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記事No.207に関するスレッドです

チエミの新・中近東路線? / タラオ・バンガイ
「江利チエミ」と「ムーン・ライダーズ」とのコラボが企画され、
何曲か吹き込んでいる最中に、会社(キング)から中止命令が出て、この企画は頓挫したと言われている。今から約30年前の話だ。

当時のチエミさんが、残念ながら希望する楽曲を希望通りに吹き込める状況になかったにしても、少なくとも吹き込み途中で会社が中止させるものだろうか?

「ムーン・ライダーズ」の鈴木慶一氏の著書「火の玉ボーイとコモンマン」(‘89発刊)を最近入手し、この「謎」に対する「答え」の一部を知ることが出来た。
「江利チエミとプログレ・Istanbul mambo」と言う章に、弟の博文氏と対談形式でこう書いてある。

(あがた森魚氏の仕事をしたことから)キングのディレクターから江利チエミのアレンジをやってみないかと依頼があった。で、ヒット曲の「ウスクダラ」をメンバーの岡田徹氏がアレンジし、他の曲もみんなでアレンジして、そのデモテープを録音して会社に渡した。しかし結果は「あまりにもアレンジが過激なんで江利チエミが嫌がったみたいで、結局ボツになった」(原文ママ)とある。

が、不採用にはなったが、「ムーン・ライダーズ」のメンバー全員、今回のアレンジがすごく好きで、自分達のアルバムに使おう、独自の中近東・エキゾチック路線が出来ると思った、と文は続いている。
チエミさんの歌った「イスタンブール・マンボ」もアレンジして入れ、それをタイトルにしたLPが’、‘77に発売された、とも書かれている。

これを読んで判ることは「ムーン・ライダース」のアレンジが「ボツ」になったのは、チエミさんの意向だったらしいと言う事。音源は「ムーン・ライダース」のデモーテープのみで、チエミさんは彼らと録音はしていない(らしい)と言う事である。

但し、本当にチエミさんがこのアレンジを「嫌がった」か、真偽の程は不明だ。
ディレクター氏が断る口実に、チエミさんの名前を出したとも考えられるからだ。
            
世に出回っている「ウスクダラ」と「シシカバブー」の2曲に、「ムーン・ライダース」とのコラボ版だと秘かに「うわさ」されているものがある。キングお得意の編曲者、演奏が未表示なので、これも真偽は不明だ。

それはともかく、デモテープには、他にどんな曲が入っていたのだろう。
それを活かした「チエミの“新・中近東・エキゾチック路線”」が出来ないものだろうか?
そう思うのは私だけ・・・・・か?

No.207 - 2007/06/11(Mon) 20:48:00 [p2215-ipbf611fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp]