0008772

ATRIUM

[Cafe Neptune ver.2.0]

誹謗中傷など、当方にて不適当と判断した書き込みについては予告なく削除させて頂きます。

HOME | お知らせ(3/8) | 記事検索 | 携帯用URL | フィード | ヘルプ | 環境設定
自己のカラダと他者のカラダ / Φ=WHY? [ ]
Sさんからこんな問いかけがありました。

> 他者の肉体は自分の内面に存在しますが、自分の肉体はどう考えたらよいのでしょう?他者の内面でしょうか?人間型ゲシュタルトでは同じモノとしてとらえられているところから、生存欲とかいろいろな欲が出てきていると思います。

シリウス・ファイルには、「肉体」をキーワードとして項目検索すると、たくさんのテクストがひっかかります。参考までに、例えば、こんな感じです。

交信記録19911010「人間の肉体は人間の外面に含まれるのですか。」「人間の肉体は人間の内面性の外面性です。」
交信記録19920611「モノの内部と個の肉体の内部が同じと考えるのが付帯質の等化ですか。」「見えない次元においては同じもの。見える次元においては人間の肉体の内部にはカタチがありますが、モノの内部にはありません。」
交信記録19921220「肉体とは精神そのものなのですか。」「精神の内面にある力そのもの。」
交信記録19930217「肉体の内部と肉体の外部は全く同じものですね。」「はい。」

まだまだありますが、このくらいで・・・。

さて、自分の肉体とはいったい何でしょうか?

No.343 - 2008/07/13(Sun) 16:13:17

Re: 自己のカラダと他者のカラダ / S [ ]
Φ=WHY?さん、ご親切にありがとうございました。
オコットのことばはなぞなぞみたいで難しいですね。
自己の位置が無限大にあることを発見したら(ψ5)、肉体は必要なくなるのでしょうか?

No.346 - 2008/07/13(Sun) 18:24:45

肉体の存在の目的 / Φ=WHY? [ ]
肉体の存在の目的とかがわからないと何とも言えませんが、私たちが今住んでいる意識階層には相変わらず肉体は存在するんじゃないでしょうか?
No.347 - 2008/07/13(Sun) 18:38:51

Re: 自己のカラダと他者のカラダ / S [ ]
Φ=WHY?さん、ありがとうございます。私の勉強不足でした。
人神アドバンストエディションによると、
「人間の肉体の総体とは転換された位置のことです」
「肉体とその他の物質存在の間には転換位置と変換位置という絶対的な差異が存在している」
ヌース理論は奥が深いですね。

No.348 - 2008/07/13(Sun) 19:24:37

Re: 自己のカラダと他者のカラダ / ariona [関東] [ ] [ Mail ]
私はボディワークを生業にしています。そのシゴトと自分の体感から感じることは、体は全て感覚器、つまり「感じることによる思考を広げる器」ととらえ、魂の進化を促す最大の物質、と感じています。
体の感覚から自分のエネルギーレベルを知る、ということもたくさんあるし、体からアプローチしたほうが心理や精神というところの安定も早いことは数知れず。感覚からの周波数があがると、体の物質は光にしか見えません。これが次元の違うところで見えるボディですね。自己と他者も、周波数が同じレベルで共振すると一体となる。それを知るために、この地球で生まれているのだと感じています。

No.349 - 2008/07/13(Sun) 20:14:42

カラダの声 / Φ=WHY? [ ]
Sさん、こんばんは。

旧ヌース・アカデメイアのサイトにヌース用語辞書(http://www.noos.ne.jp/04_noos_dictionary/dic_head_page.html)の「ナ」行目に、「肉体」という項目がありますが、こう書かれていました。

「●肉体(にくたい)

妙性質の対化。起源不明。中性質が調整質を関与することにより生み出されているもの。中性質の対化を交差させたところに存在する人間の意識の対化。」

私にもよくわからないです(笑)。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

arionaさん、こんばんは。

体は全て感覚器、つまり「感じることによる思考を広げる器」・・・ですか。面白いですね。

私も以前、数年ほど気功を習っていたことがあって、自然な気の流れに任せてからだをリラックスさせていると、自分のからだの気の捩れだとか、心のストレスだとかが、邪気として自然に排出されていくのが、自分でもよくわかりました。

面白かったのが、何かの体験だとかによって生じたストレスなどが、からだのどこかの部位の気の捩れなどとつながっていて、そうした気の捩れをほどくと、精神的なものまで驚くほどすっきりしたことでした。

でも、こんなふうにネットばかりやっていると、すぐにからだの声が聞こえなくなります(苦笑)。

No.350 - 2008/07/13(Sun) 20:33:27

Re: 自己のカラダと他者のカラダ / S [ ]
arionaさん、すばらしいコメントありがとうございました。

交信記録19930217「肉体の内部と肉体の外部は全く同じものですね。」「はい。」

もしそうだとすると、肉体を癒すことは地球を癒すことと等しいですね。私は最近田舎暮らしで体調抜群です(^^)。

No.351 - 2008/07/13(Sun) 20:58:40

癒せない時代 / Φ=WHY? [ ]
ああ、田舎暮らし、うらやましいなあ。

私の幼い頃は、近所の田畑の用水路や池や沼で、ザリガニやタニシ、ヤゴなどと遊んでいました。今はどこもかしこもマンションばっかり新設しているけど、出生率がたいして伸びてもいないのに将来無人のマンションが増えるのではないかと思ったりします。でも、一度破壊された自然はなかなか元には戻らないのに・・・。

それほどオカルト寄りなオーバーな考えではなくても、「地球」全体といった惑星レベルの意識というのは、ドゥルーズ=ガタリが言う「原始土地機械」ではないけれど、巧みに編まれるさまざまな関係性の土台というかコードのベース構造のようなものがあって、その上に何階建てもの関係性の構造ができているように思います。

ちょっと安易ですが、短絡的には

カラダ⇔原始土地機械(エンコード)⇔ψ 7〜ψ 8⇔Ω1〜Ω2
アタマ⇔資本主義機械(デコード) ⇔ψ11〜ψ12⇔Ω5〜Ω6
というイメージがあります。では、
イノチ⇔専制君主機械(メタコード)⇔ψ 9〜ψ10⇔Ω3〜Ω4

かというと、なぜか疑問を感じます。正直言うと、「イノチ」というものと「ヌース理論」というものがまだなかなかうまく結びつかないんですよね、私の中では・・・。なかなかヌースの機械論的精神論のような構図が拭い去れません。

No.352 - 2008/07/13(Sun) 22:43:41

大とんでもデスが〜ぁ / ねじ
kousenさんを例にしてみますが、コウセンさんの首から上は今のコウセンさん首から下はオコットと呼んでいるコウセンさん
kousenさんが覚醒したら半神半人つまり首から上も首から下も丸ごとコウセンさん。でオコットと呼んでいるコウセンさんはいずこへ…意識の昇華…物質界から反物質界へ反物質界でゼロからやりなおしまた2013に向けてオコットからのチャネリングを受ける…あちらで反物質界と自分らの世界を認識し呼ぶかはわからないが


話を最初に戻すとカラダが高次の存在でそこには観察行為をしているモノがいるそれはワタシでワタシはあらゆるところに存在しているワタシであるってかんじかな(笑)
肉体ってお題こんなことしか思いつかなかった
発展性の邪魔をしてるならゴメンでもこのことは片隅に置いとかないと肉体のなかの宇宙を見失う気がしたからトンデモを書きました

No.353 - 2008/07/13(Sun) 23:46:06

大とんでもデスが〜ぁ / ねじ
kousenさんを例にしてみますが、コウセンさんの首から上は今のコウセンさん首から下はオコットと呼んでいるコウセンさん
kousenさんが覚醒したら半神半人つまり首から上も首から下も丸ごとコウセンさん。でオコットと呼んでいるコウセンさんはいずこへ…意識の昇華…物質界から反物質界へ反物質界でゼロからやりなおしまた2013に向けてオコットからのチャネリングを受ける…あちらで反物質界と自分らの世界を認識し呼ぶかはわからないが


話を最初に戻すとカラダが高次の存在でそこには観察行為をしているモノがいるそれはワタシでワタシはあらゆるところに存在しているワタシであるってかんじかな(笑)
肉体ってお題こんなことしか思いつかなかった
発展性の邪魔をしてるならゴメンでもこのことは片隅に置いとかないと肉体のなかの宇宙を見失う気がしたからトンデモを書きました


No.354 - 2008/07/13(Sun) 23:47:14

Re: 自己のカラダと他者のカラダ / Naoko [20代]
こんばんは!

肉体とは何か、とても興味のあるテーマなので拙いかとは思いますが参戦させてください。

自分の肉体を客観的に見るには、鏡を見るか、写真(や動画)に撮って見るか、のどちらかですよね。
で、鏡像は反転した像として私の肉体を見せ、写真は反転ナシの像として私の肉体を見せる。

この、反転のあるなしがものすごーーく引っかかるんです。

鏡像の反転は、ヌースの文脈では何度も登場していますが、単なる左右反転ではなく、「3次元空間の内と外」つまり「ミクロとマクロ」の反転ですよね。空間の向き付け自体を入れ替えている。
この鏡像の世界は、三次元空間内でどれだけ位置を変えても、決してたどり着けない世界ですよね。

ですが、写真の像は、三次元空間の中で、「この位置から撮った像だな」という、ポイントを見つけることはできます。
(時間という不可逆な軸だけは、座標を合わせることができませんが。なので、そこに私はいないわけですが)

写真が見せるのは、時間という軸のある、四次元時空の中の「私の肉体」であり、だから常にそれは過去としてしか見ることができない・・・のかな。

では瞬間現在としての「私の肉体」を見せてくれる鏡像とは、何なのでしょうか? 単純に他人の目に映った私とは、違う像なわけですよ・・・
他者から見た私の背後を、私は反転した世界としてしか見られない???
「人間の肉体の総体」が「転換された位置」ということは、Ψ8の客観的時空がイコール肉体(の総体)ということ?
でも、総体と言うからには、それは自分の肉体だけでなく他人の肉体も合わせたものということ???

う〜書いてて混乱してきてしまいました。

三次元空間自体をひっくり返すか、過去としてしか観察できない「私の肉体」。私を三次元に留めておくための重石のようなもの?なのでしょうか?

だらだらと長文ごめんなさい。。

No.355 - 2008/07/14(Mon) 02:44:15

写真と鏡とわたし? / Φ=WHY? [ ]
Naokoさんのお話、面白いですね。こんなふうにいろいろな人からいろいろな話が飛び出すのが自由に書ける掲示板の魅力のひとつだと思います。写真と鏡ですか・・・。

> 「人間の肉体の総体」が「転換された位置」ということは、Ψ8の客観的時空がイコール肉体(の総体)ということ?
でも、総体と言うからには、それは自分の肉体だけでなく他人の肉体も合わせたものということ???

ψ8は、確か「自己-他者」(複数)の他者(複数)側だったと思います。じゃあやっぱりNaokoさんの言われるように複数の他人の肉体???

No.356 - 2008/07/14(Mon) 07:42:00

Re: 自己のカラダと他者のカラダ / S [ ]
鏡像がParity inversion(パリティ反転)だとすると写真はtime reversal(時間反転)なのだろうか?(そうすると自己<−>他者変換がCharge conjugation(荷電共役)反転?)
人間が時間の経過を感じるということは、人間の意識(ψ2)が波動関数の収縮を引き起こしてユニタリー性を破ることだろうか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/量子デコヒーレンス
人間が肉体を持つ間はいやおうなしに三次元に意識が行くため、”ほぼ”自動的にψ2により時間の経過を感じる?

...いやはや、またぶっとんでしまいました。申し訳ありません。

No.357 - 2008/07/14(Mon) 13:12:04

真実の意味において肉体がマクロコスモス(ニヤリ) / ねじ
すいませんトンデモ投稿はダブって投稿されました一個消去してくださいませんか(汗)

「それは全く逆なのではないですか。真実の意味においては肉体がマクロコスモスであり、あなたがたが宇宙と呼んでいるモノがミクロコスモスなのです」

ボクはこの前のトンデモ投稿からなにやらブナクインターバルという構造がみえだしました上の文章は普通に考えると首を傾げるものですが僕には奇異に感じなく成っているのです。3ばっかり考えてアホになっちゃたんではいぶかる人も多数いられるでしょう(笑)僕は八元数にすべての謎を解く鍵があるとみています。虚数成分7個と実数成分1個です。虚数成分は僕の観ている世界側に実数成分1と虚数成分1個がペアーであります。残りの虚数成分6個はあちら側の世界に在ります。コレは物理学者が内部空間と呼んでいるものです。内部空間は上下二層に成っていて二つのベクトルを決めてもう一度二つのベクトルを決めるつまり二回計算するコレは真実の人間と人間(人間の総体)がヒトの方向決めるこれに類似したことを何かしらしていると考えています。真実の人間と人間はヒトと種類が違うように感じますよね。種類が違うのです。ヒトはアトランティス時代のムーの人々が一つ上がった方々本当ならば半神半人のヒトと呼ぶべき者です。ヒトには三種類います。真実のヒト・半神半人のヒト・ヒトこのことは反物質界の人々だと申していいのです。真実の人間・半神半人の人間・人間は物質界の人々

物質界の人々と反物質界の人々の違いを手短に申し上げます物質界(m)反物質界(c)オコツトはコウセンが覚醒したら時間に空間がくっ付く時間が実数成分に見える世界に入ります。我々は空間に時間がくっ付くせかいを実数成分に観ています。最終的にはE=mc∧2を観察する次元まで宇宙は輪廻するでしょう。でもビッグバンを起こすことが出来るのはここ(m)だけです。我々が覚醒して出来る一発のみ。ダカラ人間のカラダはマクロコスモスとオコツトはゆうのである

あちら(c)は一人一人時計が違うのが普通(光速移動が普通と思っている)

No.358 - 2008/07/14(Mon) 22:55:16

CPT反転と、E=mc^2 / Φ=WHY? [ ]
Sさん、こんばんは。

空間(パリティ)反転(P反転)が「鏡に映った自己のからだ」、時間反転(T反転)が「写真に写った自己のからだ」、荷電共役反転(C反転)が「他者から見える自己のからだ」と考えるのは、なんか頷けて、面白いですね。そうすると、これら「離散変換」に対して、並進とか回転といった「連続変換」とかはどうなるでしょうね?考えてみると面白いかもしれません。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ねじさん、こんばんは。

「人間」と「真実の人間」と、「ヒト」は種類というか系統が違うでしょうね。「人間」に「真実の人間」が対比されるように、「ヒト」には「ヒトの総体」(ヒトの上次元)が対比されるようです。確かPSO回路上では、「人間」がプレアデス・プレート、「ヒト」がシリウ・プレート、「真実の人間」がオリオン・プレート、「ヒトの総体」がハイパー・シリウス・プレートに対応したかと思います。ただ、そのまま綺麗に、「人間」が空間観察子、「ヒト」が次元観察子、「真実の人間」が大系観察子、「ヒトの総体」が脈性観察子とならないのは、美しいのが好きな私にとっては個人的に少し不満ですが…。

