[ 掲示板に戻る ]

記事No.458に関するスレッドです

叫び / yosue
鎌倉のさくら街道の華々しい桜のかげに、朽ちなんとする大木の助けを求める叫び。あたかもムンクの  “叫び”を思い出させるような様相である。今の世を写し出しているか?ああ無情!
No.458 - 2009/03/24(Tue) 10:04:28

Re: 深刻な叫びか あきらめか / starlodge
「そして私は、自然を貫く果てしない叫びを聞いた」・・・これは自分が描いた「叫び」に付けたムンクの言葉、最後の部分です。
長い人生を過ごしてきた自分を、この朽木に置き換えられる人がいたとすれば、まもなく朽ちてゆく肉体に叫びも出ようというものでしょう。
でも、この朽木にはなんとなくユーモラスなところが見られ、「叫びも」それほど深刻には聞こえないようです。119番通報は必要ないでしょう。 これは人生を悔いなく過ごしてきた人のユトリとでも言うものでしょうか。或いは時の流れに身を任せて、この動物のように過ごしてきた人の達観(あきらめかな?)の表情なのでしょうか。考えさせられるyosueさんの作品でした。

No.459 - 2009/03/25(Wed) 15:15:31