これは去年、知り合いの家の解体現場からいただいてきた材木で、梁に使われていたもの。仕口は「カブト蟻掛け」と思われます。 柱の上にまずは桁が乗り、桁に刻まれた「大入れ蟻」の仕口に落としこむ「京呂組み」の一種。上に掘られているのはタルキが乗るための溝です。 ちなみに柱の上に梁が乗り、その上に桁が乗るのは「折置き組み」というやつで、私はこっちのほうが好きです。丈夫そうだし。 ただいま、こういう材木を使って小屋の増築をしています。でもこの材木は梁に使うんじゃなくて、横に倒して土台にしています。重いんで・・・(^_^; ![]() |