私自身の偏見で言うと、化粧は「顔に雑巾かぶるようなもの」です。できるならしないで済ませたいもの。
どう考えたってお肌によくない、と信じているので。美白効果とか、いろんな効能を100%信じていないので化粧しないこと自体に罪悪感(?)はないです。まあ、20年後の保証はないですけども。
社会に出てからも実はほとんどしないでやってきたのですが、たまに「社会人になったら化粧は礼儀だ」とか言って咎められます。そう言われるたびに、面と向かって「化粧をしないと見られない顔だ」と言われてるような気がしてならないんですが…^^;。
田舎から都会へ出てきたわけだし、働きだしたら会社へ行くときくらいは化粧もしなきゃな、と思っていたけど忘れがちな私がいます。やっぱり習慣でしょうね、これも。
あ、そうそう。化粧をしないと顔色が悪く見えるのを気にする人がいて、ファンデは塗らないけど口紅だけは塗るという人もいますね。(かくいう私もそうだったんですが。)
- みけ
- 2003/05/09(Fri) 00:18 [272]
はじめまして。
私にとって化粧は「日焼け止め」が目的です。
だから時間がないときはすっぴんで行って一日そのままだし、雨の日が続くと化粧ナシの日も多くなったりします。
>本当にみんな、化粧した後の方がきれいに見えるという自信があってやっているのでしょうか。
でこぼこが隠れてつるりとした肌に見える、眉がととのって見える、唇が艶々してみえる、目が大きく見える…
他の人からみてどう思われているかはともかく、自分で見るとやはりスッピンよりも化粧をしたときのほうが多少なりともきれいに見えるような気がします。
化粧をしてきれいに見える顔=自分の顔だと考えてしまうと、「すっぴんではでかけられない」ということもあるかもしれませんね。
私自身も、化粧をしたときのほうが(自分では)キレイに見えると思いますが、「キレイ<手間がかからない」ほうに重点を置いて考えてしまうためか、なかなかちゃんと化粧をする気持ちにはなれません…。
- 極堂URL
- 2003/05/10(Sat) 11:18 [273]
はじめまして。化粧談議に参加させてくださいませ。
>みけさん
化粧がお肌に良くなさそう、というのには、とても同感です。
でも「化粧は礼儀だ」と咎められるのを、そうネガティブに捉えることはないと思いますよ。
ああいうのは、目上の人の前や大勢の集まる場所では身なりを小奇麗に、という話の延長で、女性には化粧という手段があるわけですから、使えるなら使った方が、身なりに配慮している印象を与えやすいのでしょう。
じゃあ男性はと言うと、一般的に、男性が化粧までしていると変な目で見られてしまいますよね(笑)。けど無精髭はアウトですし、多くの場合、ネクタイ着用を求められると思います。
どっちもどっちかもしれませんね。
>極堂さん
私も、化粧をした方が綺麗に見えると自分では思うから、そうしたい時にはしています。
けれども男性の中には「していない方が好き」「違いがよくわからない」と言う人が、結構いるんですよね。
男性よりも同じ女性の目の方が鋭い気がします。そして自身の目。気分の持ちよう。
欠点を補い、自分を演出して、だいじょうぶ、綺麗だ、という自信が得られると、表情も行動も変わってくることがありますね。
そういう感じで、化粧を楽しいと思っている女性も多いでしょう。友達同士でコツを教え合って盛り上がったり。TVCMなどにもそのへんの心理を突いてくるものが多く、まんまと乗せられそうになる私がいます(笑)。
個人的には、「女性は化粧するという常識に縛られている」と考えるよりも、「女性だから心置きなく化粧を楽しめる」というポジティブ思考を、たくさんの女性にお薦めしたいです。だからもちろん、必要ない時や面倒な時はしない、というのもアリだと思っています。
>徳保さん
男性から、化粧の目的がわからないという意見が出ること自体は珍しくありませんが、今回のみならず他者の言動にそういう疑問を抱いた時、「思い込み」「勘違い」といった言葉をすぐ用いるのは、徳保さんの良くない癖だと思います(笑)。
ところで、上でネクタイと書いて思い当たったのですが、そちらの方が「ネクタイはするものだ」という思い込みだけのような、と少し仕返し混じりに。どうなのでしょうか?
