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記事No.116に関するスレッドです

ランチタウン / ただよう rossy
中山道・赤坂宿(岐阜・大垣市)のはずれに昼飯町があります。【ひるいちょう】といいますが意味はわかっても読める人はかなりのマニアでしょう。その昔、大阪の海で【善光寺如来】という仏像が拾われ、信濃の善光寺に納められることになったそうな。その一行が途中、美濃路のこのあたりにさしかかった時にこの寺が昼食の供養をしたそうで、その縁で寺の名前が如来寺、このあたり一帯を昼飯と呼ぶようになったそうです。
ただ、【ひるめし】ではいかにも下品だと、【ひるいい】にしたところ言いにくいということで【ひるい】になったそうです。そんな如来寺の境内、仁王像に見守られるように、青虫が早い昼飯の最中でした。たいそうな食欲でしたが、春になるときっと羽化して蝶になるのでしょう。どんな蝶になるのかはわかりませんが、夜の蝶にはならないでしょう。でも、昼飯町だけにヒルイまれなる美形のチョウになったりして.......などと楽しい想像をしながら昼飯は食わずに旅人は次の垂井宿を目指しました。
今回は天下分け目の関ヶ原まで歩き、次回からは近江路に入ります。

No.116 - 2007/10/29(Mon) 00:31:06

Re: ランチタウン / 星宿人
 昼飯町、その一行がこの辺りに差し掛かったのが、ちょうど昼食の時刻。それで昼飯町でしたか。
そのご一行様がどんなかたがたなのか分かりませんが、面白い!!
ご一行様の歩みが遅かったら、この辺りは夕飯町(ゆういちょう)とでもなったのでしょうか。そのご一行様は大阪産の「善光寺如来像」を大事に抱え、信濃の善光寺に向かっていたそうですが、無事に運び込まれたのでしょうか。
一方、信濃の善光寺には本田善光という人が寄進して祀った朝鮮由来の「善光寺式阿弥陀三尊」という仏像があるそうです。「善光寺」の名はこの本田善光の名から付けられたようです。・・とするとどちらが先だったのかな」なんて考えますが、善光寺というお寺は一つではないようです。この辺りが歴史の面白さですね。

 ところで今頃、青虫。地球温暖化の影響でしょうか。既にツバメ君たちも南国に帰国済みなので安心して、羽を伸ばして(まだ羽は出ていませんがね)いるのでしょう。そのうち沢山集まってお昼時に「ランチき騒ぎ」でも始めるのでしょうか。ハ ハ ハ こんな想像はムシ(虫)しましょう。 

No.117 - 2007/10/29(Mon) 23:26:12