□□□曹洞宗「人権・平和・環境」□□□
旧「曹洞宗に現場の声を届けよう」サイトです。
曹洞宗の掲げる「人権・平和・環境」問題を考えます。

【「従軍僧」「兵僧」の情報を求めます】
※戦時中、加害・被害の両面の立場にあった「従軍僧」や「兵僧」。「平和」を実現するために情報を求めます。
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朝鮮高校排除問題について(転載) / 地の声 引用

以下、問題の本質を実に鋭く指摘していると思い、転載します。

--------------------------------------------------

こんどの問題はたんに「無償化」から「はずす」ことが是か非かなどという性質のことではありません。
はずすかどうかを論じるなどという発想が政府部内に生れ、それをまた大勢の「日本人」が支持しているというこのさまが、たとえようもなく哀しい。

わたしは、敗戦後4年間、現在の中国東北部の都市大連ですごしましたが、あとのほぼ3年間は「大連日僑学校」という名の学校に通っていました。「日僑」という呼び名に違和を感じるひとがたぶんいるでしょうが、「僑」とは居留民のこと。

この学校は、当時、国民党系と共産党系のひとびとが協力しあって、「大日本帝国」の支配から脱しえたばかりの大連市を自治的に運営するために、ソ連占領軍当局の了解のもとに、創設した大連市政府から、日本人総引揚ののちも大連に「残留」して、その知識や技術を中国人に伝えてほしいと要請された技術者・研究者の子供たちの教育機関として、大連市政府から設立を許可されたものです。

日本人技術者研究者がなぜ残留を要請されたかについては、重要な歴史的要因がからんでいるのですが、ここでは省きます。

この学校の生徒は、したがって、日本人だけでした。教師も日本人。教育に用いられる言語は日本語でした。その当時、わたしもふくめおおかたの生徒たちはそれを当然のことと思い、なにひとつふしぎには思っていませんでした。

これが大連市政府の大英断であったのだとわたしが気づいたのは、わたし自身が、たしかまだ東知事の時代だったと思うのですが、東京都が朝鮮人学校を閉鎖しようとしたことに反対してたたかっていたときのことでした。

ひじょうに哀しいことですが、わたしたちのこの民族のなかには、いまだに、在日韓国朝鮮人が自分たちの子供を自分たちの民族の言語で教育することそれ自体を快く思わないひとたちがいます。

これにひきくらべ、あの「大日本帝国」が敗れてまもない時期に、つい先頃まで自分たち中国民族を軽蔑し抑圧してきた日本人たちに対して、その子弟を、自分たちが独自に自分の民族の言語で教育することを許した中国人たちの心のひろさ、大連市政府の(そしてまたソ連占領軍当局の)民族政策の正しさには、いまあらためて脱帽するほかありません。

ことはまぎれもなく単純なのです。世界中のどの民族も、自分たちの子弟を、自分たちの手で、自分たちの民族の言語を用いて教育する権利をもっています。どのような理由があろうとも、この権利そのものを侵害することはゆるされません。朝鮮高校に対して、どのような意味においても、差別的とりあつかいをしてはならない。

これは、国交があるとかないとか、教育内容がどうとかいったこととはいっさいかかわりがない。

いつになったら、わたしたちのこの民族に属するひとびとは、こういったことが単純で議論の余地のないことであると気がつくのでしょうか?

彦坂 諦
−−−−−−−−−
amorfatis@nifty.com
平和省プロジェクト http://ministryofpeace.jp

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No.1240 2010/03/14(Sun) 19:55:07

 
Re: 朝鮮高校排除問題について(転載) / タノQ 引用

 問題の本質について
無償化から外そうとする人らは朝鮮學校の民族教育すべてを反対してるというわけじゃなくて(すべて否定したい國粋さん、いるかも知れんが)戦前の天皇みたく将軍さんの写真を崇めてるとこが氣にくわんのじゃないですか。

誰が誰を個人的に崇め奉ろうとも自由だとは思うけれど公的な場(ここでは學校)へ特定の人物だの血統だのの聖別や神格化を持ちこむことについて私は一切すべて反対したく考えてます。
自分の頂相を作ったり飾ったりしないよう弟子に遺言した禪僧さまがいるくらいだし健全な教育や指導とは、そうしたものだと思う。ちなみに、その弟子らが師の言葉を裏切って作らせた頂相を○●寺の寺寶展で観たことあるけど、はなはだ禪ばなれした貴族趣味な寺寶の数々だったです。

私は朝鮮學校を高校無償化制度の対象とすることに賛同してます。なぜなら差別するべきではないから。なので無償化制度の対象となったら将軍さんの写真には反対したいと思ってます、だって我國の國旗や國歌にも反対の立場だし校舎に天皇の写真を飾るとなれば必ず反対するつもりだし。

No.1241 2010/03/15(Mon) 18:49:19

 
Re: 朝鮮高校排除問題について(転載) / 地の声 引用

こういうリアルな問題になると、宗門の坊さんはいきなり沈黙です。まるでFUCHIさんと同じ思考回路。
祖録を読むことを日課にしているという、某グループがあることを先日の『中外日報』で識りました。「風流」としか言いようがありません。
わたしも日の丸だの天皇は虫唾が走ります。バンクーバーオリンピックで日の丸に寄せ書きしているのを屡々見かけましたが(TV)、まるで出征兵士への「必勝」だの「武運長久」だのという寄せ書きと同じです。他の国が、国旗にそんな書き込みをしているのを見たことがありません。日本ってダサいです。遅れています。ただカネもうけが上手いだけ。これは人後に落ちません。

朝鮮学校も今は「天皇」の写真を掲げることをやめる傾向にあるようですね。

No.1242 2010/03/15(Mon) 20:09:48

 
Re: 朝鮮高校排除問題について(転載) / タノQ 引用

> こういうリアルな問題になると、宗門の坊さんはいきなり沈黙
たぶん↑宗制とか安居やら選挙だの内輪ネタに忙しいんじゃないですか。

だとすると衆生無邊誓願度つって衆生とは教団内部のこと限定、煩惱無盡誓願斷つって煩惱とは教団外のこと、法門無量誓願學つって法門すなわち宗制、佛道無上誓願成つって佛道イコール内輪ネタだったりして。

No.1243 2010/03/15(Mon) 22:04:59


選挙の三バン / 地の声 引用

総持寺副貫首選挙は江川辰三の当選をもって終わった。相好を崩した氏が達磨に目を入れている写真が『中外日報』のトップに載っている。それは将来の禅師さまというよりは、一般の選挙に当選した議員の喜びの姿だ。おそらく当選が決定したとき、支持者とともに万歳もしたのだろう。

当選を喜ぶ江川辰三は「道元禅師の言葉である『我逢人(我、人と逢うなり)』の禅語を取り上げ、『人と人との心の結び付きで当選できた‥』と笑顔で語った」とある。

選挙とはいわば勝ち負け。例えば一票差でも勝ちは勝という、なんとも非仏教的世界である。禅師候補を選挙で選ぶこと自体が馴染まないのかも知れない。候補者が複数になれば選挙せざるを得ないのが民主々義ではあるが、どうもしっくりしない。選挙には敗者が伴う。禅師は信仰の対象という観点から言えば、勝者は信仰の対象となり敗者は信仰の対象になれない。信仰とはそんな程度のものではあるまい。

選挙は「選挙の三バン」が物を言う。いわゆる「地盤、看板、鞄」。「我逢人」とは「地盤」のこと。道元禅師の言葉を引用してはいるが、実質は組織力が上回っただけの話。なんとも遣り切れないのが、こんな世俗選挙に高祖さまの言葉を軽々に引用する感覚である。道元禅師は選挙のために「我逢人」と言ったのではなかろう。いわゆる「高僧」は屡々祖師の語を引用するが、修行時の心の持ちよう、あるいは仏教者としての基本的スタンスを言う場合であれば異論はないが、こと選挙に関しては今回の引用は不適切であったのではないか。選挙はもっと泥臭いものである。そんな美しい世界ではない。

No.1236 2010/03/12(Fri) 07:29:50

 
Re: 選挙の三バン / 犬関連入 引用

おっしゃるとおりです。
私も非常に違和感を覚えました。

勝ったら、もっとしおらしくすべきだ、と感じた次第です。

No.1237 2010/03/12(Fri) 13:42:27

 
Re: 選挙の三バン / タノQ 引用

貫首さんは信仰の対象とか象徴とかいう言葉を聞きますが、なんだか天皇みたいな印象の定義ですね、それは。
たとえば天皇は日本の象徴だのといわれても別だん象徴してもらう必然を私は感じてませんし不要だと考えてます。なにか象徴したりされたりしてるものがなくとも國を思う氣持ちに変わりはないんじゃないですか。

私は曹洞宗と、その教えと、それから諸佛祖師に歸依してまして、だれか特定の宗侶さんを天皇どうよう崇めるつもりも象徴してもらう必要も感じてませんが。
あえていうなら道元禪師や愚童和尚など諸佛祖師が別格で(故人だし)あとは菩提寺の和尚とか参禪先でお世話くださる宗侶さんや信心仲間を信仰します。

過去には軍人布教規定をだす、道元禪師が破門した弟子の破門を取消す、あるいは愚童和尚を破門する、そういった貫首さんいたんだし信仰の対象というのは、いかがなものか、そう感じます。

No.1238 2010/03/12(Fri) 19:09:28

 
Re: 選挙の三バン / 地の声 引用

その通りです。
信仰の対象を「」で括るべきでした。

No.1239 2010/03/12(Fri) 21:23:54


転載 / 地の声 引用

【転送・転載大歓迎!】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     JUCO (JAPAN-US Citizens for OKINAWA)ネットワーク
           http://jucon.exblog.jp/      
───────────────────────────────────
        「美ら海・沖縄に基地はいらない!」
        日米の市民・NGOの共同キャンペーン
   〜みんなの力でアメリカの大手新聞に意見広告を出そう!〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆賛同金振込先◆
 (個人1口1000円〜、団体1口3000円〜)
   振込口座番号:ゆうちょ銀行 00840−0−198250
   口座名義:  JUCOネットワーク
   *銀行振込の場合  ゆうちょ銀行 089−当座 −0198250
───────────────────────────────────

普天間移設問題が「県内移設」で決着するのではないかという危機感が高まっ
ています。そうした情勢をうけ、日米の市民・NGO有志が「JUCO(JAPAN-US
Citizens for OKINAWA)ネットワーク」(*)を立ち上げ、米大手紙に全面
意見広告を掲載して米国内の世論にはたらきかけるキャンペーンを開始しまし
た。

このキャンペーンには、学者、ジャーナリスト、NGO関係者を含む約80名
(3月4日現在)が呼びかけ人として名を連ねています(呼びかけ人一覧は下
記)。アメリカでは、環境団体・平和団体などがこの運動に関わっています。
アメリカの仲間の名前は、Network for Okinawa(NO)です。

この意見広告では、日米の市民・NGO共通の願いとして、基地建設による環境
破壊を止めて欲しいことや沖縄の民意を尊重してほしいと、うったえていきま
す。

意見広告は3月下旬掲載を目指しています。そのためには、最低600万円が必
要です。

日米の市民・NGOが力を合わせ、普天間基地の閉鎖・撤去と沖縄県内への新基
地建設を食い止めようというこのキャンペーンに、あなたもぜひご参加くださ
い!

◆あなたにできること…
 ・意見広告掲載を実現するための賛同人になってください
 (個人1口1000円〜、団体1口3000円〜)。
 ・このメールをご友人やお知り合いに送ったり、ブログやメーリングリスト
  に投稿して、呼びかけの声を届けてください。
 ・このメールと同趣旨のチラシを準備していますので、配布にご協力くださ
  い。必要部数を事務局までご請求ください。
 ・参加、主催するイベントで、キャンペーンへの協力を呼びかけてくださ 
   い。

───────────────────────────────────
* JUCO (JAPAN - US Citizens for OKINAWA)ネットワークとは
  米軍基地問題に取り組む日米の市民・NGOのネットワーク。普天間基地の
  閉鎖・撤去と、沖縄県内に新しい代替基地を作らせないこと、ジュゴンも
  棲む美しい沖縄の海や自然を守ることを目的に、危機感を共有した日米の
  市民が結集。キャンペーンの第1弾として、米大手紙への意見広告掲載を
  準備中。
 <JUCOネットワーク世話人>
   籠橋 隆明(弁護士、「自然の権利」基金)/田巻 一彦(ピースデポ)
   /野平 晋作(ピースボート)/花輪 伸一(WWFジャパン)/星川 淳(
   グリーンピース・ジャパン)/三石 朱美(日本環境法律家連盟(JELF)
   事務局)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 問合せ:JUCOネットワーク事務局(「自然の権利」基金/JELF気付))
      TEL: 052-459-1753 (三石) FAX:052-459-1751
      E-mail: jelf@green-justice.com
      ブログ:http://jucon.exblog.jp/
       → 活動報告や応援メッセージなど、随時更新!
         チラシ類もダウンロードできます(準備中)。
      twitterからも発信しています! http://twitter.com/juconet
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<意見広告キャンペーン 呼びかけ人の皆様 (2010年3月9日現在>

青山 貞一(環境総合研究所所長/東京都市大学教授)
浅井 真由美(『労働情報』編集長)
安次富 浩(ヘリ基地反対協議会代表委員)
荒井 信一(日本の戦争責任資料センター共同代表)
新垣 勉(普天間爆音訴訟弁護団長)
新崎 盛暉(沖縄大学名誉教授/沖縄平和市民連絡会代表世話人)
池住 義憲(元・自衛隊イラク派兵差止訴訟の会代表)
池田 香代子(翻訳家)
池宮城 紀夫(新嘉手納基地爆音差止訴訟弁護団長) 
石川 文洋(報道写真家)
石田 紀郎(市民環境研究所代表理事)
伊勢崎 賢治(東京外国語大学教授)
伊藤 真(弁護士、伊藤塾塾長)
伊藤 千尋(ジャーナリスト)
伊波 義安(奥間川流域保護基金)
上原 成信(普天間飛行場反戦地主)
上原 公子(前国立市長) 
牛島 貞満(小学校教師)
海勢頭 豊(音楽家/ジュゴン保護キャンペーンセンター共同代表)
浦島 悦子(ヘリ基地いらない二見以北十区の会共同代表)
太田 昌国(現代企画室)
大田 昌秀(元沖縄県知事)
大西 照雄(ヘリ基地反対協議会代表委員)
岡本 厚(雑誌『世界』編集長)
岡本 由希子(『け〜し風(かじ)』編集)
籠橋 隆明(弁護士/「自然の権利」基金)
鎌田 慧(ジャーナリスト)
鎌田 實(医師・作家)
鎌仲 ひとみ(映画監督)
亀山 統一(日本科学者会議沖縄支部/琉球大学)
喜久里 康子(沖縄市民情報センター代表)
きくちゆみ(著作・翻訳家/環境・平和活動家) 
北村 肇(『週刊金曜日』編集長)
木村 朗(鹿児島大学教授)
清川 紘二(沖縄の「基地と行政」を考える大学人の会)
金城 実(彫刻家)
熊谷 伸一郎(編集者・ジャーナリスト)
桑江 直哉(泡瀬の干潟で遊ぶ会)
古今亭 菊千代 (落語協会 真打)
寿[kotobuki](ミュージシャン)
小橋川 共男(写真家/琉球列島を世界遺産にする連絡会)
桜井 国俊(沖縄大学学長)
島袋 陽子(琉球センター・どぅたっち)
下嶋 哲朗(ノンフィクション作家)
下山 保(元パルシステム生活協同組合連合会理事長)
城間 勝(一坪反戦地主会 代表世話人)
辛淑玉(人材育成コンサルタント)
新藤 健一(フォトジャーナリスト)
砂川 かおり(沖縄国際大学講師/沖縄環境ネットワーク世話人)
平良 修(牧師)
高木 善之(ネットワーク『地球村』代表)
高里 鈴代(「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」共同代表)
高嶋 伸欣(琉球大学名誉教授)
高田 健(許すな!憲法改悪・市民連絡会)
田中 優(未来バンク代表)
田巻 一彦(ピースデポ)
俵 義文(「子どもと教科書全国ネット21」事務局長)
辻 信一(文化人類学者/ナマケモノ倶楽部世話人)
槌田 劭(使い捨て時代を考える会)
当山 栄(沖縄平和市民連絡会事務局長)
豊田 直巳(フォトジャーナリスト)
長澤 正隆(日本カトリック正義と平和協議会)
中原 道子(VAWW-NET ジャパン共同代表)
新倉 修(青山学院大学大学院教授)   
西尾 漠(原子力資料情報室共同代表)
西田 勝(植民地文化学会代表)
野平 晋作(ピースボート共同代表)
花輪 伸一(WWFジャパン)
東恩納 琢磨(ジュゴン保護基金/米国ジュゴン訴訟原告)
平山 基生(NGO沖縄・日本から米軍基地をなくす草の根運動共同代表)
広河 隆一(フォトジャーナリスト)
福山 真劫(フォーラム平和・人権・環境代表)
藤木 勇人(うちな〜噺家(はなしか))
藤本 幸久(映画監督)
星川 淳(グリーンピース・ジャパン事務局長)
前川 盛治(泡瀬干潟を守る連絡会)
前田 哲男(軍事ジャーナリスト)
真喜志 好一(建築家/米国ジュゴン訴訟原告)
松浦 悟郎(日本カトリック正義と平和協議会・会長)
三石 朱美(日本環境法律家連盟(JELF)事務局)
宮内 勝典(作家)
宮城 公子(沖縄大学准教授)
武者小路 公秀(大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター所長) 
森 摂(「オルタナ」編集長)
森口 豁(ジャーナリスト)
森住 卓(フォトジャーナリスト)
森広 泰平(アジア記者クラブ・事務局長)
守山 倫明(サーフライダー・ファウンデーション・ジャパン)
湯川 れい子(音楽評論家・作詞家)
吉川 秀樹(ジュゴン保護キャンペーンセンター海外担当/沖縄・生物多様性市
民ネットワーク事務局長)
ローズ ウェルシュ(US for OKINAWA ピースアクション・ネットワーク代表)
渡辺 美奈(「女たちの戦争と平和資料館」(wam)事務局長)

No.1235 2010/03/10(Wed) 06:30:34


総持寺移転 / 地の声 引用

総持寺移転百年と内山愚童抹殺は密接な関係がある。これを明らかにしないままお祭り騒ぎをしてはいけない。

「愚童に捧ぐ」(愚童秘密出版『無政府共産』をもとに)

何故に愚童は殺された
わけを知らずば聞かしょうか
天子金持ち○○宗
人の血を吸うダニがおる
(トコトットットー)

メロディーは添田亜禅坊の「ラッパ節」。みんなで歌いましょうw
http://www.youtube.com/watch?v=DW1IQyU_Ung

内山愚童が亡くなったのは1910年1月24日、市ヶ谷刑務所で絞首刑にされた。今年は仏教的に言えば百回忌である。供養は命日に厳修するものである。命日はすでに過ぎた‥曹洞宗はいったい何をやっているのだろう。愚童の名誉回復はいったい何だったのだろう。

No.1232 2010/03/07(Sun) 21:26:00

 
Re: 総持寺移転 / タノQ 引用

宗門が百回忌を採りあげないのは そういう体質だから と仮定(あくまで仮に)したとしても新聞各紙やテレビ番組なんかが(私の知る限り)採りあげていないのは、これナンなんでしょうね、つまらんネタいっぱいやってるのに。

No.1233 2010/03/09(Tue) 01:11:32

 
Re: 総持寺移転 / 地の声 引用

採りあげないばかりか、「坂の上の雲」なんかをアピール。日本人の民度を下げ、支配を容易にしようとする魂胆かと疑ってしまいます。

No.1234 2010/03/09(Tue) 07:09:27


『中外日報』「中外雑記」から / 地の声 引用

3月4日付「曹洞」に、宗議会の総括質問がとりあげられている。批判の矢面にある「総特審」と「審事院」の件。ご存知、密室政治の温床と不正を正せないお飾り司法である。曹洞宗をダメにしている元凶と言っていい。

面白いのが「宗政の最高機関は(宗議会ではなく)庁議である」という人事部秘書課長の回答。彼は事実をそのまま述べただけで、「曹洞禅ネット」にもそのことは明記されている。
http://www.sotozen-net.or.jp/sotosect/kikou_3.htm

宗議会が宗政の最高機関ではないのかとだれしもが思うが故に、大方は違和感を感じたのではないか。

庁議の長(宗務総長)は宗議会で選ばれ、庁議の主なメンバーである部長は宗務総長が任命するのだから、やはり実質的には宗議会が最高機関であることは間違いない。宗議会の信任を得ているから宗務総長は成立する。宗務現場での最高機関が宗務総長を中心とした庁議であるということだ。このあたりを明確にしない人事部秘書課長の回答は不親切のそしりを免れない。

問題は庁議の決定が宗議会の意にそぐわない場合は、一般常識的には宗務総長を不信任し更迭することになるが、曹洞宗の宗議会にはその「力」がないことにある。その主たる原因は両会派の馴れ合いたらい回し政権制度にある。要するに実質的最高機関=宗議会からして本来の機能を果たしていないのであって、これが「ヌエ」と呼ばれる曹洞宗の実態である。もうそろそろマトモな議会をもつべき時だろう。金持ち寺、世襲などで議員が占められている現状からまずは打破しなくてはならない。これらいわゆる曹洞宗に長年寄生し続けてきた議員らを排除しなければ曹洞宗の現代化はとても実現できない。

こんな、ある意味何でもありの「安定」した曹洞宗の運営が、傍から見れば驚愕するような現実離れした宗務総長たちを結果的に生みだしてきた。いわゆる天の声らの独裁もそうだが、現宗務総長もまたその名に恥じない。

