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ウルトラマンメビウス・ファン感想掲示板

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ウルトラマンギンガS 第9話 取り戻す命 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
ウルトラマンギンガS 第9話 取り戻す命 あらすじ

脚本 黒澤久子、監督 石井良和

 前半の戦いを終えて、ヒカルは美鈴と再開していた。仲間と共に戦ったと語るヒカルに、UPGから命令が下り、ヒカルは美鈴と別れる。すると、美鈴は倒れているワンゼロを発見する。役に立たないと、エクセラーに捨てられたワンゼロである。
 そして、地底では、シェパードンが不安な叫び声を上げ、ショウも、また悪人たちがビクトリウムを奪おうとしているのを知る。そして、キサラ女王に命じられ、地上へ赴く。
 そして、ファイブキングが倒されても、エクセラーとボルストは健在で、ビクトリウムを奪おうとして、エクセラーはチブルサーキットをボルストに与える、これにより、モンスライブした怪獣のパワーアップができて、と唸る。そして、チブロイドを派遣する。
 UPG本部では、チブロイドが各地で暗躍していることを察知し、陣野隊長は出動命令を下す。各地で暗躍するチブロイドと、ゴウキ、アリサが戦う。
 そして、美鈴はワンゼロを介抱し、マナと名づける。そこへショウが現れ、美鈴に離れろと言う(この時点でショウと美鈴に面識はなく、互いのことを知らない)。ショウはワンゼロは敵と思っているが、美鈴はショウを牽制し、ワンゼロと共に逃げる。ところが、ワンゼロにチブロイドが襲い掛かり、ショウはわけが分からない。
 そこへ、ヒカルも駆けつける、と、怪獣ベムスターが現れ、ビクトリウム強奪を図る。ショウはあとをヒカルに任せて、ウルトラマンビクトリーに変身し、ベムスターに立ち向かう、ビルを壊すベムスターに対峙するビクトリー、攻勢に転じたら、新たにベムラーが現れ、ビクトリーは危機に陥る。
 ヒカルはチブロイドと戦うが、そのヒカルをかばい、ワンゼロが撃たれてしまう。2大怪獣の出現に、ヒカルに美鈴は行ってといい、ヒカルはウルトラマンギンガに変身する。そして、ビクトリー、ギンガと2大怪獣の戦いだが、ビクトリーシュートを、ベムラーは分身して交わし、ギンガはクロスシュートを放つも、ベムスターに吸収されてしまう。さらにウルトラマンを捕捉する光線で縛り、これがチブルサーキットの威力である。ベムスターの攻撃でギンガ、ビクトリーが窮地に陥る。だが、ヒカルは作戦を考え、ベムラーとベムスターの猛攻に、拘束光線を飛び上がって交わし、ギンガはギンガストリウムになり、初代マンの力でスペシウム光線を放ちベムラーを倒し、ビクトリーはEXレッドキングの力を借りて、ベムスターをはるか彼方に追放した。
 倒れたワンゼロを友也がガンパットで診断し、自己修復機能があるが、戦うのはいやでやらないという。美鈴は、もう戦わなくていいと語ると、自己修復機能が作動し、ワンゼロ(マナ)は復活し、取り戻す命であり、マナは土で作った菓子を美鈴に差し出した。
 しかし、エクセラーは、最強の肉体を求めていた。
No.11475 - 2014/11/04(Tue) 20:47:44

ウルトラマンギンガS 第9話 取り戻す命 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) 命の意味と重み
 今回は、後半の第1話、今回のポイントは前半、敵であったワンゼロがどうやら仲間になる模様で、その過程であり、そして美鈴の登場で、これは、敵側が悪の組織の典型を見せて、反面主人公側は仲間の絆を見せてくれました。
 こういう、敵側のキャラクターが主人公側に途中から付く例は数多く、これは、敵側、エクセラーらのやり方が単なるエゴであり、こういうものもあるのかと思われました。前半、ファイブキングが敗れたものの、エクセラーもボルストも健在であり、これは面白い展開です。
 さらに、敵側に基地があり、これは、東映ヒーローやピープロ作品では当たり前ですが、ウルトラでは敵組織がないか、あっても抽象的で、つまり仮面ライダーの悪の組織、ショッカーに相当するようなシステムを持たず、そのためギンガSでは、ウルトラシリーズ初の敵の基地が描写されました。
 これ、敵で見捨てられたキャラクターが、主人公側の暖かいものを知り、人間的なものになる描写は、ウルトラのテーマである、命の大切さを見せてくれました。
(2) 戦闘員、等身大バトルの魅力
 今回は、チブロイドが戦闘員として送られ、UPGの隊員やショウと肉弾戦を繰り広げるもの、これはもちろんライダー、戦隊の東映ヒーローでは定番ですが、ウルトラでは、初の戦闘員で、新鮮です。これは前半の第1話からあり、演出した坂本浩一監督(ライダー、戦隊(特にパワーレンジャー)を多く演出)の意向の模様で、このギンガSでは、東映の要素を入れたものが新鮮です。
 今回の第9話は石井監督、昨年の第1シリーズも手がけ、今回もドラマ、アクションもなかなかでした。
(3) ユニークな特撮シーン
 今回も2大怪獣とのバトルで、ギンガが光線を放ちベムスターに吸収されるのは、劇場スペシャルでのタイラント戦の教訓がなく、面白いものでした。さらに、ビクトリーとベムスターの戦い、ビルを壊して、などのやり取りも、愉快でした。そして、追い詰められたギンガ=ヒカルと、ビクトリー=ショウの対応も見事で、さらに、ベムスターを倒すのは、遠くに吹き飛ばすもので、まるでアンパンマンでの、ばいきんまんが毎回吹き飛ばされるのを思わせました。
(4) 登場怪獣
 今回の怪獣はベムスターとベムラー、ベムスターは帰マンに登場後、何度もシリーズに登場しており、腹部で光線を吸収する描写は映画を入れてこれで4回目です。他方、ベムラーは初代マン第1話の怪獣で、映画では大怪獣バトル・ウルトラギンガ伝説に出たのみ、テレビシリーズへの登場は48年ぶりです。
 今年はゴジラ生誕60年で、ハリウッド版の作品も世界でヒットしていますが、円谷英二以来の「特撮」を、日本も見せています、これからも楽しみです。
No.11476 - 2014/11/04(Tue) 20:48:17

ウルトラマンギンガ劇場版決定!来年3月公開 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、久々に大きいニュースで、ウルトラマンギンガ、来年3月14日に新作映画の公開が決まりました。
http://m-78.jp/news/n-2795/
http://eiga.com/news/20141110/17/
http://www.cinematoday.jp/page/N0068007
 60分のもので、監督は坂本浩一さん、今のテレビシリーズの後日談で、OBウルトラマンからは杉浦太陽さんが出演、コスモスが出るのは、新列伝でコスモス2が放映されたのもこのためということです。
 今回は平成ウルトラマンが総登場で、ティガ、ダイナ、ガイア、コスモス、ネクサス、マックス、メビウスとゼロ、ギンガ、ビクトリーで、ここ数年の主役であるゼロとギンガの共演は、公式にはこれが初めてになります。
 これは、楽しみです。
 なお、関西では、テレビ大阪で「装甲巨人ガンボット」という特撮番組が深夜に始まりました。これ、1回15分のものですが、平成ゴジラの川北紘一さんが監督、平成ゴジラの大森一樹さんも加わり、川北さんが教えられた大阪芸術大学の特撮の学生が作り、第1回を見たら、川北監督の薫陶を受けた若者が素晴らしいものを作っているのに感銘を受けました、やはり、特撮は日本の芸術です。
 寒くなります、皆様お元気で。
No.11477 - 2014/11/10(Mon) 20:18:49

ウルトラマンギンガS 第10話 未来への聖剣 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本 三好昭央、監督 石井良和

 チブル星人の基地で、ボルストは強い怪獣を求めていた。そこに、ドラゴリーとベロクロンを見つけてボルストはご満悦で、エクセラーは、ボルストを下品と見下していた。
 他方、ショウはシェパードンに、もう地上に出なくていいと語る。
 と、ボルストは、ドラゴリーとベロクロンが出現し、陣野隊長の出動命令が下る。友也はヒカルに、あれは超獣だと忠告し、そのヒカルはゴウキに、いつも肝心なときにいないと連れて行かれる。
 超獣の出現に、ショウはウルトラマンビクトリーに変身して戦う。が、ボルストがチブルサーキットでパワーアップし、分身して、一人で2体の超獣を操り、そしてビクトリーはドラゴリーの毒牙にやられてしまう、ボルストは、ビクトリー(ショウ)を苦しめるために、あえて撤退する。
 倒れたショウを、ワンゼロ(マナ)が連れてくる、ヒカルはショウを基地の病院に連れて行くが、ショウは、シェパードンのくれるエネルギーに支えられていた。
 ヒカルは、ショウを助けられなかったことを悔やみ、しかし友也は、この経過を見て、ビクトリーの正体がショウと知り、そして、ドラゴリーの毒は危険という。そこに、カムシンが現れて、ショウを地底に返してくれという。地底で、ショウはシェパードンの治療を受けていた。ショウは、幼少時の記憶を思い起こす。
 そして、ボルストは、今度はギンガを倒すべく、再びドラゴリーとベロクロンにモンスライブして現れ、ヒカルはウルトラマンギンガに変身して戦う。友也は、2体の怪獣は、一体化してライブしているようだとヒカルに警告する。ゴウキとアリサも援護するが、敵は分身して攻撃を交わす。
 そして、何とか意識を取り戻したショウは、ヒカルを一人で戦わせられないと、地上に行き、ウルトラマンビクトリーに変身するが、傷は十分癒えず、ベロクロンのミサイル攻撃が来る。これを助けたのが、シェパードンであった。キサラ女王は、シェパードンはもう命が長くなく、それを教えていると諭す。そして、ベロクロンの第2のミサイル攻撃で、シェパードンは爆発して死んだ。愕然となるショウと、ヒカル、しかし、光になったシェパードンは、ショウの元に、光の人形として現れた。
 ショウは決意し、シェパードンの人形を利用して、新兵器、シェパードンセイバーとして立ち上がった。ヒカルは、ギンガスパークランスで2大超獣を拘束し、ビクトリーは、シェパードンセイバーで2大超獣を叩き切り、倒した。ボルストは、負け惜しみをいい、逃げていった。
 シェパードンは、ショウを幼少期から守っていた、その絆を残していった、この意味をヒカルとショウは噛み締め、それをマナが見ていた。
 しかし、エクセラーは、新たなたくらみを企てていた。
No.11478 - 2014/11/11(Tue) 20:31:47

ウルトラマンギンガS 第10話 未来への聖剣 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) 命の絆と新兵器
 今回のテーマは、主人公側が、固い信頼のもとにあり、それが力である面で、ヒカルとショウは、前半8話を経て固い絆で結ばれ、二人一緒に戦う仲間であり、それを、シェパードンが支える模様、また、ワンゼロ(マナ)も微妙に、仲間になる展開が魅力的でした。
 そして、シェパードン、怪獣の中では味方と言う展開は、昭和のピグモンからありましたが、ショウを助け、前半ラストではウルトラマンの蘇生に尽力し、最後までショウをかばっていった存在、こういう健気なキャラクターも珍しく、仲間の絆こそ力であり、反面敵側は、まったく相手を信用していないものであり、ウルトラには敵組織は珍しいものの、面白いものでした。
(2) 超獣と怪獣
 今回は超獣2匹で、超獣はエースで、怪獣より強いという設定で出てきて、しかしタロウでは超獣より強い怪獣も出たものの、今回は超獣の力より、それを悪用するボルストの悪辣さが出ていました。そして、ドラゴリーはエース以来の登場で、毒牙のことが取り上げられたのは初めてです。また、ヒーローが毒にやられて苦しみ、その後また戦うという展開は、仮面ライダーには多かったものの、ウルトラではあまりありません。これは、ライダーや戦隊などは1話につき2回戦うのに、ウルトラでは1回であることが多いためです。
 また、ウルトラではヒーローが重傷を負い苦しむ展開は、セブン最終回や、メビウスのインペライザーの回などありますが、毒にやられるのは珍しいです。これも、ギンガSでは、東映ヒーロー的な要素を見せてくれています。
(3) 大規模な特撮
 今回は、ギンガS、メビウスまでのシリーズのようにCMで前半、後半と明確に分かれているわけではありませんが、その観点だと、CM前半でギンガに変身し、後半ずっとバトルの形で、これはウルトラでは異例であり、過去にコスモスの、ゴンvsギギくらい、ウルトラだと時間制限のため、後半に1回バトルがほとんどであり、この様式は、円谷作品で、ミラーマンに多々あった(CM前半で変身して、後半は闘い続ける)ものです。
 また、特撮の規模も大きく、ビルの破壊など、ミニチュアも凝っており、こういう怪獣の特撮、一時は日本ではもう無理かとも思われましたが、しかしギンガSに、装甲巨人ガンボットと、円谷英二の魂を受け継いだ世界が再現されるのは素晴らしいものです。今年公開されたハリウッド版ゴジラ、これ、ギンガSのスタッフや、川北監督なら、着ぐるみを使って、遥かに少ない予算でいいものが出来ると思いました。
(4) 必殺技を決める!
 今回のシェパードンセイバー、自分を守ってくれた仲間が武器になり、剣となって、敵を倒す意味は、正義のあり方を見せてくれました。また、ビクトリーがシェパードンセイバーを決めるシーンは、これのルーツはロボットアニメのボルテスV、これは、剣が決め技になった最初のロボットアニメで、敵をVの字に斬り、ポーズを決めると敵が爆発するもので、これが基本(BGMの使い方も同様)、そして、スーパー戦隊に出てくる巨大ロボットは、このボルテスVの様式を踏襲しており、それをビクトリーが見せてくれました。この点でも、ギンガSは、東映ヒーローや、アニメのいい影響を受けています。
 そして、最後、シェパードンのことを思うショウとヒカル、友情、絆こそ正義であり、エゴこそ悪であることを示してくれました。
 なお、友也は、ショウの正体を悟り、また怪獣にも詳しく、何か、メビウスのテッペイ的なものも出てきました。来週は、ちょっと変わった作品らしく、前半で名作を見せてくれて、ウルトラゾーン以来の名手となった田口監督、楽しみです。
No.11479 - 2014/11/11(Tue) 20:32:22

ウルトラマンギンガS 第10話 ガンQの涙 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本 中野貴雄、監督 田口清隆

 冴えないサラリーマンの吉田、ラーメン屋に並び、割り込まれても文句の言えない、気の弱い男である。それが、エクセラーの配下、アクマニア星人ムエルテの手にかかり、マイナスエネルギーを利用されて、吉田をごみ扱いしたものへの復習をしろと、ガンQにモンスライブさせられる。が、なぜか巨大化せず、ムエルテも変身して、しかし、ムエルテはスパークドールズを返せと、アクマニア星人に変身して、吉田はガンQの姿のまま逃げる。吉田はUPGを呼んでくれというが、怪獣と思われて、UPGに攻撃される始末である。
 そして、吉田は、自分のアパートに帰るものの、怪獣の姿だから、大屋さんに箒で叩かれて、逃げるしかなかった。
 途方にくれる吉田は、友達のいない少年、サトルに会う。サトルは本物の怪獣といって感激し、ガンQを自分の家に連れて行き、カップラーメンを食べた。ガンQ、奇怪な食べ方をする。サトルの母親が帰り、サトルはガンQを隠す。
 エクセラーは、ムエルテに、明日でなく、今にでも探せと命じた。
 そのサトル、ガンQとテレビゲームをして、自転車に乗れないことをガンQに言われ、自転車に乗れなくてもいいというサトルに、自転車に載れたら楽しいと、サトルは吉田と共に自転車の練習をする。
吉田は、サトルと共に、母親のために、ハムエッグの夕食を作った。
また、サトルは自転車の練習をして、そこへ、ムエルテが現れ、サトルの自転車を叩き、それを見たガンQは巨大化する。UPGのメンバーは駆けつける。ムエルテのままに、町を破壊する吉田=ガンQ、ヒカルはギンガに変身して、しかし吉田はギンガに助けてくれといい、ヒカル(ギンガ)は、ムエルテが黒幕と知り、そしてムエルテも変身、巨大化し、そこへショウもビクトリーに変身して戦うが、ムエルテに操られた吉田=ガンQはギンガとビクトリーを襲う、そこへ、自転車に乗ったサトルが、暴れるのを止めろといい、吉田は体の自由が利かないのであるが、サトルはガンQはダメ怪獣ではない、自転車を教えてくれたといい、ムエルテはサトルを攻撃しようとして、吉田=ガンQが盾になり、ヒカルはギンガストリウムのM87光線、ビクトリーはシェパードンセイバーを取り、ムエルテを倒した。 
 そして、サトルは、ギンガとビクトリーに、ガンQはいい奴だといい、ヒカルはギンガコンフォートで、吉田を元に戻す。ガンQは、スパークドールになり、サトルの元に落ちた。
 そして…吉田は、ラーメンに並び、割り込んだ男に注意できるようになった。そのそばを、ガンQのスパークドールズを乗せて、友達と走るサトルの自転車があった。
No.11480 - 2014/11/18(Tue) 20:46:59

ウルトラマンギンガS 第10話 ガンQの涙 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) ギンガ初のファンタジーもの
 今回は、前半のクライマックスで特撮ファンを唸らせた田口監督による異色作で、平成のダイナ〜コスモスで、太田愛さんの脚本、原田昌樹さんの演出によるファンタジーものを思わせて、そして田口監督も、ウルトラゾーンで、異色作 THE LOVEを思わせるものもあり、少年と怪獣にされたダメ男の交流は、実に素晴らしいものでした。
 今回は過去作、昭和へのオマージュのラッシュで、アクマニア星人のエージェント、ムエルテの緑の手袋など、レオに出たアクマニア星人の要素を持ち、またサトルという少年の名前は、ダイナの名作、少年宇宙人に出た少年の名前でもあり、また初代マンの禁じられた言葉のサトル少年もありました。
 怪獣が少年と交流する話は昭和からあったものの、今回は通常の人間がモンスライブさせられ、そのまままの姿で交流するもので、これ、ギンガでは、怪獣そのものは悪ではなく、共存すべき存在として描かれ、さらに、前半で、等身大のガンQとアクマニア星人が町を走るシーンは、シルバー仮面にあった商店街でのバトルの流れを汲み、田口監督、様々な特撮ヒーローものの要素を取り入れて、大変なものでした。前半の6〜8話、特に7、8話は正統派のヒーローものをやった田口監督、こういう異色作もやれて、おそらく、様々な世代のウルトラファンによかったのではありませんか。
(2) 少年ジュヴナイルの世界
 今回のように、少年を主人公とする話は、第2次ウルトラシリーズで子供だましと批判されることもあり、しかし、今回はかなりシュールな世界で、実相寺監督の要素をも見せてくれました。田口監督、様々な昭和ウルトラのことを研究して、よくやっています。
 この、少年が自転車の練習をするのは、タロウのタイラントの回にあり、その時は本編と特撮がバラバラと批判されましたが、今回は見事な融合で、少年と怪獣、ダメ男の交流は、ウルトラの根底にあるヒューマニズムを見せてくれました。
 また、敵側の悪さはあいも変わらずで、明日やるというムエルテに、すぐ探せと命じるエクセラーの面は、悪役としては本当に互いを信頼しておらず、主人公が友情、信頼で固く結ばれているのとは対照的で、面白かったです。
(3) 見事な田口特撮
 今回は田口監督、特撮も、ギンガがムエルテを黒幕かと見るシーンや、サトルの応援でガンQ(吉田)が目覚めるシーン、さらに、最後、ガンQにされた吉田を、ギンガコンフォートで元に戻すシーンはコスモスを思わせて、特撮も、以前のシリーズより少ない予算でこれだけのものを見せてくれて、ギンガSのスタッフには本当に脱帽です。
(4) ウルトラと夕陽
 今回、サトルとガンQが夕焼けの場面、ウルトラではメトロン星人以来、夕陽のシーンが印象的で、今回は等身大の様々な仕掛けと、特撮セットでの演出と、田口監督の手腕に魅了させられました。
 平成に入り、平成ガメラの作品的成功以来、特撮のルネッサンスになり、しかし平成ゴジラの映画シリーズ停止と共にやや特撮も低迷し、等身大ヒーローはライダーと戦隊が確固たる地位を持っているものの、巨大怪獣ものは日本では衰退したかと思いきや、ギンガSでの健闘や、川北さん、大森さんの指導の下、大阪芸大の学生さんが作った、ガンボットの健闘を見たら、まだ、日本の特撮は終わっていない、これからが勝負だと思いました。
No.11481 - 2014/11/18(Tue) 20:47:36

ウルトラマンギンガS 第12話 君に会うために あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本 林壮太郎、監督 田口清隆

 ヒカルや友也の同級生、千草はアイドルとして活躍しており、何とゴウキが不安なのである。そして、千草のライヴにヒカルやゴウキ、アリサが行くと、そこにボルストが現れ、インペライザーを出して調査を始めた。キサラ女王は、ビクトリウムの鉱脈を探っているのではと懸念する。
 そして、ボルストは、千草を人質に取り、UPGに降伏を迫る、と、何者かに妨害される。それは千草のファンの丹波、その正体は、メトロン星人ジェイスであった。ジェイスはボルストから千草を取り戻し、ボルストはエクセラーにより強制的に収監された。 インペライザーはショウ=ビクトリーにより一刀両断された。
 ジェノスは、エクセラーにより地球侵略の尖兵としてやってきて、アイドルブームを利用して、地球人を惑わせるケミカルライトを開発した、が、千草のライヴに圧倒され、侵略をやめることにしたのだ。事情を聞いたUPGのメンバーは、人間体の丹波をUPG基地に連れて行くことにする。
 だが、コケにされたボルストは腹の虫が収まらず、ヒカルを光線で縛り、ゾアムルチをモンスライブさせて暴れさせた。千草の危機を知った丹波はメトロンに変身し、千草を救う、君と、君のステージを守るためと言うが、ゾアムルチに圧倒される。
 ヒカルはショウに救われ、二人変身してゾアムルチに立ち向かうが、苦戦する。と、千草はウルトラマンギンガの歌を歌い、それによりジェノスは復活、ケミカルライトでゾアムルチ=ボルストを幻覚させ、ギンガとビクトリーはウルトラショットとビクトリーシュートでゾアムルチを倒した。
 千草を救った丹波=ジェイスは、陣野体長の計らいで、人間社会で生きていけることになった。メトロンの正体を現しても、問題はない、ヒカルは、夢中になれることがあれば、姿も星も関係ないと言った。
No.11482 - 2014/11/25(Tue) 20:35:30

