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Cubacel携帯メールサービス休止中 / りーど [いつかきっと]
Cubacel携帯あてのEメールについて、送信する際の正しいアドレスの形がわかってからしばらくはエラーも出なくなりいい調子だと思っていた。しかし先日ボニータと電話で話したとき、彼女が「なんでメール送ってくれないの?もうずいぶん届いてない」と言う。エラーもぜんぜん出てないし、毎日複数送ってるのに。至急Cubacelに問い合わせてみたら、先ほど返事が来た。にゃんと、非同盟諸国会議が始まったときから携帯のメールサービスは休止している、それは顧客や参加者の通話サービスを確保するため、そして現在まだ会議の関係者が残っているので復旧させていない、ということだった。いつ再開予定かは書かれてなかった。休止のアナウンスを何もしてないし、おそらく再開のアナウンスもしないだろうから、問い合わせておきます。
No.2717 - 2006/09/26(Tue) 18:14:29
Re: Cubacel携帯メールサービス休止中 / りーど [いつかきっと]
そのあと2週間くらい使ってなかったから、もう復旧してるだろうと昨日・今日とメール送ってみたらまだダメだ。「いったいいつまで?」とcubacelにメールしておきました。
No.2752 - 2006/10/13(Fri) 02:15:06
Re: Cubacel携帯メールサービス休止中 / りーど [いつかきっと]
「残念ながらまだ休止していますが、できるだけ早く復旧するように我が社は努力します」、というメールが今届きました。ちゃんときっちり返事をくれるものです。
No.2759 - 2006/10/15(Sun) 02:16:51
最近のサンティアゴ / wawanco [---] [ Mail ]
初めて書き込みさせていただきます。5年前からsonにはまって毎年Trova festivalのためにサンティアゴに通っています。今年は仕事の関係で3月に
いかれなかったのでこの18日から開催のマタモノロンに行く予定です。春先のオリエンテ地方は真夏の気候ですが、この時期はやはり少しは涼しいのでしょうか。秋口のサンティアゴは初めてなので気候やもしマタモロソンの開催時に居合わせたことがあればイベント時の町の雰囲気なのかなど、くだらない質問で恐縮ですが教えていただければとても有り難いです。デンゲ熱、もちろんサンティアゴでも流行っているのでしょうね。蚊取り線香、スプレーなどで防備していくつもりです。また、最近リードさんはサンティアゴにはいかれているのでしょうか。こちらのサイトを自分で出来る限り読んだつもりですが最新のりーどさんの状況がどうなっているのか、今ひとつわかりませんでした。今回何かサンティアゴに届けたいようなものがあれば特大、特重でなければお持ちすることも出来ると思います。レスいただければ有り難いです。 
No.2726 - 2006/10/03(Tue) 13:15:31
Re: 最近のサンティアゴ / kiko [---]
2月にサンティアゴに行ってきました。
2月は今の時期よりも寒いはずですが、サンティアゴは相変わらず暑かったです。夜も涼しくなった記憶はありません。なので心配はいらないのでは。
No.2735 - 2006/10/06(Fri) 22:51:28
Re: 最近のサンティアゴ / はぽねさ@大阪 [来年] [ Mail ]
毎年 サンチャゴとはすごいですね。

こちらは 数年前 マタモロ ソンのとき サンチャゴにいました。
日差しが強く ハバナよりはるかに暑かったです。
いくつもの室内会場で ライブがあったり、路上の交差点を特設の会場にしてのライブがあったりと 街全体が お祭りさわぎでした。
メインは 野外会場での Adarberto Alvarez のライブでしたが、数千人?むこうが見わたせせないほどのすごい人で サンチァゲーロは熱狂していました。

そうですね、今の時期 テング熱が心配ですね。
ビタミン剤持参で 出かけてください。
No.2736 - 2006/10/07(Sat) 10:38:46
Re: 最近のサンティアゴ / wawanco [---] [ Mail ]
kikoさん、はぽねささん、レス有難うございます。2月に行かれたkikoさんは暑かったでしょうね。私も毎年3月開催のトローバフェスに行く時はビショビショのドロドロで化粧しても意味なしという感じです。昨日向こうの友人から突然メールが来てまだまだ暑いと記してあったのでサンティアゴは真夏と考えてOKということがわかりました。ハバナは夕方以降は肌寒い時もあると先月帰国した方のHPにあったので薄手の上着を持っていこうと思っています。

はぽねささん、数年前のマタモロソンということは2002年ぐらいでしょうか。

そうか、マタモロは数千人も人が集まるのですね。トローバフェスはもっと小規模でカサデラトローバで入って50人、テアトロエレディアで数百人といった程度でした。野外会場での大規模ライブは経験したことがありませんから楽しみです。ライブは夜通しでしたか。トローバフェスは週末を除いてはだいたい24時くらいには終了してあとはサルサクラブなどに移動しなければなりませんでした。。

デング熱、8月まで現地にいた友人の情報網からの話では、やはり
だいぶ広まっているようでイタリアでは政府から観光自粛警告のような
ものがだされているようです。でも自分で調べた限りでは虫除けスプレー
なり長袖なりで備えて体力をつけておけば旅行へ行くこと自体は問題
ないと判断しています。26日に帰国してまた新たな情報があればここに
書き込みしたいと思います。

情報有難うございました。
No.2738 - 2006/10/10(Tue) 13:25:18
Re: 最近のサンティアゴ / はぽねさ@大阪 [来年] [ Mail ]
そうです。出かけたのは2002年のマタモロ ソンのときです。

あのときは 日本のNGOグループ ピースポートの船の日本人乗客
500人がいっときに サンチァゴの市街地に降り立ったので、現地の人達もびっくりしていました。
私はピースポートのボランティア スタッフでしたが 船に乗っていたわけではなく、現地でメンバーと落ち合い 寄付や交流に参加しました。
メインの無料野外ライブは夜中に終わりましたが、他のライブの音が
一晩中 市街地には鳴り響いていました。
wawancoさんは女性なんですね、ご存知のようにサンチャゴのヒネテーロはとてもしつこいし、野外ライブでは酔っ払った危ない人たちも見かけたので充分気をつけてください。

帰国リポート楽しみにしています。
No.2739 - 2006/10/10(Tue) 21:04:18
Re: 最近のサンティアゴ / りーど [いつかきっと]
今月1日から昨日までネット環境がないところにいたため、ちょっとレスが遅れました。その間のメールにもきょう返事を全部出し終わったつもりですが、まだという方がいたらすみませんが再度お願いします。wawancoさん、サンティアゴ仲間が増えてうれしいです。10月には行ったことがないのですが、11月〜12月でもサンティアゴ市内であれば日中はまだ夏のように暑くて、夜は下着だけでちょうどいいぐらい、と以前の渡航記録にあったので、10月だとさらに大丈夫かと思います。ただ田舎にいくと朝方などはかなり冷えたりもするので、その場合は少し注意してください。最近では6月から7月にかけて1ヶ月ほど行ってきたところで、その後はまたボニータを日本に呼ぶ予定なので、こちらから行くのは来年になると思っています。持参のお申し出ものすごくうれしいです。ただ現在は特に急いで渡す必要なものはないので、また次の機会にぜひお願いします。今後もお互いに声をかけあって協力させてください。*昨日投稿時不具合があったと思いますが、調整してみたので、よかったら再度試してみてください。
No.2749 - 2006/10/13(Fri) 00:41:26
日曜出発です / wawanco [今週] [ Mail ]
りーどさん始めまして。レスいただけて嬉しいです。書き込みがなかったのでどこかへお出かけかと思っていました。そうなんです、昨日自宅から皆さん宛に最後の書き込みをと思ったのですがエラーでダメでした。ので今日書いています。

気候の事、皆さんからいろいろ教えていただき準備も進みました。有難うございました。サルサを踊るようになって8年ぐらい経ちますが、5年前にどうもなんか違うなーと思い、新天地を求めて行ったキューバのトローバフェスティバルでソンに出会い昇天。どこか演歌とも通ずるような哀愁を帯びたメロディのとりこになって以来、毎年通うようになってしまいました。

私は音楽祭の時期だけスポットで行っているので郊外などにはまだ足を伸ばす機会がないのですが、来年あたり友人の田舎に寄せてもらえたらなーなんて目論んでいます。今年は初めてのマタモロサン、ファミリア・バレラ・ミランダも出るというので再会がとても楽しみです。

デング熱の情報も参考にさせていただきました。昨日予算が許す限りマルチビタミンと蚊取り線香、虫除けスプレーを買いました。蚊に気をつけつつ、朝、昼、晩と続くライブ三昧の日々を堪能してきます!