現宗務総長のモットーは「生きながら死人となり果てて、思いのままにするわざぞよき」だという。百歩譲って禅修行者の心境としては有りかもしれないが、いやしくも曹洞宗の宗務最高責任者の弁としてはいかがなものか。問題が勃発すれば首をすくめて嵐が通り過ぎるのをじっと待つ‥そんな「死人」像を連想する。これでは植物であり人間とは言えない。あるいは私たち宗門僧侶にもこのモットーを奨めて思考と行動を捨てさせ無原則に「絆」を強めることを意図しているのだろうか。智慧と慈悲行を否定する非仏教的ファッショ思想ではないか?いずれにしろ、こんな観念論で宗務という物理的科学を実行されたのでは堪らない。

「私は悪人ですというのは、私は善人ですと言うことよりずるい。」(坂口安吾)ではないが、宗務総長が担う責任と義務を「死人」という禅的観念論に溶解してしまうのは「ずるい」のである。

「宗教的情操」は「知性」を軽視して合理的思惟を否定し、社会矛盾の原因を追及する力を封じ込める。(神戸修『人権侵害と戦争正当化論』p.66)

曹洞宗の低迷と憂鬱は、下は現場寺院の無気力から上はずるい観念論者に至るまで蔓延しているようだ。曹洞宗よ何処へ行く。

No.1231 2010/03/07(Sun) 08:07:38


転載(金東鶴) / 地の声 引用

今日午後、日弁連の会長声明が出ました。
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/statement/100305.html

高校無償化法案の対象学校に関する会長声明

今国会に提出された、いわゆる高校無償化法案(「公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律案」)について、朝鮮民主主義人民共和国に対する制裁措置の実施等を理由に、朝鮮学校を対象校から外すか否かが、政府内で検討されている。
しかし、本法案の趣旨は、「高等学校等における教育に係る経済的負担の軽減を図り、もって教育の機会均等に寄与する」(法律案の理由)ことにある。教育を受ける機会は、政治・外交問題に左右されてはならず、朝鮮学校に通う子どもたちについても変わることなく保障されるべきものである。
また、朝鮮学校については、教育課程等の確認ができないとの考え方も報道されているが、朝鮮学校の教育課程に関する情報は、各種学校の認可を受ける際に必要に応じて提出され、朝鮮学校自らがホームページ等でも公開しているのであるから容易に調査可能であり、現に、ほとんどの大学は朝鮮学校卒業生に入学資格を認めている。
朝鮮学校に通う子どもたちが本法案の対象外とされ、高等学校、専修学校、インターナショナル・スクール、中華学校等の生徒と異なる不利益な取扱いを受けることは、中等教育や民族教育を受ける権利にかかわる法の下の平等(憲法第14条)に反するおそれが高く、さらには、国際人権(自由権・社会権)規約、人種差別撤廃条約、子どもの権利条約が禁止する差別にあたるものであって、この差別を正当化する根拠はない。
当連合会は、高校無償化法案の適用において朝鮮学校が不当に排除されることのないように強く求めるものである。

2010年(平成22年)3月5日
日本弁護士連合会
会長 宮ア 誠

No.1228 2010/03/05(Fri) 19:56:39

 
Re: 転載(金東鶴) / タノQ 引用

宗門は、どういった見解なんでしょうね。
ホームページみても、ふれられてないけど。

ま、あらためて宗門は、とか宗務庁が、とかゴタゴタいわなくたって
 衆生無邊誓願度
そう佛典にあるんだし、おのずと答え出てるはずですが。

No.1229 2010/03/05(Fri) 22:31:13

 
Re: 転載(金東鶴) / 地の声 引用

「北朝鮮」に対する制裁関係では、まずは「対話」を尊重するということでお茶を濁しているようです(今回の宗議会情報より)。
一方でブルーリボンを黙認し、他方ではブルーリボン運動に深く関わっている「在特会」には反対する、このダブルスタンダードは曹洞宗の得意技です。「在特会」へ曹洞宗は声明を出すべきです。

今回の日弁連の声明は曹洞宗としてどう捉えるのか。(あるいは捉えないのか)

植民地時代の「朝鮮」の人々の遺骨返還に取り組みながら、他方では現在リアルタイムでおこなわれようとしている「朝鮮人」生徒差別に沈黙する曹洞宗。まったく一貫性なし。腰抜けですね。曹洞宗が戦前、韓国でどんなことをしたか知っていて、それをひたすらごまかそうとしているから、こんなことになるのでしょう。

まずは首を洗って反省し、顔を洗って出直すべきです。総持寺移転百年は韓国問題(及び内山愚童)抜きに祝うことなど到底出来ないことなのですが、たぶん「厚顔」なる曹洞宗は押し切るのでしょうね。恥の上塗りは絶対に許せません。

※サーバーのトラブルで当ページに一日中アクセスできませんでした。よって、書き込みがちょっと過激になったかもですw

No.1230 2010/03/06(Sat) 20:41:32


(No Subject) / てつばい 引用

皆様の御意見を伺いたく、勇気を出して初めて書き込みします。

「慰霊の形戦後の問題」
http://osaka.yomiuri.co.jp/kokorop/kp100218a.htm?from=ichioshi
元東京大学教授の末木氏の論を読みました。
氏は、臨済系の経典の研究や、靖国問題やエンゲージドブディズムなど多岐に亘って活躍されておられる方で、注目する研究者ではありましたが、個人的には、講演や書いたものの中で、仏教の戦争協力を一通り批判した後で、「仏教には一殺多生の教えがある」と、さも肯定するかのように聞こえる論をたてられる点から不信感を持っていました。井上日召ら結盟団など右翼思想家が仏教用語として公然とし、当時の仏教の戦争肯定の思想でもありましたが、これは経典には出ていない用語で、信長の生き方を表現すべく物語『信長公記』によって広く知られるようになったということは周知でしょう。
それが今度は、怨親平等を引用し、「強い感動をもって心に残る慰霊施設」として興亜観音です。
興亜観音を肯定するにあたって、怨親平等と「眺望の良さ」を主張するその論について、「地の声」さんをはじめ皆さんの意見はいかがでしょうか?
靖国神社にでさえ、敵を顕彰する形だけの施設があることを氏がご存じないとは思えませんが、どうしてもこの論を私は理解できず、残念でなりません。

