こんばんは。 今日は職場でOT学会の伝達講習をしました。 自分は作業活動についての発表をしたので、その内容でしました。
PTからの反応は 『やっぱりADLとか、そういうのからやらないとって思うんですけど…。どういう人が(作業活動の)対象になるんですか?』 他にも、やっぱり機能的な観点からの質問が多かったです。
うーーーん。
機能的なところももちろん大切なんですが、やっていて『作業っていいな〜!』って思うのって 機能的なこと以外のところが多いので、なんとも伝えにくいなと思いました。
今日までは、『なんでPTって機能的なことから離れられないんだ!』『なんで作業をとして生まれる、新しい物語性に良さを感じないんだ!気がつかないんだ!』って イライラカリカリしてました。
でも、作業活動で機能的にも回復しました、こういう機能訓練の要素があるんですよ、っていうのを示してしまった方が、 彼らは作業活動を受け入れてくれるんだろうな、 そこで気が済んでから、というか納得できてからじゃないと 機能的なこと以外の良さもあるんじゃないか、という気持ちにならないんだろうな、と腑に落ちた感じもしました。
前は、作業活動の機能的な面を強調するのって 『そんなことしたら負けだ』ぐらいの気持ちがありました。 でも、機能面を強調して見せることで納得する部分もあるならそれでいいや、 分かってくれる人は、そこ以外の事にも自然と目が向くんじゃないかな、 って気持ちが自然と出てきました。 まぁ、そういうことをわざわざするのは気乗りすることではありませんが…。 でも、保険診療分野で今後も堂々と作業活動をするには、必要なことかもしれませんね。 |
No.3164 - 2010/11/30(Tue) 19:49:52
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