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翼のある三角

三角形は、古来から創造性を意味する図形
そこに翼がある 自由に飛翔する
ファンタジーとは、つまり、そういうものでは

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古事記 / なみき
 前に書き込んだのは去年の夏だったので、かなりお久しぶりです。。ここに来るのもそれ以来のようなもので、久々に来てみて、相変わらず楽しい情報が満載でとてもうれしいです。

>古事記
 もちろん、「勾玉三部作」の影響で、日本の神話に興味がわき、古事記を読みたい、とずーーっと思っているのですが、機会がなく。。いえ、機会はつくるものですね。大学のレポートで沖縄の神話について調べたときには日本の神話と比較したので、あらすじ程度は調べたのですが、もっとよく知りたい。そこで、みなさん、読みやすく、これはおすすめ!という古事記の本はありませんか?もしよかったら、紹介してください。。

No.1014 - 2007/02/08(Thu) 14:22:07

Re: 古事記 / なみき
>月花様
 お久しぶりです。古事記の本、教えていただいてありがとうございます!実は、まだ読んだことがないんです…。ずっと読みたいと思いながら。ここに書き込んで、みなさんにいい本を教えてもらったら読むしかない!と、思えるだろうというすがるような気持ち(?)で書き込ませていただきました。。
 文庫で出たものなら、持ち運びも便利!移動時間に読ませていただきます。。

>白藤宵霞様
 こんにちは。ありがとうございます!より深く理解するのによさそうな本ですね。ぜひ、読んでみたいと思います。
 神話を交えた物語、大好きです。。ぜひ、白藤さんの小説をよんでみたいです。まわりにそういう方々がいるのもうらやましい…。好きな本の趣味があう友達があまりいないもので…。
 授業がんばってください(って、もう終わってるか。。)

No.1018 - 2007/02/10(Sat) 12:25:24

Re: 古事記 / 白藤宵霞。
こんにちは、と言うか初めましてに近いでしょうか…
たぶん、去年ぶりな白藤です。

私ももともと神話とか大好きで、<勾玉>や交流させて頂いている方の影響もあって古事記を下敷きに小説を書いたりしています。

もちろんその参考資料として古事記も傍らにあるのですが…
分かりやすくはないかもしれませんが、講談社学術文庫、次田真幸さんの古事記(上中下巻)は原文、現代語訳、解説があって良いですよ(o^-')b

それでは短いですが、失礼します(授業始まるので;)

No.1017 - 2007/02/09(Fri) 13:40:02

おすすめ^^ / 月花
お久しぶりです。


☆おすすめの古事記の本

三浦佑之さんの『口語訳古事記』は私としては読みやすかったです。
…もしかしたら、既読かもしれませんね(^^;

完全版は少し大きいですが、最近(?)文庫でも出版されたようですし、手に取りやすくなったと思います。

No.1015 - 2007/02/09(Fri) 01:23:42
「空色勾玉」…それは私にとって、神々とまほろばの新生物語でした / 緑川玲
初めまして。零様、ファンの方々。

今年に入って、初めて荻原さんのデビュー作にして大作「空色勾玉」を読み終えた玲という者です。
実際は数年前に購入していたのですが、時が満ちてようやく輝の神殿と闇の乙女の夢の解読を許されるに至りました。-それはやはり最初の直感どおり、単なる英雄や和製ファンタジーではなく、神々しいオーラを秘め、日本的な伝統とテーマの生かされた、私にとっては一つの喜ばしい啓示でもありました。
あまりに感動し、多分私のこれまで読んだ小説ではベスト10に入るものでした。

しかし感動したというだけでは、なぜ?どうして?の探求のない感傷停止ファンレベルで自分ではよしとしないので、自分のために、また知らない人知っている人のために、本格的な感想を書くことが、自分にとってできる感動した神々しい作品への行い/礼であると考えており、本格的な感想を数日で創りました。
あくまでも私個人の受け取り方による感想にすぎませんが、-このように読み、思い、考え、受け取り、共感し、得た人もいるということで、ご披見頂けましたらたいへん幸いと思います。
個人ホームページ「空の天使回廊」に、久しぶりのコンテンツ記事としてアップしました。