いずれにせよ男性にも「ネクタイ選びを楽しめる」というポジティブ思考であってほしいです。
乱文、長々と失礼いたしました。
- かおる
- 2003/05/11(Sun) 02:37 [276]
興味深いお話をどうもありがとうございます。ちょうどネクタイという話しやすいテーマがあるので、これを切り口に私なりの回答を試みます。
スーツにネクタイがつきものなのは、これはワイシャツと靴も含めた5点セットの様式美の問題だと思っています。(最近はどういうわけか髪の色と髪型は自由になりましたね)
じゃあ職場では化粧するというのも同じような文化の問題じゃないか、といわれればそうかもなあ、と思わないでもないのですが……ここで少々、私の職場の特殊事情を説明しなければなりません。私の職場では、製造、技術、受付、全員が同じ作業服を着ます。営業オフィスを駅前に構えたので、本社はあくまでも工場に過ぎないんですね。社長も本社工場ではいつも作業服姿です。基本的に来客にもその格好で対応します。工場ですから、いつ何が起きるかわかりません。その用心を作業服が体現しているのではないかと思います。
というわけで、私の視界にはスーツ姿の女性も男性もいないわけです。ところがですね、男性の方はちょっと眺めただけでは、どの集団がどの職場かということはわからないんですが、女性の方は数人集まればおおよその見当はつくわけです。何で判断するか。それが化粧している人の割合だ、ということなんです。
受付嬢はみんな化粧しています。技術は化粧している人が少ない。製造はすっぴんが基本です。で、私の好みの問題として、化粧している受付嬢がきれいだとはあんまり思えない、という失礼なことをもっともらしく書いたのが問題の更新の真意です。(単にファンデ?の質感が変な感じする、という私の慣れの問題のような気もします。まだ社会人2年目で、しかも私は研究という技術職の範疇の職場にいますから)
話を戻しますと、営業オフィスの女性は化粧するのが当たり前だそうで、そうするとスーツに化粧はセットという様式なのかなあと何となく納得させられるような気がします。スーツ姿の様式美を構成するパーツとして化粧は必須なのだという考え方ですね。つまり「化粧=ネクタイ」説です。(うーん、とはいってもですよ、ネクタイ忘れましたというのはかなり決定的にまずい気がするんですが、化粧忘れましたというのはそれと同等にヤバいんでしょうか)
さて、問題は技術者とか工員の方です。ということにします、とりあえず。
工員の方も技術者も、そもそもスーツで出勤しません。女性の場合はもう確実に。男性の場合は、私のようなものぐさがスーツで出勤するというくらい。その私も夏になると上着もネクタイもなしといういい加減極まりない変な格好で出勤します。だって、周りを見回すとそういう格好の連中、いっぱいいるんですよ。営業の同僚に聞くと、オフィスについたらロッカーから上着とネクタイを取り出すのだ、そうです。私は作業着に着替えてしまうので、ロッカーにネクタイはありません。
でまあ、会社についたらみんな作業着なんですけれども、化粧する人しない人がいて、それで不思議なのが何で技術職の方が化粧する人が多いんだ? ということ。製造だろうと技術だろうと、社外の人間に会わないことでは同じで、だから男性は無精ひげ伸ばしているのもいるし、金髪茶髪もたくさんいるわけですよ。
それで私が思ったのは、これは件の更新に書かなかったことですが、技術者の方が気位が高いのかなー、とか。化粧すると自信がついて、製造とは違いますのよ、みたいな気分になるのかなー、みたいな? 学歴は高卒と大卒の違いがありますが、でも考えてみると、高校時代、むしろ化粧が大好きなのは高卒で就職しちゃう方々でした。それが何でこんなことになっているのかということも疑問の種です。
いろいろ書きましたが、結局のところはファンデ?を私が好きじゃないという話に行き着くみたいなので、えーと、ようするにそれだけの話(単に私の好みの問題)かもしれません。化粧できれいになって、なんとなく自信がついてそれで仕事がバリバリはかどるならそれはよいことだと思うわけで、いや、邪魔するつもりはさらさらないんです。
