NISAでポートフォリオに組み込まれる人気銘柄であった日本たばこ産業(通称JT) ここは高配当&魅力的な株主優待銘柄ということで、オリックスと並んで初心者が投資しやすい人気銘柄でした。 ただ、コロナ禍による減配や経営悪化に加え、パチンコ店や飲食店などでも禁煙に向けた動きが進んでいることから、煙草産業は衰退していくとの見方が強まって一時期は1800円を割るまで株価を落としていました。 しかし、IRが発表されて投資家の想像に比べて軽傷だったことから、現在は2000円付近まで回復してきましたね。 先日お話ししたスシローもそうですが、IRが懸念していたほど悪くなかった企業というのは多くあります。 中小企業であればコロナが経営にも直に影響してきますが、ある程度の大企業にもなれば留保もありますし、銀行の追加融資も受けられます。 特にディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドなんかは、閉園が続いても向こう2年間は経営できるだけの留保があります。ただ、銀行からの融資を受けて更に体力強化を図ったことがニュースにもなりました。 この辺の経営は本当にうまいですよね。顧客や投資家を本当に大切にしているんだと思います。 さて、JTの株価推移についてですが、この銘柄のピークは2015年〜2016年に付けた4850円でした。 この頃から禁煙運動は始まっていましたが、本格的な取り組みはまだ行われていなかったんですよね。 そして、確かiQOSが普及し始めたのもこの頃だったかと記憶しています。 JTのホルダーさんは本当に多かったんですよ。 1ヶ月前までは3000円を付けていたのですが、8月に入ってから一気に値を落としてしまいましたね。 残念ながら損切りしてしまった個人投資家さんも多いでしょうね。 逆に保有していない方にとっては今はまだ割安かもしれません。 煙草の値上げについて、総務大臣の認可を得たとの見出しも出ていましたが、先進国に比べると日本の煙草はまだ安いほうなんですね。 煙草がやめられんと語る友人の話を聞くたびに、JTはまだまだ安泰なんだろうなと感じます。 |
No.71938 - 2020/08/24(Mon) 23:08:36 Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 13_6_1 like Mac OS X) AppleWebKit/605.1.15 (KHTML, like Gecko) Version/13.1.2 Mobile/15E148 Safari/604.1
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