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ウルトラマンメビウス・ファン感想掲示板

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ウルトラマンタイガ 第7話 魔の山へ 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:林壮太郎、監督:神谷誠

(1) 伝統的な過去の怪獣退治もの
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。台風、幸いに神戸は被害ではそれほどなかったですが、いかがでしたか?
 今回は冒頭に、今回のメイン怪獣ナイトファングを過去に英雄が封印して、それを復活させようとする悪役との闘いに、アイドルの絡むもの、過去に退治された怪獣の復活は、初代マンのネロンガなどあり、ティガの、よみがえる鬼神にもあり、過去の怪獣復活はよくあるものの、今回はナイトファングが悪夢魔獣として、しかし今回は宇宙人の侵略兵器として復活させようとするもので、過去の作品の姿勢に、新しい要素を入れるのは、このところのウルトラシリーズのミソです、ニュージェネレーションシリーズは従来のウルトラシリーズになかった要素をうまく入れて、面白いものです。
 舞台は九頭竜村、こういう魔境ものによく出てくる名前で、サブタイトルの魔の山へ、はセブン11話の魔の山へ飛べのもじり?あるいは、80の、魔の怪獣島へ飛べにも通じます。
(2) 霊感アイドル?
 さらに、今回は電波系霊能力アイドル、天王寺藍が登場して、ライヴをインターネットで中継するもの、最近のアイドルにはよくあるものの、霊能力というオカルト的なものが出てきて、なかなか愉快で、それの護衛を任せられたE.G.I.S.、アイドルとSFのルーツはマクロスですが、今回はゴスロリスタイルで、その昔ナイトファングを封印した勇者の生まれ変わり、天王寺藍を演じられるのは仮面女子の胡桃そらさん、本格的なアイドルのゲスト出演はウルトラシリーズでも異例(ティガの主役の長野博さんは元々アイドルでしたが)、かなりぶっ飛んだキャラクターで、こういう流行をうまく取り入れるのはウルトラシリーズ(ライダーではこのようなネタはまずない)です。
(3) 祟りじゃ〜九頭竜の祟りじゃ
 今回、九頭竜村に伝わる伝説、儀式など、横溝正史さんの名作、八つ墓村を思わせて、シーンは、77年版の映画で祟りじゃ〜八つ墓の祟りじゃ、というようなものを思わせて、まさに昭和テイスト、こういうものはオカルトというより、日本の怪奇もの、ゲゲゲの鬼太郎にもあったような形式の延長線上にあります。実際、村での儀式など、昭和の怪奇もの(怪奇大作戦の霧の童話にもあった)を思わせて、ライダー、戦隊では昭和テイストのものはほとんど出ないのに、ウルトラシリーズでは時々思いっきり昭和テイストではあり、面白いものです。脚本の林さんも監督の神谷さんも私より少し下の世代で、おそらく70年代の祟りじゃ〜はテレビCMでご存知でしょう、レトロ志向も面白いものです。
(4) 変身怪人・ババルウ星人の面目躍如
 そして、藍のマネージャー、本人曰くプロデューサーの肥後に、ババルウ星人が成り代わるもの、ババルウ星人は平成でも頻出して、他のものに変身して暗躍する(唯一、オーブのゲスト出演時は善玉)もので、そして、フック星人とともに暗躍、プロデューサーが逃げだして実態がわかるものの、ピリカが村の儀式での画像解析で、宇宙人を見つけるもの、これは現実に画像解析したらわかりますが、こういう展開はライダー、戦隊にはあまりなく、そしてホマレがフック星人を取り押さえて、ホマレの正体はウィキペディアにもあるものの、何か意味深です。
No.11866 - 2019/08/19(Mon) 19:16:23

ウルトラマンタイガ 第7話 魔の山へ 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(5) 巨大化バトル、第1ラウンド+第2ラウンド
 そして、ババルウ星人が巨大化して、ヒロユキがタイガに変身してのバトル、しかし、これはナイトファング復活の前哨戦に過ぎないのですが、過去にもウルトラヒーローを様々苦しめてきたババルウ星人、今回もやってくれて、結局フーマがとどめを刺すものの、まさか、この段階ではババルウ星人はかませ犬的なものとは思いませんでした。
 ところが、ババルウ星人を倒しても、ナイトファングの封印が解けて、これはタイタスが気付くものの、一つの怪獣を倒して、また新たなものが現れる、ウルトラシリーズだと映画「ティガ&ダイナ」でメインの敵と思われていたデスフェイサーを倒した後、クイーンモネラがダイナに襲い掛かるものがあり、今回もメインの怪獣の前触れ、ババルウ星人戦でエネルギーの尽きたフーマ、タイガに戻るものの、ナイトファングの一撃を受けてショック!ナイトファングは3つ目の目がポイント、まさに三つ目がとおるにも通じる世界、タイガのやられるシーンで後編へ、ショッキングなシーンで前編ラストは、セブンがキングジョーに圧倒されて終わり、帰マンがグドン、ツインテールに挟み撃ちに会い終わりなど昭和から多々あるものの、驚きました。
(6) 今回は出番なしのトレギア、しかし…
 今回はオープニングを見ても霧崎、トレギアの出番はなく、しかし第8話の予告編には出て、やはり黒幕がトレギアの模様で、悪役として実に面白いものです。悪役はヒーローものだけでなく、刑事ドラマ、時代劇にも必須ですが、こういう悪役の個性的なものは面白いです。
(7) 大ピンチ!ジオウを救え!
 …全然関係ありませんが、我が関西では仮面ライダー、スーパー戦隊、プリキュアが夏の甲子園中継のために時間変更になり、その上に台風で変更で、仮面ライダージオウは8月25日が最終回なのですが、延びて、何と翌26日に放映、このため、知らずに最終回みられない人が出ると懸念されて、毎年夏は困るものの、最終回順延?は初めてで難儀です…
 友人のゴジラ研究家が、和歌山で、ゴジラ、和歌山上陸と題したイベントを、何と宝田明さんを招いてやるのです。特撮はしんどい時期も多かったものの、今や不滅です!
No.11867 - 2019/08/19(Mon) 19:16:59

Re: ウルトラマンタイガ 第8話 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
 黒い悪魔の前に飛び降りる白装束、神剣を振りかざして山に封印。そして時は流れてゴスロリアイドル登場。私思うんですが、霊能力と超能力ってどう違うんだろうと。あの映像から宇宙人を見つけ出すピリカも凄いと思いますが。しかし社長の「宇宙人がらみは保険適用外」って、それ専門でやってるとばかり…。
 それはともかく、何かあるたびに貼りついた笑顔で振り向く村人、その杖の飾りがノーバのような…。ということは、そのうち出てくる?しかしババルウ星人に強引に封印を解除させられ、村人たちはそのまま成仏?本当に成仏できるのかなぁ…。一方、ババルウ星人と戦うタイガ、前半はキレのある格闘技を見られて楽しかったのですが、ちょっと油断してやりかえされ、フーマと交代。モノマネ星人のマネをしてからかい、勝ったと思ったら黒い真打登場、またタイガに代わるも…。うーん、次が待ち遠しい。葵が真の巫女姫となって共闘するのでしょうか。
 それでは今日はこれにて失礼いたします。早く秋になってほしいです。残酷暑はもういいです。
No.11868 - 2019/08/23(Fri) 23:08:32

ウルトラマンタイガ 第8話 悪魔を撃て! 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:林壮太郎、監督:神谷誠

(1) 強敵、ナイトファング
 レイゴさん、藤子さん、少し涼しくなりましたがお元気ですか。
 タイガ初の前後編作品で、タイガのパワーアップ編、怪獣ナイトファングはトレギア=霧崎がタイガを倒す、というより嫌がらせのために復活させたもので、ババルウ星人やフック星人はトレギアの手先であり、ナイトファングに圧倒されっぱなしのタイガ、そしてナイトファングは飛び去り、ブルの力でタイガは追撃するものの、手に負えず、3つ目の目からの攻撃がポイントであり、このような強敵を出して前後編でやるのはオーブ以来の定番、この手のパワーアップ編となるとヒーローの弱さが目立ってしまう面もある(帰マンは強さの描写に失敗して弱いとの印象付けをしてしまい、それでブレスレットによるパワーアップとなったが、それ以降はブレスレット的なアイテムはタロウ、レオでは弱いからの展開は避けられた)のですが、これは強敵相手のもので、納得できる展開でした。
 前編は山間部での戦い、後編は市街地での戦い、タイガでは市街地のセットを組んでの特撮も多く、意欲的であります。前編は伝奇的なものでしたが、後編は本格的なSFものです。そして、サブタイトルの悪魔を撃て!魔のところが目玉、これは今回の藍の設定によるもので、さらにこれは初代マンの、悪魔はふたたびへのオマージュでしょう。
(2) 悪夢を武器にする怪獣
 今回の怪獣、ナイトファングは、第3の目から音波を出して、人々に悪夢を見させて、それを言わばマイナスエネルギーにするもので、それを聴くと意識を失い悪夢を見る、音を聞くなと言うタイガの警告でピリカのみ間に合いヘッドホンをしても、ヒロユキ、ホマレ、カナと藍は意識を失い、これは戦え!マイティジャックでこのような音波で人間を操るものもありました。そして、ナイトファングのことはタイタスがよく知るもので、藍の肩にいると藍がそれを重いという展開、これはヒロユキに憑依しているタイガ、タイタス、フーマは、仮面ライダー電王のイマジン、いつもは等身大で闊歩しているものとはことなり、変身前はこのような小さなもので活動することができるもので、過去に、変身前の主人公とバディ関係のウルトラマンでは近年だとエックスがあり、その場合はエクスデバイザーに入っているものとして大地と会話でしたが、これは面白い設定です。
(3) 音波で反撃!
 そして、ピリカは音波を調べて、逆の波形をぶつけたら対抗できると知るもの、これは光線、電波を中和するもの(サンダーバード第3話で、ロケット太陽号を救うのに電波を照射して逆噴射を点火させるなど前例多数あり)で、早速役所などのスピーカーを使用して反撃、E.G.I.S.は武装した戦闘機などはもたないものの、ピリカは前回で画像解析して宇宙人の存在を見つけるなどオペレーターとして優秀で、E.G.I.S.は4人のメンバーでうまく活動しており、オーブ以降、科学特捜隊のような特捜チームの設定のない世界で、様々な工夫で面白いものをやってくれています。
(4) やはり黒幕!霧崎
 前回登場しなかったトレギア=霧崎、どうやらタイガ打倒のためにナイトファング復活をババルウ星人らにさせた模様で、霧崎とババルウ星人、フック星人の接触は描かれなかったものの、このトレギアの目的は地球侵略ではなく、当面はタイガたちへの嫌がらせであり、そして登場したシーンで切っていたカードはトランプではなくタロットカード、この霧崎という名前はひょっとしたら切り裂きジャックにヒントが在るのかも知れませんが、演じる七瀬公さんの、何とも言えない演技、嫌味でもあり、そして悪役としての存在感は、必殺シリーズに出てきたような極悪人とも異なり面白いものです。
No.11869 - 2019/08/26(Mon) 18:53:53

ウルトラマンタイガ 第8話 悪魔を撃て! 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) 藍の過去
 7,8話のゲストの天王寺藍、右目に眼パッチであり、右目が赤く、超能力者の要素があり、それゆえに排除されて、ウルトラシリーズでは、ティガの「拝啓ウルトラマン様」のゲスト、キリノ・マキオは超能力者でそれゆえに排除されて、帰マンの怪獣使いと少年の良少年のような要素があり、そしてアイドルになるものの、霊能力アイドルなどの面ではあり、そして、ナイトファングを封印した戦士の末裔であり、そして、この危機に、自らの存在をかけてタイガを助けようとするもので、これはキリノ・マキオと同様のものもあり(ダイゴを挑発していたキリノ・マキオはダイゴ=ティガが弱いものを守るために戦っていると知り、最後は協力する)、今回は初期でのパワーアップ編、ジードではゼロがビヨンドになるのにカプセルをウルトラマンヒカリが持ってきてくれたものを、今回のアイテム、光の剣は藍が導いたもので、これは面白い展開です。
(6) タイガ、パワーアップ!
 そして、ヒロユキはタイガに変身して、ナイトファングに立ち向かうものの劣勢、そしてテレビでは、タイガのことを人類の味方のような銀色の巨人というものの、この世界(地球)には過去にウルトラヒーローは来なかった模様で、というより、過去にウルトラヒーローがいたことになっているシリーズはメビウスくらいですが、そして苦戦するタイガ、しかし藍の手により、かつて封印した剣を導き出して、そして藍はそれをタイガに与えて、タイガは変身アイテムを強化して、フォトンアースになるもの、このところウルトラヒーローも、仮面ライダーもこういうアイテムでパワーアップ、タイプチェンジするものが多いですが、金色になりパワーアップ、平成ライダーでは金色になりパワーアップするのはクウガ、龍騎、剣と初期にあり、ウルトラシリーズだと金色のものはジードのロイヤルメガマスター、またR/Bでも合体したループは金色ではあり、そしてタイガはパワーアップしても、必殺技はタロウのストリウム光線のバリエーションであり、今回はパワーアップした光線でナイトファングを倒したもので、パワーアップはこのところのシリーズの展開とは言え、面白い世界でした。
(7) またもや嫌がらせのトレギア
 そして、ナイトファングが倒されたら、霧崎がトレギアに変身して、しかしもしトレギアの目的が本当にタイガを倒すことなら、ナイトファングとともに追撃をかけていたはずであり(帰マンの、ウルトラマン夕陽に死すのように、帰マンをブラックキングに痛めつけさせて、ナックル星人がとどめを刺したように)、これは完全に嫌がらせ、そして、タイガと殴り合いになり、これはあしたのジョーのクロスカウンターであり、これはウルトラシリーズだとダイナが偽ダイナと闘った際にクロスカウンターで倒したこともあるものの、今回は傷み分け、今回トレギアは、さすがタロウの息子だと嘯いたものの、こういう、地球侵略以外に目的のある悪役は面白く、ジードではケイをベリアルが手下として利用していて、タイガではトレギアが直接人間態になり、最後、霧崎はタロットカードで嘯く様子も面白いものでした。
(8) 誰が赤鬼だ!
 そして、藍はアイドルとして再出発ですが、ヒロユキに、星の人(タイタス)、青い人(フーマ)、角のあるものが守護霊というもの、タイガのことを赤鬼と表現して、ヒロユキは苦笑ですが、タイガは激怒、赤鬼と言うと昭和のオールドトラキチには87年にヤクルトに来て阪神の池田投手から3打席連続ホームランを打ったホーナーのことを思い出しますが、確かに、赤鬼とはタイガも怒りますね(笑)。しかし、タイガは、体色の基本は銀で、タロウは赤主体…とは言うものの、昭和のオールドウルトラファンは、シルバー族のウルトラの父と母からレッド族のタロウがどうして生まれたという疑問・考察もありました。
(9) ウルトラマンフェスティバル 累計入場者500万人達成!
 東京で好評にて開催中のウルトラマンフェスティバル、8月23日に累計入場者数は500万人になったそうです。今年で29回目、夏休みのイベントとしてすっかり定着して、ウルトラファンとしてうれしいです。今後のタイガにも期待です!
No.11870 - 2019/08/26(Mon) 18:54:37

Re: ウルトラマンタイガ 第8話 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
 「偽物のフリ」という手があったか…。自分の能力を持て余し、「一般人」の中で息をひそめるというのはよくありますが。しかし、どうしても今のままでは苦しくてたまらない。自分なりの答えを見つけて少し大人になって歩き出す彼女に幸あれと願います。
 それにしてもタイタスは結構出たがりますね。なんとなく気づく葵に驚いて逃げたすところが可愛いこと。でもいっそのこと、面と向かって対話するところが見たいのですが。彼が霊能力者でもあることは第3話で証明されてますから。
 それにしてもトレギアの真の目的は何でしょう。この世の全てを嘲笑しているかのような悪役は時々いますが、何か欲しいものがあるのかさえ疑問です。今回も「さすがタロウの息子だ」と、タイガが一番プレッシャーを感じるセリフをわざわざ言うし。
 では、今夜はこれにて失礼いたします。早く天候が落ち着くことを切に願います。
No.11871 - 2019/08/30(Fri) 23:06:49

ウルトラマンタイガ 第9話 それぞれの今 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:三浦有為子、監督:武居正能

(1) 副主人公が宇宙人
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。各地で大雨ですがお元気ですか。
 今回、ラストシーンでホマレが、自分は宇宙人だとカミングアウトして、その兆候は4話からあったものの、SFもので副主人公が宇宙人というのはスタートレックのミスタースポックがあまりに有名で、私の永遠のアニメ、宇宙の騎士テッカマンのアンドロー梅田もあり、このタイガの世界では、地球に宇宙人がいる設定、ウルトラシリーズではそれがよくあり、そして宇宙人=悪として見られる傾向は昭和からずっとあり、その最たるものが帰マンの怪獣使いと少年ですが、このタイガの地球では、宇宙人がひそかに地球に共存しているもので、ウルトラシリーズだと、特捜チームに主人公以外に宇宙人のいるのは初(80では末期にユリアンがいたものの、ユリアンはM78星雲人でこれとは意味が異なる)、そして、ヒロユキはもちろん、カナもピリカも受け入れて、もちろんウルトラシリーズでは当然の展開ですが、現実には排外主義の跋扈する令和日本で、こういう展開は貴重です。
(2) 無敵のホマレ
 そして、朝に格闘の訓練、ヒロユキに対してホマレは267連勝、ウルトラヒーローが憑依したら超人化する展開が帰マンとダイナにあり(これはその後の思いあがる展開の伏線でしたが)、ホマレは格闘に秀でたもので、おそらく生まれた時から地球にいたと思われて、エックスでも主人公の大地よりヒロインのアスナの方が格闘技に優れた面もあり、副主人公が存在感を見せるのは面白いです。
(3) 怪獣を太古に封印
 冒頭、怪獣マジャッパを封印、これはマイコのお守りなものの、決して開けてはいけない、これは初代マンの悪魔は再びのアボラス、バニラと同様で、マジャッパはオーブのマガジャッパの仲間、マガジャッパは悪臭を放つものでしたが、今回は逆にいい香りを放つものの、それで幻想を見せるもの、今は特撮ヒーローものだと表現規制が厳しく、特に毒ガスはオウム事件のためにヒーローもので禁止になり、そんな中こういう表現は意欲的です。
(4) 怪獣、宇宙人災害のための保険
 そして、冒頭にE.G.I.S.に怪獣、宇宙人のための保険が打診されるもの、これはE.G.I.S.が怪獣、宇宙人のことをよく扱うため、スペクトルマンで、公害Gメンが怪獣とよく遭遇して対処したために、怪獣Gメンになったのと似ており、現実にも、怪獣が頻出したらそのための保険も、自然災害のように行われるでしょう。こういう現実的な設定は面白いものです。
(5) ホマレの幼馴染、マイコ
 今回のヒロイン、マイコ、先祖がマジャッパを封印して、彼女も宇宙人一族の末裔、このタイガの時代設定は不明なものの、おそらく現実の今の社会とは別世界と思われて、宇宙人が地球に普通にいるのは、ウルトラQの宇宙指令M877以来よくあるものの、マイコがかつて見たホマレは野性的なキャラクターではあり、各メンバーの掘り下げはテレビシリーズで色々あるものの、こういう展開は楽しいものです。
No.11872 - 2019/08/31(Sat) 19:50:28

ウルトラマンタイガ 第9話 それぞれの今 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(6) ヴィラン・ギルド久しぶりの登場
 そして、マイコの持つ秘宝を狙い宇宙人が暗躍、ヴィラン・ギルドの一員、今回はトレギア、霧崎は登場しなかったものの、当然のこととして裏で何かやっていると思われて、マジャッパを封印したものを、オークションで売るために暗躍、狙うのはタリスマンというもの、タリスマンとは秘宝のことですが、我らウルトラファンには80の主題歌グループのことになり、それはともかく、怪獣が商品になる世界での攻防戦、ヴィラン・ギルドには今のところ第6話を除くと巨大化する宇宙人はおらず、怪獣を操るタイプであり、冒頭の、怪獣相手の保険とともによく練られた設定だと思います。
 そして、怪獣が出てしまうと、ホマレに対してぶっCENSOREDやるという物騒な発言、これを聞いて、昭和世代は、刑事ドラマの草分けのザ・ガードマンで、悪役の今井健二さんがガードマンでてこい、ぶっCENSOREDやるとライフルを振り回すのを思い出しました。悪役のキャラクターは、近年だと仮面ライダー、スーパー戦隊より
(7) 初めて最初からフーマに変身
 今回はスピードが求められるため、最初からフーマに変身、ウルトラヒーローも仮面ライダーも平成の初期はまず基本形態(ティガだとマルチ、ダイナだとフラッシュ)になりそこからタイプチェンジでしたが、その後、特に仮面ライダーはタイプチェンジが頻繁になり、違うフォームにいきなりなることもありましたが、今回はマジャッパ相手にスピードで勝負、しかしマジャッパは毒のあるものでフーマを惑わずものの、マイコの指示で対決して、これは特撮もうまくやってくれて、監督の武居さんはR/Bのメイン監督をされて活躍されて、今回は面白い構図をやってくれました。
(8) マイコとの連携で勝利
 そして、マジャッパの動きをマイコの指示で打ち破り、最後はタイガがフォトンアース(地球の光の意味)で対峙して、最後はストリウム光線のバリエーションで倒し、この特撮シーン、ビルの壊れるのはどうやらCGみたいで、第6話の大規模なビル破壊もミニチュアとCGをうまく使い、私は特撮は基本的に着ぐるみとミニチュアでやり、そしてCGは最低限にすべきと思い、今年のゴジラ最新作はオールCGでしたが、しかしCGが安くうまく使えて、特撮ヒーローものは制作費を削減できる面もあり、これは見事でした。
(9) そして、ホマレふられて…
 この手の展開、ホマレはマイコとゴールインのはずがふられて、でしたが、しかしホマレはマイコが宇宙人として地球にいる意味を知り、カミングアウト、もちろんE.G.I.S.全員受け入れたものですが、この分だとホマレはヒロユキがウルトラマンであることに感づいている模様で、タイガは2クール目からエンディングテーマ変更らしく、今後も楽しみです。
(10) そして、仮面ライダーは関西では配信されず…
 関西の夏の魔の時間、高校野球甲子園で仮面ライダー、プリキュア、そして昨年から戦隊シリーズも順延で、今年は何と仮面ライダージオウ、8月25日に最終回でしたが、関西ではそこにひとつ前の分、最終回は翌26日に放送されて、素晴らしいものでしたが、次作のゼロワンの配信は25日のみで関西では見られず、それはないよ、でした。ライダー、戦隊では東映特撮ファンクラブ、有料配信があり、今年は甲子園順延対策でこれに入った人もSNSを見たらいて、しかし、仮面ライダーも好調な模様で、特撮ヒーローはここ数年どれも快調、これからも応援しています。
No.11873 - 2019/08/31(Sat) 19:51:15

Re: ウルトラマンタイガ 第9話 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
 うわー、汚染水怪獣来たー!と思ったら毒ガスと強力放水でした。これにフーマもタイガも苦戦、それを救ったのが巫女のごときマイコ。オーブでもタマユラ姫とナターシャの末裔が活躍しました。マトリョーシカの中身は子孫への伝言でしたが、マイコの祖母から伝わる「お守り」は封印だった。前回も過去に封印した怪獣を退治する話でしたね。まだこれからも出るかも知れません。
 さて、今回のテーマは「打ち明けて、受け入れてもらえること」でした。副主人公の正体バラシが早い段階で出ましたね。私の勝手な想像は「プラズマ太陽の暴走から逃れたウルトラ族の子孫」です。たまたま別の星にいたとか、シェルターの中にいたとか。
 それと、宇宙人・怪獣による損害保険の話ですが、ジードのニコニコ保険(実はAIB)のような組織が必要になるでしょうね。ホマレはそこでゼナのように後輩の指導をする日が来るかも知れません。
 では、今夜はこれにて失礼いたします。また台風か…。皆さん、どうぞご無事でいて下さいね。
No.11874 - 2019/09/06(Fri) 23:58:42

ウルトラマンタイガ 第10話 夕映えの戦士 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:柳井??緒、監督:武居正能

(1) ウルトラヒーローと夕陽
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。猛烈な残暑ですがいかかですか。
 今回はナックル星人、ブラックキング登場、そして夕陽、ウルトラヒーローと夕陽はよく合うもので、バップのミュージックファイルのプロデューサー、高島幹夫さんは帰マンのメインテーマM-13を夕陽にたつウルトラマンと名付けて、今年出た帰マンの3枚組CDにもその表記で、ウルトラヒーローと夕陽は、セブンとメトロン星人、帰マンの、ウルトラマン夕陽に死す、エース最終回、タロウとピッコロなど多数あり、ニュージェネレーションではギンガSの君に会うために、メトロン星人とムルチの回にあり、そしてナックル星人、ブラックキングコンビ復活のエックス5話の決戦シーンも夕陽、今回は夕陽をテーマにしたもので、ナックル星人の人間態、小田の描いた絵には夕陽に立つウルトラマンのものがあり、明示はされていないもののこれはフォルムからして帰マンでしょう(帰マンのレーザーディスクのボックスもので、開田裕治さんの描かれたイラストと同じものです)。あらゆる意味で帰マン37,38話のオマージュがあり、ウルトラヒーローと夕陽の世界の集大成で良かったです。
(2) ニュージェネレーションシリーズ皆勤のナックル星人
 そして、ナックル星人登場、帰マン37,38話に出て以来、昭和での再登場はないものの、映画「メビウス&ウルトラ兄弟」で復活して以来頻出であり、ニュージェネレーションシリーズでは、ギンガでは後半の幹部、ギンガSでは最終回にダークルギエル特戦隊として登場、その関係で新ウルトラマン列伝でも登場、エックスではブラックキングとともに登場し、われら星雲では善玉として登場、オーブでは惑星侵略連合の一員、ジードでは劇場版にチョイ役で出て、R/Bでは明日なき世界にこれもチョイ役で出て、今のところニュージェネレーションシリーズ皆勤です(マックス以降ほぼ皆勤のゼットンはR/Bには登場せず、ゴモラはオーブに登場していない)。
 ナックル星人人間態を演じられた石橋保さんは、ネクサスのナイトレーダーの和倉隊長を演じられて、映画「ウルトラマンゼロ」では主人公の父親役、ウルトラシリーズのレギュラーが後にゲスト出演するのは無数ありますが、久しぶりに見られて感激です。
 ナックル星人は極悪な役どころですが、エックスの2回目とR/Bでは善玉、コミカルなものもあり、今回のオデッサはSNSでも初代との関連性が語られているものの、初代はとてもじゃないけど誇り高き戦士ではない、SF界卑怯さのオリンピックで金メダルであり、今回は正々堂々として、戦いに誇りを持つもの、しかし、今は平和に暮らしていたものの、ブラックキングの卵を持っていて、戦いに執着するものと、平和を志向するもののはざまでこうなったもので、最後は切ないものでした。
(3) 令和卑怯オリンピック金メダルのトレギア
 そして、小田をけしかける役でトレギア、霧崎登場、平和に暮らしていた小田をけしかけて、タイガと戦わせるためで、トレギアの卑怯さは第2話の展開でも際立っていたものの、これは驚くべきもので、演じられる七瀬公さんも乗りに乗ったもの、こういう悪役、仮面ライダーやスーパー戦隊ではいないもの、えげつない悪役は、昭和だと東映ヒーローにも出てきたものの、21世紀以降は東映ヒーローで強烈な悪役はおらず、今回は、シリーズで初めてヒロユキより先に変身して、ヒロユキを挑発して、そしてブラックキングを孵化させるものの、戦いが盛り上がったら、自分はいなくなり、そしてタイガとオデッサの戦いを嘲笑しながら見ているという、悪の中の悪、このところヒーローものはアニメではなくなり、ウルトラマンとライダー、戦隊のみですが、これだけえげつない悪役は、令和の卑怯さのオリンピックで金メダルでしょう。
No.11875 - 2019/09/07(Sat) 21:04:44

ウルトラマンタイガ 第10話 夕映えの戦士 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) お金のない特捜チームE.G.I.S.
 今回、冒頭でヒロユキが活動で窓ガラスを割ってしまい、カナに叱咤されるもの、このE.G.I.S.は第1話で、車をローンで買ったところだから傷つけないで、というところから、科学特捜隊のようなものとは異なるものの、本当にお金がなく、しかしE.G.I.S.は中小企業どころか零細企業、オーブのSSPも請求書を送りつけられるものもあり、現実はこういうもので、かつて、昭和のウルトラシリーズのように、戦闘機を毎回墜落させていたらやっていられないもので、ウルトラシリーズはニュージェネレーションシリーズ自体それまでより少ない予算でやっていたものですが、現実のシビアさを知らせてくれました。
(5) こちらも頻出のブラックキング
 そして、ナックル星人とともにブラックキング登場、ブラックキングも帰マン37,38話に出て以来昭和での再登場はないものの、大怪獣バトル・ウルトラ銀河伝説で平成に初登場して以来、ニュージェネレーションシリーズは常連、ナックル星人との顔合わせもエックス、オーブに続くものの、かなり強いものとして描かれて、大怪獣バトル・ウルトラ銀河伝説のパンフには帰マンを倒した強い怪獣とありましたが、帰マン37話では郷=帰マンを精神的に動揺させて、そしてナックル星人と二人がかりで戦ったから一旦帰マンを倒したものの、38話では初代マン、セブンの友情を心の支えにした帰マンに倒されており、それほど圧倒的に強いというものではないですが、今回は強敵として描かれて、ところがタイタスとなったら、ブラックキングの火炎攻撃も全く動じず、タイタスはブラックキングを圧倒して倒していて、タイタスはパワータイプのウルトラヒーローとしてはまさに最強です。
(6) そして、ナックル星人とタイガの戦い
 小田は、かつて戦士として名をはせたものの、結局戦士からは引退して、この地球で平穏に暮らしていた(タイガの地球は、メビウスとは異なり、かつてウルトラヒーローが来ていたところではない)ものの、結局戦士としてのものを捨てられず、そしてトレギアにたきつけられての戦いであったものの、これを見る限りオデッサに、タイガを倒す意図はなく、タイガに倒されるために戦ったようなもので、ナックル星人はニュージェネレーションシリーズで様々なものが出てきたものの、今回は卑怯なものではなく、誇り高き戦士であり、そして破滅的な存在、オデッサの倒されるのを見て笑っている霧崎を見て戦慄もので、ゲッターロボGで、主人公に倒されるために出てきた敵幹部がいましたが、それを思わせるものでした。
(7) これで、良かったのか…
 結局、タイガはオデッサを倒したものの、それで良かったか、ヒロユキもタイガも迷うもので、タイガではこういう後味の悪い要素の話もあり、ウルトラシリーズは問題提起を半世紀以上してきたものの、ウルトラシリーズは単なる勧善懲悪ではなく、深いものを感じさせてくれる世界でした。
(8) 劇場版R/BのDVD買いました
 そして、3月に公開されたウルトラマンR/B劇場版のDVDも買いました。これで、テレビシリーズを7〜12月にやり、翌年春に劇場版公開は5年連続、今回は合体ウルトラマンのグルーブをオールCGでやっていて、着ぐるみのジードと握手するシーンもあり、おそらく、再来年のシン・ウルトラマンはCG主体と思われてその予行演習かも知れませんが、毎年新しいことに挑戦しているニュージェネレーションシリーズは頼もしいです。
(9) 西岡徳馬さん、ウルトラの祖父とライダーの祖父を演じる!
 そして、仮面ライダーはゼロワン開始、第1話ではお笑い芸人のなかやまきんに君が怪人の人間態として登場して話題ですが、主人公の祖父を西岡徳馬さんがされて、西岡さんウルトラの父の声で、今はタイガの祖父、つまり西岡さん、ウルトラマンと仮面ライダー両方の祖父をやったことになり、SNSでも話題になりましたが、これは平成以降、ウルトラマンと仮面ライダー両方に出た俳優さんが激増しているため(両方にレギュラー出演した人は20人以上、ゲスト出演を入れたら数十人)、もちろんライダー、ウルトラマンともに平成以降の長く続いているためで、今後も特撮ヒーローは期待できます!台風も来ます、お大事に。
No.11876 - 2019/09/07(Sat) 21:05:40

Re: ウルトラマンタイガ 第7話 魔の山へ 考察 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
 初っ端から社長に叱られるヒロユキ、ああ、自分の痛い過去を思い出す…。ベンチで落ち込む彼に声をかける小田さんは愚痴を聞いてくれる優しいおじさん。しかし、その正体はナックル星人。帰りマンでのヒロインと兄になんと惨いことをしたことか。その彼とは別人でしたが、うわー、最低最悪の敵がー!!と叫ばずにはいられませんでした。戦いを捨てたい彼をそそのかす霧崎、孵化してしまうブラックキング、当然戦うヒロユキ。自分の本心でもある怪獣の死に、真の姿で倒されることを決意するしかなかった。それにしても、ますますえげつなくなる霧崎、戦いが終わった後に「哀れな…」とでも言いたげに目を閉じ、首を横に振る。まるで舞台の一幕のようですね。その後悩むタイガとヒロユキ。残念ながら、絶対正解というものはないのですね。全てを救うというのはあまりにも難しいことです。
 それでは今日はこれにて失礼いたします。
No.11877 - 2019/09/13(Fri) 22:36:43

ウルトラマンタイガ 第11話 星の魔法が消えた午後 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:小林弘利、監督:辻本貴則

(1) 魔法と怪獣
 レイゴさん、藤子さん、台風15号で千葉、伊豆大島は大変でしたがいかがでしたか。
 今回はタイガ前半のクライマックス、魔法使い麻璃亜とヒロユキが出合い、前半クライマックスの敵怪獣はギマイラ、80以来、さらに前座の怪獣パゴスはウルトラQに出て以来の再登場、トレギア、霧崎は出なかったものの、第7,8話同様後編で重要なものになる模様です。そして、魔法使いはウルトラシリーズでは珍しく、仮面ライダーではウィザードが魔法使い、戦隊はマジレンジャー、そしてプリキュアにはズバリ魔法つかいプリキュアがいるのですが、この分だと数年後にウルトラシリーズでも魔法使いのウルトラヒーローが出るかも知れません(怪獣だとレオに出たプレッシャー星人は魔法使いでしたが)。麻璃亜は宇宙人であり、タイガではホマレが宇宙人であり、地球人と宇宙人の共存共栄が描かれて、そして魔法使いが怪獣を覚醒させるヴィラン・ギルドの手法になるなど、大変にユニークなものです。
 前作のR/Bではゲストキャラクターが少なかったものの、タイガでは毎回面白いゲストが出て、シリーズごとに作風を変えており、かつての、初代マンやセブンのバリエーション路線を続けていたものが、ニュージェネレーションシリーズでは毎年変化に富んだものをやってくれて頼もしいものです。麻璃亜は魔法使い、超能力を狙われてのもので、SFの展開は素晴らしいです。
 監督の辻本さんはR/Bでも活躍されて、タイガでも見事な特撮ではあり、一時、円谷さんもしんどく、新作シリーズなど夢物語であった時期もあるものの、新作をうまく続けて、そして東映さんの仮面ライダー、スーパー戦隊もウルトラマンに負けじと作品のレベルを上げて、ルパンレンジャーvsパトレンジャーは三谷幸喜さんが評価してくださり、ギャラクシー賞を受賞、我らの円谷プロもアニメのグリッドマンが星雲賞であり、このところ特撮ヒーロー3作が競い合い盛り上がり大変に素晴らしいことです。
(2) 人助けが趣味のカナ
 そして、冒頭、E.G.I.S.の事務所に社長カナの幼馴染が来て、カナは世話して、この件で、ヒロユキは、カナの趣味は人助けと語る点、第3話であの社長からの小切手を、悪人のものとして破り捨てて、そして第6話での宇宙に帰りたかった男への態度もそれであり、演じる新山千春さんはゴジラ・モスラ・キングギドラで主演されて、特撮をご存知の方でこれは面白かったです。
(3) テレビニュースによる怪獣出現察知
 すると、テレビのニュース、あるいはワイドショーで、木による襲撃を知り、それを映像解析して被害を知りカナとホマレ出動、この、映像解析は第7話でも村人の中に宇宙人のいるのをピリカが見つけて、このような構図はウルトラシリーズだと最新のものを取り入れて、他方オーブのような昭和レトロもあり、なかなか面白いものをやってくれます。
(4) ヴィラン・ギルドのゼラン星人
 今回はヴィラン・ギルドにゼラン星人オショロ登場、ゼラン星人は帰マン「悪魔と天使の間に」で帰マン暗殺を計画した宇宙人、劇中では死んだ後に正体のわかるマスクが一瞬でたのみでしたが、平成以降は大怪獣バトルに出て、オーブ、ジードではチョイ役、今回は怪獣を操り侵略行為をするのは帰マン以来であり、ヴィラン・ギルドのメンバーは主に昭和ウルトラの宇宙人の仲間ですが、このようなオリジナルでは仮面のみ作られたキャラクターがうまく使われて楽しいです。
No.11878 - 2019/09/14(Sat) 20:06:27

