No.4248 - 2008/11/08(Sat) 00:55:37
☆ Re: ハリケーンPaloma / りーど [来年] | | No.4249 - 2008/11/09(Sun) 00:01:49
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☆ Re: ハリケーンPaloma / りーど [来年] | | ハリケーンPalomaは土曜日夜7時25分にカマグエイのSanta Cruz del Surからキューバに上陸。カマグエイとその周辺地域(Ciego de Ávila, Las Tunas, Holguín, Granma)において、大雨、高波などによる大きな被害を生んでいる。カマグエイでは1万3千人以上が避難した。現在強度は弱まり、カテゴリー2。日曜日午前6時ごろにNuevitas(カマグエイ)もしくはManatí(ラス・トゥナス)あたりからキューバを通過していくと予想されている。とはいえまだ注意を怠らないよう当局は呼びかけている。強風はCamagüeyとLas Tunas、大雨はCamagüey,Las Tunas, Granma,Holguín、高波はCamagüeyからGuantánamoまでの沿岸地帯で警戒が依然必要。
Adelante.cu 11月9日付 Se debilita el huracán Paloma al moverse sobre Camagüey http://www.adelante.cu/noticias/28/11/8/sociedad.debil.php |
No.4250 - 2008/11/09(Sun) 19:32:29
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☆ Re: ハリケーンPaloma / りーど [来年] | | Palomaはカマグエイを通過しながら急速に精力を弱め、現在は低気圧としての形をとどめるのみとなった。きょう日曜日中は東部地域においては少量の雨が、カマグエイからグアンタナモにいたる沿岸地域においては高波がしばらく続くとみられる。この本日午前6時の警報No.16はPalomaに関する最後の警報となるだろう。(下記記事抄訳)
Cuba.cu 11月9日付(午前6時) Paloma se debilita rápidamente y pierde identidad sobre Camaguey... http://www.cuba.cu/noticias.php?idnoticia=21282&orden=1 |
No.4251 - 2008/11/09(Sun) 22:17:38
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☆ Re: ハリケーンPaloma / まーき [---] | | 昨日39回目の訪玖から帰国しました。
6日からSancti-Spiritusの郊外に滞在しました。 当初の予定では9日の深夜のViazulでハバナに戻る予定。しかし8日の17時以降の全ての公共輸送機関は休止、との噂を聞いて8日の昼の便に変更。裕福なこととHIVで有名な近隣の町、カバイグワンの農場で午前中を過ごしました。
農園のテラスで吹き荒れるパロマの片鱗を味わいました。農園主が初対面のワタシ相手に暢気なお喋りを続けているので、 「なんぞ準備しなくてもよかっぺか?」と聞くと 「こん町は50年間、いっぺんもウラカンがきたことがないけ」と強気の返答。 「ウマイぶどう酒があるんだけど、ちっと飲むかの?」断るわけにはいかないので、【しぶしぶ】朝から酒を飲むことに。うーん、こんなところで、この状況で、酒を飲んでいて良いのであろうか?
最初、突然飛び込んできた外国人に警戒心ありありだったお母さんも、この頃になると中断していた米の選別をワタシに手伝わせながら、おしゃべりに加わる。働き盛りの息子も熱弁を振るうが何を言っているかさっぱり判らない。酒が入るとたたでさえ低い私のヒアリング能力は、半減してしまうのだ。そのかわりに、ピナール訛の合いの手が的確なポイントで出るようになる。これは某農園で毎夜続くボーイズトークで培われた条件反射のようなものだ。もっとも殆どのキューバ人、とくにカンペシーノは酒の席で人の話を聞くことは殆ど無いのだが。
すっかり、いい気分になって地元の呑み助が集まるところを教わる。 キューバの地方巡りで欠かせない、地ビールと地ラム酒。安くて旨いのだ。ここSancti-Spiritusの地ビールは今回のウラカンの名前に近い、「La Palma」なかなかイケル。ラム酒はハバナでも見かける「YAYABO」これはSancti-Spiritusの有名な橋の名前。メニュを眺めて、田舎でたべると間違いなく旨い、豚レバのステーキを肴に選び、小1時間を過ごす。宿に戻り、Viazulへ「一応」向かう。
案の定Viazul&アストロには誰もいない。6時間前には「はい、本日3時の便に変更します」と云ったおじさんが、「うーん、月曜日まで無いね、たぶん火曜日からかな」と明るく答えてくれる。ここで無駄なことを云っても、本当に全く無駄なので、素直に宿に戻る。
宿で1ペソの葉巻を吸っていると、ハバナに今日、どうしても帰りたいという人から連絡が入る。知り合いの車でどうかとのこと。しかし白タクはなるたけ使いたくないので断る。すると先日、Trinidadへ行ったときの運転手からガソリン代だけで、という話が入る。どうやら彼女とバラデロの知り合いのところへ行くところだったようだ。タダというのは何なのでハバナの民宿代だけ払うことにする。
夕刻出発。Palomaは若干進路をオリエント方面に変えたとの情報を得る。 しかしアウトピスタはまるで川の様。また彼女を乗せているので安全運転だろうと安心して爆睡する。途中、サンタクララを過ぎたあたりで突然前方に光りの塊が現れる。何か?と緊張して停止する。
それは切れ目無く続く、カミオンの列だった。 ハバナからオリエントへ向かう救援部隊の第一チームだろう。その数、約100両。この対応が災害の規模を小さくしているのだな、と感じた。
ハバナの手前のカフェテリアで3ペソのパンコンレチョンをふたつ、口に押し込みながらテレビを見る。ウラカンはカマグエイに上陸したとの事。ハバナに12時過ぎに到着。コンパードレの家で待っていた超友人二人とブカネロとロンを片手に語り合う。4時過ぎに一人が沈没。今日だけはワタシが家主のベッドを拝借する。ハバナの夜明けは静かだった。 |
No.4284 - 2008/12/01(Mon) 15:58:41
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☆ Re: ハリケーンPaloma / りーど [来年中] | | またちょうど「いい」時期に滞在しましたねえ。おもしろい。またこういう話がいろいろ聞きたい。現地での連絡はCubacel携帯を利用してますか? |
No.4291 - 2008/12/10(Wed) 19:43:23
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☆ Re: ハリケーンPaloma / まーき [来月] | | >現地での連絡はCubacel携帯を利用してますか? はい、ほぼ100%ショートメールですが。 |
No.4294 - 2008/12/11(Thu) 04:36:05
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