E=mc^2はあまりにも有名なアインシュタインの関係式ですが、どちらかと言うと、この式より、(E/c)^2-p^2=(mc)^2という相対論的な関係式の方が基本であるように思います。実際、運動量p=0とすると、(E/c)^2=(mc)^2となって、両辺の+の平方根をとれば、E/c=mcとなって、両辺にcを掛けてE=mc^2が出ます。この関係式が面白いのは、(エネルギー/光速度)^2-(運動量)^2=(質量・光速度)^2という関係が、エネルギー(時間微分と関連)、運動量(空間微分と関連)、質量の関係になっていることです。わたしには、ハミルトニアンのお椀を光速度で転がるエネルギー球がお椀の底を中心にして何度も行ったり来たり振り子のようにしながら次第にお椀の底へと質量化されていく様子が、そのまま人間の目玉に化けていく姿が浮かんで来そうです。人間の精神(エネルギー)が停留する点が肉体(質量)なのかもしれません。

No.359 - 2008/07/15(Tue) 23:48:51

Re: 自己のカラダと他者のカラダ / S [ ]
Φ=WHY?さん、こんばんは。コメントありがとうございます。

> 空間(パリティ)反転(P反転)が「鏡に映った自己のからだ」、時間反転(T反転)が「写真に写った自己のからだ」、荷電共役反転(C反転)が「他者から見える自己のからだ」と考えるのは、なんか頷けて、面白いですね。そうすると、これら「離散変換」に対して、並進とか回転といった「連続変換」とかはどうなるでしょうね?考えてみると面白いかもしれません。

うーん、ちょっと考えてみます。
「自分の肉体」に関連して、自分の背中をしばらくじっくり見ていないことに気付きました。すごいことになっているかもしれません(お風呂屋さんに行ったとき他人が見ているから大丈夫だろうか)。あと、鏡がないとどうしても見れない場所とか…。下品になりそうなのでやめておきます(笑)。

No.361 - 2008/07/16(Wed) 19:09:30

八元数という母体 / Φ=WHY? [ ]
ねじさん、こんにちは。ここ数日、おとなしすぎますよ(笑)。お忙しいのかな。ネットの掲示板は火をつけた者がちょっと出すぎたかなと思って引いてしまうと、途端に氷河期になってしまうものです。

> 僕は八元数にすべての謎を解く鍵があるとみています。

実際、上位の素粒子空間に対しては、八元数をベースにした幾何学があったと思います。実際、核子のカラー荷の内部回転であるSU(3)群と関係の深い群であるG2という例外群は、八元数の中核部分とも言うべき八元数の自己同型群です。

この辺りは、ヌースの次元観察子ではψ7〜ψ8の核子の構成と絡むところのようです。

ところで、八元数自体は、難しくて、以前私自身ネットや実際の書店などで探したことがありますが、初学者が学べる手頃な入門書はないようです。

No.365 - 2008/07/17(Thu) 11:53:09

トンデモトリックスター現る / ねじ
皆様方お久しぶりでございます。Φ=WHY?さんSさんお久しぶりです。八元数の情報ありがとうございます(笑)僕は八元数の奥にある虚数成分については暫くほっとくことにしました。何故ならそこはブラックボックスで数学の神様がいたら完璧に機能しているはず。僕の興味の対象はΨ1とΨ2に移っています。ここはヌースの原点であり最初の関門…ここを本当の意味で越えたものはいない(もしかしたらkousenさんは越えてるカモですが(汗))しばらくはどう説明したら僕なりのヌース解釈がみんなにわかってもらえるか…その事を考えていました。ここはアインシュタインもボアも越えられなかった関門です。量子世界の描画が出来ないのもここが原因なのです。僕が突破(恐らくは)しだしたと明言することは世界を敵に回したことに匹敵するのです

Ψ1とΨ2はまだ未知なる領域だ

ここでオコツトの言い回し何か不自然性を感じないだろうか…

「人神」adのP168より

次元観察子Ψ1とΨ2を探せ!

次元観察子Ψ1とΨ2は、現在あなたがたが空間と時間と呼んでいるものに相当しますーーシリウスファイル:1990107

僕ならこういう

現在あなたがたが時空間と呼んでいるものに相当します。とね(笑)なぜわざわざ時間と空間と二つにハッキリ分けて発言しているのか…なんでかねぇ〜とは思いませんかぁ


相対性理論が生まれたとき空間に時間がくっ付いた時空なる概念がハッキリ認識されました。その時、当然の疑問として時空と空時と入れ替えても成立するのかと疑問符がつきましたが、そのような宇宙は観測されないということでスルーしてしまいました(((゜д゜;)))

この事がゲシュタルトに陥っている原因です。

時空と空時の違いとは?
 この言葉は四次元という言葉とセットで使われる言葉なので四次元時空と言い回したほうがしっくりくるのでそう使っていますが、正しくは四次元空時のほうが意味合い的には合ってます(空間に対して一つの時間がくっ付いてる)暗に現在観測されている宇宙には区別が必要ないといっているのです。
 ヌース的世界観の特徴としてあり得ないほどのかけ離れた。真っ向対立した概念をいとも簡単にそれらは同じものである。と言い放つそのトンデモナイ度合いが大きければ大きいほどヌースらしさに繋がっている。言い換えれば魅了されるのである。(続く)

No.367 - 2008/07/17(Thu) 23:20:55

コレは続きではありません / ねじ
タイトルに付けたようにこれは続きではありません。先に書いた文章の取り扱い説明書のようなもの

僕自身が覚醒しているわけではありません。タダ方向性というものはおぼろげながら見えていますが、(タマヒマラに込められたストーリー的なもの)かといってねじの説が当たっていると言うわけではないのです。kousenさんのヌース理論がガンダムシリーズだとすればねじが言い出したヌースはチョロQみたいなSDガンダムみたいなものとして扱って欲しいのです。文才がないものなので何処までかけるかわかりませんが別枠版ヌースストーリーにはつながるようにします。なお当方は肉体労働で生活しており夜更かしは敵なもので出たとこ勝負で書きながら思考をまとめる作業をしています。3つぐらいは構想はアルのですがそれをどう説明すればいい具合に伝わるのかやり方がわかりません。コレ→(続く)はオコツトの言い回し隠された不自然さとかをヒントにこう考えたとすればどうだろうか?そしてそのストーリーとは!?てな具合に進むと思います。くれぐれもフィクション的に捉えてくださるようにお願いします。僕の話は大トンデモナイ度合いがkousenさんのヌース理論よりケタ違いに大きすぎますから

以上 取り扱い説明書でした

No.368 - 2008/07/18(Fri) 00:19:55

別スレッド立てますね / Φ=WHY? [ ]
ねじさん、もったいない。

この時空のまわりは、ヌースでも最も基本的な対化であるとともに、最も奥深いところだと思いますので、思い切って新しいスレッドにしましょう。

No.369 - 2008/07/18(Fri) 08:33:17
ウィキペディアに掲載された件について / 泉こなた [関東] [10代]
はじめまして

ヌース理論がウィキペディアにも記載されていて、ちょっと驚きだったのでご報告します。

チャネリング(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%8D%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0

私の応援するオコツトがちょっとメジャーになった感じがしました。

No.295 - 2008/07/07(Mon) 09:14:40

Re: ウィキペディアに掲載された件について / kohsen [九州] [50代]
こなたさん、こんにちは。
ほんとですね。
日本ではオコツトしか出ていないのかな?
何はともあれ、記載していただき光栄です。

英語版が印刷の段階で手間取っていますが、もうじき出ます。
そうしたら、英語圏のウィキペディアにも日本代表として記載されるかもしれませんね。
頑張れ、オコツトぉ〜。(^^)

No.297 - 2008/07/07(Mon) 14:08:30

Re: ウィキペディアに掲載された件について / ごう [北陸] [30代]
ウィキペディアにもヌース理論の解説載せませんか?

あるいはヌースwikiっていうページを作るとか?

Φさん書きませんか?

客観的な情報(ほんの出版時期とかホームページアドレス)なら、誰でもかけますし。

こんな感じのみんなでつくるサイトがいいかなっと思います。

君主wiki
http://wikiwiki.jp/kunshu/

Nooswiki*
つくれないかなあ?

データベースみたいな感じで

No.345 - 2008/07/13(Sun) 17:40:16
波動について / Φ=WHY? [ ]
「波動」という言葉はもともと物理学用語で「波の運動」を意味するものであるが、いつからか「精神世界」の用語としても使われるようになりました。でも、精神世界の本などには「波動」という言葉は出て来ても、それはあくまでも摩訶不思議な怪しげな存在のような顔をしてしか登場しません。精神世界の用語としての「波動」はおそらく量子力学に登場する「波動」をちょっくら拝借して都合のいいように利用している感じで、ほとんど意味を持たない言葉にしか聞こえません。

実際、物理学で波動を表現する関数は「波動関数」と呼ばれ、それを求めるための微分方程式は「波動方程式」と呼ばれます。しかも、この波動には、大きく分けて、古典物理学的な意味での波動と量子物理学的な意味での波動の2種類があります。古典物理学的な意味での波動方程式は、2階の時間微分と2階の空間微分からできており、量子物理学的な意味での波動方程式には、2階の時間微分と2階の空間微分からできている「クラインーゴルドン方程式」、1階の時間微分と2階の空間微分からできている「シュレーディンガー方程式」、1階の時間微分と1階の空間微分からできている(「クラインーゴルドン方程式」の平方根とも言うべき)「ディラック方程式」などがあります。ふつう、代表的な非相対論的波動方程式と言えば、「シュレーディンガー方程式」を指し、代表的な相対論的波動方程式と言えば、2階なら「クラインーゴルドン方程式」、1階なら「ディラック方程式」を指したりします。

『人類が神を見る日』の「第9章 シュレーディンガー・ルーレット」に登場する波動方程式は、シュレーディンガー方程式です。この方程式は一見難しく見えますが、次の手順で追ってみると、わかりやすくなります。
(1)(力学的総エネルギー)=(運動エネルギー)+(位置(ポテンシャル)エネルギー)(力学的エネルギー保存の法則)
(2)(運動エネルギー)=1/2・mv^2(m:質量,v:速度)=1/2m・p^2(p=mv:運動量)
(位置(ポテンシャル)エネルギー)=0(外部から力が働いていないため)
(3)(1),(2)より、エネルギーE=1/2m・p^2となるから、このE(エネルギー)、p(運動量)をエネルギー演算子ih'∂/∂t、運動量演算子−ih'∇で置き換える(ただし、h':ディラック定数(プランク定数hを2πで割ったもの)、∇=(∂/∂x,∂/∂y,∂/∂z)とする)。
そこで、わかりやすいように、∂/∂tを時間微分演算子、∇を空間微分演算子と呼ぶことにすれば、
ih'(時間微分演算子)=1/2{−ih'(空間微分演算子)}^2÷(質量)
となりますが、この左辺・右辺を波動関数ψの左から作用させたものが、掲載されているシュレーディンガー方程式となります。

なお、エネルギーをエネルギー演算子、運動量を運動量演算子で置き換える手続きを「量子化」と呼びます。したがって、上記の力学的エネルギー保存の法則に対して、量子化の手続きを施したものが、このシュレーディンガー方程式というわけです。

さて、ヌースと波動の関係について、みなさんはどんなことをお考えになりますか?波動に関するカフェ・タイムにしましょう。(あまりドン引きされちゃったら、削除するかもしれません(^^;)。)

No.319 - 2008/07/10(Thu) 11:40:22

Re: 波動について / ねじ
最初に白状しちゃいますとありがたい数式は電柱に丸めてションベンでした(笑)後から洗って感動出来る日を夢見ますがいつの日やらf^_^;

でもこれは偶数再度ですね

マワルマワルよ〜時代はマワルゥ〜

円球達と戯れる偶数サイド
ボク的にはこっぱずかしい思い出サイドにしか見えません

シュレティンガールーレットというよりも愛のメリーゴーランド時間にしか見えません他にはカップルでジェットコースターに乗り恐怖を2人だけの共有虚時間かなぁ
なんだかフワフワした地に足が着いていない感覚
端から冷静に見ればこっぱずかしい情景描写感覚か僕なんかには到底出来っこないラブソングを作詞作曲する感覚も含まれそう
奇数サイドのしっかりしたタチイチ感からの眺めとは打って変わって浮遊感が漂いますね…しっかりとした時間としっかりとした空間ベクトルが合わさる(同一視)と浮遊感幸福感共有感に成るのか少なくとも2人感の間に生まれるどちらかが降りれば失ってしまう虚時間なんかぁ

No.321 - 2008/07/10(Thu) 17:30:53

Re: 波動について / Φ=WHY? [ ]
う〜ん、波動について何かを話すのは難しいのかなあ・・・というより、私の説明とか持って行き方が下手なんでしょうね(苦笑)。波動から回転へと持って行きたかったんですが・・・。
No.322 - 2008/07/10(Thu) 17:47:04

Re: 波動について / S [ ]
まだ咀嚼していませんが人神アドバンスにシュレディンガー方程式のおもしろい解釈が載っていましたね。
高エネルギーの世界ではもっぱらディラック方程式を用います。スピン1/2のディラック粒子はその解として自然に現れます。シュレディンガー方程式は大学時代に水素原子の電子分布の計算に使って以来ご無沙汰です。
波動関数の私のイメージは”可能性の場”。量子力学では|ψ|^2はある粒子が存在する確率として解釈されていますね。波動から回転へ…。 興味あるところです。

No.323 - 2008/07/10(Thu) 19:28:00

波動関数入門 / Φ=WHY? [ ]
Sさん、はじめまして。

私は特に数学・物理学の専門家というわけではなく、数学・物理学関連のことが好きなだけですので、お手柔らかに・・・。

量子論や相対論について、大学時代はサボってあまり勉強しておらず、雑学程度にしか知りませんでした。社会人になってから、ヌース理論関連の既刊本『2013:人類が神を見る日』『2013:シリウス革命』『光の箱船−2013:超時空への旅−』を読んで、本格的に・・・といっても、個人の趣味範囲レベルですが、独学で少し勉強するようになりました。まだまだいろいろなことが全然わかりませんので、よろしくお願い致します。

「波動から回転へ」と言っても、私のレベルではたいした話もできませんので、ちょっと入門レベルの前振りの話がしたかっただけです。拙い説明になったらごめんなさい。

そもそも古典的な正弦波を表わす式と言えば、
y=Asin2π(t/T)(T:周期)
という感じの式になると思います。この位相(角度)部分には、時間に関する項しかありませんから、これに空間に関する項を加えると、
y=Asin2π(t/T−x/λ)(T:周期、λ:波長)
になります。ここで、オイラーの公式:e^iθ=cosθ+isinθを使えば、正弦・余弦という三角関数を用いた波の式は、指数関数で表現できます。このe^iθという形式の指数関数は、単位円上の回転を表わします。そこで、一般的な複素数の波として、
ψ=Ae^i{2π(t/T−x/λ)}
のように書けるのだと思います。ここで、2π/Tは角振動数ω、2π/λは角波数κを表わしますから、
ψ(t,x)=Ae^i(ωt−κx)
と書き直します。これは、1次元時間+1次元空間における波動関数ですが、これを1次元時間+3次元空間における波動関数に拡張したものが、「第9章 シュレーディンガー・ルーレット」の本文において登場するシュレーディンガー方程式の解となる波動関数ということになります。