ウルトラマンタイガ 第11話 星の魔法が消えた午後 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) 強いパゴス!
 そして、最初に出てきたのはパゴス、実にウルトラQ以来の再登場であり、Qの段階ではそれほど強いものとは思わなかったものの、強い装甲でタイガも歯が経たず、タイタスになるものの、今度はドリルの光線で、前回ブラックキングを一蹴したタイタスに大打撃を与えるものにはビックリ。そしてフーマになり、弱点の腹を攻撃して倒すものの、これほど強い怪獣とは、であり、そしてパゴスはギマイラの前座であり、令和の時代でも、昭和の怪獣が活躍するのは面白いです。そして、パゴスは、光線技で爆発、ではなく、目を閉じて絶命、そして涙の流れるものは新鮮で、パゴスは元々悪の怪獣ではなく、自然に生息するものであり、それだけにギマイラの強さが光ります。
 タイタスが打撃を受けて、ヒロユキも同じところにダメージであり、これはウルトラシリーズでは帰マンの4話、キングザウルス3世に攻撃された足を郷もダメージのもの以来、一体化している人間も傷を負うのはよくあり、そういうもののなかった初代マンは例外ですが、この、怪獣の特撮、かなり凝ったミニチュアセットと、おそらくCGを駆使して意欲的ではあり、着ぐるみ特撮の本質があり、ウルトラシリーズでは、劇場版R/BでウルトラマングルーブをオールCGでやり注目されたものの、やはりCGはアナログ(着ぐるみ、ミニチュアセット)あってのもので、98年のハリウッド版ゴジラのように、CGの欠点ばかり目立つ時代(当時、特撮ファンが、CGは着ぐるみミニチュアの使えないハリウッドが使うもので、日本の特撮ではつかうべきではないとの意見も雑誌に書きました)ではないものの、ライダーと戦隊では経費削減のためもあるものの、CGがどうかと思うものもあるものの、ウルトラシリーズではCGは理想的に使われています。
(6) ギマイラ、まさかの再登場!
 そして、ヴィラン・ギルド、そしてそれらの黒幕のトレギアにとって本命はギマイラ、80の第17,18話に出てきた吸血怪獣ですが、イトウチーフを怪獣ラブラスにしてしまう、人間の血を吸って侵略を企てるなど、実質的には侵略宇宙人であり、高度な知能を持ち、前編には出ていないものの、ラプラス、そしてダロンを操り80を敗北寸前に追いつめて、しかしイトウチーフ、ラブラスが覚醒して共にダロンを倒したものの、このような知られざる怪獣が再登場とは、ニュージェネレーションシリーズでは中盤の怪獣は比較的大物ですが、昭和怪獣の再登場が中盤のもの、いわゆる中ボスとは驚き、ギマイラは80の第18話でかなりの強敵として描かれて、最後は80のムーンサルトキックで倒されるものの、80は半ば幻の作品、もちろん今ではDVDになっているものの、地上波再放送がザ・ウルトラマンとともに極端に少なく、ところが私は80の本放送、いずれ再放送があると思いあまり見ず、そして関西では地上波再放送はなし、もちろんメビウスでサラマンドラやホーは再登場したものの、ギマイラはまさにまさかの再登場、そして80の時以上に狡猾なキャラクターであり、ヒロユキはタイガに変身して立ち向かうものの、すでにエネルギーを使い果たした後、ジードのように次の変身まで20時間かかるものではないですが、予想通り最初からカラータイマーは点滅して大ピンチ、次回は当初変身できなくなるもので、オーブ、ジードでは変身アイテムを奪われて変身不能でしたが、今後も楽しみです。
(7) タイでウルトラマン&仏像コラボ騒動
 今日の朝日新聞にも載りましたが、タイで大学生の女性がウルトラヒーローと仏像のコラボの絵を描いて、保守政治家から批判されたというものの(https://www.jiji.com/jc/article?k=2019091200683&g=int )、タイではウルトラマンも大人気、仮面ライダーに至っては、日本に次ぐ人気であり、私は問題ない(これを言うなら進めパイレーツやドクタースランプでのパロディは…)、7人そろったものでは、ガイア、ダイナ、ゼロ、母に紛れてユリアン!もいてビックリ、タイでウルトラマンがどれだけ愛されているかを知りました。
(8) 令和にまさかの復活!仮面ライダーMXTVで再放送!
 そして、今週大きな話題になっていたのが、東京MXTVで、10月から昭和ライダーの再放送、始めに1号2号編から、それも夕方18時半からといい時間帯であり(https://www.cinematoday.jp/news/N0111093 )、MXTVは円谷劇場と題してウルトラシリーズなどの再放送をしてくれて、そして昭和ライダー、平成ライダーしか知らない子供たちにも、昭和ライダーの雄姿を再確認してもらうのには絶好の機会、いくらDVD・ブルーレイ・動画配信の時代゛でも地上波放送は大事で、この分だと再来年の仮面ライダー50周年をショッカーライダー編で祝うことになり、関西だとアニメ・特撮の再放送はサンテレビの独断場、2013年からは朝7時からここ10年ほどの平成ライダーとスーパー戦隊を再放送して、またサンテレビはガンダム1作目も今再放送中、監督の富野さんがサンテレビ見てくださいとビデオメッセージを寄せるほど、ともかく、特撮もアニメも何とか盛り上がり、頼もしいです。
No.11879 - 2019/09/14(Sat) 20:07:31

Re: ウルトラマンタイガ 第11話 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
 魔法と聞いて「タロウも色々出してたな」と。ロープを鎖にしたり、花を咲かせたり。もしやタイガも何かするのかと思ったらそれどころじゃなく、魔力をなくした魔女を庇って戦い、負傷。息つく間もなく次の敵が現れ、変身するもカラータイマー点滅、ピンチのシーンで次回に続く…。もしや霧崎、麻璃亜に「魔女裁判で殺された先祖の敵を討ちたくないか」とかそそのかさないでしょうね。第三話のように。魔女裁判に切支丹弾圧、その他人種差別が絶えませんからね。ブラック校則に「生まれつきでも外国人でも黒髪以外禁止」にはあきれました。私の住んでいる土地では黒髪以外が珍しくなく、気にもしませんが、よそから引っ越してきた人たちに言いがかりをつけられて辛い思いをしている人もいます。遠い先祖に北欧系の人がいれば、オーブのタマユラ姫のような先祖がえりの人は実在するのです。なんだか論点がずれてきましたが、共存共栄を可能にするには「自分にないものを持っている」からといって、一々騒がないようにしなければと思います。魔女や霊能者と言われる人々が怯えずに暮らせますように。
 それにしても天災(人災)はますますひどくなりますね。これからは各地からの連絡があってもなくても、まずはヘリやドローンを飛ばして状況確認ができるようにするとか。そう簡単にはいかないのでしょうけど。
 では、今夜はこれにて失礼いたします。
No.11880 - 2019/09/19(Thu) 23:26:27

ウルトラマンタイガ 第12話 それでも宇宙は夢を見る 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:小林弘利、監督:辻本貴則

(1) 魔法を悪用するインベーダー
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。台風15号で千葉県は大変、さらに台風17号も来ていますが、お元気ですか。
 前回のラストで登場したギマイラ、吸血怪獣というものの、吸い尽くして相手をCENSOREDのではなく、エネルギー源として使うもので、これがゼラン星人オショロの意図したもの、オショロはヴィラン・ギルドのメンバーと思われて、オショロの目的は地球侵略ではなく、怪獣による混乱を狙ったものと思われて、オショロと霧崎の関係、どうやらオショロは霧崎からギマイラを得た模様で、ただし、オショロは悪党というより何か憎めない存在であり、むしろオショロを焚き付けて悪事を進める霧崎、トレギアに恐ろしいものを感じました。ギマイラは80の際ではイトウチーフを怪獣にして、怪獣より侵略宇宙人の位置付けであったものの、今回はトレギア、ヴィラン・ギルドに操られる怪獣、トレギアの意図は地球侵略とは違う模様ですが、シリーズの中間部分の中ボスに昭和怪獣が改めて出るのはニュージェネレーションシリーズ初(ギンガ1期はバルキー星人とティガダークなものの、あの時は新作着ぐるみを作れなかったため)、そして、80からはメビウスでサラマンドラとホー、ジードでザンドリアス、タイガでギマイラと、80は地上波再放送が他の昭和シリーズに比べて極端に少ないために幻に近い(ニュージェネレーションクロニクルで、ブースカが幻のザ・ウルトラマンと書いていたのもその通り、ザ・ウルトラマンも80もいずれ再放送があると思っていて関西では地上波再放送はなしです)中で再登場は面白いものです。
 前編のラストで、ギマイラ出現にてタイガに変身するものの、最初からカラータイマーが赤、これはパゴスと戦った直後のためより、パゴスとの戦いで受けたダメージのための模様で、ウルトラシリーズでは、ジードだと一度戦ったら次は20時間変身できない設定があったものの、今回は受けたダメージのため、2度目の戦いでタイガはギマイラを倒しており、さらに、オーブ、ジードと第12話でパワーアップでしたが、今回はなし、むしろ、トレギア、霧崎に重点を置いての切れ目の模様の第12話でした。
(2) ギマイラの犠牲になったパゴス
 前回、オショロの意図に反して現れたパゴスは、自然界に生息する怪獣、生息地をギマイラに追われて止む無く地上に現れたもので、フーマに倒されたものの、生息域を奪われて、人間界に出るしかなく、そして倒される、このような、怪獣はそんな悪ではなく、自然の生物という視点は初代マンからあり、コスモスでは怪獣を保護する発想になり、その前座はガイアの最終回、根源破滅招来体の侵略に、地球の怪獣たちが一斉蜂起して、そのエネルギーで倒されたガイア、アグルを復活させるものですが、パゴスは悪の怪獣ではなく、倒すしかないのかと悲しくなり、こういうことで考えさせるのもウルトラシリーズのものです。現実にも、この前の台風15号も一種の怪獣、地震、津波などの自然災害もそうで、しかしそうしたら、自然を破壊する人間こそ地球にとっての害悪であるという観点も成り立ち、今のアマゾンの大火災もそうだし、宇宙猿人ゴリは公害をつくる人間こそ悪として怪獣を放つもので、ガイアでは、アグルは地球環境を破壊する人類を当初敵視していて、こういう観点はウルトラシリーズの本領ではあります。
No.11881 - 2019/09/21(Sat) 20:15:40

ウルトラマンタイガ 第12話 それでも宇宙は夢を見る 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(3) 魔法は地球を救う
 前回からのゲスト麻璃亜、魔法を使おうとして、どうやら使えなくなったのはギマイラのための模様で、このタイガの世界では宇宙人が地球にたくさんいる設定ですが、魔法の使える世界こそ幸福である展開で、これには納得。そして、ギマイラ2度目の出現に、ヒロユキは変身しようとしてできず、変身できないのは変身アイテムを奪われただけでなく、環境により変身できない(セブンの怪しい隣人や、散歩する惑星などあり)ものもあり、そして麻璃亜が魔法を使うと変身可能になる展開は良かったです。
(4) 悪ノリ要素のゼラン星人オショロ
 前回に続いて、ゼラン星人オショロ、前編ではマスク姿も出たものの、今回は人間態のみで、中でも「そう説明書に書いてある」というあたり、おそらく、ヴィラン・ギルドの中で怪獣兵器は解説書、マニュアルがあり、侵略のためにお金を出して手に入れて、という展開は過去のシリーズではなく、そして麻璃亜を悪用しようとするものの、全く様にならず、結局トレギアに利用されただけで、ヴィラン・ギルドのメンバーは様々なものがあり、最後は円盤でトンズラする展開は笑えました。
(5) 麻璃亜の過去
 そして、魔法使い、麻璃亜は惑星サラサを滅ぼされて地球に来たもの、惑星サンサなら、リアルロボットのボトムズに出てきたものですが、サラサは海の星であり、麻璃亜がこれを魔法で再現すると皆がスマホで写真を撮るもので、また、虹が地球と上下逆に出て、海の星から来た麻璃亜の思いが出てきて印象的でした。
(6) 主題歌が戦闘テーマ
 今回、ギマイラとの決戦シーンに主題歌、ウルトラシリーズでは主題歌をバトルシーンに使うのはセブンからあり、タロウ、レオでは定番で、平成以降は主題歌のバトルシーン使用は単発的ですが、やはり燃えて、今回もタイガがフォトンアースになり、盛り上がるところでやってくれて素晴らしいものでした。
(7) 不気味なトレギア
 そして、タイガの登場を嘲笑する霧崎、夢は諸刃の剣と嘯き、今のところ霧崎は主人公たちの前には、第4話でホマレとやり合ったのみですが、ヴィラン・ギルドとは深い関係にあり、ヴィラン・ギルドのボスというわけではないのに、存在感は大変なもので、最後、タイガがギマイラを倒した後で、タイガの夢が悪夢になる、それが自分の望みというもの、これまでもタイガたちをトレギアとして挑発して、しかし、タイガたちが戦い終えてから現れて、倒そうとしたらできたものもあるのに、タイガ、ヒロユキたちに嫌がらせをするのが楽しいようなキャラクターであり、霧崎の白と青の服も印象的であり、ウルトラシリーズには印象的な悪役が多く、特にオーブ以降は敵側(ジャグラーや御剣サキのように主人公側に来ることもある)が魅力的ですが、このような悪役は異例です。
(8) 魔法は不滅
 最後、麻璃亜はまた旅立つもので、魔法の棒が箒になり飛ぶと言うのはセンス・オブ・ワンダーであり、次回は恒例の第13話での総集編ですが、どうやらヒロユキと霧崎が出合う模様で、タイガには今後も期待したいです。
 そして、パゴスの遺体を処理するトラックに辻本組とあり、これは美術スタッフが今回の監督が辻本さんなのでやったおあそび、この手のお遊びはウルトラシリーズではよくあり、ティガでは、ゴブニュ・オグマには村石監督なのでムライシと刻印があるなど、昭和から様々なものがあり、楽しいです。

 このところ、タイガは放映後、ツイッターで#ウルトラマンタイガとしてファンたちが感想をSNSで発信して、また、ニュージェネレーションシリーズでは人気声優の起用も注目されて、ライブドアニュースにもあり、https://news.livedoor.com/article/detail/17115430/ なお、去年は大阪のウルトラマンフェスティバル、今頃にやると発表でしたが、今年はまだないものの、夏のウルトラマンフェスティバルは好評で、ひらかたパークでやるならまた行きたいです。皆さん、寒暖の差が激しいです、台風も続きます、どうぞお大事に。来週は神戸新長田の鉄人28号モニュメント10周年イベントがあります!私も行きます!
No.11882 - 2019/09/21(Sat) 20:16:37

マックスの青山草太さんと仕事しました / ビルガモ [関東] [ Mail ]
レイゴさん、ジョーさん、藤子さん、こちらでは本当にお久しぶりです。
ジョーさんたちの熱い番組考察を久々見て頭の下がる思いです。

さて今回超久々にお邪魔しましたのは、先月ウルトラマンマックスの主役の青山草太さんと仕事をしたので番宣がてらそのお話をしたく、書き込みしました。

彼がレギュラーの一人として参加しているNHKBSで放送している「にっぽんトレッキング100 小笠原SP」という番組で28日土曜の午後9時から放送予定です。

彼はこの番組をたくさんやっていてレポートも非常にうまいです。カイト隊員同様、素の青山草太さんも好青年でした。

彼からは、マックスの撮影初期は黒部さんや桜井さんから、「そんな表情じゃ怪獣が出たということが伝わらないぞ」と何度もNGをだされ、胃が痛くなるほど緊張感が現場にただよっていたそうです。

マックスファンタジーのサイトも見せて、当時みんなで応援して感想かいてたよと言ったらよろこんでくれていました。

彼は個人事務所ゆえ、お仕事も大変なようですががんばってもらいたいです。

ついでに、半年ほど前にレイゴさんだけにはお知らせしたのですが、杉浦太陽くんとも彼のやっているレギュラー番組で仕事をご一緒したことがありまして。

彼にも真の勇者のサイトを見せたら、彼はこのサイトを知っていて、見てましたよと言っていました。

コスモス当時、彼のお母さんが息子を応援しているサイトがあるのを見て太陽くんに教えたそうです。

久々の書き込みすみません。皆様もかわらずお元気で。
No.11883 - 2019/09/23(Mon) 07:41:00

Re: ウルトラマンタイガ 第12話 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、ビルガモさん、皆さんこんばんは。ビルガモさん、本当にまたお会いできてうれしいです。
 さて、今回私が気になったのは、ホマレが麻琉亜を責めるようなことを言ってしまったことです。肝心な時に力が出ない、それは彼女が被害者だから。それは分かっているはずなのに、色々とこれまでのことで溜まっていたのでしょうけど。社長が(ちょっと!!)という風につついてくれましたが。
 それと、霧崎の「やがて悪夢に変わる」ですが、思い出したのは「良くも悪くも想像したことを実体化させる」という化け物が出た漫画です。人の神経を逆なでするのが楽しくてたまらないような彼はこの先何をしかけるのか。「こちらはちょっといじっただけ、転がり落ちていくのはそちらの勝手」とか言いそうです。
 では、今夜はこれにて失礼いたします。皆さんもお体には気をつけて下さいね。
No.11884 - 2019/09/27(Fri) 23:26:34

ウルトラマンタイガ 第13話 イージス超会議 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:足立淳一郎、監督:越 知靖

(1) おいおい、イメージキャラクター?
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。
 ビルガモさん、お久しぶりです。このところ、ウルトラシリーズはニュージェネレーションシリーズ、好調で、ネット配信のウルトラギャラクシーファイトも始まり、日本語だけでなく、英語版、中国語版も配信!すごいことです。
 今回は、オーブ以来の定番、第13話は折り返しで総集編、主人公は変身せず、1話〜12話のダイジェストですが、E.G.I.S.のイメージキャラクターを決めるというもので、今回はウルトラヒーローが3人いて、どれをイメージキャラクターにするか、こういう展開もあるのかと思い、タイガ、タイタス、フーマは生まれた星は異なるものの、トライスクワッドの一員であり、いずれもイメージキャラクターになり、過去には似たような展開がメビウスでもありましたが、それぞれのウルトラマンの特徴を過去の映像で紹介して、これは貴重なもので、しかし結局カナの選んだ?タイガになるものの、不思議なもので、どうせならE.G.I.S.は3人のウルトラマンみたいに様々な展開ができるとして3人ともイメージキャラクターにしたら、とも思いましたが、今回はタイガが選ばれて、この路線は基本ギャグですが、面白い点がありました。
 今回、3人のウルトラマンにイメージソングがかかり、タイプチェンジではないですが、過去にはダイナでフラッシュ、ミラクル、ストロングのイメージソングがあり、劇中ではそれほど効果的には使われず(ダイナではタイプ別のテーマBGMが多用された)それ以来です
(2) 切れるピリカ
 で、ピリカが、報告書がなっていないとヒロユキ、ホマレをつるし上げる件、切れ方が面白く、ギャグ的なものがあり、ギャグは前作のR/Bでうまくホームコメディと展開して、今回も演じる吉永アユリさんもノリノリであり、楽しいものでした。
No.11885 - 2019/10/01(Tue) 18:43:35

ウルトラマンタイガ 第13話 イージス超会議 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(3) そして、霧崎がヒロユキと出会う
 今回は、イメージキャラクター選びに愛想をつかした?ヒロユキが出てきて、すると、トレギア人間態の霧崎が接近、不気味なもので、悪役キャラクターはオーブ以降ユニークなものを見せているニュージェネレーションシリーズ、演じる七瀬公さんも見事で、ヒロユキを嘲笑するもので、この霧崎、トレギアの目的は地球侵略ではなく、今までを見たらタイガたちに嫌がらせをするのが面白いというようなものの、第12話のラストを見ても、タイガの力を悪用するもので、これ、タイガも霧崎がトレギアの人間態と見抜けず、さすがに気配は感じた模様ですが、不思議なもので、悪役キャラクター、東映ヒーローだと仮面ライダーでもスーパー戦隊でもそれほど尖ったものはなく、ウルトラシリーズは光っています。
(4) タロウの守った地球
 タイガにとって、父親のタロウがかつて守った地球ですが、この世界で過去にウルトラヒーローが来ていたと知るものはなく(第1話で誰もウルトラマンを知らなかった)、ただ今までのウルトラシリーズで、過去にウルトラマンが来ていたと明確に示されたのはメビウスのみ、つまり過去の作品はパラレルワールドであり、これはこれでいいと思います。
 そして、ラストシーン、次回の事件の出動で終わり、今後も楽しみです。
(5) 神戸新長田 鉄人28号モニュメント10周年!
 イベントと言うと、昨年一昨年と大阪のひらかたパークでウルトラマンフェスティバル、夏に東京でやったものを持ってきてのものでしたが、夏には大阪でもやると発表されていたのに今年はまだ、この前、大阪の阪急三番街のM78ショップで聞いてもまだ情報はなく、しかし何かやってほしいです。
 そして、巨大ヒーローというと元祖、鉄人28号、神戸の新長田のモニュメントは2009年に完成して10周年、そのイベントがあり、当地の幼稚園児たちが主題歌(1作目と2004年版のもの)を歌い、そして何より、初代鉄人で敷島博士の声を当てられた矢田稔さん、2009年のお披露目の際にも来られて、そして88歳!の今年も来てくださり、感激でした。新長田はお好み焼き屋さんの密度が日本一であり、しかし人口減少はしんどく、皆さんも神戸に来られたら鉄人を見てお好み焼き食べてください。
 さらに、9月には仮面ライダーゼロワンのイベント、神戸で2回あり行きました。どちらも、未就学児たちが親に連れられて、ゼロワンのベルトを持ってきて、特撮ヒーローの人気に圧倒されて、2度目はゼロワンと写真を撮れました。ここでは8月にウルトラマンゼロも来て、本当に良かったです。
 10月と言うのに暑いですが、皆さんお大事に。
No.11886 - 2019/10/01(Tue) 18:44:32

Re: ウルトラマンタイガ 第13話 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
 おお、ピリカさん強い!!戦闘能力の高い女性は大好きです。そんな彼女の一押しがタイタス、以前ポージングに「いらないよー」と言ってなかったっけ。それにしてもヒロユキの目の前と頭の中でそれぞれうるさい三人組、しびれた筈の足で脱走するのも当然です。そこへ霧崎登場、怖すぎます。その霧崎=トレギアがタイガスパークを開発したらしい…。つまりタイガの意思に反して勝手にいじることができると?青の科学者ウルトラマンと言えばヒカリ、彼とも繫がりがあるのなら今後登場が期待されますが。
 では、今夜はこれにて失礼いたします。
No.11887 - 2019/10/04(Fri) 22:41:51
ウルトラマンタイガ 第1話 バディゴー! 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:林壮太郎、監督:市野龍一、特技監督:神谷誠

(1) 史上初!7年連続新作ウルトラマン登場!
 レイゴさん、藤子さん、皆さんお元気ですか。
 7月6日、ニュージェネレーションヒーロー最新作、ウルトラマンタイガ始まりました。これで2013年のギンガ以来7年連続新作シリーズが続いているわけで、過去、断続期間を多く作ってきたウルトラシリーズもこれで7年、1〜6月は再放送や総集編、7〜12月に新作シリーズとなったわけで、このところの円谷さん、昨年秋はSSSSグリッドマンのアニメでカルト的人気を博して、アニメ「ULTRAMAN」も制作して、そして新作はタロウの息子、タイガ、同じ息子でも、セブンの息子ゼロが不良っぽく粗削りなキャラクターであり、それまでにないキャラクターで、その後ギンガ開始までウルトラシリーズを引っ張って、そしてタイガは、円谷さんの動画を見たら、おとなしい優等生的なもの、タイタス、フーマとトライスクワッド(トライは3を、スクワッドは戦隊を意味する、スーパー戦隊の戦隊はスクワッド)を組むもので、他方、敵役のトレギアは実に卑怯なキャラクター、第1話の冒頭で敵キャラクターのウルトラマンの出るのはジード第1話でベリアルが時空破壊爆弾を作動させるものがあり、タイガではニュージェネレーションヒーロー7人がトレギアと対決、そのやり口の卑怯さは、卑怯なことをするのは特に第2次ウルトラシリーズではたくさん出ていましたが、ビックリで、そしてタイガ、タイタス、フーマの3人が立ち向かい、これは壮烈なオープニングでした。
 ウルトラシリーズは、水戸黄門のように同じようなものを繰り返すべきという意見もありますが、しかし仮面ライダーシリーズを見たら新しい要素に果敢に挑戦して続いていて、他方スーパー戦隊シリーズは基本形態は44年同じでも同様に新機軸を取り入れて、これは好ましい傾向です。
(2) 主人公ヒロユキのキャラクター
 今回、主人公工藤ヒロユキは最初から特捜チーム(に相当する)E.I.G.S.の一員で、主人公が最初から特捜チームに所属しているのは初代マン、ティガ、エックスのみであり、しかしEIGSは民間企業で、従来なら隊長に相当する佐々木カナ(2001年のゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃でヒロインを演じた新山千春さんが好演)は女性、このような組織のトップが女性なのは平成ウルトラ以来多数あり、そして専用車がまだリースでお金の心配をする点などリアルであり、特捜チームがレギュラーであるのはエックス以来で、それもお金をもらって仕事するタイプ、過去の特捜チームは全て国家的組織で公務員?であったものの、そのヒロユキの任務にタイガが着目して、一体化するもので、これはウルトラシリーズでは珍しい(多くの昭和シリーズでは主人公が命を落とすようなことがあり、それでウルトラマンが一体化して蘇生して活躍する)です。
 第1話の依頼人は宇宙人で、ザンドリアスの子供を運び宇宙に帰るものの、そのザンドリアスの子供に価値があり、宇宙人が狙う展開、ウルトラシリーズでは人知れず宇宙人が地球にいる設定は、ウルトラQの宇宙指令M777以来たくさんありますが、護衛を民間企業がするのは、刑事ドラマ黎明期のザ・ガードマンの東京パトロールのウルトラマン版のようで(ザ・カードマンは刑事ドラマとして、その後太陽にほえろや必殺シリーズで活躍される悪役俳優さんをたくさん輩出した作品で、警察以外の民間組織の活躍を描いたもので、これは初代ウルトラマンの科学特捜隊のルーツだと私は考察しています)興味深いです。
 第1話で私の注目したのは2点、まず依頼人河津が宇宙人であり、それでも助けるのかと言われて、ヒロユキは困っている人を前に地球人も宇宙人もないと言うこと、これはハヤタからカツミ、イサミまでウルトラシリーズの過去の主人公なら同じことを語り行動したでしょう、いや、特撮・アニメを問わず日本のヒーローなら同じことを言い行動したはずで、しかしそういう当たり前のことがしんどいことになった殺伐としたこの時代に、当たり前のヒューマニズムを体現したキャラクターであり、ヒューマニズムはヒーローの力の源であり、武力ではない(超兵器を使用したら、ウルトラシリーズではすべて失敗しているのがその証拠、あるいは、心を持たない人造ウルトラマンのテラノイドが役に立たなかったのも同じ)ことで、さらに、ザンドリアスの子供が下敷きになり、ヒロユキは逃げずに助けようとしたこと、これもウルトラシリーズの主人公、いやヒーローなら皆同じことをしたはずであり、実際に帰マンの郷はこれで小鳥を逃がそうとした子供を助けて命を落とし、ウルトラマンとして蘇生したわけですが、このような、ウルトラシリーズの53年の歴史で不滅の要素を持つから、どんな逆境になってもウルトラシリーズは続いていたのであり、これはありふれたものではない、今や、殺伐とした社会だからこそウルトラヒーローは求められているのだと信じます。
 ヒロユキは自分のことを僕と呼び、タイガは俺であり、メビウスまでのウルトラシリーズだと自分のことを俺と呼ぶ主人公は少なかったのに、大怪獣バトルでレイが自分のことを俺と呼び、そして何よりゼロが自分のことを俺と呼び、ニュージェネレーションシリーズではリクとヒロユキを除いて俺であり、これはポケモンや妖怪ウォッチの主人公が自分を俺と呼んでいるためかと思います。
No.11847 - 2019/07/06(Sat) 14:55:11

ウルトラマンタイガ 第1話 バディゴー! 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(3) メイン監督市野さん、12年ぶりに特技監督神谷さん
 今回、第1〜3話は本篇と特技監督が分担で、ニュージェネレーションシリーズでは本篇と特技監督兼任、撮影を一班体制でやり、特技監督を別に置くのは大怪獣バトル以来12年ぶり、監督の市野龍一さんはガイア以来ウルトラシリーズで20年以上活躍されて、ニュージェネレーションシリーズではオーブ以来の常連、私と同世代で、おそらく第1次ウルトラシリーズをリアルタイムで見られたはずで、田口清隆さんのように私の下の世代より上のベテランを起用して、また神谷誠さんは前作のR/Bからウルトラシリーズに参加されて、今回はまず、本篇でアクションシーンがハリウッド映画みたいなスピード感があり、宇宙人たちがたくさん出てきて、等身大アクションはニュージェネレーションシリーズでは重視されているものの、今回はすごいの一言であり、神谷さんもベテランの方で、大変な力量を見せてくれました。
 なお、特撮を担当するのは平成以降は特技監督の名称で統一されていて、ウルトラシリーズではQと初代マンの途中まで特技監督の表記が、初代マンの途中から特殊技術になり、これは特技監督の名称が円谷英二監督の好んだものでそれに配慮したもの(78年の暮れに出たウルトラマン大全集というレコードの解説文で満田かずほさんの記述による)で、タロウの途中から特撮監督になりましたが、やはりウルトラシリーズでは特技監督がぴったりです。
 それで、第1話はウルトラヒーローが11人、巨大怪獣は3体、等身大宇宙人4人はウルトラシリーズの第1話での最多登場、すごいものでした。
(4) 名前の由来が面白い
 主人公、ウルトラマンタイガはタロウの息子ですが、仮面ライダーにもタイガがいて、2002年の仮面ライダー龍騎に出てきた13人の仮面ライダーの一人、それもウルトラマンネオスの主役、高槻純さんが演じたという、何とも因縁があり、この仮面ライダー龍騎では従来型の正義の味方の要素を排したもので、悪の仮面ライダーがたくさん出てきて、タイガはややサイケデリックな役どころでしたが、最後は子供が車にひかれそうになったところを助けて自ら犠牲になるものでした。
 さらに、O-50出身のウルトラマンフーマ、フーマとは宇宙刑事シャイダーの悪の組織で、しかし主役のシャイダーを演じたのは円谷浩さん、円谷一さんの息子さんで、その関係でシャイダーの脚本を上原正三さんが全話執筆されました。円谷浩さんはティガのウルトラの星で父親の一役をされて、ダイナ、ガイアの順レギュラーでした。
 その他、今やっている仮面ライダージオウには仮面ライダーギンガというキャラクターが出てきて、声もウルトラマンギンガと同じ杉田智和さん、これは仮面ライダーギンガが、過去の仮面ライダーキバ関係のキャラクターとして出てきて、杉田さん仮面ライダーキバで声優をされたいた関係で、ウルトラマンと仮面ライダー、東映ヒーローの関係は面白いです。
(5) ニュージェネレーションシリーズ初のM78出身ウルトラマン
 タイガはタロウの息子で、ニュージェネレーションシリーズでは初のM78星雲出身の主役、そしてU40のタイタス、0-50のフーマとともに現れて、冒頭の展開でトレギアにダメージを受けて通常の活動ができなくなり、それでヒロユキの体を借りてのもの、これはウルトラシリーズ定番なものの、十全に納得できました。
 また、E.I.G.S.のメンバーがウルトラマンのことを知らず、河津さんの言葉でウルトラマンタイガと知るのは、この地球は初代マン〜80、メビウス世界ではないと思われて、この他のウルトラマンがどう出るか楽しみです。
(6) これからが楽しみ
 ウルトラマンR/Bの劇場版でデビューした悪役ウルトラマン、トレギアはベリアルとは全く異なったキャラクターで、ジードのベリアルと異なり人間態を持ち、オーブ以降レギュラーの敵役が出ているものの、いずれも個性的で楽しみです。
 そして、ミラーマンの主役を演じられた石田信之さん、がんで亡くなられました、私も、両親ともにがんで亡くなり、石田さんにはぜひともがんと闘い勝って欲しかったですが、石田さんは不滅、日本特撮党の党首を辞任される鈴木美潮さんもミラーマンを見て特撮ファンになったもので、ミラーマン最終回のサブタイトル、さよならミラーマンは現実になったものの、石田信之さんは不滅です!
(7) 特撮に限界はない!
 そして、特撮つながりで、先月大阪のアリオ八尾(円谷ジャングルのあったところ)でゴジラのイベントがあり、初代ゴジラが来て、さらに1作目の主役の宝田明さんのトークショーもあり、私の友人で和歌山の大学の先生が行き、彼は昨年春に新聞にゴジラと憲法、ゴジラと原子力の記事を書いて宝田さんからお手紙も来て、そこでトークショーではゴジラ研究家として紹介してもらい、宝田さんと写真も撮り、このイベント、私が特撮ファンのブログで知り教えてあげたのですが、ゴジラはハリウッド版のものも公開されて、仮面ライダー、スーパー戦隊も何とか維持されて、特撮は不滅です、蒸し暑いです、熱中症に気を付けて、お元気で。
No.11848 - 2019/07/06(Sat) 14:56:52

