の餌にまんまと京セラに身売りをしてしまいました。
 しかも序列は、コンタックス、京セラ、ヤシカ、と旧ヤシカ光学技術陣とすれば、屈辱の序列。
 当時の京セラにはカメラ作りの技術は無く、しかし徐々に旧ヤシカの技術を吸収すると同時に、旧ヤシカ技術の方々は他部署に配属替えとされていきます。
 
 一時期(80年代後期)、京セラコンタックスのラインアップが危ぶまれたことがあります。まずレンズの新製品が出ない。フラッグシップであったRTS?U型を止める。当時の常識では、後継機種を出さないまま旗艦機種をディスコンスルのは、撤退を意味するものでした。実際、当時のカタログには167MTという一機種のみ掲載されていた号があります。
 
 その後、1990年代に入りRTS?V型を始め、新ラインナップでメニュー拡大を図りますが、やはり一部マニアにしか受け入れられず。レンズの新製品は無く、女性向にARIA等企画しましたが、ハイアマチュアを誇るツァイスファンに受け入れられるはずがありません。

 要は、いつのころからか、コンタックス・ツァイスブランドは京セラの足かせになっていたようです。
 当初は、このブランドで金儲けが出来ると企んだのでしょうが、うまくいかなかったのですね。
 で、先日の発表。
 今回の撤退も、京セラからの提案だったそうです。
 「もう、コンタックスは儲かりませんから辞めますわ」

 ツァイスはやはりレンズ作りは続けたいわけです。
 しかし、生産能力は無い。
 どこでもいいから、カール・ツァイスを作ってくれないか。。。

 そこで、コシナに白羽の矢が立った!という流れです。
 しかも検査設備はツァイス専用機器が長野に設置されたとのこと。
 今回は期待できるかも!

 戦前からツァイス・イコンを意識して頑張った「ニコン」カメラ。  「ニコンはそれに似ているからダメ」とイチャモンをつけられたため、ニコンFは欧州ではニッコールFとして売られていました。 

 しかぁし、もはやツィアスがレンズを合わせてくる。

 もう、ドイツ崇拝はやめませんか?
No.925 - 2006/01/20(Fri) 03:06:38
Re: あきらめの悪さ / 三谷眞紀 [ Home ]
え、呼んでくれてうれしいんだけど、ウチのはT3じゃないよ、TVS?Uだよ
No.926 - 2006/01/20(Fri) 23:46:52
Re: あきらめの悪さ / おちびたぁや [九州]
> え、呼んでくれてうれしいんだけど、ウチのはT3じゃないよ、TVS?Uだよ

あらら、ごめんちゃい!
 コンタックスの高級!コンパクトカメラという記憶があったので、てっきりそうかなぁ、と。
 
 TVSシリーズもこれからプレミアが付くでしょうね。
 実は私も中古を探していますが、なかなかお目にかかれません。
No.927 - 2006/01/21(Sat) 12:17:12
Re: あきらめの悪さ / suze@管理人
>  ツァイスはやはりレンズ作りは続けたいわけです。
>  しかし、生産能力は無い。
>  どこでもいいから、カール・ツァイスを作ってくれないか。。。
>
>  そこで、コシナに白羽の矢が立った!という流れです。
>  しかも検査設備はツァイス専用機器が長野に設置されたとのこと。


詳細な解説、ありがとうございました。
あのツァイスも、もはや本場にはないのですね。
一方、コシナはカメラ・写真好きには知られたメーカーですが、一般にネームバリューはどうかと聞けば…
そんな中で、知られた海外ブランドレンズのメーカーとして使われれば、会社として経営的にも安定するでしょう。

現実、経営基盤がしっかりしなければ、技術も発展しませんから…
No.932 - 2006/01/22(Sun) 12:33:10
Re: あきらめの悪さ / おちびたぁや [九州]
小生、買う予定です。

 ニコンFマウント コシナ・ツァイス 50ミリF1.4

 パウル・ルドルフ 万歳!
No.935 - 2006/01/28(Sat) 22:29:17
Re: あきらめの悪さ / ogawa [近畿]
T2・・・1990年に発売された日から使っています。
たしかにツァイスは良いですね・・・硬くならず芯の柔らかい
描写は好きですけど。

Nikon・・・Fマウントのツァイス。
それだけの金額を出して買う価値があるのかな?
一眼レフ使っている人なら、レンズ一本で満足するわけないもの。
すみません批判するつもりはないのですが、アサヒカメラなど
の記事読んでいて舞い上がっている人が多いので・・・なんとなく。
No.936 - 2006/01/28(Sat) 22:47:44
Re: あきらめの悪さ / おちびたぁや [九州]
Ogawa様 こんにちは!

 舞い上がり野郎の一人です(笑)

 実際、ニコンボディにツァイスレンズというのは、古い銀塩写真ファンにとっては、夢の組合せだったと思います。

 私が今回、購入を検討しているのは、「意地」ですね、もう。

 ボディを失ったツァイス。
 デジタルで、キヤノンの策略にまんまとハマッたニコン。
 そして、とどめは、あれだけ安物で馬鹿にされたコシナが、銀塩ファン最後の夢を叶えてくれる。

 こんな馬鹿な、銀塩マニュアルカメラの終焉を誰が予想していたでしょうか(涙&笑)

 追伸)もちろん、実際の購入にいたっては、も少し冷静に判断しますね!
No.937 - 2006/01/29(Sun) 08:21:23
こんどはコニカミノルタ / ogawa [近畿]
先ほど「コニカミノルタ カメラ事業撤退」のニュースが流れました。
デジタルカメラの「α」シリーズはソニーへ譲渡。
あとは撤退。
ということはフィルムカメラもフィルム生産も必然的に
終了ということになります。
あの「さくらカラー」も終了か・・・なんか寂しいなぁ。

