chikoさん、はじめまして HP内にある、2×4工法で増築した小屋の外壁に使ったプラダンシート(サンプライシート)のことですね。 > 貼り付ける際の釘は何を使ったらいいのでしょうか? シートのサイズが910×1820で、これを縦に使います。下地は455間隔で縦に胴縁が入っています。シートを留めつける釘は、釘ではなくタッカー(ホチキスの大型版)でやりました。両端はシートどおしの継ぎ目になる部分ですが、ここは上から胴縁材を被せて胴縁材をコーススレッドで打ち留め、シートを圧着する感じです。 この方法での結果ですが、胴縁材で圧着した両端部は良いのですが、中央部のタッカーのみのところは強風が吹くと簡単にはずれてしまいます。当然といえば当然ですね(^^ゞ しかしこの地区は山に囲まれていて風があまり吹かないので、それでも問題なく経過しています。 釘などの、頭の小さな金物では、軟らかいシートが簡単に穴があく可能性が高いので、もしも釘を使うなら、波板屋根を留める際に使用する傘釘などが良いと思います。 一番いいのは、下地の入っているラインすべてに、上から胴縁材で押さえ込むことです。HPの事例では910間隔で胴縁材で押さえていますが、これを455間隔にすればまず大丈夫だと思います。 (台風常襲地域だったら分かりませんが・・) > カットするには普通のカッターで大丈夫ですか? カッターナイフで簡単に切れます。 > つなぎ目に胴縁材ということですが、そこが水にあたって腐れるということはないですか? 胴縁材はあらかじめ塗装しておきます。ステイン系の(浸透性の)木材保護着色塗料が良いと思います。HPの事例では、作ってから6年ほどたちますが、まだまだ大丈夫です。むしろ適度に古びた様子がいいカンジを出してますよ(^_^)v ただし前述したようにここは風が弱いため横殴りの雨にあたることはほとんどなく、劣化の要素のほとんどは日光だと思われます。 雨が頻繁に横からかかる地域では劣化が早いかも。 いずれにしても、限界が来たら胴縁材を取り換えるつもりでいれば問題ないと思います。なお、留めつけにはステンレスのコーススレッドを使います。 > 降雪地域ですが、耐用年数はどのくらいと考えますか? プラダンシートには水性ペイントで塗装しましたが、6年経過して、剥がれたところは全くないです。あとどのくらい持つのか分かりませんが、全部で最低10年はいけるという感じですかね〜 うちは雪は多いときで50センチくらいです。屋根ではなく壁なので、雪による影響はないと考えています。 > その他、注意点があればなんでも 温度変化で収縮がけっこうあります。暑くなると伸びて、たわんだ状態になります。 もしも夏の暑い時期に施工すると、そのときにシートをピンと張った状態で釘打ちなどしてしまうと、冬の寒さで縮んだ際に引っ張られて、釘穴が裂ける可能性があります。 寒い時にピンと張って施工するのが一番ですが、収縮してもそれを逃がすような遊びを設けた固定方法があればそれでもいいです。 5年経過後(去年)の様子 近くで見ると古くなってきていることが分かるが、遠くから見る限りはまだまだイケル ↓↓ ![]() |