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ウルトラマンメビウス・ファン感想掲示板

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ウルトラマンデッカー 第6話 地底怪獣現わる!現わる! 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:中野貴雄、監督:辻本貴則

(1) 前代未聞、地底怪獣4種も登場
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ大変ですがお元気ですか。
 今回はリュウモン主役編、ガッツファルコンに乗って、そして冒頭、パゴスが出るものの、そして地底怪獣として地下にグドン、テレスドン出現、さらにツインテールも多数登場(これはCGの模様)、サブタイトルの地底怪獣現わる、現わるの意味はなるほど、です。
 そして、ササメダケが120年ぶりに咲いて、これは不吉の予兆、そして不思議な虹とともにパゴス出現、これはウルトラQの、虹の卵の設定、ストーリーの引用、過去作の要素をうまく入れて、僕みたいなオールドファンはニヤリです。
(2) 怪獣の解析
 カイザキ副隊長がパゴスについて解析、金色の虹というものもウルトラQへのオマージュ、そして地底怪獣が地底を高速で移動する理由も今回考察されて、ササメダケと怪獣の関係など、凝った設定、ウルトラマン、ここ数年過去作の要素へのオマージュと新規要素をうまくやっています。
 そして、工場ができて、そこで地下3200mの超臨界メタルがパゴスのエネルギーであり、さらに地底怪獣の巨体を維持するのに莫大なエネルギーを要するというSF考察、うまくやっていました。 
 今回、リュウモンに焦点が当たり、カナタ、イチカは名前で劇中呼称されて、リュウモンは苗字でのもの、これはウルトラマンとしてよくありますが、やはりオールドファンも新規のファンも納得です。
(3) リュウモンの過去
 リュウモンは数年前に怪獣の災害に会い、ラストシーン、その際にTPU隊員に助けられて、そして人助けの仕事に、としてGUTS-SELECTに参加、前作でアキト、同じく怪獣に襲われて両親を失いそしてGUT−SELECT参加の延長上、リュウモンは、100点でないと0点だと、人命救助だとしかしこれは納得できる点と、おかしいと思うものがあり、これはスポーツだと優勝、金メダルでないと無意味という発想、しかし現実には80点でもいいはずで、こういう展開はヒーローものだけでなく、スポーツものでも昭和からあった展開、カナタとのやり取り、意味がありました。
 リュウモンは、けがしてもトレーニング、カナタの差し入れのドリンクを、糖質制限と拒否、リュウモンは何でも親から与えられたというもの、ストイックなリュウモンと、アバウトなカナタの対比、これらは熱血主人公とクールな副主人公という設定はガッチャマン以来多数の前例があり面白いものでした。
No.12128 - 2022/08/20(Sat) 14:15:51

ウルトラマンデッカー 第6話 地底怪獣現わる!現わる! 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) GUT−SELECTの作戦
 そして、金色の虹の解析、地底をニュートリノで調べるのは、ガイア最終回、通信手段を絶たれた人類がニュートリノを利用して通信手段を回復、そして倒されたガイア、アグルを復活させる手法を科学者集団が立てるもの以来、こういう過去作のネタ、僕みたいにほぼ全作知っているものにはなるほど、です。
(5) サプライズ、地底怪獣は多数
 そして、カナタはデッカーに変身してパゴスと闘うものの、何者かに足を取られて地底に引きずり込まれる、そして地下3200mにグドン出現、その上にテレスドン、さらにツインテール軍団!ツインテールはCGなのでスーツアクター表示なくサプライズ!ウルトラヒーローの、地底での戦いはエースのアリブンタ、ギロン人以来、平成・令和を通して初の地底戦、驚きでした。地底はCG描写ですが、すごい特撮、こんなものを年の後半のみとは言え毎週見られるのはすごいです。
(6) 地底に戦闘機で突入して援護
 地底での戦いは、ドリルのついた地底メカでやるのが定番(マグマライザーなど)で、通常の戦闘機にて地底に行くのはウルトラシリーズ初、他のヒーローものでも、ドリルメカなしで地底に行くのはまれ、そしてリュウモンが見事にデッカーをアシスト、デッカー、カナタも危機をアギラをディメンションカード怪獣として使用して切り抜けて、リュウモンがマーカーを打ち込み、地上からナースデッセイ号がネオ・マキシマ砲でパゴス、ツインテールらを撃破、残ったグドンを、デッカーはミラクルタイプになり、瞬間移動能力を利用して地上に行き、倒すのは息もつかせぬ展開、素晴らしいものでした。
(7) 毎回圧巻の辻本特撮
 そして、第5,6話に続いての辻本監督、ここ数年のウルトラ演出の大黒柱、素晴らしい特撮で、ミニチュアとCGをうまく組み合わせて、ビルの破壊などミニチュアセットを見事に見せて、他方地底での戦いはどうやらグリーンバックで撮影してCG合成、これは他の監督もしているものの、辻本さんも見事、ともかく、特撮、特技の真骨頂、映画の怪獣物並みのスケールをテレビで見られるのはすごいです。
(なお、辻本監督のツイッター発信だと、地底のシーンはオールCGではなく様々なもの、またツインテールは何とソフビ人形を使用しての描写だということで、特撮の凝りように脱帽です)
(8) リュウモンの背景
 リュウモンは位置的にも前作のアキトを思わせて、カナタとはいいコンビ、エンディング、見事でした。
 そして、次回は前作のトリガーの客演、デッカー、脚本、演出、特撮も洗練されて見事、本当に素晴らしい作品です。
(9) またウルトラマンのイベントに行きました
 先週、兵庫県姫路市の住宅展示場でのウルトラマンのイベントに行きました。6月と同じ場所、登場するヒーローはトリガーで、6月ほど人は集まらず(猛暑のためか、コロナのためか)、小さい子を連れた親子のコンビと、大人のみの参加が7対3くらい、グッズ抽選会は子供たちに譲り、グッズ当たった子供たちは本当にうれしそう、僕もデッカーと写真を撮り、本当に良かったです。
 先週のTBS、がっちりマンデー、近年のウルトラマンとバンダイの特集で、両者で綿密に連絡を取り合い、ソフビ人形の発売スケジュール確定、フィギュアの色合いの調整など大変なものでした。近年のウルトラマン、おもちゃのために作っているという批判はまだありますが、こうしていいグッズを出しているので成功しているのです。
 コロナ、なかなか大変です、皆さんお元気で。
No.12129 - 2022/08/20(Sat) 14:16:32

ウルトラマンデッカー 第7話 希望の光、赤い星より 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:ハヤシナオキ 監督:坂本浩一

(1) 平成・令和ウルトラ恒例、一つ前のヒーローとの共演
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ大変ですが、いかがでしょうか。
 今回は前作のトリガーの主人公、ケンゴがゲスト出演、これはエックスの第13,14話、そしてトリガーの7,8話でも使用されたもの、ただし、もともと過去のヒーローの客演は昭和から、帰ってきたウルトラマンの時からあり、しかし昭和だと、最新ヒーローの引き立てに過去のヒーローがなってしまう、また逆のため、一時はウルトラ兄弟という設定が忌み嫌われて、それで80だとウルトラ兄弟の客演は少なくなってしまったのです。しかし、ティガの「ウルトラの星」にて、初代マンとの夢の共演、ウルトラマン創世記からの脚本家、上原正三さん渾身の名作はヒーローの共演の歴史を変えて、そしてメビウスでは過去のヒーローがオリジナルキャストで、過去の設定を生かして大成功、そしてウルトラ兄弟という設定はいいものであったと見直されて、今に至ります。
 今回も、前作の主役、ケンゴが客演、火星にいて、そこもスフィアに襲撃されて、それをケンゴたちが闘っていた設定、これはティガ、ダイナと異なるもので、うまくやっていました。仮面ライダーだと、正月映画で、最新ライダーと、一つ前のライダーのコラボはあるものの、テレビシリーズでは稀(最終回に、次作のライダーがちょっと出る程度)、こういうコラボは歓迎です。
(2) 令和のイデ、アキト
 そして、ケンゴの元に、ユナが現れて、新しいアイテムを渡し、そして地球を覆うスフィアのバリアを破るアイテムはアキトが開発、スフィアのデータをカード化、使用限界はあるものの、アキトは、ナースデッセイ号を設計して、トリガーでも変身アイテムを改良など大変な発明王、まさに令和のイデ、アキトなしにトリガーは勝てなかった話も多く、そしてトリガーがエタニティコアにいた2年、タツミ、アキトたちが怪獣を倒し、今回も新しい発明をして、隊員の共闘はダイナ、エックスでもあったものの、過去の作品のキャラクターが新たなアイテムを授けるのは異例、いい展開でした。
(3) メガロゾーアにスフィアが取り付いた
 そして、地球では10年前に倒されたはずのメガロゾーア、復活、そしてスフィアゴモラ同様、スフィアのとりついたことでパワーアップ、それに立ち向かうカナタはデッカーに変身するものの、触手により苦戦、これはティガのガタノゾーアの要素だけでなく、映画「ティガ&ダイナ」でのクイーンモネラの展開を思わせて、そしてバリアーを突破したケンゴ=トリガーの助太刀、今回はトリガーのメイン脚本のハヤシナオキさん、メイン監督の坂本浩一さんにより、名作としてなり、これはダイナの、滅びの微笑、前作ティガのメイン監督の村石さんの演出によるものを踏襲、見事なものでした。
(4) トリガー本篇は10年前
 そして、地球に降り立ったトリガーを見るのは、どうやらGUTS-SELECTのメンバーでもムラホシ隊長以外初めて、カイザキ副隊長も知らずかも、イチカも初めて見て、ましてやカナタも知らないもの、そして後輩のピンチに、颯爽と現れて助太刀、メビウス以降よく見た展開ですが、ニュージェネレーションシリーズも10年、こういう展開は見事に決めてくれて、今回はCGも使用しての、そしてスーツアクターによるアクションを重視した坂本さんの名演出でした。
No.12130 - 2022/08/27(Sat) 14:52:07

ウルトラマンデッカー 第7話 希望の光、赤い星より 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) カナタとケンゴは初対面
 地球にやってきた、ケンゴとカナタ、初対面、それでケンゴもカナタがウルトラマンとわかり、この展開、トリガーとゼットの時もあり、しかしケンゴがトリガーだと、前作のGUTS-SELECTのメンバー以外は知らない(ここで、先々週の特別総集編の展開が生きてくる)もので、互いに自己紹介、1年前のトリガーでもハルキとケンゴで同様の展開があり、しかし人間がウルトラマンに変身するというのは最終回以前は誰も知らないという、当たり前の展開がうまく生きていて、そしてデッカーのGUTS-SELECTのメンバーとケンゴ対面、しかしリュウモンはどうやってケンゴが地球に来たかと問い、カナタが慌てる展開は愉快。これはカナタ、ケンゴの言い訳がうまくやっても行き詰まり、ウルトラマンでもおなじみ?のギャグが楽しく、カナタは熱血漢で責任感など大変なものの、アバウトな(いい面で)ものもあり、これは楽しいものでした。
 タツミ隊長はムラホシ隊長のパイロットの先輩などの設定が生きて、カナタの両親は火星、しかしタツミ隊長たちが守っている展開はなるほど。そして、トリガー15話の、ダンスでの特訓を再現、カナタは、ケンゴがウルトラマンの力でみんなを笑顔にしたという点、しかしカルミラは浄化できても助けられる。そしてなぜ戦うか、カナタは目の前で困っている人がいるから、しかし考えたことはなかったといい、みんな違う答えがある、月光仮面以来60年を超すヒーローの歴史を感じました。
(6) スフィアメガロゾーア出現
 スフィアメガロゾーアは、スフィア合成獣ではなく、スフィアを利用して再生とは驚き。過去作のラスボス怪獣の再登場は、昭和だとゼットン、バンドンは何度も出ていますが、平成・令和だと、エックスのラスボス、グリーザがゼットに再登場したのみ、しかし強敵、二人で倒すのは、映画「ティガ&ダイナ」の展開を思わせて、トリガーのほうが先輩の描写、新兵器、デュアルソードを召喚、これで勝負あったかと思いきや!
(7) 恐るべし、カルミラ復活
 新兵器、デュアルソードで一撃両断、しかし、傷口から、カルミラの声で、「マナカケンゴォ」という叫び、これはSNSでカルミラ構文と書かれるもの、シン・ウルトラマンでの山本耕史さんのメフィラス構文と並んでウルトラファンにおなじみ、上坂すみれさんの声、一言でも大変な力、これは悪人3人組だと、ルーツはタイムボカンシリーズにあり、リーダーの声を一貫して小原乃梨子さんがされてその口調をうまく引用したもの、そしてカルミラ復活に驚いたケンゴ、トリガーはスフィアメガロゾーアを逃がしてしまい、さらに、ケンゴの育てていたルルイエが何か次回に悪さをなすもの、次回も楽しみです。
(8) ウルトラヒーロー・バトルミュージック、ニュージェネレーション編買いました
 3月に、ウルトラヒーローのバトルシーンの音楽をまとめた勝利確定のCD、昭和編、平成編、ニュージェネ編と出て、サントラCDが個別に出ていないニュージェネレーションのものを買いました。ヒーローの活躍シーンを集めたCDは、95年にパップから、ウルトラマン・決戦のものが出て以来いくつか出ているものの、これは素晴らしく、さらに劇場版での他のヒーローの共演シーンのためのメドレーは素晴らしい、いいものでした。
 来月はまた住宅展示場でのウルトラマンのイベントがある模様です、皆さんお元気で。
No.12131 - 2022/08/27(Sat) 14:52:50

ウルトラマンデッカー 第8話 光と闇、ふたたび 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:ハヤシナオキ、監督:坂本浩一

(1) 昭和、平成オマージュラッシュ
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナは少し収まったものの、大変な台風出現ですがいかがでしょうか。
 前回の続きで、過去作のオマージュのラッシュ、まず、前回、スフィアメガロゾーアからカルミラの叫び、あれはカルミラ構文ではなく、マナカケンゴ構文とSNSでは言われて、そしてケンゴ=トリガーはカルミラを救うためにとどめを刺すのをためらい、その点、カナタにあれは敵だと指摘されて、それでも笑顔にすべきと語り、ウルトラシリーズでは敵を倒さない例は無数あり、今回の展開は、コスモスで、カオスヘッダーと結局和解して結末を遂げたものの延長線上にあり、単に敵を倒すのだけがヒーローの役目ではない、これは特にウルトラシリーズでは顕著ですが、納得させてもらいました。
(2) ティガ、永遠の命オマージュ
 これは、ケンゴが大切に育てていたルルイエが悪のものになり、花粉で幻想を見せるのはティガの、永遠の命(第45話)へのオマージュ、そして幻想を見せて、カナタが花粉にやられてしまい、予告編であった私服のGUTS-SELECTメンバーがせんべいを買いに来るシーンは夢の話、ダイナの、うたかたの空夢みたいに全編夢オチもあったものの、愉快な展開、リュウモンの関西弁など痛快、しかしケンゴの、何のために戦う、というもので自らを取り戻す展開は、さすがでした。
(3) 令和のマンモスフラワー、ギジェラン
 そして、あのルルイエはケンゴが大切にしていたものではなく、ギジェラン、スフィアの影響で目覚めて、巨大化して花粉を振りまくのは、ウルトラQの制作第1話のマンモスフラワーへのオマージュ、令和のマンモスフラワー。そして地上を除去しても根を除かないとダメで、根っこを攻撃できる除草剤を開発した展開もそれに類して、さらにティガの、永遠の命のギジェラによるギジェランという単語も出てきて、これら過去作オマージュ(マンモスフラワーはシン・ウルトラマンにも出た)に圧巻です。
(4) ユナ、再登場
 そして、ケンゴが、自分のルルイエが悪さをしていたのかと落ち込むと、ユナがスーツ姿で登場して対策も語るもの、デッカーがトリガーの続編だとよくわかるもの、そしてユナは、父のミツクニの秘書になり、他人の前では笑うなというものの、ケンゴの前ではトリガーのものになる展開、スマイルスマイルの展開。ギジェランは古代に、薬になり、古代の関係でギジェランはルルイエに似て、その後、ケンゴ、ユナは旧GUTS-SELECTの制服として登場、ギジェランとメガロゾーアの関係、これはダイナの滅びの微笑、エックスの光る大地、繋がる大地の展開のまま、また前作のトリガーにもゼットのハルキ登場、規則に違反しても許可するムラホシ隊長の度量と、そこにワンダバBGM、テレビシリーズに過去作の主役の客演は平成、特にニュージェネレーションになり定番になりました。過去のヒーローの客演は本当にいいものになりました。
No.12132 - 2022/09/03(Sat) 15:40:20

ウルトラマンデッカー 第8話 光と闇、ふたたび 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) ギジェラン撃滅作戦、そして
 令和のマンモスフラワー、ギジェラ撃滅に、新開発の除草剤をナースデッセイ号で散布、マキシマキャノン発射で、するとメガロゾーア出現、そしてケンゴとカナタは変身、燃えるダブル変身!これはなかなか見られないもの、それをリュウモンとイチカはどこに、というと、ユナがよくあること、で済む展開。この時点でイチカはカナタがデッカーだと勘づいて、またリュウモンも同様の様子、それで通じるのはすごいものです。
(6) 坂本さんの特撮もすごい
 今回は前作のメイン監督の坂本さん、ミニチュアセットとスーツアクターによるもの、CGによる特撮もいいですが、やはり円谷英二監督以来の着ぐるみとミニチュアの伝統は、令和になっても健在、こんな特撮、戦隊シリーズでもめったになく、これらを見られるなら、ウルトラマン、毎回半年ずつでも文句ないです。
(7) カルミラ救出!
 メガロゾーアにカルミラが取り込まれて、これはティガ・ファイナルオデッセイでガタノゾーアが闇巨人、デモンゾーアとして復活へのオマージュ、そしてまずデッカーの主題歌が流れて決戦、そしてケンゴ=トリガーがカルミラを救出したら、何とカルミラも参加しての3人でメガロゾーアと対決、トリガーの主題歌、撃破、燃えました。敵側のキャラクターが仲間になる展開は、メビウス末期でザムシャーが助太刀するなど様々なものがあり、ウルトラシリーズ以外にもあり、そして先輩のケンゴ、トリガーと、今のヒーロー、カナタ、デッカーの闘い、素晴らしいものでした。
 そして、ユナがユザレの力を何とか使い、カルミラを浄化、声の上坂すみれさん、令和のドロンジョみたいで(タイムボカンシリーズの悪役は悪というよりネタのいい役)、坂本さん、7月に公開の仮面ライダーリバイスの映画も演出されてあれもすごいアクションだったし、も得ました。
(8) 新しい旅立ち
 ケンゴはデュアルソードをカナタに託して、そしてケンゴは火星に戻り、そこにカルミラも同行、この分だとカルミラ、最終決戦に参加(ザムシャーのようなもの)かも知れません。
 次回はグレゴール人、ダイナでニセダイナとして決闘を挑んだキャラ登場、その人間態を演じるのはレジェンドスーツアクターの中村浩二さん、ティガ、ダイナのスーツアクターさん、これは楽しみです。
(9) ウルトラマン大投票、ウルトラセブン55年プロジェクト開始
 今週は円谷プロのHPにてビッグニュース、まず、ウルトラセブン55周年プロジェクト開始(https://m-78.jp/news/post-6464 )、セブンはグッズ、フィギュア、CD、DVD、動画配信など無数されてもうないかと思いきや、イベントも行い、セブンのファンとして楽しみです。
 さらに。全ウルトラマン大投票、9月10日にNHKのBSで放映、スタジオにつるのさん、杉浦さんとゼットの平野さん、さらにビデオ出演で黒部さん、森次さんだけでなく、ティガの長野博さんも登場!長野さん、肖像権などでなかなか出られないと言われていたのに、それらをクリアしての参加、これは楽しみ、おそらく今年のシン・ウルトラマンの大ヒットで、ウルトラマンルネサンス、10年前とは比較にならないウルトラマンの人気、知名度、本当に素晴らしいものです。
 台風や、そしてコロナもまだまだ大変です、皆さんお元気で
No.12133 - 2022/09/03(Sat) 15:41:10

Re: ウルトラマンデッカー 第8話 地底怪獣現わる!現わる! 考察 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さん、大変ご無沙汰しております。これからも欠席することがあるかも知れませんが、よろしくお願い致します。
敵の触角がジャンボタニシに見えて、「よくも田んぼをー!」とキレたことを思い出したというのは置いといて、カルミラがなぜ閉じ込められていたのか気になります。笑顔になれなかったから浄化できなくて、でしょうか。と思っていたら、「こいつらの居場所も探さなきゃね。」とダーゴンとヒュドラムらしき光の玉を取り出すカルミラ。昨日の敵は今日の友、となるといいですね。
さて、欠席分の感想を少しだけ書かせて下さい。ハネジロー命名・大活躍の回、なんて可愛くて賢いの!!赤い座布団よく似合うわー、平和になったら年に一度は明日見屋で招き猫してくれないかしら。それこそ箱買いするのに。それと、出撃するのに「では、行って参ります。」と言って頭引っ込めたと思ったら、もう操縦席…。専用トンネルが指定席の下にあるのか?だとしたら、勝手にテーブルにザブトン敷いてはまずいんじゃないか?うーん、気になる。
では、今日はこれにて失礼致します。台風もコロナも、早く鎮まりますように。
No.12135 - 2022/09/05(Mon) 14:18:59

ウルトラマンデッカー 第9話 誰のための雄姿 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:皐月 彩 監督:坂本浩一

(1) 人類に協力的な宇宙人の物語
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。ようやくコロナウイルス少しマシになり、僕はワクチン接種受けましたがいかがでしょうか。
 今回はハートフルな内容、宇宙の格闘士、グレゴール人グレースは、試合をしてそしてファイトマネーを得ていたものの、歳も来て試合しておらずなかなか大変、それでウルトラマンデッカーと闘いファイトマネーを上げたいというもの、それを支援する娘のミカ、なんとも心温まるもので、何と言ってもムラホシ隊長、こういう好意的な宇宙人や怪獣には実に寛容、もちろんウルトラシリーズではこういう味方のキャラクターには好意的なものですが、結末としても楽しいものでした。
 グレースは、他人の弱みを使うのはダメというもの、これはヒーローには当たり前ですが、そういう当然のことがそうでなくなった今、昭和のものを描くものは素晴らしいものです。そして、グレゴール人のソフビ人形も発売、ダイナの時には商品化されなかったらしく、ファンから歓迎されています。
(2) オリジナルの死闘!ダイナ対ダイナ、レジェンドスーツアクター 中村浩二さん
 このグレゴール人初登場はダイナ対ダイナ、ダイナに勝って名前を上げたいものの、見た目が侵略宇宙人に見えるのでニセダイナになりダイナに勝負を挑み、しかし人々の応援で本物のダイナのクロスカウンター(原典はあしたのジョー)に敗れ、そしてダイナもスーパーGUTSもグレゴール人を殺さず許すもの、どうやらその同族であり、そしてグレゴール人グレースの人間態を演じるのはレジェンドスーツアクターの中村浩二さん、ティガ、ダイナ、ガイアでマッチョ体形のヒーローをされて、権藤俊輔さんが瘦身のヒーローをやりこういう演じ分けはコスモス以降なく、おそらくスーツアクターがたくさんいることや、あるいは着ぐるみの技術が進化して一人のスーツアクターで様々なキャラがやられようになったためでしょうが、もちろんスーツアクターさんは特撮ヒーローに不可欠、昭和のウルトラマンだと複数のシリーズでスーツアクターをされた例はほとんどないですが、昭和でもライダーだと中屋敷哲也さんが多くのライダー、戦隊だと新堀和男さんが多くのレッドをされて、円谷プロでも東映のいいところをニュージェネレーションシリーズで取り入れて、そして中村さん、子連れのヒーローを演じて、そのグレースとミカの家は昭和そのもの、こういう昭和テイストのものはライダー、戦隊にはほとんどなく、楽しいものでした。
その中村さんは、ダイナの時にストロングタイプでグレゴール人と闘っており、25年たち大変に素晴らしいことをやってくれました。
(3) レッドキング相手にグレゴール人もヒーロー
 ファイトマネーを上げるためにデッカーに闘いを挑んだものの、そこにレッドキングが現れて、それを撃退するためにグレースは変身、宇宙の格闘士、相手に絶望への3カウントを数えろ(これは仮面ライダーダブルの、さあ、お前の罪を数えろの引用か)、さらにプロレスのリングを思わせるセットを作り、それでレッドキングを撃退して、町の人々はもちろん、GUTS-SELECTにも認められるもの、そして、GUTS-SELECTの新兵器の訓練に協力してもらうもの、これを了承するムラホシ隊長、異なる存在に寛容で、そして統率力もなかなか、さすが元2代目の仮面ライダー1号?さらにグレース、ミカ親子はお金もない模様でタダでもらえる食パンの耳を食べている(こんなシーン、平成以降で初めて見た)のでムラホシ隊長がごちそう、ですが、こういう小さな幸せを守るために、というのはウルトラシリーズ、いや月光仮面以来無数のヒーローが活躍してきたためで、そして戦闘訓練にGUTS-SELECTも参加、今回も坂本浩一さんの演出、アクションをさせたら超一流、7月に見た仮面ライダーリバイスの映画も、何とケイン・コスギさんをゲスト出演させて(ケイン・コスギさんはこれでウルトラマン、戦隊ヒーロー、仮面ライダーの3つすべてに変身した役者さんになりすごい、その上ゴジラにも出ておられたし)アクションのカッコよさにしびれたものですが、今回もミニチュアセットを多用、今や特撮でミニチュアセットを作るのはウルトラシリーズのみ、様々な監督さんが工夫を凝らしていいものを作ってくれて、これなら半年のみ新作でも全く異論なしです。今回の話、太田愛さんの脚本、原田昌樹さんの監督作品を思わせるいいものでした。
No.12136 - 2022/09/10(Sat) 14:21:53

ウルトラマンデッカー 第9話 誰のための雄姿 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) カプセル怪獣、3つとも登場
 今回はカプセル怪獣(ディメンションカード怪獣)、まずウィンダムを使い、これは変身前に使用してレッドキングの猛威から人々を守るために使用、後半は3つともに使いグレースを守り、カプセル怪獣、セブンの当初から3ついるなら全部一度に出せという突っ込みはセブンの本放送の時から言われていて、それが大怪獣バトル、ウルトラ銀河伝説で初めて実現ですが、カプセル怪獣はメビウスでマケット怪獣としてミクラス、ウィンダム登場、ゼットではウィンダムがロボットとして登場、これは面白いものでした。
 また、特訓?シーンもあり、これはウルトラマンレオ好きの坂本さんの発案かもしれませんが、合理的で納得できるものでした。
(5) サプライズ!レッドキングが本当に赤くなった!
 そして、GUTS-SELECTの新兵器のシミュレーションにグレースと疑似バトル、がその最中にスフィアレッドキングが現れて、どうやら新しく着ぐるみ作った模様、スフィアゴモラがおぞましい姿で、スフィアレッドキング、レッドキング初登場から56年で初の赤色!これはレッドキング、名前の通り赤い怪獣の予定が、手違いで白い着ぐるみが来てみんなびっくりだと昭和のムック本で見たものの、正式?に赤くなり、驚き。過去には、パワードレッドキングは赤でしたが、白いのが定番のものが赤くなるのはサプライズでした。
 そして、スフィアレッドキングはカナタが変身して対峙(そこでハネジローがカナタの正体を知っているのが生きている)、そしてGUTS-SELECTはグレースとの試合を続けてくれという指示、ムラホシ隊長は即時理解、まさに防衛チームとヒーローのコンビネーションの最高のものです。
(6) そして、グレースは助太刀
 しかし、スフィアレッドキングは強く、第1話のスフィアザウルスは弱かった(というか、デッカーにカラータイル青のまま倒された)ものの、ゴモラ、レッドキングと昭和からの強豪は伊達でなく、デッカーも苦戦、するとグレース、助太刀、そしてGUTS-SELECTの新兵器のために、俺とともに撃てというもの、これは内山まもるさんのザ・ウルトラマンで、ゾフィーが、バードンを倒すのにタロウに自分とともに撃てというものを思わせて、あるいはネクサスで、ダークメフィスト・ツヴァイの話で溝呂木が自分とともに撃てという、ヒーローの自己犠牲、そして意気込みに答えて、GUTS-SELECTは攻撃、そして、カナタはミラクルタイプになり、ディメンション怪獣でグレースを守り、理想的な展開、いいものでした。
 ダイナは、基本形態のフラッシュからミラクル、ストロングになれるものの、3つの形態に一度の変身でなれないという面白い設定があり、これは以降のウルトラシリーズやライダーには全くないものでしたが、デッカーはストロングからミラクルになれて、これは妥当な設定だと思います。
(7) そして、グレースは
 グレース、死なず、傷ついても生き残り、ムラホシ隊長がTPUの医療施設に入院手続きしたという、このムラホシ隊長の人格には脱帽、ミカも喜び、そしてこの分だと最終決戦に助太刀(ザムシャーのタイプ)かと思います。そしてスフィアのせいで宇宙に帰れなくなった皆さんのためにというムラホシ隊長とカナタ、さすがでした。
 また、アサカゲ博士が新兵器開発(DG001)、これはどうやら今後出てきて、面白いものです。
(8) シン・ウルトラマン 世界で公開
 5月に公開されて社会現象になったシン・ウルトラマン、世界で公開、SNSだとアジアで期待も高く、台湾だと16日から、タイでも22日から、いずれも現地の期待は高く、ウルトラマンの人気が国際的になったのに感激です。タイは、かつての円谷プロと問題起こしたチャイヨーや海賊版は昔のこと、今は40年前の日本のような近代化された国で、そしてウルトラマンだけでなく、仮面ライダー、ガンダムも現地のバンダイが著作権を管理して、さらに中国の上海か北京にはウルトラマンランドもできて大盛況、世界的なウルトラシリーズブームの起きるのに期待です。
 しばらく残暑きついです、皆さんお元気で。
No.12137 - 2022/09/10(Sat) 14:22:44

Re: ウルトラマンデッカー 第9話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さん、こんにちは。
カメラパシャパシャでヒルカワかと思いきや、対戦してくれというもの、そんな娘を叱る父、うん、いいお父さんです。ムラホシ隊長、料理できるなんて、素敵すぎ。帰り道、戦う意味を説くのもじ〜んとします。
そして試合開始からいきなりスフィアレッドキングとの戦闘、ナースデッセイ号まで直接参戦、変形せずにあんなに小回り効くとは意外でした。(ん、細長い方がむずかしいのかな?)
グレース、古傷の痛みと闘いながら戦闘続行、デッカー達も彼のプライドを守りつつ共闘、敵にとどめを打ち込んでミクラス達にグレースを救出させました。その後生還できたグレースは入院。親子で星に帰れるといいですね。この親子を見て思い出すのが帰りマン。娘がふらふらの父を支えて水辺に消えていく話がありました。しかし気になるのがアサカゲ博士。ウルトロイドゼロみたいなもの造ろうとしてそうな。だったらホッタさん達が止めてくれー!
では、今日はこれにて失礼致します。台風接近、あまり被害が出ませんように。
No.12138 - 2022/09/16(Fri) 11:34:23

ウルトラマンデッカー 第10話 人と怪獣 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根本歳三 監督:越智靖

(1) 人類と怪獣の共存の在り方
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。台風14号、神戸も大変な風ですがいかがでしょうか。
 今回はカイザキ副隊長主役編、まず合成怪獣ネオメガスが現れて、サドラー、キングゲスラを倒して、不可解な動きをして姿を消す、これはカイザキ副隊長の恩師、シゲナガ博士の作った生物兵器、怪獣を支配するマッドサイエンティストものと、コスモス以来の怪獣との共存もとらえられて、最後、カイザキ副隊長、怪獣と共存できると語り、ウルトラシリーズでは怪獣を倒さず逃がす例は多数あり、これは56年のウルトラシリーズの歴史のそのものです。
 神戸では、外来生物の展示施設が完成して、アライグマなど、70年代のアニメ人気でペットとして輸入したものの、飼えなくなり離すと野生化、そして駆除の対象になり、また神戸だと山間部に近い住宅地にイノシシがよく出て、餌をあげると罰則の条例もできて、このイノシシの際に、カワイイ野生動物だという人と、危険だという人もいて、実際に野生動物や外来生物の場合でこれ。しかし、ライオンや猛獣も動物園にいると人々のアイドルであり、これを怪獣にも、としたものがコスモス。そして、怪獣も人類の開発や環境破壊で暴れたくなくても出てくるというのも、初代マンの時から考察されて、無用な殺生はダメというのは、日本初のヒーロー、月光仮面で現実化していて、他方怪獣を人類の味方にして、正義の怪獣が悪と戦うものは、怪獣王子もあり、この手のSFヒーローものでは定番ですが、シゲナガ博士のやっていることは、手段はともかく目的としては間違っていない(ティガの、イーヴィルティガになったマサキ・ケイゴのようなもの)、こういう考えさせられるものはウルトラシリーズならではです。
(2) カイザキ副隊長の周囲
 尽力するカイザキ副隊長のことをムラホシ隊長も気づかい、さらに隊員たちも、カナタがコーヒーの差し入れなど、本当にいいチームではあり、カナタは熱血漢で見事なキャラ、ウルトラマンだと主役が斜に構えたようなタイプはない(最新のライダー、ギーツはそのタイプ)ものの、ドラマも本当によくやっていると感じました。
 カイザキ副隊長は怪獣の研究、かつて怪獣に遭遇しての体験から、こういう展開は昭和から多数あり、納得です。そして、生息地特定をしようとしても、この怪獣は何者かに操られているというもの、よく見た展開でも見事でした。
(3) マッドサイエンティスト
 シゲナガ博士は、5年前から行方不明、つまりトリガーの頃からの研究者。怪獣兵器をクローン技術で生み出そうとして職務違反。ネオメガスの原点、ネオザルスはダイナ第16話に出た同様のクローンのもの。怪獣を研究するマッドサイエンティストは、初代マンの謎の恐竜基地、ジラースのものがあり、彼らは怪獣を使って世界征服のようなものばかりではなく、彼らなりに怪獣とのものを、という視点はあり、正義は様々なものがあり、これは20年前の仮面ライダー龍騎だと、正義は一つではなく、13人のライダーが闘いあうものがあり、しかしウルトラシリーズでは正義として信じるべきものはひとつとの鉄則は貫かれて、シゲナガ博士は後にマサキ・ケイゴみたいに最終決戦の際に再起かとも思われました。
 また、怪獣の破片を調べるのもユニーク、こういう展開はアニメでも珍しいもの、意欲的なものを感じました。
 そして、怪獣研究にTPU以外にも乗り出すものがある、こういう展開もヒーローものではよく見たものですが、新鮮なもの、そしてシゲナガ博士のスポンサーはこの後悪事に乗り出すのかと思われます。
No.12139 - 2022/09/17(Sat) 14:30:27

ウルトラマンデッカー 第10話 人と怪獣 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 初の展開、ウルトラマンと怪獣の手に乗り対峙!
 今回は越監督が担当、シゲナガ博士がネオメガスを始動させてカイザキ副隊長が危機になるとカナタが変身(しかし、この展開で副隊長も・・・に気づいたのでは)、ネオメガスの手にシゲナガ博士、デッカーの手にカイザキ副隊長、こうして対峙、ロボットアニメだと同様の展開はあったと記憶するものの、特撮だと異例、しかしかっこいいもの、人間がウルトラマンの手のひらに乗るのは、コスモス劇場版1作目でムサシ少年がコスモスに乗り飛ぶなどあったものの、これはかっこいいものでした。そしてシゲナガ博士はネオメガスにウルトラマンを倒せと命令、マッドサイエンティストは様々なものがいたものの、優れた展開でした。
 そして、特撮は本当に素晴らしいもの、ニュージェネレーション初期は試行錯誤もあったものの、ゼット以降はどの監督さんも特撮について見事で、特撮の水準は平成以降で最高水準いいものでした。
(5) 前代未聞!ウルトラマンと人類メカの合体
 カイザキ副隊長の、力が正義ではないという言葉、ウルトラシリーズでは多数あったものの、そのたびに納得。そして操縦するペンダントを破壊しても、止まらないもの、なかなか恐ろしいものです。
 今回、びっくりしたのは、デッカーがネオメガスに追い詰められて危機になり、光線攻撃でピンチ、になるとGUTSグリフォン、ハネジローの操縦するものが助けに来て合体(ハネジローが正体を知っている設定が生きている)、まるで、マジンガーZが飛行装備(ジェットスクランダー)により飛ぶようなもの、ウルトラマンが人類メカと合体は初、そしてデッカーはストロングタイプになりネオメガスを倒し、これはCGと着ぐるみの見事な融合、ライダー、戦隊も着ぐるみとCGのハイブリッドですが、ウルトラマンではCGが不自然ではなく、本当に迫力のあるもの、こんな名作を見せてくれるなら、半年のみの作品でも文句ないです。
(6) これは禍根を残すか
 シゲナガ博士は拘束されて、そのスポンサーも把握されるものの、カイザキ副隊長の理想へのもの、無駄な争いをなくして、人間の命も怪獣の命も守りたいというのを、シゲナガ博士はきれいごとと嘲笑、完全に滅ぼすか、支配するかというのみ、それでもカイザキ副隊長は理想を求める、様々なSFキャラクターの語ったもの、このシゲナガ博士はいずれ禍根になるかと思われました。
 次回はロボット、テラフェイサー登場、しかしこの手の超兵器は多くの禍を起こしており、今後の展開、楽しみです。
(7) 「了解」を示す略号
 前作のトリガーから、GUTS-SELECTの間で了解を示す「ラジャー」というものが使用されて、これが最初に日本のSFで使用されたのは72年の科学忍者隊ガッチャマン、その後ウルトラマンダイナなど多数使用されてます。特捜戦隊デカレンジャーでは、原語に近いロジャーの発音になっています。
 こういう、了解を示すものは、古くはアイアイサーなどあり、サンダーバードではF・A・Bが使用されたものの、60年代の日本では理解できないとして「はい、パパ」になり、しかしその後のキャプテンスカーレットでは、S・I・Gが使用されて、そして戦え!マイティジャックでS・M・Jになり、ご存じメビウスのG・I・Gになったものです。この他、ギンガSではガレット、など使用されてこの手のものはSFチームに必須のものとなっています。
(8) 全ウルトラマン大投票!大変な結果
 先週、NHKのBSで全ウルトラマン大投票が放映されて、35万を超す投票の結果(https://www.nhk.or.jp/anime/ultraman/ranking/ )出ました。結果は、ヒーロー、怪獣、メカ部門すべてにおいてゼット関係のものがベストスリーに入っており、セブンガーは何とメカ1位、ヒーローではゼットが師匠ゼロを差し置いて3位、そして怪獣ではジャグラーが2位、とても興味深いものでした。
 投票は、20代以下の若い人が過半数、続いて30代が多く、ティガ以降の平成・令和のリアタイ視聴世代が多く、他方40代は少し少なく、どうやらこれは80〜ティガの空白の16年の影響の模様です。僕は、一番少ない…ものでした。この結果、プリントアウトして姫路の住宅展示場のウルトラマンのイベントに持っていきました。デッカーと、ジード・ロイヤル目がマスターが来て、放映中のキャラクターがこの手のイベントに来るのは3年ぶり、今年のシン・ウルトラマンによるウルトラマンルネサンスのものを感じました。
 なお、ウルトラセブン55年で、セブンの名作5作の4K映像を劇場公開、初代マンの4のつエピソードをシン・ウルトラマン大ヒットで、庵野秀明さんセレクトのものを上映して好評で、今年はウルトラマンにとっていいことのラッシュです。台風には気を付けて、お大事に。
No.12140 - 2022/09/17(Sat) 14:31:39

Re: ウルトラマンデッカー 第10話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さん、こんにちは。
アサカゲ博士が気になるとか思ってたら思わぬ伏兵が!合成怪獣で敵を駆逐しようとは。その実験のために破壊活動するなんて、本末転倒です。自分に酔ってる人は本当にたちが悪い…。そして、それぞれの戦士の手の上で睨み合う師弟。お互いを降ろしてから戦闘開始、が、制御不能の敵に絶体絶命のデッカー、そこに飛んできたのはハネジローのグリュフォン!炎の中から現れたのは合体したデッカー、おお、マジンガーZにもグレンダイザーにも見える!ハネジローは確率うんぬんとか言ってた事がありましたが、イチかバチか確率が低い方に掛けることができるようですね!「カナターーー!」と叫んで突っ込むなんて、本当になんて勇敢で可愛くて賢いの!!でもバレるって…。(バレてるとは思うけど)
戦闘終了、手錠をかけられ連行される博士、しかしブレない。これっきりとは思えません。しかも次週はアサカゲ博士が出るそうですし。この二人が敵対しても裏で手を組んでも危険すぎます。そうならないといいのですが。
では、今日はこれにて失礼致します。風が強くなって来ました。休めない人達が無事でありますように。
No.12141 - 2022/09/17(Sat) 16:23:58
ウルトラマンデッカー 第1話 襲撃の時 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根元歳三 監督:武居正能

レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。諸事情でデッカー第1話の考察遅れてすいません。
(1) 主役が元食べ物屋さん
 今回の主役、アスミ・カナタは防衛チームに入る前は煎餅屋さん、これはエースの北斗以来、エース50年なのでそのためかもしれません。それも、昭和そのまま、宇宙旅行に行くのに、お金を現金でお札で払うもの、昭和テイスト、今の仮面ライダーリバイスも銭湯が舞台ですが、こちらは昭和そのままで面白いものでした。
 また、アスミ・カナタの名前はダイナの主人公、アスカ・シンをもじったものだと思われます。前作のトリガーも、主人公の名前はティガから取られており、過去の作品へのオマージュです。
(2) 防衛チーム 第1話では未結成
 そして、トリガーから7年、怪獣はいなくなり、GUTS-SELECTの装備は無人操作なものの、突然のスフィア来襲で何もできず、このように第1話で防衛隊が全滅などの例はエース、メビウスがあり、今回はメビウスの場合に近い、さらに、第1話の段階で新生GUTS-SELECTは未整備、このような例はウルトラシリーズでは初、ほかのアニメ・特撮でも異例なものです。
(3) スフィア、来襲!
 そして、ダイナのレギュラーの敵、スフィアが登場、ウルトラマンサーガにも出たものの、今回は一気に地球侵略を達成したようなもの(似たような例にジード劇場版がある)、さらに、スフィアのとりついた怪獣、スフィアザウルス登場、これは2本足と4本足の混雑した斬新なデザイン、過去にもニュージェネレーションシリーズだと、ゼットの第1話でもユニークな怪獣が現れて、これは新鮮でした。
(4) 俺は俺だ、アスミ・カナタだ!
 そして、主人公カナタのもとに光が訪れて、カナタは、俺は俺だ、アスミ・カナタだ、と叫ぶシーン、これはダイナ最終回、ラスボスのグランスフィアにダイナ、アスカの叫んだ「俺は俺だ、ウルトラマンダイナだ」へのオマージュ、見事でした。
(5) 強い、ウルトラマンデッカー
 そして、ウルトラマンの力を得たカナタ、強敵、スフィアザウルスを圧倒して、必殺技のセルジェンド光線で、一撃にしてスフィアザウルスを撃破、カラータイマーはこの時点で赤くなっておらず、これも異例、面白いものでした。
(6) しかし、地球は・・・
 そして、スフィアザウルスをデッカーは撃破したものの、地球をスフィアが覆い、これをデッカーが撃破しようとして敗退、地球から出られなくなる展開は衝撃的でした。
(7) ムラホシ隊長のユニークさ
 ムラホシ隊長はTPUの育成学校の校長という設定、ウルトラマンの防衛チームの隊長初の眼鏡キャラ、防衛チームのトップに眼鏡は異例(ウルトラマンでもメビウスのコノミがいた程度)、さらに、丁寧語で語るのも異例、このような新鮮な要素をやっています。
 さらに、ムラホシ隊長は、カナタがウルトラマンだと気づいてスカウトしたような面もあり、本当に面白いもので、これから半年、シン・ウルトラマンの爆発的なヒットもあり、ウルトラマン、楽しみです。戦争、コロナ、テロと大変です、皆さんお元気で
No.12114 - 2022/07/11(Mon) 18:14:16

Re: ウルトラマンデッカー 第1話 襲撃の時 考察 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さん、おはようございます。大変ご無沙汰しております。
始まりましたね、デッカー!新隊長がシュッとしたイケメンとは、まるでサコミズのようです。「始めから色々知っていて、修羅場もかなりこなしてきた」人でしょうか。先輩二人は「俺がやらなきゃ誰がやる!」と気負っている感じと、自分に自信なさげな感じの男女。カナタの指導は大変そうです。
さて、ナースデッセイ号が無人のリモートなんて、つまんないわー、テッシンみたいな力技とヒマリのような操縦桿越しの切り替えタイプとかいないのー?と思ったらスフィアによる電波障害で不時着。爆発炎上しなかったのは機内に墜落防止システムがあるのでしょうが。死傷者を減らすためにもリモートは必要ですが、やはりイチかバチか、ギリギリの選択は手作業の方が燃える!勝手な言い分ですが。
では、今日はこれにて失礼致します。皆さん、酷暑と戻り梅雨で体調を崩さないよう、気をつけてくださいね。
No.12115 - 2022/07/16(Sat) 09:05:40

ウルトラマンデッカー 第2話 決意のカナタ 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根元歳三 監督:武居正能

(1) 前代未聞、訓練学校で1年
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ大変、元総理が暗殺されるなど大変ですがお元気ですか?
 今回は、カナタたちは訓練学校で1年経過したことになり、過去に似たパターンだとダイナでは主人公アスカは第1話冒頭で訓練生、後半でスーパーGUTSに入隊でしたが、今回は訓練生で1年過ごしたもの、こういう展開はウルトラマンだと初めて、他のヒーローだと、レインボーマンは第1,2話の修行に数年使った例があるものの、これは異例、面白いものです。
(2) ウルトラマンになっても弱体化?
 今回は、予告編から帰マン第2話、ダイナ第3話的な要素と予想したものの、カナタは訓練生の成績で最下位、ちなみにトップはソウマであり、帰マン第2話、ダイナ第3話では主人公がウルトラマンになり仲間を圧倒する能力を変身前から得て慢心して失敗のパターンでしたが、こちらは逆。そして第1話以来カナタはウルトラマンの光を手にしていないもので、これは最近だとゼットの第2話のような要素、そして今回も、仲間を助けようとして返信可能になるのは帰マン、ダイナと同じ、定番のパターンを変化球でやってくれるウルトラマン、シン・ウルトラマンも大ヒットし、新しいものを模索するウルトラマン、頼もしいものです。
(3) 最終選考は強行軍
 そして、最終選考に荷物を背負っての強行軍、これは現実の軍隊やレスキュー隊にもあるもので、帰マンにあったようなリアル志向、そして、GUTS-SELECTに絶対に入りたいソウマはこの時点で劣等生?のカナタと対立、このソウマも主役にきつく当たるタイプで、しかし前作のアキト同様、帰マンの岸田、エースの山中隊員のような結果的に憎まれ役になってしまった(ものの、二人とも後で名誉挽回している)のようなものかと思いきや、主人公と素晴らしいバディになる模様で、カナタはどちらかというと不器用なタイプであり、もちろんウルトラマンなど特撮ヒーローの主役に器用なタイプは少ない(ズバットなど器用ではなく、キザなもの、あそこまでやったら芸術的)ものですが、ひたむきな若者たちの姿勢は、56年のウルトラマンの歴史を感じさせていいです。
(4) そして怪獣出現!
 地割れの原因は怪獣デスドラコ、怪獣出現は1年ぶり、これはスフィア合成獣ではなく地球オリジナル、対抗するために、有人となったGUTSファルコンにムラホシ隊長搭乗、このムラホシ隊長、丁寧語で話のが、ウルトラマンはもちろん、特撮・アニメを通して異例で、ヘルメットをかぶり戦闘機に乗り活躍、隊長は昭和だと前線に出て、平成以降は基地にいて副隊長が前線に出る例が多いものの、なかなかかっこいいものでした。
 しかし、デスドラコ、角を一つ落とすると戦意喪失だとサワ副隊長が分析したのに、そうではなく、これは初代マンに再登場したラゴン、音楽が好きというウルトラQの際の要素が核実験で逆になっていたなどウルトラマンでも様々な例があり、僕みたいなオールドファンにはにやり、です。
No.12116 - 2022/07/16(Sat) 13:35:34

ウルトラマンデッカー 第2話 決意のカナタ 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) そして、仲間を助けようとして変身
 ムラホシ隊長の乗るGUTSファルコンが撃墜されて、また逃げ遅れた人もいて、そしてカナタは足を負傷しながら走っていくもの、ウルトラマンや多数のヒーローにあった展開、そして隊長たちを救おうとして変身可能になる、帰マン第2話、ダイナ第3話と同じパターン、予想されたものの、燃えました。
 しかし、カナタが足を負傷しているのでデッカーも片足に傷、それにイチカか気づく展開、要するに・・・でしょう。
(6) ピンチを救う仲間!
 しかし、強敵デスドラコ相手に苦戦するデッカー、第1話でスフィアザウルスを一撃で倒したのと対照的、負傷しているためか、するとGUTSホーク登場、操縦するのは後でわかったようにHANE2、そして、デッカーにカードが現れて、タイプチェンジかと思いきや、ディメンションカードでミクラス登場、セブン55周年のためですが、これはメビウスのマケット怪獣と同じパターン、なかなかやってくれました。
 これで形勢逆転、セルジェンド光線を放ちデスドラコ撃破でした。
(7) 処分はGUTS-SELECT入隊?
 カナタたち3人は、ムラホシ隊長の、命を大切にの命令に背いて、それで処分というものの、その結果GUTS-SELECT入隊、この手の展開は、セブンで風来坊のダンがウルトラ警備隊にすんなり入れて、またメビウスで民間人の人たちが容易にスカウトなどウルトラマンでも様々な例があり、またエースのカッパーキングの話だと、北斗が命令に背いて、罰として子供たちを海につれていくようにというような様々な例があり、これもオールドファンには楽しめました。
 ムラホシ隊長を演じる黄川田雅哉さんはエックスにゲスト出演、仮面ライダーザ・ファースト。ネクストで本郷猛を演じて、戦隊シリーズにも出られている、つまり3大特撮制覇の役者さん、またサワ役の宮澤佐江さんはAKBメンバーでウルトラマンサーガに出られたもの、来週出る小柳友さんはウルトラマンゼロ映画の主役、過去に特撮に出られた皆さんの活躍はうれしいです。
(8) ハネジローならぬHANE2
 そして、ガッツホークを遠隔操作していたのはAiのHANE2、これはダイナに登場したマスコット怪獣ハネジローのオマージュキャラ、ハネジローはポケモンのピカチュウを意識したキャラ、僕の母もポケモンがウルトラマンに出ていると間違えていたほど、最後のナビにも出てきて、楽しみです。
(9) 追悼、中丸シオンさん
 ウルトラマンネクサスで悲運のヒロイン、リコを演じられた中丸シオン山、まだ38歳で亡くなられました。僕よりずっと下、病気療養されていた模様で、ご冥福をお祈りいたします。この他、無数の特撮ヒーローの音楽を作曲された渡辺宙明さん、96歳で大往生、昨年のゼンカイジャーの音楽も作曲された生涯現役。さらに、昭和ゴジラの特技監督、中野昭慶(てるよし)さんも86歳で亡くなられて、特撮関係の訃報が昨年来続きます、皆さんに感謝します。コロナも大雨も大変です、皆さんお元気で。
No.12117 - 2022/07/16(Sat) 13:36:23

Re: ウルトラマンデッカー 第2話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さん、こんにちは。
「え、ソウマ達と同級生?」養成所のシステムは分かりませんが、追加募集出来るタイミングだったのですね。しかし成績は、うーん…。一方、トップなのにイラつく感じのソウマ、まあ油断しないのはいいことですが。最終選考で気がはやるばかりでけがをするカナタ、棄権しようとするソウマに食ってかかり、止めようとするイチカ、チームワークが〜、と思ったら怪獣出現、選考中断、退避命令が下りますが、一般人の怪我人を放置出来ずに救援に回ります。この間ムラホシは久々の手動に緊張しつつ発進、敵の角を一本折りますが、手負いの獣は凶暴、反撃されてしまいます。しかし何とか脱出したムラホシに援軍が!「間に合いましたか」きゃー、誰誰ー?歓喜の私。一方、遂に「守りたい気持ち」が頂点に達し、変身するカナタ、しかし痛めた片足を引きずっていて苦戦、早くもイチカに勘づかれそうです。そこへ現れる怪獣カード、選んだのはミクラス!デッカーと一緒に怪獣を押し、ヒッププレスをかましてデッカーの中へ。お陰で何とか勝利。3世代に渡って愛されるミクラスは本当に可愛い。
その後命令違反の罰として入隊が決まり、憧れの制服に袖を通すカナタ。「援軍はサワさんですよね」と私も思っていましたが、何とHANE2、ハネジロー、ロボットになって帰って来ました。怪獣や宇宙人とも会話できるかも、そんなシーンが見たいです。
では、今日はこれにて失礼致します。蒸し暑さを何とかやり過ごしつつ、皆さん、お体に気をつけてくださいね。。
No.12118 - 2022/07/20(Wed) 16:33:35

ウルトラマンデッカー第3話 出動!GUTS-SELECT 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根元歳三 監督:武居正能

(1) ヒーローもの名物、飛行訓練
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナも大変ですがいかがでしょうか。
 前回結成の新生GUTS-SELECT、まずはGUTSファルコンの操縦訓練、開発者のアサカゲ・ユウイチロウ博士登場、演じる小柳友さんは2010年のウルトラマンゼロ・ザ・ムービーにて主役、ランを演じられたウルトラ経験者、今回は科学者役、過去にセブンの主役、森次さんがマックスで科学者役でゲスト出演されたことはあるものの、過去のウルトラマン主役がレギュラー科学者役で出るのは初めてです。
 そして、飛行訓練、カナタ、イチカ、ソウマの3人の誰がGUTSファルコンのパイロットになるか、飛行訓練ですが、基地内でのシミュレーションシステム、これは現実の飛行機パイロット養成にも使われるもので、3人とも苦戦!過去に、飛行訓練をリアルに描いたのはダンガードAがあったものの(何と最初の12回は訓練で、ロボットによる戦闘は2クール目からというもの)、21世紀にこの手の訓練はウルトラマンでも稀、面白いものでした。
 また、ムラホシ隊長、隊員を苗字で呼んで、前作のタツミ隊長もでしたが、公式には名前が優先するものの、こういう視点は他のヒーローものにはなく、最近のウルトラマンは絶好調です。
(2) ウルトラマンが味方と認識されていない
 今回、ムラホシ隊長とサワ副隊長の会話で、ウルトラマンが味方と認識されていないものがあり、過去にはジードで、人類の味方か論議されたものがあり、昭和だと、アニメ版や海外版では最初に登場したウルトラマンを怪獣、敵とみなした例もあり、しかしデッカーの世界はトリガーの続きで、ウルトラマンは味方と認識されているはず、意外でした。
(3) HANE2にせんべいであいさつ
 そして、カナタたち3人はHANE2(この話のラストでカナタにハネジローと命名される)に挨拶、が、お茶と、せんべいを持ち出しての和式挨拶!まさか2022年にこういうものがあるとは驚き、そしてHANE2は隊員たちの個人データをもう知っている模様ですが、HANE2は前作のマルゥルの役どころ、愛想のない雰囲気ですがギャグ的なものもあり、そして今回ハネジローはカナタがウルトラマンだと知るもの、ウルトラマンでは様々な要素をやってくれて、僕ら昭和第1次シリーズ世代から今の子供たち、さらにシン・ウルトラマンでウルトラシリーズに初めて接した人も見ていると思われて、楽しめて、とても面白いものでした。そして、カナタがこのウルトラマンをデッカーといい不思議がられるもの、この分だとかなり早く正体ばれかも知れません。
(4) ゴモラ、出現!
 そして、怪獣出現、ゴモラは凶暴な怪獣ではなく、おそらくスフィアが呼び出したものがあると思われて、ムラホシ隊長はカナタにGUTSファルコンのパイロットを任せて、これは第1話で体長がカナタの正体に気づいた点もあると思われるものの、が、コクピットに座ったカナタに、ムラホシ隊長、いいこと教えます、GUTSファルコンは無人想定でコクピットの居心地は悪いというもの、これはユニークな視点、ダイナの、うたかたの空夢で、マウンテンガリバー5号のコクピットが狭く、小さい女性しか操縦できないネタが元と思われて、愉快でした。
 そして、カナタの有人操縦のGUTSファルコンと、HANE2の操縦するGUTSホーク、ゴモラに対峙、このゴモラは前回のデスドラゴと同じく地球オリジナルと思われて、ゴモラは大怪獣バトルで主役になり、マックス以降ゼットンとともに最多登場怪獣、今回は初代マンに出たオリジナルの延長上のもの、超振動波の大怪獣バトルでの技も入り、地上戦で攻撃、そしてゴモラ問題の尻尾を切断して、これで勝負あったと思いきや・・
No.12119 - 2022/07/23(Sat) 15:10:07

ウルトラマンデッカー第3話 出動!GUTS-SELECT 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) スフィアゴモラ、おぞましい
 そして、スフィアソルジャーがゴモラにとりついて、スフィアゴモラになり、ダイナでもスフィアが取り付くシーンは、最終章で人造ウルトラマンにとりついて怪獣になる描写があったものの、25年たってCG描写も飛躍的に発展、そして驚いたのは、切断した尻尾が別の形で復元したもの、ゴモラ最大の武器、そして弱点の尻尾、初代マンはこれに苦戦して前編で敗退、科特隊が切断してようやく互角に戦えたほど、それの復元はセンス・オブ・ワンダー、そしてスフィアが取り付いておぞましい姿になり、最近のシリーズ、単なる着ぐるみ使いまわしではなく、様々な工夫をしているのは素晴らしいです。そのスフィアゴモラ、デッカーを圧倒、アクションは本当にすごい、2022年になり、こういう怪獣特撮を見られるのは素晴らしいこと、SNSを見たらシン・ウルトラマンで関心を持ったファンも見ている模様で、今後の人気に期待です。
(6) デッカー、ストロングタイプ登場!
 カナタはGUTSファルコンの操縦をHANE2に任せて(それもHANE2に内緒だというのが痛快!)、デッカーに変身(同様のシーンはガイアにあり)、しかしパワーアップしたスフィアゴモラに苦戦(そして病院があり入院患者の避難まだ、怪獣物の定番)、するとディメンションカードが現れて、ストロングタイプにチェンジ、ダイナだと、第2話でミラクルタイプ、第4話でストロングタイプでしたが、デッカーではストロングタイプが先に出て、ティガ以来、赤はパワー系、青(紫)はスピード系というのは、ウルトラマンだけでなく平成ライダーでもよくあるもの、今回はパンチ技で圧倒、カラータイマー青のままで撃退、デッカー、いいデザインだと思いました。また、ティガ、ダイナではタイプチェンジによりスーツアクターが変わっていたものの、最近は岩田さんお一人で全タイプされて、今やウルトラマン版高岩成二さんと呼ばれる岩田さん、この10数年を支えられて本当に素晴らしいです。
(7) 優れた武居さんの特撮
 今回までメイン監督の武居さんの担当、すでにR/Bメイン監督であり、そして多くのシリーズで名作を担当された、田口さん、坂本さんとともにニュージェネレーション演出の大黒柱、今回はミニチュアセットを多用しての特撮、最新のシン・ウルトラマンはほぼオールCGでしたが、やはりミニチュアと着ぐるみはウルトラマンの大黒柱、ニュージェネレーションの監督さんは少ない予算、時間でいいものをやってくれて、そしてヒットしてだから10年も半年ずつとはいえシリーズが続いているのではあり、いまだにSNSでは最近のウルトラマン、おもちゃのために作っていると批判があるものの、それが売れているから2022年も新作が続いているのを知るべきです。
(8) ハネジローは正体を知り・・
 そして、ラストシーン、カナタはHANE2をハネジローと命名、仲間だから、ハネジローに正体をばらさないでというもの、これでカナタがウルトラマンだと知ったのはどうやら3人目、カナタを演じる松本大輝さん、ジュノンボーイコンテストの優勝者、ここ10年、仮面ライダーの主役、服主人公はジュノンボーイコンテストの入賞者であり、ウルトラマンも若手俳優の登竜門になりうれしいです。
 コロナウイルス、感染は大変なことになり、神戸も大変です。そして猛暑に大雨、皆さんお気を付けて、お元気で。
No.12120 - 2022/07/23(Sat) 15:11:13

Re: ウルトラマンデッカー 第1話 襲撃の時 考察 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さん、こんばんは。
実は、今年は忙しく、しばらくスレ出来そうにありません。余裕が出来ましたら戻って参ります。どうぞ皆さんもお大事に。
No.12121 - 2022/07/29(Fri) 23:12:25

ウルトラマンデッカー 第4話 破壊獣覚醒 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:中野貴雄 監督:辻本貴則

(1) ウルトラ最多ゲスト出演俳優、堀内正美さん登場
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。大変な猛暑ですがいかがでしょうか。
 今回はギャグもの、そして話題になったのは堀内正美さんのゲスト出演、堀内さん、ウィキペディアで調べたら80で初めてウルトラにゲスト出演、その後、レギュラーはネクサスのみですが、ゲスト出演の回数はテレビシリーズ、映画を含めて何と10回以上、これはもちろんウルトラ最多、レギュラーの多さだと佐原健二さんがあったものの、堀内さんシン・ウルトラマンにも出られていたし、今回はコミカルな町長役で実質主役、本人も楽しんでやっておられた模様で、そして舞台は温泉町、そこに温泉が出なくなり、スフィアが絡んでいたもの、結構愉快な設定でした。今回の脚本の中野さんはニュージェネレーションシリーズ最多参加、メインライターもたくさんされたものの、客演でこの手のギャグもの、とても愉快なものでした。中でも、堀内さん、視察中にスマホに電話、買い物を頼まれたもの、これはメビウス&ウルトラ兄弟のパロディで楽しかったです。
 堀内さんは神戸におられて、メビウス&ウルトラ兄弟を神戸三宮の映画館で見た後、三宮センター街で阪神淡路大震災のキャラバンをされているのに出会い、パンフにサインいただきました。もう16年も前ですが、ウルトラマンのテレビのゲストだけで10作出られて、まさにウルトラマンの縁の下の力持ちです。
(2) カナタは問題児?
 冒頭、戦闘シミュレーションで、カナタ、イチカ、ソウマがベムラー、シャプレー星人と対峙するものの、これは途中でカナタに変身アイテムが出てきて失敗、シミュレーションでもカナタが危機になると変身アイテムの出てくるのは異例(ウルトラシリーズでは初めて、その他のヒーローものでも記憶にない)。これは愉快で、帰マン2話、ダイナ3話の、主人公がウルトラマンになり超人化するのと逆、そして今回の展開で、ソウマもカナタがウルトラマンだと気づいたのではないかと思われて、そして、ハネジローは正式?にカナタの正体を知っていて、それで愉快な突っ込み、ハネジローは結構毒舌ですが、それに対してカナタは気合いだというもの、これはアニマル浜口さんのネタのパロディであり、しかしハネジロー、後半で変身したカナタのことがわからないようにうまく立ち回りして、実に痛快でした。
(3) モンスアーガー登場!
 今回の怪獣、モンスアーガーはダイナの幻の遊星に出てきたもの、これはアスカとハネジロー(オリジナル)の出会う話、原田昌樹監督の名作、そして頭のところが弱点で、それをハネジローがダイナに教えて攻撃して倒すのですが、その後、死闘!ダイナ対ダイナで、ニセダイナのデモンストレーション用に出てきて、その際に弱点の頭は装甲されているもの、今回もデッカーが攻撃しようとしたら、バリアーのようなものが出て防御、これは過去作へのオマージュであり、実によくできたものです。モンスアーガーの着ぐるみは新造だと思われて、最近は余裕もできたのか、怪獣の着ぐるみ新造も増えて、ニュージェネレーションシリーズ10年、最初は予算も時間もない中悪戦苦闘して、そして低予算でうまくやれる手法をギンガSで確立して、本当によくやっています。
(4) 強敵に対抗策
 前回のスフィアゴモラをサワ副隊長が解析、こういうものは最近のシリーズ、防衛チームが登場することでドラマに深みを持たせているもの、スフィアは地球オリジナルの怪獣を強化するもの、ダイナでは、スフィアが取り付いて怪獣強化はそれほどなく、デッカーではスフィアは完全レギュラーでありこのようなものも持ち、面白い展開でした。
No.12122 - 2022/07/30(Sat) 15:03:29

ウルトラマンデッカー 第4話 破壊獣覚醒 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) 怪獣の通信販売?
 今回面白かったのは、1300年前に送り込まれたカプセルは、宇宙に邪魔者が進出する際にそれを破壊するために、宇宙の何かが使っているもの、カナタが、怪獣の通信販売なんて、というもので、こういう設定はティガの、GUTSよ宙へ、にて、人類が宇宙進出した際に、それに必要な動力を開発したら人類を滅ぼす動きがあったものの、それでも怪獣の通信販売などは前代未聞、コスモスに怪獣密輸、またガイアに怪獣の身代金というネタはあったものの、実にユニークなものでした。
(6) カナタ・デッカーとハネジローのデコボココンビ
 そして、カナタのGUTSファルコンは撃墜されて、そしてカナタはデッカーに変身するものの、それを悟られないように、ハネジローがカナタの音声を作ってアリバイ作り?こんな展開もウルトラシリーズでは初めて、そしてモンスアーガーに対峙、かなりの強さで、するとハネジローは不時着したGUTSファルコンを、地下水脈を爆発させて飛行させるアイデアを示し、それにカナタ=デッカーは反応するものの、イチカ、ソウマは、ハネジローが誰と話しているのかと訝るもの、これは・・・でしょう。いろいろ伏線貼られていて、面白いです。
 そして、主題歌が流れて、デッカーが胸の弱点を攻撃して、GUTSグリフォンに合体してそのビームで撃破するもの、これは痛快なものでした。
(7) 優れた辻本特撮
 今回は最近のウルトラシリーズの常連監督の辻本さん、大変に凝った特撮で、CGも使用するものの、ミニチュアセットを多用して、中でもサイドミラーが映り、そこに攻撃していくシーン、このようなものはアナログ特撮とCGの理想的な融合、そして、GUTSファルコンはミニチュアセットを見たらデッカーとほぼ同じサイズ、もちろん設定ではそうなっているのですが、このようなシーンはウルトラシリーズでは異例、エースのタックファルコンなど、設定では200m以上あるのに、ミニチュアはエースの半分なのはどうして、と80年代の特撮同人誌の際からよくネタにされたものの、これは愉快でした。さらに、そのシーンを、町長が一眼レフカメラで撮影、町の宣伝に使うのは痛快でした。
(8) 温泉に入るヒマなし?
 そして、町の温泉も元に戻りめでたしめでたし、カナタは温泉につかって、というものの、ソウマはそんな暇ないという展開、これはヒーローもの、刑事ドラマなどにありましたが、このカナタ、ちょっと間抜けなところもあり、そういうアバウトなどころが魅力。熱血漢ではあるものの、ハネジローとの愉快なやり取りなど、実に楽しめました。
 次回はエレキング登場、なかなか楽しみです。
(9) 全ウルトラマン投票、NHKにて
 NHKの歴史秘話ヒストリアにてウルトラマンの56年の歴史をやるもので、人気投票していて、最終発表は来月ですが、NHKは平成になりウルトラマン、特撮をよく取り上げてくれてありがたいです。また、今朝の朝日新聞BEにウルトラマンの特集もあり、そちらの人気投票は昭和圧勝、1位はセブン、僅差で2位に初代マン、そしてQ、帰マンというもの、面白いかったです。
 先週は仮面ライダーの映画見て、戦隊ヒーローとの撮影会もありよかったですし、久しぶりにM78ショップに行きデッカーのソフビ買いました。猛暑、大変です、皆さんお元気で(なお、シン・ウルトラマン、公開から2か月で、よろしかったら簡単なレビューやりますよ!)
No.12123 - 2022/07/30(Sat) 15:04:23

ウルトラマンデッカー 第5話 湖の食いしん坊 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:継田 淳 監督:辻本貴則

(1) ウルトラ初の善玉のエレキング
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ、猛暑に加えて各地で大雨ですがいかがでしょうか。
 今回はエレキング登場のもので、ピット星人、ミクラスも出て、セブンの湖の秘密のオマージュですが、しかしエレキングは初めて無害な怪獣として登場、単におなかがすいているだけ+それもその後は食べすぎというネタ、最後のオチは僕も予想できず、そしてユウコが最初現れた際の衣装はセブンの第3話のピット星人と同じ、こういうこだわり、楽しいものでした。同様に、ピット星人も悪役ではなく、これは怪獣保護に近く、コスモスに通じるネタで、辻本監督、脚本の継田さんの工夫に脱帽です。
(2) ユウコとイチカの交流
 そして、ユウコは正体を現してイチカも驚くものの、都合よく?がれきが落ちてイチカは意識を失い、ユウコが保護、これはよくあるパターン、そして事情を知り、スフィアのために宇宙で事故になり、地球で生きていたもの、エレキングの名前はエリー、ペットであり、もともと小さいものが巨大化はオリジナルと同じですが、事情を知りイチカもエリーを助けようとして、そしてハネジローに相談、このハネジロー、実にユニーク、そしてデッカーのGUTS-SELECTはカナタだけでなく、皆さんアバウト?なもので、楽しめました。
(3) カッコイイ、ムラホシ隊長
 で、イチカは密かにユウコとエリーを助けようとして、毎度おなじみばれて、そしてムラホシ隊長に雷を落とされるかと思い、失望したというものの、TPUはそんな融通の利かない組織ではないと、眼鏡外していうのは痛快、同じスフィアの犠牲者として異星人を助けようという視点、これはウルトラでは様々な点で取り上げられたものの、とても痛快でした。
(4) そして、エレキングを助けようとして…
 そして、エレキング(エリー)を助けるので電気をあげるものの、暴走してしまい、そしてカナタはデッカーに変身、苦戦してミクラスを出すものの、電撃で一撃にてやられるのはセブンと同じ、しかしこれでミラクルタイプになり、電気を吸収して小さいものに戻すもの、このやり方はアニメのザ・ウルトラマンで、無害な怪獣を等身大にミクロ化して対処するものもあり、有名なのはティガの怪獣動物園で、同様に無害な怪獣を等身大にする展開があり、ただこれはご都合主義と批判されたものもあり、その後はほとんど例はないもの(そのためにコスモスでもこの点は使われなかった)の、今回は納得のものでした。
(6) サワ副隊長もわかっている!
 そして、この回はサワ副隊長が会議で不在、私がいたら、と責めるのかと思いきや、エリーのダイエット法を教える結果、本当に温かい結末で、こういう敵を殺さない話はウルトラシリーズだと初代マン以来多数あるものの、暖かい結末、サワ副隊長もムラホシ隊長のいい意味でのアバウトさに合わせて、そしてエレキングがこうして生き残ったのは初めて、愉快なことをやってくれる作り手の皆さんに拍手です。
 来週は特別総集編、どうやらトリガーみたいに最終回を来年に送る模様で、ひょっとしたらトリガー、年をまたいでの放送で売り上げなどうまくいったのかと(キャラクター作品は、年末年始がクリスマス、正月で一番売れる)思いますが、今年はシン・ウルトラマン大ヒットのウルトラマンルネサンス、今後に期待しています。
(7) シン・ウルトラマン、海外で公開!
 その大ヒットのシン・ウルトラマン、円谷プロのHP(https://m-78.jp/news/post-6442 )だと、まず北米で宣伝して大反響、そして今後、なんとアジア。中東、アフリカの37か国!で公開!この中には戦争、貧困、飢餓に苦しむ国も多く、そういう国もウルトラマンが何とかみられて、そして友情を交わしてほしいと願いました。
 なお、デッカーは全話クランクアップしたそうです。今月はまた住宅展示場でウルトラとマンのイベントあり行きます、皆さんお元気で。
No.12124 - 2022/08/06(Sat) 14:55:44

ウルトラマンデッカー 特別総集編 マルゥルの帰還 考察む / 棺桶のジョー [近畿]
本:足立淳一郎 演出:村上裕介

(1) トリガーに続く総集編入れ
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ感染、猛暑大変ですがいかがでしょうか。
 昨年に続けての特別総集編、今回はトリガーの特務3課のホッタ・マサミチ技師と、トリガーのレギュラー、メトロン星人マルゥルの再会、そしてなんと春に公開されたトリガーの劇場版も一部見せて、なかなか豪華なものでした。ホッタ技師、電話(それもコード式の昭和そのもの)で納期に追われるもの、僕も勤め人時代に納期に追われたこともあり、また人手不足の中で活躍、昨年のトリガーの総集編はデバンが出て、今回は一種、掛け合い漫才みたいなものもあり、楽しいものでした。
 なお、人手不足というと、最近のウルトラマン、半年なのは監督さんたちの証言で、今の映像クオリティを維持するのは人手不足であり、半年が限界とのこと、この点、ウルトラマンはなかなか予算も厳しく、1年やっているライダー、戦隊ヒーローもその点厳しく、巨大ヒーローと異なりその点予算、手間ではウルトラマンより余裕があるみたいで1年できて、そしてコロナでスケジュール調整も大変、そのためにこういう総集編をやってくれた模様です。
(2) 総集編、多数の新撮もの
 総集編というものの、デッカー、トリガーの映像に加えて、ホッタ、マルゥルの掛け合い、まさに漫才に近く、最近の若手漫才にない、昭和的なもので、演じている皆さん、楽しそうではありました。
(3) トリガーの正体ばれ!
 今回、意外であったのは、トリガーの正体、ケンゴというのはGUTS SELECTの間の秘密で、ホッタは知らず、がマルゥルの口が滑りホッタも知るもの、そしてホッタが、人間がウルトラマンに変身とはSFみたいというのは、ウルトラマンはSFだし、実にユニークな展開でした。
(4) DVD発売前に劇場版のさわり公開!
 そして、トリガーの劇場版、エピソードZのさわり公開、これはエピソードZのDVD発売は今月末で、その前に一部とは言えテレビ放映はすごいもの(円谷イマジネーションで配信されていると言え、地上波放映は異例)、最近の円谷プロの好調そのもの、そしてホッタとマルゥルのやり取り、とてもユニーク、どうやら7,8話でトリガーの客演の模様で、今後も楽しみです。
 次回はパゴス出現、それもウルトラQオマージュのものもあり、この点、ネットでは過去の遺産に頼っているという批判もあるものの、それでも10年新作を、特撮ヒーロー制作の厳しい状況を経て頑張っているのは評価すべきです。
 コロナは収束せず、猛暑、さらに台風など自然災害も大変です、皆さんお大事に。
No.12125 - 2022/08/13(Sat) 15:32:21

映画「シン・ウルトラマン」考察 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、コロナも猛暑も大変ですがいかがでしょうか。
 映画「シン・ウルトラマン」、公開から3か月たち、簡単な考察書きます。まだご覧でない場合は全部ネタバレなので無視してください。
(1) これほどウルトラマンが話題を呼んだのは初めて
 今回、エヴァンゲリオンの庵野さんの脚本と監修、平成ガメラ特技監督の樋口さんが監督で、シン・ゴジラ、シン・エヴァンゲリオンに続くものですが、ウルトラマンは今もテレビシリーズが続いていて、その点は異なり、興行収入は40億を超えて、国際的にも公開されて、円谷プロの業績も大変に向上して、ウルトラQから56年、ウルトラマンがこれほど社会現象になったのは初めて、素晴らしいことです。
(2) 絶妙なシナリオ
 シン・ウルトラマンは初代マンのリブート作品ですが、基本的に初代マンの開始から最終回までをうまく再構成して、第1話と、科特隊出撃せよ、電光石火作戦、遊星から来た兄弟、禁じられた言葉、そして最終回、さらばウルトラマンを構成、そして後述するように平成ウルトラの要素もたくさん入れて、そして展開は、過去のウルトラマンの映画は基本的にテレビシリーズを見た人のためのもの(もちろん、テレビシリーズを知らなくてもある程度楽しめるものばかり)であったのが、ウルトラシリーズの詳細を知らずとも、多くの日本人はウルトラマンとセブンの概要は知っているので、要するに怪獣と巨大ヒーローの作品であることを把握していたら深いところまで理解できるもので、幅広い世代にアピールできるものになっていました。
(3) ユニークな設定
 そして、テレビの科学特捜隊の代わりに、怪獣ではなく禍威獣退治の部隊として禍特対が作られて、しかしテレビの科学特捜隊のように戦闘機など超兵器を駆使するものではなく、バトルは自衛隊に依頼するもので、この点ではミラーマン前半のSGMや、怪奇大作戦のSRIに近い組織です。
 主役の神永新二は設定で35歳、その他、メンバーは実年齢で30〜50代とテレビシリーズより上ですが、これは実在の組織ならこの程度の年齢構成は通常、むしろ日本のヒーロー作品は主人公は10〜20代が大半というのはフィクションのための設定で現実的ではなく、この点はシン・ウルトラマンでは少しリアルにした模様です(これは、日本初のヒーロー、月光仮面は主題歌だとおじさんですが、演じられた大瀬康一さんが当時実年齢20代でヒットして、他方月光仮面も模倣した映画の鞍馬天狗は、主役の嵐寛寿郎さんは実年齢30〜40代くらいですが、月光仮面のヒットでテレビの主役としてその後も20代がいい、となったのでしょう)。他方、シン・ゴジラと比べて政府の組織はフィクションの傾向、これは巨大ヒーローものとして妥当でしょう。
(4) ウルトラマンのユニークな設定
 そして、禍特対の手におえない禍威獣が現れて、ウルトラマン(リピアー)が地球に飛来、ウルトラマンは光の星(光の国ではない)から来て、そして子供を助けようとした神永は爆発に巻き込まれて命を落とし、それを助けるためにウルトラマンは神永と一体化するもの、それで登場時には全身銀色のウルトラマン、赤い線が入り、しかし地球では、一体化した神永の生命維持のためにエネルギーを要するために活動限界ができるのはテレビシリーズのウルトラマンとは逆、テレビシリーズだと大半、ウルトラマンの姿で長時間地球にいられず、そのため人間と一体化、または人間に変身するものですが、この設定はメフィラスとの闘いで生きているもので、面白い視点でした。さらに、子供のために命を落とした神永のために一体化は、初代マンではなく帰マンの設定、庵野さん、学生時代に帰ってきたウルトラマンの自主製作映画を作られて、そのためかも知れません。
(5) カラータイマーのないデザイン
 この、シン・ウルトラマンではカラータイマーはなく、これは初代マンのデザイナー、成田亨さんがカラータイマーを嫌い、もしそういうものを付けるなら別のデザインにしたと言われたものに合わせたもの、しかしウルトラマンのカラータイマーはシンボル、主役ヒーローのほとんどは持っていて、それをなくして、代わりにエネルギーを消耗すると体の色が変わる設定はユニークです。また、あの有名なシュワッチの掛け声もなく、さらにほかの掛け声もない(ウルトラマンのシュワッチなどは、のちの仮面ライダーのトゥー!にも影響を与えた)など、それまでのものにないものを模索するのは面白いものでした。
No.12126 - 2022/08/17(Wed) 18:14:48

映画「シン・ウルトラマン」考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(6) BGMをオリジナルに合わせて使用
 そして、音楽は鷺巣詩郎さんの新作だけでなく、初代マン、Qの宮内國郎さんの曲も多用されて、中でもネロンガ、ザラブとの闘いはオリジナル通りの選曲。シン・ゴジラでも伊福部昭さんの音楽が使われたものの、このような展開はなく、まさにウルトラマンのオタクのレベルを見せてくれています。
(7) もう一人の主役、メフィラス(山本耕史さん)
 そして、この映画、もう一人の主役は、メフィラス演じる山本耕史さん、ザラブ事件の解決後にスーツ姿で現れて、名刺を出して、そのセリフ、しぐさなど、こんなユニークな特撮キャラは初めて。中でも、〇〇〇、私の好きな言葉です、×××、私の苦手な言葉です(嫌いな、ではないです)は公開直後からSNSで話題になり、無数の応用例?が発信されて、今年の流行語大賞かも、というもの(熊本では、県警が安全運転、私の好きな行動です、あおり運転、私の苦手な行動です、の電光掲示板が出た)、さらに、神永とブランコをする、果ては、神永と二人で居酒屋に行き(メニューにラッキョウがある模様)、割り勘でいいか、ウルトラマン、というセリフは絶妙、山本さんの見事な演技に拍手です(この居酒屋さん、映画公開後に予約殺到だそうです)。
 この点、山本さんはNHK大河ドラマの常連で、歴史時代から日本(地球)にいて、ウルトラマンより先に地球にいたともネットで語られて、このネタだけで盛り上がるほど、素晴らしいものでした。
(8) ゾフィーではなくゾーフィ
 そして、終盤、メフィラスがベータボックスによる地球人の兵器化を断念した背景に、ウルトラマン(リピアー)が人間と一体化したしたことを問題視して、地球を滅ぼすために、光の星から来たのがゾーフィ。姿はウルトラマン(リピアー)に似ているものの、これはテレビシリーズ、M78のゾフィーとは違うもの、実は、初代マンのシナリオ段階で、完成作品ではゼットン星人がゼットンを操っていたものを、ゾーフィが操っていたという設定が作られて、もちろんそれは没になったものの、60年代のウルトラマン図鑑では、その没シナリオから間違えて引用して描いたものがあり、僕は当時、友達からこれを見せてもらい、どうしてこんな嘘が書いてあるのか不思議でしたが、平成になり、ムック本で、没シナリオでゾーフィがゼットンを操るとしたものから間違えて引用したものだと知りました。60年代にはビデオレコーダーは家庭用のものはなく、ましてやDVDなどなく、図鑑を完成映像を見て作ることは困難で、そのためシナリオから引用せざるを得ず、そして当時は図鑑が円谷プロの監修ではなく、間違いがそのまま載ったことはよくあり(ライダーでもありました)、しかしこのネタを映画で使うとはびっくりです。ゾーフィの声の山寺宏一さんも、どうしてゾフィーではないのかと言われたそうです。
 そして、ウルトラマンの本名がリピアー、ウルトラマンは地球での命名というのは、ウルトラセブンの本名が恒点観測員340号であったものを引用したものでしょう。
(9) シン・ウルトラマンに平成ウルトラからの多数の引用、オマージュ
 そして、シン・ウルトラマンは初代マンのリブートですが、よく見ると、平成ウルトラの要素が多数引用、オマージュされているのです。その最たるものは、ラスト、ゼットンを倒すと異次元に飛ばされてしまう危惧のあるもの、これは明確にダイナの最終回へのオマージュ、ダイナだとラスボス、グランスフィアを倒してアスカは異次元に飛ばされて行方不明になり、トラウマで死したが、シン・ウルトラマンだと神永はゾーフィのために無事生還、これはダイナが行方不明のラストに批判があり、それに答えたものだと思います。
 さらに、巨大にラスボスに対して一度敗退して、リベンジして倒すのは、ティガ以降の大半の作品の最終回での様式です。そして、劇中でマルチバースという言葉が多用されて、これは映画「ウルトラマンゼロ」以来、M78世界とそれ以外のウルトラマンの世界をつなぐものとしてその後定着したもの、ただ用語の意味は、シン・ウルトラマンと、ギンガ以降のテレビシリーズとは意味合いは違う模様ですが、映画でマルチバースと聞いたときは驚きました。
 また、ウルトラマン、地球に来たときは銀一色であったものが、神永と一体化し、初めて色が入るのは、ネクサスで、人間と一体化してジュネッスになると色が変わるものへのオマージュだと思います。
 そして、途中で神永がウルトラマンだと暴露されてしまう展開は、メビウスの終盤で、ヒルカワによりミライがウルトラマンだと週刊誌、ワイドショーで暴露されたシーンの引用、オマージュ、これはメビウスでこの展開が成功したから引用された(そして、神永がウルトラマンだと分かっても禍特対のメンバーが受け入れたのもメビウスと同じ)と思います。
 そして、ウルトラマンが最初、ゼットンに敗れても、そのデータを神永がUSBメモリーに残し、それをもとに滝が全世界の科学者とゼットンの攻略法を会議するもの、ガイアの最終回、一度敗れたガイア、アグルを、全世界の科学者集団が再生させる方法を考案するシーンへのオマージュでしょう。これらを見たら、庵野さん、樋口さん、最近の作品までよくチェックされているのがわかります。
(10) ラスボス、ゼットン
 そして、ゾーフィは危険な人類を全滅させるために、天体制圧用兵器としてゼットンを起動、これは宇宙恐竜ではなく、地球を破壊する兵器として、これは映画「コスモスvsジャスティス」に出てきたデラシオン、ギガエントラを思わせるもの、人類が危険で排除するというのは、特に公害問題の大きくなった70年代、新造人間キャシャーンや大鉄人17などで使われたもの、そして最強の敵としてゼットンを出し、SNSではエヴァンゲリオンの使徒を思わせるとの指摘もありました。
 ただ、ゼットンがウルトラヒーローを倒したのは初代マンと、あと映画「ウルトラマンサーガ」でダイナを石化したのみ、あとはすべてウルトラヒーローに敗北しており、最強の敵という設定は55年経た今ではやや疑問ですが、それでも強大なものとして圧倒的なものでした。そして、ウルトラマンと人類が力を合わせて撃退というのは、これもティガ以降の最終回の展開の多く、納得のものでした。
(11) そして、今後にも期待
 このシン・ウルトラマンは2019年の企画、当時の塚越会長と庵野さんの話し合いで3部作のものとして計画されたもの、ラストシーンを見ても続編は期待出来て、それ以上に、国際的に公開されるのは楽しみ、この映画は、ウルトラマンの知名度を日本だけだてなく、世界的に広げた名作、今後も期待しています。
 皆さん、お元気で。
No.12127 - 2022/08/17(Wed) 18:16:01
ウルトラマントリガー 第23話 マイフレンド 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:ハヤシナオキ、監督:坂本浩一

(1) 闇巨人、カルミラの卑劣さ!
 レイゴさん、藤子さん、皆さんおはようございます。コロナは2022年に入りとんでもないことになり、沖縄は大変な事態、神戸でも感染者数が激増してエライことではあり、皆さんいかがでしょうか?昨日はイベントなどあり、書き込みが遅れました。今回も簡略で書かせてください。
 今回は最終回3部作の始まり、ハヤシさんの脚本、坂本さんがラスト3話を演出、最終回3部作を同一監督が演出するのはニュージェネレーション初、平成でもダイナ、ガイア、コスモス以来です。
 前回、裏切ったヒュドラムを粛清したカルミラ、そして今回はダーゴンをしもべにしてしまう始末、悪役の組織は数々あれど、3人組で女性リーダーはタイムボカンシリーズがあったものの、あちらは愛嬌があったのに、こちらは打算ばかり、悪の組織の歴史に残る卑劣さのカルミラです。
(2) 冒頭の記念写真の意味
 冒頭、GUTS-SELECTのメンバーが記念写真を撮るのは、ティガ最終回ラストシーンへのオマージュでしょう。そして、ユナが闇巨人の手に渡ったら大変だとアキトが語り、そして、ダーゴンがカルミラに操られて暴走、ケンゴはトリガーになり対抗するものの強く、しかしユナを手に取り、目の赤いのが正常になるのは定番、そして、ダーゴンも仲間に、とケンゴたちがいうもの、ヒーローものでは敵のキャラクターが主役側に付く例は多数ありますが、ダーゴンは3000万年前の決着をつけたいと決闘を申し込み、それをケンゴもアキト、ユナも認めるもの、ところが、これすらカルミラの策謀の一環、カルミラはダーゴンとトリガーを闘わせて、その間にユザレ=ユナを得ようとするもの、汚いのに唖然です。
(3) 坂本特撮のだいご味
 今回は、坂本さんが本編、特撮を担当されて、ミニチュアセットを多用したアクションで、坂本さんはパワーレンジャーから特撮に関わられて、その経験でウルトラマンも比較的低予算でいいものを作れるようなノウハウを円谷にもたらし、様々な作品に参加されて、以前は東映アクション的なもので見せてくれましたが、今回は円谷の伝統の特撮を進化させたものに圧倒させられました。
No.12098 - 2022/01/09(Sun) 10:42:46

ウルトラマントリガー 第23話 マイフレンド 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) ダーゴンの悲劇
 ダーゴンは、人間に歩み寄り、理解しようとして、そしてまたカルミラに操られて、そしてアキトが決着をつけさせてほしいと語り、ナースデッセイ号をバトルモードにして、ダーゴンに、人間を理解する立場を維持させて止めを刺し、ダーゴンがマイフレンドと言うのは、友であるアキトやケンゴ、ユナの手により、カルミラに操られた悪としてではなく、人間に近づいたものとして最期を遂げたという意味、悪の中にも人間(主人公)を理解しようとして敵側に粛清される例は昭和からあったものの、こちらは主役側、それも準主人公のアキトにより止めを刺されて、ダーゴンは人間として最期を遂げたもので、アキトも何がフレンドだ、ウザイと言いつつ泣いていて、その意味は痛いほど理解できて、こういう悲劇は定番ですが、それでもこのようなことをさせるカルミラのあくどさにも唖然とさせられました。
(5) 卑劣!カルミラ!
 そして、カルミラはダーゴンとトリガーの決闘に、まさに邪魔しに来て、もちろんこれはカルミラの策謀ですが、トリガーを、自分から奪ったマナカ・ケンゴへの憎しみを爆発させて、圧倒して、さらに倒されたダーゴンの闇を吸収、ヒュドラムに続いて仲間?をこのように利用するだけ、このようなカルミラの汚さに唖然でした。
そして変身解除(これは東映的な展開)したケンゴに迫り、ユナを奪い、エタニティコアを利用しようとする、まさに目的のためには手段を選ばない悪、このようなえげつない悪は昭和からあり、またカルミラは初代ナックル星人のような卑怯無限の手を使うものや、トレギアみたいに無辜のものを容赦なく始末するものとは異なるものの、悪として圧倒的なもので、悪ながらあっぱれというしかないものです。
(6) 邪神、メガロゾーア出現!
 カルミラはユナとエタニティコアを悪用して、邪心メガロゾーアになり、邪神は、ティガ最終回のガタノゾーア、ティガ・ファイナルオデッセイのデモンゾーアに続く「ゾーア」のラスボス、えげつない悪党ではあり、イグニスはリシュリアの二の舞を危惧して、メガロゾーアは着ぐるみタイプの怪獣ですが、かなり悪の水準の高いもので、次回はトリガーだけでなく、イグニスもトリガーダークになり対抗するもの、ラストから2回目のサブタイトル、闇の支配者、ティガだと最後から2つ目は暗黒の支配者ではあり、トリガーはティガの新世代、ティガに敬意を表して要素を取り入れつつ、新鮮な要素を展開して、ラスト2話、楽しみです。
(7) サンテレビで龍青神ブルーヴ開始!
 土曜日の10時から、サンテレビで龍青神ブルーヴという特撮ヒーローものが始まりました。環境問題をテーマにして、環境破壊しようとする悪(それがブラック企業!)から自然を守るために、スマホタイプの変身アイテムで変身して戦うもの、いわゆるご当地ヒーローに近いものですが、サンテレビが特撮ヒーローものの製作に関わるのも珍しく、全13回のもので、この手の作品、かなり低予算の模様ですが、それなりに楽しめました。等身大ヒーローは、ご当地ヒーローなどローカルでも製作されて、特撮が普及しているのは心強いことです。
 コロナのオミクロンは大変で、冬はさらに大変です。再来週、昨年3回行った兵庫県加古川市の住宅展示場にトリガー、ゼットの撮影会があるので行きます(コロナで中止にならないように願います)、皆さんお元気で。
No.12099 - 2022/01/09(Sun) 10:45:52

Re: ウルトラマントリガー 第23話 マイフレンド 考察 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
ダーゴンの最期は、ザムシャー、メカザムを思わせました。誰かを守ることを知ったザムシャー、俺は俺のままで、と言って散っていったメカザム。成仏を願わずにはいられません。もともと始めから闇だった訳ではなかったでしょうに。
一方、遂に禁断の力を手に入れてしまったカルミラ、自分の姿を鏡で見たらどう思うのでしょうか。「これこそ究極の美しき闘雷」と自分に酔うのでしょうか。
では、今夜はこれにて失礼致します。寒さが厳しくなって参りました。皆さんお大事に。
No.12100 - 2022/01/13(Thu) 23:35:37

ウルトラマントリガー 第24話 闇の支配者 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:ハヤシナオキ、監督:坂本浩一

(1) 世界を闇に飲み込むもの
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ・オミクロン株は大変なことになりましたが、いかがでしょうか?
 最終回三部作の2回目、ヒュドラム、ダーゴンを犠牲にして(しかし、最終回予告だと彼らはどうやらカルミラの手ごまとして復活してナースデッセイ号に侵入する模様)、そしてユナ=ユザレを手に入れてエタニティコアを解放してメガロゾーアの力を得たカルミラ、この展開はティガ・ファイナルオデッセイにて、カミーラがデモンゾーアになったのと同じ、そしてティガ最終回でガタノゾーアが世界を闇に落とそうとする展開と同じ、ティガのようなスケール感はないものの、過去には地球を闇に落とそうとした怪獣は昭和でもタロウのムルロアがいて、その際にはウルトラ6兄弟がウルトラベルにて地球を救ったものでしたが、今回はティガ同様、絶望的なもの、光と影は平成以降のウルトラの定番で、前作のゼットでもデストルドスが世界を破壊しつくそうとして、ただ製作費の限界もあり、ティガ・ダイナ・ガイアみたいに絶望のラストをスケール感を持ち描くのは限界もあるものの(とは言え、平成初期のウルトラマンは採算度外視で製作して、その後経営が大変になったので、今のように限られた製作費でベストを尽くすのはもちろん正解)、恐ろしいものでした。サブタイトルの、闇の支配者は、ティガの最後から2番目の、暗黒の支配者へのオマージュ、見事です。
 また、パゴス、テレスドンと地球怪獣のことがオープニングで示されて、しかしそれは地球から逃げようとするもの、これはオーブなどにもあったもので、恐ろしい展開でした。
(2) カルミラ、えげつない悪役!そして強い!
 カルミラは、ユナを、エタニティコアを開放する道具として悪用、目的が達成されたらもう必要ないというのは、こういう展開は幾多の悪がやってきて、そして間一髪アキトが助ける展開、そしてケンゴはトリガーになり戦うものの、ナースデッセイ号は機能不全になり、GUTS-SELECTも追い詰められて、その中で各自、最善を尽くそうとしての戦い、しかしメガロゾーアは強く、ティガのガタノゾーアみたいなものではないものの、トリガーは苦戦、するとイグニスがトリガーダークになり助太刀、最後はダブル光線をするものの、メガロゾーアには歯が立たずのもの、カルミラはやることも汚いし、悪としても強い(ナックル星人は卑劣なものの、怪獣としてそれほど強くなく、後編で帰マンが初代マン、セブンの友情を心の支えに戦うとブラックキングとともに一方的に敗退した)もの、えげつない悪役、このような悪はちょっと例がなく、ケンゴも敗れて変身解除、そしメガロゾーアの闇が迫り、イグニスは変身解除して、ケンゴたちとともに瞬間移動して難を逃れたものの、かなりの規模の悪役に驚くものでした。
(3) ユナの自己犠牲は許されず
 そして、ユナは暴走したメガロゾーアを止めるために、ユザレ同様自らを犠牲にしようとして、ユザレに、死ぬのは怖くないのかとつぶやくものの、もちろんアキトが止めるもの、正義のために命を犠牲にすることは許されず、もちろんヒーローものでは最終決戦で主人公などが結果的に犠牲になる展開も昭和にはたまにはあるものの、しかしヒーローものでは生き残ることこそが正義ではあり、アキトの(もちろんケンゴも)判断は妥当だと考えます。
No.12101 - 2022/01/15(Sat) 14:23:27

ウルトラマントリガー 第24話 闇の支配者 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) ケンゴは光の巨人
 そして、負傷したケンゴが介抱される展開は、メビウスの最後から2番目を思わせて、するとケンゴの意思は火星の母親レイナのところに行き、ケンゴは光の巨人、3000万年前の戦いののこした子供をレイナが助けて我が子として育てたものの、この手の展開も特撮・アニメで同様の展開もあり、つまりケンゴはトリガーの光を受け継ぐべきして得たもので、それでもレイナにとってケンゴは我が子に変わりはなく、こういう展開も様々なヒーローものであったもので、トリガーは昭和以来の伝統を受け継いだ作品であることを示しています。このように愛情、愛するものを信じるのが正義ではあり、それは昭和から当たり前のヒーローの伝統、そして目を覚ましたケンゴにユナがお帰りと語るのは、ダイナを思わせるものもありました。
(5) ナースデッセイ号、整備士登場
 そして、機能不全に陥ったナースデッセイ号、整備士のキャラクター、ホッタが出て応急処置、前作のゼットではバコさんたち整備スタッフも重要な存在だと示したものでしたが、トリガーも同様、短い時間でしたが、こういう戦士を支えるものが描かれた意味はあったと感じました。そして、最終決戦、ダイナでは移動要塞クラーコフが決戦の基地になり、同様の展開を見ました。
(6) サプライズ!メガロゾーア第2形態
 他方、カルミラのメガロゾーア、第2形態になり、これは情報がなくサプライズ、もちろん最後の大怪獣が複数の形態を持つのは、近年だとエックスのグリーザ、ルーツはガイアのゾクなどあるものの、メガロゾーア、最初の形態はラスボスにはやや貧相?という感じもあったものの、第2形態は悪そのもの(ガタノゾーアに近いもの、ケンゴのモットーのスマイルの逆を意味するデザイン)、戦慄するGUTS-SELECTのメンバーの意味もよくわかります。
(7) そして、ケンゴの正体カミングアウト
 最終決戦で、ケンゴがトリガーだと隊長にカミングアウト、しかしタツミ隊長は気づいていた面もあり、要するに知らなかったのはテッシン、ヒマリ、マルゥルのみであり、彼らは驚くものの、このように主人公の正体が明かされるのは、最後の一つ手前というのが平成以降定番になり、もちろんそれでケンゴを排除するものはなく、タツミ隊長は、今まで苦労を掛けてすまないと頭を下げるものになり、もちろん正体を確認したら当然の反応ではありアキトも、ケンゴを万全に支援すると、もちろんユナもそう、見事な展開でした。
(8) 仲間の信頼が正義
 そして、イグニスがミツクニに、この世界の人間ではないのにどうしてこの世界のために、と問うと、自分の家族、仲間のためというもの、これは昭和からのヒーローものの定番ですが、それを自然とイグニスも納得するのはなるほど、ではあり、他方カルミラは仲間(と言えるのか?)と信頼関係なし、目的のために犠牲になっても知らんぷりと対照的。ミツクニはルルイエの花に注目、これが何かのキーアイテムになりそうです。そして最終決戦、相手は強烈な悪、最終回、楽しめそうです。
 コロナは感染で大変です、皆さん、手洗い、うがい、感染症対策を万全にしてトリガーの最終回見ましょう、お元気で。
No.12102 - 2022/01/15(Sat) 14:25:24

Re: ウルトラマントリガー 第24話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
母親が「始めから知っていた訳」が、やっと語られましたね。最終決戦のために遙かな過去から届けられた光の子。この日のために遺跡発掘をしていたミツクニは震えが来たのではないでしょうか。戦いに向けて、役者が揃いつつあると。
そして、自分がトリガーだと打ち明けるケンゴ。怖かったろうと思います。しかし仲間たちは受け入れてくれました。よかった。そしてイグニスと共に再度カルミラに挑む!果たして倒せるのか、カルミラの魂を救うことは出来るのか。
それでは今夜はこれにて失礼致します。冬はまだまだこれからです、皆さんお大事に。
No.12103 - 2022/01/18(Tue) 23:08:41

ウルトラマントリガー 第25話 笑顔を信じるものたちへ〜PULL THE TRIGGER 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:ハヤシナオキ、監督:坂本浩一

(1) 感動の最終回!
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ・オミクロン株はとんでもないことになり全国に緊急事態、まるでティガやトリガーの最終回の様相で、さらに九州で強い地震ですが、いかがでしょうか?
 今回のトリガーの最終回も、前作ゼットに劣らず名作、前回、メガロゾーアが大暴れ、マルゥルによるとこのままだと地球消滅、その上ビッグバン(=宇宙消滅)そして、ケンゴがトリガーに、イグニスがトリガーダークになり(ここで変身する場所はジード最終回のところと同じらしい)メガロゾーアに立ち向かうものの、圧倒的なパワーに押されて、トリガーはスカイタイプ、パワータイプになるものの対抗できず、GUTS-SELECTもガッツファルコンでヒマリが援護、さらにミツクニもガッツウイングで援護(ミツクニはTPCの情報局の部員だった、上司が厳しいというのはサワイ総監か)、しかしメガロゾーアは圧倒的、まずイグニスが変身解除(ライダー、戦隊の展開の定番)、そして、ケンゴはメガロゾーアの爆発するエネルギーに、エタニティになり触れて、そんなことをしたら体が持たないとアキトも警告するものの、ケンゴはエタニティの力を得て対抗するものの、吹き飛ばされて変身解除、そしてアキトとユナが駆けつけて、ユナがユザレの力でケンゴを守り撤退、30分間あっという間、これはもう少しシリーズがあれば尺を取れたという点もあったものの、僕は満足です。
(2) 闇と光の闘い
 そして、メガロゾーアに敗北して、しかしイグニス、トリガーダークの力を取り入れたもの(トリガートゥルース)に、ユナ、ユザレの力も加えてやるもの、最終回でトリガーは光であり人であり、そして闇も取り入れたものとして活動。
 さらに、ユナは、3000万年前にユザレとして闇巨人たちを封印して消滅したとミツクニが危惧すると、運命は変えられるというもの、これらはティガの最終回のひとつ前でイルマ隊長が、運命なんて信じない、ダイゴに、人として勝ってというものを受け継ぐもので、ネットではトリガーについてティガのこじつけなどと罵詈雑言(に近い)ものもあるものの、ティガの要素を取り入れて新しいものを作る、それもティガ当時のようなお金も時間もたくさんある(これは、当時円谷プロに潤沢な資金があったのではなく、無理してお金、時間を捻出してそして10年後に行き詰った)ものではなく、これだけのものをやってくれるのは素晴らしいことです。
(3) 海でのメガロゾーアとの決戦!
 陸上では、メガロゾーアの脅威で陸地に被害になるので、海におびき出して決戦、というのは、ティガ最終回の、ガタノゾーアとティガの決戦場所が海へのオマージュ、さらに、監督の坂本さんはレオのファンで、レオの1,2話も同様に海でのバトルではあり、それを意識したものでしょう。
 さらに、今回はCGだけでなく、ミニチュア特撮も巧みに取り入れて、坂本さんはウルトラのデビュー作、ウルトラギンガ伝説ではオールグリーンバックで撮影してCG合成というものをウルトラで初めてされましたが、前作のゼット、このトリガーと、円谷伝統のミニチュア特撮をされて、今やミニチュア特撮はウルトラマンのみのもの(戦隊の巨大ロボ戦はウルトラとはかなり意味が異なる)、坂本さん、東映ヒーローで得られたテクニックで、ニュージェネレーションシリーズ初期の、比較的低予算でウルトラマンを作るノウハウを確立されて、他方伝統の円谷特撮も取り入れられて、そしてその結果をライダー、戦隊にももたらし、結果として特撮全体の活性化になっているのは素晴らしいことです。
No.12104 - 2022/01/22(Sat) 13:57:38

ウルトラマントリガー 第25話 笑顔を信じるものたちへ〜PULL THE TRIGGER 考察(その2) 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(4) ナースデッセイ号の中でのバトル
 トリガートゥルースとメガロゾーアの決戦、ナースデッセイ号のエネルギーも使用するので、カルミラは等身大のダーゴン、ヒュドラムを送り込んで妨害するもの、この点は同じ坂本さんの演出の、ギンガS最終回で宇宙人の特戦隊とのバトル、登場人物全員との戦いがあり、それを想起させるもの、そしてその妨害からユナ、ケンゴを守ろうとするタツミ隊長らの活躍は、アクションを得意とする坂本さんの本領発揮、これぞウルトラ特撮、ではあります。坂本さんのように、円谷・東映特撮で活躍される方が特撮全体を盛り立てておられます(ただ、一昨年ラストの仮面ライダーセイバーにウルトラのスーツアクター、岩田さんが一家で出られて、なら返礼でウルトラに高岩さん出られると予想して外れました、が、いずれはウルトラマンにも高岩さん出してください。小林昭二さん以来、俳優面ではウルトラマンと仮面ライダーは兄弟です)。
(5) 子どもたちの声援が力になる!
 そして、トリガーをメガロゾーアの触手が襲うのは、ティガの暗黒の支配者へのオマージュ、カラータイマーも赤くなり危機に陥るトリガートゥルース、しかし、この戦いを見ていた子供たちから光が放たれて、トリガーに届きエネルギー回復、ここで主題歌と予想して当たり、メガロゾーアとの最終決戦、ゼペリオン光線で大打撃を与えて、ナースキャノンの力を得てタイマーショットで止め、これはティガ最終回と同じですが、ティガの最終回、子供たちのエネルギーで安易にグリッター化する展開は当時批判もあり(宗教的とか、安易に子供たちの力に頼っているとか)、しかしこれは人類とウルトラマンの共闘の賜物、素晴らしいものでした(鈴木美潮さんはヒーローたちの戦いは報われたか、であきらめなかったから逆転できたと指摘されて、その通りです)。みんなの笑顔を守りたいケンゴに、子供たちの笑顔が宝を与える、素晴らしい展開です。
 ティガと言う作品は、採算を度外視して名作になり(これはメビウス以前の作品に共通するものでもありますが)、それをはるかに少ない予算と時間で継ぐのは大変ですが、作り手、キャストが一体となり名作をやってくれました。僕もウルトラマンシリーズのファンを続けていて良かったとしみじみ感じました。
(6) カルミラを浄化
 そして、最後、倒れたカルミラを、ケンゴ、トリガーが介抱する展開は、ティガ・ファイナルオデッセイを思わせて、その際には人間態のカミーラをダイゴが介抱するものでしたが、ここでは、ティガの際に光=正義、闇=悪の図式ではなく、人間にもウルトラマンにも、そして敵キャラにも光と闇があり、それらを包括して取り入れての結末、ケンゴは、カルミラも笑顔にしたいと語る点は納得、この点は劇場版オーブのラストも思わせるものがありました。
(7) ケンゴ、エタニティコアを止めるために旅立つ
 最後は、エタニティコアの暴走が止まっておらず、それを食い止めるためにケンゴは旅立ち、仲間たちも、必ず生きて戻ってこいというもの、当然の展開ですが、前作のゼットも最後は宇宙に旅立ち、そしてルルイエの話が咲いて、GUTS-SELECTは本当に強い絆で結ばれたチーム、ケンゴがいなくなる展開は帰マン、エース、ダイナを思わせるものの、これはゼット同様納得で来る展開、素晴らしいものでした。アキトは例によりウザイというものの、これは言うまでもなく心底信頼していることの裏返し、アキトは名キャラでした。
 さらに、イグニスもリシュリア星を復活させるものがあると信じて旅たち、イグニスも実質、GUTS-SELECTの隊員、もう一人の主人公。さらに劇場版エピソードZもあり、いい意味で続編を楽しめる(仮面ライダーディケイドではちゃんと結末をテレビでやらず、劇場版でやり批判を受けたものとは異なる)ものでした。
(8) ウルトラマンは56年、テレビヒーローとして世界に羽ばたいている!
 それで、トリガーで2013年のギンガ以来9作、2010年代以降、特撮とは仮面ライダーと言っていいもの、これはバンダイのおもちゃ売り上げのナンバーワンを維持(神戸三宮のフィギュア店には大抵仮面ライダー専門コーナーがあるほど)して、そしてライダー出身の若手役者さんが大人気になるためですが、今やウルトラマンもそう、そして、動画配信で世界に発信するため、海外のファンも見て、何でも中国を中心としたアジア圏でのウルトラマンの人気は高く、ライダー、戦隊とともに特撮を盛り上げて(例えば、坂本さんは2016年のライダー映画、平成ジェネレーションで、過去のヒーローを複数オリジナルキャストで出してオリジナル設定を生かすという、ウルトラマンではその10年前からやっていたことをライダー映画で初めて本格的にやり、ライダーの映画も水準が上がり、一昨年は田口さん、戦隊に参加されてその経験をウルトラマンにも生かされた)、10年ほど前に、SNSでウルトラマンのファンはライダーと比べて肩身が狭いとの書き込みがありましたが、今やツイッターではウルトラマンの新作だと賞賛の書き込み殺到、そして来週からはまたクロニクルですが、しかし7月からの新作はほぼ確定、40年前は、特撮はアニメに対して圧倒的に劣勢(ガンダムなどロボットアニメの人気に、戦隊とメタルヒーローのみでは防戦一方)でしたが、今やヒーロー、SFは特撮の独断場、僕など、特撮のしんどかった時代も熟知しているので、今のような特撮黄金時代はまぶしいです。
 クロニクル見ながら、夏の新作を待ちましょう。明日はウルトラマンのイベントがあり行きます。皆さん、コロナ大変です、手洗い、マスク、消毒やり、コロナにゼペリオン光線ぶつけましょう!お元気で。
No.12105 - 2022/01/22(Sat) 13:59:02

Re: ウルトラマントリガー 第25話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さん、こんばんは。
ナースデッセイ号での総員戦、「スマイル、スマイル」とつぶやき続ける隊員達。笑顔は魔除け、または薬という説は昔からあったそうで、作り笑いでも効果はあると証明されたとか聞いたことがあります。今回は正にそれだなと感じました。今まで、隊員達の中で一番笑顔が少なかったのがアキト。彼が笑えなかったのは、共に重荷を背負ってくれる友人を作る余裕がなかったからかも知れません。親を亡くし、引き取られたシズマ家でユナ(ユザレ)の宿命を知り、彼女を守るために学び、働く日々。自分一人でユナを守り切りたかった、トリガーというヒーローになりたかった。でも、トリガーになれなかったから人間としてユナのそばにいられるわけで…。これで良かったと思います。闇落ちもせずに済みましたから。ケンゴが旅立つ時、泣いてましたね。友との別れで泣くのはこれが初めてなのかも。
そしてカルミラの最期。死の表現として「塵に還る」というのがありますが、光と混じり合って浄化されて良かった。いつか転生できるといいですね。
最後に、エタニティコアの中で眠るケンゴを見て、生まれた場所に帰ったのでは、と思いました。ルルイエを置いていったのは予想外でしたが、人間界に戻るための目印にするためなのかも。
それでは今夜はこれにて失礼致します。色々と大変ですが、皆さん、お元気でお過ごしくださいね。
No.12106 - 2022/01/28(Fri) 23:40:40

兵庫県加古川市の住宅展示場のウルトラマンイベントに行きました / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんおはようございます。コロナ、とんでもないことになっていますがいかがでしょうか。
トリガーの最終回の翌日に、昨年も3度行った兵庫県加古川市の住宅展示場に、ウルトラヒーローのイベントが昨年9月以来あり、途中から雨でしたが行きました。昨年は1月にティガ、6月にタイガ、9月にゼロでしたが、今回は最新ヒーローのトリガー(マルチタイプ)とゼット(ベータスマッシュ)、途中からゼロとグリージョも参加、ミニショーは先着50組のみでしたが、朝一番に行きもう33番の整理番号、大盛況、そして追加40組はショーは見られないものの、ヒーローとの写真撮影はOKと配慮、駐車場は満車でした(ただし、それまでにプリキュアやアンパンマンのイベントにはもっと来たそうです)。最初に、トリガーとゼットがレイビーク星人、ベムスター、ゾイガーと戦うミニショー、昨年はライダーのイベントだとミニショーはあったものの、ウルトラマンでは一昨年以来、そしてヒーロー撮影会は、トリガー、ゼットコンビと、またゼロ、グリージョコンビと2つ撮れて満足でした。会場には3,4歳のお子さんを連れた親御さんがたくさんさん来られていて、僕みたいに大人一人もチラホラ、楽しめました。
 今年は、ひらかたパークにて前年夏に東京でやったイベントの開催はなかったものの、神戸で円谷エキシビションは昨年あり、ウルトラマン55周年を楽しめました。ただ、コロナで蔓延防止のために、2月のイベントは予定が立っていない模様で、コロナ、全国的に大変ですが、ともかく手洗い、マスクなどで乗り切りましょう。皆さんお元気で。
No.12107 - 2022/01/29(Sat) 08:35:32

ウルトラマントリガー エピソードZ観ました! / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。コロナ禍は深刻になり、そしてロシアがウクライナに侵略戦争と大変なことになっていますが、いかがでしょうか?
 先週からウルトラマントリガーの劇場版、エピソードZが劇場公開、さらに円谷イマジネーションの動画配信で公開、僕はスマホを持たず円谷イマジネーション登録できず、また大スクリーンで見たかったので、大阪のイオンシネマに行きました。今回は過去のウルトラマン映画みたいに松竹の配給ではなく、円谷イマジネーションとバンダイナムコのもの、ギンガS以来の、テレビの最終回の制作に合わせてのものらしく、監督はテレビの最終回の坂本さんではなく、R/Bメイン監督の武居さん、ここ数年のニュージェネレーションの主力監督で、脚本は根元さん、テレビシリーズの制作後に余裕もできで、急遽制作になった模様で、今回は配信メインのためパンフなしでしたが、映画はテレビシリーズの後日談として文句なく、そしてもちろんネタバレは避けるものの、素晴らしいもので、前作のゼットの劇場版のなかった分もカバーしていて、ギンガ以降のテレビシリーズ、比較的低予算、短期間でいいものをやってくれて、劇場版も本当に素晴らしいものでした。
 ここ数年の円谷作品、ウルトラマンの好調ぶりの根幹はネット動画配信、テレビシリーズをユーチューブで配信するため、海外のファンも見られて、円谷イマジネーション、ウルトラ・サブスクは好調、ウルトラマンの動画配信の熱心さに触発されて、東映さんもなかなかいいもの、赤影の配信などして、特撮は本当に好調です。
 7月からの新作シリーズもそろそろ発表だと思われます。今はロシアの戦争で世界が大変ですが、皆さんどうぞお元気で。
No.12108 - 2022/03/27(Sun) 19:52:16

平成ウルトラマンの生みの親、村石監督死去 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。コロナも戦争も大変ですがいかがでしょうか。
 昨日夕方に悲しいニュース、平成ウルトラマンのメイン監督、村石宏實(ひろちか)さんが3月27日75歳で亡くなられました。切通理作さん他の発信で知り、ネットでも広く報じられて、つるのさん、吉岡さん他発信されていますが、昭和ではなく、平成ウルトラの作り手の訃報はショックでした。
 村石さんは、第1次ウルトラシリーズの、セブンの現場スタッフとしてまずウルトラマンに参加されて、その後三船プロ(名作、大忠臣蔵に助監督とした参加)、そしてピープロの電人ザボーガーなどに参加、監督、そして80年代〜90年代前半の、東映以外のテレビ特撮がほとんどなかった時期に、東宝、円谷でサイバーコップ、グリッドマン、ガイファードなどを演出されて、そして96年にウルトラマンティガに満を持して参加、第3話「悪魔の予言」は小中千昭さんの脚本とのコンビでティガの個性を確立されて以後メイン監督をされて、その後ダイナ、ガイアでもメイン監督、いわゆる平成3部作の大黒柱の監督として活躍、さらに大半の作品で特技監督も兼任されて、今のニュージェネレーション、本編と特撮の監督兼任の基礎を作られて、コスモス以降も大怪獣バトルまで70作以上演出、まさに、平成ウルトラマンの生みの親でした。
 村石さん、今のウルトラマンの基礎を確立されて、大怪獣バトル第2期以降は監督されていないものの、今の田口さんなどニュージェネレーションの監督さんの流れを作り、その功績はいくら賞賛してもしきれません、昭和の円谷一さん、実相寺さん、飯島さんなどと並び、ウルトラマンを不滅の存在にした偉人です、ご冥福をお祈りいたします。

 なお、ウルトラギャラクシーファイト新作、ウルトラマンUSAのメンバーも参加して、何とウルトラマンスコットの声をオリジナルキャストの古谷徹さんがされます。古谷徹さんはガンダムのアムロなど無数のアニメキャラクターをされて、今のアニメブームの立役者、アニメ版のUSAの主役をされて、何と33年を経て改めて出てくださいます。一昨日観たトリガーの劇場版も素晴らしいし、これほどウルトラマンが黄金時代を迎えるとは10年前には予想できなかったです。
 昨年来何度も行った兵庫県加古川市のハウジングセンター、来月ゼロが来るのでまた行きます。手洗いなどでコロナを吹き飛ばしましょう、皆さんお元気で。
No.12109 - 2022/03/29(Tue) 18:25:43

2022年新作ウルトラマン、ウルトラマンデッカー登場! / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。様々な面で大変な2022年ですがいかがでしょうか。
 円谷さんより、3月31日に新作ウルトラマン、デッカーの発表がありました。
 今やっているクロニクルがダイナをフィーチャーしたもので、過去クロニクルは7月からの新作に関連したものと思われていましたが、ダイナが令和版ティガであり、デッカーも令和版ダイナ、フラッシュ、ストロング、ミラクルのタイプはダイナと同じ、主役のアスミ・カナタを演じる松本大輝さんは2018年の第31回ジュノンボーイコンテストのグランプリになった方、特撮ファンにはジュノンボーイコンテストは仮面ライダーの俳優を多数だしていて、ウルトラマンにそのグランプリ受賞者が出るのは初めて、今後も楽しみです。
 メインの監督は武居正能さん、R/Bでメイン監督、そしてニュージェネレーションシリーズ演出の大黒柱、妥当なもので、メイン脚本は根元歳三さん、お二人はトリガーのエピソードZを作られて、足立淳一郎もトリガーに続いてシリーズ構成、これで2013年のギンガ以来新作シリーズ10年連続、こんなことは過去になく、さらに最近のシリーズ、動画配信で世界でもファンが見ていて、中でも中国でのウルトラマンの人気はすごいもので、アメリカでも大人気、ウルトラマン、円谷さんは一時どん底にありましたが、今やライダー、戦隊とともに特撮を、いやヒーローをリードする存在、今後にも期待です。
 また、来月公開のシン・ウルトラマン、主題歌を米津玄師さんのM八七に決まりました。
 コロナは大変、僕は何とかワクチン3度目を接種、副反応も少なかったものの、ロシアがウクライナに侵攻して多数の弱いものが犠牲になっていて、僕も反戦デモ、ウクライナへの募金に参加しました。コロナも、戦争も大変です、皆さんお元気で。
No.12110 - 2022/04/08(Fri) 19:05:13

シン・ウルトラマンいよいよ公開&ウルトラマンのイベントに行きました / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんおはようございます。コロナは落ち着いてきたものの、ウクライナの戦争は深刻、神戸にも避難民の方来られましたが、お元気ですか?
 いよいよ、来週シン・ウルトラマン公開、雑誌でも特集が相次いで(怪獣が禍威獣、科特隊が禍特隊)、テレビのワイドショーでも取り上げられて、そして企画・脚本の庵野秀明さんの展示会も大阪で開会されて大盛況、ウルトラマンの人気はここ数年、特に一昨年のゼットが名作としてヒットして以来大変なものになっています。 
 そして、僕は先月、兵庫県加古川市の住宅展示場にウルトラマンゼロ・ビヨンド、今月は西宮北口の住宅展示場にトリガー他の写真撮影イベントがあり、行ってきました。加古川のゼロの方はまずまずの人出でしたが、ゴールデンウイークの西宮はトリガー、ティガなど6人来るので大人気、朝昼と3回の撮影会は限定40人となっていたものの、追加の整理券も出た模様で、楽しく参加できました。この手のイベント参加する小さい子供さんたち、写真を撮るのに並ぶのに騒いだりせず本当に行儀がいい、この子たちを見ていたら、ウルトラマンは教育番組だと再認識しました。
 さらに、マクドナルドとウルトラマンのコラボのチキン・タツタ、シン・タツタをシン・ウルトラマンにかけて、またおそらく庵野さんがファンの帰マンにかけて帰ってきたチキン・タツタとやってくれて、SNSでは早速試食された皆さん(ウルトラマンのジュースもある)の写真がたくさんアップされています
 そして、少し遅くなりましたが、3月に俳優の宝田明さんが87歳で亡くなられました。ゴジラ第1作の主役で、そして戦争時に引き上げで大変な目に会った体験から平和を語られて、僕の友人で和歌山の大学の先生にゴジラの専門家がいて、ゴジラについて新聞記事を2018年に書いたら宝田さんからお手紙が来て交流して、2019年には和歌山に宝田さんを招いてイベントもありました。特撮関係、昨年も多くの方が亡くなられて、今年も宝田さん、村石さんと特撮、ウルトラの功労者がなくなるのは悲しいです。
 シン・ウルトラマンは公開されたら観に行きます。戦争は心配です、皆さんお元気で。
No.12111 - 2022/05/05(Thu) 10:30:08

シン・ウルトラマン見ました! / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。戦争は大変なことになり値上げなど大変ですが、いかがですか。
 先々週末に公開のシン・ウルトラマン、週末に観に行きました。感想は、内容に少しでも触れるとネタバレになるためやりませんが、本当に良かったです。シン・ゴジラとはかなり異なり、そして初代マンの要素のものに新たな解釈も加えたものですが、ウルトラシリーズが50年以上続けてきた生命の尊厳、文明風刺などの要素がたくさんありました。
 映画は、初日、何と満席で、休暇を取って観に行った人がたくさんいた模様で、僕の行った時は、どうやら僕みたいに初代マン〜ニュージェネレーションまで全部見ているものは少なく、どうやら初代マン、セブンを少し知っている方がエヴァンゲリオンの庵野さんの映画なので見に来た模様ですが、満足の感じ、そして興行成績は2週続けて1位、ウルトラマン映画で興行成績1位は初めて、これは東宝系で、メディアも巻き込んでの興業のためですが、そしてパンフレット売り切れ、これもウルトラマンでは初めて(ライダー映画は、初日でないとパンフ売れ切れは多々ありました)。映画館でのグッズも売れている模様で、ウルトラマンが社会現象になっています。
 この映画、庵野さんは監督ではなく脚本と監修、監督は樋口真嗣さん、樋口さんはニュージェネレーション監督の田口さんの師匠であり、つまり初代マンだと庵野さんが円谷英二さんと金城哲夫さん、樋口さんが円谷一さんと高野宏一さんの役割、かなり脚本も練られていて、そして公開から10日なのにSNSを見たら2度3度見たファンも多く、その意味、よくわかります。
 映画を作られた樋口さん、庵野さんに感謝です。そしてシン・ウルトラマンを機に現行のテレビシリーズも盛り上がって欲しいです。シン・ウルトラマンもニュージェネレーションシリーズが続いていたから実現したもの、10年前、ウルトラマンが当時は列伝をやっていたものの、新作を定期的に、とは程遠い時期があったのかと思われます。
 シン・ウルトラマン、ぜひご覧ください。
 そして、それ以前にも円谷プロの業績もバンダイのウルトラマンの売り上げもここ10年で過去最高、信じられないものです。ウルトラマンにとって一昨年のゼット以来大飛躍、今後も期待です。皆さんお元気で。
No.12112 - 2022/05/23(Mon) 18:50:09

シン・ウルトラマン、歴史的ヒット! / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。戦争は終わる模様もなく大変ですが、いかがでしょうか。
 シン・ウルトラマンは大変なヒットで、もちろんネタバレは避けるものの、劇中のキャラクターの発する言葉が流行語になりそうなもので、ここではネタバレなしで解説します。
 この、シン・ウルトラマンは本格的な、大人のため、そして初心者でも理解できる作品で、ウルトラマンの映画は、基本的にテレビシリーズを見ている人向け(もちろん、初心者でも理解できる要素もあるものの)であったのに対して、これは今までのテレビシリーズを全く知らなくても、ウルトラマンというと国民的キャラクターで、巨大ヒーローが怪獣と戦うものはほとんどの人が知っているもの、それにより、ウルトラマンに詳しくない人でも楽しめるものになっていて、これは驚きでした。
 映画を見たのは、僕みたいにウルトラマン黎明期から見ているものもいるもの、庵野さんのファンで特撮は詳しくなく(シン・ゴジラを見た程度)の方も見ている模様で、そしてウルトラマンに詳しい人は数回、それも通常版に続いて4DXなどの形態でも見ている模様、僕みたいにディープなファンなのに1度しか見ていないものは肩身狭いです(笑)。
 また、劇中に初期の設定の間違いなどをうまく使ったネタもあり、米津玄師さんのM八七からしてそうですが、これは78年に出たウルトラマン大全集というレコードに満田さんのかかれた文章だと、有名なM78星雲は、企画ではM87星雲なのですが、それが台本の印刷所のミスでM78になってしまったという、今では考えられないミスに由来するもので、あるいは実相寺さんがセブンで脚本を書かれた場合のペンネーム、川崎高は、実相寺さん川崎高氏(たかうじ)として書かれたものの、印刷所が川崎高「氏」だと解釈して「氏」を取ってしまったそうです、こんなミスは今ではあり得ず、それらが今、ネタになるのです。
 そして、劇中で、初代マン当時の雑誌のミスがうまく使われていますが、これも、ウルトラマンなどの図鑑が円谷プロ監修で映像作品に忠実に作られるようになったのは第3次シリーズ以降、厳密には平成シリーズ以降であり、初期にはNG設定書、台本が図鑑、雑誌を作る場合の参考資料になることもあり、これも今では考えられませんが、理由は第1次シリーズの時だとビデオレコーダー、ましてや今のようなDVD、動画配信はなく、図鑑を映像を見ることで作ることができず、設定、話などは紙媒体の台本などに頼り、そのため完成映像と異なることはよくあり、あるいはサブタイトルも違う場合があり、それは台本のタイトルを引用していたためだと80年代に知りました。
 これらの、56年前の間違いをうまくネタとして、2022年に新鮮なものとして見せているのですから、作り手の意欲はすごいものです。そして繰り返しますが、シン・ウルトラマンのヒットは、ギンガ以降のテレビシリーズが続いていたため、そしてウルトラマンに詳しくない人がシン・ウルトラマンを見て、円谷イマジネーションで過去の作品を見る、すでに初代マンの4つの話が4K版で上映されているものの、初代マンを見る、最近の話題作、ゼットを見るなどあり、この分だと来月からのデッカー、より多くの方がご覧になることは確実、今後のウルトラマンの飛躍が期待できます。
 この前、兵庫県姫路市の住宅展示場でウルトラヒーローの撮影会があり、ゼロとゼットが来て、僕も行きました。参加者は親子連れと、大人だけが半々!どうやらシン・ウルトラマンで興味を持った人が来た模様です。
 デッカーは、過去にウルトラマン映画に出られた方もレギュラー、あるいは隊長は映画で仮面ライダー1号を演じた人など話題です。僕もしばらく神戸のM78ショップに行けておらず、シン・ウルトラマンのグッズ買いに行きます。暑いです、皆さんお元気で。
No.12113 - 2022/06/20(Mon) 18:50:17
レイゴ管理人 / 明けましておめでとうございます。 [地球外]
明けましておめでとうございます。

棺桶のジョーさん、藤子さん、皆さん。
昨年も変わらず、本当にありがとうございました。

コロナも落ちつきそう、と思えばまた、変異ウイルとの闘いと、よもやウルトラの戦士の如くです。
皆さま如何お過ごしでしたか?