ここでは、この波動関数がそのままU(1)ゲージ変換のような流れで書かれているように思えますが、「波動関数」はU(1)ゲージ変換によって「変換される側」であり、そのU(1)ゲージ変換の変換行列(1×1行列)が「変換する側」であると思います。つまり、
(変換後の波動関数)=(変換行列)・(変換前の波動関数)
です。この場合、変換の前後で不変な量は「ローレンツ不変量」として定義されると思います(すると、ヌースの奇数観察子的には、「ユークリッド不変量」として定義し直さなければならないのではないでしょうか?)。

私たちにとってふつうの文脈、つまり、「人間型ゲシュタルト」的な文脈だと、その「変換される側」(波動関数)が「対象」、「変換する側」(変換行列)が「観察者」(観測者)になるのではないかと思います。ヌースで「回転」(ユニタリー変換も含めた広義の回転の意味)というとき、観察者側の回転と、対象側の回転の2種類が考えられるのではないかと思います。

ヌースの「精神」「付帯質」がそのまま「観察者」「対象」に相当するかと言うと、それはあまりにも「人間型ゲシュタルト」的な発想のように思えます。要は「変換人型ゲシュタルト」的な発想として、どう見るかということです。この辺は、いったいどんなふうに考えればよいでしょう。

No.324 - 2008/07/10(Thu) 20:44:58

Re: 波動について / S [ ]
Φ=WHY? さん、こんばんは。突然乱入してすみません。
しかも遅レスです。あらかじめご容赦ください。
量子力学でよく使うディラックのブラケット表示を用いると、始状態を|A>、終状態を|B>、変換行列(ユニタリー行列)をHとすると、始状態がA、終状態がBとなる確率は<B|H|A>で表されます。最初Aの状態にあった粒子がユニタリー発展によって最終的にBの状態として観測される確率を表します。
波動関数(またはベクトル)で表される状態が物質であるフェルミオンに、変換行列がゲージボゾンに対応すると考えていいと思います。

No.325 - 2008/07/10(Thu) 23:00:59

Re:Re: 波動について / Φ=WHY? [ ]
> 突然乱入してすみません。

いえいえ、Sさん、物理をご専門の方のご参加、大いに歓迎です(専門外の方の参加もOKです・・・ここはカフェですから)。拙い私の文章に、コメントありがとうございます。

> 波動関数(またはベクトル)で表される状態が物質であるフェルミオンに、変換行列がゲージボゾンに対応すると考えていいと思います。

すると、短絡的に見れば、<B|H|A>のHの部分がゲージボゾン、|A>の部分ががフェルミオンと考えてよろしいでしょうか。

ところで、量子力学の手法のうち、ヌース理論と最も相性が良さそうなのは、ハイゼンベルグの行列力学やシュレーディンガーの波動力学ではなく、ファインマンの経路積分ではないかと、私は思います。

例えば、作用:S=∫(t0→t1)L(r,dr/dt,t)dt(L:ラグランジアン)
に対する「経路積分」(時空点P(r0,t0)と時空点Q(r1,t1)間のすべての経路についての和をとったもの)が確率振幅となり、
K(P→Q)=∫(P→Q)exp(S)dr(t)=<r1|e^{−i/h'H(t1−t0)}|r0>
のように表わせます。

このとき、「作用積分の停留点」=「最小作用の原理により古典的経路に収束する」ということが、ヌースで言うところの「モノ」が観察者によって捉えられ、モノの見え姿(表相)として確定することを意味するのではないでしょうか。

No.326 - 2008/07/10(Thu) 23:13:30

Re: 波動について / S [ ]
Φ=WHY?さん、みなさん、こんにちは。早速のご対応、ありがとうございました。私は今は専門家ではなく一般人ですので、お気楽に接していただければと思います。

> > 波動関数(またはベクトル)で表される状態が物質であるフェルミオンに、変換行列がゲージボゾンに対応すると考えていいと思います。
>
> すると、短絡的に見れば、<B|H|A>のHの部分がゲージボゾン、|A>の部分ががフェルミオンと考えてよろしいでしょうか。


私の直感的イメージではそうです。
例えば、color SU(3)では、ベクトル部は3つのクォークのカラー価を表し、行列部はグルーオンを表します。

あと、すみませんが、以下については今すぐはコメントできません。(大学時代のノートや教科書を引っ張りださないと^^;)

> ところで、量子力学の手法のうち、ヌース理論と最も相性が良さそうなのは、ハイゼンベルグの行列力学やシュレーディンガーの波動力学ではなく、ファインマンの経路積分ではないかと、私は思います。
>
> 例えば、作用:S=∫(t0→t1)L(r,dr/dt,t)dt(L:ラグランジアン)
> に対する「経路積分」(時空点P(r0,t0)と時空点Q(r1,t1)間のすべての経路についての和をとったもの)が確率振幅となり、
> K(P→Q)=∫(P→Q)exp(S)dr(t)=<r1|e^{−i/h'H(t1−t0)}|r0>
> のように表わせます。
>
> このとき、「作用積分の停留点」=「最小作用の原理により古典的経路に収束する」ということが、ヌースで言うところの「モノ」が観察者によって捉えられ、モノの見え姿(表相)として確定することを意味するのではないでしょうか。

No.327 - 2008/07/11(Fri) 09:05:08

時間とエネルギーについて / Φ=WHY? [ ]
Sさん、何ぶん私は物理学についてはほとんど素人(勉強はしていますが、独学では限界があります)なので、頓珍漢で失礼なことを言ったりするかもしれませんが、機会があればいろいろ教えてください。

例えば、量子物理学では、位置と運動量の不確定性と、時間とエネルギーとの不確定性は厳密には異なると聞きます。その理由は、「時間」というものが人間側の都合で、いくらでも小刻みに設定値として決められるパラメータの意味合いが大きいからだそうですね。「時間」は他の物理量と比べて、最も基本的なパラメータとして、決定的に優位なのはなぜでしょうか。

また、演算子としての「エネルギー」というものも、「時間微分演算子」にih'(h':ディラック定数)を掛けたもの(E=ih'∂/∂t)の意味と、総エネルギーとしての「ハミルトニアン演算子」(H)の意味との2種類あると思いますが、シュレーディンガー方程式Eψ=Hψとして結び付けられていることにはどんな意味があるのでしょうか。

・・・と唐突に質問ばかりしてしまってはいきなり不躾だと思いますので、何かの折にでも触れて頂けると、とても嬉しいです。

なぜなら、この辺りで「何かしら違和感を感じる」(単なる私の不勉強によるものだとしたら実にお恥ずかしい限りですが・・・)ことが、人間の思考を、ヌースで言うところの「人間型ゲシュタルト」へと貶(おとし)めている仕組みと何らかの関係があるのではないかと、個人的には睨んでいるからです。

おっと、こういう話ばかりでは、カフェになりませんかね・・・みなさんもどうぞご参加ください(^^;)。

No.328 - 2008/07/11(Fri) 23:46:51

(No Subject) / ねじ
本当はよくわかっていないけどΦ=WHY?さん
E(固有値)でH(作用素)

作用素と固有値が一致した特定された
炭酸水(固有値)=炭酸水(作用素)は味が変わらないこの状態は炭酸水の固有状態(波)だ!

特定・確定されたということらしいですよ
一応探してみたけどこれでΦ=WHY?さんの求めている答えなのかは定かではない。当てはまらなかったらゴメンナサイ

No.329 - 2008/07/12(Sat) 06:09:23

参照したサイトです / ねじ
説明下手なので

上の説明はこのサイトから情報を引用しました(汗)http://www.ryoushi-rikigaku.com/inside.html

No.330 - 2008/07/12(Sat) 06:21:20

変分原理について / Φ=WHY? [ ]
おっと冷や汗ものですね・・・ちょっと頓珍漢なこと書いてましたね(^^;)。ねじさん、ご指摘ありがとうございます。

私が結局言いたかったことは次のようなことかもしれません。つまり、「量子系の定常状態は、その量子系のエネルギー期待値がある条件のもとに停留値をとるような状態として実現される」という「変分原理」によって、結局「シュレーディンガー方程式」は「固有値問題」に帰着するのですが、私たちが意識している「時間」というものが本当は「束縛性」というものに由来していて、この「固有値問題」と深く関わっているのではないかということです。例えば、サイクロイド曲線でできたお椀のどこに球を置いてもお椀の底には、同じ時間で到着するという「等時性」という性質があると思いますが、時間というものは、実は永遠で無限な存在なのではなく、ある意味、ある一定条件の下で束縛されたものではないか、と思うわけです。もう少し言えば、時間には制限を伴う階層性を持った構造があるのではないか、ということになります。

「人間の意識」がどうしてもある一定条件の中に閉じ込められてしまうのではないかという理屈は、実はこうした変分原理と深く関わっているのではないかということが言いたかったのです。

もしかすると、ハイデガーが『存在と時間』で語ろうとした「現存在」である人間の在り方は、こうした変分原理による理屈、つまり、覚悟性を決めなければ自分自身のお椀から出られない、ということを言いたかったのかもしれませんね。ある意味、自分という等時性のお椀の中ではすべてが「現在」であり、そこからは何者も逃れられないというわけです。

「 わたしたちが現存在と呼んでいる存在の意味として、時間性が呈示されます。この証示は、仮りに示された現存在の諸構造を、時間性の諸様相として繰返し解釈することによって、確証されねばなりません。しかしながら時間性としての現存在のこの解釈でもって、存在の意味一般へと提出された主導的な問いに対する解答が、すでに与えられているというのではありません。といっても、この解答を得るための地盤は、すでに用意されているのです。
 現存在には、存在的な構えとして、先存在論的な存在が属している、ということがかつて暗示的に示されました。現存在は、存在しながら何か存在といったものを了解している、という仕方であるのです。この連関を堅持することによって、現存在が、一般に存在といったものを漠然と理解し解釈している根源が、時間であることが示されねばなりません。時間は、すべての存在了解とすべての存在解釈との視界として、明るみにもたらされかつ真正に捉えられねばなりません。このことを見通させるためには、存在を了解する現存在の存在としての時間性に基づく、存在了解の視界としての時間の根源的な説明が必要です。この課題の全部の中に、同時にこうして得られた時間の概念を、通俗的な時間了解から区別しようとする要求が含まれています。この通俗的な時間了解は、アリストテレスからベルグソンを経て持続している伝統的な時間概念の底に沈澱している或る時間解釈のなかで、表面に浮かびあがったものなのです。このばあい伝統的時間概念も通俗的な時間了解も、およそ時間性にその源を発していること、ならびにどうしてそうであるかということが、はっきりしなければなりません、これとともに−−通俗的時間概念で考えられた時間は空間である、というベルグソンのテーゼに反対して−−通俗的時間概念に、その本来の権利が戻されます。」(ハイデガー『存在と時間』より)

No.331 - 2008/07/12(Sat) 06:52:29

Re: 波動について / S [ ]
Φ=WHY?さん、こんばんは。反応が遅くて申し訳ありません。
時間と空間(位置)の対称性の破れは哲学などにもからんでくる非常におもしろいテーマですね。
例えば物理学で出てくる速度のパラメータはdx/dtであってdt/dxという概念はありません。これは人間の意識ではdx->0となることはあってもdt->0となることは決してないためだと考えられます。
また人間の意識では必ずdt>0である(時間の向きが一方向)点もおもしろいですね。ディラック方程式の負エネルギー解の解釈としては、エネルギーE>0の反粒子(陽電子など)が正の時間の向きに進むという解釈と、E<0の粒子(電子など)が負の時間の向きに進むという2種類の解釈が考えられますが、前者の解釈をするのが一般的です。後者のほうがエコノミカル(?)なのですが、物理的解釈が難しいためです。

No.334 - 2008/07/12(Sat) 20:59:17

ヌースと素粒子解釈 / Φ=WHY? [ ]
科学畑のSさんが、ヌースに関心を持たれた「科学が前提としている、人間型ゲシュタルトを破壊する力」とは、どんな感じのものでしょうか?ヌースの素粒子解釈絡みの部分で、どんなところに関心を持たれたのでしょうか?・・・もし、失礼でなければ、少しでもお聞かせくださると、嬉しいです。こわごわながら、何かとても興味深い話が聞けるのではと、ちょっと興味があります(失礼だったら、無視してくださって結構です)。

人様に一方的にあれこれ聞いてばかりだと申し訳ありませんので、ヌースと素粒子論の一部について、雑文ではありますが、私なりにまとめた、というか、書きなぐったようなものを、少し長々と、旧「ヌース理論会議室」の方にアップさせて頂きました(この新カフェ・ネプにアップしたりすると、文章が長すぎて、掲示板荒らしかと思われてしまいますので(苦笑))。文章も下手ですし、それほどたいした内容は書けていませんが、よろしかったら、何かの折にでもご覧下さい。

【4710】ヌースとU(1)ゲージ理論 (1)
http://noos.ne.jp/forum3/c-board.cgi?cmd=one;no=4710;id=noos

【4711】ヌースとU(1)ゲージ理論 (2)
http://noos.ne.jp/forum3/c-board.cgi?cmd=one;no=4711;id=noos

【4712】ヌースとU(1)ゲージ理論 (3)
http://noos.ne.jp/forum3/c-board.cgi?cmd=one;no=4712;id=noos

No.335 - 2008/07/12(Sat) 21:50:51

Re: 波動について / S [ ]
Φ=WHY?さん、こんにちは。いろいろ考えさせてくれる文章、ありがとうございます。
私が「シリウス革命」を読んで一番ショックを受けたのが、「愛とは陽子である」というオコットの言葉です。素粒子にかぎらず、多くの科学者は、科学とは個々の人間の意識状態によらない普遍の真理を与えてくれるものだと信じていると思います(量子論の観測問題はとりあえず脇においといて)。たとえば高エネルギー実験で見つかったたくさんの粒子が(現在でも新粒子が時々発見されます)人間の意識状態の反映だとすればおもしろいとおもいませんか。もし”究極の素粒子”など存在しないことが明らかになると、”モノはより小さなモノの集合体である”という人間の常識が大きく揺さぶられることになるのではないかと思います。

No.336 - 2008/07/13(Sun) 09:25:01

愛と核子とグローバリズム / Φ=WHY? [ ]
Sさん、こんにちは。いつもレス、ありがとうございます。「愛とは陽子である」と言う言葉はインパクトが強かったですね。

