> えにしホースパークさん 私も、しゃくとりむしさんの意見に同感です。 縦に使う場合は「火打ち」ではなく「方杖(ほうずえ)」という名前になるんですが、筋交いと違って、柱の端部ではなく中間地点に取りつくため、その部分に強い力がかかって折れやすくなるそうです。 里川長生著「木造建築」によると、「(方杖の)両端仕口は傾ぎ大入れボルト締めとする。しかし水平力に対して方杖の仕口部分が切断されることがあるので、添え柱によって補強するなど、細心の注意が必要である。」と書かれています。 短めの柱材を、梁〜方杖の取りつき部を十分余裕でカバーするまで柱に抱かせるという方法が図示されてます。 方杖の材は木材でも金物でも同じことだとは思いますが、心配なのは上記のことです。 方杖は「はさみ梁」のように、2枚の材で柱・梁をはさんでボルト締めする方法もあるそうなので、いっそのこと、下の図のように、土台に達するまで「はさみ方杖?」なんてのはどうでしょう(^_^; 壁面のない、風通しのよい小屋にするのなら可能かな〜? あ、あと小屋作りDVDの事例で紹介したのは火打ちですから、「柱と梁を削ってボルトで留める」ではなく、「梁と桁を削ってボルトで留める」です。 ![]() |