昨年末に火災や転落などで尊い命がなくなってしまい、本年は今まで以上に命を大切にできる一年になるといいな、と思います。

ウルトラマンがずっと守りたかった人々の命、未来、夢、希望。

私たちも人として、ウルトラの精神に恥じないよう、それぞれの出来る立場と出来る事から、尊い命が健やかに未来に繋がる努力を微力ながら、していきたいと思います。

どうぞ皆さま、本年もよろしくお願い致します。
No.12095 - 2022/01/01(Sat) 00:18:42

Re: 明けましておめでとうございます。 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんあけましておめでとうございます。
 2年続けてコロナ禍に追われたもの、世界的にはオミクロン株の猛威ですが、日本は比較的落ち着いて、しかし寒くなり感染者が増えてなかなか大変です。
 他方、昨年はウルトラマン55周年、イベントも出版なども相次いで、本当に収穫の多いもので、何よりウルトラマンの新作テレビシリーズが9年連続(10年目もほぼ確定)、僕も地元、兵庫の住宅展示場でのイベントで写真を撮り、兵庫県立美術館での円谷エキシビションにはたくさんのファンが来て、今やウルトラマンは、僕ら第1次シリーズリアタイ世代とその子供、孫の世代にファンが広がり(イベントには3世代ファンも見ました)、そして小さい子供が昭和のウルトラマンのファンと言うのも見ました。一昨年のゼットが大変な名作で、それを機にウルトラマンを見るファンが増えた実感はあります。
 しかし、社会は、僕もいる関西、大阪での放火殺人事件のようなとんでもないことも起きて、また電車の中での事件も相次いで、大変なものです。
 神戸では、観光地の中華街、南京町などコロナ前に匹敵する人出ですが、コロナの落ち着くのを願っています。
 ウルトラマンは、55年(今年で56年)の歴史、順風満帆な時期は少なく、もう新作などできないという暗黒時代を乗り越えて、今やライダー、戦隊とともに特撮黄金時代です。苦境を乗り越えて頑張っているウルトラマン、円谷さんに我々も続きましょう。 
 年末年始、厳寒でした、皆さんお元気で。
No.12096 - 2022/01/01(Sat) 08:36:53

Re: レイゴ管理人 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さん、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、ニュージェネレーションになってからは放送期間は半年となっておりましたが、トリガーは年を越してから最終コーナーに入るのですね。何か仕掛けがあるのではとワクワクしています。
それにしても劇場版といい、シン・ウルトラマンといい、私にとっては非常に休みが取りにくい時期。どうかウルトラの奇跡が起きますように。
それでは皆さん、今年も頑張りましょう。
No.12097 - 2022/01/01(Sat) 23:33:44
ウルトラマントリガー 第21話 悪魔がふたたび 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:継田淳  監督:辻本貴則

(1) ウルトラマンにも円谷プロにも限界はない!次々と新作発表
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。厳寒のもので、大阪ではまた放火で大変ですが皆さんいかがでしょうか?
 今回はまず、13日に円谷コンベンションで来年の新作発表、まず期待のシン・ウルトラマンは来年5月に公開決定、庵野・樋口さんの期待の新作で、ただこの作品の公開時期が未定のために今年ゼットの劇場版がなかったと推察されますが、そのトリガーの劇場版は来年3月に公開、エピソードZ、イーヴィルトリガーも出るもの、監督は坂本さんではなく武居さんで、今までニュージェネレーションの劇場版は最終回を担当するメイン監督がされますが、今回は坂本さん、ギャラクシーファイトや、その後仮面ライダーにも参加されたのでこの措置でしょう。
 さらに、アニメのULTRAMAN、グリッドマンなども劇場版新作と、そして当然来年後半はニュージェネレーションの新作テレビシリーズもあり、円谷さんがこれほど攻めのやり方は昭和にもなく、何より海外展開が自由にできるようになったのが大きく、円谷さんにはこれからも期待です。
(2) アボラス、バニラ出現!
 そして、悪魔はふたたびと同じく、工事現場から出てきた3億5千万年前のカプセルにアボラスとバニラの液化したものがあったのに、青い悪魔、赤い悪魔と呼ばれているもの、バリガイラーの電撃でこれの封印が解かれてしまい、ナースデッセイ号での保管をするものの、結局復活してしまい、アボラス、バニラ出現、アボラスの溶解液で溶ける描写はCGでしょうが、斬新、他方怪獣がミニチュアセットを破壊する昭和以来の特撮がここでも展開されて、辻本監督の特撮、素晴らしいものでした。怪獣の咆哮の声は初代マンの際のものを使用、当然の措置ですが、素晴らしい展開でした。
(3) タツミ隊長、ユナに注意
 前回、アキトを助けるためにユナが勝手な行動をしたことをタツミ隊長は注意、これは当然ですが、しかしあの場合ユナの行動は妥当、そしてタツミ隊長もそれを理解しているからのもの、意味がありました(同様の展開は過去にも様々なヒーローものでありました)。
 そして、イグニスに関して、アキトは100%信用しているのではなく、その点の深みもありました。
 さらに、アキトがアボラスの溶解液に飲まれそうになり、ケンゴが助けて一時行方不明になる展開は定番とは言え、新鮮でした。 
(4) カルミラとダーゴンの対立
 アボラス、バニラ出現の混乱で、カルミラはダーゴンにユザレをさらえと言うものの、ダーゴンはユザレの力を甘く見るなと拒否、これは二人の位置を考えたら当然、それにしても、闇巨人3人はそれぞれを全く信用しておらず、仲間意識なし、これだけ打算で動いているチーム?も珍しいものです。彼らはいずれ空中分解でしょう。
No.12089 - 2021/12/18(Sat) 14:04:15

ウルトラマントリガー 第21話 悪魔がふたたび 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) ケンゴを巡り隊長との対立
 アキトは、ケンゴ救出を求めて、GUTS-SELECT本部を優先するタツミ隊長と対立、しかしユナはケンゴが生きていると感じ、しかしタツミ隊長もケンゴがウルトラマンだと気づいている点もあり、ケンゴは大丈夫だと、他を優先する(生死不明の隊員を見殺しにするのは、セブン最終回でアマギを犠牲にしようとして、結局ダン・セブンが救出したようにヒーローものではあり得ない)ものでした。
 そして、ケンゴが行方不明でトリガーが出てこず、マルゥルもトリガー、早く出てこいというものの、これは安易にすがるものではなく、隊員たちにとってトリガーも仲間であり、その点での発言だと感じました。
(6) アキトとイグニスの共闘
 そして、アボラス、バニラを倒すために、アキトはイグニスに協力を求めて、古代の文章をイグニスが読めたのと、アキトがケンゴを心配して泣いたことをイグニス、信じてのもの、背景には仲間をヒュドラムに全滅させられたイグニスの思いを、アキトも信じて、トリガーダークでもイグニスは実質隊員だとアキトも信用してのもの(それ故変身アイテムを改良した)、バニラの炎でアボラスの泡を解除できることがわかり、イグニスもアキトをヘボ発明家などと言うものの、心底では信用しているもの、そしてイグニスはトリガーダークになり、アボラス、バニラと対決、さらにケンゴを覚醒させて(イグニスがケンゴにいつまで寝ているんだというのは、ダイナの、移動要塞浮上せずでヒビキ隊長がダイナに怒鳴るシーンへのオマージュ)、ケンゴはトリガーに変身するのは燃えました。
(7) 2大怪獣vs二人のウルトラマン
 初代マンでは、バニラはアボラスの泡に溶かされて敗北、残ったアボラスのみと初代マンは闘うものの(それでも初代マンはアボラスにスペシウム光線3発を放ちようやく倒した)、当時のコミカライズではウルトラマンが2大怪獣と対決していて、そして今回は二人のウルトラマンと2大怪獣、トリガーダーク(イグニス)がトリガー(ケンゴ)に青と赤、どちらがいいと聞くなど面白く、しかしアボラス、バニラは体内に毒素を持ち、簡単に行かないというもの(超古代文明が怪獣を倒せなかった考証として見事!)、必殺技で倒して、そして毒素を浄化する展開は見事でした(BGMに主題歌を使うのも燃えた!)。トリガーと、トリガーダークのタッグ、かつてのガイアとアグルを思わせるもの、そしてダーゴンはトリガーたちが仲間が助け合い強くなるのを危惧するものでした。
(8) サプライズ!トリガーダーク(イグニス)がユナをさらう!
 そして、ケンゴたちと、イグニス、今後もコラボかと思いきや、イグニスは等身大のトリガーダークになりユナを誘拐!実は電子番組表のあらすじで次回の展開はわかっていたものの、ショックでした。しかしイグニスは敵ではなく、ジャグラーみたいなもの、予告を見ても、ケンゴはイグニスの裏切りではなく、何か事情があると考えていて、今後の展開にも期待です。どうやら、ラストは今回も含めて5部作、おそらく次の2回は武居さんの演出、ラスト2話は坂本さんでしょう。
 今日明日は寒いです、皆さんお元気で。
No.12090 - 2021/12/18(Sat) 14:05:18

Re: ウルトラマントリガー 第21話 悪魔がふたたび / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
赤い悪魔と青い悪魔、活性化が始まってもすぐに逃げようとしない職員が数人、科学者によくある行動ですね。避難誘導に手間取るケンゴ達、泡に飲まれそうになりアキトを突き飛ばして行方不明になるケンゴ。彼の捜索を願い出るも非情な判断をせざるを得ない隊長の言葉に自分を責めつつ古代文字の解読を試みるも行き詰まっているとイグニスがさらっと翻訳、もはや手段は選べないアキトはわざわざ改良しておいたスパークレンスセットを渡し、いざ出陣!コートを羽織ってから変身するイグニス、あれ、よほど大事な物なのかも知れません。そして派手な乱闘を続ける怪獣達に攻撃、泡の中でバリアを張っていたケンゴを起こして共闘開始、華麗に決めてくれました。しかしイグニス、人間サイズのダークになってユナをさらって行ってしまいました。ユザレがいなければ出来ないことは何なのでしょう。それでもイグニスを信じたいケンゴ。アキトは自分を責めるでしょうが、彼もまた信じたいはずです。家族を奪われた苦痛を知る者同士ですし。しかしアキトは優秀過ぎると思いませんか?スパークレンスにZライザーの機能を持たせるわ、イグニス用に改良するわ、どこかの侵略者に誘拐されないか心配です。
ところで、映画の予告に狂喜乱舞する私。きゃー、ハルキとZが彼岸の間に来てくれるわー!!空の重箱持ってらっしゃい、おはぎいっぱい詰めてあげるから!Z、途中で食べちゃ駄目よ、兄さん達と一緒(特にジャック)にね。
では、今夜はこれにて失礼致します。そろそろ年越しの準備で忙しくなりますので、皆さんお体を大事にしてくださいね。
No.12091 - 2021/12/22(Wed) 23:55:50

ウルトラマントリガー 第22話 ラストゲーム 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:足立淳一郎  監督:辻本貴則

(1) 次のクロニクルはウルトラマン・クロニクルD
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。コロナのオミクロンで大変、さらに大変な厳寒ですが皆さんいかがでしょうか?
 まず、トリガーの後番組が決定、ウルトラマン・クロニクルD、ダイナとトリガーがテーマになり、ナビゲーターは今出ているマルゥルと、そして予想通りデバン、なお、その来年の新作ウルトラマンのネタバレもネットには出ていますが、円谷さんからの確定情報ではないのでここには書かないものですが、この分だとニュージェネレーションウルトラマンは2022年も新作が作られるのは確定、楽しみです。
 なお、今回の監督は予想外で辻本さん、今回と次回を武居さん、ラスト2話を坂本さんと予想したら違い、どうやらラスト3話を坂本さんが担当されて、武居さんは劇場版エピソードZをされるみたいで、今後も楽しみです。
(2) イグニスとの信頼、賭け
 前回、イグニスはユナをさらい、エタニティコアを使用することになり、そしてGUTS-SELECTと、自分を止められたらGUTSの勝ち、と言うもの、これは結果的に、イグニスはケンゴ、アキトたちの仲間と言うことになったもので、アキトも、隊長にイグニスを撃つ許可をというものの、アキトはイグニスにスパークレンスを改良して、そして今回も最後は協力するもので、このような、仲間を信じる展開がヒーローの力というものは昭和からあり、他方、今回のヒュドラムの最期はサプライズでしたが、悪は互いを信用していないのでそれで滅ぶ展開は多くのヒーローものの悪の組織にあり、イグニスは最終的にケンゴたちの仲間になることを選ぶ、アキトも信じる展開はやはりヒーローの定番です。
(3) 故郷を滅ぼされた恨み、怒り
 イグニスはヒュドラムに故郷を滅ぼされて仲間を失い、その復讐のために戦っているもので、復讐のために正義はなく(ズバットは復讐のためのヒーローですが、結果的に行為は正義になっている)、そして、ケンゴはそれでもイグニスを信じて、さらにアキトも同様、アキトはケンゴに対する初期の姿勢のように遠ざけるようなものがあるものの、仲間を信じるものがあり、そしてアキトも両親を失い、イグニスの気持ちは理解している模様で、なかなかに見事なものではありました。
(4) 卑劣の極み、ヒュドラム
 そして、カルミラ、ダーゴンがヒュドラムに呼び出されたと思ったら、それは罠で、ヒュドラムは二人を置いて抜け駆け!こうなる予兆はあったものの、ヒュドラムの汚さに唖然、卑怯な悪はある意味、ウルトラの本領発揮ですが、ヒュドラムのやり方には唖然!でした。
No.12092 - 2021/12/25(Sat) 19:18:22

ウルトラマントリガー 第22話 ラストゲーム 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) メカムサシン、令和のメガロマン?ゴッドマン?
 今回、イグニスが罠?として仕掛けたメカムサシン、新造の怪獣ではあるものの、容姿は東宝作品のメガロマン(79年)や帯番組のゴッドマンを思わせて、どちらもマニアのみ知るキャラクター(メガロマンは月曜日の19時からのフジテレビでの放送で、僕はその時間ルパン三世を見ていたのでほとんど見ていない)ですが、どうやら作り手にこの手のものにこだわる方もいるみたいで、しかしユニークな存在、結局ケンゴがトリガーになり対応するもので、他方ヒュドラムとは結局、イグニスが対峙する形でしたが、このメカムサシン、結構強く、トリガーのグリッターをカラータイマー赤に追い込むもの、そしてトリガー危機一髪に、ナースデッセイ号がバトルモードで援護、予想されたものですが、なかなかの見せ場でした。そして、このメカムサシンの刀が後でポイントになるのは面白いものでした。
(6) 卑劣、ヒュドラム!
 そして、イグニスはユナを使いエタニティの力を使おうとして、そこにヒュドラムが入りユナを利用しようとする、この卑劣さ、悪辣さはビックリ!ニュージェネレーションでもジードのケイ、タイガの霧崎のような悪はいたものの、それを越える悪にビックリ、しかしアキトが駆けつけて、ヒュドラムの目論見は破綻、悪は、やはり悪ゆえに自滅する、でした。
(7) イグニスvsヒュドラム
 そして、イグニスはアキトの信頼も得て、トリガーダークになり、さらにケンゴはトリガーのエタニティのキーを貸す展開、アキトも、ケンゴもイグニスを信じる仲間だから、そして、ヒュドラムは、お友達の声援が力になるとはというものの、例えばティガの、悪魔の審判では、闇に倒れかけたティガを人々の光、声援が復活させる展開はあり、そしてヒーローショーだと、ヒーローがピンチになると観客の子供たちの声援を受けて逆転するのは定番、要するに、信じる仲間の応援は正義の力であり、そしてグリッターの力も使用して、イグニスはヒュドラムを撃退、そしてケンゴ、ユナ、アキトたちに仲間として迎えられる展開は最高でした。
 イグニスを演じる細貝さんは10年前のゴーカイジャーとは正反対のキャラで、おそらく坂本監督の推挙だと思いますが、いいキャラ、昨年のゼットの大成功以来、ウルトラマンも活気づいています。今回のサブタイトル、ラストゲームの意味もよくわかりました。
(8) ビックリ!カルミラに粛清されるヒュドラム!
 逃げ足の速いヒュドラム、今回こそケンゴたちに敗れたと思いきや、生き延びていて、が、何とカルミラがヒュドラムを許さず、処刑(食べる?)展開にはビックリ!悪の幹部がその上に処刑される展開はヒーローものだと昭和から多数ありました(ジャイアントロボの悪の幹部ドクトル・オーバーは作戦に失敗してギロチン帝王に処刑される)が、裏切りを理由に粛清されるとは意外、今回はクリスマスの放映、ヒュドラムはクリスマス退場になりましたが、悪は自滅する、これに近いのはガンダムの1作目、悪のザビ家のトップ、ギレンが父親を殺したことを大義名分に妹キシリアに処刑される展開を思わせて、そしてガンダムだと、この内ゲバがジオン軍の致命傷になり連邦軍に敗北するのですが、どうやらダーゴンも同様の展開になりそうで、悪は所詮悪、定番のものと言うとそうですが、カルミラがヒュドラムの上をいく悪なのにビックリもありました。
(9) 仮面ライダーの正月映画観ました
 今日は大阪の海洋堂のホビーランドでティガとの撮影会もあったものの、寒くてパス、そして仮面ライダーの正月映画、ビヨンド・ジェネレーション見ました。なかなかいいもので、仮面ライダーの映画は10年前はやや粗製乱造的な雰囲気もあったものの、ウルトラマンが新作を続けると影響されてかいいものを作るようになりました。今では、仮面ライダーは特撮の代名詞(どころか、ライダーで人気の出た俳優さんなしにヒットするドラマも映画も作れない)ですが、ウルトラマンも肩を並べて、戦隊とともに、特撮は日本の文化芸術になりました。
 年末年始は寒いし、雪も心配されます、残り3話は来年です、皆さん良いお年を!
No.12093 - 2021/12/25(Sat) 19:19:41

Re: ウルトラマントリガー 第22話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
ユナをさらい、挑戦状?をたたきつけて遺跡へ向かうイグニス。しかしユナ、それほど取り乱すこともなく見守るような感じです。一方、歌舞いた宇宙人に苦戦するトリガー、ナースデッセイ号の援護で辛勝、力技で敵の攻撃をギリギリかわすテッシン凄い!トリガー、敵の刀を拾い、イグニスのもとに駆けつけ、渡したところでケンゴに戻ります。後はダークの勝利を信じるのみ。主人公が脇に回るのは珍しいですね、今回はイグニスの仇討ちのための回ですからね。しかしヒュドラム、ケンゴ達を撃とうとして庇って倒れるダークを嘲笑しながら打ちのめす。その時ケンゴの胸に光が、やってみるとそれをダークに送るユナ、それを手にして反撃、遂に勝利!その後いよいよ禁断の輝く球体に手をかざすも「やっぱりやめた」と帰ってくるイグニス。アキトの信頼を裏切りませんでした。「待ってるから」とアキトが言ってくれて嬉しかった。
が、ふらつくヒュドラムを吸収したカルミラ、妖怪そのもの…。怖すぎます。
では、今夜はこれにて失礼致します。今年も色々ありましたが、皆さん、どうぞ良いお年を。
No.12094 - 2021/12/30(Thu) 23:54:36
ウルトラマントリガー 第16話 嗤う滅亡 考察 / 棺桶のジョー [近畿] [ Mail ]
脚本 植竹須美男  監督 越知靖

(1) イグニスがトリガーダークに
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。立冬ですがお元気ですか。
 今回は、イグニスがナースデッセイ号に侵入してアキトのものを奪って、闇アイテムを開発してトリガーダークになるもの、イグニスは今までケンゴたちに協力的な面も見せていて、しかしニュージェネレーションシリーズだと主役のライバル的なキャラが、完全な敵(ケイ、霧崎)と主人公とわかり合う(ジャグラー、美剣サキ)とあり、イグニスは後者ですが、このトリガーダーク、デザインはダイナの最終章に出てきたゼルガノイド(人造ウルトラマン、テラノイドがエネルギーを失った後で敵スフィアに乗っ取られたもの)を思わせて、ところがヒュドラムが現れるとトリガーダークはヒュドラムと戦い、こういう、キャラクターが単純に敵味方、正義か悪かという図式はすでに70年代にガンダム1作目でなくなったものの(いわゆる勧善懲悪という図式は、時代劇ではあったものの、ヒーローものでは1作目の月光仮面が敵を殺さないことからわかるように、単純な図式の敵と味方の作品はヒーローものには元々ない)、トリガーダークはトリガーに一方的な攻撃をとどまり、単なる悪役ではなく、ニュージェネレーションシリーズ、よくやっています。
 他方、闇巨人はカルミラ、ケンゴに対する憎しみが尋常ではなく、ティガ・ファイナルオデッセイではルーツのカミーラはティガといい仲であったものの、今回は完全なる憎しみ、ネクサスでは、憎しみを力に使用として結局憎しみを広げてしまう展開になり、これは憎しみ=悪の構図そのもの、こういうキャラクターはライダー、戦隊にはなく、新鮮です。
(2) 暴走するトリガーダーク
 トリガーもトリガーダークに苦戦して、しかしイグニスの変身したトリガーダークも暴走、これは、闇ウルトラマンのルーツ、イーヴィルティガが、マサキ・ケイゴに制御できず暴走したものを思わせて、イグニスはヒュドラムを倒すためにトリガーダークの力を得たものの、しかし他方でイグニスは第12話でトリガーダークに取り入れられて、しかし完全な敵ではなく、面白い三つ巴の戦いがありました
 イグニスは、ウルトラマンの力をヒュドラムへの復讐に使うもので、もちろん復讐のためにそんなことをするのはダメですが、ヒュドラムはえげつない悪役なのでイグニスの言い分にもわずかに分あり、このような主役・敵だけでなく第3の勢力との三つ巴はゼータガンダム以来ヒーローものでは多数あるものの、新鮮で、そしてヒーローの伝統的なものを見せてくれました。
(3) メツオーガ出現!
 そして、戦いの後から隕石のようなものが現れて、これはヒュドラムの持ち込んだもの、ヒュドラム、卑怯な相手、そしてヒュドラムを仇と見るイグニス、しかしヒュドラムはトリガーダークを獣(けだもの、英語でビースト)と呼んで、そしてヒュドラムが魔獣を解放、魔獣メツオーガが隕石から現れて、どうやらタイガ最終回のウーラーの改造の模様、トリガーダークを食べようとするのも同様のものですが、このような複雑な構図の中で、ケンゴは落下する中でトリガーに変身、しかしメツオーガは圧倒的、強敵では、サタンデロスをすでに6話で撃破しているものの、かなりのもの、メツオーガはトリガーのゼペリオン光線も吸収、このルーツはベムスターが帰マンのスペシウム光線を吸収したものにあり、メビウス、ギンガ劇場版(タイラント)にもあり、特撮、トリガーダークがトリガーをビルのオフィスに押し付ける展開、ウルトラマンの特撮の伝統ですが、見事な特撮に圧倒されました。
No.12072 - 2021/11/06(Sat) 15:02:22

ウルトラマントリガー 第16話 嗤う滅亡 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) トリガーとGUTS-SELECTのコラボ
 そして、アキトがメツオーガを解析、喉元にエネルギーのところがあり、そこに集中して攻撃になり、ヒマリがGUTSファルコンを駆使してトリガーダークを牽制、トリガーはエタニティになり、剣を使いメツオーガの動きを止めてこれを担ぎ上げて、そこにバトルモードになったナースデッセイ号が止めを刺す展開、初代マンの、ジェロニモンにイデが止めを刺すものへのオマージュでしょう。このように防衛チームとウルトラマンのコラボは初代マンから多数あり、GUTS-SELECTも怪獣を何体も倒して頼りになるもの、アキトの頭脳なしでケンゴもトリガーも戦えなかったし、テッシンもマルゥルも、魔獣を倒して大興奮、ウルトラヒーローと防衛チームのコラボの最善の形、しかし、この後このままでは終わらないとの予感もありました。
 余談ながら、魔獣という表現は巨大ヒーローのザンダーマスクで初めて使用された名称(サンダーマスクはDVDになっていない封印作品)でその後アニメにて多用されているものの、ウルトラマンではオーブで魔王獣として使用された程度です。
(5) ところが、メツオロチ出現!
 トリガーとGUTS-SELECTの攻撃で、メツオーガは倒したものの、そこからさらなる魔獣、メツオロチが出現、このように一つ敵を倒してまた新たな怪獣が現れる展開は昭和からあったものの、メツオーガはタイガのウーラー的なもの、メツオロチはオーブのマガオロチ的なもの、メツオロチはオープニングに名前はなくサプライズ!そしてメツオーガを知っていたマルゥルも知らない不気味なもの、いや、これでは終わらないと予感はあったものの、驚くべきサプライズでした。
 メツオロチはナースデッセイ号の総攻撃もバリアで跳ね返し、消耗したトリガーを圧倒、ギンガSの前半クライマックス、ファイブキング出現のシーンを思わせて、絶望に打ちひしがれるGUTS-SELECTのメンバー、しかし戦いを止めないタツミ隊長のシーン、定番のものですが、燃えました。
(6) 強敵、攻略!
 トリガーは11話以降(総集編の13話を除いて)2話での展開が続いて、これはニュージェネレーションシリーズの定番。ライダーだと、平成ライダーは初期、毎回怪人の着ぐるみを新装出来ず、2話展開のものが定着して、ウルトラ、ライダーともにクライマックスは数話使って大団円を演出するものですが、次回はなかなかの、あらゆる攻撃を跳ね返す敵と言うものはヒーローものには定番ですが、これはいいものがありました。そして、タツミ隊長、ガーゴルゴンのキーを使用と語り、かなり燃える展開、ウルトラマンのニュージェネレーションシリーズは昨年のゼットが大変な名作であり、ゼット以降、レベルアップしたものを作り素晴らしいです。
 なお、11月は神戸・兵庫の住宅展示場などではウルトラマン、ライダーなどのイベントは意外と少なく、またひらかたパークでの年末恒例のウルトラマンのイベントもまだ発表されていないものの、今年はウルトラマン55年で何かやってくれると期待しています。
(7) V6は永遠です!
 ウルトラマンティガの主役、長野博さんの所属されるアイドルグループ、V6が解散になりました。テレビ、ラジオでも特番はあり、先週のKBS京都ラジオの番組で、一番リクエストの多かったのがティガの主題歌、TAKE ME HIGHER、やはりウルトラマンティガの主題歌だから、というものでファンとしてうれしかったです。V6の功績は不滅、平成特撮を復興させたウルトラマンティガの主題歌のグループとして語り継がれるでしょう。
これから寒くなります、皆さんお元気で。
No.12073 - 2021/11/06(Sat) 15:03:44

Re: ウルトラマントリガー 第16話 嗤う滅亡 考察 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
トリガーダークになったものの、やはり振り回されるイグニス、落ちた穴から這い出すシーンは恐ろしかった。そんなに暴走したら仇討ちの前に心臓が止まるかもと心配せずにはいられません。「使いこなす」と自分に誓っていましたが、どうするのでしょう。伏井出ケイの時にも思いましたが、本当に最後の一人になってしまったのでしょうか。生き残りと出会い、共に生きていく日が来るといいのですが。
一方、ユザレの力が使えないユナ、あれ?別に驕っているわけでもないし、他人の力をあてにしている内にはいるかなぁ?…今使うとダークを救えなくなるとか?元々トリガーはダークと一つの存在だったから、再び融合することで何かが起きるから?うーん、分かりません。
それでは今夜はこれにて失礼致します。ここ数日で急に寒くなりました、皆さんも風邪などひきませんように。
No.12074 - 2021/11/12(Fri) 22:03:49

ウルトラマントリガー 第17話 怒る饗宴 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本 植竹須美男  監督 越知靖

(1) メツオロチを石化させたものの・・・
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。寒くなりましたがいかがでしょぅか?
 前回、出現したメツオロチにトリガーは敗北、そしてナースデッセイ号はガーゴルゴンのキーを使用してメツオロチを表面的に石化させたものの、これはアキトが未完成で危険と警告するものの、他に手がなく使用して、結果オーライと思いきや、ナースデッセイ号も一部石化して戦闘不能になり、こういう副作用?のある武器を使い問題を起こすのは昭和から様々ありましたが、やっぱりか、ではあり、そして石化にはやはりタイムリミットもあり、GUTS-SELECTは地上戦を余儀なさくれるもの、アキトの立てた作戦で様々な展開があり、タツミ隊長の、決してあきらめないはヒーローの鉄則ですが、燃えました。
 今回も全編戦闘場面、バトルシーンの連続はヒーローものの定番ですが、ライダー、戦隊だとこういう展開はそれほどなく、燃えに燃えました。
(2) イグニスの過去
 100年前に、イグニスは故郷をヒュドラムに滅ぼされて、復讐のためにトリガーダークの力を使用、このような背景を持つキャラクターは過去多数あったものの、イグニス、復讐は許されないものの、一部の利はありました。
 それにしてもヒュドラムの卑劣さは驚くべきもので、タイガのトレギアもえげつないものがありましたが、ヒュドラム、悪の巨人の存在感に圧倒させられました。
(3) GUTS-SELECT、地上戦
 ナースデッセイ号が不調になり(ナースキャノンが使えない)、GUTS-SELECTは地上戦、防衛チームの地上戦は昭和から無数の例があり、しかしレーザー武器など使用できず、アナログの武器を使用するもの、隊長が地上で指揮を執り、こういう展開もなかなか、GUTS-SELECTは母艦、ナースデッセイ号で作戦を取るのが今まで、母艦が十分使えないパターンは新鮮、そして、この地上戦はラストにも意味が感じられました。
 メツオロチは角でエネルギーをコントロール、アキトの解析でわかったものの、こういう作戦、見事な展開を見ました。
No.12075 - 2021/11/13(Sat) 15:18:40

ウルトラマントリガー 第17話 怒る饗宴 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) ケンゴ、17話にしてパイロット
 今回、驚いたのは、GUTSファルコンが不時着したら、何とケンゴがメンテナンスベースに乗り戦闘、ウルトラシリーズでは主人公が戦闘機に乗るのは定番なものの、ケンゴは今回まで戦闘機の登場経験なし、いつ戦闘機の操縦を覚えたと例によりオールドファンは突っ込むものですが、それも野暮なもの、そして結局撃墜されて、ケンゴはトリガーに変身するものの、トリガーダークとケンゴの攻撃でメツオロチの弱点の角を攻略するもの、これは定番で燃える展開でした。
(5) エタニティで一刀両断!
 そして、トリガーとトリガーダーク、メツオロチ、カルミラのバトル、しかしトリガーはGUTS-SELECTの援護もあり、トリガーはエタニティグリッターになり、GUTSとの共同作戦でメツオロチを撃破、強敵をあまりに簡単に倒した?というような印象もあったものの、弱点を撃破しての攻撃は燃えました。
(6) 第2ラウンドが何とカルミラとの戦い!
 ところが、メツオロチをトリガーが倒した後、カルミラがトリガーに攻撃(その際にマルチタイプに戻っていた)、カルミラはトリガーというより、闇のトリガーを光にしたケンゴに憎しみで、それで前が見えないものもあり、これをイグニスの変身したトリガーダークが援護、そしてエネルギーを消耗したトリガーに代わり、GUTSのメンバーがカルミラを攻撃、ダーゴンもカルミラを制して、結局撃退するものの、人間とウルトラマンの絆を感じて、それのない闇巨人たちの対比を見ました。
 しかし、カルミラの、ケンゴへのすさまじい憎悪は恐ろしいもので、ダーゴンが冷静に見えるほど、そして闇巨人は分が悪くなるとすぐ異世界に逃げて、卑劣ですが、面白い対比でした。
(7) イグニス、拘束
 そして、変身を解いたイグニス、キーをアキトが確保して、GUTS-SELECTのメンバーがイグニスの身柄確保、過去にはオーブでジャグラーがラストから3回目で拘束された例があるものの、イグニスは今までナースデッセイ号に出入り放題?本人はこれでうまく行くとつぶやくもの、イグニスが今後どうなるのか、注目です。
 次回のサブタイトルは初代マンのウルトラ作戦第1号のパロディ、なかなか楽しそうです。先週は神戸新長田の三国志祭りに行き楽しめました。皆さんお大事に。
No.12076 - 2021/11/13(Sat) 15:20:52

Re: ウルトラマントリガー 第17話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
私は今回、ヒマリを心配してました。ナースデッセイ号内での隊長への返事もはっきりしないし、作戦実行直前の「任せて」も自信なさげ。そして出撃すればダークに邪魔されリモート遮断で不時着、「何で−?」と泣きそうだったのでは?が、なんとケンゴが手動で操縦、ヒマリ歓喜、「ファルコンちゃんが素敵ならパイロットが私じゃなくてもいいの!」だったのでしょうか。それにしてもコクピットが以外に広い、見てるこちらは特空機に慣れているので驚きました。それはともかく、いざとなったらやっぱり手動、いいですね!ガイズのフォーメーション・ヤマトもメカゴジラ機龍もそうでした。シズマのファルコンはどうでしょうか。
戦闘終了後、拘束されるイグニス、独房シーンも久しぶり、しかし正座はしなかった(笑)まあ、彼のことですから脱獄は簡単、今は一休みというところでしょうか。
では、今夜はこれにて失礼致します。今夜は満月で皆既月食に近いそうですが、月から地球を見たらどのようになるのでしょう。
No.12077 - 2021/11/19(Fri) 23:17:56

ウルトラマントリガー 第18話 スマイル作戦第1号 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根本歳三 監督:田口清隆

(1) 田口パロディ名作
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。コロナはまだまだ油断なりませんが皆さんお元気ですか?ちょっと多忙のために簡略化した考察で失礼します。
 今回は7,8話に続いての田口監督のもので、パロディ的な位置のもの、田口さんは仮面ライダーの新作BLACK SUNの特撮監督も務められることになり、これでウルトラ、戦隊、ライダーの特撮を全部担当されることになり、今回はGUTS-SELECTの組織拡大、こういうネタは昭和から多数あったものの、田口さんはシリアスSFとギャグの双方OKで、今回は過去にも名作を書かれた根本さんとのコラボ、冒頭に怪獣とカルミラのバトルの悪夢をケンゴが見るもの、これは伏線かと想像されて、タツミ隊長がアジア総司令になる、隊長の交代劇は昭和ウルトラには何回かありましたが、今回はギャグ的、それらをギャグとして、そしてシリアス系のネタもあり、今回の話に近いのはマックスの名作、わたしはだあれ、であり、精神攻撃、隊長の出世も、テッシンのモデルも、ヒマリの宝くじなどもそれで、田口さんは過去に、SF系の正攻法のものだけでなく、エックスのXIO24時のようなギャグものもされて、昭和だと、正攻法の話は円谷一さんや満田さん、異色作は実相寺さんと役割分担もありましたが、平成だと村石さん、ティガ、ガイアでは正攻法のものをやり、ダイナやマックスではギャグものもされて、そういう流れのもので、精神攻撃を見破ったのがイグニスというのも面白いです。
 そして、最後に出てきた謎の男がキリエロイドでしょう(胸のマークもそう)、キリエロイドが精神攻撃を画策した模様です。
 今回は、ダイナの名作、うたかたの空夢的な要素もあり、なかなか楽しいものでした。スマイル作戦第1号は、初代マンの第1話のサブタイトルのパロディですが、面白い展開でした。
(2) 闇巨人の悪しき策謀
 カルミラの、トリガーを闇の巨人として取り戻したい欲望は大変なもので、原典のティガ・ファイナルオデッセイに出てきたカミーラは愛憎のキャラでしたが、カルミラは狂気を思わせるものもあり、劇的、そして卑怯なヒュドラム、ユナに思いを寄せるダーゴン、闇巨人はユニークで、彼らは悪であり、互いを信頼して高め合うものではなく、悪として利用し合うもので、次回は彼らが仲違いになる模様ですが、悪のウルトラマンがこういう存在感を見せるとはビックリです。
No.12078 - 2021/11/20(Sat) 19:12:49

ウルトラマントリガー 第18話 スマイル作戦第1号 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(3) 悪乗りの中にシリアス
 そして、マルゥルはいい物件を見つける、アキトもトリガーになれるなどのギャグ的なものですが、それらは精神攻撃という展開で結構シリアス、トリガーの原典、ティガはハードSF系の作品になりましたが、しかし当初の方針だとセブン的なSF志向より初代マン的なものを目指していたものの、作り手がセブンのファンで、ハード志向になった、それに似たものもあります。
(4) ゴルバー、地球に出現
 そんな中、第1話で火星に出現したゴルバーが地球に現れて、ケンゴは早速トリガーになり、走っての変身は新鮮、しかしゴルバーは火星の時より強くなっているもの、これの原典のゴルザは様々なものに出ていて、ダイナに出た際は強化されており、ゴルザとメルバの合成怪獣、なかなかうまくやっています。
(5) ユナが仕掛けに気づく!
 このような精神攻撃でみんな幻想を見せられてのもの、その中でイグニスが正気に戻り、それにつられて、ユナが仕掛けに気づくもの、これは面白い展開で、何よりタツミ隊長への辞令は健康診断の結果で医者に行くべき、テッシンのポスターはすでに撮影済み、ヒマリの宝くじは福引!これらは昭和的なネタで、さらにケンゴも同様のものにあったものの、GUTS-SELECTの正常化により、ナースキャノン発射でケンゴも正気に戻り、エタニティの力でゴルバーを倒すものの、トリガーのカラータイマーが点滅して以来の展開はマックスの、わたしはだあれ、的な雰囲気で楽しいものでした。
 そして、ダーゴンはユナから花をもらったというのも、これもダーゴンの幻想でしょう。そのダーゴンがヒュドラムらと一緒にいて、花を見ているのは面白いものでした。
(6) 今後の展開
 この精神攻撃は闇巨人にもあった模様で、様々な勢力が交錯するもの、キリエロイドはどうやら闇巨人の仲間ではなく、ユナと関わる模様で、今後も楽しみです。
(7) ウルトラセブン、日曜朝のBS再放送は好評
 NHKのBSプレミアムで、ウルトラセブンの再放送、リマスター版を日曜日の8時からやっていて、セブンは地上波で無数に再放送されているものの、セブンの再放送の後はツイッターにセブンがトレンド入り、制作されて半世紀たつ作品がこれほど注目されるのはオールドファンとしても頼もしいものです。
 なお、2017年以来、夏に東京で行われたウルトラマンフェスティバル、暮れにひらかたパークに来ていた(2019年はニュージェネレーション特集、昨年は特撮のDNAウルトラマン)ものの、今年は正月のひらかたパークでの特集は発表なしですが、しかし今年は神戸での円谷エキシビション、その他、住宅展示場でのウルトラマンのイベントはあり、今後も期待しています。皆さんお元気で。
No.12079 - 2021/11/20(Sat) 19:14:14

