ねじさんのNo.367の発言が興味深かったので、新しいスレッドを立てました。
まず、No.367でねじさんの言われたことをそのまま掲載します。
> 僕の興味の対象はΨ1とΨ2に移っています。ここはヌースの原点であり最初の関門…ここを本当の意味で越えたものはいない(もしかしたらkousenさんは越えてるカモですが(汗))しばらくはどう説明したら僕なりのヌース解釈がみんなにわかってもらえるか…その事を考えていました。ここはアインシュタインもボアも越えられなかった関門です。量子世界の描画が出来ないのもここが原因なのです。僕が突破(恐らくは)しだしたと明言することは世界を敵に回したことに匹敵するのです
> Ψ1とΨ2はまだ未知なる領域だ
> ここでオコツトの言い回し何か不自然性を感じないだろうか…
> 「人神」adのP168より
> 次元観察子Ψ1とΨ2を探せ!
> 次元観察子Ψ1とΨ2は、現在あなたがたが空間と時間と呼んでいるものに相当しますーーシリウスファイル:1990107
> 僕ならこういう
> 現在あなたがたが時空間と呼んでいるものに相当します。とね(笑)なぜわざわざ時間と空間と二つにハッキリ分けて発言しているのか…なんでかねぇ〜とは思いませんかぁ
> 相対性理論が生まれたとき空間に時間がくっ付いた時空なる概念がハッキリ認識されました。その時、当然の疑問として時空と空時と入れ替えても成立するのかと疑問符がつきましたが、そのような宇宙は観測されないということでスルーしてしまいました(((゜д゜;)))
> この事がゲシュタルトに陥っている原因です。
> 時空と空時の違いとは? > この言葉は四次元という言葉とセットで使われる言葉なので四次元時空と言い回したほうがしっくりくるのでそう使っていますが、正しくは四次元空時のほうが意味合い的には合ってます(空間に対して一つの時間がくっ付いてる)暗に現在観測されている宇宙には区別が必要ないといっているのです。 > ヌース的世界観の特徴としてあり得ないほどのかけ離れた。真っ向対立した概念をいとも簡単にそれらは同じものである。と言い放つそのトンデモナイ度合いが大きければ大きいほどヌースらしさに繋がっている。言い換えれば魅了されるのである。
この時空についてあれこれ思いを巡らせてみましょう。みなさんが思う時空についてのお考えもお聞かせ下さい。
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No.370 - 2008/07/18(Fri) 08:48:31
| ☆ 時空というお題 / Φ=WHY? [ ] | | | 「時空」というのは本当に難しいです。ヌースでもたぶん、ψ7〜ψ8がΩ1〜Ω2へと顕在化されたときの反映として、ψ*7〜ψ*8がψ1〜ψ2へと凝縮化される感じなので、詳しい仕組みはψ7〜ψ8辺りの仕組みが十分わかって来ないと、ψ1〜ψ2に分類される時空の真意はわからないかもしれないように思います。まず、なぜ私たちの時空が4次元時空であるのかというところからしてわかりません。これはまだ科学においても回答がないはずです。ヌースでは果たして将来この辺りの回答が得られるでしょうか?(期待してます)
さて、『2013:人類が神を見る日 アドバンスト・エディション』のp.171の図8-1に象徴的な、私たちの時空認識が描かれています。自分なりの言葉で書くと、 (1)過去(ビッグバン)から現在への時間に伴う空間の膨張(図8-1A) (2)宇宙の果てほど過去で、中心に近づくほど未来という空間の特徴(図8-1B) となります。この(1)(2)が何となくトリック的に思えるのは、私たちが風船の膨張をイメージするとき、中心の空気より外に近い空気の方が後のものであるように錯覚することと関係があるのかもしれません。
アインシュタインが説く光速度の世界では、すべての距離を隔てた位置が、ある意味等しい存在なのだと言えます。これが私たちの感覚としてはなかなかピンと来にくいのだと思います。
上記の(1)(2)では空間と時間が互いに逆な存在のように対比されるように語られていますが、本当にそうでしょうか。ひょっとして時間と時間の逆数(あるいは時間微分)、空間と空間の逆数(あるいは空間微分)が対比されているということはないでしょうか(cave syndromeの「時間と別れるための50の方法(20)」の図1などを眺めているとそんなふうにも思えてきます。上記の(1)が実存的視線のもとで見えてくる時空で、(2)が想像的視線のもとで見えてくる時空という感じもします…ん?逆かな?)。無謀にもこんな疑問をぶつけてみると、時空の深淵が見えてくるかもしれません。
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No.371 - 2008/07/18(Fri) 09:50:12 |
| ☆ Re: 時空について / S [ ] | | | Φ=WHY? さん、みなさん、こんにちは。 ねじさんがおっしゃるように、ψ1とψ2の等化はヌース理論にとって非常に本質的なところだと思います。 ψ1とψ2はあらゆる対立的な概念の対化のもとになっていると思います。時間と空間、極大と極小、電場と磁場など。 ヌース理論の本を読んで私がつかんだイメージだと、ψ1とψ2に等化は、円心と円周の等化。円周側から円心を眺めている人にとっての反転がψ1、逆に円心から円周を眺めている人にとっての反転がψ2。 例: 地球は太陽のまわりをまわっているー>ψ2 ψ3、ψ4は人の視線の向きを反転(主体<−>客体の関係) 昼と夜の関係。 例: ビッグバンで宇宙は点から生まれたー>ψ1 観測結果によると宇宙は膨張している ー> ψ4 ψ1〜ψ4をまとめて電磁場。 4次元時空を認識するのは電子の意識。 まとめた4つの成分のうち、1つを時間成分、3つを空間成分として認識する。(一つは視線方向で外面にあり、残り二つは内面にあって互いに直交) 四元数やパウリ行列との関連をまた書きます。
電子とニュートリノの関係など、考えれば考えるほど面白い(または頭がこんがらかってくる)ですね!
