昨日に続いて
【9・11多発テロ】
今回は一番の謎と言われている『ツインタワー崩壊!?』について。
1.ワールドトレードセンターは旅客機の突入に耐えられたのではないか?
●タワーの計画前、1945年にエンパイア・ステート・ビルに誤って爆撃機が激突すると言う事故があった。 そのため、ツインタワーは、当時最大の旅客機だったボーイング707が突っ込んでも大丈夫なように設計されていたと言う。
2.ジェット燃料で起きた火災は、そんなに大きかったのか?
●南タワー崩壊直前に、飛行機が突入した78階にたどり着いた消防隊員から入った無線連絡によると、「2ヵ所に火災があり、ホース2本で消火できると思う」とのこと。 当時の映像を見ても、炎よりも煙が多いように見えることから、火災はそれほど深刻なものではなかったように見受けられる。
しかも今まで、火災によって鋼鉄のビルが崩壊した例はないと言う。 北タワーが崩壊したのは、火災発生から1時間40分後のことだったが、2005年に火災を起こしたマドリッドのビルは、20時間も燃えたにもかかわらず、崩壊することはなかった。
これについて少し調べてみた結果、ビル建設などに使われる鉄骨の溶解温度は1200℃以上。 しかし、原因とされている『ジェット燃料の火災』だが、ジェット燃料が燃えている時の温度は約1000℃という事。
ジェット燃料が燃えて鉄骨が溶解する事は無いのである。
3.速すぎるタワーの崩落速度
●記録によると、南タワーは約10秒、北タワーは約8秒で崩落している。 実はこの速さ、タワーと同じ高さから、ビリヤードのボールを落とすのとほぼ同じ速さ。 つまり、110階分の建物が、空中をボールが落ちるのと同じ速さで崩れ落ちたことになるのである。
4.不可解な崩落現場の状況
●通常、重力で崩落したビルは、各階が押しつぶされて重なる。 ところが、ツインタワーの崩落現場では、ほとんどの瓦礫が粉々になり、太い鋼鉄の柱までが切断されたようになっていた。 これは、古いビルを爆破解体するときの様子とよく似ていると言う。
5.爆発音に関する証言
●当時の報道を見ると、多くの人から「爆発があった!」「爆発の音が聞こえた」との証言があったことが分かる。 現場にいた被害者や、警官、タワーの中で救助活動していた消防士達、さらに、テレビ局のリポーターまでが、爆発音について触れていた。
6.謎の白い煙
●当時の写真や映像から、旅客機の突入とは無関係と思える白い煙が多々確認されている。 崩壊中のビルの映像からも、まだ壊れていない下の階から なぜか白い煙が噴き出しているのが見てとれる。
いったい誰が何のために、こんな恐ろしいことを行ったのか? その答えに関係すると言われている、いくつかの事柄を整理してみよう。
「ワールドトレードセンターはお荷物だった?」
◆30年前に建てられたこのビルは維持するだけでもかなりの金がかかる上、古くなった設備は評判が悪く、テナントの数も減る一方だったらしい。 さらに、このビルには有害物質のアスベストが使われており、除去するには10億ドル以上かかると言われていた。
「タワー崩壊で巨額の金が動いた?」
◆実は、事件の6週間前にずっとタワーを管理していた港湾公社という公の部署から、民間の不動産業界の大物、ラリー・シルバースタイン氏へ、タワーの賃貸権が移っていた。 その際、シルバースタイン氏は、タワーに35億ドルの「テロ保険」をかけていたため、事件後、保険金など合わせて80億5千万ドルもの大金を手にしたと言う。
「謎の改装工事と停電」
◆南タワーに入っている会社で働いていた男性が、興味深い証言をしている。 一つは、事件の4〜6週間前に、オフィスの上の階で改装工事らしいことが行われていたと言うこと。 もう一つは、事件直前の8日〜9日にかけて、長い停電があったこと。 停電によりビルのセキュリティーも解除されていたと言うことから、このとき誰かが何かを仕掛けることは可能だったと考えられている。
だが、もう一つ最大の謎と言われているのがワールドトレードセンター第7ビル、通称「ソロモン・ブラザーズ・ビル」である。 実はこの第7ビル、ツインタワーが崩壊した8時間後に同じように崩壊したのだがこれに関して多くの疑問が残されていると言う。
それは、タワーから一番離れた場所にあった第7ビルの損傷は少なかったうえ、47階建てのビルが6.5秒というありえないスピードで崩壊したためだ。
そして…その崩壊する姿を見ると爆薬を使ってビルを解体する様子によく似ているように思えるのである。
多くの人が悲しみにくれた9.11事件。 だが、そこには、未だ拭い去れない多くの疑惑が残されていたままである。
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No.225 - 2010/01/09(Sat) 23:46:52
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