Re: ウルトラマントリガー 第18話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
可笑しくも恐ろしい話でした。操られている中で一番心配だったのはアキトです。「選ばれなかった悔しさ」が再燃、やっと自分にその時が来たと思ったら…。その後暴走しませんように。ダーゴンもまた出て来て、ユナから花を…幻想のはずなのに、花は消えないまま。これも手のこんだ罠?
今回はやはり簡単に脱獄したけど出て行かないイグニスのお陰で、目が覚めたメンバーの協力のもと倒せましたが。
それにしても、様々な敵が入り乱れると、時空の歪みも頻発するのでは?それこそタルタロスの思う壺とか。ベリアロクはそれをどうにか出来るんですよね、ここでZが来る?来るタイミングはとにかく、ストレイジとの共闘が見たい!ただ、ユカがマルゥルを「解剖ー!!」と追い回すでしょうね。
それでは今夜はこれにて失礼致します。いよいよ冬が来ますので、皆さんお大事に。
No.12080 - 2021/11/26(Fri) 21:18:20

ウルトラマントリガー 第19話 救世主の資格 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根本歳三 監督:田口清隆

(1) モルフェウスRの脅威
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。コロナは落ち着いても寒くなりましたがいかがでしょうか。今回も簡略でさせてください。
 今回は実質前回の続き、GUTS-SELECTの隊員に精神攻撃、だけでなく闇巨人3人にもそれ、今回はミツクニと、そしてクライマックスにまさかのティガの登場でこれがキーポイント、ナースデッセイ号に宇宙線攻撃、願望を幻想にするモルフェウスRというもので、前回の打撃でナースデッセイ号は当初使用不能、もちろんその後で登場するものの、続き物の面白さを見せてくれました。これ、GUTS-SELECTのメンバーは皆まじめで能力があり、それゆえに前回のような面白い展開が成り立ったわけで、さらにユナのみ正常であったのはユザレの力によるもの、そのユザレの覚醒は、ティガの出現として現れた展開はなかなかのものでした。
(2) 闇巨人の内ゲバ!
 前回出現したゴルバーは闇巨人の手配ではないというのにビックリ、そしてカルミラとヒュドラムが言い争いになり、それが闇世界だけでなく、実世界でのバトルになるものはビックリ!この手の悪の組織の内ゲバ?はヒーローものでは昭和によくあるもので、上原正三さんのデンジマンなどにあり、その前にガンダムの1作目では悪のザビ家が最後内ゲバで自滅するものでしたが、これはモルフェウスRの作用、これを見たら闇巨人たちは互いを信用していないもので、しかし、今回は彼らと戦ったトリガー、ケンゴの様子、カルミラが泣いていると感じたのはビックリでした。そして、前回ダーゴンがユナから花をもらったのも幻想で、闇巨人、これほど悪の存在として信用していない打算的なものは珍しいもので、ビックリでした。
(3) 闇巨人3人vsトリガー
 そして、現実世界でバトルを始めたカルミラとヒュドラム、それをダーゴンが制するものの、内ゲババトルに、結局被害を減らすためにケンゴもトリガーになり闘い、当初ナースデッセイは使用できずでしたが、闇巨人、今回はカルミラがマナカ・ケンゴというので、正体ばれると思いましたが、何ともけったいなもの、カルミラにとって、トリガーはかつて愛した仲の模様でした。
No.12081 - 2021/11/27(Sat) 19:43:58

ウルトラマントリガー 第19話 救世主の資格 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 平成のバルタン星人、令和に出現
 ユナは謎の男(キリエロイド)に遭遇、救世主になるのかと問うもの、原典のティガではキリエロイド(キリエル人)はティガ、ダイゴに迫るものでしたが、今回はユナと、ミツクニに敵対する存在、意味のあるキャラクターでした。そして、ユナがユザレとして覚醒したのを見て、闇巨人たちはトンズラ、何とも情けないショボい悪かと感じました。
 キリエロイドは、ゴジラvsビオランテの原案の小林晋一郎さんはティガに出た際に平成のバルタン星人と呼ばれましたが、それが令和に出現になりました。
(5) 田口特撮、ティガへのオマージュ
 令和版キリエロイドはティガのものと同様の着ぐるみ、そして同じく夜のバトル(小林晋一郎さんによると、ティガの戦いの半分以上は夜)、トリガー、キリエロイドの動きもティガ「悪魔の予言」、「悪魔の審判」へのオマージュ、これを見たら、ティガはもう25年も前の作品(ティガ時点で初代マンは30年前)にもなる=ウルトラマンの歴史がこんなに続いているのかと驚きます。これは田口清隆さんの演出、様々な特撮をされて、今や怪獣特撮のエース、さすがのものでした。
 また、GUTS-SELECTもナースデッセイ号の応急修理を終えてトリガーとともに戦うのはさすがでした。
(6) ミツクニの光、ティガとなる!
 すると、ユナはミツクニにも光があるというので、これはエネルギーを消耗したトリガーにエネルギー補給かと思いきや、ミツクニの光は実像のティガになり(ティガの変身アイテム、スパークレンスが一瞬見える)、これはビックリ!オープニングにティガのスーツアクターの表記はあったものの、サプライズ、そしてティガが消耗したトリガーにエネルギーを与えるシーンは、ティガのウルトラの星で初代マンがヤナカーギーにエネルギーを奪われたティガに補給するシーンのオマージュ、さらに、ティガのメインテーマがかかるのも、そのウルトラの星で初代マンのバトルBGMが使われたシーンへのオマージュ(前回のティガの曲はエックスでの再録音のもの、今回はティガのオリジナル)、キリエロイドに対して、パワータイプになり対決、スカイタイプになり高速バトル、最後は予想されたダブルゼペリオン光線!燃えました。
 この、ティガのことを知っているのはミツクニのみ、アキトはティガの具体的な名前を知らない模様でしたが、これでトリガー世界とティガの世界は完全なパラレルワールドになったわけで、納得できるものでした。令和に、平成との共演はすごいものでした。
 ティガは、動画のネット配信もOKになったし、ラストでオリジナルのダイゴ、長野博さん出演とかだと(困難でしょうが)素晴らしいです。
(7) 次回はまた総集編
 次回は意外にもデバンによる総集編、どうやらトリガーは25話だとすると来年1月いっぱいみたい、そして、各地のM78ショップではヒーローとの撮影会も2年ぶりに行われて、今後も楽しみです。皆さんお元気で。
No.12082 - 2021/11/27(Sat) 19:45:28

Re: ウルトラマントリガー 第19話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
操られたことに落ち込む面々、自分の欲というか弱点を見抜かれ嗤われた気分なのでしょう。しかし泣いている場合ではなく、それもまた辛いですよね。しかしカルミラ、精神攻撃を受けなくてもああなっていたような。そこまでの恋をしていない私は、恋に狂う女は始末に負えないと引くばかり。トリガーをたぶらかしたユザレをどうしてくれようか、と何か仕掛けるんじゃないかと心配です。
さて、ミツクニがティガの光を宿していたとは。ティガの世界からの使者として、重い使命を背負って来た彼。ケンゴの母同様、我が子を戦場に送り出すことを義務づけられているなんて。
そして戦い済んで飛び去っていく二人のウルトラマン、しかし軌跡は一つだけしか見えなかったような。ティガはミツクニの中に戻ったとか?
それでは今夜はこれにて失礼致します。
No.12083 - 2021/12/03(Fri) 23:11:37

ウルトラマントリガー 特別総集編 咲き乱れる悪の華 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) 悪の特集
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。寒くなりましたが皆さんいかがでしょうか。
 今回もデバンのナビゲートによる総集編、トリガーの今までの話を中心に、最初にグリッターの力を使用するものを描いて、それまでの作品、あるいは過去のシリーズに出てきた悪のキャラクターを描くもの、ウルトラマンは怪獣なしに存在できないもので、もちろん怪獣=悪ではないものの、トリガーの闇巨人、アブソリューティアンなど悪ではあり、今回は明確な悪意をもった敵側のキャラクターの紹介(イーヴィルティガみたいに完全な悪ではないものもある)でした。
 ウルトラシリーズでの「悪」は、ザラブ星人のように人間を敵対させる、セブンの侵略者のように悪意を持つもの、そして帰マンのナックル星人のようなとんでもない悪、エースのヤプール人のような卑怯なことを平気でやるものなどいて、SFヒーローものの中でも悪のレベルはウルトラマンだと高く、近年だとジードのベリアルとケイ、タイガのトレギアなどえげつない悪役が出て、こういうものはライダー、戦隊にはないもの(メビウスのヒルカワのようなキャラクターも他のヒーローものには出てこない)、このような怪獣の紹介は、テレビ東京系での5分間番組でよくありましたが、特別総集編でのものも楽しいものでした。
(2) イーヴィルティガとトリガーダーク
 そして、ティガの名キャラクター、イーヴィルティガを紹介、関連して、トリガーダークの力を使用するイグニスのことで、力の使い方を間違えるととんでもないことになるもの、イーヴィルティガになったマサキ・ケイゴはティガ最終回でティガの復活のために尽力して、敵・悪ではないものの、そのデザインは秀逸、まさに悪のウルトラマンの存在感は大変なもので、イーヴィルティガは怪獣扱いなものの、存在感はありました。
(3) ベリアル、悪のウルトラマン
 そして、ここ10数年ウルトラシリーズを支えるベリアル、悪のウルトラマンという存在感は強く、ライダーでも同様の悪のライダーはベリアル以前からいたものの、ベリアル以降、ライダーではいわゆるラスボスが敵ライダーというのが増えるほどの影響力がありました。
(4) 最後に、ティガ・ファイナルオデッセイから
 そして、トリガーの原典である、ティガ・ファイナルオデッセイ、闇巨人の存在、これは悪のウルトラマンとして、ベリアルのルーツ的なもの、今回は悪というもの、怪獣ではなく、悪の存在のウルトラマンたちを特集した意味はありました。
 そして、デバンがパニックになり、ギャラクシーレスキューフォースに助けを求めるのに電話!というアナログなネタ、こういうギャグも決まっていました。
(5) 最終回は来年1月22日
 公式ツイッターで、トリガーの最終回は来年1月22日と決定とのことが報じられました(オンラインで寺坂さんも参加される最終回を見るイベントあり)。おそらくその次の週は総集編、2月からまたクロニクルでしょう
 次回の怪獣はタイガのゴロサンダーの改造の模様で、トリガーだと過去の着ぐるみをそのまま使用ではなく、改造して使っているのは面白いものです。
(6) 大阪・海洋堂でウルトラマンフィギュア展開催
 本日より、大阪の門間にある海洋堂にて、ウルトラマンのフィギュアの展示会が開始と円谷さんの公式HPにあり、これは大阪なので行こうかと思っています。
 寒いです、皆さんお元気で。
No.12084 - 2021/12/04(Sat) 13:57:18

Re: ウルトラマントリガー 特別総集編 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
再びデバンの復習の回ですね。「悪役」にも色々あり、英雄になりたかったのに暴走した者、復讐のために自分の人生を捨てた者もありました。始めから悪だったというほうが少ないのかも知れません。ベリアルもジャグラーもそうでした。人の心は弱いものですね。
さて、ケンゴは「光の子」でありますが、いつ、どうやって人間の子として育てられることになったのか、湊アサヒのような存在なのか?それが分かるのは年が明けてからでしょうね。
それでは今夜はこれにて失礼致します。寒さが本格的になってきましたので皆さんお大事に。
No.12085 - 2021/12/05(Sun) 22:35:50

ウルトラマントリガー 第20話 青いアイツは電撃とともに 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:継田淳、監督:辻本貴則

(1) ヒュドラムの策謀
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナはオミクロン株でまた大変ですが、いかがでしょうか。
 今回はバリガイラー、タイガのゴロサンダーの色違いのものがまず等身大で登場、それも関西弁でしゃべるもの、今回はカルミラ、ダーゴンは登場せず、ヒュドラムはカルミラに先駆けてユザレを手にしようとするもの、様々な卑怯なことをしてきたヒュドラムでしたが、これはビックリでした。闇巨人たちに仲間意識はなく利用するだけ、こんな悪党は異例ですが、キサラキ星(タロウの鬼怪獣の母星らしい)の彗星まんじゅうのためにバリガイラーをだますもの、ユナ(ユザレ)誘拐を依頼するものの、バリガイラーはユザレに痛い目に会い、ためらうものの、バリガイラーは
 このバリガイラーはゴロサンダーを塗り替えたもの、昭和だと、ジャンボーグAに出てきたキングジャイグラスを黒く塗っただけで、ファイヤーマンにブラッカーとして出したこともあり、怪獣の改造は無数に例があり(Qのペギラを初代マンのチャンドラーなど典型)、昨年のゼットまで、過去に出た着ぐるみをそのまま使用のものが多かったものの、トリガーでは過去のものを改造するのが目立ち、これは貴重です。
 そして、バリガイラーはコミカルなキャラ、前半からトリガーとのバトルが開始されるものの、相撲を思わせるアクションは昭和からあり(エースや80など)、しかしネコだましなど新鮮、実際の相撲のネタを使用して、なかなか楽しめました。ところが、へそに人質を取るのはゴロサンダーと同じ(あの時はカナを人質にとった)、中からは壊せないものでアキトを人質に取り、どうやらヒュドラムの策謀らしく、なかなかに汚いものでした。
(2) ユナ、ユザレとして覚醒
 今回、アキトが、ユナが前回でユザレとして覚醒したとタツミ隊長らに告げて、テッシン、ヒマリも驚き、ユナは眠り続けて、このような展開もSFものにはありましたが、定番のものでいいものでした。そして、目覚めて、アキトのためにというものの、ユナには地球の運命がかかっていて、隊長も安易に出せないもの、結局ユナは立ち上がるもの、新鮮な展開でした。
No.12086 - 2021/12/11(Sat) 14:19:47

ウルトラマントリガー 第20話 青いアイツは電撃とともに 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(3) ミニチュアにこだわる辻本特撮
 今回は辻本監督の担当、第9,10話以来、以前もガッツウイングをミニチュアでされて、今回もミニチュア特撮に凝ったものをされて、電車や自動車もそのネタ的に使われてなかなか、辻本さんは夏にNHKでガンディーンもされて、今や特撮界の主力、見事でした。
(4) イグニスがユナに力を貸す
 アキトが人質に取られて、救出のために、イグニスが自分のアイテム、グエバッサーの羽をユナに貸して、イグニスは今や囚われの身ですが、しかし第6話辺りは実質GUTS-SELECTの隊員、力を貸すのは当然みたいで、イグニスも闇落ちしたとは言え、彼にとって仲間の仇を打つのと、ユナ、ケンゴたちに手を貸すのは同義、演じる細貝さんは10年前ゴーカイジャーで悪役をされたものの、このような役どころも見事でした。
 今回は前半でケンゴは変身してずっとバトル、ニュージェネレーションシリーズでも何度か試みられたもの、定番になり、昭和ウルトラとは異なるものもいい感じでした。
(5) ユナ、囚われても
 ユナをへその人質にとっても、そこでユナとバリガイラーは会話、ヒュドラムに騙されていたことを告げる、ヒュドラムの狙いはエタニティコアで宇宙を闇に落とすことで、そうなったらバリガイラーはまんじゅうを食べられないとして説得、そしてヒュドラムにとってバリガイラーは噛ませ犬!(こういう卑怯者の定番を語るとは!)と知ると、バリガイラーはトリガーを解放、してトリガーもヒュドラムに対峙、卑怯な相手をこのように撃退するのは素晴らしいものでした。
(6) トリガーとバリガイラーのコラボ
 そして、騙されていたと知ったバリサンダーは、トリガーとともにヒュドラムに攻撃、ヒュドラムはバリガイラーのへそのユナを奪うものの、バリガイラーの助けもありトリガー、ケンゴが助ける定番の展開、トリガーはエタニティになり、ヒュドラム撃退(倒したのではない、本当にヒュドラムは逃げ足が速い)、友情を確かめ合うケンゴ、アキト、ユナにバリガイラーもエールを送る展開はなかなか、そして闇巨人の償還した怪獣が生き残るのはトリガーで初の展開、バリガイラー、みんなで仲良くしろというなど、愉快なキャラクターでした。
(7) 次回はアボラス、バニラ出現
 次回は初代マンの悪魔はふたたびの再現?アボラス、バニラが出て、パワードにもあったものの、これも楽しみです。
(8) ウルトラマン、シンガポールとの親善大使になる!
 そして、日本とシンガポールの国交55年を記念して、観光ムービーが製作されて、監督は田口清隆さん、今やウルトラマンに国境はなく、ウルトラギャラクシーファイトは英語、中国語でも配信、特撮ヒーローだと、スーパー戦隊シリーズはパワーレンジャーとして、世界に発信されています(それ以外にも日本オリジナルも世界で大人気)が、ウルトラマンも世界への共通言語になりそうです。
 大阪の海洋堂でウルトラマンフィギュア展もあり、行きたいです。寒くなります、皆さんお元気で。

 
No.12087 - 2021/12/11(Sat) 14:20:59

Re: ウルトラマントリガー 第20話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
ユザレもウルトラマンも消耗が激しい、連戦はあまりに危険、こういう時こそ人間との連携が必要なのは昭和からの課題ですが、どう乗り越えて行くのでしょう。ユナを出したくないと隊長が止めるのは当然です。しかし敵が待ってくれる訳もなく、青い雷様がバリバリバリー!!饅頭で釣られて…。まあ、よだれは滝のように流すは、目が饅頭になるはで笑いましたが。ヒュドラムの入れ知恵でアキトを人質に取り、ユナを呼び出し、ほうきで飛んできた彼女とアキトを交換。「え、アキトは返すの?ヒュドラムだったら返さないだろうな。」と思いました。バリライガーは悪人ではなく悪党ですね。さてユナ、どうやって戦うのかと思ったらヒュドラムの企みを話して説得、素直に信じてくれたバリライガーのお陰でトリガーもユナも助かりました。
そして笑顔で去っていく彼がヒュドラムに撃たれなくて良かった。
今年も残すところ二週間、色々大変でしたが、新情報も入ってきて来年が待ち遠しいです。はーやーく来い来い劇場版。
それでは今夜はこれにて失礼致します。
No.12088 - 2021/12/16(Thu) 22:58:40
ウルトラマントリガー 第11話 光と闇の邂逅 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:ハヤシナオキ 監督:武居正能

(1) 平成・令和恒例の闇落ち
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナは緊急事態解除になりましたがまだまだ大変なものの、いかがでしょうか?今回出かけていてレビュー書くのが遅れました。
 ニュージェネレーション、恒例の前半クライマックスの11,12話、脚本はメインのハヤシナオキさん、演出は昨年のゼットに続いて武居監督の担当、そして平成・令和ウルトラ恒例の闇落ち、ニュージェネレーションシリーズでは、ベリアルの要素がパワーアップのものになる(オーブ、R/B、ゼット)て、今回は最初からウルトラマンになってのバトル、この形はメビウス以降いくつかあり、しかし、今回は本篇開始前にケンゴは変身して、そして実世界では戻らず、過去のこの形、最初からバトルだと一旦敗れて変身解除、後半にもう一度変身になるものの、今回は敗北したもの、トリガーがダークになるもので、こんな展開はライダー、戦隊にもなく、驚きました。
ニュージェネレーションシリーズでは、ベリアルがパワーアップのポイント(オーブ、R/B、ゼット)になり、それ故に闇に落ちる展開が恒例でも、最初からトリガーがカルミラを始め闇巨人に敗れて、カラータイマーが消えて、敗北とは異なるものの、ケンゴとGUTSスパークレンスが離れ離れになり、こういう展開は異例、ケンゴが闇世界に飛ばされてのもの、これはトリガーの原点である、ティガ・ファイナルオデッセイの展開に似て、さらに怪獣は出ず、闇巨人3人に、トリガーダーク出現、闇落ちはライダーでもあるものの、ティガの設定と展開をうまく使用して、いいものをやってくれました。
(2) 異世界でユザレと出会う
 今回、ケンゴはトリガーと離脱させられて(タイガの16,17話の展開に似ている)、そして異世界でユザレと出会い、すでにユナとユザレの関係は示されていたもの、ティガではイルマ隊長とユザレの関連性があり、そして新たなスパークレンスを手に入れて、これらもティガ・ファイナルオデッセイの展開を思わせるもの、そしてケンゴとユザレはトリガーダークに追われての逃避行、ケンゴはトリガーダークに光の力を使える模様で、ユザレとケンゴのやり取り、スマイルスマイルというもの、ユザレは異世界でのユナではあるものの、3000万年前の世界との行き来、このような展開は、トリガーが異世界でのティガであるために成り立ち、意欲的なものを感じました。
No.12057 - 2021/10/03(Sun) 15:34:00

ウルトラマントリガー 第11話 光と闇の邂逅 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(3) エタニティコアが開かれて
 今回登場したトリガーダーク、次回、パワーアップしたトリガーと闘うもの、ティガ・ファイナルオデッセイに出てきたティガダークは光を取り戻してマルチタイプに戻るものの、どうやらトリガーダークは一種のニセウルトラマンであり、ティガとの差別化に意欲的なものでした。
 そして、エタニティコア、アキトの研究している石板にあるものの、これはカルミラらは宇宙を破壊しようとするもの、ジードでのベリアルのような位置にある世界のカルミラたち、ユザレをとらえて、エタニティコアをわが物にしようとする、カルミラたちは、悪のウルトラマンとして、ベリアルとも異なる位置を持ち、そして今回冒頭のカルミラのトリガーへの絡みの入れ込みは恐ろしいものもあり、闇巨人の存在、なかなか面白い展開でした。
(4) 闇巨人の位置
 前後しますが、闇巨人たち、冒頭、カルミラとヒュドラムは巨大化してトリガーを追いつめて、他方ダーゴンはユナに思いがある模様、前回はダーゴンがユナ、アキトを助けて、ひょっとしたらダーゴンは主人公側につくのかも知れません。
 悪のウルトラマンというものは平成以降独特のもの、昭和だと宇宙人の変身か、ロボットが偽ウルトラマンでしたが、平成ではイーヴィルティガ以来、悪のウルトラマンが出現して、それはライダーにも大きな影響を与えて、ライダーはここしばらく、敵側のライダーのキャラクターがラスボスであり、ウルトラマンでも、ベリアル、トレギアと悪の存在(それも一筋縄ではいかない)が存在感を見せてくれています。
(5) トリガーダークは悪のウルトラマン!
 さらに、トリガー(この世界のもの)が敗れた後、トリガーダークになり地球を蹂躙、この展開も過去にないもの(タイガでは闇落ちはあったものの、このような悪の形態で攻撃することはなかった)、トリガーが悪の存在になったのは衝撃、ティガダークは闇の存在でも正義のこころを失わなかったものの、これはショック!
そして、アキト、トリガーの裏切り?を目の当たりにしてユナが隣にいるのにケンゴと口走ってしまい、これはR/Bでアサヒにカツミ、イサミの正体が分かった時と同じ、そして何より、ケンゴがトリガーダークと殴り合うもの、同様の展開はタイガのわれらは一つにもあり(そちらも武居監督)と同じ、ユナにはケンゴがウルトラマンだとばれていた展開も見られましたが、このアキトの言葉は、アキトがケンゴを心から信頼していることの証明で、そして、GUTS-SELECTのメンバー、特にタツミ隊長はケンゴのこと、知らされていると思われて、今後の展開も楽しみです。
(6) 次回、最強形態登場
 闇落ちを越えて、次回にグリッタートリガーエタニティ登場、すでに数日前に円谷さんのHPに情報が出て、さらにマレーシアオリジナルのウルトラマンリブットがテレビシリーズに初登場、すでにウルトラギャラクシーファイトに出たものの、30分のテレビ版にはこれが初めてで、そして変身前を演じるのは土屋神葉さん、ウルトラマンゼロの劇場版でエメラナ姫を演じられた土屋太鳳さんの弟で、そしてニュージェネレーションウルトラのスーツアクター、岩田栄慶さんの弟子というもの、このところ、ウルトラマンは様々な展開をして、今後も期待できます。
(7) またまた加古川の住宅展示場のウルトラマンイベントに行きました
 そして、先週は兵庫の加古川にある神戸新聞住宅展示場でウルトラマンのイベントがあり、ゼロがゼロマントをまとい来ると言うので行きました。40名限定で、子供たちにビンゴでプレゼントもあり、僕はもちろんそれは遠慮、今回は大人だけのものは少なかったものですが、前にいた30代と思しきみ夫婦と3歳のお子さん、このお父さんの親御さんがウルトラファンで、そしてあのハヌマーンもご存じというもの、そして息子さんは3歳にして自然とエースの主題歌を覚えて、まさに門前の小僧習わぬ経を読む、この前の神戸のイベントもそうでしたが、ウルトラマンの人気がどんどん上がっているのを実感します。
 コロナウイルス、まだまだ大変です、皆さんお大事に。
No.12058 - 2021/10/03(Sun) 15:34:59

Re: ウルトラマントリガー 第11話 光と闇の邂逅 考察 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
最初から全開のカルミラ、何とも恐ろしい愛情表現…。過去に何が あったのかを明かす回ですね。タイムスリップで悪夢の真相に辿り着きつつあるケンゴ。そこで出会ったユザレは幻影ではなく実体、初めての「生身」の彼女との会話。別人のようで新鮮でした。もっと色々語り合いたいところをさらっていったのはダークトリガー、彼が悪側に付くのが許せないケンゴは後を追い、殴られても殴られても引くわけにはいきません。「こいつはなんだ、なぜ食い下がる?」と、どこか迷いがあるようにも見えるダーク。エタニティコアに向かう時にもユザレの叫びにたちどまりましたね。
さて、ミツクニとケンゴの母がなぜ「ケンゴがトリガーになると知っていたのか」も明かされるといいのですが。
では、今夜はこれにて失礼致します。今週は災害が多いような気がします。私も気を引き締めなければと思います。
No.12059 - 2021/10/08(Fri) 23:26:29

ウルトラマントリガー 第12話 三千万年の奇跡 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:ハヤシナオキ 監督:武居正能

(1) 闇落ちから光の復活
 レイゴさん、藤子さん、皆さんおはようございます。コロナが落ち着いたと思ったら各地で強い地震、大変ですが皆さんいかがでしょうか?2週続けて土曜出ていて今投稿します。
 今回は、トリガーの前後編、前半クライマックス、前回トリガーが闇落ちして、トリガーダークになり、それが暴れて、このトリガーダーク、ティガダークは光を取り戻してマルチタイプになるものの、こちらは敵キャラ、しかし一筋縄ではないもの、ケンゴはトリガーダークと殴り合うもの、同様の展開はタイガにもあったものの、タイガだとヒロユキと別人格であり、こちらはティガ同様ケンゴとトリガーは同一人格、そのような闇落ちからの復活、今回はケンゴの意思と、アキト、ユナ(ユザレ)のサポートにより復帰したものの、闇巨人たちにとって理想的なトリガーになり、それを阻止するためにトリガーダークと殴り合うケンゴ、しかしトリガーダークは何とゼペリオン光線をケンゴに撃ち、対峙するもの、最終的にトリガーは光に帰るとわかっていても厳しい展開でした。
(2) ウルトラマンが敵になった場合
 そして、トリガーダークが敵になり、動揺するGUTS-SELECT、タツミ隊長はトリガーダーク攻撃を命じるものの、トリガーがケンゴだと知っているアキトは反対、しかしトリガーダークは町を蹂躙して、GUTS-SELECTも黙っているわけにはいかず、GUTSファルコンを出撃させても対抗できず、結局ナースキャノンを発射せざるを得ない。こういう場合、トリガーダークは結局敵キャラではあるものの、ウルトラマンを攻撃するのは、オーブでサンダーブレスターがビートル隊を攻撃してしまい、敵対対象になることがあり、ガイアでは、敵のキャラが化けた偽ガイアをXIGメンバーが攻撃するのをためらうなど様様なものがありますが(初代マンでは、ザラブ星人の化けた偽ウルトラマンは人間の信頼をなくさせるためのもの)、闇落ちしたウルトラマンを防衛チームが攻撃するのは初めて、新鮮な展開でした。

(3) 闇巨人たちの悪の策謀
 そして、闇巨人3人は、トリガーを闇落ちさせて味方につけるもの、トリガーダークの暴れるのに喜び、この闇巨人、敵がウルトラマンというのも設定として生きていて、ただ、ダーゴンはユナたちに共感もあるものの、なかなか面白い展開でした。
(4) ケンゴ、反撃!
 トリガーを闇落ちさせられて、防戦一方のケンゴ、しかし、トリガーダークと対峙して、光と闇、トリガーダークにも光はあると信じて、自分はみんなを笑顔にしたいと対峙、満身創痍になりながら、光を取り戻そうとするケンゴの姿は、まさにウルトラマンでした。そして、トリガーダークが笑うもの、これ、仮面のキャラクターが表情を見せるのは初代ゴジラ以来、特にウルトラセブンは表情が豊かなものもありました。
 そして、暴れるトリガーダークに、トリガーがケンゴだと語るアキト、ヒロインの前での正体ばれは、R/Bでの同じく12話と同じでした。
No.12060 - 2021/10/10(Sun) 08:16:09

ウルトラマントリガー 第12話 三千万年の奇跡 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) トリガー3タイプvs闇巨人
 そして、光を何とか取り戻して、トリガーは闇巨人3人と異世界でバトル、ユザレはシンボルを残して消滅、ケンゴの戦い、壮絶なものでした。
 他方、アキトは、トリガーダークを攻撃するものの、ユナはケンゴなら約束を守るはずだと語り、このシーンに主題歌のスローアレンジのBGMがかかり、アキトは、最初トゲのあるキャラとして現れたものの、アキトはケンゴを100%信用していて、アキト、ユナの想いが、ケンゴを実世界に帰還させて、ケンゴの、ただいまは新鮮。ケンゴは前回の始まる前に変身して、これまで実世界にいなかったものの、ユナが自分の正体を知ったと感じて、自分が光のものとして、そしてアキトが拾っていたスパークレンスで変身、ついに決戦です。
(6) 実世界にトリガー帰還、さあ決戦だ!
 そして、ケンゴが正式な形でトリガーに実世界で変身して、トリガーと闇巨人、そしてトリガーダークの戦い、すると、トリガーダークは何と部分的に闇巨人3人に対峙するもの、これは驚き。トリガーダークは今回敵側ではあるものの、まだ光は少しあったという意味でしょうか?そして、トリガーを、ケンゴとして応援するユナ、トリガーダークは暴走のものですが、闇巨人は自分たちの間で信用していないもので、それが弱点の模様です。
(7) グリッターエタニティトリガー登場
 そして、実世界にユザレの思念が現れて、その光をユナ経由でケンゴが受け取り(そのシーンに主題歌アレンジBGMの流れるのはすごい)、黄金の巨人、グリッターエタニティになり、闇巨人はなすすべもなく逃走(カルミラがケンゴの名前を憎ったらしいもので叫ぶのもポイント)、しかしグリッターエタニティは威力があり過ぎて暴走気味、さらにエネルギーも速く消耗するもので、カラータイマーも(3つあるものが点滅)、ケンゴにも力を制御しきれず、それでもトリガーダークを撃破、GUTS-SELECTも安堵、そして帰還したケンゴ、アキト、ユナの声が聞こえて戻ってこられたというのは、ティガの最終回へのオマージュ、ユナも正体を知り、今後また楽しみです。
(8) イグニス、闇落ち
 準レギュラー、一時はGUTS-SELECT隊員であったイグニス、トリガーダークの残留した闇に飲まれて闇落ちであり、今後どうなるか、ニュージェネレーションシリーズ、新鮮な展開をやってくれて、今後も楽しみです。
(9) 追悼、すぎやまこういちさん
 帰ってきたウルトラマンの主題歌を作曲されたすぎやまこういちさん、90歳で亡くなられました。すぎやまさんとウルトラ、円谷は帰マンのみですが、あの名曲は作品をヒットさせて、すぎやまさん、80年代に笑っていいともに出られた際にあれで家が建ったと言われたもの、生涯で歌だけで2000曲、アニメでもイデオンやドラゴンクエストを作曲、また、昭和の名手が旅立たれました。
(10) 今度は仮面ライダーのイベントに参加しました
 そして、地元、神戸の住宅展示場でウルトラマンのイベントがあり、行ってきました。前回ウルトラマンゼロのイベントをしたところでその前に仮面ライダー(最新作のリバイス)のイベントがあり会場があふれたと聞いていたものの、今回は神戸の2か所で同じイベントをしていたためかそれほど人出はなく、整理券GET、来ていたのは僕以外ほとんど親子連れ、ウルトラマンだとイベントに大人だけも結構来るのですが、ライダーは親子連れが大半、前にいた3歳くらいの男の子の親御さん、この子は昭和ライダーのファンだと聞いて、今年で50年のライダー、本当に続いたもので、ライダーと一緒に写真も撮ってもらえました。
 コロナは落ち着いてきたものの、冬には第6波も危惧されます、皆さんお元気で。
No.12061 - 2021/10/10(Sun) 08:16:59

Re: ウルトラマントリガー 第12話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
なんとユザレがユナと向き合う形で現実世界に現れるとは。改めて自分の宿命を受け入れるということですね。エタニティコアの欠片でパワーアップしたトリガーの胸には花のようなカラータイマー。ルルイエの蕾が開いたらああなるのでしょうか。新しいアイテムもその形です、風車にも見えます。が、戦い始めたはいいものの、消耗が激しく、自滅しかねない新形態。まだ何かが足りない?やっと前半終了したばかりですものね…。
今後ダークはどうなるのでしょうか。グリッターエタニティに吸収されることで彼の魂が救われるといいのですが。光があれば闇もある、それが自然なのですから。
そして次回予告。遂にマルゥルの部屋公開?しかもサンデーやマガジンで読んだような台詞が!!うふふふふっ。
ところで、皆さんにお願いがあります。新アイテムを見て思い出したのが、サイボーグ009に載っていた「時は回る風車 始めと終わりと輪になってグルグルグルグル」という歌です。ググッてみましたが出てきませんでした。ご存じの方は教えていただけませんでしょうか。
では、今夜はこれにて失礼致します。そろそろ秋らしくなりそうです。皆さん、風邪などひきませんように。
No.12062 - 2021/10/14(Thu) 23:36:04

ウルトラマントリガー 第13話 狙われた隊長 マルゥル探偵の事件簿 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:足立淳一郎、監督:内田直之

(1) ニュージェネレーション恒例の第13話総集編
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナは落ち着いてきた模様ですが皆さんいかがでしょうか?
 オーブ以降、第13話(折り返し点)は恒例の総集編、トリガーでは基地の中でタツミ隊長が行方不明になり、今までわき役?のマルゥルが探偵。こういう着ぐるみキャラがレギュラーなのはジードのペガがあったものの、ペガはおとなしめのキャラなのに、マルゥルは毒舌系で、タツミ隊長殺人事件?として捜査?これは昭和の刑事ドラマにあったもの(デカ長とか、少年探偵団の小林少年、どちらもテレビに出てくるのは30年ぶりくらい)を、第1話〜12話の総集編と組み合わせて、アキトはガッツスパークレンス開発で失敗もあったと研究室で語り、アキトとマルゥルのやり取りなど、楽しいものでした。
(2) 取り調べ?で狙われた町のパロディ
 そして、GUTS-SELECT隊員を取り調べるのに、マルゥルはちゃぶ台+夕陽のシーン、セブンの狙われた町のパロディ、このパロディはウルトラでも多数されてきたものの、セブンの効果音を使用して、新鮮でした。その上に昭和チックなテレビがスポーツ中継?をして、潜入したイグニス、隠れるのに大変、ギャグ的なもの、往年の吉本新喜劇みたいなものがありました。
(3) タツミ隊長にスカウトされたマルゥル
 新撮影では、フーテンの寅さんルックのマルゥルがタツミ隊長にスカウトされるシーンがあり、これも昭和チック、タツミ隊長の持っているビデオを見せるなど、最近のトレンドも入れて、この手の作品で昭和オマージュはウルトラマンにしかないもの、楽しいものでした。
(4) 結末は…
 そして、タツミ隊長は上層部の会議に出ていたというオチ、特捜チームの隊長が会議に出るのは多数あるものの、一体何だったのだ、ではあり、マルゥルがテッシンを犯人だと追い詰めたのは何か(血とマルゥルが思ったのはケチャップ、これも昔の新喜劇的なネタ)、今回はギャグと、後半への展開を見せてくれて笑えました。
(5) 闇落ちしたイグニスが…
 ラスト、ケンゴたちが結束を新たにして、ところが、ナースデッセイ号に潜入したイグニスは闇にとらわれて、アキトの研究室で開発途中のスパークレンスなどを手に入れて、イグニスは敵の手に落ちたか不明ですが、今後はなかなか楽しみの展開になりました。
(6) NHKで仮面ライダー特集!
 先週はNHKの歴史秘話ヒストリアにて仮面ライダー50年特集があり、さらに記念すべき第1話も放映されて、ツイッターで大きな話題になり、この前、リバイスのイベントにやってきた3歳の昭和ライダーファンの男の子も見たかと感じました。これから寒くなります、皆さんお元気で。
No.12063 - 2021/10/16(Sat) 15:31:13

Re: ウルトラマントリガー 第13話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
卓袱台だー、灰皿だー、やかんにブラウン管テレビに取調室風の電灯だー!!しかもメトロン缶ジュース、な、何味なんだろう…。偉そうに推理して過去を語って、コナンや金田一少年以外のパロまでしてくれて、「忘れてた」という落ち。しかしその間にもコソコソ物色するイグニス、ヒュドラムに復讐するための武器を手にするためでしょう。変身したらどのように姿になるのか。復讐の鬼と言えばツルギ…うーん。しかし灰皿の匂いを嗅いで「臭っせ」って、あのカラカラいうものは何なのでしょう。吸い殻ならあんな音しないだろうけど、良く見えませんでした。
さて、リブットが登場するということで、変身シーンが楽しみです。あの大胸筋にはほれぼれします。Zが憧れそうだなあ、マン兄さんに似てるし、と思うのは私だけでしょうか。
では、今日はこれにて失礼致します。こちらは今日は寒いです、皆さんもお大事に。
No.12064 - 2021/10/21(Thu) 10:54:18

ウルトラマントリガー 第14話 黄金の脅威 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:足立淳一郎、監督:坂本浩一

(1) 追悼・飯島敏宏さん
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナは落ち着いてきたものの今度は記録的な残暑から秋を超して冬ですが、お元気ですか?
 まず、訃報、ウルトラシリーズ創世記のスタッフの飯島敏宏さんが89歳で亡くなられました。飯島さんはウルトラQとマンのメイン監督の一人、千束北男のペンネームで脚本も書かれて、特にウルトラマンの製作第1話ではバルタン星人を創作されて、またウルトラマンのスペシウム光線も考案された、まさにウルトラマンの生みの親の一人です。プロデューサーとして金曜の妻たちを製作されて、平成ウルトラではコスモス劇場版とマックスでバルタンの話を脚本・演出で参加されて、まさに昭和・平成ウルトラマン・テレビ世界を作られた立役者でした。本当にありがとうございました。
(2) アブソリュートタルタロス、闇巨人に合流
 恒例の、後半の主題歌が2番に変更になり、後半戦最初の演出はメイン監督の坂本さん、坂本監督のウルトラギャラクシーファイトに登場したアブソリュートディアボロとタルタロスら二人が闇巨人に加勢、闇巨人3人とタルタロス、ディアボロは信頼し合っているのではなく、打算的に利害が一致した(悪のキャラクターによくある)。
そしてデアボリックが出現、ケンゴは早々にトリガーに変身して立ち向かうものの、ミニチュアセットを多用しての特撮はすごいもの、デアボリックは弾幕を撃ちまくるユニークなキャラクター、トリガーは苦戦して、GUTSファルコンの援護射撃を得て、グリッターエタニティになるものの、今のケンゴにこれの制御はできず、暴走気味にデアボリックを撃破するものの、まるでタロウのウルトラダイナマイトを思わせる危険ぶり、エタニティコアを狙う黄金巨人に隙を作り、さらにイグニスもこれを狙い、前回強奪?したアキトの試作品とともに何か企んでいる模様でした。
 ディアボロ、タルタロスも闇のウルトラマン的なキャラクターで、これは近年のライダーではいわゆるラスボスが敵ライダーである場合が多く、主役ヒーローと同等の存在が最強の敵という展開はティガ・ファイナルオデッセイで初めて作られた設定がその後のヒーローに大きな影響を与えました。
(3) 負傷したケンゴ
 この戦いでケンゴはかなりの打撃を受けて、医務室で治療、ウルトラシリーズでは定番のものですが、その前に正体を知るアキト、ユナにエタニティの力を使ったことを危惧される昭和・平成・令和と変わらぬもの。そしてマルゥルの分析で地球外技術によりデアボリックが作られたと知り、さらに怪獣出現、ケンゴは負傷しながら戦いに行く、セブン最終回を筆頭にウルトラシリーズで何度も繰り返された展開、新鮮でした。また、イグニス、アキトに黄金巨人の情報を与えるもの、どうやら闇落ちしても敵に100%なったわけではない模様で、アキトもイグニスをある程度信用しているもの、そしてイグニスの情報からアキトも新兵器を開発、なかなか面白いものでした。
No.12065 - 2021/10/23(Sat) 15:13:57

