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記事No.372に関するスレッドです

雨の北斎通りを歩く / ただよう rossy
東京・両国界隈 墨田区亀沢の北斎通りを歩きました。平成11年に街歩き観光の一環として整備されたそうで
歩道の街路灯や公園のトイレの壁面に葛飾北斎のプリント画が103枚展示されています。
左は【冨嶽三十六景 山下白雨】右は【諸国名橋奇覧 摂州阿治川口天保山】当時の旅の手段は徒歩か駕籠。バックの車の写り込みもそれなりにマッチする不思議。約150年前に描かれた浮世絵の奥に今の浮世がかいま見られるようで面白い。まさか北斎も富士の五合目まで車が溢れている事など想像もしなかったでしょうね。

No.372 - 2008/09/23(Tue) 16:05:15

Re: 雨の北斎通りにて / ただよう rossy
そういえば北斎が自分の(Hokusai)をもじった屁臭い(Hekusai)というペンネームで漫画や狂歌をたしなんでいたという話はご存じですか? そんな北斎が道沿いの緑町公園のトイレの裏側壁面に鎮座していました。
すがに場所が場所だけに【そんなに俺は臭かったのか】とばかりに 苦笑いしているようでした。

No.373 - 2008/09/23(Tue) 16:16:34

Re: 雨の北斎通りを歩く / starlodge
長かった夏を思い 北斎の山下白雨を おあつらえ向きの雨の日を選んで鑑賞するとは 通人でなければ出来ない仕事です。 富岳右下には雷光が書き込まれています。 最近の時間当たりの降水量70-80mm的な雨が想像できますね。 この写真でもかなりの雨粒が作品の上を滴っていて効果的です。ワイパーで拭いてやりたいくらいです。

rossyさんが9/23ごろ墨田区を散策されいたころ、小生は日向薬師(伊勢原)を徘徊していました。だんだん畑には「はさ架け」した稲が 秋の香りを漂わせていました。実りの色に満ちたのどかな里山に 白内障の小生にとって痛いほどに目にはいる彼岸花。でもこのコントラストを楽しんできました。

大きなバッタ君が彼岸花の幹にかじりつき、ひたすらに強い日差しを避けてすましている姿(彼岸花を日傘と間違えたのでしょう)を見つけてパチって見ました。

No.374 - 2008/09/25(Thu) 21:23:22