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-----風の旅人 掲示板-----

「風の旅人」と呼応すると思われる「質的な情報」を、読者の方々から発信していただけないものかと思っています。
自分の琴線に触れるもので、それが、「風の旅人」のなかを流れている風と何となく類似しているのではないかと感じるもの。
そうしたものを教えていただき、共有できれば嬉しいです。
例えば、ギャラリー、映画、本、旅先の風景、真心が感じられるお店、心和む場所、時流に流されない物等々・・・。
何でもいいのですが、世間の評価とは関係なく、味わいとか気配とか手触りとか、肌感覚を大事にしたものごと・・・。
どこかうさんくさい情報の洪水の中で、質の良い空気みたいなものは掻き消されてしまう。
だから、そういうものの密度を何とか濃くしていきたいです。



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(No Subject) / KAZETABI
 渋谷の東急文化村で開催中のポンペイ展、よかった。ゴールデンウィークは人でいっぱいで諦めたけれど、14日はそんなに混んでいなかった。
 当時の人々の生活は、今とほとんど変わらないということを目のあたりにして実感することができる。特に金の装飾品がすごかった。2000年前という感覚はまるでない。ブレスレットなど蛇をデザイン化したものが多い。蛇は魔よけと説明されていた。午前中、目黒の自然教育園に行き、去年の今頃、蛇がいたなあと思い出して、その場所に行ったら、やっぱり今年も蛇がいて、びっくりした。蛇のことが気になったのは、昨日、酒井健さんと話しをして、縄文時代のことや、本来の神道と靖国神社の違いのことをいろいろ考えていて、その際に蛇のイメージが頭にあったから。古代において、蛇は魂の円環の象徴。つまり死と再生を司るもの。
 ポンペイ展で見た黄金の蛇のブレスレットは、まさに魂の円環を表しているように思った。火山灰の下に眠っていて、2000年後、私たちの前に顕れた。2000年前も今も、ほとんど何も変わらないよ、と告げるために。

No.17 - 2006/05/15(Mon) 23:11:48
武田徹日記  / 葉っぱ64 
 この風の旅人BBSが懐かしいと思ったのは、僕が最初にネットでカキコした武田徹さんのhttp: //162.teacup.com/sinopy/bbsオンライン日記の板と同じだからでしょうか。当時は今の武田徹日記と違って現在のこの風の旅人の掲示板と同じ板で色々な人たちがカキコしていたのです。まだ、ブログという言葉が日本に上陸する前で、武田さんは一日も欠かさず丁寧に応答していました。その誠実さに感心したもので、共振しやすい僕は段々とカキコする回数が増えてしまい、武田さんを苦笑させたと思います。
 そうして、ブログという言葉が一般化する頃、ジャーナリスト養成講座(★今年も始まりますね、詳細は5/10日記で…http://anzenansin.org/)がスタートしてオンライン日記の方は返信、コメントカキコしない今のような板になりましたが、いつもロムを楽しみにしています。
 「風の旅人」にも連載記事を書き始めましたね。5/11日記の天命反転の記事も面白かったです。
 これによると、荒川修作のhttp://www.architectural-body.com/mitaka/f/outline.html#三鷹天命反転住宅 In Memory of Helen Kellerの第一次募集が始まっているんですね、三鷹の下連雀には住んでいたことがあるので大体の場所のイメージは出来るのですが、武田さんが書いているように、
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これは芸術品なのだ。荒川作とあれば最近流行のデザイナーズマンションの比ではない。芸術品の中に住みたい人が手に入れる住宅なのである(しかし住むには相当の覚悟が必要なのでは。荒川は以前、手で持っていないと倒れてしまうコーヒーカップを作った。身体性への覚醒とかいっていたような。WEBではディテイルがわからないけれど、荒川らしい理屈っぽい逆説がいろいろ仕込まれているのだろう)。そして、嫌な話だが、たぶん、値が上がる。住宅デフレはインフレターゲット設定という名の紙幣をじゃぶじゃぶ溢れさせる政策の実りもようやく出てきて都内ではさすがに減速したようだが、それでも転売して利益が出る物件は都心の相当好条件のもの以外では稀だろう。だがこれはおそらくは例外になるはずだ。今時、恒久的な建築物まで手掛けられる芸術家は多くない。これもガウディ(は、建築家だけどその作品の受容され方はやや特異だ)の作ったバルセロナの住宅のような経過を辿るのではないか。海外からも見物客がわざわざ訪れるような。その意味でも住みやすいか住みにくいか人を選びそう。(後略)
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 まあ、僕とは縁のない建物ですね、「住む」と「暮らし」を意識してズラしているのでしょうか。アートとは厄介なものですね。
 何か、結果として武田徹さんちにコメント出来ないから、ここにカキコしたみたいなかたちになりましたね。ご容赦下さい。それでは、みなさんのカキコを楽しみにしています。