ウルトラマントリガー 第14話 黄金の脅威 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) ディアボロ&タルタロスvsトリガー
 そして、強敵、ディアボロにトリガーはパワータイプでも対抗できず(デラシウム交流も不発、おそらく負傷して打撃を受けたダメージもあると思われる)、グリッターエタニティになって暴走するも、ケンゴが負傷して苦戦(こんな危険な形態に傷を負ってなるのは危険だとウルトラシリーズでは様々な例がある)、このパターンもウルトラシリーズでは多用されたもの、セブンの最終回を思うと痛々しいものもあり、そこまでして戦うのかと、近年だとメビウスの最終章もそうでしたが、彼ら戦士の思いに今回も感銘を受けました。
 強い形態を制御できないのはウルトラマンだとオーブのサンダーブレスターがあり、またライダーでも強化形態の暴走はあり、これは力が正義ではないことを意味しています。
(5) ウルトラマンリブット登場!
 そして、苦戦するトリガー、ケンゴに対して、ウルトラマンリブットが助太刀、すでにギャラクシーファイトでは対戦しているものですが、ギャラクシーファイトで対戦したタルタロスらからエタニティコアを守るために参加、マレーシアのオリジナルウルトラマンの、テレビシリーズ初登場、さらに、敗退してケンゴの前に、リブット人間態として土屋神葉さん演じる青年が登場、エメラナ姫を演じられた土屋太鳳さんの弟さん、ウルトラマンのスーツアクターの岩田栄慶さんの弟子、リブットはM78系列のウルトラマンではあり、すでにギャラクシーファイトに出て、新ウルトラマン列伝の最終回に一瞬出ていたものの、30分のテレビシリーズに初登場、敵キャラをビルのガラスに鏡のように映す展開、ミニチュアセットと着ぐるみを多用した特撮の妙、ライダー、戦隊の特撮はCG主体ではあるものの、アナログ特撮も見事にされる坂本さんの演出に脱帽です。そして黄金巨人は形勢不利と見たら逃げるものの、毎度の展開ですが見せてくれました。
(6) リブット人間態の存在感
 さらに傷ついたケンゴに、ユナが介護、すると君もウルトラマンなら下を向いてはいけないというものはリブットの人間態、このような異世界のウルトラマンの助太刀は新鮮でした。
 そして、マルゥルもリブットの助太刀なしでトリガーが破れていた危惧を語ると、アキトはナースデッセイ号をパワーアップするアイテムを開発、ナースデッセイ号が竜の形態で戦うものらしく、この手の展開はおもちゃを売るためと批判も多々ありますが、しかしおもちゃが売れているのでシリーズが続いている(昨年はコロナ、鬼滅の刃ヒットで特撮は苦しかった中で、ゼットはウルトラマンの売り上げを伸ばした)、こういうおもちゃ、フィギュアの展開はシリーズを作るのに必須です。
(7) 黒部進さん誕生日
 初代マンのハヤタを演じられた黒部進さん、10月22日が誕生日、82歳になられました。黒部さんは元々悪役をされていて、ウルトラマンは主役でしたが、特に必殺シリーズであまりに悪役をさせられるために、特撮に出たらその後は悪役だと陰口を叩かれたのも40年前、55年続くウルトラマンの歴史の証人です。
 地元のイオンで、ウルトラマン55年の展示があるので写真撮りに行きます。
(8) 仮面ライダーリバイスとウルトラマンR/B、オーブの関連
 そして、先月から始まった仮面ライダーリバイス、主役が両親と弟、妹がいる5人家族という構成はウルトラマンR/Bと共通して、さらに5人ですき焼き食べるシーンもあり、母親が負傷・入院と、R/Bと共通するものもあります。さらに主人公は銭湯を経営していて、ウルトラマンでも50周年のオーブではガイが銭湯好き、これも共通しています。
 寒くなります、皆さんお元気で。
No.12066 - 2021/10/23(Sat) 15:14:57

Re: ウルトラマントリガー 第14話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
海底?で荒れまくるカルミラ。そこへ新たな敵が二人も!!これは不味い、只でさえ新しい力を使いこなせていないのに。案の定、ボロボロになるケンゴ。何度「リブット、早く来て!」と叫んだことか。ケンゴを休ませ、見事な戦いぶりを見せるリブット。敵二人がとりあえず退却したのち、人間態で現れた彼は、光の国の民族衣装らしき服を着ていました。背中に名前の刺繍があるのかなというのも気になりますが、ああ、次回は特訓なのだなと思ったら、なんとダンス!そういえば格闘家の角田さんは「バレリーナとは喧嘩するな」という格言?を紹介してました。あのスピンで蹴られたら大変だそうです。そもそも華麗に踊れるのはブレない体幹、筋力があればこそなので、大抵のジャンルのダンサーは武闘家に転身出来るのかも、と勝手に思う私。
それでは、今夜はこれにて失礼致します。寒くなりますので、皆さんお気をつけて下さいね。
No.12067 - 2021/10/25(Mon) 23:26:19

ウルトラマントリガー 第15話 オペレーションドラゴン 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:足立淳一郎、監督:坂本浩一

(1) ナースデッセイ号パワーアップ&特訓
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。コロナはある程度落ち着いてきましたが、皆さんいかがでしょうか?
 第15話は坂本監督による前半クライマックス、前回、アブソリューティアン二人に圧倒されたトリガー、リブットを助っ人にパワーアップ、そしてナースデッセイ号もパワーアップするものの、後者はエネルギーを必要として、それにアブソリューティアンのエネルギーを使用するもの、アキトが作戦立案、ナースデッセイ号は、その名の通りセブンに出たナースを起点としているもので、ウルトラシリーズにはこういう戦闘母艦は様々なものが出たものの、このような変形は初めて、過去にはマクロスが、戦艦型とロボット型に変形するものもアニメではあったものの、ナースデッセイ号のパワーアップの様式、ギンガSの前半クライマックスを思わせるものもあり、バトルモードという名称もロボットアニメでは昭和からあったものの、平成以降の特撮では、戦隊ヒーローのロボでもなかったと思われて、そしてタツミ隊長も初めてナースデッセイ号の外で指揮を執り、他方ケンゴは特訓、ユナも同行、そしてなぜかイグニスも、であり、ユニークなものでした。
(2) TPUの施設でディアボロをおびき寄せる
 そして、TPUのエネルギー施設、エネルギーのアンテナで、アブソリューティアンはトリガーを狙っていて、トリガーのエネルギー波形を発射しておびき寄せるもの、こういうエネルギーを餌にして敵を誘い出す展開はウルトラだと昭和からあり、と、今回はカルミラの人間態が登場、ただ本格的な活躍はなかったものの、闇巨人3人とアブソリューティアンは信頼し合っているのではなく、打算的に利用し合うのみ、エネルギーを発射してディアボロがゴキブリホイホイに引っかかるか?のように現れて、アブソリューティアン、ウルトラギャラクシーファイトに出てきたものの、なかなか悪辣な存在、アブソリューティアン、悪のキャラとしては、ウルトラマンと同等の存在で面白いもの、ギャラクシーファイトではグリーンバック、CG合成でしたが、トリガーでは伝統的なミニチュア、着ぐるみの特撮、今や、特撮は多数あるものの、ミニチュア、アナログ的なものをやっているのはウルトラマンのみ、貴重なものでした。
(3) リブット人間態による特訓
 そして、トリガー、ケンゴはエタニティコア、グリッターの力を使いこなすために特訓、特訓するのはリブット人間態、演じるのは土屋神葉さん、特定の名前はなくリブット人間態と表記されているものの、衣装はタロウにウルトラ兄弟が人間態で現れた際のものを思わせるもの、昭和のオマージュはいいものでした。
 そして、特訓ですが、これは監督の坂本さんがレオのファンで、過去にもギンガS劇場版でゼロがヒカル、ショウを特訓するもの、エックスでショウが大地を特訓するものもあり、しかしレオでの特訓は、今見たら非合理的な面もあり、この手の特訓のルーツはもちろん巨人の星ですが、その特訓も今の観点だと非合理的、しかし、平成の特訓は、ウルトラだとダイナのあしなが隊長で、ヒビキ隊長がアスカを剣道で、巨人の星的なものではなく、合理的な観点でやり、そしてゼロ初登場の大怪獣バトル・ウルトラ銀河伝説ではレオがゼロを特訓、これはレオ本篇のものを想起させるものでしたが、その後の特訓がコミカルな雰囲気であるのは、巨人の星的なものではなく、平成・令和の観点でのものです。
 余談ながら、SFスポーツ根性ものの最初はレオですが、一時はロボットアニメのダンガードAが有名であり、松本零士さんの唯一のロボットアニメで、主人公タクマを父親が特訓するのは巨人の星と似ていて、さらにこの作品だと第1話で主役ロボットが登場せず、第1〜4話では建造中、第5話で初登場するも飛行形態のみ、ロボットとしても活躍するのは2クール目以降というユニークな作品で、しかしそれでも人気を得て、その後のロボットアニメは第1話では主役ロボは出ず、3,4話辺りで出てくるものが増える傾向になるほどのものでした。
No.12068 - 2021/10/30(Sat) 20:47:35

ウルトラマントリガー 第15話 オペレーションドラゴン 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 特訓はシリアス、コミカル
 そのリブットの特訓、ユナも立ち合い、さらにイグニスも立ち会うもの、まずは手加減しないというものの、シリアス系の特訓は前半、後半はダンス系のもの、これはエヴァンゲリオンでシンジ、アスカを心合わせての特訓でも見られたもの、リブット人間態、存在感のあるものでした。
 他方、引っかかったディアボロに、闇巨人3人が介入するものの、助けるのではなく足の引っ張り合い、悪は信用していない存在というヒーローものの展開(ショッカーライダーは6人いるのに信用し合っていないので力を合わせられずダブルライダーの敵ではない)を見せてくれました。
(5) 人間であり、ウルトラマンである
 そして、特訓のラスト、リブット人間態はケンゴを気絶させて、仕上げをユナにゆだねるもの、そしてケンゴは、自分は母から生まれた人間であり、そしてウルトラマンであるという認識に至り、それによりグリッターの力をコントロールできるようになり、ウルトラマンの形態では、トリガーの原点であるティガは、主人公ダイゴがティガの石像と一体化しているものの、ウルトラマンとしての人格はなく、実質ダイゴの人格がウルトラマンであり、ダイナ、ガイアも同様、ウルトラマンだと、人間態とウルトラマンのバディ関係(エックス、タイガ、ゼット)もあるものの、トリガーではティガの様式を取り入れて、成功しています。
(6) ナースデッセイ号、バトルモード!
 そして、エネルギーを得てパワーアップしたナースデッセイ号、竜の形態になり、そして操縦方法は戦闘母艦の時に類似するものの、戦闘能力は激増、一斉発射は初代メカゴジラを想起させて、そのデジタル版、見事でした。
 前後するものの、変形すると指令室以外は大変なことになるというアキトの言い分、この手の変形だと当然そうなるものの、そこまで突っ込んだ作品は少なく、楽しめました。ケンゴとアキトが絶対の信頼である意味を見ました。
(7) トリガーとリブットのコラボ
 そして、リブット人間態がリブットになるのにアイテムを必要として、ユナの持つGUTSスパークレンスを使用、これはハルキがアキトの制作したスパークレンスで変身したのと同様、ウルトラマンは人間態が変身するのにアイテムを必要とするもの(帰マンを除く)という展開をうまく使用、そしてトリガーはグリッターの力を使いこなして、リブット、ナースデッセイ号と共闘してディアボロを撃破、坂本監督のエックス中盤の展開を思わせるものもありました。
(8) ディアボロは死んでいなかった!
 ところが、ディアボロはタルタロスが心臓を持っていて、それがあると生き返るもの、ヒーローものだとこういう展開は昭和からあるものの、汚い奴ではあり、アブソリューティアンは今後も闇巨人とコラボしそうです。
 さらに、次回イグニスがトリガーダークになり、さらにティガの宿敵、キリエロイドも出現(ティガの実質的な第1話に当たる悪魔の予言と、中盤クライマックスの悪魔の審判に登場)、今後も楽しみです。
(9) ウルトラマンヒーローズキャラバンinイオンに行きました
 そして、夏以来、円谷プロでウルトラマン55周年を記念して、イオンモールでウルトラマンの展示をするキャラバンがあり、先週は兵庫県明石市のイオンであり、行きました。ウルトラマンとベムラーの対決の展示、平成作品の台本や制服、あるいは昭和の当時の商品など多数の展示があり楽しめました。ただ、過去4年は、東京で夏にやっていたイベント(ウルトラマンフェスティバル)を年末年始に大阪のひらかたパークでやっていた(前回は特撮のDNAウルトラマン)もので、昨年の今頃発表がありましたが、今年はまだ、さらに兵庫県西宮市の門戸厄神で11月にウルトラ縁日(一昨年はライダー、戦隊でしたが)はコロナで昨年に続いて中止、ただし、昨年はコロナ禍でウルトラマンを招いてのイベントは神戸・兵庫ではほとんどなかったものが、加古川の住宅展示場で1,6,9月にウルトラヒーローが参加するイベントもあり、そして夏に兵庫県立美術館でのウルトラマン55周年展もあり、今後も期待しています。
 コロナはまだまだ油断できません、皆さんお元気で。
No.12069 - 2021/10/30(Sat) 20:48:40

Re: ウルトラマントリガー 第15話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
ナースと言えば竜なのに、シーサーに見えてしまった私…。で、でも、変形収納式なのは当たってたからいいほうか…。しかしエネルギー源は敵か。一度チャージしたらどれだけ持つのでしょう、出来れば他の方法を見つけられるといいのですが。未知の世界は危険ですから。
それはさておき特訓ですが、戦闘員として日が浅いケンゴは今までなんとかなっていた方が不思議かも。リブットは一旦リセットさせるためにダンスを取り入れたのかもしれません。そして気絶させたケンゴを起こすようユナに促すと、ユナは戸惑うことなくユザレの力を使えました。夢の中で「光である」の続きの「人間である」を聞くケンゴ。これはハヤタの「ウルトラマンは神ではない」に通じると思います。おごることなく、誰かのために力を使う、みんなを笑顔にする。こうしてようやく、力を使いこなせるようになり、戦闘開始、構え方も前よりしっかりしているような。そしてめでたくディアボロを撃破と思ったら、心臓?は無事…。ヒカリの「命の固定」がどういうものかは分かりませんが、彼のトラウマを刺激しそうで嫌でした。
それにしても、人間態になったら以降は変身アイテムがないともとの姿に戻れないとは、昭和からあった設定ですが、改めて「これはまずい」と思いました。それだけで弱点が増える、地球の任務は大変だということですね。
では、今夜はこれにて失礼致します。早くコロナが去りますように。そして、ヒーローショーで、あのダンスを多くの子供達に見せてくれますように。
No.12070 - 2021/11/05(Fri) 23:10:34
ウルトラマントリガー 第6話 一時間の悪魔 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根本歳三  監督:武居正能

(1) 追悼、二瓶正也さん
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナはさらに深刻になり兵庫も観戦者数最多を更新、その上に猛烈な残暑ですが皆さんいかがでしょうか?
 今回は悲しいお知らせ、ウルトラマンのイデ隊員などで名演を見せられた俳優の二瓶正也さんが80歳で、誤嚥性肺炎にて亡くなられました。二瓶さんはウルトラマンの他、マイティジェックにもレギュラー、アニメでも声を出されて、平成はゲスト出演も多く、ウルトラマンの歴史を作られました。イデ隊員はギャグキャラクターだけでなく、発明王(発明した武器などはおそらくウルトラシリーズはおろか特撮・アニメを通してダントツの最多)、そして故郷は地球や小さな英雄で素晴らしい存在感を見せてくれて、二瓶さんなしにウルトラマン55年の歴史はなかったです、ご冥福をお祈りいたします。
(2) 強敵、サタンデロス
 今回出たサタンデロスはすでにトリガーが3度闘い敗退、強力なバリアを維持するために1日1時間しか活動できず、冒頭シーンから怪獣とウルトラヒーローのバトルシーンなのはまま例はあったものの、それ以前に2回敗退とはビックリ。強力なバリアを維持するために23時間エネルギーのチャージが必要、そしてトリガーとGUTSもバリアに阻まれてなす手無し、この手の強力な怪獣は間々あるもの、ユニークです。
 敵側のバリア、あるいは装甲などをどうやって突破するかはヒーローものの定番、今回はケンゴも負傷して、ウルトラマンと一体化した人間が敗退したら負傷するのも定番ですが、今回は痛々しいものもありました。
(3) ビックリ!イグニスがGUTSSELECTに協力
 サタンデロスに打つ手なしのトリガーとGUTS、と作戦室にイグニスが出現、すでにイグニスはナースデッセイ号の作戦室に入ったことはあるものの、もう顔パス?みたいなもの、どうやって侵入したと突っ込むのも野暮なほど(今回もグエバッサーの羽を使用)。そしてイグニスの提案でサタンデロスのバリアを破るために、ナースデッセイ号の砲撃で突破、そしてイグニスも協力するもの、イグニスはどうやら闇巨人に滅ぼされた末裔の模様で、しかし主役側に完全についたキャラではなく、オーブ、ゼットのジャグラーもそうでしたが、演じる細貝さん、ゴーカイジャーで悪役をされて、10年後に異色の存在をやってくれました。
 この、バリア突破の作戦は、パワードで、ドラコの装甲を破るためにミサイルを同一か所に連発するものがルーツ、そして最後はサタンデロス、GUTSが倒したわけで、そのためにナースキャノンの改造をアキトとテッシンがするなど、この手の展開は王道のもので、そして出撃シーンにワンダバBGMもかかり、ニュージェネレーションシリーズだとエックス、ゼットに続くもの、冬木さんの作曲ではないものの、やはりウルトラの防衛チームはワンダバです。
No.12042 - 2021/08/28(Sat) 14:13:57

ウルトラマントリガー 第6話 一時間の悪魔 考察(その2) / 棺桶のジョー

(4) イグニスとケンゴのユニークな関係
 作戦前に、イグニスはケンゴがウルトラマントリガーだと知っていて、初登場の際に変身するところを見ていたため、この手の展開はよくあり、しかしケンゴはユナに正体を知られまいと必死、こういう展開もヒーローものでは定番ですが、ユニークなものでした。
 そして、サタンデロスとの最終決戦、ナースデッセイ号の砲撃でバリアを破り、イグニスをGUTSファルコンが乗せてイグニスは飛びこみ撃破、このイグニス、様々な背景のあるキャラクターで、このような存在を作ることで作品に奥行きを持たせるのは見事です。
(5) 卑怯だぞ!ヒュドラム
 そして、ナースキャノンでサタンデロスに止めを、としたらナースデッセイ号に攻撃、やったのはヒュドラム!この攻撃を仕掛けたのはヒュドラムで、しかし卑劣さにビックリ、何か卑怯もラッキョウもと言いそうなもので、ナースデッセイ号がピンチ、そしてケンゴはトリガーに変身して、今回はサタンデロスではなくヒュドラムと対決。
 ヒュドラムは、3000万年前のトリガーが魅力的とかいい、さらにユナをユザレに目覚めさせるために攻撃、ユナは助かり、しかし周囲は瓦礫、このような展開も定番ですが、見事なものです。
 そして、サタンデロスは最後のナースキャノンで撃破されて、トリガーはスカイタイプになり、スカイアローでサタンデロスを足止めして、戦闘シーンに主題歌のカラオケが使用されて、これはニュージェネレーションシリーズ初、ランバルト光弾をヒュドラムに放ち大爆発、これで止めか、と思わせるもの(ティガ・ファイナルオデッセイのヒュドラはティガのランバルト光弾で撃破されていた)ですが、いや、そう簡単には倒されないとも感じました。
(6) イグニス、一匹狼
 サタンデロスを倒し、タツミ隊長は人類としてイグニスに感謝して、今後も協力を、というものの、イグニスは正義の味方は遠慮というもの、そしてケンゴにエールを一応送り、了解のラジャーを送るなど、なるほど。100年前にヒュドラムに滅ぼされたリシュリア星の生き残り、今回マルゥルが実態を思い出して、イグニス、様々な背景がある模様で、今後も楽しみです。
 そして、イグニスはあれでヒュドラムは倒されていないと感じて、過去に闇巨人に因縁もあり、今後の展開も楽しみです。
 次回はゼットのハルキも登場、今後も期待できます。
(7) 仮面ライダーセイバー 甲子園順延分無事に放映
 そして、甲子園順延でライダー、戦隊、プリキュアが関西だと順延になり、その中で仮面ライダーセイバー、昨日順延分が2話放映されて、最終回は全国ネットと同じ日に放送ですが、仮面ライダーは最近だと最終決戦は最後から2番目の話でついて、最終回は次のライダーとの引き継ぎになる例もあり、セイバーもそうで、やっとネタバレ回避せずに済みました。そしてセイバーの最終章の脚本を書かれたのはウルトラマンの脚本も多分最多執筆の長谷川圭一さん、最終章にちょい役で出られていました。
(8) 円谷エキシビション、また行きました
 神戸の兵庫県立美術館での円谷エキシビション、22日に2度目行きました。ゼロビヨンドと写真を取れるというので大変な人出、それも来ていたのは親子連れだけでなく、大人のみのものも多く、これはウルトラのイベントだと親子連れより大人がかなりの割合の例もあるものの、ビックリでした。行列で、4歳と1歳の息子さんを連れていた30代と思しき夫婦とお話して、お父さん、ウルトラマンはそれほど見ていない(知っているのは初代マンとセブンくらい)ものの、お子さんが見始めて一緒に見るようになったというもの、ともかく大変な参加者、ウルトラマンは一昔前、オワコンなど陰口もたたかれたものの、人気は昨年のゼットで回復、今後も続きそうです。
 コロナも、大変な残暑も大変です、皆さんお大事に。
No.12043 - 2021/08/28(Sat) 14:14:36

Re: ウルトラマントリガー 第6話 一時間の悪魔 考察 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。二瓶さん、私はテッペイさんと共演してくださらないかと願っていたのでとても悲しいです。心からご冥福をお祈り致します。
さて、今回はジードとタイガの設定が出ていました。
打つ手のない隊員達の前に現れるイグニスを警戒するもすがるしかない。敵が目覚めるまでに準備を急ぐ隊員達、そして戦闘開始は大サーカス!ヒュドラムの横槍にも屈せずトリガーと共闘するガッツセレクトは格好良いことこの上なし!しかしユナの覚醒を促すは、三千万年前のあなたは魅力的だったと煽るは、今はとどめを刺す気はなさそうですね。覚醒したら何が起こるのか。
そして次はいよいよ、先輩が!マグロ買って来なくっちゃ!
では、今夜はこれにて失礼致します。皆さん、残暑対策して下さいね。
No.12044 - 2021/09/03(Fri) 23:25:08

ウルトラマントリガー 第7話 インター・ユニバース 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本小柳啓伍 監督:田口清隆

(1) ゼット客演のギャグ話
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ禍大変ですがいかがでしょうか。
 今回は前作のゼッとの客演のもので、令和のバルタン星人ことバロッサ星人4代目、それも声が田口監督、手下にベビーザンドリアスを従えて、ゼット世界の地球でキングジョーを奪おうとして、ゼット・ハルキがセブンガー(宇宙セブンガー)と追撃、セブンガーはヨウコが操縦して、つまりハルキはこの地球に帰ってきたわけで、その後の展開はギャグ。田口さんはハードSFものだけでなく、ギャグものもうまく(エックスのXio24時など)、このような過去のキャラクターが出てくるのはウルトラシリーズには無数にあるものの、メビウスで過去のヒーローの、オリジナルキャストによる客演が大成功して、ニュージェネレーションシリーズだとエックスにギンガSのキャラクターが出て、ゼットにはジードのリクが出て成功、その流れで面白いもの、そして次回もハルキ、ゼットが参加するもので、昨年のゼットが正攻法の作品で大ヒットして、トリガーもネットは盛り上がり、それも様々な要素で楽しませてくれて本当に良かったです。
 そして、宇宙セブンガーが出たというのは、ハルキが戻った地球で改良されたセブンガーが作られたわけで、セブンガーは昨年の特撮の大ヒットアイテム、感慨深いものがありました。
(2) 地球に漂着したキングジョーで…
 そして、バロッサ星人が奪ったキングジョー、バロッサ星人は逃げるためにブルトンを悪用して別次元につながり、この別次元という発想は映画の超時空の大決戦で発案されて、ウルトラ8兄弟以降、様々なシリーズを繋ぐ要素として活用されて、そのキングジョー、GUTS-SELECTが調査することになり、すると入れるようにはしごがあり、この何とも人を食った演出は愉快。そしてアキトが、キングジョーは宇宙のものだが地球の技術が入っていると解析、ゼットを知っているものにはニヤリのもの、そしてキングジョーの中でハルキと遭遇、見るものは、ゼットもトリガーも熟知しているものですが、その世界には未知のもの、こういう要素をうまく使い、ファンを楽しませてくれるのはすごいことです。
(3) ハルキ、GUTS作戦室に来て…
 そして、ケンゴたちはハルキをGUTS-SELECTの作戦室、ナースデッセイ号のところに連れてきて、別次元をイグニスがやってきて説明、今回はイグニスも大活躍、この別次元のものはエックスでもうまく使われて、するとハルキはケンゴがウルトラマンだと気づいて、こんな展開は異例、そしてアキトが間を取りなすもの、これはともにウルトラマンなのでわかったわけですが、実に痛快なものでした。
 ハルキはバロッサ星人にウルトラメダルも奪われて、さらにゼットライザーを破壊されて変身できないもの、それをゼットのインナースペースに入り説明、するとアキトが変身アイテムを修理・開発するというもの、こんな展開は前代未聞。変身アイテムを奪われるものは過去に無数あったものの、壊れたものの代わりにGUTSスパークレンスを使用するものの、それぞれの作品の特性を生かした展開にビックリです。アキトは、ケンゴにいつも、うざいといつも言うものの、結局はしっかり信頼し合っているのが素晴らしいです。
No.12045 - 2021/09/04(Sat) 16:07:52

ウルトラマントリガー 第7話 インター・ユニバース 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 今回は高みの見物の闇巨人
 毎回悪事を働く闇巨人(今回は3人とも等身大でしたが)はいわば高みの見物、1〜6話では怪獣の黒幕が彼らでしたが、今回はバロッサ星人のやることに高みの見物、キングジョーを奪う意図があるかも知れませんが、しかし前回大打撃のヒュドラムは生きていてもかなり痛手を受けたもの、それをカルミラに突っ込まれて、彼らも今回は憎めない?ももありました。
(5) 令和のバルタン星人、バロッサ星人とイグニスの漫才?
 宇宙海賊、バロッサ星人はゼットに3度出て、今回で4代目、まさに令和のバルタン星人、そしてベビーザンドリアスを従えてのもの、そこに宇宙一のトレジャーハンターとしてイグニスとやり合い、出てきたのがコダイゴンジアザーのタイ、これはメビウスに出てきたもので、メビウスを見ている人なら容易にわかるものの、その他、オコリンボール(80に出てきたもの)やデシモニア(ティガに出たもの)など相当ウルトラを良く知っている人でないとわからないネタを満載で、イグニスは前回のシリアスキャラと異なり、これは漫才、あるいは一昔前の吉本新喜劇、これはオーブでシリアスとギャグの要素で楽しめました。
(6) 前代未聞、変身アイテム暴走?
 そして、バロッサ星人は巨大化して、ケンゴはトリガーになり立ち向かい、そしてアキトがガッツスパークレンスでハルキも変身できるようにしたものの、その変身アイテムの使い方をハルキ、ちゃんと聞かないうちにインナースペースに入り変身!と思ったら銃のモードで失敗、こんな展開、特撮・アニメを通して前代未聞、そしてガッツスパークレンスを開いてやるのだとゼットが気が付いて変身に成功!愉快な展開は大歓迎です。
(7) 2人のウルトラマンの共闘!
 そして、ゼットも駆けつけて、コダイゴンジアザーの鯛を撃破、バロッサ星人はゼットに3回でてともかくユニークなキャラ、そしてゼットの主題歌もかかり、ウルトラマンの共闘は、昭和だと安易にやって問題もあったもの、ティガ「ウルトラの星」でティガと初代マンの共闘が素晴らしい形で成功して、そしてメビウスでヒーローの共演形態は確立、ニュージェネレーションシリーズではエックスで確立して、昨年のタイガの映画はニュージェネレーションヒーロー全員登場など、その路線、今やウルトラマンの監督の大黒柱、田口さんの演出で見事なものでした。
(8) 昭和テイスト
 そして、バロッサ星人を撃破してもキングジョーをゼットの次元に戻す必要があり、ケンゴとハルキは共闘するもの、そしてイグニスがハッパをかけるものの、ベビーザンドリアスに鳩の糞を落とされる、こんな昭和的な演出を平成・令和で見るとはビックリ、初代マンのスカイドンの話に合ったようなもので、ギャグの雰囲気、楽しめました。
 ケンゴとハルキはお腹が空いて、ならラーメンを食べに行こうになり、しかし地球のことにケンゴは疎く、と言うのが痛快、昨年のゼット以来このような面白い描写が相次いで、ラーメンを食べに行くという描写、もちろん今もラーメン屋はあるものの、なんとなく昭和テイスト、他の作品、ライダー、戦隊、プリキュアなどには昭和描写はない(サザエさんみたいに逆に昭和のままのものもあるものの)ので痛快です。
(9) 神戸の円谷エキシビション、成功裏に終了
 7月から兵庫県立美術館で開催されていた、ウルトラマン55年企画の円谷エキシビションは先月29日で閉幕、今年は他の地域での開催は、おそらくコロナのためなく、来月はイオンでウルトラマンのヒーローキャラバンも兵庫のイオンで開催、ただ関西の住宅展示場でのイベントはウルトラだけでなく、ライダー、戦隊とともに未定なのは残念ですが、今後のウルトラマンに期待です。皆さんお元気で。
No.12046 - 2021/09/04(Sat) 16:08:32

Re: ウルトラマントリガー 第7話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
なんて楽しい回だったんでしょう!!冒頭、夢を諦めたくないバロッサ星人からキングジョーを奪還しようとハルキ達の追撃、それを防ごうとキングジョーの皮(笑)をむしって投げつけるとは、せっかくのお宝になんてことを!ハルキは乱闘中に変身をとかれ、光飛び散る渦の外、「Z様あ〜」と置いていかれるヨウコ。 不時着した謎のロボットを調査に向かうアキト達、なんか嬉しそう。そこへハルキが降りてきて、「怪しい者じゃないっす!」その後ナースデッセイ内で元気に挨拶、イグニスのお陰で信じてもらえて見てる方は少々複雑。で、ケンゴ、危うく正体ばれしそうになって「取調室」へ。それを聴診器で盗聴するイグニス、昭和の匂いが…。
さて、一応コソコソしながら探し物するバロッサ星人を高みの見物する闇巨人達、しかしダーゴンは「乙女のビンタ」にメンタルやられて心ここにあらず。それはさておきわざわざバロッサ星人の前に現れてお宝合戦するイグニス、類は友を呼ぶ。なんてギラついてて楽しいこと!一方ウルトラマン達も変身アイテムやらなんやらで盛り上がり、そりゃアキトでなくてもウザいってキレるわ!誰のために仕事しとると思っとんじゃー!!でも未知の科学と遭遇できて凄いと感謝され、結局ご機嫌なんだわ。さて、やっと出来た新機種アイテムの説明もろくに聞かずに撃っちゃって、バカやってくれつつ、「そこ開くんじゃ?」でめでたく「ご唱和下さい、我の名を!!」いってらっしゃーーーい!!醤油入れのような鯛に噛まれながらも何とか倒し、大乱闘の末バロッサ星人を撃破したのでした。その後、腹ペコのハルキにラーメン食べたいと言われ、店を知らないことに気づくケンゴ。テッシン、教えてあげてね。ハルキなら筋トレも喜んで付き合ってくれると思うし。
ところで私、この話でやっと気がつきました。ハルキの地球はこっちじゃなかったー、盆に帰るのはあっちだったんだー!!バカなおばちゃんを許して…。
では、今日はこれにて失礼致します。季節の変わり目ですので、皆さんどうぞおだいじに。
No.12047 - 2021/09/08(Wed) 11:35:19

ウルトラマントリガー 第8話 繁殖する侵略 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:小柳啓伍、監督:田口清隆

(1) ウルトラマンティガ、いよいよネット配信開始!
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ感染、少しマシになっても緊急事態延長、皆さんいかがでしょうか?
 今回はトリガーの前に大ニュース、7日に円谷イマジネーションにて、平成ウルトラの1作目、ティガのネット動画配信開始が大変な話題になりました。これは、ティガは主役の長野博さんがジャニーズ所属でそのために動画配信できないと言われていて、ただこれは誰も裏を取った情報ではないものの、ウルクロZでもティガをフィーチャーしながらダイゴ役の長野さんは不自然なほど出ず、この件、1月に住宅展示場にティガが来た際にイベントスタッフに確認したら、大人の事情ですいませんと言われて、ならDVDで見ると答えましたが、どうやらこの件も権利関係クリアになり、結果としてウルトラマンの作品の大半は動画配信OKになりました。
 今、円谷さんの戦略はテレビ放映より動画配信、クロニクルシリーズでも初期は過去作の再放送丸々もしていたものの、ここ2年ほどは総集編のみ、動画配信で全話は発信、これは強く、動画配信だと海外からも見られて、今やウルトラマンの人気は国際的、ティガのファンの増えることを期待しています。
(2) パワードダダ、26年ぶりの登場
 今回出たダダは初代マンからのものではなく、パワードに出た通称パワードダダ。パワードは初代マンのリメイク、リブート的な作品で、日本だと94年にビデオ・LD発売、95年にTBSで放映、しかしその後はなかなか再発売されず、2017年にブルーレイが出たものの、パワードに出た怪獣がテレビシリーズに出てくるのは初。ただパワードダダはオリジナルと大きく異なるものの、その他のパワード怪獣はバルタン、レッドキング、ゼットンなど初代と同じ位置付けであるものの、パワードダダは初代に出たものと位置づけは異なり、今回の登場はサプライズでした。
 このパワードダダの話は僕は見ていませんが、電脳生命体というインターネット社会にふさわしい位置付け、サイバー攻撃は現実社会にもあり、デジタル社会ならではのネタが満載でした。ダダは初代マンに出たものではなく、サイバー生命体、ナースデッセイ号すら支配されてしまう、そしてキングジョーもコントロールされて、パワードの製作されたのはインターネット普及の前(ウィンドウズは95年に発表)、そして円谷作品ではグリッドマンがインターネット時代を先取りしていて、そして今やスマホで全国どこでもネット社会になり、その中での展開は新鮮、パワードダダは着ぐるみとCGを併用してのもの、インターネット社会の本質を見せてくれました。
(3) 電脳侵略
 基地のコンピューターを乗っ取るのは昭和からあり、平成でもティガでアートデッセイ号が操作される、ダイナでは移動要塞が侵略者に取りつかれて悪用されるなどあり、今回は市民の端末を悪用してのもの、これはティガの狙われたGUTS基地にも同様のものがあり、今回は闇巨人は出てこなかったものの、パワードダダの黒幕は彼らでしょう。
No.12048 - 2021/09/11(Sat) 15:17:59

ウルトラマントリガー 第8話 繁殖する侵略 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4)アキト、天才科学者
 そして、前回壊れたゼットライザーをアキトが修理、こんなことはイデすらやらなかったこと(もちろん、昭和と平成・令和では設定・展開は根本的に異なるものの)、そもそも変身アイテムの修理と言う発想・展開自体他のヒーローものにはない(ロボットアニメだと修理は必須ですが)、今回、アキトがダダを倒すきっかけを作り、最初にケンゴとハルキがはしゃいでも黙々と変身アイテム修理をして、ケンゴのことを言葉では邪険に言うものの、しっかり信頼しているのは素晴らしいです。
 そして、今回もイグニスは実質GUTS-SELECTの隊員?第6話ではイグニスなしに勝てなかったもの、演じる細貝さん、東映的な位置で面白かったです。
(5) 全編バトル
 ナースデッセイ号のナースキャノンを阻止できたと思ったら、キングジョーもパワードダダに乗っ取られて、ナースデッセイ号を攻撃しようとする、それを阻止するためにケンゴ、ハルキがトリガー、ゼットになり対抗、これは昭和のものだと、真ん中のCM前に変身して全編バトル、この展開は昭和ウルトラにはなく(ミラーマンの後半には間々あった)、平成のコスモスのギギvsゴンが初めて、その後ニュージェネレーションシリーズではタイガの偽ベリアルとの戦いなどにあったものの、今や怪獣特撮の首位打者、田口さんのこのパターンは初めて、パワードダダに乗っ取られたキングジョー、完全に破壊は出来ず、いわばセブンの「北に還れ」でのウインダムの位置、しかしキングジョー・ストレイジカスタムは相当強く、トリガーとゼット二人で相手にして大変、キングジョーは、今回初代がセブンを圧倒したようなものもあり、ゼットは4形態全て使用して対応、ツイッターではゼット世界の地球の科学力はすごいとの指摘もありました。
 また、ミニチュアセットでの特撮はスゴイものがあり、田口特撮は本当にすごい、僕はぜひ田口さんにゴジラを本篇・特技監督として作って欲しい、やはりCGだけでなく、ミニチュアと着ぐるみ特撮はウルトラマンの本領です。
(6) チームワークで敵を倒す!
 今回、GUTS-SELECTのメンバーはそれぞれの本領発揮、テッシンはナースデッセイ号を必死に操作、ヒマリはGUTSファルコンでゲーム的にダダを撃破(テレビゲームの要領でこういう敵側を倒す展開は平成になりライダーではエグゼイドでもあった)、何より、アキトの研究室にユナが来て、そこに現れたダダをユザレとなって倒し、これが切り札になりナースデッセイ号奪還、そしてナースキャノンでダダ撃破、GUTS-SELECTはサタンデロスに続いて敵怪獣を倒しており、なかなかのチームです。
(7) トリガーとゼットのコラボ
 そして、キングジョーを止めるためにトリガーとゼットの決戦、田口さんの見事な特撮で、ミニチュアセットを駆使してのもの、しかし暴走を止めるためとは言え、キングジョーを破壊したハルキの思いは、ではあります。まあ、バコさんたちがちゃんとしてくれるでしょう。
 そして、アキト、ケンゴをウザイと言いつつちゃんと信頼しているのは見事、さらにベリアロクがハルキ、ゼットを元の世界に戻してくれる展開は予想されたものの、納得です。そして前回に続いてケンゴはラーメンを食べに行こう、実は先週、トリガーを見て神戸の南京町にラーメンを食べに行ったのです。食べ物とヒーロー、平成だと仮面ライダーアギトやカブトで料理シーンは出てきたものの、どちらかと言うと昭和で楽しかったです。
 さらに、ユナの正体、そしてガッツウイングのことも来週明らかになり、何より本物のティガが動画配信OKになったので、ティガとのコラボもあるかもと期待しています。
 トリガーのキャストの皆さんのツイッターだと、トリガーは全話クランクアップしたそうで、そしてシン・ウルトラマンは公開時期未定、さらに円谷コンベンションは今年は残念ながら中止ですが、佐賀や神戸でやった円谷エキシビション見たいに行かない模様なものの、今後も応援しています、皆さんお元気で。
No.12049 - 2021/09/11(Sat) 15:19:18

Re: ウルトラマントリガー 第8話  / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
今回思い出したのは、メビウスの「宇宙の剣豪」です。正常に機能しない基地を一部手動で制御したり、テレビゲームのように敵を駆逐したり。ヒマリ、「何よこれー!」とキレながらダダウイルス(笑)一掃、あー、スカッとした!!ファルコンちゃんにこんな活用法があるとは。さて、ウルトラマン達はキングジョーを止めようとするも苦戦、お家芸の分離攻撃されて、なぜガンマフューチャーしないんだと思いましたが。ティガを見て、「え、似てる、なんで?」と驚くシーンがほしかったんですが。ハルキも「ティガ先輩そっくりっすねー!」とか、言わなかったし。
結局「ごめんな、直してやるからな」 と破壊する。その後、ちゃんと拾ってまとめて「気をつけ、礼、直れ」して帰るZ。うんうん、持ち帰って良いのはゴミと思い出だけ。地味に礼儀正しい。で、Zライザーが直ったら返しに来るってことは、また来てくれるということ?待ってるわ−!!
一方、ダダに襲われ、ユザレとして反撃、自分の記憶が飛ぶことでアキトに詰め寄るユナ。次回予告にしても、前半で自分の正体を知ることになるのでしょうか?アキトは全力で支えようとするでしょうが。ミツクニがなぜ、その重大な秘密を引き受けることになったのか?私、以前に彼をセリザワ(ヒカリ)と見間違えたと書きましたが、ミツクニは「光圀」だとしたら、水戸黄門➡️ご隠居➡️ウルトラマンキング(元々科学者説)…以前に会って、スパークレンスの作り方とか、パラレルワールドのことを教えていたとか、色々考えてしまいました。また外れだったりして。
では、今日はこれにて失礼致します。こちらは雨続きで困っておりますが、皆さんも気をつけて下さいね。
No.12050 - 2021/09/16(Thu) 11:35:11

ウルトラマントリガー 第9話 あの日の翼 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:林壮太郎、監督:辻本貴則