Re: ウルトラマンタイガ 第1話 バディゴー! 考察 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
 タイガと聞いて思い出すのはウルトラマンサーガのタイガノゾム、それを演じたのがDAIGO、ダイゴといえばティガのマドカダイゴ…もしかして何か深い繋がりがストーリーの底にあるとか。そしてタイガのプロテクターの配色はティガに似てるような、しかもシルバーレッド系の体はメビウスに似ているので、母親はメビウスの身内だったりしてとか、中身がゼロに似ているのは「親戚のお兄ちゃん」の影響かとか、またしても深読みが止まらない私。
 それはともかく、最初から緊迫の展開、束になってもトレギアにかなわないニュージェネレーションズ、先輩たちからアイテムを贈られて戦うもそれぞれ弾き飛ばされるタイガ達、そしてタロウは…。生き別れる親子から始まる物語ですね。そして月日は流れ、こわばった顔つきの男性を護送するヒロユキ、そこへ謎の声が警告、なぜか逃げ出す依頼人。実は彼はさらわれた怪獣の子を救うために戦う宇宙人だった。この辺も時代を反映してますね。密輸ペットの問題が後を絶ちませんものね。しかしマグマ星人に邪魔をされ、ショータイム的オークションが始まってしまいます。我が子を救おうと盾になる母親を見て何かを思い出すようなヒロユキ、瓦礫の下からその子を救うため逃げない彼に遂にタイガが共闘を呼びかけます。変身アイテムは二つで一つ、これはエースの指輪を思い出しました。しかし、片方でもなくしたら大変ですね。アイテム紛失、盗難は今までにもありましたからね。そして遂に変身、自分の変化に戸惑いながらも戦うヒロユキ、苦労しつつも勝利した後の二人の会話にはちょっと笑いました。「どこが偉そうなんだ」って、やっぱりゼロ兄さんの影響でしょう。
 しかし、社長も先輩たちもみんな何やらクセがありそうでワクワクしますね。社長、本当は全部知ってるんじゃないですか、ホマレ先輩、どうやって河津さんを救出したんですか?来週が楽しみです。
 ところで、タロウに息子ができて安心したことが。セブンが叔母夫婦より先に孫を授かったらどうしようかと心配でしたし、ゼロに弟分ができて何よりです。
 では、今夜はこれにて失礼いたします。皆様、梅雨バテと水害には気をつけて下さいね。
No.11849 - 2019/07/10(Wed) 23:49:55

ウルトラマンタイガ 第2話 トレギア 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:中野貴雄、監督:市野龍一、特技監督:神谷誠

(1) 前代未聞!幼少時にヒロユキと一体化していたタイガ
レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。東京は梅雨寒ですがいかがですか。
 まず、冒頭、10歳の際のヒロユキがチビスケ(キングゲスラ)と仲良く、しかしチビスケを怪獣兵器にしようとするレキューム人にさらわれて、それに抵抗しようとした10歳のヒロユキを救うために、光の粒子になっていたタイガが一体化して、そして12年とはビックリ!それまでのウルトラシリーズでは、ウルトラヒーローと人間が一体化する場合は、第1話の段階で地球に初めて来ていたのに、こんな前に来ていたとは驚きで、要するに第1話冒頭の展開は12年前であり、このように、過去に類例のない展開をニュージェネレーションシリーズではやっており、これは7年間、半年ずつなら新作を作れているためで、これはまさに、継続は力なりです。これ、第1話ではタイガがトレギアに敗れて、そして地球で活動するために適切な一体化する人間を探してヒロユキにたどり着いたと思ったのに、ビックリです。
(2) 便利屋?E.I.G.S.
そして、警視庁の佐倉警部が出てきて、E.I.G.S.に仕事を依頼、風見しんごさんは映画「メビウス&ウルトラ兄弟」以来のウルトラシリーズ登場で、警察や公的な組織が特捜チームに依頼するのは、近年だとオーブの渋川のオッサン、古くは怪奇大作戦の町田警部などあり、E.I.G.S.は警護・警護などをする民間企業であり、しかし実態は警察の依頼で怪獣のこともやるもの、これはウルトラシリーズの特捜チームとして面白い位置付けです。E.I.G.S.は一種、便利屋的で、こういう位置付けだと自由度も高く面白いです。
 E.I.G.S.は民間企業で、カナは隊長ではなく社長ですが、第1話で車をローンで買ったばかりというもの、現実ではイージス・アショアは何千億円もするのですが、やり繰りの厳しい中小企業みたいで、オーブでSSPに請求書のラッシュという昭和テイストのものも面白いです。
 この、お金のないというもの、ウルトラマンエースのTACやタロウのZATは戦闘機をしょっちゅう墜落させており、昭和の特撮ファンからは、エースやタロウの日本政府は防衛費で財政破綻すると皮肉られていて、現実に、エースだとタックファルコンは設定では210mもあり、こんなものをしょっちゅう墜落させていたら国会で問題になるでしょう。ガンダムの後番組、トライダーG7ではやはり民間企業が地球防衛をして、そんなに撃ったら予算がなくなるという展開もありました。
(3) 答えのない質問?
 そして、キングゲスラ出現、タイガは変身して怪獣と戦えというものの、ヒロユキは逃げ遅れた人を助けようとして、結局キングゲスラに逃げられてしまうものの、これは帰マンの第5話で、郷がグドン攻撃を命じられたものの、子供がいるとして攻撃せず、岸田隊員に責められる展開を思い出して、しかし、これはヒロユキ、タイガともに間違いではなく、限定された状態で誰を最初に助けるべきか?というのは、答えのない質問というか、ウルトラヒーローが53年続けてきた模索です。が、タイガはここで怪獣を倒さないと被害が広がると語り、これが後でトレギアから一種のブーメランみたいになるとは驚きました。
No.11850 - 2019/07/16(Tue) 19:05:45

ウルトラマンタイガ 第2話 トレギア 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 悪の勢力が2系統!
 タイガだと、悪の勢力に2系統、一つはタイガの宿敵、トレギア、そして怪獣兵器を売買する商人たち、ウィキペディアではヴィラン(悪役)・ギルドと称されていて、彼らは怪獣による金儲けが目的であり、地球侵略が目的ではない模様で、そしてトレギアがあり、悪に2系統あるのは珍しく、スーパー戦隊では、前作のルパンレンジャーvsパトレンジャーでは対立する2つの組織が結局協力することになり、これは新・必殺仕事人で主水、秀のチームと勇次、おりくのチームに同様のものがありますが、ヴィラン・ギルドとトレギアは敵対している(ギルドのマーキンド星人がトレギア出現でオークションを血融資する)ものもあり、何より、宇宙からやってきた悪の目的はほとんどの特撮・アニメでは地球侵略であり、ベリアルもそうでしたが、トレギアは地球侵略が目的ではない模様で、これは新鮮な設定です。
(5) 怪獣兵器を救う
 そして、ヒロユキはレキューム人を見て、チビスケをさらったものと知り、キングゲスラがチビスケと理解するもの、これはコスモスでカオスヘッダーに取りつかれたリドリアスをコスモスが救おうとする展開もあり、あるいは、タロウの赤い靴はいていた、では怪獣にされた少女(北島隊員の幼馴染)を救おうとするものもあり、ウルトラシリーズではこのように無害な怪獣が暴れて、それを救おうとするものは多数あり、ここではヒロユキとタイガが別人格である設定を生かしています。
(6) 極悪非道のトレギア!
 そして、チビスケを助けようとしたヒロユキ、タイガに立ちはだかるトレギア、霧崎の姿で、変身アイテムにより悪のウルトラマンになり、タイガはこの時点ではタイタス、フーマをトレギアに殺されたと思い、もちろんヒロユキはそれを知らず、タイガとヒロユキが別人格であるのを生かして、さらに、トレギアは、タイガに止めとして、結局チビスケが盾になり死んでいく、これはマックスの遥かなる友人にもあり、チビスケがこうするのは予想されたものの、その後、トレギアが、怪獣を倒さないと被害が広がっていたと嘯く点、これは最初に、タイガが、ヒロユキに逃げ遅れた人を助けるより怪獣を倒せと言ったことへのブーメランであり、トレギアはチビスケがタイガのために死んでいったことを喜んでいる模様で、これほどえげつないことをした悪役も久しぶり、ウルトラシリーズでは卑劣なことをする悪役が、特に第2次ウルトラシリーズで多く出ているものの、こういう悪役は久しぶり、むしろ東映ヒーローでは悪役が卑怯なことは嫌というものもあり、最後、タイガはロッソの力で一矢報いるものの、卑劣さに唖然でした。
(7) 衝撃の結末
 第2話のラストシーン、少女に霧崎が風船を渡して、ありがとうと言われたら、風船を破裂させて少女を失望させる、要するにトレギアは人が困るのを見て喜んでいるわけで、映画R/Bでのトレギアは、笑うセールスマンみたいとSNSでもありましたが、このようなラストシーンは異例で、ネットでは第2話を見て後味が悪かったとの感想を複数見ましたが、トレギアは必殺シリーズの初期にいたえげつない悪役みたいなものがあり、今後のタイガも楽しみです。
 3連休は神戸でウルトラマンのイベントに行き、例により性懲りもなくジードと写真を撮ったものの、前にいた親子連れ、昨年末にハーバーランドに来られていませんでしたかと言われて、神戸は狭い、夏はウルトラマンフェスティバルも東京であり、冬のひらかたパークでの開催は未定と大阪のM78ショップで聞きましたが、ぜひ開催してほしく、今後のウルトラシリーズに期待です。
No.11851 - 2019/07/16(Tue) 19:06:30

Re: ウルトラマンタイガ 第2話 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
 トレギアはかつてないほど冷徹で陰湿ですね。いつも薄笑いを浮かべて力の差を見せつけ、去っていく。前回「光が正義と誰が決めた」と言いましたが、今回も色々考えさせられる台詞を残していきました。人間態の服も「道化師」風、歴代ウルトラマンを挑発するような「青い」風船、変身アイテムは「ドミノ」と呼ばれる仮面のようです。妖し過ぎます。そして変身後の姿はパパルウ星人のようですね。
 一方、タイガとヒロユキは対話しながら戦う故に衝突も起こりがち、二者択一で意見が割れてしまいます。仲間がいれば役割分担もできるのに、それは次回の話ですし、まずは地球人の信頼を得て共闘…というのが理想ですが。渋川さんのようにすぐに実働部隊を回せる人もいないようです。早く来てくれ、仲間たち!!
 それでは今日はこれにて失礼いたします。早く梅雨が明けますように。
No.11853 - 2019/07/19(Fri) 23:56:21

ウルトラマンタイガ 第3話 星の復讐者 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:林壮太郎、監督:市野龍一、特技監督:神谷誠

(1) 黙とう:京都アニメーション
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。
 まず、ウルトラマンではありませんが、京都アニメーションのスタジオの放火事件、私も大ショックでした。京アニの作品は関西だと大半サンテレビの深夜枠で放映されて、ヒット作の涼宮ハルヒの憂鬱は兵庫県西宮市(阪神甲子園球場のあるところ)が舞台で、西宮市はハルヒで町おこししていて、私も、アニメに出てくる喫茶店ドリームに先週行ってきたところなのです。ドリームの店主さんも心を痛められました。私は化学が専門で、ガソリンに火をつけてあんな大惨事とは愕然で、とんでもないこと、まるで本物の初代ナックル星人が現れたようで、亡くなられた皆さんにお悔やみ申し上げます。
(2) 宇宙開発の犠牲者の宇宙飛行士の物語
 今回は宇宙開発の犠牲になった宇宙飛行士・九条レントの悲劇、初代マン「故郷は地球」のジャミラを思わせて、さらにティガの「サヨナラ地球」の要素もあり、誕生日にロケットを打ち上げて事故、これは現実社会にもあり、ところがそれにトレギアが関り、事故の原因を作った社長に復讐するもので、前回に続いてシリアス系の話、トレギアは人間の不幸を悪用するもので、ベリアルのようなヤクザ的?なキャラクターと異なり、人間の悪の感情を悪用する、ヤプール人みたいなものがあります。トレギアの悪どさは、劇場版R/Bより進化して、こういう悪役はウルトラシリーズでは異例で、面白い展開です。
(3) 悪い人間でも守らないといけないのか?
 今回、事故を起こしたベンチャー企業の社長、今里光は大金でE.I.G.S.に警護を依頼して、事故で人を死なせたものでも守らないといけないのか?これはウルトラシリーズではよくあるものの、ヒロユキがたとえお金のためとは言えためらう展開は驚きました。
 さらにビックリしたのが、タイガがレントの主張に共感する点、自らもタイタスとフーマをトレギアに殺されたとこの時点で思い、ヒロユキも全開でチビスケをトレギアに殺されたものの、過去のシリーズでは、どんな悪人でも守らないといけないとなるのに、タイガは今里を許せないというのは、これは故郷は地球でのイデの発言と同じ、故郷は地球でのイデの発言、立場は多くの視聴者と共通して、あの場合ジャミラを宇宙から来た怪獣として、正体を明かすことなく倒せと科特隊のパリ本部は命じて、それにイデは背こうとしてアラシと言い合いになり、あれはイデが人間、主役ではないから言えたものの、ウルトラマンのタイガが許せないと語るのは、ウルトラシリーズでは初めてで、今回は今里がもう一つの悪役、ホマレが守ろうとして、命令するなと言う展開など、こういう悪役に人間側を見せるのはウルトラシリーズならではです。ウルトラヒーローが復讐と口にするのは帰マンがウルトラマン夕日に死すで、坂田兄妹を殺された郷=帰マンがブラックキングに復讐してやると言って結局処刑されるのを思い出しました。
 しかし、今里は助けようとするホマレに命令するな、ヒロユキを身代わりにしてしまうなど、非人間的行動のラッシュ、こういうキャラクターはウルトラシリーズに過去にも例はあるものの、ここまでやってくれたら圧巻です。
 今回の監督の市野龍一さん、ツイッターで京都アニメーション放火事件と今回の話を結び付けて、憎しみから復習心に取りつかれてしまうと実は加害者と同じ道をたどることになる、それは間違っているとこの話で伝えたかったと発信されて、これは正義とは何か?を53年伝え続けてきたウルトラシリーズの真骨頂、復讐は何もうみださないことを何度も繰り返しています。
No.11854 - 2019/07/20(Sat) 21:02:38

ウルトラマンタイガ 第3話 星の復讐者 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 賢者タイタスの救い
 これで、救いとなったのは、トレギアに倒されたと思われていたタイタス、どうやらタイガ同様宇宙をさまよって、レントの妻ナナの魂を救い、そして復活、タイタスは体型から仮面ライダー電王のキンタロスみたいなものかと思いきや全く異なり、アニメザ・ウルトラマンのジョーニアスの出身地U40の出身で、まさにその振る舞いは賢者そのもの、タイタスもタイガ同様若い戦士であるものの、人格者ではあり、ナナを救って、そして実体を取り戻してギャラクトロンと戦い、撃破して、さらに地球に落下するデブリを処理してトレギアと戦い、従来この手の筋肉的なキャラクターは理性的な態度はなかったものの、まさに人格者で、その後落ちてくる人工衛星を撃破、さらにトレギアを相手に正々堂々と戦うのは見事です。
 タイタスが正義漢であり、その分トレギアの極悪非道が強調されて、あのギャラクトロン(オーブもジードも苦戦)を倒した後、タイタスにちょっかいを入れて、これ、人間態の霧崎、復讐劇を映画でも見るようにポップコーンを食べながら見て、そして嫌がらせ、こういう嫌味な悪役は最近例がなく、悪もここまで来たら立派、です。
 さらに、デブリについて、タイガが始末しようかと言うと、ヒロユキは人間がやると語り、これはいい意味でウルトラマン任せではない展開で、納得できました。
(5) 精巧な神谷特撮
 今回も神谷誠さんが特技監督、ミニチュアの電車や車、セットとCGをうまく使い、神谷さんはゴジラ映画や日本沈没の2006年版もされて、川北さん、樋口さんの教えを受けたベテラン、見事なもので、ニュージェネレーションシリーズでも屈指の特撮でした。
(6) 悪いものの金は受け取るな! 
 さらに、ビックリしたのは、最後、ホマレが今里をぶん殴るシーン、これは視聴者がホマレなら皆同じことをしていたでしょうし、ウルトラシリーズでは過去にエースの、銀河に散った5つの星、欠陥ミサイルで北斗に特攻を命じた高倉司令官を竜体長が殴り追放するシーンが過去にあり、刑事ドラマだと、例えば特捜最前線で、護衛を依頼していたものが実は悪人だったという展開で同様のものがありました。今里は人間の姿をした怪獣みたいなもの、80の、80vsウルトラセブン、あれでは少年を襲った暴走族は、俺たちは人間の姿をした怪獣だと叫ぶシーンがあり、それの延長線上にあり、ホマレはヒロユキを熱血バカと、これはいい意味で語り、まさに、悪は滅びるを地で行くものでした。そしてラストシーン、解決して、社長がお寿司というものの、今里から受け取った小切手を捨てたシーンはさすが、いわば、小切手は汚いお金であり、悪に加担してはいけないいうもので、この後、今里は事故の責任を問われることでしょう。その社長カナの行為をタイガもタイタスも評価、タイガはウルトラの母のことをばあちゃんと言い、このシリアスな内容の中で救いでした。
 タイガはSNSでも好評で、そしてウルトラマンフェスティバルも開幕、関西のテレビでは爆笑問題のお二人が宣伝してくださるのが放映されて、田中さんも太田さんも私の数歳年下ですが、熱心に宣伝してくださり、SNSでも行かれた方は好評とのことで、またTBSラジオでもウルトラマンタロウ特集があり、私もかつては第1次シリーズ至上主義?でしたが今はタロウも評価して、今後もウルトラシリーズを応援します。
No.11855 - 2019/07/20(Sat) 21:03:41

Re: ウルトラマンタイガ 第3話 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
 あの社長さん、最低ですね。そもそも誕生日ロケットが事故を起こしたこと自体もみ消していたのでしょう。そこを言わずに大金積んで守れと言っておきながら「俺に命令するな」とか「何すんだよ」…見捨ててやりたくなりますよ。そんな彼に復讐しようとする九条に同調、同情するタイガ、しかし彼に手を貸していたのは敵のトレギアだった。そしてギャラクトロンと融合する九条と戦うもヒロユキに止められ、反撃できないタイガ、しかしそこへ「もうやめて!!」と止めに入ったのはナナだった。愛する人に復讐を止められて共に天に召されるという展開は久々に見ました。悔しくて悲しくても復讐は更なる罪です。ナナが美しい心の持ち主で救われました。それに手を貸したのはタイタス、タイガ歓喜!早速タイタスにタイプチェンジ、その時のセリフが「使いなさい」おお、品のある声で正に賢者。ボディービルダーのポージングとのギャップに「キャー!!」…すいません。
 ギャラクトロンを倒し、最後のデブリを始末しに行く彼にちょっかいを出すトレギアに構わないところも素敵。しかし馬鹿にしてから去るトレギア。
 その後、まるで懲りてない社長を殴るホマレ、小切手を破り捨てる社長。それを見てほめるタイガ達。「うちのばあちゃんほどじゃないけどな」こういうセリフでもタイガが愛されて育ったことが分かります。ところで彼はキングのことをなんと呼ぶのでしょう。白鬚じいちゃんじゃないでしょうね。そうそうタイタス、ヒロユキにデブリとかのことを教えて欲しいです。
 それでは今日はこれにて失礼いたします。梅雨が明けたら猛暑が牙をむくのでしょう、皆さまお大事に。
No.11856 - 2019/07/26(Fri) 22:38:24

ウルトラマンタイガ 第4話 郡狼の挽歌 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:中野貴雄、監督:田口清隆

(1) 時限爆弾、聞き込みなど刑事ドラマの要素
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。梅雨明けで猛暑ですがお元気ですか。
 第4話はウルトラマンニュージェネレーションシリーズ監督の大黒柱、田口清隆さんの演出、中野貴雄さんの脚本、冒頭、ヴィラン・ギルドにより、怪獣爆弾を仕掛けて身代金をというもの、時限爆弾はヒーローものの定番で、爆発までに解除と言うのはよくあるものの、時間になったら怪獣を暴れさせる展開は面白く、そして今回はホマレが主役、手がかりを求めて聞き込みなど、刑事ドラマの手法で、太陽にほえろや特捜最前線にあったもの、特に特捜最前線ではメイン脚本家の長坂秀佳さんが好んだ手法であり、事件解決に、佐倉警部がE.G.IS..に協力依頼、警察だと小回りが利かないなどの要素はユニーク、E.G.IS.はかつて警視庁にいた佐々木カナ社長が設立した設定は怪奇大作戦のSRIと同じで、佐倉警部は怪奇大作戦の町田警部そのもの、そして、ホマレはかつて宇宙人ギャングの一員、刑事ドラマだとヤクザなどにいたものが刑事になる例はいろいろあり、今回は警察もの的な要素、同じ中野脚本、田口演出のエックス、実録XIO24時の要素もあるものの、これはコメディ、こちらはハードボイルドの刑事ドラマであり、冒頭、ヒロユキに実家から荷物、それで同封されていたキャップがヒントになるのは面白いです。脚本の中野さんは私と同年代でおそらく70〜80年代は刑事ドラマに熱中されていたと思われて、田口さんは生まれる前の作品もDVDで研究されている模様で、刑事ドラマには様々なタイプがありますが、今回はハードボイルド+アクション志向、まるで40年以上前の刑事ドラマ的なものでした。今回はホマレとヒロユキが先輩後輩の関係、二人の刑事ものとして、75年の俺たちの勲章、松田優作さんと中村雅俊さんを思わせるものでした。実際にサブタイトルの群狼の挽歌はチャールズ・ブロンソンさん主演の狼の挽歌のモジリであり、さらに70年代の刑事ドラマを思わせる要素もありました。ホマレが容疑者に心当たりがある、これも刑事ドラマの定番です。
 そして、現在開催中のウルトラマンフェスティバルにて、ウルトラギャラクシーファイトニュージェネレーションヒーローズが9月末からネット配信されることが発表されました、https://m-78.jp/news/post-5180/ これは劇場版ウルトラマンR/Bとタイガ第1話までのドラマを描くもので、演出はあらゆる特撮ヒーローのエース、坂本浩一さん、これは日曜日の10時からの配信と言うのがポイント、特撮ファンは日曜日、9時から仮面ライダー、9時半からスーパー戦隊、そして10時からこちらとSNSは盛り上がっています。
(2) 聞き込み、刑事ドラマの定番
 そして、怪獣爆弾爆発までの時間を画面に示して、まず、聞き込みしたのがファントン星人、こういう刑事ドラマの聞き込みは太陽にほえろで露口茂さん演じる山さんのものを思わせて、情報の代金として今回はカスピ海ヨーグルトを使うものなど面白いもので、タイガの世界には宇宙人がたくさんいるという設定であり、そして、結局ヒロユキが実家から送ってもらった王冠を条件に情報提供であり、太陽にほえろだと情報の対価として幾ばくかのお金を情報屋に渡すものの、こういうものは今の表現規制では困難かも知れず、そして得た情報をもとにさらに聞き込み、まさに70年代の、昭和の刑事ドラマではあり、私のような昭和世代のファンにはたまらないものでした。
(3) ギャング、ヴォルクの背景
 刑事ドラマで、犯人に主人公が見覚え、面識のあるというものはよくあり、今回のゲスト、ヴォルクはギャングからホマレに助けられたもので、これも刑事ドラマ的なもの、さらにホマレに助けられて、お茶漬けをご馳走になる、こういう展開も昭和的なもので、調べに来たホマレとヒロユキを拉致して、そして素性がわかる、どこまでも昭和、仮面ライダーやスーパー戦隊には昭和的な要素は皆無で、田口さん、オーブで昭和テイストのものをやってくれて、タイガでも古き良き時代の昭和ドラマであり、私のような1960年代生まれのものには懐かしいですが、若い人たちはこんな昭和テイストはどう映ったでしょうか?
 そして、ヴォルクは力のあるものが勝つというものを語り、ホマレは暴力では何も解決しないと語る、どちらが正しいか言う必要はないですが、しかし追いつめられたヴォルクにも事情があり、さらにギャング同士の抗争でヴォルクは命を落とす、ハードボイルド展開、見事でした。
No.11857 - 2019/07/29(Mon) 18:32:58

ウルトラマンタイガ 第4話 郡狼の挽歌 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) さすがの田口特撮
 今回は田口さんが本篇と特技監督兼任、ニュージェネレーションシリーズの定番ですが、田口さんはCGより着ぐるみ、ミニチュア特撮にこだわるもので、今回もエックス、オーブで見せてくれた縦横無尽な世界で、田口さん2016年に兵庫県尼崎市でトークショーされて、ニュージェネレーションシリーズは本篇を5日、特撮を2日で撮り終えないとならず相当大変な模様ですが、それでもこれだけの特撮で、特にミニチュアワークが素晴らしく、ヒーローと怪獣のアクションも素晴らしく、まさにザ・特撮、今ゴジラのハリウッド映画新作もヒットしましたが、やはり怪獣映画は着ぐるみとミニチュアですし、私は今後国内でゴジラ映画を撮るなら、田口さんに特技監督してほしいです。
(5) 満を持してフーマ登場!
 今回の怪獣はデアボリック、オーブ劇場版に出たもので、タイガが苦戦したら、ヴォルトがヴィラン・ギルドから得たペンダントにフーマがいて、それで復活、トライスクワッド再結成、そして、前回出たタイタスはマッチョ型で赤のパワータイプ、フーマは青のスピードタイプ、ティガ以降、ウルトラもライダーも赤=パワー、青=スピードですが、見事な特撮で、これ、刑事ドラマでは、犯人役が刑事の腕の中で息を引き取る展開は定番ですが、それでフーマを蘇生させて、ヴォルクのことは見事です。フーマは、デアボリック相手に指を立ててピースマークではない、後2秒で倒される、これは北斗の拳の展開、スピード感など、忍者的な要素で、ウルトラヒーローでは忍者の要素を取り入れたキャラクターは初、しかし忍者は日本の集団ヒーローのルーツ、日本初の集団ヒーローは忍者部隊月光、東映初の集団ヒーローは仮面の忍者赤影ですし、フーマは性格的に仮面ライダー電王のイマジンのリュウタロスを思わせるものもあり、電王みたいに主人公に憑依して性格が変わるものではないですが、面白い展開です。
(6) 悪もここまでやるか?トレギア、霧崎
 そして、トレギアの人間態、霧崎が初めてE.G.IS.の前に現れて、ヴォルトにこれをさせた黒幕、ホマレの怒りは尋常ではなく、ところが、トレギア=霧崎はこういうことをさせて喜んでいる模様で、ウルトラシリーズの悪役はえげつないものも多いのですが、このトレギアは別格です。ホマレの怒りは当然で、しかし霧崎は負け犬が夢を見られただけでもいいだろうというような挑発、悪事をやって自己肯定、こういう悪役は大変な存在感です。
 そして、フーマが怪獣を倒して去ろうとしたら、霧崎がトレギアに変身して足を引っ張るシーン、過去に映画「ウルトラマンティガ&ダイナ」でデスフェイサーを倒して去ろうとしたダイナをクイーンモネラが捉えるシーンはあったものの、あれはエネルギーを消耗したダイナを倒すため、今回はトレギアにフーマを倒す意図はないと見られて、要するに嫌がらせであり、このトレギア、R/B劇場版でデビューして、悪役として大変な存在感ではあり、ジードのケイは悪役として見事でしたが、トレギアは悪のヒーロー(キカイダーに対するハカイダー、ライオン丸に対するタイガージョー)ではなく、えげつない悪役で、トレギアの目的は地球侵略ではなく、ヴィラン・ギルドを利用している様子は悪というものの奥の深さ(最近のライダー、戦隊だとえげつないことをする悪役は表現規制もあるのかない)を見せてくれました。
(7) ハードボイルドエンディング
 最後、ヴォルクを助けられず、後味の悪い様子のホマレ、これは刑事ドラマでよくあったエンディング、タイガは、タロウの息子とのことで、タロウはかつて第1次ウルトラ至上主義者から批判されたものの、ハードな内容もあり、今回は田口さんの入魂の演出を楽しめました。
(8) 令和のライダーはゼロワン!
 そして、ウルトラマンと並ぶ特撮ヒーロー、仮面ライダーの令和第1作はゼロワン、タイトルを知るや皆さんキカイダーゼロワンを想起して、SNSには太陽電池で動くのか、仁王像の中から出てくるのかと書き込みがあり、このところ仮面ライダーとスーパー戦隊、東映特撮もウルトラシリーズが長期間続いているので刺激を受けて、内容は向上して、今年初めにドラマで話題をさらったトクサツガガガにもウルトラマンはソールマンとして登場して、作者ももちろんエールを下さり、そして、円谷さんが昨年制作されたグリッドマンのアニメ版、SSSS GRIDMAN、何と星雲賞メディア部門受賞です!https://natalie.mu/comic/news/341445また、先週は兵庫県姫路市にセブンとゼロのイベントに行き、大変な数の人たちが参加して、大人一人で来ていた人もチラホラ、係員さんによると、今の子供たちのウルトラファンが最初に見るウルトラヒーローはゼロでそれで人気が高いというもので、ともかく、特撮ヒーローは不滅です!
 
No.11858 - 2019/07/29(Mon) 18:33:46

Re: ウルトラマンタイガ 第1話 バディゴー! 考察 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
 大好きな兄貴が、尊敬する兄貴がカタギになるなんてーーーーー!!というのは久々に見ました。孤児を救いたいから金が必要というのは事実で厳しい現実です。タイガーマスクもそうでした。でも、裏稼業は必ず誰かの裏切りや事故で惨い結末を迎えます。ホマレはそれを何とかしたくてイージスに入り、それをヴォルグに分かってほしかったけど、素直に聞いてくれないことも分かっていた。辛くて悲しい結末になりました。
 さて、まさか三人目がペンダントの中から出てくるとは思いませんでしたね。フーマは風魔一族だからこれも忍術のうちとか。それにしてもヤンチャですねー!タイガも結構子供っぽいけど、こっちの方がすごかったりして、騒がしい居候が増えてヒロユキは大変です。タイタスがちゃんと仕切ってくれないと。ヤンチャ坊主たちはゼロに影響を受けていると思います。後二秒は二万年早いぜから来てるのかもと思いました。
 そしてまたしても嫌がらせに来るトレギア。悪の色気の凄いこと!!腹は立つけど絶対人気が出るタイプ。マコッちゃんがスチャラカチャラリーだっただけに。
 それでは今日はこれにて失礼いたします。台風対策をおわすれなく。
No.11859 - 2019/08/02(Fri) 23:00:11

ウルトラマンタイガ 第5話 きみの決める未来 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:皐月彩、監督:田口清隆

(1) タイガ初の本格的な侵略もの
 レイゴさん、藤子さん、皆さん猛暑ですがいかがですか。
 今回は冒頭から怪獣が出現、毒炎怪獣セグメゲル、第1話以来の新怪獣で、そして毒が武器、このところ表現規制で毒ガスをヒーローもので使えなくなった(オウム事件で毒ガスをまく、水源池に毒を入れるという昭和の常套手段はダメなのだそうです)中で、これは面白く、そして怪獣出現にヒロユキが人知れず姿を消して変身、いきなりバトル、最初からウルトラヒーローと怪獣のバトルになる例は少なく(メビウスの故郷のない男などあるものの)、そしてセグメゲルは強く、毒を吐いてタイガを苦しめるもので、セグメゲルはパワー系の怪獣(ゴモラのようなものなど)ではなく、ともかく、怪獣出現→パニック→ヒーローとのバトルの展開は見事で、過去にダマーラ星を滅ぼした怪獣、このような侵略怪獣は多々あったものの、セグメゲルはセブンに出てきたエレキングみたいな侵略用の生物兵器ではなく、かなり異色のもので、この段階ではタイガは何とか退けるのがやっと、正統派のものとは一ひねりしたもので、タイガは第2話以降かなりシリアスな要素を入れて、今回も田口さんの演出、怪獣映画として完成度も高く、SF性の強いものは面白かったです。
 そして、E.G.I.S.の本部にダマーラ星人が表れて侵略を警告、そしてE.G.I.S.が怪獣対策に乗り出すものの、あのダマーラ星人にお金があるように見えず、どうしたのか?多分、警察が出したのではないかと思われます(カナが佐倉警部に連絡すると言っており、第2話、第4話も警察がお金をだしたと思います)が、タイガでは地球に宇宙人がたくさんいて暮らしている、ウルトラシリーズではQの宇宙指令M777以来の伝統ですが、こういう設定を生かして、そしてタイガがダメージを受けて、人間と一体化している場合でもウルトラヒーローがダメージを受けると人間もダメージを受ける、これは昭和から多々あるもの(帰マン第4話など)、それでヒロユキは本部で仕事になり、その分ピリカに視点を当てたものになりました。また、今回はヴィラン・ギルドが登場せず、トレギアの仕掛けによる侵略でそれも面白い視点でした。
(2) 侵略を命じられた尖兵の悲劇
 ピリカは冒頭のスマホを見ていた点でも、ファッションに興味があり、本部では眼鏡をかけていて、そして現地調査に出て、ピリカが本部から出るのは初めて、そして、ファッションで今回の召喚士・葵と出会い、このような侵略の尖兵は帰マンの星空に愛をこめてやタロウの赤い靴はいていたなど昭和にあり、ルーツはセブンの盗まれたウルトラアイであり、そして葵もファッションが好きでピリカと葵は意気投合、一緒にタピオカミルクティーを飲むあたり、現代の流行を取り入れて面白いです。
(3) 傷ついたヒロユキは本部で留守番…
 冒頭、負傷したヒロユキは本部で映像のチェック、その際にタイガ、タイタス、フーマの三人とパソコンを調べながらチェックするものの、ヒロユキの時はウルトラヒーローの3人は小さい姿で、タイガがマグカップに落ちるなど秀逸、ウルトラマンは巨大ヒーローですが、変身前にこうして小さく描写されるのは面白く、トクサツガガガに出てくるソールマン、ウルトラヒーローのオマージュキャラクターは人間をバッテリーにして戦うというものの具現化であり、その中でセグメゲルを葵が召喚している写真を発見する、いつもは前線で戦うものが本部でこういうものは面白い展開です。
No.11860 - 2019/08/07(Wed) 19:12:43