ウルトラマンギンガS 第12話 君に会うために 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) ヒーロー・オマージュの塊
 今回も田口監督の大ホームランで、アイドルをテーマにした作品であり、メトロン星人が悪役ではなく、主人公側に付いた設定、ゴウキのアイドルファンなど、痛快なものでした。
 そして、メトロンということで、夕陽がふんだんに使われて、もちろんちゃぶ台も出てきたし、そしてアイドルを利用して侵略するという発想の奇抜さに、しかし、アイドルファンになり、侵略をやめる設定とか、これは面白いものでした。
 そして、このメトロン星人ジェイスの人間体は、明らかに東映の異色作、快傑ズバットの主人公、早川健(演じるは宮内洋さん!)を引用し、これ、田口監督の生まれる前の作品であるのに、あまりに見事な引用に圧倒されました。なお、人間体の名前が丹波というのは、そのズバットを演じた宮内さんの師匠、故・丹波哲郎さんの名前を引用したみたいで、これ、ウルトラが東映ヒーローの要素を引用するのは、第2次シリーズでライダーの要素を取り入れたことはあるものの、こんな痛快なものはなく、これは田口監督に脱帽です。
 なお、脚本の林さん、丹波の衣装は脚本家の指定でないとツイートされ、あれで大丈夫かと思われたそうです。が、東映作品も円谷、ウルトラの引用もよくやったし、これは特撮ファンへのプレゼントです。
(2) 意欲的な特撮
 そして、田口監督は特技監督としても一級で、前半の、ビクトリーとインペライザーの戦い、ビルのガラス面に映った戦いを描写するのには圧倒されました。これのルーツは、セブンがキングジョーにエメリウム光線を放っても通じなかったシーンですが、その後、83年、シンセサイザーグループ、ヒカシューの井上さんがゴジラの伊福部先生の音楽をアレンジした「ゴジラ伝説」(このレコードが大ヒットして、翌年の新作ゴジラの製作につながりました)のジャケットに、新宿の高層ビルのガラス面に映ったゴジラのイラストを開田裕治さんがイラストで描き、それを翌年の新作ゴジラで実際に映像化されることがありました。ともかく、これ、ウルトラでしか見られない特撮カットの連発に、特撮ファンの血気は爆発です。
 さらに、後半戦、メトロンということで、夕陽が巧みに使われ、こういうカット、日本の特撮、特技ならではであり、そして実際帰マン33話の要素も入り、こんな素晴らしい話が見られるとは、本当に夢のようです。
(3) 歌が力になる
 後半戦、苦戦するジェイス、ギンガ、ビクトリーに、千草が歌を歌い力を与える点、第1期の最終回で、校歌をみんなで歌いタロウを復活させるものもありましたが、これの原典はマクロスで、歌による応援、味方に力を与える要素は面白かったです。
 そして、ジェイスが、初代メトロンに習い人間の習性を利用して侵略するというものの、結局アイドルにあこがれてやめる展開など、面白いものでした。
(4) ウルトラ不変のテーマ
 ラスト、ジェイスがメトロンの姿になっても、ヒカルが、夢中になれるものがあれば、姿も星も関係ないという言葉は、セブン最終回以来のウルトラの不変のテーマであり、そして、悪の側が、エクセラーもボルストも互いを信用しておらず、ヒーローの力は信頼と絆というものを見せてくれました。
 ギンガSでの田口監督の担当の回は今回で終わりですが、これだけの才能を見せてくれて、今後の田口監督に期待も持てるし、いずれは田口監督、劇場版の特撮ものも撮ってほしいです。今年のハリウッド版ゴジラ、田口監督なら、着ぐるみを使ってもっといいものを作ったとすら思いました。
 そして、来週は第2次ウルトラでよくあった、特捜チームと上層部の対立の話の模様で、演出は大ベテランの小中和哉さん、期待しています。
No.11483 - 2014/11/25(Tue) 20:36:22
ウルトラマンギンガS 第5話 仲間と悪魔 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本 小林弘利、監督 石井良和

 空が割れて、超獣バキシムが現れた。UPGが出撃し、ヒカルはウルトラマンギンガに変身して立ち向かう。ワンゼロ、怪獣と超獣は違うといい、バキシムはギンガを圧倒、そしてとどめの一撃のところに来たら、何とヤプールが妨害に入り、自分の道具を許可なく使うなと文句をいい、そして、バキシムはトンズラした。ヤプールは、エクセラーに、ギンガを倒す、ウルトラマンは強いが人間は弱いとうそぶく。
 ゴウキは、何のために出動したのかと語り、不満を見せて、ところが、その隙にヤプールがゴウキに憑依する。
 そして、基地では、友也がショウをビクトリーと思い、ヒカルにショウに関する情報を聞いていた。ところが、ゴウキはヤプールに操られ、係員を倒し暴れ、助けようとしたヒカルは、ヤプールのワナで異次元バリアーに閉じ込められてしまう。ヤプールは、ウルトラマンの力を封じて、その隙に侵略するつもりなのだ。
 友也は、ヤプールがゴウキに取り付いていると語るが、ヤプールに操られたゴウキは、友也にビクトリーの正体を明かせと迫り、ヤプールは写真からショウを割り出す。
 そして、ヤプールに操られたゴウキがショウを襲い、しかしそこに妊婦がいて、助けを求めている。ヤプールはこれを手にかけようとしたら、ゴウキの抵抗で果たせず、ゴウキは妊婦を病院に連れて行く。
 ショウはウルトラマンビクトリーに変身し、バキシムのところに向かっていく。
 ゴウキはヤプールの力を封じつつ、妊婦を病院へ連れて行き、助ける精神をあざ笑うヤプールに、ゴウキはそのために隊員になったと誇る。
 バキシムに立ち向かうビクトリー、両者、火器の打ち合いになる。
 そして、異次元に捉われたヒカルは、ジャック(帰マン)のバリアーを使って脱出できるとタロウが語り、脱出に成功したヒカルはギンガに変身して、ショウに加勢するというが、ショウはこいつは自分ひとりでやれるから、ヤプールに取り付かれた仲間を助けろという。
 ゴウキは妊婦を病院に送り届けるのに成功し、ヤプールはゴウキを殺そうとして巨大化する。そこへギンガが現れ、バリアーから脱出できたギンガを嘲笑するが、ゴウキは人間をなめるなと抵抗し、ギンガの加勢もあり解放される。ヤプールはバキシムを呼び、敵を増やすなというヒカルに、ショウは仲間だと語り、タロウも自分も仲間だと語る。ギンガは、タロウの力を使い、ビクトリーはグドンの力を借りて、2対2のバトルになり、ビクトリーはビクトリーシュートでバキシムを倒し、ヤプールは逃げようとするが、これをビクトリーが止めて、ギンガはエースの力にてメタリウム光線でヤプールを倒した。
 ゴウキは、妊婦からも感謝された。みんなが必死に守ってくれるという。ヒカルも、ゴウキがヤプールに抵抗したのがよかったと語った。
No.11455 - 2014/08/12(Tue) 20:28:17

ウルトラマンギンガS 第5話 仲間と悪魔 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) ヤプールの悪辣さ
 今回は、異次元人ヤプールの登場で、ワンゼロがバキシムで優勢にあったのに割り込み、そしてゴウキに取り付いて悪事の限りを尽くし、これは第2次ウルトラシリーズで、卑怯なことを平気でする悪役たち(ナックル星人、ヤプール、マグマ星人、ババルウ星人、ブラック指令)の流れを汲むもので、声を当てられた玄田哲章さんの存在感ある声もあり、久々に悪役の醍醐味を見せてくれました。
 そして、ワンゼロが、超獣は怪獣とは違うという場面は、ガンダムで、新型モビルスーツの出たときの、アムロのせりふ、「ザクとは違うんですよ」を思わせました。
 また、ビクトリーとバキシムの撃ち合い、これはなかなかの見せ所で、このギンガS、本格的なミニチュア特撮が素晴らしいです。
(2) 人間を甘く見ての敗北
 今回、ヤプールは、ウルトラマンは強いが人間は弱いと言って侵略しますが、結局はその人間に負けたわけです。ウルトラシリーズでは、第2次シリーズでは人間は非力なものとして描かれることも多く批判もありましたが、しかしシリーズを通して、ウルトラマンと人間の協力で敵を倒しており(例えばメビウスの、グローザムの話)、ヤプールも、実際にエースの際に負けたのは、子供たちを助けようと決死の思いで異次元に突入した北斗の意志に負けたわけで、本当に懲りないというか、何とか、です。
 ウルトラでは、決して人間はウルトラマンに助けられるだけの存在ではなく、初代マンのイデのように、苦労して作った発明品が多くの力を発揮しており、人間とウルトラマンの絆がヒーローの本当の強さだとなるのです。
(3) ウルトラマンが飛んでやって来る
 今回、ギンガもビクトリーも、怪獣(超獣)のいる場所と違うところで変身して、現地に飛んでくる描写がありましたが、これはウルトラでは久々で、初代マンで何回かありましたが、平成では珍しいものです。そしてウルトラマンの飛行シーンはCGを使っている模様で、本当にCGの技術も進歩し、さらに日本の伝統である着ぐるみ・ミニチュア特撮と、CGが上手く融合しており、これは満足です。
(4) 主人公を幽閉する
 ヤプールの取った作戦は、ウルトラマンに変身する前に変身不能に追い込みこと、ウルトラでは変身不能にするのは変身アイテムを奪うことが昭和・平成共にこれの定番で、このようなバリアーの中に幽閉するというのはウルトラでは珍しく、円谷ヒーローではミラーマンで異次元に閉じ込められる展開が複数回ありました。そして、そこからの脱出に、ジャック(帰マン)のウルトラバリアー(シーモンス、シーゴラスの津波を跳ね返すのに使用)を使うとはマニアックです。
(5) 仲間が力だ
 そして、最後、ヒカル(ギンガ)とショウ(ビクトリー)が力を合わせ、ヤプールと超獣を倒すのは、仲間の絆こそヒーローの力あることの証明で、さらに、ゴウキもヤプールを必死に抵抗して追い出し、人間とウルトラマンの絆もヒーローの力であることを見せました。誰かを助けたいから強くなる、これはヒーローの本筋です。
 他方、敵側は仲間の意識などなく、仲間割れの連続で、ヒーローものだと悪役の組織で仲が悪いのは良くありますが、悪のメンバーが私利私欲でやっており、本当に悪として存在感があります。
 信じあう仲間が力で、これは、ウルトラではありませんが、レインボーマンで、脇役の一人が、自分の武器は信じることだけだと語るシーンがあるのです。一見非力に見える人間も、力を合わせたら強くなる、これはスーパー戦隊シリーズに代表される集団ヒーローものの本領で、今回のギンガSも満足でした。
No.11456 - 2014/08/12(Tue) 20:28:58

3大特撮ヒーローフェスティバルに行きました / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、大阪南港ATCホールでのウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊の3大特撮ヒーローフェスティバルに行きました、素晴らしかったです。
 まず、展示は3大ヒーローから、第1作と最新作のジオラマ、ライダーでは歴代のバイク3台、そしてウルトラマン、仮面ライダー、戦隊のレッドがずらり並んだものがあり、いずれお見せしますが、圧倒的です。また、マグマ星人が売り子をしていて、パンフにサインをもらいました。
 そして、何より素晴らしかったのが、スペシャルステージ、僕が見たのは前半にウルトラマン、後半にライダーと戦隊が悪と戦うもので、この手のヒーローのライヴ、小規模なものは過去に見たことはあったものの、こういう本格的なステージは初めてで、ウルトラマンはオリジナル俳優さんによる声の吹き替えがあり、さらに石坂浩二さんによるナレーションもあり、これ、テレビで観る特撮にも劣らないもので、そしてライダー、戦隊も、タイプチェンジなども舞台で見せてくれて、大変に感動しました。
 これを見て、特撮ヒーローは日本の文化だと思いました。素晴らしいステージ、お薦めです。
 猛暑です、関西では豪雨被害もありました、皆様お元気で。
No.11457 - 2014/08/18(Mon) 20:09:06

ウルトラマンギンガS 第6話 忘れ去れた過去 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本 黒沢久子、監督 田口清隆

 パトロール中のヒカルは、ショウを何者かがつけているのを知り、ショウに接触する。すると、ショウと同じビクトリウムのペンダントを持つ女性、ヒヨリが現れ、ショウに恨みを持っている模様であり、ショウを襲い、ビクトリーランサーを奪った。そして、ヒヨリの手にはチブルスパークとゴモラのスパークドールズがあり、ゴモラにモンスライブして、ショウに襲い掛かる。ヒカルはギンガに変身して、ゴモラに挑むが強く、そしてシェパードンの介入でヒヨリは撤退する。
 ヒヨリはビクトリアンの、地球を追われた民で、エクセラーがギンガとビクトリーを倒すためにスカウトしたのだ。
 そして、ヒカルはショウに導かれ、ホログラフィーで現れたキサラ女王と初対面する。キサラ女王は、ヒヨリはビクトリーランサーが使えるので選ばれた者であり、ビクトリーランサーを、ヒヨリと戦うことなく取り戻して欲しいと語る。ヒヨリは敵ではないかというヒカル、しかし、シェパードンがキサラ女王に記憶を甦らせる。
 そして、再びヒヨリのモンスライブしたゴモラが現れ、ヒカルはギンガに変身して立ち向かう。言うことを聞かないヒヨリに、ヒカルは止む無くタロウの力でストリウム光線を放つが、何とシェパードンが盾になりヒヨリを守った。これで、ヒヨリも目覚めた。が、その時、ワンゼロはファイヤーゴルザにモンスライブしてギンガに襲い掛かり、ギンガはカラータイマーが点滅を始め、もう戦えない。すると、シェパードンが立ち上がり、ゴルザに立ち向かう。それで、ヒヨリはゴルザと戦うが、劣勢である。
 ショウは、ヒヨリに、ビクトリーランサーを返してくれといい、するとゴルザの攻撃でヒヨリは大ダメージを受け、ビクトリーランサーをショウに返し、ショウはウルトラマンビクトリーに変身、EXレッドキングの力を使い、ゴルザを倒した。しかし、ゴルザのスパークドールズは、ワンゼロが回収した。
 そして、ショウと、キサラ女王は、ヒヨリを招きいれ、ヒカルはヒヨリにもチョコを渡した。
 だが、エクセラーは、シェパードンの持っているビクトリウムに狙いをつけるのだった。
No.11458 - 2014/08/19(Tue) 21:43:24

ウルトラマンギンガS 第6話 忘れ去れた過去 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
(1) 田口清隆監督、ウルトラマン初演出
 今回の監督は田口清隆さん、1980年生まれ、怪獣映画、ウルトラのスタッフを経て、ウルトラゾーンでその手腕を発揮して、その後ネオ・ウルトラQ、怪奇大作戦ミステリーファイルとこのところ円谷作品の主力をなし、今回万を持してのウルトラマン初演出です。田口さん、昭和ウルトラはリアルタイムで見ておられず、おそらく再放送やビデオで接した世代で、そういう世代がウルトラマンを作るのかと、アラフィフの世代は感慨深いです。今公開中のハリウッド版ゴジラのギャレス・エドワーズ監督もまだ30代の若手で、世界的に特撮に若い才能が花開いています。
 そして、ウルトラゾーンの名作、THE LOVEで見事な手腕を見せた田口監督、今回は怪獣特撮を完璧に展開しており、これ、やはり怪獣特撮は日本のお家芸であり、今公開中のハリウッド版ゴジラ、賛否両論ですが、僕はこのハリウッド版ゴジラ、それなりに良かったですが、しかし日本の着ぐるみ+ミニチュア特撮はそれ以上に素晴らしいと思いました。ウルトラマンと怪獣、円谷英二監督の歴史は続いており、今回のギンガSは、円谷英二監督を直接知る最後の世代の大岡新一さんの薫陶を受けた若いスタッフが活躍しており、日本の特撮はまだ健在だと思いました。
(2) 敵対していたキャラが味方になる
 この、今回出たヒヨリというキャラクター、ビクトリアンのもう一つの一面を見せるもので、最初敵側にいたキャラクターが、和解して味方になるのはキン肉マンの流れを見ました。
 さらに、ウルトラ名物?変身アイテム盗難、第1シリーズでヒカルが盗まれ、ギンガSでショウが盗まれ、これで平成の変身アイテム盗難は5件目、他のヒーローものには変身アイテムの盗難はほとんどありません。初代マンでは、ベーターカプセルは盗まれたことはないものの、良く落とし、ウルトラアイは3回も盗まれて、ウルトラではこういう変身に制限をつける展開がよくあるものです。
(3) 防衛隊が事実上、出てこない
 この話、ヒカル以外のUPG隊員、アリサが一瞬出たほかは一切出ず、ヒカル、ショウ、ヒヨリ、キサラ女王のみでドラマが進行し、ウルトラでは、防衛隊があまり出ない話は、レオ末期の円盤生物シリーズを除くと、ガイアの遠い町、ウクバールで、我夢以外の隊員がほとんど出てこない(我夢もあまり出ない)ものがあるくらいです。田口監督、異色作も撮られる人で、今回は納得です。
(4) けなげなシェパードン
 今回の、もう一つの主役はシェパードン、ビクトリアンの失われた過去を知り、今回、ヒヨリとヒカル、ショウの仲を取り持ったのはシェパードンで、そして、ヒカルが止む無くヒヨリを攻撃したらヒヨリを守り、さらに危機に立ったヒヨリを支える、まさに忠犬ならぬ忠怪獣です。過去には、人間の味方になった怪獣は、セブンのカプセル怪獣があり、そしてティガの、影を継ぐ者では、ガーディーが正義の怪獣で出ましたが、これほど忠義深い怪獣もなかなかいません。
(5) 平成常連になったゴモラ
 今回はゴモラが、スパークドールズ怪獣として初登場、大怪獣バトル以来、主役になったゴモラ、今回は最初敵対する存在として現れ、初代マンで描かれた圧倒的な強さは健在であり、特撮が見事で、田口監督、過去には等身大特撮のみをやっていましたが、怪獣特撮も素晴らしく、いずれ日本の特撮を背負って立つ人になりそうです。前半のクライマックスは田口監督らしく、期待しましょう。
No.11459 - 2014/08/19(Tue) 21:44:03

タワーレコードの冊子、イントキシケイトの最新号にウルトラの音楽の記事あり / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、広島を始め日本各地で豪雨であり、皆様お元気ですか。
 タワーレコードで、無料で配っている冊子、イントキシケイト(隔月刊)の最新号で、ジャズピアニスト、坪口政安さんのコラムで、3大ウルトラシリーズの主題歌比較があり、初代マン(宮内國郎さんの作曲)、セブン(冬木透さんの作曲)、帰マン(すぎやまこういちさんの作曲)の楽譜比較があり、初代マンはブルージーなロック調、セブンはクラシック・シンフォニー風、帰マンはモータウン型ロックと表されています。面白い記事であり、皆さんもぜひ読んでください。
 そして、今日はつるの剛士さん、西宮でライヴをされています。
http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2014/08/23/0007265527.shtml
 皆様、お大事に。
No.11460 - 2014/08/23(Sat) 19:48:30

新ウルトラマン列伝 9月の放映予定 / 棺桶のジョー [近畿]
 フィギュア王を見て、新ウルトラマン列伝の、9月の放送の予定が分かりました。
9/2 ギンガS第8話 前半クライマックス
9/9、16 チブル星人エクセラーによる怪獣分析
9/23,30 映画「ウルトラマンコスモス2」分割放映

 ギンガS、前半終了後は、クライマックスに出る平成怪獣の合体分の解説、総集編で、その後映画コスモス2を分割放映、これは4週かかると思われるので、おそらく10月の前半に残り2回、さらに、11月よりギンガS後半が始まるので、10月の後半はそれの前座のようなものになると思われます。
 また、関西では、ウルトラマンで科学する、のイベント、12月に大阪・梅田の阪神百貨店で行われます。
 豪雨が続きます、皆様お元気で。
No.11461 - 2014/08/25(Mon) 19:04:31

ウルトラマンギンガS 第7話 発動!マグネウェーブ作戦 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本 林壮太郎 監督 田口清隆

 UPGの仮設レーダー基地付近に、怪獣ガンQが現れた。陣野隊長が出撃を命じると、シェパードンが現れガンQに立ち向かう、しかし、これはエクセラーの策略であり、こうしてシェパードンをおびき出して、シェパードンの持つ、通常の何十倍ものエネルギーを持つビクトリウムを奪う算段である。
 UPGでは、友也がマグネウェーブで反撃できるが、準備に時間がかかるというと、陣野隊長はこれを受け入れ、作戦を実行する。
 地底では、シェパードンの窮地を知り、ショウが出撃する。そして、キサラ女王は、ヒヨリから、ビクトリウムを奪っているのがエクセラーという宇宙人で、月の裏側に貯めていると語る。
 そして、UPG基地内にワンゼロと、チブロイドが進入し、基地を爆弾で破壊するつもりなのだ。この爆弾、半径3kmを吹き飛ばすという、アリサは、ワンゼロに立ち向かう。
 そして、マグネウェーブの第1撃が、エネルギー充填120%で発射され、ガンQにダメージを与える。しかし、ショウがグドンの力で攻撃するが、ガンQはびくともしない。そして、ショウは反撃を受けてしまう。さらに、ガンQを操るボルストは、ファイヤーゴルザにモンスライブして攻撃してくる。そして、ゴルザは陣野隊長を狙うが、間一髪ショウはビクトリーに変身して、キックを浴びせる。直撃は避けられたもの、陣野隊長は吹き飛ばされ、ヒカルはギンガに変身して隊長を助けた。
 しかし、強力怪獣二匹を相手に、ギンガもビクトリーも苦戦する。それを、陣野隊長がマグネウェーブ攻撃の第2波で援護する。
 基地内では、破壊を目論むワンゼロをアリサが倒すが、爆弾は爆発寸前になる。それを、友也はガンパッドをつないで解除する。アリサの問いに、友也は、これは自分と宇宙の大事な友達との絆と語る。
 苦戦していたビクトリーは、キングジョーランチャーでガンQを圧倒し、ビクトリーシュートで倒した。ギンガも、ゾフィーの力を使い、M87光線でファイヤーゴルザを倒した。
 しかし、これは序章に過ぎなかった、エクセラーは、これまで集めたエネルギーを利用して、ゴルザ、メルバ、レイキュバス、コッブ、ガンQの合体した怪獣、ファイブキングになり、降臨する。そして、戦いでエネルギーの尽きたギンガとビクトリー、光線を放つが、簡単に交わされ、二人は倒れた。
No.11462 - 2014/08/26(Tue) 20:43:40

ウルトラマンギンガS 第7話 発動!マグネウェーブ作戦 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) 仮設基地
 今回のポイントが、UPGの基地がまだ本格的なものではなく、仮設状態とのことであり、UPGは出来たての組織で、しかし、他のヒーローものでも、基地が仮設状態のまま戦うというのはなかったと思います。そして、防衛組織がウルトラマンを援護する作戦を立てるのも、久々で、今回UPGのメンバーはみんな頑張り、各自の持ち場を見せてくれました。
 マグネウェーブ発射時の、友也の「エネルギー充填120%」は、宇宙戦艦ヤマトの波動砲へのオマージュであり、こういう、仮設の基地ながら活躍するというのは面白いものです。日本のヒーローものだと、アメリカのように、火力にものを言わせて攻撃するシーンはなく、例えば、初代マンの科特隊は重火器を全く持ちませんが、イデ隊員や岩本博士が苦労して作った発明品が怪獣を倒しており、科特隊は日本のヒーロー史上、今でも最強のチームです。そして、UPGはアリサがワンゼロを倒し、友也が爆弾を解除して、全員が見せ場を作られていました。
日本のヒーローだと、火力、飛び道具は基本ご法度、苦労して、小さな努力を重ねて戦うもので(これはライダー、戦隊も同じ)、それゆえ、たくさんのヒーローが今も支持を得ています。
(2) 強力な怪獣の跋扈
 今回は、ギンガ第1期も含めて、登場怪獣が全て平成からのみであり、そしてガンQの脅威、これも、1体の着ぐるみをCGで何体にも見せて、シェパードンの持つビクトリウムを奪う展開はなかなかで、さらに、ウルトラだと、防衛隊の基地に敵が潜入するのは日常茶飯(初代マン最終回、セブンのゴドラ星人、帰マン最終回、など)であり、これは、この手の組織だと、現実には入るのに身分証明、手続きが要りますが、ウルトラの防衛組織は比較的簡単に入られ、それで基地のセキュリティは大丈夫なのかと、昭和の段階からよく言われていました。
 そして、ガンQとゴルザ、強敵に翻弄される2大ウルトラマンの危機、それをUPGの援護で乗り切るという、ヒーローものの王道を見ました。
(3) 最後に出現、ラスボス
 今回のラスト、ガンQとゴルザを倒し、基地も守ったと思ったら、エクセラーは貯めたエネルギーでファイブキングになり攻撃してくる、これはガイアの最終3部作で、ガイアとアグルが根源破滅天使、ゾグに攻撃され敗北するシーンを思わせました。
 ファイブキングは合体怪獣で、昭和ではエース最終回のジャンボキング、タロウのタイラントがあり、しかし、強い合体怪獣を作りたいなら、なぜゼットンとキングジョーを入れないのだと、昭和の頃から言われました。実際、ジャンボキングはそれほど強いわけではなく(北斗に、エースの正体を明かさせるための伏線)、タイラントも、ゾフィー〜エースまで簡単に倒したのに、タロウには逆に簡単にやられましたが、今回のファイブキングは、ガイア最終章のゾグなみの存在で、久々に「強い怪獣」を見せてくれました。
(4) 冴える田口特撮
 今回も田口清隆さんの演出で、怪獣を作りたくて監督になった田口さん、素晴らしい完成度の特撮で、おそらく今円谷の社長である大岡新一さんの指導の賜物でしょう、特撮シーンも満載で、アクションも圧倒的で、これぞ日本の特撮であり、今年はハリウッド版ゴジラもありましたが、やはり、着ぐるみ特撮は日本のお家芸であると思いました。前半クライマックス、期待しましょう!
No.11463 - 2014/08/26(Tue) 20:44:15

ウルトラマンギンガS 第8話 朝焼けの死闘 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本 小林雄次、監督 田口清隆

