41502
Cafe Montmartre BBS
ジャズ、ベース、その他HPの感想などお気軽にどうぞ。

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VUITTON ベルト / VUITTON ベルト 引用

早送り現在の世界にできるよう、そして<a href="http://qlnj8vcljh.libanoil.com" title="ルイヴィトン 財布 エピ">ルイヴィトン 財布 エピ</a>のハンドバッグを複製するには、クラスとも豪華なの指標となっています。 <a hr854D97C00E ef="http://qugo3he4l.libanoil.com" title="LOUIS VUITTON ショルダーバッグ">LOUIS VUITTON ショルダーバッグ</a>は1952年と1956年にアメリカのオリンピック委員会の公式シューズサプライヤーとして引き継いだ。854D97C00E VUITTON ベルト http://0f2dilzi.libanoil.com

No.1673 2013/08/12(Mon) 09:04:15


(No Subject) / Agiguipsy 引用


No.1672 1970/01/01(Thu) 09:00:00


お〜久しぶり / 雲 引用

この掲示板に書き込むのも久しぶり!
というか、あること忘れてた(笑)。

なので、久々に書き込んでみました。

No.1668 2010/05/13(Thu) 10:17:20

 
Re: お〜久しぶり / いっき 引用

この掲示板は生きていたんですね〜。
確かこの掲示板への書き込みがきっかけで雲さんとの交際が始まったんでした。懐かしい!
この掲示板からまた新たな交流が始まるといいですね。
今回は文字色変えないでおきます(笑)。

No.1669 2010/05/13(Thu) 22:29:23

 
Re: お〜久しぶりだす! / tommy 引用

ひょ〜っ!

すっかり忘れていましたね。BBSがあったことを(笑)。
ブログネタって、ここで書き込んだことを反復してるだけなので、
目新しさがないなぁ〜(笑)。

やっと、Yahoo!BBモデムが届いたので、早速書き込んでおこう。
ランディ・ウェストン「アース・バース」は、ストリングス入りですが、
腰が入っていてイイ感じのピアノトリオ・アルバムです。
ストリングス嫌いなオイラもナットク!の1枚。
ベースはマクブライド、ドラムはどこにでもいますヒギンズ先生(笑)。
前から欲しいと思っていた・・・いや、すでに持っていたかも?(笑)。
本日、ユニオンで500円で買ってきたよ。悲し〜い。

No.1670 2010/05/14(Fri) 17:22:52

 
Re: お〜久しぶり / 雲 引用

いっきさん、tommyさん

書き込みありがとうございます。
掲示板の存在忘れてた、まだ生きてますよ〜
なんて告知していつつ、
すぐにまた掲示板の存在を忘れてしまった私、阿呆です(涙)。
これからは頻繁に覗くようにいたしますです。

No.1671 2010/05/21(Fri) 08:17:54


あけまして、おめでとうございます。 / Mayama 引用

はじめまして
真山と申します。

以前より。楽しく拝見させて頂いております。

1年前より、エレキベースを始めるべく、
機材や教本購入など準備を進めてきたのですが、
急な転勤などがあり、全然練習が出来ていませんでした。

なんとか、生活のペースは落ち着いてきたので、
これから、少しずつ練習をしていこうと考えています。

ただ、教本を見ながら練習していても、
いまいち達成感が少ない為、
何か、練習が楽しくなるコツなどが有れば、ご伝授願います。

又、ベースを弾く上で、
初心者にとって参考になる曲等がありましたら、
教えて頂ければ嬉しいです。

これから、よろしくお願いいたします。

では


追伸 ザ・ベース道、非常に参考になります。
   謙虚にこつこつと練習していきます。
   いつか、遠くに住む友人とバンドを組む為に(^^

No.1634 2009/01/01(Thu) 19:03:29

 
Re: あけまして、おめでとうございます。 / 雲 引用

間山さん、はじめまして、こんにちは、あけましておめでとうございます(←挨拶は1度でいいのよ←はい)

達成感を感じたければ、やっぱりバンド組んでライブ!が一番なのですが、個人練習で達成感となると、地味でシコシコですが、やはりスケール練習が一番わかりやすく達成感を味わえるのではないかと。

とりあえず12キーで、イオニアン、ドリアン、フリジアン、リディアン、ミクソリディアン、エオリアン、 ロクリアンのスケール、
それに加えて、ハーモニックマイナーやらハンガリアンマイナーも加えてやると、それはそれでかなりのボリュームかつ、暇つぶし(笑)になると思います。

最初は♪=100で弾けなかったのが練習しているうちに、軽々と♪=100で出来れば、「わ、上達したんだ」と実感できますからね。

相当な指の運動にはなると思います。

ただし、なれると、本当に指の運動で、頭の運動にはなりません(笑)。

私も以前、うつらうつら半分居眠りこきながらスケール練習しておりました(涙)。

だから、眠気覚ましに、頭もつかうダイアトニックコードのアルペジオをやるのも面白いのではないかと。

わかりやすくCのスケールで説明すると、

使える音はドレミファソラシドですよね?

この音で構成されるコードは、

Cmaj7、Dm7、Em7,Fmaj7,G7,Am7,Bdim
ですよね?

このコードの構成音で上昇下降を一定の速度でやるの。

Cmaj7でのぼり、Dm7で下る。
つまり、
ドミソシ とのぼって、ドラファレ と下る。

Em7でのぼり、Fmaj7で下る。
つまり、
ミソシレとのぼり、ミドラファと下る。

このようにCのダイアトニックコードをアルペジオにして、上って下ってをハイポジションまでやる。

譜面は書いちゃだめ。
頭の中で、コードとコードの構成音を思い浮かべながら弾いていくの。

これ、結構、頭使います。
惰性の指の動きだけでは済まなくなるので、指と頭の両方が最初はカユくなる(笑)

CとかFとかGあたりはいいんだけれども、それがBとか、F#のスケールになると、もう頭こんがらがって何が何だか分からなくなってきます。

でも、アンチョコ作っちゃだめ。
自分の頭で高速演算処理をする癖をつけるの。

一時期、この練習にはまったことがあります。
でも、しばらくぶりにやってみたら、ボロボロでした。

譜面がいらず、いつでもどこでもベースさえあれば、あいた時間に指と頭の運動ができるお手軽な練習法としておすすめです。

でも、こればっかりやっても運指とコードの構成音に対しての自信はつくかもしれないけれども、肝心なリズムはないがしろになってしまいがちなので、やっぱりメトロノームとかドラムマシンにあわせて練習もしたほうが良いと思います。

こんな感じでよろしいでしょうか?

No.1635 2009/01/06(Tue) 20:43:21


(No Subject) / ふじおか 引用

あのさ、お前に罵倒された立場から言うのも何だけど、お前は罵倒したとは思ってないんだろけど、ま、いいや。
ラジオとかつまんねーメディアに浮かれてないで文字書け。

No.1632 2008/11/30(Sun) 20:18:20

 
Re: / 雲 引用

返事に値する内容でもないので
長らくほったらかしにしておいたけど、
大掃除をしていてハタと気がついた。

「今年の汚れは今年のうちに」
「今年のゴミは今年のうちに」

おお、そうか!
なら、今年のうちに返事をしておかねばの。



え〜と、
ふ・じ・お・か、サン…………でしたっけ??

あの〜
人違いじゃないっすか?

私の知り合いに「ふじおか」って人はいません。


どうも大阪方面からの書き込みのようですが
(しかも書きこんだPCのOSがWindows NTだなんて渋い! まるでうちの近所のネットカフェみたいだ)
ますますオオサカ方面には「ふじおか」って知り合いはいませんね〜。

つまり、知らん相手を罵倒しようがないってわけです。


さて、
もっと私の書いたものをお読みになりたいとのこと。

それは、とても嬉しい声援なのですが、
う〜む、困りましたねぇ、

日々のブログの更新、次号の「ジャズ批評」に「スイング・ジャーナル」、「ミュージックバード」のプログラムガイド誌に寄稿している連載エッセイに番組案内、メールマガジン等々と、私のキャパ程度では、これぐらいでいっぱいいっぱいなんですわ。

その上何か書けと仰られても、
そうですねぇ〜
……あとは「ジャズマンの訃報」デスか?

でも、そちら方面には私など太刀打ちできぬほどの「大家」がいらっしゃいますからねえ。

ま、そういうわけで、
そんなわけです。

いろいろとご不満もあるでしょうが、どうぞよろしゅう。

どなたか存じ上げませぬが、良いお年を♪


P.S.