ヌースの次元観察子の現時点での大雑把な自己・他者関連の位置付けは、
(1)ψ 1〜ψ 2:時空的自己-他者(空間・時間)
(2)ψ 3〜ψ 4:個人的自己-他者(自己の外面・内面)
(3)ψ 5〜ψ 6:対面的自己-他者(自己-他者(単数))
(4)ψ 7〜ψ 8:集団的自己-他者(自己-他者(複数))
(5)ψ 9〜ψ10:国家的自己-他者
(6)ψ11〜ψ12:同時代的自己-他者
(7)ψ13〜ψ14:観察精神
だと、私は思っています。その中で「陽子」はψ7に相当するようです。

『2013:シリウス革命』の頃の素粒子的対応では、
(1)ψ 1〜ψ 2:時空
(2)ψ 3〜ψ 4:電磁場(U(1)ゲージ変換と関連)
(3)ψ 5〜ψ 6:電子・ニュートリノ(レプトン)(SU(2)ゲージ変換と関連)
(4)ψ 7〜ψ 8:陽子・中性子(バリオン)(SU(3)ゲージ変換と関連)
(5)ψ 9〜ψ10:中間子(メソン)(SU(4)ゲージ変換と関連)
(6)ψ11〜ψ12:大統一粒子?X粒子?Y粒子?(SU(5)ゲージ変換と関連?)
(7)ψ13〜ψ14:?
という感じだったような気がします。

一方、数年前から、大系観察子Ω1〜Ω2が次元観察子ψ7〜ψ8に対応するという顕在化・潜在化などと関連する構造が言われるようになりました。ヌースの大系観察子と太陽系天体との対応では、
(1)Ω 1〜Ω 2:地球〜月
(2)Ω 3〜Ω 4:水星〜金星
(3)Ω 5〜Ω 6:太陽〜火星
(4)Ω 7〜Ω 8:木星〜土星
(5)Ω 9〜Ω10:天王星〜海王星
(6)Ω11〜Ω12:冥王星〜惑星X
(7)Ω13〜Ω14:?
という感じでしたから、結局、短絡的につなげて考えれば、「ψ7〜ψ8:陽子〜中性子」が顕在化したものが「Ω1〜Ω2:地球〜月」になる、という感じになります。すごいトンデモですよね(笑)。

しかし、このあまりにもナンセンスな対応ですが、陽子・中性子が「核子」であり、「何かのまとまりを作るための力」のように考えれば、「地球」系という、人間や資源、生態系までをも含むシステムというものを考えたときは、あながち、全然無関係ではないようにも思えてきます。

一方、最近のドゥルーズ=ガタリ関連の対応では、
(1)ψ 7〜ψ 8:原始土地機械(コード化)
(2)ψ 9〜ψ10:専制君主機械(超コード化)
(3)ψ11〜ψ12:資本主義機械(脱コード化)
(4)ψ13〜ψ14:器官なき身体
というのもあります。すると、核子というものは、原始土地機械の精神構造とも関連するのだろうか、という想いも浮かんできます。

ところで、コウセンさんとオコツトとのやり取りが記された交信記録(シリウス・ファイル)には、こんなことが載っています。

交信記録19911003「精神核について教えて下さい。」「人間の精神核とは太陽。ヒトの精神核とは陽子。真実の人間の精神核とは光子。」「真実の人間における感性とは?」「陽子を交差する力と陽子を反映させている力。つまり、人間の意識においては双方向です。」

ψ7〜ψ8というのは、「元止揚」だとか「核質」だとかとも深い関係あるようにも言われます。つまり、何か人間の意識全体をつなげるとともに、内在平面へと拘束してしまう精神構造のようなものがあるとも考えられます。

もっと短絡的に言ってしまえば、「人間の精神構造のベースには原始土地機械的なベースとなるコード体系」があり、その要素間をうまくつなげて統合しているものこそ「核力」のようなものであり、「真のグローバリズム」であり、「愛」である、と言えるのかもしれません。でも、その「愛」の解釈を間違えると、対立構造によって世界を閉塞させてしまったりする・・・といったように、裏表両面がある気がします。

No.337 - 2008/07/13(Sun) 11:52:50

SさんΦ=WHY?さんこんにちは(笑) / ねじ
SさんΦ=WHY?さんこんにちは(笑)ちょっとミテもらいたい項目がウィキペディアに在りました!ボクがクロイド曲線のお椀の底を意識したのはたった1日前なのですが、この項目を考えている人はオコツトの若かりし頃と想像せずにはいられません。今は概念の羅列で体系にはなっていませんがコトバというポテンシャルの凄さに圧巻されました(゜□゜)
ぜひご覧ください

http://www29.atwiki.jp/moikomi/pages/12.html?PHPSESSID=2f41abfbfb585649e879115fa9e18985&flag_mobilex=1


No.338 - 2008/07/13(Sun) 12:45:12

Re: 波動について / S [ ]
Φ=WHY?さん、みなさん、こんにちは。ねじさん、おもしろいリンクありがとうございます。
考えてみれば、3という数字には何か特殊なものを感じますね。陽子や中性子といった核子はクォーク3つでできていると考えられますが、なぜそうなのか、なぜクォークやグルーオンは核子内に閉じ込められているかという根本的問いに理論は答えることはできません(モデルはたてることができますが)。人間の”集団”や”グループ”という概念が成立するのも3人以上必要だと思います。平面上の形を作るのに最小の点の数は3です(三角形)。3は我々の物質世界を考える上でキーとなる数字だと思います。

No.339 - 2008/07/13(Sun) 13:39:37

3の数字でアホになる??? / Φ=WHY? [ ]
ねじさん、ユニークなリンクのご紹介ありがとうございます。

ところで、ちょっと「3」という数字で、余談になりますが・・・。

3という数字で言えば、拡張された二項展開として、
(1+x)^(-3)=1-3x+6x^2-10x^3+15x^4-21x^5+・・・
というのがあります。つまり、(1+x)^3の逆数の二項展開です。ちなみに、(1+x)^3の二項展開は、
(1+x)^3=1+3x+3x^2+x^3
となります。この(1+x)^3の逆数の二項展開を眺めていると気付くのは、正負の符号の違いは別にして、各項の係数は「三角数」になっているということです。三角数とは、碁石を三角形の形で綺麗に配置したときの碁石の個数で、1,3,6,10,15,20・・・
となります。この三角数は、n番目の三角数は、ちょうど、(n+1)次元空間の回転の自由度(次元)と一致します。

それと、ついでに、こんなのも。
1^2=1^3
(1+2)^2=1^3+2^3
(1+2+3)^2=1^3+2^3+3^3
(1+2+3+4)^2=1^3+2^3+3^3+4^3
(1+2+3+4+・・・+n)^2=1^3+2^3+3^3+4^3+・・・+n^3

No.340 - 2008/07/13(Sun) 13:58:03

肉体について / S [ ]
Φ=WHY?さん、私のいつも遅くてArbitraryな投稿にもかかわらずいつもタイムリーで的確なフォローをいただき、ありがとうございます。ほかにも三権分立、三國志、三人寄れば文殊の知恵などいろいろありますね(笑)。ところで(またまた…^^;)、ねじさんのリンクで思い出したことは、他者の肉体は自分の内面に存在しますが、自分の肉体はどう考えたらよいのでしょう?他者の内面でしょうか?人間型ゲシュタルトでは同じモノとしてとらえられているところから、生存欲とかいろいろな欲が出てきていると思います。
おっと、最初のテーマである”波動について”から大きくそれてしまいました。そろそろこのスレッドは終わりにしませんか。

No.341 - 2008/07/13(Sun) 15:24:16

スレッドのおわりに / Φ=WHY? [ ]
すみません。私も自分でそらしてしまいましたね(^^;)。

> 他者の肉体は自分の内面に存在しますが、自分の肉体はどう考えたらよいのでしょう?他者の内面でしょうか?人間型ゲシュタルトでは同じモノとしてとらえられているところから、生存欲とかいろいろな欲が出てきていると思います。

この辺りの話で議論というかいろいろお話かできると、面白そうですね。では、新たに「自己-他者」に関するスレッドを立てましょう。

No.342 - 2008/07/13(Sun) 15:47:20
ヌースとの出会い / ariona [関東] [50代] [ Mail ]
私の場合は、突然フィボナッチ数というのが異常に気になり、調べていったら銀河だの、アンモナイト貝だのの渦巻きに遭遇し、宇宙ってなんかの法則の基に作られているんだなあ、と漠然と感じていたとき、あるサイトで「オコット」と言う名前を知り、コーセンさんの本を知りました。早速注文すると、「あー!アンモナイト!」。そして、知り合いが会社を興し、パンフレットを見ると「あーー!またもアンモナイト!」と、渦巻き攻めになりました。
もともと、オリオンの神霊関係にずっと関わっていて、自分のルーツもそこにあると感じていたため、タイミングよくこの難しい理論を少しは理解できる頃に遭遇したのだと思います。オリオンの神霊と、オコット情報は時期が同じですが、どこに到達するかは「縁」なのですよね。
アリオン(オリオンの神霊)は言います。媒介者の能力により、説明もしかたも伝え方も伝わり方も異なると・・。
でもコーセンさんのように物理や数学の得意な人がオコット情報を伝えてくれたおかげで、「幾何学やグリッド、次元」などがビジュアルにわかりやすくなったし、アリオン媒介者のおかげで、「人間の心理(真理)や男と女の違い」というのが感じ取れるようになりました。
そうすると「宇宙会議」が始められますね。誰かを否定するのではなく、あらゆる角度からわかりやすく検討できる。
それがもう間近(真知可)なのでしょう。
楽しみです。と同時に、急がされているのを忘れないように!私たちは、進化のために生まれているのだから。

No.290 - 2008/07/04(Fri) 20:07:18

Re: ヌースとの出会い / ねじ
arionaさんの発言にハットさせられました。「宇宙会議」ですか…確かに何らかの会議を持つには共通言語が必要で共通認識・共通利益・方向性を産み出さねば会議をする必要性はない。オコツトの言った自我の消滅後における何等かの会議は男女間・貧富・年代間・言語間といった対比の位相を吸収し全我を語る言語認識を必然的に生み出さねばなりませんがそれがオコツトの言語認識何だなぁって「宇宙会議」の文字を見たときに感じました。角度やトポロジーの穴の数で大小や時間差差異を吸収しわだかまりなく語れる言語…ヌースで描画される幾何学的情景が実は感情を解放するiある描画にだんだん見えてきました。arionaさんありがとうございます感謝(=^▽^=)
No.291 - 2008/07/04(Fri) 23:03:13

対立と成長 / Φ=WHY? [ ]
フィボナッチ数列と聞いて浮かんだことがあります。

xとxの2乗という2項による和のn乗、つまり、(x+x^2)^nを、n=0から∞まで和をとったとき、それを展開した各項に現れる係数は、フィボナッチ数列になります。つまり、Σ(x+x^2)^n(ただし、n=0から∞までの和)=f(0)+f(1)x+f(2)x^2+f(3)x^3+・・・(ただし、f(0),f(1),f(2),f(3),・・・はフィボナッチ数列)となって、二項展開とフィボナッチ数列は非常に関係が深いわけです。

言い換えれば、「あなた(x)とわたし(x^2)の2項対立」が幾階層にも渡って混ぜ合わされたときに出てくる展開項の係数に、「成長の証(あかし)」としてのフィボナッチ数が顔を出すという感じです。

No.332 - 2008/07/12(Sat) 09:01:35
ふつうの計算とは? / Φ=WHY? [ ]
最近、「普通に計算する」とはいったいどういうことなのだろうかと考えます。

なぜ素粒子の内部空間などでは、私たちが小中高で学んだ「普通の計算」である「可換代数」(積が交換可能である計算)という代数的構造ではなく、積が必ずしも交換可能でないような、グラスマン数だとかクリフォード代数といった代数的構造を用いなければ語れないんでしょうか。

ヌース理論における空間論(時空論)では、私たちが「簡単」でかつ「普通の計算」だと思い込んでいる「可換代数」が基本と考えるのがよいのか、それとも、上記のような「非可換代数」を基本と考えるのがよいのでしょうか。もし、「非可換代数」を基本と考えるのがよいのなら、ヌース理論における空間論(時空論)を考えるときは、「非可換代数」が当たり前に理解できるようにならなければ、例えば、シナプス・レベルなどで、「変換人」型の意識構造を獲得するなど不可能ではないのでしょうか。

つまり、基本的なところで、私たちの意識が「可換代数」を「普通の計算」だと思い込んでいる限り、自己−他者の差異を同一視してしまい、ニセの平等観による歪みをもった社会形成がなされてしまうのではないか、そんなふうに思うのです。

(そうすると、「非可換代数」の最もわかりやすい事例として「四元数」(クォータニオン)などを中学数学には無理でも、高校数学くらいには持ち込まなくてはいけないように思います。)

No.292 - 2008/07/06(Sun) 19:32:19

交換可能でない世界 / Φ=WHY? [ ]
実数の計算(四則演算)は「ふつう」の計算。複素数の計算は少し「ふつう」じゃないところがある計算。四元数はちょっと「ふつう」じゃない計算。

実数、複素数までは、ab=baなのに、四元数は通常ab≠baとなる。複素数には、iという1つの虚数単位があり、その2乗はi^2=−1となる。四元数には、i,j,kという3つの虚数単位があり、それぞれの2乗はi^2=j^2=k^2=−1となり、ij=k,jk=i,ki=jとなる。これから、ij−ji=2k,jk−kj=2i,ki−ik=2jとなる。2種類の虚数単位について、2通りの順序でかけ算した差異がもう1種類の虚数単位になるというのは、なかなか面白い数である。つまり、扱う順序の違いにより「差異」が発生し、その差異が別の方向性の「物差し」(単位)になるというわけだ。この考え方は、さも何でも平等であるかのような世界観を与える、すべてが「交換可能」な世界観とは違う。物事には順序性があって、その扱い方の違いによって、結果が変わってくるという世界観である。これは私たちの実際の世界観にふさわしい気がする。

No.293 - 2008/07/06(Sun) 21:49:38

ヘキサ幾何学が参考にナルかも? / ねじ
Φ=WHY?さん初めまして!四元数って初めて聞きました(笑)勉強になります。今日いろいろ携帯で検索していましたんでついでに四元数とやらも勉強していたらボクの中で奇妙なシンクロが発生しました。人神アドバイスP-179 図8-4 4次元方向とは何か って六面体に鉛筆オッタテテル図ですね。あれと関わりありそうなホームページ午前中に探し出していたモノと四元数とがボクの中では一致してしまいました。ヘキサグラム幾何学とかいう六亡星の形を利用した自然なパースペクティブを描き出すとかいう建築デザイナーらしき方のページです。http://www1.ocn.ne.jp/~hexageo/のJapaneseを選べば読めると思います。鉛筆オッタテテル図の六面体の見えている三面の対角線が実数(逆三角形)で見えない側の三面(正三角形)が虚数i・j・k に当たるのでは?四元数とやらは無限遠点からの視点だとしたら隠れて見えない側を計算次元に一緒にしたらカテゴリーエラーとやらに成るのでは?Φ=WHY?さんのお役に立てる情報なら嬉しいのですが、見当違いならご容赦をそれじゃ失礼しますねm(_ _)m
No.294 - 2008/07/07(Mon) 01:37:17