笑い話に困ったら父の思い出話を、というのが私の十八番なんで、今回も一応オチみたいな、というか。(レス歓迎、と珍しく書いてみる/でも誰もレスをつけないというオチとか)
父は母の化粧が長引くと、「お母さんは化粧しないでもきれいなんだからさー」とブーたれて、そのくせ化粧がすむと「化粧するときれいだねー」とメチャクチャな誉め方をする人でした。「女はとにかく誉めるに限る」という通説を愚直に実践というか、基本的には誉めることしか知らないというような人でした。しかしまあ父のバカっぽい誉め言葉に、ちゃんと「ほんとにこの人はバカなんだから」と愚痴っていた母は、なんだかんだいっても偉かったと思います。
というかですね、父が母を大切にする理由はわかりますが、母が父を大切にする理由はいまだによくわからんです。私にとって父は最初から父なので、まあひいき目に見ているわけですよ。だからバカっぽいところも愛すべき父のエピソード風になってしまうのですが、母にとって父は本来あかの他人だったわけで。見合い結婚だったんだけどなあ。
というわけで母の日ですね。
- 徳保隆夫URLMAIL
- 2003/05/11(Sun) 14:37 [278]
徳保さん、ご回答ありがとうございます。
まず断っておきたいのですが、私は別に、件の更新に怒っていたとかいうわけではないですよ。仕返し混じりなどと書いたのも、あれは冗談半分、正直に言えば挑発半分でもありまして、大変おもしろいレスをいただけたことに今とても満足しております(笑)。
ファンデーションの質感がお好きでない、というお話であったことは承知いたしました。もちろん、それは問題ないと思います。ただ、どうかせめて大事なお相手との大事な場面では、女心を無下になさるようなことのなきよう……と、要らぬお世話と知りつつも、お願いしておかずにはいられません(笑)。
それから、「化粧=ネクタイ」説について。
徳保さんご自身も納得し切れていないご様子ですが、私が考えますに、スーツ姿に化粧という様式美は、結果論とでも言うべきものではないかと。当の女性達にとっては、服装とのバランスなんておそらく二の次なんです。化粧に不釣り合いな格好の時だって、したい人はしちゃいます。
忘れてヤバいと慌てるのも、ネクタイの場合は理由が対外的なものになりそうですよね。それに比べて化粧は、仮に周りがしなくていいよと言ってあげても、本人が強い必要性を感じているのです。こんな表現はあまりしたくないですけど、依存症みたくなっていることさえあります。
化粧をするかどうかは、メリットとデメリットを自分の天秤に掛けて決める人がほとんどでしょう。そしてどういうメリット、デメリットを、それぞれどのくらい重要に思うか、これも個人の性格などによってバラバラで、そのため頻度も念入り度もバラバラになってくるわけです。
さらにそこへ、属するグループ内の風潮も大きく関わってくると思います。仲間意識と競争意識の混在する、なかなか複雑な世界かもしれません。
というわけで結局、化粧する人や比率の違いを目にして首を傾げていらっしゃる徳保さんに、私は「そういうものですよ」とだけ申し上げ、あとは笑ってごまかしたい気分です(笑)。
でも、やっぱりあれですよね。化粧だろうと服装だろうとみんな自由に、まあ著しく風紀を乱したりしない程度に適当に、やりたいようにやるのが一番ですよね。私はいつも適当です。適当の意味が違うので、適当すぎる、と注意されるわけですが(笑)。
調子に乗ってまたもや長々と書き連ねてしまいました。ご容赦くださいませ。
徳保さんのご家族のお話、とても好きです。
人生修業の足りない私には、本来あかの他人であった相手にひいき目も何もなく愛情を持ち続け、大切にすることのできる方々が、少し不思議で、だけどこの上なく羨ましかったりします。
素敵なご両親ですね。
誰もレスをつけないというオチの成立にはご協力できなかったので、その代わり、と言うか単に書きたいだけですけども、最後に私の、今年の母の日ネタをひとつ。
当日、私は母へのプレゼントとして妙な生活便利グッズを贈り、様々な使用例や利点をまるで熱血セールスマンのごとく述べ立て、半ば強引に喜ばせようとしました。大成功。単純な母で良かったです(笑)。
- かおる
- 2003/05/13(Tue) 12:39 [281]