将棋・名人戦がもめています.
連盟は、名人戦主催についての毎日新聞との契約破棄通告をした上で、外部には、毎日新聞と交渉中と説明しているようです.これは、正しい方法ではありません.
毎日新聞社の「交渉は通知書撤回が前提」という立場が正しいと思います.
将棋は、ルールにもとづくゲームですが、連盟は「契約上のルールに違反」しています.「契約を破棄」した上で、どうして契約について交渉できるでしょうか.連盟は、「契約関係での『論理戦』にも負け」ています.
連盟には社会的な責任もあります.
契約相手に「契約破棄」を通知しながら、対外的には契約を交渉しているという事実と異なる説明をするのは、「社会生活のルール」に違反します.
この点では、連盟は「『金のためには、ルールを破ることもおこなってよい』というルールをつくっています.これは、教育上も好ましくありません.
将棋は、「日本の文化」だともいわれています.「自分のルール違反をウソで社会に説明する」やり方を「日本の文化」としてほしくありません.
連盟は、将棋のことだけではなく、社会や歴史の勉強もしていただきたいと思います.
BY : ささきのぶひこ ×
Mail 2006/04/29(Sat) 15:09:10