 前回のラスト、ギンガとビクトリーはファイブキングに敗北し、ヒカルとショウはギンガとビクトリーから分離した。これは、ギンガとビクトリーがヒカルとショウを守るためにウルトライブを解除したと語った。そして、チブル星人エクセラーは、地底人にビクトリウムを渡せ、さもなくば地上を破壊すると宣言し、回答を明日の朝まで待つと嘯いた。
 UPG本部に、ヒカルはショウを連れてくる。ショウは自分が地底人と明かし、ビクトリウムは地球の命と説明する。だから、敵には渡せないのだ。そして、友也は、前回使ったマグネウェーブ苦戦で、シェパードンの持つビクトリウムのエネルギーをギンガとビクトリーのカラータイマーに照射して復活させる作戦があると語り、シェパードンは、地球のために自分のエネルギーを使ってくれと言っていると、ショウは語った。友也はプログラムを作るのに3時間いるというが、陣野隊長は朝までの1時間でやれと命じた。
 そして、前回倒れたワンゼロは、自爆して基地を破壊しろとエクセラーに命じられ、これを阻止すべく、ヒカルとショウが立ち向かう。すると、エクセラーは約束を破り、朝が来ていないのに侵攻を開始した。ヒカルはワンゼロをショウに任せて、自分はファイブキングに立ち向かう。
 町を破壊するファイブキングに、ヒカルは怪獣にウルトライブし、立ち向かうEXレッドキングだが、あっという間にやられる。なら、エレキングでヒカルは立ち向かうが、やられて、エクセラーは怪獣など持ち駒に過ぎないと嘯くが、ヒカルは怪獣も仲間だ言って戦う。しかしキングジョーすら、ファイブキングには勝てない。
 そして、ワンゼロは自爆を図るが、ショウは何のために生きているのかと問い、ワンゼロが戸惑った時に、胸のチブル星人のバッヂを奪い、この活動を止めた。
 ようやく、友也のプログラムが完成し、マグネウェーブでシェパードンのエネルギーを、ギンガとビクトリーのカラータイマーへと、アリサとゴウキが照射する。作戦は成功し、ギンガとビクトリーは蘇った。ヒカルの元にギンガの人形が現れ、ヒカルはギンガへウルトライブ、ショウもビクトリーにウルトライブする。
 ファイブキングの暴れる都会へギンガとビクトリーは飛翔して現れ、共に戦う。ファイブキングの力の源、ガンQの構成する目を二人が協力して破壊し、総力戦、次第に二人のウルトラマンが優勢になり、ギンガはストリウムになり、M87光線、スペシウム光線、エメリウム光線、ウルトラショットで追い詰め、ビクトリーのシュートとメタリウム光線で大打撃、最後はストリウム光線でファイブキングを倒した。
 戦いが済み、朝が来た、二人のウルトラマンはシュワッチと飛び立った、ワンゼロは覚醒し、新たな道を歩き始めた。
 しかし…エクセラーは死んではいなかった、最強の頭脳には、最強の肉体が相応しいと嘯く。
No.11464 - 2014/09/02(Tue) 21:25:05

ウルトラマンギンガS 第8話 朝焼けの死闘 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) ヒーロー復活の王道
 今回のお話、基本にあるのはセブン暗殺計画と、ガイアの最終回で、これ、もう少し長いシリーズなら3〜4話くらいかけてやるものを駆け足でやった点はありましたが、ともかく、このギンガSは特撮が素晴らしく、田口監督の演出は圧倒的で、これだけの特撮をテレビで見られるのはうれしいです。
 この、ヒーロー敗北→人間の手による復活はセブン暗殺計画で始まり、しかし昭和の段階では、ウルトラマンが負けたら、他のウルトラ兄弟、父、母、キングが手助けする形になり、平成では、ダイナの、クラーコフ編で30年ぶりに人間がウルトラマンの窮地を救い、その後平成ではウルトラマンのピンチを人間が救う話が必ずあります。
 今回、友也が作戦を提案し、陣野隊長が3時間ではなく1時間でやれという点は、帰マンのシーモンス・シーゴラス編を思わせました。
 そして、ウルトラマンが敗北し、一体化している人間を守るため分離するのはコスモスのエクリプス登場編でありました。今回、脚本は小林さん、平成ウルトラも多く書かれて、よく研究されています。 
 このギンガS、8話で総勢7名の脚本家が参加し、もともとウルトラでは多くの脚本家が参加することが多く、他方平成ライダーは大抵1年のシリーズをメインライターとサブライターで回すので定番で、また東映作品では1年のテレビシリーズを一人の脚本家が全部書く、あるいはそれに近いものが多数あるのに、円谷作品だとそういう例はなし(円谷系の作品で、アイアンキングの例があるのみ)のは面白いです。
 今回は、第7話で使用したマグネウェーブ作戦を利用してギンガとビクトリーを復活させるのは、セブン暗殺計画の後編と同じもので、そして防衛隊を敵が邪魔するのも同じですが、エクセラーの手先であったワンゼロは捨てられ、迷いが生まれて、そこをショウに突かれ倒されます。これは、ギンガの第1期からのテーマで、仲間の力が正義であることで、悪の側が仲間割れしていることからも知られて、そしてヒカルとショウ、この話では両者力を合わせてのものが素晴らしかったです。
(2) 怪獣は仲間
 また、今回は、ヒカルが怪獣にウルトライブして戦うことで、これは、怪獣はそもそも悪ではなく、悪に操られているだけで、仲間だという点、これはコスモスの怪獣保護がありますが、そのルーツはガイアのラスト2話で、地球の怪獣たちが蜂起して根源破滅招来体に立ち向かい、そのエネルギーで一旦破れたガイアとアグルを復活させるのと似ています。
 ウルトラでは、怪獣は倒されますが、しかし根本では、金城哲夫さんの頭にあったのは、ウルトラマンは怪獣を懲らしめるだけで殺さないという発想、初代マンではガヴァドンやヒドラにあり、大抵のシリーズで、怪獣は一方的な悪ではないと描写されます。
 今回も、シェパードンが力になり、エクセラーの、怪獣は持ち駒と嘯くのに、ヒカルは、怪獣たちは仲間と叫ぶあたり、歴代のウルトラシリーズの流れを見ました。今回、ギンガとビクトリーの復活に役立ったシェパードンが後半どうなるか、楽しみです。また、ワンゼロがエクセラーに捨てられ、そしてショウに止められるのも、正義とは、悪とは何かを見せてくれました。
(3) 戦いすんで朝が来る
 今回はサブタイトルが朝焼けの死闘で、これに帰マンの主題歌、「戦いすんで朝が来る」を思い出されたファンも多いでしょうが、夜に戦い、勝利が朝焼けのパターンは比較的少なく、むしろウルトラは夕陽で、セブンとメトロンの戦い、帰マンがナックル、ブラックキングに敗れる、エース最終回などあり、また帰マンのメインテーマは夕陽に立つウルトラマンというBGMで、またミラーマンの主題歌は朝焼けという言葉で始まり(さらに、鏡の世界が関係する仮面ライダー龍騎も、主題歌は朝焼けから始まる)、これは特撮の魅力を見せてくれました。
 そして、ウルトラマンが飛び立つ瞬間にシュワッチで、これは燃えました。田口監督、特撮ファンの、こういうものが見たかったというものを見せてくれました。
(4) 絶好調!田口特撮
 前半のラスト3話は田口監督、ウルトラマンの特撮は初めてでしたが、まさにゴールデンルーキーのデビューで、田口監督は怪獣特撮をやりたくて監督になったのですが(列伝公式ブログより)、これは着ぐるみとミニチュアを多用した特撮で、ギンガではメビウスまでのように本編と特撮の2班体制ではありませんが、これだけの特撮を見せてくれて、満足でした。
 なお、まだ詳細は不明ですが、特撮ファンのブログを見たら、来年ウルトラマンの新作映画(ギンガのスペシャルではなく)の予定があるそうです。今年に入り、ハリウッド版ゴジラ新作が話題になり、これ、アメリカ、中国では好評で、早く続編が決定しているそうです(98年版は続編が出来ず)。ただ、このゴジラ、98年版と比較して日本での興行成績はやや劣り、また絶好調であった仮面ライダー映画も、今年はそれまでと比較してヒットが弱く、今年に入り特撮映画の興行成績がやや弱くなっていますが、しかし、CGではなく、着ぐるみとミニチュアの特撮を作れるのは日本だけです、11月からのギンガ後半も期待できそうです。
No.11465 - 2014/09/02(Tue) 21:25:46

ボイジャー、ウルトラギャラクシー発売 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、近年のウルトラ関係の主題歌を歌っているグループ、ボイジャーのCDが出て、買いました。20曲、80分近く入っており、これで初めてCDに入る曲も多く、ウルトラマンビクトリーの歌、またファミリー劇場で使われた帰マンや80体操の歌もあり、気に入りました。
 そして、円谷英二監督の故郷、福島県須賀川市で、キャラクターを使ったイメージ戦略のシンポジウムがあり、大岡新一さんが講演をされました。
http://www.minpo.jp/news/detail/2014090817941
 ウルトラマンが、被災地の復興に貢献しています。
 また、大阪・阿倍野にウルトラマンギンガと主役の根岸拓也さんが来られました。
http://abeno.keizai.biz/headline/1453/
 皆様、お元気で。
No.11466 - 2014/09/08(Mon) 20:09:33

新ウルトラマン列伝 10月の放送予定 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、新ウルトラマン列伝、10月の放送の予定が雑誌他で分かりました。
10/7,14は映画「コスモス2」の分割放映
10/21 メビウス第41話「思い出の先生」、80登場の回を放映
10/28 ギンガS前半総集編
 列伝のOPに、メビウスに出たホーがあり、思いでの先生の放映は予想されましたが、歓迎したいです。
 また、杉浦太陽さん、弟さんとイベントに出られました。
http://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/oricon_2042540
http://www.cinemacafe.net/article/2014/09/25/26194.html
 コスモスの後で弟さんにもウルトラマンの引き合いがあったそうです。
 皆様、お元気で。
No.11467 - 2014/09/26(Fri) 19:27:17

朝日新聞で実相寺監督の記事あり / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、台風で皆様、大丈夫でしたか?
 朝日新聞の夕刊に、実相寺監督の、怪奇大作戦の京都買いますに関する記事が載っていました。
http://digital.asahi.com/articles/ASG9T7QPTG9TPLZU009.html?_requesturl=articles%2FASG9T7QPTG9TPLZU009.html&iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG9T7QPTG9TPLZU009
 閲覧には無料の登録が要りますが、69年当時、有名な怪奇大作戦の京都編、実相寺監督の功績がこれほど大きく新聞に載ったのも異例で、やはり、今社会の中核に、我々ウルトラ世代がいることが大きいのでしょう。
 そして、夕刊アメーバニュースに、初代マンのスーツアクター、セブンのアマギ隊員の古谷敏さんのインタビューもありました。
http://yukan-news.ameba.jp/20141014-26600/
 これも、感激ものです。
 災害のシーズンです、皆様どうぞお元気で。
No.11468 - 2014/10/14(Tue) 19:08:51

Re: ウルトラマンギンガS 第5話 仲間と悪魔 あらすじ / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんご無沙汰しております。台風の被害が気にかかりますが、ご無事でいらっしゃいますでしょうか。
 ジョーさん、古谷さんのインタビュー記事読みました。メビウスのOPや「ヒーローズ!」という曲に通じる言葉で締めくくられていて、とても嬉しかったです。やっぱり買いたい、「ウルトラマンになった男」。実は私、去年のトリプルパンチに未だに凹んでいるのですが、いい加減這い上がりたいのです。ご紹介ありがとうございました。
 そうそう、ご報告が遅れましたが、ハリウッド版ゴジラを観てきました。こ、怖かった…小怪獣連れて行かなくて良かった。ムートーのメスへの最後の攻撃が凄すぎて。しかしそれより怖かったのは、結局核ミサイルが爆発してしまったこと。これで新たな危険海域が増えてしまったということですよね。汚染された上に、また何か新たな怪獣が出てくるという伏線でしょうか。BSプレミアムで見たゴジラ映画と合わせて考えることは、「科学の不始末は科学でつけられるのか」ということ。負の連鎖が延々と続くのではないかということ。これはプラズマ太陽光によって望まぬ姿と力を得てしまったウルトラマンにも通じることです。それと気になるのは芹沢といえばヒカリ。自分の発明を悔いている彼と、その憑依相手の名がセリザワというのは偶然ではないと思うのですが、そういうことがどこかに書かれているのかも。パンフレットを買わなかったことが悔やまれます(予算オーバー)涙。
 それでは今夜はこれにて失礼いたします。これから寒くなりますので、お体には気をつけて下さいね。
No.11469 - 2014/10/15(Wed) 23:33:39

TOEICにウルトラマン採用 / 棺桶のジョー [近畿]
 藤子さん、みなさまこんばんは、いきなり寒くなりましたが、皆様お元気ですか。
 英語検定のTOEICに、何とウルトラマン採用です。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/141016/prl1410161012018-n1.htm
http://www.advertimes.com/20141016/article172678/
 ウルトラマンのキャラクターを使った宣伝は、82年のすし太郎のCM以来多数あり、そして87年のチャルメラ以来たくさんに起用されましたが、今回は国際的な舞台での採用で、うれしいものです。
 藤子さん、ハリウッド版ゴジラをご覧になりましたか?あれ、ファンの間では賛否両論で、特撮ファンには好評ですが、やはり日本のゴジラの社会的なメッセージに魅了されたファンには批判もあります。
 私は、ネタバレになりますが、今回のゴジラは、帰マンのグドン・ツインテール編やシーモンス・シーゴラス編を思わせました。エドワーズ監督、ゴジラだけでなくおそらくウルトラシリーズも見ているはずで、しかし、CGによる怪獣はやはり違和感がありました。
 今日見た神戸新聞には、私と同世代の方が、ゴジラ1作目を見て、その社会性に魅了されたという投書が載っていました。ゴジラも、ウルトラマンも、そして仮面ライダーも日本の誇る文化です。
 ともかく、今年は8月以降、豪雨、御嶽山の噴火と自然災害のラッシュで、震災の被災地として他人事ではありません。皆様、寒くなります、どうぞお大事に。
No.11470 - 2014/10/16(Thu) 20:03:50

Re: ウルトラマンギンガS 第5話 仲間と悪魔 あらすじ / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さん、こんにちは。なかなか秋晴れが続きませんが、いかがお過ごしですか。
 ええっ、英検!!うわー、知らなかった。ポスターをこっそり剥ぎに…いえいえ。数日前に新聞の紳士服のチラシで初代マンを発見、そのうちテレビでと待っているのですが。BOSSのCMでダダが出たので次は…と思いましたがジョージア様の手前、無理かなあと、ちょっと寂しい思いをしています。ジョージア様と言えば「シャキーン!」の缶がウルトラ微糖に似てないこともないと思いつつ新作を待っております。こうしてささやかな期待を持ち続けていることがウルトラの奇跡に繋がりますように。
 さて、ゴジラについてですが、確かに元祖とは違うと思います。核、放射性物質への考え方が違います。核実験の名目でゴジラ退治…成功したとしても、放射能除去装置もないのに(あっても)繰り返すとは。それと確かにCGは動きがスピーディーで迫力ありますが、スーツアクターさんの仮面ごしの表情を感じるのも楽しみの一つですから。メカゴジラのラストで、幼いゴジラザウルスが着いてきているかどうか、何度も振り返るゴジラの優しさとか。それとゴジラの生き物らしさをもうちょっと表現して欲しい。ムートーのつがいはオスとメスがようやく巡り合い、頬ずり(?)をしたりとか、卵を焼かれたメスの怒りが表現されていたのに。
 そして何より、後始末の方法まで確立せずに「大発明」を実用化して大惨事に、ということを繰り返してはならないということを描いて欲しいです。
 それでは今日はこれにて失礼いたします。
No.11471 - 2014/10/22(Wed) 13:40:50

ウルトラマンギンガS 11月の放映予定 / 棺桶のジョー [近畿]
 藤子さん、みなさまこんばんは。
 新ウルトラマン列伝、11月はウルトラマンギンガSの後半で、雑誌情報では以下の通りです。
11/4 第9話 取り戻す命
ベムラー、ベムスター登場
11/11 第10話 未来への聖剣
ベロクロン、ドラゴリー登場
11/18 第11話 ガンQの涙
11/25 第12話 君に会うために

 前半の流れから見たら、これは期待できそうです。
 藤子さん、今年のハリウッド版ゴジラは各方面で賛否両論で、98年版が、日本の特撮ファンの笑いものになったのとは対照的です。ただ、私は、今のウルトラマンギンガSを見たら、日本のスタッフが、着ぐるみを使えば、より良いものになったとも思いました。しかし、このハリウッド版ゴジラは世界で大ヒットで、続編が決定しているそうです。
 関西では、11月に神戸にウルトラマンレオが来て、12月には大阪の阪神百貨店でウルトラマンのイベント、今年は8月の3大特撮ヒーローフェスティバルもすばらしかったし、関西の特撮は燃えています。
 寒くなりましたし、災害も相次いでいます、皆様お元気で。
No.11472 - 2014/10/25(Sat) 19:56:28

ウルトラセブン、森次さんとひし美さんトークショー / 棺桶のジョー [近畿]
 皆様こんばんは、寒くなりましたね。
 東京国際映画祭のイベントで、ウルトラセブンがテーマになり、森次晃嗣さんと、ひし美ゆり子さんがトークショーをされました。
http://www.sanspo.com/geino/news/20141026/oth14102621020032-n1.html
http://www.daily.co.jp/gossip/2014/10/27/0007452591.shtml
http://eiga.com/news/20141026/19/
http://www.cinematoday.jp/page/N0067464
 これ、森次さんやひし美さん、その他の皆様の姿を見たら、もう神々の時代のものであり、胸が熱くなりました。
 皆様、お元気で。
No.11473 - 2014/10/27(Mon) 20:09:45

ウルトラセブン 出演者のお気に入りのエピソードは / 棺桶のジョー [近畿]
 みなさまこんばんは、寒くなりました。
 東京国際映画祭での、ウルトラセブンのブルーレイ発売イベントの模様、マイナビニュースにもありました。
http://news.mynavi.jp/articles/2014/10/28/seven/
 これ、神戸で撮影したウルトラ警備隊西へのエピソード、夜は飲みたいので夜の場面を書かないようにとのことや、神戸ロケの宿泊費、交通費を武田薬品が出したと言うのも興味深いです。
 また、森次さん、優れた話は超兵器R1号、第4惑星の悪夢、ノンマルトの使者、そして最終回で、最終回に関して、満田さんに感謝されたなど、セブンファン感激のものです。
 寒いです、皆様風邪などにはお気をつけて、お元気で。
No.11474 - 2014/10/29(Wed) 19:15:51
ウルトラマンギンガS 第1話 切り拓く力 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
 脚本:小林雄次 監督:坂本浩一

 降星町の戦いから2年、ヒカルは世界各地を冒険していた。その中、メキシコで、不思議な遺跡に遭遇する。
 そして日本、チブル星人の配下、アンドロイド・ゼロワンは地下からビクトリウムを奪う工作を行う。地底への侵略を懸念したキサラ女王は、勇者ショウにビクスリーランスを託し、侵略者と戦うことを命じた。そして、その際に、地上の知識を授け、地上の人間を傷つけてはいけないと諭す。
 そして、地上でゼロワンの工作により、ビクトリウム強奪工作が始まり、特捜チームUPGのゴウキ、アリサ両隊員が駆けつけると、怪獣シェパードンが現れる。それをゴウキとアリサが攻撃するが、シェパードンはびくともしない。と、そこへヒカルが現れ、しかしギンガはもういない、UPGの専用車を駆りシェパードンを翻弄し、一旦は沈めるが、再び立ち上がる。しかし、シェパードンは、ショウの配下の怪獣で、ビクトリウムを奪うものと戦っていたのだ。
 UPG本部で、陣野隊長は、友也から、あの怪獣が地底の使者であることを知らされる。そして、ショウがシェパードンを地底へ帰るように命じる。
 ヒカルはショウに話しかけ、自分たちは同じ空の下にいるものと語るが、ショウは、地底のものことは地上の人間には分からないと答える。そして、ショウはゼロワンを追い詰め、ビクトリウムを取り返そうとするが、ゼロワンは戦闘員チブロイドをショウに放つ。ショウが戦うと、シェパードンがショウを助けに来るが、我を忘れている。
 すると、ゼロワンはEXレッドキングのスパークドールを取り出し、EXレッドキングにダークライブし、怪獣となり、シェパードンを追い詰める。そして、シェパードンの危機に、ショウはビクトリーランスを取り出し、ウルトラマンビクトリーにウルトライブする。だが、吹き飛んできた岩で、ゴウキとアリサが下敷きになってしまう。ヒカルは、この町に自分を導いたのはギンガだと、もう一度切り拓く力をくれと願うと、ギンガは反応し、ウルトライブ、ウルトラマンギンガが復活した。かつて、降星町に現れたとされるウルトラマンである。
 ギンガはEXレッドキングを圧倒し、ギンガサンダーボルトとギンガクロスシュートでEXレッドキングを倒す。そしてスパークドールズを回収しようとすると、ビクトリーが攻撃してスパークドールを奪い、ショウはそれをウルトライブして、ビクトリーの腕がEXレッドキングのそれになり、ギンガへの攻撃を始めた!
No.11445 - 2014/07/15(Tue) 21:33:37

ウルトラマンギンガS 第1話 切り拓く力 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) 21世紀の続編
 今回より開始のギンガS、人気作品の続編は多数作られていますが、ギンガの場合は、昨年の第1シリーズ、これで終わらず、必ず続編のできることを信じての終わり方であったと思います。
 これに関して、映像作品ではありませんが、30年前に、仮面ライダーのBGMが初めてLPになったことを思い出しました。ウルトラマンのBGMは79年春にキングからLPになりましたが、仮面ライダーは遅れ、これは東映ヒーローのBGMのLPの売れ行きが当時悪かったこともあり、何とか84年の暮れに出ましたが、1枚目は1号2号に加えて、V3も少し入れる形でした。これは、LPの売れ行き次第で、第2弾が出せない可能性もあり、そのため続編の出来ることを信じてのLP第1弾の発売でした。このLPは売れて、結局全シリーズが商品化されましたが、当時は本当に特撮の地位が低く、確かに、スーパー戦隊とメタルヒーローはシリーズが続いていたものの、やはりウルトラ、ライダー、ゴジラのレギュラーのシリーズがなかったことが痛かったです。そのため、ライダーのBGMの商品化が遅れました。
 今日、特撮は一定の地位を確保していますが、テレビシリーズとしてはライダー・戦隊が枠を確保しているものの、その他のご当地ヒーローなどの作品は1クールが限度で、やはり、制作費のかかる特撮物を定常的に作るのは、テレビ的には厳しい時代の模様です。その中でも、いいものを作ろうとするギンガSのスタッフを応援したいです。
 今回のギンガ再登場は、コスモスの映画2,3作目を思わせました。また、特撮も、久々にセットを壊すシーンなどあり、よかったです。
(2) ヒーローと対する存在
 このシリーズでは、主人公ギンガと対するヒーロー、ビクトリーが出ており、ウルトラでは過去にガイアとアグル、メビウスとヒカリの例がありますが、このルーツは快傑ライオン丸(72年)で、熱血主人公とクールな副主人公という対比がファンの支持を得ました。この構図は、集団ヒーローで、ガッチャマン、ゴレンジャーと、リーダーは熱血漢、ナンバー2がクールという構成がいずれも人気を得たことに通じます。
 そして、平成ライダーでは、複数の仮面ライダーが現れ、対立するものが主流になりました。
(3) ビクトリーとファイヤーマン
 今回、ギンガと対するビクトリー、地底のキャラクターというのは、円谷ヒーローファイヤーマンを思わせる設定です。ウルトラでは、前述のガイアとアグル、メビウスとヒカリでは、副主人公の素性が当初不明でサスペンスもありましたが、今回は最初からビクトリーの素性がわかっている設定でした。
(4) ウルトラ初の戦闘員
 ゼロワンが操る戦闘員が出ましたが、これはウルトラでは初のものです。戦闘員は東映ヒーローの独断場で、もちろん仮面ライダーがそのルーツ(その前に赤影で雛形が出来ており、いずれにせよ戦闘員は東映の十八番です)、円谷作品ではトリプルファイターに出たのが最初、ジャンボーグAにもそれらしいものは出ましたが、こういう具体的な戦闘員は初で、これはメイン監督の坂本浩一さん(戦隊、ライダーを近年多く演出)の発想と思われます。
 また、今回はゼロワンがダークライブして怪獣になり、これはまるで巨大ロボットを操縦するようなセンスでした。同様に、ビクトリーもショウが操縦する巨大ロボットの様相もありました。
(5) 対立するヒーロー
 最後で、ビクトリーがギンガを攻撃してスパークドールズを奪う展開、違和感のあった人もあると思いますが、この時点でビクトリー(ショウ)はギンガが味方、仲間とは思っておらず、むしろ敵と思い攻撃したものです。これ、ウルトラのレギュラーのテレビシリーズでは過去ありませんが、海外製作のグレート、パワードともに第1話では、ウルトラマンが最初敵と思われる展開があり、そしビデオシリーズのネオスでは最初ウルトラマンは敵と思われて防衛隊に攻撃される描写もありました。これを踏襲するものです。
(6) 久々の防衛隊
 ギンガ第1期ではなかった防衛隊、今回はUPGが出ました。この、アルファベット3〜4文字によるチームのルーツは怪奇大作戦のSRIで、その後帰マンのMAT以降、円谷作品の定番となりましたが、ウルトラでは、このようにアルファベットをそのまま読むタイプのチームは過去に80のUGMのみ、他は3〜4文字のアルファベットを単語として読むものであり、UPGはウルトラパーティーガーディアンズの略、そして防衛チームのセットも、本格的なものはメビウス以来です。
(7) スタッフ一新
 ギンガSは脚本、監督ともに第1期と異なる陣容で、第1期は平成ウルトラの常連スタッフによるものでしたが,今回は若手のスタッフで、今回の坂本監督はここ数年の戦隊、ライダーの常連で、今回東映ヒーロー的な要素は坂本監督の意向によるものと思われます。
 また、今回は話数も増えて、初回は複数回の構成で、これは平成ライダーを意識したと思われ、来週も楽しみです。
 なお、ウルトラで東映系のスタッフがパイロット(第1話)を製作するのは初めてで、ウルトラだと第1次シリーズが東宝・TBS系の人材で出来たためで、しかし、円谷から東映に行った人は多く、上原正三さん,東条昭平さんともに円谷出身で、戦隊、メタルヒーローを支えました。
 以降のシリーズが楽しみです。
No.11446 - 2014/07/15(Tue) 21:34:10