そういえば、面識はありませんが、大阪といえば、コルトレーン・コレクターで世界的に有名な藤岡康洋さんという方がいらっしゃいます。

これは私の邪推かもしれませんが、わざと投稿したホストが大阪と分かるような足跡をつけ、さらに藤岡さんを想起させるような(藤岡氏になすりつけるような)意図で「ふじおか」と成りすましているようであれば、あなたは最低だ。

もし、そのような意図ではなくあなたの姓が本当に「ふじおか」であったとしても、繰り返しますが、私にはそのような知り合いはいませんし、ましてや罵倒などしてませんので、あしからず。
妄想はお一人でどうぞ。
出張御苦労さまです。

No.1633 2008/12/31(Wed) 07:32:51


陰険なトマトの話 / tommy 引用

雲さん、いっきさん、こんにちは。

いや〜、先週は「陰険なトマト」の話題で盛り上ったね(笑)。
世の中にあーいうのがいるんだね。屈折しているよね。
ホント、たいした著作物もないのにプロ気取りも困ったものだ。
オイラの方がよっぽどベストセラー作家だ(笑)。

でも、たまたまトマトはブログで発信しているから叩かれるけど、
アマチュアのジャズ批評文に否定的なプロ(?)って他にもいるよね。
オイラはアマチュアも、いっぱい書けばいいと思っている。
書くことはクリエイティブな行為だからね。
何かを「表現したい」にプロもアマもない。

ジャズへのラブレターは好きに書いていいでしょう?
だって好きなんだから仕方がないよね(笑)。

日本のジャズ評論の位置付けが曖昧だから、こうなるんだろうね。
まぁ、ほとんどが素人に毛が生えたようなもんだツーことだね。
要はプロと言われる人たちの方の問題が大きいのでは?(笑)

ところで「陰険なトマト」は四谷派を話題にしないね。
週末の特集とかに来ているのかな?

No.1628 2008/11/10(Mon) 16:16:19

 
Re: 陰険なトマトの話 / tommy 引用

オイラね〜。ピンッと来たのですが・・・。

粘着質のヒマなトマトが「いーぐる」掲示板に書き込まない訳が
ないと思っています(笑)。
以前「通りすがり」って何度か、悪意の書込みがありましたよね。
あれはもしかするとトマトかも?憶測ですけどね・・・。
ゼッタイ菊地問題の時も参加していると思うんだよね。
IPアドレスが照合できればいいのですけどね。

やりかねないよ、ジャズネット狂だから。
でも面と向っては書けない訳で・・・。
四谷方面にも卑屈な書込みをやっていたのかも?
四谷方面に興味が無い訳がないよ。それから吉祥寺方面もね。

http://sky.ap.teacup.com/hocasbr9/623.html#comment

No.1629 2008/11/16(Sun) 03:36:07

 
Re: 陰険なトマトの話 / 雲 引用

tommyさん

すいません、しばらくこの掲示板のぞいてませんでした(汗)。

うん、tommyさんの推測当たってるかもしれませんね。

ジャズだけでも、私とかtommyさんのようにオカシな人が多いのに(あ、全国のジャズファンの方スイマセン!多くの人はオカシくありませんので)、それにネット狂が加わると、もう始末に負えませんな(怖)。

そのダークなエネルギーを、建設的なジャズ評論のほうに向けてほしいと願うのみであります。

No.1630 2008/11/18(Tue) 10:01:44

 
Re: 陰険なトマトの話 / tommy 引用

どうしたら、ああいう人間になるのかトマトの親の顔がみたいね。
大切な時期に愛情のある鉄拳を貰っていない子だったんだろうね(笑)。
他人の事を思いやれない、友だちのいない人間になっちまったゼ!

それでジャズ評論を書いても、何か寂しくない?
最近、トマトのブログ見ても何かウソっぽくて、痛々しいよ。
もう批評にも評論にもなっていない、ただのチラシです。
だって表現したいことがカラッポなんだよ、人間的に!

あのオカシサはジャズ的オカシサではありません。
なんか心のパーツがかなり足りないと思いますよ。
いるんだね〜、んで決って小心者ときてるとこがミソだね。

No.1631 2008/11/20(Thu) 05:36:40


(No Subject) / rou 引用

こんばんは。初めて書き込みさせていただきますrouと申します。よろしくおねがいします。


ベースエッセイを前から読ませていただいています。

その中で度々「歌うベース」という言葉が出てきますが、歌うベースとはどのようなベースだとお考えでしょうか?
特にポールチェンバースの4ビートはよく歌うと一般的にも言われていますが、チェンバースのベースのどのような要素が「歌う」という評価に繋がるのでしょうか?

私もウッドベースをやっているのですが、この質問の答えが出せません。

ご意見を聞かせてください、よろしくお願いします。

No.1603 2008/09/23(Tue) 22:52:21

 
Re: / 雲 引用

rouさん

はじめまして。

「歌う」ということ、
これは、楽器ではなく、まずは人の喋り、会話に置き換えてみるとわかりやすいと思います。

「あ、こいつ本心で言ってないな」
「もっともらしいこと言ってるけど、なんかウソくさい」
「立派だけれども、心ここにあらずってしゃべり方だな」

そう感じることってあるでしょ?

これが「歌ってない」状態。

「歌っている」ということはその逆です。

出ている言葉(音)に嘘がない。
もしかしたら、間違った内容なのかもしれないけれども、少なくとも言っている人(演奏者)の中には確信めいたもの、内的な自信が声の(音の)表情から感じられる。

つまり、その人の中の内的欲求と、それを裏付けるテクニックの折り合いがキチンととれ、音として表出されている、この状態を「歌っている」ベースと私は解釈します。

あなたもベースをやっているからわかると思うんだけれども、自信のない曲、初見の曲を弾いているときなど、「次の音を出さないとリズムに乗り遅れてしまう、だけど、どの音を出せばいいのか確信がない。だから、えーい!手近な音で済ませてしまえ!」
といったゴマカし音符を弾いてしまったことも1度や2度ならずあるはずです(なければゴメンナサイ)。

とりあえず、手くせでごまかしておけな演奏をしてしまったこともあるかもしれません(なければゴメンナサイ)。

この状態は少なくとも「歌っている」とは言えないですね。

チェンバースの場合は、ラインのメロディックさも加味され、その伸びやかなプレイが、よりいっそう「歌って」いると感じるのです。

しかし、だからといって、ジョージ・デュヴィヴィエのように、チェンバースと比べると非メロディックなラインを得意とするベーシストもいますが、じゃあ歌ってないのかというと、そうでもないと思います。

喋る(弾く)内容よりも、音の表情。先述したように、「あ、こいつの音には嘘がないな」と感じる状態が歌っている状態なのでは、と思います。

だから難解に感じるフリージャズのプレイヤーだって、歌っているプレイヤーはいますし、逆に難しい言葉を乱発して煙にまいてるな感じるプレイヤーもいます。

そして、もう一つ。
当たり前だけど、チェンバースのプレイは、その全部が歌っているというわけではありません。
ほとんど初見に近い曲、まだまだ未消化な曲のラインには固さを感じますし、ちょっと緊張感をたたえた表情の演奏もあります(そこがまたいいんだけれども)。

では、どの演奏が歌っていて、どの演奏が歌っていないか、は、ここではあえて例示しません。
まずは、言葉によるガイド、感じるヒントの提示ということまでにしておきましょう。

言葉だけで、「分かった気分」になって、それでオシマイになるのはイヤだからです。

ここまでの解説がおそらくは音楽を語る上での言葉の限界で、それ以上のことは、あとは「音楽に聴け!」です。

せっかくですから、いろいろな演奏を自分で聴き比べてみてください。

自分の力で、自分をオープンマインドにして(ジャコの言葉を借りると、キープ・イアー・オープン)、チェンバース参加の音源を聴き比べてみましょう。

そうすると、より一層ジャズを楽しめるようになると思いますし、プレイヤーとしてのあなたの演奏力もアップすることでしょう。
耳が鍛えられると、楽器の演奏力もアップするんじゃないかと思います。
やっぱり、良いプレイヤーは耳がいいですから。

No.1605 2008/09/24(Wed) 05:43:00

 
Re: / rou 引用

こんばんは、返信遅くなってしまい申し訳ありません。


実はまだ高校生なので、プロの先生について指導してもらっているのですが、先日「○○君の歌がたりないね」と言われてしまった次第であります。

自分は今まで、音色・四分音符の形・音の選び方など音楽的な側面からしか考えていなかったのですが、もっと雲さんの意見のような根本的な部分もあるのですね。

とりあえず今は『Bass On Top』と『Meets The Rhythm Section』を研究しています。

非常に参考になりました。これからもよろしくお願いします。

No.1624 2008/09/29(Mon) 20:15:00

 
Re: / 雲 引用

rouさん

参考になったようで良かったです。

ヴォーカルは当たり前のようにソルフェージュをやりますが、本当は楽器奏者もやったほうがいいんですね。

たとえば、アルトサックスの巨匠、リー・コニッツに憬れてアメリカに渡り、幸運にも彼に師事することができた日本人は、よし!アルトサックスの練習に身を入れるぞ!と思ったら、なんと1ヵ月ぐらいはサックスに触らせてもらえなかったといいます。

サックス演奏ではなく、来る日も来る日も、譜面を階名で歌う練習ばかり。

私も以前、トロンボーン奏者の故・板谷博氏にアンサンブルを習っていましたが、最初の一か月はほとんど楽器演奏はなしで、音符を歌いながら読む訓練ばかりでした。それもドラマーとピアニストと、ギタリストとサックス奏者がいっせいにボソボソと恥ずかしそうにうたっているのだから、ハタから見れば異様な風景だったと思います(笑)。

しかし、私は昔、ヤマハ音楽教室の幼児科とジュニア科アンサンブルでさんざんソルフェージュはやらされていたので、「歌えないくせに弾けない」という状態がちょっと信じられないところがあって、ギタリストのように位置と場所だけで演奏できちゃう人を見ると、ある意味、すごいなーとすら思ってしまいます。

ベーシストも本当はソルフェージュやったほうがいいんですよね。

私の場合、口にこそ出しませんが頭の後頭部あたりで、
階名で歌えないフレーズはベースでもピアノでも弾けません。
早いフレーズでも、頭の奥で解明で歌いながらベースを弾いています。だから早すぎると歌えなくなるので、弾けなくなってしまうという弊害はありますが……。

だから、私のプライベートな練習を見に来たベーシストはビックリするんですね。

もちろん普段は声には出してベースを弾いてはませんが、
「歌うための訓練はこうするといいよ」と、口で歌いながらベースを弾くんですよ。

パーカーの《コンファメーション》とかを
♪ラドッラ シ♭ラミファファ♯ ソーレシ♭ソラッ

みたいに歌いながらベースを弾くと、
出てくる声と、ベースの低音が奇妙に一致しているから、それが見ていて気持ち悪いみたい(笑)。

もちろん、それは人に見せる芸ではないので、人前でやる必要はないんですが、個人練習ではかなり有効な練習方法だと思っています。

「歌う」に近づくためには、口で「歌う」。
まずは、音符を口で歌ってみる。

音の分析はそのあとでもいいと思います。

英会話といっしょだね。
まずは喋ってみる。
ある程度喋れるようになったら、自分がしゃべった内容を分析してみればいい。

文法や単語を詰め込んだ後に喋ろうとしても、なかなか喋れないものです。

No.1625 2008/09/30(Tue) 12:39:44


フュージョンとエレベについて語ろう2 / tommy 引用

雲さん、いっきさん、じゃこのめさん、ホロゴンさん。こんばんは。

先日、雲さんからエレベを確認するなら、これがいいんじゃないと
「ハービー・ハンコック/ミスター・ハンズ」をすすめられたので、
早速、CDで聴いてみました。オイラこれレコードで持っていました。
発売時に買ったのだと思います。フラミンゴで思い出しました(笑)。

んで、「2.Calypso」と「4.4 A.M.」のベースは良かったけど、
他はアレンジのスコアどおり弾いているんでしょうって感じ。
当然、それはそれでスゴイのだけど、パッションを感じない(笑)。
別にジャズじゃなくてもいいよねって思う。
「アース・ウィンド・アンド・ファイアー」で、いっぱい踊ったからね。
このディスコ・サウンドとも云えるエレベ音は、お腹いっぱいなんだよね。
そう考えると'70〜80年にかけて「ファンク」でエレベはいっぱい
聴いていた。
ジャズ・フュージョンのエレベって、それと変わらない気がする。
ジャズから発生したサウンドではなく、元がファンクなんだよ。
今、活躍しているエレベ・プレーヤーにも根っこがファンクの人と、
ジャズの人がいると思う。多くはファンクな人だと思うな。

んでこれが重要。これは今日確認したことなんだけど、
エレベの音って、マニアックなオーディオで聴くより、
ヘッドホン、ラジカセ、iPod、システム・コンポ、ボーズで
聴いた方が好きになると思う(笑)。そういう音なんだよ。
'70年代のJBLで聴いていたら、溶け込んじゃって寝てしまいました。
ぜんぜんピンと来なくて・・・。
その後、パソコンからヘッドホンで聴いたら上記の事を思える
くらいに聴けたという分けです。

管球式アンプとエレベ相当に相性悪いです。エッジが丸くなる。
エレベ、シンセを聴くならトランジスタアンプ以降だね。

No.1611 2008/09/24(Wed) 20:58:21

 
Re: フュージョンとエレベについて語ろう2 / じゃこのめ 引用

>tommyさん

関係ないかもしれませんが、70年代ってカセットテープの時代ですよね。オープンリールからカセットテープへ、ラジオからラジカセへ。メディアも音響機器もお手頃になって普及したというのも、背景としてあるんじゃないかなーって。tommyさんがエレベの音と、相性のよい音響について指摘したとろで考えました。

再生装置の変遷とともに、作られる音楽が変わっていったとすると、ジャズへのエレベの普及にも合点がいくなぁ。なんて考えすぎですかね。これは(笑)

No.1612 2008/09/24(Wed) 23:42:29

 
Re: フュージョンとエレベについて語ろう2 / ホロゴン 引用

みなさん、こんばんは。

私は1950年生まれですからtommyさんよりちょっと上に当たります。このころ確かに多くを耳にした記憶がありますが、殆ど聞き出したのはずっと後の事です。私自身jazzが面白くなり始めた頃で、これらのレコードよりはもっとオーセンテイックなjazzを好んで聴いておりました。むしろこれらの音《ヒュージョン》は、忌み嫌っていたものです。これはjazzではないというのが多くの理由で、jazzというのはアコーステイックで、アドリブが中心というのがその頃の強いイメージでした。スコアが目に付く演奏も大嫌いでした。
当時の私の聴き方は、同じ曲を色々な演奏家で聴くことで、Getz、Rollins、MJQ、Miles、など、大半は曲目の演奏によって選んでいたアイドルだったようです。
 jazzしか聴かないtommyさんが、これらを聴こうと思った気持ちはどういったものですか?
ベースを弾くようになって、アース・ウィンド&ファイアーやファミリーストーンなんて聴くようになりましたが、ベースを弾く事で聴きたくなる音楽と、純粋に聴きたい音楽は別のように感じます。それが同じようなレヴェルで演奏されているのがジャコや、アンソニー、スワローという風に思えます。
               

No.1613 2008/09/25(Thu) 05:22:21

 
Re: フュージョンとエレベについて語ろう2 / 雲 引用

ホロゴンさんのおっしゃる
>ベースを弾く事で聴きたくなる音楽と、純粋に聴きたい音楽は別のように感じます。
これは、あるように感じますね。
モータウンを聴くようになったのもベース目線で聴き始めてからグッとくるようになったし、アースやシックのようなディスコ・ソングも、ベース目線で聴き始めなければ、きっと一時代前に流行り、かつ色褪せた「ちょいダサ・ダンスミュージック」ぐらいの認識で終わっていたかもしれません。

No.1614 2008/09/25(Thu) 08:02:45

 
Re: フュージョンとエレベについて語ろう2 / tommy 引用

雲さん、じゃこのめさん、ホロゴンさん。こんにちは。

オイラがフュージョンを聴くようになったのは、ジョージ・ベンソンの「ブリージン」だったと思います。このアルバムはもうポップスでした(笑)。かなり売れたアルバムです。その中の「マスカレード」はシングルカットされ、ベンソンの歌が巷に流れるくらいの流行りました。んで、CTIなどのアルバムでお馴染のベンソンちゃんだったので、つい手を出してしまったのです(笑)。
「アダルト・コンテンポラリー」が、まだ流行る前で、こういうのを聴いていると女性ウケが良かったのも確かです(笑)。
女の子を誘って、中野サンプラザにジョージ・ベンソンのコンサートを見にいったりしていた。バックのリチャード・ティやコーネル・デュプリーがカッコよく見えたんですよ(笑)。
コンサートはアルバムとは違って、かなりジャズでした。