先日、suzeさんがフィルムの種類が減っていくことが懸念されると
書かれていましたが、そのとおりになりましたね。
最近、カメラ業界のニュースはフィルム使いにとってツライですね。
No.920 - 2006/01/19(Thu) 18:18:04
Re: こんどはコニカミノルタ / suze@管理人
写真を撮り始めた小学生の頃、当時の「さくらカラー」は画質(今思えば粒状性)の悪さから、以来使うことは少なかったフィルムでした。とは言っても日本を代表するフィルムの一つだっただけに、残念です。
つい最近まで、コニカも多くの種類のフィルムを作っていましたが、これまで試用することは、あまりありませんでした。
最後になりますが、使い比べてみようと思いました。
コニカといえば、名機「ピッカリコニカ」。写真を大衆のものにしたカメラ界の「カローラ」的存在とでも言えましょうか。当時、本気で欲しかったです。

私たちの世代には懐かしい「あのCM」で人気を博したX-7、そして斬新だったαシリーズのミノルタさえ、コニカとの合併を経てもカメラから撤退…ソニーへの譲渡でハード的に今後も多少期待できると言え、この業界では伝統ある会社だっただけに、実に残念です。
フィルムスキャナーのディマージュシリーズ、実は個人的に欲しい機種があるのです。その撤退について同社のHPには記載はありませんでしたが、これもフォト事業として撤退なのでしょうか?

最近で唯一銀塩ファンにとって楽しい話は、別スレッドにもあります「ツァイスMFレンズのニコンFマウント」登場でしょうかね。
No.923 - 2006/01/19(Thu) 22:06:40
Re: こんどはコニカミノルタ / おちびたぁや [九州]
OGAWA様、SUZE様 こんばんは!

そうですね、コニカ、ミノルタ、お前もか!という感じです(涙)

戦前から写真業界を牽引してきた小西六。
「現場監督」など、ネーミングの巧さも秀逸でした。

根強い、ロッコールファンを有するミノルタ。
1985年のアルファショックから20年。とうとう息耐えましたか。

現在、フジフィルムが銀塩に再注力宣言してますね。

しかし、もうどうでもいいやという感じも正直あります。

今ある資産を大事に使うしかありません。
No.924 - 2006/01/20(Fri) 02:42:25
Re: こんどはコニカミノルタ / suze@管理人
>現在、フジフィルムが銀塩に再注力宣言してますね。

>しかし、もうどうでもいいやという感じも正直あります。

わたし的にはフジフィルムの「銀塩宣言」、頼もしく思えます。
理由は同社はデジタル界でも実績あるのに、このような宣言をしているから。
フジのデジカメFinePixは評論筋からも一定の評価がされていますし、画質や使いやすさは私自身も確かめています。
このことからデジタルも、そして歴史をもつ銀塩も、両方の良さや特徴を熟知した上での宣言と考えるからです。

しかし最近参入した電器メーカー系のデジカメ製造者は、果たしてこれから継続的に写真好きから愛されるようなカメラを作ってくれるのでしょうか?
写真を撮ることが好きな人よりも、データやスペック重視の人に受けるカメラばかり作るならば…それは嫌だなぁ。
No.929 - 2006/01/21(Sat) 20:28:10
Re: こんどはコニカミノルタ / おちびたぁや [九州]
> わたし的にはフジフィルムの「銀塩宣言」、頼もしく思えます。

そうか!
 「銀塩ファンの皆様、ご安心ください」ということですかね。
 最近の銀塩世界の総崩れで神経が疲労していましたから。。。
 冷静に聞けば、頼もしい。。。のかな。。。

> 写真を撮ることが好きな人よりも、データやスペック重視の人に受けるカメラばかり作るならば…それは嫌だなぁ。
 
 ある程度の販売量に達するにはブランド力が必要ですよね。
 で、そのブランド力の成長には「伝説」が必要ですね。
 そこで、京セラやソニーはコンタックス、松下はライカ、という伝説に食いついたわけです。
 しかし、そんなにユーザの目は甘くない。
 そのブランド名が冠されているからと言って何でもかんでも買うわけではないのです。
 
 
No.930 - 2006/01/21(Sat) 23:38:27
Re: こんどはコニカミノルタ / suze@管理人
>  そこで、京セラやソニーはコンタックス、松下はライカ、という伝説に食いついたわけです。

この話題、私も写真の先輩のサイトで書かせていただいたのですが、まだデジカメの画素数が100万が最高だった時代は、それぞれ自社のレンズを使っていました。
(パナもソニーも、元々VTRカメラの技術はありますので。)
今や画素数600万が当たり前のデジカメですが、レンズが追いつかなければ画素数がどんなに多くても意味がない。
しかしカメラ後発の電器メーカーとしては、優秀なレンズを使いたいが、ニコンやキャノンは既に自社でデジカメを出している…
とすれば、ブランドイメージが定着した海外のレンズを採用することも、自然な成り行きでしょう。

しかし、レンズだけでカメラは成り立ちません。
レンズが一定以上のレベルに達したのであれば、次は道具として使いやすく丈夫な信頼できるカメラを作ってもらいたいというのが、写真好きとしての希望です。
No.931 - 2006/01/22(Sun) 12:13:05
以下のフォームに記事No.と投稿時のパスワードを入力すれば
投稿後に記事の編集や削除が行えます。
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