ボニータさんは近く来日のご予定なのですね。どんな方なんだろう・・・。私も3年前素晴らしい人との出会いがあったのですが、諸々あり、彼は現在フランスで暮らしています。時々メールのやり取りをしていますがやはり会えないと継続はなかなか難しいものですね。

26日の帰国後にまた書き込みさせていただきます。有難うございました!
No.2755 - 2006/10/13(Fri) 13:10:09
Re: 最近のサンティアゴ / りーど [いつかきっと]
帰国後の報告楽しみに待ってます。
No.2757 - 2006/10/15(Sun) 02:03:35
デング熱大流行 / YM [---] [ Home ]
今キューバでは、デング熱が大流行中だそうです。時々そんなことがありますが、今回のは特に強力に流行中で、死者も結構出ています。ハバナ市内の例では、総合病院のうちの6つを現在デング熱専門にして対処中(このような対応を素早くやるのは、さすが)。僕が以前お世話になったモロンのカサ・パルティクラルのオーナーの息子さんも、デング熱で亡くなってしまいました。悲しいです。
 村田さんの家族や親戚の中にも、発病した人が居ます。栄養を取って抵抗力を付けないと、危ないので、ビタミン剤が必要です(各種配合されたマルチ・ビタミンというのが良いらしい)。でも、ビタミン剤がなかなか入手出来ず、みんな困っています。僕は先ほど、薬局でビタミン剤を買い、少しでも早く届くように、電車に乗って夜間も窓口が空いている郵便局に行ってEMSで発送して来ました。人命にかかわる事態だから、EMSよ早く着いてくれー!
 これからキューバに旅行される方、感染に気を付けて下さい。ビタミン剤を持参した方が良いでしょう。そして、可能な限りたくさんのビタミン剤を持って行き、現地の人に分けてあげて下さい。それで命が救われる人も居るはずです。
 キューバでビタミン剤の入手が困難な理由は、もちろん米国による経済封鎖。そのために、何の罪もないキューバ国民が何人も死亡しているのだから、たまったものではありません。これは、ジョージ・ブッシュという悪魔によるテロ、虐殺に等しいです。
No.2707 - 2006/09/25(Mon) 23:20:35
Re: デング熱大流行 / mc [12月]
ビタミン剤も必要かも知れませんが、まず感染しない為には蚊取り線香の方が必要ではないのでしょうか? 現地の蚊取り線香は充分なのでしょうか?
もし足りてないなら、早く買わないと日本でそろそろ店頭から消えますよね。
私は夏には行きませんが、自分用に携帯蚊取りを購入しときます。
No.2708 - 2006/09/26(Tue) 01:37:25
Re: デング熱大流行 / りーど [いつかきっと]
以前日本から持っていった蚊取り線香見せたらボニータはその存在を知りませんでしたねー。店頭から消えるというのは夏が終わるからという意味ですね、勘違いして販売中止になるのかと慌ててしまいました(笑)自分も少し買っておこうかと思います。ビタミン剤もいろんな病気に効用があるので、ボニータからもその必要性をよく話に聞きます。相談して入手していこうと思います。
No.2711 - 2006/09/26(Tue) 02:09:43
Re: デング熱大流行 / YM [---]
蚊取り線香、防虫スプレーも効果的ですが、インフルエンザみたいに人から人にも感染するらしいので、患者に近付かないことも重要。でも、大半の家に患者が一人位は居るらしいです。
No.2714 - 2006/09/26(Tue) 12:38:42
Re: デング熱大流行 / りーど [いつかきっと]
デング熱は人から人には感染しないようですよ。必ず蚊を媒介にすると説明されています。だから予防としては蚊から刺されないようにだけ注意していればいいそうです(もちろん患者も含めて)。人から感染するといった誤解は患者さんへの介護に悪影響を及ぼすでしょうし、さらには差別にもつながる恐れがあります。キューバのご家族や知人の皆さんが誤解されているのであればぜひ教えてあげてください。

↓ 専門家の説明
http://www.moritsugu-clinic.com/sick/43.html
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k04/k04_50/k04_50.html

↓「政府がデング熱伝染対策を強化 - キューバ」(9月23日)
http://www.afpbb.com/article/919974
No.2716 - 2006/09/26(Tue) 17:57:33
Re: デング熱大流行 / YM [---] [ Home ]
なるほど。勉強になりました。
デング熱患者の近くに居ると感染すると言われているのは、
患者が居るということは、その周辺に菌を持った蚊が生息しているということで、その蚊から感染するということなんでしょうね。

とにかく蚊対策ですね。

乳児などは、強い防虫剤を使う訳に行かないので、うちの子は日本に来ていて良かった!
No.2720 - 2006/09/26(Tue) 22:36:42
Re: デング熱大流行 / mc [12月]
そういえば、キューバで見た大きな看板のことを思い出しました。その看板には蚊のイラストが真ん中に描かれていて、それに重なるように『DICE NO』とだけ赤い文字が書かれていました。これを見た時は、蚊ごときに大げさな!と思いましたが、最近やっとこの意味がわかりました。
No.2721 - 2006/09/27(Wed) 08:52:52
Re: デング熱大流行 / YM [---]
事態はかなりひどくなっているみたいです。
断片的な情報しか入ってきていませんが、学校の休校や、一部地域(シエゴ・デ・アビラ市など)への立入禁止といった措置がとられているとのことです。
No.2723 - 2006/09/29(Fri) 12:40:20
Re: デング熱大流行 / CU  [11月]
デング熱情報ありがとうございます。

電話もネット環境もない友人の安否が気になったのと、
じぶんも11月の渡航を検討中なので、留学していた頃の家主に
電話しましたが鎮静化している様子は伺えませんでした。
一方、観光による収入に打撃があったことを嘆いており、
宿泊代、現況にあっては破格を提示してくれました。

11月、予定通りジャズ・フェス開催できるんでしょうか。
No.2725 - 2006/10/02(Mon) 04:48:53
Re: デング熱大流行 / りーど [いつかきっと]
きょう初めてデング熱について訊いてみたんですが、住んでいる市内には患者がいないことはないが、家族や近所にはいないし、それほど危険な状態ではない、といっていて、特に(家族や個人的には)何の対応もしてなさげでした。いまキューバでは流行ってるの、とは言ってました。俺が勢いで「蚊による病気だから夜寝てるときとか気をつけて」と言うと、「蚊は昼間の蚊が危ないの」と詳しく知ってもいて安心しました。
No.2754 - 2006/10/13(Fri) 10:04:11
DHL覚え書き / りーど [いつかきっと]
緊急で書類を送ることになった。今月中にはなんとか届けたいが、EMSではこれまでの経験上無理なので、今回初めてDHLを使ってみようと思っている。朝いちからDHLのホームページを調べ、電話で問い合わせをし、だいたい概要がわかったのでメモしておこう。

