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翻訳作詞??ですが、 1 海に生まれ 旅を続けた みどり深き 森を抜け 幾千万の月日 重ねて 我ら 人類(ひと)と 成りぬ
2 人間(ひと)に生まれ 旅を続けた 果なき荒野 さまよい 幾千万の生命(いのち) 流れて 我ら この地に 在り
3 畏れ知らぬ 愚かな旅人 戦(いくさ)憎しみ 涙 幾千万の試練 超えて 我ら 共に 立つ
4 恵み深き みどりの大地よ 惑星(ほし)よ 海よ 森よ 幾千万の生命(いのち)育み 救いたまえ 我ら
幾千万の生命 照らして 共に 歩みたまえ
この頃、わたしは、このアメイジンググレイスのめろでぃーで、かの峠 三吉さんの 詩 をつけて替え歌を歌っています。
ちちをかえせ ははをかえせ としよりをかえせ こどもをかえせ わたしをかえせ わたしにつながる にんげんをかえせ かえせ
にんげんの にんげんの よのあるかぎり くずれぬ へいわを へいわをかえせ
にんげんの にんげんの よのあるかぎり くずれぬ へいわをかえせ
そして、アメイジンググレイスの 3番からに つなげて歌っています。
このアメイジンググレイスは、実は賛美歌第2編167番 です。
この作詞者のジョン・ニュートンは18世紀イギリスで若くして父を亡くして奴隷商人船の手伝いをしていました。そしてある日大きな嵐に遭遇し死に直面した時、初めて「神様、助けてください。」と叫んだそうです。幸い命は助ってその後、彼が7才のときに亡くなった母が残してくれた聖書を読み始めクリスチャンになり生まれ変わりました。そのとき彼は23才でした。そんな彼が「こんな愚かな、どうしようもない者を神は救って下さった。」という驚くばかりの神の恵みを歌ったのがこの讃美歌です。その後ジョン・ニュートンは奴隷船を降りて牧師となり、多くの讃美歌を書き、死ぬまでこの恵みを語り伝えました。
日本語では2種類の歌詞があります。 讃美歌「われをもすくいし」 我をも救いし くしき恵み 迷いし身も今 立ち帰りぬ
おそれを信仰に 変え給いし 我が主の御恵み げに尊し
聖歌「驚くばかりの」 驚くばかりの 恵みなりき この身の汚れを 知れる我に
恵みはわが身の 恐れを消し 任する心を 起こさせたり
聖歌の全歌詞はこちら英語の歌詞をそのまま訳すと以下のようになります。
Amazing grace! how sweet the sound 驚くほどの恵み、なんとやさしい響きか That saved a wretch like me 私のようなならず者さえも、救われた I once was lost, but now am found かつて私は失われ、いま見出された(神の元から迷い出た存在の意味) Was blind, but now I see. 盲目だったが、今は見える(心、たましいの目のこと)
'Twas grace that taught my heart to fear 私のこころに畏れることを教えたのは恵み(神を畏れること) And grace my fears relieved そして、私の恐れを解放したのも恵み(何ものをも恐れないこと) How precious did that grace appear なんと素晴らしいことか The hour I first believed 私が最初に信じたときに現れたその恵みは
奴隷商人だったニュートンがその罪の恐ろしさに気かせられ、そんな自分を生まれ変わらせた「驚くほどの」神の恵みは聖歌にない3番以降の歌詞につづいています。 Through many dangers, toils, and snares 多くの危険、労苦、誘惑を I have already come 私は通ってきた。 'Tis grace hath brought me safe thus far ここまで私を無事に導いてくれたのは恵み。 And grace will lead me home そして恵みは私をわが家(天国)に導いてくれる。
The Lord has promised good to me, 主は私によきものを約束された。 His Word my hope secures; 彼のみことばがわたしの希望の保証 He will my shield and portion be, 彼は私の盾であり、分け前。 As long as life endures. 人生の続く限り。
Yea, when this flesh and heart shall fail, この体と心が衰え And mortal life shall cease, 死ぬべき命が終わるとき I shall possess, within the veil, 私は手にいれるだろう。 |
No.787 2009/11/27(Fri) 07:07:44
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