四元数について / Φ=WHY? [ ]
ねじさん、こんにちは。

四元数は「クォータニオン」とも呼ばれ、3D−CGの世界では今ではごく普通に利用されている概念です。四元数は、ハミルトンが複素数の拡張概念として生み出しましたが、積の結合法則と分配法則は成り立ちますが、積の交換法則は成り立ちません。さらに、八元数というものもありますが、これは積の結合法則すら成り立ちません。

四元数にはこんな性質があります。四元数(クォータニオン)q=a+bi+cj+dkと、その共役四元数をq'=a-bi-cj-dkとすれば、その積qq'=q'q=a^2+b^2+c^2+d^2となって、実数だけとなりますが、q^2=(a^2-b^2-c^2-d^2)+2(i+j+k),q'^2=(a^2-b^2-c^2-d^2)-2(i+j+k)となって、四元数の2乗および共役四元数の2乗の実数成分はともに、a^2-b^2-c^2-d^2となって、「ユークリッド変換で不変な量」ではなく、「ローレンツ変換で不変な量」になります。ひょっとして、人間は、qq',q'qの実数成分の世界を見ているのではなく、q^2,q'^2の実数成分の世界を見ているのかもしれませんね。

四元数や八元数については、私のブログで以前採り上げたことがあります。

55. [Cool Side] 四元数
http://jiganoformen.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/55_cool_side_f6d0.html

138.[Cool Side] 八元数
http://jiganoformen.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/138cool_side_627e.html

ついでですが、3次元の対象が4次元の観察者が見る対象であるなら、2次元の対象は3次元の観察者が見る対象であるということから、こんなことも考えたことがあります。

149.[Hot Side] 三角洲の世界
http://jiganoformen.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/149hot_side_fcd2.html

151.[Hot Side] 4次元に対するいくつかの見方 (1)
http://jiganoformen.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/151hot_side4_1_aec9.html

153.[Hot Side] 4次元に対するいくつかの見方 (2)
http://jiganoformen.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/13hot_side4_2_43af.html

155.[Hot Side] 4次元に対するいくつかの見方 (3)
http://jiganoformen.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/154hot_side4_3_5618.html

四元数概念が描く世界観が少しでも見えてくると、量子力学や素粒子物理学の基本的な「法」である「交換関係」とか「反交換関係」といった独特な物差し、さらには「スピノル」(720度で1回転する量)や、「SU(2)」(特殊2次元ユニタリー群)という変換群の考え方などが見えやすくなります。

147.『自我のフォルメン』を振り返る
http://jiganoformen.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/147_c19f.html

そこで、ヌースでは実数と虚数の違いってどんな感じで意味合いが違うのかという疑問が立ち上がります。つまり、

(1)実数    (一元数):実数成分1個+虚数成分0個
(2)複素数   (二元数):実数成分1個+虚数成分1個
(3)ハミルトン数(四元数):実数成分1個+虚数成分3個
(4)ケーリー数 (八元数):実数成分1個+虚数成分7個

について、どう捉えればよいかですが、例えば、付帯質側が「実数」、精神側が「虚数」(あるいは、時間は「実数」成分、空間は「虚数」成分)のように、短絡的に捉えて考えていいか否かという疑問です。

ふつうに考えると、「三元数」だとか「五元数」といった概念も考えられそうですが、数学的にあまり意味のある概念にはならないようです。数学的に意味があるのは、上記に掲げた4つだけだそうです。

No.296 - 2008/07/07(Mon) 10:58:47

Φ=WHY?さんに講義受けて感激 / ねじ
かなり的外れな意見を述べて申し訳なく思いましたが、おかげでいろんな役に立つ数学の世界に入り込ませていただいたようでとても気分が高揚としています(笑)的外れついでにこういうのはどうでしょうか…
(1)実数    (一元数):実数成分1個+虚数成分0個
(2)複素数   (二元数):実数成分1個+虚数成分1個
(3)ハミルトン数(四元数):実数成分1個+虚数成分3個
(4)ケーリー数 (八元数):実数成分1個+虚数成分7個


実数成分1は観察者が観察している対象物でモノ自体

虚数成分は観察者が見落としている隠れてディメンション例えば四元数でいえば正面に見えているモノは全て点と見なすが奥に隠された3Dは虚数成分三個とする。しかしボクは愚か者だからまた明日も同じ観測をする。明日もやれば同じ結果になるか明日やれば地球は二回周りして隠された虚数成分は三個プラス三個で六個にしなくちゃ成らないよなぁってあっ!しまった正面の点は昨日と今日とでは観測次元が異なるので昨日みた正面は虚数成分に加えなきゃねって八元数の虚数成分七個は3+3+1=7?ナノかな!?太陽を周回する次元と地球表面の次元は違うてことでしたので勝手に妄想してみました 今日は一日中妄想できておもしろかったです。Φ=WHY?の有り難い計らいに感謝致します\(^_^)/
また見当違いなこと書いてしまっても大目に見てくださいよろしくお願いいたします

No.298 - 2008/07/07(Mon) 21:52:11

回転との関係について / Φ=WHY? [ ]
ねじさん、コメントありがとうございます。

当たり前と思い込んでいる「3次元」幻想に、一見的外れと思える新しい発想の矢を立てることこそ「4次元」的な思考だと思いますので、的外れを恐れない精神は、こういう掲示板のような場では大事だと思います。…と言いつつ、私もよく的外れなことを書きますから、ご心配なく…ってそれじゃフォローにならないか(笑)。

ねじさんの発想でちょっと思いついたのは、「n次元空間の回転」の自由度についてです。「n次元空間の回転」の自由度は、n(n−1)/2となりますから、
(?@)1次元空間の回転SO(1)の自由度:0
(?A)2次元空間の回転SO(2)の自由度:1
(?B)3次元空間の回転SO(3)の自由度:3
(?C)4次元空間の回転SO(4)の自由度:6

です。うまい具合に、この(?@)〜(?B)は前述の(1)〜(3)の虚数成分の個数と一致します。では、(?C)はどうかと言うと、ねじさんがおっしゃるように、虚数成分の個数をもう1個取り除くと、一致します。

例えば、実数成分(スカラー成分)は時間の次元、虚数成分(ベクトル成分)は空間の次元というふうに考えると、八元数の虚数成分7個のうちの1個も時間の次元に見えているのではないだろうか、とも考えられる気がします。つまり、時間の次元が2に見えているんじゃないだろうか、という感じです。

これらとヌースの次元観察子との関係づけは、私は次のように考えています。
(?@)1次元空間の回転SO(1)⇔ψ1〜ψ2⇔(1)一元数
(?A)2次元空間の回転SO(2)⇔ψ3〜ψ4⇔(2)二元数
(?B)3次元空間の回転SO(3)⇔ψ5〜ψ6⇔(3)四元数(積の交換法則が成り立たない)
(?C)4次元空間の回転SO(4)⇔ψ7〜ψ8⇔(4)八元数(積の交換法則・結合法則が成り立たない)

No.299 - 2008/07/08(Tue) 08:46:28

ATRIUMでちゃんと対話らしきものが成立していることに感動!! / ねじ
確かにΦ=WHY?の説明がボクのつたない言葉を整理して見やすくしてくれています(笑)ボクの八元数で言いたかったことは 3プラス3 イコール6の虚数成分は空間ベクトル確かにそうです(笑)残る一つの虚数成分は確かに時間ですそれは実数成分の一つとペアー表裏一体です。八元数は太陽系次元方向と惑星次元方向(地球)の2重スピン空間ベクトルを隠し持っていて(360+360=720)スピノールの回転空間で回転に対してその成分が不変(スピン±1/2)観測者は動いている意識なし って感じを持っています(笑)ただし、オコツトのような高次元からみれば地球表面でへばりつき寝ながら物事を妄想しているやからは粒子でも有り動かずとも二つのスピンをさせられているから波動でも有るそれは同時SAYを有している なんか量子学の話しているみたい(笑)なお当方ねじは本をパラパラめくりながら好き勝手に文章を構成しているのでふかくつっこまれても困ります(汗)
見当違いに当たらない文章ならΦ=WHY?がどういう事に当たるのかスッキリした解釈を加えてくださるはず。スピノールとか初めて使って見たけどちゃんと伝わりますかねぇ〜

No.300 - 2008/07/08(Tue) 11:51:58

ちょっと脱線しますが・・・ / Φ=WHY? [ ]
ヌースで考えられる発展構造がいつも基本的に4値になるとすれば、こんなふうなスピンによる粒子の分類などがあってもいいのかもしれません。

(1)スカラー(スピン0)・・・質量(ヒッグス粒子)と関係(?)
(2)ベクトル(スピン1)・・・電磁力(光子)と関係
(3)スピノル(スピン1/2)・・・素粒子(クォーク、レプトン)と関係
(4)2階テンソル(スピン2)・・・重力と関係(?)

ただし、(1),(4)といった前次元と現次元との境界や、現次元と次次元との境界は、その階層間の結合性ゆえの非線型な特性を持っていると、私は思っております。つまり、(1)〜(4)を一貫する論理では語り尽くせない特性が(1)と(4)には含まれざるを得ないということです。これは決して「何でもあり」の「あいまい」というのではなく、むしろ、ある種の「誤差範囲内」にその「破綻性」が「繰り込まれている」といったふうな感じではないかと思います。「誤差範囲」以上は非常な精度を持って法が貫かれているということです(なお、「2階テンソル」は「スピン2」と直接関係ありません、上記の表現は適切ではないのですが、トンデモ的広義の意味で、何らかの関係があると見たいのです)。

スピノルの2階テンソル積=スピノル(×)スピノル=スカラー(+)ベクトル(ただし、(×)はテンソル積記号、(+)は既約分解の記号とする)

という式の中に、4値の基本的な関係性を「ちょっと短絡的」に見い出したいというのが本音です。

ところで、光子や電子などが「粒子」でもあり「波動」でもあるということについてですが、これは前期量子論において、ハイゼンベルグの「行列力学」とシュレーディンガーの「波動力学」の対等性が証明されたことですが、もちろん、これは光子や電子が「粒子」と「波動」の中間的な存在を意味するのではないと思います。つまり、ある局面から見れば「粒子」だと言えるし、別の局面から見れば「波動」だと言えるということだと思います。これは、もしかすると、上位(つまり外側)の観測者から見れば「粒子」に見え、下位(つまり内側)の観測者から見れば「波動」に見えてしまうというものかもしれません。この粒子性(離散性)と波動性(連続性)を関係付ける有名な式が

(エネルギー)=(ディラック定数)×(角振動数)
(運動量)=(ディラック定数)×(角波数)

です。「エネルギー」「運動量」は「粒子性」の言葉であり、「角振動数」「角波数」は「波動性」の言葉です。そして、「角振動数」は時間の逆数(あるいは時間微分)と関係し、角波数は空間の逆数(あるいは空間微分)と関係します。ちなみに、ディラック定数とはプランク定数を2πで割った定数です。ここで、時間は1次元、空間は3次元です。

No.301 - 2008/07/08(Tue) 18:58:46

脱線を少し元に戻して・・・ / Φ=WHY? [ ]
素粒子レベルにおける「4次元の回転」(自由度6)というのは、どうも、私が調べた感じ(間違っていたらすみませんが)、「擬回転」(双曲回転、あるいは、ローレンツ変換)部分の自由度3(つまり、3次元)と、「回転」部分の自由度3(つまり、3次元)で構成される(したがって、自由度は3+3=6)ようです。

もし、この「擬回転」が高次の「電場」、「回転」が高次の「磁場」と関係するのだとすれば、「視覚幾何学」と「物理学」が「知覚正面」=高次の「電磁場」として結びついていく青写真となる可能性が出て来るのではないでしょうか?トンデモ的に「擬回転」を「天上」の回転、「回転」を「地上」の回転などとみなすと面白いかもしれません。

こうした実数空間における回転の自由度は三角数と関係するのですが、これをちょっとトンデモ的に表現すれば、「聖なる三角形」と言えるかも知れません。

No.302 - 2008/07/08(Tue) 19:41:24

怪しい香り / ねじ
( )1次元空間の回転SO(1)⇔ψ1〜ψ2⇔(1)一元数
( )2次元空間の回転SO(2)⇔ψ3〜ψ4⇔(2)二元数
( )3次元空間の回転SO(3)⇔ψ5〜ψ6⇔(3)四元数(積の交換法則が成り立たない)
( )4次元空間の回転SO(4)⇔ψ7〜ψ8⇔(4)八元数(積の交換法則・結合法則が成り立たない)

ちょっとうまく表現できませんが、N元数の実数成分を僕の観ている世界の全てと捉えてイメージしています。それは1・2・4・8元数全ておなじですが(観測ポイントとの対じ関係として)8元数だけは 地球次元と太陽系次元が交差するので1/2を与えます。他は1対1の等換関係です。8元数の観測次元では月が綺麗だなぁと想像すれば太陽系次元にスイッチングが切り替わりお腹がすいたなぁと思えば地球次元に切り替わるそのことはボゾンとフェルミオンの関係ですか?
『アップクォークの電荷は+2/3で、ダウンクォークの電荷は+1となる。一方、中性子は一個のアップクォークと二個のダウンクォークからなっているため、電荷はゼロとなる(−1/3と−1/3と+2/3の和)』これは奥行き方向にある虚数成分の内部空間に当たりますか?
スピン2の値を持つKK粒子があればボクの観察行為のイメージ展開に照らしあわせると正面に見えている二つの回転物体はタカヒマラってこと?