ウルトラマンタイガ 第5話 きみの決める未来 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 強力な怪獣セグメゲル
 今回の新怪獣セグメゲルは恐竜型のオーソドックスなものですが、毒を武器として、町の破壊よりウルトラヒーローを倒す方に視点のある生物兵器であり、今回はタイガ→フーマ→タイタスとチェンジしたものの、驚いたのは、タイタスが尻尾が武器でこれを切断したら、怪獣の体液が猛毒でそれを浴びてタイタスが絶体絶命であり、ゴモラのように尻尾が厄介な怪獣はそれを切断したら目途が付くのに、切断で逆襲は珍しく、光線技が跳ね返されて危機になるのは初代マンのバルタン星人2代目からあるものの、こうして切断して逆にヒーローが窮地と言うのは珍しく(セブン暗殺計画で、ガッツ星人がアイ・スラッガーを分身して避ける展開はあるものの)、破壊力は大変なもので、またミニチュアセットを駆使しての大規模な特撮、生物兵器としての怪獣は、初代ゼットン以来無数にあるものの、このセグメゲルは異例でした。田口さん、特技監督としてはニュージェネレーション監督の首位打者、少ない予算でこれだけやっているのは評価できます。
(5) 友情に目覚めて…
 今回はゲストの葵、侵略の尖兵であり、そして背後にトレギア=霧崎がいて、今回はトレギアは出てこなかったものの、この侵略を操り、人間たちが不幸になるのを見て笑いの止まらない霧崎は本当に戦慄もので、昭和以来卑劣な悪役を無数に出してきたウルトラシリーズでも、これは唖然で、しかし、葵はピリカと心を通い合わせて、葵はおそらくしんどい境遇を強いられて、そして環境の良い地球を得ようとしたもの、これはスペクトルマンで、悪役の宇宙猿人ゴリは美しい地球を公害で汚す人類を排斥しようとしたようなものにも通じるものの、葵には、自らのためになってくれたピリカを通して、人命の大切さに気付いて、侵略行為をやめる、盗まれたウルトラアイで、マゼラン星人マヤが、自分の星に裏切られたと知り、ダンにウルトラアイを返すのと似た行為(その後、マヤは実質自害)であり、ウルトラシリーズでは宇宙人=悪ではないし、それを突き詰めたものが帰マンの怪獣使いと少年ですが、これは、ピリカのヒューマニズムが悪を打ち破ったもので、こういう行為は昭和以来ウルトラシリーズには無数あるものの、何か切ないです。
 そして、葵の自己犠牲によりタイタスが復活して、逆光演出は川北紘一さんが平成ゴジラでよくされたもの、田口さんもジードの12話、マグニフィセント登場のシーンで使用して、そして怪獣を倒す展開は、ヒロインの自己犠牲で勝つ切なさを見ました。
(6) 切ないエンディング
 怪獣は倒して、ピリカも元通りというものの、スマホでの葵とのツーショット写真を見て切ないというのは物悲しいものもあり、タイガだと第2話のチビスケ、第3話のレントとナナ、第4話のヴォルクとゲストが命を落としており、以前、第1次ウルトラシリーズ至上主義者からタロウはお子様ランチと酷評されていたものの、実際にはシリアスな展開も多く、それを想起させるものもありました。
(7) ビックリ!シン・ウルトラマン始動!
 で、皆さんご存知と思いますが、シン・ゴジラの庵野さん、樋口さんによる映画「シン・ウルトラマン」が2021年に公開と、公式発表、円谷さんのHPにもありました。
https://m-78.jp/news/post-5190/
 庵野さんは大阪芸大の学生時代に自主制作映画「帰ってきたウルトラマン」を作られて、今や伝説のものですが(その他、庵野さん、アニメ「ウルトラマンUSA」にも参加されているとのことです)、この庵野さんのウルトラマンのことは数か月前からネットでは報じられて、私はネタと思っていたものの、本当でビックリ、それも配給は東宝で、ウルトラマン映画の東宝の配給は89年のウルトラマンUSA以来、本格的な平成以降のウルトラマン映画は初で、公開の年はウルトラマン55周年です。
 特撮は、停滞と再起を繰り返して、しんどい時も多い(と言うか、ウルトラシリーズではしんどい時期ばかりで近年のように1年の後半は新作が約束されているというのは初めて)のですが、コミックとドラマでトクサツガガガも大ヒット、今や特撮は日本の文化になり、仮面ライダーやスーパー戦隊シリーズは日本だけでなく世界で大人気、仮面ライダーだと、平成ライダー全員の変身ポーズを再現する海外の特撮ファンの動画が公開されて、もちろんウルトラシリーズも大人気、今関係悪化の韓国でも大人気で、特撮ヒーローに国境はありません。この前、姫路のウルトラヒーローショーにやってきた子供たちの数を見たら安心であり、仮面ライダーの新作映画にはとんでもないゲストが出ているので、まさに、特撮ヒーローは不滅です。
No.11861 - 2019/08/07(Wed) 19:13:30

Re: ウルトラマンタイガ 第5話 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
 ショーウィンドー前で「あー!!これ下さーい!!」長らくこういう買い物してないわー!!(滝涙)うんうん、女子はこういうことで友達になれるのよね。でもツーショットでは笑えない葵…ああ、召喚士としてこの居心地のいい場所を壊さなければいけない、この楽しいひと時も吹き飛ばすのが仕事だなんて。しかしなぜ彼女は召喚士に選ばれたのか。何か脅迫されているのか、そこは語られませんでした。後半で出てくるのかも。
 しかし、なぜ尾を切ったんだ、タイタス!全身毒のかたまりなのは攻撃で分かっていたろうに。毒液を浴びて苦しむタイタス、自分の正体を知っても背負って行こうとするピリカに遂に葵の心は決まります。でもそれは自分の命と引き換えだった。タイタスの中に入った時、その魂が保存されているといいのですが。レントの妻のナナは彼のおかげで駆けつけられたのですから、彼女も後半で復活を期待します。
 しかし、前半でタイガがコーヒーカップにボチャンって、半実体なんですね。ヒロユキがつまんで救出しようとするも沈む彼を助けないタイタス達。「あー、いい湯だった」とか言って出てくるのかと思いましたが。
 それでは今日はこれにて失礼いたします。台風がそれることを切に願います。
No.11862 - 2019/08/09(Fri) 23:22:41

ウルトラマンタイガ 第6話 円盤が来ない 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:足木淳一郎、監督:田口清隆

(1) セブン「円盤が来た」の後日談
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。猛暑ですがお元気ですか?
 今回はタイガで、セブン第45話の円盤が来た、の51年後、すでに同様のものは、セブンの狙われた町が、実相寺監督のウルトラ最後の演出、マックスの狙われない街になり、また帰マンの怪獣使いと少年の後日談がメビウスの怪獣使いの遺産になり、今回は円盤が来たに出られた高野浩幸さんがゲスト出演で、円盤が来た、でペロリンガ星人の人間態を演じられた高野さん、その51年後、こういう凝ったものはウルトラシリーズならでは、過去のレジェンド俳優さんが出てくるのはライダー、戦隊でもあるものの(ライダーでは今やっているジオウ、平成ライダーの20作目で過去19作の大半のオリジナルキャストが出た)、そのネタ元の円盤が来た、でフクシン青年(今年亡くなられた冷泉公裕さん演じた)の、望遠鏡と円盤のネタをやってくれて、そして円盤はサブタイトルとは裏腹に来たものの、やって来たのは同胞ではなくトレギアの手先、ガピア星人アベル、タイガを倒すためにトレギア=霧崎の雇ったヒットマン、このようなネタは面白く、監督の田口さんは実質的なデビュー作のギンガSの、君に会うために、ですでに実相寺テイストのものをされて、実相寺さんの奥様、原千佐子さんは田口さんとギンガS、オーブにゲスト出演されて、ニュージェネレーションシリーズ演出の大黒柱、正統派の怪獣映画的なものも、実相寺テイストもされて、田口さんのおかげで我々ウルトラファンは安心していられるものもあり、痛快でした。
(2) 史上初!昭和、平成、令和制覇の高野さん
 今回の、宇宙に帰りたかった男を演じられた高野浩幸さん、セブンの円盤が来た、でフクシン君に出会うペロリンガ星人の人間態の少年を演じられて、第2次ウルトラシリーズでは帰マンの怪獣少年の復讐に出られて、翌年超人バロムワンで主役、平成ではティガのキリエル人を、悪魔の予言(実質的なティガのパイロット作品)と悪魔の審判で演じられて、そしてタイガにも出られて、特撮ヒーローもので、史上初の昭和→平成→令和の3世代制覇です(声優さんでは、石丸博也さんがタロウの声を3世代されていますが)。尤も、この調子だと再来年はウルトラシリーズ55年で、昭和のオリジナルキャストも出られると思いますが、こうして昭和から続けて俳優さんが出てくださるのは、ウルトラシリーズの社会的評価が昭和とは比較にならないほど高まったとは言えありがたいことです。
(3) トレギアのヒットマン登場
 今回もヴィラン・ギルドは登場せず、トレギア=霧崎の依頼でタイガを倒すためのヒットマンにやってきたガピア星人アベル、オーブ劇場版に出たサデスの弟であり、侵略者がウルトラヒーローを倒すためにヒットマン(実質的な殺し屋)の宇宙人を雇うというのはウルトラシリーズでは異例、スペクトルマンでは、宇宙猿人ゴリがスペクトルマンを倒すために宇宙から刺客を呼ぶものはありましたが、トレギアは今回、アベルに正体を見せろと言われて、初めて等身大で変身して、アベルはウルトラマンかと残念がるもので、要するに兄の仇とウルトラヒーローを狙っていた模様で、ガペア星人サデスはオーブ劇場版で山寺宏一さんの声で絶好調でしたが、こちらもノリノリのキャラクターでした。トレギアが卑怯極まりないキャラクターであり、対照的なヒットマンとは面白いものでした。
No.11863 - 2019/08/11(Sun) 19:34:43

ウルトラマンタイガ 第6話 円盤が来ない 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) カナの過去
 今回はカナの過去、警視庁外事X課にいて、セミ少女を助けられずであり、このタイガだと、主役のヒロユキ、そしてホマレ、ピリカ、カナと困っている人を見たら放っておけないタイプの人間ばかり、もちろんヒーロー番組の主役はそうであるべきですが、しかし現実にはトレギア、霧崎みたいなことをする人間の方が多く、その中でアベルに狙われた星に帰りたい男とカナが出合い、保護してE.G.I.S.本部に連れて帰るもので、そこでこの男とカナ、ヒロユキのシーンにセブンのBGM、冬木透さんが実相寺作品のために作曲されたもの、セブンの円盤が来たでフクシン君が望遠鏡を見るシーンにかかっていたものが使用されて、ニュージェネレーションシリーズで昭和のBGMが使われるのは初めて、さらに手に持った冊子にはアストラとあり、この手の細かいネタは、マックスの怪獣はなぜ現れるのか、で赤星昇一郎さんのゲストがてれびくんを持っていたこともあり、こだわるのはウルトラシリーズですが、実に痛快です。また、冒頭のシーン、ヒロユキがタイタスとフーマの名前を知っていてホマレが不審がるシーン、ホマレはどうやらウルトラマンの正体がヒロユキだと気付きつつある模様で(エックスだと、ゼロ客演の回でグルマン博士が、大地が変身しているのを感じる展開あり)、色々と伏線を張って面白い展開です。
 そして、星に帰りたい男は出ていくものの、カナと話して蕎麦のことになり、これは円盤が来た、でフクシン君が蕎麦を食べていたネタによるものでしょう、蕎麦なら信州とか、これは昭和テイストであり、田口さんの生まれる前のテレビドラマ、特撮ヒーローのネタですが、とても痛快です。
(5) そんなに建物を壊して大丈夫?
 そして、アベルが巨大化して、ヒロユキがタイガに変身して戦うものの、町のミニチュアセットを壊しまくり、アベルがビルを壊してタイガに投げつける、これなど、メビウスなら、リュウ隊員が、何をやっているんだ、何も守れていないじゃないかというもので、監督の田口さん、オーブ12話のサンダープレスター登場の際にビルを壊して投げるものをされて、ウルトラヒーローは街を守りながら戦わないとならないのがネックだが、そういう制約なしで暴れまくるのをやってみたいと言われていて、実際に街を壊しまくり、昭和の80年代の特撮同人誌で、ウルトラヒーローが町を壊して損害賠償請求できるかという考察も乗り、柳田理科雄さん、空想法律読本でも書かれていましたが、こういう町の破壊というものは今の表現規制もあり、また相次ぐ自然災害もあり街を破壊する展開は制限されているというものの、そして特撮の予算もしんどい中でこういう意欲的なものを見せてくれるのは、さすが田口監督であり、特撮はニュージェネレーションシリーズ、予算でしんどくても頑張っているのはすごいです。
 さらに、フーマになって、アベルに剣で刺されたかと思ったら影であり、逆転するのは痛快、最後は兄と同様に切断技で倒されて、面白いものでした。
(6) 地球への希望
 この、宇宙に帰りたかった男、地球に愛想をつかして…でも、カナの行動に納得して、地球に残ることになり、マックスの狙われない街では、携帯電話に依存する人類はメトロン星人が手を下さなくても滅びる、というのと対照的でした。また、最後のカナと宇宙に帰りたい男のラストシーンは水の反映で、何か実相寺チック、田口さん、本格的な怪獣特撮と、実相寺テイストをやってくれて、本当にウルトラマンニュージェネレーションシリーズ演出の大黒柱です。
 そして、宇宙に帰りたかった男のそばに、まさかのペロリンガ星人登場、宇宙に連れて帰ってやるというものの(声もオリジナルのものを模倣)、宇宙に帰りたい男は地球に希望を見出してここに残るとして、そこにオリジナルのペロリンガ星人の円盤登場もビックリ!これはCGでしょうが、オリジナルは灰皿、サラダボールなどを2つ貼り合わせたもので(文献、資料により何を使ったかは違うものの)、セブンの末期、予算もなく、円盤をたくさん作るのに…日常のものを使ったのですが、第4惑星の悪夢でも注射器に羽を付けてロケットにしており、実相寺さんは88年に出た、ウルトラマンのできるまで、では、特撮スタッフは魔法使いであり、シンデレラのかぼちゃを馬車にしたように、日常にあるものを宇宙船にしたのだと解説されて感動しました。これは、サラダボールを貼り合わせたというものから、80年代の特撮同人誌で、ウルトラセブンのサブタイトルを他の作品風にする企画があり、80風にすると、襲来!サラダボール軍団(襲来!吸血ボール軍団がオリジナル)にしてバカ受けの投稿がありました。
 ラストシーン、宇宙に帰りたかった男が自転車に乗るシーンは、言うまでもなく円盤が来た、のラストシーンへのオマージュ、田口さん、寓話的なものは、ギンガSの、ガンQの涙でもあり、とても気持ちのいいものでした。次回もセブンの、魔の山に飛べのオマージュ的なサブタイトルであり、今後のウルトラシリーズは楽しみです。
 本日は神戸にゼロがきて、暑い中でお盆であったためか人出は少なかったものの、子供たちのゼロの人気は絶大でした。台風も心配です、皆さんお元気で。
No.11864 - 2019/08/11(Sun) 19:35:39

Re: ウルトラマンタイガ 第6話 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
 アデルは霧崎に陰湿な殺し方の注文を受け出かけるも、どちらかというとチーム・スクワッドの楽勝。しかし宇宙に帰りたかった男のセリフにあるように、街の破壊ぶりは酷いものでした。これではヒーローと慕われるわけがない、もしやこれこそが霧崎の真の狙いではと思いました。ビルを盾にするタイガにバカヤローと叫ぶ人は後から出てくるかも知れません。帰るのをやめた男が笑顔で自転車で去っていくのが救いでしたが。それにしてもカナが警察を辞めた理由があの少女を救えなかったことだとは。あの子は親と一緒に地球に来ただけ、地球での倫理観を知らなかっただけ。でも、地球では許されない罪を犯したから…。だからカナは宇宙人と共存共栄できる地球にしたい。果てない夢ですが、諦めたくはない。宇宙人との交流は罠だったり周囲の無理解だったりで上手く行かない話が多いのですが、タイガは特にそこに焦点を当てた作品なのかも知れません。
 ところで今回は戦闘シーンにコミカルなところがありましたね。タイタスのポージングに「いらないよー」とバッサリ切り捨てるピリカ、カナに「まかせろ」と言わんばかりの顔をするフーマ。タイガは…放り投げられたビルを守ろうとしながらも結局倒してしまい、心が痛みました。
 では、今日はこれにて失礼いたします。早く台風が去りますように。
No.11865 - 2019/08/15(Thu) 14:11:23
新作ウルトラシリーズ、ウルトラマンタイガ発表! / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。暖かくなりましたが、お元気ですか。
 7月からの新作ウルトラマンのテレビシリーズが本日18日に発表、タイトルはウルトラマンタイガです。
https://m-78.jp/taiga/
https://animeanime.jp/article/2019/04/18/44971.html
https://hobby.dengeki.com/news/747418/
https://www.agara.co.jp/article/4992
 タイガはタロウの息子で、次作の主役がタロウの息子というのは先月からSNSなどで語られていたものの、タロウの息子タイガ、ジョーニアスと同郷のU40出身のタイタス、オーブ、ロッソ、ブルと同郷のO-50出身のフーマ、設定を見たら、タイガはティガのマルチタイプ、ダイナのフラッシュタイプ、タイタスはパワータイプ、ストロングタイプ、フーマはスカイタイプ、ミラクルタイプみたいですが、今回はそれぞれが別のウルトラマンで、主人公に3人のウルトラマンが憑依する形で、これは仮面ライダー電王とイマジンの関係を思わせて、主人公工藤ヒロユキは久しぶりに特捜チームE.G.I.S.イージスの所属、そして劇場版R/Bに出てきてウルトラマントレギアは予想通りタイガの敵役です。新作ウルトラマンのことは来週のフィギュア王で発表とSNSでは出ていたものの、その前に発表でした。
 ともかく、大きいのはこれにより7年連続で年の後半にウルトラマンのテレビシリーズが放映されることで、ネットではニュージェネレーションシリーズが半年なのを相変わらず批判する声もあるものの、しかし今のテレビの環境を思い、さらに円谷さんの体力も考えると、半年ずつのシリーズを細く長く続けるのは賢明で、何より、この7年ウルトラマンの新作シリーズの続いていることで、仮面ライダー、スーパー戦隊といい意味でのライバル関係が成り立ち、ライダー、戦隊もウルトラに負けずいいものをとしており、仮面ライダージオウ、リュウソウジャーともに大好評、さらに仮面ライダー映画の最新作、平成ジェネレーションフォーエバーは大変に高い評価を得て、ファンでも2度3度見て感激したという声がSNSにあふれて、特撮はこのところ好調で、書籍でも、名著述家の白石雅彦さん、怪奇大作戦の挑戦という素晴らしい本を出されて、またライター、編集者の友井建人さんは昭和メカゴジラ鋼鉄図鑑という素晴らしいムック本を出されて、またウルトラマンR/Bは超全集を買い見事で、特撮が一時の低迷期を超えて充実しており、これからにも期待しています。花粉の季節です、お元気で。
No.11846 - 2019/04/18(Thu) 20:07:43
管理人レイゴ / 新年明けましておめでとうございます。 [地球外]
みなさん新年明けましておめでとうございます。

平成中は大変お世話になりました。

特に、ジョーさんが、ご都合で書き込みが出来ない時があり、ジョーさん頼みにしていた事もあり、大変心配しました。ジョーさんが無事に復帰され、途中から藤子さんにも支えて頂きました。

本当にありがとうございました。

昔チャットに参加されていた方からも、懐かしい、とメールを頂きました。

みなさん今年も変わらずよろしくお願い致します。

長く続けていくためには沢山のみなさんの支えが必要です。
平成は平和に終わりを告げようとしています。平和というのも個人が思うだけではなく、みんなの相手を思い合う努力が必要です。

ウルトラマンが守りたいもの、我々も守っていきましょう!

本年もどうぞよろしくお願い致します。
No.11841 - 2019/01/01(Tue) 10:44:58

今年もよろしくお願いします / 棺桶のジョー [近畿]
レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは、寒いですが皆様お元気ですか。 
 私の事情により、あけましておめでとうございますと言えませんが、ウルトラシリーズでは目覚ましいものでした。昨年は私の都合でR/Bレビューを中断して申し訳ありません。しかし、ウルトラマンR/Bは素晴らしい内容で、何よりギンガ第一期以来6年もシリーズは続き、そして今年も後半は新作シリーズと予想されて、このところ円谷さんの業績も好調で、一昔前、特撮は仮面ライダーとスーパー戦隊の東映の独壇場であったものが、本家の円谷プロも新作をコンスタントに制作できるようになったのは大変に大きいです。さらに、ウルトラマンフェスティバルの関西のものも2年連続行われて、ウルトラヒーローエキスポも好評で、このところウルトラシリーズのファンにはうれしいことが続きます。
 私のいる神戸は関西でいち早くM78ショップを開店して、2013年に1年限定の予定が好評で、その後1/6初代マン胸像を設置した観光スポットになり、他方、円谷さんはグリッドマンのアニメ版を制作して、これがまたSNSで話題になり、円谷さんも多角的戦略をされてうれしいものです。
 数年前、本当にウルトラシリーズはしんどかったものの、今後は大丈夫です、ウルトラシリーズは不滅です!お元気で。
No.11842 - 2019/01/01(Tue) 19:15:14

Re: 管理人レイゴ / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さん、あけましておめでとうございます。
 子持ちになってからはまったウルトラマン。掲示板デビュー当時は小怪獣だった子供たちも中二病ヤプールです。まだまだ子供のくせにと言いたい半面、色々一人でできるようになっちゃって、と思う今日この頃。なにせ主人公の親に感情移入してしまうんですからね。私がルーブに食いついたのも、まさにそこです。イサミの気持ちも分かります、私も末っ子次女で、姉にコンプレックスを抱いていましたから。アサヒが帰って来なかったら、一番立ち直れないのは彼だと思いました。だって、「にい」と慕いつつ飴ちゃんくれて上手にお守してくれたのは彼女です。帰って来てくれて本当に良かった。
 ところで、カツミは昭和系、イサミは平成系のイケメンだと思いませんか。服装も性格も。次の時代はどんな若者が築くのか、それがどう作品に反映されるのか、これからも見続けて行こうと思います。
 では、皆さんも年末年始の疲れを溜め込まずに仕事始めを迎えられますように。
No.11843 - 2019/01/01(Tue) 23:07:29

ウルトラマンフェスティバル in ひらかたパーク&TDGショップ行きました / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん皆さんこんばんは、寒いですがお元気ですか。
 年始に、ウルトラマン関係のイベントに行き、まず、阪急西宮ガーデンズのロフトに、ティガ、ダイナ、ガイアの平成三部作(小中千昭さんは90年代ウルトラと言われるもの)のショップ、TDGができて、そこにティガが来て、一緒に写真を撮りました。貴重な当時の制服やミニチュア、台本などの展示があり、店頭にティガの等身大フィギュアがあり598000円!そして、ティガと写真を撮っていたのは、ウルトラヒーローの撮影会だと、いつもだと子供たち4対大人1の割合ですが、この日は子供と大人がほぼ同数、いや少し大人、と言っても20〜30代、おそらく、子供の時にティガを見てそこからウルトラシリーズや特撮ヒーローにはまった人たちが多く来て、私もティガと2ポーズ撮らせてもらい、素晴らしいイベントでした。
 そして、真打ち、ウルトラマンフェスティバル in ひらかたパークに行きました。入り口には初代ウルトラマンとダイナの巨大なフィギュアが出迎えて、展示は東京でも行われたもので、平成ウルトラ、特にニュージェネレーションシリーズのものが多く、楽しめました。こちらでもティガと写真を撮りました。さらに、イベント限定ソフビ人形は、タロウとルーブは売り切れでビックリ!こちらは親子連れが多かったのですが、子供たちの目は輝いており、ひらかたパークは大阪府の北東部にあり、距離は離れても、大阪の中心地の梅田からは意外と時間もかからず行けました。
 かつて、2003年までウルトラマンフェスティバルは東京と関西で同時開催でしたが、夏に東京でやって、冬に同じ整備を関西に持ってくるのは懸命なもので、ステージも盛り上がり、ネットではウルトラマンの人気はオワコンとか陰口も叩かれるものの、人気は健在であり安心しました。
 ウルトラシリーズは一時しんどい時もあったものの、関西でのウルトラマンフェスティバル、前回は14年ぶりで、そして今回2年連続、素晴らしいもので、ウルトラシリーズの人気に安心しました、皆様お元気で。
No.11844 - 2019/01/18(Fri) 19:32:04

劇場版ウルトラマンR/B 行きました&トクサツガガガ 大ヒット! / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。劇場版ウルトラマンR/Bが公開されて、2日目に行きました。ウルトラマン映画がテレビシリーズの後で春に公開されるようになり5年、過去、ウルトラマン映画は公開時期が固定されていなかったものが、毎年7〜12月にテレビシリーズ、翌年3月に劇場版という流れが固定されたことは、今後もテレビシリーズを毎年後半に続くことになり歓迎です。
 ネタバレは避けますが、今回R/Bのメイン監督の武居さんにより、テレビシリーズのいい流れを見せて、そして、VFXがすごいもので、特撮技術が劇的に発展して、ストーリーも素晴らしく、そして、ウルトラマン映画が丁寧にやっているのに触発されたのか、仮面ライダー映画も水準が劇的に向上して、日本を代表する特撮ヒーローが元気なのはうれしいです。
 そして、NHKのドラマで、コミック「トクサツガガガ」が製作されて、私はこのコミックを知らず、テレビで初めて知ったものの、これはご存知のように、特撮オタクの女性が主人公で、現行のスーパー戦隊にはまり、特撮ファンにはたまらないもので、最終回のラストシーンに、何と宮内洋さんが、それも仮面ライダーV3の風見史郎の衣装で登場して最高でした。これ、トクサツガガガは特撮シーンを、本物の東映が製作して、スーツアクターさんもスーパー戦隊オリジナルの方がされて特撮ヒーローがここまで社会に進展したのかと感動モノでした。この前、神戸三宮センタープラザ、アニメ・特撮フィギュア店が数十軒あるところでウルトラマンのフィギュアを買い、店員さんにトクサツガガガと宮内さんの話をしたら、盛り上がり、この店員さんはどうやら20〜30代、リアルタイムで宮内ヒーローはご覧になっていないものの、おそらくDVDでご覧になった方で、うれしいです。原作には我がウルトラマンに相当する特撮キャラクターも出ているとのことで、いずれ続編も作って欲しいです。
 花粉も大変です、お元気で。
No.11845 - 2019/03/12(Tue) 19:19:29
ウルトラマンR/B 第20話 星屑の記憶 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:小林雄次、監督:伊藤良一

 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。寒くなりましたね。
 前回、キングジョーに囚われたアサヒを御剣サキが救出して、そしてカツミとイサミからルーブジャイロを奪うという意表を突く展開、前回御剣サキの語った1300年前、兄二人がウルトラマン、御剣サキはグルジオボーンであり、兄二人はルーゴサイトを撃退するので散ってしまい、そしてルーブジャイロは奪ったのではなく、取り戻したとサキは語り、しかしアサヒとサキは交流があり、御剣サキは悪役ではなく、複雑な背景をもったキャラクターであり、アサヒとサキの関係を父のウシオも訝り、そしてジャイロ奪還でカツミとイサミの見解は異なり、さらに、前回アサヒがサキから聞いた1300年前の話から、カツミとイサミは、サキが1300年前の自分たちの先代ウルトラマンの妹であったと知り、しかし、アサヒはサキをかばい、そしてカツミとイサミはそのために地球を爆発させるのかと憤慨、さらに、地球に接近ふる物体のことをテレビが報じて、ところがウシオはぶつからない、何かあってもウルトラマンが何とかしてくれるというのは、帰マン5話で岸田長官がいざとなったらウルトラマンが助けてくれるという無責任発言ではなく、今までウルトラマンに守ってもらった信頼感によるもので、そして失踪した妻とのこともあり、他方、美剣サキは3つのジャイロによる地球爆破を計画して、そしてカツミとイサミは、美剣サキの評価で対立して、カツミはアサヒを救ってくれたことを評価して、イサミは地球爆破で批判、しかし、サキは兄たちの思いを遂げるために、生命エネルギーの危機と知ってもやるものの、そこにゴモラ登場、大怪獣バトル以来、善玉怪獣?であったゴモラは今回野良怪獣として登場、そしてサキはカツミとイサミから奪ったジャイロを使いこなせず、地下のシステムで古代怪獣をよみがえらせてしまい、今回は純粋に悪役の怪獣としてのゴモラであり、そしてカツミとイサミはどうするか、ウルトラマンになれなくてもやれることがあるとカツミはいい、しかしサキとは対立、イサミはゴモラをサキが出したと判断して、サキは愛染とは異なるというものの、カイミは変身できなくても戦おうとして、するとルーブジャイロが反応してカツミとイサミの元に戻り、ジャイロが二人を選んだ、もちろん、これまで町の平和のために戦ってきた二人のこと、彼らが本物のウルトラマンであるべきであり、そしてゴモラを倒すために変身、ゴモラが純粋な敵怪獣として対峙して、今回は強く、初代ウルトラマンを圧倒した力を見せて、そこでがれきの下敷きになった車をロッソが救おうとするシーンは秀逸で、そこに、美剣サキは自らグランドキング・メガロスとなって、グランドキングはギンガ第一期とオーブ以来の出現、そしてゴモラを一撃で倒して、今度はロッソ、ブルとグランドキングの戦い、しかしグランドキングは強く、映画「ウルトラマン物語」でウルトラ6兄弟が全員かかって相手になったのより強く、土の怪獣を封じる技も通じず、美剣サキに、カツミは先代ウルトラマンの妹なら、どうして命を踏みにじるのかと聞くと、あらゆる生あるものの目指すものは死だと、フロイトの言葉を引用して、この星は死に絶えて、兄たちは救われると嘯く美剣サキ、もちろんウルトラシリーズ、特撮・アニメヒーローでは、死は否定されるべきもので、しかしグランドキングに手も足も出ないロッソとブル、そして極みクリスイルでルーブになれない展開は衝撃的で、ロッソとブルがグランドキングの猛攻を受けるところで幕、先週以来の続き物として大変な展開ではあり、どうやらこれから最終回まで連続ストーリーの展開の模様で、今回の監督の伊藤良一さんは大阪の枚方市出身、昨年もウルトラマンフェスティバルのあったひらかたパークのあるところであり、そして、カツミとイサミは対立しているものの、根本は合意しており、誰かを守るために戦うもので、超人バロム1は、変身する二人が対立すると変身できない面もあり、しかしこの兄弟は目指すものは同じ、しかし美剣サキの評価は異なり、今回はサキは敵対であり、様々な謎をふりまいていくのは、エヴァンゲリオンがルーツで、平成ライダーのアギトで恒例になり、ウルトラではネクサスでやりましたが、今回も伏線は回収されつつあり、次回のサブタイトルは前代未聞、80の伝説的な、あっ!キリンも象も氷になった!を狙ったものもあり、今後のウルトラマンR/Bにさらなる期待が持てます。
 18日に、毎年恒例の、兵庫県西宮市の門戸厄神東光寺のウルトラ縁日に行きました。今年のウルトラヒーローはガイアとビクトリーナイト、毎度おなじみ、子供たちにクイズに答えてもらい、その後撮影会で、今年は好天に恵まれて、私も最後尾に並び写真を撮らせてもらいました。前日は知り合いの伊藤宏さん、和歌山でゴジラと原子力の講演会をされて成功裏におわり、ウルトラ縁日で、前にいた子供さんがゴジラもファンで、おっちゃんの知り合いがゴジラの専門家で講演したと言うとびっくりしていました、皆様お元気で。
No.11827 - 2018/11/24(Sat) 18:18:41

Re: ウルトラマンR/B 第20話 星屑の記憶 考察 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんおはようございます。
 オープニングの影絵で涙を見せるサキ。仇討のためだけに1300年待ち続けて、いざ実行という時に「なぜか存在する」アサヒに興味を持ち、「なんだ、こんな時に」とスマホの着信拒否もしない。兄たちに愛されて幸せな彼女はかつての自分に重なるからでしょうか。似て非なる二人。そこも気になりますが、サキ達の故郷はどこなのでしょう。もう帰る場所はないのでしょうか。だから地球と無理心中しようというのでしょうか。応援が来ないのも気になります。彼女がウルトラウーマンではなく怪獣というのもです。ウルトラ兄弟は血縁はどうあれ、志を同じくする戦士たちですから、サキと兄たちもそうだったのかも知れませんが。…カツミもサキを説得し、新しい妹として受け入れるつもりなのかも。現時点ではイサミは断固拒否するでしょうが。
 ダーリンの静止を聞かず変身するサキ、「マジやばい」と酔って破壊を楽しむ。誰がどうやって彼女を止めるのか、それは次回まで持ち越しですが、その次回タイトルが「あめ玉とおまんじゅう」。やはり飴ちゃんには重みがあった!!大阪のおばちゃんが飴ちゃんを持ち歩くのは、見知らぬ誰かと分け合うことですぐに友達になれるからだという説があります。ここはやはりアサヒにかかっているのでしょう。美味しいものを仲良く分けあうというのは人間だけだそうですから。
 では、今日はこれにて失礼いたします。ルーブの物語もあと一か月。平成最後のウルトラマンがどのように幕を閉じるのか。期待と緊張で待っている今日この頃です。
No.11828 - 2018/11/27(Tue) 09:11:14

ウルトラマンR/B 第21話 あめ玉とおまんじゅう 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根本歳三、監督:伊藤良一

 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。神戸ではまだ暖かいですが、皆様いかがですか。
 今回のサブタイトル、あめ玉とおまんじゅう、特撮ヒーローものとしては前代未聞ではなく、ウルトラマン80では、特に石堂叔郎さんの脚本の回にケッタイなサブタイトルがあり、最終回の「あっ!キリンも象も氷になった」は今や伝説ですが、私の永遠のヒーロー、沖雅也も出た、さぼてんとマシュマロという伝説のドラマも70年代にありました。
 前回、カツミとイサミはグランドキング・メガロスと対峙して、結局引き分け(双方変身が解けてしまう)、御剣サキは1300年前にルーゴサイトと戦った兄ウルトラマン二人の妹と知ったカツミとイサミの意味合いもあり、美剣サキはルーゴサイトを倒すために地球を爆破しようとするもので、今回、怪獣とウルトラヒーローが引き分けで決着のつかないのは異例、怪獣を倒さない、初代マンのガヴァドンやヒドラとも異なり、双方痛み分けで、そしてカツミとイサミは、美剣サキへの評価、カツミは理解し合えると思い、イサミは敵と思い、どうやらこのために前回ルーブになれなかった模様で、カツミとイサミの兄弟は理解し合っているものの、しかし敵対するキャラクターについて、意見が分かれて当然です。年齢に関することや、カツミは女子に興味あったのかとのやり取り、敵対するキャラクターへの意見は違い、サキは二人をウルトラマンとして認めず、そんな中、ウシオは終末セールをして、この愉快なキャラクターもR/Bの世界に奥行きを見せています。
 で、その美剣サキ、何とセーラー服姿でクワトロMに来て、ヒロインがセーラー服というのはウルトラシリーズではおそらく初めて、アサヒはジャケットタイプだし、ウシオはサキと子供たちが知り合いで驚いて、で、おみやげはおまんじゅう、あやかほし饅頭、それも地元で有名なものらしく、湊家の4人がおそらくCMソングを歌って、最後にどさくさ紛れにワンダバを入れるのはお遊びでも、オーブだとガイがラムネを好む展開があり、今回はアサヒのあめ玉に、和菓子、オーブの、青いリボンの少女だと、ガイが和菓子をおみやげに持って行く展開もあるものの、これは昭和テイストで面白いものでした。…で、陽気な湊家の4人と、笑わないサキの対象、饅頭はダーリンに検索させて、しかしイサミには饅頭への思い入れもあり、所が、サキはお前たち死んでくれ、であり、ところが4人で結局まんじゅうを食べて、ジャイロのことで対立して、アサヒが仲介するやり方、このような展開はヒーローものには珍しく、サキはお前たちでルーゴサイトに勝てるかと挑発して、勝つと息巻くイサミ、そしてミオの失踪の真実が語られて、愛染マコトからジャイロを取り返す展開で行方不明になり、そしてサキはホロボロスになり、そしてカツミとイサミは変身して立ち向かい、過去苦戦した相手、今回は2本脚での戦い。
 アサヒは、サキが怪獣になってもスマホでメールを送れる模様で、そして極クリスタルはまた使えず、カツミとイサミはサキの評価で食い違い、しかしこれはこうなって当然で、サキは自らの体ごと地球を爆破するとして、兄弟ウルトラマンを圧して、カラータイマー点滅に追い込み、サキは二人をあくまでウルトラマンと認めず、ところが、アサヒが今度は兄二人を守ろうとして、それを見てカツミとイサミは自らの位置を知り、全てを守る、もちろんヒーローの真骨頂、強がるサキも、アサヒのくれたあめ玉にこだわり、そして兄弟は極クリスタルを使えて、ルーブになり、それでもサキは二人をウルトラマンと認めず、しかし、家族を守るために戦う兄弟の意思は強く、家族を、妹を守れず何が地球だとという二人の言葉はヒーローとしてその通りで、サキは独善的な位置もあるものの、それは1300年前に兄を失った後悔と復讐の意思であり、そして、アサヒを守るために、サキを倒さない(止めを刺さない)という二人は、まさにヒーローそのもので、敵に止めを刺さない意味は、分かり合える要素があるなら生かすという理由は素晴らしいものでした。
 最後に、アイゼンテックのところで、サキは復讐ではなく、兄の果たせなかった使命を果たすというものの、クライマックスで、どうやら失踪した母が生還であり、ウルトラシリーズはオムニバス形式が主体ですが、R/Bは19話以降連続の展開で、来月のラスト4話は燃えそうで、今後のR/Bには期待です。
 そして、ウルトラマンR/B、劇場版は来年3月8日に公開です。
https://news.mynavi.jp/article/20181130-733139/
https://mantan-web.jp/article/20181130dog00m200016000c.html
https://natalie.mu/eiga/news/310198
https://hobby.dengeki.com/event/673486/
 これは楽しみです。
 なお、このところ特撮ムック本を色々と買っており、ウルトラマンゼロとニュージェネレーションズのもの、秋田書店の本を買い、オールカラーで、深く切り込んだ内容であり、ゼロのデビューから、近年のテレビシリーズの特集もあり、ウルトラシリーズの本は、数年前は仮面ライダー、スーパー戦隊のような勢いがなかったものの、ニュージェネレーションズ開始以来にぎわっており、楽しいです、皆様、風邪やインフルエンザには気を付けて、お元気で。
No.11829 - 2018/12/01(Sat) 18:47:53