No.1214 2010/02/22(Mon) 17:21:39

 
Re: / 地の声 引用

この方は前提に民族主義と戦争肯定があるようですね。

wikipedeiaには
「末木曰く、従来の日本における近代思想史研究は福澤諭吉や丸山真男らの社会思想の側面でしか検討されてこなかった。そういった表層の思想史ではなく日本人の基層にある精神史を読み解こうと模索している。」
とありました。
日本人の基層とは何なのかよく分からないですが、ひょっとしたら「大和魂」なんて言いかねない危ない感じがします。
戦争を「観念論」でもてあそんではいけませんね。

No.1215 2010/02/22(Mon) 17:51:43

 
Re: / タノQ 引用

よんでみると対等に祀ってて敵味方を超えてる、とか偏見を捨てて考えさせられる、とかいってますが、けっきょく何をいいたいのか正体不明な印象ですね、あれ。
ようするに興亜観音をヨイショしたいだけなんでしょうが、つまり対等に祀って敵味方を超えて何がいいたいのか、偏見すてて考えるとは何を考えるのか、その辺りサッパリつたわらんし。
ぶつぶつインテリが意味不明なことをつぶやいてる、そんな感じです。

 一殺多生
これ↑は老子に 夫兵者不祥之器…不得已而用之 とある(軍事は不吉だが止むを得ず用いるなら)のに基づいて「一人の惡をころして萬人をいかす」と説いた 兵法家傳書 が私の知る最も古い典拠です。一殺多生は佛道の教えじゃなく道家思想と武家の教えなんじゃないでしょうか。
兵法家傳書は禪僧から書き与えられたものに武家が答えを出したものだけど、その禪僧の書(不動智神妙録)には一殺多生など出てきませんし。

No.1216 2010/02/22(Mon) 19:57:38

 
Re: / 地の声 引用

ちょっと拘るので‥。

そもそも「日本人」という限定が非仏教的。この方は、はっきり「靖国は素晴らしい」と言った方が正直ですね。興亜観音、知覧のほかどこを見学したのでしょうか。日文研のHPを見ました。こんなことに「仏教」を利用されたくない。

No.1217 2010/02/22(Mon) 20:17:45

 
Re: / てつばい 引用

「この方は、はっきり「靖国は素晴らしい」と言った方が正直ですね。」
に関して。

タノQ様、地の声様ありがとうございました。


ところで、このシリーズにこんなくだりがありました。
見えざるものへ―末木文美士「死者の声を聞こう」http://osaka.yomiuri.co.jp/kokorop/kp90723a.htm
「戦争の犠牲者といえば、ただちに靖国が思い浮かぶ。靖国問題は長く政治、外交問題としてしか語られてこなかった。しかし、それはおかしい。何よりも靖国神社という宗教の場の問題なのだ。戦後、靖国神社は非宗教化して国家施設になる道を拒否して、民間の宗教施設となる道を選んだ。それは重い選択であり、それによって、靖国が政治問題化しながらも、ぎりぎりのところで死者は国家によって収奪されることから免れてきた。靖国は決して国と一枚岩ではない。
 靖国の死者たちも眠ってはいない。死者を政治的に利用することしか考えないとしたら、必ず彼らの激しい反撃を食らうことになるだろう。死者への畏(おそ)れと慎みを失ったところには、生者の空(むな)しい傲慢(ごうまん)しか残らない。」

問題点
@「戦後、靖国神社は非宗教化して国家施設になる道を拒否して、民間の宗教施設となる道を選んだ。」という認識です。
「てにをは」の用法が定まっていないので、断定的に指摘できないかもしれませんが、「靖国神社が民間の宗教施設の道を選んだ」という歴史認識に疑義があります。
A民間施設ゆえに、「靖国が政治問題化しながらも、ぎりぎりのところで死者は国家によって収奪されることから免れてきた。」のは本当でしょうか?こちらも、「死者は」と書いておられ、「てにをは」が微妙なのですが、「国家によって収奪」の意味が不明です。靖国の成り立ちすら知らないのではないでしょうか?
B「靖国問題は長く政治、外交問題としてしか語られてこなかった。」という理解もいかがなものかと思います。信仰としての問題がなかったと、事実をねじ曲げていますが、真宗僧侶や韓国人による、合祀取り下げ問題をどの様に捉えているのでしょうか。
C「靖国神社という宗教の場の問題」としていますが、「場」という抽象的な概念が必要でしょうか?Bで指摘しました問題に関連しますが、論点整理がまったくなされていないとしか考えられません。

きりがないのですが、仏教徒ではないようなのでこのあたりで。
仏教は死者への畏怖を説かず、むしろ逆ですので。
やはり、地の声氏の指摘がもっともと思いました。

No.1219 2010/02/23(Tue) 11:26:22

 
Re: / タノQ 引用

ひとつ一つ、ご指摘の通りですね。
死者の激しい反撃って、それB級ホラーかいな…なんて突っこみは置いといて、とりあえず思いこみ激しい人みたい。とにかく論点も展開も具体性ないし。

> 戦争の犠牲者といえば、ただちに
↑思い浮かぶのは、まず靖國より先に沖縄、広島、長崎、あるいは南京etcなんだけど。
よっぽど靖國に格別な思い入れあるんですな。

No.1220 2010/02/23(Tue) 18:21:13

 
どうしたのでしょうか? / てつばい 引用

毎回楽しみに「心のページ」を閲覧しているのですが、不思議なことに、ページ自体は削除されていないにもかかわらず、トップページhttp://osaka.yomiuri.co.jp/kokorop/index.htmから抜け落ちています。
「見えざるものへ―末木文美士 慰霊の形戦後の問題」(2010年02月19日 読売新聞)が。
これまではトップページから閲覧できたのですが、不思議です。
何故でしょうか???