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No.372 - 2008/07/18(Fri) 10:17:12 |
| ☆ Re: 時空について / S [ ] | | | Φ=WHY? さん、こんにちは。
> さて、『2013:人類が神を見る日 アドバンスト・エディション』のp.171の図8-1に象徴的な、私たちの時空認識が描かれています。自分なりの言葉で書くと、 > (1)過去(ビッグバン)から現在への時間に伴う空間の膨張(図8-1A) > (2)宇宙の果てほど過去で、中心に近づくほど未来という空間の特徴(図8-1B) > となります。この(1)(2)が何となくトリック的に思えるのは、私たちが風船の膨張をイメージするとき、中心の空気より外に近い空気の方が後のものであるように錯覚することと関係があるのかもしれません。
おっと、コインシデンス!風船の中から見るか、外からみるかの違いに注意するといいと思います。結局は視点の違いに過ぎないと思います。 > アインシュタインが説く光速度の世界では、すべての距離を隔てた位置が、ある意味等しい存在なのだと言えます。これが私たちの感覚としてはなかなかピンと来にくいのだと思います。
そうですね。人類がこれまで築き上げてきたハードな3次元空間とそこに存在する無数のモノ、というイメージを打ち破るのは大変ですね。日頃から自分がフォトンだと思って行動しましょう(笑)。
> 上記の(1)(2)では空間と時間が互いに逆な存在のように対比されるように語られていますが、本当にそうでしょうか。ひょっとして時間と時間の逆数(あるいは時間微分)、空間と空間の逆数(あるいは空間微分)が対比されているということはないでしょうか(cave syndromeの「時間と別れるための50の方法(20)」の図1などを眺めているとそんなふうにも思えてきます。上記の(1)が実存的視線のもとで見えてくる時空で、(2)が想像的視線のもとで見えてくる時空という感じもします…ん?逆かな?)。無謀にもこんな疑問をぶつけてみると、時空の深淵が見えてくるかもしれません。
極大(無限大)と極小(ゼロ)の対化ですから、イメージとしてはいいかもしれません。しかし、のちのちのことをかんがえると、やはり虚数単位をかける(90度回転)のほうが便利がいいのかなとも思います。
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No.373 - 2008/07/18(Fri) 10:55:11 |
| ☆ 時空の不確定性関係 / Φ=WHY? [ ] | | | Sさん、早速のコメント、ありがとうございます。
> 極大(無限大)と極小(ゼロ)の対化ですから、イメージとしてはいいかもしれません。しかし、のちのちのことをかんがえると、やはり虚数単位をかける(90度回転)のほうが便利がいいのかなとも思います。
虚数単位を掛けたものとなると、 時間⇔虚数単位・時間微分演算子=振動数演算子、空間(位置)⇔マイナス虚数単位・空間微分演算子=波数演算子 となり、さらにディラック係数(=プランク定数/2π)を掛ければ、 時間⇔ディラック係数・虚数単位・時間微分演算子=ディラック係数・振動数演算子=エネルギー演算子、 空間(位置)⇔ディラック係数・マイナス虚数単位・空間微分演算子=ディラック係数・波数演算子=運動量演算子 という感じでしょうか。つまり、ψ1〜ψ*1,ψ2〜ψ*2は、 空間(位置)⇔運動量,時間⇔エネルギー という「不確定性関係」の世界を意味している感じでしょうか。
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No.374 - 2008/07/18(Fri) 11:57:50 |
| ☆ (No Subject) / kohsen ♂ [九州] [50代] | | | ここはとても大事な部分ですね。時空はヌースにおける「中和」という概念に深く関係しています。 この「中和」という言葉の意味を固めて行く手がかりとして、ヌースの観点からも少し捕捉しておきますね。
ねじさんも書いているように、ψ1〜ψ2はOCOT情報では空間と時間に対応すると伝えてきています。ただ、そこには但し書きがついていて、「現在あなたがたが〜〜と呼んでいる」となっているのが分ります。また、OCOT情報は次のようにも伝えてきていました。
――現在のあなたがたには次元の方向性が見えていないのです。
ここでいう「次元の方向性」というのは、ヌースが次元観察子と呼んでいるものと同じと考えていいと思います。つまり、言い換えれば、次元の方向性が全く見えていない状態がψ1〜ψ2という領域であり、一般に人間はそこだけを宇宙だと思っている、ということです。しかし、空間と時間に次元観察子のψ1、ψ2という矢印をあてがって見たところで、すぐに疑問がわき上がってきます。
「そもそも何の実体もない空間の広がりというものを僕らはどうやって把握しているのか。そこにどうやって広がりを見つけろというのか。この頭に浮かんでくる矢印の出自は一体何処なんだ?」
僕があれやこれや考えて結論したのは、モノの存在でした。モノが空間の一部を一定のかさ張りとして占めてくれてるおかげで、僕らはその象りの力を用いて、空間の拡張や収縮といったイメージを作れているのではないか、ということです。もしそうであれば、現在、僕らが時空の広がりと呼んでいるものは、単にモノ概念を膨らまさせたり、縮ませたりしているだけのものになってきます。言い換えれば、時空に捕われているうちはモノの外に出れていないともいえるのでしないか、ということです。実際、OCOT情報は次のようなことも伝えてきています。
――あなたがたの世界はシリウスから見ると点(彼らに言わせればモノのことです)の中にあります。
このへんはフッサールやポンティなど現象学系の哲学者たちが執拗に訴えかけていた幾何学的空間と表象的空間(知覚空間)との違いと言い換えてもいいのかもしれません。モノの内部は触ることも見ることもできません。その知覚不能な領域が宇宙全体を覆ってしまっている。つまり、そこには見ている人間が不在だということです。純粋な幾何学性とは、モノ自体の中に宿っている何やら不気味なこの正体不明の場所から流れ込んで来ている。。。。
こうしたことをあれやこれや考えて、結果、『アドバンスト・エディション』では、ψ1〜ψ2を「点球」とし、一個のモノの内部性としました。時空自体はこのψ1〜ψ2領域が人間の外面の総体であるψ7(無数の観測者)までを覆ってしまった状態であり、ψ7が顕在化すれば、それはψ7の中和作用としてのψ8として見えてくる。。『アドバンスト・エディション』で客観的時空全体をψ8としたのはだいたいそんな理由からです。
でっ、結局のところ、このψ1〜ψ2(モノの内部性)はどこからやってくるのか?という、疑問がまた持ち上がってくるわけです。これはモノ自体をめぐる哲学の問題とオーバーラップしています。
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No.375 - 2008/07/18(Fri) 12:00:44 |
| ☆ 人間には仮面夫婦が存在し得るが、ヒトには存在し得ない!? / ねじ | | | ごめんなさいね(苦笑)時間とらしてしまって(汗)皆さんにたいして、そして他の意味でも… タイトル通りの話をします。私達の世界を客観的世界とも言います。空間の時間が一つだから客観的考察が成り立ちます。では、仮にあったとして主観的世界とは、どういうものか? 主観的世界には嘘をつく人はいません。正確には90%以上の高い確率でそう言いきれるのです。客観的世界から観たらそんなことはあり得ない。それこそ嘘だとお思いでしょう。彼等が嘘をつかず、正直で、思いやりがあり、そして他人に対しても常に優しい。社会的にも常にまとまって非の打ち所がない生活をしています。ココまで聞いているとまるで天国のような所だとお思いでしょう。 主観的世界とは感情に左右される世界です。彼等は感情の赴くまま個を消滅させて生きています!? 主観的世界とは時間に空間が幾つもくっ付き時間の長さもその人々個人みなバラバラな時間を過ごしています。仮に腕時計持たしたとしたら早く動いたり、遅くなったりします。流石に時間が止まったりはしません(笑)彼等とて所詮ヒトですから我々と同じように実世界に生きているわけですからね‥(汗) これらのことを踏まえてタイトルの話をします。客観的世界では仮面夫婦は存在し得るは何となくわかると思います。世間的な理由を保持し、結婚状態と見なされる立場を第三者に見せる。
