「女は子供を産む道具」なる阿呆な発言でガタついているが、 人間としての尊厳を否定した神経を疑う言葉である。 この言葉を裏返すと、子供が出来ない人や何らかの事情で子供を つくれない或いは産めない人への、無言の圧力(と差別)と言う ことになる。
昔、高峰秀子さんが結婚した途端「子供は?」「子供は?」と 周囲から聞かれ、挙句の果て「子供が居ないと寂しいでしょう?」 と言われて「居た子が居なくなったら寂しいだろうが、もともと 居なかったのだから、寂しいことはない」と言ったり書いたり していた。
チエミさんも結婚した当初、幸せな姿を雑誌や週刊誌に見せると、 高峰さん同様、子供は?何時?どうして?と又ゴシップの タネになった。大きなお世話である。
当時盛んに流された噂では「チエミは子供の頃、木から落っこちて 腰を打ったので」だから子供が出来ない、と言うものだった。 いかにもお転婆なチエミさんらしい「木から落っこちた」エピソードは、 仮に本当だったとしても、妊娠して木から落ちたので流産したのと違い、 医学的な根拠のある話ではないと思う。
そんな憶測に嫌気がさしたか、ある時チエミさんは朝日新聞のインタビュー で子供のことを聞かれ「バスコンしてるノ」と答えている。 バスコンは今では死語だが、産児調節とでも訳すのだろう。 戦後のベビーラッシュの頃は、盛んに使われた言葉だったと思う。
いささかチエミさんのヤケ気味の発言は、当時中学生か高校生だった 男の子の私には、ちょっと「生々しく」聞こえたが、案の定アサヒ芸能 だか週刊大衆でチエミさんは皮肉られていた。
いずれにしても他人のデリケートな部分には触れない様に、お節介は慎む べきだと、私は思う。
「マダムでぶりの腹は“慢性臨月”」てな冗談とはチト違うと思うが・・・・ 違わないって?ごめんよう!
![]() |
No.68 - 2007/01/30(Tue) 20:13:26 [p2149-ipbf305fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp]
|