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記事No.129に関するスレッドです

正調チエミ節・余談 / タラオ・バンガイ
最近「正調チエミ節」の「伊那節」に、はまっている。

聞いていると、伊那の天竜川の景色が鮮やかに頭の中に浮かび、
素足に黒紋付を着て、献上の博多帯を粋に締めた江利奴姐さんの姿も、
浮かんで来る。
と言っても伊那は知らないし、舞台でこの歌を歌うチエミさんの記憶はないのだが。

最近入手した「マイ・フェア・レディ」東京再演のプログラムに、
面白いものを発見した。

私が今頃になってズッポリはまってしまったLP「正調チエミ節」の
広告が載っていたのだ。
マイフェアの東京再演と、このLPの発売時期は同じ39年の1月だったし、
レコード番号も合っているのだが、当時実際に発売されたものと広告とでは、
収録された曲が2曲異なっている。

チエミさんの身近に居た方に聞くと「山中節はその当時一般的ではなく、
ポピュラリティがないから、或いは忙しくて吹き込みが出来なかったから
ではないか?」とのことだった。
確かに今でこそ「山中節」は、俚奏楽の佳曲「雪の山中」に挿入されたり
して人気があるが、当時は無名?だったかもしれない。
ただ入れ替わった「ナット節」だって、今でもどちらかと言えばマニアック
な曲ではないだろうか?

もう1曲は「大島節」が「串本節」と差し替えられているが、これも
既に第一集に収録済みで、わざわざ編曲を替えて何故入れたのだろうと、
当時から私は不思議だった。

忙しくて録音出来なかった、と言うのは当時のチエミさんでは充分考えられるが、
曲数が減っている訳ではないので、吹き込み済みの「ストック」があったのだろうか?

LPに収録される曲の録音は、キッチリ予定の曲数だけなのか?それとも
何曲か余計に吹き込んで、選択するのだろうか?

「スタンダードアルバム」も、当時雑誌に発表された曲名と、実際では1曲
違っているし、でぶりさんの好きなEP盤の「君住む街角」(私も大好き!)
も、『デルタと吹き込んで「あなたの自由に」とカップリングで発売』と
記載された雑誌もあった。

採用されなかったのには、何らかの理由があったからだろうが、
そんな幻の音源が残っているのなら、発表して欲しいと思う。
今からでも遅くない!

No.129 - 2007/03/31(Sat) 21:45:58 [p1165-ipbf314fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp]

Re: 正調チエミ節・余談 / でぶり
うわぁ! ホントだぎゃ! すんげーー!
こういう話題って、乙女心をくすぐるわ。

> 最近「正調チエミ節」の「伊那節」に、はまっている。

タラオさんのように長くファンをやってらっしゃる方でも
今さら「はまる」ことがありますのですか?
40年という時を経過しても尚、別の新しい輝きを見せてくれる江利チエミの際限のない魅力。
良かねぇ。良かばい。。。ため息。

さらに当時の貴重な資料より垣間見るレコーディング事情あれこれ。
山中節が伊那節になり、大島節がナット節になった由、大変けっこうでございます。
歴史の選択は間違っていなかったと私は信じる。
・・・と言ったとて、「山中節」も「大島節」も、わたしゃ知らんがな。
でもこの「正調チエミ節」における「伊那節」と「ナット節」が最高であることは断言できる私であります。

「チエミの民謡集1〜5」の中で、もっとも自然界のスケールを感じさせてくれる曲が、この「伊那節」です。
ストリングスの前奏が、ゆっくり力強く漕ぎ進む舟の速さを感じさせます。そこに、ひと呼吸おいたチエミさんの歌声が響き渡り、私の心の目線は、舟の舳先から、ゆっくりと上に向かっていきます。
燃えるような緑の山々のさらに上には青い空と白い雲が舟の速度と同じ速さで、たなびいて行きます。

私もこの「伊那節」が大好きです。

No.130 - 2007/04/03(Tue) 00:26:02 [softbank221042115103.bbtec.net]

Re: 正調チエミ節・余談 / でぶり
今回「正調チエミ節」を改めて聴いてみると、それ以前の「民謡集1〜4」に比べて、ストリングスが多用されていることに気付きます。

特に服部さんのアレンジ曲にそれは顕著で、「伊那節」ではバイオリンを指でつまびく「ピチカート」奏法も。
この指のつまびきが流麗な曲に楽しい変化を与えています。

川を下っていくあいだには、小石があったり、魚が飛び跳ねたり。
そんな自然の光景が目に浮かぶようです。

No.131 - 2007/04/03(Tue) 08:01:35 [softbank221042115103.bbtec.net]

