トリニダからバラデロへ向かった。ビアスールで15時前に出発し21時前に到着。カサを探そうとテルミナル出口に行くと女性が立っていてカサがあるよと誘う。大きなベッドかどうか、またフリオがあるかどうかなど訊くとすべてクリア。これはいいとユーターンしてボニータに伝えようとしたらボニータいわく「バラデロにカサはないって。あの女性の話を受けちゃダメ。ホテルを探しましょう」。カフェテリアの男性から聞いたらしい。ちゅうか俺はバラデロにカサは無いという情報を得ていたが、ボニータがあるらしいというので、それ以上あたらずそのまま来てみたわけで。ほら言ったでしょと話しながら外に出てみるが真っ暗で何もない。しばらく歩き回り、少し先にある大通りでようやくタクシーをつかまえ、近くのホテルに行ってくれ、できるだけ安いところ、とだけ伝えた。ひとつ角を曲がり少しいったところですぐ止まった。値段を訊いて来なさいとドライバーが言う。カウンターで聞く。シングル27CUC、ツインなら40CUC、朝食付き。車に戻りここで問題ないと伝えタクシー代2CUCを払った。どこに連れていかれるかと内心心配だったが親切なもんだね。宿泊手続きにはパサポルテ、カルネ(ニーニョも)、そしてセルティフィカシオン・デ・マトリモニオ(婚姻証明書)が必要。婚姻証明書はすぐは返してもらえず翌朝の返却となった。コピーをとるためかどうかは知らないが、翌朝引き取りにいったらボニータにもコピーをくれた。デポジットで10CUC必要。部屋は30チャンネルの衛星放送が見れるテレビもあり、大きなベッドとともに問題なかったが、フリオが無かったのが残念。朝食は1階のレストランでバイキング。フレッサのヨーグルトがうまかった。すぐ隣には24時間営業のカフェテリアがあるし、近くには同じく24時間営業のエル・ラピドもあるので夜はそこで軽食をとれる。プラヤはホテルの横道をたどっていくと、数分で住宅地の隙間から鮮やかな色の海原と砂浜が現れる。ハバナやトリニダの海で十分だなと思っていたが、これを見た瞬間やはりバラデロの海は格別と感じた。あの色、あの広さ、あの肌触り。すべてレベルが違う。先に俺だけ海に入っていると砂浜にいるボニータに何人かの男たちが声をかけている。早々に切り上げボニータに質問。あの大きな白人とは何をしゃべったの?「かわいいね、一緒にいきませんか、英語わかる?って言われた。わからないっていったら行っちゃった」「そういうときは、私には夫がいます、あそこにいるのが夫です、とだけいいなさい。でその前の白人と黒人の若者2人組みは?」「遊ぼうよって。ノーって言った」「同じく。プンプン」。その後はずっと一緒にいた。ちょっと見たところお店がなかったので、泳ぎ終わったら早めに戻って帰り道のFM27というカフェテリアでエラードなどを食べ、ホテルの横のカフェテリアでボニータはスパゲティ、俺はウエボ・フリート(目玉焼き)を食べた。近くにはいくつかティエンダもある。おそろいのチャンクレータを買いその後の旅行ではずっとそれを使った。ポテトチップスを見つけ(キューバで初)たまらず買ってしまった。翌朝、朝食に向かうとき枕元にチップを置いておいた。受け取るのかどうか確認したかった。だがもどってきてチェックアウトするまで清掃には来なかった(もうチェックアウトするんだから当たり前?)。ビアスールではトランスカードが支払いに使えた。 |
No.1226 - 2005/06/07(Tue) 16:40:27
|