No.1227 2010/03/05(Fri) 15:51:56


共同要請に協力しよう。 / 地の声 引用

賛同者は
school@econ-web.net(外国人学校ネット)
に日本語名と英語表記を併記すること。

------------------------------------------------
内閣総理大臣 鳩山由紀夫 様
文部科学大臣 川端 達夫 様

<NGOと市民の共同要請>
私たちは朝鮮学校を
「高校無償化」制度の対象とすることを求めます

 私たちは、多民族・多文化社会の中ですべての子どもたちに学ぶ権利の保障を求めて活動するNGOであり市民です。
 新政権のかかげる「高校無償化」制度においては、政権発足当初より各種学校である外国人学校についてもその範囲に含むことが念頭におかれ、昨秋、文部科学省が財務省に提出した概算要求でも朝鮮学校などの外国人学校を含めて試算されていました。
 ところが今年2月、法案の国会審議を目前にしたこの時期、新聞各紙では「中井拉致問題担当相が、4月から実施予定の高校無償化に関し、在日朝鮮人の子女が学ぶ朝鮮学校を対象から外すよう川端達夫文部科学相に要請、川端氏ら文科省の政務三役が検討に入った」(2月21日)、「鳩山首相は25日、高校無償化で、中井洽拉致問題担当相が朝鮮学校を対象から外すよう求めていることについて『ひとつの案だ。そういう方向性になりそうだと聞いている』と述べ、除外する方向で最終調整していることを明らかにした」(2月26日)と報道されています。  しかし、日本
人拉致問題という外交問題解決の手段として、この問題とはまったく無関係である日本に生まれ育った在日三世・四世の子どもたちの学習権を「人質」にすることは、まったく不合理であり、日本政府による在日コリアンの子どもたちへの差別、いじめです。このようなことは、とうてい許されることではありません。

 朝鮮学校排除の理由として「教育内容を確認しがたい」との説明もなされていますが、これは、『産経新聞』2月23日付けの社説「朝鮮学校無償化排除へ知恵を絞れ」にも見られるように、朝鮮学校排除のために追加された名目にすぎません。
 朝鮮学校は地方自治体からの各種学校認可や助成金手続きの際、すでにカリキュラムを提出していることからも、「確認しがたい」との説明はまったく事実に反します。また、日本 のほぼすべての大学が朝鮮高級学
校卒業生の受験資格を認めており、実際に多くの生徒が国公立・私立大学に現役で進学している事実からも、朝鮮 高級学校が、学校教育法第1条が定める日本の高等学校(以下「1
条校」という)と比べても遜色ない教育課程を有していることを証明しています。

 そもそも、1998年2月と2008年3月の日本弁護士連合会の勧告書が指摘しているとおり、民族的マイノリティがその居住国で自らの文化を継承し言語を同じマイノリティの人びととともに使用する権利は、日本が批准している自由権規約(第27条)や子どもの権利条約(第30条)において保障されています。また、人種差別撤廃条約などの国際条約はもとより、日本国憲法第26条1項(教育を受ける権利)および第14条1項(平等権)の各規定から、朝鮮学校に通う子どもたちに学習権(普通教育を受ける権利、マイノリティが自らの言語と文化を学ぶ権利)が保障されており、朝鮮学校に対して、日本の私立学校あるいは他の外国人学校と比べて差別的な取扱いを行なうことは、そこに学ぶ子どもたちの学習権・平等権の侵害であると言わざるを得ません。
 「高校無償化」制度の趣旨は、家庭の状況にかかわらず、すべての高校生が安心して勉学に打ち込める社会を築くこと、そのために家庭の教育費負担を軽減し、子どもの教育の機会均等を確保するところにあるはずです。

 朝鮮学校は、戦後直後に、日本の植民地支配下で民族の言葉を奪われた在日コリアンが子どもたちにその言葉を伝えるべく、極貧の生活の中から自力で立ち上げたものです。いま朝鮮学校に通う子どもたちには朝鮮籍のみならず、韓国籍、日本国籍の子どもたちも含まれており、日本の学校では保障できていない、民族の言葉と文化を学ぶ機会を提供しています。
 このような朝鮮学校に対して、1条校と区別するだけではなく、他の外国人学校とも区別して、「高校無償化」制度の対象から除外する取り扱いは、マイノリティとして民族の言葉・文化を学ぼうとする子どもたちから中等教育の場を奪うものであり、在日コリアンに対する民族差別に他なりません。
 去る2月24日、ジュネーブで行なわれた国連の人種差別撤廃委員会の日本政府報告書審査では、委員たちから「朝鮮学校は、税制上の扱い、資金供与、その他、不利な状況におかれている」「すべての民族の子どもに教育を保障すべきであり、高校無償化問題で朝鮮学校をはずすなど差別的措置がなされないことを望む」「朝鮮学校だけ対象からはずすことは人権侵害」などの指摘が相次ぎ、朝鮮学校排除が国際社会の基準からすれば人権侵害であることはすでに明らかになっています。

