柿の栽培農家の方ならば、肥料・剪定・摘果は欠かせないでしょうが、我が家の周りのような秋の味覚や吊るし柿を楽しむ程度の栽培なら放任栽培(何もしない)が一般的な気がします。 柿の隔年結果(出来のいい年・悪い年)は有名ですが、それは肥料・剪定・摘果をしていないからかもしれません。それでも柿自身で実るまでに2〜3割は落果して調整しているようです。 牛糞の量にもよりますが、土のPHが狂ったとは思えないのですが・・・栄養過多?。 植物には栄養成長の時期と生殖成長の時期があるそうで、その切り替わりが上手くいかないと葉っぱばかりが茂って花も咲かない・実がならないという現象がおきます。肥料分・栄養分、特に窒素分が過ぎるとそうなるのだそうだ。 ヨースイさんちの次郎柿は葉っぱや枝の勢いはどうなのでしょうか?。木が元気すぎて子孫を残そうという気にならなくて実を付けないということが考えられます。石灰を与えたなら窒素分の消化は早まるでしょうが、木がもっと元気になる可能性も高まります。植物の三大栄養素の窒素リン酸カリのうち花・実肥はリン酸なので、過リン酸石灰かヨウリンか有機ならバッドグアノあたりがいいような気がします。ちなみに過リン酸石灰はPH中性です。 これから春にかけて小枝の先に花芽が付きます。剪定するならば花芽には気を付けてください。強い剪定をすると翌年には徒長枝がわっと出てきます。これらは間引く必要があります。枝は上へ伸ばすよりも横へ誘枝した方が実が付きやすいと云われています。
というあたりが私の意見ですが、基本は放任でいいのではないかと思います。 No.1723 - 2012/11/08(Thu) 22:39:42
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