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-----風の旅人 掲示板-----

「風の旅人」と呼応すると思われる「質的な情報」を、読者の方々から発信していただけないものかと思っています。
自分の琴線に触れるもので、それが、「風の旅人」のなかを流れている風と何となく類似しているのではないかと感じるもの。
そうしたものを教えていただき、共有できれば嬉しいです。
例えば、ギャラリー、映画、本、旅先の風景、真心が感じられるお店、心和む場所、時流に流されない物等々・・・。
何でもいいのですが、世間の評価とは関係なく、味わいとか気配とか手触りとか、肌感覚を大事にしたものごと・・・。
どこかうさんくさい情報の洪水の中で、質の良い空気みたいなものは掻き消されてしまう。
だから、そういうものの密度を何とか濃くしていきたいです。



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購読をはじめて、、、 / roba [東海]
ひょんなことから「風の旅人」を知って購読を始めました。
文化にうとい私には難解な文章も多くてちょっと敷居が高いですが、
いつの頃からでしょうか、たぶん40代になってからだと思うのですが、自分の言葉が通じないとあきらめかけたのが、貴紙の中に
よりどころを見つけたようなうれしさがあります。
・女性専用列車にJRマンが自慢げ、、
あれ〜あんな電車があることじたい日本の恥だと思ってるのに
・地方都市まで駅前はサラリーローンの看板が占領。
以前は銀行の看板だったのに地方まで病んでいる
・憲法改正、、、
第九条を改正するか否かより軍隊を持つ資質があるのかどうかのほうが議論が先。きちがいに刃物では、、、。
・知覧で特攻の遺書に涙をながす小泉首相、、
涙と同時に彼らを追いやった軍部に怒りを感じてよ
・教育基本法の改正で愛国心?。
編集長のおしゃるように大人からなおさないと、、、
新聞ですらそんな意見もでてこない
子供の手本にはなれなくても見本くらいにはならないとねぇ。
言葉が通じない時代です

No.106 - 2006/11/19(Sun) 00:09:50

Re: 購読をはじめて、、、 / game of
そういえば、
No.122 - 2006/12/13(Wed) 02:16:23
keith jarrett / Prana
はじめまして。私が以前から風の旅人に流れる風と類似したものを感じる本です。

キース・ジャレット インナービューズ―その内なる音楽世界を語る 太田出版 (2001-04-20出版)

ジャズピアニストが彼の創作に関して述べた本です。ジャレットは自身のアルバムのライナーで、「私は自分で創造できる人間とは思わない。しかし創造の道は、目指しているつもりである。私は創造の神を信じる。事実このアルバムの演奏は、私という媒体を通じて、創造の神から届けられたものである。なし得る限り、俗塵の介入を防ぎ、純粋度を保ったつもりである」と語っていますが、この本にはこのことに関してもっと具体的につっこんで書かれてあります。グルジェフの思想などに関しても述べられていますが、私には彼の姿勢には日本の仏師のような質も感じられます。

No.114 - 2006/12/10(Sun) 02:02:01
風が生まれる場所・・・ / mayumi♪ [関東]
風・・・

その風を体現しなければわからないことがある
その風を拝受し、その風から削がれ、感応することを求める者へのみ、その風はやさしい・・・


皆様はじめまして。
初めて書き込ませていただきます。


ある作家さんのブログにて御紙のご紹介があり、早速購読申し込み、バックナンバーすべての取り寄せを済ませ、掲示板へ・・・


「風」を求めています。
それは趣味にもあらわれて、ヨットやバイク、旅のすべてが「風」を感じることがその優先順位の上位にくるものばかりだからです。


気配やその質感、重厚、見えないものを感じ取る力を養うことは、その風とどう過ごし、扱い、敬うかに集約される気がします。内側へ浸透しないものは、どうしても私は信じることができません。
それを大切にしない場所、人、時間のどれも、苦手とするものになっています。


また書き込みさせていただきます。
どうぞ宜しくお願いします。

No.93 - 2006/10/03(Tue) 16:25:45

Re: 風が生まれる場所・・・ / 双葉
>風の旅人という名もまた、思考による状況説明や知識情報を伝える媒体ではなく、風のような心身の反応を促す媒体でありたいという願いからです。