『』はワープする宇宙からの抜き出しN元数を使った虚数成分にスピン電荷値を当てはめて想像を膨らませるとプンプンプンプン怪しい香りが漂いませんか?ボクだけかなぁ

No.303 - 2008/07/08(Tue) 20:08:41

四元数や八元数 / Φ=WHY? [ ]
ねじさん、こんばんは。

> 『』はワープする宇宙からの抜き出しN元数を使った虚数成分にスピン電荷値を当てはめて想像を膨らませるとプンプンプンプン怪しい香りが漂いませんか?ボクだけかなぁ

ちょっとそれは飛ばしすぎかも(苦笑)。

私たちは「一直線」的な論理の延長で、すべての説明をまかないたいと思うのですが、その直線性は、「人間」が安易に考えるような直線性ではないと思います。例えば、それは、1→2→3→4といった直線性ではなく、1→2→4と整備されてから3が配置され、続いて、4→8と整備されてから5,6,7が配置されるような直線性もあるのではないかと思うのです。もちろん、それは、「何でもあり」というものではなく、ある一定の論理に従っているような・・・。

そもそも、二元数(複素数)と四元数(ハミルトン数)の差異は、四元数が交換法則が成り立たないということで、ずいぶんその風景が異なってしまい、とてもじゃないけど、単純に複素数の延長線上で捉えることはできないように思うのです。そもそも一元数(実数)と二元数(複素数)の違いですら、雲泥の差があります。実関数(実数による関数)と複素関数(複素数による関数)では扱いが全然違います。・・・う〜ん、どう言ったら伝わるでしょうか。例えば、フランス語と北京語、あるいは、英語とスワヒリ語くらい違うでしょうか。

八元数において積の結合法則すら成り立たないというのは、(ab)c≠a(bc)ということですから、この差異は私たちが慣れている計算からはかなり尋常でなく違うのです。これは数学者や科学者ですら複雑な数式になると計算ミスしやすくなるので、嫌うようです。

クォーク、レプトンについては、
クォーク第1世代:アップ、ダウン
クォーク第2世代:チャーム、ストレンジ
クォーク第3世代:トップ、ボトム
レプトン第1世代:電子、電子ニュートリノ
レプトン第2世代:ミュー粒子、ミュー・ニュートリノ
レプトン第3世代:タウ粒子、タウ・ニュートリノ
といった種類があり、それぞれ世代ごとに、電荷は
クォークは、+2/3、−1/3
レプトンは、−1,0
となっています。クォーク間に働く「強い力」はSU(3)変換群と関係し、レプトンと関係の深い「弱い力」はSU(2)変換群と関係します。このうち、SU(2)変換群は、スピノル、スピン1/2、四元数と深く関係があり、SU(3)変換群もスピノル、スピン1/2と関係がありますが、四元数よりもむしろ八元数の部分群と関係があるようです。ちなみに、SU(2)変換群の次元(自由度)は3であり、SU(3)変換群の次元(自由度)は8です。

ちなみに、ボゾン(「光子」のような「力の媒介粒子」)は「交換関係」を満たす粒子であり、フェルミオン(「電子」のような「物質粒子」)は「反交換関係」を満たす粒子です。この条件だけで、ボゾンはスピンが1,2,3,4,・・・という「整数」の固有値をもつ存在となり、フェルミオンはスピンが−1/2,+1/2という2種類の「半整数」の固有値をもつ存在となります。

> ちょっとうまく表現できませんが、N元数の実数成分を僕の観ている世界の全てと捉えてイメージしています。それは1・2・4・8元数全ておなじですが(観測ポイントとの対じ関係として)8元数だけは 地球次元と太陽系次元が交差するので1/2を与えます。他は1対1の等換関係です。

一元数(実数)、二元数(複素数)、四元数、八元数の実数成分は本来1個なのに、八元数の虚数成分7個のうちの1個分が仮に実数成分的な様相をもつとすれば、それは、さらに上位の観察者からの介入が入るからではないかと思います。つまり、「観察者の介入」の個数が実数成分ではないかという感じです。そして、「観察者の介入」と言っても、観察者には階層の違いがあるので、1個の実数成分として現れる観察者と、本来虚数成分の1個分であったものが2個目の実数成分として現れた観察者では、次元というか階層が異なるわけです。あまりうまく言えませんが、私はこの実数成分を「時間」に関係するものとして表現されると考えていますので、この階層差が「時間演算子」としてのエネルギーか、「ハミルトニアン演算子」としてのエネルギーかといった感じで分かれるのではないかと考えます。

もう少し言えば、「ハミルトンの原理」(最小作用の原理)が成立する原因は、ヌースで言うところの「元止揚」が規定されることと関係すると思うのです。精神が運動する空間の中で付帯質としての表現が固定される、といった感じでしょうか。そのとき、それら全体を広義の付帯質とする外部としての新たな精神が、外部から凝縮化を図っているという構造があるように思います。これこそが新たな「観察者の介入」だと思うわけです。

No.304 - 2008/07/08(Tue) 21:37:23

Re: ふつうの計算とは? / ねじ
やっぱりすげー僕のいい加減なイメージも数学的にこなれた人から見ればスッキリした配置に仕立ててくれる数学できない自分からみれば神様だ…

複素数はワカリマセンガ四元数と八元数はこの二つにさわらせていただいてこれは答えの値だけを見るものではなく過程を踏まえて答えアリで完成する言語のように見えました。ラーメン屋の醤油味のスープがA店B店どうみても全く同じだと客がいっても両方のオヤジさん達は材料を調達するために落としていったお金の流通経路がちがうから倍倍や混ぜ合わせても構わないでしょと言う客の声は横暴にしか聞こえないよと嘆いているように見えます。(ここまでは四元数)ましてや八元数ともなれば宇宙にまんまスープをもってけってそしたら飛び散っちゃうよ(笑)これは計算じゃなくて順番を伝える情報なのでは?以上数学できないひとの目でした

No.305 - 2008/07/08(Tue) 22:29:49

ちっぽけな存在 / Φ=WHY? [ ]
これだけ「数学があれこれわかったような顔をして」私が偉そうに言っていることが、たかだか大学の初歩レベルにも満たないということを、百歩譲って「四元数」と呼んでもらえる(いや、それすらとんでもなく恐れ多い・・・)なら、「大学の数学もしくは物理学の研究者たち」が言っている言葉はもうほとんど奇跡的な「八元数」であり、それを超えた歴史上の研究者となると「モンスター群」となってしまう・・・いや、この比喩さえ、私をこの系列の末端に入れることさえ、実はおこがましいと思います。つまり、この系列の中では、決して謙遜などではなく、「私は数学が全然できない」と言わざるを得ないのです。

それはさておき・・・。

1/2{わたし・あなた−あなた・わたし}=第三者という関係において、(わたし、あなた、第三者)という順序を一つずらして(あなた、第三者、わたし)にしても、さらに一つずらして(第三者、わたし、あなた)としてもいいということをベースとする考え方が「四元数」なら、その「1/2{わたし・あなた−あなた・わたし}=第三者」という関係式における(わたし、あなた、第三者)を、固定された3人ではなく、7人の人間から3人選ぶ考え方が「八元数」と言えるかもしれません。

No.306 - 2008/07/08(Tue) 23:03:32

Φ=WHY?さんのコメントみて何故だか涙 / ねじ
あながち間違っていない発想は伝わっているのだなと再確認できた喜びとスレタイトルの質問に一つ応えられたΦ=WHY?さんのお役に立てたことが思ってもいないほどの文章で返ってきたのでジーンと感動してウルウルきてしまいました
ラーメン屋の話とレンズとフィルタ…類がフィルムに映る作用素ととしての光路過程を計算数値(デジタル数値)として表すのはカテゴリーエラーとやらにあたると説明したらいいのか迷いましたがエンタでポンでラーメン屋に成っちゃいました(笑)僕みたいな感覚派は時系列てき理論武装はとれません。ただΦ=WHY?の立て板に水的な物理数理的な用語は僕には音楽を聴くように心地よいシャワーに感じています。なんか入るのもおこがましいようなところに加わってもいいんだなってヌースデビューした気にさせられました?Φ=WHY?さんお願いがあります。2人だけではもったいないんでコウセンさんsさんなど参加してもらうように招集かけていただけませんか?みんな集まれば何かが生まれる感じがあります。それとΦ=WHY?さんは神様みたいな人ですよ大学なんて関係ない意識を形という言語に変えるその最先端にいるのがアナタです

No.307 - 2008/07/09(Wed) 00:02:10

ねじさん、ありがとうございます。 / Φ=WHY? [ ]
ねじさん、盛り上げて頂きまして、ありがとうございますm(__)m。

私はいつでも、いろいろ突拍子もない方向から人が絡んでくるのを楽しんだりする方なのですが、ほとんどの人が引いてしまうのが辛いところです。なんかわけのわからない数学用語を偉そうに使う鼻持ちならない奴に見えてしまうんでしょうか。それとも、自分ではいい気でうまく歌っているつもりなのに、見る人が見れば音痴だとわかって、引いてしまっているのでしょうか。・・・と言いつつ、結局私の説明が下手なのでしょう。

とにかくみなさんとなかなかコミュニケーションがとれないのが残念です。

No.308 - 2008/07/09(Wed) 00:11:22

Φ=WHY?さんとの対話は凄く触発されてワクワクですよ / ねじ
僕と話してもらっていやな印象はいっさい感じないんですが僕が変わり者だからかな(笑)いやいや冗談ですが僕もそうですがこういう切り口の話のワクワク感を続けるのは切り口を持っていない人には融解作用促進ザイにあたるかもです。自戒を込めてですが でもよくよく考えてみるとN元数が計算ではなくで情報エントロピィ系の言葉として認識している人は大学レベルでも少ないはず、量子コンピューターを研究している方なら気付いてもおかしくはないですが…ましてや我々人間自身が素粒子であってもおかしくはない認識のモトにN元数について語っているモノは地球次元でココだけΦ=WHY?さんは最先端にいる人ですよ。量子コンピューターは上向きのスピンと下向きのスピンと平行スピンにビットを与えるらしいです。ビットつまり情報は3つの状態を駆使して行われアナログとデジタルの両方の特徴があるそうです。この辺をかじってたからN元数が計算ではなく過程を含めた言葉的ものだっているのだなと突飛に把握できたんだと今理解しました(笑)また明日もガンバらねば
とりあえず今日はおやすみなさい多分寝てるかな イイ夢を…(-.-)zzZ

No.309 - 2008/07/09(Wed) 02:28:33

素粒子空間について / Φ=WHY? [ ]
> 量子コンピューターは上向きのスピンと下向きのスピンと平行スピンにビットを与えるらしいです。ビットつまり情報は3つの状態を駆使して行われアナログとデジタルの両方の特徴があるそうです。

量子コンピュータの詳しいことは知らないのですが、「上向きのスピンと下向きのスピンと平行スピン」という単純化された概念は、そもそも、陽子と中性子のアイソスピンなどに現れるSU(2)群におけるスピンのイメージから来たものと思われます。

それに関係してですが、私がイメージしている素粒子の構成空間(ルート空間)と、SU(n)群との関係は、こんな感じです。

(1)SU(2)は2個の線分を構成する1点が1点で重なっている。この結果、原点から180度離れた2点を結んだ1次元の線分A1ができる。
2×2=2×1+1+1
(2)SU(3)は3個の正3角形を構成する1頂点が1点で重なっている。この結果、原点から等距離に離れた6点を結んだ2次元の正6角形A2ができる。
3×3=3×2+2+1
(3)SU(4)は4個の正4面体を構成する1頂点が1点で重なっている。この結果、原点から等距離に離れた12点を結んだ3次元の立方八面体(ベクトル平衡体)A3ができる。
4×4=4×3+3+1
(4)SU(5)は5個の正5胞体を構成する1頂点が1点で重なっている。この結果、原点から等距離に離れた20点を結んだ4次元の図形A4ができる。
5×5=5×4+4+1

すると、(0)として、
「(0)U(1)は1個の点である。
1×1=1×0+0+1」
とできるのではないでしょうか。

さて、これらをヌースが説く素粒子空間の概念と関連付けることはできるでしょうか。あれこれ考えてみると、面白いと思います。

No.310 - 2008/07/09(Wed) 08:36:35

気付きました! / ねじ
Φ=WHY?さんn次元数を考えてみると暗号化と一緒ということに気付きました。暗号を解く側に立つより暗号を作る側に立った方が遙かに効率がいいことに私達はどうやってこの宇宙は出来たのかを考えるより創造者の立場で今から造り出す方が分かるための早道です。マクスウェルの悪魔…非可逆を可逆可能に戻せるエントロピィ増大を通ってきた道のり通りに帰ってゆけばエントロピィ減少
どういう条件で行われた観察行為が何という物質を生み出すのか正確な位置を見いだすことが先だ…

No.311 - 2008/07/09(Wed) 19:19:55

エンコードとデコード / Φ=WHY? [ ]
ヌース的な同型対応の関係構造として、
(1)一元数体(実数)
(2)二元数体(複素数)
(3)四元数体(ハミルトン数)
(4)八元数環(ケーリー数)
が、果たして実際のところかなり広義な意味範囲でもいいから、
(1)ψ1〜ψ2:時空的自己-他者(空間・時間)
(2)ψ3〜ψ4:個人的自己-他者(自己の外面・内面)
(3)ψ5〜ψ6:対面的自己-他者(自己-他者(単数))
(4)ψ7〜ψ8:集団的自己-他者(自己-他者(複数))
とうまく対応関係を結べるかどうか、さらにそれらの上位としてそれぞれ
(1)ψ 7〜ψ 8:原始土地機械(コード化)
(2)ψ 9〜ψ10:専制君主機械(超コード化)
(3)ψ11〜ψ12:資本主義機械(脱コード化)
(4)ψ13〜ψ14:器官なき身体
とうまく対応関係を結べるかどうかが、私のヌースに対する長年の興味です。

ところで、原始土地機械のコード化=暗号化(エンコード)、資本主義機械の脱コード化=復号(デコード)が、ねじさんが言われている「暗号」の話と、ヌース的には関わってくるように思います。

No.312 - 2008/07/09(Wed) 21:39:36

Re: ふつうの計算とは? / ねじ
(1)ψ 7〜ψ 8:原始土地機械(コード化)
(2)ψ 9〜ψ10:専制君主機械(超コード化)
(3)ψ11〜ψ12:資本主義機械(脱コード化)
(4)ψ13〜ψ14:器官なき身体


少なくとも上の3つまでは関連性を見いだしました

シリウス革命のP422〜P423図25:調整質のカタチ一覧表を見てくださいプラトン立体表示備考と一緒に見てくださいψ1〜4ψはひとまずおいといてψ5ψ6(四元数)ψ7ψ8(八元数)ψ9ψ10 (十六元数)のプラトン立体表示グレーの実線表示が見て取れると思います。僕が観察観測行為をいつもする表相球の向こう側に隠れている虚数成分スクリーンにプラトン虚数立体が現れているのではと考えましたψ11ψ12は忽然と実数成分としてプラトン立体が現れる!?