三十年寄り添った夫婦≠愛情時間
この式は説明しなくてもわかりますよね(汗)客観的世界では同一空間にいた時間が愛情のバロメーターとして機能しません。では主観的世界を観てみましょう
三十分一緒の男女=愛情時間
この関係が成り立ちます。何故なら互いにどちらかが興味を無くした瞬間!位置を移します(((゜д゜;)))テレポーテーションです。そして高い確率で二度とあえません。一端粒子となったら特定することは出来ないのです。男女関係ならまだましですが、反社会的、反家族的な嫌悪感を抱いた瞬間!波的なものから粒子的ものに変わってしまいます。これはほぼCENSORED的行為といえそうです。この主観的世界は二種類生き残る手だてがあります。絶対君主をたてて下部は自我を消滅させ社会的に生きる方法(例−アリ)と天国的社会を作り出し自我を消滅方法のどちらかしかありません(たぶん)。 ココからは人神adの世界にお入りください(汗)P102〜P103 冥王星更新日誌1990
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No.376 - 2008/07/18(Fri) 23:24:37 |
| ☆ 尻切れトンボですが… / ねじ | | | ギリギリ上の文章でも僕が壮大的に何をψ1にあて何をψ2に当ててるかおわかりですよね(汗) 後はP028図1−1 とかP169二行目
この地球には人間とヒトがいるそれを総体的にみなおし新たなる仲間探しの旅にでなさいといっているように感じます
文才がないのでへとへとです(汗)
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No.377 - 2008/07/18(Fri) 23:39:25 |
| ☆ あらためてホロニック・ペンターブシステムを見るのも良いかも / ねじ | | | 僕のトンデモナイ解釈を踏まえてP167図7−5を見るのも良いかも
たぶんみなさん相当混乱していると思います。枠内に収めきれる文章構成は出来ませんでした。皆さん今日はこれくらいにして明日にしましょう。これても頭かかえて携帯打ちまくりです。これで今日は寝ます。たぶん睡眠妨害でしたねm(u_u)m
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No.378 - 2008/07/19(Sat) 00:05:11 |
| ☆ あなたの時空とわたしの時空 / Φ=WHY? [ ] | | | ねじさん、こんにちは。
ψ4が「人間の内面」だとしたら、ψ1は「人間の内面の外面」、ψ2は「人間の内面の内面」になるのだと思います。つまり、人間が「時間」だと考えているものは人間の内面の内面ということになります。で、問題は、この「時間」が客観時間か、主観時間かと言えば、通常は客観時間を指すのだと思います。同様に、人間が「空間」だと考えているものは人間の内面の外面であり、客観空間ということになるのだと思います。
それでは、そもそも「主観時間」「主観空間」の「主観」とは何なのかと言うと、私たちは自我性ゆえに「感情」ベースの世界観によって、時空を評価しているきらいがあるようなので、「主観」=「感情」のような扱いをしてしまいがちですが、果たしてそうでしょうか。精神世界的表現を借りれば「わくわくしている、いまここ」の自分が「いきいきとした本当の世界」であるかのように言われますが、それが本当の世界なのでしょうか。それ自体も、私としては疑問があります。
『2013:人類が神を見る日 アドバンスト・エディション』p.185の図8-6に登場する「主観線」と「客観線」はそうした主観・客観の概念とは一線を画している感があります。ここでは、客観とはモノとモノとの関係性のことであり、主観とは自己とモノとの関係性のことである、という図で示されています。
そこで、疑問となるのは、モノとモノとの間は「距離」なのか、すると、自己とモノとの間は何なのか、それは「時間」なのか、ということへと関心が移っていくわけです。
精神世界の「わくわく」とか「いきいき」というものを好意的に解釈すれば、それはある種の「運動性」を表現しているのではないかということです。何かの条件に「束縛された」場ではなく、「自由」を獲得した場という感じです。ただ、この世、自然界には、無制限の自由というものは存在しませんから、この表現では、階層性の考え方が欠落していると思います。
つまり、上位の階層から見た場合、ある一定条件の「束縛」を受けているが、下位の階層において見た場合、十分な「自由」を獲得している運動の場である、といった感じです。そして、上位の階層という外部から見た場合、静止系に見えるといった感じです。
コウセンさんのコメントで気になるのは、オコツトが言った 「現在のあなたがたには次元の方向性が見えていないのです。」 という言葉です。ここで述べられている「次元の方向性」というものを慎重に捉えなければいけないように思います。
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No.379 - 2008/07/19(Sat) 12:37:04 |
| ☆ Re: 時空について / S [ ] | | | ねじさん、邪魔してすみません。 「次元の方向性」でふと思ったのですが、普段われわれは3次元空間とか4次元時空とか言っていますが、むしろ等化の回数(対称性の数)を次元といったほうが自然なような気もします。つまり、ψ1〜ψ4(時間と空間、主体と客体)を等化した4次元時空(ψ5、ψ6が顕在化)は2次元であり、さらに自己と他者を等化する(ψ7、ψ8が顕在化)と3次元(これまでの言い方だと7次元空間または8次元時空)。
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No.380 - 2008/07/19(Sat) 20:25:26 |
| ☆ 良かった!Φ=WHY?さん、Sさんも真っ向から否定はしていないんですね(笑) / ねじ | | | Φ=WHY?さんの「次元の方向性」してもSさんの等化回数にしても肯定も否定もしないけど何となくイメージ領域を刺激されるっていった感じが凄くありがたいのです。自分自身の中ではψ1を(作用素)ψ2を(結果)と見立てて話を描いているのだなと感じています。作用素は計算する人のパラメーターによって結果としての固有値が代わってしまいます。普通に考えれば物質と反物質とが仮に出会ってしまったら消滅してしまいます。しかし、ねじは認識を換え始めています(笑)ねじと反ねじは、たとえ出会ったとしても一緒に過ごせる可能性の目は出始めています。それどころか中和(負荷と反映を二元化する力と方向)によりDNA螺旋が四本に成るかもしれません(汗)モチロン相反するだろうと思われているものが、一体になること 「次元の方向性」とは推進方因とも読めます。推進方因のブースター的ものとは?ピラミッドです。誰が作りました?ムー的な人です。作った人なら動かし方は分かるはずですよね(笑)伝承されている可能性が高いし、彼等は私達が起こす宇宙の結果のヒト…結果はその日がくるのを待っています。原因が発動しなければゼロから始めなければ成りません。この宇宙は結果が先行して生まれ、原因は最後に現れる「次元の方向性」とは総ての次元人と交差して総てを知り尽くした神になるストーリーそれが宇宙輪廻なのでは?