まだ学生の頃の話です。女の子が家に遊びにきて、昼間からジャズは・・・ちょっと重いかな?というのもあり、この手の音楽が増えていったのだと思います。逆にここから入って貰うと、徐々に「新宿ピットイン」などのライブハウスにも、一緒に行けるようになる。
まぁ、ジャズが好きなヤツには、かなり都合のいい音楽だったのです。ジャズより女の子の方が好きでした(笑)。

当時、ラジカセが流行っていて(かなり大きめ)、すでにオーディオを持っていたオイラはラジカセを買う事はなかったのですが、友だちの多くはラジカセ。んで、オイラはレコードからダビングしてジャズのコンピレーションなどを、いくつも作ってあげていました。

’70年代の中ごろは、もうトランジスタ・アンプが主流で、手ごろな値段でオーディオ機器が手に入るようになっていました。「コストパフォーマンス」という言葉が一般化したのもこの頃です。ハイパワーがもてはやされました。
エレベの音色、表現はテクノロジーの進歩と一緒にあるのだと思います。特にポップスや歌謡曲は、一番ポピュラーな再生機器に対して敏感なミックスをします。スタジオ内にラジカセやミニ・コンポなどを持ち込んで、確認している現場はいっぱい見ました(ジャズの録音はそんなことはないのですが)。
エレクトリック系の楽器の音色は、楽器、アンプ、録音など、いじれる要素が多すぎるので、自分の個性的な音をちゃんとテクノロジー的な部分でも確立していないと一流になるのは難しいと思います。

「再生装置の変遷とともに、作られる音楽が変わっていった」というのは確実にあると思います。音楽ツーよりも音かな?

No.1615 2008/09/25(Thu) 15:21:00

 
Re: フュージョンとエレベについて語ろう2 / 雲 引用

こーゆー話を10人くらいの人に聞いてまとめると、面白い読み物になりそうですね。
音楽を通して、時代が見えてくる、というか見えて感じた気分になるという。
たぶん、そんなに売れるようなネタではないのですが、商業出版ではなく、読みたい人だけ読んでねなスタンスで、プライベートダウンロード販売でもイイかもしれない。

No.1616 2008/09/26(Fri) 06:10:33

 
Re: フュージョンとエレベについて語ろう2 / tommy 引用

'70年代の状況が良かったかどうかというよりも、音楽がより身近に感じられる時代だったと思う。
才能と音楽さえあれば、みんな幸せだったんだよ。
学生で音楽を聴いていない人は少なかった。何かしら聴いていたと思う。それ以降、学生がモノを欲しがるようになり服や車に行ってしまう。
女性は女性で、「何となくクリスタル」になっちゃうんだよね(笑)。
だから、テクノにハマっていた雲さんは幸せだったと思うよ。
オイラはキライだったけど(笑)。YMOの生写真いる?(笑)。

だって、Macotoがオイラの云う事きいて、ジャズを習っているのが
本来なら可笑しい。彼らには彼らの世代の音楽があるはずだよ。
でも、今バンドやっている子たちはみんな過去の音楽をやっている。
オイラは、今は時代の音楽が生まれてこない事が問題だと思う。

先日の後藤さんと昨日の池ちゃん先生の話を聞いて思ったことは、
ミュージシャンにもジャズがある人とない人がいるツーこと、
んで、ジャズファンにもジャズがある人とない人がいるということ。
目に見えることではないから単純には言い難いけど、
池ちゃん先生曰く、「ジャズがある人はオイシイところと、着地点は
常に意識してやっているし、聴いているはずだ」と云っていました(笑)。

No.1617 2008/09/26(Fri) 06:43:38

 
Re: フュージョンとエレベについて語ろう2 / 雲 引用

●tommyさん

いい話だなぁ、と同時に厳しい話でもあるわなぁ。
果たして私の中にホントにジャズはあるんでしょーか?(笑)

自分の中に確固としたベースがあれば、あとはどこに飛んでいっても大丈夫、だと思ってはいるんですが。

飛んで行った先で遊んで戻るもよし、
飛んで行った先が気に入って定住しちゃっても良し、
飛んでった先が気に入らなければ引き返すのもアリ、
と私は思っているのですが……。

まずは、飛んでみる、足を踏み入れるだな、なんて。

生写真は捨てないでください、
ちょーだいなっ!!(笑)
額縁買って家に飾っておきます。

話がまったく飛びますが、「なんとなくクリスタル」だった女學生たちは、今40後半か50になっちゃってますよね?
今どうしてるんだろう?

あの作品のラストを読んで、私は主人公の女の子にとっての時間は、まだまだゆっくり流れてゆく、永遠というわけではないけれども、「このプチリッチ&ちょい幸せ」な状態がずっと続くような甘い期待と確信がこの子にはあるんだなーと感じましたが、
時間はあっという間に流れてしまってるってーの(笑)。

その後、バブルが本格的にやってきて、はじけて、で、ファッションモデルをやりながら、ちょっといい男とは寝てしまうテニスサークル所属のクリスタルな主人公は、今、どんなオバさんになってるんだろう(笑)。

またフュージョンバンドのキーボーディストで、全国ツアーで忙しい彼氏は、今頃なにやってんだろーなー?って(笑)。
昔取った杵柄で、演奏活動のかたわら渋谷のヤマハのようなところで音楽講師もやってたりして?(笑)

私がこの作品読んだのは、たしか中学のころだったので、あまり実感わかなかったのと同時に、ちょっとムカつき(笑)、ちょっと羨ましいとも思いました(とくに部屋にLPがいっぱいあるところが)。

でも、なんか実感わかないのよね、年齢のせいもあったけども、「ビックリハウス」と「宝島」と「サウンドール」が好きなヘンタイよい子だったから。
クリスタルな女学生の優越感の入り混じった独白調文章を読みながら、
「てやんでぃ! 安全ピンで刺したろか!?」
というパンク心に火がついたほうです(笑)。

1956年生まれの田中康夫とは1回り世代が違う68年生まれの私はそう感じましたが、
「なんクリ」の登場人物たちと、おそらく同世代なtommyさんの「なんクリ」感をよろしければ教えてください。

共感?
反発?
ど真ん中?

No.1618 2008/09/26(Fri) 12:13:17

 
Re: フュージョンとエレベについて語ろう2 / tommy 引用

あっ、間違っちゃった。

No.1619 2008/09/26(Fri) 13:33:57

 
Re: フュージョンとエレベについて語ろう2 / tommy 引用

「なんクリ」ってフュージョンの終わり頃(笑)。

田中康夫はほぼ同じ齡だけど、「なんクリ」出した時、こいつバカじゃ
ないのって思ったけど、そういう人たちもオイラたちのマーケット
だったので、それほどの不快感はなかったよ(笑)。
確かに西麻布のカフェ・バーにも出入りしていたし、
「ビックリハウス」を好きな美大系女子大生は、特にナンパしやすかった(笑)。
サブカルチャーがかっこいい時代だったからね。
オイラたちは、「なんくり」のど真ん中じゃなかったけど、
「サブカル」のど真ん中だったから、メジャー、マイナーの
中間でカッコイイ〜を、みんなに期待されていたのだと思う(笑)。

広告のアートディレクターやコピーライターがスターだった頃の話。
広告がメインではない、レコジャケや書籍がメインだったオイラたちは、
アーティスティックに見られたのだと思う。
広告のプレゼンをしても、ことごとく落ちた。インパクトじゃなく
ニュアンス&デリカシーがウリだったからね(笑)。
現実は仕事をしていただけだよ。そんなデザイン事務所は他に
なかったし、何と云っても立花ハジメさんが同居していたからね。

広告の人たちは「なんクリ」。オイラたちは「サブカル」(笑)。
「なんクリ」の人たちは「サブカル」に憧れていたけど、
「サブカル」の人は「なんクリ」を何とも思っていなかった。
だから、バブルがはじけた時も被害は少なかったんだと思う。
「なんクリ」は旅行や車や服など物欲が強いけど、
「サブカル」が欲しいのはレコードと本くらいのものさ(笑)。