なお*十六元数は対応表示がウィキペディアに乗っていますまだ精査していませんが(笑)
野性的カンと申しましょうか心の赴くままと申しましょうか今はミルものキクものシンクロ・トランス等している感じです。暴走的独断的判断に陥らない範囲内で他の方に伝わるよう配慮します(汗)

Φ=WHY?さんもボクの感覚に何かしら感じ取ることはアルとは思いますが…いやご迷惑ばかりかけているだけなのかもm(_ _)m

No.313 - 2008/07/09(Wed) 22:55:52

「八元数で終わり」の理由 / Φ=WHY? [ ]
ねじさん、こんばんは。

一元数→二元数→四元数→八元数という発展構造は、その先に、八元数→十六元数→三十二元数→・・・といったものも考えられそうですが、八元数までに持っていた意味ほどにはあまり重要視されていません。そのヒントとして、1898年の「フルヴィッツの定理」があります。「フルヴィッツの定理」は、z1^2+z2^2+・・・+zn^2=(x1^2+x2^2+・・・+xn^2)(y1^2+y2^2+・・・+yn^2)を成り立たせるようなnはn=1,2,4,8しかないというようなものです。

「一元数→二元数→四元数→八元数」の先に自然に「→十六元数→三十二元数→・・・」とつなげてしまう、ある種の連続的世界観こそ、「人間型ゲシュタルト」の特徴ではないかと思います(もちろん、これはねじさんの考え方を否定しているのではなく、「人間型ゲシュタルト」の特徴を説明するのに、ちょうどいいタイミングだと思い、使わせてもらっています)。私たちは、こういう発展のさせ方をよく何気なくやっています。

そういう意味で、八元数は、ある種の枠組みを生み出す「境界」的な役割を果たしているのではないだろうかと、考えます。つまり、その内部と外部を「断絶」させているような存在です。その意味でも、八元数は、ヌースの「元止揚」の位置に相当するψ7〜ψ8辺りに来るのは都合がいいと思います。

つまり、
(1)ψ1〜ψ2⇔一元数体(実数)
(2)ψ3〜ψ4⇔二元数体(複素数)
(3)ψ5〜ψ6⇔四元数体(ハミルトン数)
(4)ψ7〜ψ8⇔八元数環(ケーリー数)
だと面白いと思うのです。ただし、これらだけでは不足だと思います。
複素数、四元数、八元数はやはり奇数観察子側のような気がしますので、偶数観察子側は分離複素数、分離四元数、分離八元数を用意しなければいけないように思います。

分離複素数(スプリット複素数)は、複素数の虚数単位iの代わりに、i'^2=1でかつi'≠±1となる虚数単位i'を導入した概念です。

No.314 - 2008/07/09(Wed) 23:47:13

4次元時空と光との関係 / Φ=WHY? [ ]
特殊相対性理論は「特殊相対性原理」(ローレンツ変換の下で物理量が不変)と「光速度一定の原理」からできています。

「光速度一定」つまり「光の速さはどこから測っても一定である」ということを式で書けば、
v=c
ところで、速度の定義から、v=√(Vx^2+Vy^2+Vz^2)=√{(dx/dt)^2+(dy/dt)^2+(dz/dt)^2}
ですから、結局、
√{(dx/dt)^2+(dy/dt)^2+(dz/dt)^2}=c
となります。両辺を2乗すれば、
(dx/dt)^2+(dy/dt)^2+(dz/dt)^2=c^2
両辺に(dt)^2を掛ければ、
(dx)^2+(dy)^2+(dz)^2=c^2(dt)^2
となり、
となります。ここで、dx→△x,dy→△y,dz→△z,dt→△tとすれば、
(△x)^2+(△y)^2+(△z)^2−c^2(△t)^2=0
ですから、(△s)^2=0
つまり、4次元時空における時空距離がゼロであるものが「光線ベクトル」(ナル・ベクトル)というわけです。

No.315 - 2008/07/10(Thu) 00:17:52

確かに観察される側の立ち位置を忘れてますね / ねじ
それが分離複素数かぁ余りよく調べてないのですがそれの分離四元数はこれから作り出さなきゃならないってことですね…難しい領域に踏み入れちゃった感じ
あのブラトン立体が忽然と実数成分として現れるところは正直光速度を越えちゃったイメージしてまして一人はとられ一人は残る
見えた瞬間他の人からは忽然と消える感じを覚えました

No.316 - 2008/07/10(Thu) 03:47:57

プラトン立体について / Φ=WHY? [ ]
> シリウス革命のP422〜P423図25:調整質のカタチ一覧表を見てくださいプラトン立体表示備考と一緒に見てくださいψ1〜4ψはひとまずおいといてψ5ψ6(四元数)ψ7ψ8(八元数)ψ9ψ10 (十六元数)のプラトン立体表示グレーの実線表示が見て取れると思います。僕が観察観測行為をいつもする表相球の向こう側に隠れている虚数成分スクリーンにプラトン虚数立体が現れているのではと考えましたψ11ψ12は忽然と実数成分としてプラトン立体が現れる!?

この『シリウス革命』のp.422〜p.423の図25については異論があります。おそらく、現段階のコウセンさんのプラトン立体に対する解釈も変わってきている、というか、さらに進んでいると思われます。実際『光の箱船』のp.262〜p.263の図27では、
ψ5〜ψ6:正4面体と逆向きの正4面体のペア
ψ7〜ψ8:正6面体と正8面体のペア
ψ9〜ψ10:ベクトル平衡(立方八面)体と菱形12面体のペア
ψ11〜ψ12:正20面体と正12面体のペア
となっていますし、その後の解釈はもっと進んでいるでしょう。

私自身も、プラトン立体をある種の精神のイデアの形に位置づけていくのなら、数学の群論に登場する「ルート・ベクトル」というものによって構成される「ルート図形」とうまく対応させる方がいいのではないかと考えます(したがって、「カルタン分類」などとの対応も考えなくてはならないと思います)。なぜそうした方がいいかと言いますと、この「ルート図形」というものが、素粒子の構成空間を語る上で重要な鍵となっていると思うからです。実際、電子・ニュートリノと関係のあるSU(2)群に対するルート図形は、「(原点を中点とする)線分」ですし、クォークの結合と関係のあるSU(3)群に対するルート図形は「正6角形」です。ちなみに、この「正6角形」は、「ベクトル平衡体」の切断面として見ることができますし、その「ベクトル平衡体」は、中間子(メソン)の構成と関係のあるSU(4)群に対するルート図形になっています。

このルート図形をベースに考えるなら、
ψ5〜ψ6:線分(1次元ルート空間)
ψ7〜ψ8:正4角形(2次元ルート空間)
ψ9〜ψ10:正4角形+各辺の中点(2次元ルート空間)
ψ11〜ψ12:ベクトル平衡体(3次元ルート空間)
ψ13〜ψ14:ベクトル平衡体+4つの点(3次元ルート空間)〜正24胞体(4次元ルート空間)
という感じになるのではないかと考えます。すると、
ψ3〜ψ4:点を作るための点(?)(1次元ルート空間)
という感じになり、これは「対象」としての点ではなく、「観測者」としての点という感じです。

2次元ルート空間(これが私たちの「知覚正面」だと思います)について、少し補足しておきますと、2つの正4面体の相貫立体である星型8面体を2次元平面に投影したような図形になるのが、2次元ルート空間に描かれた「G2格子」というルート図形です(おそらく、これがヌースの「水の鏡」です)。「カゴメ」の図(六芒星)と呼んだ方がわかりやすいかもしれません。これが八元数の心臓部とも言える八元数の自己同型空間を表現しています。

それに対して、四元数の心臓部とも言える四元数の自己同型空間を表現したものが前述の「線分」であり、「A1格子」というルート図形です。この「線分」こそが、私たちの暮らす3次元空間に相当するのです。私たちの暮らす3次元空間は、四元数の純虚数部分からなる空間としても表現できます。それが半径1の3次元単位球面S^3というわけです。つまり、私たちの暮らす3次元空間だと思っているものは、イデア的な世界においては、たかだか1次元の線分(あなたとわたしを結ぶ視線?)にすぎないというわけです。

ちなみに、分離複素数だけでなく、分離四元数や分離八元数も既に定義されていますが、きちんとわかろうとするとかなり難しいです(苦笑)。

No.317 - 2008/07/10(Thu) 06:53:49

時間と別れられない私たち / Φ=WHY? [ ]
そうそう、四元数としてあまりに美しい式があります。
(1)α・β=−1/2(αβ+βα)
(2)α×β=+1/2(αβ−βα)
ただし、αβは四元数α,βの積ですが、α・βはα,βをそれぞれ3次元ベクトルと見なしたときの「スカラー積」(内積)、α×βはα,βをそれぞれ3次元ベクトルと見なしたときの「ベクトル積」(外積)です。
つまり、(2つの四元数の積)=−(2つの3次元ベクトルの内積)+(2つの3次元ベクトルの外積)となるわけです。

この四元数の式を眺めていると、cave syndromeの『時間と別れるための50の方法(16)』の図1に登場するψ4側の直径は(1)と、ψ3側の直径は(2)と関係があるような気がしてなりません。

No.318 - 2008/07/10(Thu) 08:04:31

さすがだ / ねじ
勢いにまかせて掘りまくっていったら異常な投稿数…ボクはありがたいΦ=WHY?さんの高等数式をあろうことか円柱状に丸め込んで道端に立っている電柱にトポロジっちゃう
何がいいたいかよーするにその電柱にションベン引っかけてマーキンぐぅ〜
いつでも検索できるように見通しよくしたかったんで

(ここの階層は虚空間の在処みたいなイメージを専門知識を持ってない人でも何とかイメージできるジャンって一応なっているかな(笑))
奇数の次は偶数もアルよ〜んってオチもついたところで

ここらで項目替えませんか?って書こうとしたらもうすでに察知してらっしゃる

改めてさすがた!

No.320 - 2008/07/10(Thu) 15:54:37
ヌース理論との出会い。 / D I E F O R [九州] [20代] [ Home ] [ Mail ]
ヌース理論の周辺にはいわゆるニューエイジやスピリチュアル系の方々だけではなく、物理学や数学や生物学といった理系の方、芸術や哲学・思想といった文系の方など、実に多種多様なジャンルの方々がいらっしゃるように思います。

そういった多様なジャンルの人々を惹き付けてやまないヌース理論の魅力はさておき。

ぼく個人が素朴に気になるというか、よかったら教えて頂けないかなーと思うのは、そういった多様なジャンルの方々(みなさん!)が、どういった経緯でヌース理論と出会ったのかなーというところです。

だって(ぼくがこんなこと言っちゃうのもなんですが)ごくごくフツーに生活してたら、まず出会わないじゃないですか!?(何が“フツ―”なんだ!と問われると、困っちゃいますが(^▽^;)一般的にってことです。)

でも、少なくともこの掲示板に来て、今まさに!この文章を読んでいる皆さんは何をどうしてか(笑)出会ちゃったわけですよね。

で!ぼくはそこにすごく興味あるんです。皆さんがヌース理論に出会ったきっかけみたいなもんですね。もっと大雑把に言っちゃえば、「どこをどうやってここまで辿り着いちゃったんですかー?(笑)」てところですね。

まあ、少しこの掲示板も落ち着いてきたようなので、こんなスレッドもどうかなあとσ(^_^;)

というかですね。本音をぶっちゃけるとアクセス数に比して書き込みが少ない!(´;ェ;`)うるうる。←スタッフサイドの涙。

てことで、ATRIUMに訪れた皆さん。(あなたのことですよ!)
ここらで気軽に、自己紹介がてら、皆さん一人一人のヌース初体験を赤裸裸にアピっちゃいませんか?

No.215 - 2008/05/19(Mon) 17:00:13

Re: ヌース理論との出会い。 / uland [関東] [50代] [ Mail ]
こんばんわ、また新しい掲示板ができて喜んでいる一人です。僕は、数年前に図書館の精神世界コーナーに「シリウス革命」と「人神」が置いてあったので、半年間借りては読んでいました。
 ぺらぺらとめくってみたら、ラカンのシーマLのことが書いてあって、面白そうだと思ったのです。
 でも、どこかで聞いた名前だなと思って調べてみると、10年前にたま出版のホロニックマインドクラブという会に入っていまして、半田さんのビデオを持っていたのです。当時は白い研究服のようなものを着ているなんか変な人が わけのわからない用語を使って話をしていると思っていたことを 思い出しました。
 僕の場合は、多くの皆様と違って、自己啓発系精神世界系の立場から興味を持っています。

No.216 - 2008/05/19(Mon) 19:46:19

Re: ヌース理論との出会い。 / zanki [関東] [ ] [ Home ]
賛成、私も聞きたい。
No.218 - 2008/05/19(Mon) 20:33:45

Re: ヌース理論との出会い。 / ねじ [ Mail ]
初めましてDIEFORさん。僕がここに出会った原因は耐震偽装で役所の認可待ち 今年はいってから3ヶ月以上仕事なし(笑)その間に時間人生最大級の読書週間に当ててたからです。自分はこの宇宙の構造や仕組みに興味があり本屋でいろいろ物色しまくり最初は「神との対話」シリーズにはまり(神との直接対話チャネリング本)ワープする宇宙とか宇宙をプログラムする宇宙とか読んでいました。数学とか物理は出来ないですが読み物としては昔から好きでした。なにせ二十年ぶりに本を読みだしたので最新の物理学に感心していましたが、ふと次のような言葉が浮かんだのです「無限に膨張し続ける宇宙ってのを受け止める器って何だろうか?…」ふと思ったウツワがボクに衝撃を与えました。ビッグバーンの疑問点が現れたのです。外に爆発したのに器の大きさが書いていない。アインシュタインが何かを見落としてるってこのことなのかぁ〜?ジッとあのプランクスケール大の極小点を思い浮かべるとあの大きさよりやや小さければ無限膨張宇宙を閉じ込められる。宇宙は始まりの点の大きさよりわずかに小さいブラックホールの中の真ん中でビッグバーン爆発が起こったのだと思い付いたのです。最極小のモノが最極大のモノの入れ物だ!!それから自分なりの思考実験をしてゼロポイントで永遠に死なない最初の意識(神)が夢を見続けることで宇宙の全ては出来ている全ては幻だぁ〜虚i=夢そしてまた発見していない重力は意識がパートナーだと思い、やがて人間の意識が次元と関わり少なくとも八次元までは肉体を持ったまま次元上昇出来うると考え付いたのです。それからアセンションとかも気になりだして数学的にも物理的にも書いてありそうな本を物色パラパラとめくってグラフ的な絵が書いてあったのでこれでイイやと思った本が「人神」でした。自分も飛んでるなと思ってましたが、いやはや半田さんは途轍もなくぶっ飛んでる(笑)皆さんコレがヌースにアクセスした経緯でした…ねじです。まだまだ人神は理解出来てませんが何卒よろしくお願いしますm(u_u)m
No.219 - 2008/05/19(Mon) 22:48:23

Re: ヌース理論との出会い。 / ラ・ムー子 [関東] [ ]
D I E F O Rさん

ラ・ムー子です。
ヌースとの遭遇ですね…
あれは、大阪に赴任していた時でした。
もともと、精神世界系なヤツでしたので、家への帰り道による、巨大な三省堂書店の、お決まりの精神世界コーナーへ…
自分の場合は、いつも目が勝手に本に誘われること多し。
それでその日(十数年前ですね)も、同じようにコーナーに行くと、ばっと目に入ってきた、ぱっと手にとって見たのが、旧「人神」でした。
中身をぺらぺらと見て、衝撃が走り…
さすがに直ぐに買わない自分でも、即効即買いでした。

それ以前からは、どちらかと言えば神道系って傾向で、もともと祖父の代から天理でしたから、それから派生して、大本、金光教、黒住教というのが一連の流れだと説明する、日月神示に始まり、その後継の書と言われる、日水月伝文、それからカタカムナ、ホピの予言、13の月(マヤンカレンダー)、その他を読んでいました。
その複線としては、小学校の3年ぐらいでしたか…
大人向けの科学書、相対性理論、宇宙論なんかを、あまり読みたいとかではなくて、なんとなく手にして、意味が分からないのに何回も読んでいることが多かったのと、ギリシャ神話とか、エジプト文明とか、古代文明に興味が強くて、やはりマヤには強く惹かれました。
ああそう言えば、ホセ博士のインタビューが先日読売新聞に掲載されていましたが、13の月、マヤンカレンダーでの生活とかにも、興味があって、やってましたね。
一番大きい影響?は、前職のセラピストに関わることでしたが、そういうことの集大成的に、意識に浮上してきたのが、ヌース理論でしたから、その過程って言うのは、けっこう重要だな〜って、自分では思います。
宇宙論と原子素粒子論が、量子論への布石となって、微々たる知識が自分の中にあったので、ヌース理論とであった時に、神(宗教的なもの)と科学が、行き着く処は同じだろう、
という子供の頃からの直感が、ぴたっときたように感じました。
神霊研究とかも、していましたから、それも、ぴたっと来ました。
古事記に書かれていることとか、エジプト神話とか、ギリシャ神話とか、アフリカ神話、パプアニューギニアの神話とか、アボリジニ、ネイティブアメリカン、それらが伝えてきたことが、その元々のモノが、一つである、その直感の、裏づけ?のように感じるのですね。
推進方因、真因、本因。古事記の三神ですよね。
神霊研究のなかでも、高級神霊が言われていたのが、
在・存・秘、(順が逆ですが…)という法則・働きでした。
こらはまるきり、そのものですね。
どんな言葉で表現されていても、その意味するところは同じ、それがヌースでは?そう思っているのです。

No.221 - 2008/05/19(Mon) 22:52:41

Re: ヌース理論との出会い。 / Ricardo [関東] [30代] [ Mail ]
DIEFORさん、新しいトピの立上げありがとうございます!