(1) 謎解き話開始
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ大変でこちらは台風も来ましたがいかがでしょうか?
 今回はユナの謎解き、そしてティガとの関係が明らかになり、ユザレにより石化されたガーゴルゴン、カルミラにより復活。そしてユナの母親、ミツクニの妻のことが出て、ミツクニは別次元の人間、ティガのいた地球から来たもの、このことはタツミ隊長もアキトも知っていたものの、このようなマルチバース世界はゼロの映画で設定されて、そしてニュージェネレーションシリーズはそれらがパラレルワールド(エックス劇場版以降、過去のヒーローが客演する、これはライダーも同じ)になり、そしてティガも登場、これはティガとのパラレルワールドであり、おそらく闇巨人3人はティガ・ファイナルオデッセイの世界の闇巨人がトリガー世界にいたもの、こういうパラレルワールド的な設定は魅力的。ユナは、ティガ世界のユザレの血を引くもので、それらはティガのことをミツクニが知っていたので予想は出来たものの、新鮮な展開でした。
(2) ガーゴルゴン再登場
 相手を石化させるガーゴルゴン、エックスで初登場、今回は3度目、これらは闇巨人の支配する尖兵(ティガ・ファイナルオデッセイのシビトゾイガー的なもの)、3000万年前にユザレにより逆に石化されたものをカルミラが復活させて、そしてユナがユザレの力を使い石化光線を跳ね返すものの、ガーゴルゴンはそれをかわして、何とも不思議なキャラクターではありました。
 辻本さんのツイッター発信だと、ガーゴルゴンの着ぐるみは限界にあったものを補修して使用したそうです。近年の着ぐるみ使いまわしは批判もあるものの、こうして比較的少ない予算でいいものを作っている意味はよく理解すべきと思います。
 そのガーゴルゴン、ミツクニ、ユナを狙い出現、今回の怪獣たちは大半闇巨人の手先、こういう展開はニュージェネレーションシリーズにもあったものの、新鮮なものでした。
(3) 毎回の新発見
 GUTSファルコンがガーゴルゴンに撃墜されてミツクニ、ユナがピンチ、の時にケンゴがトリガーに変身して戦闘機を助ける、初代マンからあった展開ですが、見事な演出でした。こういう昭和的な展開、平成、令和とし受け継がれたものは貴重です。
No.12051 - 2021/09/18(Sat) 14:16:52

ウルトラマントリガー 第9話 あの日の翼 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 辻本ミニチュア特撮
 今回の監督の辻本さん、NHKの特撮、ガーンディーンも演出されて、GUTSファルコンはCGで、ガッツイングはミニチュア展開だとツイッターで発信されて、ガッツウイングはGUTSファルコンと同じく遠隔操作ですが、秘密基地から発信するシーンなど令和の今に素晴らしいもの(サンダーバードや、ウルトラ警備隊の基地を思わせる特撮)、そしてガッツウイング戦闘開始時にティガ登場のBGM、さらにティガのメインテーマ、光を継ぐものの闘争もかかり(エックスの時の新録音)、被弾して翼が炎上したら水面を撃ってその水で消火、ガーゴルゴンの石化光線を浴びながら、それでメインカメラが使えなくなっても、ミツクニは心の眼でガッツウイングを操作して弱点の目を攻撃するのは燃えました。今はCG全盛、ミニチュア、セットは影が薄くなった点もあるものの、ミニチュア、着ぐるみというアナログ特撮があるからデジタル(CG)も生きるのです。
 トリガーとガーゴルゴンの対決シーン、湖の水面に二者が映るのは、セブンとキングジョーの1回戦以来定番、辻本さん、R/Bのオーブダークとの対決シーンでもこのようなものをして、まさしく特撮、これぞ特撮の本領発揮です。
 そして、トリガーとの決戦に主題歌がかかり燃えました。すばらしいものです。そしてサークルアームズで一刀両断にして撃破するのは切断面を見せるのは異例、昭和の、ウルトラセブンでのアイ・スラッガーで首を切る展開は表現規制にひっかかるものの、こういう意欲的なものをやってくれて、特撮ファンは満足です。
(5) 闇巨人の不気味な姿勢
 今回、ダーゴンとヒュドラムは等大での活動、ユザレの覚醒を確認したもの、彼らはトリガーとユザレへの復讐が目的ですが、しかしユザレの力を彼らなりに悪用を意図して、彼らは単純な存在ではなく、ニュージェネレーションシリーズではレギュラーの悪役も定番(ジードのケイ、タイガの霧崎)、今回、敵キャラが人間態を持たず着ぐるみ設定であるのは、コロナ対策かも知れません(戦隊のゼンカイジャーは着ぐるみロボットが変身する形になっている)が、うまく設定を生かしています。
(6) 定番、誕生日おめでとう!
 ラストシーンは、作戦室にやってきたユナに誕生日おめでとうのセレモニー、こういう誕生日パーティーを見るのは久しぶり、昭和の定番、なるほどです。そして、アキトが渡した誕生プレゼントは何とスタンガン、ユナを狙う闇巨人対策のものでしょうが、これは納得の展開ではありました。
 様々な謎を振りまいて、解決する展開は平成ライダーでもあったものの、トリガーだとうまくシリーズ構成をして、ドラマシリーズを見る楽しみがある(通常の1時間ドラマは、NHK大河ドラマを除くと1クールなのでこんなことはできない)、制約のある中尽力される円谷スタッフの皆さんに敬意を表します。
 そして、問題の石板に新たな展開、このような謎が謎を呼ぶ展開はエヴァンゲリオン以来のものですが、ウルトラシリーズではネクサスで振りまいた謎をすべて解明して終わった例があり、今後も期待しています。
(7) ウルトラマンの知名度は年々上がっている!
 最後に、一昨年のタイガ以来、テレビ放映、動画配信があるとツイッターにウルトラマンはトレンド入り、今回も#ウルトラマントリガーとして話題になり、様々な特撮ファンがウルトラマンに関心を持っているのがよくわかります。
 コロナ禍でもウルトラマン、キャラクターのイベントは様々なものが今月も開始で安心しました。
 まだまだ大変です、皆さんお元気で。
No.12052 - 2021/09/18(Sat) 14:17:43

Re: ウルトラマントリガー 第9話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
ユナの両親の出会いは宿命でしたか…。時空を越えて辿り着いた先で、新たな戦いに身を投じるシズマ、それを支える妻。我が子が巻き込まれると分かっていて産むのはどんな気持ちだったのか。不安はないと妻は言っていましたが。末裔と言えばオーブのナオミ、そして詳しく語られなかったタマユラ姫。また出てきて欲しいです。自分が重い宿命を背負って生まれたことを知らされるユナ、しかし落ち込む間もなくガーゴルゴン出現、シズマ、ガッツウイング起動、どうやって乗るのかと思ったらリモート、しかもゴーグルと腕に装着したコントローラー、これならナースデッセイに乗らなくてもどこでも使えます!しかし搭載カメラが使えなくなり、なんとシズマは心眼で敵の目を射貫きました!まるで日本刀を構えているようでした。か、格好良い…❤
その後、誕生パーティーでプレゼントを開けてみたら、デコされたスタンガン…。偉いわ、アキト!あなたが造ったのなら、宇宙人対応に違いない!なんて思ってたら、次回予告でダーゴンが!どうか効き目がありますように!!
では、今夜はこれにて失礼致します。夜は冷え込むようになりました、皆さんどうぞ風邪などひきませんように。
No.12053 - 2021/09/24(Fri) 23:26:24

ウルトラマントリガー 第10話 揺れるココロ 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:林壮太郎、監督:辻本貴則

(1) ストーカー?ダーゴン
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ感染は落ち着いてきたものの、まだ大変ですが、いかがでしょうか?
 今回は、闇巨人の一人、ダーゴン、以前ユナにビンタされてそれをきっかけに恋する?というもの、敵キャラがヒロインにひかれる展開はウルトラシリーズでは初、他のヒーローものでも例は稀、それをイグニスが見張る?展開、これ、着ぐるみキャラがこんなことをするのは初めて、異例なものでした。ダーゴンはストーカー的なキャラクター、面白いものでした。
 ユナが歩き、ダーゴン出現をケンゴ、アキトが察知して駆けつける展開、そしてユナは前回アキトからもらったスタンガンを早速使用、予想されたものの、こういう展開は新鮮でした。
 ダーゴンは弱いものがなぜ抵抗するというものの、もちろんアキトの言う通り、強いものがやりたい放題は許されず、誰かを守りたいから闘う、はヒーローの神髄、見事なものでした。こういうヒーローの歴史で何度も繰り返された展開ですが、守りたいもののために闘うのは初代マン、いや月光仮面以来60年を超すヒーローの歴史で不滅、素晴らしいものでした。
 また、イグニス、出番は少なかったものの、ストーカーの見張り役?というもので面白いものでした。
(2) 石板の解析
 そして、石板に超古代の秘密があり、アキト、ケンゴに加えてマルゥルも研究室に来て、この手の研究するキャラ、SFヒーローものでは定番ですが、今回トリガーダークの登場もあり、こういう謎解き、ニュージェネレーションシリーズでは、オーブがオリジナルを取り戻す過程も描かれて、トリガーでは今後、新しい展開もあり、期待できます。
(3) ザラガス、オリジナル設定を生かす
 ダーゴンが暴れたことで、ザラガスが目覚めて暴れて、そして地底怪獣の性格を見せて、また初代マンに登場した際の、変身怪獣の設定、攻撃を受けたらさらにパワーアップいるものが生かされて、これはなかなかでした。さらに、発光機能を使い視力に攻撃(オリジナルのように失明する展開ではないものの)、オリジナル設定を生かしたものに脱帽です。
 そして、攻略法は、アキトが考案して、GUTSファルコンとトリガーのコラボ、見事なものでした。アキトがトリガーに俺たちを信じてというのは、アキトはケンゴがトリガーだと知っているものの、ケンゴとアキトの信頼関係の賜物、GUTS-SELECTとトリガーの共同作戦、オリジナルはアラシの攻撃でザラガスが打撃を受けた時にスペシウム光線で初代マンが倒す展開に通じるものもありました。
No.12054 - 2021/09/25(Sat) 15:04:30

ウルトラマントリガー 第10話 揺れるココロ 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) ミニチュアで見事な辻本特撮
 今回も、ミニチュアセットを多用した辻本監督の特撮は見事、建物などのミニチュアセットを多用して、建物の中から怪獣とウルトラマンのバトルを描くもの、この展開はニュージェネレーションシリーズの本領発揮。ニュージェネレーションシリーズは半年しかない、怪獣着ぐるみは過去の使いまわしなどの批判もありますが、しかし半年に集中して名作を描くことがニュージェネレーションの本領発揮。前作のゼットは、劇場版がなかったので、最終回に資源は集中できたと田口監督も証言されて、辻本さんはガンディーンをNHKで製作、今や日本の巨大特撮の名手、ともかくこのように工夫してウルトラマンをうまくやっているので9年連続新作が作れるわけで、かつてのように1年のものを何作か作るとその後いつ再開できるかわからないものより、今のような展開の方が妥当です。
 今、特撮はウルトラマンのほかにもちろん、ライダー、戦隊もあるものの、こういうゴジラ以来の着ぐるみ、ミニチュアのアナログ味の特撮はウルトラマンのみ。CG時代ですが、97年、フジテレビの円谷特撮特番で、佐川和夫特技監督、アナログ(着ぐるみ、ミニチュアセット)を使いこなせるものほどデジタル(CG)を使いこなせると証言されて、98年のハリウッド版ゴジラはアナログ特撮を知らないものがやったための、ウルトラマンでは、当初平成初期ではCGの用途に問題もあり、ティガの段階ではCGは東映の方が上とも評価されたものの、その後円谷CGは進化、オールCG+グリーンバックで劇場版も製作、円谷さんの快進撃は続きます。
(5) ダーゴン、ユナを救う
 そして、ザラガスの攻撃をユナ、アキトが襲うのをダーゴンが防いで、さらにユナ、アキトのところにトンできたら、ダーゴンが二人を救う展開は意外、ダーゴンはザラガスを投げ飛ばして、結果的にザラガス打倒に協力するのは面白いものでした。
 そして、アキトはザラガスが細胞を変化させて強化するので、GUTSファルコンの液体窒素でそれを止める作戦は見事、これはGUTS-SELECTとトリガーのコラボの勝利です。
 最後はデラシウム交流でザラガスを撃破、ユニークな展開でした。
(6) ダーゴンの思い?
 ダーゴンは、アキトがユナの彼氏?と思うものの、これによりダーゴンは単なる悪役ではないとわかり、そして一人?歩道を歩くダーゴン、シュールであり、宇宙人が街を歩くのは、辻本さん撮影時に一般車が走っていて、よくバレ写真に撮られてSNSに上げられなかったとツイッターで発信されて、実際のツイッターでは#ダーゴンさんと発信されたほどでした。
(7) トリガーダーク出現!
 石板の解析で、ユザレと闘った闇巨人は3人ではなかったというもの、その名はトリガーなのにケンゴも戦慄、ティガ・ファイナルオデッセイではティガダークが現れて、それはティガと同じデザインで黒いもの(それが闇巨人の光のエネルギーを得てマルチタイプになる)、トリガーダークはかなりデザインも異なり、今後に期待です。
ウルトラギャラクシーファイト第3部開始なども発表されました、このところ円谷さんの快進撃は驚くべきものがあります。皆さんお元気で。
No.12055 - 2021/09/25(Sat) 15:05:32

Re: ウルトラマントリガー 第10話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんおはようございます。
ダーゴンがおかしくも気色悪くて、のたうちまわる私。イグニスに吹き込まれたことを実行するも変態殺人鬼としか思われないのが少々哀れ。そこで出ましたアキト特製スタンガン!!ちょっとだけ効いた−!ケンゴ達が駆けつけ、異様さに引きつつも戦闘開始、が、アキト、ユナを連れて逃げんかーい!!と叫ぶのは私だけ。…、そ、そうよね、戦闘員だもんね、市民を守る義務がある。そうこうしていたら怪獣がこっちに、踏み潰されるー!!と思ったらダーゴンが指一本でピタッ、そしてポイっ。力の差を見せつけられました。悔しいけど格好いい!そして去って行くところはやはり武士というか騎士というか。ザムシャーに似てるなぁ。
さて、石版にも変化が。また何かが脳裏を過るケンゴ。ユナがユザレであるわけは分かりましたが、ケンゴがトリガーなのは何故なのか、早く知りたいです。
では、今日はこれにて失礼致します。台風が接近しています、皆さんどうぞ気をつけて下さい。
No.12056 - 2021/09/30(Thu) 08:52:57
ウルトラマントリガー 第1話 光を繋ぐもの 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:ハヤシナオキ、監督:坂本浩一

(1) 夏の風物詩 新作ウルトラマン
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ大変でその上に日本全体で2週間に渡り豪雨災害、先週は熱海が大変なことになり、今週は九州が大変ですがお元気ですか?
 本日、ウルトラマンの日(66年7月10日にウルトラマン前夜祭)、トリガー開始、これでギンガ以降、9年連続の新作シリーズ開始、ツイッターではウルトラマンの新作は夏の風物詩、仮面ライダーの新作は秋の風物詩、スーパー戦隊の新作は冬の風物詩との書き込みもあり、旧ウルトラマン列伝を含めるとこの枠は実に11年目!タイガ以降、新作が放映されるとツイッターにトレンド入り(第1話放映の今日は7万件も発信、過去にはウルクロZすらトレンド入り)。今回はティガにルーツを持つ作品、様々な工夫があり、僕みたいに初代マン以来55年見続けてきたものには長い歴史と新しい展開に感動です。
(2) 第1話のサブタイトルに20年ぶりに「光」
 トリガー第1話のサブタイトルは光を繋ぐもの、これはティガ第1話「光を継ぐもの」のオマージュであるとともに、ダイナ第1話は新たなる光、ガイアは光をつかめ、コスモスは光との再会、と平成初期は「光」が入っています。そしてこの分だと闇を繋ぐものという話もあるでしょう。ウルトラマンは、脚本家武上純希さんの平成セブンの小説だと意志を持った光と描写されて、他方メビウスではウルトラマンも生物という描写もあり、もちろんどちらもありです。
(3) 冒頭、ティガ・ファイナルオデッセイへのオマージュ
 冒頭、火星の遺跡を宅麻伸さん演じるシズマ・ミツクニ(この名前の由来は水戸黄門の水戸光圀からでしょう)たちが探索するシーンは、ティガの劇場版、ファイナルオデッセイにて遺跡、ルルイエをGUTSのイルマ隊長たちが探索するシーンへのオマージュ、そして闇の巨人の復活も同じ、敵側にウルトラマンがいるのはベリアル以来定番ですが、それても最初の舞台が火星なのは、ダイナの最初の戦いが火星基地に怪獣が現れてスーパーGUTSが出動、そしてアスカ・シンが変身する話以来。宇宙の特撮は、CGも進化してうまくできるようになり、最近の作品は背景などCGでつくり、セットは小さめのもの(エックスの際にNHKのBSで田口清隆さんのインタビューで知った)を作り、かつては特撮には莫大な予算がかかり、そのため円谷さん何度も行き詰ったものの、制限された予算、時間でいいものを作っているのは素晴らしいこと、ここ数年、ウルトラマンは定番になり、考えてください、10年前はヒーローは仮面ライダーへのみ、そして戦隊とあったのに、今やライダー、戦隊、ウルトラと50年前後の歴史の作品が並び立ち、影響を与え合いいいものになっているのはすごいことです。
 さらに、ケンゴのいた植物研究施設は、ダイナの最終章で全作、ティガの主人公ダイゴのいた施設へのオマージュでしょう。
(4) 新鮮な主役
 今回の主役、マナカ・ケンゴ、寺坂頼我さん演じるものは植物学者でマッチョ系ではなく、ただ、ウルトラマンだとそういう体育会系のマッチョなイメージは厳密に言うとダイナのアスカくらいでこういうナイーブなダイブが多い(ティガのダイゴがまさにそれ)、特撮ヒーロー=マッチョを決定的にしたのはむしろ東映ヒーロー、仮面ライダーで藤岡弘、さんや宮内洋さんとアクションスターが主役、そして戦隊シリーズ、メタルヒーローではジャパンアクションクラブ(当時)のアクションスターが活躍、ただ平成だと東映ヒーローもマッチョ系はなくなり(アクションは変身後に重点)、ここ数年、ウルトラマンの主役は初代マン、セブンの流れと違うものをやってくれて頼もしいです。
 また、ケンゴは自分のことを僕と呼び、ウルトラマンだとダン以来、メビウスのミライまでは僕が主流(俺を常用したのは郷、北斗、アスカのみ)でしたが、大怪獣バトル以来主役は自分を俺と呼び、僕はジードのリクとタイガのヒロユキのみ、これはティガへのオマージュでしょうが新鮮でした。
No.12023 - 2021/07/10(Sat) 15:05:47

ウルトラマントリガー 第1話 光を繋ぐもの 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) 第1話では特捜チーム未活動
 そして、トリガーの特捜チーム、GUTS-SELECTは第1話の段階では活躍せず、発足したて、ウルトラシリーズでは、第1話の事件で特捜チームが結成されるもの(エースのTAC、ザ・ウルトラマンの科学警備隊)はあったものの、平成ではすでに出来ているのが全て、そして第1話では火星が舞台のために特捜チームは活躍せず、ケンゴとシズマ、そして怪獣などの要素のみ。GUTS-SELECTの活躍は第2話以降、これは異例です。
(6) 主人公の親が準レギュラー
 今回、冒頭、ケンゴの母親レイナが出てきて、ウルトラマンで主人公の家族が描かれるのは、それがテーマのR/Bを除くと異例、昭和は皆無(帰マン第3話で郷の回想シーンに遭難した父親が出た程度)、平成だとダイナは父親が行方不明で何度か出て、ガイアは両親が2度ほど出演、ゼットだと父、母が2度ほど出て、第1話から親の出るのはダイナを例外とすると初めて、そしてレイナはケンゴがウルトラマンだとわかった模様、これは異例です。
(7) 変身アイテムを人類が作成
 そして、変身アイテム、GUTSスパークレンスはミツクニが用意して、変身アイテムをガイアの我夢が自作した例はあったものの、これは異例。ミツクニはウルトラマンティガ、ゴルザ、メルバを知るなど、ティガの世界とトリガーを通しているもの、このようにニュージェネレーションシリーズはそれまでにない要素を入れていて、これは9年も新作が続くから新しいことにチャレンジできる(近年のライダー同様)からです。これらのこと、おもちゃのために作っているという陰口、ギンガ以来叩かれているものの、しかしウルトラマンは新作が続いて発展、ライダーは20年以上、戦隊は40年以上続いて、特撮がおそらく、ゴジラ以来最も活発な時代になっているのをわすれてはなりません。
(8) さすが、坂本アクション!
 第1話の怪獣ゴルバー(超古代闇怪獣)はゴルザとメルバの融合、隔壁を立てられたら地下に潜り突破するなど昭和的なもの、アクションはなかなか、これはウルトラマンだけでなく、ライダー、戦隊(ビデオ作品も含めるとメタルヒーローも)制覇された坂本浩一さんの面目躍如です。また、ニュージェネレーションシリーズになり、第1話で敵ウルトラマン、怪獣の2体を相手にするのは初です(第1話に怪獣2体は過去にティガ、マックスのみ)。
 そして、ケンゴがトリガーに変身してのアクション、下からのショット、CGも使用したのかすごいもの、中でも、カルミラが現れて雨が降り、カルミラ、トリガーともに泥まみれになってのバトルはビックリ!ウルトラヒーローの、雨の中の戦いは帰マンの怪獣使いと少年のムルチとの戦いなどあり、しかし泥まみれになるのは他の特撮でもなく、坂本さんの意欲的な特撮に脱帽です。
(9) 必殺武器、サークルアームズ登場
 そして、トリガーが苦戦してカラータイマーが赤くなると、ケンゴは火星の遺跡を思い出して武器を召喚、サークルアームズ、それを手にして大逆転、主題歌は第1話のオープニングがなかった分に使用(ウルトラマンだと戦闘シーンに主題歌はライダー、戦隊より多く、昭和だとタロウ、レオは主題歌そのものがメイン戦闘テーマ、平成以降でも効果的に使われた例は無数)、さすがのもの、そして、止めにトリガーはカルミナをゼペリオン光線で打つと、カルミラはゴルザ―を盾にするのにビックリ!ウルトラマンだと卑怯な敵は多数いたものの、仲間を犠牲に難を逃れる、カルミラのやり方はある意味ウルトラマンらしく面白いものでした。そしてゴルバーは人形を爆発させるもの、どうやらCGではなくアナログみたい、すごいです。
(10) そして、今後は・・・
 ミツクニはケンゴをGUTS-SELECTに入隊させて、ウルトラマンとなった主人公が特捜チームに入るのは定番、さらにティガとの関係など今後楽しみです。ウルトラマンはライダー、戦隊と異なり半年で物足りないという声もあるものの、これだけ濃厚なものなら半年でも十分です。そしてライダー、戦隊とのことは次回以降に書きますが、ライダーは13日の林修さんの番組で50周年特集、必見です。
 さらに、ウルトラマンというと円谷英二監督が1935年に制作したかぐや姫のフィルムが33分のものですがイギリスで再発見されて話題です。このところ、特撮は好評、ゴジラvsコングもヒットして、今後のウルトラマン、特撮に期待です。皆さん感染と猛暑に気をつけて、お元気で。
No.12024 - 2021/07/10(Sat) 15:06:32

Re: ウルトラマントリガー 第1話 光を繋ぐもの 考察 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
夢から始まる主人公の一日、叫んで飛び起きて…。しかしその時は引きずることなく母親を送り出した後、ササッとルルイエの世話を焼く。出勤時にはまるで我が子のように抱えて行くなんて、本当に大事にしてるなと思いましたが、「唯一育った」一株ですからね。花で皆を笑顔にする為に発掘現場に顔パスでって、親の職権乱用は不味いんじゃ?と思ったら怪獣出現、バリアで瓦礫から身を守る所を見られてしまいましたが、どうもこの日が来るのは分かっていたらしいシズマと母親。装備一式持たせて送り出しましたが、落とし穴に落ちた?えっ、今度の変身空間は足下?いや、遺跡の下層、石像の前でした。しかしカルミラに襲われ、危ない所を夢の中の美女に庇われますが彼女も消えてしまい、覚醒、変身!睡眠教育でもされていたのか、アイテムが脳に直接指示を出すのか?ハルキは大慌てで説明受けてましたね。さて変身後、目の回るようなバトルにほれぼれしてたら悪の女王様再び降臨、第一話から飛ばす飛ばす!すっ、すごすぎる。カラータイマーが鳴る中、夢で見た剣を思い出し召喚、しかしカルミラは怪獣を盾にして防ぎ、高笑いして去って行きました。
その後、地球行きが決まるケンゴ、ルルイエを連れて行くのか、置いていっても飛んで来るのか、どう変化するのか楽しみです。人間態らしき美女は黒い霧に包まれ、「名前が不吉」と散々言われていますが、これは「諸刃の剣」ではないかと。あれだけ大事にされているなら最終的にはケンゴのために戦ってくれると思いたいです。 一方、地球で事件のニュースをみる兄妹、妹の腕には男物のような腕時計、腹に一物ありそうな兄の手には変身アイテム…どんな波乱が?楽しみです。
では、今日はこれにて失礼致します。皆さん、お身体に気をつけて下さいね。
No.12025 - 2021/07/16(Fri) 11:32:52

ウルトラマントリガー 第2話 未来への飛翔 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:ハヤシナオキ 監督:坂本浩一

(1) 最高責任者のみ正体を知っている!
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ禍と猛暑で大変ですがいかがでしょうか?
 トリガー第2話、まずは第1話のみオープニングなしは近年のライダーの定番で、第2話よりオープニング開始、そしてケンゴは自分がウルトラマンであるというものの、それはミツクニのみ知ること、口外しないようにと指摘されるのは、このように最高責任者のみ主人公の正体を知っているのはミラーマン、御手洗博士が京太郎にミラーマンだと告げる展開があり、ウルトラシリーズでは、最初から一部の人間のみ正体を知っているのは異例です。平成ウルトラの初期だと隊長が正体に気づく例がありましたが、その平成初期から20年以上、ウルトラマンも変わりました。
(2) ユニークなキャラクター、アキト
 そして、GUTS-SELECTにケンゴ入隊、隊長、パイロットなど並び、ナースデッセイ号の指令室がそのまま基地と言うのは異例(このような戦闘母艦と基地は、80のスペースマミー、ティガのアートデッセイ号など別物)、むしろロボットアニメだと、ガンダムシリーズではホワイトベースに代表されるような母艦の艦橋が指令室、かつて戦隊シリーズで戦隊ロボの母艦があった際も作戦室と母艦の指令室は別、特撮でも面白いものです。
 さらに、ユニークなのはメンバーの中でアキト、彼は自分が光となりユナを守りたかった、しかし光はケンゴを選び、このようなメンバーが特捜チームにいるのは異例。ウルトラシリーズだと、主人公に敵対するような位置にいるルーツは帰マンのMATの岸田隊員、エースのTACの山中隊員があり、初代マン、セブンでは特捜チームのメンバーが仲が良いのは常識と思っていて、MATのような例は、現実社会はそうであるものの、最初から主人公に突っつくようなものは初めて、アキトのようなキャラクターは、ティガでイーヴィルティガになったマサキ・ケイゴのようなもの、そしてダーゴンとの戦いに敗れたケンゴをぶさまと罵倒するのはビックリ、こんな行動をとったキャラクターはウルトラシリーズでは前代未聞(帰マンで岸田は初期、郷をしょっちゅう批判していたものの)、しかしアキトはその後、パワータイプのためのアイテムをケンゴに与えるなどあり、岸田とは根本的に異なるものの、ウルトラマン、ニュージェネレーションシリーズはそれまでと異なる要素を取り入れて成功している(9年も新作が続いている)ためです、またネットでは、アキトがこのため闇落ちするとの指摘もありました。
(3) 円谷と東映のコラボ
 今回、メイン監督の坂本さんのセレクトか、東映ヒーローに出られた方が多く、音楽の坂部剛さんは仮面ライダーの音楽を2作担当されて、過去に佐橋俊彦さん、?`島邦明さん、川井憲次さんがあったもので、ウルトラとライダーの音楽を担当された方は4人目、しかし佐橋さんなどの皆さんはウルトラ→ライダーであったのに、坂部さんはライダー→ウルトラの初の事例です。
 タツミ隊長の高木さんは仮面ライダーアマゾンズ、ゼンカイジャーのネットドラマに出られて、メトロン星人マルゥルの声のM・A・Oさんは戦隊シリーズ2作、仮面ライダーゼロワンでも声を担当されて、ウルトラ、ライダー、戦隊の3作に出た人がこれほどあるのは初めて、そしていずれもライダー、戦隊→ウルトラであり、過去には小林昭二さんに代表されるようにウルトラ→ライダー、戦隊が多く、これほど東映→ウルトラの多いのは初です。
 ちなみに、ウルトラマンと仮面ライダーにどちらも出た俳優さんは20人を越えて、これはウルトラマンとライダーが日本のテレビ文化の根幹であるため(長寿ドラマのNHK大河ドラマで他の作品とのこんなコラボはない)でしょう。
No.12026 - 2021/07/18(Sun) 14:20:19

ウルトラマントリガー 第2話 未来への飛翔 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) ビックリ!遠隔操作の戦闘機
 そして、ナースデッセイ号に搭載されたGUTSファルコンは、パイロットが登場するのではなく、ナースデッセイ号から遠隔操作、特撮、アニメの戦闘機で遠隔操作のものはひょっとして初めて、それもヒマリがバーチャルリアリティーで操縦、もちろん遠隔操作には鉄人28号やジャイアントロボという歴史はあるものの、ビックリです。
 ただし、現実の軍隊だと、米軍はこのような遠隔操作の出来る戦闘機を開発して、空母や、あるいはアメリカ本土から戦場で展開する戦闘機を遠隔操作できるそうですが、このようなトレンドを入れたのは面白いものです。SFヒーローものでは、最新トレンドはアニメが先行する例が多い(80年代のガンダムのヒットで、SFヒーローものはアニメ優位になったため、今は特撮がリード)中で面白いものです。
 ちなみに、ウルトラマンでファルコンというとエースのTACファルコンがあり、設定では200mを越えているの実態はせいぜい数十m、これはかつて特撮ファンのツッコミがいろいろありました。
(5) ギマイラは噛ませ犬?
 そして、冒頭にギマイラが出現するものの、トリガーの登場で簡単に倒されて、が、これはこの後出てくるダーゴンの前座、悪い言葉だと噛ませ犬、第2話にしてこのような意表をついた展開にはビックリです。
 なお、ウルトラマン、ニュージェネレーションで過去の怪獣の着ぐるみ使いまわしが多いとの批判が今だにネットでは絶えないものの、しかし製作費を抑えるためにこういう措置をしているのは理解すべきです。近年だとライダーも怪人が毎回出るのは前半のみ、後半は敵側ライダーとの戦いになり、毎回敵キャラの着ぐるみが作れるのは戦隊のみ、白倉プロデューサーのお話だと戦隊はライダーより少し余裕があるというのですが、売上ではウルトラはライダー、戦隊より低く、制作費削減は継続の一歩。むしろこうして低予算でうまくやっているので9年も新作を作れるのだと実感すべきです。
(6) 第2ラウンド、ダーゴン出現!
 そして、ギマイラを倒したトリガーの前に、ダーゴン出現、一つ怪獣を倒して別の怪獣が現れる展開は過去のウルトラにもあったものの、初期の2話でその展開は初、そしてエネルギーの尽きていたトリガーはカラータイマーが消えて敗退、エネルギーがなくなり敗退は過去にもあったものの、ダーゴンはちょっと卑怯です。
 そして、前半でケンゴが変身、それをユナは不審に思い、アキトはそれでケンゴがトリガーだと気づいた展開はユニークでした。
(7) アイテムを得てパワーアップ!
 敗退したトリガー、しかしアキトはパワータイプのメモリーを渡すもの、そしてケンゴ、トリガーは再戦、さらに、バトルが水中、水中での戦いはニュージェネレーションシリーズになり初(ジード第1話は海の上)、これは実際に水中ではなく、グリーンバックで撮影してCG合成で水中に見せているのでしょうが、このような新しいものに挑戦する作り手に感服です。
 そして、サークルアームズを召喚して対決、敵ウルトラマンとは決着つかなかった(オリジナルのティガ、ファイナルオデッセイだとダーラムはデラシウム光流で一撃で撃破された)ものの、今後は楽しみです。
 アキトは、ミツクニに頼まれてケンゴのサポートをするものの、今後の展開は読めず、楽しみです。
(8) 神戸での円谷エキシビジョン行ってきました。
 そして、神戸の兵庫県立美術館で開催の円谷EXHIBITION、行ってきました。ちなみに宣伝は今のキー局ではなく朝日放送、レオまで関西だと朝日放送で放映されていました。ウルトラマンの55年の歴史、さらに神戸なのでキングジョーの特設コーナー、メビウス&ウルトラ兄弟のパネルもありました。
 そして、2017年2月にあった神戸新聞、キングジョーと神戸の記事のスクラップブックを持っていったら役に立ち、イベントのスタッフさん、この記事をパネル展示しようとしていつのかわからず断念したものが、僕が日付の入った記事を持って行ったのでいつの記事かわかったのです。展示には僕みたいな初代マン、セブンリアタイ世代から、どうやらティガリアタイ世代がお子さんを連れてこられたのもありました。
 猛暑とコロナ大変です、皆さんお元気で。
No.12027 - 2021/07/18(Sun) 14:21:06

Re: ウルトラマントリガー 第1話 光を繋ぐもの 考察 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
先走って空回り、敗退したケンゴに「無様」だの「ウザい」だの、とげとげしいアキト。妹を守るために自分が選ばれたかったのに。ユナは何者なのか?ルーブのアサヒのような存在なのか?それはこれから明らかになるのでしょうが、まだ序盤ですものね。
アキトを見て思いましたが、闇落ちする科学者は欠かせない存在になってきたようです。トレギアは宇宙警備隊に入れず、タロウに置いて行かれる悔しさ、尊敬するヒカリに闇落ちされた衝撃で自分に負けてしまった。果たしてアキトは踏みとどまれるのか?「トレギアの欠片」を手に入れたら?そうなったらミツクニに融合したヒカリがとめに来てくれるとか?すいません、私はミツクニをセリザワカズヤと見間違えてしまったものですから。
それからナースデッセイを下から見て思いましたが、砲身を背負ったシーサーに見えました。デカレンジャーの犬型の基地みたいに変形してロボットになるとか。
最後にカプセルの絵柄ですが、ステンドグラスのような線が入ってますね。カラータイマーにも。光を通してこそ美しいもの。光の巨人にふさわしいデザインだと思います。
それでは今日はこれにて失礼致します。一日も早くコロナが収まりますように。
No.12028 - 2021/07/19(Mon) 11:19:22

ウルトラマントリガー 第3話 超古代の光と闇 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:ハヤシナオキ 監督:坂本浩一

(1) 前作、ゼットが星雲賞受賞!
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナと猛暑で大変ですがいかがでしょうか?
 今回は大ニュース、SF大会で優れたSF作品に送られる星雲賞、メディア部門で何と昨年のウルトラマンゼットが受賞になりました。星雲賞は様々なSF作品、日本だと宇宙戦艦ヤマト、まどかまぎかなどが受賞、過去にはウルトラマンティガが98年に受賞、円谷作品だとアニメのグリッドマンも一昨年受賞、他に平成ガメラ2作、仮面ライダークウガ、特捜戦隊デカレンジャーと受賞でしたが、今年は何とライバルにあの大ヒット作品、劇場版鬼滅の刃などを抑えての受賞、まさに大金星、昨年のゼットは名作で、ウルトラマンの売り上げ、人気も回復させたし、ウルトラマンは10年前のしんどかった時代が今や過去、毎年新作を作りヒット、本当にうれしいです。
(2) ウルトラマンは敵か味方か
 冒頭、タツミ隊長がケンゴをマナカ隊員と苗字で呼んだのはビックリ、ウルトラマンの主人公は大抵名前の方で呼ばれて、トリガーでもケンゴで通っているのにこの場合は異なっていたのは意外でした。
 そして、TPUはウルトラマントリガーを監視対象として、テッシンが異を唱えたもの、これは過去にはティガの3話でイルマ隊長がウルトラマンが味方とテレビで発言して上層部に問題になった例があり、他にはウルトラマンの初登場時に敵だとみなされた例(グレートやネオス)もあったものの、今回は第3話の段階、ティガに近いもの、そしてその後の展開は予想通り味方と見るものですが、しかし実際に数十メートルの巨人が現れて、味方と見なせるかは不明、ただし過去のウルトラマンのテレビシリーズだと、結局ウルトラマンを味方と見なすものですが、このような伝統の展開は新鮮でした。
(3) ユニークなキャラ、イグニス
 そして、ユナが家に行くとトレジャーハンターのイグニスが部屋に突然現れてビックリ、イグニスを演じる細貝圭さんは10年前のゴーカイジャーで実質、悪役のバスコをして、しかし今回は悪役ではなく、どうやら闇の巨人たちに滅ぼされたか何かの背景がある模様、ユニークなもので、ウルトラマンではオーブ以降、主人公と敵対するレギュラーキャラクターが登場して、しかし完全な敵ではない(オーブ、R/Bなど)、と敵キャラ(ジード、タイガなど)もあるものの、イグニスには複雑な背景がある模様で面白いものです。
(4) ユナの背景
 そして、ユナを巡るやり取り、ユナはトリガーを巡るキーパースン、まずはイグニスが手を出して、しかし彼は本質的な悪人ではない模様ですが、その後、ヒュドラムが等身大で出現して、ユナを誘拐、すると追跡するのに今の時代だとGPSというのが新鮮、昭和だと発信機をつけていたものですが、このヒュドラム、かなり狡猾であり、ユナは危機になったらユザレとしての能力を示すもの、ユナの実体はミツクニとアキトが知っていて、今回ケンゴも知った模様ですが、このような謎を振りまして最後に解決という展開はエヴァンゲリオン以来様々なものがあった(ただし、エヴァンゲリオンは今年の劇場版で決着のつくまでに実に25年かかった)、平成ライダー初期もそうですが、しかしふりまいた謎を全部解明して終えたのはネクサスだけ、円谷作品はこういう点はしっかりしているので期待したいです。
 なお、ケンゴ、ユナ、アキトが高校に来た際の乗り物はメビウスのガンスピーダーであった模様です。
No.12029 - 2021/07/24(Sat) 16:04:58

ウルトラマントリガー 第3話 超古代の光と闇 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) 卑劣、ヒュドラム
 そして、第3の闇の巨人、ヒュドラムが登場、しかしカルミラ、ダーゴンと異なり闇の中から復活ではなく、最初は等身大で登場、ウルトラマンの等身大はセブン以来様々なものがあったものの、悪のウルトラマンの等身大はトレギアが一瞬あったのみ、このように常態で等身大の暗躍は初めて、そしてユナを狙い、連れ去るもの、そしてそこにイグニスがやってきたら、アキトはイグニスがユナをさらった、ヒュドラムの人間態がイグニスと思い込み攻撃するも、それを防ごうとしてユナがユザレの力を発揮するものですが、ヒュドラム、こういう卑劣なことをするのはなかなか。ウルトラシリーズだと悪の側が初代ナックル星人を筆頭に卑怯なことを平気でやる悪役は多いのですが、タイガのトレギアもそうではあるものの、ライダー、戦隊にいない卑劣さを見せてくれて納得。そしてユナが力を発揮するのは危機になった時と知り、怪獣を召喚する展開もなかなかでした。
(6) ガソート出現!
 そして、空の電離層にクリッターが集まり、ガソート出現、ガソートはティガに2度出た怪獣で、トモダチと発して相手を食べようとするもの、ティガの怪獣は第1話で合成のものか出て、第3話でティガオリジナル、なかなかのもの、着ぐるみは新作の模様ですが、ティガへのオマージュで良かったです。
(7) ウルトラマントリガーを援護せよ!
 ケンゴは、アキトからアイテムをもらいスカイタイプになれるようになり、そして変身(それをイグニスが見るのも新鮮)、怪獣とトリガーが戦い、テッシンやヒマリが自分たちも戦おうというと、タツミ隊長、ウルトラマントリガーを援護する、責任は私が取るというもの、これは過去にもあった展開ではあるものの、隊長のカッコよさにさすが、です。
 そして、ヒマリがGUTSファルコンを遠隔操作、そしてロボット形態との中間のガウォーク形態になり(これのオリジナルはマクロスに出てきたバルキリー)、CGで様々な展開があり、バトルの特撮は25年前のティガの時期から大きく進化して、トリガーはサークルアームズを使用して、ガソートを撃破、そして夕陽の戦い、坂本監督のものだとゼットの、陛下のメダルでゼロ、ジードとともに夕陽のバトルを想起させて、ウルトラヒーローと夕陽はセブンと初代メトロン星人、エース最終回など多数あり、やはりウルトラヒーローの映えるのは夕陽です。
 そして、ガソートを倒すとヒュドラムが巨大化して襲い掛かり、トリガーだと1〜3話は怪獣と闇巨人の共に現れるもの、さらに怪獣が倒されたら闇巨人の出てくるのは前回の前半と同じ、しかし、ナースデッセイ号からトリガーのために援護射撃、ウルトラヒーローと特捜チームのコラボ、素晴らしいものでした。
(8) 悪の巨人の内ゲバ?
 そして、ヒュドラムが反撃しようとしたら、カルミラの鞭が現れていい加減にしろになり、この3人、悪の集団によくある、互いに信用していないものの典型、闇の制覇を狙うものの、どうやら仲はあまりよくなく、しかし、ミツクニは闇の巨人が3人とも復活したのを懸念、今回のサブタイトル、超古代の光と闇の意味を見ました。闇の巨人はかなりヤバイ存在みたいです。
 今後、GUTS-SELECTとトリガーと、闇の巨人の争いに、イグニスが入り、ヒーローものだと三つ巴バトルはいくつか前例はあったものの、今後は面白いそうです。
(9) 神戸の怪獣博士 原坂さんラジオに出演
 今朝のABCラジオに、神戸在住の特撮・怪獣博士の原坂一郎さん出られて、今神戸でやっている円谷エキシビションのことを紹介されました。もちろん神戸なのでキングジョーのこと、あるいはゴモラが六甲山に落ちたことなどお話されて面白かったです。原坂さん、明日は神戸で講演会されるそうです。
 猛暑で来週は台風も懸念されます、皆さんお元気で。
No.12030 - 2021/07/24(Sat) 16:05:58