1、A4サイズまでの書類250g以内だと、EDX(エクスプレス・ドキュメント)というサービスがもっとも経済的。専用封筒(無料)に収納する形となる。

2、キューバ宛の場合基本料金が4500円、現在原油高騰による航空機燃料費割増金が今月は14.5%かかり653円、また上記基本料金はハバナまでの料金であり、サンティアゴまでだと遠隔地集配手数料がさらにかかりこれは一律2000円、以上で合計7153円。

3、ハバナまでは3日で到着。サンティアゴにはその翌日到着。よってあわせて4日かかる。

4、うちの地域の集荷依頼締め切り時間は、毎週月〜木は16時、金曜日は21時、土曜日は11時、となっている。これらの時間までに電話で集荷依頼をかければ当日集荷可能。日曜日は休み。

5、郵便法により信書は取り扱い外になっているが、まあなんとかなるだろう。

本当に4日で届けば驚きだが、そこまで期待しない、せめてその倍、8日くらいでなんとか届いてほしい、届いてくれないと本当に困る。
No.2684 - 2006/09/20(Wed) 12:51:17
Re: DHL覚え書き / YM [---] [ Home ]
DHL、うちの場合、モロンから日本に書類を送るのに使ったことがあります。確かに、モロンから僕の自宅まで4日位で届きました。
DHLの追跡システムがリアルタイムで動きを探ったら、ハバナからまずメキシコ・シティに行ってそこで丸1日以上滞留。ちょっと焦りましたが、それから米国オハイオ州シンシナティを経由して成田に到着しました。
 でも、日本発のは使ったことがありません。りーどさん、是非、更に詳細のレポートをお願いします。
 ちなみに僕の場合、日本で発券された航空券をキューバに送ろうとしてDHLに電話で問い合わせたら、「航空券は取り扱えない。単なる書類ということにして送っても、ハバナでチェックされて航空券が見付った場合には没収されます。」と脅されたので、やめました。
No.2685 - 2006/09/20(Wed) 23:26:57
DHL覚え書き2 / りーど [いつかきっと]
当時のYMさんの報告によると全部で8日かかっているようです(
No.1298)。これをまず参考にもさせてもらい、せめて8日で、と今回書いたのでした。とりあえず今回は昨日21日に集荷にきてもらい発送しました。さてどうなることやら。以下あらたにいくつか判明したことなど書いておきましょう。

1、キューバ内での荷物の流れに関して、当初のDHLジャパンによる情報だと、ハバナからサンティアゴのセンターに送られ(そこまでがDHL自身による取り扱い)、その後地元の委託業者に引き継がれ配達される、ということだったが、これはその後訂正が入り、ハバナまでがDHLによる取り扱いで、そこですぐ委託業者に引き継がれ各地方へ配達される、という情報に変わった。それは、DHLジャパンで把握しているキューバのDHL運送センターはハバナ1箇所のみで、他地域には存在しない、ということが判明したためだった。

2、これにより、配達までの必要日数目安も変更になった。ハバナからサンティアゴまで1日となっていたところが、これはおそらくDHL自身で運送する場合だったのだろう、委託業者に引きついで配達される場合はハバナ以降が2〜3日必要ということに変わった。よって、トータルだと、日本からハバナが3日、ハバナから配達まで3日ほど、以上計6日といわれた。しかしこれらは単に一般的な目安であって、なんらキューバでの具体的な状況を考慮した日数算出ではないような気もするので、はなはだ不安ではある。この心配があたらないことを祈るのみである。

3、またこれにより料金も変更になった。当初必要といわれていた遠隔地集配手数料2000円は不要となった。ハバナ以降の運送がDHL自身によるものではないと判明したためだろう。よって料金は5153円となった。

4、ハバナのセンターのデータは以下の通り。
住所:Avenida 1ra y 26 , Miramar , Playa , Ciudad de la Habana
電話:7-204-1578 , 7-204-1876(窓口)
営業時間:(月〜金)8:30〜18:00、(土)8:00〜14:00、(日・祝)休み

5、日本からキューバあてに荷物を送る場合、上記ハバナ商品センター留めでの発送が可能。送り状の住所欄はセンターの住所を記入し、それ以外は受取人の氏名と電話番号、また貨物明細欄に「留め置き希望」の旨を記入しておく。受取人は該当荷物の送り状番号をもとにセンターへ直接問い合わせ・照会し、受け取りが可能。またセンター留めで発送していない場合でも、現地で受取人がセンターに連絡してセンター受け取りに変更してもらうことも可能ということだった。

6、ちなみにサンティアゴにはDHLの営業オフィスは存在し、実際に当方も訪問したことがある。サービスの紹介や荷物の受付などは行っているようだったが、しかし、ここに配達荷物が集まるのかどうかは疑問。ここのオフィス留めで発送し受け取ることができるかどうかも検討したのだが、DHLジャパン自体にこのオフィスのデータがないと言われ、今回は見送った。ただ、ボニータには当方が把握しているここのデータを伝え、問い合わせてみるように言ってある。このサンティアゴのオフィスの情報は以下の通り。
住所:Aguilera 310 , Santiago de Cuba
電話:22-686323
備考:パルケ・セスペデスに至る少し手前、左の角にある

7、運送状況の途中経過については、DHLに電話すれば情報を聞くことができる。またサイト上でも番号照会で状況が確認できるようになっている。しかしキューバの場合これはハバナまでの情報になるため、それ以降の追跡は不可。まいった。おそらく日本⇔ハバナ間の動きはさほど問題ではなく、ハバナ内およびハバナ⇔他地域間での動き(つまり現地委託業者に引き継がれて実際に配達されるまでの日数)が肝心要と思われるが、そこがわからないのがなんともいたい。

8、今回利用したEDXという格安の運送サービスは「書類」用となっているが、カタログや小冊子(パンフレット)なども可。しかしその場合「書類」として発送可能な量が国によってそれぞれ制限されていて、キューバの場合は、それぞれ5部までとのこと。それを超える量になると、「書類」ではなく、「貨物」とみなされるため、他のサービスを利用しなければならない。

9、今回集荷時には内容物の現物確認は特にされなかった。集荷依頼時に枚数・重さを自己申告しただけだった。集荷後に重量は測っているだろうが。キューバではどこまでチェックされるんだろうか。
No.2686 - 2006/09/22(Fri) 05:21:49
Re: DHL覚え書き / YM [---]
↑失礼しました。8日かかってたのね。
それでも、画期的な速さですね。
ハバナ市内、べダードのLineaとMaceoの交差点の脇にある郵便局に「EMS」という表示があり、そこからEMSを送れるのかと思って窓口に聞きに行ったら、「これはDHLだ」と言われました。つまり、そこでDHLの発送を受け付けているらしいです。
いずれにしても、今回のりーどさん発送のDHLの動きに注目します。
No.2688 - 2006/09/22(Fri) 12:37:12
Re: DHL覚え書き / mc [12月]
DHLのハバナセンターへ電話を試みる場合にはかなりの忍耐が必要です。DHLジャパンでさえも電話はいつも繋がらないので、メールにしているらしいです。私も以前ベダードから電話を試みたのですが、繋がり難くて何百回目かでやっと出ました。
ではそれほど忙しい所なのかというと、荷物の出荷依頼で訪問した時、待ってた人が5〜6人しかいなかったのに1時間以上待たされました。ここの職員は服装もお洒落で多分恵まれた職場だと思われますが、要領も悪い上どうも労働意欲が比例してないように見えました。
それとハバナ以外への都市への荷物の委託の件ですが、こんなことがありました。未着荷物があったので、その調査のため配達されるはずの住所近くでDHLのことを尋ねたところ、教えてもらった所は何と郵便局の配達所でした。そこの係が言うにはハバナからはDHLも同じルートだとか。ということはハバナ以降は郵便局に委託してるってことなのでしょうか。
No.2689 - 2006/09/23(Sat) 00:04:37
Re: DHL覚え書き / Emilia [いつかきっと]
私はいつもEMSを使っていますが、Santiagoで受け取るとき「DHLと書いた車が持ってくる」と言っていました。「EMSは郵便だ」と説明したのですが、「受け取る時は明らかに郵便の配達ではない!」と言っていました。ちなみに受け取りの際15ペソを請求されるそうです。

