本日の日経平均株価指数は109円上昇して23,247円でした。 これに伴って景気敏感株は軒並み上昇していますが、その中でも際立っていたのが飲食銘柄のスシローです。 コロナ第2波が懸念されていた7月には株価を2200円まで落としていましたが、ここ最近は2500円台まで回復していました。 過去最高値である2630円を更新しようかというところで反発を繰り返していましたが、本日は128円(5.05%↑)の上昇を記録し、ついに終値2664円をマークしました。 日足最高値は2690円まで上昇し、コロナ終息後の目標株価とされる2700円〜2900円に迫る勢いです。 これだけ上げた要因としては ・一部店舗で受け取りロッカー式の持ち帰りシステムへの設備投資を行った ・コロナ渦でも極端な客足の衰えがなく、感情売り投資家が少なかった ・9月よりマイナポイントが開始され、還元方法シェア1位であるPayPayに対応している ・トロ祭りなど期間限定キャンペーンを絶えず継続している ・9月末の優待銘柄であることから買い気配が強まっている こんなもんでしょうか。 特に、マイナポイントはまだまだ知名度が低いと私自身は感じています。 クレジットカードによるキャッシュレス還元の際にもそうでしたが、周りに使っている人があまりいなかったんですよね。 ただ、マイナポイントに関しては上限5000ポイントの25%ですから破格の還元率と言えます。 家族がいるなら複数名分のアカウントとマイナンバーカードを取得している家庭も多いでしょう。 例えば3人家族であれば、60000円のチャージに15000円のポイント還元を即日付与で受けられるのですから使わない手はありません。 現在は「マイナポイントってCMとかでやってるけどよくわからん」という方が多いのが現状かと思います。 なんですが、体験者の口コミ等によりこれから広がっていくのは明らかなサービスでしょう。 実際に今年5月時点では、マイナンバーカード取得にかかる申請からの待機期間は1ヶ月程度だったそうです。現在では1ヶ月半〜2ヶ月待ちという役所が多いことから、駆け込み組が殺到しているものと考えられます。 還元ポイントの種類は自分で選択できますが、やはり強いのはPayPayやdポイントや楽天ポイントといったところですね。 したがって、今後はこれらの電子マネー決済を取り入れている事業主に顧客が集中すると考えられます。 スシローの9月期月次報告が楽しみですね。 |
No.71945 - 2020/09/02(Wed) 18:45:18 Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 13_6_1 like Mac OS X) AppleWebKit/605.1.15 (KHTML, like Gecko) Version/13.1.2 Mobile/15E148 Safari/604.1
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