私のヌースとの出会いは近所に出来た巨大な本屋さんをブラブラ物色していた時に見つけた「シリウス革命」ですね。
昨年の10月のことですので、まだまだ初々しいヌース初心者です(笑

私の母がキリスト教徒なんですが、私の意志に関わらず幼少のころに強制的に洗礼を受け教会なども通ってたわけですが、いい事言う割には歴史的な経緯踏まえても矛盾がいっぱいだし、そもそもキリスト教ってなんだ?から始まり、仏教ってなんだ?宗教ってなんだ?当時の新興宗教も含めてと我流で研究(と言っても中学生のレベル)してる内に、神智学のチャクラの本を図書館で見つけ、本屋で探して購入。意味もわからず未知の世界に興奮してました。

高校時代はいったん間をおいたものの、大学時代に神智学大要全巻購入(購入だけ・・・)、その他にニューサイエンス系の本を買いあさって読んでました。
タオ自然学、還元主義を超えて、ガイア〜地球は生きている、等々
と並行して神智学から、シュタイナー、クリシュナムルティ、バシャール等のチャネリング系等への本も物色。(いずれも読みかじり程度・・・)
社会人になってからは成功哲学系、神との対話、江原啓之、等を読むも、全然納得感を得られないまま迷走していたところでヌースと出会いでした。
「シリウス革命」を読んでこれは面白い!と思って「人神」「光の箱舟」も入手(人神は新版)しました。

サイト(旧公式サイト)を見てみたら、過去に東京レクチャーもやってたじゃん!なんて悔しがりながらも、今のタイミングで出会ったのも自分の中の積上げと求めるタイミングがあったんだろうな、と思ってます。

No.223 - 2008/05/20(Tue) 22:37:18

Re: ヌース理論との出会い。 / ユル☆ [関東] [ ]
みなさまはじめまして☆

いつも興味深く拝見しております。
自己紹介的なものと認識しましたので、勇気を出して書き込ませていただきます。

わたしは一昨年自分自身がとてつもないことになってしまって、自分の身に何が起きているのかHPや精神世界の本などで探っていて、シリウスで検索したところヌース理論のHPに行き当たりました。
半田さんの講義の内容も実に納得のいくご説明で、まだ全てを把握できていませんが、すごく共感させて頂いております。
しばらく体調的な変化のせいで考えるという作業が出来なくなった時期がありましたので、最近になって復帰してきたので、またHPを拝見していたら以前目にとまらなかった(デジタルちっくなデザインで♀には少しとっつきにくかったので 汗)シリウスファイルを発見しまして、アセンションについてものすごく的確な表現だったので、今現在わたしの研究資料として拝見させていただいております。
そして少し遅いのですが平行して半田さんの著作3冊も読ませていただいている最中です。
過去ログも少し拝見したところ半田さんもおっしゃっていましたが、シリウスファイルを解読するにあたって著作本を先に読んだ方がなるほどわかりやすいなーと思いました。
わたしの真実と同期する文や人に今まで出会うことができなかったので、勝手に親近感を覚えてしまっています。
東京の講演があればぜひおじゃまさせていただきたいと思っております。
これからもどうぞよろしくお願いします。

No.224 - 2008/05/21(Wed) 01:56:55

Re: ヌース理論との出会い。 / Φ=WHY? [ ]
そろそろ顔を出してもいいかな(笑)。Φ=WHY?です。最近は、古くからヌースに関わっている人がこうした掲示板にあまり書き込みをなさらなくなったことが少し残念ですね。お蔭で私もヌースに関わった者としては比較的新参者のはずなのですが、今ではベテランの部類に分類されてしまう(苦笑)。

私はどちらかと言えば科学畑の人です。ヌースとの出会いについては、話せば少しばかり長くなるかもしれません。とりあえず、出会いの背景から…。

まず、私たちが小学校以降に学んだ「何となく」わかったつもりになっている「科学的常識」を積み上げれば、だいたいこんな感じになるのではないかと思います。

「宇宙はすべてが凝縮された1点が「ビッグバン」という大爆発を起こして、4つの力が分化していく過程の中で、素粒子→核子→原子→分子となって、『物質』が生成し、さらにそれらが化合し、酸・塩基→有機物(糖質・脂質・蛋白質)→核酸(RNA,DNA)というようにより高度な物質が作られるようになった。そして、次の段階では、その核酸を自己複製する『生物』が誕生した。生物は微生物から動物・植物・菌類に分かれて発展し、中でも動物は無脊椎動物から脊椎動物へ、さらに、その脊椎動物は、魚類→両生類→爬虫類→哺乳類へ、その哺乳類の中で最も進化した霊長類から枝分かれして、『人類』が誕生した。そして、人類は、狩猟・採集生活→農耕・牧畜生活→古代奴隷制→中世封建制→近代の絶対王政→現代の資本主義経済というふうに歴史を歩んできた。」

中学・高校の頃だったか、この科学的常識人であればほとんど誰もが「当然」だと受け入れている『物質』→『生物』→『人類』という流れの中に、トンデモないミッシング・リングがあることを知ったとき、私は衝撃を受けました。『物質』がなぜ生まれたか、『生物』が核酸の上になぜ生まれたか、明らかに他の生物たちとはその発展の仕方が異なるような『人類』という存在が霊長類の中になぜ生まれたか、その解がないことに驚きました。

たったひとつの(科学的)創造原理によって、『物質』→『生物』→『人類』という流れとともに、各存在が誕生したとする科学的常識の基礎をなすはずの、たったひとつの(科学的)創造原理とはいったいどんなものなのだろう、ということに興味を持つようになったのはその頃です。しかし、その時点での科学は私に満足をもたらす解答を与えてくれませんでした。もちろん、自分自身の理由としても、その時点での私の理解能力を超える分野についての勉強不足だったことがかなりありました。

そこで、もう少し枠を拡げて、それまで嫌っていた精神世界やニューサイエンスといった分野の本や、ちょっとトンデモと思える本まであさって読んだりするようになりました。たいていの本は科学とは切り離して扱った方がいいような類の本ばかりでした。科学を批判しながらちっとも論理的でないものや、安直に都合のいい神を設定してきちんとした説明を怠っているようなものにはうんざりでした。

その中で最初に気になった著者が「進転論」と呼ばれる独自の説に基づく一連の著作(1984.1〜1992.6)を出しておられた小沢直宏さんでした。彼の本の多くは既に絶版になっていますが、独自の階層的進化構造の下に、広義の時間と空間を結合させてすべての存在が誕生したという、とても個性的な理論で興味を持ちました。残念ながら数学・科学的な定量化した手法ではありませんが、その階層性を踏まえた段階的進化がユニークでした。その後、東晃史さんの「万能量子論」(1991.5〜1995.4)と呼ばれる、これまた一件怪しげだが、定量性を持ち得る独特な進化の理論に興味を持つようになりました。この理論の基礎としては、物理学の最小作用の原理に基づく「転がる時計」という仕組みがあり、それゆえに計算できる可能性を持っているように見受けられます。彼の本の多くもまた既に絶版になっています。

そのように、この宇宙の全存在を、その発展形式の中で、統一的に把握できる可能性をもった唯一つの(科学的)創造原理を探している過程において、私は半田広宣さんの『人類が神を見る日』初版(以下、旧『人神』と略す)と出会ったのが、ダイアナ妃やマザー・テレサが亡くなった年と同じ年である1997年でした。

精神世界のコーナーに新刊として山積みにされていた旧『人神』を最初目にしたときは、表紙のオウムガイからして「こりゃ、怪しい!」と思いました(笑)。ところが、チャネリングのくだりから始まる割りには、不思議と怪しく感じませんでした。批判的に見れば、科学や哲学の旨みを上手に寄せ集めた、まだ理論とはいい難い小説仕立ての内容でしたが、そういうことを超えて、なんて言うか、他には類を見ない独特な奇抜さで生身を揺さぶるドライブ感がありました。「人間型ゲシュタルト」だの、「シュレーディンガー・ルーレット」だの、わかりそうでわからない怪しげな用語を駆使するその向こう側には、どこか人間の認識レベルにおいて抜本的な変革を突き付けてくるような、安易に排除してしまうことをためらわせるような何かを感じました。それが私と「ヌース理論」との出会いでした。(その後、ヌース理論の骨格とも言える観察子体系の全貌については『2013:シリウス革命』を一気に読んでぼんやりと見えてくるようになりました。)

そのヌース理論の原典というかソースと言えば、「シリウス・ファイル」ですが、これは何度読んでも難解ですね。例えば、こんな感じです。

交信記録19911123「生命とは。」「内面性が反映を持ったもの。付帯質が反映される次元が内面性に持ったもの。交差の状態が見えるもの。形質が共振するもの。付帯質に交差を持つことができなければ生命ではない。」

…「シリウス・ファイル」の文法構造は私にはいまだもって謎です。

No.227 - 2008/05/22(Thu) 10:48:58

Re: ヌース理論との出会い。 / 池田剛 [ ]
ヌースにきている理由は至高性ですね。

これ以上はないという意識性、そういう至高性を求めてやってきているように思います。

思考でそれが獲得できるということはNOOS理論で知りました。

Φ=WHYさんの文章とかでもかなりぶっとびますしね。

DIEFORさんの文章もイイです。

No.289 - 2008/07/03(Thu) 09:49:37
すいませーん。 / D I E F O R [九州] [20代] [ Home ] [ Mail ]

議論が白熱しているところ申し訳ないです。

ぼくはまだまだまだまだヌース理論お勉強中なので皆さんのお話には正直言って恥ずかしながらさっぱり(・−・)なのですが、これはいちスタッフとしてというより、ATRIUMを立ち上げさせてもらったものとしては、ここが皆さんのお役に立てているようで何より嬉しいです!アクセス数も一万をゆうに突破致しました。ホント心より皆様に感謝感謝です♪今後とも何卒、ATRIUMをご愛顧(?)下さいますよう宜しくお願い申し上げます<(_ _)>

で、こうゆう業務事項ならNOOS ACADEMEIA.BLOGに書けよアホ!と言われそうなので、一つまたみなさんにお聞きしてもいいですか?といっても、対象が限られてしまうので恐縮なのですが、、、。

ぼくが知っているところでは、ヌース理論はいわゆる何と言うんでしょうかいわゆる学者や研究者肌の方だけでなく、結構、クリエーター関係の方々にも支持されてる印象があるんですね。

そこで、ですね。このATRIUMは見ているだけで、書き込みをされない方が多いので、もしいらっしゃったら是非名乗りあげて欲しいのですが。笑

クリエーター関係の方々にお聞きします。(ジャンル問いません)
あなたがヌースに惹き付けられる部分はどういったところにあるのでしょうか?また、そのヌース的な概念は、あなたの作品やその思想に果たして影響を与えているのでしょうか?

No.285 - 2008/06/24(Tue) 15:12:55

Re: すいませーん。 / mashimashi [東海] [40代] [ Mail ]
絵描きをしています。
ヌースとの出会いは影響なんてもので表せない位、自分のものの見方を大きく変えてくれたと思います。
この世界にある様々な生き物、植物や鉱物。
それらがどういった目的で創造されたのか?という、存在の役割や目的といった所にまで自分の意識が入っていくと、当然ながら表現そのものが大きく変わって来ます。
今は何を見ても「人間」に見えるようになってきました。
また、先日ぼんやりと月を眺めていた時も、「あぁ月は地球なんだぁ」と気づき、太陽系の各惑星まで全て地球なんだと思うようになりました。
ただ思うだけじゃ無く、そうしていると行動も変わって来ますので、ヌースはボクにとっては「使える!」理論です。
モノを外側から見るのと同時にカタチの中に意識が入っていって、内側から仰ぎ見るような見方の獲得。
これは想像力を何倍にも膨らめてくれますね。
また「モノの名」も深く見つめた時に、その存在が存在している「本当の名」というものを発見し、自分なりにふさわしい名前を付け直し、その名で呼んだりもしております。
「創造とは名前を付けること」
まさにヌース用語などは、ただそれだけで別の概念をもたらしてくれますね。
ありがとうございます。

No.287 - 2008/06/26(Thu) 08:54:34

Re: すいませーん。 / rinetix [中国] [20代]
当初、私自身の個人的目標(lifework)として時空をどの様にわかりやすく映像表現として具現化するのか?という問題について取り組んでいた時期があります。NOOS理論に触れる以前からだったのですが、NOOS理論に触れたことで、その事に対するブレイクスルーが見つかった経験があります。
あっ、この方向性でいいんだ。という奇妙な納得感だったのですが、今でもそのころの高揚感は覚えています。
そもそも、NOOS理論の目指している方向性と、自分自身の中からできてた思考ツールが似ていたということもあり、「光の箱船」「シリウス革命」と難なくその構造的価値観を取り入れることができたというのも大きいですね。
あとは、汎用度の高さということろでしょうか。
汎用度といっても、NOOS理論そのもののというよりは、経験的価値を整理するための思考ツールとして、多様な概念を包括的かつ統合的に内包しているという部分が魅力ですね。

No.288 - 2008/07/01(Tue) 06:31:24
以下のフォームに記事No.と投稿時のパスワードを入力すれば
投稿後に記事の編集や削除が行えます。
123/300件 [ ページ : << 1 ... 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 >> | 画像リスト ]