Re: ウルトラマントリガー 第3話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
第二話から感じていたことですが、ヒマリも他の隊員も、途中参戦のトリガーに「いいとこだったのに、邪魔するな!」とはならず、初めから共闘モードのような気が。あらかじめミツクニから話があったのでしょうか?つまり上層部と揉めるのは覚悟するようにと。それにしても、ファルコンちゃんが私の好きな変形収納型だったとは、嬉しい限りです❤その他のメカも是非!
さて、壁画のユザレの胸にも輝く🔷が。そして互いに覚醒が不完全なユナとケンゴ。完全体になるにはなにが必要なのでしょう。先は長いなあ…。
ところでメトロン星人のマルゥルはどのようないきさつで入隊したのでしょう。この世界の地球とは正式に国交があるのでしょうね。つまりそれはゾフィーとサコミズが目指す「肩を並べる日」。いつか正体を隠すことなくウルトラマンと人間が共に歩める日を描く作品が出来るかも知れません。
では、今夜はこれにて失礼致します。皆さんどうぞお身体には気をつけて下さいね。
No.12031 - 2021/07/30(Fri) 23:38:25

ウルトラマントリガー 第4話 笑顔のために 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根本歳三、監督:武居正能

(1) 神出鬼没のイグニス
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナの感染は大変なことになっていますがいかがでしょうか。
 今回は実質、イグニスが主役、冒頭、超古代の遺跡の調査があり、ケンゴたちが向かうと不審な人物、おそらくファンはすぐにこれはイグニスだとわかったことでしょうが、このような展開は昭和から多数あるものの、前回はユナが最高と言っていて、今回は遺跡にこだわり、演じる細貝さん、10年前のゴーカイジャーで海賊役をされて特撮ファンに大変な印象を残したものの、今回はかなりコミカルなもの、遺跡を奪おうとして失敗、そして逃走、毎度お馴染み特撮でもアニメでもよくあるもので、イグニスはどうやら悪役ではなく、ジャグラーのような存在、これからも面白さを増してくれそうです。
(2) どうやって基地に侵入?
 そして、アキトが超古代の遺跡をケンゴに見せて、3000万年前、闇の3巨人が存在、それをユザレとトリガーが封印して、それが3000万年経ち復活。これはティガ・ファイナルオデッセイの展開へのオマージュ…だと思っていたら、そこにイグニスがいてビックリ。グエバッサーの羽を利用して侵入、宇宙人が特捜チームの基地に侵入するのは初代マンの際から無数にあり、セキュリティはどうなっていると昭和のファンも考えていたものですが、侵入方法がこうして描かれるのは初めて、ビックリです。
(3) 基地の中でのバトル
 そして、イグニスはナースデッセイ号の指令室に来て、GUTS-SELECTの隊員たちとバトル、作戦室でのバトルは異例、それもコミカルな面があり、隊員たちを翻弄して古代の遺跡をGET、このイグニス、実にユニークなキャラでビックリです。細貝さんが出られたゴーカイジャーはメイン監督の坂本さんも参加されて、今回は武居監督の演出ですが、メイン監督の設計で様々な監督さんたちが工夫をしているのは見事です。
(4) オカグビラ出現!
 すると、ナースデッセイ号の指令室で怪獣出現を察知、出現したのはグビラ、2012年のウルトラマンサーガで再登場以来頻繁に出ているものの、グビラは初代マンで海底怪獣として出て以来、海、水の怪獣でしたが、今回はオカグビラと命名されるもの、そしてオーブ以来グビラは無害な怪獣として登場していたのに、今回は凶暴なもの、ドリルで地底に潜りトリガーやGUTSと対決。ギンガ以降、怪獣着ぐるみの使いまわしは批判されるものの、新しい視点で既存の怪獣を活用するのは素晴らしいことです。
 そして、超古代の遺跡に怪獣出現は、ティガの地の鮫でのゲオザークへのオマージュとの指摘もありました。確かに、トリガーがオカグビラを持ち上げる展開はティガの場合と同じです。放映後、このような書き込みがツイッターに様々なものであります。
No.12032 - 2021/07/31(Sat) 14:53:14

ウルトラマントリガー 第4話 笑顔のために 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) 笑顔のために
 ケンゴの口癖、笑顔のために、は平成ライダー1作目、クウガの主人公、五代雄介がみんなの笑顔のためにと言っていたものへのオマージュ、さらにスマイル、スマイルというのは確かプリキュアにその手のキャラがあり、クウガの時はえげつないことをするグロンギの魔手から人々を守るための行為でしたが、今回は闇の巨人の脅威から地球を守るため、ケンゴはウルトラシリーズ伝統の、少し内向きのタイプですが、それがこのような位置にいて発言するのは面白いものです。
(6) ケンゴ、GUTS-SELECTのコラボ
 GUTS-SELECTは地上部隊としてケンゴ、アキト、ユナがいて、ヘルメットではなく帽子をかぶっての行動(過去にも平成で同様の例あり)。
 アキトが瓦礫の中から遺跡を手にしようとするシーンは、初代マンでハヤタがベーターカプセルを落として拾うシーン(何回もあり)へのオマージュでしょう、ウルトラマンも55年もやっているとこういう蓄積のものにオールドファンはニヤリ、です。
 その遺跡(発信機)をオカグビラが狙っているのをアキトが知り、これを利用してトリガーの窮地を救うもの、アキトは自分が光になりユナを守りたかったものですが、ケンゴがトリガーでもちゃんと協力するのはなるほどです。
 また、GUTSファルコン、遠隔操作という意味が生きていて、パイロットが乗っているとできない戦闘もして、これはCGでやっているものですが素晴らしい特撮です。
 そして、窮地を脱したトリガー、パワータイプになり、オカグビラ持ち上げて、サークルアームズで止めを刺すのは新鮮。オーブ以降、グビラは最後逃がされたものが、狂暴怪獣として意味がありました。
(7) イグニス、バイバイキ〜ン
 今回、イグニスはコミカルで、遺跡発掘現場や基地に入ったと思ったら、オカグビラにとらわれて、そして吹き飛ばされてしまう展開は、アンパンマンでバイキンマンがバイバイキ〜ンと吹き飛ばされるシーンのオマージュ、ギャグとしても最高でした。最後は木に捕まって助かったものの、その木が折れて落ちる、まさにバイキンマン的な展開は面白かったです。そしてイグニスが顔に紋章を見せて、マルゥルが見覚えあるという展開、宇宙人の中では知られている模様で、また伏線が引かれました。
(8) 闇の巨人たちの策謀
 今回は3人の闇の巨人とトリガーのバトルはなく、最後に闇巨人3人の策謀があり、3000万年前にユザレとトリガーに封印されて、その復讐を計画。ユナとユザレのものなど今後楽しみです。さらに、冒頭、ケンゴが闇に飲まれる夢を見るもの、ティガは当初闇の巨人、そしてテレビシリーズにはイーヴィルティガもいて、光と闇の世界は今後も注目です。
 なお、次回は総集編を早くもして、ひょっとしてコロナで話数短縮か、ただブルーレイには25話と表記があり、ひょっとして年末を越えてトリガーは放映(昨年のNHK大河ドラマみたいに)かもしれませんが、応援したいです。
 緊急事態宣言も拡張、なかなか大変です、皆さんお元気で。
No.12033 - 2021/07/31(Sat) 14:54:10

Re: ウルトラマントリガー 第4話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
赤黒い炎に包まれて苦しむ夢にうなされるケンゴ。闇三巨人と相討ちのような形でトリガーも自らを封印し、それを壁画から読み取ったシズマ達がアイテム開発に乗り出したということでしょうか?その後遺跡で夢と同じ建物を見て驚くケンゴ。発掘したものを巡ってイグニスと奪い合い、その最中に「私が極上だって言ったくせに!」「そうだ、ユナこそ極上だ!」…アキト、どこぞの緑の一松模様の長男みたい。「え、そこ?」と、呆れるケンゴ。なんてやってたらオカグビラ登場、「ヤマクジラなら猪のことだからジビエとして…」などと思う私。それを捕鯨船のような感じで釣るところは迫力があると同時に、今では珍しい光景でもあります。それにしても、オカグビラ怖い!歯医者通いしてるから尚怖い!苦戦するトリガーに相変わらず文句を言いながらレーダーを辿ると、遙か彼方に星となって消えたイグニスが落とした発光物。何とか取り出し敵の誘導に成功、やっととどめを刺すトリガー。基地に戻って礼を言うケンゴ、ツンデレなアキト。しかし「スマイル、スマイル」と呪文のように言い続けるのには意味がある?未だに出てこない父親と関係あるとか?そして最後に「この恨みはらさでおくべきか」と高笑いする女王様、「ふっ」と笑いながらも内心(女って怖い…💧)とビビっているに違いない男達。
さあ、来週はお盆真っ只中だから、ハルキが帰って来るとおもってたら、違うんですかー?コロナのせいで帰って来れない我がヤプールと同じだなんて、しどいわ、おばちゃん悲しいわ!「盆と正月には帰ってくる」と約束したんだから守らんかーい!!(号泣)
では、今夜はこれにて失礼致します。台風が接近していますので、どうぞ皆さん気をつけて下さいね。
No.12034 - 2021/08/06(Fri) 23:55:16

ウルトラマントリガー 特別総集編 平和を守るために 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) デバン、令和に登場
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。猛暑とコロナ禍大変ですがいかがでしょうか。
 今週と来週は特別総集編ですが、ビックリしたのはデバンがナビゲーターとして出てきたんもの、デバンはティガの、出番だデバンに出てきたマスコット怪獣、その姿から当時の雑誌媒体に平成のピグモンと呼ばれていた存在、雑誌でも1話限りの登場はもったいないと指摘もありましたが、97年最初の放映以来24年半ぶりの登場、声は松田利冴さん、ツイッターで発信されて、デバンはティガ当時人気があり、ソフビも売れたのに、ようやく24年経って再登場でした。なお、デバンのスーツは、特撮ファンのツイッター発信だと過去にウルトラマンフェスティバルで使われたものだと指摘がありました。
 このような人気キャラでしたが、そのピグモン、マックス以来何度も再登場したのに、デバンはようやく登場、ティガファンには受けていました。
(2) 防衛チーム、特捜チームの意味
 今回はニュージェネレーションシリーズの防衛隊、UPG、XIO、E.I.G.S、ストレイジの紹介でしたが、ウルトラシリーズは防衛チーム、特捜チームは必須、一部ないシリーズもありますが、もともとは防衛チームがウルトラマンに先駆けて設定されたものです。70年代のウルトラマンのムック本で満田さんのお話だと、ウルトラQで主人公が怪獣に毎回遭遇する展開で苦労して、なら怪獣専門のチームを設定したらいい、として科学特捜隊が生まれて、そしてヒーローとともに活躍するようになり、ウルトラマンは特捜チームなしで誕生はなかったのです。そしてウルトラマン、円谷作品だけでなく、巨大ヒーローには防衛隊は必須、マグマ大使も途中からスクランブルという防衛隊が出てきました。そして、大抵の作品だとウルトラマン、ヒーローは特捜チーム、防衛チームの支援なしで勝てない、実際初代マンではアントラー、ケムラーのように科学特捜隊がいなかったらウルトラマンが負けていた例もあるし、セブンではウルトラ警備隊なしでキングジョーは倒せなかったし、その歴史は昭和、平成、令和を通して不滅です。
(3) 他のヒーロー作品の防衛チーム
 そして、等身大ヒーローでも防衛チームはあり、仮面ライダーだと昭和では初年仮面ライダー隊は、厳密には防衛隊に入らないかもしれませんが、支援組織としてあり、またスーパー戦隊シリーズの初期は国連などの下部組織としての戦隊で、メタルヒーローも同様でした。
 平成になり、仮面ライダーではクウガ、アギトでは警察が防衛チームの意味を成して、ゼロワンだと人工知能の犯罪対策組織チームがあるなど、作品により防衛チームに近いものもあります。またアニメでも、ガンダムは地球連邦軍の所属、エヴァンゲリオンはネルフの所属、ただこれらはウルトラマンと防衛チームの関係と直接に関係するものではないですが、エヴァンゲリオンは原作者の庵野さんはウルトラマンに影響されており(ネルフの組織は、謎の円盤UFOに出てくるシャドーが原点)、これらを見たら、特捜チームの存在はその後特撮・アニメを含めて多数のSF作品に影響を与えたことがわかります。
(4) ニュージェネレーションシリーズと防衛チーム
 ニュージェネレーションシリーズでは、ギンガで製作費の関係で防衛チームの設定を作れず、これはレオ末期でMACの設定を維持できなくなったことがルーツ、そしてオーブ、ジード、R/Bでは防衛チームに主人公は所属せず、これはエックスで防衛チームのおもちゃより変身アイテムの方が売れたためと特撮ファンのブログで見たものの、ゼットでセブンガーが大ヒットして防衛チームは本格的に復活できました。
 次回も総集編ですが、やはりコロナ禍でウルトラマンの製作も制限がある模様ですが、それでも今後は何とかうまく行きそうで、応援しています。神戸の円谷エキシビション、入場1万人達成(大阪で緊急事態のせいか少し減っている)です。猛暑、コロナ大変です、お元気で。
No.12035 - 2021/08/07(Sat) 14:43:19

Re: ウルトラマントリガー 出番だデバン / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。先週は失礼致しました。カレンダーを1週間読み間違え、その上、「密を避けるために時期をずらした」と解釈出来なかったなんて…映画の方は1年やそこら延びても気長に待とうと決めておきながら。以後、帰省ネタで文句を言わないように気をつけます。
さて、友好的な宇宙人(知的生命体)には言動こそ幼さを感じるものの、知識と技術は人間の大人並み以上というのが何例かありますね。ペガも独り立ちのために旅に出たんですから。マルゥルは生意気さが多少感じられますが、まさか自室ではヤンキー座りでタバコとか。いや、畳の部屋でちゃぶ台でくつろぎながら?うーん、見てみたい。人間態にもなれるとか。
それはともかく、今後も宇宙人との共生が描かれるなら、デバンが防衛隊の広報担当とか、そういう役でレギュラーになれるかも知れません。バルタン星人の子が留学生とか、成長した伊賀栗マユが他の星でバリバリ働いてそこの王子様に白馬の馬車風の宇宙船で迎えに来られたりして。(ゼロがブチ切れそうですが。)
では、今夜はこれにて失礼致します。お盆の準備はまだこれからです…💧
No.12036 - 2021/08/13(Fri) 23:35:02

ウルトラマントリガー 特別総集編 宇宙を翔ける英雄 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) タイプチェンジ、ルーツはレインボーマン、そしてティガ
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナの猛威に加えて一昨日から全国的に大雨、今日は広島、九州に大雨特別警報、大変ですがいかがでしょうか?
 今回もトリガーは特別総集編、開始早々のこの展開はSNSで様々理由は取りざたされているものの、コロナで大変、いずれ放送されるからこういう展開も許しましょう。
 今回は、トリガーのタイプチェンジ、中では今後の第7話のトリガーとゼットの共闘も先行して公開、さらにウルトラギャラクシーファイトも地上波放映、一部のキャラクターは地上波初登場、この、トリガーのタイプチェンジは、ティガにおいて汎用型、力のタイ、スピード重視型とあり、これはティガで初めて取り入れられて、その後仮面ライダー、スーパー戦隊に大きな影響を与えて、このタイプチェンジのルーツは、ティガのプロデューサーの笈田雅人さんがティガの脚本の小中千昭さんの本で語られて、笈田さんはレインボーマンの大ファンで、レインボーマンのように変化するヒーローを提案されたのがルーツ、決しておもちゃをたくさん売るために設定されたものではありません。そして、仮面ライダーBlack RXで変化するヒーローが長期シリーズで初めて設定されて、ティガで定着したものです。このように、ティガのその後に与えた影響は計り知れないものがあります。
(2) リブット、初の地上波放映
 そして、マルチタイプの類例としてリブット、タイガ、ゼットのオリジナルが紹介されて、リブットはマレーシアで円谷プロ公認のキャラクター、新ウルトラマン列伝の最終回に歴代ヒーローたちと出てきたものの、ギャラクシーファイトの紹介で、地上波初登場です。ツイッターではリブットがマルチタイプの系統の最初に出てきたことに驚きも発信されていました。
 さらに、パワータイプ系としてタイタス、ゼットのベータスマッシュ、スカイタイプの例としてフーマ、ブルが紹介されて、この点ウルトラでは赤がパワー系(ダイナのストロングタイプもそう)、青がスピード系(同じくミラクル)になり、仮面ライダークウガだと赤がマルチタイプ、青がスピード系ですが、緑が超能力系、紫がパワー系になり、アギトでも赤がパワー系、青がスピード系、しかしライダーはその後頻繁にタイプチェンジするので無数のタイプがあるものの、ここでもティガの、後の作品に与えた影響は大きいと感じます。
 なお、今回のタイトル、宇宙をそらと呼ぶのは、最初はガンダムの1作目で、その後SFアニメでは頻繁に使われるものの、特撮でこの用法は異例です。
(3) 敵もウルトラマン!
 後半の特集、トリガーの敵になる闇ウルトラマン、このルーツもティガの影を継ぐもの、に出てきたイーヴィルティガ、たった1回の登場ながらティガで1,2位を争う人気怪獣であり、昭和のにせウルトラマンは宇宙人の変身かロボットでしたが、主人公と同等の存在ながら、悪と言うキャラクターは、その後ティガのファイナルオデッセイにて敵が悪のウルトラマンになり、近年ではベリアル、トレギアなど多数の敵役になりシリーズを盛り立てました。そして仮面ライダーでは、ここ数年はいわゆるラスボス、敵の親玉が悪の仮面ライダーという展開が定着しています。
(4) 次のデバンの出番は?
 今回、デバンチャンネルとしてデバン出てきて、この分だと例年通りの第13話の総集編にまた出るか、あるいは来年のクロニクルのナビゲーターになる(R/Bで久しぶりに登場したブースカがその後のクロニクルに出てきた)と予想します。
(5) ウルトラ出版ラッシュ!
 昨年のゼットは作品だけでなく、フィギュアなども大ヒットして、今年のウルトラマン55周年で様々な本も出て、マックス15年のものに続いてティガ25年のものもでます。
 また、内山まもるさんによる平成ウルトラのコミカライズ、メビウス以降のものが本になりました。僕も買いました。メビウス以降、内山さんウルトラのコミカライズに復帰されて、それ以前に、平成ウルトラのデザイナーの丸山浩さんが内山さんの大ファンで、内山デザインを意識してのウルトラマンを作られて、平成ウルトラマンの目、口元などそれがよくわかります。そして内山さんのコミック版見たら、まるでオリジナルキャストの声が聞こえそうなものにビックリです。
 コロナは大変、兵庫県も感染者数過去最多、また緊急事態宣言かも知れず、大変ですが、皆さんお大事に。
No.12037 - 2021/08/14(Sat) 15:06:27

Re: ウルトラマントリガー デバンその二 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。何とか盆も済みました。皆さんもお疲れではないかと。
今回はタイプチェンジと悪役の紹介ですね。筋肉を強調するパワータイプも色々ありますよね。単に胸板が厚いとかではなく、肩幅、腹筋、表現も多彩です。何となく細マッチョなイメージと逞しさを併せ持つタイプとムキムキの太マッチョタイプ。どちらにしてもデザインする方は凄いなあと思います。私のオリトラウーマンは美しくも恐ろしいと決めたものの、表現出来なくて諦めました…💧
さて、悪役の方ですが、私が今一番気になっているのはイグニスなんですよ。語源がイグニッションなら「点火・点火装置」、トリガーは「引き金」、対になっているような気がします。ケンゴとユナと彼が「何か」のために揃わないとユザレもトリガーも真の覚醒は出来ないとか。
それでは今日はこれにて失礼致します。水害が一刻も早く収まりますように。
No.12038 - 2021/08/17(Tue) 15:13:36

ウルトラマントリガー 第5話 アキトの約束 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根本歳三、監督:武居正能

(1) 追悼、千葉真一さん、笑福亭仁鶴さん
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ感染拡大は際限なく大変なことになり、豪雨災害も大変ですがいかがでしょうか?
 まず、昨日訃報が2件、アクションスターの千葉真一さん、落語家の笑福亭仁鶴さんが亡くなられました。千葉さんは東映初の特撮ヒーロー、七色仮面の主役を途中からされて、ジャパン・アクション・クラブ(今のエンタープライズ)を設立、志穂美悦子さん、真田広之さんなどたくさんのお弟子さんが特撮でも活躍、ミスター平成ライダーのスーツアクターの高岩成二さんは真田広之さんにあこがれてアクションスターになられて、今ライダー、戦隊のスーツアクターさんたちはいわば千葉さんの孫弟子、そして千葉さんは宇宙刑事ギャバンの父ボイサーとして最後から2回目に出演、ギャバンとの別れは当時の特撮ファンを号泣させたものでした。
 仁鶴さんは僕など関西人にはテレビ、ラジオで大活躍、中でもボンカレーのCMの3分間待つのだぞは未だに語られて、そしてNHKの生活(笑)百科に出られて、東京、関西にとってかけがえのない方をなくしました、ご冥福をお祈りいたします。
(2) ウルトラ名物?謹慎!
 そして、怪獣デスドラゴが出現すると、アキトが冷静さを欠いて行動、その理由はかつてアキトがデスドラゴに両親を殺されたため、それでアキトはユナの家にいるわけで、またティガに出来たガッツウイング1号が出て、超古代の脅威を感知したミツクニとアキトの両親が開発したものの、当時は世間の理解を得られず、というもので、住民避難の命令を無視してデスドラゴに対して無謀なことをしたアキトはタツミ隊長から3日間の謹慎を言われるもの、これは昭和の第2次シリーズ、帰マン2話で無謀なとこをした郷がMATを追放され、さらにエースだと北斗が謹慎と何度も言われて、平成だとガイアで我夢が藤宮と関係あったとわかりXIGを追放される展開もあり、他にも刑事ドラマ、太陽にほえろなどで無謀なことをした若手刑事がこのような謹慎もよくあり、しかし謹慎は昭和のもの、まさか令和でこのような展開とは驚きました。
 しかし、今までウルトラマンで謹慎を言い渡されるのは主人公でしたが、それ以外の謹慎は異例です。
(3) アキトの過去
 そして、過去に、怪獣に親を殺されたという展開は昭和のウルトラマンではよくあり、要するに復讐のためにデスドラゴに立ち向かったという展開も、昭和からのもの、それも主役ではなく、アキトの過去はかなり過酷で、このアキトのようなキャラクターは過去のウルトラシリーズにはなく、ユニークです。。
 そして、デスドラゴとトリガーの1度目のバトル、アキトを狙った攻撃をトリガー、ケンゴが身を挺して防ぐのも定番、そしてマルチタイプでスペシウム光線型のものを放つも逃げられて、ウルトラヒーローで、光線技、ワイドショット型が基本のヒーローがスペシウム光線型を一時的に使うのは過去にあり、その逆もありました。
No.12039 - 2021/08/21(Sat) 14:27:04

ウルトラマントリガー 第5話 アキトの約束 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) ケンゴとアキトの友情、アキトのユナへの思い
 アキトは第2話で登場の際にややトゲのある、平成以降のウルトラでは珍しいキャラでしたが、理由付けはされて、現に第2話でパワーアップアイテムをアキトはケンゴに渡すもの、二人の友情は、容易な仲良しではなく、計算されたもので、昭和だとこのようなトゲのあるキャラクターが嫌われた例もあるものの、平成以降の作品は昭和の問題点を研究していい方向にしているのはティガ以来、見事なものでした。ケンゴがアキトに送った花が意味のあるものになっていました。白い花は約束の花言葉というもの、この約束はアキトがユナを守る意味だと容易に想像ついたものの、見事な展開です。ケンゴは自分のことを僕と呼び、アキトは俺と呼ぶ、対照的なキャラクター、貴重なものでした。
(5) デスドラゴ、カルミラによるドーピング?
 デスドラゴは6年前に現れたもので、地球のオリジナル怪獣、闇巨人の手先ではなかったものの、カルミラがドーピング?のようなものでさらに悪にしたもの、エックスのダークサンダーエナジーみたいなもの、実際目が赤くなり、この点もエックスの展開に似ていて、闇巨人は底知れぬ悪意を持ち、トリガーとユザレ(ユナ)への復讐、今回はダーゴンがユナを襲う展開、ケンゴがデスドラゴをトリガーになって対決、ユナとアキトがダーゴンと対決、巨大ヒーローと怪獣、人間と等身大怪人のバトルが並行するのはよくあったものの、新鮮です。
(6) ユナ、アキトvsダーゴン
 卑劣なダーゴン、巨大化してユナを追い、建物に逃げ込むと等身大になり、そして、建物の中でダーゴンとユナのバトル、新鮮で、武居監督もニュージェネレーションシリーズ監督の大黒柱、アクションはさすが、そしてアキトが加勢してダーゴンを追いつめるものの、アキトのキャラが生きていて見事、アキトがユナとの約束を語るシーンに主題歌のスローアレンジBGMが流れて、これはティガ以来の定番、そしてビックリしたのはユナがダーゴンをビンタするシーン!こんなものは前代未聞(ウルトラはもちろん、ライダーでも記憶にない)、そして殴られたダーゴンは負けを認めるのもなるほど、新鮮な展開でした。
(7) トリガーvsデスドラゴ決戦
 苦戦するトリガーはスカイタイプになり、サークルアームズを召喚して攻撃、デスドラゴは元々強敵がさらに強化してのものを、トリガーは主題歌アレンジのBGMに乗ってのバトルで撃退、ヒーローものとして王道、見事でした。
 また、ミニチュアセットも見事で、巨大特撮は今もゴジラvsコングが上映されて、戦隊でも巨大ロボバトルはあるものの、CG主体、しかしウルトラマンはミニチュア、ゼットの超全集で、田口監督がミニチュア志向のためで、ミニチュアセットをするのはウルトラのみと記述があり、確かにCGの進化は大変なものですが、しかし最近のウルトラマンを見ていたら、着ぐるみとミニチュアのも、円谷英二監督以来の伝統は生きている、もし円谷英二監督が現役ならCGをこのように使うだろう、というものになっていました。
(8) アキト、GUTS-SELECTに復帰
 そして、タツミ隊長、アキトを復帰かと思いきや、また3日謹慎させて休養、頭を冷やせというもの、これも昭和チックなもの、昭和を思わせる展開はライダー、戦隊だとほとんどなく、オーブ以降、昭和テイストのものは歓迎です。
 しかし、闇巨人たちは悪の謀略に走り、今後のトリガーの展開も目が離せないものになりました。
(9) 前代未聞、甲子園7日順延でライダー最終回大ピンチ!
 ところが、この異例な夏の大雨、夏の甲子園、高校野球は延期ラッシュで、日曜朝のライダー、戦隊、プリキュアは先週はもちろん、明日も来週もない模様で、これだと特に仮面ライダーセイバーは下手したら最終回3部作、東京で29日に最終回の放映された後に回されそうで、一昨年のジオウは最終回が東京より1日遅れて、SNSネタバレ避けに大変、今年はもっと大変な模様です。
 明日、兵庫県立美術館、円谷エキシビション、もう一度行く予定です。しかしコロナと異常天候大変です、皆さんお元気で。
No.12040 - 2021/08/21(Sat) 14:28:07

Re: ウルトラマントリガー 第5話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。こちらは蒸し暑いですが、ご無事でいらっしゃるでしょうか。
謹慎で思い出すのは、夕子が去った直後の話です。避難誘導がまずかったために母親を亡くした子に責められて落ち込む北斗。夕子の名を出さずに、如何に彼女の不在が辛いものか、ひしひしと感じられました。でもアキトにはユナがいて、ケンゴもいる。今回の花はルルイエではなく、「約束を守る」白バラ。ユナの名を出されれば受け取らない訳がない。そこへ怪獣再登場、謹慎がなんだ、「守るんだー!!」ユナを襲うダーゴンを倒そうとして張り飛ばされるアキト、思わず飛び出すユナ、強烈なビンタ!!思考停止してしまう堅物。彼が騎士道精神の男で良かった。ヒュドラムだったら、余計調子に乗っていたでしょう。
それでは今夜はこれにて失礼致します。酷暑対策、大変ですが、皆さんどうぞお身体に気をつけて下さいね。
No.12041 - 2021/08/27(Fri) 23:34:33
レイゴ管理人 / あけましておめでとうございます。 [地球外]
明けましておめでとうございます。

旧年中は皆様大変ありがとうございました。
昨年はコロナで大変な年でしたが、皆さんいかがお過ごしでしたか?

ウルトマンメベウスの仁科さんも暮れにコロナに感染されたとか。

メビウスやコスモス達に応援をお願いしたいとこです。

皆さんも健康にご留意され良い年をお過ごしくださいませ。

今年も変わらずよろしくお願いします。
No.12016 - 2021/01/01(Fri) 09:41:11

Re: あけましておめでとうございます / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さん明けましておめでとうございます。コロナウイルスに明け暮れた2020年、ウルトラマンだけでなくライダー、戦隊シリーズの方も感染があり大変でした。
 僕はひらかたパークでの特撮のDNA展・ウルトラマン行きました。ひらかたパークで年末年始にウルトラマンのイベント開催は4年連続、夏〜秋に東京でやったものを年末年始にひらかたパークでやる形が定着、こちら兵庫県では感染拡大の大阪に不要不急の行き来を自粛と言われていたのですが、感染対策していきました。ウルトラマンの55年の歴史の展示、素晴らしいものでした。昭和の、CGのなかった時代に先人たちの苦労されたものから、最新作まで本当に素晴らしいことで、ウルトラマンの歴史はしんどい時も多かったものの、今や不滅のヒーローの地位を不動のものにしました。
 そして、2020年最後の仮面ライダーセイバーにウルトラマンのスーツアクターの岩田栄慶さんがゲスト出演して、ネットで#仮面ライダージードと発信されるほど、東映さんのHP(https://www.kamen-rider-official.com/saber/17 )。これはやはり坂本浩一さんが監督で、岩田さんにお子さんの生まれたのを祝してのもので、ここにある岩田夫妻とライダーたちの記念写真はある意味、ウルトラマンと仮面ライダーの夢の共演、今年のウルトラマン55年、仮面ライダー50年のプレイベントとして有意義なものでした。おそらく、今年のウルトラマンを坂本さんが演出されるなら、今度はライダーのスーツアクターさん、特に高岩成二さんがゲスト出演と予想します。さらにマックスとジードにレギュラー出演された長谷部瞳さん、トッキュウジャーにも準レギュラーで、そして仮面ライダーにも準レギュラー、史上初のウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊シリーズの3作のレギュラー出演を果たされました(ウルトラマンと仮面ライダーのレギュラーは小林昭二さん他10数名いて、ウルトラマンとスーパー戦隊のレギュラーはケイン・コスギさん他数名、ライダーと戦隊は宮内洋さんなどおられるものの、3作制覇は初、ゲスト出演のみなら佐野史郎さんがメタルヒーローも含めて4作に出ておられます)。
 元日の神戸新聞には仮面ライダー50周年記事があり、藤岡弘、さんのインタビュー、海外にボランティア活動に行かれて、難民の子供たちに仮面ライダーの人形をあげると喜ばれると語られて感動しました。
 特撮は日本の伝統文化です。今年もコロナで大変です、皆さんお元気で。
No.12017 - 2021/01/01(Fri) 19:01:04

Re: レイゴ管理人 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
紅白歌合戦で嵐の櫻井君が「ご唱和下さい!!」と言ってくれたものだから嬉しくて小躍りしてしまいました。「よし、2021年は良い年になるぞ!」と喜んでしまった単純な私。本当に良い年にしたいです。
さて、まもなく「クロニクル」期が始まりますが、世話の焼ける後輩に苦労する先輩という図になるのでしょうか。Zは別にふざけている訳ではないし熱血好青年(のはず)なので、見捨てないでね、先輩…。
では、世界中にウルトラの奇跡が起きますように。
No.12018 - 2021/01/02(Sat) 14:55:01

2021年新作ウルトラマン、ウルトラマントリガー登場! / 棺桶のジョー [近畿] [ Mail ]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんお久しぶりです。今年も予想通り、7月から新作ウルトラマンのテレビシリーズ、ウルトラマントリガー開始が15日に発表されました。
https://m-78.jp/trigger/ 
 これは、商標登録で新ヒーローの名前が開始数か月前に判明する(仮面ライダー、戦隊ヒーロー、プリキュアも同じ)で昨年暮れにはウルトラマントリガーの名前は判明していて、そして現行のウルトラマン・クロニクルZがティガ、そして平成3部作(90年代ウルトラ)をフィーチャーしていることからティガ絡みの新作と予想されて、ティガと平行世界のもの、主役は祭nineの寺坂獺祭さん、メイン監督は坂本浩一さん、この10年ほどウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊シリーズで活躍される名手、開始は7月10日、初代ウルトラマンのウルトラマン前夜祭の日でウルトラマンの日、今年のウルトラマン55周年、仮面ライダー50周年、スーパー戦隊シリーズ45作、仮面ライダーでは開始の4月3日に歴代の俳優さんたちがメッセージを発信、様々なヒーローのコラボ(昨年暮れの仮面ライダーセイバーにウルトラマンのスーツアクターの岩田栄慶さんが坂本監督の回で出られているので、今度はウルトラマンに仮面ライダー関係の方が出られると予想)も楽しみです。
 僕は1月に兵庫県加古川市の住宅展示場にティガが来て、何とか写真撮れました。コロナ禍でヒーローのイベントも減り寂しいものの、今後期待しています。皆さんお元気で。
No.12019 - 2021/04/24(Sat) 10:29:45

ご無沙汰しております。 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さん、お久しぶりです。
おお、今度のウルトラマンのカラータイマーは縦長の菱形🔷ですか!実はメビウスのカラータイマーを見たときは「えっ、ナディアの『ブルーウォーター』?ということは海と深い関わりが?それともバラージの青い石?」と思いましたが、例によって外したという苦い過去が…(笑)でも、やっぱり懲りずに期待してしまいます、だってティガといえば石像、石絡みの何かを。一度でいいから、大当たりを出したい(泣)
ところで、つるのさんがNHKで車椅子ヒーローの主人公の父親役で出られるそうですね。そうか、それだけの歳月が…。私だって孫がいてもいい年ですものね。子を授かるの遅かったし何年先のことやら、ははは…。
では、今日はこれにて失礼致します。皆さん、どうぞお身体に気をつけて下さいね。
No.12020 - 2021/05/18(Tue) 11:55:27

ウルトラマン55年 TSUBURAYA EXIBITION2021、神戸で開催 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ大変ですがお元気ですか。
 ウルトラマントリガー、様々な発表がありましたが、本日円谷さんのHP、ツイッターを見てビックリ、ウルトラマン55年の円谷エキジビション、佐賀に続いて何と我が神戸の兵庫県立美術館で7月から開催です。
https://m-78.jp/news/post-5890 
 会場は、一昨年富野由悠季さんの展示もあったところ、そして神戸とウルトラマンというとキングジョー、地図を見たら兵庫県立美術館はセブン、ウルトラ警備隊とキングジョーが戦い沈んでいる摩耶埠頭のすぐそば、これは行きます。
 藤子さん、NHKの特撮ヒーローで主役はジオウ、その父親がダイナというのはビックリ!昨年の恋は続くよどこまでも、だと主役が佐藤健さん(仮面ライダー電王)でその父親が村上弘明さん(スカイライダー)、ライダーもウルトラ同様親子関係が出来たと話題でしたが、特撮の記念の年にNHKもやってくれますね。
 ウルトラマントリガー、隊長役の高木勝也さんはネット配信の仮面ライダーアマゾンズに出られて、ゼンカイジャーのネット版にも出られて、3大特撮に出られた方、またイズニク役の細貝圭さんはゴーカイジャーにバスコ役で宇宙海賊を演じられた方、東映さんが、岩田さんをライダーに出す、つるのさんがゼンカイジャー主題歌とウルトラマン関係者を起用されたら、当然?円谷さんもライダー、戦隊とコラボで素晴らしいことです(おそらく、メイン監督の坂本さん、ライダー、戦隊も多数演出されているのでその関係でしょう、この分だとライダーのスーツアクターの高岩さんのゲスト出演もあると思います)。
 神戸でコロナ変異種も発見で大変です、皆さんお大事に。
No.12021 - 2021/06/05(Sat) 16:12:47

ウルトラマントリガー 直前スペシャル 紹介 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。熱海では大変な土石流、そしてコロナ感染拡大大変、神戸もワクチンが足りず大変ですが、皆さんいかがでしょうか?
 昨日、ウルトラマントリガー直前スペシャルが放映されて、ファンの期待を集めています。
(1) ティガなしに平成特撮復興はなかった!
 今回、トリガーがオマージュを寄せるティガはもう25年前の96年の作品ですが、ティガなしに平成の特撮の復興はなかったと言える名作です。80年代の特撮暗黒時代が、平成ゴジラのヒットで払拭された90年代、前年の平成ガメラの作品的成功に基づいて、ウルトラマン30年記念作品、タイプチェンジ、イケメン主人公、CGの導入と、今日ウルトラマン、ライダーの常識を作った作品で、ティガなしに平成ライダーもなかったもの、今も人気は高く、今年1月に兵庫県加古川市の住宅展示場にティガが来た際は多くのファン、子供たちだけでなく大人も参加して、中にはティガリアタイ世代がお子さんを連れてきた例もあり、今年でウルトラマン55年ではあるものの、その中では今みたいに新作が(旧列伝を含めて)10年続いた例は稀、そんな歴史もティガなしにあり得なかったのです。
(2) 敵にウルトラマンと同等のキャラクター
 今回は、映画「ティガ ファイナルオデッセイ」に出てきた闇の巨人3人と同等のキャラクターが出て、これはイーヴィルティガに始まる、ウルトラマンと同等の存在ながら敵対するもの(昭和のニセウルトラマンは宇宙人の変身かロボット)、このような存在はライダーだと昭和からショッカーライダーやシャドームーンがあったものの、一連のウルトラマンでありながら敵、悪のキャラクターはその後ベリアル、トレギアを生み、そして平成ライダーだと悪のライダー(仮面ライダー龍騎に出てきた王蛇)などになり、平成ライダーはその後、敵ライダーがラスボスで、特撮に大きな影響を与えたものでした。
(3) 主役が科学者
 今回の主役、マナカ・ケンゴは植物学者という設定、主役が科学者と言うのはウルトラマンだとガイアの我夢のみ、円谷作品でも怪奇大作戦の牧史郎があるくらい、ライダーだとビルドが科学者が主役でしたが、異色の設定です。
 そして、ケンゴの所属するGUTS−SELECTは隊員6人、そして戦闘母艦も持つ本格的な特捜チーム、ニュージェネレーションシリーズだと、ギンガS、エックス、ゼットに特捜チームはあったものの、メビウスまでの組織に近いのは初めて。ナースデッセイ号はウルトラの戦闘母艦として、80のスペースマミー、ティガのアートデッセイ号、ダイナのクラーコフ(それ以前にエースのタックファルコン、レオのマッキー1号もあったものの、前者は平均的な戦闘機の範囲、後者はほとんど出ずで本格的な母艦ではない)につぐもので、もちろんオールCGでの描写でしょうが、楽しみです。
(4) 火星が舞台
 最初に、火星が開拓されて人間が住めるようになっているという設定はダイナの延長上にあるもの、近年だと仮面ライダービルドは宇宙から持ち帰ったパンドラボックスを巡るバトルでしたが、アニメも含めて、SFヒーローもので宇宙を舞台にするものを見るのは本当に久しぶり、宇宙が主舞台のガンダムシリーズを除くと異例(そもそも、80年代にテレビを席巻したロボットアニメはほとんどなくなった)、これもCG技術の進化でうまく行くようになったもの、楽しみです。
(5) 円谷、東映コラボ
 今回、俳優さん、声優さんに東映特撮、ライダー、戦隊に出られた方も多く、おそらくメイン監督の坂本浩一さん、ライダー、戦隊も参加されているためでしょう(昨年暮れにウルトラマンのスーツアクター、岩田栄慶さんがライダーに出られたのも坂本さんの配慮)、今年はライダーも50年、戦隊シリーズは45作、ライダーは50年目の日に藤岡弘、さん他多数の俳優さんも発信、そして今月ライダー、戦隊の記念映画も公開(その上にゴジラも公開)、特撮が大変に盛り上がり、これはウルトラ、ライダー、戦隊がウルトラマンのニュージェネレーションシリーズ以来競い合い切磋琢磨しているためで、今後も楽しみです。
(6) 加古川のタイガのイベントに行きました
 先月27日、兵庫県加古川市の住宅展示場にタイガ、トライストリウムが来て、先着40名、お子さん優先というのですが行ってみたら、緊急事態明けのためか比較的参加者は少なく、一緒に写真撮れました。ウルトラマンのイベントだと、大人のみの参加が多い(ライダー、戦隊だと95%お子さん)もので、タイガなので、EIGSのジャケットを着ていた女性もいました。
 今、キャラクター界は鬼滅の刃一色(神戸三宮のセンタープラザのフィギュア店は昨年秋以来鬼滅の刃一色)ですが、ウルトラマンも負けていないです。コロナ大変です、皆さんお元気で。
No.12022 - 2021/07/04(Sun) 09:19:18
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