No.15 - 2006/05/15(Mon) 23:09:54

Re: 武田徹日記  / KAZETABI
 荒川修作さんのことについては、「風の旅人」の次号の6月号で茂木健一郎さんも気合いを入れて書いています。
 武田徹さんは次号の6月号で、携帯電話のことについて書いていますが、以前に、携帯電話の、とある問題について雑誌に書いたところ、見本誌が送られてきて見たところ、知らない間に削除されていて、その編集側のスタンスと、大広告主である携帯電話会社が雑誌に圧力をかけたことについて書いています。
 携帯電話の、とある問題についても雑誌で掲載できないようですが、「風の旅人」には、その問題と、記事の削除のために携帯電話会社が圧力をかけるということまで書いてしまっているのです。

No.16 - 2006/05/15(Mon) 23:10:52
素敵なご発案ですね。  / 梅吉
掲示板では、はじめまして。

「…「風の旅人」と呼応すると思われる「質的な情報」を、読者の方々から発信していただけないものかと思っているのです。 …自分の琴線に触れるもので、それが、「風の旅人」のなかを流れている風と何となく類似しているのではないか、と思っていただけるものを教えていただき、共有できれば嬉しいなあと考えています。」

素敵なご発案ですね。ブログを始めたばかりで、私自身知らないことが多いのですが、将来的にそのような記事が発信できればいいなと思いました。カメのような歩みの私ですので、いつになることやら甚だ心もとないのですが、皆さまのカキコや記事などを拝見して勉強致したく存じております。
先ずは「風の旅人」の愛読者になることが先決ですね。(笑)では、また。

No.14 - 2006/05/15(Mon) 23:08:56
グーグル そしてこの掲示版 / 佐伯剛
葉っぱさん、こんにちは。まさに今日、このグーグルのサービスの件について、「編集便り」に書こうかなと思っていたところでした。
 というのは、昨日、私が「編集便り」に書いたこととリンクする内容だからです。
 私は、このシステムは大歓迎です。このシステムは、現在の書籍流通のあり方を根本から変える可能性があると思います。
 この件については、今日か明日、編集便りに書きたいと思います。

 nekoさん、こんにちは。
 この掲示場がどういうものになったらいいか、私なりのイメージを述べます。
 例えば、葉っぱさんのような「風の旅人」に関する問いをいただければ、以前のように掲示板のなかで返答を書くのではなく、「編集便り」の方に書かせていただく。
 そして、この掲示板には、もちろんそうした問いも大歓迎なのですが、「風の旅人」と呼応すると思われる「質的な情報」を、読者の方々から発信していただけないものかと思っているのです。
 敢えて「質的な情報」と述べたのは、世間で評判のなになに、という基準ではなく、自分の琴線に触れるもので、それが、「風の旅人」のなかを流れている風と何となく類似しているのではないか、と思っていただけるものを教えていただき、共有できれば嬉しいなあと考えています。
 例えば、ギャラリー、映画、本、旅の訪問先、お店、レストラン、地方の名産等々、何でもいいのですが、世間の評価とは関係なく、地味ながら心の琴線に触れてくる、味わいとか気配とか手触りとか。肌感覚を大事にしたもの・・・。
 もちろん、そういうものの感じ方は人それぞれですから、基準がバラバラになってしまう可能性もあります。ですので、とりあえず、「あっ、なんか風の旅人と合ってるんじゃない」みたいなもの
を基準にしていく。そうすることで、掴みがたいし、油断していると掻き消えてしまうような空気みたいな感覚を、より濃密に感じとれないものかとイメージしているのです。
 声が大きく、どこかうさんくさい情報の洪水の中で、質の良い空気みたいなものは掻き消されてしまいがちですから、そういうものの密度を濃くして、負けないようにしたいです。