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No.381 - 2008/07/19(Sat) 23:10:39 |
| ☆ 等化と推進方因 / Φ=WHY? [ ] | | | Sさん、こんばんは。
私は「等化」とはある種の「回転」として表現され、具体的には ψ1〜ψ2:1次元回転SO(1)⇔Spin(1)=O(1)=Z2…N極・S極 →0次元ルート空間におけるもはや点ですらないもの? ψ3〜ψ4:2次元回転SO(2)⇔Spin(2)=U(1)=SO(2)…光子(電磁場) →1次元ルート空間における原点?…視点? ψ5〜ψ6:3次元回転SO(3)⇔Spin(3)=Sp(1)=SU(2)…電子・ニュートリノ →1次元ルート空間における線分(原点に対し対称)…視線? ψ7〜ψ8:4次元回転SO(4)⇔Spin(4)=Sp(1)×Sp(1) →2次元ルート空間における正方形…視線の交差? ψ9〜ψ10:5次元回転SO(5)⇔Spin(5)=Sp(2) →2次元ルート空間における正方形+各辺の中点 ψ11〜ψ12:6次元回転SO(6)⇔Spin(6)=SU(4) →3次元ルート空間におけるベクトル平衡体(立方八面体) ψ13〜ψ14:7次元回転SO(7)以上⇔Spin(7)以上 →3次元ルート空間におけるベクトル平衡体+4点 と対応しているように思います。
ちなみに、360度のcave compassにおいて、次元観察子の発展は、 ψ 1(ψ 2): 22.5度 ψ 3(ψ 4): 45度 ψ 3=ψ 1+ψ* 1 ψ 5(ψ 6): 90度 ψ 5=ψ 3+ψ* 3 ψ 7(ψ 8): 180度 ψ 7=ψ 5+ψ* 5 ψ 9(ψ10): 360度 ψ 9=ψ 7+ψ* 7 ψ11(ψ12): 720度 ψ11=ψ 9+ψ* 9 ψ13(ψ14):1440度 ψ13=ψ11+ψ*11 という角度の倍々ゲームとして表現されています。こうした表現は、短絡的な反面、等化の発展構造の象徴的イメージとしてはわかりやすいかもしれません。
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ねじさん、こんばんは。
互いに相手が「否定」として捉えてしまうのが「対化」、両者を含んだ上位の方向性に興味があるのが「等化」ではないでしょうか。そして、「中和」は両者を混ぜ合わせにしてしまう方向性ではないでしょうか。
以前、初めて「定質」「性質」というヌース用語を知ったとき、シュレーディンガー方程式Hψ=Eψ(H:ハミルトニアン作用素、E:エネルギー作用素)におけるHが「性質」、Eが「定質」ではないかと思いました。次元観察子では、ψ11が定質、ψ12が性質です。
ところで、『2013:人類が神を見る日 アドバンスト・エディション』p.285の図11-2に描かれるピラミッドのカップリングのようなカタチが「推進方因」と呼ばれるようです。このカタチに最も近い図形と言えば、ベクトル平衡体(立方八面体)です。
私は、このベクトル平衡体(中心からの12本のベクトルが同じ大きさ)は、ψ11〜ψ12:6次元回転SO(6)⇔Spin(6)=SU(4)のルート図形に対応すると考えております。
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No.382 - 2008/07/19(Sat) 23:59:49 |
| ☆ うむ〜!なる程真実の人間と真実のヒト達側からの観測行為の視線も忘れずにってことか / ねじ | | | ψ14をオコツトが後から追加したのも構造把握のためにしくんだ愛情ですね…
ψ11〜ψ12・ψ13〜ψ14を天井の底にして ψ10 〜 ψ9 ψ7・ψ8 ψ 5〜 ψ 6 ψ 1〜ψ 2・ψ 3〜ψ4
一応携帯画面上で上下双対称に配置してみましたが‥(苦笑)
上からの逆三角形は下からきちんと積み上げねば…っと思っていると元止揚にハマりますね(汗)
ψ14の存在はψ13のウロロボス的な性格の攪乱によりかなりやっかいですね。
宇宙の膨張とかが観測されるのもこの辺の座視が腰を下ろしていないんですね。
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No.383 - 2008/07/20(Sun) 07:07:05 |
| ☆ マケマケは人間を創造した神 / Φ=WHY? [ ] | | | ねじさん、おはようございます。
「時空」と言えば、私たちはほとんど「宇宙」と同一視していますので、参考までに天文ネタを載せておきます。
小惑星セレス、冥王星、エリスに続く第4の準惑星「マケマケ」が正式に承認されたようです。準惑星のうち、セレスはメインベルト天体に属する小惑星ですが、他はエッジワースカイパーベルトを含む太陽系外縁天体に属する冥王星型天体です。したがって、マケマケは、冥王星、エリスに続く第3の冥王星型天体でもあります。「マケマケ」は南太平洋のラパ・ヌイ島の神話で「人間」を創造したとされる神で、豊穣をつかさどる神だそうです。
『2013:シリウス革命』刊行当時はまだ、太陽系第9惑星の地位にあった冥王星は惑星の座から外れ、今や天文学的には冥王星型天体でかつ準惑星の座に就いています。
シリウス・ファイルにはこんなふうに書かれています。
交信記録19900724「惑星とは何ですか」「位置の転換が行われるための性質を作り出すもの」 交信記録19921003「近代に至るまで土星までしかなかった理由は?」「中性質の方向がまだ生み出されていなかったということです。表相がまだ作り出されていなかったということ。重畳した力が反映を持たなかったということです。4つの方向性が残されていたのです。」 「天王星の発見の意味は?」「原子が作り出されていない次元が見えてきたということです。原子におけるすべての方向性がまだ見えていなかったのです。付帯質としての力でしか見ることができなかった。」 「海王星の発見の意味は?」「表相を持つものがすべて見えてきたということです。」 「冥王星の発見の意味は?」「表相の反映がすべてを作り出してきたということを意味します。表相の中和を作り出すものすべて。」 「冥王星の外にある1個の惑星の意味は?」「人間の意識における反映が位置の等化を生み出すということ。」