Re: ウルトラマンR/B 第21話 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
 我が県にもありますよ、何十年も歌い継がれるご当地銘菓のCMソング。「バカにすんな」とムキになるイサミが可愛いのなんのって。もしや中身は須賀川市で売られているウルトラ饅頭…い、いつか現地で買って食べるんだから!!
 それはともかく、ミオは隠れたのではなく異空間に閉じ込められていたとは。しかもその時落としたのが飴ちゃん。いつでも誰かと分け合える手軽で大事なお菓子。同じものをいつも持ち歩くアサヒ。そのアサヒに勝てない兄弟とサキ。「悪意を削ぐ女」と言えばオーブの「ナターシャの末裔」ですね。
 その可愛い妹を守るために、「ウルトラマンとしてではなく、大切な人を守るために戦うのが使命」と悟る兄弟、遂に「極」に!しかしとどめを刺さずに共闘しようと言う兄弟に「違う、違う」と逃げたすサキ。孤独を認めるのは恥と思っているようです。それを追いかける三人は「あの場所」までついていき、(どうして簡単に入れるのでしょう、ダーリンのハッキングを解く時も思いましたが。)その時墓標のようなアンテナが!!歪んだ空間から出てきたのは…それは次回の話ですが、待ち遠しいです。それにしても、チェリーザから兄たちの散った場所にガラクタ捨てられて、サキはどれほどはらわた煮えくり返ったか。それでも復讐のためにアイゼンテックを利用し、乗っ取ったとは、女は本当に怖いです。
 では、今日はこれにて失礼いたします。12月に入っても蒸し暑かったり冷え込んだりと、本当に異常気象には参ります。皆さんも健康管理には気をつけて下さいね。
No.11830 - 2018/12/03(Mon) 15:40:53

ウルトラマンR/B 第22話 異次元かあさん 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:森江美咲、監督:市野龍一

 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。
 まず、R/Bの後番組は、ウルトラマン・ニュージェネレーションクロニクルに決定です。
https://m-78.jp/news/post-4972/
 これは2013年のギンガから、ニュージェネレーションシリーズと言われる6作のピックアップ、ナビゲーターはR/Bでウルトラシリーズ初登場のブースカと、ジードのペガ、ジード劇場版が早くも分割放映、その他、再放送&総集編でも、今はウルトラシリーズ、1〜6月に再放送や総集編をして、7〜12月に新作というのは、人気刑事ドラマの相棒も似たような形態で、ともかく、今の時代、テレビで1年のシリーズというのは大変に困難、ネットではよく、仮面ライダーや戦隊は1年やっているのになぜウルトラはやらないと批判もあるものの、今は昭和ではなく平成の末期、テレビはドラマだと基本1クール、ライダー、戦隊以外に1年続くのはNHK大河ドラマだけ、ライダーと戦隊はテレビ界では超のつく例外、体力的にライダー、戦隊より落ちるウルトラシリーズはこの半年ずつの姿で細く長くすべきです(半年ずつでも、毎年シリーズの続いているのはその相棒だけであり、テレビは今、昭和とは比較にならないほど厳しいのです)

 まず、オープニングに、湊ミオ、眞鍋かをりさんが加わり、異次元から湊ミオが白衣を着てサングラス生還して、ところが異次元で怪獣カミソリデマーガとともにやってきて、カツミとイサミは立ち向かおうとするものの、先の変身から時間が経っておらず変身不能、そして美剣サキはホロボロスとなって、傷ついても立ち向かうものの、かなわずさらに傷つき、美剣サキは敵ではないとわかったものの、ダーリンの警告も無視して傷つきながら戦うのは何とも健気です。このカミソリデマーガ、エックスのデマーガの類型で、刃物を武器による、メカニカルな怪獣、ユニークなものでした。カミソリデマーガはサキに敵対して、どうやらルーゴサイトの尖兵の模様(ティガのラストでの、ガタノゾーアとゾイガーのような)ですが、サキが、いつもの服に戻り、怪獣にルーブジャイロで変身して、サキは地球を爆破してルーゴサイトを倒すつもりで、最後になり、ウルトラマンと、サキ、そしてルーゴサイトの関係、これは三つ巴ではなく、カツミ、イサミとサキは方法論が違うのみで、共闘もありますが、これは第1話からの伏線が生きています。
 そして、ミオが家に戻り、ウシオは感激、みーしゃんと呼ぶものの、そして、ミオは異次元に飛ばされて、愛染マコトと研究して、ルーブジャイロを美剣サキから守ろうとして、愛染の発明品により異次元に飛ばされたわけであり、のそれでも湊家を見守り、それで息子二人がウルトラマンであることを語り、カツミとイサミの正体を知らなかったのはウシオだけ、ウルトラヒーローの正体を途中で知るのは、平成ウルトラの定番ですが、しかしウシオはどうやら感づいていた模様もあり、それだから取り乱さず、ミオはアサヒとともに風呂に入り、まだアサヒの正体には言及はないものの、異次元からの可能性をミオは示唆して、不思議なものです。それでも、ミオはアサヒを受け入れようとして、これは家族がテーマのR/Bとして面白いもので、さらに、ルーゴサイトの意味は宇宙の白血球、地球が悪ならそれを消すもので、これはダイナ最終章のグランスフィアを思わせる模様がありました(ルーゴサイトには白血球の言語読みのもじりとの指摘もあります)。
No.11831 - 2018/12/08(Sat) 16:12:01

ウルトラマンR/B 第22話 異次元かあさん 考察(続き) / 棺桶のジョー [近畿]
 ミオは、ルーゴサイトを倒すために、サキのルーブジャイロを必要として、それを借りよう?として、カツミとイサミ、そしてアサヒはまんじゅうを持参して行くというギャグですが、ところが、そこにカミソリデマーガが出現して、サキはホロボロスになり立ち向かうものの、全く話にならず、切断光線でボロボロにされる姿は痛々しいほど、昭和なら切断の描写があると思われて、そこで、カツミとイサミが変身して立ち向かうものの、硬い装甲と刃物を持つカミソリデマーガに立ち向かうも苦戦して、これは極クリスタルでルーブとなってようやく倒すのですが、その後、サキのジャイロがなくなり、展開から見たらミオが奪ったのですが、ビックリしたのが、怪獣を倒したカツミとイサミの前にミオが現れて、二人をKOしてルーブジャイロを奪う展開!変身アイテム盗難は、第19話のラストで、サキが奪って、変身アイテム盗難がシリーズで複数回あったのはセブンのみ(セブンもR/Bも女性に複数回奪われている)、そして変身アイテム盗難はヒーローに変身しないようにするのが目的(ティガでは、マサキ・ケイゴがイーヴィルティガになるために奪った例はあるものの)なのに、ミオは、カツミとイサミに、これはおもちゃではないと吐き捨てるようなものは愕然とするもので、ジャイロは変身アイテムとしての機能だけでなく、怪獣を召喚することを愛染マコトも美剣サキもやっていて、そして、ミオはサキのジャイロと共に、ルーゴサイト撃退の方法として使うものですが、変身アイテムが、身内に奪われるのもウルトラシリーズでは初であり、最悪の境遇に対応するために、それぞれのやり方があり、仮面ライダーアギト劇場版では、G3ユニットが開発した、危険なG4システムを自衛隊が使うものの、これは敵対行為ではなく、それぞれにやり方があり、これは仮面ライダー龍騎で、事実は一つだが、正義は一つではないというのに通じて、後3話、それぞれのやり方があり、そしてルーゴサイトの出現、今後のシリーズ、楽しみです。そして、どうやらR/Bにはゼットンは登場しない模様で、マックス以降の全シリーズに皆勤のゼットンが登場せず、キングジョーは出たのに、これもシリーズのメリハリをつける意味があるのかも知れません。
 このところ、ウルトラマン関係のグッズ、フィギュアなど充実しており、仮面ライダーでは今のジオウのグッズは争奪戦、転売目的の買い占めもあるというのです。30数年前、特撮マニアにお金がなく、5000円でも高かった頃が懐かしいです。また、雑誌「宇宙船」の最新号を買い、これ、朝日ソノラマから出ていた頃は良く買っていたものの。ホビージャパンからのものは初で、仮面ライダーとスーパー戦隊だけでなく、ウルトラマンR/Bも濃厚な特集があり楽しかったです、寒くなりました、皆様お元気で。
No.11832 - 2018/12/08(Sat) 16:12:48

Re: ウルトラマンR/B 第22話 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
タイトルからしてエースです。異次元では時の流れがあってないようなものらしく、姿は当時のままのミオ。しかし、また読みが外れました。失踪は不可抗力だという以外にも、息子たちがウルトラマンになったのも、アサヒについても予想外だったらしいし、しかも推測?Bだったら、本来の世界の家族は探し疲れて泣いているかも知れない、または緊急事態が起こったからアサヒだけでも逃がそうとした結果かも知れない。しかし、1300年間この時を待ち続けた一族という予想だけは外れないでぇぇぇ〜(泣)。
 ところで、「これはオモチャじゃないのよ」って言いたくもなりますよ、特にイサミ。自分たちのことを公表しようだの、ジャイロを分解しようだの、カツミもついつい女子高生と写メとか…。でも、ジャイロは二人を選んだんですよね。先代ウルトラマンはいつ、どういう形で出てくるのか、そして何を語るのか待ち遠しい!!
 今こちらでは冷たい雨が降っています。一雨ごとに寒くなったり暑くなったり、本当に困ったものです。皆さんもどうぞお体には気をつけて下さいね。それでは今日はこれにて失礼いたします。
No.11833 - 2018/12/11(Tue) 16:33:50

ウルトラマンR/B 第23話 滅びのクリスタル 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:伊藤公志、監督:市野龍一

 レイゴさん、藤子さん、皆様こんばんは。寒いですがお元気ですか。
 今回は、前回ミオがカツミ、イサミからジャイロを奪ったものの、この後ダーリンに認識されて、ルーゴサイトを封印するために、カツミ、イサミと美剣サキのジャイロを使ったもので、この用法なら、何も息子二人から力ずくで奪わなくても、事情を説明したらカツミとイサミはジャイロを貸してくれたと思いましたが(もちろん、息子二人が敗北する未来を見せられたミオが、二人は変身できないようにとする意図があったもの)、しかし3つのジャイロを使用して、ルーゴサイトの出現に光線を放ち、クリスタルに封印するもので、これは科学者、技術者のミオ、眼鏡をかけてのもので、封印をご飯が炊けたと悪乗りがあり、R/Bだと、この手の悪乗りが楽しく(かつて、第2次シリーズが批判された理由に、悪乗りを批判する声もありましたが、しかしいい意味での悪乗りは第1次シリーズにもあり、一概に悪乗りを否定するのはおかしいと今では認識されています)そしてクリスタルに封印したルーゴサイトを、異次元に封印する、それもカツミとイサミにさせて、二人で異次元に捨てさせる、これはダイナ・ミラクルタイプの必殺技、レボリュームウェーブ(怪獣の背後にブラックホールを作り、そこへ敵を吹き飛ばす)と類似のもので、しかしこれを美剣サキが、ジャイロを奪還して阻止、これは、異次元に封印してもそこで暴れるだけ、完全に破壊するには、地球ごと爆破しないといけないというもので、宇宙のために地球は犠牲になっても構わないという美剣サキの発想は、昭和のSFヒーローものの悪役にもよくあったものですが(近年だと、2013年のスーパーヒーロー大戦Zで、地球を犠牲にして宇宙を守る展開あり、しかしそれをやったために、敵を増長させる展開になり、これもSFヒーローものの定番)、しかしもちろん多大な犠牲を出して敵を倒すというやり方は、日本のSFヒーローものではもちろん許されず、これ、カツミとイサミの立場は、美剣サキに対して、カツミは理解し合える、イサミは排除する、これはガイアで、前半ガイアとアグルが対立していたものの、ガイア、我夢はアグル=藤宮と分かり合えると信じて行動して、そして最後は大団円となるのですが、敵を倒す目的は同じでも、手段について敵対するのは、ガイアとアグルなど多数あったもので、またアグルは、地球を守るためには人類を犠牲にしても、と藤宮が発言したのと通じています。
 これ、ダイナの「決断の時」では、ヒビキ隊長がコウダ副隊長に、大の虫を生かすために小の虫を殺さざるを得ないこともあると告げるものの、しかし、コウダは、どちらも生かさないといけないという結論になり、また、平和のための犠牲だと、ガッチャマンで、前半ラストにレッドインパルスの隊長(ガッチャマンの父親)が、最終回でコンドルのジョーが犠牲になり、佐々木功さんは、平和のために出る犠牲の意味を説かれたものですが、ウルトラシリーズでは多数を生かすために少数を犠牲にしていいという発想は絶対にありません。
 そして、美剣サキとアサヒの不思議な友情、サキがアサヒを喫茶店に呼び出して、そしてたい焼きを置いているギャグ、これは悪ふざけではなく、この二人、兄と敵対?しているアサヒは、スマホのメールでもハッピーと出して、これは次回のサブタイトルにも関係して、1300年前に、兄二人の犠牲でも倒せなかったルーゴサイトを倒すために、地球ごと爆破する意思のサキと、みんなハッピーのアサヒ、この二人の友情はルーブのポイントであり、そしてそこにカツミとイサミがやってきて、サキとカツミ、イサミでは地球への思いが異なり、しかし、カツミとイサミの、誰も死なせないというのはヒーローの基本的な姿勢で(多数を生かすためには、少数の犠牲は仕方ないという姿勢を取ったヒーローは特撮、アニメを通して日本にいない、ただし、エヴァンゲリオンでは碇ゲンドウ司令はその立場を取ったこともあるものの、これは例外)、そしてサキはグルジオレギーナになり、カツミとイサミはロッソとブルになり、しかしこれは戦うのではなく、自爆を意図するサキを止めるため、ルーブスラッガーで止めるのを意図しても止まらず、ロッソが足を止めてブルが上を攻撃してもダメ、サキは私も救うのではなかったのかと、攻撃する二人に皮肉みたいのものですが、しかし、これは相手を倒さない場合でも、バトルはあるもので(初代マンのガヴァドンやヒドラ同様)そしてルーブに極クリスタルでなり、ループコウリンを駆使して、ボルテックバスターを放つものの、グルジオレギーナはびくともせず、ルーブは反撃されて、二人は変身解除、しかし、ルーゴサイトのクリスタルが暴走?してサキも変身解除になり、そしてルーゴサイトのクリスタルはサキのジャイロにより実体化、前作のジードでも、23話のラストで最後の怪獣、ベリアルのアトロシアスが出て、後はラスト2話、第24話のサブタイトルは楽天的なものの、あと2話、期待しています。
 昨日の朝日新聞の夕刊で、日本を代表する脚本家、三谷幸喜さん、ウルトラマンR/Bについて書かれていました(https://www.asahi.com/articles/DA3S13810756.html  )。4月には前作のジードを絶賛して下さり、三谷さんは特撮マニアではない、ウルトラシリーズだと、知っているのは初代マンとセブンのみの模様ですが、さすが名脚本家、作品のいいところを示してくださり、近年のシリーズはネットで陰口をたたかれることも多いものの、三谷さんは特撮ヒーローの味方です。
 そして、ウルトラマンがアメリカで新作製作が進行していると報じられました。
https://eigaland.com/topics/?p=92261
https://www.gizmodo.jp/2018/12/plans-are-underway-to-build-a-new-ultraman.html
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1812/13/news126.html
 今後の円谷さんを応援しています。皆様お元気で。
No.11834 - 2018/12/14(Fri) 18:52:56

Re: ウルトラマンR/B 第23話 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
 あらすじで「オモチャ取り上げられるのも15年ぶりだよー」ってイサミ、こんな時でもあんたって子はー!!はっ、すみません…。そんな息子たちをよそにダーリンに久しぶりと挨拶し、準備を進めるミオ。即席の装置に使われたのは台所用品。そして指揮棒は泡だて器。これ、やっぱりカレースプーンネタですよね。しかし、無けりゃ無いでその辺にある物で代用するのはかっこいいと思います。シン・ゴジラでは最終決戦で電車で目覚まし、建築現場の重機で毒を飲ませるとか、知識と技術でどうにかするのは素晴らしいです。そしてクリスタルを捨てさせるシーンですが、なんで肩車…カツミが「ほいっ」って投げ入れるのかと。…そういえば、セブン本編で、ダン達が他の隊員の踏み台になって、ちょっと高い場所の作業をするのがありましたね。でも自爆にこだわるサキがジャイロを奪還、失敗に終わりました。その後、鯛焼きの店にアサヒを呼び出し、初めて会った時の服でサキが現れますが、別れを告げに来たと悟ったアサヒは喋らせようとしません。その後やむなくグルジオレジーナと戦う兄弟、殺さずに止めることができずにいるうちにルーゴサイトが活性化、最悪の事態が迫ってきましたが、この先どうなるのでしょう。暴走する白血球に例えられたルーゴサイトは他にもいて、宇宙中を飛び回っているのでは、そしてそれを操るのがダーリンをハッキングしたラスボスだったら。外しちゃ痛いと分かっていても、やめられないのが深読みです。外れてもいいから、みんなを助けてー!!サキ、無理心中以外のこと考えてー!!
 今年も後二週間、本当に押し迫った気分で次の放送を待つ私。皆さんも落ち着かない気分かも知れませんが、風邪をひかないように気をつけて下さいね。では、今夜はこれにて失礼いたします。
No.11835 - 2018/12/17(Mon) 23:30:44

ウルトラマンR/B 第24話 私はハッピー 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:武上純希、監督:武居正能

 レイゴさん、藤子さん、皆様こんばんは。
 最終2話は武居監督の演出、グルジオレギーナとの戦いに敗れて、変身解除のカツミとイサミ、そして、ミオはウシオに、二人をウルトラマンにしないでと頼み、そしてウシオはクワトロMの車で、アサヒとともにカツミ、イサミを迎えに行き、その間にミオはアイゼンテックの本社で、愛染マコトの残したプログラムを再起動させようとして、とんでもないプログラムを発見、この分だと、最終回に愛染マコトはチョイ役でも出るかも知れません。マコトは異次元に行こうとしていたもので、ミオはこれを利用してルーゴサイトを倒そうとするものの、パスワードが分からず悪戦苦闘、実際にはパスワードを解析することは専門家ではできますが、何とも面白いものです。ミオにとって、息子二人がウルトラマンになることは死を意味して、それを阻止したい意味で、それをウシオも信じるもの、カツミとイサミはウルトラマンとしての使命にこだわり、このR/Bはホームコメディと題して、これは、かつて第2次ウルトラシリーズが批判された際に、ホームドラマをウルトラシリーズに入れるとは何事か、というものがあり、もちろん今では第2次シリーズも再評価されていますが、今回のR/Bは家族と、愛染マコト、美剣サキ以外のレギュラーはなく、またゲストキャラも極めて少ないもので、これは予算も限られた中で新しいものを作ろうとするウルトラシリーズの作り手の意欲ゆえのものであり、かつて、ウルトラ兄弟という設定が蛇蝎のごとく特撮ファンから嫌われていたものの、ティガ「ウルトラの星」でヒーローの共演の歴史が変わり、メビウス以降、ヒーロー共演がうまく行くようになり、ニュージェネレーションシリーズは6年も続けているので、それまでのウルトラシリーズと差別化したものがいい意味で出来るのはうれしいことです。家庭をテーマに、かつてのシリーズでは否定的であった要素をうまく生かしているのは大変にうれしいことです。
 そして、ルーゴサイトの猛威に、美剣サキはグルジオレギーナとして立ち向かうもので、前回ルーブの敵として出た怪獣が、今度は共通の敵に立ち向かう意図として出るもので、類似の展開は、ガイアの最終回、根源破滅将来体の脅威に、地球の怪獣たちが立ち上がる、あるいはコスモスの最終回、カオスヘッダーを説得するために保護された怪獣たちが立ち上がるものもあるものの、これは美剣サキが、地球を自爆させてルーゴサイトを倒すものですが、前回ウルトラヒーローと戦った怪獣が、ラスボス的な怪獣と戦う展開は燃えて、他方、カツミとイサミはこの事態に、ウルトラマンになろうとするものの、ジャイロはウシオが持ち、これはミオから、二人を変身させるなと言われている意味で、次の変身は二人の敗北、死を意味するというもので、ウシオは、俺は湊家の家長だというのは、もちろん家父長制ではなく、二人の父親として、二人を守る(もちろんアサヒも)使命があり、またミオが解決するという信念からで、そして、ミオは愛染マコトの残したプログラムを起動させようとして、しかしパスワードが分からず、ミオの言うのに、ダーリンもこの非常時に教えたらいいのにと思うものの、様々なパスワードをやっては合わず、この非常時にギャグをうまく入れたのは面白く、何とパスワードはめんどくさい、唖然で、愛染マコトの愛すべきキャラクターに脱帽です。
  そして、ウシオは、負傷して、カツミとイサミの説得を受け入れて、ジャイロを渡し、二人は変身してルーゴサイトにたちむかい、サキに逃げろと言い、それで、サキも、カツミとイサミを真の兄と見るものの、サキは敗北して(それもカツミとイサミを守るため)、そしてアサヒに抱きかかえられて、最後、サキは、アサヒたちに会えて、「私はハッピー」と発して、光として消える、これはネクサスで、リコがダークファウストにされて、そして弧門の腕の中で光として消えていくシーンを思わせて、そしてアサヒにジャイロは託されて、これを見たら、何となく、アサヒはネクサスの孤門なのかと思いました。これ、近年の特撮ヒーローなどでは、人間の死ぬシーンはタブーで、日本特撮党の鈴木美潮さんの本によると、死ぬ描写はダメ、これは、ピグモン、昭和だとすべて非業の最期を遂げていたのに、平成だと全部生き残る展開はそうですが、サキの消えるのはショックでした。そして、R/Bだと、ロッソとブルは、2回目のCMの前に出ていたのが、今回出番が少なかったのも、最終回への伏線の模様です。
 いよいよ最終回、このところ、SNSで中国や韓国の特撮ファンと交流して、どちらでもウルトラシリーズは人気、日本だとウルトラマンはライダー、戦隊より人気は劣ると思われますが、中国だとライダーと戦隊は地上波放送がなく、特撮ではウルトラマンが圧倒的に人気だそうです。今後の、ウルトラシリーズの、日本だけでない、世界での飛躍を応援しています。

円谷さんから、R/B劇場版では、アサヒもウルトラウーマンになることが発表されました。
https://m-78.jp/news/post-4988/
 ほとんどトリプルファイターですが、楽しみです、お元気で。
No.11836 - 2018/12/21(Fri) 18:54:34

Re: ウルトラマンR/B 第24話  / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんおはようございます。
 「何でうちの子達なんだ」という親の叫びが聞こえる話でした。しかしダメと言っても聞かないことは分かっています、ジャイロが選んだ(呼び合った?)以上、代われるものはいませんから。それでもウルトラマンに頼らずにマコッちゃんの残したもので何とかしようとするミオ、彼のキャラから考えられるパスワードを必死に探しますが。一方、大人になっていく息子たちに喜びと寂しさを感じるウシオ。どうしても心配で「自分にも何かできるはず」だと駆けつけるアサヒ。その目の前でレジーナが撃たれ、私はハッピーと言い残し、ジャイロを託して消えるサキ、座り込むアサヒ。託されたということはアサヒも変身できるのか、三兄妹の共闘か?…しかし、その前にちょっとだけアサヒに泣く暇をあげたい。泣くのは後でなんて言いたくない私です。
 それにしても「めんどくさーい!!」で開くとは。マコッちゃん、サイッコー!!これがどういう武器なのか、これを使えば1300年前に行けるとか、アサヒは自由に元の世界と自由に行き来できるのか。とにかくどちらの世界からも「おかえり」と言える終わり方でありますように。最終回のタイトルが「さらば妹よ」の意味を少々含んでいそうな気がしますが。
 では今日はこれにて失礼いたします。いよいよ今夜。満月の前日、夕子が見守ってくれますように。
No.11837 - 2018/12/22(Sat) 09:12:52

ウルトラマンR/B 第25話(最終回) 朝日の当たる家 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:中野貴雄、監督:武居正能

 レイゴさん、藤子さん皆さん、大変な寒さですがお元気ですか。
 まず、前話のラストで美剣サキが消滅して、そして予想された愛染マコトも出ず、最終回は湊家5人のみでのドラマという異例の展開で、SFヒーローもので、家族のみ出るというものは、宇宙家族ロビンソンなどもあったものの、異例の展開ではあり、何より、かつて第2次シリーズの失敗の元凶と言われたホームドラマが、実にユニークな形で結実したのは驚きました。飴玉を残して、アサヒにジャイロを託して消えた美剣サキ、実質的に死ではあり、ウルトラシリーズでレギュラーのキャラクターの死が具体的に描かれるのはネクサスのリコの死以来、これを見たら、アサヒはまさにネクサスの孤門的な位置にあると見ました。
 そして、ミオはルーゴサイトを異次元に追放するために活動して、その前に、異次元で、カツミとイサミ、ロッソとブルが敗北するのを見て、息子二人をウルトラマンにさせたくないというもので、ウルトラヒーローの主人公の両親が劇に出てきたのはガイアの我夢以来、それも我夢だと両親は2話ほど出たのみで、ウルトラシリーズだけでなく、SFヒーローもの(特撮、アニメ共に),両親がこれだけ出てきた作品は珍しく、R/Bのテーマは家族であり、親が子を思い、子が親を大切にする、この当たり前のことが、今の日本だとないがしろになっている時代でもあり、家族の愛情をテーマにした作品はこの時代には貴重です。
 そして、ミオは息子二人の変身を強制解除して、これは予告にあり驚かなかったものの、ミオは自らを犠牲にして、ルーゴサイトを異次元に飛ばそうとするものの、もちろんカツミとイサミはそれを阻止、これも当たり前であり、さらにビックリしたのが、ウシオもアイゼンタワーにやってきて、妻を救おうとすること、これらは、人間として当然のことであり、R/Bは本当にゲストキャラクターも少なく、予算のためかも知れませんが、それを逆手に取り、様々なことを試してくれて、家族の愛情というものは、ヒーローものだと珍しいテーマで、しかしルーゴサイトは強く、容易に異次元に追放できず、であり、そして、カツミとイサミの意思が、ジャイロの封印を解いて、これも特撮ヒーローものによくある形ですが、それを光らせるものには脱帽です。何より、未来は変えられるという展開と発言、過去は変えられないが、未来は変えられるという展開は様々なSFヒーローもので無数繰り返されたものですが、カツミとイサミはそんな運命など変えてやるという意気込みで変身して、ロッソとブルになり、主題歌も高らかに鳴り響き、ルーゴサイトに対峙して、そして、ミオの見た、ロッソとブルが敗北する展開は、実際にはルーブとなって乗り越えて、運命は自ら切り開くという意思、これはヒーローならみな持つものですが、ここでR/Bは正統派のヒーローとして成り立ちました。それを見届けて、ミオも自ら一緒に異次元に消えるのを止めるもの、これは役者さん、特にウシオ役の山崎銀之丞さんの、ベテラン俳優としての存在感があり、ウルトラシリーズでは主人公の父親がこれだけクローズアップされるのは初、山崎さん、ライダーや戦隊にもゲスト出演されて、特撮俳優として存在感を見せてくれました。
 しかし、ルーゴサイトは強く、ルーブも圧倒されて、そして危機のルーブの前に立つのはアサヒ、兄弟3人でやればできないことはないとして、そしてアサヒはルーゴサイトの攻撃を受けるものの、アサヒは、15年前にミオがジャイロを愛染から奪った際に生まれたクリスタルであり、この展開はビックリ、ネクサスだと、孤門が最後に変身するのは予想がついたものの、前日にアサヒは劇場版でウルトラウーマンになると報じられて、先にここで変身して、と思いきや全く異なり、アサヒの真クリスタルと、ボルテックバスターでようやくルーゴサイトをルーブは倒して、そして大団円です。
 ラストシーン、湊家が車の前に集まり、4人が、クリスタルは人の思いの結実と語り、そしてエンディングテーマの流れる中でアサヒの生還は、本当に感動的でした(これはご都合主義ではない、初代ウルトラマンの小さな英雄で、目の前でピグモンを犠牲にしてしまったイデが新兵器を取り出して怪獣を倒すのと同じ、イデは本当は強い人間だと、ファンも分かっているからです)。家族の物語、R/Bの大団円は素晴らしいものでした。
 藤子さん、私の書けない分の代打、本当にありがとうございました。このシリーズ、皆さんと意見交換できて貴重でした。
No.11838 - 2018/12/29(Sat) 09:44:07

ウルトラマンR/Bを振り返って / 棺桶のジョー [近畿]
 これで、ニュージェネレーションシリーズは、1作1〜2クールですが、それでも6年続いたことになり、これはジードの段階でウルトラシリーズ最長、今や、テレビは厳しく、繰り返すように、仮面ライダー、スーパー戦隊のように1年続く作品を何年も継続するのは、最早これ以外にはNHK大河ドラマのみ、テレビは厳しい中で、ウルトラのニュージェネレーションシリーズのように、何年も続くのは、他に刑事ドラマの相棒や、科捜研の女くらい、最早テレビのシリーズ物は、実写だと東映とテレビ朝日のみであり、その中でウルトラマンがこれだけ続いていて、おもちゃなどの売り上げも少しずつ伸びており、この少子化の中でアニメ・特撮はしんどく、それでもこれだけ続いているのは高く評価すべきです。
 そして、繰り返すように、かつて第2次ウルトラシリーズの戦犯のようなものであったホームドラマを、うまくSFと融合して、これは日本を代表する脚本家、三谷幸喜さんの名エッセイが余すところなく語り、ウルトラヒーローは、西日本豪雨災害の被災地の子供たちを励ます、福岡市長選の啓蒙に行く、沖縄へのジェット便と、社会貢献は他のキャラクターを圧して、これはウルトラファンも、特撮ファンも誇るべきと思います。
 さらに、ニュージェネレーションシリーズ批判、というより罵詈雑言に近いものに、おもちゃを売るためにウルトラマンを作っているというものが今だにありますが、しかし、特撮ヒーローも、アニメも、テレビ局の支給する製作費では足りず、おもちゃや、海外展開でビジネスを成り立たせており、しかしウルトラシリーズは以前、それでは赤字を出してしまい、行き詰ったのですが、ギンガS以降ビジネスモデルは確立して、6年続いているのを評価すべきです。
 おもちゃを売るために特撮ヒーローを作っているという批判は、スーパー戦隊が、バトルフィーバーJ以降の巨大ロボットを出す展開、実は私もかつてはおもちゃを売るためにというのはけしからんと、30数年前は言っていたのですが、その際に、東映特撮ファンの方とお話して、スーパー戦隊の巨大ロボットは、特撮として進化もあり一概に否定すべきでないし、何より、スーパー戦隊がなかったら、テレビから特撮ヒーローはなくなっていたぞと反論されて、それを受け入れています。
 そして、今の円谷プロがバンダイのいいなりでやっているという批判も多く聞きますが、しかし円谷プロはそれほど規模は大きくなく、バンダイのような大企業がバックにいるから経営は安定しているのであり、他に、スタジオジブリは実施日本テレビの子会社、サンライズはバンダイの子会社、その他、中小の制作会社は大企業のバックアップを受けており、私は今の円谷プロには、バンダイの支援のあることはメリットの方が大きいと思います。
 そして、6年続けていることで、オーソドックスなエックスを経て、オーブ、ジード、R/Bと、初代ウルトラマン、セブンと路線の異なるものを続けられているのは大きいです。ウルトラシリーズは水戸黄門のように偉大なるマンネリ化がいいという声もありますが、しかし長くシリーズを続けるのには差別化戦略は必須で、今のウルトラシリーズは成功しています。

  ちなみに、仮面ライダーの新作映画は、何と大物オリジナルキャストを隠して公開したものの、それが一部でネタバレして大騒ぎです(23日のテレビの予告編でこのオリジナルキャストが発表されて、まさかあんな大物がゲスト出演とはビックリ&今でも仮面ライダーを愛してくれていることに感謝)。ウルトラマンの映画だと、オリジナルキャストの出る場合は必ず事前告知があり、いや、仮面ライダー映画でもオリジナルキャスト登場は公表されていたのに、今回は公開日に知られて大騒ぎで、今の仮面ライダージオウはおもちゃの売り上げが物凄く、神戸三宮のイエローサブマリンで聞くと、ストーリーがいいのでおもちゃの売り上げがすごいというのです。
 我がウルトラシリーズも、ここ数年、神戸三宮のアニメ・特撮グッズ店で存在感を増しており、R/Bのコンバージは発売翌日でラスト1組、大人気です。
 2018年は私にとってしんどい時で、年末の神戸ハーバーランドのウルトラセブンのイベントに、ウルトラセブンの保温カップを買って参加して、一緒に写真を撮りました。私がセブンの本放送を見ていた年代の子供たちが目を輝かせて、本当にウルトラファンを続けてきて良かったと実感しました。
 平成ウルトラ初期のデザインを担当された丸山浩さんのデザイン画集が先月出て、物凄い濃厚な内容に圧倒されました。このところ、ウルトラマンだけでなく、特撮関係のムック本は濃いものが多くて満足です、ウルトラシリーズは不滅です!
No.11839 - 2018/12/29(Sat) 09:45:37