荻原さんの好みに関しましては、菅野よう子さんの作曲(「ターンエー∀ガンダム」後半EDテーマや「カードキャプターさくら」の最後のOPテーマ「プラチナ」-これは岩里祐穂という人の歌詞もすばらしい)や、「チベット死者の書」の蒼天の青空…でしたっけ? -なにかのあとがきでチラッと読みました-など、共感する点も複数あり、今後すでに購入している勾玉三部作の次作品を少しずつ読ませて頂くことを、とても楽しみにしています。
…あまりに最初の一作が完成して美しい様式美でしたので、後の作品はどのような世界を見せてくれるのだろう…と期待いたします。

とりあえず現在は、「空色勾玉」を思い起こし、魂にもともと持っている懐かしいものと回想している状態です。
 またこのような掲示板で、タンジェリン・ドリーム(Tangerine Dream)の名詞が読者の方から出てくることは予想外で、そのシンクロ? ほとんどの人の気付かず繋がっていない、神秘的な縁を感じさせられ、作者と読者の裾野の多様性を感じさせられました。

このような素晴らしいピュアな物語を地上に顕された、零さまに心から感謝して失礼いたします。

No.1016 - 2007/02/09(Fri) 13:39:22
暮れて行く年 / 小夜
今日は。また久しぶりの投稿になってしまいました(>_<)

今日はもう大晦日ですね。冬休みに入ってから1週間以上経ったなんて信じられない状況。のんびりし過ぎてしまいました(^_^;)今日はのだめフェスティバルのカウントダウンコンサートに行って参ります♪カウントダウンイベントに行くのは初めてなのでドキドキです。

>映画
私は今年『ナルニア』、『ローズ・イン・タイドランド』、『ハイジ』、『笑う大天使』、『エコール』を見に行きました。振り返ると子供が主人公なのが多いですね……。来年はファンタジーバレエ映画の『オーロラ』、壁崩壊直前の東ベルリンの国家保安省をテーマとして描いた『善き人のためのソナタ』、『マリー・アントワネット』を見に行きたいです。あと、魔界大冒険が好きだったのでドラえもんも迷っています。みなさん気になる映画や、オススメのものはありますか?

No.979 - 2006/12/31(Sun) 10:44:37

Re: 暮れて行く年 / はつみ
ご無沙汰しておりました…

映画の話題が出ていましたので、つい。
わたしは『どろろ』が観たくてしかたありません。
が、内容が内容だけに、ちょっと躊躇してもいるのです。
どなたか、観られた方、いらっしゃいませんでしょうか。

それからひとつお詫びを…
No.990の『トンマッコルへようこそ』試写会の書き込みは、昨年10月に投稿したものを、手違いで再投稿してしまったものです…
ごめんなさい。

>秋生さま
そんなわけで、『トンマッコルへようこそ』ロードショー期間はすでに終了しています…
でも機会があれば、ぜひご覧下さい。
観て損はない映画だと思いますよ。

No.1013 - 2007/02/06(Tue) 13:25:33

Re: 暮れて行く年 / 小夜
アンダンテ日記1周年おめでとうございます。日記という形で零さまの近況を知ることができるので、ブログを見るのが楽しみです(^^)v

>映画
 色んなジャンルのタイトルが上がりましたね。『王の男』、テレビの宣伝を見て気になっていました。続きを見たくなるようなCMでした。『こまねこ』はフライヤーが可愛くてお持ち帰りしましたよ。試写会に応募したのですが外れてしまいました(T_T)
 ご紹介頂いた作品、TV放映やレンタルが始まったら見てみたいです。 
 私は今週『オーロラ』と『マリー・アントワネット』を見に行こうと思ってます♪それでは。

No.1004 - 2007/01/22(Mon) 19:38:20

Re: 暮れて行く年 / 彼方
あけましておめでとうございます。

私は乙一さん原作の「暗いところで待ち合わせ」が見たくてうずうずしているところです。
私の住んでいる所ではまだ公開していないのですよ〜!
言葉を使わないままに交流する主人公ふたりにじーんとするのです。

No.995 - 2007/01/15(Mon) 22:33:58

Re: 暮れて行く年 / 白樺風子
あけましておめでとうございます
去年の暮れに『プラダを着た悪魔』を見に行きました。主演の女の子がむっちゃかわいい☆ファッションもハイソでスクリーンが変わるごとに楽しみでした。