確か、ヌースでは今現在、「表相」はψ1〜ψ2、「位置の転換」はψ8で、「天王星」はΩ9,「海王星」はΩ10,「冥王星」はΩ11,「惑星X」はΩ12となっていたと思います。
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No.384 - 2008/07/20(Sun) 07:26:43 |
| ☆ 惑星Xって地球?or外惑星?話考えながら気にしてました(笑) / ねじ | | | ψ14(裏版ψ4)の中和の入り方ですが、二種類ありますね。618です。13から直接はいるのが、0,618で13から振り出しに戻って14に入るのが、1,618です。
Φ=WHY?さんの惑星の話で惑星Xはヒトの次元の地球のことですね。今のところ惑星Xが何なのか分かるところはこのカフェ参加者だけですね★ ピラミッドを使うにしても、真実の人間・半神半人の人間・人間・真実のヒト・半神半人のヒト・ヒトのピラミッドの意味を把握しなければいけない(八元数の奥方向の虚数成分のことでこの六種類を当てるとサイコロ‥ちなみに2345は東西南北で16は天地のこと1が天、6は陸で地らしいです)。それが宇宙全体の重心としてピラミッドを発動させる意味合いですね ピラミッドをすぐ使おうとするのが0、618一周巡ってからピラミッドを使うのが1、618 これは転生比に当たるからねじはスマル行きでした(笑)
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No.386 - 2008/07/20(Sun) 09:42:35 |
| ☆ 冥王星のS(ウソ) / S [ ] | | | ねじさん、Sさん、皆様、おはようございます。 話がそれてばかりですが、冥王星が発見された1930年、パウリがニュートリノ仮説を発表しました。また、中性子と考えられる粒子が見つかったのもその年です。海王星が発見された1846年にも何か見つからなかったか調べましたがわかりません(笑)。
話は変わりますが、主観線と客観線で思い出したのが、ローレンツ変換です。ある系Aに対し、速度βで移動している系Bの人にとっては、時間はγ=(1-beta^2)^(-1/2)倍に感じるとよく本に書いてありましたが、頭が混乱してよく理解できていませんでした。が、ここでの時間は、観測者である第三者Cのものと考えると説明がつくのではないでしょうか。主観線のみが時間を定義することができます(観測者の感性球の作用)。それともAとBが互いに観測者であり被観測者であると考えることはできるのだろうか。
あと、おまけでパウリ行列の簡単な計算を示します。 SU(2)の生成子であるパウリ行列 σ1= (0 1) (1 0) ≡(0, 1, 1, 0) (見にくい表記ですみません) σ2=(0, -i, i, 0) σ3=(1, 0, 0, -1) をそれぞれ1つずつだけ用いた、SU(2)の元はそれぞれ θ1=(cos(th/2), i*sin(th/2), i*sin(th/2), cos(th/2)) θ2=(cos(th/2), sin(th/2), -sin(th/2), cos(th/2)) θ3=(cos(th/2) + i*sin(th/2), 0, 0, cos(th/2) - i*sin(th/2)) となりますが(thは実数である回転角)、それぞれどのような回転かというと、回転する2つの複素数をz1,z2とすると θ1: Re(z1)-Im(z2)およびRe(z2)-Im(z1)平面の回転 θ2: Re(z1)-Re(z2)およびIm(z1)-Im(z2)平面の回転 θ3: z1平面およびz2平面それぞれの回転 に対応します。これを四元数Q=t+ix+jy+kzとの関連でみると、 iQ -> θ3(th=π)回転 jQ -> θ2(th=π)回転 kQ -> θ1(th=π)回転 と対応します。th=2πで符号が逆でもとの場所にもどります。これはi^2=j^2=k^2=-1であることに一致します。
ヌース理論でいう外面でRe(z1)=t、Im(z1)=xであったものが、内面ではRe(z2)=y, Im(z2)=zとなるのですが、yとzの方向付けはどのようにしてなされるのでしょうか。時間→上下方向とするほうがやはり自然な気がしますか。
毎度のこととりとめがない文章になってしまいましたが、おつきあいいただき、ありがとうございました。
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No.387 - 2008/07/20(Sun) 10:03:53 |
| ☆ パウリ行列 / Φ=WHY? [ ] | | | Sさん、パウリ行列のお話はとても興味深いです。
> 話は変わりますが、主観線と客観線で思い出したのが、ローレンツ変換です。ある系Aに対し、速度βで移動している系Bの人にとっては、時間はγ=(1-beta^2)^(-1/2)倍に感じるとよく本に書いてありましたが、頭が混乱してよく理解できていませんでした。が、ここでの時間は、観測者である第三者Cのものと考えると説明がつくのではないでしょうか。主観線のみが時間を定義することができます(観測者の感性球の作用)。それともAとBが互いに観測者であり被観測者であると考えることはできるのだろうか。
よろしければ、2次元ユークリッド空間における回転SO(2)と、2次元ミンコフスキー空間における擬回転SO(1,1)(=2次元空間におけるローレンツ変換)は、以下の内容を参考にしてください。
http://jiganoformen.cocolog-nifty.com/blog/2006/02/45cool_side_cd84.html