はじめて「風の旅人」という名の雑誌を聞いたとき、なにかとても真摯なものを感じたとともに、あまりにもストレートに心の中に響いてきたので少々戸惑いのような感触さえ感じたことを覚えています。まあ、それだけ自分の心が日々の暮らしの中で曇っていたのだと思います。毎号重みがあり、読むたびにとても負荷が掛かりますが、心の鍛錬のようにも感じます。

No.112 - 2006/12/09(Sat) 14:42:49

Re: 風が生まれる場所・・・ / mayumi♪ [関東]
佐伯様、お返事ありがとうございます。

自分だけは善く生きる。
私はこの言葉に惹かれます。
そして、その言葉の背景には「風」を感じ、自然や自分の内面と呼応し合い、生の時間を大切にしたいと思うのです。

呼吸をはじめることを「生まれる」といい
呼吸を終えることを「死ぬ」という

風を体内へ入れたり体内から出したり・・・

風が流れにくく、感じ難い現代だからこそ
敏感になり、そこへのこだわりを忘れたくはないと
思います。

御紙の到着を楽しみにしつつ・・・

No.98 - 2006/10/06(Fri) 15:49:41

Re: 風が生まれる場所・・・ / 風の旅人 佐伯
 mayumiさま。コメント有り難うございます。また、雑誌の購入、有り難うございます。
 Mayumiさんの素早い行動は、理屈で吟味するのではなく、風に呼応するような動きですね。
 武術家の甲野善紀さんが、人間の身体の各部分は、魚の群が一斉に方向を変えるように、全てを同時に大きく動かせるものなのに、一つ一つ順々に動かなければならないと教え込まれたのが、近代の悪弊だと言っていました。
 その悪弊は、「我考えるゆえに我あり」のように、一つ一つ思考によって吟味してく思考特性に支配されたものだと思います。
 それに対して、「風の旅人」の執筆者の一人である菅啓次郎さんは、「風が吹く、ゆえに我あり」と言っていましたが、私もその言葉にとても納得します。
 思考による吟味以前に、風を感じる瞬間、心身が反応する。その反応こそが、我である。
 風の旅人という名もまた、思考による状況説明や知識情報を伝える媒体ではなく、風のような心身の反応を促す媒体でありたいという願いからです。
 風は、古来、魂を意味していました。だから、風の旅人は、魂の旅人 です。たましいとは、見えているものの背後の見えないものを感じ取る力でしょう。
 現代社会に、風が流れにくくなっていますが、だからこそ、少しの風にも敏感になり、魚が一斉に向きを変えるように、反応していきたいと思います。 

No.94 - 2006/10/04(Wed) 15:05:02
ボストン美術館所蔵 肉筆浮世絵展 / 古典好き
江戸東京博物館にて開催されている肉筆浮世絵展。10日までと間際になってしまいましたが、大変おすすめです。しなやかで精緻な描写が圧巻です。

http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/index.html

No.110 - 2006/12/09(Sat) 00:57:27
芸術の秋 その2 / りん [関東]
国立近代美術館で開催中の『臨海』写真展ですが、
ものともののハザマ、接点なんかを6人の写真家がそれぞれ日常や街角、
自然の中から切り取っています。

http://www.momat.go.jp/Honkan/PhotographyToday3/index.html

私は浅田暢夫さんの『海のある場所』の写真を見て、ちょっと違うかも知れませんが、
井上靖『夏草冬濤』のラストシーンを思い出しました。
船の上にねっころがっている主人公の、海と空の間にいて、どっちの青かわからない、
そこに自分がいるんだなぁという感慨だったと思います
(しかし読んだのが10年以上前なので、小説自体の記憶は
別のものとごっちゃになっているかもしれません)。

いずれにしても、芸術を目にして、自分の忘れていた記憶が
ぴんとよみがえる心地よさを味わわせてもらえました。

No.105 - 2006/11/11(Sat) 01:49:35
芸術の秋 / 風の旅人 佐伯剛
 現代美術館で開催中の大竹伸朗展、国立西洋美術館で開催中のベルギー王立美術館展、東京国立博物館の仏像展は、よかったです。
 あと、国立科学博物館の南方熊楠展も興味深いですね。

