金融だけをコントロールしていれば経済を完全に支配できる。金融を自由化さえすれば、金融商品はひとりでに値上がりして経済が良くなるという考えをマネタリズムと申します。この考えはケインジアンとは異質な考えでこの掲示板でいえば、トロピカル氏がこの考えをとっている。しかしどうだろう?金融商品を沢山生みだし、6000京円もの不良債権を世界中にばら撒いた金融資本主義は成功しただろうか?この考えの教祖様フリードマンはチリで30年前新自由主義を実践してチリ経済を破壊して民衆を暗CENSORED極悪非道を強いて最後は新自由主義一派はチリから追放になったという歴史がある。誰かさんの性根が腐っているのもここに起因するのである。金融至上主義なんか信仰していれば性格も悪くなるし、友達もいなくなるでしょう。
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No.885 - 2009/03/17(Tue) 23:22:47
| ☆ Re: マネタリズムと新自由主義批判 / 名もなき輩 | | | ヘリコプター・ベンことバーナンキ議長がついに長期国債買入決断しましたね。彼はデフレ研究の第一人者ですから1930年代の日本の高橋是清翁の政策を想定しているのでしょうね。恐慌からの早期脱出に成功した高橋翁の金融財政政策は世界的にも経済学者の間で評価されてるそうです。今回のFRBの決断どうなりますかね。今のところ市場の反応は米国長期債10年もの利回りは3.0%→2.5%へ強烈な急低下。ドルはほぼ全面安。株はまずまずの上昇。金はインフレ期待から急上昇。マクロ経済学の壮大な実験が始まった感じですね。恐慌脱出の決め手となるか、OR新たなバブルの起点となるかOR恐怖のハイパーインフレか? ちょうどいいタイミングで岩田規久男氏の新刊が出たみたいなので読んでみようと思ってます。高橋翁の政策にも触れてるようで面白そう。
http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20090317
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No.893 - 2009/03/19(Thu) 17:23:59 |
| ☆ Re: マネタリズムと新自由主義批判 / リトル愚礼 | | | 詳しくは調べている最中ですが、 あのマーガレット=サッチャーもマネタリズムの「被害者」のようでして・・・ ネオリベどもの言われるがままにカイカクを推し進めたら失業率が当然激増、そしてお約束のコンボで犯罪率が激増。 「国を潰すために改革を行ったわけではない」といわんばかりにサッチャーは積極財政に転換。 フリードマン博士からは「変節」と批判されたが、鉄の女は歯牙にもかけなかったのは言うまでもない。
ただ、積極財政といっても「リフレ政策」という妙な代物でして。
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No.895 - 2009/03/20(Fri) 06:58:52 |
| ☆ Re: マネタリズムと新自由主義批判 / ケーキ屋 | | | >名もなき輩 様 ●有効需要の原則を元にアメリカ政府やFRBは政策を組み立てているという事でしょうね。
>リトル愚礼様
●ウインブルドン現象 がイギリスに本当に幸運をもたらしたのか疑問ですよね。竹中平蔵あたりがその辺を高く評価しているところを見ると碌な物ではないということは想像がつきます。
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No.896 - 2009/03/20(Fri) 14:39:23 |
| ☆ Re: マネタリズムと新自由主義批判 / リトル愚礼 | | | ケーキ屋様
>ウインブルドン現象
な、何でしょうかこれは? そもそも「リフレ」なる言葉を知ったのは、 「日本経済10%成長の会」の丹羽博士の論文で、 サッチャーが積極財政で経済を立て直した、ということが書いてあって、調べたら出くわしたもので。
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No.897 - 2009/03/20(Fri) 15:10:07 |
| ☆ Re: マネタリズムと新自由主義批判 / ケーキ屋 | | | >リトル愚礼様へ
●出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: ナビゲーション, 検索
ウィンブルドン現象(-げんしょう)とは、市場経済において「自由競争による淘汰」を表す用語である。特に、市場開放により外国系企業により国内資本企業が淘汰されてしまうことをいう。ウィンブルドン効果とも呼ばれる。 ーーー引用終わりーーー
サッチャーの積極財政とはフォークランド紛争の事だと思います。確かに戦争をすれば景気は良くなるでしょう。ウインブルドン現象につきましては上記で宜しいと思います。
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No.898 - 2009/03/20(Fri) 15:49:52 |
| ☆ Re: マネタリズムと新自由主義批判 / 名もなき輩 | | | 世界中の中央銀行がすさまじい金融緩和(信用緩和)やってますが、いずれ景気が上向いたとき、よほど上手くマネーの回収(出口戦略)やらないと物凄いことになりそうですね。あらたなバブルの種になりかねない。ちょうど小泉政権下での大規模なドル買い介入と低金利が円安バブルを生み、円キャリーの形で全世界で資産バブルを引き起こす一因になったように。不況時にマクロ政策で需要喚起するのは当然だが、副作用もあるということですね。もっとも景気が上向かず、ペーパーマネーたるドルの暴落、米国債暴落、GOLDの暴騰、ハイパーインフレの可能性も残されているわけですが。 「ヘリコプター・ベン VS マーケット」 勝つのはどっち??
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No.907 - 2009/03/21(Sat) 20:40:41 |
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