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記事No.3574に関するスレッドです


御園座初日 / mori
皆様、こんばんは。

本日は姉と姉の知り合いお二人の四人で観覧して、先程、安城の姉の所に戻って来ました。
先程までの投稿は携帯からの速報版でしたが、これからはパソコンからですのでもう少し詳しくお伝えします。

私のようなボキャブラリーの乏しい人間にはなんと表現していいのかわからないのですが、とにかく亜矢姫は天才です。
完璧な芝居、完璧な台詞、ただの一度も台詞を噛んだり、忘れたような部分はありませんでした。
その上、亜矢姫の言葉は言語明瞭ですからものすごく解りやすいです。
芝居は軽く笑いが出るような部分もわずかにありましたが、殆んどはシリアスな内容です。勿論、感動的で本格的な芝居です。
他の方々に決してひけはとってはいなかったと思います。

劇中では何度も場替えがあるのですが、その度に亜矢姫の衣装も替わります。
最初はお嬢様風の着物、そして徐々にパンフレットのようなきりっとした男衣装になります。
そしてこの芝居の特筆すべき点は、亜矢姫による浪曲調の語りが随所に入っていることです。
これは、演出の堀越氏が亜矢姫の特質を感じ取りあえて取り入れて下さったそうです。
まずは芝居の冒頭で幕が開くと・・・詳しくは書けませんが、その他にも場替えの時には場内が暗くなり舞台の準備があるのですが、
その間は亜矢姫の浪曲調の語りによって次の場面の説明が行われます。
それにしてもあれだけの台詞、よくも覚えられるものです。

第二部のショーも普段のコンサート、劇場版スペシャルとも一味も二味も異なります。
オープニングは藤秋会の皆さんによる三味線の合奏で始まり、「流れて津軽」へと続きます。
そしてトークが入るのですが、何度も何度も緊張したという言葉出てきました。
ショーはダンサーが付いたりしてとても華やかです。勿論、初めて聴いた歌もあります。
そして、田中健さんのケーナによる「帰らんちゃよか」は必聴ものです。また、「コンドルは飛んで行く」の演奏も素晴らしかったです。

「梅川」は葵好太郎さんとの二人芝居ですが、日本舞踊も入りしっとりと魅せてくれます。
最後の歌は「おてもやん」なのですが、亜矢姫の衣装(真っ赤な浴衣のような着物)の可愛らしいこと、
バックダンサーの方と一緒に楽しく踊りながら歌われます。
そしてエンディングは全ての出演者が勢ぞろいされるのですが、50名くらいですいから壮観です。
ショーの衣装も振袖は勿論、シルクハットに燕尾服、ミニドレス、ロングドレス等、着替えも頻繁です。
いつものコンサートと違って他の方が場を繋がれるので、衣装替えの時間がとり易いからでしょう。

まだ初日なので、これ以上は詳しく書けませんが(私の表現力の無さもあるのですが)とにかく素晴らしいです。
今日も「満員御礼」でしたが、明日以降も大盛況になることと思います。
どうか最後まで無事に勤めあげてもらいたいと思います。
大成功間違いなしだと思います。これから観覧される皆様、きっと皆様の期待以上だと思います。
明日の11時の部を見て帰広したいと思います。

目から鱗様、松山は寒かったですね。座長公演、素晴らしいです。

PS:
ロビーで販売されている「プログラム」は有料なのですが、内容は充実しています。
色んな方々のメッセージや対談が掲載されており、読み応え満載です。

それから今回は歌手仲間や作詞・作曲家の方々からの花は一切ありませんでした。
亜矢姫への花は個人や企業からだけでした。一番多かったのは葵さん宛の花だったように思います。
リサイタルの時の花を見ているので、初座長公演の今回はとてつもなく多くの花が並んでいるのではと思ったのですがそうではありませんでした。
おそらく、他の出演者の方々への配慮ではないかと勝手に推測しました。

No.3574 - 2012/05/12(Sat) 19:16:48