今回行ったレストランの思い出
【レストラン2】 知り合いのキューバ人に教えてもらい、人気があるというレストランに行ってみた。まずセントロ、Barrio Chino近くのEl flor de loto。中国人が経営しているらしい。入り口には行列ができていた。花束を持った人が出入りするなど、少々これまでキューバでは見かけない雰囲気。また、出てくる人がみな白い小箱を持っている。あとでわかったが、ここは一皿の料理がとても多いため、みなあの小箱をもらい、残りを入れて持ち帰るのだという。30分くらいまったあとようやく中に入り席につけた。ボニータはcamarone(エビ料理)、俺はcarne(肉料理)を頼んだ。大体一セット料理が12cucくらいだったと思う。確かに量が圧倒的に多い。すべては食べきれない。皆さんと同じく箱をもらい、残りをおさめカサに持ち帰った次第。この量がキューバ人人気のもとか。
【レストラン3】 上記El flor de lotoと双璧という話を聞き、次にミラマールのEl Aljibeに向かった。ここは外観が吹きさらしの木造作りっぽいイメージの広々したところで、以前ツアーで来たことがある気がした。実際このとき外国人の団体客が来てもいた。料理はEl flor de lotoとさほど変わらない。基本はpollo(チキン)にensalada(サラダ)、papas fritas(ポテト・フライ)などがセットとなり12cuc。arroz blanco(ご飯)は止めろというまで盛ってくれる。さらにその横にfrejol(インゲン)のsopa(スープ)が盛られる。ここも通常すべては食べきれない量なので、持ち帰り用の箱をもらえる。二人分残りを箱につめ、カサに持ち帰った。オフェリータと来たときは、彼女の母親がみなの残りすべてをビニールにつめて持ち帰った。
【レストラン4】 Capitolio近くにあるEl Nardoにも行った。ここはビルの中にある少々こじんまりしたところ。俺はsopaとarroz fritoを頼んだ。sopaはまあまあだったが、arroz fritoは、Hotel Comodoroでのチャーハンを味わった人間としては、なんとも味気ない(というか普通にまずい)ものだった。値段安いからいいですけど。ボニータはまた海鮮料理などを味わっておった。ちょっと個人的にいらいらすることがあり、早く帰ろうと思い、横をとおりかかったcamarero(ボーイ)にジェスチャーつきで「la cuenta(お勘定)」と頼むと、彼はなぜか「cafe」の追加注文と勘違いした。さらにいらいらした(今考えるとジェスチャーがそういう風にとられたのかも)。勘定のレシートがきた。印刷された本来の合計額が手書きで消され、その下に数cuc上乗せされた額が書かれていた。なんじゃこりゃ。ますますいらいらした。確認しようとそのレシートを引きちぎった上で(笑)、最終金額分のお金を置いた。camareroがやってきて皿ごと持って行ったが、すぐに戻ってきた。すぐにレシートを見せ、なんで書き換えた?と尋ねた。どうやら10%の税金をかけているらしい。そういえば以前行ったpaladar(個人経営レストラン)もそうだったな。いや別にキレてないですよただ確認しただけですよ。
【レストラン5】 ハバナリブレのカフェテリア。24時間営業。ハバナにいるときはここで食事をすることが結構多い。値段が手ごろで、好きな種類の品があるから。ほんとにちょっとしたものでいいんです俺の場合。sandwich con huevo(卵入りサンドウィッチ)とか、sopa con cebolla(たまねぎ入りスープ)とか。目玉焼きがついているという理由でたまにお子様ランチを頼んだりもする。sopaはほかにも種類がメニューには載っているんだが、今回はいつもcebollaしかなく、なのでいつもそれを頼んだ。美味い。美味すぎる。サンドウィッチを頼むとpapas fritas(ポテトチップスのほう)が付いてきた。おいしい。ポテトチップスはほとんどキューバではお目にかかったことがない。ボニータもおいしいといって一緒に食べる。これだけ頼みたいと思い、「papas fritas、これと同じやつある?」とわざわざ確認して注文した。出てきたのは案の定、太い棒状のポテトフライ。その場で食べる気はせず、ボニータが渡してくれたビニール袋に入れて持ち帰り、そのまま翌日のサンティアゴまで保管、リスバニアに渡ることとなった。 |
No.2212 - 2006/02/28(Tue) 13:00:29
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