AERAにウルトラマン記事&セブンのムックが出ます / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、暑いですが、皆様お元気でしょうか?
 週刊誌「AERA」に、ウルトラマンの特集がありました。面白いもので、頭のいい子は良くウルトラセブンを見ているとかの内容もあり、もちろん、ウルトラの深い内容の考察、故郷は地球や超兵器R1号、第四惑星の悪夢の背景に、日本と戦争があると書いてありました。
 また、ウルトラマンを演じたパパ、つるの剛士さん、杉浦太陽さんの子育てのことも載っていました。つるのさん、町を歩いていると、若い人からダイナ見ていましたと声をかけられるそうで、お二人ともにお子さんにウルトラマンを見せており、日本にたくさんあるヒーローの中でも、ヒーローのパパがこれだけ報じられるのはウルトラマンのみです。
 そして、来週、ウルトラセブンの特集本が出ます。
http://m-78.jp/news/n-2607/
 1冊税込み1000円、こういう買いやすいものは歓迎で、こういう価格なら、子供にも買えるのでいいです。
 さらに、来週のNHKで、ウルトラマンギンガSの内幕が放送されます。
http://m-78.jp/news/n-2610/
 7月23日の10時55分からで、これは楽しみです。
 暑いです、熱中症には皆様お気をつけてください。
No.11447 - 2014/07/18(Fri) 19:10:34

ウルトラマンギンガS 第2話 ギンガ対ビクトリー あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本 中野貴雄 監督 坂本浩一

 前回のラスト、ギンガとビクトリーが争う。ヒカルはビクトリーを仲間だと思っているが、ビクトリー(ショウ)はそうではない、両者の争いは、カラータイマーの点滅まで続くが、キサラ女王はやめるように呼びかける。
 ヒカルの前にギンガが現れ、相手に悪意はなく、ヒカルに考えろと諭す。そしてヒカルはUPGの基地に連れて行かれて、メンバーになることになった。そして、友也もいて、2年ぶりの再開である。友也は世界で水晶体が発見され、事件を起こし、そしてシェパードンは完全な生命だと語る。
 アンドロイド、ワンゼロはビクトリーの出現をチブル星人エクセラに報告し、エクセラは、駒は多いほうが面白いとうそぶく。
 ところが、基地で突然停電になり、友也は、何者か電気を持ったものが地底を移動していると示す。
 一方、ショウの元に、サクヤとレピが身を案じて地底からやってくる。しかし、空腹のショウのために食べ物をと二人は、りんごをお金なしでもらおうとしてトラブル、が、そこに怪獣が現れる。
 ヒカルはUPGの制服に身を包み、ゴウキ、アリサとともに現場にかけつける。そこでは、ショウとワンゼロが戦っており、ゴウキはショウを敵と思って戦ってしまい、ショウに気絶させられる。そしてヒカルとも戦いになり、ショウはヒカルらを地底への侵略者だと思っていたのだ、だが、キサラ女王の言葉を思い出し、ヒカルへの攻撃を止めた。
 そしてアリサはワンゼロを追い詰め、ワンゼロは戦闘員チブロイドを放ち、アリサはこれを銃で倒すが、ワンゼロには銃は通じない、そしてワンゼロはエレキングにダークライブする。エレキングが暴れ、ガレキが飛んできて、ヒカルはショウを守るために負傷してしまう。ショウは、なぜ自分のために、と思いつつ、エレキングと戦うため、ウルトラマンビクトリーに変身する。しかし、このエレキングは強く、ビクトリーも苦戦を強いられる。
これを見たヒカルは、負傷しながらもウルトラマンギンガにウルトライブ、ウルトランスでビクトリーに助太刀するが、負傷しており、思うように戦えない。それを見たビクトリー(ショウ)は最後の力を振り絞り、エレキングに反撃し、ビクトリーシュートで倒した。
 戦いを終えて、ショウはヒカルに、なぜ助けたと問い、ヒカルは、出身地は違っても、目指すものは同じだと答え、ショウは、それならいいがと語り、そしてショウはヒカルからチョコをもらい、去って行った。
 しかし、エクセラは、ビクトリウムを利用して、何者かを復活させようとしていていた。
No.11448 - 2014/07/22(Tue) 21:33:36

ウルトラマンギンガS 第2話 ギンガ対ビクトリー 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
(1) ヒーロー同士の戦い
 今回は、サブタイトルがギンガ対ビクトリー、ヒーロー同士の戦いがテーマで、これ、平成ライダーではヒーロー同士の戦いは日常茶飯ですが、ウルトラでは、レオ兄弟とウルトラ兄弟の対立、ガイアとアグルの対立ともに敵の策謀であり、また映画ではコスモスとジャスティスが戦ったこともありますが、こういう出自の異なるヒーロー同士の対決は初めてです。
 これは、ギンガ(ヒカル)とビクトリー(ショウ)は出自が異なり、立場も違い、対立するもので、この図式はウルトラでは初めてです。
 平成ライダーでは、2作目のアギト以降、ライダー同士の対決が頻繁に描かれましたが、このアギトでの対立は誤解によるもの、3作目の龍騎では、悪の仮面ライダー(それも複数)が現れ、それと主人公が戦う構図があり、4作目のファイズでは、立場・利害の異なるライダーが対立し、この形がその後の平成ライダーの基盤になりました。それと比較して、ウルトラはヒーロー同士の対立は少ない(と言うより、ヒーロー同士の争いがライダーで異様に多い)ので、この構図は新鮮です。
 そして、ビクトリーは倒した相手の能力が使えるようになる設定で、これは過去にヒーローもので、怪獣王子、ネッシーが倒した相手の能力が使えるものがありました。また、仮面ライダー龍騎でも、倒したモンスターの能力が使える設定がありました。今回、2度目の戦いで、ビクトリー、EXレッドキングの腕を使う際に、カラータイマーが赤なのに、このシーンはバンクでカラータイマーが青であり、こういうご愛嬌は昭和の頃からよくありました。
(2) 久々の防衛隊基地
 今回、UPGの基地が設定され、もちろんウルトラシリーズでは定番、と言うより、こういうヒーローの防衛組織の基地の設定は初代マンの科特隊が初めてです。
 今回は、専用車は設定されていますが、定番の戦闘機はなく、これは予算の関係かもしれませんが、意欲的な展開です。
(3) 異文化のこと
 今回、ショウを追って地上に来たサクヤとレピ、地上の風習を知らず、お金のことを知らなかったのは面白かったです。これはメビウスで、ミライが地球の習慣を知らなかった展開もありましたが、異世界の存在が地球に来たら、そこの習慣を知らない例もSFではあります。スタートレックデは、ミスタースポックが地球の習慣を知らない展開がポイントで、これはヒカルとショウの間に、いずれ異文化を越えた友情が出来ることの予兆です。
(4) 復活!本格的なセット特撮
 このシリーズ、市街地を舞台にして、怪獣が暴れ、ビルを壊す描写、そして都会を舞台にウルトラマンと怪獣の迫力ある戦いと、こういうカタルシスは久々です。昨年の第1シリーズは、予算の関係もあり、大規模なセットを組むには至りませんでしたが、前回のシリーズで余裕も出来たのか、今回は久々に、これぞ怪獣特撮というものを見せてくれました。
 また、エレキングは、かなり強い怪獣として描かれ、ヒーロー二人がかりで倒すに相応しいものでした。
 昨年のパシフィック・リムでも、今年のハリウッドのゴジラでも、怪獣はモンスターではなく、KAYJUとして描かれています。つまり、怪獣は寿司などと同じく日本の文化になりました。その怪獣の本家、日本では、残念ながら本格的な怪獣作品がここ10年、ウルトラを除いてはなく、しかし怪獣と特撮は日本の文化であり、日本の文化を守り続けることに敬意を表したいです。
(5) 新鮮なアクション
 今回、パイロット演出の坂本監督、東映ヒーローの常連であり、今回、ギンガに、東映的な要素(敵の幹部、戦闘員などの構成)を取り入れ、等身大でのアクション、ショウとUPG隊員、アリサと戦闘員などのアクションは、坂本監督がこのところライダー、戦隊でやっていることを応用しており、また坂本監督、東映ではスーパー戦隊の巨大ロボ戦も手がけて、東映の長所をウルトラに取り入れている模様であり、ウルトラに新しいものを取り入れて、これは今後も楽しみです。
No.11449 - 2014/07/22(Tue) 21:34:12

世界ふしぎ発見にウルトラマン、円谷英二登場 / 棺桶のジョー [近畿]
 皆様こんばんは。今日TBSで放映の世界ふしぎ発見に、円谷英二特集、特撮・ゴジラ・ウルトラマンがあります。
http://m-78.jp/news/n-2619/
 23日にはNHKで探検バクモンという番組があり、爆笑問題のお二人がウルトラマンギンガSの製作現場を紹介されました。大岡新一さんの案内で、石井監督の回、日活にあるセットで、ギンガやビクトリーの着地時に舞い上がるシーンなどが紹介され、また大岡さん、特撮はカメラがいるが、CGにカメラはないなどの説明もされ、そして怪獣たちを作る工房も紹介されました。これは、26日と29日にも再放送されます。
http://www.nhk.or.jp/bakumon/prevtime/20140723.html
 また、大人のためのウルトラセブン図鑑も出ました。税込み1000円で、新しい写真、資料もあり、インタビューも充実しており、たくさんの方に楽しめる内容です。
 来週は神戸にセブンとタロウが来ます、皆様熱中症にはお気をつけて、お元気で。
No.11450 - 2014/07/26(Sat) 10:47:42

ウルトラマンギンガS 第3話 孤高の戦士 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本 三好昭央 監督 坂本浩一

 UPG本部では、敵の解析が行われていた。敵は宇宙人であり、その敵、チブル星人エクセラは、ワンゼロひとりでは手に負えないと見て、新たな幹部、ガッツ星人ボルストを送り込んだ。ショウは一旦地底に戻り、キサラ女王から、ギンガ、ヒカルも宿命を背負った戦士だと告げられるが、ショウは納得しない。そして、サクヤとレピは地上へ出る。
 ヒカルは、専用車の中で、ショウのことを考えていた。サクヤとレピは、ヒカルがショウに渡したチョコを見つけたとき、敵はインペライザーを何と10数体も送り込んだのである、インペライザーはチブロイドがダークライブしている。これを見て、ヒカルは町を守るためにウルトラマンギンガにウルトライブ、立ち向かう。ボルストはギンガとビクトリーに出て来いと挑発、ワンゼロはビクトリウムを奪う。
 しかし、ギンガは何せ、相手がたくさん、それも強敵でボコボコにやられてしまう。サクヤとレピは市民を逃がし、駆けつけたゴウキとアリサも協力する。そして、ショウはボルストとワンゼロを攻撃、これによりギンガは大ピンチを逃れたが、ヒカルは重傷を負ってしまう。ボルストとワンゼロはチブロイドを放ち、ショウがそれと戦っている間に逃げた。ヒカルはショウに助けてもらい感謝するが、ショウはお前には関係ないという。
 そして、作戦の失敗で、ボルストとワンゼロが内ゲバになり、ボルストは分身術でワンゼロにダメージを与える。
 UPG本部では、なぜビクトリーが現れなかったのかと訝る。友也は、水晶体などの解析結果をメンバーに伝える。
 そして、ボルストはインペライザーをまた多数出現させ、町を襲い、ショウはウルトラマンビクトリーに変身して立ち向かい、様々な技でインペライザーを圧倒する。だが、ボルストはキングジョーカスタムにモンスライブ、いくらなんでも、これだけの最強ロボ、それも圧倒的な多数相手にビクトリーも追い詰められる。
 ヒカルはショウの危機を知り、仲間のために戦うと言うが、友也は止める。だが、仲間なら、ここにもいると、ウルトラマンタロウが現れた。タロウは、どんなときも仲間とともに戦ったとヒカルに語り、ヒカルに新しい力、ストリウムブレスを与えた。
 インペライザーとキングジョーに追い詰められたビクトリーの元に、ヒカルはギンガにウルトライブして助太刀する。しかし、ヒカルは前回の戦いで傷つき、思うように戦えない、それをボルストは嘲笑するが、その時、ゴウキとアリサが、専用車からのエネルギー供給でパワーアップした武器で援護し、ヒカルは仲間の力で戦い、ウルトラマンギンガはギンガストリウムにヴァージョンアップ、タロウの力を召還してストリウム光線を放ち、さらに初代マンの力を召還してスペシウム光線を放ち、インペライザーを一掃した。残ったキングジョーを、ギンガは格闘技で圧倒し、セブンの力を召還して、ワイドショットでキングジョーを倒した。ボルストは負け惜しみを言って逃げた。
 ヒカルは、スパークドールのキングジョーをショウに渡し、ショウに仲間だと告げるが、ショウは自分には仲間は要らないと言う。そして、ショウは戦闘時にいないことをアリサに訝られるのであった。
No.11451 - 2014/07/29(Tue) 21:59:19

ウルトラマンギンガS 第3話 孤高の戦士 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
(1) 仲間がテーマ
 今回のギンガS、複数のヒーローが現れ、当初は対立しつつ、その後協力し合う形は、ウルトラではガイアとアグルの関係がありました。この二人、ヒカルはショウを仲間と思いつつ、ショウは当初それを拒否するものが新鮮です。また、防衛チームUPGの絆も描かれて、今回のテーマが仲間であることが分かります。 
 今回のラスト、ヒカルがギンガ登場時にいなくなること、これはヒーローものでやることがタブーとなっているものもあり、ウルトラではあまり描かれませんが、ピープロの異色作、鉄人タイガーセブンでは主人公が肝心なときにいないといわれるシーンがあるのです。
 そして、ギンガがダメージを受けて、ヒカルも負傷するパターン、これも帰マンからのもので、しかし傷ついても仲間のために立ち上がる展開は燃えました、これこそ、ウルトラの魂です。それに応えてタロウが新しい力をヒカルに授けるのも燃える展開です。
(2) 複数の敵との戦い
 今回はインペライザーが10数体現れ、ウルトラでは、ヒーロー一人で複数の怪獣と戦う展開は初代マンにはなく、セブンも一部あったものの、本格的に、この展開は帰マン以降のものです。これは、初代マンにおいて、ウルトラマンの圧倒的な強さを見せ付けるために、複数の怪獣と戦わない展開になった模様で、実際初代マンのコミカライズ版ではウルトラマンが複数の怪獣と戦い苦戦する模様が頻繁に描かれ、ウルトラマンが弱い印象を持つので、映像ではそれを避けるために複数の怪獣との戦いを金城哲夫さんが避けたという説が、かつてファンジンに載ったことがあります。それで、帰マンでは、ウルトラマンが複数の怪獣にボコられる展開がクドン・ツインテール編であり、これにより帰マンは弱いとの印象をつけてしまい、この点は上原正三さんが失敗であったと思っておられた模様です(これは80年代に上原さんのファンから聞きました)。
 ただし、過去のシリーズだと、一人のウルトラマンが相手にする怪獣は3体がせいぜいで、今回のように10数体も現れる例は、インペライザー、メビウスの最終3部作では世界各地に現れたものの、今回のような事例はあまりありません。ただ、メビウスでは圧倒的に強かったインペライザー、今回は数のみで圧倒したものの、最後は簡単にやられており、これ、仮面ライダーで、怪人が当初強くても、その後再生怪人として出たら弱くなる、あるいは、初代ガンダムで新しいモビルスーツが出た当初は強くても、その後再登場したら簡単にガンダムにやられた展開を思わせました(例えば、ガンダムでは途中に出たモビルスーツ、ドムは最初出たときは黒い3連星が操り、強くてアムロを圧倒しましたが、再登場したら、10体以上が一瞬にやられる展開がありました)。
 なお、今回出たインペライザーの着ぐるみは1体で、これをCGにより多数に見せています。そして、戦闘員が操縦するという展開も、これは特撮では珍しく、ロボットアニメで、ガンダムで量産型のモビルスーツを多数出したものを思わせます。
(3) 敵の内ゲバ
 今回面白かったのが、ワンゼロとボルストの内ゲバ、ウルトラでは敵が内ゲバを起こす事例はおそらく、これが初めてで、そもそもウルトラに敵組織がなかったためでもありますが、この敵の内ゲバは東映ヒーローの常道で、電子戦隊デンジマン、宇宙刑事シャリバンでは、ともに上原さんの脚本で、最終回付近にて敵の内ゲバが敵組織を崩壊させる模様がありました。また、初代ガンダムでは、最後に敵、ジオン公国の中枢のザビ家の内ゲバにより隙が出来て、そこに連邦軍が攻撃し勝利するパターンもありました。
(4) 専用車からのエネルギー補給
 さらに、UPGが専用車からエネルギーを補給する形で高性能な武器を使い、これは特撮では大変に珍しいです。光線銃は特撮だけでなくSFヒーローものの必須アイテムですが、現実には通常の拳銃のような小型化は困難で、他に大きな動力源が要ります。こういうリアルさを描くのも面白く、ウルトラではリアルな展開は帰マンが頂点で、MATのメカに超兵器はなく、現実の軍隊の持つ装備の延長で戦うのはリアルでした。また、この形の銃は、少し意味が違いますが、ガンダムの第1話で有線ミサイルが使われたことがあり、あれは当時のアニメ・SFファンをうならせました。今回、企画に坂本浩一監督が深く関わっている模様で、坂本さん東映ヒーローだけでなく、ガンダムの要素も取り入れていると見ました。
(5) キングジョーをワイドショットで撃退
 今回のクライマックス、ギンガストリウムは、過去のヒーローの力を使う点では、仮面ライダーディケイド、海賊戦隊ゴーカイジャーで使われた手を応用しています(ギンガ第1期では怪獣の力を使うとして応用)。さらに、セブンの力を召還してワイドショットでキングジョーを倒しましたが、これはセブンの当初から、キングジョー、エメリウム光線、アイ・スラッガーを跳ね返し、ならなぜワイドショットを使わなかったのとかいう意見もあり、これを実現したものです。また、これは初代マンがゼットンに敗北し、帰マンはゼットンにリベンジ、それもスペシウム光線であり、これは初代マンも戦いようによってはゼットンに勝てたと思わせたもので、これにも通じます。これは、来週以降も楽しみです。
(6) 劇中での商品の宣伝
 今回、ヒカルがショウに渡し、ショウもお気に入りのチョコウェハース、これの宣伝を劇中で行っており、これに違和感を覚える向きもありますが、しかしウルトラではこの手の、劇中での商品の宣伝は、実は第1次シリーズからあったのです。ウルトラマン前夜祭、これではスポンサーの武田薬品の主力商品、アリナミンを番組中で宣伝するシーンがあり、またセブンの蒸発都市では、同じく武田薬品の製品、プラッシーをフルハシとアンヌが飲むシーンがあり、あるいは怪奇大作戦では、エンドタイトルにタケダの大看板が大写しになるものもありました。さらに、もっと前だと、テレビ黎明期のヒーロー、ナショナルキッドは、松下電器(現パナソニック)の単独提供で、劇中でナショナルの電化製品の宣伝があったのです。これ、作品がおもちゃのマーチャンダイジングになっているとの批判も、最近はよくありますが、しかしテレビ番組はキャラクターグッズなどの売り上げで制作費を回収している以上、これはテレビには付き物なのです(アニメでも、映画で協賛スポンサーの店舗、商品が出ることは頻繋にあります)。今後に期待しましょう。
No.11452 - 2014/07/29(Tue) 22:00:04

ウルトラマンギンガS 第3話 強さの意味 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本 武井彩、監督 石井良和

 地下では、ショウが、戦いについて決意を述べていた。ショウはシェパードンに、自分は一人で戦えると言うが、レピは、ショウの役に立ちたい模様である。
 そして、ストリウムブレスを手に入れたヒカル、友也と共にこれについて語ると、ゴウキ、アリサより突っ込まれ、これは友也の機転で逃れる。そして、敵陣営では、エクセラがワンゼロに名誉挽回のチャンスを与えるとして、地上に現れ、サドラを登場させて暴れる。
 ショウはビクトリーに変身し、怪獣の力を使おうとするが、サドラは霧を利用してビクトリーを撹乱し、ビクトリーは怪獣の力を使えず、窮地に陥り、そこへヒカルがギンガに変身して助太刀し、ジャック(帰マン)の力、ウルトラショットでサドラを倒した。
 キサラ女王は、ショウに、ヒカルにはショウにないものがあると語る。
 ショウは、ヒカルに、お前にあって俺にないものは何かと訪ね、ヒカルは仲間の力で強くなれたと語る。そして、子供たちがサッカーで遊んでいるが、怪獣を恐れてみんな出てこないという。
 ショウは、スパークドールズをキサラ女王に返し、ビクトリウムを奪おうとしたものの力では戦わないと語る。
 そして、ワンゼロによる侵略が始まった。エクセラは、これが最後のチャンスという。ショウはウルトラマンビクトリーに変身して戦うが、思うように戦えない。すると、シェパードンが現れ、ビクトリーをかばう。それで、レピはショウのために、地上へ行きたいという。スパークドールズを届けたいのであるが、グドンに襲われ、アリサがレピをかばって負傷する。そして、危機に瀕したレピを救ったのは、何と、グドンにウルトライブしたヒカルであった。ヒカルは、怪獣たちは悪くなく、悪い奴らに操られているだけだとレピにいう。
 これを聞いて、レピは、キングジョーのスパークドールズをショウに渡し、ショウはこれを利用してキングジョーランチャーで、グドンを倒した。
 仲間の意味を知ったショウ、レピと共に、チョコウェハースを食べるのであった。
No.11453 - 2014/08/06(Wed) 19:03:33