Re: ウルトラマンR/B 第25話 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
 飴ちゃんを残して消えるサキ。もったいなくて食べられなかったんだ…。兄達は「お前は生きろ」と言ってくれたのに。タワーが倒れた衝撃で何かを思い出すアサヒ。一方今度はミオがルーゴサイトを道連れに異次元に行こうとしますが、兄弟が駆けつけ「母さんのこと、15年も待ったんだぞ!!」うわー、なんて子供らしいセリフ!そこへウシオまで来て、「父の背中を越えていけ」のTシャツ。子離れすると決めたんですね。ウシオにミオは「私だって家のローンとか受験とか、一緒に悩みたかったよ」…うんうん、それさえも日常の幸せなのに、出来なかったと悔やむ気持ちは分かるような気がします。その日常をこれから手に入れるために兄弟は戦場へ。圧力鍋の蓋らしきロックを砕いて変身!!次々にチェンジして攻撃するも効かず、倒れるルーブの前にジャイロを抱えて立つアサヒ、ジャイロが光って「私はあの時生まれた」兄弟「君がクリスタルだったのか」その真クリスタルで遂に勝利!!…しかし、アサヒは女神のように微笑みながら消えていきました。
 戦い済んで青空の下、寂しく呟く湊一家。ミオ、「私の一部だったのかも知れない」。そうですね、イサミが迷子になったこととか、得意料理のおにぎりとかありましたからね。ジャイロと共に異次元にいたからこそ生まれた娘。先代兄弟はどうしても妹を必要としていたのでしょう。共に生きるために。そこで「見て」とイサミ。なんとアサヒが空から降りて来た!!みんなで受け止め、喜びを分かち合えて本当に良かった。彼女が戻って来れたのは、サキの力でもあったと思いたい。その後、「いつものように」朝を迎える湊一家。ミオに「ちゃんと帰って来てくれよ」と。今夜はすき焼きと答えて出勤するミオ。そしてクワトロMの看板には五つ目の「M」。
 それにしても、エンディングでエンディングテーマが流れて本当に嬉しかった。最終回ではオープニングテーマが流れるのが慣例になっていましたが、エンディングテーマに即したラストは本当に素敵で貴重です。
 ああ、とうとう終わってしまいましたね。思えば掲示板にデビューして11年、本放送で完走したのは初めてです。こんな私をここに通わせて下さったレイゴさん、ジョーさん、皆さんに心から感謝いたします。それでは皆さん、よいお年を。
No.11840 - 2018/12/30(Sun) 23:56:11
ウルトラマンR/B 第14話 お前は誰だ 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:森江美咲、監督:市野龍一

 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。
 サブタイトルの、お前は誰だ、は初代ウルトラマンの来たのは誰だ、ケロニアの回のオマージュだと思います。今回は、前回のラストで出たグビラに、ロッソとブルが立ち向かうものの、これは愛染マコトがルーブジャイロで召喚したものですが、愛染マコトのルーブジャイロは壊れて、グビラは結局消えてしまい、グビラは、平成だとウルトラマンサーガに登場して以来、エックス以降4作続けて出てきて、いずれも倒されず、今回は愛染マコトの自滅に巻き込まれたのは面白いものです。
 そして、前回のラストで、ウシオがアサヒに、君は誰だと問うシーン、今まで信じていたものが崩壊したウシオにとって、15年前のピクニックでの記念写真にアサヒが写っておらず、そしてアサヒの思い出のものもなし、このような中で、ウシオは追い詰められて語ったもので、アサヒが怒るのは当然なものの、しかし、ウシオはカツミとイサミには、15年前の記念写真アサヒがいないことを告げていない模様で、このように家族の記憶が改変されているSFもあるものの、アサヒには、以前からネットで本物のカツミとイサミの妹かとの疑念も寄せられて(周囲が誕生日を知らない)、ウシオは四面楚歌的な、帰マンの、悪魔と天使の間に、での郷を思わせる位置もあり、そして、怒ったアサヒに、美剣サキが接触、美剣サキは、前回の展開(ホロボロスを召喚して暴れさせた)、そして今回もルーブジャイロを愛染マコトに与えるなど、単純に考えたら悪の側のキャラクターではあるものの、一番びっくりしたのが、前回見せた、初代ウルトラマンとベリアルのルーブクリスタルをアサヒに託したこと!ルーブクリスタルはカツミとイサミのものであるのですが、ベリアルというキャラクターをまさかアサヒに託し、結果的にカツミとイサミに渡ると美剣サキは見てのものであり(特にベリアルは愛染マコトに渡すと見ていたのに)、シェークスピアの言葉を利用しての、美剣サキのユニークなキャラクター、さらに、アサヒは美剣サキに対してつるちゃんと呼びかけるなど、天然的なキャラクターではあり、そして、兄弟はアサヒを介して初代ウルトラマンとベリアルのクリスタルを得て、イサミは調べて、今までの何倍ものエネルギーを持つと興奮したものの、カツミは慎重にと、対照的な二人のキャラクターがあり、後の戦いでも、二人は最初喧嘩、仲間割れをしており、特に、初代ウルトラマンとベリアルの組み合わせは、ジードのプリミティブの組み合わせではあり、面白いものでした。
 そして、傷の癒えた?愛染マコトは、チェレーザが、ウルトラマンオーブのことを見て、オーブに心酔して、そしてオーブの偽物になったわけで、そこに美剣サキが現れて、愛染マコトのルーブジャイロは壊れているが、美剣サキのルーブジャイロを与えて、さらに、愛染マコトがグルジオボーンのクリスタルを使おうとしたら、劇薬として、グルジオキングのクリスタルを与えて、グルジオボーンは第7話の展開で、愛染マコトの変身だと分かったものの、今回は兄弟に復讐?のために怪獣となり、そして、兄弟は変身するものの、アサヒを介して得たクリスタルのことで、カツミとイサミは対立して、イサミのブルが、俺一人でも倒せると言うものの、この兄弟は対照的な性格もあり、もちろん二人は信頼し合っているものの、しかしグルジオキングは圧倒的に強く、ブルが接近戦を試みて、ロッソが危険と説き、そしてグルジオキングは強く、エックスで、第1話に出たデマーガが、第12話でツルギデマーガとしてパワーアップしてエックスを一旦は圧倒したのに通じて、グルジオキングは、二人のウルトラマンの、ハイブリッドシュートや、トリプルオリジウム光線も効かないもの、背中に大砲、グルジオバレルからギガキングキャノンを放ち、ロッソとブルを圧倒して、そして追い詰められた兄弟は、イサミの提案通り、サキ→アサヒとして得た初代ウルトラマンとベリアルのクリスタルを使おうとして、しかし拒絶されてしまい、これはオーブで、ゾフィーとベリアルのカードによりサンダーブレスターになる際に最初は拒否されたのを思うものですが、ロッソとブルは、オーブダークに最初敗れて、ホロボロスにも敗れて、今回と敗北は3度目、オーブもマガオロチ、ギャラクトロンなどに敗れて、これはそれまで二人が強いことを描写しているために問題はないものの、帰マンは当初、ヒーローとしての強さを十分に描写せず、初期に負けるエピソードを続けて、弱いという印象を与えてしまったことの反省があると思いますが、美剣サキのキャラクターがユニークなもので、今後のシリーズは楽しみです。

 13日の、ラジオ関西の名物番組、青春ラジメニアにて、R/Bの主役の平田雄也さん、小池亮介さんが出られました。お二人、撮影を続けて似てきて、お二人とも野球のファンで、この日は八尾でイベントがあり、そこに出たリスナーのメッセージもありました。こうして、ウルトラシリーズが様々なところで人気を得ているのはうれしいです。また、来年春に劇場版も予定されていると紹介もあり、乞うご期待、と語られました。ボイジャーの方(来年デビュー10周年)も出られて、こういうものを聴くと、ウルトラシリーズのファンを続けてよかったと思いました。
No.11815 - 2018/10/13(Sat) 20:01:28

Re: ウルトラマンR/B 第14話 お前は誰だ 考察 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
 独りでオーブごっこするマコッちゃんがおかしくて痛くてそこがまた可愛くて。視聴者の中に「うんうん、俺も昔よくやった」とうなづいた元・少年達がどれほど居たことか。(私は「テクマクマヤコン」していたことがありました。)一方、やけ食いしようと鯛焼きを八つも買ったアサヒですが、一人で食べてもつまらない。そこへ美剣サキ登場、「お前は誰だ」と聞かれて一触即発かと思いきや、笑ってかわすアサヒに興味を持ち、触れてみて「暖かい」…人間ではないと思った?その後互いに質問をぶつけあい、故郷を尋ねられ「遥か遠く」と孤独を感じさせたサキ。スマホで写真を取られ、クリスタルを託して消えてしまいました。帰って自分が家族の一員である証拠を探すアサヒ、しかしピクニックのアルバムには…。
 その後クリスタルのことで喧嘩する兄弟、カツミが「俺がどれほど我慢して」ああ、こういう喧嘩いつかすると思っていました。長子長男・長女の苦労を二人目以降が理解する日は来ませんが。何番目に生まれようが、俺は俺で損してるんだ、という思いがあるのですよ、私もイサミと同類です。変身後も喧嘩は続き、いつものようにタッチしようとしてスカッと空振りする兄、一人で斬りかかる弟。「やめよう暴走!!」のアドバルーンに気づく。すぐ苦戦して弱音を吐くも意地になり憎まれ口を叩き、交代したら兄も苦戦するので馬鹿にする。子供ですねー、そんな場合じゃないと兄はNEOを使うも力負け、酔いまくるマコッちゃん。カラータイマーが鳴り出し、遂にマンとベリアルのクリスタルに手を出すも拒否される兄弟。「やはりその程度か」と嗤うサキ。ダーリンもてなづけてしまいました。…サキは全てのクリスタルを使いこなす戦士が欲しいのでしょうか、そしてそれは何のために?謎は深まるばかりです。それにしても彼女、伏井出ケイに似てません?黒づくめ、ネイル、変身アイテムを持っている、孤独の影をまとう…。
 それでは今日はこれにて失礼いたします。こちらは朝晩の冷え込みが厳しくなってまいりました。皆さんもお大事に。
No.11816 - 2018/10/13(Sat) 22:48:36

ウルトラマンR/B 第15話 まとうは極 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:中野貴雄、監督:市野龍一

 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは、秋も深まりましたね。
 今回は、前編でロッソとブルがグルジオキングに敗北、それもギガキングキャノンの威力は大変なもので、兄弟の敗北は3度目ですが、それまで強さを見せる反面、後で美剣サキが素人ウルトラマンと酷評するように、未熟な部分もあり、これは、昭和ウルトラだと帰マンで、強さを十分に描かないうちに敗北するエピソードを続けて、帰マンは弱いとの印象を与えてしまい、初代ウルトラマンでは、強さを描くために、ウルトラマンが同時に複数の怪獣と戦う描写はないものでしたが、グルジオキングは強いものを見せつけて、そしてこの時は初代ウルトラマンとベリアルのクリスタルを使えず敗北であり、これを見て、何度倒れても立ち上がる兄弟の力も見るものの、美剣サキは兄弟の力をその程度かと、初代ウルトラマンとベリアルのクリスタルをアサヒ経由で渡したのも、当てつけみたいなものがあり、そして、ビックリしたのが、ダーリンが完全に美剣サキの配下になり、アイゼンテックから怪獣捕捉光線が出て、そしてダーリンの声で、綾香市の平和はアイゼンテックが守るというものの、今までのように愛染マコトは主役ではなく、美剣サキが敵側の主役になり、テレビのインタビューで、綾香市の人々はウルトラマンよりアイゼンテックをたたえる、このようなテレビのインタビューは、前作のジードでもありましたが、アイゼンテックを称賛されて、けなされるカツミとイサミの兄弟は面白くないもので、そして政府の災害調査団が来る展開、シン・ゴジラ以来の展開で、オーブの12話でもあったものの、ただ、このアイゼンテックと政府の関係はそれほど深く掘り下げられなかったのは少し残念ですが、しかし、カツミとイサミは一旦仲違いするものの、その後、美剣サキはダーリンに怪獣捕捉光線を解除させて、これはアイゼンテックの社長は愛染マコトであり、美剣サキのことを知るのはアサヒだけ、それを利用して、そしてカツミとイサミの仲違いもあったものの、一人立ち向かおうとしたイサミを、カツミが助けて変身するものの、グルジオキングは強く、ギガキングキャノンの発射間隔が2.5秒あり、オールドファンには、スペクトルマンの最終回、スペクトルフラッシュを発射するのに2.5秒かかり、その間に攻撃したら倒せるという展開を思わせて、そして発射の間隔に攻撃するものの、美剣サキは、ダーリンに女子高生ならどうすると問うと、何と悪乗りで、そんなショボイ攻撃と嘲笑して、実際にロッソとブルはギガキングキャノンの攻撃に圧倒されてしまい、この美剣サキ、オスカー・ワイルドの言葉を引用する、笑わない不気味なキャラクター、オーブ以降、定番の敵役を設定しているものの、R/Bでは11話から、愛染マコトに加えて美剣サキが出て、美剣サキは、不正義よりやっかいなものは、力を持たぬ正義と、オスカー・ワイルドの言葉を引用するものの、もちろん力だけで正義は成り立たない、タイガーマスク2世のオープニングで、力が正義ではない、正義が力なのだと語る通り、そして美剣サキは、初代ウルトラマンとベリアルのクリスタルをカツミとイサミが使えないと、素人ウルトラマンと嘲笑するものの、アサヒの、兄弟の力を合わせてできないことはないという応援があり、これ、ベリアルの強大な力は分かっていたものの、初代ウルトラマンは、歴代のウルトラヒーローで最強の存在という、ファンの認識によるもので、そして初代ウルトラマンとベリアルのクリスタルを合わせて極クリスタルになり、ロッソとブルが実質合体したウルトラマンルーブになる、ここでルーブの意味が出てきて、合体ウルトラマンは、ウルトラマンタロウでは、燃えろ!ウルトラ6兄弟でウルトラベルを得るために6兄弟が合体したのが最初、その後コスモスとジャスティスが合体してレジェンド、ダイナ、コスモス、ゼロの合体でサーガ、ギンガとビクトリーの合体と、合体ウルトラマンは劇場版で登場して、テレビシリーズで合体ウルトラマンが、今後も出てくるので常設の登場になり、金色を主体としたものは、平成ライダーで、金色をまといパワーアップするもの(クウガ、龍騎、ブレイド)があったものの、ウルトラヒーローでは金色を主体とする例も珍しく、武器にルーブコウリンを使用して、グルジオキングを圧倒して倒す、強化体の登場は、オーブとジードでは12話で中間の強化体、17話で最終の強化体が出ましたが、R/Bでは差別化している模様です。
 また、政府が関わり、アイゼンテックの責任も問われて、しかし愛染マコトは行方不明であり、このような展開もユニークなものでした。
 美剣サキは、初代ウルトラマンとベリアルのクリスタルを、ガンダムの、逆襲のシャアで、シャアがライバルのアムロと対等に戦うために、自分のモビルスーツの秘密を与えたようなものではなく、そして、カツミとイサミは勝つものの、アサヒは家出状態で、そしてカツミもアサヒが自分たちの幼少時にいなかったことに気づくなど、劇的な展開ではあり、今後の展開にも期待が持てます。
No.11817 - 2018/10/19(Fri) 19:16:12

Re: ウルトラマンR/B 第14話 お前は誰だ 考察 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
 幼少期のアサヒの記憶は澪のものでしょうか。おにぎりの最後の一個がとりあいになった時、「カツ兄はいつも私達に譲ってくれましたよ。」…「達」。その中に自分もいたはずだと。そして「兄弟二人が力を合わせれば」…「二人」。自分は勘定に入っていないことを確認してしまう。私、エンディングテーマの「あの日が沈む前に いつものように」が気になって気になって。なんとかアサヒが地上に残りますようにと祈るばかりです。
 それと気になるのがサキの「女子高生ごっこ」。「超ウケルー!」実に残酷な響きです。しかしそれ以外にも制服姿でアサヒに近づいたり、スマホで自撮りしたり、単に平和ボケを嗤うというより、興味があるのでは。自分の故郷には「平和」はありえなかった?サキの心を融かすのはアサヒかも。しかし彼女は既に大罪を犯しているので、すんなり幸せになるというのはないでしょうね。それとマコッちゃんには生還して欲しいです。だって、本物の愛染マコトを救わなければ。彼にも自分の夢や大切な人がいるはずです。
 それでは今日はこれにて失礼いたします。今年も後二か月ちょっと。気合を入れなおして参りましょう。
 
No.11818 - 2018/10/19(Fri) 23:38:31

ウルトラマンR/B 第16話 この瞬間が絆 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:柳井祥緒、監督:辻本貴則

 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは、涼しくなりましたね。
 まず、前回グルジオキングになり、ウルトラマンルーブに惨敗した愛染マコトがボロボロになり登場して、その前に美剣サキ、しかし、サキはチェレーザにさようならと、超能力?で愛染マコトとチェレーザを分離させて、そして空気清浄機をダーリンに作動させて、チェレーザは排除されてしまい、愛染マコトは倒れて、このように敵側の主要キャラクターのシリーズの途中での交代は良くあるものの(ライディーンとコンバトラーVでは、前半は美形司令官、後半は兄弟司令官)、今回はチェレーザを追い出したものの、死滅した気配はなく、何かまた出そうです。
 そして、カツミとイサミがウシオに、どうしてアサヒにお前は誰だと言ったことを責めて、すると、15年前の写真にアサヒが写っていない、さらにカツミとイサミの母子手帳はあるのに、アサヒのものがないと、ウシオは相当狼狽している模様で、カツミとイサミはアサヒのことについて、今回気づいたものの、それでも自分たちの妹として受け入れようという姿勢で、イサミはアサヒの携帯電話のGPSから場所を特定しようとして、そこにネロンガ出現、カツミとイサミは変身して立ち向かうものの、ネロンガの電撃を受けて退散、これはサキが手ごたえを得るためにネロンガを出したもので、初代ウルトラマンはネロンガの電撃を受けてもビクともしなかったのと対照的であり、サキが前回で素人ウルトラマンと罵倒した意味も分かり、ロッソとブルはまだウルトラマンとしては力では初代ウルトラマンには遠く及ばない(初代ウルトラマンは歴代のウルトラヒーローで最強とマニアの考察があり、それ故にゼットンに倒された最終回が衝撃的なのです)ものを知ります。ネロンガは初代ウルトラマンに出て以来、大怪獣バトルの第2期に出て、その他、マックスの怪獣はなぜ現れるのか、に出てきたゲロンガはネロンガのバリエーションであり、このような過去の怪獣の着ぐるみ使い回しもニュージェネレーションシリーズの批判にもネットでよく見るものの、しかし、製作費を減らすために、今の円谷プロは必死であり、限られた予算と時間でやっていることは評価すべきです。
 そんなアサヒは家出状態で、そしてサキを呼び出すもの、もちろんアサヒはサキが敵側のキャラクターとは知らず、それで友達として接して、飴玉も与えて、そして、サキの存在、前回初代ウルトラマンとベリアルのクリスタルをアサヒに渡した意味、カツミとイサミに使えないという嫌味的なものであったのですが、アサヒにはサキに親近感を持つことになり、二人でアイスクリームを食べるなど、サキには今時の女子高生的な面もあり、前回はそれでロッソとブルを罵倒するのですが、このように主人公側のキャラクターと、敵側のキャラクターが接するのは、特撮、アニメともに珍しいものですが、サキは、天国への満ちるを知るには、地獄への行き方を知らないといけない、とマキャベリの言葉を引用して、このような歴史上の人物の名言を毎回引用するキャラクターは珍しく、そこにアサヒを探しに来たカツミとイサミが来て、カツミはサキのことを名指しで呼ぶと、サキはルーブジャイロを取り出して、カツミとイサミ、アサヒの前でネロンガを召喚するもので、今回は、カツミとイサミ、兄弟の力を合わせたらやれないことはないと、ロッソとブルに変身して、ネロンガは透明怪獣、透明怪獣の手法は、カメレオンみたいに周りの色に合わせる(セブンのクール星人の円盤と帰マンのゴルバゴス)、高速運動で見えなくする(初代ウルトラマンのジャミラの円盤とレオのバイブ星人)があり、前者の解決方法は色を塗ることで、今回はR/Bのグランドの力で土をかけて透明になれないようにする、これは作戦としては面白く、そして最終的にはルーブになり、必殺武器で倒すもので、カツミとイサミの絆にはサキも計算外のものがある模様で、そしてアサヒはウシオの元に戻り、15年前の写真にないという理由で排除していたことをウシオは反省して、もちろん、アサヒには解決されていないものもあるものの、それでも自分の娘として受け入れる、これは、宇宙人であるウルトラヒーローが、地球を第2の故郷としている点にも似て、こうなるのは想像されたものの、納得されるやり方でした。
 しかし、アイゼンテックは、愛染マコトが社長を辞任、後任は美剣サキ(沙姫)であり、そして、チェレーザと分離した愛染マコトは眼鏡をかけて、この15年チェレーザが憑依していたのに、それを外れて世界一周の旅に出ると言うものの、ガイのセリフを言うなど、どうやらこれでは終わらない模様で、ますます謎の深まる中で、R/Bは楽しめそうです。
 なお、本日、R/Bで、ミオ役を何と眞鍋かをりさんが演じられると報じられました。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1810/26/news096.html
https://mantan-web.jp/article/20181026dog00m200013000c.html
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181025-00000193-sph-ent
 これは楽しみです、寒くなります、お元気で。
No.11819 - 2018/10/26(Fri) 19:04:51

Re: ウルトラマンR/B 第16話 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
 よ、よかった、愛染マコトは生きていた…。しかし、分離直後に「残念無念、柿八年」…えっ、まだ中にチェリーザがいる?その後、自転車で旅に出る彼の頭には愛染のヘルメット。15年前、自分が被っていたものでしょうか。「憑き物が落ちたみたいで」ということは、自身の意識はあったのでしょうか。去っていく後姿は、タイトルは忘れましたがセブン本編で、夜空の星を眺めていた青年を思い出しました。宇宙人の少年と交流できたと思ったら、とても悲しい結末でしたが。
 一方アサヒはサキを呼び出し、自分が何者か分からないと打ち明けますが、当然冷たくあしらおうとするサキはしかしなぜか逆らえずに一緒にスイーツを食べることに。サキはアサヒの「ハッピーは必要」を友の言葉として覚えておくと言いましたね。なぜか悪に勝つ女といえば「オープ」のナターシャの一族。そろそろそちらのメインキャラの誰かが出て来ないかなと思います。その後ネロンガを倒す兄弟とアサヒを遠くから見つめるサキ、その手には「アメちゃん」が。ウルトラマンの地球でのソウルフードと言えばカレーでしたが、このアメちゃんは実に重みがあると思いませんか。イサミは第2話でなだめられてたし、カツミも「もったいなくて」と取っておいたし。
 それにしても、サキはもしやミオと同族では?「私こそがクリスタルの真の伝承者」とか言いそうです。「古き友の言葉」は本人に直接聞いたのであれば、かなり長い年月を地球で過ごしたことになりますね、ガイもタマユラ姫と旧知の仲のようなシーンがありましたし。
 さて、もうすぐハロウィンですが、ダーリンを貸してくれるならウルトラマンのコスプレを探して中継して欲しいです。クワトロMのTシャツ集団とかもいて欲しい。
 では、今夜はこれにて失礼いたします。ミオが出てくるそうですが、「アサヒは私たちの大切な家族よ」と言って欲しいです。
No.11820 - 2018/10/26(Fri) 23:41:59

ウルトラマンR/B 第17話 みんなが友だち 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:皐月 彩、監督:辻本貴則

 レイゴさん、藤子さん、皆様こんばんは、寒いくらいですが、関西では和歌山で地震、神戸は被害もなかったものの、ウルトラセブンに出てきたポートタワーは西日本豪雨災害でLEDが壊れて大変なのだそうです。
 まず、オープニングが前回から2番になり、そして今回はハロウィンヴァージョンで、youtubeで見ていた人には事故かと思った人もあるほどで、そして愛染マコトが正式に消えて、そして美剣サキが正式にアイゼンテックの社長になり、敵側(と単純なものではありませんが)のメインキャラクター交代は特撮・アニメでもよくあるものの、そして、今回はダダがユーモラスなキャラクターとして出て、ハロウィンのイベントに大御所様をピグモンが招待してしまい、すでに宇宙人によるイベントは終わって大変、これは、じゃりン子チエで、やくざが組開きパーティーにハッタリでテツを招待したようなもので、ダダの初登場、初代ウルトラマンの人間標本5・6はウルトラシリーズでもホラー描写の極致ですが、ここではギャグ的なもの、そして、ハロウィンがウルトラシリーズでテーマになるのはティガ以来、それもギャグもので、今回はダダとピグモンが登場して、アサヒたちはどちらも怪獣や宇宙人とは思わず、ハロウィンの仮装と思っているみたいで、最後のオチ、大御所様がアレ?というのは半分予想されたものの、アサヒはウシオに、君は誰と問われて、しかしそれも解決したものの、まだわだかまりもある模様で、そんな中で、アサヒが友達とハロウィンのイベントをする、他方、カツミとイサミはアサヒを慮り、そしてウシオはハロウィンの仮装であり、27日は町でもハロウィンの姿をした子供たちをたくさん見ましたが、ダダの企画?したイベントにアサヒたちが来て、そして、美剣サキも来るものの、二人は怪獣娘のガッツ星人の仮装であり、美剣サキは悪役というより、不思議なキャラクターであり、何より、初代ウルトラマンとベリアルのクリスタルを、アサヒを通してカツミとイサミに渡した意味はまだ不明、敵というより、不思議なキャラクターであり、アサヒと同年代のキャラクターではあり、このような中で、ダダとピグモンの不思議な世界ではあるものの、ダダは本領発揮?で悪事?をしようとして、カツミとイサミが来て、ダダの巨大化とともに、二人は変身するものの、イサミがルーブジャイロと探知機を間違えるあたりは、初代ウルトラマンの、スカイドンでの、ハヤタがベータカプセルとスプーンを間違える系統のもので、そして、ダダはギャグ的なバトルで、イサミ、ブルの頭に火が付くのは、ゾフィーがバードンに敗れる展開へのオマージュか、愉快なもので、そして、ダダは、初代同様にミクロ化機を使うものの、それをブルがはねのけて、駐車場にある車に当たってしまい、ミニカーになってしまうのはギャグとしても秀逸で、結局、ミクロ化機の逆転で、ダダが等身大にもどってしまう様子は痛快でした。そして、ブルだけでなく、ダダも水で火を消す描写、これは第8話のオーブダークが手を洗う展開に通じて、同じ辻本監督の配慮でしょう。
 そして、ダダが、大御所様と言っていたのは、何と快獣ブースカ、オリジナルは初代ウルトラマンと同時期の作品で、異形のキャラクターがごく普通の家に紛れ込む、藤子不二雄先生の展開のルーツで、ブースカはドラえもんのルーツ的なものもあるものの、ブースカはウルトラシリーズには、ダイナのオリジナルビデオに出たのみで、これはどちらも故・原田昌輝さんが監督のためでしたが、当初、巨大怪獣かと思わせて、実は等身大、というギャグ展開で、今回のブースカの声を当てられた富永みーなさんは、子役時代に、ウルトラマンレオで、トオルの妹、カオル役で出て、しかしレオ40話でシルバーブルーメに殺されてしまい、それ以来約43年ぶりのウルトラシリーズへの登場、今はベテラン声優さんとして各方面で活躍されて、威厳?のあるギャグで、ダダをミクロ化して、初代ウルトラマンに出た標本カプセルに閉じ込めてしまう展開は痛快で、実に楽しく、ウルトラシリーズではギャグものも多々あるものの、これは愉快な世界ではありました。ブースカはウルトラマンと怪獣の戦うのは悲しいと語り、怪獣とウルトラマンは戦うのではなく、仲良くしてほしいという意味で、これもウルトラシリーズで続けられたものですが、ともかく、大御所様がブースカというのは読めたとしても、痛快な展開で、今回は誰も犠牲にならないいい展開でした。
 ところが、美剣サキがアイゼンテック社長になり、重大発表、2ヶ月後に地球滅亡という展開、1300年ぶりに怪獣が襲撃して、撃退作戦の後は地球滅亡?ところが、ギャグ展開のあとに衝撃的なもので、来週はメフィラス星人など出て、これも楽しみです。
No.11821 - 2018/11/02(Fri) 19:57:08

第17話 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
 思わず「あ、よいよいよい♪」と踊りたくなるようなオープニングの前に「アサヒに彼氏なんて」とオヤジ心発言の兄、それをイジる弟。そんなことするからカレースプーンネタにトサカ炎上にとバチが当たるんじゃないの(笑)…しかし気になるのはやはりサキの言動です。突然自分から屋敷に現れ、アサヒに過去を話す彼女。「負けて星になった」身内の敵を取るために誰かの手が必要らしいですね。1300年前に地球の外で何があったのか、それが分かるのはこれからですが、そのために地球を犠牲にしようとは、どこかハンターナイトツルギのようです。姓が美「剣」ですし。ウルトラワールドはいくつものパラレルワールドで展開する話ですから、どこで繋がっていてもおかしくありません。アサヒも別の世界では本当に湊家の娘で、そこから連れて来られたとか。とにかく私は彼女が「期間限定の仮の存在」でいて欲しくない。用が済んだら皆の記憶から自分を消して去るなんて展開はつらいです。せめて別れの時が来ても「超ウルトラ8兄弟」の赤い靴の少女のように、自分で時空の壁を超えられる存在であってほしい。それと、ガイが出てくるなら、一度愛染マコトと会って欲しいです。まだ中にチェリーザが残っているとしたら、助けて欲しいし、自分探しの旅に出た彼に「帰る場所」を作れ、と言って欲しくなりました。
 では、今夜はこれにて失礼いたします。
No.11822 - 2018/11/02(Fri) 23:21:17

ウルトラマンR/B 第18話 明日なき世界 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:勝治京子、監督:神谷誠

 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは、神戸は暖かい11月ですが、いかがですか?
 第18話、まず、オープニング、ブースカはタヌキではなくイグアナの仲間というのは、随分以前にムック本で見たことはあるものの、ブースカの体型ではタヌキであり、大爆笑、そして、今回はサブタイトルからシリアスものかと思いきや、前回のラストで美剣サキが地球爆発を語り、それでアイゼンテックの株価が乱高下という面白い展開で、町の声として様々なインタビューがあると、宇宙人のバド星人、ナックル星人などがどさくさ紛れに出てきて、ウルトラシリーズだと、Qの宇宙指令774で、地球には様々な宇宙人がいると示唆されて、その後オーブにも、エックスにも様々な宇宙人がいてネタとなったものの、そして、今回の主役?メフィラス星人とザラブ星人は、テレビ局のスタッフの設定で、それも宇宙に放送?する番組の模様で、チブル星人の上司?から視聴率を取れと命じられて、テレビ局の視聴率ベストテンも貼られて悪乗りであり、その中で、ウシオの正体をウルトラの父と思い込んでの悪乗りであり、監督の神谷誠さんは平成ゴジラの特撮をされて、ウルトラシリーズの監督は初めてですが、川北紘一さんや樋口真嗣さんの弟子、メビウスではバルキー星人の声をするなど、ウルトラシリーズとの縁もある方で、そして、ザラブ星人が悪乗りで、メフィラス星人もザラブ星人も今まで悪役として鳴らしたものの、ニュージェネレーションシリーズではわれら星雲のように、かつての悪役が善玉とは行かないものの、ユニークな存在になる例もあり(オーブの、ニセモノのブルースもそう)、ザラブ星人が偽美剣サキの巨大化のイメージ映像を見せてくれて、テレビ局と視聴率のことは、今も厳しいものがあり、友人のジャーナリストの方によると、テレビ局ではどの番組がどれだけ視聴率を取ったかと貼り紙がされるもので、このような視聴率ランキングの張り出しは現実であり、視聴率が取れないと打ち切りというのは、皆さんには様々なテレビ番組であることはご存知と思いますが、アニメだと、ヤマトとガンダムの1作目もそれですが、スポンサーが降りるというのもよくあり、このテレビ局の現実をうまく悪乗りネタにして、情熱惑星というタイトルは情熱大陸のパロディとおもいますが、メフィラス星人とザラブ星人がテレビ局のスタッフ、クワトロMに乗り込み、ドキュメンタリー番組?を作るとしての悪乗り、イサミの感知器に、カメラで怪獣の反応とあり、このカメラはザラブ星人が初代ウルトラマンに出てきたときに持っていた機械を使っているもので、この回は悪乗りがうまく行き、エックスのXIO24時的なノリで、ダダがモザイクをかけられて、ウシオがウルトラの父というあたり、モザイクが全く無意味なのが楽しく、そしてメフィラス星人とザラブ星人が乗り出して、アサヒを拉致したと言うものの、とらわれたアサヒは予想通りザラブ星人が化けたものですが、これ、ウシオと、カツミとイサミが飛び出した後で本物のアサヒの出る展開は吉本新喜劇的なノリ、そして、ウシオが地球爆弾を解除するのも6分以内というもの、しかしアサヒはザラブ星人でもウシオは助けようとして、そしてメフィラス星人は巨大化して、メフィラス星人はニュージェネレーションシリーズにもよく出るものの、巨大化はメビウス以来で、カツミとイサミがロッソとブルに変身して、バトルは悪乗り、メフィラス星人は音波で兄弟を苦しめるものの、容易に断たれて、そして様々な展開の後で、トリプルオリジウム光線で攻撃するものの、これは撃滅したのではなく、懲らしめた模様で(ザラブ星人は倒していない)、そしてウシオは青い線を切るのか、赤い線を切るのか、時限爆弾解除の定番であり、そしてTシャツの色で青と決めて成功、これはパターンでも見せてくれるものでした。
 こういう、悪乗りもの、昭和だと悪ふざけと批判されたことも多々ありましたが、平成ウルトラマンでは昭和の反省もあり、面白い展開を見せてくれて、そして、美剣サキは、地球を爆破すると言うものの、来週はキングジョー単体が久しぶりに登場して、美剣サキは単なる悪役ではない模様で(ジャグラー的なものか?)、今後も楽しみです。

 昨年円谷プロの社長になられた、ディズニーから来られた塚越隆行さん、ネットのインタビューに出られました。今まで記者会見などなかったので貴重です。
https://spice.eplus.jp/articles/215523
 聞き手は科学特奏隊のタカハシヒョウリさん、塚越さんがこういうインタビューに答えられるのは初で、何しろ、塚越さんはディズニーの重鎮、スタジオジブリならともかく、円谷プロに来てくださるのは素晴らしいことで、そして円谷英二さんとウォルト・ディズニーさんが同い年とは驚き、塚越さん率いる円谷プロに、世界に羽ばたくウルトラマンを作ってほしいです、ウルトラファンは応援しています!
 なお、毎年秋とクリスマス、神戸空港にウルトラヒーローが来ていたのが、神戸空港民営化でなくなり残念です、神戸のウルトラマンショップでセブンと記念撮影するのに行こうかと思っています、皆さんお元気で。
No.11823 - 2018/11/09(Fri) 19:13:05

Re: ウルトラマンR/B 第18話  / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
 ここまでテレビ業界の裏側見せていいんかい、と苦笑しました。私でもわかるパロディー満載で楽しかったんですが。しかし地球が無くなると聞いて、今のうちに子供を連れて遊びに行こうかなとか、ランドの閉園みたいに言わないで…軽く扱われる恐ろしさ。これまた世相を反映した話です。私が幼いころは、特撮やアニメの設定は完全な別世界でしたが、今では実に身近に感じます。主人公も一般人として働いていたり、学校に行ったり、家族はそれぞれを思いやりつつ喧嘩したり。どんな物語にも、日常があるのです。時には戦いのシーンよりもそちらを楽しみにしている今日この頃。日常の幸せを守り切るのが真のヒーローということは今までにも作中で語られていました。サキもそこに気づきつつあると思いたいです。次回予告でもアサヒを救おうとしていましたから。しかし、ダーリンは何者でしょうね。まさかこちらにチェリーザが入っているとか。
 では、今夜はこれにて失礼いたします。皆さんも蒸し暑い晩秋に体調を崩されませんように。
No.11824 - 2018/11/09(Fri) 23:25:54

ウルトラマンR/B 第19話 善人と悪人 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:武上純希、監督:神谷誠

 まず、ダーリンがハッキングされて美剣サキに叛旗を翻して、当初アサヒにもらったサングラスを否定して、ハッキングしたのはチェレーザか、それとも今回名前の出たルーゴサイトか?そして地球防衛軍の兵器としてキングジョーが出現、今回は分離・合体のシーンはなかったものの、地球防衛軍のためと言うと、平成セブンの設定を思わせて、そしてアサヒをとらえて、10分以内に救出しないと死んでしまうという展開で、マックスに出たキングジョーは操縦者を設定したものの、メカゴモラにカオルがとらわれた設定より切迫して、そして美剣サキは、ダーリンの反抗にふざけた真似をと吐き捨てて、カツミとイサミと協力することになり、結局、アサヒ救出で両者は一致して美剣サキは敵側のキャラクターであるものの、このように共闘することになり、特撮でもアニメでも、敵対するものが一時的に協力する例はあり、近年のウルトラシリーズだと、オーブのジャグラーは最終的にガイの仲間になり、他方ジードのケイは最後までベリアルに忠誠を尽くして、美剣サキはどのようなものか分からず、そしてカツミとイサミの行動は異なり、カツミはロッソに変身してキングジョーと戦い、美剣サキと協力、これ、ロッソは2つのCMの前に変身して、もう3分っているぞというツッコミはあるものの、このような例、ミラーマンだと後半、CM前に変身して、後半はずっと戦うパターンもありましたが、ウルトラシリーズではコスモスのギギvsゴンくらい、しかし今回のキングジョーは強く、まずバリアーを使うのはキングジョーでは初めて、ゼットン的な前半で、ロッソの上に馬乗りになり攻撃する展開は、セブンの神戸ロケ前編のラスト、六甲山の上でキングジョーがセブンを圧倒するシーンを思わせて(エックスでも同様の展開あり)、他方イサミはダーリンのハッキングを解除して、二人が協力してキングジョーにとらわれたアサヒを救おうとして、ダーリンのハッキングは意外と簡単に解除されて、他方、美剣サキはアサヒを救うために、1300年前にルーゴサイトが惑星を飲もうとして、O-50(オーブのオリジンサーガの舞台)から来た3人の戦士に阻まれたエピソードを語り、しかしルーゴサイトは倒されたのではなく、1300年軌道に戻しただけであり、アサヒと美剣サキの関係は特異なもので、敵のキャラクターと友好関係にある主人公側のキャラクターが存在するのも面白く、ウルトラシリーズでは、ギンガSで、前半敵側のワンゼロが見捨てられて、後半マナとして主人公側のキャラクターになった例もあるものの、敵か味方か不明なキャラクターも、例えば仮面ライダーV3の後半に出たライダーマンは最初V3の味方ではなく、その後共闘するのですが、今回の美剣サキの行動は面白く、何とかアサヒを救出して、そして後半、イサミもブルに変身して、しかしキングジョーは強く、ロッソとブルは、熱攻撃と冷却攻撃のルーブスラッガーで装甲を破壊して、ルーブになって、止めを刺す展開は素晴らしく、ともかくとして、キングジョーの強さを強調する展開は圧倒的ではあり、ダーリンが怪獣拘束システムで止めて、ルーブによる必殺技で倒すところは、神谷誠さんの特撮も素晴らしく、堪能しました。
ところが、美剣サキはダーリンに銘じてルーブを攻撃させて、そして変身解除で、カツミとイサミのルーブジャイロを奪い取る展開は唖然、ニュージェネレーションシリーズでは、エックス以外で全て変身アイテムを敵に奪われる展開になり、今回のサブタイトル、善人と悪人、美剣サキは例により、古き友は言った、彼らがなす最大の害は人々を善人と悪人に分けてしまうこと、これもオスカー・ワイルドの言葉であり、もちろん、善人と悪人は容易に分けられるものではないですが、これは衝撃的、そして変身アイテムを奪われるのは、昭和だとセブンで3回、初代ウルトラマンは奪われることはないものの、良く落とす展開で、平成だと変身アイテムを奪われるのはティガ、コスモス、マックス、ギンガにありますが、R/Bだと、第9話でオーブダークを圧倒してオーブリングNEOを奪い、10話では逆、そして今回と様々な展開があり、美剣サキは、ルーブジャイロはお前たち偽物の持つものではないと語るもの、これは愛染マコトが、ロッソとブルは本来のウルトラマンではないと語り、御剣サキも素人ウルトラマンと酷評するなど(未熟なウルトラヒーローキャラクターはいたものの、素人と酷評されたのはシリーズ初)美剣サキは変身アイテムを奪って何をするのか、コメディ的な展開からシリアスになってきて、今後のR/B、楽しみです。
 なお、17日に、私の友人で和歌山信愛女子短期大学の伊藤宏さん、元共同通信の記者さんで、故・黒田清さんのお弟子さん、ゴジラと憲法を新聞に書かれて宝田明さんからお手紙をもらった人、地元の和歌山でゴジラと原子力というテーマで講演をされます。ゴジラや特撮の大ファンで、ゴジラのコレクションもあり、講演でそれらを並べるそうです、また伊藤さんがスタッフを務める新聞うずみ火(黒田さんのお弟子さんたちによるミニコミ誌)でも再録されるとのことです、特撮ヒーローが本当に社会に定着してうれしいです、寒くなります、お元気で。
No.11825 - 2018/11/16(Fri) 19:34:49

Re: ウルトラマンR/B 第19話  / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
 ダーリンのセキュリティはどうなっているのでしょう。サキにあっさり寝返ったかと思えば、今度はハッキングされるとは。いや、全ては芝居であって、実は本当の主人の命令に従っているとか。解除のためダウンする直前の「恐い…」は2001年宇宙の旅のハルでしょうか。
 それと、三人の戦士の中にグルジオボーンらしきものが。ゴモラやセブンのカプセル怪獣等、ウルトラマンと共に戦う怪獣は今までにもありましたが。1300年間、サキは仲間も作らず仇討の時を待っていたようですが(古き友はその時限りで、ずっとそばにいる人はいなかったらしい)、兄達が守ろうとした星を破壊してまで敵を倒しては意味がないはず。人間に愛想をつかすような嫌な経験でもあったのでしょうか。カツミ達を素人、偽物と言うのも気になります。湊兄弟が全く無縁であるならジャイロを使えるわけはないはずですし、1300年間の間にジャイロとクリスタルの行方を色々と調べていたでしょうし。謎は深まるばかりです。
 では、今夜はこれにて失礼いたします。急に冷えてきましたので、風邪などひかないようにお気をつけて下さいね。
No.11826 - 2018/11/19(Mon) 23:26:58
ウルトラマンR/B 第8話 世界中がオレを待っている 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:中野貴雄、監督:辻本貴則

 皆様方お待たせしました(私も様々なことがあり、その後医者通いの連日です)、ウルトラマンR/B、レビュー、第8話は冒頭、超獣アリブンタ出現で、カツミとイサミが怪獣と呼び、愛染マコトが超獣だというシーンなど定番ですが、アリブンタを倒したロッソとブルがポーズを取り、アサヒたちと写真を撮るのは、SNS時代のたまもので、私もウルトラヒーローのイベントに行き一緒に写真を撮りますが、これを見て逆上するのが愛染マコト、このシリーズ、愛染マコトのキャラクターは、オーブのジャグラー、ジードのケイの位置にあり、日本を代表する脚本家、三谷幸喜さんの息子さんもR/Bをご覧になり、愛染マコトはやはり悪い奴と感じるほどですが、しかし、ジャグラーやケイは美形的な要素(ガンダムのシャアみたいなもの)があるのに、愛染マコトはコミカルな面もあり、悪役でコミカルなものは70年代のタツノコプロ作品、ガッチャマンのベルクカッツェなどにあったものの、エキセントリックなもので、これ、オーブのクリスタルを得るために被験者たちに危険を強いるもので、その正体は宇宙人、チェレーザが15年前に愛染マコトに取りついて、兄弟の母親、ミオとウルトラマンを研究するものの、ミオはルーブジャイロを持って行方不明であり、そして、兄弟を呼びだして、ウルトラ通信簿?を出す、こんなシーン、特撮、アニメを通して前代未聞であり、しかしその採点は愛染マコトの独断と偏見であり、ともかく、決め台詞や決めポーズなど、エキセントリックさ満開で、そして被験者たちの前でオーブとガイアの主題歌の一部を口ずさむなど、何かウルトラオタク的なものもあり、自分こそが本当のウルトラマンであり、兄弟はふさわしくないと決めつけるのは、ティガのマサキ・ケイゴ、イーヴィルティガの要素もあり、そして自分の自己満足のためにウルトラマンになるなど前代未聞、過去には、ニセウルトラマンは大半が地球侵略のためのものでしたが、このような、愛染マコトは地球制服の意図はなく、単に自分が目立ちたい、称賛されたい、これはマサキ・ケイゴにも共通するものの、エキセントリックで、極端なキャラクター、演じている深水元基さんも乗りに乗っている様子で、ともかく、今までのウルトラマン、どころか特撮、アニメを通してヒーローものになかったキャラクターである愛染マコト、それがウルトラマンオーブダークノワールショバルツ、全て黒を意味するもので、敵が主人公と同じ変身アイテムを持つのはオーブ、ジードと共通するものの、変身したら、兄弟の行動に因縁としか思えないイチャモンを付けて、ニセウルトラマンの歴史を変えたもので、R/B、カツミとイサミは町の平和のために戦っているのに対して、愛染マコト、オーブダークは自分が目立ちたいと戦うもので、そして、最近のウルトラマンはベラベラ喋りすぎだ、神秘性がなくなると語るのは爆笑もの、これは、ウルトラマンとは第1次シリーズのみ名作と思っている偏狭なファンへの当てつけみたいなものもあり(実は私も30数年前は、ウルトラシリーズは第1次シリーズのみ名作、後は駄作とちゃんと水に決めつけていました)、そしてオーブダークはロッソとブルを圧倒、ニセウルトラマンは本物より弱いと、70年代のウルトラマンのムック本にあったものの、その後、コスモスに出てきたカオスウルトラマンみたいに本物を圧倒するニセウルトラマンも平成では出てきて、そして、名乗りと変身の時に攻撃するのは反則などといい、兄弟をぶん殴り、手を洗うなど、偏執的なものもあり、それでいて、嫌みなものより、あまりのエキセントリックさにビックリで、そして兄弟を圧倒して、第8話のみ見たら、これからどうなると思うほど、愛染マコトのキャラクターはともかく、これほど存在感があり、悪役の方が目立つ作品も、タイムボカンシリーズなどあるものの、この悪役の圧倒的な存在感にビックリです。
 また、特撮も凝っており、アリブンタ出現の際に、オリジナルを彷彿させる様子や、オーブダークに圧倒される兄弟の様子、辻本監督も尽力されており、ギンガ以降のニュージェネレーションシリーズについて、様々な批判(というか、おもちゃを売るために作っているとの文句)があっても、ともかく、6年連続してこうしてシリーズを続けているから、様々な展開も可能になり、今回はオーブ以降の特捜チームのない設定でも、オーブのビートル隊やジードのAIBのようなものもなく、兄弟のみが活躍する設定であり、次回の兄弟のリベンジ、兄弟は正統派の熱血ヒーローであり、これは楽しめました。
No.11804 - 2018/09/22(Sat) 10:34:55

Re: ウルトラマンR/B 第8話 世界中がオレを待っている 考察 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。ジョーさん、お帰りなさい!!
 女子高生と写真撮るって、カツミ、そんなんでイサミを叱れるかー!!まあ、年頃の男子だけどさ…。
 それはともかく、マコッちゃんがスチャラカチャラリーなのは世を忍ぶ仮の姿だと思っていたかったのに、憑りついているチェリーザのせいでしたか。また深読みが外れた(泣)それにしても15年、ハヤタは一年で済んだのに、上手く分離できたとしても、「愛染マコト」の人生リハビリは大変ですね。そこはミオの一族に頼れるといいのですが。アイゼンテックも残さないと、社員はもとより関係先も痛手を被りますし。
 すいません、本題に戻ります。チェリーザの子供じみた夢のために踏みにじられる人間たちを守ろうと戦う兄弟でしたが惨敗、勝ち誇るオーブもどき。(フルネームが長すぎるので、以下これで行きます。)最近、こんなナルシストが多く目に付きますよね、これも世相を反映しているのかも知れません。もしジャグラーがこれを見たら、オーブもどきに「だっせー」、兄弟に「二人で半人前かよ」と嗤うかも知れません。
 では今夜はこれにて失礼いたします。季節の変わり目は体調を崩しやすいので、ジョーさん、無理なさらないでくださいね。
No.11805 - 2018/09/25(Tue) 23:19:52

ウルトラマンR/B 第9話 ウルトラマンの名のもとに 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:小林弘利、監督:辻本貴則

 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは、私は昨日の検査で全く異常なしで安心しました、これからまたウルトラシリーズをしっかり見られそうです。
 後編は兄弟のリベンジ編、カツミがコールドゲームと語るほどのもので、R/Bはぼろ負け、ニセウルトラマンにこれほど圧倒されたのは、コスモスがカオスウルトラマン・カラミティに圧倒されて以来であり、しかし、愛染マコト、オーブダークは正義の戦士ではなく、単に自分勝手であり、そんな兄弟をよそに、ウシオはTシャツの売れたのに感涙(それも主題歌スローアレンジBGMをバックに)そして敗北した兄弟は特訓、これはレオを思わせるもの(ルーツは帰マン第4話)ですが、これは特訓としても、途中からアサヒも見守るもので、シリーズを見ていると、妹と父親は二人がウルトラマンであることに気づくパターンかと(熊城監督は、カツミがウルトラマンだと気づいていた模様)思われて、カツミとイサミの特訓は70年代的なもので、今見ると無意味なものもありますが(レオで行われていた特訓は、今ではナンセンスなものです)、しかしその成果として、ビクトリーのクリスタルを得るもので、これはアサヒが何者かに導かれての結果で、これが成果ではあるものの、兄弟の使命感がニセウルトラマンを上回ったことを意味するのでしょう。
 他方、オーブダークは墜落しそうなセスナを救う、女の子が赤い風船を失いそうになるのを助ける(映画、ティガ・ファイナルオデッセイへのオマージュ)はオーブダークの自作自演であり、悪役が自分の映えるようにとのものは、初代マンでザラブ星人が地球の宇宙船を救ったと見せかけて、実は侵略であったこと以来多くあり、これに兄弟が気づいて、オーブダークにリベンジ、圧倒的に強いオーブダーク、なぜオーブなのかは、オリジナルのオーブとの関係もいずれわかることでしょうが、これは、サブタイトルの、ウルトラマンの名のもとに、要するに、誰かを守りたい、助けたいからのウルトラマンであり、自分勝手なオーブダークと異なり、特訓の成果もあり、そしてビクトリーのクリスタルの力でダイナマイトを封じて、その後ブルがとどめを刺し、ウルトラマンの存在意義は誰かを守るためで、第7話のヒーロー失格、ここではイサミが変身できなくなる、過去に、ウルトラマンの力に慢心して変身できない例(帰マン2話とダイナ第3話)があるものの、この回ではカオルを守りたいとしてイサミが変身できるようになり、これこそヒーローではあり、ヒーローを気取るだけのオーブダークとの違いで、今回はリベンジに成功するもので、これはヒーローものの定番です。そして、オーブダークを倒し、オーブリングNEOを奪い変身できないようにするものの、これが次回また火種になるとは、この時は思いもよりませんでした。
 …が、愛染マコトのエキセントリックなものは健在であり、クリスタルをぶちまけるものの、次回に出てくるホロボロスのクリスタルを見つけてニヤリ、これほど懲りない悪役も面白いもので、愛染マコトのエキセントリックなウルトラマンへの偏執ぶり、唖然ではあるものの、このような悪役がウルトラシリーズに出るとは思わず、メイン監督の武居さん、ホームコメディをと言われて、過去にウルトラシリーズでコメディを前面に出して成功した例はないものの、R/Bではコメディだけでなく、シリアスなドラマもあり、ヒーローの存在意義を問うもので、さらに様々な要素もあり、今後も楽しみです。
No.11806 - 2018/09/26(Wed) 19:19:50

Re: ウルトラマンR/B 第9話 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。ジョーさん、結果異常なしで何よりです。
 特訓シーンは懐かしくて。ぶら下がる木片を打つというのは時代劇でよく出てました。どう揺れるか分からない(後ろからゴーン!というのはなかったけど)のを確実にヒットするのは難しいですよね。しかし、やはり退屈するアサヒ。ふと何かの気配を感じて霧の中へ…。やっぱりミオの血ですね。おかげでビクトリーのクリスタルを手に入れる兄弟。そして遂にリベンジマッチ。戦う理由は誰かの悲鳴が聞こえるから、と言うイサミ、これは帰りマンの「轟く叫びを耳にして」を思い出します。(あの、叫びというのは怪獣の咆哮かもしれませんが私は人間達の悲鳴だと思っています)ヒーローが愛されるのは誰かを守るために戦うから。そこを理解しないチェリーザは始末に負えませんね。
 ところでイサミとゆうはの甘酸っぱい話にまでケチをつけた時、「あれー、ヒーロー物には不可欠だと思うんだけど、ひょっとして妬いてるー?(笑)」と思いました。元祖オーブにもそういう話はあったのに。
 では、今日はこれにて失礼いたします。
No.11807 - 2018/09/27(Thu) 11:26:48

ウルトラマンR/B 第10話 湊家の休日 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:勝治京子、監督:武居正能

 レイゴさん、藤子さんこんばんは、台風24号が心配ですがいががでしょうか。
 今回のルーブでは、前半のクライマックスは3部作、オーブ、ジードともに11,12話が前半のクライマックス(中間の強化形態登場)でしたが、これ、サブタイトルでは番外編みたいで、湊家がピクニックに行くというものの、後半はシリアスな展開もあり、これはオーブでギャグとシリアスを共存させた延長線上にあるものです。
 まず、冒頭にゴメスとの対決、R/Bは、カツミのロッソが、前回愛染から奪ったオーブリングNEOを使用してスペリオン光線を発射するなど活躍して、綾香市の市民に称賛されて、それを見て愛染は激怒、この愛染マコト、想像を絶するエキセントリックな存在であり、それでいて愛嬌もあり、そして、ウシオはピクニックを計画、実行するものの、それも15年前に行方不明になったミオの思い出のため、さらに、ピクニックというものの、行った先はアイゼンテックの関係地、アイゼンテックはこの綾香市で絶大な存在感を持つものではあるものの、この中でミオが行方不明になる前に、家族でここにピクニックに来て、ところが、当時、赤ちゃんだったアサヒがこれを覚えているのは、何とも面白い世界ではあり、さらに、ウシオはカツミとイサミの変化に気づいている模様で、これはおそらく、二人がウルトラマンであることを気づいている節もあるものの、家から出ていくという表現にして、そして、ウシオはTシャツをいろいろ作り、セレクトショップの店主ではあるものの、ユニークなキャラクターではあり、カツミとイサミがこの中で一番常識的?なものは面白いです。
 そして、ピクニックの中で、ウシオは愛染マコトに会い、もちろんカツミとイサミにとって愛染マコトは敵、しかし、この時点で愛染マコトの正体を知るものはなく、ジード7話のサクリファイスの時点での伏井出ケイの位置付けと同じ、しかし愛染マコトは、綾香市の人々にとって地元の大企業の社長で尊敬を集めていて、それで、カツミとイサミを呼び出して、前回確保したホロボロスのクリスタルを出し、さらに、ルーブジャイロを愛染マコトはカツミとイサミの前で見せて、これで、3作続けて敵のキャラクターが主人公と同じ変身アイテムを持つことになり、それで、カツミとイサミはロッソとブルになりホロボロスに向かうものの、ホロボロスは強く、オーブでのマガオロチ的な位置付けであり、ロッソは奪ったオーブリングNEOでゼットシウム光線を放つものの、通用せず、しかしゼットシウム光線はサンダーブレスターの必殺技で、これは驚き、そして、愛染マコトはいきなり必殺技を使うのは邪道と抜かす始末で(まあ、ヒーローもののお約束ですが)、ホロボロスの猛攻にブルは敗退、さらにビルが倒れて、ウシオとアサヒが下敷きになりそうになり、カツミ、ロッソは守るためにビルを支えるものの、これを、愛染マコトは家族を守るために犠牲になるのは本末転倒と言うもので、これはもちろん、ヒーローは誰かを守るために戦うもので、家族を守るために、を否定するのは、この愛染マコトは本当に特異なキャラクターではあり、そしてロッソも敗退して、そして愛染マコトはオーブリングNEOを奪い返して、どちらが本当のウルトラマンかとうそぶくなど、このキャラクター、ウルトラマンになりたい、目立ちたいというもので、もちろんこんなことはヒーローとしては邪道、しかしそれでも愛染マコトはオーブダークになり、ホロボロスと戦うものの、このウルトラマンR/Bはヒーローの存在意義、戦うのは何のためか、を考えさせて、愛染マコトは悪役でも、ケイやジャグラーのようなものとも異なり、今後が楽しみです。
No.11808 - 2018/09/28(Fri) 19:19:31

Re: ウルトラマンR/B 第10話 / 藤子
 皆さんこんにちは。我が家は台風対策が半分済んだところです。午後から食料買いだめに行きますが、皆さんも早めにどうぞ。
 父親が神妙な顔つきで呼んだら「倒産か」と息子に心配され、なんだかかわいそうな父親。こんなに家族を愛しているのに、親の心子知らず。親知らずTシャツよりそのネタだったら買うかも。(そして我が子に当てつけてやる!)出かけはしたものの、怪獣チェックばかりする弟に「今日は楽しもう」と、父親への気遣いを見せる兄。父親は息子たちが一人立ちの時を迎えたのかもと寂しく呟き、アサヒは家族写真の後、イサミが行方不明になった思い出を話す。あれ?確かに胎児時代からの記憶を持つ人はいるけど…。そして帰り道、マコッちゃん登場、彼に食って掛かる兄弟に「いい話」を持ちかける。やらしいねえ、それがヒーローなのー?と言っても彼には通じるわけがないですね。悪い意味でブレませんね。家族を助けるのが本末転倒だなんて。助けるべきを助けなかったら、称賛してくれる人が絶滅するかも知れないんですが。そしてオーブリングNEOを奪い返してアバヨですか。本当にオーブかぶれですね。
 ところでアサヒがオーブリングNEOを美顔器と言うのにショックを受けた私。ピザカッターにしか見えなかった自分の女子力の無さよ。
 では今日はこれにて失礼いたします。
No.11809 - 2018/09/29(Sat) 11:10:25

ウルトラマンR/B 第11話 アイゼン狂騒曲 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:伊藤公志 監督:武居正能

 レイゴさん、藤子さん、こんばんは、台風24号は神戸ではそれほど被害はなかったものの、首都圏では電車が混乱するなどのようでしたが、お元気ですか。
 前回、R/Bに圧勝したホロボロスの前に、オーブダークが現れて対決、これはダイナの、死闘!ダイナ対ダイナで、グレゴール人の化けたニセダイナが自ら償還した怪獣に圧勝するのに通じて、そして戦闘シーンを今回、ダーリンに中継させたものですが、グレゴール人も自分の戦いを中継させており、人々はオーブダークの戦いに喝采を送るオーブダークはホロボロスを倒したと見せかけて(これはオーブダークがホロボロスの胸に手を当てると制御できる模様)、その後、綾香市の人々にとって愛染マコトは著名人、ヒーローであり、前回の予告編を見たら、愛染マコトは自分がウルトラマンと正体をばらすのかと思いきや、そうではなく綾香市の人々の喝采を浴びるもので、カツミとイサミがこいつは悪だというものの、綾香市の人々には通じず、ニセモノヒーローは無数にいたものの、このように市民の喝采を浴びたニセモノは珍しく、ヒーローものでは悪の方が説得力のある場合もあり、ティガの、悪魔の審判ではキリエロイドの洗脳で市民がキリエロイドを正義、ティガを悪だと見なす展開もあり、これはイルマ隊長の息子、トモキがティガを信じて逆転するのですが、今回はカツミとイサミにはつらい展開でした。
 そして、人々に理解されず、カツミとイサミは落ち込むものの、それでも綾香市を守るために立ち上がろうとするのは素晴らしいもので、もちろんヒーローはこうあるべきではあり、二人が缶コーヒーを飲みつつ、決意する当たり、ヒーローは孤独なものもあり、スパイダーマンもそうですが、その一方で、愛染マコトは性懲りもなく自分が目立つため怪獣ベゼルブを召喚して(その前にオーブニカのメロディを口ずさみ、ラムネを飲む、愛染マコトとオーブの関係は気になります)、そして自作自演の戦い?もちろんこれをカツミとイサミが許すわけはなく、二人もロッソとブルに変身して戦い、二人はオーブダークを倒すとそこに主題歌もかかるものは燃える展開で、空を飛びまくるベゼルブに、ロッソはアクアとなってこれを打ち落として、グランドとなったブルが止めをさし、そして、次いでオーブダークを追い詰める、という時に、謎の女性が、4つ目のルーブジャイロにホロボロスのクリスタルをセットして召喚し、当然カツミとイサミはこれを愛染マコトの仕業と見るものの、このような予想しない敵の出現は驚きのもので、これ、カツミとイサミの兄弟はオーブダークやホロボロスだけでなく、第4話のレッドキングの第1ラウンドも最初は負けて、敗北するシーンも多く、昭和だと、帰マンは強さの描写に欠ける、レオは1回負けて特訓など批判されましたが、R/Bでは最初にウルトラマンの基本を描いて、その後のためで、敗北するのを続けてみてもヒーローが弱いとは思われず(帰マンだと、怪獣がつよいのではなくヒーローが弱く見えてしまった)、平成ウルトラでは、昭和作品の研究繰り返して、欠点をなくすようにしており、そして2013年のギンガ第1期以来6年続けて新作を続けて、新しい試みを盛り立てて、今後のウルトラシリーズも楽しみです。
No.11810 - 2018/10/01(Mon) 20:38:16

Re: ウルトラマンR/B 第11話 / 藤子
 皆さんこんばんは。こちらにとっての台風被害はいつまでも仕事が出来ないことです。片づけさえすんでないのにまた…。冗談抜きでウルトラベルがあれば。
 「そりゃないわー!!」湊父娘がオーブもどきに声援を送った時、叫んでしまいました。なんとなくこれはおかしい、と気づいてくれると思ってたのに、ルーブの動作が息子たちに似てるとか、そういうのが一切ないままでこのセリフ。しどい…。その後、ウルトラマンを応援すると兄弟に当てつけるマコッちゃん。私ヒヤヒヤしましたよ、彼が権力をもってすればあることないこと拡散して兄弟を追い詰めるのは簡単ですから。しかしそこは「ヒーローの美学」に反するのか、しないでくれましたが。その後ニュースで人気投票を見て怒りを募らせる兄弟。その時父が見せた新作Tシャツが「正義の“見”方」!!えっ、やっぱり気づいてくれてるの?どっちなのよー!その後コーヒーを飲みながら「ヒーローって何なんだろうな」愛染の話に乗ってしまおうかなどと自嘲するもやはり正義感が許さない!そして雪辱戦、オーブもどきが兄弟に続けざまに蹴られて「一男蹴ってまた次男」…えらいわ、こんな時にまで。兄が蟲にかましてから弟がとどめを刺し、いいところ取られて悔しがるもどきをシメようとする兄弟、それを見つめるアサヒ。その時、ホロボロスを拾った謎の女が新生ホロボロスを出現させた!!「私じゃない」と慌てるもどき、「たたた、立った?」緑の雷を放つ異様さに圧倒される三人。ジャイロ次第でクリスタルの中身を強化させられるのでしょうか。気になります。
 では今夜はこれにて失礼いたします。皆様、台風対策はしっかりと。
No.11811 - 2018/10/03(Wed) 23:40:45

ウルトラマンR/B 第12話 俺たちの守るべきもの 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:武上純希、監督:武居正能

 レイゴさん、藤子さん、こんばんは、藤子さん、台風で大変であった模様で、神戸は、台風21号は上陸したのにそれほど被害はなかったのですが、いががですか?
 今回は濃厚な内容、まず、前2回で愛染マコトに操られていたホロボロスが、謎の女性に操られて、愛染マコトに操られていた時は4足歩行怪獣であったのが、今回は2足歩行になり、このような例は珍しく、目も赤くなり、そしてまずオーブダークを襲撃、オーブダークはホロボロスを抑えようとして攻撃されて圧倒されて倒されてしまい、オーブリングNEOはアサヒのところに行く展開はショッキングなもので、、オーブダークがホロボロスにくし刺しにされてしまい、これはオーブがギャラクトロンにくし刺しにされる展開と似て、強いはず?のオーブダークの敗北は衝撃的、そして兄弟も歯が立たず、敗退して、そして兄弟はアサヒの前で人間態に戻ってしまうもの、これはガイア第50話で、ガイアとアグルがゾクに敗北して人間態に戻り、それをテレビカメラで世界に配信されてしまう展開に通じて、アサヒは、この回のラストシーンだと意味深いものもあり、そしてウルトラマンの正体が二人の兄と知る展開は、周囲の人間が主人公の正体を知るのは、ティガ、ダイナだと隊長が最終回付近で気づいて、ガイアでも隊長が中盤のクライマックスで知るものもあり、しかし今回は目の前で変身の解けるのがあり、これはウルトラシリーズ初の形です。
ホロボロスに惨敗した兄弟は病院に搬入されて、けがはそれほどでもないものの、衰弱している点など、カツミとイサミの兄弟は本当に綾香市のために戦い、ウシオとアサヒに助けられて、これだけ正義感と使命感の強いウルトラヒーローもユニークで、ウルトラマンが常時二人いると、相手を二人がかりで叩く印象になるのを防ぐために工夫しているというもので、しかし、二人で平和のために尽力するのには頭が下がります。
 さらに、謎の女性は再びホロボロスを出現させて、兄弟の入院している病院も危機になり、しかし、兄弟は町を守るために立ち上がり、いつもの服に着かえるのは、おそらく変身バンクを使用するためのものでしょうが、それ以上に、二人の決意を見せてくれるもので、そして二人はウルトラマンに変身して、縄文土器作戦、ロッソがグランドとなり、ブルがフレイムで攻撃するものの、全く通じず、ホロボロスに圧倒されて、ホロボロスはこれで10話以降ずっと出て、大変な実力の怪獣ではあり、そこに、二人の正体を知ったアサヒが、オーブリングNEOをもって駆け付けて、そして苦戦する兄弟にオーブリングNEOが託されるもの、これを得た兄弟は、スペリオン光線とゼットシウム光線を使い、最後はトリプルオリジウム光線でホロボロスを倒し、オーブ、ジードだと前半クライマックスの第12話は中間の強化形態登場(オーブでザンダーブレスター、ジードでマグニフィセント)であるのに、R/Bでは新たな敵の登場、そしてオーブリングNEOの様々な運命を得て、面白いものでした。
 そして、愛染マコトは大怪我なものの、そこに謎の女性が看護師として現れて、愛染が背中をかいているのを手助けする形で、オスカー・ワイルドの言葉を引用して、ほとんどの人間はニセモノだと、意味深い言葉を吐いており、これは愛染マコトと謎の女性は共闘するのか、今後の後半が楽しみです。
 そして、兄弟とアサヒはクワトロMに戻り、ウシオは怒り、ところが、ウシオは、15年前、一家で撮った写真を見つけるものの、その中に当時赤ん坊のアサヒがいないのを発見など(これは第10話の、湊家の休日の描写が生きてきて、伏線が貼られていたもの)、今後につながるミステリアスな展開もやってくれて、今後のウルトラマンR/B、楽しみです。明日は、大阪にウルトラヒーローのイベントに行きます。
No.11812 - 2018/10/05(Fri) 19:28:43

ウルトラマンR/B 第13話 秘密はイヤです 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:足立純一郎 監督:伊藤良一

 レイゴさん、藤子さん、こんばんは、神戸はまだ少し暑いです。
 今回、第13話はオーブ以来のニュージェネレーションシリーズでの総集編で、主人公の正体がばれるのは、前作のジードでも、モアを助けるためにリクが目の前で変身することもありましたが、今回は敗れて変身解除で正体がわかる、ガイアの第50話に近く、そして妹のアサヒは不思議な存在であり、前回のラストシーン、ウシオが、15年前に家族で撮った写真にアサヒがいないのを不審に思い、子供たちの昔からの思い出のものをチェックしたら、カツミとイサミのものはあるものの、アサヒのものはない、ウシオはやっぱりと語り、ネットでは、15年前に行方不明のミオとアサヒの関係を取り沙汰する向きもあるのですが、これは第1話から伏線が張られていたわけで、オーブ以降、半年の放映期間で様々な謎解きもする形(平成ライダーでもあったものの、この形で最終的に成功したのはネクサス)であり、謎が謎を呼ぶというものではないですが、ユニークではあります。
 また、謎の女性、美剣サキと言う存在、クリスタルを、初代ウルトラマンと、またもやベリアルのものが出て、ベリアルはジードの悪役として、そしてオーブでもサンダーブレスターに必要な要素であり、ベリアルは本当にオーブ以降、重要なインパクトを持つ要素ではあり、不思議な言葉を語り消えて、そしてラストシーンにグビラが出て、そして最重要は、ウシオがアサヒに対して、君、誰と言うシーン、この手の記憶改変はSFでは良くあり、ウルトラシリーズではネクサスのメモリーポリス、スペースビーストを見たものの記憶を消す(このルーツは謎の円盤UFOのシャドウ)、ウシオにとっては、自分の娘と思っていたものが異なっているかもしれない衝撃、このような展開はウルトラシリーズでは異例で、次回の14話に続く形で、単なる総集編ではなく、話のターニングポイントであり、シリーズ構成がうまく行われており、ウルトラシリーズ、このところ様々な批判もあるものの、少ない予算や時間でいいものをやってくれて、今後のシリーズに期待です。
 6日に、大阪のたかつガーデンというところでウルトラヒーローのイベントがあり、行ってきて、何とかウルトラヒーローと写真も撮ってもらいました。子供たちにクイズを出して、好きなウルトラマンは誰と聞くと、3,4歳の子供の一人が何と80と答えて、場内は大いに沸きました。80は関西では一度も再放送はなく(おそらく、80の地上波での再放送は82年にTBSで一度されただけ)、DVDが出るまで半ば幻の作品で、それを小さな子供が好きというのは素晴らしいものでした。
 そして、13日の土曜日、神戸のラジオ関西の名物番組、青春ラジメニア、アニメや特撮ソングをかける番組(19〜22時)は、ウルトラマンR/B特集、平田雄也さん、小池亮介さん、ボイジャーが出ます(大阪でのイベントの合間にラジオ関西に出られる)、以前にも今年2月にウルトラマンジード特集で濱田達臣さんが出ました。ラジコプレミアムでも聴けます、ぜひどうぞ!
 また、今後快獣ブースカがR/Bに出ると報じられて、今後楽しみです。
No.11813 - 2018/10/09(Tue) 19:23:22