No.1620 2008/09/26(Fri) 13:51:25

 
Re: フュージョンとエレベについて語ろう2 / 雲 引用

tommyさん

ご回答ありがとうございます。
そっか、もうそのころからtommyさんは「商売」してたんだね。

「サブカル」と「なんクリ」の対比、わかりやすく面白いですね。
私、いまだに「サブカル」の雰囲気にあこがれちゃってるところがあって、でも、それじゃあイカンよね。

ハジメさんが同居してただなんてスゴすぎです。
いいなぁ。

No.1621 2008/09/26(Fri) 17:42:10

 
Re: フュージョンとエレベについて語ろう2 / いっき 引用

皆さん、こんばんは。

最近自分のブログ&皆さんのブログへのコメントで手一杯だったので、ここを見ていませんでした。昨夜遅くに覗いたら凄い展開に目を回したところです。レス遅くなってしまいゴメンナサイ。

さて、適当に書いていきます。

最初にtommyさんから感想を求められた9枚のアルバムは、4と9以外を持っています。後に研究?のために、フュージョン・アルバムを集めている私としては、一応持っているという感じです。

よく聴くか?と問われればほとんど聴きません。聴くとすればリトナーとカールトン。この2人はフュージョン・ギタリストとして、雲さん言うところの「都市化」音楽の象徴、私の中での都会への憧れの対象として、好きで聴いています(笑)。あとクルセイダーズよりはジョー・サンプルのアルバムの方が好きで時々聴きます。

さて、私の中でのフュージョンはというと、最初はボズ・スギャックスなどAORを聴いた時の感覚がからだと思います。

で、具体的に意識したのはYMOを聴いていた頃に見た学園祭での軽音楽部の高中正義コピー・バンドとNHKレッツゴー・ヤングに時々出ていたカシオペア。どちらも日本人(笑)。ギタリストに注目していましたね。高中正義と野呂一生。

次はというとオーディオの音源に高音質を求めた結果たどりついたジャズとフュージョンです。1982年19歳の時ですね。

このとき、新譜で聴いたグローバー・ワシントンJr、デヴィド・サンボーン、デイブ・グルーシン、ホルヘ・ダルト、マリーン(アイドル的意識あり、笑)はカッコイイ・オシャレな音楽として、それまで聴いてきたものと遠くなかったのですぐに受け入れられました。

でもです。マイルス『パンゲア』、ウェザー・リポート『スウィート・ナイター』、ハービー・ハンコック『マン・チャイルド』を聴いてフュージョンに対する私の状況は一変するわけです。衝撃を受けました。音質なんてどうでも良くなっちゃっいました。全てマイルスに端を発するファンク系フュージョン路線のアルバム。

すぐに『ウィー・ウォント・マイルス』と『ウェザー・リポート』(10年目の方)を新譜で買うのですが、聴いてもっと衝撃を受けるわけです。まあこの2枚はジャズとして認められていると思いますが。

ここで初めてジャズのエレベ奏者に目覚めたわけで、マーカス・ミラーとジャコ・パストリアスは私にとっては神なのです。って大げさ(笑)。

エレベについては、小さい頃から慣れ親しんだ音楽は全てエレベなわけで、別にどうということもないのですが、ジャズのエレベは何が凄いかって言えば、当時の私にとってはテクニックなんですよ。凄いテクニシャン!
まあ、ジャコについてはすぐにメロディーや音色も好きになりますが・・・。

そうこうするうちにジャズに目覚めて、NHK−FMの「ゴールデン・ジャズ・フラッシュ」と「スイングジャーナル」誌で勉強しながら、ジャズ・ジャイアントも聴いていたのです。

ということで、フージョンとジャスは何の違和感もなく私の中で両立してしまうわけです。

そういう中でフージョンも時代を遡って聴くようになり、tommyさんが上げたアルバムなんかはあとから聴いたものです。

そういえば、軟派フュージョンとして、シャカタクやメゾフォルテなんかも聴いたし、一方で硬派フュージョンン(ジャズ)としてオアーネット・コールマンのプライム・タイム・バンド『オブ・ヒューマン・フィーリングス』やマテイリアル『メモリー・サーブ』やジェームズ・ウルマー『ブラック・ロック』も聴きました。

なんかベースとあんまり関係ない話になっちゃいましたね。まとまりもありませんが・・・。

No.1622 2008/09/27(Sat) 00:10:44

 
Re: フュージョンとエレベについて語ろう2 / tommy 引用

オイラの場合は、フュージョンは同時体験だから「今ここで、
ジャズとして聴くか聴かないかの結論を出せ」みたいな事はあったね。
それはマイルスもウエザーもリターン・トゥ・フォーエヴァーの時も同じ、
「時間が結論を出してくれるよ」を待ってくれなかった(笑)。
んで、従来のジャズっぽいのは売れないから、リリースも少ない。
だから、結局は聴くしかなかったんだよね(笑)。
レコードはフュージョン買って、ライブはハード・バップを聴く(笑)。
日本のジャズ・フュージョンはダサかったよ。「ネイティブサン」、
「今田勝グループ」とか・・・。ナベサダやヒノテルは、
バックが本物だったからまだ良かったかもね?
ウエザーとリターン・トゥ・フォーエヴァーは新譜が発売されると
すぐ買った。とにかく置いていかれないように(笑)。
結局はマイルス、ウエザー、リターン・トゥ・フォーエヴァーを聴いて
いたのはジャズファンで、ロックの人は聴いていなかったと思う。

仕事中は周りでテクノがガンガンにかかっていてウルサイから、
ウォークマンでオーネット・コールマン聴いていた(笑)。

オイラもジョー・サンプルは好きだった、「カーメル」に実際行った(笑)。

No.1623 2008/09/29(Mon) 15:31:13


フュージョンとエレベについて語ろう / tommy 引用

雲さん、いっきさん、ホロゴンさん。おはようございます。

やっと整理できましたので、ご意見をお聴かせください。
以下のアルバムは'70年代中頃から爆発的に売れたアルバムです。
当然、オイラは発売時のLPレコードで全て持っています(笑)。
さてさて、問題は「フュージョン/クロスオーバ」の事を
多くの50才を過ぎたジャズ・ファンは語ろうとしません。
今では聴いていた事を「ハズカシ〜!」と思っているくらいです(笑)。
「いーぐる」では、その話題はご法度だと村井さんは冗談半分に云っていました。
そこでリアルタイムではない方は、また捕らえ方が違うのではないか?
オイラたちのような特別な感情はないだろうと思うので、
音楽的にどのように思っているのかを聞かせてください。
オイラがエレベを聴かないのは、この辺に原因があると、思うんだよね・・・
このへんのベーシストが入ると「フュージョン/クロスオーバ」の
アルバムを聴いている気がするツーことだね(笑)。

●以下のアルバムに絞って語ろう。

1.ブリージン/ジョージ・ベンソン
スタンリー・バンクス( Bass ) 1976年発売
2.スタッフ!!/スタッフ
ゴードン・エドワーズ゛( Bass ) 1976年発売
3.フィンガー・ペインティング/アール・クルー
アンソニー・ジャクソン( Bass ) 1977年
4.フィール・ソー・グッド/ チャック・マンジョーネ  
チャールス・ミークス( Bass ) 1977年発売
5.カリフォルニア・シャワー/渡辺貞夫
チャック・レイニー( Bass ) 1978年発売
6.キャプテンズ・ジャーニー/ リー・リトナー
アンソニー・ジャクソン エイブラハム・ラボリエル( Bass ) 1978年発売
7.ラリー・カールトン(邦題:夜の彷徨)/ラリー・カールトン 
エイブラハム・ラボリエル( Bass ) 1978年発売
8.ストリート・ライフ/クルセイダーズ
ジェームス・ジェマーソン( Bass ) 1979年発売
9.ワインライト/グローバー・ワシントンJr.
マーカス・ミラー( Bass ) 1980年発売

チョー楽しみだよ。みんなで分解してください。ヨロシク!!
その次はフージョン系ドラマー、スティーブ・ガッド他・・・を
やろうぜ!(笑)。

No.1595 2008/09/21(Sun) 09:51:56

 
Re: フュージョンとエレベについて語ろう / 雲 引用

いやぁ、まいったなぁ、
リストアップされた中で、持っているアルバムは半分もありません。
しかも、すべて、それほど好きなアルバムないんですよ。

ま、スタッフあたりは、たまに聴くんですが、ベースがどうのこうのという世界じゃなくて、ペンタトニックなギターのアドリブにチョーキングがイナたいなぁ(笑)とか、リチャード・ティーの2曲目のエレピが気持ちいいなぁ(曲がいいからか?)ぐらいな感じかなぁ。

なにせ、私が小学生ぐらいな時に流行していたものばかりなので、リアルタイムでは当然聴いてませんが、聴いてないのに、なんとなく時代の空気がパッキングされているように感じるのはなぜだろう?

