今日1月12日が誕生日だと記載された、面白いコラムを発見した。
それは「スターの花咲く昭和時代」と言う近代映画社のムック本。 過去の「近代映画」の記事やグラビアから、昭和20年代のスター を集めて編集したものである。主に銀幕(!)のスターが中心だ。 20年代だから美空さんの扱いも余り大きくなく、チエミさん関連では デビュー当時のコラムが再録されていた。
それは「テネシーワルツがお得意/また現れた天才少女歌手」のタイトル で「また」は美空さんに続いてと言うことらしい。
「美空の原爆的出現に度肝を抜いた人々は、さらにそれを上回る大人の 声帯をもった天才少女の水爆的出現に、再度舌を捲いた」とある。 現在では、ものの例えに「原爆・水爆」はタブーだが、当時は比較的 そんな表現は多かった。 「ロマンス娘」の鮨屋のシーンにもあったと思う。
ここに昭和12年1月12日生まれの「芳紀正に15才」と書かれ、東京 明泉高校2年生、学科では国語、社会は大好き、「理科は大嫌い」 スケートもうまい「なかなかモーダンなご趣味ぶりである」(ママ)とある。
声質の分析が後に続き「40歳位のオバはん声」「声楽的、解剖学的には 発育度は成年のものに酷似」「あの声は頬の筋肉を自由に動かし、口腔の 共鳴を最も効果的に表現」する、とある。 私が初めて出会った面白い記述である。
映画は大映に専属契約が成り、第1回作品は「娘初恋ヤットン節」が予定 されているともあるが、この映画は乙羽信子が蹴った映画で、結果的には チエミさんも出ていない。 コラムの最後は 「その将来を、大いに注目されるおそるべき子供である。」と結ばれている。
ちょいと面白かったので、皆さまにもご披露しました。 (30年代が続いて発売されると、チエミさんの記事やグラビアが多数載る だろう。私的には昭和30年12月号の有馬稲子との対談が、再録される ことを期待しているのだが)
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No.46 - 2007/01/12(Fri) 20:38:57 [p1094-ipbf606fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp]
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