今回はボニータも結構積極的に教えてくれました(いつもはどうなんだって話だが・・・)。
1、no estes jugando ! 「no juegues!」と同意とボニータが教えてくれました。「ふざけないで!」という感じ。この表現は以前からよく聞いていたんですが、estes のesとsはほとんど聞こえず「ノーテフガンド」と聞こえるので、ずっと「no te jugando」(あんたとふざけてる暇ないのよ、みたいな)かなと思ってました(まあ意味としてはほぼ合ってますが)。念のため申し添えておくと、この言葉はボニータから俺に発せられたことはありません。幸い。
2、y digalo 「イリーガロォ」と聞こえます。これも以前からよく聞いていたんですが、語感や話の感じから、「ilegal」(不法な)で、「とんでもないわねえ」みたいな意味かとおもてました。今回ボニータに聞いたところ、これだと教えてくれて、意味としては「claro」に近い、と言いました。「その通りだよねえ」「ホントよねえ」って感じでしょうか。直訳すると「で、それを言ってよ」ですが、ボニータによると、「ホントそうよねえ、もっと言ってよ」と相手の話に同意して、さらに話を促すような気持ちを伴うと言ってました(たぶん)。
3、oye eso 「オージェイエッソ」。これも会話の受け答えで通常使う言葉。相手が話したことについて、「ああ、そうなんだ」とか「へえ〜なるほどねえ」みたいな感じで発する言葉とお見受けしました。いいですかそれで。「ah si?」とか「esta bien」とかと近いのでは?とボニータに水を向けると、なんか微妙な感じでした。
4、chaito 「チャイート」。chao(じゃあね)の縮小辞。最近ボニータと使い始めました。今回空港でボニータが帰るときもこれを言ってました。縮小辞で言うと、ボニータに「chaitoがありなんだから、permisito(ちょいとゴメンちゃい〜)もあり?」と訊いたら微妙にウケてましたがどうなんでしょうか。あとcorreosでオジサンが窓口の係員に「dejame preguntita」と言ったのを聞きました。「ちょっとだけ教えてくれる?」みたいな感じかな。
5、equipo 今回初めて聞いた言葉でした。equipaje(荷物)を連想しましたが、これはちょっと違って、一般的には「設備」を意味し、さらにそこから派生して、「音楽用のコンポ」も意味するようです。正式には「equipo de musica」。普通の小さなラジカセは「grabador」といいますが、大きなコンポはまた別だったんですね。実はクリスマスプレゼントに今回パナソニックのコンポを現地ティエンダで購入しました。ボニータも大喜びで夜もものすごい大音量で音楽流してます。露店で買ったハイラのCDがもっとも人気です。
6、ajustador / sujetador 前者はボニータがブラジャーの意味で使いました。辞書には後者が載っているんだけどとたずねると、あ、そうそうそれのことと言うので、どっちがより正しい?とさらに訊くと、後者が正しい名称であることを認めました。前者は辞書では「アジャスター」として載ってますが、通常はどちらでも通じるようでした。
7、medias pantri 「パンティ・ストッキング」のこと。でもpantriはpantiじゃないのかとボニータに問い詰めると、あ、そうそうpantiのこと、pantiが正しいと認めました。でもさっきの電話でもまだ「pantri」と言ってました。これは英語の発音を自分なりに表記(転換)して使っているということなんでしょうか。とにかくボニータがpantriというとそれはパンティのことだ。
8、bruto ブルートですわ。「バカな、愚かな、粗暴な」の意。俺が言葉をよく理解できず、何度も同じことを訊いたり、確認したりするので、ボニータがあきれたように笑ってこういいました。でもそういいながらもやさしく教えてくれるわけです。
9、puerco eres! / que puerco! / cochino eres! / que cochino! puercoとcochinoはともに「豚」のことで、そこから派生して、上四つの表現はどれも「(豚のように)汚い人ね!」「なんて下品なの!」みたいな感じになります。単純に服が汚い人に対して使ったりします。確か食事中にボニータから言われたような気がします。同じ豚の意味でcerdoもありますが、これはこういう言い方では使わないとボニータは言ってました(今辞書で見ると、同じく汚い・下品なといった意味は持っているようですが)。
10、banano / banana バナナは「platano」だけだと思い込んでましたよワシ。食事にバナナ(揚げてない普通のやつ)が出たとき、ボニータが「banana」と言ったので、初めて知りました。ボニータが言うには、揚げて食べる大きなやつがplatanoで、普通のバナナはbanana(またはbanano。このbananaとbananoの区別はボニータもわからなかった)。別の知人によると、全体としてはplatanoだが、オリエントでは特にそれをbananaと呼ぶと。いま辞書を見ると、中南米の言葉として、banana,bananoとありますね。
11、no alcanza これも今回よく聞いたんですが、いまいちまだよくわかってません。alcanzarは「手に入る」という意味があります。家を造る材料について話をしていてよく聞きました。「なかなか手に入らないの」みたいな感じかと思い、ボニータに「hace falta」(足りない。必要だ)と似てる?と訊くと、あーうんうんとうなづいていました。
12、corre! corre! correrの命令形。correrは「走る」ですが、「急ぐ」という意味もあるんですね。「急いで、急いで」。もう時間がなく早く出かけないといけないときに、「コレ、コレ」とボニータが笑いながら俺を促します。それがちょっとおどけた口調で「これこれちょいとちょいと」みたいな日本語と似た語感なので、いい感じ。 |
No.1948 - 2005/12/18(Sun) 14:04:13
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