レイゴ兄さん、皆さん、こんばんは。いよいよ中盤の山場ですね。
噂の「赤い幽霊」を追いかけていた時に幼なじみのスザキと再会したコノミ。しかし実はスザキにはゴシップ記者ヒルカワと結託し、コノミを利用してGUYSのスキャンダルを報道して名を上げようと言う下心があったのでした。怒りに我を忘れるミライ。しかしコノミは幼い頃勇気をくれたスザキをあくまで信じたかった、と庇います。そんな中、円盤生物ノーバが出現。ノーバはリムエレキングを構成していた分子ミストを吸収し、自らのマケットを作り出してメビウスとGUYSをおびき出し、本体は基地を襲おうとしていました。テレポーテーションでエネルギーを失ったメビウスにコノミはミクラスで加勢します。その勇敢な姿を見たスザキは幼い頃を思い出します。スザキの声援でコノミは立ち上がり、メビウスも力を得てノーバを倒す事ができました。 後日、コノミの元にはスザキがヒルカワから取り戻したゴシップ映像のディスクが届きます。そしてミライの元には衝撃のウルトラサインが...!
メビウスをシリーズとして捉える時、話数から言っても総集編的な前回からが後編のスタート、という事になるのでしょうが、私個人的には、今回までを「前半」としたいと思います。なぜなら、前半で蓄積したキャラ、エピソードが後半で結実するという構成ならば、今回で全ての「役者」が揃うからです。
スザキは何故コノミに近づいたのか。恐らくヒルカワにそそのかされたのでしょうが、ならばヒルカワがスザキを利用したのは何故か。それは、ヒルカワがスザキに自分と同じ匂いを嗅ぎつけたからではないでしょうか。
短い登場シーンの中で強烈な存在感を示すヒルカワ、私は彼から激しい「挫折」と、「GUYSへの憎悪」を感じるのです。 この狡猾な手口、本来彼は優秀な人材で、ジャーナリストとしての高い志を持っていたのではないでしょうか。しかし何らかの事情でエリートコースからはじき出されてしまった、恐らくその原因には旧GUYSが関わっていたのかもしれません。彼の目にはスペインリーグで活躍するジョージは「成功者」の象徴であり、そのジョージがGUYSに参加する事は彼のGUYSへの憎悪をより強いものにし、あの捏造記事となったのでは。 そんな中、同じく正義の心を持ちながら世の中の矛盾に揉まれて闇に堕ちてしまったスザキと出会い、彼とGUYSの接点を知るや、直接GUYSを攻撃するに至った。 ...と妄想が広がります。
スザキはコノミを通じて、かつての純粋な自分に向き合うことができました。ヒルカワからあのディスクを取り戻すのにスザキは相当の犠牲を払った筈です。大切なものを投げ出してまで幼なじみの信頼を守ろうとするスザキを見て、ディスクを返したヒルカワ...しかし彼には「それでも信じたい」と言ってくれる者はいません。 この事でヒルカワはさらに深い闇を自らの中に育ててしまった事でしょう。こうして、人は坂道を転げ落ちてゆくのではないでしょうか。
しかし、もし誰かが「それでも私はあなたを信じる」と坂道に立ちはだかることができれば、立ち止まれるのかもしれません。今回のスザキのように。
CSでこの回が放送された日曜日は、奇しくもヒルカワこと加藤厚成さんのお誕生日でした。加藤さん、3日遅れですがお誕生日おめでとうございます! |
No.10604 - 2009/04/29(Wed) 16:42:20
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