昨年キューバの方と結婚した友人はEMSの書類用で様々な書類を送り、最後は航空券も送ったと言っていました。
>EMSではこれまでの経験上無理
って、かなり信頼できない状態って事なのですか?
確かに前回送った荷物の三分の一は抜き取られていましたが・・・。
プレゼントのメインばかりを抜き取られ、かなりガックリ来ました。
確かな情報って、なかなか無いもんですね・・・。

で、話は変リ質問ですが、EMSの書類用で手紙を何通かまとめて送るって事は出来るのでしょうか???入国の際の審査はどこまでされるのでしょうかね・・・?手紙を書いても着かない事が多すぎて・・・。
No.2690 - 2006/09/23(Sat) 00:29:39
Re: DHL覚え書き / りーど [いつかきっと]
みなさんレスありがとうございます。発送して1日たちましたが荷物はまずオランダのアムステルダムに届き、そこからすぐベルギーのブリュッセルあてに送られて、先ほど朝方そこに到着したところです。早く次の動きが待ち遠しいです。

>YMさん
MaceoというのはPaseoの間違い?それともマレコンのこと?
郵便局でDHLの発送受け付けてるんですね。ロンプラを見るとホテル・ナシオナル内にもあることになってますが、現在はどうだったか。

>MCさん
DHLへの電話はそんなにつながらないですか。今回ボニータに「もし事前に電話してみて可能だったら留め置きしてもらってハバナに言って受け取れ」と言うこともずいぶん考えたんですが、今はちょっとあきらめ気味です。OKもらった上でもミスで行き違いが起きないとは限らないし。

今回の3人のお話を総合すると、ハバナ以降の委託業者というのは郵便局の可能性が高いですね。そうした場合、普通郵便やEMSなどとどう選別して(差別化して)DHLが扱われてるのか気になります。今回EMSと同じように扱われてはひじょーに困るんですが。

>Emiliaさん
DHLがEMSを運んできますか。国際(スピード)小包として別扱いになっているということでしょうか。少しいやな予感がします。

「EMSではこれまでの経験上無理」というのは、単に日数的に、今月中に届けるにはEMSでは無理、という意味でした。通常EMSだと14〜15日ぐらいかかっています。EMSはこれまで20回ぐらい送っているような気がしますが、全部問題なく届いています。1ヶ月以上の遅延もないし、抜き取りなども一切ありません。Emiliaさんが抜き取られたのはなぜなんでしょうね。明細に書いてなかったとかそういうことはないですか? 

あとEMSは手紙も大丈夫です。実際に俺も一度手紙だけで送ったことがあったと思います。そのときは確か普通の送り状(物品用)で送った気がします。でも確かに手紙だと書類用がよいでしょうね。どちらでも届くには問題ないのですが、税関などで書類用と物品用とで分けて処理されるので手続きが簡素化できる、というのが郵便局の説明でした。手紙を確実に送る方法としてはmail to cubaなどのネットからの電報・手紙サイトもおすすめです。問題なく届きますし、料金も安いです。
No.2691 - 2006/09/23(Sat) 10:38:48
Re: DHL覚え書き / YM [---] [ Home ]
>MaceoというのはPaseoの間違い?それともマレコンのこと?
>

重ね重ね、失礼。Paseoです。
ちなみにその郵便局、ネット接続のPCもありました。

うちの場合、書類や物品を30回以上EMSで送りましたが、一度も途中で開封されたことはありません。
が、日本からモロンまでEMSで最長1ヶ月超かかったという記録があり、EMSでも届かなかったことが一度あります。
モロン出身で東京在住の知人は、ほぼ毎月EMSでモロンまで物品を送っていますが、やはり一度も途中で開封されたことはなく、毎回無事に届いているそうです。モロンの郵便局員は良い人なのでしょう。
No.2692 - 2006/09/23(Sat) 12:53:36
Re: DHL覚え書き / Emilia [---]
皆さんのお話を伺っていると、噂通りEMSはかなり確実なのですね・・・。って言うか、開封されてないんですか!?100%開封されると思っていたのでちょっとビックリです。
抜き取られたのは今回が初めてです。明細は箱の外に貼付し中にも同じものを入れました。ちなみに抜き取られたのは置時計・腕時計(太陽電池の)・折りたたみ傘でした。時計にはちょっとお金をかけたので、かなりガックリ。
昨日、懲りずにシェーバー一式とCDを送ってみました。無事に着くことを祈るのみです!!!
No.2693 - 2006/09/23(Sat) 17:27:42
Re: DHL覚え書き / りーど [いつかきっと]
数時間後ベルギーからスペインのマドリッドへ送られ、昨晩スペインを出発! 行き先は明示されないのではっきりしたことはいえませんが、おそらくハバナに向かったんじゃないかな? そうだとすると24日早々にはハバナ着ということでちょうど予定通り3日程度になりますね。

ボニータがサンティアゴのオフィスに聞いたところ、日本から7日後にオフィスに届くと言われたそうです。だからそこに取りに行くと言ってました。やはり家に配達されるのを待っていたらさらにもう少しかかるということかな。

EMSの件ですがうちの場合、開封されて届くことはよくあるようです。毎回ではないかもしれませんが。明細と照合して内容物をチェックしているようです。

Emiliaさん、それは大変でしたね。箱の外に貼付というのは送り状にきちんと書いたということですよね。郵便局にちゃんと補償はしてもらいましたか?
No.2694 - 2006/09/24(Sun) 01:35:53
Re: DHL覚え書き / YM [---] [ Home ]
そう言えば・・・ちょっと思い出したことがあります。
2000年頃の話ですが、シエンフエゴス州に居る友達に普通の航空便の封書で手紙を送ったら、その手紙が着いたら、封筒の中に僕が書いた手紙に加え、キューバと取り引きをしている日本の企業のものと思われる納品書か請求書のような書類が入っていた、という不思議な出来事がありました。
中身が抜き取られるのではなく、余分な物を追加してくれるという、凄いサービスです。
こちらの手紙はちゃんと届いたので良いのですが、その書類の関係者は困ったんでしょうね。
No.2695 - 2006/09/24(Sun) 01:54:13
Re: DHL覚え書き / りーど [いつかきっと]
今回そんなことにでもなったらやだなあ(泣
No.2696 - 2006/09/24(Sun) 02:09:22
Re: DHL覚え書き / りーど [いつかきっと]
スペインから直行し、24日夜(現地時間同日午前)ハバナのDHLに到着しました。ハバナには予定通り3日で届きました。ハバナで受け取れる場合だとセンター留めにしておけば一番スムーズかもしれませんし、自宅配達にしてもEMSより迅速なのは間違いないようです。さてうちの場合ここからサンティアゴの田舎までなのでまた状況が少し違います。サイトの輸送状況検索では「ハバナから出発」というのはもう表示されないのかな。予定通り3日前後で無事届くことを祈ります。
No.2701 - 2006/09/25(Mon) 03:27:44
Re: DHL覚え書き / りーど [いつかきっと]
1日たち、25日夜(現地時間同日午前)現地配達業者への受け渡しが完了し、同時に「転送中」が表示されました。サンティアゴに向かったんだろうか。ここまで丸4日、順調に進んでいるようです。さあここからが問題ですが、表示はもうここまでかなあ。
No.2709 - 2006/09/26(Tue) 01:45:55
Re: DHL覚え書き / りーど [いつかきっと]
きょうボニータに確認した結末によると、日本から発送して7日後の28日にサンティアゴのDHLオフィスに到着、翌29日に自宅近くの郵便局に到着、自宅配達されるよう郵便局に手配し、翌30日に自宅で受け取ったとのこと。トータルで9日、目標だった9月中配達が実現していてほっとしました。中身も無事問題なく届いていました。DHLサイトの追跡サービスには、10月4日付で「配達完了」、という表示が出ていました。まとめると、ハバナのセンター留めで受け取るなら日本から3〜4日、サンティアゴ(各地方)で受け取るなら7〜9日位、という感じでしょうか。
No.2753 - 2006/10/13(Fri) 09:57:27
キューバ人の来日に関する注意 / YM [---] [ Home ]
先日、ある日本人の方がキューバ人の奥さんを日本に招待しました。エールフランス航空、パリ経由です。前に書きましたが、以前はパリ経由の場合フランスの査証は不要でしたが、今年から空港内の乗り換えであってもキューバ人は査証が必要になりました。
 しかし、その人はルールの変更を知らず、フランスの査証なしでハバナからパリ行き便に搭乗。ハバナのチェックインでは何も言われず。
 パリに到着した時、査証の提示を求められました(国際線同士の乗り換えの場合は入国審査は通らないはずですが、どこでそんなことになったかは、聞いていません)。そして査証を持っていなかったため不法入国となり、そのまま拘置所に入れられたそうです。何日か拘留された末、日本に居るご主人に連絡をとり、「日本人の配偶者であり、日本の査証を持っていて、パリは乗り換えだけでフランスに入国することはない」と説明してもらい、やっと解放されたそうです。

査証のルールの変更は、どこにも告知されないので、知らない人はこのように捕まるまで知る術がありませんね。大変お気の毒な話です。
 こんな事態を回避するためには、キューバ人の日本渡航に関する経験豊富な代理店で航空券を手配するのが間違いないと思います。うちの場合も、今年の3月に村田さんがパリ経由で里帰りした際、フランスの査証ルール変更のことを知らなかったのですが、代理店B社で航空券を手配し、B社はそのルール変更のことを知っていたので、事なきを得ました。別の代理店で航空券を買っていたら、村田さんも拘置所行きだった訳です。怖いですねー。
No.2699 - 2006/09/24(Sun) 22:59:24
Re: キューバ人の来日に関する注意 / りーど [いつかきっと]
まず出国手続きで移民局から何もチェックされてないのがちょっと意外ですね。単なる漏れなのか何なのか。その奥さんはかなりショックだったんじゃないでしょうか。招待者の方もここを読んでおいてくれればよかったのに!

先日村田さんが日本に戻られたときはフランスの査証を取られたんでしょうか?それとも以前書かれていた大使館の一筆みたいな処理をされたんでしょうか? 必要日数や手間などどうだったかわかれば教えてください。
No.2703 - 2006/09/25(Mon) 03:49:44
Re: キューバ人の来日に関する注意 / YM [---]
話が複雑になるので上記しませんでしたが、
一度日本に来て、日本の在留資格を持ち、日本の再入国許可を持っている人に限り、査証は不要で、フランス大使館で「この人は査証免除だよ」という証明書を発行してもらえばOK。うちもそうしました。費用は無料。フランス大使館窓口で、その場で発行してもらえます。再入国許可証が貼られたパスポートと航空券を見せたように記憶しています。
日本からキューバへ往復する場合、日本でもらった証明書は帰る時にも使えるので、ハバナでフランス大使館に行く必要はありません。
No.2705 - 2006/09/25(Mon) 12:52:24
Re: キューバ人の来日に関する注意 / りーど [いつかきっと]
ありがとうございます。他の国(カナダ、メキシコなど)も同様なんでしょうかね。いずれにしても、こういう手続きルールというのは深く調べてみないとなかなか全体像が見えてきませんね。また現時点でどうかというのを常に確認していかないといけませんね。
No.2710 - 2006/09/26(Tue) 02:00:45
Re: キューバ人の来日に関する注意 / よし [---]
> ありがとうございます。他の国(カナダ、メキシコなど)も同様なんでしょうかね。

カナダについては、今年の5月に里帰りしたキューバ人を2人知っていますが、二人とも査証を取らないといけなかったようです。
でもキューバで取るよりははるかに簡単みたいですが・・・。
No.2712 - 2006/09/26(Tue) 07:14:57
Re: キューバ人の来日に関する注意 / YM [---]
フランスの場合は、空港内での乗り換えだけでフランス入国手続きをしないにもかかわらず、キューバ人はビザが必要なケースもあるという訳でして、カナダやメキシコのように乗り継ぎ便が翌日になるため必ず入国手続きをします(絶対にビザが必要)。状況が全然違います。
 カナダのビザは今年から一段と厳しくなり、日本在住実績があるキューバ人も、軒並みビザが却下されています。日本で安定した生活をしていて、かつそれを今後も継続出来そうだと認められた人なら、ビザが出るようですが、その判断基準は不明です。
 なお、フランスの例では、大使館に電話で問い合わせても、電話に出る人が最新のルールを正しく理解していないケースがあるので、大変です。うちの場合は電話で「絶対ビザが必要だ」と言われ、必要書類を全部揃えて大使館に行ったら、上記のように「ビザは不要。そんなに書類は要らないよ。」と言われて拍子抜けしました。また、最初に書いた悲惨な人の件、更に詳しく聞いたら、実は事前にハバナのフランス大使館に電話したら「ビザは不要」と言われ、だからビザを持たずに行ったら、パリで拘束されたそうです。
No.2713 - 2006/09/26(Tue) 12:32:44
Re: キューバ人の来日に関する注意 / りーど [いつかきっと]
要は入国手続きをするかどうかというより、二国間の関係・条件の問題でしょうね。入国手続きをする場合でも免除の関係にあればいらないわけだし、逆に大半の国が通過ビザを免除される場合でも一部の国々は必ず求められたりもする。カナダ、メキシコでたとえフランスと同じような同日乗り継ぎになったとしても、通過ビザ(トランジット・ビザ)がいるのではないかな?(時間制限などによる免除があるのかどうか?) だからむしろ現在キューバにとってフランス、カナダ、メキシコは基本的に同じレベルになったと考えたほうがいいような気もする。あとはNo.2705にあるような限定の免除措置がカナダ、メキシコではどうか、ということでしょうが、よしさんの報告によるとカナダは無いのかもしれませんね。

>ハバナのフランス大使館に電話したら「ビザは不要」と言われ

それ本当ならフランス大使館は賠償モノですな! 俺ならまず日本のフランス大使館に抗議と調査依頼をしに行くと思います。
No.2715 - 2006/09/26(Tue) 17:44:51
Re: キューバ人の来日に関する注意 / mine [滞在中]
いつも情報源にさせていただいています。(こっちはネット環境が悪いので)
これから始めて外国へ行く(日本へ)キューバ人を呼ぶ方のために簡単に書いておきます。
手っ取り早いのはアエロフロート(モスクワ経由)かマーティンエアー(アムス経由)です。フランスやカナダと違って今のところビザは必要ありませんし、どちらもハバナにオフィスがあります。。
No.2718 - 2006/09/26(Tue) 22:11:52
Re: キューバ人の来日に関する注意 / YM [---] [ Home ]
カナダは、フランスよりもっと厳しいようです。
JALの成田〜メキシコ便は、燃料補給のためカナダのバンクーバーに寄ります。その際、乗客は入国手続きをせずに空港内の専用待合室で待つそうですが、現在キューバ人は必ずビザが必要とのことです。
ですから、JALを利用してメキシコ経由を狙う場合、メキシコのビザがもらえて安心しても、カナダのビザという関門が残ります。

いずれにしても、各国のルールはいつ変わるか分からないので、要注意ですね。
No.2719 - 2006/09/26(Tue) 22:28:33
Re: キューバ人の来日に関する注意 / puchu [来年]
アエロフロートもマーティンエアもビザ要らないんですね。ちなみにキューバ人を呼ぶときに航空券を手配するとしたらキューバにあるオフィスから購入しなければならないのでしょうか?だとしたら両方ともハバナー東京はおいくらくらいなんですか?
No.2722 - 2006/09/27(Wed) 11:33:48
Re: キューバ人の来日に関する注意 / りーど [いつかきっと]
mineさんこちらこそありがとう。現地から見てもらっていると妙にうれしい。オランダも乗り継ぎの状況さえ確認すれば使えそうですね。YMさん確かに経由地ビザ二つも用意するのはきついですね。今度のアエロメヒコはメキシコ直行だからまだましかな。でもまあフランス、オランダよりいいかどうかはあとは金額しだいでしょうか。puchuさん、代理店であれば日本でもキューバでもどこでも可能だと思います。金額は時期にもよるのでなんともいえませんが、大体は20数万から30万前後あたりかもしれません。
No.2751 - 2006/10/13(Fri) 01:56:42
キューバへの小包 / kiko [---]
初めまして。いきなりですが質問です。
キューバに下着、洋服、チョコレート、ビデオテープ(音楽ビデオが録音されたもの)、MP3をコピーしたCD-RをEMSで送りたいのですが、送れないものはありますか?AduanaのHPを見ると、ビデオテープは持ち込めないとなっているのですが、実際のところはいかがなのでしょうか?

ちなみにDVDプレイヤーは「個人で楽しむものなら大丈夫」ということで、液晶つきのポータブルプレイヤーなら持ち込める言われました。

(過去ログに回答があるのでしたらすみません。ログが多すぎてさがせませんでした)

デング熱、心配ですね。そういえば7月に某国の大使館でデング熱(たしか)が発生して大変だったという話を聞き、キューバ人は「そんなのウソだ」と言っていたのですが、本当だったんですね....。
No.2724 - 2006/10/01(Sun) 16:54:36
Re: キューバへの小包 / mc [---]
衣類は問題ないはずです。でもテープと名の付くものは禁止されてます。テープがダメということはCD-Rもダメかも知れません。以前それと知っていてカセットテープを送りましたが、今だにつきません(行方不明です)。禁止されているものを送って到着しない場合は保険の補償対象にもなりません。一度郵便局の窓口で国別の一覧表があるので見に行かれたらいいと思いますよ。郵便局の窓口ではいちいち禁止されている内容かどうか、国別にはチェックしないみたいなので、送り状に『テープ』とか書いていても一応受理されて送られますが、キューバ側で問題になるようです。その他一般的注意事項は過去ログに出ています。
No.2731 - 2006/10/06(Fri) 03:32:52
Re: キューバへの小包 / よし [---]
> 衣類は問題ないはずです。でもテープと名の付くものは禁止されてます。テープがダメということはCD-Rもダメかも知れません。

私は先日、音楽CDをコピーしたCD-Rを送りましたが、無事に届きました。
大丈夫みたいですよ。こっちの郵便局で出すときは「書類だけですか?」と聞かれて、思わず「はい」と言ってしまって、心配していましたが、中に入れた手紙とCD-Rは到着していました。ご参考までに。
No.2732 - 2006/10/06(Fri) 07:01:00
Re: キューバへの小包 / kiko [---]
mcさん&よしさん、ご返答ありがとうございました。

ビデオテープやCD-Rはやっぱり人の手で持ち込むほうが確実のようですね。CD-Rは余裕で持ち込みOKでしたが、ビデオテープはまだ試してないので分かりませんが。

とりあえず過去ログ探してみます(先ほど検索できることに気づきました...)。
No.2734 - 2006/10/06(Fri) 22:47:21
Re: キューバへの小包 / りーど [いつかきっと]
aduanaのHPなんかあったんですね、知りませんでした。今度ゆっくり見てみます。通常のメディア類は大丈夫だと思うんですけどね。確かにたとえばEMSの「送れないもの」一覧を見ると、録音テープなどが載ってますね。ただし一方で、ここに載ってはいるが、実際に普通に送れているものも多数ありますね。一般に「通常」ダメだ、というのではなく、ある場合に規制される可能性がある、といったレベルの記載物が多いような気がします。参考までにこれまで実際に送れたのは、ミュージカル・カード、音楽カセットテープ、中古の衣類、毛髪用染料、中古の短靴、等々です。
No.2750 - 2006/10/13(Fri) 01:23:12
ほのぼの? / YM [---] [ Home ]
比較的堅めの話題が続いたので、超内輪ネタで失礼します。
 うちの娘は1歳3ヶ月になりました。まだ殆ど話すことは出来ないのですが、単発で単語が出て来るようになりました。
 最初に覚えた単語は、「ママ」と「パパ」です(どっちが先だったかは忘れました)。あと、いつもキューバの実家で一緒に居た家族の一部の人の名前も、言えるようになりました。
 その次に覚えたのは、「チェ」です。冗談のようですが、本当です。僕がゲバラTシャツを着て部屋でゴロ寝していると、そこに娘が寄って来て、ゲバラの顔を指差して「チェ!」と言います。そしてゲバラの顔にベシート。
 なかなかやるもんでしょう。という親バカなお話でした。
No.2700 - 2006/09/24(Sun) 23:40:29
Re: ほのぼの? / りーど [いつかきっと]
もうそんなにたちましたか。まだ1年もたってない印象でした。月日の過ぎるのは早いものですね。子供はたぶんあっという間に大きくなりますね。いまこの大事な幸せな時期を大切に育てていきたいものですね。同じようなニーニョの言葉についてのエピソードがいくつかあるので、近々写真集の中に書きたいと思っています。あーうらやましい。
No.2702 - 2006/09/25(Mon) 03:39:37
Re: ほのぼの? / Aleida [いつかきっと]
かわゆ〜い!!!
ぜひ次は「フィデル」とか「ビバ・クーバ」を!
「Hasta la victoria siempre!」などと言う日も近いですね?
No.2706 - 2006/09/25(Mon) 15:45:30
Re: ほのぼの? / YM [---] [ Home ]
私事で恐縮です。
うちの娘をこの掲示板で何と呼ぶか、かなり悩みました。
「ニーニャ」にしたら、りーどさんとこの「ニーニョ」の二番煎じになるし、「イハ」では旭化成みたいだし。
で、決まりました。「三田さん」です。
ハーフのことをスペイン語でMITAと言うからです。
(ぐらんでさん、某所で鋭い突っ込みありがとう。おかげて決まりました。)

ちなみに、現在「フィデル」と「カミーロ」を教えていますが、まだ成果が出ません。
No.2728 - 2006/10/04(Wed) 21:43:06
Re: ほのぼの? / ぐらんで はぽねす [---]
こちらに話題が移ったから続けて

MITAとは「ハーフ」と言う意味なんですか?
MURATAは日本人とアフリカ系とのハーフには使わないんですか?
あとMITO って 「神話」と辞書に出ていましたが
神話の女性系 (例えばメデューサやミロのビーナスは神話じゃない?)
の場合はMITAになるのでしょうか?