ウルトラマンギンガS 第3話 強さの意味 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) 仲間の意味
 今回のシリーズ、仲間と戦おうとするヒカル=ギンガと、一人で戦おうとするショウ=ビクトリーの確執で、もちろんヒーローものでは一人で戦った例などなく、仲間たちを大切にするものが正義であり、そしてこのギンガSでは敵側は私利私欲でやっているのと対照的で、今回のショウの行動は、過去にウルトラだと、帰マン第2話やダイナ第3話で、主人公が慢心していると変身できない展開があり、これにも通じます。この、慢心、独善は正義ではないというのはウルトラの独断場で、この他、ウルトラのスタッフが作ったマッハバロンでも、主人公が、マッハバロンを操縦できるのは自分だけと慢心して仲間を負傷させしまう展開(脚本は帰マン2話と同じく上原正三さん)があるのです。
 また、ショウは怪獣を敵の力として使おうとしなかった(それゆえ1回目では怪獣の力を使えず)、しかし、ヒカルが、怪獣は悪くない、悪い奴らに利用されているだけだというのも、ウルトラで、コスモスでの怪獣保護や、ガイア最終回で、地球の怪獣が侵略者に立ち向かう展開からであり、つまりウルトラでは怪獣=悪ではなく、怪獣を一方的に倒すのはなく、共存すべきというテーマは初代マンの頃からのものです。
 さらに、ヒカルはショウに花を持たせるために、わざとギンガに変身せず、サドラにウルトライブして援護する展開は素晴らしいです。
 そして、今回のサブタイトル、強さの意味とは、日本のヒーローはむやみに暴力を振るうのではなく、戦うにも、ヒーローにも意味、理由が要り、それを理解しないものにはヒーローの資格はないということです。このテーマはウルトラでは昭和からずっと続き、またライダーでも別の意味で続けられていました。それゆえ、日本のヒーロー番組は、宮内洋さんが言われるように教育番組であるのです。
(2) 微妙なる、ヒーローの正体
 今回、ヒカルがストリウムブレスを持っていて突っ込まれ、友也の機転で逃れるのは、ヒーローものだと、主人公の正体を知ることは基本的にタブーで(それゆえ、セブン最終回のあの完成度がある)、昭和ではレオを除いて他にヒーローの正体を途中に知る例はありませんが、帰マンでは、伊吹隊長が郷の正体に気づいている模様があり、また初代マンでも,イデがウルトラマンとハヤタの関係を訝るシーンがありましたが、平成だと、隊長がヒーローの正体に気づく展開が良くありました。ただし、今回は友也はもちろんヒカルの正体を知っており、そしてヒカルの正体を隠す必要はあるのかとも思われました。
 ヒーローものでは、主人公の正体は隠すのが通例で、日本初のヒーローである月光仮面は、見ていたら正体は容易に分かるものの、公式には誰が月光仮面か発表されませんでした(同じく、ヒーローの正体を隠していた遊星仮面(アニメ)は最終回で正体を明らかにした)。これがその後半世紀以上踏襲され、仮面ライダーでは、昭和では立花のおやっさんが正体を知っていたものの、その他のメンバーは知らず、スーパー戦隊シリーズでは、もちろんチームの中で主人公の正体は知られており、メタルヒーローでは主人公の正体は明かされており、この点はヒーローのシリーズにより性格が異なります。
(3) 過去のヒーローの力を利用
 今回のギンガSではウルトラ6兄弟の力を使える設定で、今回はジャック(帰マン)のウルトラショットを使いましたが、この技は帰マン本編ではほとんど使用されていないものです。帰マンならブレスレットですが、これは異なりました。
(4) 昭和怪獣のリスペクト
 さらに、今回はサドラ、グドンと、帰マンに出た怪獣の、帰マンでの特徴を活かしたものがあり、もちろんこれはメビウスでもありましたが、面白いものでした。今後にも期待しましょう。
No.11454 - 2014/08/06(Wed) 19:04:38
5月5日のウルトラマン / レイゴ管理人 [地球外]
みなさんこんにちは

棺桶のジョーさんいつも情報をありがとうございます。
下記、番組スタートしました際はまたレビュー等、よろしくお願いいたします。

みなさまのご感想もよろしくお願いいたします。

さて、本日は5月5日子どもの日です。
GWと絡めて如何お過ごしでしょうか。

東京は早朝地震がありましたが、一度とび起きたのですが、その後また爆睡してしまいました。無事だったようです。汗

さて、震災で庁舎が被災し、仮設庁舎や既存施設に分散しての業務を余儀なくされるなど深刻な影響を受けた福島県須賀川市が、特撮テレビ番組のヒーロー・ウルトラマンと連携して、復興への道のりを歩んでいる。

昨年5月5日、ウルトラマンの古里「M78星雲 光の国」と「姉妹都市」の提携を結んで1年。

風評被害も続く中、ウルトラの力を得て全国に情報を発信し、市のイメージアップを図ろうとしている。とのニュース。

http://mainichi.jp/select/news/20140505k0000e040169000c.html

我らのウルトラマン、地球そして日本の復興のために活躍中です。
No.11434 - 2014/05/05(Mon) 16:03:46

ウルトラヒーロー パ・リーグに参上! / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、みなさんこんにちは。
 昨日の地震、東京で震度5弱、私はいつも5時過ぎには起きており、ニュースを見ているのですが、これは驚きました。幸い大きな被害はなかった模様ですが、阪神・淡路、東日本と地震の続く中、不安もあります。
 レイゴさん、ウルトラマンギンガの第2期、OKです。特撮ファンも今回の展開を歓迎しています。
 ウルトラマンは、福島で活躍していますね。宮城では、故・石ノ森先生の萬画館が再開後好評で、朝日新聞に、東京からライダーファンの小学生が来たとありました。我らの誇るヒーローで被災地を救いましょう!
 そして、野球のパ・リーグと、ウルトラヒーローがコラボし、関西のオリックス・バファローズには、ウルトラセブンが来ました。今朝のスポーツニュースでも大きく報じられました。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20140505-1296394.html
 昨日、京セラドーム大阪で、オリックスvsロッテの試合があり、電光掲示板に、セブンのオープニング風に試合の紹介(千葉からの挑戦)とあり、そしてヒーローインタビューを受けた松葉投手、ウルトラアイを付けてのアクションです。
そして、今日のオリックスvsロッテの試合、NHKの中継にウルトラセブンも出ました。始球式をセブンがして、途中バルタン星人とマグマ星人が乱入して追い出されるなどあり、ヒーローインタビュー、選手二人とウルトラセブンが一緒におり、感激です。
 野球は、30年前まではセ・リーグの方が圧倒的に人気で(巨人、阪神のいるためですが)したが、この10年はパ・リーグが各地で展開して、人気になっています。その昔、地方では巨人しか試合のテレビ中継がなく、そのため巨人ファンになったと言う人も多かったのですが、今や、北海道では日本ハム、仙台は楽天、千葉はロッテ、九州はソフトバンクが人気で、メジャーに行った日本の選手もパ・リーグ出身の人のほうが多く(イチロー、松坂、ダルビッシュ、田中など)、野球の勢力は大きく変わりました。僕の父は生前、南海ホークスの大ファンで、59年の巨人を倒しての御堂筋パレードにはバイクで同行したくらいですが、その後、60年代にパ・リーグの人気が低迷し、多くの球団が身売りしましたが、21世紀に入り、人気は安定しています。実際、クライマックスシリーズ導入後、パ・リーグではオリックス以外の球団が優勝、日本一になり、セ・リーグは巨人と中日しか優勝していないのです。
 そして、北海道で、ウルトラマンを教材に子供たちに教えておられる、神谷先生の記事が朝日にありました。
http://digital.asahi.com/articles/ASG4W7QW9G4WIIPE01P.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG4W7QW9G4WIIPE01P
 (全文読むには登録が要ります)。
 こういう、注目を集めるのも、ファンにはうれしいです。
 皆様、お元気で。
No.11435 - 2014/05/06(Tue) 16:46:42

ニコニコ動画でウルトラマンタロウ、ウルトラの母特集 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんにちは、明日の母の日を記念して、ニコニコ動画で、ウルトラマンタロウの、ウルトラの母の出てくる話を特集するそうです。
http://m-78.jp/news/n-2509/
 そして、6月の、大阪・八尾でのウルトラマンイベントにあわせて、近鉄が名古屋・京都からイベント列車を運行します。
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp2-20140509-1298390.html
http://www.sanspo.com/geino/news/20140509/sot14050920010005-n1.html
 そして、川崎の怪獣酒場のニュースもありました。
http://news.mynavi.jp/news/2014/05/09/245/
 これを、お知らせいたしました。
No.11436 - 2014/05/10(Sat) 18:51:27

円谷プロの業績好調、債務超過解消 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、円谷プロの業績が好調とのニュースが流れました。
http://www.animeanime.biz/archives/19924
 今年3月期の円谷さんの売り上げは32億(11%増)、営業利益6.7億、こちらは実に72%増、これにより債務超過解消です。
 やはり、ウルトラマンギンガ関係のライセンス事業やイベント事業が成功したためであり、このところ各地で大型のウルトラ関係のイベントが行われているのもなるほどです。
 記事によると、2016年の展開もあり、これはウルトラマン50周年であり、今後に期待できそうです。
 皆様、お元気で。
No.11437 - 2014/05/13(Tue) 20:28:30

ウルトラマンのお酒発売 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんにちは、福島で、ウルトラマン基金によるお酒が作られました。
http://www.47news.jp/feature/sake/2014/05/1581.html
 福島は円谷英二監督の出身地で、これはいいです。
 また、ミラーマンを演じられた石田信之さん、がん闘病中だそうです。
http://www.daily.co.jp/gossip/2014/05/15/0006960620.shtml
 石田さん、がん治療で大変であり、かなり切除したということで、ぜひ、がんにも打ち勝って欲しいものです。
 そして、ハリウッド版ゴジラが公開され、アメリカで評判です。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014051702000241.html
 ニュースを見たら、アメリカのファンが「ゴジラ!カイジュー!」と言っていました。98年のハリウッド版は、日本の特撮ファンの大顰蹙を買いましたが、今回は行けそうです。
 皆様、お元気で。
No.11438 - 2014/05/17(Sat) 19:55:23

ウルトラマンギンガS 詳細発表! / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、7月から始まるウルトラマンギンガSの詳細が発表になりました。円谷ステーションに詳報が載っています。
http://m-78.jp/news/n-2517/
 第1シーズンにはなかった防衛隊が、今回はUPGというものが登場し、第1シーズンよりヒカル、友也が参加し、今回は、ギンガがウルトラ6兄弟の力を発揮できる、これもディケイドやゴーカイジャーの設定をさらに引き継ぐものになっています。
 脚本は小林雄次さんと中野貴雄さん、メイン監督はこのところ日本の特撮界で活躍される坂本浩一さんに、ウルトラゾーンほかでも手腕を見せた田口清隆さん、さらに平成ウルトラの常連小中和哉さんらが参加されます。
関連ニュース、
http://natalie.mu/music/news/117006
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20140520-1303668.html
http://news.mynavi.jp/news/2014/05/20/194/
http://www.cinematoday.jp/page/N0063129
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/05/20/kiji/K20140520008197070.html
 これは、期待しましょう。
No.11439 - 2014/05/20(Tue) 19:21:38

ウルトラマン列伝 6月の放映予定他 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、6月のウルトラマン列伝、いよいよギンガ第2期を控えて、面白いものです。
第1週 ダークネスファイブの特集、アニメのバルタンあり
第2,3週 ギンガ劇場スペシャルの分割放映
第4週 スパークドールズ劇場特集 タロウの怪獣特集
 新列伝は、こういう総集編や、悪の側のキャラクターなどを使った面白いものもやってくれています。
 そして、滋賀でのウルトラマン展、入場者は3万人を越えました。
http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20140525-OYTNT50155.html
 さらに、ウルフェス2014のことも発表されています。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140526/prl1405261108026-n1.htm
http://kai-you.net/article/5581
 以上、お知らせいたしました。
No.11440 - 2014/05/28(Wed) 20:24:49

ウルトラセブン展 / レイゴ管理人 [地球外]
みなさんこんにちは

ジョーさん、上記、よろしくお願いいたします。

山口県で、ウルトラセブン展が開催されます。
お近くの方はぜひ。

http://s-bunka.jp/bihaku/

◆ウルトラセブン撮影&握手会
8月3日(日) 周南市美術博物館ロビー
 (1)午前11時〜
 (2)午後1時30分〜
 (3)午後3時30分〜
※各回60組限定(整理券の配布は30分前から行います)
※参加無料
※カメラはご持参ください

◆モロボシダン隊員こと森次晃嗣さんトークショー
9月7日(日) 周南市美術博物館ハイビジョンギャラリー
 (1)午前11時〜
 (2)午後2時30分〜
※各回60名限定(事前申込・先着順)
※聴講無料
(ただし本展覧会の観覧券が必要です。すでに観覧された方は半券をお持ち下さい)

【申込方法】
 電話で周南市美術博物館までお申し込みください。
 定員になり次第締め切らせていただきます。
  TEL 0834−22−8880
No.11441 - 2014/06/15(Sun) 17:14:43

新ウルトラマン列伝 7月の放送予定 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、ウルトラマンギンガSの放映される7月の新列伝の予定が分かりました。
第1,2週にギンガS直前スペシャル、第1週は侵略者スペシャル、第2週はウルトラマンビクトリースペシャル
第3〜5週 ウルトラマンギンガS第1〜3話、7月の放映分は坂本浩一監督が担当され、坂本さんはパワーレンジャーの演出でアメリカで活躍され、ウルトラは映画1作のみですが、このところの戦隊(キョウリュウジャー)やライダー(フォーゼ)のメイン監督をされています。期待しましょう。
No.11442 - 2014/06/28(Sat) 18:52:14

Re: 5月5日のウルトラマン / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さん、こんばんは。ご無沙汰しております。今日は我が県の上を台風が通過、一息ついたところですが、この先、これ以上の被害が出ませんように。
 さて今日はウルトラマンの日ですが、皆さんはいかがお過ごしですか。私は気長に前向きにウルトラシリーズの存続を願いつつ、「ゴジラシリーズ」も見てみようと思います。実はまだ、一作も見たことがないのです。BSプレミアムで放送される物を録画しました。まだ七月五日の特番しか見ていませんが、重いテーマを抱えているのですね。ラゴンやギエロン星獣の話を思い出します。もし今夏のハリウッド版ゴジラを見ることができたら、ここに感想を書いてもいいでしょうか?
 では、今夜はこれにて失礼いたします。
No.11443 - 2014/07/10(Thu) 22:14:14

Re: 5月5日のウルトラマン / 棺桶のジョー [近畿]
レイゴさん、藤子さん、みなさんこんばんは。
台風は特別警報も出て、大雨で被害者も出ました。神戸では幸い大きな被害はありませんでしたが、神戸は過去に2度大きな水害も経験しており、これから台風シーズン、要注意です。
 藤子さんお久しぶりです。ゴジラは今月末に公開で、すでに世界で大ヒットであり、そしてこれ、劇中ではゴジラはモンスターではなく、KAIJYUと言われているそうです。つまり、怪獣は日本の文化を越えて、世界的なものになりました。寿司など、日本の文化が世界のものになったものも多いですが、怪獣もそうなりました。
 なお、セブンのブルーレイが発売決定であり、そして、こんなマニアックなガチャポンも出ます。
http://dai4.com/item/1064
 これ、去年、カラータイマーを取られてペシャンコの帰マンという超マニアックなものも出て、今回はタロウの首が飛んだものとか、ものすごいものです。
 猛暑です、皆様は熱中症にお気をつけて、お元気で。
No.11444 - 2014/07/14(Mon) 19:33:11
ウルトラマンギンガ続編、ウルトラマンビクトリー登場 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、今日は超ビッグニュースで、特撮ファンのブログも爆発しています。
報知新聞の記事、
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20140409-OHT1T50044.html
新列伝ブログ
http://blog.m-78.jp/2014/04/09/%e3%80%8c%e3%82%a6%e3%83%ab%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%9e%e3%83%b3%e3%82%ae%e3%83%b3%e3%82%ac%e3%80%8d%e7%b6%9a%e7%b7%a8%ef%bd%94%ef%bd%96%e3%82%b7%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%ba%e6%94%be%e9%80%81%e6%b1%ba/
円谷公式、
http://m-78.jp/news/n-2456/
その他、
http://www.narinari.com/Nd/20140425432.html
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1404/09/news102.html
http://animeanime.jp/article/2014/04/09/18231.html
http://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/animeanime_18231
 ギンガの1年後であり、このウルトラマンビクトリー、実は特撮ファンの間で、円谷さんより商標登録されたと情報があり、39人目の新しいウルトラマンの登場になります。
 メイン監督の坂本浩一さんは、ウルトラでは2009年の映画を撮られたのみですが、長らくパワーレンジャーをアメリカで手がけられ、このところの仮面ライダー、スーパー戦隊の常連で、どちらかというと東映系の方です。アクションに定評があり、ギンガ第1期は円谷常連の方で作られましたが、これは傾向も変わる模様です。
 とりあえず、ビッグニュースで、お知らせいたしました。
No.11427 - 2014/04/09(Wed) 19:17:38

祖師谷商店街 ウルトラマンタロウ現る! / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、先日ウルトラマンギンガの続編、ウルトラマンビクトリーのことが公表されましたが、今度は円谷プロの元お膝元、祖師谷商店街に、ウルトラマンタロウの街灯がお目見えです。
朝日の記事、
http://www.asahi.com/articles/ASG4C41MFG4CUTIL018.html
 これ、神戸にも、新長田に、鉄人28号の街灯がありますが、なかなかいいです。
 産経の記事によると、タロウはかっこいいから選ばれたそうです。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140410/trd14041019440017-n1.htm
 東京新聞にも記事がありました。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014041202000225.html
 また、福島・須賀川で、ウルトラマンの切手とはがきが発売です。
http://www.minyu-net.com/news/topic/140412/topic5.html
 関西では、高島屋での円谷英二展、大阪の高島屋でも5月にあり、これは行きます。皆様、お元気で。
No.11428 - 2014/04/12(Sat) 20:25:23

ウルトラマン関係のニュース、沖縄と北海道から / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、今回はウルトラ関係のニュースが、日本の北と南からです。
 まず、沖縄、
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-223612-storytopic-5.html
 金城哲夫さんの出身地、南風原に住む吉里庚晟(こうせい)くん(4歳)、ウルトラマンのフィギュアを40体以上持ち、全部言い当てられるという、まさにウルトラマン誕生の地にふさわしい子です。庚晟くんはメビウスの放映時には生まれていないのですが、こうして新しいファンも出来ています。神戸でもウルトラマンのイベントになると、こういう世代の子供たちが大挙して来るのです。 
 そして、北海道、
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/533340.html
 札幌の映画サークルがウルトラマンの上映会を行い、北海道出身の森次さん、ウルトラマンを教えている神谷先生の講演もあります。
 なお、今日と来週、NHK教育テレビで、円谷英二特集があります。大阪の高島屋でもイベントがあるので楽しみです。
 皆様、お元気で。
No.11429 - 2014/04/15(Tue) 20:47:18

高島屋 円谷英二展から / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、暖かいですね。
 高島屋で始まった円谷英二展、まず、東京の会場のことが、スポーツ報知にありました。
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20140417-OHT1T50118.html
 これ、佐野史郎さんが出られて、佐野さん93年の私が愛したウルトラセブン(市川森一さんの原作)で金城さんを演じてからウルトラに関係し、Qダークファンタジーとマックスでナレーションをされて、2年前はゴーカイジャーvsギャバンで久々にカルト悪役を演じられ、今回もやってくれています。
 そして、京都、
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20140417000056
 これ、5月に大阪・難波の高島屋でもあるので、行きます。それでは皆様お元気で。
No.11430 - 2014/04/17(Thu) 19:43:01

佐川美術館 昭和のウルトラマン展 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、滋賀の佐川美術館で行われている、ウルトラマン創世記展について、記事がありました。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1404/23/news041.html
 様々な展示があり、初代マンはB、Cマスクが展示、さらに、昭和のウルトラマンのカラータイマーは、今のようにLEDがないので、セロハンを変えて表現していました。当時の、スタッフの苦労がしのばれます。
 これは、福島の方のコレクションを中心にして、全国の美術館で展開し、リピーターもあるそうです。
 さらに、美術館では、同時多発テロ以来、海外の美術品の展示が困難になり、こういう国内のコンテンツが活躍しています。
 初日に通常の倍の人が来て、大変なものです。
 この分だと、8月の、大阪での3大ヒーロー展はものすごい人になるでしょう、覚悟しないといけないかも知れません。では、皆様お元気で。
No.11431 - 2014/04/23(Wed) 19:42:34

新ウルトラマン列伝の放送予定&ウルトラマンの木魚 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、5月の新ウルトラマン列伝の放映予定、フィギュア王から分かりました。
5/6 初代マン「小さな英雄」
5/13、20 ウルトラゼロファイト第2部の放映
5/27 大怪獣ラッシュから

 新列伝ですが、第1週の小さな英雄は、ジェロニモンが関係している模様です。これ、列伝で、初代マンだと鉄板と思われる怪獣無法地帯(レッドキング他のもの)と怪獣殿下(ゴモラ登場)はまだ後の模様です。セブンだとセブン暗殺計画の後編、帰マンだとグドン・ツインテール後編、ウルトラの星光るとき他はいずれ放映されるでしょう。
 そして、愛知県の檀家さんが、何とウルトラマンの木魚を作られました。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/535320.html
 写真もあり、限定生産品は売り切れです。
 皆様、お元気で。
No.11432 - 2014/04/24(Thu) 19:33:49

ムック本「語れ!ウルトラ怪獣」発売 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、GWですね。
 ウルトラマン関係の本の出版ラッシュは留まるところを知らず、今度は語れ!ウルトラ怪獣というものが出たそうです。
http://m-78.jp/news/n-2487/
 かなり濃密な内容で、特撮ファンもブログで絶賛されています。値段も1000円強で、こういう比較的安いムック本が出るのはありがたいです。高価な豪華本もいいですが、子供たちが気軽に読めるように、安い本、グッズも出して欲しいものです。
 そして、兵庫・尼崎で、怪獣酒場が開かれています。
http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20140424-OYT8T50066.html
http://www.yomiuri.co.jp/local/hyogo/news/20140423-OYTNT50356.html?cx_text=12&from=ytop_os_txt2
 ウルトラ関係者は出られませんが、昭和ゴジラの中野昭慶さんが出られるそうです。
 それでは皆様お元気で。
No.11433 - 2014/04/26(Sat) 18:56:27
全国的に大変な雪です / レイゴ管理人 [地球外]
みなさんおはようございます。

ソチ、オリンピック、羽入君が金メダルとなりました。
うれしいですね。

ところで、東京大変な雪になっています。

見たこともない積雪で、20センチといわれていますが、ゆうに30センチはありそうです。自宅前でスキーできますけどね。

昨晩は東横線は追突脱線のニュースが飛び込んできました。

今は雨になっています。雨で、溶けた雪が屋根から大量に滑り落ちてきて、恐怖です。

みなさんの地域はいかがでしょうか。

●スマホで交通情報を確認しつつ、円谷プロダクション創立 50周年を記念したスマートフォンゲームアプリ『【円谷プロ】ウルトラマン 大決戦!ウルトラユニバース』を 2014年2月17日(月)に配信開始になるようです。

http://ultra.e-dp.jp/index.php

●上からすみません、下にある棺桶のジョーさんの情報にもあります永井さんのサザエさん。

波平さんの最終回を見ました。ばかもーん、の声が聞けなくなる、ということは大変残念です。ご冥福をお祈りいたしております。
No.11415 - 2014/02/15(Sat) 09:33:31

沖縄で、金城さん&ウルトラマンイベント / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、皆さんこんばんわ、本当にペギラが来ましたね。
 沖縄で、金城哲夫さんのイベントが行われました。
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=62499
 そして、那覇でウルトラマンが国際通りに出ます。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-219380-storytopic-5.html
 言うまでもなく、沖縄は金城さんと上原さんの故郷であり、ある意味本当のM78星雲であり、うれしいものです。
 で…ペギラの襲来?で、東京のTBSも雪まみれです。
http://akasaka.keizai.biz/headline/1631/
 マックスとメビウスが雪に埋まりましたが、これがセブンだったらエライことです(笑)。
 ちなみに、新ウルトラマン列伝でウルトラマンサーガの分割放映がありましたが、5回目は劇場公開時にはカットされた、ウルトラ兄弟のシーンが追加されており、これは素晴らしかったです。映画のディレクターズカットは、ライダーの映画で毎回出ますが、ウルトラではダイナ、ガイアの最終回3部作でディレクターズカットのものが出ており、ウルトラでは久々なのです。
 皆様、お元気で。
No.11416 - 2014/02/15(Sat) 11:37:04

Re: 全国的に大変な雪です / ちゃむ
レイゴさん、棺桶のジョーさん、みなさん、こんにちは。
ご無沙汰してます。


2週にわたっての大雪…たまらないですねぇ( ´△`)
東京の様子を見ていて、こっちもどんだけ降るんだろ!?って思ってましたが、こちらは途中から雨になったので、それほど積もりませんでしたが、雨と雪が混ざってるのは逆にグチャグチャで…おまけに暴風で傘も壊れちゃって、だら濡れでした(+_+)

雪崩に巻き込まれて70台ものクルマが立ち往生して避難したり、停電が続いたりと大変なことになってますね。

先週とは雪質が違ってて雪だるまも作れないびちゃびちゃ雪…
早く融けてくれることを願ってます。

みなさんも雪道は後になると、踏み固められて危険が増すので、よりお気を付け下さいませm(__)m

失礼しました。
No.11417 - 2014/02/16(Sun) 18:08:31

金城哲夫さんのイベント、大成功! / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、ちゃむさん、皆様こんばんは。
 この前の雪害は大変なもので、幸い神戸はあまり降らなかったですが、東京は大変で、クラシック音楽ファンのブログを見たら雪で電車が止まり、NHK交響楽団の演奏会に行けなかったという記載がありました。それで、雪害で各地にてたくさんの人が亡くなられ、本当に痛ましい限りです。
 で、沖縄では、金城哲夫さんのイベントが行われ、沖縄タイムスが報じています。
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=63178
 この写真を見てください、上原正三さん、中野稔さん、森口豁さんが金城さんについて語られて、この記事を読んでいて、僕も涙が出ました。また、中野さんが、金城さんは怪獣をCENSOREDのではなく、そっと返してやったと言われ、これはコスモスにこの精神が受け継がれています(日本初のヒーロー、月光仮面は殺生をしなかったし、また84年の石ノ森先生原作の東映ヒーローの星雲仮面マシンマンは殺生をしないヒーローとして、当時大変高い評価を受けたのです)、この、金城さんの作られたウルトラマンは、未だにたくさんの子どもたちを魅了しています。
 沖縄というと、敗戦時の沖縄知事、島田叡(あきら)さんという方がおられて、敗戦時、沖縄への赴任は死を意味し、そして沖縄県民のために働かれ、沖縄戦の中で亡くなられ、島田さんの遺骨はまだ見つかっていないのです。その島田さん、神戸出身で、野球人であり、今、沖縄の野球場に島田さんの功績をたたえる碑をという運動があり、僕も眼鏡を作ってもらった神戸の眼鏡屋さんの社長さんがその運動を始められ、今日署名をしてきました。沖縄では、僕の知人が沖縄の問題をずっと取材しており(僕の代わりに金城さんのところに行ってほしいと言っています)、また沖縄の基地問題を取り上げて、去年のキネマ旬報の文化映画の1位になった「標的の村」という映画は、私の知人の元同僚の人が作られた映画なのです。僕は沖縄へは1回しか行ったことはありませんが、神戸は金城さんの名を冠したキングジョーの出た場所だし、神戸には沖縄の方も多くおられるし、何か深いものを感じます。
 寒いです、どうぞ皆様お元気で。
No.11418 - 2014/02/20(Thu) 20:19:21

ウルトラマン、マレーシアで発禁? / 棺桶のジョー [近畿]
 おはようございます、今朝は気になるニュースが新聞にあり、ネットにも載りました。ウルトラマンの漫画本が、マレーシアで発禁処分になったというのです。朝日の記事です。
http://digital.asahi.com/articles/ASG372JDQG37UHBI00L.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG372JDQG37UHBI00L
 発行禁止になったのは、ウルトラマンのテレビを元に現地が勝手に作ったもので、円谷プロの許諾を得ていない、いわば海賊版ですが、イスラムに関することが公序良俗に反するとされたというのは残念です。
 ロイターによると、マレーシア政府でも疑問視の声があり、
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYEA2607D20140307
 東京新聞によると、問題になったのはこの海賊版?のみであり、他のものは発禁になっていないというのです。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014030802000108.html
 また、スポーツニッポンの記事だと、問題とされたのはこの本のみで、ウルトラマンのキャラクターは問題ではないというのです。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/03/07/kiji/K20140307007728861.html
 これ、ウルトラマンは、数年前に中国で問題になり、政府が暴力番組と評価したのに驚きました。ただ、ウルトラマンの中には表現問題、セブンがアイ・スラッガーで怪獣を切断するシーンは、今は日本でもテレビではダメで、さらに他の国だとダメなものもあるそうです。が、ウルトラマンは、言うまでもなく教育的な要素もあり、さらにはノンマルトの使者のような作品もあるわけで、僕にはマレーシア当局の措置は疑問です。
 日本の特撮・アニメは海外でも人気で、ただし、ヒーローものではアクションシーンが暴力的と指摘されることも多々あったそうです(80年代には日本のロボットアニメがアジアで暴力的と言われて放送禁止になったこともありました)が、しかし、日本には暴力礼賛作品などなく、むしろ日本のヒーローものは、宮内洋さんの言われるように教育番組で、問題になったのはそういうウルトラマンのいいところを無視した海賊版と信じたいですが、意外な海外の文化の問題を見ました。
No.11419 - 2014/03/08(Sat) 11:03:56

ハワイでウルトラマン! / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、先に報じました、ウルトラマンのマレーシアでの発禁の件、円谷プロの公式HPで、これは円谷プロが正式に許諾したものではないと意見が出ています。
http://m-78.jp/news/n-2401/
 そして、ハワイのイベントで、ウルトラマンが出ています。
http://news.ameba.jp/20140306-346/
http://okmusic.jp/#!/news/33033
http://eiga.com/news/20140306/14/
 ハワイでは40年前の1974年、ウルトラセブンが英語に吹き返られて放映され、大変な人気が出ました。例の、子門真人さんの歌唱によるセブンの英語主題歌も、この際に作られました。また、ハワイではキカイダーが大変な人気で、主役の伴大介さん、故・池田駿介さんはハワイの名誉市民になっています。ヒーローが国境を越えるのは素晴らしいことです。
 さらに、先週の記事ですが、朝日新聞にウルトラマンの歴史がありました。
http://digital.asahi.com/articles/ASG2W11SDG2VUZVL008.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG2W11SDG2VUZVL008
 古谷敏さん、今でもアメリカでウルトラマン、シュワッチが通じるそうです。
 まだ寒いです、皆様お元気で。
No.11420 - 2014/03/08(Sat) 19:09:13

3月11日 / レイゴ管理人 [地球外]
みなさんこんばんは

棺桶のジョーさん、いつも情報をありがとうございます。

世界においても誤解のない環境でウルトラマンが活躍できよう、我々もできる努力をしていきたいと思います。

ちゃむちゃん、お久しぶりです。
東日本大震災から3年ですね。体を大切にしてださい。
我々はいつもここにいますから。

本日3月11日、あの東日本大震災からまる3年が経とうとしています。

今年も黙とうの時間に合わせて祈ることができました。

みなさんはこの3年間をどのように過ごされましたか。

今ある時間を大切に。そして未来の時間を有意義に活用できるよう、日々実りある生き方をしていければと思います。

引き続きご愛顧をよろしくお願いいたします。
No.11421 - 2014/03/11(Tue) 19:48:48

3月11日 / ちゃむ [東北]
レイゴさん、みなさん、こんにちは。

レイゴさん、ホントお久しぶりです。

レイゴさんが3月11日の事に触れてくださったので・・・
昨日、14時46分、防災無線から発せられるサイレンの音と共に黙祷をしました。
これまでは、叔母の遺族ということで、イトコと母が慰霊祭に出席し、妹と姪っ子とで祈りを捧げていました。
今年は、姪っ子たちが慰霊祭で献唱をすることになったので、一人でその時間を迎えていました。

なんとも表現し難い気持ちになりました。
3年経ったんだなぁという思いと、現実とのギャップ、あの日、津波の第一波が、目の前で止まり、その波で目の前の電信柱が折れたのを目の当たりにした時から、ず〜っと悪夢の中に放り込まれて、そこから今も抜け出せないような気がしています。

今、この近くにあった船も解体され、訪れる人もほとんどなくなり・・・でも復興どころか復旧もままならない状態ですが、震災が無かったら知り合うこともなかったかけがえのない出会いに感謝しつつ、少しでも早い復興をご報告できることを願って、日々前進していきたいと思っています。

誰かが言っていた、「14時46分、目を閉じて、そして目を開けたら、元に戻ってる・・・なんてありえないけど」って言葉に共感してしまいます・・・


今まで、ブログ以外で、こんなことを書く事は出来ませんでした。こうしてちょっとでも思いを伝えることができるようになったのも3年という時が過ぎたからなのかなぁと思います。

こんなこと聞きたくなかったですかねぇ・・・?
ホント失礼しましたm(_ _)m
No.11422 - 2014/03/12(Wed) 19:53:30

Re: 3月11日 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、ちゃむさん、皆さんこんばんは。
 昨日は3・11、私のいる関西は直接の被害はありませんでしたが、関西には、とくに福島から避難されている方がたくさんおられて、私も、阪神・淡路の際に、故郷を去らないといけない人をたくさん見たので、大変に心が痛みました。関西から東北を支援されている方ももちろん多く、神戸には、神戸の東の端、岡本商店街に、気仙沼まただいん(気仙沼にまた来てねの意味)というお店が開かれ、店主の方のお話もラジオで聞きました。
 阪神・淡路では、土地があったらそこに再建できましたが、東北では土地のかさ上げが必要で、そのために仮設店舗を作ってもまた壊さないといけないし、また土地の権利関係も複雑で、相当しんどい模様です、東北の皆様、どうぞ無理をなさらず、お過ごしください。
 ウルトラマンの、マレーシアでの発禁の件、これは円谷の承諾を得ていないものの問題ですが、しかし、サンテレビでパワーレンジャーSPD(デカレンジャーの海外展開)を見たら、日本のものとはまったく異なるものになっており、驚きました。日本と海外の文化の違いを見ました。
 ようやく暖かくなりました、皆様お元気で。
No.11423 - 2014/03/12(Wed) 20:25:56

宇津井健さん死去 / 棺桶のジョー [近畿]
 おはようございます、夕べまたショックなニュースが入りました、俳優の宇津井健さんが82歳で亡くなられました。
 宇津井さん、私の年代では何と言ってもザ・ガードマンであり、この作品は、日本のテレビの刑事ものでは初のアクションもので、それまでの刑事ものは、事件を取り巻く人間関係を描くものが主流でありましたが、このザ・ガードマンでは、架空の正義の組織を作り、正義のガードマン対悪人と言う構図を作り、これは後の刑事ドラマに大きな影響を与えました。また、このガードマン、正義の組織と言う設定が、直後のウルトラシリーズの防衛隊に影響を与えたとも思われます(ウルトラマンの科学特捜隊で、隊長をキャップと呼ぶのはガードマンの影響だと思われます)。
 その前は宇津井さん、映画ですが、日本初のヒーロー作品、スーパージャイアンツにも主演されました。この作品、私は見たことありませんが、アメリカのスーパーマンを真似たもので、後に第2次ウルトラシリーズに参加される山際永三監督も関わっておられます。このスーパージャイアンツ、かなりの低予算作品ですが、ヒーローものの端緒をつけました(その後、テレビで月光仮面が大ヒットし、その精神は仮面ライダーに受け継がれ、日本のヒーローの根本になりました)
 さらに、70年代は山口百恵主演の赤いシリーズに参加され、その後もわが国のテレビに欠かせない名優でした。
 昨年来、昭和のテレビを支えた名優・俳優さんが次々亡くなるのは寂しいものです。宇津井さん、ありがとうございました。
No.11424 - 2014/03/15(Sat) 10:24:16

大阪でウルトラマン、仮面ライダー&スーパー戦隊の3大ヒーローフェスティバル開催 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、寒いですね。
 で、この夏、大阪で、ウルトラマンだけでなく、何と仮面ライダースーパー戦隊も集結するイベントが開催されます。
http://www.value-press.com/pressrelease/123445
 会場のアジア太平洋トレードセンターは、90年代に関西でもウルトラマンフェスティバルが行われていたときに、会場になったこともありました(ウルトラマンフェスティバルは90年代には関西でも行われていましたが、しかしUSJの開場で、関西のウルトラマンフェスティバルをやれた阪神パーク等が全滅になり、開かれなくなりました)が、これは、日本を代表するヒーローの共演であり、円谷、東映と、朝日放送、毎日放送、テレビ大阪のコラボで、日本全体でも、この3大ヒーローが集結するイベントは初めてかも知れません。これは、行かないといけません。
 その他、ウルトラマンエースのWOWOW放映を前に、高峰さんが語られています。
http://mantan-web.jp/2014/03/20/20140320dog00m200090000c.html
 それでは皆様、お元気で。
No.11425 - 2014/03/21(Fri) 19:23:19

新ウルトラマン列伝 4月の放映予定&パ・リーグをウルトラヒーローが応援 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、新ウルトラマン列伝、4月から火曜日の6時になります。その放映予定は、第1週が過去のウルトラシリーズの総集編、第2週〜第4週がウルトラマンガイアの最終回3部作、第5週が大怪獣ラッシュの総集編です。
 ガイアは、昨年が15周年なので最終回3部作をやると思っていましたが、今年になり、この3部作は大変な力作で、ファン必見です。
 また、プロ野球のパ・リーグが、今年はウルトラヒーローを招いて人気を盛り上げるそうです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140326/k10013239791000.html
 ソフトバンク(福岡)に初代マン、楽天(仙台)はタロウ、日本ハム(札幌)はギンガと、これは面白そうです。
 円谷プロのHPにもあり、
http://m-78.jp/news/n-2435/
 西武(埼玉)はレオ、オリックス(大阪)はセブン、ロッテ(千葉)はゼロだそうです。
http://special.pacificleague.jp/oyako2014/
 GWの大阪ドームにセブンも来るらしく、これは行こうかとも思っています。
 ちなみに、このところ日本海側でダイオウイカの発見が相次いでおり、本物の怪獣みたいです。
 皆様、お元気で。
No.11426 - 2014/03/26(Wed) 19:51:01
明けましておめでとうございます / レイゴ管理人 [地球外]
明けましておめでとうございます。

旧年中は、メビウスの主演を演じられた五十嵐隼士さんの引退(お父様の家業を手伝われるそうですが)等と、激動の1年でしたが。

みなさま、
本年も変わりませずよろしくお願いいたします。
No.11401 - 2014/01/01(Wed) 09:26:53

Re: 明けましておめでとうございます / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、みなさん明けましておめでとうございます。
 昨年は円谷プロ50周年ということでたくさんのムック本が出て、またウルトラマン列伝の中でウルトラマンギンガも放映され、特撮ファンには成果のある年でした。
 ここ数年、特撮もの(テレビ、映画ともに)がライダーと戦隊は安定した人気を誇るものの、怪獣ものはウルトラが間歇的にやっているのみで、他方昨年はパシフィック・リムという海外の怪獣映画も話題を呼びました。
 今年は、ゴジラのハリウッド版もあります。
 ことしも、よろしくお願いいたします(なお、ウルトラマン列伝新年1回目は明日の朝7時からです)。
No.11402 - 2014/01/01(Wed) 09:53:30

Re: 明けましておめでとうございます / レイゴ管理人 [地球外]
棺桶のジョーさん

みなさんこんばんは。

ジョーさん、いつも情報をありがとうございます。
助かります。

ところで、
本日元旦にウルトラマンネクサスにご出演されていた宮下ともみんがご結婚なったそうです。

新年早々おめでたいですね。
末永くお幸せに。
No.11403 - 2014/01/01(Wed) 21:59:44

Re: 明けましておめでとうございます / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
 さて、「マックス」のエリーを見習って、「ミライ」が帰ってくるのを三十年経っても待つと決めた私。その気持ちを保ち続けるためにも、あちこちのサイトを見たり、創作してみようかと思っております。しかし、創作の何が難しいかというと、「被らない」物を創ることです。「おおっ、我ながら傑作!!」と思った物が、とっくの昔に他の方が発表された物と酷似していた、なんてことがありますよね。発表前に知ることができてよかった、でも残念…ということが何度あったことか。既に出してしまった物はかぶっていませんように。
 それでは皆さん、今年も良い年でありますように。
No.11404 - 2014/01/01(Wed) 22:36:57

Re: 明けましておめでとうございます / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、みなさまこんばんわ。
 レイゴさん、宮下ともみさんがご結婚になり、お相手がボウケンジャーの主役の高橋光臣さんということです。ウルトラの関係者が戦隊関係者とゴールインは、ユリアンを演じられた荻原佐和子さんがあります。ともかく、おめでとうございます。
 本日は神戸の湊川神社に行き、露店のお面売り場にギンガを見ました、なかなか、うれしかったです。
 神戸のウルトラM78ショップは、好評のため延長です。また、大阪にはプリキュアセンターが出来るそうです(プリキュアはギンガが参考にした要素もあるのです)。
 今日のウルトラマン列伝は、倒されなかった怪獣の特集で、これ、総集編が凝っていて楽しかったです。
 まだ寒いです、皆様お元気で。
No.11405 - 2014/01/02(Thu) 18:44:20

Re: 明けましておめでとうございます / ビルガモ [関東]
レイゴさん 皆さん、
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします

大晦日は「ダウンタウンの笑ってはいけない地球防衛軍」の服装が科特隊チックだったり、いきなり導入部のBGMがMACのテーマだったりとウルトラ付き、また元旦は「ウルトラマンDASH」がありとなぜか日本テレビ系列はウルトラ押しでしたね。

今年はGOZILLAがありますが不安と期待でいっぱいです
No.11406 - 2014/01/03(Fri) 09:51:05

中日スポーツに根岸拓哉さんインタビューあり / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、寒いですね、ペギミンHが欲しいですね?
 中日スポーツに、ウルトラマンギンガ主役の根岸拓哉さんのインタビューがありました。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2014010502000146.html
 根岸さん、ウルトラマンの主役で身長は最高だそうで、変身シーンで腕を伸ばすと画面からはみ出るそうです。それで、3月公開のギンガ映画スペシャルの第2弾があり、今後も活躍される模様です。その昔、昭和の時代には、ウルトラマンに出たら売れなくなるとすら言われたこともありました(黒部さん、森次さん、高峰さんは悪役が多かったのです)。それでも、時代は変わりました。
 ちなみに、今朝のキョウリュウジャーで、主人公の母親役で、ユリアン、ダイナピンクの萩原佐和子さんが出られました。
 それと、1月2日に放映のウルトラマン列伝、テレビ放映時に、オープニングのテロップがないという事態で、後日ネットにアップされた分にはちゃんとついていましたから、これは面白いものでした(仮面ライダー響鬼で、主役の細川茂樹さんの名前がなかったこともありました)。
 今年はゴジラ60周年で、ハリウッドも前回のような大失態はないと思いますが?パシフィック・リムも良かったようだし(不覚にも映画館へ行けず(泣))、このところ特撮は等身大ヒーローのみ好調で、怪獣ものはあまり伸びていないので、期待しています。
 ムチャクチャ寒いです、私も去年の暮れかぜを引きました、皆様お元気で。
No.11407 - 2014/01/05(Sun) 19:02:59

ジェネレーション天国で特撮特集! / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、寒いですね。
 夕べ、フジテレビのジェネレーション天国という番組で、テレビの特撮ヒーローの特集をやっていました。日本のテレビ黎明期の月光仮面から、最新の仮面ライダーまで、様々なヒーローを取り上げて、とても良かったです。平成のライダーの役者さん、戦隊の役者さんも出られました。
 我らのウルトラマンはトリで、初代マン、セブン、ティガ、コスモスのみ取り上げられました。ライダーと比較して時間が少なかったですが(ライダーは平成に出た役者さんがいましたが、ウルトラ関係者は京本政樹さんのみでした)、こういう番組は良いです。遊星王子が受けていました。
 さらに、ゲストが柴俊夫さんで、もちろんシルバー仮面が取り上げられました。柴さん、シルバー仮面は実相寺監督で、ろうそくの炎を頼りに撮影したとか、有名な商店街でのシルバー仮面と宇宙人のバトルは、事前に知らせずいきなりやったとか、面白いものでした。また、柴さん、子ども番組と思っていたら、デパートのサイン会に子どもたちが殺到して驚いたそうです。シルバー仮面はご存知のようにミラーマンと裏表になり視聴率は伸びず巨大化しました。視聴率ではミラーマンが勝っていたのですが、昔特撮ファンの集まりでは、シルバー仮面を見ていた人が多くて驚きました。ミラーマンは関西では何回か再放送され、シルバー仮面の再放送はなく、後年に私はビデオで見たのです。
 そして、福島県須賀川市(円谷英二監督の生まれ故郷)で、ウルトラマンナンバーの交付です。
http://www.yomiuri.co.jp/atcars/news/20140107-OYT8T00424.htm?cx_thumbnail=08&from=yolsp
 昨年来、サンテレビの朝の再放送枠が東映ヒーローになり、今はデカレンジャーをアメリカでリメイクしたパワーレンジャーSPDをやっています。日本とアメリカの価値観の違いに驚いています。
 寒いです、どうぞお元気で。
No.11408 - 2014/01/07(Tue) 19:08:53

開田裕治さんの原画展 in 北海道 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんにちは、寒いですね、ペギミンHが欲しいですね。
 ウルトラシリーズなどの特撮もののイラストを描かれた開田裕治さんの展覧会が各地で行われています。
http://www.cinematoday.jp/page/N0059534
http://news.mynavi.jp/news/2014/01/10/282/
 これは北海道での開催で、ウルトラ、ゴジラなどのイラストで、今は姫路でもやっています。神戸でも一昨年行われ、好評でした。
 また、今夜BS朝日の極上空間に、毒蝮三太夫さんと、ひし美ゆり子さんが出られます。
http://m-78.jp/news/n-2313/
 以前の黒部さんと森次さん、篠田さんと真夏さんに続くもので、この番組のウルトラへの傾倒はうれしいものです。皆様、お元気で。
No.11409 - 2014/01/11(Sat) 11:18:15

加藤精三さん死去 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんわ、神戸は阪神・淡路から19年目です。
 ウルトラではメフィラス星人の声をされ、何より巨人の星の父親役で有名な加藤精三さんが亡くなられました、86歳でした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140117-00000164-jij-soci
 加藤さんは大ベテラン声優さんで、巨人の星でのちゃぶ台返しは知らない人はないでしょう。特撮ヒーローでは悪役をたくさんされ、ウルトラマンのメフィラス星人(メビウスでも出てくださった)、スペクトルマンの宇宙猿人ゴリ、仮面ライダーでも悪役をされ、日本のヒーローに貢献されました。加藤さん、ありがとうございました。
 そして、ウルトラとは関係ないですが、3月の仮面ライダー映画に、いよいよ藤岡弘、さんが出られます。ウルトラや戦隊と異なり、ライダーはオリジナルキャストを記念作であまり起用しなかったのですが、藤岡さん、38年ぶりに変身を披露されます。藤岡さんの演じられた仮面ライダー1号、東日本大震災で、石ノ森先生の記念館のキャラクターの大半が津波に流された中で、ライダー1号のみ、満身創痍ながら生き残りました。きっと、天国の石ノ森先生は、東北のため、日本のために、お前は倒れてはいけないと、守ってくださったのです。その1号が本格復活です。何か、1・17の日に、ヒーローファンに朗報がありました。
 明日は各地で雪です、皆様お元気で。
No.11410 - 2014/01/17(Fri) 20:00:00

題名のない音楽会で特撮特集 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、テレビ朝日系の「題名のない音楽会」、これで、明日と来月に、特撮特集です。
 まず明日は、生誕100年の伊福部昭先生の特集です。
http://www.tv-asahi.co.jp/daimei/contents/Broadcast/cur/index.html
 最初に演奏されるSF交響ファンタジーは、伊福部先生が作曲された特撮SF映画のテーマのメドレーで、皆さんもご存知の名曲のオンパレードです。伊福部先生は、日本の作曲界の旗手でもあり、たくさんのお弟子さんを出されました。この番組の初代司会者の黛敏郎さんもその一人で(黛さんが司会の20年以上前ですが、この番組で「怪獣と音楽」という企画があり、伊福部先生のゴジラはもちろん、指揮が山本直純さんで、自作のマグマ大使を演奏されていました)、伊福部先生なしに、日本の作曲の発展はなかったのです。もちろん、伊福部先生といえばゴジラ、日本の特撮映画音楽は、伊福部先生→冬木透さん→佐橋俊彦さんと受け継がれました。
 で、来月9日の放送は、サンダーバードの特集と、クラシック音楽雑誌「ぶらあぼ」に載っていました。
http://ebravo.jp/digitalmagazine/bravo/201402/index.html#page=190
 サンダーバードはウルトラシリーズに先駆けて、世界初のメカSFであり、そのメカ特撮は今でも高く評価されています。テーマ曲を作曲されたバーリー・グレーさんは今年没後30年です。
 どちらも、指揮者の佐渡裕の手によるもので、私は明日、佐渡の指揮する兵庫芸術文化センター管弦楽団の演奏会に行きます。
 神戸は昨日、19年目の1・17でした。1・17希望の灯りという民間団体を、皆様も良くご存知の俳優、堀内正美さんが代表をされていましたが、メンバーの高齢化で解散の危機にあったところ、29歳の若い人が後継者になり、これからも続くことになりました。
 皆様、お元気で。
No.11411 - 2014/01/18(Sat) 20:23:00

