毎年皆さんにこの時期伝えていることがあります。 試験当日の「緊張しないコツ」についてです。
試験当日は緊張するし、あがってしまいますよね。 でも不安になる必要はありません。 そんな場合のコツがあります。 詳しくはスポーツ選手のメンタルコントロールの本を読めば良いのですが、時間もないと思うので以下にまとめます。
受験票を始め当日持っていくものは前日に準備・確認しておきましょう。 そして試験会場には余裕をもって到着すること! これらで心に余裕が持てます。
席に着いたら、まずは「自分は今緊張している」ということと「国試当日なんだから当然だよなぁ」ということを確認しましょう。 不安や緊張に翻弄されるのではなく、体の中からポンッと目の前に取り出してしまう感じ、あるいは緊張している自分を上から眺める感じです。
これを【不安・緊張の外在化】と言います。
無事確認出来たらそれは、少なくとも「自分が緊張していることを確認できるだけの冷静さはある」ということです。 緊張している自分を見つめるもう一人の冷静な自分が実力を発揮してくれます。
「緊張している自分」が受験するのではなく、「自分が緊張していることをきちんと把握している冷静な自分」に受験させるわけです。
過度に緊張すると実力が発揮できなくなりますが、具体的に緊張や不安の原因が明らかになり外在化出来ると、緊張や不安の度合いが一気に下がるということも証明されています。 緊張する理由を自覚し、自分の外側に対象化できれば、必ず実力に近い能力を発揮出来ますよ(^^) |
No.3433 - 2018/02/22(Thu) 15:27:49
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