ヌースの次元観察子ψ3が2次元回転SO(2),「複素数」と関係し、ψ4が2次元擬回転SO(1,1),「分離複素数」(スプリット複素数)と関係するように思います。「複素数」を行列表現すると、実部は単位行列を基底とする部分、虚部は第2パウリ行列に虚数単位iを掛けたものを基底とする部分になると思いますが、「分離複素数」を行列表現すると、実部は単位行列を基底とする部分、虚部は第1パウリ行列を基底とする部分になると思います。
SU(2)の元である (z1,z2) (-z*2,z*1) =(z1,z2,-z*2,z*1) (ただし、z1=t+ix,z2=y+iz,-z*2=-y-iz,z*1=t-iz) の複素数z1,z2をどう見るかという議題は、以前よく挙がりましたが、まだ結論は出ていないように思います。ヌース理論的には、おそらく、ここに、ψ3のU(1)とψ*3のU(1)がψ5のSU(2)へと進化する構造があるのだと思います。
純虚四元数α,βに対して、α,βをそのまま実3次元ベクトルとみなせば、純虚四元数α,βの積は αβ=−α・β+α×β=−(実部)+(虚部) と書けます(α・βはスカラー積(内積)、α×βはベクトル積(外積))。これはパウリ行列を用いた行列表現にすれば、 (−iσ・α)(−iσ・β)=−(α・β)E+(−iσ・α×β) と書けます(ただし、σ=(σ1,σ2,σ3)というパウリ行列のベクトル、Eは単位行列)。いずれにしても、2つの首なし四元数同士の掛け合わせが、偽の首を作る感じが面白いです(四元数の首とは実部のことです)。
私がずっと考えているのは、時間tが主観線とどう関わっているかということです。前述のz1あるいはz*1なのか、それとも、違うのか。
> ヌース理論でいう外面でRe(z1)=t、Im(z1)=xであったものが、内面ではRe(z2)=y, Im(z2)=zとなるのですが、yとzの方向付けはどのようにしてなされるのでしょうか。時間→上下方向とするほうがやはり自然な気がしますか。
ここで、Sさんがおっしゃる外面、内面とはψ5,ψ6のことでしょうか?
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No.388 - 2008/07/20(Sun) 11:47:46 |
| ☆ Re: パウリ行列 / S [ ] | | | Φ=WHY?さん、すばらしいフォローありがとうございます。
> SU(2)の元である > (z1,z2) > (-z*2,z*1) > =(z1,z2,-z*2,z*1) > (ただし、z1=t+ix,z2=y+iz,-z*2=-y-iz,z*1=t-iz) > の複素数z1,z2をどう見るかという議題は、以前よく挙がりましたが、まだ結論は出ていないように思います。ヌース理論的には、おそらく、ここに、ψ3のU(1)とψ*3のU(1)がψ5のSU(2)へと進化する構造があるのだと思います。
わたしもそのような構造がある気がします(さらにSU(2)で人間の3次元認識が発生する)。下の疑問もそこからきています。 > > ヌース理論でいう外面でRe(z1)=t、Im(z1)=xであったものが、内面ではRe(z2)=y, Im(z2)=zとなるのですが、yとzの方向付けはどのようにしてなされるのでしょうか。時間→上下方向とするほうがやはり自然な気がしますか。 > > ここで、Sさんがおっしゃる外面、内面とはψ5,ψ6のことでしょうか?
ψ3(時間と視線方向の空間)、ψ4(視界に広がる2次元空間)の意味です。
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No.389 - 2008/07/20(Sun) 14:57:13 |
| ☆ 並進と回転 / Φ=WHY? [ ] | | | Sさん、こんにちは。 ψ3:t+ix⇒視線直線=時間の推進と空間の並進 ψ4:y+iz⇒視界平面=空間の回転(より正確には、階段上昇・下降の合成) という感じでしょうか。このとき、Sさんは、時間⇔エネルギー、空間(位置)⇔運動量の関係については、どのようにお考えでしょうか。もし、よろしかったら、お聞かせ下さい。
ちなみに、私は以下のように考えます。 まず、演算子(作用素)について、簡単に述べておきます。
固有関数である波動関数ψに対して、 (1)角振動数演算子:W=i∂/∂t⇔ω:角振動数 (ただし、∂/∂tは時間微分演算子) (2)角波数演算子:K=−i∇=−i(∂/∂x,∂/∂y,∂/∂z)⇔κ:角波数 (ただし、∇(ナブラ)は空間微分演算子) が対応する。 (1)の両辺にディラック定数h'を掛ければ、エネルギー演算子⇔エネルギー (2)の両辺にディラック定数h'を掛ければ、運動量演算子⇔運動量 の対応に変形できる。
ここで、時間微分演算子と時間演算子、空間微分演算子と空間演算子の交換演算は、 (1')[時間微分演算子,時間演算子] =時間微分演算子・時間演算子−時間演算子・時間微分演算子=1(恒等演算、つまり、何も変えない演算) (2')[空間微分演算子,空間演算子] =空間微分演算子・空間演算子−空間演算子・空間微分演算子=1(恒等演算) となる。なお、時間演算子は時間そのもの、空間演算子は空間そのものを指す。
この(1')と(2')を「同符号」に見るか、「異符号」に見るかという2種類の見方によって、同符号なら、4次元空間としてユークリッド的距離を不変として扱えて、異符号なら、4次元時空としてローレンツ的距離を不変として扱えるのだと思います。
なお、時間微分演算子は時間推進(並進)演算子、空間微分演算子は空間推進(並進)演算子とも呼ばれます。
さて、物理学に登場するさまざまな古典的物理量、量子的物理量(観測量、つまり、オブザーバル)が、ヌ−スの次元観察子のどれに対応するかを見ていく作業はなかなか面白いものです。
では、「角運動量」はどうでしょうか。