昔流行った歌謡曲を今聴く懐かしさと同時に恥ずかしさを感じるのはどうしてだろう?

カリフォルニア・シャワーは持ってますけど、2回ぐらいしか聴いたことなくて、ベースがチャック・レイニーだったとは知りませんでした。

そうそう、この種の音楽って、聴くときは、パーソネルとか見ないんだよね。あんまり、「よし!聴くぞ!」モードじゃないからかなぁ。

おんなじ種類の音楽としては、
私が中学生ぐらいのときに、ボブ・ジェームズの《マルコポーロ》がサントリーのCMに使われていて、たしかそのころのサントリーへの就職希望者が今よりも殺到していた時期だったと思うんですが、恥ずかしいことに、私はボブ・ジェームズの『フォクシー』なんかを、う〜ん、爽やかな音楽だなぁ、なんていいながら、ウインダム・ヒルのジョージ・ウインストンとともにウォークマンで愛聴していた時期がありました(笑)。

そのボブ・ジェームズのアルバムで、ベートーベンの第9をやっている曲があり、そのイントロ部のたたみかけるようなドラミングに「おっ!この忙しいドラムは誰だ?」とパーソネルを調べたら、スティーヴ・ガットだということがわかったのが、最初のジャズドラマー(?)との出会いでした。
さらに、たしか《ミランダ》というアルバムの中では一番チャラチャラしていない大人なムードの曲があり、
ブイーンとか、ムゥ〜ンとか、弦をスライドしまくっているベースも気になって調べてみたら、ロン・カーターだった(笑)。

つまり、私にとって名前を覚えた最初のジャズマンは、
ベースがロン・カーターで、
ドラムがスティーヴ・ガットだったのよ(笑)。

あ、そいういえば、ゼブラーマン?、ゼブラマンかな?タイトル忘れちゃったけど、
ンペッ! ンパッ!
と重たいベースのちょっぱぁの音も気になって調べたら、マーカス・ミラーでした(笑)。

しかし、そのころの私はメタリカに夢中でした(笑)。

ちなみに、次に名前を知ったドラマーは、トニー・ウイリアムス。
『ネオ・ジオ』というアルバムの《フリー・トレーディング》をいう曲でシンバルを叩いていて、そのシンバルの連打を加工してループしてうんたらかんたらっていう教授のインタビューがサウンド・レコーディングマガジンあたりに載っていたので、自然に名前を覚えました。

マイルスのバンドにいた人だということを知るのは、7年ぐらい後のことです(笑)。

No.1596 2008/09/22(Mon) 19:24:10

 
Re: フュージョンとエレベについて語ろう / tommy 引用

オイラは21〜24才くらいの頃ですね。
雲さんは、幼稚園か小学校低学年の頃です。

改めて見ると、スゴイ!メンバーではある(笑)。

No.1597 2008/09/22(Mon) 20:05:18

 
Re: フュージョンとエレベについて語ろう / じゃこのめ 引用

えーと、「4」に入っている《ハイド&シーク》のベースが好きです。
ブイブイ迫ってきて・・・いーなぁ。
ガイスマンのギターソロ、カッティングもイイっす。
LPではB面の一曲めだった。

No.1598 2008/09/22(Mon) 23:44:45

 
Re: フュージョンとエレベについて語ろう / 雲 引用

tommyさん

>改めて見ると、スゴイ!メンバーではある(笑)。
改めて見ると、スゴイ!メンバーではあるんですが(笑)、あんまり聴く気がおきないのは何故なんでしょうね?(笑)
特にアコースティック至上主義でも、4ビート至上主義でもないんですが、どうも、フュージョンフュージョンした音が苦手なのかなぁ。でも、ジャコとかエレキマイルスとか、ウェザーは好きだしなぁ。
これはもう、フォーマットとか使用楽器の問題じゃなくて、「ジャズ濃度」の濃さ薄さにつきるのかもしれません。


じゃこのめさん

そのアルバムは聴いたことがないのでわからないのですが、じゃこのめさん的には、総じてtommyさんがリストアップしたアルバム群の評価はいかがですか?

No.1599 2008/09/23(Tue) 05:36:45

 
Re: フュージョンとエレベについて語ろう / tommy 引用

雲さん、じゃこのめさん。おはようございます。

ン〜。やっている事は「CTI」とそう変わらないと思うのですが・・・。
まぁ、日本でもアメリカでも売れた事は確かだし(笑)。
ジャコも、もっと早く世に出ていたらやったのかな?

エレキマイルスやウェザーとは別のモノとは理解できるが・・・。
マイルスやウェザー周辺のミュージシャンも、多く含まれているのも、
何か解せないのですよ(笑)。
また、ナベサダやヒノテルはジャズという意識でやっていたと思う。
決してフュージョンやクロスオーバーなんて意識はなかったのでは。

「ジャズ濃度」ってミュージシャン個人も持っているはずだし・・・。
上記のアルバムでジャズをやっている人と、やっていない人がいると
思うんだよね。
んで、オイラはそれはリズム隊だろうって感じる分けよ(笑)。
特にエレベのミュージシャンはジャズを封印された・・・
いや、出来るだけジャズじゃない人が呼ばれた?
どちらかというとスタジオ・ミュージシャン的な人が喜ばれた。
・・・今の打込みやサンプリングに近い存在かな?

この頃のサウンドは、ジャズには貢献しなかったけど、
後にポップスや歌謡曲のアレンジには大きな影響を残している(笑)。

No.1600 2008/09/23(Tue) 07:50:24

 
Re: フュージョンとエレベについて語ろう / 雲 引用

tommyさんの仮説は素晴らしいです。
鋭いです。
ある程度当たっているんじゃないかと思います。

↓コレね
>んで、オイラはそれはリズム隊だろうって感じる分けよ(笑)。

この一文で、、昔読んだ岩波新書の音楽論(正確なタイトル忘れました)や、『フットプリンツ』というショーターの伝記を思い出しました。

音楽って嫌が応にも、「都市化」するにしたがって
1、音量の増加
2、ピッチの上昇
3、テンポの加速
4、ノイズ的要素の増加(音色のみならず、テンションノートなども含む)

が、加わってゆくんですって。

そして、その影響がもっとも顕著にあらわれた楽器が、エレキギターとエレキベースだと思うのですよ。
あと、アンプやPA機器の発達も見逃せません。

アンプにつないで音量も増大、さらにギターの場合は歪み(ノイズ的要素)も簡単に手にいれられるようになりました。

ベースの場合は、音価かな。
音の立ち上がり、エッジ、粒立ち。
明らかにウッドベースよりは鮮明でシャープです。

音の立ち上がりも、金属製のフレットのおかげで早い。
だから、個人的経験からすると、同じテンポでもウッドで弾く4ビートと、エレキで弾く4ビートでは、エレキのほうが体感速度が速く感じます。

そうすると、それに対応するドラマーのドラミングも変わってくるんでしょうね。

鷹揚な4ビートよりは、カチッとした16ビート。
ベースの電気化とともに、ドラムのスタイルもそれに合わせて変わっていったのではないのでしょうか。

弾いてる楽器はウッドですが、アンプとイコライザーをかましたロン・カーターのお相手がスティーヴ・ガッドだったというのもそれを象徴しているようで笑えます(ジム・ホールの『アランフェス協奏曲』の《ユード・ビー〜》は、新しい電気4ビートの走りなんじゃないでしょうか?)。

話をエレキベースに戻しますが、
で、このシャープさが私にとっては愛憎半ばするところがあり、やっぱりシャープ過ぎることに抵抗感があるのね(笑)。

だから、フラット弦をフレットレスに張って、モコモコやるのが好きだったり、ジャズベースだとリアではなくフロントで一本指で弾いてみたりしてるんですよ。

ジェマーソンぐらいの塩梅がちょうどいいの(笑)。

さらに、立ち上がりの遅いウッドベースで後ろ髪引かれるようなアフタービートを打ち出す、カーティス・カウンスとかリロイ・ヴィネガーは、裏を返せば、近代的スピード感からしてみれば、とても野暮ったいノドカさがあるんだけれども、私はその野暮ったさが好きなの(笑)。