No.8 - 2006/05/15(Mon) 22:56:46

タケノコが美味しかった / 葉っぱ64 
なるほど、そういうコンセプトですか、
それでしたら、タケノコが美味しかった
枚方の「農家 杉五兵衛」を紹介します。
http://www.zaq.ne.jp/column/hirakata/hirakata13.html
連休に僕が幹事でイトコ会をやったのですが、
去年この「農家 杉五兵衛」で老母の米寿の祝いを行い、
とても満足の宴だったので、イトコ会もここでやろうと思ったのに、京都でないとイヤ!(京都そのものがブランドになっているのですね)と言われ、とうとう嵐山で行うことになりました。ここ(嵐峡館)は料理がいまいちだったのです。温泉はよかったですが…。
京都から一歩離れると、意外といい店があります。「農家 杉五兵衛」はそんな店です。
http://www.zaq.ne.jp/column/hirakata/hirakata13.html

No.9 - 2006/05/15(Mon) 22:57:54
グーグル書籍検索 / 葉っぱ64
asahi.comのニュースによれば、グーグルで年内にも
日本で書籍検索サービスが始まるみたいですね、
現在、大手出版社に対して提携の交渉中だとのことですが、
「風の旅人」の場合はかような記事、画像のオープン・サービスをどう考えます?
記事参照:http://www.asahi.com/business/update/0511/196.html

No.7 - 2006/05/15(Mon) 22:55:20
こんにちは。  / neko
KAZETABIさんこんにちは。

ずっと以前、先の掲示板にもお邪魔したことのある根コです。
うちはこの冬、赤ん坊が生まれました。

生まれそうで生まれない陣痛が長く続いたので、「『なぜ?』だとか『どうしたらもっと』だとかいう”問い”なんてものは、日々をうまく切り盛りするレベルには必要だけれど、生き死にと関わるような場面では全く役に立たないものだなー」と思って退院してきたのですが、そこでブログ1月10日の「血や肉になる問い」を見ました。
ちょっと自分の出来事を経験したくらいで「問うこと」自体に意味がないと考えるのはまだ早いよ、やり方が違うのだよ、といわれた気がして何度も読みました。

そのうち、19号が、「あれ、もう4月だっけ」というようなワヤワヤのなかへ届いたのですが、地球・人類全体へ広がる母性を捉えたような表紙の写真にシンとした気持ちになったのでした。

おなかにいるときよりも、実際に生まれてきて、だっこして、オムツをかえてオッパイをやって、だんだんかわいくなっていくような気がします。

本や言葉でも、「形を得ること」は、とても大きな一段階なのだとおもいます。いったいこの掲示板がどんな「形」になっていくのか、見当つかないし、なかなかキーボードを打ってもいられないけれど、見続けていきたいとおもいます。

ひとりひとり、自分の担うべき分の産みの苦しみは避けられないものとしても、他の多くを巻き込みながらまだ全く見当のつかない状態の中で模索していくここでの『ツワリ』の課程が、KAZETABIさん&編集部のみなさんにとって、耐え難いほどにつらいようなものにはなりませんように。

No.5 - 2006/05/15(Mon) 22:51:47
掲示板開始 / KAZETABI
この掲示板を見るのは、ある程度は「風の旅人」に関心を持っている人だということを前提に、「風の旅人」に関係あること無いこと含めて、自由に書いていただけないものかと考えています。
 写真家だったら、自分の個展や写真集の告知も含めて。
 まったく関係のない営業目的の書き込みがある可能性もあるでしょうが、取りあえず気にしないことにしようと思います。

No.4 - 2006/05/15(Mon) 22:51:08
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