古典的物理量としての角運動量には、 (角運動量)=(運動量)×(空間)(3次元ベクトル同士の外積) という関係があります。同様に、量子的物理量としての角運動量演算子には、 (3)(角運動量演算子)=(運動量演算子)×(空間演算子)(3次元ベクトル同士の外積) という関係があります。面白いことに、角運動量演算子には、もう一つ、 (4)(角運動量演算子)=(角運動量演算子)×(角運動量演算子)(3次元ベクトル同士の外積) という関係もあります。
私の個人的な見解としては、この(3)(4)がψ5〜ψ6の領域の構造だとすれば、(1)(2)はψ3〜ψ4の領域の構造という感じです。そこから来れば、ψ1,ψ*1は空間、空間微分、ψ2,ψ*2は時間、時間微分という感じです。軌道角運動量だけでなく、スピン角運動量もψ5〜ψ6の領域の構造だと思います。
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No.390 - 2008/07/20(Sun) 15:46:10 |
| ☆ Re: 時空について / S [ ] | | | Sさん、こんにちは。畑仕事をしていて返事がおそくなってしまいました。この時期はきゅうり、なす、トマトなどの夏野菜の他、とうもろこし、さやいんげんなどがとれます。すいかや桃などの果物ももちろん最高です。
> Sさん、こんにちは。 > ψ3:t+ix⇒視線直線=時間の推進と空間の並進 > ψ4:y+iz⇒視界平面=空間の回転(より正確には、階段上昇・下降の合成) > という感じでしょうか。このとき、Sさんは、時間⇔エネルギー、空間(位置)⇔運動量の関係については、どのようにお考えでしょうか。もし、よろしかったら、お聞かせ下さい。
今抱いているイメージはそうです。 高エネルギー物理の世界では質量が無視できますから、時間と空間、エネルギーと運動量は等価です。空間とエネルギーの関係は200MeV*fm = 1として暗記しています。つまり、エネルギーをより大きくしていくと、より小さな空間を”見る”ことができるわけです。 > ちなみに、私は以下のように考えます。 > まず、演算子(作用素)について、簡単に述べておきます。 > > 固有関数である波動関数ψに対して、 > (1)角振動数演算子:W=i∂/∂t⇔ω:角振動数 > (ただし、∂/∂tは時間微分演算子) > (2)角波数演算子:K=−i∇=−i(∂/∂x,∂/∂y,∂/∂z)⇔κ:角波数 > (ただし、∇(ナブラ)は空間微分演算子) > が対応する。 > (1)の両辺にディラック定数h'を掛ければ、エネルギー演算子⇔エネルギー > (2)の両辺にディラック定数h'を掛ければ、運動量演算子⇔運動量 > の対応に変形できる。 > > ここで、時間微分演算子と時間演算子、空間微分演算子と空間演算子の交換演算は、 > (1')[時間微分演算子,時間演算子] > =時間微分演算子・時間演算子−時間演算子・時間微分演算子=1(恒等演算、つまり、何も変えない演算) > (2')[空間微分演算子,空間演算子] > =空間微分演算子・空間演算子−空間演算子・空間微分演算子=1(恒等演算) > となる。なお、時間演算子は時間そのもの、空間演算子は空間そのものを指す。
これらは量子力学のいわゆる交換関係ですね。 > この(1')と(2')を「同符号」に見るか、「異符号」に見るかという2種類の見方によって、同符号なら、4次元空間としてユークリッド的距離を不変として扱えて、異符号なら、4次元時空としてローレンツ的距離を不変として扱えるのだと思います。 > > なお、時間微分演算子は時間推進(並進)演算子、空間微分演算子は空間推進(並進)演算子とも呼ばれます。 > > さて、物理学に登場するさまざまな古典的物理量、量子的物理量(観測量、つまり、オブザーバル)が、ヌ−スの次元観察子のどれに対応するかを見ていく作業はなかなか面白いものです。 > > では、「角運動量」はどうでしょうか。 > > 古典的物理量としての角運動量には、 > (角運動量)=(運動量)×(空間)(3次元ベクトル同士の外積) > という関係があります。同様に、量子的物理量としての角運動量演算子には、 > (3)(角運動量演算子)=(運動量演算子)×(空間演算子)(3次元ベクトル同士の外積) > という関係があります。面白いことに、角運動量演算子には、もう一つ、 > (4)(角運動量演算子)=(角運動量演算子)×(角運動量演算子)(3次元ベクトル同士の外積) > という関係もあります。
角運動量が無次元である(スピンの量子化)としているわけですね。
> 私の個人的な見解としては、この(3)(4)がψ5〜ψ6の領域の構造だとすれば、(1)(2)はψ3〜ψ4の領域の構造という感じです。そこから来れば、ψ1,ψ*1は空間、空間微分、ψ2,ψ*2は時間、時間微分という感じです。軌道角運動量だけでなく、スピン角運動量もψ5〜ψ6の領域の構造だと思います。
*(複素共役)が微分に対応する…。ヌース理論では*は他者の空間でしたから、自己側が時空を認識していれば他者はその逆数、つまりエネルギーや運動量を認識しているというわけですか?
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No.391 - 2008/07/20(Sun) 19:10:49 |
| ☆ 時空の反転 / Φ=WHY? [ ] | | | Sさん、こんばんは。
> 畑仕事をしていて返事がおそくなってしまいました。この時期はきゅうり、なす、トマトなどの夏野菜の他、とうもろこし、さやいんげんなどがとれます。すいかや桃などの果物ももちろん最高です。
いいですねえ。収穫したてのお野菜や果物はおいしいでしょうね。人間は自然と接しながらからだを使って働いて暮らすのが、ほんとはいいんでしょうね…健康などの面でも。うらやましいです。
> *(複素共役)が微分に対応する…。ヌース理論では*は他者の空間でしたから、自己側が時空を認識していれば他者はその逆数、つまりエネルギーや運動量を認識しているというわけですか?