Re: ウルトラマンR/B 第12.13話 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、遅くなりましてすみません。
 私、アサヒがオーブリングNEOを握りしめた時、彼女が変身するのかと思いました。兄に届けるだけでしたが。おかげで何とか勝利する兄弟。そして今までの戦いを振り返り、なぜ突然変身アイテムを使えるのか、監督の家宝がクリスタルなのか等と疑問点を並べる。母親は愛染に利用されたと思っている兄弟ですが、私は逆だと思っています。マコッちゃんの正体を知っていたからこそジャイロを開発させ、それを持ち出して一族に託したと。それにしても気になるのはアサヒの今後です。いつのまにか集団に入り込み、そして消える座敷童のようです。どうやら本人も記憶を操作されているというか、封印が解ける時がまだ来ていないのか。そして、全てが終わったら、皆の記憶から彼女は消えてしまうのではないか。なんらかの使命を担い、達成したら消えることを承知で来た筈がそこで居場所を見つけるも泣く泣く帰還、というパターンは様々な物語で見かけました。まだ決めつけるのは早いですが、心配です。
 では、これから第14話のチェックに行ってきます。みなさん、秋バテはこれからですのでお気をつけて下さいね。
No.11814 - 2018/10/09(Tue) 23:16:10
第4話 光のウイニングボール / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
 レイゴさん、ジョーさんがお帰りになるまでの間、私が感想を書くことを許可して下さってありがとうございました。色々と足りないけれど、頑張ります。
 野球チームの監督が引退すると知り、何とか一勝をささげたいカツミ。しかし何をやっても空回り、仲間と喧嘩してしまい、更にはレッドキングとの戦いで肩を負傷して落ち込んでしまいました。そんな彼の手当てをした監督が、先祖代々守ってきた宝を餞別にと取り出したのはなんとゼロ、セブン、Xのクリスタル!「然るべき者」って…。本当は全部知っていた人が味方側に、しかも物語前半に出るとは。
 そして試合当日、大事な局面の直前にレッドキングを呼び出すマコッちゃん、見つかるってば…。敵出現に迷い、試合を優先しようとするカツミを叱る監督に背中を押され、イサミの危機に駆けつけるも肩の痛みに苦しみます。そこへ監督が念力で「餞別」を!!スラッガーにゼロの「烈」を装着するも激痛に襲われる彼にブルがアイシング、ナイスサポート!!見事敵を倒しました。
 しかし試合終了には間に合わず、詫びるカツミを優しく労わる監督。彼には若武者の成長と生還が何よりうれしかったのでした。
 監督にはまた出てきて欲しいです。一族の使命を語るために。
 では、今夜はこれにて失礼いたします。
No.11797 - 2018/09/07(Fri) 23:40:27

第5話 さよならイカロス / 藤子
 続いて第5話の感想です。
 二宮ゆうは、ですか…もしや…。
 失敗続きで笑われても「羽ばたく」ことで飛ぼうとする彼女の芯の強さに惹かれるイサミ。彼女は本当に強いですね、期限付きとはいえ、親の反対を押し切って進学し、研究を続けたのですから。結果を出さずに終われない。そして完成したのが「折れない翼=俺たちの翼」。
実験場はフエナリ山。ここなら記録が伸びるかも、その根拠は巻き上がる風。これに上手く乗ればと。一度目は失敗しますが、再度挑戦という時にグエバッサー出現。兄弟は変身し、ゆうはとアサヒを逃がそうとしますが、ゆうはは風に巻き込まれてしまいます。しかし姿勢制御に成功!それに勇気づけられたブルはロッソとの水蒸気爆発技で風のクリスタルを入手、悔しがるマコッちゃん。自身の風に乗り敵の懐に飛び込み斬りあうも上空に逃げられ竜巻を起こされ、その時もゆうはの言葉にヒントを得て逆回転竜巻で相殺、ロッソと共に遂に撃破!!竜巻から解放され、晴れた空を舞うゆうは、彼女に寄り添うブル。やっぱりウルトラマンエースの夕子との別れの話がベースだー!!使命を果たして帰る夕子の微笑みは美しかった。ゆうはもそうでしたね。
 その後、彼女は親に従い大学をやめましたが、親の決めた婚約者=運命の相手という可能性もあるので否定はしません。昭和の名作漫画「はいからさんが通る」のように。
 では、今夜はこれにて失礼いたします。
No.11799 - 2018/09/10(Mon) 22:32:47

Re: 第6話 宿敵!アネゴ必殺拳 / 藤子
 メカゴモラと戦う兄弟、それを観戦して「美しくない」とか文句言いまくりのマコッちゃん。遂に「もういい、撤収!!」と消すもんだから、パンチ空振りで兄を殴ってしまう弟。その後慌てて帰宅したら怪しい占い師が来てるし。彼女に四人家族と言われてピクッ(怒?)とするアサヒ。それどころじゃないと騒いでたら、その占い師こそ宿敵コマ姐!出たー!!しかしなぜか嬉しそうな一家。そして始まる勝負というのが「あっちむいてホイ」。これ、結構燃えるんですよねー!!データ云々と言ってたイサミも完敗。でも、彼女がわざわざ来たのは寂しい子供たちが気がかりだから。また四年後にと言い残して立ち去った途端にマコッちゃん登場。そしてメカゴモラ再出現。しかし動かないので電池切れ?とか言ってたらコマ姐の声。とにかく戦う兄弟、敵の火球を止めるため三度も噴射口を突いてやっと止めるもブルの攻撃でコマ姐の悲鳴が。戸惑いためらう兄弟にロケットパンチ、スラッガーで立ち向かうも手を噛まれて電撃角突き、倒れるロッソ。その間も兄弟に呼びかけ続けるコマ姐。遂に切れたブル、スラッガーを出すもなお迷い、雄たけびをあげて刃を飛ばす!!「ああ、コマ姐を犠牲にしてしまった」と思っていたらロッソが水球で包んでくれていました。戦いすんで見舞いに行くカツミの後をとぼとぼとついていくイサミ。でも覗いてみたら元気なコマ姐。激辛ホットドッグに全然足りないと文句を言い、あっち向いてホイの再戦、しかしやはり負けるイサミでした。
 しかし、マコッちゃんに「敵はウルトラマン」と言われたことは覚えていないんですね。でもここではその方が安全です。
 では今日はこれにて失礼いたします。天気はまだまだ安定しないようなので、皆さんお体には気をつけて下さいね。
No.11800 - 2018/09/12(Wed) 14:59:22

藤子さん、第7話までよろしくお願いいたします / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは、私の事情で、ウルトラマンR/Bレビュー書けず、藤子さんに代打をお願いして申し訳ございません、ウルトラマンR/B、第7話までちゃんと見られておらず、第8話以降、家で録画してチェックしていますが、まだ多忙であり、第8話以降のレビュー、書けるのは今月末以降になります、藤子さん、第7話までよろしくお願いいたします。
 ウルトラマンR/Bは好評で、これはギンガ第1期以降実に6年も新作シリーズを続けているために、それまでのシリーズで困難であった作品の差別化ができるようになり、ニュージェネレーションシリーズはギンガとギンガSがイントロダクション(これで、それまでより少ない予算でいいものができるようになったのは大きい)、エックスでオーソドックスな作品をやり、そしてオーブ、ジード、R/Bとそれまでにない作品になり、ウルトラシリーズは水戸黄門のように同じものを繰り返すべきとの意見もあり、実際今まで初代マン、セブンの路線から差別化したシリーズは成功せず、結局オーソドックスな設定に戻っていたのが、オーブ以降、それまでにない路線であり、ネットでは毎回おもちゃを売るためにウルトラマンを作っているのと批判(というよりいちゃもんに近い)もあるものの、6年連続のシリーズは評価すべきです。
 そして、こちら神戸のお隣の明石市では、この夏に特撮のDNA展があり、私も何とか行けました、最終日は大盛況だったとのことで、ゴジラなどの展示は本当に素晴らしかったです。さらに、私の友人で、ジャーナリスト、黒田清さんのお弟子さんの伊藤宏さん、今は和歌山の大学の先生ですが、特撮映画、ゴジラのことも書かれて、先日毎日新聞にゴジラと憲法という一文を書かれたら、ゴジラ一作目の主役、宝田明さんからお手紙が来たのです。特撮は本当に底深いもので、その宝田明さん、8月の末にラジオの報道番組に出られて、満州からの引き上げの地獄絵図を語られて、宝田明さんのゴジラの姿勢の背景を知りました。
 しかし、日本列島は天変地異で、6月に大阪北部地震、7月に西日本豪雨災害、8月に台風ラッシュ、そして9月の台風21号と北海道大地震、私のいる神戸は、どれもそれほどひどい被害はなかったものの、台風の連続で、神戸より東、尼崎などは被害で友人宅は停電して、携帯電話のライトを頼りにカップラーメンを作ったほど、関西国際空港は水没して、知り合いが海外に行くのに困り、そして北海道大地震は震度7、ともかく、大変な状態ですが、皆様お大事に、お元気で。
No.11801 - 2018/09/13(Thu) 18:43:00

ジョーさん、お久しぶりです。 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。ジョーさん、ご多忙にもかかわらず来てくださって嬉しいです。第7話はこの下に書かせて頂きますね。
 しかし、本当に天変地異がこうも続くと不安になります。実は北海道に自衛隊員の親戚がおります。家族に「お父さん、行ってくるからね。大丈夫だからね。」と言い残し、現場に向かうのは辛かったろうと思います。何か起こるたびに身内は無事か、いやいや便りがないのはよい便りだと自分に言い聞かせています。直接連絡を取るのは、近い身内が優先ですから。
 では、これから第7話のチェックに入ります。みなさん、どうぞお体には気をつけて下さいね。
No.11802 - 2018/09/14(Fri) 23:09:49

Re: 第7話 ヒーロー失格 / 藤子
 皆さんこんにちは。遅くなりましてすみません。
 前回までのあらすじで、のっけからノリの悪いイサミ。地元テレビの「怪しいお店」紹介の生放送中に怪獣登場、すぐに行けないカツミ、イサミは「俺が10秒で片づけてやる」と言いながら構えるもスカッ。やっと駆けつけるロッソ、「何やってる」と敵をほっといて兄弟喧嘩、かまってもらえず「アンタサイテー、この甲斐性なし!!」とばかりにビンタして去っていく可哀想な敵。「チャンスだったのにー」と言うダーリンに戦いの美学を語るマコッちゃん。一方、変身不可の理由について喧嘩した後、イサミのうさちゃんスリッパを「アサヒのだろ」と指摘するカツミ。何があったのか聞いても言わないイサミを心配するのですが…。
 その後コマ姐の見舞いに行くとマコッちゃんが「ホイ」の相手をさせられて「10万年早い」と言われてて、カツミに「弟君は?」ギクッ!コマ姐たちに挨拶して出ていく時に怖い顔になるマコッちゃん。その直後、すぐに「どうした?」と聞くコマ姐鋭い。ここでイサミ回想、幼いころ二人で脚立で高い所へ登ろうとして怖いと泣き出したこと。そこへ駆け寄るカツミにやっと「怖いんだ」と打ち明ける。「自分はコマ姐を助けられなかった、カツ兄が助けてくれなかったら」と。それ見てキレたマコッちゃんがグルジオボーンをまた出した!イサミが嫌がるので「9秒で片づけてやる」と言って飛び出すカツミ、ビンタ返し!そこへ避難警報、コマ姐を探し、階段の踊り場で倒れているのを発見し、支えて逃げるイサミ、しかし外へ出ようとした途端、敵の尻尾がドカーン!瓦礫の下敷きになる二人、「やっぱりカツ兄がいないと」と泣き言をいうイサミに「情けないねえ、あんたは一人で乗り越えた」と笑う姐。実は脚立の一件を知っていたのでした。小さな弟が、足を滑らせた兄の手を掴んで助けたことを。ハッとした弟、気が付くと、兄が自分たちを庇って敵の火球を受け止めている!!遂に変身、飛び蹴りをかまして、兄に憎まれ口を叩き、じゃれあう二人。作戦会議してブルがティガの竜巻で敵を閉じ込め、ロッソがギンガの巨大な水球を叩きつける!上から首を回しながら眺めて「すげー」、敵は火を噴くに噴けません。そこを斬るブル、二人で光線を放ち敵を撃破!!
 戦いすんで、「兄弟Tシャツ」を着て去っていく不死身のコマ姐、四年後は勝ってやると宣言するイサミ。心の中で感謝する兄弟。その頃ヨレヨレのマコッちゃんに「お疲れ様です」と言うだけでアッサリ通り過ぎようとした社員、「いいねえ」と捕まって変な機械に繋がれてしまいます。その中央には「オーブもどき」が…。
 ところで、この話で思い出したのが「うず潮」という名の洗濯機とホームドラマの「ケンちゃん」シリーズです。昭和ど真ん中世代なら分かるネタ…。
 では、今日はこれにて失礼いたします。ジョーさん、お待ちしております。
No.11803 - 2018/09/20(Thu) 15:02:04
ウルトラマンR/B 第1話 ウルトラマンはじめます 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:中野貴雄 監督:武居正能

(1) 史上初、6年連続ウルトラマン新作シリーズ制作!
 まず、私、諸事情により昨年までのニュージェネレーションズのような詳細なものを書けないことをお詫び増します。しかし、これで2013年のウルトラマンギンガ第1期以来6年連続で新作シリーズが続いており、ネットではニュージェネレーションについて、おもちゃを売るためにウルトラマンを作っているとか罵詈雑言もあるものの、ウルトラマンフェスティバルも好評で、何よりウルトラシリーズの売り上げはギンガ以降順調に伸びており、新作シリーズを、1年に半年でも続けるのは大きく、かつてのように1年のシリーズを続けるのは、今のウルトラシリーズの売り上げでは困難で、しかしこれで、半年のシリーズならこれだけ続けられるというのは大きいです。何よりも、このように半年再放送+半年新作だと、これだけ続けられるものと分かったのは大きく、少ない予算で何とかやり繰りする術を把握した模様で(これは過去のウルトラシリーズが特異なものであっただけ、仮面ライダーもスーパー戦隊も少ない予算で続けるビジネスモデルが確立しているためで、ウルトラシリーズもニュージェネレーションになり、ビジネスモデルの確立は大きい!)、私のように初代マンから52年見てきたものには、このように続くのはありがたいことです。
(2) 実は少数派の二人兄弟
 今回の主人公、湊カツミとイサミの二人がウルトラマンに変身するもので、ヒーローものには兄弟編成は多いものの、二人の兄弟のヒーローは宇宙鉄人キョーダインと兄弟拳バイクロッサーのみで、おそらく、一番有名な兄弟ヒーローはサンダーバード、これは5人兄弟、スーパー戦隊でも兄弟の編成は3つ(ファイブマン、ゴーゴーファイブ、マジレンジャー)、さらにニンニンジャーは兄弟と従兄弟であり、トリプルファイターは3人兄弟、これは、集団ヒーローは人数が奇数なのがほとんどであり、これは平山亨さんも指摘されて、あるいは映画評論家の荻昌弘さんも指摘されたもので、集団ヒーローのルーツが七人の侍であり、スーパー戦隊は開始メンバーはほとんどが5人か3人、このように、兄弟二人の構成は実に異例ですが、今回はセレクトショップの店員の兄(野球をやっていた)と理系の学生の弟の構成で、弟がIT機器を駆使するなど、今風の展開もあり、これはニュージェネレーションシリーズだと、ギンガとギンガSで基盤を作り、エックスが正統派の極致、そしてオーブ、ジードと違う路線を成功させて、ウルトラシリーズだと、初代マンとセブンと差別化した設定は、昭和だと結局うまく行かず従来通りの設定に回帰していたのを思うと、ここ3年はウルトラシリーズがそれまでにない設定で続いているのは、実は物凄いことで、これは6年続けていられるから差別化した設定を展開できるのであり、ともかく、毎年1〜6月は再放送や総集編、7〜12月は新作を作る、このように細く長くの路線を続けるのは妥当です(くどいようですが、今のテレビは昭和はおろか、平成初期と比較にならないほど厳しく、今ウルトラシリーズは売り上げを増やしているのでこのように枠を維持できるのであり、さらに長寿テレビシリーズは、31年前の87年に太陽にほえろ、特捜最前線、必殺シリーズの終了後ほとんどなくなり、仮面ライダーやスーパー戦隊のような1年続くテレビシリーズは今のテレビだと超が10こくらいつく例外であり、ウルトラシリーズの場合、このように半年ずつ作るのは今だと標準です、刑事ドラマの相棒も半年ずつなのを思い出してください)。
 兄弟の性格が微妙に異なり、イサミが自転車で逃げて、カツミが追う展開などユニークなものもあり、ニュージェネレーションシリーズは、エックスで正統派のものをやった後、3作初代マン、セブンと差別化する展開もあり、そしてコミカルなところもあり、第1話の脚本はオーブでギャグとシリアスの共存を成功させた中野貴雄さん、今回も乗っています。
 第1話のサブタイトル、ウルトラマンはじめます、は冷麵はじめます、みたいなもので、良質のギャグをいい形でやってくれています。
No.11787 - 2018/07/07(Sat) 16:36:48

ウルトラマンR/B 第1話 ウルトラマンはじめます 考察(続き) / 棺桶のジョー [近畿]

(3) 新鮮な設定
 今回は、舞台が綾香市という架空の町であり、今回はオーブのビートル体やジードのAIBのような、従来の特捜チーム(科学特捜隊やウルトラ警備隊のようなもの)はなく、さらに、舞台のところがセレクトショップ、服飾店というのはヒーローものでは異例、仮面ライダーだと喫茶店が本拠地?ゴレンジャーもそうですが、これはユニークで、これまでにない設定を展開して、意欲的であり、ともかく、かつてのシリーズのようにお金も時間もいくらでもかけてウルトラマンを作るなどあり得ず、ギンガ以降は物凄く予算も時間も制限されて、その中で頑張っている今の円谷プロ、ウルトラシリーズの姿勢を評価すべきです。
 また、アイゼンテックという企業があり、この社長のマコトがもう一つのキーパーソンですが、この「アイゼン」は円谷プロ作品のアイゼンボーグから取ったと思われて、アイゼンボーグは中東で大人気、中東の方が円谷プロに来られて、アイゼンボーグの新作を作ってほしいと言うほどであり、今年になりBGMはCDになり、このような点はウルトラシリーズ、円谷作品を長年見てきた私にはニヤリです。
(4) 兄弟の対比
 カツミとイサミの兄弟の存在、兄弟のヒーローだと、二人のヒーローでは、キョーダインもバイクロッサーもそれほど対比されるものではなかったものの、今回は対照的に性格であり、しかし、第1話のクライマックス、逃げ遅れた子供を助けようとして自分が攻撃されて、そしてウルトラマンになる、これは帰マンの第1話で郷秀樹が鳩を助けようとした少年を守るために命を落とし、そしてウルトラマンとして蘇生する展開もあり、これはウルトラシリーズのみならず、ヒーローもの(特撮、アニメを問わず)の定番であり、このような定番をマンネリでなく、やってくれるのは素晴らしいです。
 なお、怪獣に襲われる群衆はエキストラが募集された模様で、SNSでは自分が出ているのかとの指摘もありました。
(5) 前代未聞!素人ウルトラマンの戦い!
 そして、兄、カツミがウルトラマンロッソになり、弟、イサミがウルトラマンブルになる、オーブ、ジードとウルトラマンが直接人間となっているものが続き(これはウルトラシリーズ初のこと)、そして今回はティガのように人間がウルトラマンの力を持つもののようですが、どうやらロッソ、ブルの意識はなく、カツミ、イサミそのままですが、彼らはそれまで戦ったことはなく、そのために戦い方を知らず、ブルがキックを決めようとして外れる、こういうコミカルな様子はウルトラシリーズだと異例で、というよりウルトラシリーズでコミカルにやったら悪ふざけと批判されることも多く、さらに今回の舞台も家族が主体で、これも第2次シリーズはホームドラマはウルトラシリーズには合わないと批判されたものでしたが、しかし意欲的な設定は評価されるもので、これは平成ウルトラシリーズだと、昭和作品の問題点を考察して、どうしたらうまく行くかやっているのは評価すべきです。
 そして、兄弟ウルトラマンが戦うものの、それまでの戦い慣れたものではなく、さらにカラータイマーが鳴ったら胸がドキドキとするなど、ギンガ以降定着した、変身後も変身前の主人公が操縦するような描写は、今回ウルトラマンが二人いて面白く、今回はジードでメインではないものの、重要なギャラクトロン編や最終回の前を演出されて武居監督、初のウルトラのメイン監督で、意欲的なものをやってくれて、確かに、変身シーンや、必殺技発動の描写にはおもちゃのマーチャンダイジングの面もあり(これは仮面ライダー、スーパー戦隊とプリキュアも同じ)ますが、それでも相当予算的制約もある中でこれだけ頑張って、意欲的なものを見せてくれているのは評価すべきです。
(6) キーワードはすき焼き
 カツミ、イサミ、アサヒの兄弟の母はすき焼きの材料を買いに行き行方不明になり、今回はラストですき焼きというもの、これはオーブでガイがラムネを好んでいた件や、ジードでリクのドンシャインのようものですが、兄弟の母の行方不明のことなど、伏線も貼られている模様で、今後のウルトラマンR/Bには期待しています。
No.11788 - 2018/07/07(Sat) 16:37:23

Re: ウルトラマンR/B 第1話 ウルトラマンはじめます 考察 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。藤子です。奇しくも今年の初回放送日は北斗と南の誕生日。ある人の言葉を借りれば「魂の双子」なんですよね。今回は実の兄弟そろって主人公。レオも実弟がいますが、アストラはちょっとしか出番がなかったので寂しかった。弟妹にももっと光を!という声が届いたのでしょうか。
 さて、感想です。頭はいいけど周囲を見ない手のかかる弟が可愛いカツミ。若き日のゾ兄様もこうだったのでは。イサミは「カツ兄がいるから大丈夫」と勝手なもんです。変身後もそう。攻撃が兄にあたっても気づかず、「すげー」とか感心してる場合かっ!!変身が解けたら「腹減ったぁー」って、あんたねー…。そこへ現れるアサヒ。あれ、この子、母親との回想シーンにいた?しかも「アメちゃん」「○○ですよ」とか、年の割には…もしやこの子は失踪事件のキーパーソン?店名のクワトロって「4」なのにこの子を入れたら「5」。まあ、店名と家族の人数は関係ないかも知れませんが。私の深読みはよく外れるし。
 まだ少々書き足りませんが、今日は私のパソコンが機嫌が悪いので長文が書けません。続きは後日にさせていただきますことをお許しください。
 では今回はこの辺で失礼いたします。皆さん、異常気象の中、お体には気をつけて下さいね。
No.11789 - 2018/07/10(Tue) 16:20:34

Re: ウルトラマンR/B 第1話 ウルトラマンはじめます 考察 / 藤子
 皆さんこんばんは。続きです。
 変身についてですが、消えた母親が何か仕掛けをしておいたのでは、しかも実は母親は只者ではないのではと思いました。里見八犬伝の姫が玉を残していったように。しかもアイテムには漢字が。それで火がタロウだったので水はアグルかと思ったらギンガ!…確かに、あの青いトサカは滝にも急流にも見える…。ケースにはあと三つづつ空きがあるから、次は何か考える楽しみがあります。
 それとジョーさん、特戦隊の兄弟設定ですがちょっと質問です。エンディングで家族ドライブして、寝てしまった弟妹の顔を微笑んで眺めながら長男が運転していたのはどれでしょうか。一度だけ見たことがあるんですよ。それとイサミの「カツ兄」を聞いて思い出したのがマジレンジャーの末っ子の兄たちの呼びわけ。この子は兄たちは色で、姉たちは名前で呼び分けていたんですよね。「まー兄ちゃん」「つかさ兄ちゃん」じゃないんですよ。かわいそうな兄たち。でも、長子長男・長女は親にさえ名前抜きの「お兄ちゃん・お姉ちゃん」と呼ばれるのが珍しくないことに気づいたので、羨ましがられたかも。
 それでは今夜はこれにて失礼いたします。
No.11790 - 2018/07/13(Fri) 23:22:48

ウルトラマンR/B 第2話 兄弟の絆 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:武上純一、監督:武居正能

 今回は、短い考察で申し訳ありませんが、冒頭、ウルトラマンになった二人が力をテストするシーンにはビックリ!これまでのシリーズにはなかったもので、これは夜の山で、誰もいないところで変身し力を試すものの、3分しか変身できない、さらに、イサミが正体を明かそうとすると、カツミがそのリスクを説くシーンも新鮮で、今回はオーブのビートル隊、ジードのAIBのような存在はなく、そして架空の町が設定なのは、仮面ライダーWでは架空の町、風都を舞台にして、これを生かしたもので、そして巨大生物と戦い続けて勝てる保証はなく、カツミが、前回のグルジオボーンが最後の巨大生物ではなかったらと語るシーンは、明らかにゴジラ1作目のラストシーンへのオマージュであり、今回は脚本に大ベテランの武上純一さん、特撮ヒーローものもウルトラシリーズ、スーパー戦隊シリーズもされて、ポケモンなど、切通理作さんがミスター子供番組と評された名脚本家の面目躍如です。
 そして、ブラックキングが登場して、今回はかなり強く、ブラックキングは帰マンを倒した強敵と言われるものの、ウルトラマンを精神的に追い込んで、ナックル星人と二人で、それも太陽エネルギーの補給できない夕方に仕掛けて帰マンを倒したもので、しかし後編は初代マンとセブンの友情を心の支えにした帰マンの反撃で倒されて、ブラックキングは帰マンでウルトラブレスレットが通じなかった唯一の怪獣であり、それで強いと言われるものの、今回はまだ未熟とは言え二人のウルトラマンを圧倒しており、その前に、イサミががれきの下敷きになり、アサヒが助けようとして、結局カツミが助けるものの、これは帰マンの第1話で、がれきの下の人を郷が助けようとして最初の変身に至るものを思わせて、新展開の中に往年の作品へのオマージュがあるのにはニヤリとさせられます。そして、兄弟のウルトラヒーローが力を合わせて強敵と戦うのは燃えて、SNSでもR/Bは好評で、このところ新作は評判が良く、心強いことです。
 さらに、マコトの発言に、オーブを思わせるものがあり、前番組がオーブクロニクルで、何か関係ありと思われて、来週はそれが出てきそうで、さらに、父と母の交換日記に、R/Bのメダルがあるなど、伏線を貼っているもので、ウルトラシリーズでは謎を展開してちゃんと解明しており(ネクサスの最終回であれだけの謎をすべて解明したのにはビックリ!)これには期待です。
 猛烈な暑さです、熱中症には気を付けて、お元気で。
No.11791 - 2018/07/14(Sat) 17:46:06

Re: ウルトラマンR/B 第1話 ウルトラマンはじめます 考察 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
 うーん、今度は真船先生のカラレスとタロウに見える。深夜に能力テストして、イサミははしゃいで撃って落っこちて、ほんと、カツ兄は大変です。スマホ等の普及で誰しもパパラッチになりえるのに、なんと不用心な。しかもウルトラマンだと名乗り出ようなんて、叱られて当たり前なのに、まだまだ子供なイサミ、ぷいっと走っていってしまいました。そんな彼を上手になだめるアサヒは本当にいい妹です。しかしそこへ怪獣登場、瓦礫の下敷きのイサミを助けようとする姿がアイテムを通してカツミに見えて三人は合流、父に妹を託して変身。やはり苦戦しますが自分とクリスタルの相性を認識、連携プレーで勝利、今度は空を飛んで帰りました。やはりウルトラマンはこうでないと。
 一件落着して帰宅すると、父が避難の際持ち出したのは母との交換日記と知り冷やかす妹。床に落ちた時のページには、なんと「火と水」のクリスタル!おお、珍しく私の深読みが当たるかも?
 では、続きは後で書かせて頂きます。
No.11792 - 2018/07/20(Fri) 16:14:00

Re: ウルトラマンR/B 第1話 ウルトラマンはじめます 考察 / 藤子
 続きです。どのクリスタルをどちらが使おうが、カツミの時は二本角、イサミの時は一本角がでるんですね。色はクリスタルの属性ですが。二本角風で「火」と言えばレオ、メビウス、ビクトリー…?いや、今度は外れるかも。でも、「水」のアグルは出て欲しい。理系男子でもありますから。
 それにしても、今回の怪しいイケメンは妙に明るい。だから余計恐いです。それと、綾香市が「妖し」と聞こえたのは気のせいでしょうか。
 それでは今日はこれにて失礼いたします。私のパソコンが長文を受け付けないのは夏バテのせいでしょうか。皆様もどうぞお体には気をつけて下さいね。
No.11793 - 2018/07/20(Fri) 16:25:44

ウルトラマンR/B 第3話 アイゼンテックへようこそ 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:伊藤公志、監督:武居正能

 今回は多忙で一言、主役の一人、愛染マコトの正体はやはり、であり、第1,2話でルーブクリスタルの怪獣のものを集めていたもの、オーブのジャグラス・ジャグラー、ジードの伏井出ケイに当たるキャラクターで、当然第1話から見て、マコトが怪しいと見せていたものの、前回で、母、湊ミオがマコトとともにルーブクリスタルを研究しているうちに失踪して、これはかなりの伏線が敷かれている模様で、さらに、妹のアサヒのキャラクターも特異で、これはトリプルファイターの早瀬三兄弟と異なり、兄二人がウルトラマンで、今回は面白い設定であり、今までウルトラシリーズは、初代ウルトラマンとセブンの路線以外のものをしても、特に昭和だと途中で行き詰まり、初代マン、セブン的な路線に戻っていたのに、ここ3年は、オーソドックスなエックスを経て、オーブでは渡り鳥シリーズのウルトラマン版(ルーツはズバット)、ジードではシリーズ初の悪をルーツにするキャラクターで成功して、特にジードは、4月に、日本を代表する脚本家、三谷幸喜さんが朝日新聞のコラムでほめてくださり、我々ウルトラファンにはうれしいものでした。
 さらに、エックスのガーゴルゴンが登場、キングギドラを思わせる三つ首の怪獣、石化光線が武器で、実際にブルは石に一度されてしまい、それで、逆転の構図がルーブスラッガー、ウルトラヒーローの必殺技は光線技(スペシウム光線など)と切断技(アイ・スラッガーなど)があり、切断技はアイ・スラッガーのような剣タイプのものと、光線技の延長線上にあるもの(ウルトラ・スラッシュなど)があり、しかし剣タイプは意外と少なく、アイ・スラッガーの他には頭につくものはマックスのマクシウムソードと、ゼロのゼロ・スラッガーくらい(80にも頭部のブーメランカッターが設定されていたものの、光線技の切断技に変更)、今回は切断技が第3話で初登場、相手の石化光線を、ビルの反射をヒントに相手に使う展開は、ガーゴルゴンという強敵(エックスでは前後編で、ルディアン、XIOと共闘してやっと倒した)相手に、切断技の面白い展開で、ウルトラシリーズで初めての兄弟ウルトラヒーローが常にいることをうまく利用して、そして、最後、空に飛んでいくシーンに意味づけされるなど、大変にユニークなものがあり、さらに、今日、円谷さんから、今年もひらかたパークで年末年始にウルトラマンフェスティバル関西版が開催されると発表されて、ともかく、旧ウルトラマン列伝以来8年目、ウルトラシリーズも円谷プロも新しい展開なのはうれしいです、猛暑です、お元気で。
No.11794 - 2018/07/21(Sat) 21:18:07

Re: ウルトラマンR/B 第1話 ウルトラマンはじめます 考察 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さん、こんにちは。
 今度はエースとタロウに見えないこともない。クリスタルと一致しませんが、おそろい?の武器もあるし。
 今度の怪獣はゴルゴン、つまりメデューサですね。蛇、石化、鏡、そして切断。そして勇者はペガサスではなく自力で飛んで行くと。一難去ったら空を飛べ、名言ですね。
 それにしても、母親は企業秘密を外部に漏らしていたわけですから、非常に心配です。助けを求めるためでしょうか。父親も何か知っていそうですが、まだ語る時期ではないのかも。
 それでは今日はこれにて失礼いたします。
No.11795 - 2018/07/24(Tue) 14:58:52

申し訳ありませんが、レビュー中断を続けます / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、大変な残暑ですが、お元気ですか。
 実は、私の個人的な事情からR/Bレビュー第4話以降で来ていませんし、これから厳しい状態で、R/Bレビューの中断を申し訳ありませんが続けます、ごめんなさい。
皆さん、熱中症には気を付けて、お元気で。
No.11796 - 2018/08/24(Fri) 21:10:31
新作シリーズ ウルトラマンルーブ 7月開始! / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、昨日と今日はウルトラシリーズに大きなニュース、まず、7月からの新しいテレビシリーズ、ウルトラマンルーブが正式発表、スポーツ報知他にも載りました。
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20180424-OHT1T50310.html
 円谷さんのHPにも載りました。
https://m-78.jp/rb/
 これは、登録商標で3月に名前がネットで判別して、どのようなものかと議論されて、本日正式発表、兄弟のウルトラヒーローで、兄のウルトラマンロッソはイタリア語で火を意味して、弟のウルトラマンブルはイタリア語で水の意味で、ロッソとブルでルーブというもので、シリーズ構成は近年のシリーズで活躍される中野貴雄さんと、久々の登場の武上純希さん、さらに金城哲夫賞を取られた伊藤公志さん、メイン監督は武居正能さん、ともかく、大きいのはこれでギンガ1期以来6年連続の新作テレビシリーズが、1〜2クールとは言え続いていることで、ここ数年、1〜6月は再放送や総集編、7〜12月に新作というのは、今のテレビ界のことを考えたら妥当で、このところウルトラシリーズの売り上げの数字は上がっており、期待されます。
 さらに、昨日、ウルトラシリーズの海外展開について、アメリカで円谷さんの勝訴になり、これはマスコミでも大きく報じられました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000033128.html
https://toyokeizai.net/articles/-/218151
 これで、世界展開に大きな希望になりました。ウルトラシリーズの今後に期待しています。
No.11785 - 2018/04/25(Wed) 20:12:50

Re: 新作シリーズ ウルトラマンルーブ 7月開始! / 藤子
 ご無沙汰しております。藤子です。第四話の感想です。
 第三話で気づいたことですが、この作品はあちこちにパロディーが仕掛けられてますね。「サラリーマンゼロ」は「サラリーマンNEO」、そして絵本「パパはウルトラセブン」としか思えなかったし、今回はモナの職場の「ニコニコ保険は」は「AIG損保」、「A.I.B」は「M.I.B(メン・イン・ブラック)」。他にもあるかも。それはさておき、私が泣きそうになったのはエレキングを可愛がるビット星人の回想。飼い主を見つけて甘えに来たのに、ジードに、悪用されるくらいならとどめを刺してくれと言うしかないとは。飼い主の責任とは、愛するとは何か、問いかけるものになったような気がします。
 では、今日はこれにて失礼いたします。もうすぐローブが始まるので楽しみです。ただ、またしても宿題がほとんど出来ないままになってしまったことをお詫び申し上げます。
No.11786 - 2018/07/03(Tue) 12:03:17
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