今年は…ガーリー映画を見たいですね。
『マリーアントワネット』『さくらん』あと、瀬尾まいこさんの『幸福な食卓』も見たいかも。
『王の男』のあの妖艶なお方はっ…!腐女子心がくすぐられますね

No.988 - 2007/01/08(Mon) 12:50:34

Re: 暮れて行く年 / ゆう
>美月さま
パイレーツ、5月なんですかあ。ありがとうございます♪
部活(吹奏楽部)でもパイレーツの曲をやっているのですが、とってもすてきな曲です。パイレーツが好きになったのは、あの曲のおかげかなーなんて思います。

No.987 - 2007/01/07(Sun) 21:30:18

Re: 暮れて行く年 / 美月
明けましておめでとうございます。
もう明けて1週間経ってしまいました。
今年も東京ドームで年越しでした^^

さて、映画ですね・・・。
私は『コマネコ』が今年の第1弾映画です。
昨日から公開で、前売りも購入済みなので、何時、観に行こうか考えてます。
ちなみにNHKのドーモくんの監督さんの作品です。
地元では今さら『フラガール』をやるので(笑)、今月はこの2本かな〜。
時間があったら『エラゴン』も観に行きたいですが、事前に得た情報によれば、これは3部作かなんかなんですよね・・・きちんと1部完結方式であれば観たいんですが・・・。
あとはもう1回『硫黄島』と『武士の一分』を見ておきたい気がします・・・が、時間が許さなさそうです(苦笑)。

>ゆうさん
『パイレーツ・・・3』は確か5月公開ですよ。

>sailさん
『王の男』は紙上の宣伝ばかり読みました^^;
時代で言うと『チャングムの誓い』の1代前くらいなんですよね。
観たかったけど、会員証を持っている地元の映画館ではやらないので諦めました〜。

No.985 - 2007/01/07(Sun) 13:54:27

Re: 暮れて行く年 / ゆう
あけましておめでとうございます!!

映画ですかー。「西遊記」がちょっと見たいです♪ 
あ、そーだ!! 「パイレーツ・オブ・カリビアン3」は絶対観ます!! って、いつやるんだろ。まだまだ先だなぁ(泣
そういえば、「エラゴン」も観ようと思ってて観ませんでした。DVD借りようかな。

No.982 - 2007/01/02(Tue) 23:41:22

Re: 暮れて行く年 / sail
あけましておめでとうございますm(__)m。

映画!
年末に「王の男」を見にいきました。
韓国の時代物です。

面白かったです。そして切なかった(涙)。
一緒に行った友人と鑑賞後熱く語り合ってしまいました。
こちらでは単館上映のようだったし、もう終わっているかもしれませんが、おすすめですよー。

No.981 - 2007/01/02(Tue) 15:51:29
かつくら / 金平糖
「活字倶楽部」2007冬号出ましたね!
零さまのマイベストブック2006は「アンダンテ日記」を読んでいて予想していたのが当たっていました(笑)

マイベストブックは毎年とっても面白いです。
参加している作家さん全員の作品を知っているわけではまったくないのですが、すみずみまで読み、「作家」をやっている人々の生活をちょっとのぞけるような楽しみを味わいます。

今年の執筆予定も全員読み、一年がすごく楽しみになりました。
実は昨年はほとんど本を読めなかったのです…記憶に残ってるのは佐藤多佳子さんの「一瞬の風になれ」しかないという…なので、今年は前みたいにいろいろ読みたいです。

ただ、漫画はいっぱい読みました!たぶん50冊くらい?
とくに海野つなみさんの「回転銀河」全4巻にはハマりました…
その流れで今連載中の「後宮」も読んでいますが、こちらは鎌倉時代の日記「とはずがたり」が原作だそうです(はずかしながら全然知りません…)。

それにしても、今回から恩田陸さんがアンケートに参加されていないのは何故!