Re: 正調チエミ節・余談 / タラオ・バンガイ
>歴史の選択は間違っていなかったと私は信じる。
>「正調チエミ節」における「伊那節」と「ナット節」が最高であることは
>断言できる私であります。

歴史の選択とはチト大げさだと思うけど・・・私は「伊那節」と
「新土佐節」が最高だと思っている、のですヨ。

で、でぶりブルタニカで調べたら2曲とも、服部克久氏の編曲なンですネ。
そしてEP版「君住む街角」も・・・・いささかビックラしています。
これはあくまでも私の感情の問題なのですが、彼はチエミさんが亡くなった後、
週刊誌にチエミさんのことを書いていて、その書き方が許せないとズッーと
思っていました。彼が新進気鋭の編曲者として世に出るきっかけ
は、チエミさんとカールさんのLPでした。そんな恩人に対してと思ったのです。

でも、その事とは別に、音楽面では再評価して上げよう、と思っています。
彼とコンビを組み出した頃は、ストリングスと管楽器がうるさく思えた
アレンジも、この頃はチエミさんにフィットして来ているのを感じます。

チエミさんは内藤法美さんとのコンビがなくなってから、ストリングスを
使った「音」に傾斜して行った気がします。
39年の日劇公演では「マイ・フェア・レディ」のメドレーを、日本のお琴の合奏団を
入れて歌っています。「新・さのさ」も基本的には最初の内藤さんのアレンジを踏襲
していますが、ストリングスの加わった音ですネ。
38年の日劇は、あのカウント・ベーシーが見に来た伝説のものですが、ここでも
16の弦を入れた「スワニー」を歌っています(添付画像参照)。

私はでぶりさんと天竜下りもしたいけど、出来ればこの頃にタイムトラベルをしたいと願って
います。鼻の穴に神経の行き渡ったチエミさんに逢えますヨ。
えっ?話だけでも聞かせろ!って・・・・・
熱心なチエミファン代表で、この25cmLPの民謡集(1〜5集)を、紙ジャケットででも復刻
してくれる様にキングと交渉してくれれば・・・・・ネッ!
「ダンチョネ節」や「おいとこそうだよ」とか、現在でもPOP‘Sとして通用する良い曲が
未だ未だいっぱいあるもんネ。ボーナストラックで未収録の音も入れてくれれば
もっとうれしいけど!

No.132 - 2007/04/03(Tue) 22:01:11 [p2076-ipbf612fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp]

Re: 正調チエミ節・余談 / でぶり
> これはあくまでも私の感情の問題なのですが、彼はチエミさんが亡くなった後、
> 週刊誌にチエミさんのことを書いていて、その書き方が許せないとズッーと
> 思っていました。彼が新進気鋭の編曲者として世に出るきっかけ

は、チエミさんとカールさんのLPでした。そんな恩人に対してと思ったのです。

ほら、またもや出たよ、チエミファン、積年の恨み節。
そういう当時の人間的背景抜きにしましょうよ。
少なくとも私のサイトでは江利チエミの功績を
遺してくれた作品を鑑賞することで語っていきたい。

服部さんに言いたいことはあるだろうけど
敢えてそれを聞こうとは思いません。
服部さんの才能がチエミさんの作品にどのように影響したかを
語り合いましょうよ。

No.133 - 2007/04/04(Wed) 05:34:27 [softbank221042115103.bbtec.net]

Re: 正調チエミ節・余談 / タラオ・バンガイ
>ほら、またもや出たよ、チエミファン、積年の恨み節。
>服部さんの才能がチエミさんの作品にどのように影響したかを
>語り合いましょうよ。

♪平にその儀はお赦しなされ〜チャンチャカチャン♪

「ほんまやでぇ〜!でぶりハンの言う通りやでェ!
許しておくれェなァ!(名優・田中春男の口調で)」

お互いに真剣勝負で音楽に対峙したからこそ
今になっても私たち(少なくともでぶりさんと私)の
胸を打つ「作品」が残っているのです。

語り合いましょう♪夜明けまでも〜〜音楽家チエミを。

ところで、日劇「スワニー」は16弦ではなく、19弦でした。
語り合いましょう、あの頃の輝いていたチエミさんのことを。

No.134 - 2007/04/04(Wed) 10:50:56 [p2202-ipbf601fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp]

Re: 正調チエミ節・余談 / でぶり
>(名優・田中春男の口調で)

田中春男といえば、
芝居に使う付け睫毛を忘れて困った時、
「ちょっと待っとれ」と言って、背中を向けてモゾモゾ。
自分のアソコの毛を抜いて、ちょちょいのちょいと切り揃え
付け睫毛を作っちゃったんだってね。
池部良くんが本に書いてました。

No.135 - 2007/04/04(Wed) 21:14:01 [softbank221042115103.bbtec.net]