 外国籍の子も含めてすべての子どもたちに学習権を保障することは、民主党がめざす教育政策の基本であるはずです。私たちは、朝鮮学校に通う生徒を含めたすべての子どもたちの学習権を等しく保障するよう強く求めます。

2010年3月10日

<呼びかけ>外国人学校・民族学校の制度的保障を実現するネットワーク(代表:田中 宏)
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2−3−18−52 在日韓国人問題研究所
電話03-3203-7575(佐藤)
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7−5−3 斎藤ビル4階 みどり共同法律事務所
電話03-5925-2831(張)
〒657-0064 神戸市灘区山田町3−1−1 神戸学生青年センター
電話078-851-2760(飛田)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

共同要請への賛同のお願い

◇私たちはこの間、外国籍の子どもたちの学習権を保障するためのさまざまな取り組みを行なってきました。そして昨年9月誕生した新政権に対しても、朝鮮学校や韓国学校、中華学校、ブラジル学校、ペルー学校など200校以上になるすべての外国人学校の処遇改善を求めてきました。
◇新政権が「高校無償化」制度を提起し、その中に外国人学校を対象としたことは、画期的なことです。しかし、朝鮮学校だけこの制度から除外しようとすることは、憲法および国際人権諸条約に違反するものであり、朝鮮学校に通う子どもたちの心を踏みにじるものです。
◇この共同要請書に、多くのNGO・市民団体・労組・諸団体および個人に名前を連らねてもらい、3月11日、政府に提出すると共に、海外の人権団体などに送付します。
○要請書に賛同される団体・個人は、3月10日正午までに、団体名か個人名を、英語表記を併記して、下記のEメールアドレスまでお知らせください。
 school@econ-web.net(外国人学校ネット)
○また、賛同された団体は、各団体のウェブやMLで、この共同要請を広く発信していってください。

------------------------------------------------

以上、転載。

No.1226 2010/03/04(Thu) 17:46:04


選挙とインターネット / 地の声 引用

Yahooが選挙でインターネットが禁止されていることを踏まえ、その解禁を訴えている。Yahooの下心は無論透けて見えるのだが、現在の選挙法が時代から遅れていることは否めない。

https://event.yahoo.co.jp/election/report/index.html

某政党がインターネットの覆面サイトによって「民主化」が進められたことは私が何度も指摘したことである。とにかく風通しを良くすることが大事だ。

今、曹洞宗は副貫首選挙がおこなわれている真っ最中だが、その情報の少なさに辟易する。一方、旧態依然たる推薦文などが「郵便」によって多数寄せられている。スタイルも古すぎる。これらから決して内実はわからない。某指示団体は候補者本人が遠慮したと思われる「輔弼」という語をそのまま使っているものもあったのには驚いた。やはりこの情況を打開するにはインターネットの力が不可欠であろうと思っている。

それにしても一万五千ケ寺を豪語する割には、現場の非力さを痛感する。曹洞宗の歴史は現場を去勢する歴史であったのではないかと考えてしまう。もっと様々な情報が各方面・現場から発信されてしかるべきではないか。インターネットの使えない、いわゆるデジタル・デバイドの問題は確かにある。だが、インターネットにアクセスできる宗門人もまたかなりの割合を占めていることも事実である。彼等はその享受された環境をどう受け止めているのか‥悲しいことにゲーム(あるいはエロ)などに費やしているのが事実であろう。実にもったいない。

インターネットという過去の人類が経験したことのないメディアを通じて自らの意見を自由に述べることができる環境に感謝し、もっと積極的に発現したらどうなのか。幸い曹洞宗には公職選挙法で禁止されているインターネットによる選挙活動の禁止項目はないのだし。(但し、一歩遅れて、禁止になる可能性は無きにしも非ず)

道具は生かしてこそ意味をもつ。曹洞宗がインターネットを活用できるか否かは、曹洞宗の資質にまで関係することである。

No.1225 2010/03/01(Mon) 21:09:30


国際禅センター / 地の声 引用

副貫首候補・東隆真氏のプロフィールが『中外日報』に出た。マニフェストの最大のポイントは国際禅センターを総持寺に設置することのようだ。

意気込みはいい。しかし若干疑義がある。

ひとつは、今の総持寺の行っているところの「禅」を世界に広めることの意義。もうひとつは、どんな理由から海外の人たちが禅を求めているかということ。

第一の問題として、宗門の掲げる教義自体がいまだに完成されていない折から、はたして世界に安直に広めていいものかどうか。総持寺の禅とは何か?それをまずは深く検討すべきではないだろうか。
第ニの件。海外の人々が仏教や禅に興味を抱く場合、みずからの宗教に幻滅する場合が多い。要するに消去法として仏教あるいは禅に向かう場合が多いのである。この消息はサイードのオリエンタリズムに似ている。タイガーウッズもそうだし、古くはビートルズもそうだった。ヒッピー禅が流行したのもそうである。国外が意識してくれたからといって、すぐにそれを採りあげるのはまさに田舎根性、島国根性に他ならない。

私見を述べれば、総持寺の21世紀的役割は「平和」にしかない。なぜなら総持寺は鶴見移転のみならず常に国家と共に活動し、戦争遂行装置として大きな役割を果たしてきたからだ。尊王護国主義者・石川素童の法孫も、無原則に日本製の「禅」を信じて過去と先を見ない場当たり論者も総持寺を発展せしめる者としてはどうかと思う。

総持寺がこれからなすべきことは唯一つ。それは「禅」が人類共通のテーマである「平和」にどれだけ資することができるかどうかということである。そのために、まずは総持寺の戦争責任を明らかにすることである。今回の候補者のどちらを見ても、その意識の乏しさに幻滅せざるをえない。

No.1224 2010/02/26(Fri) 21:39:36


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