No.1009 - 2007/01/27(Sat) 20:48:36

Re: かつくら / 小夜
今晩は。
てぃがさんの記事を見てわくわくしながら立ち読みに行ってしまいました。確かにルーンのおねだりは強いですね。読みながらにやけてしまいました(笑)

海野つなみさん私も好きです。去年は、『涼宮ハルヒ』にはまりました。アニメで気に入り文庫を2週間くらいで読んでました。手帳見返したら同時期に『リリカル・ミステリー』にもはまってました。漫画は好きなシリーズや作者さんばかりで新規開拓したものってないかも。今年はblogの読書感想をあまり溜めすぎないようにしたいものです(--;)

No.1012 - 2007/02/05(Mon) 23:12:02

Re: かつくら / てぃが
 テーマ投稿のお題『おねだり』
西の善き魔女3巻、ルーンのキス投稿が多い事!!採用だけで3通ですよ。「おねだり番長」決定!?もうそのコーナーだけでも、みっけもんでした(笑)

No.1011 - 2007/02/05(Mon) 17:42:41

Re: かつくら / sail
マイベストブック、面白いですよね。
ほんとに皆さんそれぞれ〜な本を読んでいらっしゃって。
しかし森博嗣さんの記事の英字タイトルの羅列、縦書きは読みにくいですよう…。

かつくらを買った当初はいつも、新しい読書情報を仕入れるのは今あるストック本を読んでから、と考えるのですが。
いつのまにかそれこそ隅から隅まで(ずずずぃと)熟読しています。

ほんとですねえ、恩田陸先生忙しかったんでしょうか?

No.1010 - 2007/01/31(Wed) 22:37:13
ありがとうございます / 秋生
佳代さん、情報感謝です!参考にしてみます。「耳をすませば通信」さんの「耳マップ」ですか。ふむふむ。そちらの方も調べてみようかな。(余談ですが、この話のきっかけは最近、友人と「地球屋があったら行ってみたいね〜」という話題だったのですが、その友人の名前が佳代だったりして。ちょっと驚いちゃいました。)
No.1006 - 2007/01/24(Wed) 22:49:23
シネマプレビュー / はちみつ
試写会に当たって、『トンマッコルへようこそ』を観て来ました。
笑いあり、涙あり、ファンタジックなシーンあり。
音楽は久石譲さんで、文句なく素晴らしいし。
なにより、トンマッコルの人々が素敵です。
どうぞ、あなたもトンマッコルに行ってみてください。

No.990 - 2007/01/09(Tue) 12:10:35

Re: シネマプレビュー / 秋生
はじめまして。秋生といいます。
「トンマッコルへようこそ」は、密かに気になっていた映画です。と、いうのもたった数十秒のTVのCMで流れていた久石さんの音楽が非常に印象的だったからです。是非観にいってみたいです!

No.1005 - 2007/01/24(Wed) 22:37:54
お久しぶりです / 秋生
はじめましての方も、けっこういますね。たぶん最後にここへ来たのは半年以上前・・・。

実は、どなたかご存じの方がいたら教えていただきたいのですが、以前ここで「耳をすませば」の舞台は聖蹟桜ヶ丘だと、どなたかがおっしゃっていたのですが地球屋のモデルのお店もあるという話も聞いたような気がしたのですが、本当にあるんでしょうか?

No.999 - 2007/01/19(Fri) 21:25:52

Re: お久しぶりです / 佳代
 はじめまして。佳代といいます。
 地球屋のモデルは分かりかねますが、地球屋のあったロータリーのモデルらしき場所は実在するそうです。(「耳をすませば通信」さんの「耳マップ」より。)
 集英社文庫に転載された、映画のパンフレットに載っていた、原作者の柊あおいさんと、近藤喜文監督の対談で、柊さんは、
「いろんなところから雑貨を集めて来て売っている」というところから、「地球屋」と名付けたとおっしゃっています。
バロンのモデルはあるお店で売っていたそうなので、地球屋のモデルは聖蹟桜ヶ丘のロータリーから離れた場所にあるかもしれないと勝手に思っています。
 参考になればありがたいです。長くなってごめんなさい。

No.1002 - 2007/01/21(Sun) 19:06:45
人間ドキュメント / てぃが
 本日22時より、NHK人間ドキュメント『監督・神山健治』放送です!『攻殻機動隊』に続く新作アニメの現場。
 これは、『守人』シリーズっきゃないですよね!!今からTVに張り付いています。
 とりあえず、お知らせまで。