声優 永井一郎さん死去 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、すでに各方面で大きく取り上げられていますが、声優の永井一郎さんが亡くなられました、82歳でした。
 永井さんの声優暦は長く、特にテレビアニメの歴史そのものと言ってもよく、円谷作品で永井さんの出られたものはありませんでしたが、サザエさんの波平を45年間演じられました(これは、一つの役を長期間演じたおそらく世界記録で、そもそもサザエさん自体テレビシリーズ45年は、関西ローカルの部長刑事(44年)を抜いて新記録です)。ガンダムではナレーターをされたほか、初代ガンダムではお金がなく、声優さんをたくさん雇えず、そのため一人の声優さんが何役もやり、その中でも永井さんは極端で、男性のチョイ役は全てやり、地球連邦の役もジオンの役もやったので、アニメ誌に永井さんは二重スパイだという投書が載ったほどです。
 永井さん、ありがとうございました。
 そして2月の新ウルトラマン列伝は、第1,2週がウルトラマンサーガの分割放送、第3週はウルトラゼロファイトの再編集版で、第4週にギンガの特別編をするそうです。
 さらに、NHKがBSプレミアムで、怪奇大作戦のセレクション再放送です。
http://m-78.jp/news/n-2338/
 寒いです、皆様お元気で。
No.11412 - 2014/01/29(Wed) 19:02:55

ウルトラマン・ブルーレイ発売イベント / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、寒いですね。
 初代マンのブルーレイが発売になり、イベントが行われました。
http://news.mynavi.jp/news/2014/01/31/517/
元プロレスラーの前田日明さんが出られて、ゾフィーとともにゼットンを倒したそうです。前田さん、ウルトラマンの最終回でウルトラマンが敗れたのを見てショックを受け、仇を討つために格闘技に入ったそうです。
 さらに、ゴモラの話の後で大阪城を見て何ともないというエピソードも楽しいものです。
 さらに、ニコニコ動画で、ウルトラマンの映像(非リマスター)の配信が今日明日行われます。
http://animeanime.jp/article/2014/01/30/17279.html
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1401/31/news024.html
 皆様お元気で。
No.11413 - 2014/02/01(Sat) 20:19:25

九谷焼でウルトラマン / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんわ、寒いですね、神戸も氷点下になりました。
 石川県で、伝統芸能の九谷焼に、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンギンガ、ブースカが発表されています。
http://www.asahi.com/articles/ASG254JT4G25PJLB00B.html
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20140206/CK2014020602000030.html
 市販品ではありませんが、こうして伝統技法でウルトラマンが作られるのはうれしいことです。
 ムチャクチャ寒いです、ペギミンHが欲しいです、皆様お元気で。
No.11414 - 2014/02/06(Thu) 18:59:56
今年もあと数時間 / レイゴ管理人 [地球外]
みなさんこんぱんは。

2013年も余すところあと数時間となりました。

いかがお過ごしですが。

『ウルトラマン』と10周年を迎えたNTTコミュニケーションズのパーソナルクラウドサービス「マイポケット」がコラボレーション!

「ウルトラマイポケット」コラボ特設サイトでは、歴代ヒーロー黒部進さん(ウルトラマン)、真夏竜さん(ウルトラマンレオ)、杉浦太陽さん(ウルトラマンコスモス)、根岸拓哉さん(ウルトラマンギンガ)の特別対談を掲載中です。

お時間の許す方はぜひ!

それではみなさん、よいお年をお迎えくださいませ。
No.11400 - 2013/12/31(Tue) 20:20:35
ウルトラマンギンガ第10話 闇と光 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
 突然、美鈴が消えた。さらに、小学校の校歌を書いたボードが、何者かにより破壊された。そんな際に、怪獣スーパーグランドキングが出現した。ヒカルはウルトラマンギンガに変身、友也はジャンナインを召還して戦う。だが、このスーパーグランドキングは、美鈴が闇の手により作られ、攻撃したら美鈴の命はないとナックル星人グレイは言うのである!あまりの汚さに、声も出ず、そしてギンガも友也も手が出せない。と、ヒカルにギンガの声がして、ヒカルに美鈴の闇の中に入り、救えというのである。ヒカルは迷わず、闇の中に入る(その間ギンガは立っているのみ)。しかし、闇の世界で、美鈴はヒカルを拒否し、そしてスーパーグランドキングはジャンナインの手に負えない。
 そして、ホツマは、闇の支配者の正体が分かったと、校長を校長室に招く。過去にダークライブされたのは、全てこの小学校の卒業生で、不祥事を起こしたという共通点があるとホツマは諭し、その闇の支配者が、校長の中にいると告げる。校長の部屋に、スパークドールズが並んでおり、ホツマは校長の体から闇の支配者を追い出さんとする。
 しかし、超強敵、スーパーグランドキングに、ジャンナイン一人では相手にならない!と、健太、千草、美鈴の父の前にギンガライトスパークが現れ、それぞれティガ、初代マン、セブンにウルトライブして、スーパーグランドキングと戦うが、相手が強すぎて、それでも健太、千草、美鈴の父は必死で戦うか、何せ相手は過去にウルトラ6兄弟の6人がかりでようやく倒した相手、3人とも退けられてしまう。
 そして、ホツマは、校長が闇の支配者に完全に支配される前に取り除くと、必死で闇を追い出した。校歌を書いたボードを壊したのは校長であり、ホツマはそれを見ており、闇の支配者は校長に取り付いていたのである。
 美鈴を救おうと必死になるヒカル、一旦、二人が完全に決裂した瞬間、ギンガに、スーパーグランドキングの一撃が襲う、すると、美鈴はヒカルに庇われたことで目覚め、そして校長から闇の支配者は消され、ヒカルと美鈴はギンガにウルトライブして、二人で戦い、ギンガサンシャインでスーパーグランドキングを倒した。
No.11394 - 2013/12/12(Thu) 20:06:36

ウルトラマンギンガ第10話 闇と光 所感 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) 闇と光の戦い
 今回のサブタイトルはずばり闇と光、平成ウルトラのテーマで、最終回は光の使者たるウルトラマンと、闇の支配者のラスボスの決戦が定番であり、今回はヒカルが美鈴を、ホツマが校長を救おうとするお話でした。そして、前回に続いて全編戦闘シーンで、今回は開始早々変身して、そのまま全編戦いというのは、ウルトラではほとんど例がなく、ミラーマンだと後半この展開が多いのですが、壮絶なドラマで、これは長期シリーズなら2話を使ってやるものかも知れませんが、密度は濃かったです。
 なお、ギンガはこのところ怪獣にウルトライブ→ギンガ変身にならず、いきなりギンガになりますが、これはイナズマンの2段変身(イナズマンは最初、サナギマンになり、その後イナズマンに2段変身しますが、途中からいきなりイナズマンになるようになりました)を思わせます。過去は、東映と円谷ヒーローはかなり趣を変えていましたが、このところ両者が影響しあうのは面白いです。
(2) グランドキング、29年ぶりの登場
 今回の怪獣、スーパーグランドキングは、映画「ウルトラマン物語(ストーリー)」に登場したもので、このウルトラマン物語、84年に公開、ウルトラマン映画としては初めてテレビ作品の編集ではなく、新規撮影シーンをかなり入れたもので、タロウの成長の話であり、闇の支配者、ジュダの操るグランドキング、ウルトラ6兄弟を圧倒し、最後はパワーアップしたタロウに倒されますが、それの29年ぶりの登場です。
 その強化体、スーパーグランドキングに、ウルトライブして初代マン、セブン、ティガの立ち向かう構図は、ウルトラマン物語を彷彿とさせました。それも、初代マン、セブン、ティガともにオリジナルの掛け声を使っているのが良かったです。それでも、ジャンナインを加えて4人でも相手にならないほどの強さは、圧倒的でした。
 それを操るナックル星人グレイは卑劣であり、初代の卑怯さは天文学的なものでしたが、人質を取るというのは卑怯の頂点です。もっとも、ウルトラでは、卑怯なことをした悪は、最後は悲惨な結果になる(レオ最終回のブラック指令がいい例)のです。
(3) ホラー演出、闇払い
 今回、ホツマが校長から闇の支配者を追い出そうとする描写、校長の両腕が悪の姿になり、これは40年前に大ヒットしたホラー映画、エクンソシストのシーンを思わせました。ウルトラでは、ホラー描写をさせたら、野長瀬三摩地監督が素晴らしく、その頂点はダダ、その他、ラゴン、セブンの明日を探せなどがあり、野長瀬監督のホラー演出は、海外のものとはまったく異なり、ダダの例を見ても分かるとおり、えげつない描写はなくても怖いものですが、今回は西欧のホラー物を思わせました。シリーズ構成の長谷川圭一さん、また平成ウルトラ脚本の雄、小中千昭さんもホラーファンで、その流れのものでしょう。
 なお、ネットではホツマが闇の支配者説もありましたが、今回はホツマは正義の側のものでした。これ、ホツマを演じた津川雅彦さん、私には初期の必殺での悪役が印象深いのですが、しかし、考えたら、必殺だと黒部さん、森次さん、高峰さんは何回も悪役で出て殺されており、その点では必殺の悪人=ウルトラの正義の役?が今回も踏襲されたのかも知れません。なら,ホツマと初代マン、セブン、エースが、そうですね、東山紀之さん演じる悪と対決するシーンなどあったら面白いです?
 ちなみに、必殺だと、ライダーはV3、スカイが主役側を演じましたが、二人とも最後は殉職で、それもスカイライダーは死神博士と刺し違えての最後であり、このスカイライダーの最後(映画の5作目)は舛田利夫監督でしたが、狙っていたとしか思われませんでした。いずれにせよ、必殺ではウルトラもライダーも、死んでいるのです?
(4) 謎解きの妙
 今回は闇の支配者の正体を、ホラータッチで展開していました。また、美鈴が改心するのと、ホツマが校長から闇の支配者を追い出すのが同時であり、これは祖父と孫が同時に闇に勝ったという解釈も取れます。これ、謎解きは、と言うか謎をふりまいて物語を盛り上げるのは言うまでもなくエヴァンゲリオンが元祖で、その後平成ライダー、特にアギトがやりましたが、今回はなかなか盛り上がりました。
 なお、ブログではヒカルと美鈴のやり取りが稚拙との感想もありましたが、私はこれはヒカルとホツマの、二人の戦いのオーバーラップがあったと解釈しました。そして、最後、ヒカルと美鈴のウルトライブによる戦いは、私は未見ですが、Gガンダムにそういうシーンがあったそうなのです。監督のアベユーイチさんは、アニメの監督もしていたので、アニメも参考にしたのでしょう。
 次回の、最終回も楽しみです。
No.11395 - 2013/12/12(Thu) 20:07:08

ウルトラマンギンガ第11話 きみの未来 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
 前回、ヒカルは美鈴とともに強敵・スーパーグランドキングを倒した。そして、美鈴は父に、自分のために戦ってくれたことを感謝する。そして、結界が解け、小学校の卒業生たちが戻ってきた。かつて怪獣にダークライブされた者たちは改心して、真人間になっていたのである。そして、美鈴の父の業者は、小学校を解体しないことにした。
 だが…突然世界を闇が襲い、校長の中から、まだ闇の支配者は残っており復活していたのだ!その最後の姿、巨大なダークルギエルが姿を現し、小学校を破壊し始めた。ヒカルはギンガにウルトライブして戦うが、巨大さが桁違いのダークルギエルに全く歯が立たず、エネルギーも急速に消耗し、そしてギンガのエネルギーが尽きて倒れてしまった。さらに、ダークルギエルの魔力で人々は意識を次々に失う。友也もジャンナインを動かそうとして倒れ、全員倒れてしまう。ダークルギエルは、これで世界を再び暗黒にしようとしていた。
 タロウは、父と母に、なぜ意識を残したのか、こんな残酷な結末を見せるためかと呪うようにつぶやくが、父も、母も、タロウに未来を作らせるためであり、人々の希望を力に変えて戦えと語る。そして、柿崎巡査を筆頭に、小学校の校歌を歌いだす、ウルトラマンは人間の力とともに戦ってきたとタロウは誇らしく語る。すると、人々の手にギンガライトスパークが現れ、その力でタロウはよみがえった!(BGMはオリジナルの主題歌!)。超強敵、ダークルギエルと戦うタロウ、また人形にしてやるとダークルギエルは光線を放ち、タロウもストリウム光線で応戦するが、劣勢である。しかし、タロウは、ヒカルの未来への力を見て最後の力でギンガをよみがえらせるのである。ギンガは、未来から来たウルトラマンであった。
 そして、ヒカルの意思とともにギンガは復活し、ギンガスパークを槍として、ダークルギエルに、同じ大きさに巨大化して戦う。ルギエルもダークスパークを槍として対決、戦いの場は宇宙へ行き、ギンガ渾身の必殺技ギンガエスペシャリーで、ダークルギエルを倒した。
 そして、人形にされていた怪獣たちは、呪いが解けて宇宙へ帰っていった。ジャンナインも、さらわが友と友也に語り帰っていった。ギンガと、タロウとヒカルの別れの時も来た。しかし、ヒカルが冒険を続けるなら、また会おうと、ギンガは言いヒカルに感謝するのであった。
No.11396 - 2013/12/19(Thu) 20:10:33

ウルトラマンギンガ第11話 きみの未来 所感 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) 闇と光の決戦、決着
 今回は平成ウルトラ最終回の定番である闇の支配者とウルトラマンの決戦で、これはギンガが2〜4クール作品ならこの話、2話くらい使ってのものと思われましたが、最終回は駆け足ながらなかなかでした。平成ウルトラの最終決戦、闇の支配者にいったんヒーローが敗れる→その後何らかの形で復活→闇の支配者を倒す形、ティガ、ガイア、マックス、メビウスで見られたものが今回もありました。また、最終回で、小学校のミニチュアを破壊するシーンもあり、デジタルとアナログの特撮が見られました。
 そして、ダークルギエルの破壊力、闇の支配者による絶望の結末は、ティガ、メビウスなどで見られましたが、今回のギンガでも健在でした。今回はミニチュア特撮で、円谷伝統のものを使い、さすがのもの、アベユーイチ監督の手腕に感心しました。
(2) タロウ復活!
 今回のポイントが、キーパーソンのタロウの復活、人々が校歌を口ずさむと、ギンガライトスパークが現れてタロウを復活させるのは、見ていて感激物でした。これは、タロウが人々の希望の力で復活するもので、さらにオリジナルの主題歌とともにダークルギエルに立ち向かうものは圧倒的でした。タロウを復活させた校歌のみんなでの斉唱は、コスモスで人間がウルトラマンを助ける展開があり、それを思わせます。
 なお、ダークルギエルはこれを見ると数10m、タロウのレギュラーのサイズ(53m)と同じで、だとギンガの通常のサイズは、20m程度と思われます。これ、ギンガはウルトラマンとしてはサイズがゼロ〜∞と、定番のサイズ(初代マンなら40m、メビウス49mなど)が決まっていない理由もここにあると思われました。ちなみに、特撮巨大ヒーローでレギュラーでの最大のものは炎の超人メガロマンの120m、ウルトラでは実写ではグレートの60mが最大(アニメ版だと70〜80m)です。特別な事例で、スペクトルマンが1回だけ富士山より大きくなったこともありました。
 さらに、倒れたウルトラマンを人間たちが復活させるのは、ティガ、ガイア、マックスの最終回にもありましたが、今回は校歌がポイントとなりまずタロウ復活、その後ギンガ復活であり、ギンガは、ウルトラマンの中でも強さを見せている(第1話でカラータイマー点滅なし、その後も怪獣を圧倒)中での展開は見事でした。今回はタロウ、ギンガとそれぞれに見せ場を作っていたのが良かったです。また、歌が力になる展開は一連のマクロスのシリーズがルーツで、その他、宇宙鉄人キョーダインでは、劇中歌が敵を攻略するヒントになっていました。
(3) 残された謎
 今回は、話としては完結したものの、まだ謎が残っています。
ホツマの正体、なぜ選ばれたものであったのか?
ギンガの声と、闇の支配者の声(杉田智和さん)が同じ理由
未来から来たギンガのさらなる実態
 これ、謎の解明は、ネクサスで振りまいた謎を全て解きましたが、ギンガでは時間が限られ、また続編のためか、残りましたが、これはギンガの続編が(少なくともコスモスの映画版のように)作られる予兆だと思われます。これ、初代プリキュアは、一旦半年で話が終わり、これは人気が出なかったら半年で打ち切る予定が、大変な人気のために継続するものであり、これと似たことをギンガでも行っていると思われました。また、全然違う話ですが、84年に仮面ライダーのBGMのLPレコードが初めて出た際に、続編を期待させる内容であり、実際このレコードはヒットして全ライダーのBGMが商品化されました。これも、思い出しました。
(4) 別れと未来
 今回、ジャンナインが友也に別れとしてgoodbye my friendとガンパッドに送ったのは、ゴジラ×モスラ×メカゴジラで、対ゴジラ兵器として作られたメカゴジラ(機龍)が、修理してくれた良人に別れのメッセージを送るものを思わせました。またギンガもヒカルとの別れは何ともぐっと来るものでした。
 円谷創立○○年でウルトラマンの新作が作られたのはタロウ以来でしたが、今回はミニシリーズながら良かったです。このところ等身大ヒーローなら円谷・東映以外にも手がけるところはありますが、怪獣物はテレビからなくなり久しく、今回のギンガ、円谷さんに感謝いたします。
No.11397 - 2013/12/19(Thu) 20:11:09

ウルトラマン&怪獣小法師、福島に登場 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、寒いですね。
 福島、会津の民芸品、小法師にウルトラマンと怪獣をあしらったものが登場しています。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131222-OYT1T00344.htm?from=ylist
 これ、円谷英二監督が福島出身のために企画されたもので、写真を見るだけで愉快です、ネットでも販売して欲しいです。
 また、来年からの新ウルトラマン列伝、主題歌をDAIGOさんが歌うそうです。
http://www.tvlife.jp/2013/12/22/15395
 列伝は、テレビ雑誌を見たら、1月第1週はアントラー特集、その後ウルトラマンサーガ5分割、それもディレクターズカットであり、楽しみにしています。
 皆様、お元気で。
No.11398 - 2013/12/22(Sun) 18:45:30

ウルトラマン列伝 2014年1月の放映予定 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、ウルトラマン列伝の来月の放映予定が分かりました。

1月2日、午前7時より、スパークドールズ劇場(怪獣総集編、倒されなかった怪獣の特集)
1月8日、初代マンバラージの青い石、ウルトラマンvsアントラー
1月15日〜ウルトラマンサーガ分割5連続放映+大怪獣ラッシュ、アントラー編
 サーガの放映は分かっていましたが、アントラーは大怪獣ラッシュに出るのでそのための模様です。また、新年1回目は放映日が違います。
 また、北九州で、ウルトラマンがモノレールで登場です。動画もあります。
http://www.asahi.com/articles/ASF0SEB201312220059.html
 寒いです、皆様お元気で。
No.11399 - 2013/12/25(Wed) 20:23:15
ウルトラマンギンガ 第7話 閉ざされた世界 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、ウルトラマンギンガ、再開のスタートです。
 
第7話の冒頭は前半6話と劇場スペシャルのダイジェスト、登場人物紹介、キャラクター、設定の紹介で、物語は今回正味10数分ほど。その冒頭、ヒカルたちは2学期を迎えたが、ヒカルは私服での登校、この降星町の異変を思い、ヒカルは残ったのである。そして、「闇の手」は、バルキー星人に変わるエージェントとして、ナックル星人グレイを送り込む。
 すると、パトロール中の柿崎巡査(カッキー)が突然、校庭の空間から出られなくなり、ヒカルたちのいる教室に飛ばされたのである。それで、美鈴、千草、健太はこの空間から出ようとして、別な空間に飛ばされてしまう。友也は、閉鎖空間に閉じ込められたと解説する。
 そして、タロウは、過去の、ウルトラ戦士、怪獣たちが人形に変えられたことを思い出し、暗黒の力がタロウのみを直撃せず、仲間、父、母に守られ、闇の波動から免れ、SDにされても意思を持ち、話も出来たが、他の戦士は犠牲になったと語る。
 そこに、怪獣ダークガルペロスが出現、校長先生に迫る。ヒカルはブラックキングにウルトライブし、ダークガルペロスに立ち向かう、それも柿崎の前であり、驚き、ヒカルは柿崎に驚かせてごめんといい、ダークガルペロスに立ち向かう。ダークガルペロスに、何者かがダークライブされている模様である。ブラックキングとダークガルペロスの戦い、そしてギンガが召還され、ヒカルはウルトラマンギンガに変身、驚く柿崎に、美鈴が説明する。
 それで、決戦はまるでプロレスかボクシングの会場(リング)のようになり、たくさんのSD怪獣の見守る中、ギンガとダークガルペロスの戦い、分身してギンガを翻弄するダークガルペロスに、ギンガも分身して戦い、最後はギンガサンダーボルトでダークガルベロスを倒した。ダークガルベロスにダークライブされていた男は元に戻った。しかし、ギンガは、ヒカルに、怪獣が出るたびに闇の力が強くなると語った。さらに、ナックル星人グレイは、校長先生に、闇の力はこの学校にいるというのである。
 そして、事件の解決したばかりの学校に、千草の父ら、3人の大人が現れた・・・
No.11381 - 2013/11/20(Wed) 19:07:30

ウルトラマンギンガ 第7話 閉ざされた世界 所感 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) 閉鎖空間の戦い
 今回は総集編が半分で、実質的に15分ほどのものでしたが、閉鎖空間に閉じ込められるのは初代マンのブルトンの話以来の定番で、その後の異次元的な世界も、ウルトラマンや、あるいはミラーマンのような円谷ヒーローの定番です。ただ、今回は時間が短かったせいか、ややドラマが急ぎ足であったのは残念でした。今回、ネットでも総集編は要ったのかと疑問の声もありました。
(2) リングでの戦い
 今回、ダークガルベロスとギンガの決戦が、プロレスやボクシングのリングのような感じで、それもたくさんの観客の下で戦うという展開、これはウルトラだと死闘!ダイナvsダイナで、偽ダイナとの戦いに、グレゴール人によりプロレスのリングのようなものが設定された例がありますが、このリングの戦いはむしろ東映の定番で、仮面ライダー2号では、プロレスラーを改造した怪人ピラザウルスと、本物のリングで戦うシーンがあり、その他、スーパー戦隊でもリングのバトルがあったと思います。
 そして、ギンガがマントを羽織っての登場、ウルトラヒーローのマント姿はこのところおなじみですが、今回はリングでのバトルを想定しての展開で、面白いものでした。
 なお、今サンテレビとMXテレビでやっているファイヤーレオンは、決戦時にサバイブフィールドと言って、ヒーローのベルトがプロレスのリングになり、そこでヒーロー、ファイヤーレオンと敵(この場合はバイオレスラー)の戦いが行われます。また、円谷作品だと、アステカイザーもプロレスをテーマにしていました。
(3) 異次元の戦い
 ダークガルベロスとの決戦、相手が分身して、こちらも分身は、マックスvsバルタンの戦いでもありましたが、こういう閉鎖空間での緊迫感は昭和ウルトラのセブンvsプロテ星人などの戦いで行われた、円谷特撮の伝統です。
(4) ヒーローの正体が分かっている
 これもギンガの特徴で、主役グループの5人にヒーローの正体が分かっており、また今回柿崎巡査にもばれましたが、これはウルトラでは異例、と言うか、ヒーローの正体というものは日本の伝統で隠すものであり、月光仮面では最後まで正式に正体が明かされなかったものです。ウルトラだとヒーローの正体がわかること=最終回の伝統があり(昭和ではセブン、エース、タロウ、レオ、80、平成だとダイナ、ガイア、コスモス、マックス)、東映ヒーローでもヒーローの正体がこれほど広く知られている例はあまりなく、今回のギンガだと今での伝統によらないものになっています。
(5) ナックル星人のキャラクター
 バルキー星人に続いての敵エージェントにナックル星人ですが、オリジナル(帰マン37,38話に登場)はわが国のヒーロー史上最も卑劣な作戦を取った悪として知られていますが、今回はオネエキャラ、あまりの違いに唖然です。面白いものです。
次回はウルトラ名物?変身アイテム盗難であります。
No.11382 - 2013/11/20(Wed) 19:08:07

