今から数年前、ある会合の席で「鹿川爺さんはまだ生きてるらしいで?」
という話を聴いたことがあります。
爺さんが鹿川に住んでたのは今から30年近く前だし、あの頃でも結構
爺さんだったので(70歳位?)もし今生きていたら100歳位のはずだと
思ったので、「そらガセネタやろ!」と信じて疑いませんでした。
でも、最近爺さんが2009年9月26日時点ではまだ健在であったという
確かな証拠記事を偶然見つけました。その時で96歳であったそうです。
http://blogs.yahoo.co.jp/gutaratei/7543060.html私も爺さんには一度会ったことがあります。鹿川キャンプをする際
クマさんや中村さんと表敬訪問しました。たぶん1985年頃だったと思います。
その時、爺さんは「断食をしてその後体調が悪いんだ。」と言ってました。
後で聴いた話では、その年体調悪化で強制的に大富の施設に収容された
とのことです。もし、誰かが爺さんの体調悪化を報告してくれなかったら、
たぶん爺さんはとっくに鹿川でウジ虫の食料になっていたででしょう。
人里離れた僻地で1人で住んでいる人は犯罪者かもしくは人格的にちょっと
おかしい人がほとんどだと思いますが、爺さんはごくまともな常識ある
老人でした。鹿川滞在中、気さくにわれわれのキャンプにも訪れて
中国から流れ着いたという強い酒も振舞ってくれました。
厳密に言えば国有地に勝手に小屋を建てて長期間無断占有していた罪人
でしょうが、鹿川を語るには欠かせない人なので、まだ生きていて
もらいたいですね。
爺さんを「コブ爺!」と揶揄していた某氏も生きていてほしいですね。