チョット疑問に思ったので

それにしても早くムラタさんミタちゃんに遇いたいものです
(無論ウチのリンダと一緒に、りーどさん&ボニータと共に en CUBA o en JAPON でも)
No.2729 - 2006/10/05(Thu) 17:14:03
Re: ほのぼの? / YM [---] [ Home ]
と言われて慌てて辞書を見ました。
僕の間違いでした。
「ミタ」と聞こえるのですが、「Mita」ではなくて、実は「Mitad」でした。
「Trinidad」を「トリニダ」と発音するのと同じですね。
「Mito」とは全く別の単語です。

「Mitad」は、英語のHalfと大体同じ意味、つまり「半分」という意味です。外国人との間の子供も「ミタ」ですし、例えビールが12本あるうちの6本のことを指す時も、「ミタ」です。

「Mulata」(Mirataじゃないよ)は、白人と黒人の混血というのが本来の意味らしいけど、キューバ人の日常会話でいちいちそのような定義を気にしてないので、それっぽい色の人はみんなMulata(男はMulato)になるみたいです。
No.2730 - 2006/10/05(Thu) 22:21:32
学生ビザ / ぱん [いつかきっと] [ Mail ]
はじめまして。サンティアゴに半年から1年位行くことを考えています。そこで、キューバでの学生ビザ取得について知りたいのですが、向こうへ着いてからビザ申請の手続きをすると、何かで見たのですが、日本で揃えておかなければならない書類などはないのでしょうか?そもそも、サンティアゴに学生ビザが貰えるよな学校はあるのでしょうか?サンティアゴの学校情報がなかなか見つけられず、どのようにして調べたら良いか分かりません。何かご存知でしたら教えてください。
No.2697 - 2006/09/24(Sun) 05:15:36
Re: 学生ビザ / りーど [いつかきっと]
とりあえずわかっていることを書きますが、経験者や何か情報お持ちの方いましたらお願います。(俺もサンティアゴの学校については詳しい状況を知りたいです)

まず、現地で手続きをする(ことが可能だ)、というのはおそらくハバナ大学の例だと思うんですが、別の学校だと事前に出発する前に取得しなければならないところもあります。学校によってケース・バイ・ケースですし、その条件もよく変わるので、いきたい学校が現在どういう条件か、を調べる必要があります。どちらにしても基本は大使館を通して取得する形だ、と押さえておくのは大事でしょう。大使館のホームページです。
http://embacuba.cubaminrex.cu/Default.aspx?tabid=1869

確かに、日本からキューバへの留学というとハバナが通常ですが、サンティアゴでも可能なんでしょうかね。いまキューバ大使館のHPを見るとスペイン語受講が可能な学校としてはハバナ大学しか載ってませんね。また以前トラベル・ボデギータからもらった留学資料もハバナの学校しか扱っていませんでした。

サンティアゴの大学はオリエント大学が有名ですが、ホームページはこれです。http://www.uo.edu.cu/
左のメニューからESTUDIOS→TRAMITESへといくと、学生ビザの種類や必要な手続きについての説明があります。メールアドレスもありますので、ここにたずねてみてもいいでしょう。ただ、学生ビザの申請は大使館で行うよう書かれてあるような気がしますし、ここが現在受け入れをしているかどうかを含めて、まず大使館にたずねたほうが楽で確実だとは思います。

あと検索すると、ホームステイ形式で学ぶENFOREXという語学専門学校も見つかりますが、ここはさすがに料金がものすごーく高いですね。
http://www.spain-go.com/cuba.html
No.2698 - 2006/09/24(Sun) 12:17:28
Google Video +α / りーど [いつかきっと]
謹みましてGoogle Videoから少し紹介

1、Viva Cuba
2005年キューバ映画、フアン・カルロス・クレマータ・マルベリティ監督作品
ま、タイトルがタイトルだけに私はVCD持ってますが。まだ思春期前の女の子と男の子による「二人旅」。男の子の母親役は「Barrio Cuba」にも出てたルイサ・マリア・ヒメネスだった。ラストは希望か絶望か、この終わり方結構好きです。
http://video.google.com/videoplay?docid=4919115959659338675

2、Fidel Castro
オリバー・ストーン作ドキュメンタリー「COMANDANTE」
2002年に発表されたオリバー・ストーンによるフィデル・カストロ・インタビュー集第一弾。これもHBOテレビからのソース。しかしこの通訳の女性は優れモノだなあと感嘆。やっぱりフィデルも紙を横にして書いてる気がする。
http://video.google.com/videoplay?docid=-9140263335961221408

*おまけ 
Juanes / Volverte a ver
通常版 http://www.youtube.com/watch?v=rAkZ2Dtm8gg
ライブ http://www.youtube.com/watch?v=6fZH5bH3txk
(フアネスが好きで繰り返し聴いている。こういう種類の歌はボーカルが安定してないとへなへなになってしまうが、このライブはとても出来がいい)
No.2687 - 2006/09/22(Fri) 05:56:49
電話その1  / りーど [いつかきっと]
もうお前は出て行かないといけない、と言われすぐにカバンをかかえて家を飛び出した。玄関の柵を抜けて道路に出たあと、自分が今どういう感情か確認する余裕はあった。夜7時を過ぎていて少し暗くなりかけていた。いつもの場所にコーチェ(馬車)はもういなかったので、歩くことにした。角から知り合いが車で出てきて、「ハバナ?」(もうハバナに戻るのかい?)と声をかけてくれた。事情を知らない彼には笑みを返すのがやっとだった。途中で後ろからコーチェがやってきて「乗れよ」と止まってくれた。声をうまく出せずにそのまま歩いていると、まだこっちを見ている。「歩きたいから」とやっとのことで答えた。30分ほど歩いてアウトピスタ(高速道路)に着いた。もうあたりはかなり薄暗くなっていて、カミオン(トラック)を待っている客も2、3人しかいなかった。

道路を横切りカバンを下ろし座りこんだ。すわってじっとしていると蚊がしきりにやってくる。ひどく蒸し暑い。先客はヒッチハイクに成功したらしくいつの間にか姿が見えなくなっていた。たまに後ろの山道からやってくる人がいるが、こちらには目もくれず向こうの町へ姿を消していく。もうここで一晩過ごす覚悟でいた。何もする気は起きなかった。あたりは真っ暗になった。8時を過ぎてしばらくするとまた人が少しずつ集まりだした。彼らがヒッチハイクを試みるのをぼうっと眺めていた。あきらめかけたころカミオンがやってきて少し先で止まった。唯一最後のチャンスと思い、全力で走り追いついた。カバンを荷台に放り投げた。乗っていた人が受け止めて確保してくれた。手をひっぱってもらい、タイヤに足をかけてなんとか乗り込んだ。空いたスペースに体を落ち着けながら、やっとひとつすすんだ、と思った。風が強かった。
No.2679 - 2006/09/17(Sun) 03:39:54
電話その2 / りーど [いつかきっと]
旧知のカサに向かった。カサの主人は俺の顔を見るとすぐに「どうした?何があった?」と心配してくれた。ちょうどこのときfiesta del fuegoというカリブのお祭りが開かれていて、それに参加するアルゼンチンからの女性たちが先客としていたため、近所の他のカサを紹介してくれた。寝るときだけその別のカサに行き、日中普通の時間はここに来てすごしていいと言われた。一晩明け冷静になったとき、とりあえずボニータと連絡をとらなくてはと思った。3日後にはサンティアゴを発ちハバナに向かわなくてはならなかった。このまま日本に戻ってきたらまたあの懐かしき地獄の日々が始まる。そう思うといてもたってもいられなかった。今後どうなるかはわからなかった。少し達観した気持ちがあった。しかしいずれにしてもサンティアゴにいるうちに連絡をとらなくてはならないと思った。

カサの人に事情を話し、電話を貸してもらい、電話の呼び出しをしてくれるボニータの近所の家にかけた。呼び音はなっているが誰も出ない。留守だろうか。姪らしき10歳ぐらいの女の子が遊びにきていて、彼女にも手伝ってもらい繰り返しかけたがだめだった。携帯にもかけたがやはり通じない。出社しているかもしれないと会社にも電話してもらったがいなかった。夕方6時ごろになるとカサの人たちからは「もう明日にしよう」と言われたが、あきらめきれず、たまに電話を借りてはかけ続けた。8時ごろになりもうこのままではダメだと思ったが、かといってほかの手段が見つからない。ほかに電話を持っている近所の家は知らなかった。何とか連絡をとる方法はないだろうか。そのとき唯一の手がかりが頭に浮かんだ。遠回りだが当たってみるしかない。
No.2680 - 2006/09/17(Sun) 03:40:28
電話その3 / りーど [いつかきっと]
2日前に見に行った空き家の管理人にまず電話することにした。そして、その日そこまで車で連れていってくれた近所の男性の連絡先を聞く、という作戦だった。彼が電話を持っているかどうかは知らない。でも現状でほかに近所の人と連絡をつけられる可能性がほかにはなかった。空き家の管理人は親切に対応してくれた。自分は知らないがもう一人そのとき一緒に対応した男が知っているから彼から聞いて折り返し電話をくれる、ということになった。30分後返事がそのもう一人の男から直接きた。連絡をつけたい近所の男性の家には電話はないが、そのすぐ近くにすむ彼の娘の家に電話があり、その番号を知っているという。そこにかけてみることにした。娘も快く対応してくれ、すぐに父親に連絡をとってくれることになった。9時半ごろようやく近所の男性から電話がはいった。もう一度いちから説明する。ボニータにここに電話するように伝えてくれ、とだけお願いすると、彼は、この時間電話を使える家は近所にないだろうから、うちに連れてきて電話させればいいんだね?と、こちらが遠慮して頼みづらかったことまで先に言ってくれた。

さて、さらに30分後、もう10時近くなってボニータから電話がきた。なんとか冷静に対応し、とりあえずこっちに来い、話し合おうと伝えた。二人にとって大切なことだから話し合わないといけないと話すと、そうね、と彼女もうなづいた。もうあまり時間がない、きょうこれから来い、そこの男性に頼んで車で連れて行ってもらえ、と言ったが、それは結局無理になった。ニーニョの具合があまりよくないの、私にはまずニーニョが大事、次にあなた、とボニータは言った。結局明日こちらに来るというので、それで電話を切った。当然のことだがボニータは最後まで不機嫌なままだった。ひどく疲れたがなんとか連絡をつけたという充実感はあった。この日はずっと電話をするためにカサに缶詰状態になっていた。パルケ・セスペデスまで散歩することにした。
No.2681 - 2006/09/17(Sun) 03:41:03
電話その4 / りーど [いつかきっと]
次の日結局ボニータはやってこなかった。時間はいつかわからないと前日言っていたので、始終カサで待っていたが、夜10時ごろまで待って、あきらめた。彼女を待って何も食べてなかったので、空腹で仕方なかった。明日来るだろうか。とりあえずまたパルケ・セスペデスまで散歩に出た。翌日の日曜日、また朝からカサで待機したがボニータはやってこなかった。夕方4時になり、もうこのまま待っていてはダメだと思った。明日夕方にはハバナに向かわなくてはならないのだ。会うにはもうきょうしかない。普通のカミオンではこの時間に往復で戻ってこれる自信がなかったので、貸切タクシーを手配してもらい、ボニータの家に向かうことにした。タクシーは俺を降ろしたあとシボネイに行って戻ってくる。その間の2時間弱でボニータと話をつけないといけない。手前の角で降ろしてもらい、ボニータのカサへ向かった。

玄関先に父親と叔父が立っていて、俺はこわばった顔で「ブエナス」と何とか口にしたが彼らには聞こえてなかったかもしれない。家の前の道路に立って、ボニータを呼んでくれ、と父親に頼んだ。先にエルマーナが出てきて、さあ入ってと言葉をかけてくれたが、俺はボニータの様子がわからないうちは何もできなかった。ニーニョも出てきて俺の名を呼んだ。しばらくしてボニータが出てきた。髪を洗っていたようで、タオルで髪を拭きながら、「なんで入ってきて私を探さないの?」と笑顔で言った。しかし、はいそうですか、と入ることはできなかった。動かない俺を見た父親が、口笛で俺を呼び、パサ、パサ、と言ってくれた。君の許可が必要だ、と小声で言いながら父親の横を通り、俺は玄関に入った。母親も「どこを散歩してきたの?もう戻ってこないかと思った」と言ってくれたが、俺はボニータとどう話そうかとそれで頭がいっぱいで何もいえなかった。
No.2682 - 2006/09/17(Sun) 03:41:49
電話その5 / りーど [いつかきっと]
居間のイスに二人横並びに座った。ボニータはdimeとだけ言って俺の言葉を待った。いい間違えないように慎重に確認しながら、「ごめんなさい、口がすべっただけで本心ではなかった」とまず言った。まずそう謝った上で、しかしその原因となった問題についても自分の言いたいことを言った。どちらに転ぶかわからないような、綱渡りをしている心境だった。途中ボニータの友人たちが何人か訪問してきて、そのつどボニータはいつものように俺を紹介してくれた。このとき少し楽になった。急にボニータが「この髪の色どう思う?」と言ってきた。「でもこんなこと話したからといって許したわけじゃないのよ」と言い訳しながらだったが、そうして少しずつお互いに元に戻っていった。ニーニョが二人のイスの間に入ってきて、手をそれぞれの肘掛に添えて、穏やかに笑ってじっとしていた。やはりいつものようには元気がなかったが、彼の表情を見るとほっとした。午前中にテレビで見た日本人夫婦の話をした。夫が病気になりそれを支える妻。その夫は若いころから奥さんにやさしくしてたのよ、とボニータが言った。タクシーがもう戻ってきたようで、近所の男の子がその伝言を伝えてきた。そう簡単には話は終えられず、1時間ほどタクシーは待たせて話し続けた。彼女の気持ちが確信できたあと、いったん回収していた来日手続きに必要な書類を説明しながら渡した。何か言い忘れているような気がして、最後に、男は妻が必要だ、外で一生懸命働いて、そして家に戻ってきたとき、妻や子に会える、と話した。そのときほどボニータが俺の話を静かに聞いていたことはなかったように思った。じゃ行かなきゃ、と立ち上がるとボニータがbesitoと言った。

その後日本に戻ってから7月中は、しばらく時間をおきたいと思い、携帯メールなど以外は、本格的には電話してなかった。8月、俺の誕生日の前後に、近所のカサに電話したが、やはり通じない。どうもおかしい。単に留守とかじゃないなと思いながらも、つながりが悪いだけかと思い、何度も、何時間もかけ続けた。しかし状況は変わらなかった。そのうち携帯メールも送れなくなり相当不安になった。9月に入り、ようやくボニータが別の電話番号を伝えてきて、ようやくゆっくり話せた。まず近所のカサからはすでに電話がなくなっており、この電話のところに取次ぎの仕事が移ったという。ここは前回滞在時にDVDが調子悪いと相談され見にいった家で、よく知っているところだった。そんなわけで8月中にかけまくっていた番号はすでに存在しなかったわけだ。安子の電話の請求書では明細は見れないが、金額から言ってその分の大半が課金されているように思った。メールで問い合わせてみると、68回(68分)が通話として課金されていて、しかしそれを今回はすべて取り消し・返金してもらえることになった。このように良心的な安子の電話を皆さん利用してあげてください。
No.2683 - 2006/09/17(Sun) 03:42:25
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