このニュアンスの違いと、エレキならではのスピード感を追求した結果、ジャズとはまったく肌ざわりの違うサウンドが(たとえ演奏者がジャズマンであろうとも)生まれやすくなったのかもしれない。

だって、エレキベースで4ビートのニュアンス出すよりは、フュージョン的なカチッとしたニュアンス出すほうがはるかに簡単ですし、楽器の特製にもマッチしてますから。

エレキでアコースティックのニュアンス出そうという試みは、極端なたとえだけれども、コンピュータに直線ではなく、肉筆のニュアンスを出させようとしているようなものかもしれない(笑)。

また、音量の問題もありまして、渡辺貞夫は『チメーラ』というアルバムなどでは、ソプラニーノを吹いていますが、これは恐らくショーターがウェザーになってからソプラノに力を入れ始めたのと同じ理由でしょう。

『フットプリンツ』には、ウェザーの電子サウンドとラウドな音量に、テナーサックスでは音のバランス的にも地味だし、華もなく、場合によてはアンサンブルに埋没しがちだったために、高音域のソプラノに専念したというような記述がありますが、
音の「都市化」は、楽器の音域も関係してくるのだということがよくわかります。

ベースだってそうだもんね。

エレキベースと、ウッドベースで同じ場所で同じ音を弾くと、周波数は当然同じなんだけれども、人間の耳には、エレキベースのほうが1オクターブ高く感じます。

私は「ジャズはアコースティックじゃなきゃダメだ!」というアコースティック至上主義者ではまったくありませんが、それでも「アコースティックじゃないとジャズじゃない!」と主張する頑固なジャズマニアの言い分も、上記の理由で、なんとなくわかるんですよ。

やっぱり、アコースティックで奏でられた4ビートのニュアンスはエレキで代替はできませんです。

代替することによって生じる新しい効果や面白いサウンドも私は好きですが(スティーヴ・スワロウやジャコ、アンソニーの4ビートとかね)、
でも、エレキベースの特性や可能性を生かす方向を考えると、やっぱりスラップだったり、ピック弾きしてみたり、ゴーストノートをバリバリ入れた16分音符を弾いたり、エフェクトかけたりするほうがやっているほうとしては楽しい。
せっかくのエレキなんだから、新しいことをいろいろ試してみたくなる。
ポップスも出来るし、持ち運びもラクだから、自分を取り巻くフィールドが一気に広がる(笑)。

その結果、ベーシックの部分の教養はジャズにもかかわらず、出てくるものはジャズとは似て非なるサウンドが時代の音になっていったのではないでしょうか?

もし、そうだとすると、
ジャズが弾けないソウル系のマイケル・ヘンダーソンがベースを弾いていた頃のマイルスからも強烈なジャズ臭を感じるのとは対象的な現象で、それはそれで興味深くはあります。

やっぱりマイルスやザヴィヌルのような人は、骨の髄まで「ジャズ男クン」だったから、誰と共演しようが、共演者の守備範囲が何であろうが、ジャズ色に染めるだけの磁力があったんでしょうね。

そう考えると、共演者次第ではジャズ的ニュアンスの薄れるようなプレイヤーは、「骨の髄までジャズ男クン」ではないってことになりますね。

No.1601 2008/09/23(Tue) 09:57:29

 
Re: フュージョンとエレベについて語ろう / じゃこのめ 引用

>雲さん

ちょっと、出遅れ気味ですが・・・

> そのアルバムは聴いたことがないのでわからないのですが、じゃこのめさん的には、総じてtommyさんがリストアップしたアルバム群の評価はいかがですか?

tommyさんがリストアップされたもの全ては持ってないんですが、間違いなく一度は耳にしています。1975〜80年は、クロスオーヴァーがいちばん“それらしく”聴こえていた時期ですよね。
クインシー門下生と、マイルス門下生、ブレイキー門下生とかが、ドバーッとポップな路線に走ったんだけど、師匠の訓えがちゃんと作った音楽に生きていて、その辺がテイストの違い(ジャズ濃度)に出ているように感じています。

No.1602 2008/09/23(Tue) 12:12:03

 
Re: フュージョンとエレベについて語ろう / tommy 引用

上記のアルバムで「スタッフ」以外のアルバムは、
オケとヴォーカルの関係の音作りに感じる。

この頃から、ベース(エレベ)は低音楽器ではなく、中低音楽器に
なった。それと打楽器的要素も強くなってきていると思う。
アルバム全体で、ベースの役割が大きくなった気がします。

ウッベを弾いていたミュージシャンは、楽器も含めそこまでの
許容能力はなかったような気がします。

モンク・モンゴメリーがフェンダー社とエレベを開発していた頃、
ウッベの代用としてのエレベを使っているので、アルバムがすごく
ツマラナイものになってしまっていたのですが、この頃から
ウッベの代用ではなく、別の楽器としてのエレベが認められた
のではないでしょうか?

ジャズ全体から見ると、ジャズ混迷の時期のように思いますが、
ジャズの成分がシャッフルされた時期と考えたら、
それほど嘆く必要もないような気がしています。

こういう時間を経て、ジャコのようなベーシストが生まれていく。

No.1604 2008/09/24(Wed) 03:55:29

 
Re: フュージョンとエレベについて語ろう / 雲 引用

●じゃこのめさん

>師匠の訓えがちゃんと作った音楽に生きていて、その辺がテイストの違い(ジャズ濃度)に出ているように感じています。

なるほど、そうですか。
あんまり聞いていないので、偉そうなことは言えないので、機会があったら、tommyリストのものを手に入れて(というかtommyさんに聞かせてもらおう!)、BGMとしてではなく、1度ぐらいは真剣に聴いてみようと思います。

ただ、どうも真剣に聴く気がおきないアルバム群なんだよなぁ(笑)。

きっと、tommyさんの問題提起も、その気分から発しているんじゃないかと思われます(笑)。


●tommyさん
お、なんとなく感じ方というかとらえ方が私と同じですね。

奇しくも、上のスレで、ジャコ、スワロウ、アンソニーの3人の名前を挙げましたが、彼ら3人は、ウッドの代替品としてではなく、方向はそれぞれ違いますが、エレキならではの奏法を模索して方向を示したプレイヤーともいえますね。

ちょっと前に、「リチャード・ボナが出てこない」という指摘も、たしかホロゴンさんからありましたが、私はボナのテクニック演奏能力は「すっげぇなぁ」と認めつつも、
先人の作った土俵、先人が敷いたレールの上で、表現を洗練、拡大させている人といったイメージがあるので(優秀なプレイヤーではあるが、イノベーターではない)、やっぱりどんなに演奏がすごくても、先述した3人とは同じ括りには入らなかったのかもしれないです。

もっとも現在では、ブロンバーグのように、エレベの奏法から逆影響を受けたウッドベース奏者も出てきていますね。

No.1606 2008/09/24(Wed) 05:53:07

 
Re: フュージョンとエレベについて語ろう / tommy 引用

雲さん、じゃこのめさん。おはようございます。

んとね〜。
ジャズしか聴いていない人には、エレベのミュージシャンが
何をやっていて、なぜカッコイイのか分からないんだよ。
ウッベの延長としてのベーシストとして聴いているから。

No.1607 2008/09/24(Wed) 10:31:58

 
Re: フュージョンとエレベについて語ろう / 雲 引用

●tommyさん

延長として聴くと、どういう聞こえ方になるのか、ちょっと興味がありますね。

じゃこのめさんもそうだと思いますが、私たちの世代だと、エレベからウッベに先祖がえりして、遡って聴いているところがあるので、かえって聴きなれたエレベよりもウッドベースのほうが新鮮でカッコいい〜、痺れる!って要素はたしかにあるんですよね。

なにせ、音楽の洗礼が、最初から電子音のYMOですからね(笑)。(さらに遡ると、ピンクレディの《UFO》の電子音だったり、《ウルトラマンタロウのうた》の電子音SEだったり)

だから、
電子音→当たり前・日常
アコースティック音→珍しい・高級そう
という初期の段階での印象や思い込みはあるのだと思います(今はないつもりだけど)。

息子たちの世代が、「三丁目の夕日」人気にあやかって再発されたベーゴマが、WiiとかDSの新しいソフトよりもはるかに新鮮で面白く感じているのと同じかもしれません。
(ちょっと極端なたとえかもしれませんが)