No.104 - 2006/11/07(Tue) 00:55:05
国東 / 月人 [北海道]
こんにちは。
「編集便り」で国東半島について書かれていらっしゃいましたね。
私も2度行ったことがありますが、印象深い土地ですね。
とても気に入っています。
2回目のときは、こちら
http://www.venus.dti.ne.jp/~hotaka/kunisaki/kunisaki2.html
の情報を参考に周りまして、千灯寺や無動寺など、ガイドブックにはあまり出ていない素晴らしいお寺を訪れることが出来ました。
無動寺には、私の好きな小笠原宣さん
http://www.gallery-ys.com/ys/artist/ogasawara.html
の若かりし頃の絵があると知り、これを見ることもできました。
千灯寺ではお寺の方におにぎりをいただいたりしましたし、旅人を暖かくもてなしてくれるところですね。
熊野磨崖仏の石段のど真ん中に「手すり」がつけられていたのには複雑な思いを抱きましたが・・・
なんだか、また行きたくなってしまいました(笑)。

No.100 - 2006/10/21(Sat) 22:12:34

Re: 国東 / 風の旅人 佐伯剛
月人さま
 こんばんは。私はケベス祭と、翌朝の流鏑馬とメインに、半島を出て宇佐神宮や御許山山頂などにも足を伸ばしましたから、4日間の滞在でも、まだまだ見きれていません。一個所ずつ時間をかけましたし、山登りも多かったですし。ですから、あと何度か、異なる季節に行こうと思います。大分空港からすぐなので、東京から意外と近く、これだったら何度でも行けると思いました。また、何度でも行きたいところです。食べ物も美味しかったですし。

No.101 - 2006/10/22(Sun) 00:29:13
リリアナ・エレーロ / 風の旅人 佐伯剛
 今日、降りしきる雨のなか、アルゼンチンの哲学者であり国民的歌手リリアーナ・エレーロの来日発ライブに行って来ました。とてもよかったです。
 感想はブログに書きました。
(リリアナのライブは、まだ日本で見られます→http://tanimon.com.ar/liliana_site/index2.html

No.99 - 2006/10/07(Sat) 02:51:35
迎えいれる風、追いやる風 / ハニーm [北海道]
初めまして
いま社会人学生のような立場におり、環境問題の広報に少し関わっております。
仏語の翻訳者の方に夏の号を頂き、「風の旅人」を取り巻く世界を知りました。
八月は、あらゆる死を思い出す月かと思います。
感想というには恥かしいものですが、数行、ブログに書かせて頂きました。

― この号のテーマは「LIFE AND BEYOND 永遠の現在」。文章より写真の
分量がやや多く、でも互角の重みを持って対峙しているように感じられます。
養老孟司氏の“愛「国土」”に同感しました。どなたの筆者名にも肩書きがつかず、
生年と出身地が併記されているだけです。

読むことは、紙を見つめ、触れることでもあり、
デザインされた紙も思索の一部に思え、言葉にじっくり向かい合いたくなります。
書物の力とは “静謐”、それが強みだと意識させられます。― 10/04

編集長だよりでは、『「いのち」の解説書より、「いのち」の現場』を真っ先に
拝見致しました。“肌感覚“のお言葉に、一昨年の晩秋、病院から旅立った母が
しばしば「人のぬくもりが何より…」と話していたことが偲ばれます。

電子媒体の利用が急増する中で、書物の魅力を再確認する機会を持つイベントを
講座修了作品として提案・企画しました。運営体制不足で不採用、コンセプトや
発想、アイデァを他の人の作品に生かせないかとのこと…
もの想う季節、標記の件名が浮びました。
次号を楽しみにしております。

No.97 - 2006/10/05(Thu) 16:44:56
”魂に負荷を与えるもの” / KAnolita [外国]
はじめましてkanolitaです。アメリカ合衆国で芸術を学んでいます。
佐伯さんの10月4日の日記で、野町和喜さんの写真について書かれておられますが、大変に賛同して読ませていただきました。”価値観の揺さぶられる写真”、”芸術は魂に負荷を与えるもの” 等々、私自身が芸術に対して感じていることや、世の中の芸術に対する価値観が明確な言葉で表現されていて、とても感動しました。
チープな癒しが求められている為に魂に負荷を与えるような表現は重いものとして嫌煙される。とてもやるせ無いことです。世界は、いのちはものすごく重いのはあたりまえで、誰もが知っているのに受け入れたくないのでしょうか。

No.96 - 2006/10/05(Thu) 06:23:18
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