No.1000 - 2007/01/19(Fri) 21:37:43

Re: 人間ドキュメント / ゆう
守り人シリーズのアニメ楽しみですね♪ 早く始まらないかなあって楽しみにしてます。
本のほうも、もうじき最終巻が出るとかで待ち構えてます。守り人シリーズが終っちゃうなんて悲しいけど・・・。

No.1001 - 2007/01/20(Sat) 22:01:21
祝)アンダンテ日記一周年おめでとうございます! / リカ
零様皆様お久しぶりです!ここ最近あまりにも忙しくPCに向かうことができずにいました・・・
久しぶりにPCを開いたらいつの間にか一周年過ぎてるとはびっくりしました!早くサイトができればいいですね♪アンダンテ日記一周年本当におめでとうございます!

No.998 - 2007/01/19(Fri) 17:23:14
シンクロニシティ / 燎
零様
はじめて投稿いたします。1950年生まれの燎おじさんです。

零さんは Tangerine Dream というグループをご存知ですか?
ドイツのシンセサイザグループなのですが、クラシックに近い暗い晦渋なサウンドが私はかなり好きなのですが、先日図書館で、このグループのCDを一枚見つけ、これは掘り出し物と借りて帰ったのです。童話の英語の朗読に有名アーチストが音楽を付けるというCDのシリーズの内の一枚で、他には坂本龍一さんが桃太郎の音楽を書いたりしているといった不思議なシリーズなのでした。
 借りてきたものの、なんとなく聴くひまがなく、聞いたことのない英語のタイトルのこのCDはそのまま放りっぱなしにしてしまったのです。
 そして次の週、また図書館に行ったときふと目に止まったのが、「西の善き魔女」という本でした。作者のことはその時点では全く知りませんでしたから、手に取ってぱらぱらと見て借りてしまったについては、佐竹美保さんのイギリスのメルヘンの挿絵を思わせるイラストの素敵さが7割、あとの3割は大好きなブラッドベリの「太陽の金の林檎」の扉に書かれた言葉「西の善き魔女グリンダの娘ネヴァへ」を連想させるタイトル(あれ、もしかして南部の善き魔女だったかしら?)に惹かれてということだったのです。家に帰って、大きな期待も持たずに読み出したらこれが止まらなくなってしまって、私も物心ついて以来、かなりの数、本は読んできましたが、このファンタジィの破天候な展開には完全に参ってしまいました。トーラスにルーネットが乗り込んでくるにいたってはあきれはてたというか、いい年したおじさんが、顔がほころんでしょうがありませんでした。
そしてそのルーンの名前の由来のところに来たとき、突然、なにか閃いたんです。
「ルンペルストゥルスキン? 待てよ? 最近この名前どこかで見たぞ!」って、
「もしかしてあれはなんだっただろう?!」と、がばっと起き上がって、前の週借りたCDを引っ張り出して見てみると、なんとこれが「Rumpelstiltskin」まさにそのものだったんです。びっくりしました。あわてて聴いてみると、このCD、音楽と朗読とサウンドが相応しあって、すごく真摯で緊迫したメルヘンの世界を創っていて素晴らしいんです。特に三日目に女王が子供を背負って自から必死に名前を乞うて一日中歩きまわって、でもどこへ行っても新しい名前を一つも集めることができないまま日は暮れはじめてしまって疲れきって城に帰らなければならなくなるシーンの絶望感は涙が出そうになるほどでした。このCDは、多分知られざる傑作ですね。零さんがもし聴いていらっしゃらないのでしたら是非、一聴の価値はあると思います。
 僕はこの偏屈な小人は、悪役を演じてはいるものの、ほんとはものすごく優しいじいさんで、この結末を一番楽しんだのは本人じゃないかなんて思ったりするんです。

No.996 - 2007/01/16(Tue) 23:39:12

Re: シンクロニシティ / まお
小人の心
燎さまはジョナサン・キャロルの「炎の眠り」はご既読でしょうか?
なかなか切ない“親ばなれ・子ばなれ”のおはなしで、エンタテイメントとしても面白いです。

私の中の一番の偶然(図書館関係)
「ふくろう模様の皿」と「黒い魔法の釜」を同時に借りてきた時です。
共通点は有名すぎなので省略。

No.997 - 2007/01/17(Wed) 21:46:25
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