No.1608 2008/09/24(Wed) 11:29:09

 
Re: フュージョンとエレベについて語ろう / tommy 引用

最初から電子音OK! の世代と、それを受け入れるのに時間がかかった
世代とはジャズの楽器に対する受け止め方が違うと思う。
オイラの最初のシンセの音に接したのは、冨田勲のアルバム「月の光」(1974年)モーグ・シンセサイザー (MOOG III-P)。
「あ〜、キレイな音楽だ」とやっと思った分けよ(笑)。
クラシックと宇宙というテーマが良かったのだと思う。

んで、ロックのベース(エレベ)は当然、以前からあったのですが、
それはジャズのカテゴリーには入ってこない楽器として、
排除していたのだと思う。まぁ、軽薄な楽器ツーことだね(笑)。
フェンダーのテレキャスやストラトがジャズに入ってこなかったように、
ジャズにはジャズの楽器という固定観念があったと思う。
ヤル側も聴く側も、何となく了解していたんだよね。
まだ、フェンダー・ローズさえもジャズの楽器ではなかった。
電気を通していいのはギターだけ、しかもセミアコ(笑)。
だから、エレクトリック楽器がジャズの世界にも入ってきたのは、
今から40年くらい前なんだよ。
楽器に関しても感覚的に違うのさ。
電子音→違和感、安っぽい、誰にでもできる、ロックの楽器。
アコースティック音→鑑賞、熟練、芸術、ジャズ、クラシック。
ジャズはアコースティックな音楽でなければならなかったのさ。
アコースティック楽器と電子楽器でジャズの領域、ロックの領域の
線が弾かれていたと思う。

1971年のウェザー・リポートよりハンコックが「ヘッド・ハンターズ」(1973年)を出した時の方がは大騒ぎだったよ。
ジャズ・ファンじゃない人たちが買ったからね・・・ファンクだし。
アルフォンソ・ジョンソンがウェザー・リポートに入ってから、
ウェザーを聴かなくなったジャズ・ファンは多かったと思う。

マイルスは1968年、エレクトリック楽器を導入した『マイルス・イン・ザ・スカイ』を出したけど、みんな、どう受け止めようかと
困っていたのが現実で、当時これもジャズだと思った人は少なかったよ。
それがジャズの流れになるとは誰も思っていなかった。
それは今もジャズ・ファンの多く(50才以上)の意識は
変わっていないと思う。

問題の全てはエレクトリック楽器なのさ。
「いーぐる」でも、あまりかからないのが現実なんだよね。

オイラが思う最初のフュージョンは、マイク・オールドフィールドの「チューブラー・ベルズ」(1973年)だと思う。

No.1609 2008/09/24(Wed) 13:44:23

 
Re: フュージョンとエレベについて語ろう / tommy 引用

↑上行きます。長くなったからね。引き続き・・・

No.1610 2008/09/24(Wed) 20:13:20


明日の夕刊フジ / 雲 引用

明日の夕刊フジに、私が載ります。
あ、犯人としてではなく(笑)、
「快楽ジャズ通信」が始まるよー、という記事です。

よかったら見てみてください。

No.1586 2008/09/18(Thu) 05:42:33

 
Re: 明日の夕刊フジ / 雲 引用

あ、ちなみに、東京版のみだそうです……

No.1587 2008/09/18(Thu) 10:14:59

 
Re: 明日の夕刊フジ / ホロゴン 引用

雲さんのフィールドの広さには驚嘆です。ベース好きの為せる業ですか? 細野さんのベースもイカシてますね。ところでミッシェル・ンデゲオテェロって、初めて聴きましたが、新しいプレイヤーですか?

それに一枚と言わなければ、もう二枚加えたい。ポール・ジャクソンと悩むところですが、やっぱりゴードン・エドワーズは外せないでしょう。カーラと一緒の『ディナー ミュージック』とミック・カーンの入った ジョアン・アーマトレィデイングの『ハート アンド フラワー』このミックはスコアに写せそうですが、他はミックは非常に難しいですね。意外と、リチャード・ボナ 出てきませんでしたね。

No.1588 2008/09/18(Thu) 13:51:15

 
Re: 明日の夕刊フジ / tommy 引用

ゴードン・エドワーズって、あの「Stuff/スタッフ」の?

No.1589 2008/09/18(Thu) 17:48:11

 
Re: 明日の夕刊フジ / ホロゴン 引用

tommy さん

そうです。stuffのゴードンです。

No.1590 2008/09/18(Thu) 17:55:44

 
Re: 明日の夕刊フジ / いっき 引用

皆さん。こんばんは。

雲さん。

ジェフ・バーリン、ヴィクター・ベイリー、ネーザン・イースト、確かに華がありませんね(笑)。
ジェフ・バーリンの教則ビデオで、ジャコとベース・デュオっていうのは凄く気になります。
ヴィクター・ベイリーの『ボトムズ・アップ』は私も入手したいです。Amazonの中古は高すぎですね。ユニオンならフュージョンはもっと安いはずです。

マーカスの『テイルズ』は構成がなかなかよくできていてイイと思います。キライかも知れませんがバス・クラをやっている曲が上手い具合にアクセントになっていたりします。
マーカスは、リアル・タイムで買った新譜『ウイ・ウォント・マイルス』、『ストレート・トゥ・ザ・ハート』、グローバー・ワシントン,Jrの『インサイド・ムーヴス』、ナベサダの『ランデヴー』でのプレーを聴いて完全に打ちのめされました。
よく考えたら私、当時からジャズ・ジャイアンツと一緒にフュージョンも聴きまくってました(笑)。

ゴードン・エドワーズと言えば『モア・スタッフ』の《ハニー・コーラル・ロック》での「ブンブル、ブンブル、ブンブル・・・」なベースは私も好きです(笑)。

日本人で最近話題のエレベ奏者、ナスノミツル(ウンペルティポ・トリオ)、早川岳晴(KIKIバンド、藤井郷子カルテット)、ツトム・タケイシ(N.Y.
在住でクォン・ヴーと共演)とかはいかがですか?雲さんが好きそうな?ブルンブルン・グルーヴ系だと思うのですが・・・。

No.1591 2008/09/18(Thu) 21:12:49

 
Re: 明日の夕刊フジ / tommy 引用

そうか、そうか。エレベは聴かないオイラの要因が分かってきました。
要は70年代中頃の「フュージョン/クロスオーバ」ブームをどのポケットに入れようか、もしくは「ハズカシイ・ジャズ」として封印しているところにあります。〜ちょっと整理して、書きます。これはジャズおじさんたちが抱えている問題でもあるので(笑)。

No.1592 2008/09/18(Thu) 21:58:13

 
Re: 明日の夕刊フジ / 雲 引用

●ホロゴンさん

ミッシェル・ンデゲオチェロは、黒人女性ベーシスト&ヴォーカルで、声もベースもめちゃくちゃ黒いです。
▼プロフィール
http://www.universal-music.co.jp/jazz/artist/meshell_ndegeocello/index.html

特に私は彼女の2枚目の『ピース・ビヨンド・パッション』の重たくウネるサウンドが大好きです。

▼過去にもレビュー書きましたが
http://cafemontmartre.jp/jazz/N/peace_beyond_passion.html

今読み返すと、ベースの神様があらわれて、「お前が憧れのエレクトリック・ベーシストのノリとテクニックを、そっくりそのまま授けてしんぜよう、ただし1人だけじゃ」と言われたら、ジャコでもアンソニーでもなく、ンデゲオチェロがいい、って書いてます(笑)。
リチャード・ボナは、うまいけど、あまりグッとこないんですね、なぜか。

●いっきさん
ジェフバーリンの教則ビデオ中のジャコ・デュオは、なんだか、この映像の権利を持っているアメリカの図書館から特別の許可をもらって流せることになったんだ、とバーリンさん、得意げな顔して語ってました。
前かがみ気味のジャコと、のけぞって陶酔顔のバーリンの対比が面白いです(笑)。

>ナスノミツル(ウンペルティポ・トリオ)、早川岳晴(KIKIバンド、藤井郷子カルテット)、ツトム・タケイシ(N.Y.在住でクォン・ヴーと共演)とかはいかがですか?

ひゃー、全員知りません。
日本人は亀田誠二サイコーッ!(笑)

No.1593 2008/09/19(Fri) 05:23:36

 
Re: 明日の夕刊フジ / 雲 引用

わかりにくい場所かもしれませんが、
14面の右下でーす。>夕刊フジの記事の場所

No.1594 2008/09/20(Sat) 05:48:21


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