新ウルトラマン列伝 12月の放送予定 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、皆様お元気ですか。
 フィギュア王他の雑誌を見て、新ウルトラマン列伝の12月の放送予定が分かりました。
第1週 ギンガ第9話「漆黒のウルトラ兄弟」
第2週 ギンガ第10話「闇と光」
第3週 ギンガ第11話「きみの未来」
第4週 ギンガ総集編
 ラスト2話は前後編の模様で、この前放映された第7話は特撮ファンのブログを見たら評価はイマイチでしたが、今後は期待できそうです。
 さらに、列伝ブログによると、新列伝は3クール目、つまり来年1月以降も予定されており、そしてヒカル役の根岸拓哉君も出演で、これはひょっとしたらギンガ、おもちゃの売れ行きが好調なので、上手く行くと延長、あるいは第2期の可能性もあると思います。
 なお、列伝ブログによりますと、といざらすでウルトラのおもちゃ1000円以上買うと、先着1万名に特製ポスターがもらえるそうです。
 また寒くなります、皆様お大事に。
No.11383 - 2013/11/24(Sun) 19:27:09

ウルトラマンタロウ?による本が出ています / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、寒いですね。
 ウルトラマンの愛した日本と言う本が出たそうです。
http://news.ameba.jp/20131126-145/
 なかなか、面白そうです。
 また、ウルトラセブン・クラシックと言うCDも出ますが、これは交響詩ウルトラセブンと、最終回に使われたリパッティのシューマンなどを収録したもので、新規音源はなさそうです。
http://www.yamano-music.co.jp/userProdDetailCD.do?itemCode=4113092143&itemClass=C
 明日はギンガの第8話、楽しみにしています。
No.11384 - 2013/11/26(Tue) 19:07:08

ウルトラマンモノレールが登場 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、北九州でモノレールとウルトラマンのコラボです。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_kitakyushu_keichiku/article/54758
 北九州というと、コスモス2の舞台であり、12月22日、ウルトラのラッピングモノレールが走るそうです。九州だとウルトラマンランドがあった関係で、こういうイベントもある模様です。 
 さらに、エヴァンゲリオンの庵野秀明さんが館長を務める特撮展、新潟で開催です。
http://news.ameba.jp/20131127-305/
 庵野さん、ウルトラマンの大ファンで、もう10数年前ですが、金城哲夫さんの特番(山田輝子さんの本を元にした構成です)で、エヴァンゲリオンはウルトラマンに触発されたと証言されています。確かに、エヴァンゲリオンの猫背のスタイルは初代マンのスペシウム光線のポーズを踏襲しています。
 円谷さん、出来れば、関西でこういうイベントもしてください、よろしくお願いいたします。
 そして、ウルトラマンギンガの特別総集編のエキストラを円谷ファンクラブで募集しています。
http://m-78.jp/news/n-2245/
 これ、最近だと、仮面ライダーウィザードの最終回で、エキストラを募集していました。で、ウルトラマンギンガですが、当初は1クールの予定だったものの、おもちゃの売れ行きが好評なので、第2シーズンも期待できると思っています。
 今日はウルトラマンギンガの第8話、今回はなかなか面白かったです、明日レビューします(特撮ファンのブログを見ても今回は好評でした)。
 風が強いです、皆様、インフルエンザにも気をつけてください。
No.11385 - 2013/11/27(Wed) 19:23:06

ウルトラマンギンガ第8話 奪われたギンガスパーク、あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
 前回(第7話)のラストで登場したのは、美鈴の父と、その建設業者の男女合わせて3人である。この3人も、閉鎖空間から出られなくなった模様である。ヒカル、美鈴、健太、千草、友也に合わせて、ホツマと校長の組み合わせで、学校の閉鎖空間から出られなくなっている。そして、振星小学校を解体して、レジャー施設に、美鈴の父の会社はするというので、ヒカルらは驚く。さらに、ガルベロスにダークライブされていた大里も、ダークライブを解かれて合流したが、夢を語るヒカルらには一致しない。しかし、ともかく腹が減っては…というので、この12人で学校で食事を作り、合宿である。
 しかし、父の連れていた、男性がナックル星人グレイのわなに落ちてしまう。男は、グレイから、ヒカルのギンガスパークを奪えば、この閉鎖空間から出してやると言われて、ヒカルからギンガスパークを奪ったのである。しかし、グレイは、ギンガスパークに触れられず、出してくれというこの男を、ダークライブさせ、ザラガスにしてしまう。
 暴れるザラガス!ならばヒカルが変身しようとしたら、ギンガスパークがない!大ピンチになる。友也は、ジャンナインを召還しようとするが、前回のダメージであと数時間動かせない、タロウはウルトラ念力で立ち向かうが、一発で撃退される!そして、学校の屋上に怪しげな影を見た健太、千草、友也はギンガスパークを取り戻すため走る、まず、友也がグレイに対峙し、グレイはお前も闇の支配者のしもべだったくせにと言うが、友也は果敢にギンガスパークを取り返すものの、グレイに光線で締め付けられる、そして、千草、健太の援護も効かない!が、そこへ大里がパンチをグレイに食らわれて、グレイを撃退する。
 一方、美鈴は神棚に、ヒカルを助けるために祈る、と、美鈴の前に、新たなスパークが現れる、そして、美鈴はレッドキングにウルトライブして、レッドキングになりザラガスに対峙するが、苦戦する。
 すると、健太らがギンガスパークを取り戻し、ヒカルはそれを得て、ウルトラマンギンガにいきなり変身し、美鈴のウルトライブしたレッドキングと共に戦う。が、ザラガスは凶悪な攻撃形態〜全身棘だらけになり、これでレッドキングを撃退し、さらにウルトラマンギンガも電撃で攻撃する。だがそれはウルトラマンギンガには通じない、ギンガはギンガクロスシュートでザラガスを倒す。
 今回も、子供たちに助けられたと、校長とホツマが語ると、校長は不安そうである。
 だが、勝利したばかりのギンガに、突然の攻撃!現れたのは、真っ黒な初代ウルトラマンであった…
No.11386 - 2013/11/28(Thu) 18:37:35

ウルトラマンギンガ第8話 奪われたギンガスパーク、所感 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) ウルトラ名物?変身アイテム盗難
 今回、ヒカルの変身アイテム、ギンガスパークが奪われ変身できなくなりましたが、この変身アイテム盗難はウルトラの名物?であり、セブンで3回も盗難!(それも全て女性に盗まれた!)、平成ではティガ、コスモス、マックスで盗難に合い、今回で通算7回目です。
 また、初代マンでは、ベーターカプセルを落とす展開が何度もありました。それで、30年以上前ですが、宇宙船の投書欄に、ベーターカプセルはよく落とすのに盗まれない、ウルトラアイはよく盗まれるのに落とさないという指摘がありました。
 この、変身できない展開は、円谷作品では他にファイヤーマンでも変身アイテム盗難は1回ありますが(あるいは、ミラーマンで鏡がなく変身できない展開もあり)、仮面ライダー、スーパー戦隊ではまずありません。仮面ライダーだと、1号が2度変身できない展開がありましたが、平成では変身アイテムの盗難はなかったと思います。他のヒーローだと、スペクトルマンは変身の際に上司、ネビュラ71の許可が必要で、ピンチなのに許可が下りない、あるいはネビュラ71が見えない展開がありました。アニメですが、宇宙の騎士テッカマンで、変身に必要なロボット、ペガスを敵が動作不能にする展開がありました。しかし、このところの変身ものだと、ライダー、戦隊の他にアニメのプリキュアがありますが、変身アイテムの盗難はありません。
 なお、ウルトラでの過去6回の変身アイテム盗難は全て変身前の主人公が自力で取り返しましたが、今回は仲間による奪回で、これは、前述のテッカマンで、仲間がペガスを復活させて変身させる展開があり、それを思わせました。
 これ、変身アイテムの盗難(あるいは変身不能)という展開、円谷ではよくあるのに東映だと少ない、今思うと不思議です。これも、昔ファンジンで、ウルトラマンはあまりに強いため、その力に制限を設けるために変身アイテムの盗難という東映ヒーローにない要素があるという考証を見たことがありました。
 なお、意味は違いますが、この手の変身アイテムの盗難のルーツといえるものに、鉄人28号が、リモコンを敵に奪われたら鉄人が悪になるため、それがスリルを呼ぶ展開が日本のヒーローでは最初と思います。
(2) ダークライブと悪のナックル星人
 これ、ウルトラマンギンガでは、人間の悪の心を怪獣にするダークライブ、プリキュアにルーツがありますが、しかし、プリキュアだと怪物にされる人間は善人であるのに、ギンガでは悪の気持ちを持つものが変身するのが基本で、トラウマも辞さない展開(プリキュアや、スーパー戦隊は対象年齢が低く、ファンにトラウマを残さない方針と雑誌で見たことがあります)です。
 そして、悪のエージェントがナックル星人で、あくどいことをやるのは、初代とは異なるものの面白いものです。さらに、ギンガではどうやら悪が東映型の4段構成(悪の親玉、悪の幹部、怪獣・怪人、戦闘員)に近いものを取り、ウルトラでは、レギュラーの悪がいてもこの形は取らない(エースのヤプールのように抽象的な存在で、戦闘員はなし)のに、ウルトラでもメビウスではこの形(エンペラ星人、暗黒四天王、怪獣)を取っています。円谷だと、この4段構成はジャンボーグAで存在します。
(3) 美鈴がウルトライブ!
 今回びっくりしたのが、美鈴の下に新しいギンガスパークが現れて、怪獣にウルトライブしたことで、このような仲間の援助は過去のウルトラにはありませんし、他のヒーローものでも珍しいものです。これ、ギンガでは従来の防衛隊がない分、仲間の存在で、スーパー戦隊の形を模しており(ヒカル、美鈴、健太、千草、友也の5人の構成は、女性メンバー二人のスーパー戦隊を思わせます)、面白いものです。スーパー戦隊にも、ウルトラマンの防衛組織のようなものを持つ例(初代のゴレンジャーや、最近だとデカレンジャー、ゴーバスターズなどが相当)と持たないもの(マジレンジャーなど)があり、ギンガのスタイルは後者を模しています。
 脱線ですが、ウルトラでは最初から防衛組織なしはこのギンガが最初なものの、他のヒーロー、特に仮面ライダーでは、防衛組織が機能したのは、平成のクウガとアギトで警察がライダーを援護していたのみ、他はなし。そして、等身大ヒーローだと防衛組織なしが通常であり、巨大ヒーローでも、アイアンキングは防衛組織の国家警備機構が設定されていたものの、実質無視していました。だから、防衛組織なしのヒーローものはいくらでも前例があるのです。もっと言うと、アメリカのヒーロー、スーパーマンやスパイダーマンに防衛組織はありません。これ、巨大な軍隊を持つアメリカのヒーローに防衛組織がなく、他方憲法九条を持つ日本のヒーローに防衛組織が多い(と言っても、日本のヒーローの防衛組織は、初代マンの科特隊に代表されるように、警察の類型に近いものが多い)のは面白いものです。
また、ダークライブされた男がヒカルを援護するなど、敵側にいたものが正義側につくのは、ウルトラではメビウスのザムシャーがありますが、ギンガでは友也がその1号で、そして、敵側のものがその後味方につく展開は、キン肉マンにもありました(逆の、主人公側の人物が敵に寝返る展開は、Zガンダムに1回あった程度で極めて少ない、というか敵に寝返るのは日本のヒーロー物だと実質タブー)。
 また、変身すると、まるで人間がヒーローや怪獣を操縦するような形があり、これはジャンボーグAのものを模しています。ジャンボーグAは円谷作品ながら、仮面ライダーやロボットアニメの要素を多く持つ作品で、特にジャンボーグAの操縦方法、人間の動作を直接ロボット(サイボーグ)に伝えるのは、その後もロボットアニメでもあれだけのものはなく、実に先駆的な作品であったのです。
(4) 連続展開の妙
 ギンガ第2部は、話のラストで次回に続く要素が持ち込まれるものであり、これは、基本1話完結のウルトラでは珍しいもので、こういう連続ストーリーは川内康範先生原作のレインボーマンがルーツですが、円谷作品では連続ものは大変に珍しい(ガイア、ネクサス、メビウスでそれに近いものもありましたが、基本はオムニバスものです)なのです。
(5) ザラガスの凶悪展開
 今回の怪獣はザラガス、初代マンでも見せたものに、全身棘の凶悪な形態を見せています。これもCG技術の賜物であり、他方ウルトラマンは基本、アナログ特撮で、このところの映画ではCG合成を主体としていたのに、ギンガだとセット撮影を主体としているのもうれしいです。
(6) 活躍する津川雅彦
 今回、ギンガに参加されている大御所、津川雅彦さん、出番も多く、こういう大御所の参加はわずかなシーンのみの、友情出演のような例が多い中、ありがたいことです。次週も楽しみです。
No.11387 - 2013/11/28(Thu) 18:38:19

須賀川市でウルトラマンが二輪ナンバーに / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、福島県須賀川市、円谷英二監督の故郷で、小型二輪車にウルトラマンのナンバープレートが配られることになりました。
http://www.minyu-net.com/news/topic/131203/topic3.html
 これも、ウルトラマンが被災地支援をしている関係で、こういうものはファンとして誇らしいものです。
 さらに、来年ウルトラのガチャポンで、何とウルトラファイトがテーマになるというものです。
http://dai4.com/shop/A188/tzjb4Fhsh/syoinfo/15809
 ウルトラファイトに出たエレキング、キーラ、イカルス、ウーであり、さらにシークレット2つ、ひとつは手がはさみ出ないバルタンと思われますが、もうひとつは不明、また、ウルトラファイトなら主役?のセブンがないのです。面白いものです。
 それと、ウルトラマンとNTTのコラボCMがユーチューブにアップされています。
http://www.youtube.com/watch?v=FBzlgL3Qx6U&list=UU5PBnSG7C0WXp5gjd4bzKtw
 明日はギンガ第9話、楽しみです。
 寒いです、皆様お元気で。
No.11388 - 2013/12/03(Tue) 19:45:42

ウルトラマンギンガ第9話 漆黒のウルトラ兄弟 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
 前回、ザラガスに勝利したギンガを突如襲ったのは、全身真っ黒の初代ウルトラマンである。それも、何者かがダークライブしているのである。ヒカルは、何者がダークライブしているのかを探る。さらに、ダークセブンに変身し、ギンガはカラータイマーが点滅を始め、そしてダークセブンのワイドショットを受けてギンガは変身解除、ヒカルも倒れてしまう。ダークセブンはアイ・スラッガーで止めを刺そうとしたが、美鈴がヒカルを守り、ダークセブンは一旦消えた。
 ヒカルが倒され、学校内に収容した。そして、ホツマはタロウをお茶に誘い、ホツマの手にライブサインがあり、選ばれたものであることをタロウは知る。
 そして、学校内で、美鈴の父が、おかしな状態になっている。人間には支配するものとされる者など嘯く。すると、父の部下であった女性、黒木がナックル星人グレイの手に落ち、怪獣アントラーにされてしまう。しかし、ヒカルは戦えない、そんな美鈴、健太、千草にホツマは、ジャシュラインのSDを差し出し、これで戦えと諭す。3人はギンガライトスパークによりウルトライブして、ジャシュラインになり戦うが、3人で操縦するのが困難で戦えない。
 友也は、ジャンナインを召還しようとしたが、ガンパッドがアントラーの磁力により奪われてしまう。しかしそれをタロウがウルトラ念力で取り返し、ジャンナインで戦う。
 そして、ヒカルの元に、美鈴の父の声が届く、ウルトラマン、セブンにダークライブしていたのは美鈴の父であり、ヒカルに仲間にならないかと誘うが、ヒカルはもちろん拒否する。すると、美鈴の父はダークライブして、ダークセブンとなる。
 仲間たちを守るため、ヒカルは立ち上がり、直接ウルトラマンギンガに変身して、ジャシュラインにウルトライブした3人を救う。と、アントラーを光線が倒し、ダークセブンが現れる。ギンガとダークセブン、ダークウルトラマンとの戦い、壮絶な戦いの末、ギンガはギンガクロスシュートでダークセブンを倒し、美鈴の父は元に戻った。だが、グレイは、美鈴に、その父の血が流れていると、闇落ちをさせるのであった。
No.11389 - 2013/12/04(Wed) 19:42:29

ウルトラマンギンガ第9話 漆黒のウルトラ兄弟 所感 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) 正義の力が悪に使用される!
 今回は、初代ウルトラマンとセブンが、悪の手により、ダークライブされ、悪の戦士として登場しました。これ、ウルトラヒーローの力は、悪のために使うことは許されず、初代マン「地上破壊工作」では、地底人がウルトラマンを操ろうとして失敗、セブンでは「蒸発都市」で、セブンがダンカンに操られて破壊活動をする描写もありましたが、今回は、悪の手により、ウルトラマンの力が悪用されるのは驚きました。
 悪のウルトラマンと言うと、昭和は偽ヒーロー(宇宙人の変身かロボット)、平成ではウルトラマンの力を持つ闇の存在(イーヴィルティガ、ネクサスの闇の巨人たち)がありましたが、今回は正義の力が悪用されています。これは、鉄人28号のように、リモコンが奪われたら即悪になるものとは異なるので、ユニークな展開です。
 ダークライブされた初代マンとセブンは、まるで悪のタイプチェンジ(これは仮面ライダーディケイド、海賊戦隊ゴーカイジャーでの2段変身の悪のヴァージョン)、さらにオリジナルの必殺技も駆使して、壮絶なものを見せてくれました。正義のウルトラマンが悪のウルトラマンに敗れる展開は、コスモスがカオスウルトラマン・カラミティに敗れるものがありましたが、今回は正義の力が悪用され、壮絶です。
 そして、ダークライブは、基本的に悪しき心を持つものが、さらに悪の手先により悪用される展開で、このダークライブの手本となったと思われるプリキュアでは、悪にされるのは善人であり、これはウルトラならではの面白い展開でした。その、美鈴の父が悪の手先になり、ウルトラヒーローのSDを集めて支配を企む展開はなかなかハードです。
(2) 全面バトルシーン
 今回はバトルシーンが全編に渡って展開されるものであり、ウルトラだとベムスター登場の回が全編バトルで、今回は様々な怪獣も現れ、ただアントラーとジャシュラインはやや存在感がなかったです。着ぐるみ怪獣の次々出る展開は壮絶でした。特撮シーンも多く、アクションも壮絶で、面白かったです。これ、ギンガでは特技監督を本編監督が兼ねている模様で、特撮には予算的な制限もあるのに、なかなかやってくれます。
(3) ウルトラヒーローの戦隊的な展開
 今回、美鈴、健太、千草の3人がウルトライブして、これによりメンバー全員がウルトライブして戦うか、友也のようにジャンナインを操縦するように、5人とも巨大化バトルが可能になりました。これはウルトラには前例はなく、ウルトラヒーローと、それを助けるメンバーの戦いは、スーパー戦隊の展開を取り入れており、これも面白いものです。ウルトラと他のヒーローの関係は、特に仮面ライダーにウルトラ関係の人が多く出て、平成ではウルトラマンと仮面ライダー双方に変身した人も出るほどですが、ウルトラと戦隊の関係はあまり深くなく(ただし、スタッフだと、戦隊最多演出の東条昭平さんは円谷プロ出身)、あるいは、70年代の合体ロボットアニメの要素を上手く使っています。
(4) ホツマの位置
 ヒカルの祖父、ホツマを演じる津川雅彦さん、大御所俳優で、ゴジラ、ガメラにも出られましたが、今回はタロウと対峙し、さらにスパークドールズを持つなど、物語のキーパーソンになりつつあります。これ、閉鎖空間の中で、悪と正義の戦い、ユニークなものです。
(5) 謎が謎を呼ぶ展開
 この、様々な謎を展開するやり方、ルーツはエヴァンゲリオンで、さらに平成ライダー、特に2作目のアギトで注目され、ウルトラではネクサスで取り入れました。今回は悪の黒幕が何なのか、さらにいろいろな要素が出ており、ラストは長谷川圭一さんの脚本と、アベユーイチ監督のコンビ、ネクサスの最終回で全ての謎を解明した実績もあるため、楽しみにしています。
No.11390 - 2013/12/04(Wed) 19:43:16

ウルトラマンブルーレイに石坂浩二さんのナレーション! / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、寒いですね。
 来年に出るウルトラマンのブルーレイ、特典に石坂浩二さんのナレーションが入ると言うのです。
http://www.cdjournal.com/main/news/ishizaka-koji/55874
 これ、プロモーションビデオに石坂さんのナレーションもあり、感激です。ただ、石坂さんのナレーションが47年ぶりというのは厳密に言うと誤りで、石坂さん、21世紀になり、ウルトラマン映画のナレーションを4回されています。それでも、石坂さん、ウルトラに愛着を持ってくださり、感激です。
 このブルーレイ第3巻には、NHKでも紹介されたNGシーンが付きます。
 また、ウルトラマンにお願いしたいことも、記事にありました。
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/gooranking/news/20131205/gor1312051117001-n1.htm
 これを見て、10年前に、広島に住んでいるウルトラファンで病気を持つ少年が、コスモスとともに大阪の空をヘリで飛んだニュースを思い出しました。
 皆様、風邪とインフルエンザには気をつけて、お元気で。
No.11391 - 2013/12/05(Thu) 20:17:42

庵野秀明さんと団時朗さん、帰マンを語る / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんわ、寒いですね。
 WOWOWなので私は見られませんが、帰ってきたウルトラマンを、エヴァンゲリオンの庵野秀明さんと、主役の団時朗さん、そして落語家の柳家喬太郎さんが語る番組が明日あるそうです。
http://www.cinematoday.jp/page/N0058479
 庵野さんは、30年前にDAIKONフィルムの自主制作版の帰ってきたウルトラマンを製作し、これは伝説となっています(当初、円谷さんに無断で作ったものの、後に許諾を得てDVDにもなりました)。楽しいお話です。
 また、釧路でウルトラマンの展示会が行われています。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20131207-OYT8T00019.htm
 円谷さん、大阪や神戸でもやってください!
 その神戸、ウルトラマンオフィシャルショップ、来年1月までとなっていたのに、延長です。
http://m-78.jp/news/n-2268/
 寒いです、皆様お元気で。
No.11392 - 2013/12/07(Sat) 18:58:28

ウルトラマンサーガのディレクターズカット版、ウルトラマン列伝で放映 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、寒いですね。
 新列伝で、先週上映会のあった、ウルトラマンサーガのディレクターズカット版が、年明け早々に分割放映されることが決まりました。
http://blog.m-78.jp/2013/12/08/%e6%96%b0%e3%82%a6%e3%83%ab%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%9e%e3%83%b3%e5%88%97%e4%bc%9d%e3%81%a7%e3%80%8c%e3%82%a6%e3%83%ab%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%9e%e3%83%b3%e3%82%b5%e3%83%bc%e3%82%ac%e3%80%8d%ef%bd%84/
 1月15日からの5回で、この分だと年明けの1回目はゼロ総集編でしょう。そして、ウルトラ映画のディレクターズカット版は初めて(ライダーは毎回出ている)ですが、テレビではダイナ、ガイアの最終回3部作で、ディレクターズカット版がDVDになっています。これは、ダイナの最終回3部作、小中和哉監督がテレビ版に不満があり、泣く泣くカットした場面を復元したもので、それはディレクターズカットのDVDを見たら意味が分かります。
 ちなみに、ディレクターズカットの元祖はブレードランナーで、これは最初に公開されたものが、リドリー・スコット監督の意に反する編集を行われたためで、最終版と言われました。また、ターミネーター2にもこのディレクターズカット版がありました。
 ウルトラマンギンガ、第10話は燃えました。明日レビューを書きます。皆様お元気で。
No.11393 - 2013/12/11(Wed) 19:23:05
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