実は、この辺は次元観察子という構造をどのように考えるかで微妙な話になるようにも思います。今までのヌース理論のイメージでは、奇数観察子と偶数観察子の関係が、奇数観察子がある意味「連続」的であるとするなら、偶数観察子はある意味「分断」的であるという関係であるように考えますので、単純に、逆数関係ではないとも思いますし、複素共役の関係にあるとも思いません。
ただ、もし、自己と他者の見る時空がヌース理論において綺麗に「マクロ−ミクロ反転」しているのであれば、空間(位置)⇔運動量(空間微分)、時間⇔エネルギー(時間微分)という反転もあるようにも思います。
この辺については、Sさんはどのように考えられますでしょうか?
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No.392 - 2008/07/20(Sun) 20:49:56 |
| ☆ エネルギー、運動量とは? / S [ ] | | | Φ=WHY?さん、おはようございます。
> いいですねえ。収穫したてのお野菜や果物はおいしいでしょうね。人間は自然と接しながらからだを使って働いて暮らすのが、ほんとはいいんでしょうね…健康などの面でも。うらやましいです。
都会暮らしの方もプチ菜園とかいかがでしょうか?
> 実は、この辺は次元観察子という構造をどのように考えるかで微妙な話になるようにも思います。今までのヌース理論のイメージでは、奇数観察子と偶数観察子の関係が、奇数観察子がある意味「連続」的であるとするなら、偶数観察子はある意味「分断」的であるという関係であるように考えますので、単純に、逆数関係ではないとも思いますし、複素共役の関係にあるとも思いません。
「連続」的とか「分断」的とおっしゃる意味は何でしょうか。
> ただ、もし、自己と他者の見る時空がヌース理論において綺麗に「マクロ−ミクロ反転」しているのであれば、空間(位置)⇔運動量(空間微分)、時間⇔エネルギー(時間微分)という反転もあるようにも思います。 > > この辺については、Sさんはどのように考えられますでしょうか?
非常におもしろいテーマだと思います。物理ではよく保存量として問題に出されるので皆さん苦労された(私もです)経験があるのではないでしょうか?
空間並進の無限小変換に対する作用積分の不変性に対応する保存量として運動量が導かれる(WIKIより)。 エネルギー保存則は時間の並進対称性(時刻によって物理法則に変化が起きないこと)の現れである。(同)
エネルギー、運動量ってなんでしょうね?
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No.393 - 2008/07/21(Mon) 08:02:14 |
| ☆ 最小作用の原理 / Φ=WHY? [ ] | | | Sさん、おはようございます。
> 都会暮らしの方もプチ菜園とかいかがでしょうか
うちは都会でもないのですが、せめていつかベランダ菜園とかしてみたいです。
> 「連続」的とか「分断」的とおっしゃる意味は何でしょうか。
簡単に述べれば、「連続」的と表現したのは、観察者−対象が1セットとして扱われており、「分断」的と表現したのは、観察者と対象が区別されて扱われているいった感じです。うまく言えませんが、前者は二項の関係の方にポイントがあり、後者は二項それぞれにポイントがあるといった感じとも言えます。
> 空間並進の無限小変換に対する作用積分の不変性に対応する保存量として運動量が導かれる(WIKIより)。 エネルギー保存則は時間の並進対称性(時刻によって物理法則に変化が起きないこと)の現れである。(同)
本にはよく、時間並進(推進)の保存量が「エネルギー」、空間並進(推進)の保存量が「運動量」、空間回転の保存量が「角運動量」であると書かれていますね。
> エネルギー、運動量ってなんでしょうね?
ハミルトンの原理(最小作用の原理)およびファインマンの経路積分法において、どう捉えればいいでしょうね?…ヌース理論において、ラグランジュアンやハミルトニアン、ラグランジュ方程式やハミルトンの正準方程式などをどう考えればよいかということと関係してきそうな気がします。例えば、ハミルトンの原理の停留点が、人間が知覚正面において最終的に目撃する「モノの見え姿」である、とか。
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No.394 - 2008/07/21(Mon) 08:39:44 |
| ☆ ニュートンの法則 / S [ ] | | | Φ=WHY?さん、こんにちは。 関係ないかもしれませんが、ニュートンの第二法則(ラグランジアンの最小作用の原理から導かれる) F = m*a = dp/dt についてのコメントです。 力はポテンシャルU(x)によるものとする。 F=-dU/dx 運動量とポテンシャルエネルギーがそれぞれ運動量演算子、エネルギー演算子に対応していると考える p -> -iδ/δx (x方向の運動のみ考える) U -> iδ/δt これらをもちいると、ニュートンの第二法則は δ^2/δxδt = δ^2/δtδx つまり、空間微分と時間微分が可換であることを示している。
だいぶスレッドが長くなってしました。しかも、これはもともとねじさんのためのものでした。すみません。 別のスレッドを立てていただいてかまいません。(もちろん、どなたでも、どんな話題でも)
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No.395 - 2008/07/21(Mon) 11:39:24 |
| ☆ フックの法則 / Φ=WHY? [ ] | | | Sさん、コメントありがとうございます。
ニュートンの第二法則について、物理が少し苦手な人のための補足です。
まず、バネにおもりを付けてひっぱる運動を考えてみます。つまり、バネにおもりをつけたものが単振動(単純な往復運動)を行なっているものとします。このとき、「フックの法則」より、バネの復元力は、 F=−kx(k:バネ定数) で表わせます。一方、「ニュートンの第二法則」(運動の法則)より、バネにつけたおもりの運動方程式は、 F=ma(m:質量,a:加速度) となります。この2つの式が釣り合うわけですから、 ma=−kx となる。ここで、角振動数:ω=√k/m とおけば、 a=−ω^2・x となります。これが単振動するバネのおもりに対する運動方程式です。加速度の定義から (∂/∂t)^2・x=−ω^2・x となりますから、因数分解して、 (∂/∂t+iω)(∂/∂t−iω)x=0 となります。この微分方程式を解けば、 x=e^(±iωt) となります。これは単位円を示しますから、単振動と円運動が関係していることがわかります。
もともと時空についてお話するスレッドでしたが、いろいろ発展しました。こういう発展の仕方はそれはそれでいいものだと思います。あまり限定し過ぎると、自由な発想が浮かびませんし。
ただ、ちょっと長くなりすぎましたので、Sさんのご提案通り、この辺で、このスレッドは終わりにしましょう。
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No.396 - 2008/07/21(Mon) 12:29:14 |
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