[ 掲示板に戻る ]

記事No.46に関するスレッドです

芳紀正に15才のおそるべき子供 / タラオ・バンガイ
今日1月12日が誕生日だと記載された、面白いコラムを発見した。

それは「スターの花咲く昭和時代」と言う近代映画社のムック本。
過去の「近代映画」の記事やグラビアから、昭和20年代のスター
を集めて編集したものである。主に銀幕(!)のスターが中心だ。
20年代だから美空さんの扱いも余り大きくなく、チエミさん関連では
デビュー当時のコラムが再録されていた。

それは「テネシーワルツがお得意/また現れた天才少女歌手」のタイトル
で「また」は美空さんに続いてと言うことらしい。

「美空の原爆的出現に度肝を抜いた人々は、さらにそれを上回る大人の
声帯をもった天才少女の水爆的出現に、再度舌を捲いた」とある。
現在では、ものの例えに「原爆・水爆」はタブーだが、当時は比較的
そんな表現は多かった。
「ロマンス娘」の鮨屋のシーンにもあったと思う。

ここに昭和12年1月12日生まれの「芳紀正に15才」と書かれ、東京
明泉高校2年生、学科では国語、社会は大好き、「理科は大嫌い」
スケートもうまい「なかなかモーダンなご趣味ぶりである」(ママ)とある。

声質の分析が後に続き「40歳位のオバはん声」「声楽的、解剖学的には
発育度は成年のものに酷似」「あの声は頬の筋肉を自由に動かし、口腔の
共鳴を最も効果的に表現」する、とある。
私が初めて出会った面白い記述である。

映画は大映に専属契約が成り、第1回作品は「娘初恋ヤットン節」が予定
されているともあるが、この映画は乙羽信子が蹴った映画で、結果的には
チエミさんも出ていない。
コラムの最後は
「その将来を、大いに注目されるおそるべき子供である。」と結ばれている。

ちょいと面白かったので、皆さまにもご披露しました。
(30年代が続いて発売されると、チエミさんの記事やグラビアが多数載る
だろう。私的には昭和30年12月号の有馬稲子との対談が、再録される
ことを期待しているのだが)

No.46 - 2007/01/12(Fri) 20:38:57 [p1094-ipbf606fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp]